JPH0837085A - 誘導加熱装置 - Google Patents

誘導加熱装置

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Publication number
JPH0837085A
JPH0837085A JP17108594A JP17108594A JPH0837085A JP H0837085 A JPH0837085 A JP H0837085A JP 17108594 A JP17108594 A JP 17108594A JP 17108594 A JP17108594 A JP 17108594A JP H0837085 A JPH0837085 A JP H0837085A
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JP
Japan
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circuit
high voltage
oscillation
power supply
induction heating
Prior art date
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Application number
JP17108594A
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English (en)
Inventor
Hidetake Hayashi
秀竹 林
Hiroaki Kawaguchi
弘昭 川口
Yukichi Abe
勇吉 阿部
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Toshiba Corp
Toshiba Home Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Home Technology Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】誘導加熱発振用電源回路での異常高電圧発生に
対して誘導加熱発振回路のスイッチング素子を破壊から
確実に保護する。 【構成】商用電源に接続した誘導加熱発振用電源回路
2、この電源回路に誘導加熱コイルと共振用コンデンサ
との並列回路を介してトランジスタを接続した誘導加熱
発振回路4、この発振回路を発振駆動する駆動回路5、
この駆動回路を制御する加熱制御手段96、誘導加熱発
振用電源回路の異常高電圧を検出して異常高電圧信号を
出力する異常高電圧信号発生手段11、この信号発生手
段からの異常高電圧信号に応動して加熱制御手段に誘導
加熱発振回路の発振動作を停止させる制御を行わせると
共に異常高電圧信号の出力が無くなっても一定時間加熱
制御手段に発振動作の停止を継続させる誘導加熱駆動一
時停止手段95によって構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば調理器に適用さ
れる誘導加熱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】誘導加熱装置、例えば誘導加熱調理器
は、誘導加熱コイルに高周波電力を供給することによ
り、一部又は全体が導体から構成された被加熱物、すな
わち調理容器を電磁誘導加熱する構成になっている。
【0003】このような誘導加熱調理器において、誘導
加熱発振回路に電力を供給する誘導加熱発振用電源回路
に異常高電圧が発生すると誘導加熱発振回路内のスイッ
チング素子が破壊される恐れがあるため、異常高電圧が
発生するとそれを検出して誘導加熱動作を停止させる必
要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、誘導加熱発
振用電源回路に異常高電圧が発生したとき誘導加熱動作
を停止させるようにした場合に、高電圧の発生が停止し
ても放電の制約により直ちに電圧が低下せず緩やかに電
圧が低下するものでは、異常高電圧が検出レベル以下と
なった時点で直ちに加熱動作を再開すると、誘導加熱発
振用電源回路の出力が異常高電圧レベル付近にあるた
め、発振回路内のスイッチング素子に大きなストレスが
かかり、場合によっては素子が破壊される恐れがあっ
た。
【0005】本発明は、このような問題点を解決するた
めに為されたもので、誘導加熱発振用電源回路での異常
高電圧発生に対して誘導加熱発振回路のスイッチング素
子を破壊から確実に保護することができる誘導加熱装置
を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、商用電源にダ
イオード整流回路及びフィルタ用コイルを介して平滑コ
ンデンサを接続してなる誘導加熱発振用電源回路と、誘
導加熱コイルと共振用コンデンサからなる共振回路を有
し、その共振回路を電源回路の平滑コンデンサにスイッ
チング素子を介して接続した誘導加熱発振回路と、この
誘導加熱発振回路を発振駆動する駆動回路と、この駆動
回路の動作を制御する加熱制御手段と、誘導加熱発振用
電源回路の異常高電圧を検出して異常高電圧信号を出力
する異常高電圧信号発生手段と、この異常高電圧信号発
生手段からの異常高電圧信号に応動して加熱制御手段に
駆動回路による誘導加熱発振回路の発振駆動を停止させ
る制御を行わせると共に異常高電圧信号発生手段からの
異常高電圧信号の出力が無くなっても一定時間加熱制御
手段に発振駆動停止制御を継続させる誘導加熱駆動一時
停止手段とを設けたものである。
【0007】
【作用】このような構成の本発明においては、誘導加熱
発振用電源回路に異常高電圧が発生すると、異常高電圧
信号発生手段がそれを検出して異常高電圧信号を出力す
る。そして異常高電圧信号に応動して加熱制御手段は駆
動回路による誘導加熱発振回路の発振駆動を停止制御す
る。そしてその後異常高電圧の発生が停止すると異常高
電圧信号発生手段からの異常高電圧信号の出力が無くな
る。しかし加熱制御手段はその後も一定時間駆動回路に
よる誘導加熱発振回路の発振駆動を停止制御する。これ
により、誘導加熱発振用電源回路の出力が高電圧出力状
態から充分に低下するようになる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は全体の構成を示すブロック図で、1は商用
電源で、この商用電源1から商用交流電力を誘導加熱
(以下、IH=induction heating と称する。)発振用
電源回路2、制御回路用電源回路3にそれぞれ供給して
いる。
【0009】前記IH発振用電源回路2は商用交流電力
を整流して直流に変換し、IH発振回路4に供給してい
る。前記IH発振回路4はIH駆動回路5により発振駆
動されるようになっている。
【0010】前記制御回路用電源回路3は商用交流電力
を整流して直流に変換し、マイコン用電源回路6及び通
電信号発生手段7にそれぞれ供給している。前記マイコ
ン用電源回路6は安定化した直流電圧を出力し、マイコ
ン電源切換手段8を介してマイクロコンピュータ9に供
給している。一方、バックアップ電源10を設け、停電
状態が発生すると前記マイコン電源切換手段8が切換え
動作し、前記マイコン用電源回路6に代えて前記バック
アップ電源10を前記マイクロコンピュータ9に接続す
るようにしている。
【0011】前記通電信号発生手段7は、前記制御回路
用電源回路3の電圧状態を検出し、電圧状態が予め設定
した所定レベルを越えているときには通電信号を出力
し、電圧状態が所定レベル以下に低下すると通電信号の
出力を停止するようになっている。
【0012】前記IH発振用電源回路2において異常高
電圧が発生すると、異常高電圧信号発生手段11がそれ
を検出し、前記マイクロコンピュータ9に異常高電圧信
号を供給するようにしている。
【0013】また、前記IH発振用電源回路2への入力
電圧を入力電圧信号発生手段12で検出して前記マイク
ロコンピュータ9に電圧検出信号を供給すると共に、前
記IH発振用電源回路2への入力電流を入力電流信号発
生手段13で検出して前記マイクロコンピュータ9に電
流検出信号を供給するようになっている。
【0014】前記マイクロコンピュータ9は、内部にI
H制御手段91と停電検出手段92を備え、前記IH制
御手段91を、さらに入力電力調整手段93、異常高電
圧検出手段94、IH駆動一時停止手段95、加熱制御
手段96によって構成している。
【0015】前記停電検出手段92は、前記通電信号発
生手段7からの信号をチェックし、通電信号が入力され
ている限りは前記IH制御手段91を動作し、通電信号
の入力が停止されると停電発生を検出して前記IH制御
手段91の動作を中断させる。
【0016】前記IH制御手段91は動作が中断される
と、前記入力電力調整手段93により禁止手段15を動
作させるようになっている。このときマイクロコンピュ
ータ9はマイコン電源切換手段8をバックアップ電源1
0側に切換えて低消費電力モードに移行するが、前記禁
止手段15の動作電流により前記マイコン用電源回路6
の電圧は速やかにバックアップ電源10の電圧まで低下
し、マイコン電源切換手段8が電源をバックアップ電源
10に切換えるタイミングを早める。
【0017】そして停電復帰により前記通電信号発生手
段7が再び通電信号を出力するようになると、前記加熱
制御手段96は停電前の制御を再度開始するようになっ
ている。
【0018】前記異常高電圧検出手段94は、前記異常
高電圧信号発生手段11から異常高電圧信号を入力する
と、異常高電圧検出動作を行って前記IH駆動一時停止
手段95を動作する。前記IH駆動一時停止手段95
は、前記加熱制御手段96に一時停止要求を行う。
【0019】前記加熱制御手段96は、前記IH駆動一
時停止手段95から一時停止要求が入力されると、前記
入力電力調整手段93を制御する。これにより、前記入
力電力調整手段93は駆動信号発生手段14の動作を停
止させて前記IH駆動回路5の動作を停止させると共に
禁止手段15に信号を供給し、たとえ前記駆動信号発生
手段14が誤動作した場合においても確実に前記IH駆
動回路5の動作を停止できるようにしている。
【0020】前記IH駆動一時停止手段95は、異常高
電圧が検出されている間は前記加熱制御手段96に対し
て一時停止要求を行って前記IH駆動回路5の動作を停
止させ、異常高電圧が検出されなくなっても前記加熱制
御手段96に対する一時停止要求をさらに一定時間継続
し、その後前記加熱制御手段96に対して加熱制御を再
開させる要求信号を出力するようになっている。なお、
一時停止要求を継続する一定時間は、前記IH発振用電
源回路2の出力電圧が異常高電圧の発生停止後確実に本
来の正常電圧に低下するに充分な時間に設定している。
【0021】前記入力電力調整手段93は、前記加熱制
御手段96から加熱要求信号が発生すると、前記入力電
圧信号発生手段12からの入力電圧信号と前記入力電流
信号発生手段13からの入力電流信号により現在の入力
電力を算出し、前記加熱制御手段96から要求電力と一
致するような電力調整信号を前記駆動信号発生手段14
に出力する。
【0022】前記駆動信号発生手段14は、前記入力電
力調整手段93からの電力調整信号を駆動信号に変換し
て前記IH駆動回路5に出力する。前記IH駆動回路5
は、前記駆動信号発生手段14からの駆動信号により前
記IH発振回路4の発振周波数を調整して入力電力を調
整するようになっている。
【0023】前記IH発振用電源回路2、IH発振回路
4、入力電流信号発生手段13及び駆動信号発生手段1
4は、具体的には図2に示すように構成されている。す
なわち、前記IH発振用電源回路2は、ダイオードブリ
ッジからなる全波整流回路21、この全波整流回路21
の出力端子にフィルタ用コイル22を介して平滑コンデ
ンサ23を接続している。
【0024】前記IH発振回路4は、前記IH発振用電
源回路2の出力端子に誘導加熱コイル41と共振用コン
デンサ42との並列共振回路を介して絶縁ゲートバイポ
ーラトランジスタ(IGBT)43を接続している。そ
して前記トランジスタ43のゲート、エミッタ間に定電
圧ダイオード44を接続すると共にコレクタ、エミッタ
間にダイオード45を逆極性にして並列に接続してい
る。
【0025】前記IH発振用電源回路2には、異常高電
圧を検出するために、全波整流回路21の出力端子間に
抵抗24,25,26の直列回路を接続し、かつ中央の
抵抗25にコンデンサ27を並列に接続している。
【0026】また、前記IH発振用電源回路2には、入
力電流を検出するために、全波整流回路21の出力端子
間に前記コイル22を介してコンデンサ28と抵抗29
の直列回路を接続し、かつ前記抵抗29にダイオード2
10を逆極性にして並列に接続している。
【0027】前記IH発振回路4には、発振回路との同
期信号を取出すために、前記トランジスタ43に並列に
コンデンサ46と抵抗47との直列回路を接続してい
る。前記駆動信号発生手段14は、トリガ部141、発
振部142及びオン時間制御部143からなり、前記ト
リガ部141は前記IH発振回路4のコンデンサ46と
抵抗47との接続点の電圧変化に応動してトリガ信号を
発生し、そのトリガ信号を前記発振部142に供給す
る。前記発振部142はトリガ信号に応動して発振し鋸
波電圧を出力する。前記オン時間制御部143は比較器
144を設け、その比較器144で後述するラダー回路
から端子Xを介して入力する電力調整信号のレベルと前
記発振部142から入力する鋸波電圧のレベルを比較
し、鋸波電圧が電力調整信号レベルを越えるまでの時間
をオン時間として前記IH駆動回路5にオン時間駆動信
号を出力する。
【0028】前記入力電流信号発生手段13は、前記I
H発振用電源回路2のコンデンサ28と抵抗29との直
列回路に流れる電流を抵抗131、ダイオード132を
介してコンデンサ133で平滑した後、抵抗134を介
して入力電流信号として出力している。
【0029】前記制御回路用電源回路3、マイコン用電
源回路6、通電信号発生手段7及び入力電圧信号発生手
段12は、具体的には図3に示すように構成されてい
る。前記制御回路用電源回路3は、前記商用電源1に降
圧用トランス31を介してダイオードブリッジからなる
全波整流回路32の入力端子を接続し、その全波整流回
路32の出力端子に平滑コンデンサ33を接続し、その
平滑コンデンサ33にトランジスタ34のコレクタ、エ
ミッタを介して別の平滑コンデンサ35を並列に接続し
ている。前記トランジスタ34のベースと平滑コンデン
サ33の負極端子との間に定電圧ダイオード36を接続
している。そして前記平滑コンデンサ35の両端から制
御用電圧VP を出力している。
【0030】前記マイコン用電源回路6は、前記制御回
路用電源回路3の平滑コンデンサ35の両端にトランジ
スタ61のコレクタ、エミッタを介して平滑コンデンサ
62を並列に接続すると共に、トランジスタ63のコレ
クタ、エミッタを介して別の平滑コンデンサ64を並列
に接続し、前記各トランジスタ61,63のベースと平
滑コンデンサ35の負極端子との間に定電圧ダイオード
65を接続している。そして前記平滑コンデンサ62の
両端からと前記平滑コンデンサ64の両端から異なる電
圧のマイコン用電圧VCCA,VCCBを出力している。
【0031】前記通電信号発生手段7は、前記マイコン
用電源回路6の平滑コンデンサ64の正極端子にトラン
ジスタ71のコレクタを接続すると共に負極端子に前記
トランジスタ71のエミッタを抵抗72を介して接続
し、前記トランジスタ71のベースに別のトランジスタ
73のコレクタを抵抗74を介して接続すると共に前記
トランジスタ71のエミッタに前記抵抗72を介して前
記トランジスタ73のエミッタを接続し、さらに前記ト
ランジスタ73のベースと前記制御回路用電源回路3の
平滑コンデンサ33の正極端子との間に抵抗75を介し
て定電圧ダイオード76を接続している。
【0032】前記通電信号発生手段7は、前記トランジ
スタ71のエミッタと抵抗72との接続点から通電信号
を取出して前記マイクロコンピュータ9の停電検出手段
92に供給している。
【0033】前記入力電圧信号発生手段12は、前記商
用電源1にダイオード121及び抵抗122を介して抵
抗123とコンデンサ124の並列回路を接続し、その
並列回路にさらにダイオード125を介して平滑コンデ
ンサ126を並列に接続している。そして前記平滑コン
デンサ126の両端から入力電圧信号を取出して前記マ
イクロコンピュータ9の入力電力調整手段93に供給し
ている。
【0034】前記異常高電圧信号発生手段11は、具体
的には図4に示すように構成されている。すなわち、前
記IH発振用電源回路2に接続された抵抗25と26と
の接続点と接地点間に定電圧ダイオード111を介して
抵抗112,113の直列回路を接続している。そして
抵抗112と113の接続点にNPN形トランジスタ1
14のベースを接続している。
【0035】前記トランジスタ114は、エミッタを接
地し、コレクタを抵抗115を介してVP 端子に接続す
ると共に抵抗116を介して別のNPN形トランジスタ
117のベースに接続している。前記トランジスタ11
4のコレクタ、エミッタ間にコンデンサ118を並列に
接続している。
【0036】前記トランジスタ117は、エミッタを抵
抗120を介して接地し、コレクタを抵抗119を介し
てVP 端子に接続し、またコレクタを抵抗121を介し
て別のNPN形トランジスタ122のベースに接続する
と共に抵抗123を介して別のNPN形トランジスタ1
24のベースに接続している。
【0037】前記トランジスタ122は、エミッタを前
記抵抗120を介して接地し、コレクタを抵抗125を
介してVP 端子に接続している。前記トランジスタ12
4は、エミッタを接地し、コレクタを抵抗126を介し
てVP 端子に接続している。
【0038】この回路は一種のワンショット回路を構成
している。前記トランジスタ124のコレクタから所定
時間幅の異常高電圧信号を取出して前記マイクロコンピ
ュータ9の異常高電圧検出手段94に供給するようにし
ている。
【0039】図5は前記禁止手段15及びラダー回路1
6の具体的構成を示す回路図で、前記禁止手段15はト
ランジスタ151を設け、このトランジスタ151のコ
レクタを抵抗152を介して前述した端子X(図2に示
した端子X)に接続すると共にエミッタを接地し、かつ
ベースを抵抗153を介して前記マイクロコンピュータ
9の入力電力調整手段93に接続している。
【0040】前記ラダー回路16は、前記端子Xと接地
間に多数の抵抗161,…の直列回路を接続し、各抵抗
161の接続点をそれぞれ抵抗162を介して前記マイ
クロコンピュータ9の入力電力調整手段93に接続して
いる。
【0041】前記入力電力調整手段93は、誘導加熱動
作を停止させるときには前記禁止手段15のトランジス
タ151のベースにハイレベル信号を出力してトランジ
スタ151をオン動作し、端子Xに出力する電圧レベル
を略0Vに落とす。
【0042】前記入力電力調整手段93は、前記加熱制
御手段96からの要求電力に応じて前記ラダー回路16
の各抵抗162に対してハイレベル又はローレベルの信
号を選択的に出力し、端子Xに出力する電力調整信号レ
ベルを各種設定するようになっている。また、前記入力
電力調整手段93は誘導加熱動作を停止させるときには
前記ラダー回路16の各抵抗162に対する出力信号を
全てローレベルにするようにしている。
【0043】このような構成の実施例においては、商用
電源1を投入すると、IH発振用電源回路2及び制御回
路用電源回路3、マイコン用電源回路6に通電が開始さ
れ、マイコン電源切換手段8によりバックアップ電源1
0を切り離しマイコン用電源回路6にマイクロコンピュ
ータ9を接続する。
【0044】このとき、制御回路用電源回路3に接続し
ている通電信号発生手段7の定電圧ダイオード76が導
通し、その通電信号発生手段7から通電信号が発生し停
電検出手段92は通電状態を認識する。こうしてIH制
御手段91が動作を開始する。
【0045】一方、入力電圧信号発生手段12は、IH
発振用電源回路4の電圧値に相当する信号をマイクロコ
ンピュータ9に供給し、入力電流信号発生手段13はI
H発振用電源回路4に流れる電流値に相当する信号をマ
イクロコンピュータ9に供給する。
【0046】加熱制御手段96から加熱要求信号が発生
すると、入力電力調整手段93は入力電圧信号発生手段
12からの入力電圧信号と入力電流信号発生手段13か
らの入力電流信号から現在の入力電力を算出し、加熱制
御手段96からの要求電力と一致するような信号を出力
する。すなわち、ラダー回路16の各抵抗162に対し
てハイレベル又はローレベルの信号を選択的に出力し、
駆動信号発生手段14に供給する電力調整信号の電圧レ
ベルを設定する。
【0047】駆動信号発生手段14は電力調整信号を駆
動信号に変換した後、IH駆動回路5を動作させ、IH
発振回路4の発振周波数を調整することにより入力電力
を調整する。
【0048】また、加熱制御手段96から停止要求又は
IH駆動一時停止手段95から一時停止要求が発生する
と、入力電力調整手段93はラダー回路16の各抵抗1
62に対してすべてローレベルの信号を出力して駆動信
号発生手段14の動作を停止させ、IH駆動回路5及び
IH発振回路4の動作を停止させる。このとき入力電力
調整手段93は禁止手段15に対しても信号を出力し、
駆動信号発生手段14が誤動作した場合においてもIH
発振回路4の発振動作を確実に停止させる。すなわち、
禁止手段15のトランジスタ151をオン動作させ駆動
信号発生手段14に供給する信号の電圧レベルを強制的
に略0レベルに設定する。
【0049】また、動作中に商用電源1に停電が発生す
ると、マイコン電源切換手段8が動作する前に通電信号
発生手段7の定電圧ダイオード76が非導通となって通
電信号の出力が停止される。
【0050】しかして、停電検出手段92が停電状態を
検出し、IH制御手段91の制御動作が中断し、入力電
力調整手段93により禁止手段15が動作しIH発振回
路4の発振動作が停止される。すなわち、通電信号発生
手段7は制御回路用電源回路3やマイコン用電源回路6
の出力電圧が変動する前に制御回路用電源回路3の入力
側である平滑コンデンサ33の両端間電圧の低下を検出
し、それにより停電検出手段92は停電状態を検出す
る。そして加熱制御手段96は入力電力調整手段93を
制御し、入力電力調整手段93によりラダー回路16を
制御するとともに禁止手段15を動作させる。
【0051】このように商用電源1が停電状態等電源電
圧が変動したときに制御回路用電源回路3やマイコン用
電源回路6の出力電圧が変動する前にIH発振回路4の
発振動作を停止できるので、IH発振回路4の素子の破
壊を防止できる。
【0052】停電検出手段92が停電状態を検出する
と、マイクロコンピュータ9はバックアップ電源10に
よる低消費電力モードに移行する。また、マイコン用電
源回路6は禁止手段15の動作電流により速やかにバッ
クアップ電源電圧まで下降し、マイコン電源切換手段8
によりバックアップ電源10に切換えるタイミングを早
める。
【0053】この状態で商用電源1が停電復帰すると、
通電信号発生手段7から通電信号が再び出力され、停電
検出手段92の停電検出動作が停止される。これにより
IH制御手段91では加熱制御手段96が入力電力調整
手段93に停電前と同じ加熱要求を行い、入力電力調整
手段93により駆動信号発生手段14が制御されてIH
発振回路4は停電前と同じ出力で動作を再開するように
なる。
【0054】また、入力電圧が異常な高電圧になったと
きには異常高電圧信号発生手段11から異常高電圧信号
がマイクロコンピュータ9に供給される。すなわち、異
常高電圧信号発生手段11では異常高電圧が発生する
と、定電圧ダイオード111が導通し、トランジスタ1
14がオン動作する。これにより、トランジスタ117
がオフ動作し、トランジスタ122,124がオン動作
する。
【0055】こうして、トランジスタ124のコレクタ
からはローレベルな異常高電圧信号が出力しマイクロコ
ンピュータ9に供給される。この回路では異常高電圧の
発生がごく短時間で定電圧ダイオード111がすぐに非
導通となってトランジスタ114がオフ動作してもトラ
ンジスタ117は直ちにオン動作することはなく、抵抗
115の抵抗値とコンデンサ118の容量で決まる時定
数に従ってコンデンサ118の電圧レベルが所定レベル
になったときトランジスタ117がオン動作するように
なる。
【0056】こうして、異常高電圧が発生するとトラン
ジスタ124のコレクタからは所定時間幅の異常高電圧
信号が出力しマイクロコンピュータ9に供給される。マ
イクロコンピュータ9では、異常高電圧検出手段94が
異常高電圧信号の発生を検出し、IH発振回路4のトラ
ンジスタ43の破壊を防止するために、IH駆動一時停
止手段95に検出信号を出力する。これによりIH駆動
一時停止手段95は、加熱制御手段96に一時停止要求
を行う。
【0057】こうして、加熱制御手段96は誘導加熱動
作の一時停止を行う。IH駆動一時停止手段95は異常
高電圧検出手段94から検出信号の入力が無くなっても
一定時間は一時停止要求の状態を保持し、その後に加熱
制御手段96に加熱制御を再開する要求信号を出力す
る。
【0058】例えば図6の(a) に示すように、IH発振
用電源回路2の電圧が通常は141Vのときに220V
を越える異常高電圧が発生すると、異常高電圧信号発生
手段11からは図6の(b) に示すようなローレベルの所
定時間幅の異常高電圧信号が出力される。
【0059】IH発振用電源回路2において220Vを
越える異常高電圧が元の141Vに戻るのに例えば30
0msec必要とすると、IH駆動一時停止手段95は検出
信号の入力が無くなった後、例えばさらに500msecの
間一時停止要求の状態を保持するようにする。
【0060】このようにすることにより、IH駆動一時
停止手段95が加熱制御手段96に加熱要求を出力する
ときにはIH発振用電源回路2では電圧状態が通常の電
圧状態に確実に復帰しているので、IH発振回路4が発
振動作を停止する際にコイル等の逆起電力によって発生
する異常高電圧によってIH発振回路4のトランジスタ
43に大きなストレスがかかることは無くトランジスタ
43を破壊から確実に保護することができる。
【0061】なお、前記実施例では、IH発振回路のス
イッチング素子として絶縁ゲートバイポーラトランジス
タを使用したが必ずしもこれに限定されるものではな
く、他のトランジスタであってもよい。
【0062】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、誘
導加熱発振用電源回路での異常高電圧発生に対して誘導
加熱発振回路のスイッチング素子を破壊から確実に保護
することができる誘導加熱装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すブロック図。
【図2】同実施例のIH発振用電源回路、IH発振回
路、入力電流信号発生手段及び駆動信号発生手段の具体
的回路構成を示す図。
【図3】同実施例の制御回路用電源回路、マイコン用電
源回路、通電信号発生手段及び入力電圧信号発生手段の
具体的回路構成を示す図。
【図4】同実施例の異常高電圧信号発生手段の具体的回
路構成を示す図。
【図5】同実施例の禁止手段及びラダー回路の具体的回
路構成を示す図。
【図6】同実施例の異常高電圧発生時の異常高電圧信号
と一時停止要求の一例を示す信号波形図。
【符号の説明】
1…商用電源 2…IH(誘導加熱)発振用電源回路 21…全波整流回路 22…フィルタ用コイル 23…平滑コンデンサ 4…IH(誘導加熱)発振回路 41…誘導加熱コイル 42…共振用コンデンサ 43…絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT) 5…IH(誘導加熱)駆動回路 9…マイクロコンピュータ 95…IH(誘導加熱)駆動一時停止手段 96…加熱制御手段 11…異常高電圧信号発生手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 阿部 勇吉 新潟県加茂市大字後須田2570番地1 東芝 ホームテクノ株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商用電源にダイオード整流回路及びフィ
    ルタ用コイルを介して平滑コンデンサを接続してなる誘
    導加熱発振用電源回路と、誘導加熱コイルと共振用コン
    デンサからなる共振回路を有し、その共振回路を前記電
    源回路の平滑コンデンサにスイッチング素子を介して接
    続した誘導加熱発振回路と、この誘導加熱発振回路を発
    振駆動する駆動回路と、この駆動回路の動作を制御する
    加熱制御手段と、前記誘導加熱発振用電源回路の異常高
    電圧を検出して異常高電圧信号を出力する異常高電圧信
    号発生手段と、この異常高電圧信号発生手段からの異常
    高電圧信号に応動して前記加熱制御手段に前記駆動回路
    による前記誘導加熱発振回路の発振駆動を停止させる制
    御を行わせると共に前記異常高電圧信号発生手段からの
    異常高電圧信号の出力が無くなっても一定時間前記加熱
    制御手段に発振駆動停止制御を継続させる誘導加熱駆動
    一時停止手段とを設けたことを特徴とする誘導加熱装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002260835A (ja) * 2001-03-06 2002-09-13 Toshiba Corp 誘導加熱調理器
JP2008091057A (ja) * 2006-09-29 2008-04-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd 誘導加熱調理器

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JP2002260835A (ja) * 2001-03-06 2002-09-13 Toshiba Corp 誘導加熱調理器
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