JPH0836768A - 対物レンズ駆動装置 - Google Patents
対物レンズ駆動装置Info
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- JPH0836768A JPH0836768A JP16978494A JP16978494A JPH0836768A JP H0836768 A JPH0836768 A JP H0836768A JP 16978494 A JP16978494 A JP 16978494A JP 16978494 A JP16978494 A JP 16978494A JP H0836768 A JPH0836768 A JP H0836768A
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- objective lens
- tracking
- finite
- bobbin
- coil
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 軸外収差の発生を抑制して情報信号の再生精
度を向上するとともに装置の小型化を達成する。 【構成】 有限対物レンズ11と、この対物レンズ11
が組み付けられるとともにフォーカシングコイル22と
トラッキングコイル23とが組み付けられるボビン部材
14と、マグネット28が接合されるヨーク24が一体
に立ち上がり形成されたベース部材17と、このベース
部材17に固定されたボビン支持部材16と、基端部3
2がボビン支持部材17に固定されるとともに嵌合部3
4がボビン部材14に固定されることによって、ホビン
部材14をフォーカシング方向とトラッキング方向とに
弾性変位自在に支持する弾性部材15とを備える。有限
対物レンズ11は、トラッキングエラー信号によってト
ラツキング方向へ調動動作される際に、光軸のズレによ
って生じる軸外収差を補正するトラツキング方向へと傾
倒動作されるように構成する。
度を向上するとともに装置の小型化を達成する。 【構成】 有限対物レンズ11と、この対物レンズ11
が組み付けられるとともにフォーカシングコイル22と
トラッキングコイル23とが組み付けられるボビン部材
14と、マグネット28が接合されるヨーク24が一体
に立ち上がり形成されたベース部材17と、このベース
部材17に固定されたボビン支持部材16と、基端部3
2がボビン支持部材17に固定されるとともに嵌合部3
4がボビン部材14に固定されることによって、ホビン
部材14をフォーカシング方向とトラッキング方向とに
弾性変位自在に支持する弾性部材15とを備える。有限
対物レンズ11は、トラッキングエラー信号によってト
ラツキング方向へ調動動作される際に、光軸のズレによ
って生じる軸外収差を補正するトラツキング方向へと傾
倒動作されるように構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、円盤状光記録媒体の記
録再生装置に備えられ、対物レンズを少なくともこの対
物レンズの光軸と平行なフォーカシング方向と光軸に直
交するトラッキング方向とに駆動変位させる対物レンズ
駆動装置に関する。
録再生装置に備えられ、対物レンズを少なくともこの対
物レンズの光軸と平行なフォーカシング方向と光軸に直
交するトラッキング方向とに駆動変位させる対物レンズ
駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスク、光磁気ディスク等の円盤状
光記録媒体(以下光デイスクと総称する。)を記録媒体
に用いる光ディスク記録再生装置は、光ディスクに記録
された情報信号を再生し、或いは情報信号を記録するた
めの光ピックアップ装置を備えている。この光ピックア
ップ装置は、光ディスクの情報信号記録面に照射される
レーザ光を出射する光源としての半導体レーザと、光デ
ィスクの情報信号記録面から反射された反射レーザ光と
を分離するビームスプリッタ等の光学部品からなる光学
系ブロックと、対物レンズを調動して半導体レーザから
出射されたレーザ光のビームスポットを光ディスクの情
報信号記録面に形成された記録トラックに追従させる対
物レンズ駆動装置とから構成されている。
光記録媒体(以下光デイスクと総称する。)を記録媒体
に用いる光ディスク記録再生装置は、光ディスクに記録
された情報信号を再生し、或いは情報信号を記録するた
めの光ピックアップ装置を備えている。この光ピックア
ップ装置は、光ディスクの情報信号記録面に照射される
レーザ光を出射する光源としての半導体レーザと、光デ
ィスクの情報信号記録面から反射された反射レーザ光と
を分離するビームスプリッタ等の光学部品からなる光学
系ブロックと、対物レンズを調動して半導体レーザから
出射されたレーザ光のビームスポットを光ディスクの情
報信号記録面に形成された記録トラックに追従させる対
物レンズ駆動装置とから構成されている。
【0003】光学系ブロックは、半導体レーザと、この
半導体レーザのレーザ光出射面に対向して配設された3
スポット法のためのグレーティング、ビームスプリッ
タ、このビームスプリッタの側面部に接合され分光され
た反射レーザ光を導くウォラストンプリズム、このウォ
ラストンプリズムを通過とた反射レーザ光を整形するマ
ルチレンズ或いはフォトディテクタ等の光検出器等の部
材によって構成されている。この光学系ブロックは、光
路中にコリメータレンズを配置して半導体レーザから出
射されるレーザ光を平行光線化して対物レンズへと導く
ようにした無限仕様型と、コリメータレンズを備えずに
半導体レーザから出射されたレーザ光を直接対物レンズ
へと導くようにした有限仕様型とに分類される。
半導体レーザのレーザ光出射面に対向して配設された3
スポット法のためのグレーティング、ビームスプリッ
タ、このビームスプリッタの側面部に接合され分光され
た反射レーザ光を導くウォラストンプリズム、このウォ
ラストンプリズムを通過とた反射レーザ光を整形するマ
ルチレンズ或いはフォトディテクタ等の光検出器等の部
材によって構成されている。この光学系ブロックは、光
路中にコリメータレンズを配置して半導体レーザから出
射されるレーザ光を平行光線化して対物レンズへと導く
ようにした無限仕様型と、コリメータレンズを備えずに
半導体レーザから出射されたレーザ光を直接対物レンズ
へと導くようにした有限仕様型とに分類される。
【0004】無限仕様型光学系は、対物レンズ駆動装置
によって対物レンズがフォーカシング方向或いはトラッ
キング方向に調動された場合でも、この対物レンズへの
レーザ光の入射条件が変化せず、収差の発生も少ないと
いった特徴を有している。一方、有限仕様型光学系は、
コリメータレンズが備えられていないことによって装置
の小型化等が達成されるといった特徴を有している。
によって対物レンズがフォーカシング方向或いはトラッ
キング方向に調動された場合でも、この対物レンズへの
レーザ光の入射条件が変化せず、収差の発生も少ないと
いった特徴を有している。一方、有限仕様型光学系は、
コリメータレンズが備えられていないことによって装置
の小型化等が達成されるといった特徴を有している。
【0005】また、対物レンズ駆動装置は、例えば対物
レンズをフォーカシング方向に2mm、トラッキング方
向に0.8mmの範囲で調動するため、磁界中に配置し
たコイルに供給した制御電流によって生じる電磁力を利
用する直交2軸アクチュエータ機構を備えている。
レンズをフォーカシング方向に2mm、トラッキング方
向に0.8mmの範囲で調動するため、磁界中に配置し
たコイルに供給した制御電流によって生じる電磁力を利
用する直交2軸アクチュエータ機構を備えている。
【0006】そして、実用化されている直交2軸アクチ
ュエータ機構としては、摩擦の無い円滑な駆動特性が得
られるバネ支持構造方式と、組立て精度が得やすくかつ
対物レンズの傾き姿勢の維持特性に優れた軸回転摺動構
造方式とが提供されている。また、バネ支持構造方式の
直交2軸アクチュエータ機構は、ムービングコイル形と
ムービングマグネット形とに分けられ、軸回転摺動構造
方式の直交2軸アクチュエータ機構は、内光路形と外光
路形とに分けられる。
ュエータ機構としては、摩擦の無い円滑な駆動特性が得
られるバネ支持構造方式と、組立て精度が得やすくかつ
対物レンズの傾き姿勢の維持特性に優れた軸回転摺動構
造方式とが提供されている。また、バネ支持構造方式の
直交2軸アクチュエータ機構は、ムービングコイル形と
ムービングマグネット形とに分けられ、軸回転摺動構造
方式の直交2軸アクチュエータ機構は、内光路形と外光
路形とに分けられる。
【0007】一方、バネ支持構造方式の直交2軸アクチ
ュエータ機構において、対物レンズを保持する弾性部材
の構造としては、ヒンジ形構造、ワイヤ形構造或いは板
バネ形構造が知られている。板バネ形構造の直交2軸ア
クチュエータ機構は、対物レンズ駆動装置の小型化に極
めて有効である。
ュエータ機構において、対物レンズを保持する弾性部材
の構造としては、ヒンジ形構造、ワイヤ形構造或いは板
バネ形構造が知られている。板バネ形構造の直交2軸ア
クチュエータ機構は、対物レンズ駆動装置の小型化に極
めて有効である。
【0008】かかる板バネ形構造の直交2軸アクチュエ
ータ機構を備えた対物レンズ駆動装置においては、対物
レンズを上下及び左右の4本の弾性部材によって弾性変
位自在に支持する構造であるため、荷重拘束の状態を構
成している。したがって、弾性部材は、対物レンズをト
ラッキング方向に調動した場合において、この対物レン
ズが光ディスクの情報記録面に対して平行に移動されず
にローリングを起こすことがある。
ータ機構を備えた対物レンズ駆動装置においては、対物
レンズを上下及び左右の4本の弾性部材によって弾性変
位自在に支持する構造であるため、荷重拘束の状態を構
成している。したがって、弾性部材は、対物レンズをト
ラッキング方向に調動した場合において、この対物レン
ズが光ディスクの情報記録面に対して平行に移動されず
にローリングを起こすことがある。
【0009】この弾性部材のローリングは、対物レンズ
の光軸を傾むかせることになり、収差が発生して再生さ
れた情報信号に歪みが生じたり、トラッキング制御信号
にオフセットが重畳されたりするといった問題点を生じ
させる。さらに、弾性部材は、送り装置によって対物レ
ンズ駆動装置が光ディスクの径方向に移動動作される際
に、数十Hzでローリング共振現象を発生することがあ
る。
の光軸を傾むかせることになり、収差が発生して再生さ
れた情報信号に歪みが生じたり、トラッキング制御信号
にオフセットが重畳されたりするといった問題点を生じ
させる。さらに、弾性部材は、送り装置によって対物レ
ンズ駆動装置が光ディスクの径方向に移動動作される際
に、数十Hzでローリング共振現象を発生することがあ
る。
【0010】したがって、従来、板バネ形構造の直交2
軸アクチュエータ機構を備えた対物レンズ駆動装置の設
計に際しては、対物レンズをトラッキング方向に調動す
る際の上述した弾性部材のローリング或いはローリング
共振現象の発生を防止するために「対物レンズを含む可
動部の重心と、この可動部をフォーカシング方向、トラ
ッキング方向とに調動する駆動力の中心とを一致させ
る」ことが設計の基本条件とされていた。
軸アクチュエータ機構を備えた対物レンズ駆動装置の設
計に際しては、対物レンズをトラッキング方向に調動す
る際の上述した弾性部材のローリング或いはローリング
共振現象の発生を防止するために「対物レンズを含む可
動部の重心と、この可動部をフォーカシング方向、トラ
ッキング方向とに調動する駆動力の中心とを一致させ
る」ことが設計の基本条件とされていた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】光ピックアップ装置に
おいては、光ディスクの規定されたトラックと対物レン
ズを介して照射されるレーザ光のビームスポットの位置
とのズレは、光学系ブロックのフォトディテクタによっ
て検出され、トラッキングエラー信号として対物レンズ
駆動装置のトラッキングコイルに印加される。これによ
って、対物レンズ駆動装置は、対物レンズを光軸と直交
する方向へと調動し、この対物レンズの焦点の位置を光
ディスクの規定されたトラックに追従させる。
おいては、光ディスクの規定されたトラックと対物レン
ズを介して照射されるレーザ光のビームスポットの位置
とのズレは、光学系ブロックのフォトディテクタによっ
て検出され、トラッキングエラー信号として対物レンズ
駆動装置のトラッキングコイルに印加される。これによ
って、対物レンズ駆動装置は、対物レンズを光軸と直交
する方向へと調動し、この対物レンズの焦点の位置を光
ディスクの規定されたトラックに追従させる。
【0012】図18は、光ピックアップ装置において、
トラッキングエラー信号に基づく対物レンズ2の調動動
作を模式的に示した図である。対物レンズ駆動装置は、
何らかの理由により光ディスク1の規定されたトラック
が径方向にAからBまでΔx動いてしまった場合、トラ
ッキングエラー信号に基づいて、対物レンズ2を介して
照射されるレーザ光のビームスポット位置がAからBへ
と移動するように対物レンズ2をΔyだけトラッキング
方向へと調動する。一方、半導体レーザ3は、この対物
レンズ2のトラッキング方向の調動動作に係わらず、そ
の位置が一定である。したがって、この半導体レーザ3
から出射されるレーザ光は、角度θA を以って対物レン
ズ2に入射されることになる。
トラッキングエラー信号に基づく対物レンズ2の調動動
作を模式的に示した図である。対物レンズ駆動装置は、
何らかの理由により光ディスク1の規定されたトラック
が径方向にAからBまでΔx動いてしまった場合、トラ
ッキングエラー信号に基づいて、対物レンズ2を介して
照射されるレーザ光のビームスポット位置がAからBへ
と移動するように対物レンズ2をΔyだけトラッキング
方向へと調動する。一方、半導体レーザ3は、この対物
レンズ2のトラッキング方向の調動動作に係わらず、そ
の位置が一定である。したがって、この半導体レーザ3
から出射されるレーザ光は、角度θA を以って対物レン
ズ2に入射されることになる。
【0013】小型化された光ピックアップ装置において
は、一般に有限仕様型光学系が採用され、対物レンズ2
には有限対物レンズが用いられている。このために、対
物レンズ2を介して光ディスク1の情報信号記録面に照
射されたレーザ光のビームスポットは、角度θA を以っ
て対物レンズ2に入射されることによって、軸外収差を
含むようになる。軸外収差を含むビームスポットは、再
生波形に歪みを生じさせて、信号の変換点位置誤差(ジ
ッタ)或いはエラーレート等の性能を劣化させるといっ
た問題点が生じる。
は、一般に有限仕様型光学系が採用され、対物レンズ2
には有限対物レンズが用いられている。このために、対
物レンズ2を介して光ディスク1の情報信号記録面に照
射されたレーザ光のビームスポットは、角度θA を以っ
て対物レンズ2に入射されることによって、軸外収差を
含むようになる。軸外収差を含むビームスポットは、再
生波形に歪みを生じさせて、信号の変換点位置誤差(ジ
ッタ)或いはエラーレート等の性能を劣化させるといっ
た問題点が生じる。
【0014】上述したように、対物レンズ駆動装置にお
いては、従来ではもっぱら対物レンズ2にローリング現
象を生じさせないことを基本条件に設計が行われてい
た。この対策は、対物レンズ2によって半導体レーザ3
から出射されるレーザ光を光ディスク1の情報記録面に
正しく集光させることを目的とするものであり、上述し
た半導体レーザ3に対する対物レンズ2の位置ズレによ
る軸外収差の対策は考慮されていないといっても過言で
は無い。
いては、従来ではもっぱら対物レンズ2にローリング現
象を生じさせないことを基本条件に設計が行われてい
た。この対策は、対物レンズ2によって半導体レーザ3
から出射されるレーザ光を光ディスク1の情報記録面に
正しく集光させることを目的とするものであり、上述し
た半導体レーザ3に対する対物レンズ2の位置ズレによ
る軸外収差の対策は考慮されていないといっても過言で
は無い。
【0015】したがって、本発明は、対物レンズ駆動装
置の基本動作に支障の無い範囲で、対物レンズがトラッ
キング方向に調動される際に、この対物レンズをトラッ
キング方向へと傾倒動作させることにより、軸外収差を
抑制して情報信号の再生精度の向上を図るとともに光学
系ブロックの改善によってピックアップ装置の小型化を
図った対物レンズ駆動装置を提供することを目的に提案
されたものである。
置の基本動作に支障の無い範囲で、対物レンズがトラッ
キング方向に調動される際に、この対物レンズをトラッ
キング方向へと傾倒動作させることにより、軸外収差を
抑制して情報信号の再生精度の向上を図るとともに光学
系ブロックの改善によってピックアップ装置の小型化を
図った対物レンズ駆動装置を提供することを目的に提案
されたものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】この目的を達成した本発
明に係る対物レンズ駆動装置は、有限対物レンズが組み
付けられるとともに有限対物レンズの光軸と平行なフォ
ーカシング方向に作用する磁気駆動力を発生するフォー
カシングコイルと有限対物レンズの光軸と直交するトラ
ッキング方向に作用する磁気駆動力を発生するトラッキ
ングコイルとが組み付けられるボビン部材と、自由端部
がボビン部材の両側面部にそれぞれ上下に離間して嵌合
されることによってこのボビン部材をフォーカシング方
向とトラッキング方向とに弾性変位自在に支持するバネ
材によって形成された4本の弾性部材と、マグネットが
接合されるとともにフォーカシングコイルの内部に貫通
される第1のヨーク片とトラッキングコイルと対向する
ようにして位置された第2のヨーク片とが形成されかつ
弾性部材の基端部を支持するボビン支持部材が固定され
たベース部材と、ボビン部材のトラッキング方向への変
位動作に連動して、有限対物レンズを光軸のズレによっ
て発生する軸外収差を補正するトラッキング方向へと傾
倒動作させる対物レンズ傾倒手段とを備えて構成され
る。
明に係る対物レンズ駆動装置は、有限対物レンズが組み
付けられるとともに有限対物レンズの光軸と平行なフォ
ーカシング方向に作用する磁気駆動力を発生するフォー
カシングコイルと有限対物レンズの光軸と直交するトラ
ッキング方向に作用する磁気駆動力を発生するトラッキ
ングコイルとが組み付けられるボビン部材と、自由端部
がボビン部材の両側面部にそれぞれ上下に離間して嵌合
されることによってこのボビン部材をフォーカシング方
向とトラッキング方向とに弾性変位自在に支持するバネ
材によって形成された4本の弾性部材と、マグネットが
接合されるとともにフォーカシングコイルの内部に貫通
される第1のヨーク片とトラッキングコイルと対向する
ようにして位置された第2のヨーク片とが形成されかつ
弾性部材の基端部を支持するボビン支持部材が固定され
たベース部材と、ボビン部材のトラッキング方向への変
位動作に連動して、有限対物レンズを光軸のズレによっ
て発生する軸外収差を補正するトラッキング方向へと傾
倒動作させる対物レンズ傾倒手段とを備えて構成され
る。
【0017】また、本発明に係る対物レンズ駆動装置
は、有限対物レンズが組み付けられるとともに有限対物
レンズの光軸と平行なフォーカシング方向に作用する磁
気駆動力を発生するフォーカシングコイルと有限対物レ
ンズの光軸と直交するトラッキング方向に作用する磁気
駆動力を発生するトラッキングコイルとが組み付けられ
るボビン部材と、自由端部がボビン部材の両側面部にそ
れぞれ上下に離間して嵌合されることによってこのボビ
ン部材をフォーカシング方向とトラッキング方向とに弾
性変位自在に支持するバネ材によって形成された4本の
弾性部材と、マグネットが接合されるとともにフォーカ
シングコイルの内部に貫通される第1のヨーク片とトラ
ッキングコイルと対向するようにして位置された第2の
ヨーク片とが形成されかつ弾性部材の基端部を支持する
ボビン支持部材が固定されたベース部材とを備える。そ
して、対物レンズ駆動装置は、4本の弾性部材の剛性中
心とボビン部材及びこのボビン部材に組み付けられた各
部材によって構成された可動部の重心とが一致されると
ともに、トラッキングコイルによって発生される磁気駆
動力の中心がフォーカシング方向の上方に位置されるよ
うに構成される。
は、有限対物レンズが組み付けられるとともに有限対物
レンズの光軸と平行なフォーカシング方向に作用する磁
気駆動力を発生するフォーカシングコイルと有限対物レ
ンズの光軸と直交するトラッキング方向に作用する磁気
駆動力を発生するトラッキングコイルとが組み付けられ
るボビン部材と、自由端部がボビン部材の両側面部にそ
れぞれ上下に離間して嵌合されることによってこのボビ
ン部材をフォーカシング方向とトラッキング方向とに弾
性変位自在に支持するバネ材によって形成された4本の
弾性部材と、マグネットが接合されるとともにフォーカ
シングコイルの内部に貫通される第1のヨーク片とトラ
ッキングコイルと対向するようにして位置された第2の
ヨーク片とが形成されかつ弾性部材の基端部を支持する
ボビン支持部材が固定されたベース部材とを備える。そ
して、対物レンズ駆動装置は、4本の弾性部材の剛性中
心とボビン部材及びこのボビン部材に組み付けられた各
部材によって構成された可動部の重心とが一致されると
ともに、トラッキングコイルによって発生される磁気駆
動力の中心がフォーカシング方向の上方に位置されるよ
うに構成される。
【0018】さらに、本発明に係る対物レンズ駆動装置
は、4本の弾性部材を、ボビン部材の両側面部の下方側
に位置する弾性部材が上方側に位置する弾性部材に対し
てトラッキング方向の剛性を大ならしめて構成されると
ともに、これら弾性部材の剛性中心に対応してボビン部
材及びこのボビン部材に組み付けられた各部材によって
構成された可動部の重心位置がフォーカシング方向の下
方側に位置して構成される。
は、4本の弾性部材を、ボビン部材の両側面部の下方側
に位置する弾性部材が上方側に位置する弾性部材に対し
てトラッキング方向の剛性を大ならしめて構成されると
ともに、これら弾性部材の剛性中心に対応してボビン部
材及びこのボビン部材に組み付けられた各部材によって
構成された可動部の重心位置がフォーカシング方向の下
方側に位置して構成される。
【0019】さらにまた、本発明に係る対物レンズ駆動
装置は、ボビン部材に組み付けられるフォーカシングコ
イル及びトラッキングコイルとの組み付け位置をフォー
カシング方向の下方側に調動することによって、可動部
の重心位置をフォーカシング方向の下方側に移動するよ
うに構成される。
装置は、ボビン部材に組み付けられるフォーカシングコ
イル及びトラッキングコイルとの組み付け位置をフォー
カシング方向の下方側に調動することによって、可動部
の重心位置をフォーカシング方向の下方側に移動するよ
うに構成される。
【0020】
【作用】以上のように構成された本発明に係る対物レン
ズ駆動装置によれば、ボビン部材に組み付けられたトラ
ッキングコイルにトラッキングエラー信号に応じた駆動
電流が供給されると、トラッキング方向の磁気駆動力が
発生して弾性部材が弾性変位され、ボビン部材に組み付
けられた有限対物レンズがトラッキング方向に調動され
る。有限対物レンズのトラッキング方向の調動動作に際
して、対物レンズ傾倒手段は、この有限対物レンズをト
ラッキング方向に傾倒動作させることによって、半導体
レーザ3から出射されるレーザ光の入射角度を小ならし
め、有限対物レンズを介して光ディスクの情報信号記録
面に照射されるレーザ光のビームスポットの軸外収差を
抑制する。
ズ駆動装置によれば、ボビン部材に組み付けられたトラ
ッキングコイルにトラッキングエラー信号に応じた駆動
電流が供給されると、トラッキング方向の磁気駆動力が
発生して弾性部材が弾性変位され、ボビン部材に組み付
けられた有限対物レンズがトラッキング方向に調動され
る。有限対物レンズのトラッキング方向の調動動作に際
して、対物レンズ傾倒手段は、この有限対物レンズをト
ラッキング方向に傾倒動作させることによって、半導体
レーザ3から出射されるレーザ光の入射角度を小ならし
め、有限対物レンズを介して光ディスクの情報信号記録
面に照射されるレーザ光のビームスポットの軸外収差を
抑制する。
【0021】また、本発明に係る対物レンズ駆動装置に
よれば、各弾性部材の剛性中心と可動部の重心とを一致
させるとともに、磁気的駆動力の中心をフォーカシング
方向の上側に位置させたことにより、有限対物レンズの
トラッキング方向の調動動作に際して、弾性部材がトラ
ッキング方向の弾性変位とともにローリング動作して有
限対物レンズをトラッキング方向に傾倒動作させる。し
たがって、有限対物レンズには、半導体レーザ3から出
射されるレーザ光が入射角度を小ならしめられて入射さ
れ、光ディスクの情報信号記録面に照射されるレーザ光
のビームスポットの軸外収差が抑制される。
よれば、各弾性部材の剛性中心と可動部の重心とを一致
させるとともに、磁気的駆動力の中心をフォーカシング
方向の上側に位置させたことにより、有限対物レンズの
トラッキング方向の調動動作に際して、弾性部材がトラ
ッキング方向の弾性変位とともにローリング動作して有
限対物レンズをトラッキング方向に傾倒動作させる。し
たがって、有限対物レンズには、半導体レーザ3から出
射されるレーザ光が入射角度を小ならしめられて入射さ
れ、光ディスクの情報信号記録面に照射されるレーザ光
のビームスポットの軸外収差が抑制される。
【0022】さらに、本発明に係る対物レンズ駆動装置
によれば、下側に配設された弾性部材がトラッキング方
向について剛性を大ならしめて構成されるとともに可動
部の重心位置をフォーカシング方向の下方側に位置させ
たことにより、有限対物レンズのトラッキング方向の調
動動作に際して、弾性部材がトラッキング方向の弾性変
位とともにローリング動作して有限対物レンズをトラッ
キング方向に傾倒動作させる。
によれば、下側に配設された弾性部材がトラッキング方
向について剛性を大ならしめて構成されるとともに可動
部の重心位置をフォーカシング方向の下方側に位置させ
たことにより、有限対物レンズのトラッキング方向の調
動動作に際して、弾性部材がトラッキング方向の弾性変
位とともにローリング動作して有限対物レンズをトラッ
キング方向に傾倒動作させる。
【0023】さらにまた、本発明に係る対物レンズ駆動
装置によれば、ボビン部材に組み付けるフォーカシング
コイルとトラッキングコイルとを下方側に移動すること
によって、可動部の重心位置をフォーカシング方向の下
方側に極めて容易に移動させることが可能となる。
装置によれば、ボビン部材に組み付けるフォーカシング
コイルとトラッキングコイルとを下方側に移動すること
によって、可動部の重心位置をフォーカシング方向の下
方側に極めて容易に移動させることが可能となる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例を図面を参照
して詳細に説明する。実施例対物レンズ駆動装置10
は、有限光学系ブロック40を構成する各部材ととも
に、有限光学型光ピックアツプ装置50に備えられる。
対物レンズ駆動装置10は、図2乃至図4に示すよう
に、有限対物レンズ11と、この有限対物レンズ11が
組み付けられた対物レンズホルダ12と、この対物レン
ズホルダ12及び磁気回路部13を構成する後述する各
部材が組み合わされたボビン部材14と、4本の弾性部
材15(15A乃至15D)と、これら弾性部材15の
基端部を支持するボビン支持部材16及び磁性材料によ
って形成されたベース部材17とを主たる構成部材とし
て構成されている。なお、以下の説明において、上述し
た弾性部材15のように、複数から構成される部材等に
ついては、特に個々について説明する必要が無い場合に
は、代表符号を付すものとする。
して詳細に説明する。実施例対物レンズ駆動装置10
は、有限光学系ブロック40を構成する各部材ととも
に、有限光学型光ピックアツプ装置50に備えられる。
対物レンズ駆動装置10は、図2乃至図4に示すよう
に、有限対物レンズ11と、この有限対物レンズ11が
組み付けられた対物レンズホルダ12と、この対物レン
ズホルダ12及び磁気回路部13を構成する後述する各
部材が組み合わされたボビン部材14と、4本の弾性部
材15(15A乃至15D)と、これら弾性部材15の
基端部を支持するボビン支持部材16及び磁性材料によ
って形成されたベース部材17とを主たる構成部材とし
て構成されている。なお、以下の説明において、上述し
た弾性部材15のように、複数から構成される部材等に
ついては、特に個々について説明する必要が無い場合に
は、代表符号を付すものとする。
【0025】ボビン部材14は、合成樹脂材料によって
成形され、上述した対物レンズホルダ12が組み付けら
れるホルダ部18と、磁気回路部13の構成各部材が組
み合わされる磁気回路部品組付け部19とから構成され
ている。ホルダ部18は、有限対物レンズ11を組み合
わせた対物レンズホルダ12が嵌合される対物レンズ取
付け穴20が設けられた全体が薄厚の筒状部として構成
されている。また、このホルダ部18には、対物レンズ
取付け穴20に嵌合された有限対物レンズ11の外周面
を保持する複数の保持片21(21A乃至保持片21
C)が一体に形成されている。
成形され、上述した対物レンズホルダ12が組み付けら
れるホルダ部18と、磁気回路部13の構成各部材が組
み合わされる磁気回路部品組付け部19とから構成され
ている。ホルダ部18は、有限対物レンズ11を組み合
わせた対物レンズホルダ12が嵌合される対物レンズ取
付け穴20が設けられた全体が薄厚の筒状部として構成
されている。また、このホルダ部18には、対物レンズ
取付け穴20に嵌合された有限対物レンズ11の外周面
を保持する複数の保持片21(21A乃至保持片21
C)が一体に形成されている。
【0026】ボビン部材14の磁気回路部品組付け部1
9は、略々凸字状の開口部として構成され、有限対物レ
ンズ11を光軸と平行な方向に駆動変位させる駆動力を
発生させるフォーカシングコイル22と、有限対物レン
ズ11を光軸と直交する方向に駆動変位させる駆動力を
発生させる一対のトラッキングコイル23(23A、2
3B)及び第1のヨーク片24と第2のヨーク片25と
が組み付けられる。フォーカシングコイル22は、対物
レンズ取付け穴20と反対側のやや幅広の開口部側に位
置して磁気回路部品組付け部19に組み付けられる。
9は、略々凸字状の開口部として構成され、有限対物レ
ンズ11を光軸と平行な方向に駆動変位させる駆動力を
発生させるフォーカシングコイル22と、有限対物レン
ズ11を光軸と直交する方向に駆動変位させる駆動力を
発生させる一対のトラッキングコイル23(23A、2
3B)及び第1のヨーク片24と第2のヨーク片25と
が組み付けられる。フォーカシングコイル22は、対物
レンズ取付け穴20と反対側のやや幅広の開口部側に位
置して磁気回路部品組付け部19に組み付けられる。
【0027】磁気回路部品組付け部19に対応するボビ
ン部材14の両側面部には、後述する弾性部材15A乃
至弾性部材15Dのそれぞれの嵌合部34(34A乃至
34D)が差し込まれる水平方向の嵌合スリット26
(26A乃至26D)がそれぞれ上下方向に離間して設
けられている。したがって、ボビン部材14は、これら
弾性部材20によって、上下方向、すなわちフォーカシ
ング方向及び左右方向、すなわちトラッキング方向とに
弾性変位自在に支持されることになる。
ン部材14の両側面部には、後述する弾性部材15A乃
至弾性部材15Dのそれぞれの嵌合部34(34A乃至
34D)が差し込まれる水平方向の嵌合スリット26
(26A乃至26D)がそれぞれ上下方向に離間して設
けられている。したがって、ボビン部材14は、これら
弾性部材20によって、上下方向、すなわちフォーカシ
ング方向及び左右方向、すなわちトラッキング方向とに
弾性変位自在に支持されることになる。
【0028】フォーカシングコイル22は、磁気回路部
品組付け部19を構成するコイル組付け開口部27の開
口寸法とほぼ同径の角筒状を呈して構成されており、こ
のコイル組付け開口部27に嵌着されて組み合わされ
る。また、フォーカシングコイル22は、コイル組付け
開口部27に組み合わされた後、外周面と開口部内壁と
の間に接着剤が充填されることによって、ボビン部材1
4にしっかりと固定される。また、フォーカシングコイ
ル22は、コイル組付け開口部27に組み付けられた状
態において、コイルの巻き方向が有限対物レンズ11の
光軸と平行な方向であるように構成されている。
品組付け部19を構成するコイル組付け開口部27の開
口寸法とほぼ同径の角筒状を呈して構成されており、こ
のコイル組付け開口部27に嵌着されて組み合わされ
る。また、フォーカシングコイル22は、コイル組付け
開口部27に組み合わされた後、外周面と開口部内壁と
の間に接着剤が充填されることによって、ボビン部材1
4にしっかりと固定される。また、フォーカシングコイ
ル22は、コイル組付け開口部27に組み付けられた状
態において、コイルの巻き方向が有限対物レンズ11の
光軸と平行な方向であるように構成されている。
【0029】一対のトラッキングコイル23は、それぞ
れ薄幅の矩形枠状を呈して構成されており、フォーカシ
ングコイル22の一方側面部と有限対物レンズ11との
間に位置するようにして、互いに一方側面部を重ね合わ
せるようにして磁気回路部品組付け部19を構成するコ
イル組付け開口部27に嵌着されて組み付けられる。こ
れらトラッキングコイル23は、コイル組付け開口部2
7に組み付けられた後、フォーカシングコイル22の一
方側面部に接着剤によってしっかりと固定される。ま
た、これらトラッキングコイル23は、磁気回路部品組
付け部19に組み付けられた状態において、少なくとも
相対向する辺に有限対物レンズ11の光軸と平行な直線
部分を有するように構成されている。
れ薄幅の矩形枠状を呈して構成されており、フォーカシ
ングコイル22の一方側面部と有限対物レンズ11との
間に位置するようにして、互いに一方側面部を重ね合わ
せるようにして磁気回路部品組付け部19を構成するコ
イル組付け開口部27に嵌着されて組み付けられる。こ
れらトラッキングコイル23は、コイル組付け開口部2
7に組み付けられた後、フォーカシングコイル22の一
方側面部に接着剤によってしっかりと固定される。ま
た、これらトラッキングコイル23は、磁気回路部品組
付け部19に組み付けられた状態において、少なくとも
相対向する辺に有限対物レンズ11の光軸と平行な直線
部分を有するように構成されている。
【0030】ベース部材17は、詳細な形状の図示を省
略するが、珪素鋼等の高透磁率材料によって略々H字状
に形成され、中央連結片の相対向する側縁部から第1の
ヨーク片24と第2のヨーク片25とがそれぞれ互いに
平行に対峙するようにして一体に立ち上がり形成されて
いる。
略するが、珪素鋼等の高透磁率材料によって略々H字状
に形成され、中央連結片の相対向する側縁部から第1の
ヨーク片24と第2のヨーク片25とがそれぞれ互いに
平行に対峙するようにして一体に立ち上がり形成されて
いる。
【0031】第1のヨーク片24は、磁気回路部品組付
け部19に組み付けられたフォーカシングコイル22の
中心孔を貫通している。また、第2のヨーク片25は、
トラッキングコイル23と対向して磁気回路部品組付け
部19に貫通している。第1のヨーク片24および第2
のヨーク片25には、それぞれ対向側面に、やや厚みの
ある板状のマグネット28(28A、28B)が接着剤
等を用いてしっかりと取付け固定されている。第1のヨ
ーク片24と第2のヨーク片25との先端部には、図2
において鎖線で示すように、磁性材で形成したヨーク板
29が組み合わされる。
け部19に組み付けられたフォーカシングコイル22の
中心孔を貫通している。また、第2のヨーク片25は、
トラッキングコイル23と対向して磁気回路部品組付け
部19に貫通している。第1のヨーク片24および第2
のヨーク片25には、それぞれ対向側面に、やや厚みの
ある板状のマグネット28(28A、28B)が接着剤
等を用いてしっかりと取付け固定されている。第1のヨ
ーク片24と第2のヨーク片25との先端部には、図2
において鎖線で示すように、磁性材で形成したヨーク板
29が組み合わされる。
【0032】したがって、磁気回路部13は、上述した
ベース部材17と、このベース部材17に一体に立ち上
がり形成された第1のヨーク片24及び第2のヨーク片
25と、これら両ヨーク片24、25に取り付けられた
マグネット28及びヨーク板29とから構成される。そ
して、フォーカシングコイル22及びトラッキングコイ
ル23は、この磁気回路部13の磁界中を横切るように
位置して磁気回路部品組付け部19に組み付けられてい
る。また、これらフォーカシングコイル22及びトラッ
キングコイル23への電流の供給は、後述するように、
弾性部材15を利用して行われている。
ベース部材17と、このベース部材17に一体に立ち上
がり形成された第1のヨーク片24及び第2のヨーク片
25と、これら両ヨーク片24、25に取り付けられた
マグネット28及びヨーク板29とから構成される。そ
して、フォーカシングコイル22及びトラッキングコイ
ル23は、この磁気回路部13の磁界中を横切るように
位置して磁気回路部品組付け部19に組み付けられてい
る。また、これらフォーカシングコイル22及びトラッ
キングコイル23への電流の供給は、後述するように、
弾性部材15を利用して行われている。
【0033】ボビン支持部材16は、第1のヨーク片2
4及び第2のヨーク片25の反対側に位置して、H字状
の中央開口部分を跨ぐようにしてベース部材17に組み
付けられている。すなわち、ボビン支持部材16は、全
体がブロック状に形成され、底面部には半導体レーザか
ら出射されたレーザ光の光路を構成する逆U字状の光路
凹部30が形成されるとともに、両側面部にはボビン部
材14を支持する弾性部材15A乃至弾性部材15Dの
基端部32がそれぞれ差し込まれる水平方向の嵌合スリ
ット31(31A乃至31D)がそれぞれ上下方向に離
間して設けられている。
4及び第2のヨーク片25の反対側に位置して、H字状
の中央開口部分を跨ぐようにしてベース部材17に組み
付けられている。すなわち、ボビン支持部材16は、全
体がブロック状に形成され、底面部には半導体レーザか
ら出射されたレーザ光の光路を構成する逆U字状の光路
凹部30が形成されるとともに、両側面部にはボビン部
材14を支持する弾性部材15A乃至弾性部材15Dの
基端部32がそれぞれ差し込まれる水平方向の嵌合スリ
ット31(31A乃至31D)がそれぞれ上下方向に離
間して設けられている。
【0034】弾性部材15は、それぞれ薄いバネ板材料
を打ち抜き形成した部材であって、ボビン支持部材16
の左側面部に上下に位置して組み付けられる弾性部材1
5A、15Bと、右側面部に上下に位置して組み付けら
れる弾性部材15C、15Dとの4本から構成される。
これら弾性部材15は、互いに左右対象形とされるとと
もに、同一側面部に組み付けられる弾性部材15A、1
5B及び弾性部材15C、15Dとが互いに同一形状と
される。
を打ち抜き形成した部材であって、ボビン支持部材16
の左側面部に上下に位置して組み付けられる弾性部材1
5A、15Bと、右側面部に上下に位置して組み付けら
れる弾性部材15C、15Dとの4本から構成される。
これら弾性部材15は、互いに左右対象形とされるとと
もに、同一側面部に組み付けられる弾性部材15A、1
5B及び弾性部材15C、15Dとが互いに同一形状と
される。
【0035】弾性部材15は、図5に示すように、ボビ
ン支持部材16の両側面部に設けた嵌合スリット31に
それぞれ差し込まれる略矩形状の基端部32(32A乃
至32D)と、幅狭の弾性変形部33(33A乃至33
D)及びボビン部材14の両側面部に設けた嵌合スリッ
ト26にそれぞれ差し込まれる略矩形状の嵌合部34
(34A乃至34D)とから構成されている。また、こ
れら弾性部材15は、後述するようにボビン支持部材1
6に取り付けられた状態において、このボビン支持部材
16の外周面から突出する基端部32の一部が信号線接
続部35として構成されるとともに、嵌合部34の一端
側には、弾性変形部33と平行なコイル接続片36(3
6A乃至36D)が一体に形成されている。このコイル
接続片36には、ボビン部材14の上下面に形成された
半球状の位置決めダボ38に対応して位置決め孔37が
設けられている。
ン支持部材16の両側面部に設けた嵌合スリット31に
それぞれ差し込まれる略矩形状の基端部32(32A乃
至32D)と、幅狭の弾性変形部33(33A乃至33
D)及びボビン部材14の両側面部に設けた嵌合スリッ
ト26にそれぞれ差し込まれる略矩形状の嵌合部34
(34A乃至34D)とから構成されている。また、こ
れら弾性部材15は、後述するようにボビン支持部材1
6に取り付けられた状態において、このボビン支持部材
16の外周面から突出する基端部32の一部が信号線接
続部35として構成されるとともに、嵌合部34の一端
側には、弾性変形部33と平行なコイル接続片36(3
6A乃至36D)が一体に形成されている。このコイル
接続片36には、ボビン部材14の上下面に形成された
半球状の位置決めダボ38に対応して位置決め孔37が
設けられている。
【0036】弾性部材15は、基端部32がボビン支持
部材16の両側面部に設けた嵌合スリット31にそれぞ
れ差し込まれて固定されることにより、ボビン支持部材
16にそれぞれ片持ち状態で支持される。そして、弾性
部材15は、自由端側の嵌合部34がボビン部材14の
両側面部に設けた嵌合スリット26にそれぞれ差し込ま
れて固定されることにより、このボビン部材14を上下
方向及び左右方向に弾性変位自在に支持する。
部材16の両側面部に設けた嵌合スリット31にそれぞ
れ差し込まれて固定されることにより、ボビン支持部材
16にそれぞれ片持ち状態で支持される。そして、弾性
部材15は、自由端側の嵌合部34がボビン部材14の
両側面部に設けた嵌合スリット26にそれぞれ差し込ま
れて固定されることにより、このボビン部材14を上下
方向及び左右方向に弾性変位自在に支持する。
【0037】また、弾性部材15は、ボビン部材14を
ボビン支持部材16に弾性変位自在に支持するように、
これら両部材間に取り付けられた状態において、コイル
接続片35の位置決め孔37がボビン部材14の位置決
めダボ38にそれぞれ相対係合される。コイル接続片3
6には、フォーカシングコイル22及びトラッキングコ
イル23のコイル線がそれぞれ接続される。また、基端
部32の信号線接続部35には、フォーカシングコイル
22及びトラッキングコイル23にフォーカスエラー信
号或いはトラッキングエラー信号に基づく駆動電流を供
給する駆動源とを接続する信号線が接続される。したが
って、弾性部材15は、フォーカシングコイル22及び
トラッキングコイル23への電流供給線としても機能す
る。
ボビン支持部材16に弾性変位自在に支持するように、
これら両部材間に取り付けられた状態において、コイル
接続片35の位置決め孔37がボビン部材14の位置決
めダボ38にそれぞれ相対係合される。コイル接続片3
6には、フォーカシングコイル22及びトラッキングコ
イル23のコイル線がそれぞれ接続される。また、基端
部32の信号線接続部35には、フォーカシングコイル
22及びトラッキングコイル23にフォーカスエラー信
号或いはトラッキングエラー信号に基づく駆動電流を供
給する駆動源とを接続する信号線が接続される。したが
って、弾性部材15は、フォーカシングコイル22及び
トラッキングコイル23への電流供給線としても機能す
る。
【0038】以上のように構成された対物レンズ駆動装
置10は、後述するように有限光学系ブロック40とと
もにホルダ51に搭載されて有限光学型光ピックアップ
装置50を構成する。対物レンズ駆動装置10は、有限
光学系ブロック40の半導体レーザ41から出射された
レーザ光を有限対物レンズ11を介して光ディスク1の
情報信号記録面にビームスポットの状態で照射するとと
もに、この情報信号記録面からの反射レーザ光を有限対
物レンズ11を介してビームスプリッタ43によって分
光し、入射レーザ光と反射レーザ光のフォーカシング方
向とトラッキング方向との差異成分を光検出器46によ
って検出する。検出されたフォーカシング方向とトラッ
キング方向との差異成分は、フォーカスエラー信号或い
はトラッキングエラー信号としてフォーカシングコイル
22及びトラッキングコイル23へと供給される。
置10は、後述するように有限光学系ブロック40とと
もにホルダ51に搭載されて有限光学型光ピックアップ
装置50を構成する。対物レンズ駆動装置10は、有限
光学系ブロック40の半導体レーザ41から出射された
レーザ光を有限対物レンズ11を介して光ディスク1の
情報信号記録面にビームスポットの状態で照射するとと
もに、この情報信号記録面からの反射レーザ光を有限対
物レンズ11を介してビームスプリッタ43によって分
光し、入射レーザ光と反射レーザ光のフォーカシング方
向とトラッキング方向との差異成分を光検出器46によ
って検出する。検出されたフォーカシング方向とトラッ
キング方向との差異成分は、フォーカスエラー信号或い
はトラッキングエラー信号としてフォーカシングコイル
22及びトラッキングコイル23へと供給される。
【0039】対物レンズ駆動装置10は、フォーカシン
グコイル22にフォーカスエラー信号に応じた駆動電流
が供給されると、このフォーカシングコイル22に流れ
る電流と、磁気回路部13を構成するマグネット28か
らの磁束とによって、ボビン部材14をフォーカシング
方向へと駆動する磁気的駆動力を発生させる。この磁気
的駆動力は、弾性部材15を上下方向に弾性変位させ、
ボビン部材14、換言すれば有限対物レンズ11を光軸
と平行なフォーカシング方向へと調動させて、光ディス
ク1に照射する半導体レーザ41から出射されるレーザ
光のフォーカシングの調整を行わせる。
グコイル22にフォーカスエラー信号に応じた駆動電流
が供給されると、このフォーカシングコイル22に流れ
る電流と、磁気回路部13を構成するマグネット28か
らの磁束とによって、ボビン部材14をフォーカシング
方向へと駆動する磁気的駆動力を発生させる。この磁気
的駆動力は、弾性部材15を上下方向に弾性変位させ、
ボビン部材14、換言すれば有限対物レンズ11を光軸
と平行なフォーカシング方向へと調動させて、光ディス
ク1に照射する半導体レーザ41から出射されるレーザ
光のフォーカシングの調整を行わせる。
【0040】対物レンズ駆動装置10は、第1のトラッ
キングコイル23A又は第2のトラッキングコイル23
Bに、トラッキングエラー信号に応じた駆動電流が供給
されると、これらトラッキングコイル23A、23Bに
流れる電流と、磁気回路部13を構成するマグネット2
8からの磁束とによって、ボビン部材14をトラッキン
グ方向へと駆動する磁気的駆動力を発生させる。この磁
気的駆動力は、弾性部材15を左方向或いは右方向へと
弾性変位させ、ボビン部材16、換言すれば有限対物レ
ンズ11を光軸と直交するトラッキング方向へと調動さ
せて、光ディスク1に照射する半導体レーザ41から出
射されるレーザ光のトラッキングの調整を行わせる。
キングコイル23A又は第2のトラッキングコイル23
Bに、トラッキングエラー信号に応じた駆動電流が供給
されると、これらトラッキングコイル23A、23Bに
流れる電流と、磁気回路部13を構成するマグネット2
8からの磁束とによって、ボビン部材14をトラッキン
グ方向へと駆動する磁気的駆動力を発生させる。この磁
気的駆動力は、弾性部材15を左方向或いは右方向へと
弾性変位させ、ボビン部材16、換言すれば有限対物レ
ンズ11を光軸と直交するトラッキング方向へと調動さ
せて、光ディスク1に照射する半導体レーザ41から出
射されるレーザ光のトラッキングの調整を行わせる。
【0041】次に有限光学系ブロック40について、図
6を参照して説明する。有限光学系ブロック40は、対
物レンズ駆動装置10に組み付けられた有限対物レンズ
11の光軸上に配設された半導体レーザ41、グレーテ
ィング42及びビームスプリッタ43と、このビームス
プリッタ43の光軸と直交する側面部に接合されたウォ
ラストンプリズム44と、このウォラストンプリズム4
4と光軸を一致させて配設されたマルチレンズ45及び
フォトディテクタ等からなる光検出器46等の部材によ
って構成されている。これら光学部品及び光検出器46
は、後述するホルダ51に組み付けられている。このよ
うに、光学系ブロックには、半導体レーザ41から出射
されるレーザ光を平行光線化するコリメータレンズが備
えられておらず、有限光路として構成されている。
6を参照して説明する。有限光学系ブロック40は、対
物レンズ駆動装置10に組み付けられた有限対物レンズ
11の光軸上に配設された半導体レーザ41、グレーテ
ィング42及びビームスプリッタ43と、このビームス
プリッタ43の光軸と直交する側面部に接合されたウォ
ラストンプリズム44と、このウォラストンプリズム4
4と光軸を一致させて配設されたマルチレンズ45及び
フォトディテクタ等からなる光検出器46等の部材によ
って構成されている。これら光学部品及び光検出器46
は、後述するホルダ51に組み付けられている。このよ
うに、光学系ブロックには、半導体レーザ41から出射
されるレーザ光を平行光線化するコリメータレンズが備
えられておらず、有限光路として構成されている。
【0042】なお、同図において、有限対物レンズ11
と半導体レーザ41とは、互いに同一直線上に位置して
配設されて図示されているが、実際には半導体レーザ4
1から出射されてボビン支持部材16に設けた光路凹部
30を介して入射されるレーザ光を90°折り曲げて有
限対物レンズ11へと導く反射ミラーがこの有限対物レ
ンズ11の下方部に配設されている。また、ウォラスト
ンプリズム44は、光磁気信号検出用に設けられる光学
部品であって、再生専用の光ピックアップ装置の場合に
は不要とされることは勿論であり、またビームスプリッ
タ43も斜め板に代えることができる。
と半導体レーザ41とは、互いに同一直線上に位置して
配設されて図示されているが、実際には半導体レーザ4
1から出射されてボビン支持部材16に設けた光路凹部
30を介して入射されるレーザ光を90°折り曲げて有
限対物レンズ11へと導く反射ミラーがこの有限対物レ
ンズ11の下方部に配設されている。また、ウォラスト
ンプリズム44は、光磁気信号検出用に設けられる光学
部品であって、再生専用の光ピックアップ装置の場合に
は不要とされることは勿論であり、またビームスプリッ
タ43も斜め板に代えることができる。
【0043】半導体レーザ41から出射されたレーザ光
は、この半導体レーザ41のレーザ光出射面に対向位置
された3スポット法のためのグレーテイング42に入射
され、さらにビームスプリッタ43を透過して有限対物
レンズ11へと入射される。レーザ光は、有限対物レン
ズ11によって光ディスク1の情報信号記録面の所定の
トラック上にビームスポットを形成され、この情報信号
記録面において反射された後、有限対物レンズ11に再
入射される。この反射レーザ光は、ビームスプリッタ4
3に入射されて90°折り曲げられて入射レーザ光と分
光される。
は、この半導体レーザ41のレーザ光出射面に対向位置
された3スポット法のためのグレーテイング42に入射
され、さらにビームスプリッタ43を透過して有限対物
レンズ11へと入射される。レーザ光は、有限対物レン
ズ11によって光ディスク1の情報信号記録面の所定の
トラック上にビームスポットを形成され、この情報信号
記録面において反射された後、有限対物レンズ11に再
入射される。この反射レーザ光は、ビームスプリッタ4
3に入射されて90°折り曲げられて入射レーザ光と分
光される。
【0044】ビームスプリッタ43によって分光された
反射レーザ光は、ウォラストンプリズム44を通過し、
マルチレンズ45によって整形された状態で光検出器4
6に受光される。反射レーザ光を受光した光検出器46
は、詳細を省略する動作によってフォーカシングエラー
信号或いはトラッキングエラー信号を創成し、駆動源を
介してフォーカシングコイル22或いはトラッキングコ
イル23に駆動電流を供給して対物レンズ駆動装置10
を駆動する。
反射レーザ光は、ウォラストンプリズム44を通過し、
マルチレンズ45によって整形された状態で光検出器4
6に受光される。反射レーザ光を受光した光検出器46
は、詳細を省略する動作によってフォーカシングエラー
信号或いはトラッキングエラー信号を創成し、駆動源を
介してフォーカシングコイル22或いはトラッキングコ
イル23に駆動電流を供給して対物レンズ駆動装置10
を駆動する。
【0045】以上のように構成された対物レンズ駆動装
置10及び有限光学系ブロック40は、ホルダ51に搭
載される。ホルダ51は、図7及び図8に示すように、
ダイキャスト或いは合成樹脂材料を射出成形して全体略
矩形のブロック体として構成されている。ホルダ51
は、長手方向の一方側面部に記録再生装置60に配され
る送りガイド軸61が貫通されるガイド軸受け部52が
設けられるとともに、他方側面部には同様に記録再生装
置60に配されるスレッド送りねじ軸62が挿通される
送りねじ部53が設けられている。
置10及び有限光学系ブロック40は、ホルダ51に搭
載される。ホルダ51は、図7及び図8に示すように、
ダイキャスト或いは合成樹脂材料を射出成形して全体略
矩形のブロック体として構成されている。ホルダ51
は、長手方向の一方側面部に記録再生装置60に配され
る送りガイド軸61が貫通されるガイド軸受け部52が
設けられるとともに、他方側面部には同様に記録再生装
置60に配されるスレッド送りねじ軸62が挿通される
送りねじ部53が設けられている。
【0046】記録再生装置60は、この装置本体に構成
されたカートリッジ装着部63に装着されたデイスクカ
ートリッジに収納された光ディスク1を回転操作するデ
ィスク回転駆動装置64を備えている。このディスク回
転駆動装置64は、駆動軸65の先端部に光デイスク1
をクランプし、この光デイスク1と一体となって回転す
るディスクテーブル66を取り付けて構成されている。
されたカートリッジ装着部63に装着されたデイスクカ
ートリッジに収納された光ディスク1を回転操作するデ
ィスク回転駆動装置64を備えている。このディスク回
転駆動装置64は、駆動軸65の先端部に光デイスク1
をクランプし、この光デイスク1と一体となって回転す
るディスクテーブル66を取り付けて構成されている。
【0047】記録再生装置60は、光ピックアップ装置
40を光ディスク1の径方向に駆動する上述した送りガ
イド軸61及びスレッド送りねじ軸62とを互いに平行
に支持している。これら送りガイド軸61及びスレッド
送りねじ軸62は、スレッド送りねじ軸62を回転駆動
する光ピックアップ装置50の駆動機構を構成し、光ピ
ックアップ装置50を、光ディスク1の径方向に移動動
作可能とする。この状態で、対物レンズ駆動装置10
は、弾性部材15が光ディスク1の情報信号記録面に形
成されたトラックの接線方向であるタンジェンシャル方
向に延長されて記録再生装置60内に配置される。
40を光ディスク1の径方向に駆動する上述した送りガ
イド軸61及びスレッド送りねじ軸62とを互いに平行
に支持している。これら送りガイド軸61及びスレッド
送りねじ軸62は、スレッド送りねじ軸62を回転駆動
する光ピックアップ装置50の駆動機構を構成し、光ピ
ックアップ装置50を、光ディスク1の径方向に移動動
作可能とする。この状態で、対物レンズ駆動装置10
は、弾性部材15が光ディスク1の情報信号記録面に形
成されたトラックの接線方向であるタンジェンシャル方
向に延長されて記録再生装置60内に配置される。
【0048】光ピックアップ装置50は、スレッド送り
ねじ軸62がピックアップ送りモータ67によって回転
駆動されることにより、図9において矢印A方向に送り
動作される。この場合、ピックアップ送りモータ67の
回転は、伝達歯車機構68を介してスレッド送りねじ軸
62に伝達される。
ねじ軸62がピックアップ送りモータ67によって回転
駆動されることにより、図9において矢印A方向に送り
動作される。この場合、ピックアップ送りモータ67の
回転は、伝達歯車機構68を介してスレッド送りねじ軸
62に伝達される。
【0049】上述したように実施例対物レンズ駆動装置
10は、第1のトラッキングコイル23A又は第2のト
ラッキングコイル23Bに、トラッキングエラー信号に
応じた駆動電流が供給されることによって有限対物レン
ズ11がトラッキング方向の左右いずれかの方向に調動
される。この場合、有限対物レンズ11は、この調動動
作に際して、動作されたトラッキング方向に対して同時
にローリング動作するように構成されている。
10は、第1のトラッキングコイル23A又は第2のト
ラッキングコイル23Bに、トラッキングエラー信号に
応じた駆動電流が供給されることによって有限対物レン
ズ11がトラッキング方向の左右いずれかの方向に調動
される。この場合、有限対物レンズ11は、この調動動
作に際して、動作されたトラッキング方向に対して同時
にローリング動作するように構成されている。
【0050】すなわち、有限対物レンズ11は、図1に
示すように、トラッキング方向に対してΔx移動動作す
ると、ローリング動作によって光ディスク1の情報信号
記録面に対して角度θL を以って傾倒動作する。したが
って、半導体レーザ41から出射されたレーザ光は、有
限対物レンズ11に対して入射角度θB を以って入射す
ることになる。一方、従来の対物レンズ駆動装置におい
ては、有限対物レンズがローリング動作を生じないよう
に構成されていて光ディスク1の情報信号記録面に対し
て平行な状態で移動動作することから、半導体レーザ4
1から出射されたレーザ光は、入射角度θA を以って入
射する。
示すように、トラッキング方向に対してΔx移動動作す
ると、ローリング動作によって光ディスク1の情報信号
記録面に対して角度θL を以って傾倒動作する。したが
って、半導体レーザ41から出射されたレーザ光は、有
限対物レンズ11に対して入射角度θB を以って入射す
ることになる。一方、従来の対物レンズ駆動装置におい
ては、有限対物レンズがローリング動作を生じないよう
に構成されていて光ディスク1の情報信号記録面に対し
て平行な状態で移動動作することから、半導体レーザ4
1から出射されたレーザ光は、入射角度θA を以って入
射する。
【0051】このように、半導体レーザ41から出射さ
れたレーザ光は、有限対物レンズ11が傾倒動作するこ
とによって、この有限対物レンズ11に対して入射角度
θBが、θB =θA −θL となって小角度で入射される
ことになる。有限対物レンズ11においては、レーザ光
の入射角度が光軸に対して大きい角度になるほど軸外収
差も大きくなる。したがって、実施例対物レンズ駆動装
置10においては、軸外収差の発生を逓減させて、ジッ
ターの増加或いはエラーレートの悪化を押さえて良好な
情報信号の再生を行う。
れたレーザ光は、有限対物レンズ11が傾倒動作するこ
とによって、この有限対物レンズ11に対して入射角度
θBが、θB =θA −θL となって小角度で入射される
ことになる。有限対物レンズ11においては、レーザ光
の入射角度が光軸に対して大きい角度になるほど軸外収
差も大きくなる。したがって、実施例対物レンズ駆動装
置10においては、軸外収差の発生を逓減させて、ジッ
ターの増加或いはエラーレートの悪化を押さえて良好な
情報信号の再生を行う。
【0052】図10は、縦軸を波面収差の変化量、横軸
を有限対物レンズの移動量として、有限対物レンズの移
動量に対する波面収差量の変化をシュミレーションした
図である。同図において、実線は有限対物レンズが移動
方向に対して傾倒動作する場合を、点線は有限対物レン
ズが傾倒動作しない場合を、また一点鎖線は有限対物レ
ンズが移動方向とは反対方向に傾倒動作する場合をそれ
ぞれ示している。波面収差量は、同図から明らかなよう
に、有限対物レンズが移動するにしたがって次第に増加
する。
を有限対物レンズの移動量として、有限対物レンズの移
動量に対する波面収差量の変化をシュミレーションした
図である。同図において、実線は有限対物レンズが移動
方向に対して傾倒動作する場合を、点線は有限対物レン
ズが傾倒動作しない場合を、また一点鎖線は有限対物レ
ンズが移動方向とは反対方向に傾倒動作する場合をそれ
ぞれ示している。波面収差量は、同図から明らかなよう
に、有限対物レンズが移動するにしたがって次第に増加
する。
【0053】この増加する波面収差量は、有限対物レン
ズが移動方向とは反対方向に傾倒動作する場合において
一番大きく、有限対物レンズが移動方向に傾倒動作する
場合が一番小さい。したがって、光ピックアップ装置に
おいては、有限対物レンズが移動動作された際、上述し
た図1に基づいて説明したように、この有限対物レンズ
を傾倒動作させてレーザ光の入射角度が光軸に対してよ
り小さな入射角度になるように構成するほど、軸外収差
を小さくすることができる。
ズが移動方向とは反対方向に傾倒動作する場合において
一番大きく、有限対物レンズが移動方向に傾倒動作する
場合が一番小さい。したがって、光ピックアップ装置に
おいては、有限対物レンズが移動動作された際、上述し
た図1に基づいて説明したように、この有限対物レンズ
を傾倒動作させてレーザ光の入射角度が光軸に対してよ
り小さな入射角度になるように構成するほど、軸外収差
を小さくすることができる。
【0054】図11は、縦軸をジッターの大きさ、横軸
を有限対物レンズの移動量として、有限対物レンズが傾
倒動作しない従来の光ピックアップ装置と、有限対物レ
ンズがトラッキング方向に傾倒動作する光ピックアップ
装置及び有限対物レンズがトラッキング方向とは反対方
向に傾倒動作する光ピックアップ装置について、ジッタ
ーを測定した図である。なお、同図において、実線は有
限対物レンズが移動方向に対して傾倒動作する場合を、
点線は有限対物レンズが傾倒動作しない場合を、また一
点鎖線は有限対物レンズが移動方向とは反対方向に傾倒
動作する場合をそれぞれ示している。
を有限対物レンズの移動量として、有限対物レンズが傾
倒動作しない従来の光ピックアップ装置と、有限対物レ
ンズがトラッキング方向に傾倒動作する光ピックアップ
装置及び有限対物レンズがトラッキング方向とは反対方
向に傾倒動作する光ピックアップ装置について、ジッタ
ーを測定した図である。なお、同図において、実線は有
限対物レンズが移動方向に対して傾倒動作する場合を、
点線は有限対物レンズが傾倒動作しない場合を、また一
点鎖線は有限対物レンズが移動方向とは反対方向に傾倒
動作する場合をそれぞれ示している。
【0055】ジッターは、上述したように、有限対物レ
ンズが移動するにしたがって軸外収差が増加することか
ら、有限対物レンズの移動量が大きくなるにしたがって
次第に増加する。この増加するジッターは、有限対物レ
ンズが移動方向とは反対方向に傾倒動作する場合におい
て一番大きく、有限対物レンズが移動方向に傾倒動作す
る場合が一番小さい。したがって、光ピックアップ装置
においては、有限対物レンズが移動動作された際、この
有限対物レンズを移動方向に対して傾倒動作させること
によって、ジッターの少ない安定した装置を構成するこ
とができる。
ンズが移動するにしたがって軸外収差が増加することか
ら、有限対物レンズの移動量が大きくなるにしたがって
次第に増加する。この増加するジッターは、有限対物レ
ンズが移動方向とは反対方向に傾倒動作する場合におい
て一番大きく、有限対物レンズが移動方向に傾倒動作す
る場合が一番小さい。したがって、光ピックアップ装置
においては、有限対物レンズが移動動作された際、この
有限対物レンズを移動方向に対して傾倒動作させること
によって、ジッターの少ない安定した装置を構成するこ
とができる。
【0056】以上のように、光ピックアップ装置50
は、対物レンズ駆動装置10がトラッキング方向に調動
動作されるに際して、有限対物レンズ11を同時に傾倒
動作させるように構成することが有効である。このよう
に、有限対物レンズ11をトラッキング方向の調動動作
に際して傾倒動作させる傾倒手段は、ローリング現象を
積極的に利用することによって達成される。
は、対物レンズ駆動装置10がトラッキング方向に調動
動作されるに際して、有限対物レンズ11を同時に傾倒
動作させるように構成することが有効である。このよう
に、有限対物レンズ11をトラッキング方向の調動動作
に際して傾倒動作させる傾倒手段は、ローリング現象を
積極的に利用することによって達成される。
【0057】対物レンズ駆動装置10は、有限対物レン
ズ11が、薄いバネ材によって形成した4本の弾性部材
15A乃至弾性部材15Dによって弾性変位自在に支持
されるように構成されている。そして、弾性部材15
は、弾性変形部33を、厚み方向(図2におけるZ軸方
向)がフォーカシング方向とするとともに幅方向(同図
におけるY軸方向)がトラッキング方向とされてボビン
支持部材16に片持ち支持されている。
ズ11が、薄いバネ材によって形成した4本の弾性部材
15A乃至弾性部材15Dによって弾性変位自在に支持
されるように構成されている。そして、弾性部材15
は、弾性変形部33を、厚み方向(図2におけるZ軸方
向)がフォーカシング方向とするとともに幅方向(同図
におけるY軸方向)がトラッキング方向とされてボビン
支持部材16に片持ち支持されている。
【0058】ここで、対物レンズ駆動装置10について
は、従来設計に際して、「トラッキング方向の駆動動作
時に生じる可動部の、弾性変形部33の長手方向(図2
におけるX軸方向)回りの回転状態の共振(X軸ローリ
ング)を抑制するために、可動部重心のZ軸方向位置
(可動部重心)GM に、トラッキング方向の磁気的駆動
力の作用点中心(作用点)FT を一致させて構成する」
ことが基本条件とされていた。この基本条件は、駆動力
の作用点FT が弾性部材15によって構成される剛体M
の重心位置Oであれば、ローリング現象の発生は無いと
の力学的基本原理によっている。
は、従来設計に際して、「トラッキング方向の駆動動作
時に生じる可動部の、弾性変形部33の長手方向(図2
におけるX軸方向)回りの回転状態の共振(X軸ローリ
ング)を抑制するために、可動部重心のZ軸方向位置
(可動部重心)GM に、トラッキング方向の磁気的駆動
力の作用点中心(作用点)FT を一致させて構成する」
ことが基本条件とされていた。この基本条件は、駆動力
の作用点FT が弾性部材15によって構成される剛体M
の重心位置Oであれば、ローリング現象の発生は無いと
の力学的基本原理によっている。
【0059】図12は、両端をボビン部材14とボビン
支持部材16とに連結された弾性部材15を固定梁と見
做した場合の、モーメントの釣り合いを説明する図であ
る。固定梁と見做した弾性部材15は、全長がLの弾性
部材15の重心Tに対して剛性中心GがΔaずれた位置
にあり、また作用力Fが重心Tに対してΔbずれた位置
に作用する場合、モーメントの釣り合いが次の式によっ
て表される。
支持部材16とに連結された弾性部材15を固定梁と見
做した場合の、モーメントの釣り合いを説明する図であ
る。固定梁と見做した弾性部材15は、全長がLの弾性
部材15の重心Tに対して剛性中心GがΔaずれた位置
にあり、また作用力Fが重心Tに対してΔbずれた位置
に作用する場合、モーメントの釣り合いが次の式によっ
て表される。
【0060】F/2(L/2+Δa)+F(Δb−Δ
a)=F/2(L/2−Δa) このモーメントの釣合い式から明らかなように、固定梁
と見做した弾性部材15は、重心Tと剛性中心Gが一致
され、かつ作用力Fが重心Tに作用する場合において、
回転モーメントの発生は無い。
a)=F/2(L/2−Δa) このモーメントの釣合い式から明らかなように、固定梁
と見做した弾性部材15は、重心Tと剛性中心Gが一致
され、かつ作用力Fが重心Tに作用する場合において、
回転モーメントの発生は無い。
【0061】また、図13(A)乃至(C)は、等位置
に配置された4本の弾性部材15A乃至弾性部材15D
に支持された剛体Mの釣り合い状態を模式的に説明した
図である。上述した対物レンズ駆動装置の設計基本条件
は、同図(A)に示すように、これら弾性部材15が十
分なバネ作用を有し、図において上下方向にのみ弾性変
形する場合において成立し、剛体Mの重心位置Oに一致
させて駆動力Fを作用させれば、この剛体Mにはローリ
ング共振現象が発生することは無い。
に配置された4本の弾性部材15A乃至弾性部材15D
に支持された剛体Mの釣り合い状態を模式的に説明した
図である。上述した対物レンズ駆動装置の設計基本条件
は、同図(A)に示すように、これら弾性部材15が十
分なバネ作用を有し、図において上下方向にのみ弾性変
形する場合において成立し、剛体Mの重心位置Oに一致
させて駆動力Fを作用させれば、この剛体Mにはローリ
ング共振現象が発生することは無い。
【0062】しかしながら、対物レンズ駆動装置10に
おける弾性部材15は、“ねじり”に相当するローリン
グ現象に対しても十分なバネ作用を奏する部材として構
成されている。したがって、同図(B)に示すように、
剛体Mは、この剛体Mの重心位置Gに対して駆動力Fの
作用点位置がX軸方向にΔcずれている場合には、上述
したモーメントの釣合い式より、X軸方向のローリング
現象が発生することは明らかである。
おける弾性部材15は、“ねじり”に相当するローリン
グ現象に対しても十分なバネ作用を奏する部材として構
成されている。したがって、同図(B)に示すように、
剛体Mは、この剛体Mの重心位置Gに対して駆動力Fの
作用点位置がX軸方向にΔcずれている場合には、上述
したモーメントの釣合い式より、X軸方向のローリング
現象が発生することは明らかである。
【0063】一方、同図(C)に示すように、剛体M
は、例えばこの剛体Mを支持する左側の弾性部材15
A、15Bが右側の弾性部材15C、15Dよりもバネ
性が強くかつ弾性部材15の剛性中心Gが剛体Mの重心
位置Oに対してX軸方向にΔdずれている場合には、駆
動力Fの作用点位置と剛体Mの重心位置Oとが一致して
構成されていても、同様にX軸方向のローリング現象が
発生することになる。
は、例えばこの剛体Mを支持する左側の弾性部材15
A、15Bが右側の弾性部材15C、15Dよりもバネ
性が強くかつ弾性部材15の剛性中心Gが剛体Mの重心
位置Oに対してX軸方向にΔdずれている場合には、駆
動力Fの作用点位置と剛体Mの重心位置Oとが一致して
構成されていても、同様にX軸方向のローリング現象が
発生することになる。
【0064】したがって、対物レンズ駆動装置10にお
いては、駆動力Fの作用点位置ばかりでなく、弾性部材
15の剛性中心の位置によってもローリング現象の発生
原因となる。
いては、駆動力Fの作用点位置ばかりでなく、弾性部材
15の剛性中心の位置によってもローリング現象の発生
原因となる。
【0065】上述したように、実施例対物レンズ駆動装
置10は、弾性部材15のローリング現象を積極的に利
用したものである。図14(A)乃至(C)は、弾性部
材15が弾性変位する方向、すなわちY−Z平面内にお
いて、長手方向であるX軸方向無限遠からみてこの弾性
部材15の剛性の中心P、可動部重心GM 及びトラッキ
ング方向の磁気的駆動力の作用点FT との位置関係を説
明した図である。従来の対物レンズ駆動装置において
は、同図(A)で示すように、Z軸上に位置してベース
部材側から磁気的駆動力の作用点FT 、可動部重心GM
及び剛性中心Pがそれぞれ位置して構成されている。
置10は、弾性部材15のローリング現象を積極的に利
用したものである。図14(A)乃至(C)は、弾性部
材15が弾性変位する方向、すなわちY−Z平面内にお
いて、長手方向であるX軸方向無限遠からみてこの弾性
部材15の剛性の中心P、可動部重心GM 及びトラッキ
ング方向の磁気的駆動力の作用点FT との位置関係を説
明した図である。従来の対物レンズ駆動装置において
は、同図(A)で示すように、Z軸上に位置してベース
部材側から磁気的駆動力の作用点FT 、可動部重心GM
及び剛性中心Pがそれぞれ位置して構成されている。
【0066】これに対して、実施例対物レンズ駆動装置
10は、トラッキング方向の移動動作時に対物レンズ1
1が傾倒動作されるように構成することから、磁気的駆
動力の作用点FT 、可動部重心GM 及び剛性中心Pを図
14(B)或いは同図(C)に示すように位置させるこ
とによって、弾性部材15にローリング現象を発生させ
るように構成されている。
10は、トラッキング方向の移動動作時に対物レンズ1
1が傾倒動作されるように構成することから、磁気的駆
動力の作用点FT 、可動部重心GM 及び剛性中心Pを図
14(B)或いは同図(C)に示すように位置させるこ
とによって、弾性部材15にローリング現象を発生させ
るように構成されている。
【0067】この場合、対物レンズ駆動装置10は、同
図(B)に示す理想型ばかりでなく同図(C)に示すよ
うに、トラッキングコイル23によって発生される磁気
的駆動力の作用点FT の位置ずれを許容して構成され
る。すなわち、対物レンズ駆動装置10は、弾性部材1
5の剛性中心Pと可動部重心GM とをZ軸上に一致した
位置とし、磁気的駆動力の作用点FT をこのZ軸の上方
に位置して構成する。
図(B)に示す理想型ばかりでなく同図(C)に示すよ
うに、トラッキングコイル23によって発生される磁気
的駆動力の作用点FT の位置ずれを許容して構成され
る。すなわち、対物レンズ駆動装置10は、弾性部材1
5の剛性中心Pと可動部重心GM とをZ軸上に一致した
位置とし、磁気的駆動力の作用点FT をこのZ軸の上方
に位置して構成する。
【0068】ここで、図14(A)に示した従来の対物
レンズ駆動装置において、弾性部材15の剛性の中心
P、可動部重心GM 及びトラッキング方向の磁気的駆動
力の作用点FT のそれぞれの具体的な数値は、剛性の中
心P=1.60mm、可動部重心GM =1.58mm、
磁気的駆動力の作用点FT =1.60mmによって構成
されている。
レンズ駆動装置において、弾性部材15の剛性の中心
P、可動部重心GM 及びトラッキング方向の磁気的駆動
力の作用点FT のそれぞれの具体的な数値は、剛性の中
心P=1.60mm、可動部重心GM =1.58mm、
磁気的駆動力の作用点FT =1.60mmによって構成
されている。
【0069】この従来の対物レンズ駆動装置に対して、
同図(C)のように構成される実施例対物レンズ駆動装
置10は、フォーカシングコイル22及びトラッキング
コイル23をボビン部材14のコイル組付け開口部27
に組み付けるに際して、トラッキング方向(Z軸方向)
に0.1mm移動されている。これによって、弾性部材
15の剛性の中心P、可動部重心GM 及びトラッキング
方向の磁気的駆動力の作用点FT のそれぞれの具体的な
数値は、剛性の中心P=1.60mm、可動部重心GM
=1.62mm、磁気的駆動力の作用点FT =1.60
mmとして構成されている。
同図(C)のように構成される実施例対物レンズ駆動装
置10は、フォーカシングコイル22及びトラッキング
コイル23をボビン部材14のコイル組付け開口部27
に組み付けるに際して、トラッキング方向(Z軸方向)
に0.1mm移動されている。これによって、弾性部材
15の剛性の中心P、可動部重心GM 及びトラッキング
方向の磁気的駆動力の作用点FT のそれぞれの具体的な
数値は、剛性の中心P=1.60mm、可動部重心GM
=1.62mm、磁気的駆動力の作用点FT =1.60
mmとして構成されている。
【0070】図15は、以上のように構成された従来の
対物レンズ駆動装置及びフォーカシングコイル22及び
トラッキングコイル23とをトラッキング方向に0.1
mmずらして組み付けた実施例対物レンズ駆動装置10
について、X−Z平面上での各部の位置関係を具体的に
対応位置させて示した図である。同図において、実施例
対物レンズ駆動装置10の各部位置は白丸で、従来の対
物レンズ駆動装置の各部位置は黒丸でそれぞれ示されて
いる。
対物レンズ駆動装置及びフォーカシングコイル22及び
トラッキングコイル23とをトラッキング方向に0.1
mmずらして組み付けた実施例対物レンズ駆動装置10
について、X−Z平面上での各部の位置関係を具体的に
対応位置させて示した図である。同図において、実施例
対物レンズ駆動装置10の各部位置は白丸で、従来の対
物レンズ駆動装置の各部位置は黒丸でそれぞれ示されて
いる。
【0071】従来の対物レンズ駆動装置と実施例対物レ
ンズ駆動装置10とは、有限対物レンズ11の位置
K1 、K2 については同一位置であって、ベース17か
ら2.7mmに位置されている。そして、可動部の重心
位置G1 、G2 は、有限対物レンズ11の位置K1 、K
2 からそれぞれX軸方向に4.915mmの位置で、X
軸方向に0.1mmずれて位置されている。トラッキン
グ方向の駆動力の作用位置FT1 、FT2 は、対物レン
ズ11に対するX軸方向については4.950mmで同
一位置であるが、Z軸方向については実施例対物レンズ
駆動装置10が1.578mm、従来の対物レンズ駆動
装置が1.500mmとなっている。
ンズ駆動装置10とは、有限対物レンズ11の位置
K1 、K2 については同一位置であって、ベース17か
ら2.7mmに位置されている。そして、可動部の重心
位置G1 、G2 は、有限対物レンズ11の位置K1 、K
2 からそれぞれX軸方向に4.915mmの位置で、X
軸方向に0.1mmずれて位置されている。トラッキン
グ方向の駆動力の作用位置FT1 、FT2 は、対物レン
ズ11に対するX軸方向については4.950mmで同
一位置であるが、Z軸方向については実施例対物レンズ
駆動装置10が1.578mm、従来の対物レンズ駆動
装置が1.500mmとなっている。
【0072】なお、フォーカシング方向の駆動力の作用
位置FF1 、FF2 は、対物レンズ11に対するX軸方
向がついては5.400mmで同一位置であって、Z軸
方向については、トラッキング方向の駆動力の作用位置
FT1 、FT2 と同様に、実施例対物レンズ駆動装置1
0が1.578mm、従来の対物レンズ駆動装置が1.
500mmとなっている。また、光路に対する有限対物
レンズ11の光軸の角度θ1 、θ2 は、実施例対物レン
ズ駆動装置10が7.712°、従来の対物レンズ駆動
装置が8.095°となっている。
位置FF1 、FF2 は、対物レンズ11に対するX軸方
向がついては5.400mmで同一位置であって、Z軸
方向については、トラッキング方向の駆動力の作用位置
FT1 、FT2 と同様に、実施例対物レンズ駆動装置1
0が1.578mm、従来の対物レンズ駆動装置が1.
500mmとなっている。また、光路に対する有限対物
レンズ11の光軸の角度θ1 、θ2 は、実施例対物レン
ズ駆動装置10が7.712°、従来の対物レンズ駆動
装置が8.095°となっている。
【0073】図16及び図17は、以上のように構成さ
れた実施例対物レンズ駆動装置10を備えた光ピックア
ップ装置50と従来の対物レンズ駆動装置を備えた光ピ
ックアップ装置とについて、トラッキング方向(Y軸方
向)の磁気的駆動力の作用点FT から有限対物レンズ1
1への伝達関数の変化を示した図であり、弾性部材15
の全帯域において一様なダンピング0.5%を仮定し、
FEM解析データを用いて算出された値である。そし
て、図16は、フォーカシング方向対トラッキング方向
の伝達関数の変化を算出したものであり、同図(A)は
実施例対物レンズ駆動装置10を備えた光ピックアップ
装置50の伝達関数の変化を示し、また、同図(B)は
従来の対物レンズ駆動装置を備えた光ピックアップ装置
の伝達関数の変化を示している。
れた実施例対物レンズ駆動装置10を備えた光ピックア
ップ装置50と従来の対物レンズ駆動装置を備えた光ピ
ックアップ装置とについて、トラッキング方向(Y軸方
向)の磁気的駆動力の作用点FT から有限対物レンズ1
1への伝達関数の変化を示した図であり、弾性部材15
の全帯域において一様なダンピング0.5%を仮定し、
FEM解析データを用いて算出された値である。そし
て、図16は、フォーカシング方向対トラッキング方向
の伝達関数の変化を算出したものであり、同図(A)は
実施例対物レンズ駆動装置10を備えた光ピックアップ
装置50の伝達関数の変化を示し、また、同図(B)は
従来の対物レンズ駆動装置を備えた光ピックアップ装置
の伝達関数の変化を示している。
【0074】また、図17は、X軸方向ローリング対Y
軸ローリングの伝達関数の変化を算出したものであり、
同図(A)は実施例対物レンズ駆動装置10を備えた光
ピックアップ装置50の伝達関数の変化を示し、また、
同図(B)は従来の対物レンズ駆動装置を備えた光ピッ
クアップ装置の伝達関数の変化を示している。これらの
図から明らかなように、実施例対物レンズ駆動装置10
は、X軸方向のローリング現象に対して、共振現象の抑
制に対しての良好に作用することが明らかであり、さら
に低周波数帯域においても同様の効果を有する。
軸ローリングの伝達関数の変化を算出したものであり、
同図(A)は実施例対物レンズ駆動装置10を備えた光
ピックアップ装置50の伝達関数の変化を示し、また、
同図(B)は従来の対物レンズ駆動装置を備えた光ピッ
クアップ装置の伝達関数の変化を示している。これらの
図から明らかなように、実施例対物レンズ駆動装置10
は、X軸方向のローリング現象に対して、共振現象の抑
制に対しての良好に作用することが明らかであり、さら
に低周波数帯域においても同様の効果を有する。
【0075】以上の実施例対物レンズ駆動装置10にお
いて、トラッキング方向の磁気的駆動力の作用点FT の
位置をさらに1.7mm程度にずらせば、準静的なロー
リングとして、有限対物レンズ11をトラッキング方向
と同方向に傾倒動作させることが容易に行われる。
いて、トラッキング方向の磁気的駆動力の作用点FT の
位置をさらに1.7mm程度にずらせば、準静的なロー
リングとして、有限対物レンズ11をトラッキング方向
と同方向に傾倒動作させることが容易に行われる。
【0076】また、上述した構成は、弾性部材15の組
み合わせについても適用することができる。例えば、弾
性部材15は、Z軸側に位置する2本の弾性部材15
A、15Bを反対側の2本の弾性部材15C、15Dに
対して幅広に形成することによってトラッキング方向の
高剛性化が図られ、剛性中心Pが小さくなって可動部の
重量バランスがベース部材7側となる。
み合わせについても適用することができる。例えば、弾
性部材15は、Z軸側に位置する2本の弾性部材15
A、15Bを反対側の2本の弾性部材15C、15Dに
対して幅広に形成することによってトラッキング方向の
高剛性化が図られ、剛性中心Pが小さくなって可動部の
重量バランスがベース部材7側となる。
【0077】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る対物レンズ駆動装置によれば、有限対物レンズを用い
て有限光学系を構成することによって、装置全体の小型
化が図られるとともに、トラッキングエラー信号に基づ
いて有限対物レンズがトラッキング方向に調動動作され
る際に、この有限対物レンズが傾倒動作するように構成
したことにより、半導体レーザから出射されるレーザ光
の入射角度が小さくなって、軸外収差が抑制される。し
たがって、対物レンズ駆動装置は、ジッター、エラーレ
ートの悪化を防止して広い視野特性の光学系を実現する
とともに、横倍率が「1」に近い対物レズの適用を可能
として光路の小型化が図られ、装置をさらに小型化する
ことができる。
る対物レンズ駆動装置によれば、有限対物レンズを用い
て有限光学系を構成することによって、装置全体の小型
化が図られるとともに、トラッキングエラー信号に基づ
いて有限対物レンズがトラッキング方向に調動動作され
る際に、この有限対物レンズが傾倒動作するように構成
したことにより、半導体レーザから出射されるレーザ光
の入射角度が小さくなって、軸外収差が抑制される。し
たがって、対物レンズ駆動装置は、ジッター、エラーレ
ートの悪化を防止して広い視野特性の光学系を実現する
とともに、横倍率が「1」に近い対物レズの適用を可能
として光路の小型化が図られ、装置をさらに小型化する
ことができる。
【0078】また、本発明に係る対物レンズ駆動装置に
よれば、フォーカシングコイル及びトラッキングコイル
のボビン部材への組付け位置或いは弾性部材の剛性の位
置調整によって、有限対物レンズがトラッキング方向に
調動動作される際に、この有限対物レンズが傾倒動作さ
れるように構成したことにより、装置の大型化或いは基
本構成を変えることなく実現が可能となり、また調整等
も極めて容易に行うことができる。
よれば、フォーカシングコイル及びトラッキングコイル
のボビン部材への組付け位置或いは弾性部材の剛性の位
置調整によって、有限対物レンズがトラッキング方向に
調動動作される際に、この有限対物レンズが傾倒動作さ
れるように構成したことにより、装置の大型化或いは基
本構成を変えることなく実現が可能となり、また調整等
も極めて容易に行うことができる。
【図1】本発明に係る対物レンズ駆動装置の基本動作を
説明する基本動作図である。
説明する基本動作図である。
【図2】対物レンズ駆動装置の全体斜視図である。
【図3】同対物レンズ駆動装置の全体平面図である。
【図4】同対物レンズ駆動装置の全体側面図である。
【図5】同対物レンズ駆動装置に備えられる弾性部材を
一部を切り欠いて示す斜視図である。
一部を切り欠いて示す斜視図である。
【図6】同対物レンズ駆動装置が備えられる光ピックア
ップ装置の有限光学系ブロックの構成を説明する模式図
である。
ップ装置の有限光学系ブロックの構成を説明する模式図
である。
【図7】同光ピックアップ装置と、この光ピックアップ
装置が備えられる記録再生装置の主要部とを示す要部斜
視図である。
装置が備えられる記録再生装置の主要部とを示す要部斜
視図である。
【図8】同光ピックアップ装置が記録再生装置に備えら
れた状態を説明する要部底面図である。
れた状態を説明する要部底面図である。
【図9】同光ピックアップ装置を備えた記録再生装置の
要部平面図である。
要部平面図である。
【図10】対物レンズの移動量による波面収差量の変化
を示した図である。
を示した図である。
【図11】対物レンズの移動量によるジッタの変化を示
した図である。
した図である。
【図12】固定梁のモーメントの釣合い状態の説明図で
ある。
ある。
【図13】弾性部材によって支持された剛体の重心位置
と作用力の作用位置とによる剛体のローリング現象の発
生状態を説明する図であり、同図(A)は剛体の重心位
置と作用点とが一致している場合を示し、同図(B)は
作用力がずれている場合を示し、同図(C)は一方側の
弾性部材の弾性力が強い場合を示す。
と作用力の作用位置とによる剛体のローリング現象の発
生状態を説明する図であり、同図(A)は剛体の重心位
置と作用点とが一致している場合を示し、同図(B)は
作用力がずれている場合を示し、同図(C)は一方側の
弾性部材の弾性力が強い場合を示す。
【図14】対物レンズ駆動装置における弾性部材の剛性
中心位置、可動部の重心位置及びトラッキング方向の駆
動力の中心位置をそれぞれトラッキング方向について模
式的に示した説明図であり、同図(A)は従来の対物レ
ンズ駆動装置を示し、同図(B)は理想型の対物レンズ
駆動装置を示し、同図(C)は実施例対物レンズ駆動装
置を示す。
中心位置、可動部の重心位置及びトラッキング方向の駆
動力の中心位置をそれぞれトラッキング方向について模
式的に示した説明図であり、同図(A)は従来の対物レ
ンズ駆動装置を示し、同図(B)は理想型の対物レンズ
駆動装置を示し、同図(C)は実施例対物レンズ駆動装
置を示す。
【図15】実施例対物レンズ駆動装置と従来の対物レン
ズ駆動装置との、対物レンズの位置等を模式的に示した
説明図である。
ズ駆動装置との、対物レンズの位置等を模式的に示した
説明図である。
【図16】実施例対物レンズ駆動装置と従来の対物レン
ズ駆動装置において、トラッキング方向の磁気的駆動力
の対物レンズへのフォーカシング方向対トラッキング方
向の伝達関数の変化を算出した図であり、同図(A)は
実施例対物レンズ駆動装置を示し、また、同図(B)は
従来の対物レンズ駆動装置を示している。
ズ駆動装置において、トラッキング方向の磁気的駆動力
の対物レンズへのフォーカシング方向対トラッキング方
向の伝達関数の変化を算出した図であり、同図(A)は
実施例対物レンズ駆動装置を示し、また、同図(B)は
従来の対物レンズ駆動装置を示している。
【図17】実施例対物レンズ駆動装置と従来の対物レン
ズ駆動装置において、トラッキング方向の磁気的駆動力
の対物レンズへのX軸方向ローリング対Y軸ローリング
の伝達関数の変化を算出した図であり、同図(A)は実
施例対物レンズ駆動装置を備えた光ピックアップ装置を
示し、また、同図(B)は従来の対物レンズ駆動装置を
備えた光ピックアップ装置を示している。
ズ駆動装置において、トラッキング方向の磁気的駆動力
の対物レンズへのX軸方向ローリング対Y軸ローリング
の伝達関数の変化を算出した図であり、同図(A)は実
施例対物レンズ駆動装置を備えた光ピックアップ装置を
示し、また、同図(B)は従来の対物レンズ駆動装置を
備えた光ピックアップ装置を示している。
【図18】従来の対物レンズ駆動装置の基本動作を説明
する基本動作図である。 10 対物レンズ駆動装置 11 有限対物レンズ 13 磁気回路部 14 ボビン部材 15 弾性部材 16 ボビン支持部材 17 ベース部材 19 磁気回路部品組付け部 22 フォーカシングコイル 23 トラッキングコイル 24 第1のヨーク片 25 第2のヨーク片 28 マグネット 32 基端部 33 弾性変形部 34 嵌合部 40 有限光学系ブロック 41 半導体レーザ 50 光ピックアップ装置 60 記録再生装置
する基本動作図である。 10 対物レンズ駆動装置 11 有限対物レンズ 13 磁気回路部 14 ボビン部材 15 弾性部材 16 ボビン支持部材 17 ベース部材 19 磁気回路部品組付け部 22 フォーカシングコイル 23 トラッキングコイル 24 第1のヨーク片 25 第2のヨーク片 28 マグネット 32 基端部 33 弾性変形部 34 嵌合部 40 有限光学系ブロック 41 半導体レーザ 50 光ピックアップ装置 60 記録再生装置
Claims (4)
- 【請求項1】 有限対物レンズが組み付けられるととも
に有限対物レンズの光軸と平行なフォーカシング方向に
作用する磁気駆動力を発生するフォーカシングコイルと
有限対物レンズの光軸と直交するトラッキング方向に作
用する磁気駆動力を発生するトラッキングコイルとが組
み付けられるボビン部材と、 自由端部がボビン部材の両側面部にそれぞれ上下に離間
して嵌合されることによってこのボビン部材をフォーカ
シング方向とトラッキング方向とに弾性変位自在に支持
するバネ材によって形成された4本の弾性部材と、 マグネットが接合されるとともにフォーカシングコイル
の内部に貫通される第1のヨーク片とトラッキングコイ
ルと対向するようにして位置された第2のヨーク片とが
形成されかつ弾性部材の基端部を支持するボビン支持部
材が固定されたベース部材と、 ボビン部材のトラッキング方向への変位動作に連動し
て、有限対物レンズを光軸のズレによって発生する軸外
収差を補正するトラッキング方向へと傾倒動作させる対
物レンズ傾倒手段とを備える対物レンズ駆動装置。 - 【請求項2】 有限対物レンズが組み付けられるととも
に有限対物レンズの光軸と平行なフォーカシング方向に
作用する磁気駆動力を発生するフォーカシングコイルと
有限対物レンズの光軸と直交するトラッキング方向に作
用する磁気駆動力を発生するトラッキングコイルとが組
み付けられるボビン部材と、 自由端部がボビン部材の両側面部にそれぞれ上下に離間
して嵌合されることによってこのボビン部材をフォーカ
シング方向とトラッキング方向とに弾性変位自在に支持
するバネ材によって形成された4本の弾性部材と、 マグネットが接合されるとともにフォーカシングコイル
の内部に貫通される第1のヨーク片とトラッキングコイ
ルと対向するようにして位置された第2のヨーク片とが
形成されかつ弾性部材の基端部を支持するボビン支持部
材が固定されたベース部材とを備え、 有限対物レンズは、4本の弾性部材の剛性中心とボビン
部材及びこのボビン部材に組み付けられた各部材によっ
て構成された可動部の重心とが一致されるとともに、ト
ラッキングコイルによって発生される磁気駆動力の中心
がフォーカシング方向の上方に位置されるように構成さ
れることによって、ボビン部材のトラッキング方向への
変位動作に連動して、光軸のズレによって発生する軸外
収差が補正されることを特徴とした対物レンズ駆動装
置。 - 【請求項3】 4本の弾性部材は、ボビン部材の両側面
部の下方側に位置する弾性部材が上方側に位置する弾性
部材に対してトラッキング方向の剛性を大ならしめて構
成されるとともに、これら弾性部材の剛性中心に対応し
てボビン部材及びこのボビン部材に組み付けられた各部
材によって構成された可動部の重心位置をフォーカシン
グ方向の下方側に位置させて構成したことを特徴とする
請求項2に記載の対物レンズ駆動装置。 - 【請求項4】 ボビン部材に組み付けられるフォーカシ
ングコイル及びトラッキングコイルとの組み付け位置を
フォーカシング方向の下方側に調動することによって、
可動部の重心位置をフォーカシング方向の下方側に移動
するように構成したことを特徴とする請求項3に記載の
対物レンズ駆動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16978494A JPH0836768A (ja) | 1994-07-21 | 1994-07-21 | 対物レンズ駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16978494A JPH0836768A (ja) | 1994-07-21 | 1994-07-21 | 対物レンズ駆動装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0836768A true JPH0836768A (ja) | 1996-02-06 |
Family
ID=15892816
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16978494A Withdrawn JPH0836768A (ja) | 1994-07-21 | 1994-07-21 | 対物レンズ駆動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0836768A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1369853A3 (en) * | 2002-06-05 | 2004-01-21 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Compatible optical pickup |
| CN100399443C (zh) * | 2005-01-24 | 2008-07-02 | 三星电子株式会社 | 光学拾取装置 |
-
1994
- 1994-07-21 JP JP16978494A patent/JPH0836768A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1369853A3 (en) * | 2002-06-05 | 2004-01-21 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Compatible optical pickup |
| US7372794B2 (en) | 2002-06-05 | 2008-05-13 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Compatible optical pickup applying tilt to objective lens in proportion to radial movement of objective lens |
| CN100399443C (zh) * | 2005-01-24 | 2008-07-02 | 三星电子株式会社 | 光学拾取装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20011002 |