JPH0836172A - 液晶表示装置 - Google Patents
液晶表示装置Info
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- JPH0836172A JPH0836172A JP6173772A JP17377294A JPH0836172A JP H0836172 A JPH0836172 A JP H0836172A JP 6173772 A JP6173772 A JP 6173772A JP 17377294 A JP17377294 A JP 17377294A JP H0836172 A JPH0836172 A JP H0836172A
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- Japan
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- liquid crystal
- crystal display
- display device
- substrates
- retardation plate
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Abstract
(57)【要約】
【構成】透明電極9A、9Bと配向膜10A、10Bを
設けた2枚の透明ガラス基板8A、8Bを所定の間隙を
隔てて重ね合わせ、両基板8A、8B間に厚さ方向にね
じれた液晶層11を封止して成る液晶表示素子12と、
光入射側の基板8Aの外側に設けた偏光板7と、反対側
の基板8Bの外側に設けた光吸収シート6と、基板8B
に設けたストライプ状の位相差板1を有する構成。 【効果】バックライトとカラーフィルタが不要で、低消
費電力で、表示の明るいカラー液晶表示装置を実現する
ことができる。
設けた2枚の透明ガラス基板8A、8Bを所定の間隙を
隔てて重ね合わせ、両基板8A、8B間に厚さ方向にね
じれた液晶層11を封止して成る液晶表示素子12と、
光入射側の基板8Aの外側に設けた偏光板7と、反対側
の基板8Bの外側に設けた光吸収シート6と、基板8B
に設けたストライプ状の位相差板1を有する構成。 【効果】バックライトとカラーフィルタが不要で、低消
費電力で、表示の明るいカラー液晶表示装置を実現する
ことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、透明電極と配向膜を設
けた2枚の透明絶縁基板を所定の間隙を隔てて重ね合わ
せ、両基板間に厚さ方向にねじれた液晶を封止した液晶
表示素子を具備して成る液晶表示装置に関する。
けた2枚の透明絶縁基板を所定の間隙を隔てて重ね合わ
せ、両基板間に厚さ方向にねじれた液晶を封止した液晶
表示素子を具備して成る液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の単純マトリクス方式の液晶表示装
置は、表示画面と垂直な方向から見た場合に互いに垂直
に伸張するストライプ状の透明電極を、それぞれ対向す
る面上に形成した上下2枚の透明ガラス基板を所定の間
隙を隔てて重ね合わせ、該両基板間の縁部に枠状に設け
たシール材により、両基板を貼り合わせると共に、シー
ル材の一部に設けた液晶封入口から両基板間のシール材
の内側に液晶を封入、封止し、液晶は厚さ方向にねじれ
ており、さらに両基板の外側に偏光板を設けて成る液晶
表示素子(液晶表示パネル)と、液晶表示素子の下に配
置され、液晶表示素子に光を供給するバックライトと、
液晶表示素子の外周部の外側に配置された駆動用の回路
基板と、これらの各部材を保持するモールド成形品であ
る枠状体と、これらの各部材を収納し、液晶表示窓があ
けられた金属製フレーム等を含んで構成され、上下両基
板の透明電極に電圧を印加することにより、透明電極間
の液晶部がこの電圧に応答し、文字、図形を表示する。
置は、表示画面と垂直な方向から見た場合に互いに垂直
に伸張するストライプ状の透明電極を、それぞれ対向す
る面上に形成した上下2枚の透明ガラス基板を所定の間
隙を隔てて重ね合わせ、該両基板間の縁部に枠状に設け
たシール材により、両基板を貼り合わせると共に、シー
ル材の一部に設けた液晶封入口から両基板間のシール材
の内側に液晶を封入、封止し、液晶は厚さ方向にねじれ
ており、さらに両基板の外側に偏光板を設けて成る液晶
表示素子(液晶表示パネル)と、液晶表示素子の下に配
置され、液晶表示素子に光を供給するバックライトと、
液晶表示素子の外周部の外側に配置された駆動用の回路
基板と、これらの各部材を保持するモールド成形品であ
る枠状体と、これらの各部材を収納し、液晶表示窓があ
けられた金属製フレーム等を含んで構成され、上下両基
板の透明電極に電圧を印加することにより、透明電極間
の液晶部がこの電圧に応答し、文字、図形を表示する。
【0003】ところで、液晶表示画面が不要に着色され
るのを補償し、視角特性を向上するために、液晶表示素
子に重ねて位相差板を設置している液晶表示装置があ
る。位相差板は、1種類またはそれ以上から成る有機高
分子材料を1軸延伸し、フィルム化して製造される。位
相差板の位相差値は、延伸の度合いを変えることにより
制御することが可能であり、複屈折の効果により着色を
補償し、また視角特性を向上する。なお、液晶層が18
0°以上ねじれている液晶表示装置の色補償に位相差板
を用いた技術が例えば特開平3−13916号公報に記
載されている。
るのを補償し、視角特性を向上するために、液晶表示素
子に重ねて位相差板を設置している液晶表示装置があ
る。位相差板は、1種類またはそれ以上から成る有機高
分子材料を1軸延伸し、フィルム化して製造される。位
相差板の位相差値は、延伸の度合いを変えることにより
制御することが可能であり、複屈折の効果により着色を
補償し、また視角特性を向上する。なお、液晶層が18
0°以上ねじれている液晶表示装置の色補償に位相差板
を用いた技術が例えば特開平3−13916号公報に記
載されている。
【0004】また、従来、カラー液晶表示装置は、一方
の基板上にカラーフィルタが形成され、両基板の外側に
各々偏光板が設置され、かつ、補助光源としてバックラ
イトを備えた構造であった。このような液晶表示装置で
は、透過スペクトルの異なるカラーフィルタ、例えば
赤、緑、青、またはシアン、マゼンタ、イエロー等の多
数色を組み合わせることにより、鮮やかな多色表示が可
能であった。カラーフィルタを有する液晶表示装置は、
例えば特開平4−362919号公報に記載されてい
る。
の基板上にカラーフィルタが形成され、両基板の外側に
各々偏光板が設置され、かつ、補助光源としてバックラ
イトを備えた構造であった。このような液晶表示装置で
は、透過スペクトルの異なるカラーフィルタ、例えば
赤、緑、青、またはシアン、マゼンタ、イエロー等の多
数色を組み合わせることにより、鮮やかな多色表示が可
能であった。カラーフィルタを有する液晶表示装置は、
例えば特開平4−362919号公報に記載されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の液晶表示装置で
は、補助光源としてバックライトを有しているので、低
消費電力化が難しかった。低消費電力化のため、一方の
基板側に反射板を備えた反射型カラー液晶表示装置があ
るが、液晶表示素子を構成する一方の透明ガラス基板に
カラーフィルタを有しており、カラーフィルタが光を吸
収するため、光透過率が下がり、さらに、両基板の外側
にそれぞれ偏光板を1枚ずつ合計2枚備えているため、
光が偏光板を通算4回通過しなければならず、明状態の
表示が非常に暗くなる問題がある。
は、補助光源としてバックライトを有しているので、低
消費電力化が難しかった。低消費電力化のため、一方の
基板側に反射板を備えた反射型カラー液晶表示装置があ
るが、液晶表示素子を構成する一方の透明ガラス基板に
カラーフィルタを有しており、カラーフィルタが光を吸
収するため、光透過率が下がり、さらに、両基板の外側
にそれぞれ偏光板を1枚ずつ合計2枚備えているため、
光が偏光板を通算4回通過しなければならず、明状態の
表示が非常に暗くなる問題がある。
【0006】また、従来の液晶表示装置では、基板上に
ストライプ状に形成された透明電極の厚さに不均一性が
存在するため、液晶層の厚さに乱れが生じ、液晶表示装
置の光学特性を決定する変数の1つである、液晶の複屈
折の差(屈折率異方性)Δnと液晶層の厚さ(両基板間
のギャップ)dの積Δn・dが不均一になっていた。さ
らに、基板上にストライプ状に形成した2色以上のカラ
ーフィルタやブラックマトリクスを有する液晶表示装置
においては、このカラーフィルタやブラックマトリクス
の存在により、液晶層の厚さに乱れが生じ、ストライプ
状にΔn・dが異なるため、光学特性の最適化を図るこ
とは困難であった。なお、この光学特性の不均衡を補償
するため、上記位相差板を用いるが、従来の位相差板
は、有機高分子フィルムを1軸延伸により製造するた
め、厚さのほぼ均一な板状であり、液晶表示素子のマト
リクスに合わせ、位相差板の厚さを部分的に制御するこ
とや位相差を変化させることは行なわれておらず、また
厚さを制御したり、位相差を部分的に変化させることは
困難であった。
ストライプ状に形成された透明電極の厚さに不均一性が
存在するため、液晶層の厚さに乱れが生じ、液晶表示装
置の光学特性を決定する変数の1つである、液晶の複屈
折の差(屈折率異方性)Δnと液晶層の厚さ(両基板間
のギャップ)dの積Δn・dが不均一になっていた。さ
らに、基板上にストライプ状に形成した2色以上のカラ
ーフィルタやブラックマトリクスを有する液晶表示装置
においては、このカラーフィルタやブラックマトリクス
の存在により、液晶層の厚さに乱れが生じ、ストライプ
状にΔn・dが異なるため、光学特性の最適化を図るこ
とは困難であった。なお、この光学特性の不均衡を補償
するため、上記位相差板を用いるが、従来の位相差板
は、有機高分子フィルムを1軸延伸により製造するた
め、厚さのほぼ均一な板状であり、液晶表示素子のマト
リクスに合わせ、位相差板の厚さを部分的に制御するこ
とや位相差を変化させることは行なわれておらず、また
厚さを制御したり、位相差を部分的に変化させることは
困難であった。
【0007】本発明の第1の目的は、低消費電力化を図
ることができ、表示の明るい液晶表示装置を提供するこ
とにある。
ることができ、表示の明るい液晶表示装置を提供するこ
とにある。
【0008】本発明の第2の目的は、透明電極、カラー
フィルタ、ブラックマトリクスの膜厚の不均一性等に起
因するΔn・dの乱れ等を部分的に光学的補償が可能
で、液晶表示素子の光学特性の最適化を図ることができ
る液晶表示装置を提供することにある。
フィルタ、ブラックマトリクスの膜厚の不均一性等に起
因するΔn・dの乱れ等を部分的に光学的補償が可能
で、液晶表示素子の光学特性の最適化を図ることができ
る液晶表示装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の液晶表示装置は、それぞれ透明電極と配
向膜とを設けた面が対向するように2枚の透明絶縁基板
を所定の間隙を隔てて重ね合わせ、前記両基板間の縁周
囲に枠状に設けたシール材により前記両基板を貼り合わ
せると共に、前記シール材の内側の前記両基板間に厚さ
方向にねじれた液晶を封止して成る液晶表示素子と、前
記両基板のうち光入射側の第1の前記基板の外側に設け
た偏光板と、もう一方の第2の前記基板の外側に設けた
光吸収部材と、前記両基板の少なくとも一方に設けたス
トライプ状の位相差板とを含んで成ることを特徴とす
る。
めに、本発明の液晶表示装置は、それぞれ透明電極と配
向膜とを設けた面が対向するように2枚の透明絶縁基板
を所定の間隙を隔てて重ね合わせ、前記両基板間の縁周
囲に枠状に設けたシール材により前記両基板を貼り合わ
せると共に、前記シール材の内側の前記両基板間に厚さ
方向にねじれた液晶を封止して成る液晶表示素子と、前
記両基板のうち光入射側の第1の前記基板の外側に設け
た偏光板と、もう一方の第2の前記基板の外側に設けた
光吸収部材と、前記両基板の少なくとも一方に設けたス
トライプ状の位相差板とを含んで成ることを特徴とす
る。
【0010】また、本発明の液晶表示装置は、それぞれ
透明電極と配向膜とを設けた面が対向するように2枚の
透明絶縁基板を所定の間隙を隔てて重ね合わせ、前記両
基板間の縁周囲に枠状に設けたシール材により前記両基
板を貼り合わせると共に、前記シール材の内側の前記両
基板間に厚さ方向にねじれた液晶を封止して成る液晶表
示素子と、前記両基板の外側にそれぞれ設けた偏光板と
を具備する液晶表示装置において、前記両基板の少なく
とも一方に設けたストライプ状の位相差板を有すること
を特徴とする。
透明電極と配向膜とを設けた面が対向するように2枚の
透明絶縁基板を所定の間隙を隔てて重ね合わせ、前記両
基板間の縁周囲に枠状に設けたシール材により前記両基
板を貼り合わせると共に、前記シール材の内側の前記両
基板間に厚さ方向にねじれた液晶を封止して成る液晶表
示素子と、前記両基板の外側にそれぞれ設けた偏光板と
を具備する液晶表示装置において、前記両基板の少なく
とも一方に設けたストライプ状の位相差板を有すること
を特徴とする。
【0011】また、本発明の液晶表示装置は、それぞれ
透明電極と配向膜とを設けた面が対向するように2枚の
透明絶縁基板を所定の間隙を隔てて重ね合わせ、前記両
基板間の縁周囲に枠状に設けたシール材により前記両基
板を貼り合わせると共に、前記シール材の内側の前記両
基板間に厚さ方向にねじれた液晶を封止して成る液晶表
示素子を具備する液晶表示装置において、前記両基板の
少なくとも一方に、透明電極、カラーフィルタ、ブラッ
クマトリクスの少なくとも1つに対応してパターニング
された位相差板を有することを特徴とする。
透明電極と配向膜とを設けた面が対向するように2枚の
透明絶縁基板を所定の間隙を隔てて重ね合わせ、前記両
基板間の縁周囲に枠状に設けたシール材により前記両基
板を貼り合わせると共に、前記シール材の内側の前記両
基板間に厚さ方向にねじれた液晶を封止して成る液晶表
示素子を具備する液晶表示装置において、前記両基板の
少なくとも一方に、透明電極、カラーフィルタ、ブラッ
クマトリクスの少なくとも1つに対応してパターニング
された位相差板を有することを特徴とする。
【0012】また、前記位相差板が、厚さ、複屈折の少
なくとも一方が異なる複数本のストライプから成ること
を特徴とする。
なくとも一方が異なる複数本のストライプから成ること
を特徴とする。
【0013】また、前記ストライプが、厚さ方向にねじ
れた有機高分子から成ることを特徴とする。
れた有機高分子から成ることを特徴とする。
【0014】また、前記ストライプ状の位相差板は、実
際にストライプ状の形状を有しなくても、形状的には厚
さがほぼ同一の板状の位相差板であっても、位相差がス
トライプ状に生じる位相差板であってもよい。すなわ
ち、例えば、有機高分子層にストライプ状に紫外線を照
射すると、照射した部分が位相差を有しなくなる。この
ように形成した位相差板は、位相差がストライプ状に生
じる位相差板となり、形状的にストライプ状に形成した
位相差板と同様の作用、効果を奏する。
際にストライプ状の形状を有しなくても、形状的には厚
さがほぼ同一の板状の位相差板であっても、位相差がス
トライプ状に生じる位相差板であってもよい。すなわ
ち、例えば、有機高分子層にストライプ状に紫外線を照
射すると、照射した部分が位相差を有しなくなる。この
ように形成した位相差板は、位相差がストライプ状に生
じる位相差板となり、形状的にストライプ状に形成した
位相差板と同様の作用、効果を奏する。
【0015】また、前記液晶の平行方向に対する屈折率
がほぼ1.5〜1.6であることを特徴とする。
がほぼ1.5〜1.6であることを特徴とする。
【0016】また、前記位相差板のねじれ角がほぼ18
0°以上であることを特徴とする。
0°以上であることを特徴とする。
【0017】また、前記位相差板の垂直方向に対する屈
折率がほぼ1.6〜2.1であることを特徴とする。
折率がほぼ1.6〜2.1であることを特徴とする。
【0018】また、前記ストライプ状の位相差板の厚さ
がほぼ200nm以上であることを特徴とする。
がほぼ200nm以上であることを特徴とする。
【0019】また、前記液晶のねじれ角がほぼ180°
以上であることを特徴とする。
以上であることを特徴とする。
【0020】また、前記位相差板のストライプが、前記
透明絶縁基板と別の基板の面上に形成されていることを
特徴とする。
透明絶縁基板と別の基板の面上に形成されていることを
特徴とする。
【0021】また、前記基板が有機高分子フィルム、厚
さがほぼ同一の板状の位相差板であることを特徴とす
る。
さがほぼ同一の板状の位相差板であることを特徴とす
る。
【0022】また、前記両基板の前記透明電極が、前記
両基板面と垂直な方向から見た場合、互いに垂直な方向
に伸張する複数本のストライプ状であり、液晶表示素子
が単純マトリクス方式であることを特徴とする。
両基板面と垂直な方向から見た場合、互いに垂直な方向
に伸張する複数本のストライプ状であり、液晶表示素子
が単純マトリクス方式であることを特徴とする。
【0023】前記位相差板の各ストライプが、透明電
極、カラーフィルタ、ブラックマトリクスの少なくとも
1つに沿って形成されていることを特徴とする。
極、カラーフィルタ、ブラックマトリクスの少なくとも
1つに沿って形成されていることを特徴とする。
【0024】また、前記位相差板の各ストライプの厚
さ、複屈折の少なくとも一方が、透明電極、カラーフィ
ルタ、ブラックマトリクスの厚さの少なくとも1つに対
応して制御されていることを特徴とする。
さ、複屈折の少なくとも一方が、透明電極、カラーフィ
ルタ、ブラックマトリクスの厚さの少なくとも1つに対
応して制御されていることを特徴とする。
【0025】また、前記位相差板の前記ストライプの厚
さ、複屈折の少なくとも一方により、明表示の反射スペ
クトルが所定の複数色に設定されており、前記ストライ
プの所定の本数で1組が繰り返し形成され、カラー表示
(多色表示)可能となっていることを特徴とする。
さ、複屈折の少なくとも一方により、明表示の反射スペ
クトルが所定の複数色に設定されており、前記ストライ
プの所定の本数で1組が繰り返し形成され、カラー表示
(多色表示)可能となっていることを特徴とする。
【0026】また、前記偏光板と前記基板との間に、厚
さがほぼ同一の板状の位相差板を少なくとも1枚設けた
ことを特徴とする。
さがほぼ同一の板状の位相差板を少なくとも1枚設けた
ことを特徴とする。
【0027】また、前記液晶表示素子がアクティブ・マ
トリクス方式であることを特徴とする。
トリクス方式であることを特徴とする。
【0028】
【作用】透明電極と配向膜を設けた2枚の透明絶縁基板
を所定の間隙を隔てて重ね合わせ、前記両基板間に厚さ
方向にねじれた液晶を封止して成る液晶表示素子と、前
記両基板のうち光入射側の第1の前記基板の外側に設け
た偏光板と、もう一方の第2の前記基板の外側に設けた
光吸収部材と、前記両基板の少なくとも一方に設けたス
トライプ状の位相差板とを含んで成る構成の液晶表示装
置では、後述の実施例のところで図2を用いて詳述する
ように、明状態における表示は、光源としての自然光が
偏光板により直線偏光となり、液晶層を透過した光は、
ストライプ状の位相差板のねじれ方向と反対周りの円偏
光となる。この場合、位相差板を透過しないで、位相差
板の表面近傍で反射され、液晶層を再び透過した後、直
線偏光となり、偏光板を透過する。一方、暗状態におけ
る表示は、液晶層を透過した光は、位相差板のねじれ方
向、すなわち、同一方向周りの円偏光となり、位相差板
を透過した後、光吸収部材に吸収される。本原理によれ
ば、偏光板、液晶層、位相差板の設定により、出射光の
最大透過波長、電源による電圧印加時における暗表示が
可能である。すなわち、厚さ方向にねじれているストラ
イプ状のコレステリック層である位相差板により特定偏
光が反射され、該位相差板の条件を最適化することによ
りカラー表示化が可能となる。したがって、バックライ
ト等の補助光源を必要とせず、また、従来は偏光板を通
算4回通過していたのに対し、2回の通過で済むので、
明状態の光透過率が高く、低消費電力で多色表示の可能
な液晶表示装置を提供することができる。
を所定の間隙を隔てて重ね合わせ、前記両基板間に厚さ
方向にねじれた液晶を封止して成る液晶表示素子と、前
記両基板のうち光入射側の第1の前記基板の外側に設け
た偏光板と、もう一方の第2の前記基板の外側に設けた
光吸収部材と、前記両基板の少なくとも一方に設けたス
トライプ状の位相差板とを含んで成る構成の液晶表示装
置では、後述の実施例のところで図2を用いて詳述する
ように、明状態における表示は、光源としての自然光が
偏光板により直線偏光となり、液晶層を透過した光は、
ストライプ状の位相差板のねじれ方向と反対周りの円偏
光となる。この場合、位相差板を透過しないで、位相差
板の表面近傍で反射され、液晶層を再び透過した後、直
線偏光となり、偏光板を透過する。一方、暗状態におけ
る表示は、液晶層を透過した光は、位相差板のねじれ方
向、すなわち、同一方向周りの円偏光となり、位相差板
を透過した後、光吸収部材に吸収される。本原理によれ
ば、偏光板、液晶層、位相差板の設定により、出射光の
最大透過波長、電源による電圧印加時における暗表示が
可能である。すなわち、厚さ方向にねじれているストラ
イプ状のコレステリック層である位相差板により特定偏
光が反射され、該位相差板の条件を最適化することによ
りカラー表示化が可能となる。したがって、バックライ
ト等の補助光源を必要とせず、また、従来は偏光板を通
算4回通過していたのに対し、2回の通過で済むので、
明状態の光透過率が高く、低消費電力で多色表示の可能
な液晶表示装置を提供することができる。
【0029】また、前記液晶表示素子と、前記両基板の
外側にそれぞれ設けた偏光板と、前記両基板の少なくと
も一方に設けたストライプ状の位相差板とを含んで成る
構成の液晶表示装置では、ストライプ状の位相差板によ
り部分的な光学的補償が可能で、液晶表示素子の光学特
性の最適化、すなわち、コントラストの向上、色相無彩
色化等を図ることができる。すなわち、位相差板のスト
ライプを、透明電極、カラーフィルタ、ブラックマトリ
クスの少なくとも1つに沿って形成し、これらに合わせ
ることにより、これらの厚さの不均一性によって生じる
Δn・dの乱れを構造的または光学的に補償可能とな
る。また、ストライプ状の位相差板を、2種類以上の厚
さ、複屈折の異なるストライプで構成することにより、
より効果的に補償可能である。なお、アクティブ・マト
リクス方式の液晶表示装置では、透明電極、カラーフィ
ルタ、ブラックマトリクスは単純マトリクス方式のよう
にストライプ状にパターニングされていないので、これ
らに合わせて、パターニングした位相差板を用いる。
外側にそれぞれ設けた偏光板と、前記両基板の少なくと
も一方に設けたストライプ状の位相差板とを含んで成る
構成の液晶表示装置では、ストライプ状の位相差板によ
り部分的な光学的補償が可能で、液晶表示素子の光学特
性の最適化、すなわち、コントラストの向上、色相無彩
色化等を図ることができる。すなわち、位相差板のスト
ライプを、透明電極、カラーフィルタ、ブラックマトリ
クスの少なくとも1つに沿って形成し、これらに合わせ
ることにより、これらの厚さの不均一性によって生じる
Δn・dの乱れを構造的または光学的に補償可能とな
る。また、ストライプ状の位相差板を、2種類以上の厚
さ、複屈折の異なるストライプで構成することにより、
より効果的に補償可能である。なお、アクティブ・マト
リクス方式の液晶表示装置では、透明電極、カラーフィ
ルタ、ブラックマトリクスは単純マトリクス方式のよう
にストライプ状にパターニングされていないので、これ
らに合わせて、パターニングした位相差板を用いる。
【0030】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例について
詳細に説明する。
詳細に説明する。
【0031】実施例1 図1は、本発明の実施例1の単純マトリクス方式の液晶
表示装置の液晶表示素子の一部断面図である。
表示装置の液晶表示素子の一部断面図である。
【0032】7は偏光板、8A、8Bは透明絶縁基板、
例えば透明ガラス基板、9A、9Bは表示画面(あるい
は透明ガラス基板8A、8Bの面)と垂直な方向から見
た場合に、互いに垂直な方向に伸張するストライプ状の
透明電極、10A、10Bは配向膜、1は本発明による
位相差板、6は光吸収シート、11は液晶層、12は液
晶表示素子(液晶表示パネル)である。本実施例では、
位相差板1は、液晶表示素子12内、すなわち、透明電
極9Bが形成された透明ガラス基板8B上に(透明電極
9Bを介して)、ストライプ状に形成され、厚さ方向に
ねじれている有機高分子層から構成されている。また、
光吸収シート6は例えば黒色の紙から構成されている。
例えば透明ガラス基板、9A、9Bは表示画面(あるい
は透明ガラス基板8A、8Bの面)と垂直な方向から見
た場合に、互いに垂直な方向に伸張するストライプ状の
透明電極、10A、10Bは配向膜、1は本発明による
位相差板、6は光吸収シート、11は液晶層、12は液
晶表示素子(液晶表示パネル)である。本実施例では、
位相差板1は、液晶表示素子12内、すなわち、透明電
極9Bが形成された透明ガラス基板8B上に(透明電極
9Bを介して)、ストライプ状に形成され、厚さ方向に
ねじれている有機高分子層から構成されている。また、
光吸収シート6は例えば黒色の紙から構成されている。
【0033】図2は、図1に示した液晶表示素子の表示
原理を説明する図である。
原理を説明する図である。
【0034】明状態における表示は、光源としての自然
光が偏光板7により直線偏光となり、液晶層11を透過
した光は、位相差板1のねじれ方向と反対周りの円偏光
となる。この場合、位相差板1を透過しないで、位相差
板1の表面近傍で反射され、液晶層11を再び透過した
後、直線偏光となり、偏光板7を透過する。一方、暗状
態における表示は、液晶層11を透過した光は、位相差
板1のねじれ方向、すなわち、同一方向周りの円偏光と
なり、位相差板1を透過した後、光吸収シート6に吸収
される。本原理によれば、偏光板7、液晶層11、位相
差板1の設定により、出射光の最大透過波長、電源13
による電圧印加時における暗表示が可能である。すなわ
ち、厚さ方向にねじれているストライプ状のコレステリ
ック層である位相差板1により特定偏光が反射され、該
位相差板1の条件を最適化することによりカラー表示化
が可能となる。
光が偏光板7により直線偏光となり、液晶層11を透過
した光は、位相差板1のねじれ方向と反対周りの円偏光
となる。この場合、位相差板1を透過しないで、位相差
板1の表面近傍で反射され、液晶層11を再び透過した
後、直線偏光となり、偏光板7を透過する。一方、暗状
態における表示は、液晶層11を透過した光は、位相差
板1のねじれ方向、すなわち、同一方向周りの円偏光と
なり、位相差板1を透過した後、光吸収シート6に吸収
される。本原理によれば、偏光板7、液晶層11、位相
差板1の設定により、出射光の最大透過波長、電源13
による電圧印加時における暗表示が可能である。すなわ
ち、厚さ方向にねじれているストライプ状のコレステリ
ック層である位相差板1により特定偏光が反射され、該
位相差板1の条件を最適化することによりカラー表示化
が可能となる。
【0035】本実施例の液晶表示装置においては、スト
ライプ状でかつ交差する(実際に交差しているのではな
く、表示画面、あるいは透明ガラス基板8A、8Bの面
と垂直な方向から見た場合に、互いに垂直に交差、伸張
している。以下、同様)両透明ガラス基板8A、8Bの
透明電極9A、9Bの交差している部分(ドットマトリ
クス)の液晶層11が外部からの透明電極9A、9Bに
印加される電圧に応答して所定の表示が行なわれる。し
たがって、透明電極9Aまたは9Bのストライプ形状
に、位相差板1のストライプ形状を合わせることによ
り、上記表示原理を効果的に利用することができる。す
なわち、位相差板1のねじれ角を180°以上にするこ
とにより、反射率を向上させることができる。例えば、
液晶の平行方向に対する屈折率が1.5〜1.6、位相
差板1の垂直方向に対する異常光の屈折率1.6〜2.
1、また、厚さを200nm以上とすることにより、多
色表示化を実現することができ、透明ガラス基板7B上
に屈折率、厚さ等の異なる位相差板1のストライプを形
成することにより、液晶表示素子12の反射光の反射ス
ペクトルを赤、緑、青、あるいはシアン、マゼンタ、イ
エロー等に設定することが可能である。また、液晶層1
1のねじれ角を180°以上とすることにより、印加電
圧に対する反射率が急峻となり、時分割駆動が可能とな
る。さらに、偏光板7と入射光側の透明ガラス基板8A
との間に、厚さがほぼ同一である従来の板状の位相差板
やトリアセチル セルロースフィルムのような有機高分
子フィルムを設けることにより、表示色の微調整、視角
特性の向上、あるいは高コントラスト化が可能である。
ライプ状でかつ交差する(実際に交差しているのではな
く、表示画面、あるいは透明ガラス基板8A、8Bの面
と垂直な方向から見た場合に、互いに垂直に交差、伸張
している。以下、同様)両透明ガラス基板8A、8Bの
透明電極9A、9Bの交差している部分(ドットマトリ
クス)の液晶層11が外部からの透明電極9A、9Bに
印加される電圧に応答して所定の表示が行なわれる。し
たがって、透明電極9Aまたは9Bのストライプ形状
に、位相差板1のストライプ形状を合わせることによ
り、上記表示原理を効果的に利用することができる。す
なわち、位相差板1のねじれ角を180°以上にするこ
とにより、反射率を向上させることができる。例えば、
液晶の平行方向に対する屈折率が1.5〜1.6、位相
差板1の垂直方向に対する異常光の屈折率1.6〜2.
1、また、厚さを200nm以上とすることにより、多
色表示化を実現することができ、透明ガラス基板7B上
に屈折率、厚さ等の異なる位相差板1のストライプを形
成することにより、液晶表示素子12の反射光の反射ス
ペクトルを赤、緑、青、あるいはシアン、マゼンタ、イ
エロー等に設定することが可能である。また、液晶層1
1のねじれ角を180°以上とすることにより、印加電
圧に対する反射率が急峻となり、時分割駆動が可能とな
る。さらに、偏光板7と入射光側の透明ガラス基板8A
との間に、厚さがほぼ同一である従来の板状の位相差板
やトリアセチル セルロースフィルムのような有機高分
子フィルムを設けることにより、表示色の微調整、視角
特性の向上、あるいは高コントラスト化が可能である。
【0036】本実施例の液晶表示装置では、上記表示原
理に基づき、バックライト等の補助光源を使用せず、高
反射率の明状態を作り出すことが可能となり、明状態の
光透過率が高く、カラー表示が可能となった。
理に基づき、バックライト等の補助光源を使用せず、高
反射率の明状態を作り出すことが可能となり、明状態の
光透過率が高く、カラー表示が可能となった。
【0037】なお、透明ガラス基板8B上にストライプ
状の位相差板1を形成する方法としては、印刷法、ホト
リソグラフィー法、機械的切断法等がある。本実施例で
は、機械的切断法により形成した。これらの形成方法に
ついては、実施例の最後に詳細に説明する。
状の位相差板1を形成する方法としては、印刷法、ホト
リソグラフィー法、機械的切断法等がある。本実施例で
は、機械的切断法により形成した。これらの形成方法に
ついては、実施例の最後に詳細に説明する。
【0038】実施例2 図3は、本発明による位相差板の別の実施例の断面図で
ある。
ある。
【0039】1はストライプ状の有機高分子層から成る
位相差板、4は位相差板1を形成する透明ガラスから成
る基板、3は絶縁膜、2は絶縁膜3上に位相差板1を接
着するための粘着材層である。すなわち、本実施例の位
相差板1は、ガラス基板を基板4とし、SiO2等から
成る絶縁膜を成膜した後、厚さの異なるポリカーボネー
ト、ポリスルホン等の有機高分子層をストライプ状に形
成した。絶縁膜3を形成することにより、ガラス基板4
のイオン流出を防ぎ、液晶表示素子内部に設けることが
可能である。なお、ガラス基板4の純度が高く、ガラス
基板4と位相差板1の有機高分子層との密着性が良い場
合、絶縁膜3、粘着材層2は必要なかった。
位相差板、4は位相差板1を形成する透明ガラスから成
る基板、3は絶縁膜、2は絶縁膜3上に位相差板1を接
着するための粘着材層である。すなわち、本実施例の位
相差板1は、ガラス基板を基板4とし、SiO2等から
成る絶縁膜を成膜した後、厚さの異なるポリカーボネー
ト、ポリスルホン等の有機高分子層をストライプ状に形
成した。絶縁膜3を形成することにより、ガラス基板4
のイオン流出を防ぎ、液晶表示素子内部に設けることが
可能である。なお、ガラス基板4の純度が高く、ガラス
基板4と位相差板1の有機高分子層との密着性が良い場
合、絶縁膜3、粘着材層2は必要なかった。
【0040】実施例3 図4は、本発明の実施例3の液晶表示素子の一部断面図
である。
である。
【0041】本実施例では、有機高分子が厚さ方向にね
じれているストライプ状の位相差板1を後で詳述する印
刷法により形成し、その上に平坦化膜5を形成した。平
坦化膜5としては例えばアクリル樹脂やエポキシ樹脂等
の透明樹脂材料で形成されている。位相差板1の垂直方
向に対する異常光の屈折率は1.6〜2.1、位相差板
1の厚さは200nm以上とし、位相差板はそれぞれ厚
さ方向に180°以上ねじれている3種類のストライプ
の繰り返しで構成した。
じれているストライプ状の位相差板1を後で詳述する印
刷法により形成し、その上に平坦化膜5を形成した。平
坦化膜5としては例えばアクリル樹脂やエポキシ樹脂等
の透明樹脂材料で形成されている。位相差板1の垂直方
向に対する異常光の屈折率は1.6〜2.1、位相差板
1の厚さは200nm以上とし、位相差板はそれぞれ厚
さ方向に180°以上ねじれている3種類のストライプ
の繰り返しで構成した。
【0042】図5は、本実施例3の液晶表示素子におけ
る明状態の分光反射率を示す図である。
る明状態の分光反射率を示す図である。
【0043】14は赤の分光反射率、15は緑の分光反
射率、16は青の分光反射率である。本実施例の液晶表
示素子では、図5から明らかなように、反射光の反射ス
ペクトルを赤、緑、青に設定することが可能であった。
射率、16は青の分光反射率である。本実施例の液晶表
示素子では、図5から明らかなように、反射光の反射ス
ペクトルを赤、緑、青に設定することが可能であった。
【0044】実施例4 図6は、図1に示した構成において、液晶層11のねじ
れ角を240°とし、材料としてポリカーボネートを使
用し、Δn・dが400nmの従来の一軸延伸性位相差
板を、光入射側の透明ガラス基板8Aと偏光板7との間
にさらに設けた場合の実効電圧と反射率との関係を示す
図である。液晶層11のねじれ角を240°とすること
により、急峻性が向上し、時分割駆動にてコントラスト
比8:1が得られた。
れ角を240°とし、材料としてポリカーボネートを使
用し、Δn・dが400nmの従来の一軸延伸性位相差
板を、光入射側の透明ガラス基板8Aと偏光板7との間
にさらに設けた場合の実効電圧と反射率との関係を示す
図である。液晶層11のねじれ角を240°とすること
により、急峻性が向上し、時分割駆動にてコントラスト
比8:1が得られた。
【0045】上記実施例1、3および4によれば、バッ
クライト等の補助光源を使用しないので、低消費電力
で、表示の明るい液晶表示装置を提供することができ
る。
クライト等の補助光源を使用しないので、低消費電力
で、表示の明るい液晶表示装置を提供することができ
る。
【0046】実施例5 図7は、本発明の実施例5の液晶表示素子の一部断面図
である。
である。
【0047】7は偏光板、1は本発明によるストライプ
状の位相差板、4はストライプ状の位相差板1の基板と
して設けられたトリアセチルセルロースフィルム、8
A、8Bは透明ガラス基板、9A、9Bは表示画面(あ
るいは透明ガラス基板8A、8Bの面)と垂直な方向か
ら見た場合に、互いに垂直に伸張するストライプ状の透
明電極、10A、10Bは配向膜、11は液晶層、12
は液晶表示素子である。本実施例では、ストライプ状の
位相差板1は、トリアセチルセルロースフィルム4を基
板として形成し、液晶表示素子12内、すなわち、透明
ガラス基板8Aの面上に貼り付けてある。前述のよう
に、従来、種々の要因により(例えば、透明電極をパタ
ーニングする際のエッチング液の流す方向:エッチング
液を流す箇所に近い方が薄くなる)、基板8Aまたは8
B上にストライプ状に形成した透明電極9A、9Bの厚
さに不均一性が存在するため、液晶層11の厚さに乱れ
が生じ、液晶表示装置の光学特性を決定する変数の1つ
であるΔn・dが不均一になっていた。本実施例では、
位相差板1のストライプを一方の透明電極9Bに合わせ
ることにより、透明電極9A、9Bの厚さの不均一性に
より生じるΔn・dの乱れを補償することが可能とな
る。透明電極9A、9Bの両方に合わせる場合は、2枚
のストライプ状の位相差板1を、透明ガラス基板8A、
8Bにそれぞれ1枚ずつ、もしくは透明ガラス基板8
A、8Bのいずれか一方に2枚設ける。すなわち、2枚
の位相差板1の各ストライプは、両基板面8A、8Bと
垂直な方向から見た場合に互いに垂直な方向に伸張して
いる。また、ストライプが実際に交差した格子状の位相
差板1を1枚設けてもよい。
状の位相差板、4はストライプ状の位相差板1の基板と
して設けられたトリアセチルセルロースフィルム、8
A、8Bは透明ガラス基板、9A、9Bは表示画面(あ
るいは透明ガラス基板8A、8Bの面)と垂直な方向か
ら見た場合に、互いに垂直に伸張するストライプ状の透
明電極、10A、10Bは配向膜、11は液晶層、12
は液晶表示素子である。本実施例では、ストライプ状の
位相差板1は、トリアセチルセルロースフィルム4を基
板として形成し、液晶表示素子12内、すなわち、透明
ガラス基板8Aの面上に貼り付けてある。前述のよう
に、従来、種々の要因により(例えば、透明電極をパタ
ーニングする際のエッチング液の流す方向:エッチング
液を流す箇所に近い方が薄くなる)、基板8Aまたは8
B上にストライプ状に形成した透明電極9A、9Bの厚
さに不均一性が存在するため、液晶層11の厚さに乱れ
が生じ、液晶表示装置の光学特性を決定する変数の1つ
であるΔn・dが不均一になっていた。本実施例では、
位相差板1のストライプを一方の透明電極9Bに合わせ
ることにより、透明電極9A、9Bの厚さの不均一性に
より生じるΔn・dの乱れを補償することが可能とな
る。透明電極9A、9Bの両方に合わせる場合は、2枚
のストライプ状の位相差板1を、透明ガラス基板8A、
8Bにそれぞれ1枚ずつ、もしくは透明ガラス基板8
A、8Bのいずれか一方に2枚設ける。すなわち、2枚
の位相差板1の各ストライプは、両基板面8A、8Bと
垂直な方向から見た場合に互いに垂直な方向に伸張して
いる。また、ストライプが実際に交差した格子状の位相
差板1を1枚設けてもよい。
【0048】また、この位相差板1を2種類以上の複屈
折あるいは厚さの異なるストライプにより形成すると、
透明電極9A、9Bの厚さの不均一性をより効果的に補
償することが可能である。すなわち、予め、透明電極の
厚さの不均一性を計測、調査し、その結果により、両基
板8A、8Bの透明電極9A、9Bの両方または一方の
厚さの不均一性に対応してストライプ状の位相差板1の
各ストライプの厚さ、複屈折の両方または一方を決定
し、形成する。
折あるいは厚さの異なるストライプにより形成すると、
透明電極9A、9Bの厚さの不均一性をより効果的に補
償することが可能である。すなわち、予め、透明電極の
厚さの不均一性を計測、調査し、その結果により、両基
板8A、8Bの透明電極9A、9Bの両方または一方の
厚さの不均一性に対応してストライプ状の位相差板1の
各ストライプの厚さ、複屈折の両方または一方を決定
し、形成する。
【0049】さらに、本実施例を薄膜トランジスタ(T
FT)等をスイッチング素子として用いたアクティブ・
マトリクス方式の液晶表示素子に適用することも可能で
あり、この場合、透明電極に合わせて本発明による位相
差板を形成する場合は、位相差板を透明電極のパターン
に一致させて形成する。
FT)等をスイッチング素子として用いたアクティブ・
マトリクス方式の液晶表示素子に適用することも可能で
あり、この場合、透明電極に合わせて本発明による位相
差板を形成する場合は、位相差板を透明電極のパターン
に一致させて形成する。
【0050】実施例6 図8は、本発明の実施例6の液晶表示素子の一部断面図
である。
である。
【0051】本実施例は実施例5とほぼ同様の構成の実
施例であるが、本実施例では、トリアセチルセルロース
フィルムを基板4とし、粘着材層2を介して有機高分子
層をストライプ状に成膜することにより、位相差板1を
形成し、透明ガラス基板8Aの外側に設けた。本実施例
では、図8に示すように、ストライプ状の透明電極9B
の厚さの不均一による液晶のΔn・d(d=dAおよび
dB)が生じているが、透明ガラス基板8A上に形成し
たストライプ状の位相差板1によって光学特性の最適化
が図ってある。なお、Δn・dの乱れが大きく、液晶表
示素子全体としても光学補償が必要な場合、基板4とし
て従来の厚さのほぼ同一な板状の位相差板を用い、該位
相差板上にストライプ状の位相差板1を形成してもよ
い。なお、偏光板7Bと透明ガラス基板8Bとの間、あ
るいは偏光板7Aと透明ガラス基板8Aとの間の別の場
所に、厚さのほぼ同一な板状の位相差板を設けてもよ
い。
施例であるが、本実施例では、トリアセチルセルロース
フィルムを基板4とし、粘着材層2を介して有機高分子
層をストライプ状に成膜することにより、位相差板1を
形成し、透明ガラス基板8Aの外側に設けた。本実施例
では、図8に示すように、ストライプ状の透明電極9B
の厚さの不均一による液晶のΔn・d(d=dAおよび
dB)が生じているが、透明ガラス基板8A上に形成し
たストライプ状の位相差板1によって光学特性の最適化
が図ってある。なお、Δn・dの乱れが大きく、液晶表
示素子全体としても光学補償が必要な場合、基板4とし
て従来の厚さのほぼ同一な板状の位相差板を用い、該位
相差板上にストライプ状の位相差板1を形成してもよ
い。なお、偏光板7Bと透明ガラス基板8Bとの間、あ
るいは偏光板7Aと透明ガラス基板8Aとの間の別の場
所に、厚さのほぼ同一な板状の位相差板を設けてもよ
い。
【0052】実施例7 図9は、本発明の実施例7の液晶表示素子の一部断面図
である。
である。
【0053】本実施例では、カラーフィルタを有する液
晶表示素子の例を示す。17はカラーフィルタ、そのう
ちでRは赤色フィルタ、Gは緑色フィルタ、Bは青色フ
ィルタ、18は平坦化膜(あるいはカラーフィルタの保
護膜)を示す。カラーフィルタ17は画素に対応する位
置に赤、緑、青の繰り返しでストライプ状に形成され
る。なお、カラーフィルタ17は、例えば次のように形
成される。まず、透明ガラス基板8Bの表面にアクリル
系樹脂等の染色基材を形成し、フォトリソグラフィー技
術で赤色フィルタR形成領域以外の染色基材を除去す
る。この後、染色基材を赤色染料で染め、固着処理を施
し、赤色フィルタRを形成する。次に、同様な工程を施
すことによって、緑色フィルタG、青色フィルタBを順
次形成する。なお、基材を染料で染めるのではなく、予
め所定の色の顔料を添加した基材を順次形成する場合も
ある。平坦化膜18は例えばアクリル樹脂やエポキシ樹
脂等の透明樹脂材料で形成されている。
晶表示素子の例を示す。17はカラーフィルタ、そのう
ちでRは赤色フィルタ、Gは緑色フィルタ、Bは青色フ
ィルタ、18は平坦化膜(あるいはカラーフィルタの保
護膜)を示す。カラーフィルタ17は画素に対応する位
置に赤、緑、青の繰り返しでストライプ状に形成され
る。なお、カラーフィルタ17は、例えば次のように形
成される。まず、透明ガラス基板8Bの表面にアクリル
系樹脂等の染色基材を形成し、フォトリソグラフィー技
術で赤色フィルタR形成領域以外の染色基材を除去す
る。この後、染色基材を赤色染料で染め、固着処理を施
し、赤色フィルタRを形成する。次に、同様な工程を施
すことによって、緑色フィルタG、青色フィルタBを順
次形成する。なお、基材を染料で染めるのではなく、予
め所定の色の顔料を添加した基材を順次形成する場合も
ある。平坦化膜18は例えばアクリル樹脂やエポキシ樹
脂等の透明樹脂材料で形成されている。
【0054】本実施例では、透明ガラス基板8A上に透
明電極9Aを形成した後、その上にストライプ状の位相
差板1を形成した。カラーフィルタを形成した液晶表示
素子の場合、染料や顔料の性質、あるいは形成する順序
等により、各色のカラーフィルタR、G、Bの膜厚がそ
れぞれ異なり、その上に形成する平坦化膜18もその影
響を受け、その結果、液晶のΔn・d(dR、dG、d
B)の乱れが生じる。本実施例では、各色のカラーフィ
ルタR、G、Bの膜厚を予め計測、調査し、その結果に
より、各色のカラーフィルタR、G、Bの膜厚の不均一
性に対応してストライプ状の位相差板1の各ストライプ
の厚さ、複屈折の両方または一方を決定し、形成する。
すなわち、例えば、図9に示すように、膜厚の厚い赤色
フィルタRに対応する位置に形成される位相差板1のス
トライプの膜厚は薄く形成し、膜厚の薄い緑色フィルタ
Gに対応する位置に形成される位相差板1のストライプ
の膜厚は厚く形成し、中間の膜厚の青色フィルタBに対
応する位相差板1のストライプは中間の膜厚に形成す
る。
明電極9Aを形成した後、その上にストライプ状の位相
差板1を形成した。カラーフィルタを形成した液晶表示
素子の場合、染料や顔料の性質、あるいは形成する順序
等により、各色のカラーフィルタR、G、Bの膜厚がそ
れぞれ異なり、その上に形成する平坦化膜18もその影
響を受け、その結果、液晶のΔn・d(dR、dG、d
B)の乱れが生じる。本実施例では、各色のカラーフィ
ルタR、G、Bの膜厚を予め計測、調査し、その結果に
より、各色のカラーフィルタR、G、Bの膜厚の不均一
性に対応してストライプ状の位相差板1の各ストライプ
の厚さ、複屈折の両方または一方を決定し、形成する。
すなわち、例えば、図9に示すように、膜厚の厚い赤色
フィルタRに対応する位置に形成される位相差板1のス
トライプの膜厚は薄く形成し、膜厚の薄い緑色フィルタ
Gに対応する位置に形成される位相差板1のストライプ
の膜厚は厚く形成し、中間の膜厚の青色フィルタBに対
応する位相差板1のストライプは中間の膜厚に形成す
る。
【0055】このようにして、本実施例では、ストライ
プ状の位相差板1により、dR、dG、dBの均一化を
図ることができ、さらに、位相差板1の効果により色補
償も行なうことができ、表示品質を向上することができ
た。
プ状の位相差板1により、dR、dG、dBの均一化を
図ることができ、さらに、位相差板1の効果により色補
償も行なうことができ、表示品質を向上することができ
た。
【0056】ストライプ状の位相差板の形成方法1 図10は、ストライプ状の位相差板1を印刷により形成
する第1の方法を示す図である。(a)は印刷ローラを
示す側面図、(b)、(c)は工程断面図である。
する第1の方法を示す図である。(a)は印刷ローラを
示す側面図、(b)、(c)は工程断面図である。
【0057】19は印刷版、20は印刷ローラである。
【0058】印刷版19を設置した印刷ローラ20を回
転させ、印刷版19を用いて基板4に対して印刷するこ
とにより、まず、ストライプ状の位相差板1aを形成し
た。次に、印刷ローラ20上の印刷版19を交換し、位
相差板1aを形成した同一の基板4に再び印刷し、スト
ライプ状の位相差板1bを形成した。基板4と位相差板
1a、1bの有機高分子の密着性が良くない場合、基板
4の温度を上げる等の熱処理や、位相差板1a、1bを
形成する基板4の表面に予め接着性のある有機物質を付
着させる等の化学処理を行なう。
転させ、印刷版19を用いて基板4に対して印刷するこ
とにより、まず、ストライプ状の位相差板1aを形成し
た。次に、印刷ローラ20上の印刷版19を交換し、位
相差板1aを形成した同一の基板4に再び印刷し、スト
ライプ状の位相差板1bを形成した。基板4と位相差板
1a、1bの有機高分子の密着性が良くない場合、基板
4の温度を上げる等の熱処理や、位相差板1a、1bを
形成する基板4の表面に予め接着性のある有機物質を付
着させる等の化学処理を行なう。
【0059】さらに、印刷版19を交換し、印刷を行な
った(図示省略)。印刷を繰り返すことによって、任意
の場所に複数の任意の厚さのストライプ状の位相差板1
を形成することが可能となった。なお、液晶表示素子の
全体に位相差を設ける場合、ストライプ状の位相差板1
を設ける基板4として、厚さがほぼ同一な板状の位相差
板を利用することが有効である。また、既に形成したス
トライプ状の位相差板1の上に、別な複屈折を有する位
相差板を再印刷したり、印刷方向を変えることにより、
位相差の値を制御することが可能である。
った(図示省略)。印刷を繰り返すことによって、任意
の場所に複数の任意の厚さのストライプ状の位相差板1
を形成することが可能となった。なお、液晶表示素子の
全体に位相差を設ける場合、ストライプ状の位相差板1
を設ける基板4として、厚さがほぼ同一な板状の位相差
板を利用することが有効である。また、既に形成したス
トライプ状の位相差板1の上に、別な複屈折を有する位
相差板を再印刷したり、印刷方向を変えることにより、
位相差の値を制御することが可能である。
【0060】ストライプ状の位相差板の形成方法2 図11(a)〜(c)は、ストライプ状の位相差板1を
紫外線による光照射を用いて形成する第2の方法を示す
工程断面図である。
紫外線による光照射を用いて形成する第2の方法を示す
工程断面図である。
【0061】4は基板、1′は有機高分子層、21は紫
外線(UV)、22はフォトマスク、1aはストライプ
状の位相差板である。
外線(UV)、22はフォトマスク、1aはストライプ
状の位相差板である。
【0062】まず、(a)に示すように、基板4上に有
機高分子層1′を形成する。次に、(b)に示すよう
に、有機高分子層1′を形成した基板4上に、所定の開
口パターンを有するフォトマスク21を設置し、紫外線
21を照射する。紫外線21の照射された部分の有機高
分子層1′の分子構造が壊され、その部分が位相差を有
しなくなる。このように紫外線21をストライプ状に照
射することにより、ストライプ状の位相差板(位相差が
ストライプ状に生じる位相差板)1aを形成することが
できた。また、通常のフォトリソグラフィー法のよう
に、露光、現像を繰り返し、エッチングを行なうことに
よっても、(c)に示すようにストライプ状の位相差板
1aを形成することができる。
機高分子層1′を形成する。次に、(b)に示すよう
に、有機高分子層1′を形成した基板4上に、所定の開
口パターンを有するフォトマスク21を設置し、紫外線
21を照射する。紫外線21の照射された部分の有機高
分子層1′の分子構造が壊され、その部分が位相差を有
しなくなる。このように紫外線21をストライプ状に照
射することにより、ストライプ状の位相差板(位相差が
ストライプ状に生じる位相差板)1aを形成することが
できた。また、通常のフォトリソグラフィー法のよう
に、露光、現像を繰り返し、エッチングを行なうことに
よっても、(c)に示すようにストライプ状の位相差板
1aを形成することができる。
【0063】ストライプ状の位相差板の形成方法3 図10の印刷法、図11の紫外線等の光照射による方法
の他のストライプ状の位相差板の形成方法として機械的
切断法がある。1軸延伸によりフィルム化した従来の位
相差板、もしくは図10、図11の方法により形成した
位相差板を用い、所定の部分をカッター等を用いて機械
的に切断することにより、ストライプ状の位相差板を形
成することができる。
の他のストライプ状の位相差板の形成方法として機械的
切断法がある。1軸延伸によりフィルム化した従来の位
相差板、もしくは図10、図11の方法により形成した
位相差板を用い、所定の部分をカッター等を用いて機械
的に切断することにより、ストライプ状の位相差板を形
成することができる。
【0064】以上本発明を実施例に基づいて具体的に説
明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではな
く、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能で
あることは勿論である。例えば、さらに、本発明は、単
純マトリクス方式の液晶表示装置に限らず、薄膜トラン
スタ等をスイッチング素子とするアクティブ・マトリク
ス方式の液晶表示装置にも適用可能で、高コントラスト
化を図ることができる。また、液晶のねじれ角を180
°以上とすることにより、無着色で高時分割駆動の液晶
表示装置を提供することができる。また、本発明による
ストライプ状の位相差板1の他に、従来の位相差板を1
枚以上追加することにより、視角方向による位相差の補
償が可能であり、視角特性の向上に効果がある。また、
本発明による位相差板1のストライプを形成する基板と
しては、液晶表示素子11の透明ガラス基板7A、7
B、トリアセチルセルロース等の有機高分子フィルム、
あるいは厚さがほぼ同一である従来の板状の位相差板を
用いることができる。また、例えば図11(b)に示し
たような、位相差がストライプ状に生じる位相差板を用
いても同様な効果を得ることができる。なお、液晶表示
素子11の透明ガラス基板7A、7Bにストライプ状の
位相差板1を形成する場合は、イオンが流出するのを防
止するため、アクリル樹脂やエポキシ樹脂等の保護膜を
形成することが望ましい。
明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではな
く、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能で
あることは勿論である。例えば、さらに、本発明は、単
純マトリクス方式の液晶表示装置に限らず、薄膜トラン
スタ等をスイッチング素子とするアクティブ・マトリク
ス方式の液晶表示装置にも適用可能で、高コントラスト
化を図ることができる。また、液晶のねじれ角を180
°以上とすることにより、無着色で高時分割駆動の液晶
表示装置を提供することができる。また、本発明による
ストライプ状の位相差板1の他に、従来の位相差板を1
枚以上追加することにより、視角方向による位相差の補
償が可能であり、視角特性の向上に効果がある。また、
本発明による位相差板1のストライプを形成する基板と
しては、液晶表示素子11の透明ガラス基板7A、7
B、トリアセチルセルロース等の有機高分子フィルム、
あるいは厚さがほぼ同一である従来の板状の位相差板を
用いることができる。また、例えば図11(b)に示し
たような、位相差がストライプ状に生じる位相差板を用
いても同様な効果を得ることができる。なお、液晶表示
素子11の透明ガラス基板7A、7Bにストライプ状の
位相差板1を形成する場合は、イオンが流出するのを防
止するため、アクリル樹脂やエポキシ樹脂等の保護膜を
形成することが望ましい。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
バックライト等の補助光源が不要なため低消費電力で、
かつ、カラーフィルタが不要で多色表示が実現でき、表
示の明るい液晶表示装置を実現することができる。ま
た、透明電極、カラーフィルタ、あるいはブラックマト
リクスの厚さの不均一性による表示むらを補償でき、表
示品質を向上することができる。
バックライト等の補助光源が不要なため低消費電力で、
かつ、カラーフィルタが不要で多色表示が実現でき、表
示の明るい液晶表示装置を実現することができる。ま
た、透明電極、カラーフィルタ、あるいはブラックマト
リクスの厚さの不均一性による表示むらを補償でき、表
示品質を向上することができる。
【図1】本発明の実施例1の単純マトリクス方式の液晶
表示装置の液晶表示素子の一部断面図である。
表示装置の液晶表示素子の一部断面図である。
【図2】図1に示した液晶表示素子の表示原理を説明す
る図である。
る図である。
【図3】本発明による位相差板の別の実施例の断面図で
ある。
ある。
【図4】本発明の実施例3の液晶表示素子の一部断面図
である。
である。
【図5】実施例3の液晶表示素子における明状態の分光
反射率を示す図である。
反射率を示す図である。
【図6】実施例4の液晶表示素子の実効電圧と反射率と
の関係を示す図である。
の関係を示す図である。
【図7】本発明の実施例5の液晶表示素子の一部断面図
である。
である。
【図8】本発明の実施例6の液晶表示素子の一部断面図
である。
である。
【図9】本発明の実施例7の液晶表示素子の一部断面図
である。
である。
【図10】(a)〜(c)は、ストライプ状の位相差板
を印刷により形成する方法を示す図である。
を印刷により形成する方法を示す図である。
【図11】(a)〜(c)は、ストライプ状の位相差板
1を紫外線による光照射を用いて形成する方法を示す工
程断面図である。
1を紫外線による光照射を用いて形成する方法を示す工
程断面図である。
1…ストライプ状の位相差板、2…粘着材層、3…絶縁
膜、4…基板、5…平坦化膜、6…光吸収シート、7…
偏光板、8A、8B…透明ガラス基板、9A、9B…ス
トライプ状の透明電極、10A、10B…配向膜、11
…液晶層、12…液晶表示素子、13…電源、14…赤
の分光反射率、15…緑の分光反射率、16…青の分光
反射率、17…カラーフィルタ、18…平坦化膜、19
…印刷版、20…印刷ローラ、21…紫外線、22…フ
ォトマスク、R…赤色フィルタ、G…緑色フィルタ、B
…青色フィルタ。
膜、4…基板、5…平坦化膜、6…光吸収シート、7…
偏光板、8A、8B…透明ガラス基板、9A、9B…ス
トライプ状の透明電極、10A、10B…配向膜、11
…液晶層、12…液晶表示素子、13…電源、14…赤
の分光反射率、15…緑の分光反射率、16…青の分光
反射率、17…カラーフィルタ、18…平坦化膜、19
…印刷版、20…印刷ローラ、21…紫外線、22…フ
ォトマスク、R…赤色フィルタ、G…緑色フィルタ、B
…青色フィルタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤井 達久 千葉県茂原市早野3300番地 株式会社日立 製作所電子デバイス事業部内 (72)発明者 大平 智秀 千葉県茂原市早野3300番地 株式会社日立 製作所電子デバイス事業部内 (72)発明者 文倉 辰紀 千葉県茂原市早野3681番地 日立デバイス エンジニアリング株式会社内
Claims (19)
- 【請求項1】それぞれ透明電極と配向膜とを設けた面が
対向するように2枚の透明絶縁基板を所定の間隙を隔て
て重ね合わせ、前記両基板間の縁周囲に枠状に設けたシ
ール材により前記両基板を貼り合わせると共に、前記シ
ール材の内側の前記両基板間に厚さ方向にねじれた液晶
を封止して成る液晶表示素子と、前記両基板のうち光入
射側の第1の前記基板の外側に設けた偏光板と、もう一
方の第2の前記基板の外側に設けた光吸収部材と、前記
両基板の少なくとも一方に設けたストライプ状の位相差
板とを含んで成ることを特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項2】それぞれ透明電極と配向膜とを設けた面が
対向するように2枚の透明絶縁基板を所定の間隙を隔て
て重ね合わせ、前記両基板間の縁周囲に枠状に設けたシ
ール材により前記両基板を貼り合わせると共に、前記シ
ール材の内側の前記両基板間に厚さ方向にねじれた液晶
を封止して成る液晶表示素子と、前記両基板の外側にそ
れぞれ設けた偏光板とを具備する液晶表示装置におい
て、前記両基板の少なくとも一方に設けたストライプ状
の位相差板を有することを特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項3】それぞれ透明電極と配向膜とを設けた面が
対向するように2枚の透明絶縁基板を所定の間隙を隔て
て重ね合わせ、前記両基板間の縁周囲に枠状に設けたシ
ール材により前記両基板を貼り合わせると共に、前記シ
ール材の内側の前記両基板間に厚さ方向にねじれた液晶
を封止して成る液晶表示素子を具備する液晶表示装置に
おいて、前記両基板の少なくとも一方に、透明電極、カ
ラーフィルタ、ブラックマトリクスの少なくとも1つに
対応してパターニングされた位相差板を有することを特
徴とする液晶表示装置。 - 【請求項4】前記位相差板が、厚さ、複屈折の少なくと
も一方が異なる複数本のストライプから成ることを特徴
とする請求項1、2または3記載の液晶表示装置。 - 【請求項5】前記ストライプが、厚さ方向にねじれた有
機高分子から成ることを特徴とする請求項1、2または
3記載の液晶表示装置。 - 【請求項6】前記ストライプ状の位相差板が、位相差が
ストライプ状に生じる位相差板であることを特徴とする
請求項1または2記載の液晶表示装置。 - 【請求項7】前記液晶の平行方向に対する屈折率がほぼ
1.5〜1.6であることを特徴とする請求項1、2ま
たは3記載の液晶表示装置。 - 【請求項8】前記位相差板のねじれ角がほぼ180°以
上であることを特徴とする請求項1、2または3記載の
液晶表示装置。 - 【請求項9】前記位相差板の垂直方向に対する屈折率が
ほぼ1.6〜2.1であることを特徴とする請求項1、
2または3記載の液晶表示装置。 - 【請求項10】前記ストライプ状の位相差板の厚さがほ
ぼ200nm以上であることを特徴とする請求項1、2
または3記載の液晶表示装置。 - 【請求項11】前記液晶のねじれ角がほぼ180°以上
であることを特徴とする請求項1、2または3記載の液
晶表示装置。 - 【請求項12】前記位相差板のストライプが、前記透明
絶縁基板と別の基板の面上に形成されていることを特徴
とする請求項1、2または3記載の液晶表示装置。 - 【請求項13】前記基板が有機高分子フィルム、厚さが
ほぼ同一の板状の位相差板であることを特徴とする請求
項12記載の位相差板。 - 【請求項14】前記両基板の前記透明電極が、前記両基
板面と垂直な方向から見た場合、互いに垂直な方向に伸
張する複数本のストライプ状であることを特徴とする請
求項1、2または3記載の液晶表示装置。 - 【請求項15】前記位相差板の各ストライプが、透明電
極、カラーフィルタ、ブラックマトリクスの少なくとも
1つに沿って形成されていることを特徴とする請求項
1、2または3記載の液晶表示装置。 - 【請求項16】前記位相差板の各ストライプの厚さ、複
屈折の少なくとも一方が、透明電極、カラーフィルタ、
ブラックマトリクスの厚さの少なくとも1つに対応して
制御されていることを特徴とする請求項1、2または3
記載の液晶表示装置。 - 【請求項17】前記位相差板の前記ストライプの厚さ、
複屈折の少なくとも一方により、明表示の反射スペクト
ルが所定の複数色に設定されており、前記ストライプの
所定の本数で1組が繰り返し形成され、カラー表示可能
となっていることを特徴とする請求項1、2または3記
載の液晶表示装置。 - 【請求項18】前記偏光板と前記基板との間に、厚さが
ほぼ同一の板状の位相差板を少なくとも1枚設けたこと
を特徴とする請求項1、2または3記載の液晶表示装
置。 - 【請求項19】前記液晶表示素子がアクティブ・マトリ
クス方式であることを特徴とする請求項1、2または3
記載の液晶表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6173772A JPH0836172A (ja) | 1994-07-26 | 1994-07-26 | 液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6173772A JPH0836172A (ja) | 1994-07-26 | 1994-07-26 | 液晶表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0836172A true JPH0836172A (ja) | 1996-02-06 |
Family
ID=15966866
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6173772A Pending JPH0836172A (ja) | 1994-07-26 | 1994-07-26 | 液晶表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0836172A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7253859B2 (en) | 2002-12-13 | 2007-08-07 | Dai Nippon Printing Co., Ltd. | Retardation element, display element comprising the same, and process of producing retardation element |
| JP2008506986A (ja) * | 2004-07-13 | 2008-03-06 | スティッチング ダッチ ポリマー インスティテュート | 接触印刷を用いたメソゲンのマイクロ構造化 |
| KR100977226B1 (ko) * | 2003-12-30 | 2010-08-23 | 엘지디스플레이 주식회사 | 액정표시장치 및 그 제조방법 |
-
1994
- 1994-07-26 JP JP6173772A patent/JPH0836172A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7253859B2 (en) | 2002-12-13 | 2007-08-07 | Dai Nippon Printing Co., Ltd. | Retardation element, display element comprising the same, and process of producing retardation element |
| US7495731B2 (en) | 2002-12-13 | 2009-02-24 | Dai Nippon Printing Co., Ltd. | Retardation element, display element comprising the same, and process of producing retardation element |
| KR100977226B1 (ko) * | 2003-12-30 | 2010-08-23 | 엘지디스플레이 주식회사 | 액정표시장치 및 그 제조방법 |
| JP2008506986A (ja) * | 2004-07-13 | 2008-03-06 | スティッチング ダッチ ポリマー インスティテュート | 接触印刷を用いたメソゲンのマイクロ構造化 |
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