JPH083597Y2 - 壁パネル取付け装置 - Google Patents
壁パネル取付け装置Info
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- JPH083597Y2 JPH083597Y2 JP1945290U JP1945290U JPH083597Y2 JP H083597 Y2 JPH083597 Y2 JP H083597Y2 JP 1945290 U JP1945290 U JP 1945290U JP 1945290 U JP1945290 U JP 1945290U JP H083597 Y2 JPH083597 Y2 JP H083597Y2
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- holding device
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Landscapes
- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は、水平配置の壁パネルの側縁を把持、また
は、壁パネルの正面を吸盤により吸着(以下両者を総称
して「保持」という。)して起立させ、該壁パネルを建
築物の壁設置位置に順次隣接させて平行に立掛け設置す
る場合に好適な台車式の壁パネル取付け装置に関する。
は、壁パネルの正面を吸盤により吸着(以下両者を総称
して「保持」という。)して起立させ、該壁パネルを建
築物の壁設置位置に順次隣接させて平行に立掛け設置す
る場合に好適な台車式の壁パネル取付け装置に関する。
《従来の技術》 例えば建築現場等において、積層状態の壁パネルを上
部のものから1枚ずつ把持して起立させ、建築物の所定
位置に立掛け設置するような場合、クレーン等を用いる
のが一般的である。即ち、クレーンで吊下したワイヤの
下端に壁パネル把持用のクランプ装置を取付け、このク
ランプ装置によって壁パネル両側縁を把持させるもので
ある。
部のものから1枚ずつ把持して起立させ、建築物の所定
位置に立掛け設置するような場合、クレーン等を用いる
のが一般的である。即ち、クレーンで吊下したワイヤの
下端に壁パネル把持用のクランプ装置を取付け、このク
ランプ装置によって壁パネル両側縁を把持させるもので
ある。
従来このような場合に用いられるクランプ装置とし
て、例えば実開昭62-59681号公報等に示されているよう
に、棒状アームの一端に固定式クランプを取付けるとと
もに、他端に油圧ジャッキ等の加圧動作式クランプを取
付け、壁パネルを両クランプによって強力に把持できる
ようにしたものが知られている。
て、例えば実開昭62-59681号公報等に示されているよう
に、棒状アームの一端に固定式クランプを取付けるとと
もに、他端に油圧ジャッキ等の加圧動作式クランプを取
付け、壁パネルを両クランプによって強力に把持できる
ようにしたものが知られている。
ところが、建築現場によっては、スペース的制約等か
らクレーン設置が困難な場合がある。このため出願人に
おいては、床面上で移動できる台車上に、壁パネル取上
げ用治具を設け、比較的狭い床面積でも、容易に壁パネ
ルを取上げて立掛け設置できるようにした台車式の壁パ
ネル取付け装置を既に提案している(例えば実願平1-82
256号(実公平6-7176号)等)。この壁パネル取付け装
置は、門形をなし、その各支柱部の下端に移動方向自在
な台車が設けられた基枠と、この基枠の各支柱部にそれ
ぞれ昇降可能に取付けられた互いに平行な一対の支持ア
ームおよびこの各支持アームを昇降させる昇降操作機構
と、前記各支持アームに取付けられ、水平載置状態の壁
パネルの対向する側縁を把持回動して立上げるクランプ
装置とを備えたものである。
らクレーン設置が困難な場合がある。このため出願人に
おいては、床面上で移動できる台車上に、壁パネル取上
げ用治具を設け、比較的狭い床面積でも、容易に壁パネ
ルを取上げて立掛け設置できるようにした台車式の壁パ
ネル取付け装置を既に提案している(例えば実願平1-82
256号(実公平6-7176号)等)。この壁パネル取付け装
置は、門形をなし、その各支柱部の下端に移動方向自在
な台車が設けられた基枠と、この基枠の各支柱部にそれ
ぞれ昇降可能に取付けられた互いに平行な一対の支持ア
ームおよびこの各支持アームを昇降させる昇降操作機構
と、前記各支持アームに取付けられ、水平載置状態の壁
パネルの対向する側縁を把持回動して立上げるクランプ
装置とを備えたものである。
そして、上記の壁パネル取付け装置では、クランプ装
置による壁パネルの把持回動中心位置を、その壁パネル
を鉛直に起立させた場合におけるクランプ装置および壁
パネルの複合重心位置から、一定距離上方に偏位した位
置に設定し、クランプ装置で壁パネルを取上げるに従っ
て、その壁パネルを重心の側が低くなる方向に自然に回
動させて立ち上げるようにしている。
置による壁パネルの把持回動中心位置を、その壁パネル
を鉛直に起立させた場合におけるクランプ装置および壁
パネルの複合重心位置から、一定距離上方に偏位した位
置に設定し、クランプ装置で壁パネルを取上げるに従っ
て、その壁パネルを重心の側が低くなる方向に自然に回
動させて立ち上げるようにしている。
《考案が解決しようとする課題》 このような先提案に係る装置では、上記した問題点は
解決でき、その点で充分な効果を発揮することができる
が、そのクランプ装置などの保持装置が壁パネル立掛け
設置後のように壁パネル非保持状態において、保持装置
の安定性が悪くなるおそれがある。即ち、保持装置で壁
パネルの中央部側面を保持して持上げることにより、壁
パネルが自然に立て起こされるよう、保持装置による保
持回動中心を、壁パネルと保持装置との複合重心の上方
に設定している結果、壁パネル非保持状態では保持装置
自体の重心が回動中心の側方にずれる。したがって、壁
パネルを垂直に据付けた後、保持装置を開放状態とした
ときなど、保持装置が自重で回転し、保持装置の壁パネ
ル保持面が上向きになったりして、そのままでは次の壁
パネルの保持ができない等の問題が生じる。
解決でき、その点で充分な効果を発揮することができる
が、そのクランプ装置などの保持装置が壁パネル立掛け
設置後のように壁パネル非保持状態において、保持装置
の安定性が悪くなるおそれがある。即ち、保持装置で壁
パネルの中央部側面を保持して持上げることにより、壁
パネルが自然に立て起こされるよう、保持装置による保
持回動中心を、壁パネルと保持装置との複合重心の上方
に設定している結果、壁パネル非保持状態では保持装置
自体の重心が回動中心の側方にずれる。したがって、壁
パネルを垂直に据付けた後、保持装置を開放状態とした
ときなど、保持装置が自重で回転し、保持装置の壁パネ
ル保持面が上向きになったりして、そのままでは次の壁
パネルの保持ができない等の問題が生じる。
なお、保持装置の重心が回動中心の垂線上方に配置し
た状態では、保持装置が安定するが、保持装置にわずか
の回転力が加わっただけで、保持装置の重心が回動中心
の垂線上を離れ、保持装置が自重による偏心モーメント
によって回動し、保持面が垂直状態となり易い。このよ
うな自重による保持装置の回転が作業中に不意に行われ
ると接触危険性があり、また手作業による戻し作業が必
要となる等の煩わしさもある。
た状態では、保持装置が安定するが、保持装置にわずか
の回転力が加わっただけで、保持装置の重心が回動中心
の垂線上を離れ、保持装置が自重による偏心モーメント
によって回動し、保持面が垂直状態となり易い。このよ
うな自重による保持装置の回転が作業中に不意に行われ
ると接触危険性があり、また手作業による戻し作業が必
要となる等の煩わしさもある。
そこで、これまでは差込みピンによって回動防止を図
る等の対策を施しているが、このピン方式では、差込み
忘れや抜き忘れ等の可能性がある。
る等の対策を施しているが、このピン方式では、差込み
忘れや抜き忘れ等の可能性がある。
本考案はこのような事情に鑑みてなされたもので、壁
パネルの立上げ操作が自動的に行えるだけでなく、壁パ
ネル非保持状態においても保持装置の保持面が下向きと
なるよう安定させ、壁パネルの保持が確実に行えるとと
もに、安全性および作業性の向上等が図れる壁パネル取
付け装置を提供することを目的とする。
パネルの立上げ操作が自動的に行えるだけでなく、壁パ
ネル非保持状態においても保持装置の保持面が下向きと
なるよう安定させ、壁パネルの保持が確実に行えるとと
もに、安全性および作業性の向上等が図れる壁パネル取
付け装置を提供することを目的とする。
《課題を解決するための手段》 上記目的を達成するため、本考案に係る壁パネル取付
け装置は、門形をなし、その各支柱部の下端に移動方向
自在な台車が設けられた基枠と、この基枠の各支柱部に
それぞれ昇降可能に取付けられた互いに平行な一対の支
持アームおよびこの各支持アームを昇降させる昇降操作
機構と、前記各支持アームに取付けられ、水平載置状態
の壁パネルの対向する側縁を把持し、または、正面を吸
盤により吸着し、回動して立上げる保持装置とを備え、
前記保持装置による前記壁パネルの保持回動中心位置
を、その壁パネルを鉛直に起立させた場合における前記
保持装置および壁パネルの複合重心位置から、一定距離
上方に偏位した位置に設定する一方、壁パネル非保持状
態下で前記保持装置をパネル保持面が下向きになる方向
に付勢する付勢手段を設けた。
け装置は、門形をなし、その各支柱部の下端に移動方向
自在な台車が設けられた基枠と、この基枠の各支柱部に
それぞれ昇降可能に取付けられた互いに平行な一対の支
持アームおよびこの各支持アームを昇降させる昇降操作
機構と、前記各支持アームに取付けられ、水平載置状態
の壁パネルの対向する側縁を把持し、または、正面を吸
盤により吸着し、回動して立上げる保持装置とを備え、
前記保持装置による前記壁パネルの保持回動中心位置
を、その壁パネルを鉛直に起立させた場合における前記
保持装置および壁パネルの複合重心位置から、一定距離
上方に偏位した位置に設定する一方、壁パネル非保持状
態下で前記保持装置をパネル保持面が下向きになる方向
に付勢する付勢手段を設けた。
《作用》 壁パネルを立掛け設置する場合には、まず門形の基枠
を水平載置状態の壁パネルに股がせる位置に配置する。
この状態で支持アームを下降させ、クランプ装置によっ
て壁パネルの対向する側縁を把持し、または吸盤により
壁パネルの正面を吸着させる。
を水平載置状態の壁パネルに股がせる位置に配置する。
この状態で支持アームを下降させ、クランプ装置によっ
て壁パネルの対向する側縁を把持し、または吸盤により
壁パネルの正面を吸着させる。
保持装置によって壁パネルを保持した後は、支持アー
ムを上昇させる。この場合、クランプ装置による壁パネ
ルの保持回動中心位置を、その壁パネルを鉛直に起立さ
せた場合における保持装置および壁パネルの複合重心位
置から、一定距離上方に偏位した位置に設定しているの
で、壁パネルを取上げるに従って、壁パネルは重心の側
が低くなる方向に自然に回動し、略垂直状態に起立す
る。
ムを上昇させる。この場合、クランプ装置による壁パネ
ルの保持回動中心位置を、その壁パネルを鉛直に起立さ
せた場合における保持装置および壁パネルの複合重心位
置から、一定距離上方に偏位した位置に設定しているの
で、壁パネルを取上げるに従って、壁パネルは重心の側
が低くなる方向に自然に回動し、略垂直状態に起立す
る。
壁パネルを起立状態とした後は、その壁パネルを所定
の設置位置に移動して、壁パネルの据付けを行なえばよ
い。
の設置位置に移動して、壁パネルの据付けを行なえばよ
い。
以後は、開放状態となった保持装置により壁パネルを
再び保持して、前記操作を繰返せばよいが、保持装置
は、付勢手段によって壁パネル非保持状態下で壁パネル
保持面が下向きになる方向に付勢されるので、保持装置
が壁パネル保持状態に安定し、操作性の向上が図れると
ともに、不要な回動が防止され、安全性向上も図れるよ
うになる。
再び保持して、前記操作を繰返せばよいが、保持装置
は、付勢手段によって壁パネル非保持状態下で壁パネル
保持面が下向きになる方向に付勢されるので、保持装置
が壁パネル保持状態に安定し、操作性の向上が図れると
ともに、不要な回動が防止され、安全性向上も図れるよ
うになる。
《実施例》 以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図〜第4図はこの実施例に係る壁パネル取付け装
置の構成を示し、第5図〜第9図は作用を示している。
置の構成を示し、第5図〜第9図は作用を示している。
第1図〜第3図に示すように、門形をなす基枠1が備
えられている。この基枠1は、左右一対の支柱部2と、
この各支柱部2の上端を連結固定する複数本の横架枠部
3と、各支柱部2の下端をそれぞれ床面4上で回転方向
自在に支持する台車5とからなっている。
えられている。この基枠1は、左右一対の支柱部2と、
この各支柱部2の上端を連結固定する複数本の横架枠部
3と、各支柱部2の下端をそれぞれ床面4上で回転方向
自在に支持する台車5とからなっている。
基枠1の各支柱部2はシリンダ状の下部支柱部2aと、
この下部支柱部2a内に挿入された上部支柱部2bとからな
り、上部支柱部2bは、下部支柱部2aに平行に設けた昇降
操作機構としての油圧シリンダ10に上端で連結されてい
る。上部支柱部2bには、互いに平行な一対の支持アーム
6がそれぞれ昇降可能に取付けられている。この各支持
アーム6は略L字形をなし、それぞれその一辺がガイド
ローラ7を介して中空枠状の支柱部2にスライド可能に
支持されている。
この下部支柱部2a内に挿入された上部支柱部2bとからな
り、上部支柱部2bは、下部支柱部2aに平行に設けた昇降
操作機構としての油圧シリンダ10に上端で連結されてい
る。上部支柱部2bには、互いに平行な一対の支持アーム
6がそれぞれ昇降可能に取付けられている。この各支持
アーム6は略L字形をなし、それぞれその一辺がガイド
ローラ7を介して中空枠状の支柱部2にスライド可能に
支持されている。
また、各支持アーム6は上部支柱部2bにワイヤまたは
チェーン(以下、「ワイヤ」という。)8で吊下され、
ワイヤ8はプーリ9を介して下部支柱部2aに止着されて
いる。そして、油圧シリンダ10の作動によって上部支柱
部2bが伸縮するとともに、ワイヤ8を介して、支持アー
ム6が昇降し得るようになっている。
チェーン(以下、「ワイヤ」という。)8で吊下され、
ワイヤ8はプーリ9を介して下部支柱部2aに止着されて
いる。そして、油圧シリンダ10の作動によって上部支柱
部2bが伸縮するとともに、ワイヤ8を介して、支持アー
ム6が昇降し得るようになっている。
各支持アーム6の先端部間には、水平載置状態の壁パ
ネル13の対向側縁を把持するクランプ装置14が設けられ
ている。クランプ装置14は第1図に詳細に示すように、
各支持アーム6の先端に水平な軸15を介して上下方向に
回動可能に支持されたクランプ保持部材16と、このクラ
ンプ保持部材16に一体回動可能に、かつ互いに接離する
方向にスライド可能に保持された断面略L字形の一対の
クランプ17とを有している。そして、各クランプ17は、
クランプ保持部材16に取付けた油圧シリンダ等からなる
拡縮駆動機構18によって、相対する方向にスライド駆動
されるようになっている。
ネル13の対向側縁を把持するクランプ装置14が設けられ
ている。クランプ装置14は第1図に詳細に示すように、
各支持アーム6の先端に水平な軸15を介して上下方向に
回動可能に支持されたクランプ保持部材16と、このクラ
ンプ保持部材16に一体回動可能に、かつ互いに接離する
方向にスライド可能に保持された断面略L字形の一対の
クランプ17とを有している。そして、各クランプ17は、
クランプ保持部材16に取付けた油圧シリンダ等からなる
拡縮駆動機構18によって、相対する方向にスライド駆動
されるようになっている。
また、クランプ装置14による壁パネル13の把持回動中
心位置(軸15の位置)a(第7図参照)は、その壁パネ
ル13を鉛直に起立させた場合におけるクランプ装置14お
よび壁パネル13の複合重心位置から、一定距離上方に離
間した位置に設定されている。
心位置(軸15の位置)a(第7図参照)は、その壁パネ
ル13を鉛直に起立させた場合におけるクランプ装置14お
よび壁パネル13の複合重心位置から、一定距離上方に離
間した位置に設定されている。
さらに、クランプ装置14を、壁パネル13の非把持状態
下で壁パネル把持面が下向きになる方向に付勢する付勢
手段として、コイルスプリング19が設けられている。こ
のコイルスプリング19は引張りばねで、クランプ保持部
材16の一端と、支持アーム6との間に張設されている。
なお、コイルスプリング19の張力は、壁パネル13が垂直
になることを妨げない程度のばね定数のものとされてい
る。
下で壁パネル把持面が下向きになる方向に付勢する付勢
手段として、コイルスプリング19が設けられている。こ
のコイルスプリング19は引張りばねで、クランプ保持部
材16の一端と、支持アーム6との間に張設されている。
なお、コイルスプリング19の張力は、壁パネル13が垂直
になることを妨げない程度のばね定数のものとされてい
る。
また、支持アームに6には、その長手方向に沿って移
動する滑車20が溝21を介して設けられ、この滑車20にコ
イルスプリング19の中途部分が掛止されて折曲され、こ
れによりコイルスプリング19の張力の方向が変化し得る
ようになっている。すなわち、滑車20を支持アーム6の
先端側に移動すれば折曲角度が大となり、張力も大とな
る。逆に、滑車20を支持アーム6の基端側に移動すれば
張力が小となる。
動する滑車20が溝21を介して設けられ、この滑車20にコ
イルスプリング19の中途部分が掛止されて折曲され、こ
れによりコイルスプリング19の張力の方向が変化し得る
ようになっている。すなわち、滑車20を支持アーム6の
先端側に移動すれば折曲角度が大となり、張力も大とな
る。逆に、滑車20を支持アーム6の基端側に移動すれば
張力が小となる。
次に第5図〜第9図によって作用を説明する。
壁パネル13を立掛け設置する場合には、まず第5図
(A)に示すように、門形の基枠1を水平載置状態の壁
パネル13に股がせる位置に配置する。この状態で支持ア
ーム6を下降させ、クランプ装置14によって壁パネル13
の対向する側縁を把持させる。
(A)に示すように、門形の基枠1を水平載置状態の壁
パネル13に股がせる位置に配置する。この状態で支持ア
ーム6を下降させ、クランプ装置14によって壁パネル13
の対向する側縁を把持させる。
クランプ装置14によって壁パネル13を把持した後は、
第5図(B)〜(D)および第6図に示すように、支持
アーム6を次第に上昇させる。この場合、クランプ装置
14による壁パネル13の把持回動中心位置を、その壁パネ
ル13を鉛直に起立させた場合におけるクランプ装置14お
よび壁パネル13の複合重心位置から、一定距離上方に偏
位した位置に設定しているので、壁パネル13を取上げる
に従って、壁パネル13は重心の側が低くなる方向に自然
に回動し、略垂直状態に起立する。壁パネル13を起立状
態とした後は、その壁パネル13を所定の設置位置に移動
して、壁パネルの据付けを行なえばよい。
第5図(B)〜(D)および第6図に示すように、支持
アーム6を次第に上昇させる。この場合、クランプ装置
14による壁パネル13の把持回動中心位置を、その壁パネ
ル13を鉛直に起立させた場合におけるクランプ装置14お
よび壁パネル13の複合重心位置から、一定距離上方に偏
位した位置に設定しているので、壁パネル13を取上げる
に従って、壁パネル13は重心の側が低くなる方向に自然
に回動し、略垂直状態に起立する。壁パネル13を起立状
態とした後は、その壁パネル13を所定の設置位置に移動
して、壁パネルの据付けを行なえばよい。
以後は、開放状態となったクランプ装置14により壁パ
ネル13を再び把持して、前記操作を繰返せばよいが、ク
ランプ装置14は、付勢手段としてのコイルスプリング19
によって壁パネル非把持状態下で壁パネル把持面が下向
きになる方向に付勢されるので、クランプ装置14が壁パ
ネル把持状態に安定する。この作用を第7図〜第9図に
詳細に示している。
ネル13を再び把持して、前記操作を繰返せばよいが、ク
ランプ装置14は、付勢手段としてのコイルスプリング19
によって壁パネル非把持状態下で壁パネル把持面が下向
きになる方向に付勢されるので、クランプ装置14が壁パ
ネル把持状態に安定する。この作用を第7図〜第9図に
詳細に示している。
即ち、第7図および第8図において、クランプ自重に
よる回転力(Mcは、 Mc=Wc・e=Wc・X・sinθ である。
よる回転力(Mcは、 Mc=Wc・e=Wc・X・sinθ である。
ここで、Wcはクランプ自重、eは回転中心から重心まで
の水平距離、θはクランプの回転角度(水平のとき0
°)、Xはクランプ装置14の重心位置bと把持回動中心
位置aとの間の距離である。
の水平距離、θはクランプの回転角度(水平のとき0
°)、Xはクランプ装置14の重心位置bと把持回動中心
位置aとの間の距離である。
また、スプリングの引張り力による回転力(Ms)は、 Ms=Ps・es≠Ps・L・cosθ である。ここで、Psはスプリングの引張り力、esは回転
中心からPsまでの距離、Lはコイルスプリング19に対す
るクランプ保持部材16上の固定位置と把持回動中心位置
aとの間の距離である。Psは、θの角度変化にほぼ比例
する。esはθ=0°およびθ=90°で最小、中間角度で
は大きくなる。Psの作用方向が常にPo°と平行と仮定す
れば、es=L×cos(45°−θ)となる。esの導出にお
いては、クランプ保持部材16と滑車20の距離は十分長
く、かつ、両者を結ぶ線分は、水平面に対し、45度の角
度をなしていると仮定している。このことを第10図に示
す。
中心からPsまでの距離、Lはコイルスプリング19に対す
るクランプ保持部材16上の固定位置と把持回動中心位置
aとの間の距離である。Psは、θの角度変化にほぼ比例
する。esはθ=0°およびθ=90°で最小、中間角度で
は大きくなる。Psの作用方向が常にPo°と平行と仮定す
れば、es=L×cos(45°−θ)となる。esの導出にお
いては、クランプ保持部材16と滑車20の距離は十分長
く、かつ、両者を結ぶ線分は、水平面に対し、45度の角
度をなしていると仮定している。このことを第10図に示
す。
これらの回転力を合成すると第9図に示すようにな
り、同図から下記のことが分かる。
り、同図から下記のことが分かる。
(1) 水平に近い角度では、水平になろうとし、垂直
に近い角度では垂直になろうとする。
に近い角度では垂直になろうとする。
(2) 回転力が小さいので、急激な回転は起こらな
い。
い。
(3) 回転力が小さいので、垂直状態から水平状態へ
小さな力で戻すことができる。
小さな力で戻すことができる。
したがって、本実施例によれば、クランプ装置14が壁
パネル把持状態に安定し、操作性の向上が図れるととも
に、不要な回動が防止され、安全性向上も図れるように
なる。
パネル把持状態に安定し、操作性の向上が図れるととも
に、不要な回動が防止され、安全性向上も図れるように
なる。
なお、前記実施例では、クランプ装置14を壁パネル13
の非把持状態下でパネル把持面が下向きになる方向に付
勢する付勢手段を引張りコイルスプリング19としたが、
捩りコイルスプリング等にしてもよい。
の非把持状態下でパネル把持面が下向きになる方向に付
勢する付勢手段を引張りコイルスプリング19としたが、
捩りコイルスプリング等にしてもよい。
また、前記実施例ではコイルスプリング19の張力を滑
車20によって張設し得る構成としたが、張力張設手段と
しては他の構成が採用でき、張力が適正な場合など、張
力張設手段を省略することもできる。
車20によって張設し得る構成としたが、張力張設手段と
しては他の構成が採用でき、張力が適正な場合など、張
力張設手段を省略することもできる。
また、クランプ装置に代えて吸盤による吸着手段を用
いる場合も同様である。
いる場合も同様である。
《考案の効果》 以上のように、本考案に係る壁パネル取付け装置によ
れば、クランプ装置を、付勢手段によって壁パネル非把
持状態下で壁パネル把持面が下向きになる方向に付勢す
るようにしたので、壁パネルの立上げ操作が自動的に行
えるだけでなく、壁パネル非把持状態においてもクラン
プ装置の把持面が下向きとなるよう安定させ、壁パネル
の把持が確実に行えるとともに、安全性および作業性の
向上等が図れる等の効果が奏される。
れば、クランプ装置を、付勢手段によって壁パネル非把
持状態下で壁パネル把持面が下向きになる方向に付勢す
るようにしたので、壁パネルの立上げ操作が自動的に行
えるだけでなく、壁パネル非把持状態においてもクラン
プ装置の把持面が下向きとなるよう安定させ、壁パネル
の把持が確実に行えるとともに、安全性および作業性の
向上等が図れる等の効果が奏される。
第1図は本考案に係る壁パネル取付け装置の一実施例を
示す斜視図、第2図は同正面図、第3図は同側面図、第
4図は同平面図、第5図および第6図はクランプ作用を
示す図、第7図〜第9図はクランプ回動状態を示す作用
説明図、第10図はスプリングの引掛り力による回転力を
求めるための説明図である。 1……基枠 2……支柱部 5……台車 6……支持アーム 10……油圧シリンダ(昇降操作機構) 13……壁パネル 14……クランプ装置 16……クランプ保持部材 19……コイルスプリング(付勢手段)
示す斜視図、第2図は同正面図、第3図は同側面図、第
4図は同平面図、第5図および第6図はクランプ作用を
示す図、第7図〜第9図はクランプ回動状態を示す作用
説明図、第10図はスプリングの引掛り力による回転力を
求めるための説明図である。 1……基枠 2……支柱部 5……台車 6……支持アーム 10……油圧シリンダ(昇降操作機構) 13……壁パネル 14……クランプ装置 16……クランプ保持部材 19……コイルスプリング(付勢手段)
Claims (1)
- 【請求項1】門形をなし、その各支柱部の下端に移動方
向自在な台車が設けられた基枠と、この基枠の各支柱部
にそれぞれ昇降可能に取付けられた互いに平行な一対の
支持アームおよびこの各支持アームを昇降させる昇降操
作機構と、前記各支持アームに取付けられ、水平載置状
態の壁パネルの対向する側縁を把持し、または、正面を
吸盤により吸着し、回動して立上げる保持装置とを備
え、前記保持装置による前記壁パネルの保持回動中心位
置を、その壁パネルを鉛直に起立させた場合における前
記保持装置および壁パネルの複合重心位置から、一定距
離上方に偏位した位置に設定するとともに、壁パネル非
保持状態下で前記保持装置をパネル保持面が下向きにな
る方向に付勢する付勢手段を設けたことを特徴とする壁
パネル取付け装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1945290U JPH083597Y2 (ja) | 1990-03-01 | 1990-03-01 | 壁パネル取付け装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1945290U JPH083597Y2 (ja) | 1990-03-01 | 1990-03-01 | 壁パネル取付け装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03111747U JPH03111747U (ja) | 1991-11-15 |
| JPH083597Y2 true JPH083597Y2 (ja) | 1996-01-31 |
Family
ID=31522569
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1945290U Expired - Lifetime JPH083597Y2 (ja) | 1990-03-01 | 1990-03-01 | 壁パネル取付け装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH083597Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-03-01 JP JP1945290U patent/JPH083597Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03111747U (ja) | 1991-11-15 |
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