JPH0837021A - リン酸型燃料電池スタックの絶縁装置 - Google Patents
リン酸型燃料電池スタックの絶縁装置Info
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- JPH0837021A JPH0837021A JP6170566A JP17056694A JPH0837021A JP H0837021 A JPH0837021 A JP H0837021A JP 6170566 A JP6170566 A JP 6170566A JP 17056694 A JP17056694 A JP 17056694A JP H0837021 A JPH0837021 A JP H0837021A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
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- Fuel Cell (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】構造が簡単で、加工性に優れ、耐汚損性能の安
定性に優れた絶縁構造を有するスタックを得る。 【構成】単セル2とセパレート板6とを交互に積層して
なる燃料電池積層体1の両端面にシール板31、集電板
12、絶縁板13および締め付け板14を積層し、所定
の面圧を加えて一体化したリン酸型燃料電池スタックに
おいて、シール板31の集電板12と導電接触する面の
外周部分に切り欠き部を設け、集電板12の外周より大
きな外周を持ち、外周部に樋状受け皿部33を持つ絶縁
プレート32を組み込み、マニホールド7とシール板3
1とのシール部よりリン酸が漏れ出てもこれを捕集させ
て、集電板12、絶縁板13の汚損を防止する。また、
シール板31の外周部分に絶縁被覆28を施し、上記切
り欠き部にシール材27を充填して集電板12の導電面
への汚損物質の侵入を防止する。
定性に優れた絶縁構造を有するスタックを得る。 【構成】単セル2とセパレート板6とを交互に積層して
なる燃料電池積層体1の両端面にシール板31、集電板
12、絶縁板13および締め付け板14を積層し、所定
の面圧を加えて一体化したリン酸型燃料電池スタックに
おいて、シール板31の集電板12と導電接触する面の
外周部分に切り欠き部を設け、集電板12の外周より大
きな外周を持ち、外周部に樋状受け皿部33を持つ絶縁
プレート32を組み込み、マニホールド7とシール板3
1とのシール部よりリン酸が漏れ出てもこれを捕集させ
て、集電板12、絶縁板13の汚損を防止する。また、
シール板31の外周部分に絶縁被覆28を施し、上記切
り欠き部にシール材27を充填して集電板12の導電面
への汚損物質の侵入を防止する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、リン酸型燃料電池ス
タックの発電電流の導電路となる集電板と、支持構造物
として大地電位に保持される締め付け板との間を電気的
に絶縁する部分の絶縁装置、ことにリン酸に対する耐汚
損絶縁性能を改善した絶縁装置に関する。
タックの発電電流の導電路となる集電板と、支持構造物
として大地電位に保持される締め付け板との間を電気的
に絶縁する部分の絶縁装置、ことにリン酸に対する耐汚
損絶縁性能を改善した絶縁装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は、リン酸型燃料電池スタックの絶
縁装置の従来例を示す要部の断面図である。図におい
て、燃料電池積層体1は、単セル2と、ガス不透過性の
カーボン板からなるセパレート板6とを交互に積層して
なり、その積層方向の端面に接してガス不透過性のカー
ボン材からなるシール板11、良導電性金属板からなる
集電板12、高温のリン酸にも侵され難いフッ素系絶縁
材からなる絶縁板13で電気的に絶縁された締め付け板
14が積層され、全体を図示しない締め付けボルトなど
で締め付け、積層面に所定の面圧を加えることによりリ
ン酸型燃料電池スタック10が形成されている。
縁装置の従来例を示す要部の断面図である。図におい
て、燃料電池積層体1は、単セル2と、ガス不透過性の
カーボン板からなるセパレート板6とを交互に積層して
なり、その積層方向の端面に接してガス不透過性のカー
ボン材からなるシール板11、良導電性金属板からなる
集電板12、高温のリン酸にも侵され難いフッ素系絶縁
材からなる絶縁板13で電気的に絶縁された締め付け板
14が積層され、全体を図示しない締め付けボルトなど
で締め付け、積層面に所定の面圧を加えることによりリ
ン酸型燃料電池スタック10が形成されている。
【0003】単セル2は、電解質としてのリン酸を保持
したマトリックス3を、ガス透過性の基材に電極触媒を
担持した酸化剤電極4および燃料電極5で挟んで積層し
てなり、酸化剤電極4および燃料電極5は、互いに直行
する方向に反応ガスの拡散通路として凹状溝に形成され
た酸化剤通路4Aおよび燃料ガス通路5Aを備えてい
る。また、リン酸型燃料電池スタック10の互いに対向
する2対の側壁面には、シール板11の外周面をシール
面の一部としてパッキング8を介して機密に取り付けら
れた2対のマニホールド7が設けられている。酸化剤と
しての空気を1対のマニホールド間に酸化剤通路4Aを
通して通流し、燃料ガスを他の1対のマニホールド間に
燃料ガス通路5Aを通して通流することにより、電気化
学反応に基づいて、1対の電極、酸化剤電極4と燃料電
極5の間で発電が行われる。発生した電流は、1対の集
電板12の間に接続された外部の負荷回路に供給され
る。なお、上記の電気化学反応は発熱反応であり、燃料
電池積層体1の複数単セル毎に組み込まれた冷却板に、
外部の冷却系から冷却水を循環することにより各単セル
の温度を190℃程度に保持して発電運転が行われる。
したマトリックス3を、ガス透過性の基材に電極触媒を
担持した酸化剤電極4および燃料電極5で挟んで積層し
てなり、酸化剤電極4および燃料電極5は、互いに直行
する方向に反応ガスの拡散通路として凹状溝に形成され
た酸化剤通路4Aおよび燃料ガス通路5Aを備えてい
る。また、リン酸型燃料電池スタック10の互いに対向
する2対の側壁面には、シール板11の外周面をシール
面の一部としてパッキング8を介して機密に取り付けら
れた2対のマニホールド7が設けられている。酸化剤と
しての空気を1対のマニホールド間に酸化剤通路4Aを
通して通流し、燃料ガスを他の1対のマニホールド間に
燃料ガス通路5Aを通して通流することにより、電気化
学反応に基づいて、1対の電極、酸化剤電極4と燃料電
極5の間で発電が行われる。発生した電流は、1対の集
電板12の間に接続された外部の負荷回路に供給され
る。なお、上記の電気化学反応は発熱反応であり、燃料
電池積層体1の複数単セル毎に組み込まれた冷却板に、
外部の冷却系から冷却水を循環することにより各単セル
の温度を190℃程度に保持して発電運転が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】シール板11および集
電板12は燃料電池積層体1の発電電流の通路となるた
め、支持構造物として接地した状態となる締め付け板1
4との間に電位差(出力回路の耐地電圧)が発生する。
絶縁板13はこの電圧に耐えて出力回路の地絡を防止す
るものであり高い絶縁信頼性が要求される。しかるに、
裸の充電部であるシール板11、集電板12の外周面、
および絶縁板13の外周部分は外部に露出した状態にな
るので、雰囲気の湿度や汚損物質の付着など表面汚損の
影響を受けやすい。
電板12は燃料電池積層体1の発電電流の通路となるた
め、支持構造物として接地した状態となる締め付け板1
4との間に電位差(出力回路の耐地電圧)が発生する。
絶縁板13はこの電圧に耐えて出力回路の地絡を防止す
るものであり高い絶縁信頼性が要求される。しかるに、
裸の充電部であるシール板11、集電板12の外周面、
および絶縁板13の外周部分は外部に露出した状態にな
るので、雰囲気の湿度や汚損物質の付着など表面汚損の
影響を受けやすい。
【0005】とくに、発電運転の際、時間の経過ととも
に、単セル2のマトリックス3に保持されたリン酸がマ
ニホールド7へと滲み出し、さらにパッキング8を介し
たシール板11とのシール部より下部へと漏れ出し、集
電板12の腐食をひきおこしたり、絶縁板13への滲み
込み、あるいはその外周面への付着等による対地絶縁性
能の劣化を引き起こす危険性がある。
に、単セル2のマトリックス3に保持されたリン酸がマ
ニホールド7へと滲み出し、さらにパッキング8を介し
たシール板11とのシール部より下部へと漏れ出し、集
電板12の腐食をひきおこしたり、絶縁板13への滲み
込み、あるいはその外周面への付着等による対地絶縁性
能の劣化を引き起こす危険性がある。
【0006】図3は、このような危険性を排除する一方
法として用いられているリン酸型燃料電池スタックの絶
縁装置の第2の従来例を示す要部の断面図で、図2に示
した第1の従来例と同一の機能を有する構成部品には同
一符号が付されている。また単セル2とセパレート板6
を積層してなる燃料電池積層体1の細部は略されてい
る。この第2の従来例においては、絶縁板23と額縁状
絶縁体24とを熱融着部25により接続してなる絶縁カ
バー22により集電板12の外周部を額縁状に覆い、額
縁状絶縁体24をシール板21の外周部分に設けた切り
欠き部にシール材とともに配置し、さらにシール板21
の切り欠き部を含む外周部分を絶縁被覆してスタック2
0が形成されている。この構成では充電部であるシール
板21および集電板12の外周部は全て絶縁材によって
覆われ耐汚損絶縁性能の高い構成となっている。しかし
ながら、この構成においては絶縁板23と額縁状絶縁体
24とを熱融着部25により接続する作業が必要とな
り、気密に、かつ集電板12の外周部に密着させて熱融
着させるには細心の注意を払った作業が要求されるの
で、加工経費が増大する等の問題がある。
法として用いられているリン酸型燃料電池スタックの絶
縁装置の第2の従来例を示す要部の断面図で、図2に示
した第1の従来例と同一の機能を有する構成部品には同
一符号が付されている。また単セル2とセパレート板6
を積層してなる燃料電池積層体1の細部は略されてい
る。この第2の従来例においては、絶縁板23と額縁状
絶縁体24とを熱融着部25により接続してなる絶縁カ
バー22により集電板12の外周部を額縁状に覆い、額
縁状絶縁体24をシール板21の外周部分に設けた切り
欠き部にシール材とともに配置し、さらにシール板21
の切り欠き部を含む外周部分を絶縁被覆してスタック2
0が形成されている。この構成では充電部であるシール
板21および集電板12の外周部は全て絶縁材によって
覆われ耐汚損絶縁性能の高い構成となっている。しかし
ながら、この構成においては絶縁板23と額縁状絶縁体
24とを熱融着部25により接続する作業が必要とな
り、気密に、かつ集電板12の外周部に密着させて熱融
着させるには細心の注意を払った作業が要求されるの
で、加工経費が増大する等の問題がある。
【0007】この発明の目的は、上記のごとき問題点を
解決して、構造が簡単で、加工性に優れ、耐汚損性能の
安定性に優れた絶縁装置を有するリン酸型燃料電池スタ
ックを得ることにある。
解決して、構造が簡単で、加工性に優れ、耐汚損性能の
安定性に優れた絶縁装置を有するリン酸型燃料電池スタ
ックを得ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明においては、リン酸を電解質とする単セ
ルの積層体の積層端面の両側に対称に、積層端面側から
シール板、集電板、絶縁板、締め付け板の順で各部材を
積層し、積層面に所定の面圧を加えて一体化したものに
おいて、積層体の下部に配置されたシール板が集電板と
導電接触する面の外周部分に切り欠き部を備え、この切
り欠き部に形成された隙間に、集電板の外周より大きな
外周を持つ絶縁プレートを配置してなるものとする。
めに、この発明においては、リン酸を電解質とする単セ
ルの積層体の積層端面の両側に対称に、積層端面側から
シール板、集電板、絶縁板、締め付け板の順で各部材を
積層し、積層面に所定の面圧を加えて一体化したものに
おいて、積層体の下部に配置されたシール板が集電板と
導電接触する面の外周部分に切り欠き部を備え、この切
り欠き部に形成された隙間に、集電板の外周より大きな
外周を持つ絶縁プレートを配置してなるものとする。
【0009】また、絶縁プレートが集電板の外周より外
側に位置する外周部に上方に開いてなる樋状受け皿を備
えたものとする。さらに、シール板の切り欠き部を含む
外周部分が絶縁被覆され、前記切り欠き部内の前記絶縁
被覆と絶縁プレートとの間の隙間にシール材を充填して
なるものとする。
側に位置する外周部に上方に開いてなる樋状受け皿を備
えたものとする。さらに、シール板の切り欠き部を含む
外周部分が絶縁被覆され、前記切り欠き部内の前記絶縁
被覆と絶縁プレートとの間の隙間にシール材を充填して
なるものとする。
【0010】さらにまた、絶縁プレートがポリテトラフ
ルオロエチレンにより形成されたものとする。
ルオロエチレンにより形成されたものとする。
【0011】
【作用】この発明では、集電板の上部に、集電板の外周
より大きな外周を持つ絶縁プレートを配置したので、単
セルのマトリックスに保持されたリン酸がマニホールド
へと滲み出し、さらにパッキングを介したシール板との
シール部より漏れ出す場合にあっても、その量が微量で
あれば、絶縁プレートの上部に保持されることとなるの
で、その下部に配置された集電板および絶縁板のリン酸
による汚損が防止され、耐汚損絶縁性能が向上する。
より大きな外周を持つ絶縁プレートを配置したので、単
セルのマトリックスに保持されたリン酸がマニホールド
へと滲み出し、さらにパッキングを介したシール板との
シール部より漏れ出す場合にあっても、その量が微量で
あれば、絶縁プレートの上部に保持されることとなるの
で、その下部に配置された集電板および絶縁板のリン酸
による汚損が防止され、耐汚損絶縁性能が向上する。
【0012】また、絶縁プレートが集電板の外周より外
側に位置する外周部に上方に開いてなる樋状受け皿を備
えたものとすれば、仮にマニホールドのシール部より漏
れ出すリン酸の量が多量となる場合にあっても、漏れ出
したリン酸は、樋状受け皿部に捕集されることとなるの
で、その下部に配置された集電板および絶縁板のリン酸
による汚損がより確実に防止されることとなり、耐汚損
絶縁性能が一段と向上する。
側に位置する外周部に上方に開いてなる樋状受け皿を備
えたものとすれば、仮にマニホールドのシール部より漏
れ出すリン酸の量が多量となる場合にあっても、漏れ出
したリン酸は、樋状受け皿部に捕集されることとなるの
で、その下部に配置された集電板および絶縁板のリン酸
による汚損がより確実に防止されることとなり、耐汚損
絶縁性能が一段と向上する。
【0013】さらに、シール板の切り欠き部を含む外周
部分を絶縁被覆し、切り欠き部内の絶縁被覆と絶縁プレ
ートとの間の隙間にシール材を充填するものとすれば、
絶縁プレートの上部部分のスタック表面は全て絶縁材に
より覆われるので、汚損物質のシール板と集電板との導
電接触面への侵入を阻止できるので、集電板の耐腐食性
能を含む耐汚損性能を大幅に向上する。
部分を絶縁被覆し、切り欠き部内の絶縁被覆と絶縁プレ
ートとの間の隙間にシール材を充填するものとすれば、
絶縁プレートの上部部分のスタック表面は全て絶縁材に
より覆われるので、汚損物質のシール板と集電板との導
電接触面への侵入を阻止できるので、集電板の耐腐食性
能を含む耐汚損性能を大幅に向上する。
【0014】さらにまた、絶縁プレートがポリテトラフ
ルオロエチレンにより形成されたものとすれば、耐熱
性、耐汚損絶縁性に優れ、かつ他の構成部材との適合性
のよい絶縁プレート構成を得ることができる。
ルオロエチレンにより形成されたものとすれば、耐熱
性、耐汚損絶縁性に優れ、かつ他の構成部材との適合性
のよい絶縁プレート構成を得ることができる。
【0015】
【実施例】以下、この発明を実施例に基づいて説明す
る。図1は、この発明の実施例によるリン酸型燃料電池
スタックの絶縁装置を模式化して示す要部の断面図であ
る。従来例と同一機能を有する構成部品には同一符号を
付して重複した説明を省略する。
る。図1は、この発明の実施例によるリン酸型燃料電池
スタックの絶縁装置を模式化して示す要部の断面図であ
る。従来例と同一機能を有する構成部品には同一符号を
付して重複した説明を省略する。
【0016】図において、燃料電池積層体1は、単セル
2とセパレート板6とを交互に積層したものからなり、
その積層方向の両端面に接して、カーボン材からなるシ
ール板31、次いで金属からなる集電板12が積層さ
れ、さらにフッ素系絶縁材からなる絶縁板13で電気絶
縁された締め付け板14が積層され、全体を図示しない
締め付けボルトなどで締め付け、積層面に所定の面圧を
加えることにより、リン酸型燃料電池スタック30が形
成されている。
2とセパレート板6とを交互に積層したものからなり、
その積層方向の両端面に接して、カーボン材からなるシ
ール板31、次いで金属からなる集電板12が積層さ
れ、さらにフッ素系絶縁材からなる絶縁板13で電気絶
縁された締め付け板14が積層され、全体を図示しない
締め付けボルトなどで締め付け、積層面に所定の面圧を
加えることにより、リン酸型燃料電池スタック30が形
成されている。
【0017】シール板31は集電板12と導電接触する
面の外周部分に切り欠き部を備えており、この切り欠き
部には絶縁プレート32が組み込まれている。例えばテ
トラフルオロエチレンにより形成される絶縁プレート3
2は、集電板12の外周より外側に位置する外周部に上
方に開いてなる樋状受け皿部33を備えているので、仮
に、単セル2のマトリックスに保持されたリン酸がマニ
ホールド7へと滲み出し、さらにパッキング8を介した
シール板11とのシール部より漏れ出す場合にあって
も、漏れ出したリン酸は、樋状受け皿部33に捕集され
ることとなるので、その下部に配置された集電板12お
よび絶縁板13のリン酸による汚損が確実に防止され、
耐汚損絶縁性の高い絶縁装置となる。
面の外周部分に切り欠き部を備えており、この切り欠き
部には絶縁プレート32が組み込まれている。例えばテ
トラフルオロエチレンにより形成される絶縁プレート3
2は、集電板12の外周より外側に位置する外周部に上
方に開いてなる樋状受け皿部33を備えているので、仮
に、単セル2のマトリックスに保持されたリン酸がマニ
ホールド7へと滲み出し、さらにパッキング8を介した
シール板11とのシール部より漏れ出す場合にあって
も、漏れ出したリン酸は、樋状受け皿部33に捕集され
ることとなるので、その下部に配置された集電板12お
よび絶縁板13のリン酸による汚損が確実に防止され、
耐汚損絶縁性の高い絶縁装置となる。
【0018】また、シール板31には切り欠き部を含む
外周側表面には絶縁被覆28が施されており、さらに切
り欠き部には絶縁プレート32とともにシール材27が
組み込まれているので、絶縁プレート32の上部部分の
スタック表面は全て絶縁材により覆われるので、汚損物
質のシール板31と集電板12との導電接触面への侵入
を阻止できるので、集電板12の耐腐食性能を含む耐汚
損性能が大幅に向上する。
外周側表面には絶縁被覆28が施されており、さらに切
り欠き部には絶縁プレート32とともにシール材27が
組み込まれているので、絶縁プレート32の上部部分の
スタック表面は全て絶縁材により覆われるので、汚損物
質のシール板31と集電板12との導電接触面への侵入
を阻止できるので、集電板12の耐腐食性能を含む耐汚
損性能が大幅に向上する。
【0019】
【発明の効果】この発明においては、前述のように、リ
ン酸型燃料電池スタックの集電板の上部のシール板の切
り欠き部に、集電板の外周より大きな外周をもつ、例え
ばテトラフルオロエチレンによりなる絶縁プレートを組
み込む構成としたので、微量のリン酸がマニホールドの
シール部より漏れ出す場合にあっても、漏れ出したリン
酸は絶縁プレート部分に捕捉されるので、下部に配置さ
れた集電板および絶縁板のリン酸により汚損が防止さ
れ、簡単で加工性のよい構成で、耐汚損絶縁性の高い絶
縁装置が得られる。
ン酸型燃料電池スタックの集電板の上部のシール板の切
り欠き部に、集電板の外周より大きな外周をもつ、例え
ばテトラフルオロエチレンによりなる絶縁プレートを組
み込む構成としたので、微量のリン酸がマニホールドの
シール部より漏れ出す場合にあっても、漏れ出したリン
酸は絶縁プレート部分に捕捉されるので、下部に配置さ
れた集電板および絶縁板のリン酸により汚損が防止さ
れ、簡単で加工性のよい構成で、耐汚損絶縁性の高い絶
縁装置が得られる。
【0020】また、上記の絶縁プレートを外周部に上方
に開いてなる樋状受け皿部を備えた構成のものとすれ
ば、漏れ出したリン酸の量が仮に多量であっても、確実
に捕集できるので、より耐汚損絶縁性の高い絶縁装置が
得られる。さらに、シール板の切り欠き部を含む外周側
表面に絶縁被覆を施し、さらに切り欠き部には絶縁プレ
ートとともにシール材を組み込むこととすれば、絶縁プ
レートの上部部分のスタック表面は全て絶縁材により覆
われるので、集電板の耐腐食性能を含む耐汚損性能が大
幅に向上した絶縁装置が得られる。
に開いてなる樋状受け皿部を備えた構成のものとすれ
ば、漏れ出したリン酸の量が仮に多量であっても、確実
に捕集できるので、より耐汚損絶縁性の高い絶縁装置が
得られる。さらに、シール板の切り欠き部を含む外周側
表面に絶縁被覆を施し、さらに切り欠き部には絶縁プレ
ートとともにシール材を組み込むこととすれば、絶縁プ
レートの上部部分のスタック表面は全て絶縁材により覆
われるので、集電板の耐腐食性能を含む耐汚損性能が大
幅に向上した絶縁装置が得られる。
【図1】この発明の実施例によるリン酸型燃料電池スタ
ックの絶縁装置を模式化して示す要部の断面図
ックの絶縁装置を模式化して示す要部の断面図
【図2】リン酸型燃料電池スタックの絶縁装置の従来例
を示す要部の断面図
を示す要部の断面図
【図3】リン酸型燃料電池スタックの絶縁装置の第2の
従来例を示す要部の断面図
従来例を示す要部の断面図
1 燃料電池積層体 2 単セル 3 マトリックス 4 酸化剤電極 5 燃料電極 6 セパレート板 7 マニホールド 8 パッキング 11 シール板 12 集電板 13 絶縁板 14 締め付け板 27 シール材 28 絶縁被覆 30 リン酸型燃料電池スタック 32 絶縁プレート 33 樋状受け皿部
Claims (4)
- 【請求項1】リン酸を電解質とする単セルの積層体の積
層端面の両側に対称に、積層端面側からシール板、集電
板、絶縁板、締め付け板の順で各部材を積層し、積層面
に所定の面圧を加えて一体化したものにおいて、積層体
の下部に配置されたシール板が集電板と導電接触する面
の外周部分に切り欠き部を備え、この切り欠き部に形成
された隙間に、集電板の外周より大きな外周を持つ絶縁
プレートが配置されていることを特徴とするリン酸型燃
料電池スタックの絶縁装置。 - 【請求項2】絶縁プレートが集電板の外周より外側に位
置する外周部に上方に開いてなる樋状受け皿部を備えた
ことを特徴とする請求項1記載のリン酸型燃料電池スタ
ックの絶縁装置。 - 【請求項3】シール板の切り欠き部を含む外周部分が絶
縁被覆され、前記切り欠き部内の前記絶縁被覆と絶縁プ
レートとの間の隙間にシール材を充填してなることを特
徴とする請求項1または2記載のリン酸型燃料電池スタ
ックの絶縁装置。 - 【請求項4】絶縁プレートがポリテトラフルオロエチレ
ンにより形成されていることを特徴とする請求項1、2
または3記載のリン酸型燃料電池スタックの絶縁装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6170566A JPH0837021A (ja) | 1994-07-22 | 1994-07-22 | リン酸型燃料電池スタックの絶縁装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6170566A JPH0837021A (ja) | 1994-07-22 | 1994-07-22 | リン酸型燃料電池スタックの絶縁装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0837021A true JPH0837021A (ja) | 1996-02-06 |
Family
ID=15907219
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6170566A Pending JPH0837021A (ja) | 1994-07-22 | 1994-07-22 | リン酸型燃料電池スタックの絶縁装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0837021A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010123479A1 (en) * | 2009-04-20 | 2010-10-28 | Utc Power Corporation | Preventing migration of liquid electrolyte out of a fuel cell |
| JP2018185916A (ja) * | 2017-04-25 | 2018-11-22 | 日本特殊陶業株式会社 | 電気化学反応セルスタック |
| JP2019125526A (ja) * | 2018-01-18 | 2019-07-25 | トヨタ自動車株式会社 | 燃料電池 |
-
1994
- 1994-07-22 JP JP6170566A patent/JPH0837021A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010123479A1 (en) * | 2009-04-20 | 2010-10-28 | Utc Power Corporation | Preventing migration of liquid electrolyte out of a fuel cell |
| JP2018185916A (ja) * | 2017-04-25 | 2018-11-22 | 日本特殊陶業株式会社 | 電気化学反応セルスタック |
| JP2019125526A (ja) * | 2018-01-18 | 2019-07-25 | トヨタ自動車株式会社 | 燃料電池 |
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