JPH10158887A - 電気めっき原板の洗浄方法 - Google Patents

電気めっき原板の洗浄方法

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JPH10158887A
JPH10158887A JP31579296A JP31579296A JPH10158887A JP H10158887 A JPH10158887 A JP H10158887A JP 31579296 A JP31579296 A JP 31579296A JP 31579296 A JP31579296 A JP 31579296A JP H10158887 A JPH10158887 A JP H10158887A
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JP
Japan
Prior art keywords
electroplated
sheet
original plate
original
cleaning
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP31579296A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Sugiyama
誠司 杉山
Mitsunori Hieda
充徳 桧枝
Seiji Yonemura
誠司 米村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
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  • Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、鋼板を電気めっき槽に導入する前
の電気めっき原板に付着した付着物の洗浄方法を提供す
ること。 【解決手段】 電気めっき原板を電気めっき槽に導入す
る前に、前記電気めっき原板表面がピンチロールによっ
て受けた最大圧力を超える剪断力を有し、必要に応じて
スラッジ含有濃度が1.0g/l以下の、水または温水
で洗浄することを特徴とする電気めっき原板の洗浄方
法。 【効果】 電気めっき鋼板の洗浄工程に起因するめっき
外観不良を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鋼板を電気めっき
槽に導入する前の電気めっき原板の洗浄方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の電気めっき原板の原板表面の水ま
たは温水によって洗浄する方法は、原板上に付着した前
工程の液を水または温水によって置き換える方法や特開
平3−188295号公報に開示してある様に鋼板の巾
当りに打撃力を生じせしめて原板表面を洗浄する方法が
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】原板の表面に付着した
ゴミや洗浄水中のスラッジはピンチロールによって原板
表面に圧着されるため強固に原板表面に付着しているも
のがある。この様な付着物は、水または温水槽に浸漬さ
せただけでは原板から剥ぎ取る事はできない。更に鋼板
の巾当りに洗浄水で打撃力を生じせしめて原板表面を洗
浄する方法では、洗浄する前の原板に圧着された付着物
の原板への付着力は、洗浄前のピンチロールのピンチ力
によって変動するため付着物の原板への付着強度が強い
場合には原板に付着した付着物が除去されずに原板表面
に残り、後の電気めっき工程で不めっきを発生させる原
因となり電気めっき鋼板の品質を悪化させる原因になっ
ていた。また、洗浄水中のスラッジの濃度が高くなると
洗浄水中のスラッジが、洗浄装置出側のピンチロールで
原板に圧着されて、後の電気めっき工程で不めっきを発
生させる原因となり電気めっき鋼板の品質を悪化させる
原因になっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】従来の洗浄方法の課題を
解決するため、本発明の電気めっき原板の洗浄方法では
あらかじめ電気めっき原板を電気めっきラインで巻きほ
どいてから電気めっき槽に導入する前に、電気めっき原
板表面がピンチロールによって受ける最大圧力と、その
最大圧力によって原板表面に圧着された付着物とその付
着を除去するための原板表面のスプレー洗浄水の必要剪
断力とあるいは更にその時の必要な洗浄水中スラッジ濃
度を実験的に求め、電気めっき原板を電気めっき槽に導
入する前に電気めっき原板表面がピンチロールによって
受ける最大圧力を超える剪断力を原板表面に付与するこ
とと更に洗浄水中のスラッジ濃度を所定の濃度以下に管
理して電気めっき原板を洗浄すると良いことを知見し、
完成させたものである。
【0005】その構成は、 (1)電気めっき原板を電気めっき槽に導入する前に、
前記電気めっき原板表面がピンチロールによって受けた
最大圧力を超える剪断力を原板表面に付与し洗浄するこ
とを特徴とする電気めっき原板の洗浄方法。 (2)電気めっき原板を電気めっき槽に導入する前に、
前記電気めっき原板の表面がピンチロールによって受け
た最大圧力を超える剪断力を原板表面に付与しかつ洗浄
水中のスラッジ含有濃度が1.0g/l以下の水又は、
温水で洗浄する事を特徴とする電気めっき原板の洗浄方
法である。
【0006】図1に洗浄水中スラッジを原板表面に圧着
させた時のピンチロールの圧着力と原板表面のスプレー
洗浄水の剪断力と電気めっきした後のめっき鋼板の不め
っきの発生の関係を示す。ここで原板表面のスプレー洗
浄水の剪断力F2 (kgf/cm2 )は、図2に示す装
置で原板表面の垂直力F1 (kgf/cm2 )とスプレ
ーの噴射角度θ°から、 次式 F2 (kgf/cm2 )=F1 (kgf/cm
2 )×tanθ より求めた。また、図3に洗浄水中のスラッジ濃度と電
気めっきした後のめっき鋼板の不めっきの発生の関係を
示す。
【0007】図1より原板表面に付着した付着物は、ピ
ンチロールの圧着回数によらず原板表面がピンチロール
によって受けた最大圧力を超える剪断力を原板表面に付
与する事で除去できる事を知見した。さらに図3で示す
様に洗浄水中のスラッジ濃度は、1g/l以下に管理す
ることで電気めっき時に不めっきが発生しないことも知
見した。ここで、スラッジ濃度が1g/lを超えると洗
浄後のピンチロールで再度原板表面にスラッジが圧着さ
れ、不めっきにいたると推定される。
【0008】これらの知見より本発明を板厚0.3〜
2.5mm、板巾800〜1800mmの電気めっき原
板をラインスピード40m/minの速度で連続して洗
浄し、鋼板表面を電気Zn−Niめっきする電気めっき
原板の洗浄に適用した。図4は本発明に係る電気めっき
の前処理工程を示す概略図である。図4に示すように、
電気めっき原板1を連続して電解脱脂槽2を通過してア
ルカリリンズ槽3に入る時にアルカリリンズ槽入側のピ
ンチロール4の原板への押し付け力をロール押し付け力
測定装置11で測定し、あらかじめ求めたロール押し付
け力とピンチロールによって原板が受ける単位面積当た
りの圧着力の関係から原板がピンチロールによって受け
る圧力を求め、その圧力を超える剪断力を原板表面に付
与するためにアルカリリンズノズル5より所定の圧力の
洗浄水を循環タンク6から高圧ポンプ7でフィルター8
を通過させ原板に吹付けることによりアルカリリンズ槽
入側のピンチロール4で原板に圧着された付着物を原板
から除去され次の工程の酸洗槽12を通過し電気Zn−
Niめっきを施しても、原板に付着した付着物起因で発
生する不めっきによる品質トラブルは解消される。
【0009】
【実施例】実施例1について説明する。板厚0.8m
m、板巾1000mmの電気めっき原板(鋼板)を原板
の通板方向に対向して原板に対し45°に傾けたアルカ
リリンズノズルをとなりのノズルと干渉させぬようにラ
ップさせて配置したアルカリリンズ槽内をラインスピー
ド40m/minの速度で連続的に通板させた。この
時、アルカリリンズ槽入側のピンチロール力は4000
kgfで押し付け原板表面には、0.1kgf/cm2
の圧力を作用させ、アルカリリンズノズルで原板表面に
0.08kgf/cm2 の剪断力を付与する様に洗浄水
中スラッジ濃度を0.8g/lにして洗浄水を原板に吹
付けた後に電気Zn−Niめっきを施すと不めっきが発
生していたのに対し、アルカリリンズノズルの吹付け圧
力を上げて原板表面に0.12kgf/cm2 の剪断力
を付与し電気Zn−Niめっきを施すと不めっきは解消
された。また、他の実施例についても表1に示す。更
に、本発明は電気Znめっきや電気Zn−Feめっきに
適用しても同じような効果が得られた。
【0010】
【表1】
【0011】
【発明の効果】本発明により、電気めっき鋼板の洗浄工
程起因によるめっき外観不良の品質トラブルが解消さ
れ、電気めっき鋼板の製造歩留りを向上させるようにな
った。
【図面の簡単な説明】
【図1】鋼板がピンチロールによって受けた最大圧力と
鋼板表面のスプレー洗浄水の剪断力と電気めっき後のめ
っき鋼板の不めっきの発生の関係を示す図、
【図2】原板表面のスプレー洗浄水の剪断力を示す説明
図、
【図3】洗浄水中スラッジ濃度と電気めっき鋼板の不め
っきの発生の関係を示す図、
【図4】本発明に係る電気めっきの前処理工程を示す概
略図である。
【符号の説明】
1 電気めっき原板 2 電解脱脂槽 3 アルカリリンズ槽 4 ピンチロール 5 アルカリリンズノズル 6 循環タンク 7 ポンプ(高圧) 8 フィルター 9,10 バルブ 11 ロール押し付け力測定装置 12 酸洗槽

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気めっき原板を電気めっき槽に導入す
    る前に、前記電気めっき原板表面がピンチロールによっ
    て受けた最大圧力を超える剪断力を原板表面に付与し洗
    浄することを特徴とする電気めっき原板の洗浄方法。
  2. 【請求項2】 電気めっき原板を電気めっき槽に導入す
    る前に、前記電気めっき原板の表面がピンチロールによ
    って受けた最大圧力を超える剪断力を原板表面に付与し
    かつ洗浄水中のスラッジ含有濃度が1.0g/l以下の
    水又は、温水で洗浄する事を特徴とする電気めっき原板
    の洗浄方法。
JP31579296A 1996-11-27 1996-11-27 電気めっき原板の洗浄方法 Withdrawn JPH10158887A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009155708A (ja) * 2007-12-27 2009-07-16 Kao Corp 鋼帯の洗浄方法
CN111051862A (zh) * 2017-10-31 2020-04-21 松下知识产权经营株式会社 净化装置及净化方法

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Effective date: 20040203