JPH0837209A - バンプ付電子部品の実装方法 - Google Patents

バンプ付電子部品の実装方法

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フリップチップなどのバンプ付電子部品のバ
ンプを基板の電極に高精度で位置合わせして搭載できる
バンプ付電子部品の実装方法を提供することを目的とす
る。 【構成】 フリップチップ1をカメラで観察して、第1
の角部と第2の角部の座標値と、任意のバンプ2のこの
座標値に対するx座標値とy座標値を求める。次いでバ
ンプ2にフラックスを付着させた後、再度カメラで観察
して第1の角部と第2の角部の座標値を求め、この座標
値とx座標値およびy座標値からバンプ2の推定座標値
を求める。次にこの推定座標値を基に、バンプ2を基板
10の電極11に位置合わせしてフリップチップ1を基
板10に搭載する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バンプ付電子部品のバ
ンプを基板の電極に位置合わせして実装するバンプ付電
子部品の実装方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】フリップチップなどのバンプ(突出電
極)付電子部品は、、バンプを基板の電極に位置合わせ
して実装されるが、近年はバンプの個数は増々多くなっ
ており、またその大きさも極小化していることから、バ
ンプ付電子部品には高い実装精度が要求されるようにな
ってきている。以下、従来のバンプ付電子部品の実装方
法について説明する。
【0003】図8は従来のバンプ付電子部品の実装工程
の説明図である。図8(a)において、1はバンプ付電
子部品としてのフリップチップであって、その底面には
多数個(本実施例では9個)のバンプ2がマトリクス状
に形成されている。3はフリップチップ1を真空吸着す
るノズルであり、ヘッド4に保持されている。このヘッ
ド4は、移動テーブル(図外)に駆動されてX方向やY
方向に水平移動する。
【0004】またノズル3は昇降機構(図外)に駆動さ
れて上下動作をする。さて、フリップチップ1はトレイ
5に備えられており、ノズル1が上下動作を行うことに
より、フリップチップ1を真空吸着してピックアップす
る。なおこの例では、フリップチップ1の供給部はトレ
イ5であるが、供給部としてはウェハなどの他の方式の
ものでもよい。
【0005】フリップチップ1をピックアップしたノズ
ル3は、図8(b)に示すようにカメラ6aの上方へ移
動し、このカメラ6aでフリップチップ1を下方から観
察して、バンプ2の位置を求める。この位置は、カメラ
6aに取り込まれた画像データを、コンピュータを用い
た周知画像処理で解析することにより簡単に求めること
ができる。
【0006】次には図8(c)に示すように、ノズル3
はフラックス8が貯留された容器9の上方へ移動し、そ
こで上下動作を行うことにより、バンプ2をフラックス
8に着水させて、バンプ2にフラックス8を付着させ
る。
【0007】次に図8(d)に示すようにノズル3は基
板10の上方へ移動する。基板10はXテーブル部12
とYテーブル部13に載置されており、X方向やY方向
に水平移動することができる。基板10の上面には電極
11が形成されている。この電極11を、予めカメラ6
cにより観察することにより、この電極11の座標値は
求められている。そこで基板10もしくはノズル3をX
方向やY方向に移動させることにより、バンプ2と電極
11の位置合わせを行ったうえで、ノズル3に上下動作
を行わせて、フリップチップ1を基板10に搭載する。
フリップチップ1が搭載された基板10は、加熱炉へ送
られ、そこで加熱されることにより、バンプ2は溶融固
化して、フリップチップ1は基板10に固着される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例では、図8
(b)に示すように、フリップチップ1をカメラ6aで
観察してバンプ2の位置を求め、次に図8(c)に示す
ようにバンプ2にフラックス8を付着させた後、フリッ
プチップ1を基板10に搭載していた。すなわちこの従
来例では、カメラ6aによるバンプ2の位置検出工程
と、基板10へのフリップチップ1の搭載工程の間に、
フラックス8をバンプ2に付着させる工程が介在してい
たため、この間にバンプ2に新たな位置ずれが生じやす
く、このためフリップチップ1の実装精度があがらない
という問題点があった。またヘッド4とカメラ6aによ
る位置検出工程の後、容器9を経由して基板10へ移動
するので、ヘッド4の移動距離が長くなり、その分ヘッ
ド4の移動誤差の影響が大きくなって実装精度を低下さ
せてしまうといった問題点もあった。
【0009】なお、実装精度をあげるためには、フリッ
プチップ1を基板10に搭載する直前、すなわち図8
(c)に示すフラックス塗布工程と、図8(a)に示す
搭載工程の間において、バンプ2をカメラで観察してそ
の位置を求めることが望ましいのであるが、フラックス
8が付着したバンプ2をカメラで観察してもフラックス
8がノイズとなってバンプ2を明瞭に観察できないもの
であり、したがって従来例では、止むを得ず、バンプ2
にフラックス8を付着させる前に、カメラ6aで観察し
てバンプ2の位置を求めていたものである。
【0010】そこで本発明は、バンプと基板の電極の位
置合わせを正確に行って実装精度をあげることができる
バンプ付電子部品の実装方法を提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】このために本発明は、供
給部に備えられたバンプ付電子部品をノズルに真空吸着
してピックアップする工程と、ピックアップしたバンプ
付電子部品を下方からカメラで観察して、バンプ付電子
部品の特徴部に対する任意のバンプの相対的な位置を求
める工程と、バンプ付電子部品のバンプにフラックスを
付着させる工程と、バンプ付電子部品を再度下方からカ
メラで観察して特徴部の位置を求め、この特徴部の位置
と前記相対的な位置とから任意のバンプの推定位置を求
める工程と、推定位置と、予め基板をカメラで観察して
求められた基板の位置に基づいて、バンプとこの基板の
電極を位置合わせし、バンプ付電子部品をこの基板に搭
載する工程とからバンプ付電子部品の実装方法を構成し
たのものである。
【0012】
【作用】上記構成によれば、バンプにフラックスを付着
させた後、バンプ付電子部品を基板に搭載する直前に、
バンプ付電子部品をカメラで観察してその特徴部の位置
を求め、これに基づいてバンプの推定位置を求めるよう
にしているので、バンプにフラックスを付着させる間に
バンプ付電子部品に位置ずれが生じても、この位置ずれ
とは無関係に、バンプと基板の電極を正確に位置合わせ
して、バンプ付電子部品を高精度で基板に搭載できる。
【0013】
【実施例】次に、図面を参照しながら本発明の実施例を
説明する。図1〜図5は本発明の一実施例のバンプ付電
子部品の実装工程の説明図であって、一連の動作を動作
順に示している。また図6、図7は同バンプ付電子部品
の実装工程におけるフリップチップの底面図である。な
お各図において、図8に示す従来例と同一のものには同
一符号を付すことにより、説明は省略する。以下、各図
を参照して動作を説明する。
【0014】まず、図1に示すようにノズル3がトレイ
5の上方で上下動作を行うことにより、トレイ5に備え
られたフリップチップ1を真空吸着してピックアップす
る。次に図2に示すようにノズル3はカメラ6aの上方
へ移動し、フリップチップ1をカメラ6aで下方から観
察する。
【0015】図6はカメラ6aで観察されるフリップチ
ップ1の底面を示している。まず、カメラ6aの視野を
フリップチップ1の特徴部である第1の角部K1に合わ
せる。Aは視野内に設定されたチェックエリアであり、
チェックエリアA内の第1の角部K1の座標値(x1,
y1)と、このチェックエリアA内にあって第1の角部
K1に最も近いバンプ2aの第1の角部K1に対するx
座標値xaとy座標値yaを求める。x座標値とy座標
値を求めるバンプは任意に決定できるが、本実施例のよ
うに、第1の角部K1と同一のチェックエリアA内にあ
るバンプ、さらに望ましくは第1の角部K1に最も近い
バンプ2aを選択するほうが有利であり、高精度でバン
プ2と基板10との位置合せが可能となる。
【0016】次にノズル3をX方向やY方向に移動させ
て、第2の角部K2をチェックエリアAに位置させ、同
様にしてこの第2の角部K2の座標値(x2,y2)
と、これに対する最も近いバンプ2bのx座標値xbお
よびy座標値ybを求める。ここで、第1の角部K1と
第2の角部K2は、同一対角線N上にあるもの、すなわ
ち距離的・角度的に最も離れたものを選択した方が、後
述する基板10の電極11との位置合わせを精度よく行
いやすい。
【0017】次に図3に示すようにノズル3を容器9の
上方へ移動させ、そこでノズル3に上下動作を行わせる
ことにより、バンプ2をフラックス8に着水させてバン
プ2にフラックス8を付着させる。次に図4に示すよう
にノズル3をカメラ6bの上方へ移動させ、下方からフ
リップチップ1の底面を観察する。図示するように、バ
ンプ2にはフラックス8が付着している。なおこのカメ
ラ6bは、上記カメラ6aと同一カメラでもよい。
【0018】図7はカメラ6bで観察されるフリップチ
ップ1の底面を示している。まず、カメラ6bの視野内
のチェックエリアAを第1の角部K1に合わせ、その座
標値(x1’,y1’)を求める。次にチェックエリア
Aを第2の角部K2に合わせ、その座標値(x2’,y
2’)を求める。
【0019】さて、各バンプ2a,2bの第1の角部K
1と第2の角部K2に対する座標は、図6に示すように
すでに求められて既知である。したがって図7におい
て、バンプ2aの推定座標値(x1’+xa,y1’−
ya)とバンプ2bの推定座標値(x2’−xb,y
2’+yb)を簡単に演算して求めることができる。こ
の演算は、コンピュータのCPUなどにより行われる。
なお従来の技術の項で説明したように、バンプ2a,2
bにはフラックス8が付着しているため、このフラック
ス8がノイズとなって、バンプ2a,2bをカメラ6b
で明瞭に観察して、その正確な位置を検出することはで
きないものである。
【0020】次に図5に示すようにノズル3を基板10
の上方へ移動させる。基板10はXテーブル部12とY
テーブル部13に載置されており、したがってノズル3
が基板10の上方へ移動してくるのに先立って、Xテー
ブル部12とYテーブル部13を駆動して、基板10を
カメラ6cの下方へ移動させ、このカメラ6cにより前
記バンプ2a,2bが搭載される電極11を観察して、
その座標値を予め求めておく。そこでバンプ2a,2b
とこれらの電極11が合致するように、Xテーブル部1
2とYテーブル部13を駆動して、電極11をバンプ2
a,2bに位置合わせしたうえで、ノズル3に上下動作
を行わせ、フリップチップ1を基板10に搭載する。以
上のようにしてフリップチップ1が搭載された基板10
は加熱炉へ送られて加熱され、バンプ2は溶融固化して
フリップチップ1は基板10に固着される。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、バンプに
フラックスを付着させた後、バンプ付電子部品を基板に
搭載する直前に、バンプ付電子部品をカメラで観察して
その特徴部の座標値を求め、これに基いてバンプの推定
座標値を求めるようにしているので、バンプにフラック
スを付着させる間にバンプ付電子部品に位置ずれが生じ
ても、この位置ずれとは無関係に、バンプと基板の電極
を正確に位置合わせして、バンプ付電子部品を高精度で
基板に搭載できる。また、バンプ付電子部品のバンプの
位置を基板に搭載する直前に検出できるのでヘッドの移
動誤差等の影響を小さくして精度よくバンプ付電子部品
を基板に搭載することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のバンプ付電子部品の実装工
程の説明図
【図2】本発明の一実施例のバンプ付電子部品の実装工
程の説明図
【図3】本発明の一実施例のバンプ付電子部品の実装工
程の説明図
【図4】本発明の一実施例のバンプ付電子部品の実装工
程の説明図
【図5】本発明の一実施例のバンプ付電子部品の実装工
程の説明図
【図6】本発明の一実施例のバンプ付電子部品の実装工
程におけるフリップチップの底面図
【図7】本発明の一実施例のバンプ付電子部品の実装工
程におけるフリップチップの底面図
【図8】従来のバンプ付電子部品の実装工程の説明図
【符号の説明】
1 フリップチップ 2 バンプ 3 ノズル 5 トレイ 6a,6b,6c カメラ 8 フラックス 10 基板 11 電極 A チェックエリア K1 第1の角部 K2 第2の角部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】供給部に備えられたバンプ付電子部品をノ
    ズルに真空吸着してピックアップする工程と、 ピックアップした前記バンプ付電子部品を下方からカメ
    ラで観察して、前記バンプ付電子部品の特徴部に対する
    任意のバンプの相対的な位置を求める工程と、 前記バンプ付電子部品のバンプにフラックスを付着させ
    る工程と、 前記バンプ付電子部品を再度下方からカメラで観察して
    前記特徴部の位置を求め、この特徴部の位置と前記相対
    的な位置とから前記任意のバンプの推定位置を求める工
    程と、 前記推定位置と、予め基板をカメラで観察して求められ
    た基板の位置に基づいて、前記バンプとこの基板の電極
    を位置合わせし、前記バンプ付電子部品をこの基板に搭
    載する工程と、 を含むことを特徴とするバンプ付電子部品の実装方法。
  2. 【請求項2】前記特徴部が、前記バンプ付電子部品の対
    角線上の2つの角部であり、また前記任意のバンプが、
    前記カメラの同一チェックエリア内にあって、しかもこ
    の角部に最も近い位置にあるバンプであることを特徴と
    する請求項1記載のバンプ付電子部品の実装方法。
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