JPH083797A - 鋼板の洗浄装置及びそれを使用した変色防止方法 - Google Patents
鋼板の洗浄装置及びそれを使用した変色防止方法Info
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- JPH083797A JPH083797A JP14052494A JP14052494A JPH083797A JP H083797 A JPH083797 A JP H083797A JP 14052494 A JP14052494 A JP 14052494A JP 14052494 A JP14052494 A JP 14052494A JP H083797 A JPH083797 A JP H083797A
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- cleaning
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- electrolytic
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- Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 鋼板を連続的に洗浄する電解洗浄装置におい
て、品質及び経済的にも問題のない優れた鋼板の変色防
止方法を提供する。 【構成】 鋼板30を連続的に洗浄する電解洗浄装置に
おいて、電解槽3の電極7に近接して洗浄液吐出装置8
を設けたことを特徴とする電解洗浄装置。電解洗浄装置
における鋼板30の変色防止方法において、鋼板停止時
に電解槽3の電極7の近傍から鋼板表面に向けて洗浄液
を吐出することを特徴とする、鋼板の変色防止方法。本
発明により、表面が活性化された鋼板の変色を防止する
ことができ、製品の品質及び歩留を向上させると共に、
変色防止剤の経済性を向上させることができる。
て、品質及び経済的にも問題のない優れた鋼板の変色防
止方法を提供する。 【構成】 鋼板30を連続的に洗浄する電解洗浄装置に
おいて、電解槽3の電極7に近接して洗浄液吐出装置8
を設けたことを特徴とする電解洗浄装置。電解洗浄装置
における鋼板30の変色防止方法において、鋼板停止時
に電解槽3の電極7の近傍から鋼板表面に向けて洗浄液
を吐出することを特徴とする、鋼板の変色防止方法。本
発明により、表面が活性化された鋼板の変色を防止する
ことができ、製品の品質及び歩留を向上させると共に、
変色防止剤の経済性を向上させることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鋼板表面に変色を発生
させない電解洗浄装置、及びアルカリ洗浄、またはアル
カリ電解洗浄した後の鋼板の変色を防止する方法に関す
る。
させない電解洗浄装置、及びアルカリ洗浄、またはアル
カリ電解洗浄した後の鋼板の変色を防止する方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】鋼板を製造する工程において、鋼板の表
面を清洗する目的で、アルカリ洗浄、アルカリ電解洗浄
などが施される。図6(a) は、このようなアルカリ電解
洗浄の横型電解洗浄装置の例である。図6(a) におい
て、3は電解槽、4は入側デフレクターロール、5は入
側浸漬ロール、6は水溶液、7は電極、11は出側浸漬
ロール、12は出側デフレクターロール、30は鋼帯で
ある。本装置においては、電解槽3の中にアルカリクリ
ーニング液を溶かした水溶液6を満たし、入側デフレク
ターロール4および入側浸漬ロール5により、鋼帯30
を電解槽3に導き入れる。そして、鋼帯30のパスライ
ンの上下に、パスラインに近接かつ対面して配置された
複数対の電極7の間に、鋼帯30を通している。電極7
を通電した場合、水溶液中の水が電気分解され、アルカ
リ電解洗浄が行われる。
面を清洗する目的で、アルカリ洗浄、アルカリ電解洗浄
などが施される。図6(a) は、このようなアルカリ電解
洗浄の横型電解洗浄装置の例である。図6(a) におい
て、3は電解槽、4は入側デフレクターロール、5は入
側浸漬ロール、6は水溶液、7は電極、11は出側浸漬
ロール、12は出側デフレクターロール、30は鋼帯で
ある。本装置においては、電解槽3の中にアルカリクリ
ーニング液を溶かした水溶液6を満たし、入側デフレク
ターロール4および入側浸漬ロール5により、鋼帯30
を電解槽3に導き入れる。そして、鋼帯30のパスライ
ンの上下に、パスラインに近接かつ対面して配置された
複数対の電極7の間に、鋼帯30を通している。電極7
を通電した場合、水溶液中の水が電気分解され、アルカ
リ電解洗浄が行われる。
【0003】このような横型電解洗浄装置は、鋼板が電
解洗浄装置中に浸漬された状態で停止されることがあ
る。このような時には、電解整流器をオフにして横型電
解洗浄装置中に電解電圧がかからないようにしている
が、実際には残留電圧が電極間に残り、O2 が発生して
鋼板の表面に付着し、鋼板が変色する。
解洗浄装置中に浸漬された状態で停止されることがあ
る。このような時には、電解整流器をオフにして横型電
解洗浄装置中に電解電圧がかからないようにしている
が、実際には残留電圧が電極間に残り、O2 が発生して
鋼板の表面に付着し、鋼板が変色する。
【0004】このような鋼板の変色を防止する方法とし
ては、特公昭62−236号公報に記載されている様な
ものがあった。この方法は、残留電圧と同電位の逆電圧
を電極に印加することでテンパーカラーなどの鋼板の変
色発生を防止する方法である。
ては、特公昭62−236号公報に記載されている様な
ものがあった。この方法は、残留電圧と同電位の逆電圧
を電極に印加することでテンパーカラーなどの鋼板の変
色発生を防止する方法である。
【0005】一方、アルカリ洗浄およびアルカリ電解洗
浄後に、鋼板に付着している不純物を除去するために、
洗浄水により水洗(リンス)を行うが、アルカリ洗浄お
よびアルカリ電解洗浄後の鋼板は、表面が活性化されて
いるため、次コイルとのコイル継ぎの溶接等でラインが
停止した場合や、鋼板表面の検査等でライン速度が低下
した場合に鋼板の表面に変色が発生することがある。こ
のような鋼板の変色を防止する方法としては、従来、特
開平2−305985号公報に記載されているようなも
のが提案されている。図6(b) はこのような従来の変色
防止方法の実施例を示す図である。図6(b) において、
13はブラシロールで板表面を研磨するスクラバー部、
14は洗浄水、31は導管、32はポンプ、33は給水
管、34はリンスディップ槽である。鋼板30はアルカ
リ電解槽で洗浄され、更にスクラバー部13で表面をブ
ラシロールで洗浄された後、リンスディップ槽34で水
洗される。リンスディップ槽34には、変色防止材が添
加された洗浄水14が給水管33から連続的に給水され
る。この洗浄水14は、ライン停止時にポンプ32によ
り導管31から連続的に排出されてスクラバー部13、
及びリンスディップ槽34で鋼板30を水洗している。
浄後に、鋼板に付着している不純物を除去するために、
洗浄水により水洗(リンス)を行うが、アルカリ洗浄お
よびアルカリ電解洗浄後の鋼板は、表面が活性化されて
いるため、次コイルとのコイル継ぎの溶接等でラインが
停止した場合や、鋼板表面の検査等でライン速度が低下
した場合に鋼板の表面に変色が発生することがある。こ
のような鋼板の変色を防止する方法としては、従来、特
開平2−305985号公報に記載されているようなも
のが提案されている。図6(b) はこのような従来の変色
防止方法の実施例を示す図である。図6(b) において、
13はブラシロールで板表面を研磨するスクラバー部、
14は洗浄水、31は導管、32はポンプ、33は給水
管、34はリンスディップ槽である。鋼板30はアルカ
リ電解槽で洗浄され、更にスクラバー部13で表面をブ
ラシロールで洗浄された後、リンスディップ槽34で水
洗される。リンスディップ槽34には、変色防止材が添
加された洗浄水14が給水管33から連続的に給水され
る。この洗浄水14は、ライン停止時にポンプ32によ
り導管31から連続的に排出されてスクラバー部13、
及びリンスディップ槽34で鋼板30を水洗している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来技術には以下の様な問題点があった。
来技術には以下の様な問題点があった。
【0007】特公昭62−236号公報に記載される技
術では、ライン停止時、電解残留電圧によるテンパーカ
ラー対策として残留電圧と同電位の逆電圧を電極に印加
することでテンパーカラーなどの鋼板の変色を防止する
ことは有効であるが、液の汚れ分の付着による鋼板の変
色を防止することが難しいという問題があった。
術では、ライン停止時、電解残留電圧によるテンパーカ
ラー対策として残留電圧と同電位の逆電圧を電極に印加
することでテンパーカラーなどの鋼板の変色を防止する
ことは有効であるが、液の汚れ分の付着による鋼板の変
色を防止することが難しいという問題があった。
【0008】特開平2−305985号公報に記載され
る技術では、以下の様な問題があった。 リンスディップ槽の濃度を一定に制御することが難
しい。 ライン停止時に鋼板の変色を防止するために、リン
スディップ槽内の洗浄水をスクラバー部及びリンスディ
ップ槽入出口部から使用するので、リンスディップ槽内
の洗浄レベルが大幅に低下する。このため、その低下し
たレベル分の給水補給を行う必要があるが、給水補給に
伴って変色防止剤の補給もまた必要となり、ランニング
コストが高くなる。 リンスディップ槽を長時間継続使用すると、変色防
止剤の液が汚染され、鋼板の表面性状などに影響を与
え、化成処理性に問題が発生する。 リンスディップ槽を使用するために、変色防止剤を
必要としない鋼板にも変色防止剤を塗布しなければなら
ず、ランニングコストが高くなる。
る技術では、以下の様な問題があった。 リンスディップ槽の濃度を一定に制御することが難
しい。 ライン停止時に鋼板の変色を防止するために、リン
スディップ槽内の洗浄水をスクラバー部及びリンスディ
ップ槽入出口部から使用するので、リンスディップ槽内
の洗浄レベルが大幅に低下する。このため、その低下し
たレベル分の給水補給を行う必要があるが、給水補給に
伴って変色防止剤の補給もまた必要となり、ランニング
コストが高くなる。 リンスディップ槽を長時間継続使用すると、変色防
止剤の液が汚染され、鋼板の表面性状などに影響を与
え、化成処理性に問題が発生する。 リンスディップ槽を使用するために、変色防止剤を
必要としない鋼板にも変色防止剤を塗布しなければなら
ず、ランニングコストが高くなる。
【0009】本発明は、上記の事態に鑑みて成されたも
のであり、品質及び経済的にも問題のない優れた鋼板の
変色防止方法を提供することを目的としている。
のであり、品質及び経済的にも問題のない優れた鋼板の
変色防止方法を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題は以下の手段に
より解決される。 鋼板を連続的に洗浄する電解洗浄装置において、電
解槽の電極に近接して洗浄液吐出装置を設けたことを特
徴とする電解洗浄装置。 電解洗浄装置における鋼板の変色防止方法におい
て、鋼板停止時に電解槽の電極の近傍から鋼板表面に向
けて洗浄液を吐出することを特徴とする、鋼板の変色防
止方法。
より解決される。 鋼板を連続的に洗浄する電解洗浄装置において、電
解槽の電極に近接して洗浄液吐出装置を設けたことを特
徴とする電解洗浄装置。 電解洗浄装置における鋼板の変色防止方法におい
て、鋼板停止時に電解槽の電極の近傍から鋼板表面に向
けて洗浄液を吐出することを特徴とする、鋼板の変色防
止方法。
【0011】
【作用】本発明によれば、洗浄液に浸漬した電極間に鋼
板通路を設けて、鋼板を連続的に洗浄する電解洗浄装置
において、前記鋼板通路の電極に近接して洗浄液吐出装
置を配置しており、鋼板が停止したときには、前記洗浄
液吐出装置から洗浄液を鋼板表面に吐出することによ
り、鋼板表面に付着しようとするO2 や、他の変色の原
因となるものを洗い流している。従って、鋼板に変色が
発生することはない。
板通路を設けて、鋼板を連続的に洗浄する電解洗浄装置
において、前記鋼板通路の電極に近接して洗浄液吐出装
置を配置しており、鋼板が停止したときには、前記洗浄
液吐出装置から洗浄液を鋼板表面に吐出することによ
り、鋼板表面に付着しようとするO2 や、他の変色の原
因となるものを洗い流している。従って、鋼板に変色が
発生することはない。
【0012】
【実施例】本発明の実施例を図面にもとづいて説明す
る。
る。
【0013】図1は本発明の実施例を示す図であり、電
解洗浄装置の主要部分を構成する電解タンクと、それ以
降の工程で発生する鋼板の変色防止を行う変色防止装置
と、その変色防止剤の塗布方法及びタイミングを示して
いる。以下の図において図6と同一部分には同一符号を
付し、説明を省略する。図1において、1は電解洗浄前
コイル、2はアルカリ洗浄槽、8は洗浄液吐出装置、9
は洗浄液吐出ポンプ、10は配管、15は給水される洗
浄水、16は変色防止剤ポンプ、17は変色防止剤の原
液タンク、18はスタディックミキサー、19は洗浄水
供給自動開閉バルブ、20は変色防止剤の自動開閉バル
ブ、21はオーバーフロー弁である。
解洗浄装置の主要部分を構成する電解タンクと、それ以
降の工程で発生する鋼板の変色防止を行う変色防止装置
と、その変色防止剤の塗布方法及びタイミングを示して
いる。以下の図において図6と同一部分には同一符号を
付し、説明を省略する。図1において、1は電解洗浄前
コイル、2はアルカリ洗浄槽、8は洗浄液吐出装置、9
は洗浄液吐出ポンプ、10は配管、15は給水される洗
浄水、16は変色防止剤ポンプ、17は変色防止剤の原
液タンク、18はスタディックミキサー、19は洗浄水
供給自動開閉バルブ、20は変色防止剤の自動開閉バル
ブ、21はオーバーフロー弁である。
【0014】図1において、横型電解タンク3の中には
アルカリクリーニング液(オルソ硫酸ソーダ2Na2OSiO2,
またはカセイソーダNaOH) 等を溶かした水溶液が満たさ
れている。鋼板30は入側デフレクターロール4及び入
側浸漬ロール5により、電解タンク3に導き入れる。そ
して、鋼板30のパスラインの上下にパスラインに近接
かつ対面して配置した複数対の電極7を通過し、出側浸
漬ロール11及び出側デフレクターロール12を介して
スクラバー部13に搬出される。この電解タンク3には
鋼板通路の電極7に近接して洗浄液吐出装置8を複数配
置している。そして、ポンプ9より電解タンクから配管
10を介して洗浄液を前記洗浄吐出装置に供給するよう
にしている。
アルカリクリーニング液(オルソ硫酸ソーダ2Na2OSiO2,
またはカセイソーダNaOH) 等を溶かした水溶液が満たさ
れている。鋼板30は入側デフレクターロール4及び入
側浸漬ロール5により、電解タンク3に導き入れる。そ
して、鋼板30のパスラインの上下にパスラインに近接
かつ対面して配置した複数対の電極7を通過し、出側浸
漬ロール11及び出側デフレクターロール12を介して
スクラバー部13に搬出される。この電解タンク3には
鋼板通路の電極7に近接して洗浄液吐出装置8を複数配
置している。そして、ポンプ9より電解タンクから配管
10を介して洗浄液を前記洗浄吐出装置に供給するよう
にしている。
【0015】次にスクラバー部13に搬出された鋼板表
面に対して、変色防止剤の原液定量ポンプ16により、
一定量の原液が供給される。スタディックミキサー18
で変色防止剤と洗浄水がミキシングされている。洗浄水
供給自動開閉バルブ19は洗浄水のリンスディップ槽3
4への供給を自動的に開閉し、変色防止剤の自動開閉バ
ルブ20で変色防止剤の洗浄水への供給を自動的に開閉
する。オーバーフロー弁21はリンスディップ槽の洗浄
水の液面を一定に保っている。
面に対して、変色防止剤の原液定量ポンプ16により、
一定量の原液が供給される。スタディックミキサー18
で変色防止剤と洗浄水がミキシングされている。洗浄水
供給自動開閉バルブ19は洗浄水のリンスディップ槽3
4への供給を自動的に開閉し、変色防止剤の自動開閉バ
ルブ20で変色防止剤の洗浄水への供給を自動的に開閉
する。オーバーフロー弁21はリンスディップ槽の洗浄
水の液面を一定に保っている。
【0016】鋼板30はアルカリ洗浄槽2でアルカリ洗
浄され、次にアルカリ電解洗浄槽3でアルカリ電解洗浄
され、さらにスクラバー部13で洗浄水15によりスプ
レー洗浄される。ここで、ライン速度が50m/min を超え
る場合には、洗浄水15には変色防止剤は含まれない。
浄され、次にアルカリ電解洗浄槽3でアルカリ電解洗浄
され、さらにスクラバー部13で洗浄水15によりスプ
レー洗浄される。ここで、ライン速度が50m/min を超え
る場合には、洗浄水15には変色防止剤は含まれない。
【0017】鋼板のコイル継ぎの溶接等でラインが停止
した場合、または鋼板の表面検査等でライン速度が50m/
min 以下となった場合には、鋼板に変色が発生する。こ
の場合には、自動的に洗浄水供給自動開閉バルブ19を
閉止し、変色防止剤自動開閉バルブ20を開放して変色
防止剤をスタディックミキサー18で洗浄水15に混合
させ、スクラバー部13のヘッダーノズルで変色防止剤
を鋼板に塗布する。またライン停止時にライン停止後1
分以上経過すると変色防止剤のスプレーを停止させるこ
とで、変色防止剤のコスト低減効果が図れる。
した場合、または鋼板の表面検査等でライン速度が50m/
min 以下となった場合には、鋼板に変色が発生する。こ
の場合には、自動的に洗浄水供給自動開閉バルブ19を
閉止し、変色防止剤自動開閉バルブ20を開放して変色
防止剤をスタディックミキサー18で洗浄水15に混合
させ、スクラバー部13のヘッダーノズルで変色防止剤
を鋼板に塗布する。またライン停止時にライン停止後1
分以上経過すると変色防止剤のスプレーを停止させるこ
とで、変色防止剤のコスト低減効果が図れる。
【0018】またライン停止時、又はライン速度が50m/
min 以下の場合に、リンスディップ槽34で鋼板30が
洗浄水15に浸り続けると、洗浄水15には変色防止剤
が混入されていないので、鋼板30に変色が発生するよ
うになる。そこで、オーバーフロー弁21の位置を鋼板
通過位置より下に設定することにより、鋼板30が洗浄
水15に浸らないようにしている。このように本発明で
は、鋼板30が洗浄中に中断してライン停止、または鋼
板洗浄中でのライン速度50m/min 以下の表面検査の場合
でも、洗浄水15と変色防止剤を自動的に切り替えるこ
とにより、鋼板30の変色を防止することができる。
min 以下の場合に、リンスディップ槽34で鋼板30が
洗浄水15に浸り続けると、洗浄水15には変色防止剤
が混入されていないので、鋼板30に変色が発生するよ
うになる。そこで、オーバーフロー弁21の位置を鋼板
通過位置より下に設定することにより、鋼板30が洗浄
水15に浸らないようにしている。このように本発明で
は、鋼板30が洗浄中に中断してライン停止、または鋼
板洗浄中でのライン速度50m/min 以下の表面検査の場合
でも、洗浄水15と変色防止剤を自動的に切り替えるこ
とにより、鋼板30の変色を防止することができる。
【0019】図1の洗浄装置は、従来の商品製造ライン
と兼用ラインとしているので、リンスディップ槽34の
水をあらかじめ下げておくことで兼用設備化される。こ
の場合において、洗浄効果と変色防止効果を相互に兼ね
備える為には、洗浄水の流量は15〜40m3/hであることが
好ましい。15m3/h未満では変色防止効果が少なく、40m3
/hを超えると経済的に不利である。
と兼用ラインとしているので、リンスディップ槽34の
水をあらかじめ下げておくことで兼用設備化される。こ
の場合において、洗浄効果と変色防止効果を相互に兼ね
備える為には、洗浄水の流量は15〜40m3/hであることが
好ましい。15m3/h未満では変色防止効果が少なく、40m3
/hを超えると経済的に不利である。
【0020】図2はスクラバー部がリンス温水洗浄を兼
ねた装置の実施例を示す図である。以下の図において、
図1と同一部分には同一符号を付し、説明を省略する。
図2において、ライン速度が50m/min を超えると、洗浄
水15よりスプレー洗浄され、ライン速度が50m/min 以
下の場合はスクラバーはそのままで15で洗浄され、リ
ンス部のみに変色防止剤を塗布する。更に、ラインが停
止した場合は、洗浄水15が自動的に停止し、スクラバ
ー部、及びリンス部へ変色防止剤を自動的に、この洗浄
水系統とは別系統の変色防止塗布装置で、変色防止剤又
は洗浄水に混入した変色防止剤を自動的にスプレーす
る。この場合のスプレー方式は噴霧状で 1〜10L/min と
することが好ましい。1 L/min 未満では変色防止の効果
が少なく、10L/min を超えると経済的に不利である。ま
た、専用ラインの場合、スクラバー部13のみ、あるいは
ブラシのない単純スプレーリンス槽のみで変色防止剤を
スプレーしても良い。
ねた装置の実施例を示す図である。以下の図において、
図1と同一部分には同一符号を付し、説明を省略する。
図2において、ライン速度が50m/min を超えると、洗浄
水15よりスプレー洗浄され、ライン速度が50m/min 以
下の場合はスクラバーはそのままで15で洗浄され、リ
ンス部のみに変色防止剤を塗布する。更に、ラインが停
止した場合は、洗浄水15が自動的に停止し、スクラバ
ー部、及びリンス部へ変色防止剤を自動的に、この洗浄
水系統とは別系統の変色防止塗布装置で、変色防止剤又
は洗浄水に混入した変色防止剤を自動的にスプレーす
る。この場合のスプレー方式は噴霧状で 1〜10L/min と
することが好ましい。1 L/min 未満では変色防止の効果
が少なく、10L/min を超えると経済的に不利である。ま
た、専用ラインの場合、スクラバー部13のみ、あるいは
ブラシのない単純スプレーリンス槽のみで変色防止剤を
スプレーしても良い。
【0021】なお、図1及び図2の洗浄装置は、従来の
商品製造ラインと兼用ラインとしているので、リンスデ
ィップ槽34の洗浄水をあらかじめ下げておくことで、
兼用設備化しているが、専用ラインの場合、リンスディ
ップ槽34の洗浄水をあらかじめ下げておくことが出来
ない設備においては、リンスディップのスクラバーへの
循環スプレーポンプを自動的に停止し、この洗浄水とは
別系統の変色防止装置で変色防止剤を自動的に噴霧状で
1〜10L/min を、空気と接触している鋼板にスプレーす
る。図3は、このような専用ラインの実施例を示した図
である。ここで、ラインスピードが50m/min 以下となっ
た場合、スクラバーはそのまま洗浄水がスプレーされ、
リンスへの洗浄水15は停止される。この時に、バルブ
31が閉となり、変色防止剤はリンスタンクのリンスデ
ィップ槽以外の空気と接触している鋼板にスプレーさ
れ、鋼板の変色が防止出来る。
商品製造ラインと兼用ラインとしているので、リンスデ
ィップ槽34の洗浄水をあらかじめ下げておくことで、
兼用設備化しているが、専用ラインの場合、リンスディ
ップ槽34の洗浄水をあらかじめ下げておくことが出来
ない設備においては、リンスディップのスクラバーへの
循環スプレーポンプを自動的に停止し、この洗浄水とは
別系統の変色防止装置で変色防止剤を自動的に噴霧状で
1〜10L/min を、空気と接触している鋼板にスプレーす
る。図3は、このような専用ラインの実施例を示した図
である。ここで、ラインスピードが50m/min 以下となっ
た場合、スクラバーはそのまま洗浄水がスプレーされ、
リンスへの洗浄水15は停止される。この時に、バルブ
31が閉となり、変色防止剤はリンスタンクのリンスデ
ィップ槽以外の空気と接触している鋼板にスプレーさ
れ、鋼板の変色が防止出来る。
【0022】本発明に係る焼鈍工程を経由しないで調質
圧延を行う未焼鈍材、又は再調質材では、洗浄時におけ
る変色防止が不可欠であり、本発明による鋼板の変色防
止方法は、このような工程を通る鋼板の変色防止に適し
ている。また、本発明に使用される変色防止剤として
は、通常の鋼板に対して使用される水溶性変色防止剤で
あれば特に制限はない。また、この変色防止剤を混入す
る洗浄水は通常10〜90℃で好ましくは40〜80℃の水を用
いる。尚、この変色防止剤の濃度は1000〜2000mg/lが好
ましい。1000mg/l未満では変色防止効果が少なく、2000
mg/lを超えると経済的に不利である。
圧延を行う未焼鈍材、又は再調質材では、洗浄時におけ
る変色防止が不可欠であり、本発明による鋼板の変色防
止方法は、このような工程を通る鋼板の変色防止に適し
ている。また、本発明に使用される変色防止剤として
は、通常の鋼板に対して使用される水溶性変色防止剤で
あれば特に制限はない。また、この変色防止剤を混入す
る洗浄水は通常10〜90℃で好ましくは40〜80℃の水を用
いる。尚、この変色防止剤の濃度は1000〜2000mg/lが好
ましい。1000mg/l未満では変色防止効果が少なく、2000
mg/lを超えると経済的に不利である。
【0023】図4は、電解洗浄装置の洗浄液吐出装置を
使用した、鋼板の変色を防止する電解洗浄方法を示した
図である。図4において、22はモーター、23は電
源、24はスイッチ、25は駆動モーター、26はパル
スゼネレーター、27は極性切替スイッチ、28はブラ
イドルロールの速度調整器、29は整流器である。ポン
プ9のモーター22の電源23からの電気の供給をオン
オフするスイッチ24には、ブライドルロールの駆動モ
ーター25に直結したパルスゼネレーター26からの信
号が常時送られるようになっている。そして、パルスゼ
ネレーター26からの信号が0になった時、即ち、ライ
ン停止した時、前記スイッチ24がオンして、ポンプ9
が駆動し洗浄液が電解タンク3から配管10を介して洗
浄液吐出装置8に送られ、洗浄液が鋼板30の表面に向
けて吐出され、鋼板30の表面に付着して変色の発生原
因となるO2 等を洗い出す。そしてブライドルロール駆
動モーター25からの信号が0回転より大きくなると前
記スイッチ24がオフとなり、ポンプ9が停止する。
尚、ライン停止時には、電極7の極性を極性切替スイッ
チ27により切替えるようにしているが、この極性切替
スイッチ27に対する切替指令も前記パルスゼネレータ
ー26からの信号と同期して行うようにしている。
使用した、鋼板の変色を防止する電解洗浄方法を示した
図である。図4において、22はモーター、23は電
源、24はスイッチ、25は駆動モーター、26はパル
スゼネレーター、27は極性切替スイッチ、28はブラ
イドルロールの速度調整器、29は整流器である。ポン
プ9のモーター22の電源23からの電気の供給をオン
オフするスイッチ24には、ブライドルロールの駆動モ
ーター25に直結したパルスゼネレーター26からの信
号が常時送られるようになっている。そして、パルスゼ
ネレーター26からの信号が0になった時、即ち、ライ
ン停止した時、前記スイッチ24がオンして、ポンプ9
が駆動し洗浄液が電解タンク3から配管10を介して洗
浄液吐出装置8に送られ、洗浄液が鋼板30の表面に向
けて吐出され、鋼板30の表面に付着して変色の発生原
因となるO2 等を洗い出す。そしてブライドルロール駆
動モーター25からの信号が0回転より大きくなると前
記スイッチ24がオフとなり、ポンプ9が停止する。
尚、ライン停止時には、電極7の極性を極性切替スイッ
チ27により切替えるようにしているが、この極性切替
スイッチ27に対する切替指令も前記パルスゼネレータ
ー26からの信号と同期して行うようにしている。
【0024】図5は洗浄液のと吐出装置を示した図であ
る。ここで、ノズルギャップは 3〜10mmが好ましい。3m
m より小さいと、鋼板に接触する恐れがあり、10mmより
大きいと洗浄効果が低下する。又、ノズルの角度は15〜
45℃が好ましい。15℃より小さいか、45℃より大きい
と、洗浄効果が低下する。又、吐出流速は0.3 〜1.2m/s
ec程度あれば良い。0.3m/secより小さいと洗浄効果が低
下し、1.2m/secより大きいと経済的に不利である。
る。ここで、ノズルギャップは 3〜10mmが好ましい。3m
m より小さいと、鋼板に接触する恐れがあり、10mmより
大きいと洗浄効果が低下する。又、ノズルの角度は15〜
45℃が好ましい。15℃より小さいか、45℃より大きい
と、洗浄効果が低下する。又、吐出流速は0.3 〜1.2m/s
ec程度あれば良い。0.3m/secより小さいと洗浄効果が低
下し、1.2m/secより大きいと経済的に不利である。
【0025】表1は、本発明により極性(8極)をライ
ン停止毎に切替えて、洗浄液吐出装置を使用した場合
(実施例)と、従来の洗浄液装置のない場合(比較例)
とを比較して、鋼板の変色を以下の基準で評価した結果
である。
ン停止毎に切替えて、洗浄液吐出装置を使用した場合
(実施例)と、従来の洗浄液装置のない場合(比較例)
とを比較して、鋼板の変色を以下の基準で評価した結果
である。
【0026】
【表1】
【0027】◎ ── 非常に優れている(発錆、変色
は全くない。) ○ ── 優れている(発錆、変色は殆どない。) × ── 劣る(発錆、変色が顕著である。)
は全くない。) ○ ── 優れている(発錆、変色は殆どない。) × ── 劣る(発錆、変色が顕著である。)
【0028】ここで試験片は冷延鋼板(JIS-G3141-SPCC,
1200mm幅×0.8mm 厚) で、厚板の素地はダル仕上のもの
を用いている。また、ここでの調査は、洗浄液の吐出条
件を以下のように行っている。 ノズルギャップ 3mm ノズル角度 15° 流速 1.2m/sec ノズルの吐出方向は、鋼板の進行方向とは逆方向で
スプレー アルカリ液 (オルソ硫酸ソーダー) 電極電圧 40V 電極、電流密度 10.9A/dm2
1200mm幅×0.8mm 厚) で、厚板の素地はダル仕上のもの
を用いている。また、ここでの調査は、洗浄液の吐出条
件を以下のように行っている。 ノズルギャップ 3mm ノズル角度 15° 流速 1.2m/sec ノズルの吐出方向は、鋼板の進行方向とは逆方向で
スプレー アルカリ液 (オルソ硫酸ソーダー) 電極電圧 40V 電極、電流密度 10.9A/dm2
【0029】実施例、比較例とも、鋼板の変色発生状況
の目視観察を基準に評価している。表1から、本発明に
より、鋼板の変色が防止されていることがわかる。尚、
本発明では、アルカリ液の種類(オルソ硫酸ソーダ、カ
セイソーダ等)、又は電極の極性の組合せパターン、あ
るいは電極の電流密度等によっては、洗浄液吐出装置の
効果が軽減することはないことが確認されている。
の目視観察を基準に評価している。表1から、本発明に
より、鋼板の変色が防止されていることがわかる。尚、
本発明では、アルカリ液の種類(オルソ硫酸ソーダ、カ
セイソーダ等)、又は電極の極性の組合せパターン、あ
るいは電極の電流密度等によっては、洗浄液吐出装置の
効果が軽減することはないことが確認されている。
【0030】図7は吐出装置のノズルギャップによる電
極間のアルカリ液対流での流速状況を調査した結果であ
る。ここで試験片は冷延鋼板(JIS-G3141-SPCC,1800mm幅
×1.0mm 厚) で、厚板の素地はダル仕上のものを用いて
いる。又、電極 (グリッド)の寸法は上下共に、2200mm
幅×1300mm長さ、のものを用いている。
極間のアルカリ液対流での流速状況を調査した結果であ
る。ここで試験片は冷延鋼板(JIS-G3141-SPCC,1800mm幅
×1.0mm 厚) で、厚板の素地はダル仕上のものを用いて
いる。又、電極 (グリッド)の寸法は上下共に、2200mm
幅×1300mm長さ、のものを用いている。
【0031】図7において、実施例A〜Cは吐出装置の
ノズルギャップを 3〜10mmとし、ノズル角度15°とした
ものであり、比較例Dはノズルギャップを12mmとし、ノ
ズル角度15°とした場合である。ここで、実施例と比較
例についての評価は、電極の入口〜出口迄のある一定の
場所より流速を測定し、対流状態を以下の基準で評価し
ている。 ◎ ── 非常に良い ○ ── 良い △ ── やや劣る × ── 劣る(対流不充分)
ノズルギャップを 3〜10mmとし、ノズル角度15°とした
ものであり、比較例Dはノズルギャップを12mmとし、ノ
ズル角度15°とした場合である。ここで、実施例と比較
例についての評価は、電極の入口〜出口迄のある一定の
場所より流速を測定し、対流状態を以下の基準で評価し
ている。 ◎ ── 非常に良い ○ ── 良い △ ── やや劣る × ── 劣る(対流不充分)
【0032】図7より、本発明によるノズルギャップは
3〜10mm (より好ましくは 3〜5mm)が良いことがわか
る。
3〜10mm (より好ましくは 3〜5mm)が良いことがわか
る。
【0033】表2は、本発明によりライン停止1分間
後、変色防止剤を停止した場合の変色防止剤の濃度が変
色防止効果に及ぼす影響を調べた試験の結果である。試
験片は冷延鋼板(JIS-G3141-SPCC,1200mm幅×1.0mm 厚)
で、原板の素地はダル仕上のものを用いている。表中の
実施例No1〜3は変色防止剤の濃度を変えてあり、比
較例No4は変色防止剤を使用しない洗浄水のみの場合
である。実施例と比較例について、変色の発生状況の目
視観察を以下の基準にて評価した。 ◎ ── 非常に優れている(発錆、変色は全くな
い。) ○ ── 優れている(発錆、変色は殆どない。) △ ── やや劣る(発錆、変色が若干ある。) × ── 劣る(発錆、変色が顕著である。)
後、変色防止剤を停止した場合の変色防止剤の濃度が変
色防止効果に及ぼす影響を調べた試験の結果である。試
験片は冷延鋼板(JIS-G3141-SPCC,1200mm幅×1.0mm 厚)
で、原板の素地はダル仕上のものを用いている。表中の
実施例No1〜3は変色防止剤の濃度を変えてあり、比
較例No4は変色防止剤を使用しない洗浄水のみの場合
である。実施例と比較例について、変色の発生状況の目
視観察を以下の基準にて評価した。 ◎ ── 非常に優れている(発錆、変色は全くな
い。) ○ ── 優れている(発錆、変色は殆どない。) △ ── やや劣る(発錆、変色が若干ある。) × ── 劣る(発錆、変色が顕著である。)
【0034】
【表2】
【0035】表2より本発明によって、鋼板の変色が防
止されていることがわかる。本発明により、ライン停止
時又はライン速度が50m/min 以下の場合で、変色剤をス
クラバー部より塗布する場合は、リンスディップ槽での
洗浄水による洗浄を中断するために、変色防止剤が最終
リンス洗浄を兼ねている。表3はこの場合における、鋼
板の化成処理性に及ぼす影響を調べた試験の結果であ
る。試験片は冷延鋼板(JIS-G3141-SPCC,1200mm幅×1.0m
m 厚) で、原板の素地はダル仕上のものを用いている。
表中の実施例No1〜3は変色防止剤の濃度を変えてあ
り、比較例No4は変色防止剤を使用しない洗浄水のみ
の場合である。ここで、化成処理条件は以下の通りであ
る。 脱脂:ファインクリーナー4826TA(商品名)を用
い、50℃で18g/l 、1分間処理した。 表面調整:PL-ZMS(商品名)を用い、20℃で1g/l、
20秒処理した。 リン酸塩処理:PB-3030M(商品名)を用い、51℃で
50g/l 、2分間浸漬処理した。
止されていることがわかる。本発明により、ライン停止
時又はライン速度が50m/min 以下の場合で、変色剤をス
クラバー部より塗布する場合は、リンスディップ槽での
洗浄水による洗浄を中断するために、変色防止剤が最終
リンス洗浄を兼ねている。表3はこの場合における、鋼
板の化成処理性に及ぼす影響を調べた試験の結果であ
る。試験片は冷延鋼板(JIS-G3141-SPCC,1200mm幅×1.0m
m 厚) で、原板の素地はダル仕上のものを用いている。
表中の実施例No1〜3は変色防止剤の濃度を変えてあ
り、比較例No4は変色防止剤を使用しない洗浄水のみ
の場合である。ここで、化成処理条件は以下の通りであ
る。 脱脂:ファインクリーナー4826TA(商品名)を用
い、50℃で18g/l 、1分間処理した。 表面調整:PL-ZMS(商品名)を用い、20℃で1g/l、
20秒処理した。 リン酸塩処理:PB-3030M(商品名)を用い、51℃で
50g/l 、2分間浸漬処理した。
【0036】実施例と比較例についての化成処理性を以
下の方法で評価した。化成皮膜の付着量を重量法により
求め、化成処理性については、P付着量(鋼板に付着し
た金属の量)で表し、以下の基準で判定した。 ◎ ── 非常に良好(P付着量 2.5 〜3.2g/m2 ) ○ ── 良好(P付着量 1.1 〜2.4g/m2 ) × ── 不良(P付着量 1.0g/m2 以下又は3.3g/m2
以上)
下の方法で評価した。化成皮膜の付着量を重量法により
求め、化成処理性については、P付着量(鋼板に付着し
た金属の量)で表し、以下の基準で判定した。 ◎ ── 非常に良好(P付着量 2.5 〜3.2g/m2 ) ○ ── 良好(P付着量 1.1 〜2.4g/m2 ) × ── 不良(P付着量 1.0g/m2 以下又は3.3g/m2
以上)
【0037】
【表3】
【0038】表3から本発明により、化成処理性が良好
なことがわかる。
なことがわかる。
【0039】
【発明の効果】以上のように、本発明によればアルカリ
洗浄又はアルカリ電解洗浄で発生していた鋼板の変色が
防止でき、更にそれ以降のリンス洗浄を行った鋼板に、
変色防止剤を必要に応じて効果的に対象材に塗布する方
法により、表面が活性化された鋼板の変色を防止するこ
とができ、製品の品質及び歩留を向上させると共に、変
色防止剤の経済性を向上させることができる。
洗浄又はアルカリ電解洗浄で発生していた鋼板の変色が
防止でき、更にそれ以降のリンス洗浄を行った鋼板に、
変色防止剤を必要に応じて効果的に対象材に塗布する方
法により、表面が活性化された鋼板の変色を防止するこ
とができ、製品の品質及び歩留を向上させると共に、変
色防止剤の経済性を向上させることができる。
【図1】本発明の実施例を示す系統図。
【図2】本発明の図1とは異なる実施例を示す系統図。
【図3】本発明の図1及び図2とは異なる実施例を示す
系統図。
系統図。
【図4】本発明の洗浄液のと吐出装置を示す系統図。
【図5】アルカリ洗浄吐出装置のノズルと電極との位置
関係を示す図。
関係を示す図。
【図6】従来の変色防止方法の洗浄工程を示す図。
【図7】吐出装置のノズルギャップによるアルカリ液で
の流速状況を示す図。
の流速状況を示す図。
3 電解槽 7 電極 8 洗浄液吐出装置 30 鋼板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 一男 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 鋼板を連続的に洗浄する電解洗浄装置に
おいて、電解槽の電極に近接して洗浄液吐出装置を設け
たことを特徴とする電解洗浄装置。 - 【請求項2】 電解洗浄装置における鋼板の変色防止方
法において、鋼板停止時に電解槽の電極の近傍から鋼板
表面に向けて洗浄液を吐出することを特徴とする、鋼板
の変色防止方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14052494A JPH083797A (ja) | 1994-06-22 | 1994-06-22 | 鋼板の洗浄装置及びそれを使用した変色防止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14052494A JPH083797A (ja) | 1994-06-22 | 1994-06-22 | 鋼板の洗浄装置及びそれを使用した変色防止方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH083797A true JPH083797A (ja) | 1996-01-09 |
Family
ID=15270679
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14052494A Withdrawn JPH083797A (ja) | 1994-06-22 | 1994-06-22 | 鋼板の洗浄装置及びそれを使用した変色防止方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH083797A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006272059A (ja) * | 2005-03-28 | 2006-10-12 | Nippon Steel Corp | 脱脂性、脱鉄粉性に優れた洗浄方法 |
| JP2007239092A (ja) * | 2006-02-10 | 2007-09-20 | Nippon Steel Corp | 酸洗鋼板のリンス設備及びそのリンス方法 |
| CN109234789A (zh) * | 2017-07-10 | 2019-01-18 | 三星显示有限公司 | 用于去除氧化物的洗涤装置及使用其的洗涤方法 |
| JP2021014601A (ja) * | 2019-07-10 | 2021-02-12 | Jfeスチール株式会社 | シャローバス型酸洗装置 |
-
1994
- 1994-06-22 JP JP14052494A patent/JPH083797A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006272059A (ja) * | 2005-03-28 | 2006-10-12 | Nippon Steel Corp | 脱脂性、脱鉄粉性に優れた洗浄方法 |
| JP2007239092A (ja) * | 2006-02-10 | 2007-09-20 | Nippon Steel Corp | 酸洗鋼板のリンス設備及びそのリンス方法 |
| CN109234789A (zh) * | 2017-07-10 | 2019-01-18 | 三星显示有限公司 | 用于去除氧化物的洗涤装置及使用其的洗涤方法 |
| JP2021014601A (ja) * | 2019-07-10 | 2021-02-12 | Jfeスチール株式会社 | シャローバス型酸洗装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010904 |