JPH0839121A - 金属帯のタンデム冷間圧延制御方法および装置 - Google Patents
金属帯のタンデム冷間圧延制御方法および装置Info
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- JPH0839121A JPH0839121A JP6172875A JP17287594A JPH0839121A JP H0839121 A JPH0839121 A JP H0839121A JP 6172875 A JP6172875 A JP 6172875A JP 17287594 A JP17287594 A JP 17287594A JP H0839121 A JPH0839121 A JP H0839121A
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Abstract
方張力を安定に確保することができ、少ない基数の圧延
機で金属帯を品質歩留り良く効率的に冷間圧延する。 【構成】 タンデム冷間圧延設備の出側に張力付与装置
として2重圧延機を設け、巻取装置とともに(4)に示
すような安定した前方張力を確保する。金属帯は時刻t
0で切離され、先行する金属帯の巻取りを開始し、後行
する金属帯の先端を時刻t1で巻付けるまでは、2重圧
延機のみによって前方張力を発生する。巻取を開始した
時刻t1以降は、巻取装置の巻取張力とともに金属帯の
冷間圧延に必要な前方張力を所定範囲量に制御する。
Description
金帯等の金属帯のタンデム冷間圧延制御方法および装置
に関する。
特殊鋼、高ニッケル合金などの高合金その他銅などの非
鉄金属を含む金属帯の冷間圧延を、生産効率良く行うた
めに、複数基の圧延機を連続して配設させたタンデム冷
間圧延設備が多く用いられている。タンデム冷間圧延設
備は、単独でも、他の装置と組合わせても使用可能であ
る。
2410号公報、特開平5−228504号公報など
で、図4に示すような、一連の連続焼鈍および脱スケー
ル装置に後設される冷間圧延設備としてのタンデム冷間
圧延設備の構成を開示している。図において、たとえば
ステンレス鋼帯である金属帯1は、複数のコイルの状態
で、ペイオフリール2から順次巻戻されて連続的に供給
される。金属帯1のパスラインはデフレクタロール3に
よってほぼ水平に変更され、前処理装置4によって先行
する金属帯の後端と後行する金属帯の先端とが溶接され
る。溶接されて連続化された金属帯1は、ルーパ装置5
から焼鈍装置6、脱スケール装置7、ルーパ装置8、サ
イドトリミング装置9およびセンタリング装置10を経
てNo.1圧延機11に供給される。No.1圧延機1
1の出側には、剪断機12、デフレクタロール13およ
びテンションリール14が設けられており、No.1圧
延機11のみに金属帯1を通板させて巻取ることも可能
になっている。
延機11の下流側に振動防止装置15を経て、後続圧延
機16が配設される。この複数基の後続圧延機16の出
側には、2重圧延機17、剪断機18、デフレクタロー
ル19およびテンションリール20が設けられ、冷間圧
延された金属帯1を巻取る。この冷間圧延のために必要
な前方張力および後方張力は、後続圧延機16の出側と
2重圧延機17との間、およびセンタリング装置10と
No.1圧延機11との間で、それぞれ発生される。
えばステンレス鋼帯を冷間圧延する場合は、変形抵抗が
大きく、加工硬化しやすいので、タンデム冷間圧延設備
内の各圧延機では、大きな圧下力をかけ、また大きな圧
延張力を安定にかつ確実に付加する必要がある。特に、
後続圧延機16の最終圧延機(最終スタンド)の出側で
は、剪断機18によって、金属帯1を切離したり、テン
ションリール20で巻取ったりするので、通板速度、取
り分け前方張力が変動しやすい。最終スタンドが、出側
で所定範囲量の大きな前方張力を安定に確保することが
できないと、単に圧下率を大きく取ることができないだ
けでなく実質的に冷間圧延ができない。最終スタンドの
圧下率が大きく取れないと、後続圧延機16として必要
な基数(スタンド数)が多くなり、設備が大型化し、そ
の初期設備投資額も製造コストも増大する。図4に示す
ような多機能型のタンデム冷間圧延設備では、No.1
圧延機11のみに金属帯1を通板させ圧延処理する態様
での使用割合も大きくなり、後続圧延機16およびこれ
以降の構成は可及的に簡素化する必要がある。
い、剪断機の動作時などは、金属帯の通板を一時停止
し、連続冷間圧延を一時的に中断することも考えられる
けれども、複数基の各圧延機で金属帯がそれぞれ圧下さ
れ、金属帯表面の長手方向に各圧延機のワークロールに
より押圧されて発生するタッチマークが所定距離を隔て
て多数箇所付着し形成される。特に図4に示すような多
機能型のタンデム冷間圧延設備では、圧延設備全体の長
さが割に長くなり、このような多数のタッチマークが発
生すると、表面品質不良による歩留まりの低下の割合が
非常に大きくなり、致命的となる。
最終圧延機(最終スタンド)の所定範囲量の前方張力を
安定かつ確実に確保することができ、少ない基数の圧延
機で金属帯を品質歩留り良く効率的に冷間圧延すること
ができる金属帯のタンデム冷間圧延制御方法および装置
を提供することである。
基の圧延機を有するタンデム冷間圧延設備に通板して連
続的に冷間圧延し、最終圧延機の出側に設けられる張力
付与装置に通板させ、この張力付与装置のさらに出側で
走間剪断して巻取る際の金属帯の冷間圧延制御方法であ
って、金属帯を走間剪断する時点から切離された金属帯
の先端を巻取装置に巻付けて巻取開始する時点までの間
は、金属帯の通板を停止せずに、金属帯の冷間圧延に必
要な前方張力を張力付与装置によって発生させ、金属帯
の先端を巻取装置に巻付けて巻取開始する時点から次に
走間剪断する時点までの間は、金属帯の通板を停止せず
に、金属帯の冷間圧延に必要な前方張力を張力付与装置
および巻取装置によって発生させることを特徴とする金
属帯のタンデム冷間圧延制御方法である。
から切離された金属帯の先端を巻取装置に巻付けて巻取
開始する時点までの間は、金属帯の先端を巻取装置に巻
付けて巻取開始する時点から次に走間剪断する時点まで
の間よりも、金属帯を低速で通板することを特徴とす
る。
取開始時に、一時的に増加させることを特徴とする。
を有するタンデム冷間圧延設備に通板して連続的に冷間
圧延し、最終圧延機の出側に設けられる張力付与装置に
通板させ、この張力付与装置のさらに出側で走間剪断し
て巻取るための金属帯の冷間圧延制御装置において、金
属帯を切離すべき部分が、張力付与装置のさらに出側に
配置される走間剪断装置まで到達したか否かを検出する
検出手段と、検出手段からの出力に応答して、金属帯を
その切離すべき部分が走間剪断装置に到達する時点まで
に金属帯の通板速度を減少させるとともに張力付与装置
によって金属帯の冷間圧延に必要な前方張力を発生させ
てから金属帯を走間剪断し、切離された金属帯の先端を
巻取装置へ巻付けて巻取開始する時点から金属帯の冷間
圧延に必要な前方張力を張力付与装置および巻取装置に
よって発生させ、金属帯の通板速度を増加させて連続的
に冷間圧延させるように制御する制御手段とを含むこと
を特徴とする金属帯のタンデム冷間圧延制御装置であ
る。
重圧延機を配置することを特徴とする。
するタンデム冷間圧延設備に通板して連続的に冷間圧延
し、この最終圧延機の出側に設けられる張力付与装置に
通板させ、この張力付与装置のさらに出側で走間剪断し
て巻取る。この際に、金属帯を走間剪断する時点から切
離された金属帯の先端を巻取装置に巻付けて巻取開始す
る時点までの間は、金属帯の通板を停止せずに、金属帯
の冷間圧延に必要な前方張力を専ら張力付与装置によっ
て発生させる。金属帯の先端を巻取装置に巻付けて巻取
開始する時点から連続冷間圧延し、次に走間剪断する時
点までの間は、金属帯の通板を停止せずに、金属帯の冷
間圧延に必要な前方張力を張力付与装置および巻取装置
によって発生させる。したがって、タンデム冷間圧延設
備内の最終圧延機(最終スタンド)の出側と少なくとも
張力付与装置との間では、金属帯の通板を停止すること
なく、前方の連続冷間圧延に全く支障がないように所定
範囲量の前方張力を安定かつ確実に付加することが可能
となって、前述の如き仮想話しではあるが実現すれば致
命的なタッチマークなどの発生、形成されるおそれを完
全に払拭することができる。また、金属帯の先端を巻取
装置に巻付けて巻取開始してから次に走間剪断する時点
までの間においては、最終圧延機の出側と張力付与装置
を介して巻取装置との間でも、通常の連続冷間圧延のた
めの前方張力を発生させることができるので、所定範囲
量の前方張力および巻取張力を安定して確保し得て、何
ら支障なく金属帯を連続冷間圧延することができる。
る時点から切離された金属帯の先端を巻取装置に巻付け
て巻取開始する時点までの間は、金属帯の先端を巻取装
置に巻付けて巻取開始する時点から次に走間剪断する時
点までの間よりも、金属帯を低速で通板しながら連続的
に冷間圧延する。この走間剪断された金属帯において、
切離されて先行する金属帯をその後端まで巻取り、巻取
られた金属帯コイルを巻取装置から装置外へ取り除き、
後行する金属帯の巻付け準備態勢が整い完了する時点ま
での間は、後行する金属帯の通板を停止せずに低速で通
板しながら連続的に冷間圧延するので、この巻取装置に
特に高速で巻取り前述のコイルの切り替えを短時間に終
えて早急な金属帯の巻付け準備態勢が整えられるものを
用いないでも、また格別に巻取装置そのものをその所要
設置スペースを割き大きな設備投資額を費やして複数台
に大型化しないでも、金属帯をコイルとして順次巻取る
ことができる。
を、その巻取開始時に、一時的に増加させることによっ
て、金属帯の先端を素早く確実に巻付けて巻取開始する
ことができる。
圧延機を有するタンデム冷間圧延設備に通板して連続的
に冷間圧延し、この最終圧延機の出側に設けられる張力
付与装置に通板させ、この張力付与装置のさらに出側で
走間剪断して巻取る。このための金属帯の冷間圧延制御
装置として、このように金属帯を走間剪断しては巻取る
ための検出手段と制御手段とを設ける。
前記張力付与装置のさらに出側に配置される走間剪断装
置まで到達したか否かを検出する。制御手段は、検出手
段からの出力に応答して、金属帯をその切離すべき部分
が走間剪断装置に到達する時点までに金属帯の通板速度
を減少させるとともに張力付与装置によって金属帯の冷
間圧延に必要な所定範囲量の前方張力を発生させてから
金属帯を走間剪断し、切離された金属帯の先端を巻取装
置へ巻付けて巻取開始する時点から金属帯の冷間圧延に
必要な所定範囲量の前方張力ならびに巻取張力を張力付
与装置および巻取装置によって発生させ、このように発
生させてから金属帯の通板速度を増加させて連続的に冷
間圧延させるように制御する。これによって、金属帯を
その切離すべき部分で走間剪断するときに、そして走間
剪断してから後行する金属帯の先端を巻取装置に巻付け
て巻取開始する時点までに、連続的に冷間圧延するに必
要な所定範囲量の前方張力を安定して確実に確保するこ
とができ、切離されて後行する金属帯の後端まで巻取り
次の巻取開始可能な態勢準備が完了するまでは、金属帯
を一時的にしろ通板停止させずに冷間圧延を続行させる
ことができる。したがって、巻取装置として格別な高速
処理可能なものを設置する必要もなく、たとえ1基の巻
取装置でも金属帯を容易に設備内に連続通板させ、連続
的に冷間圧延しては走行剪断させ、コイルとして順次円
滑に巻取ることができる。
して最も簡単な構成の2重圧延機を用いるので、応答性
良く前方張力の量的な切り替えを行うことができる。
よび図3によって説明する。図1は本発明の一実施例の
構成を示し、図2は図1の実施例の制御方法を示し、図
3は図1の実施例の主要部分の構成を示す。
ステンレス鋼帯などの金属帯21は、複数のペイオフリ
ール22a,22bからデフレクタロール23a,23
bを経て、それぞれ順次設備ライン内に供給される。先
行する金属帯の後端と、後行する金属帯の先端とは、溶
接機24によって接合される。この溶接条件は、先行す
る金属帯と後行する金属帯との材質や寸法や形状の違い
に従って選定される。また、この溶接部分は、先行する
金属帯と後行する金属帯とをそれぞれ連続的に冷間圧延
した後に切離すべき部分であり、この部分の検出を容易
にするための検出孔も、設けられる。
置26、脱スケール装置27、ルーパ装置28に連続通
板される。焼鈍装置26および脱スケール装置27で
は、処理時間を厳密に守る必要があり、金属帯21の通
板速度は一定に保たれる。入側のルーパ装置25は、金
属帯21の溶接中に通板速度を調整するために設けられ
る。出側のルーパ装置28は、下流側の通板速度の変動
を調整するために設けられる。
ロール29およびセンタリング装置30が配設される。
ブライドルロール29は、金属帯21の圧延に必要な後
方張力を発生させるために設けられる。センタリング装
置30は、金属帯21の蛇行を修正するために設けられ
る。
延設備は、この図例においては、No.1圧延機31、
No.2圧延機32およびNo.3圧延機33を含む。
設備内の最終圧延機(最終スタンド)であるNo.3圧
延機33の出側には、検出手段である光電センサ35が
設けられ、前記溶接部分であり先行および後行する金属
帯間の切離すべき部分に予め形成されている検出孔を検
知することができる。光電センサ35からの検出出力
は、入力信号として制御手段である制御装置36に与え
られる。制御装置36は、たとえば、コンピュータを含
んで実現され、特に図示して説明しないが先行および後
行する金属帯や設備内の多種多様な信号のみならず、ル
ーパ装置29から、貯蔵されている金属帯の量を表す信
号も入力される。
図示しないけれども、前記金属帯21間に予め形成され
ている検出孔、すなわち金属帯21の切離すべき部分の
検出出力を光電センサ35から入力信号として入力され
た直後から、トラッキング制御手段によって、金属帯2
1の通板に従って下流側へ移動していく検出孔の位置が
追跡されていき、かかる検出孔すなわち金属帯21の切
離すべき部分が最終圧延機33の出側に配置されている
張力付与装置37に到達する時点、またこの装置37の
出側に配置されている走間剪断装置38に到達する時
点、さらに出側にそれぞれ配置されているデフレクタロ
ール39および巻取装置40内のテンションリールにそ
れぞれ到達する時点を演算して求めることができる。
求められている各装置37,38,39,40への到達
する時点をもとにして、No.3圧延機33の下流側に
設けられる張力付与装置(2重圧延機)37や走間剪断
装置38や巻取装置40などを制御する。張力付与装置
37としてたとえば2重圧延機は、上下一対のロール間
で金属帯21をたとえば最大600Tonで押圧し、N
o.3圧延機33との間で大きな前方冷間圧延張力を発
生させる。このロール径は、たとえば700〜760m
mである。走間剪断装置38は、金属帯21の通板と同
調して走行しながら、金属帯21の溶接部分すなわち切
離すべき部分を剪断する。走間剪断装置38の下流側に
は、デフレクタロール39が設けられ、これによって通
板方向を変えられる金属帯21は、巻取装置40内にあ
るテンションリールによって巻取られる。テンションリ
ール20の巻取張力も制御装置36によって調整制御さ
れる。この巻取張力は、たとえば最大30Tonであ
り、板厚1.2〜3.0mm、板幅800〜1300m
mの金属帯に対して、7.7〜31.3kgf/mm2
の引張応力となる。
に示し詳述したものと同様に多機能型であり、No.1
圧延機31のみに金属帯21を通板して、剪断機42で
剪断し、デフレクタロール43を経てテンションリール
44で巻取ることもできる。この動作モードでは、剪断
の際には金属帯21の通板は瞬間的に停止するがNo.
1圧延機31の圧下力は通常非常に軽量なのでタッチマ
ークの問題は殆んど生じない。
と金属帯21に付加する張力とを制御する。図2の
(1)はNo.3圧延機33の出側での通板速度の変化
を示し、(2)は巻取装置40内のテンションリールの
巻取張力の変化を示し、(3)は張力付与装置37とし
ての2重圧延機(「2Hロール」とも記す)によって付
与される張力の変化を示し、(4)は金属帯21に付与
される前方張力の変化を示す。時刻t0で金属帯21の
走間剪断を行う。このときの通板速度は、可及的に低速
にしておく。切離された先行する金属帯21は通板速度
を速めて、巻取装置40内のテンションリールに迅速に
巻取る。後行する金属帯21の通板を低速で続け、先行
する金属帯21の巻取が完了し次の巻取開始準備態勢の
整えられた巻取装置40のテンションリールに、後行す
る金属帯21の先端を時刻t1で巻付ける。この巻付け
る際には、巻取張力を一時的に高め、確実な巻取を行
う。時刻t0と時刻t1との間は、2重圧延機37のみ
で前方張力を発生させる。前方張力は、たとえば最大5
0Tonであり、前述の金属帯に対する応力としては、
15.4〜52.1kgf/mm2 となる。
度の増加を開始する。ルーパ装置28には、低速で通板
している間に金属帯21が最大限近くになるまで貯蔵さ
れている。この金属帯21の貯蔵量を最小限にしておく
ために、時刻t3からt3aまでの間で追い込みを図
る。時刻t3aから時刻t3bまで減速し、金属帯21
の通板速度を前述の焼鈍装置26および脱スケール装置
27の通板速度に同期させる。
いる検出孔が各圧延機31,32,33に接近する。こ
の溶接部分の接近は、金属帯21の通板に従って検出孔
の位置を追跡するトラッキング制御手段によって演算さ
れ求められる。時刻t4から時刻t4aまでで通板速度
を低下させる。格別図示していないが、各圧延機31,
32,33の入側にはそれぞれ検出孔の検知を行う光電
センサや各光電センサからの検出出力を受けて諸々の制
御を行う制御装置などがそれぞれ設けられる。時刻t4
aからt4bまでの間に溶接部分が各圧延機31,3
2,33を通過する。先行する金属帯21と後行する金
属帯21との間の差が所定の条件の範囲内であれば、む
しろ所定の条件範囲内に調整して金属帯21の通板を停
止せずに溶接部分もそのまま冷間圧延してしまう。調整
し切れずに差が大きいときには、その通板を一時的に停
止して各圧延機31,32,33を逐次オープン状態に
開いてから、溶接部分を通過させる。
が通過し、走間剪断機38の直前に設けられる光電セン
サ35によって検出孔が検知される。この検出孔の検出
出力の入力された制御装置36は、金属帯21の通板速
度をさらに低下させ、安定な冷間圧延が可能な最低の速
度に制御する。低速でも安定な冷間圧延を可能にするた
めには、自動板厚制御などについても高速時とは異なる
特性が必要である。時刻t6で走間剪断装置38による
剪断を行い、時刻t7までに巻取装置40のテンション
リールに巻取る。剪断された後行する金属帯21につい
ては、時刻t6およびt7は、それぞれ、時刻t0およ
びt1に相当する。
出側には、形状検出装置51が設けられ、板幅方向の金
属帯21の形状を検出し、各圧延機31,32,33に
備えられる、形状修正機能のための入力データとするこ
とができる。また、走間剪断装置38とデフレクタロー
ル39との間には、先端移送装置52が設けられる。先
端移送装置52は、切離された後行金属帯の先端を保持
して、走間剪断装置38とデフレクタロール39との間
の距離を誘導案内する。この距離を長くすれば、通板速
度の下限をあまり低下させる必要はなくなり、通板速度
の変化が小さくなって自動板厚制御などは容易となる。
一方、通板速度を極力低速にすることができると、誘導
案内する距離が短くなり、設備の小型化が可能となる。
さらにこの距離が短ければ、2重圧延機37のロールに
よる押し出しだけでも切離された後行金属帯の先端のス
レッディングが可能となる。
て多機能型タンデム冷間圧延設備を構成しているけれど
も、他の構成のタンデム冷間圧延設備であっても同様の
機能、作用効果を奏するようにすることができるのは勿
論である。
タンデム冷間圧延設備で連続的に圧延して最終圧延機の
出側に設けられる張力付与装置に通板させる。張力付与
装置の出側で走間剪断して巻取る際に、金属帯を走間剪
断する時点から切離された金属帯の先端を巻取装置に巻
付ける時点までの間は、金属帯の通板を停止せずに、金
属帯の冷間圧延に必要な前方張力を専ら張力付与装置に
よって発生させる。金属帯の先端を巻取装置に巻付けて
巻取開始する時点から次に走間剪断する時点までの間
は、金属帯の通板を停止せずに、金属帯の冷間圧延に必
要な前方張力を張力付与装置および巻取装置によって発
生させる。したがって、タンデム冷間圧延設備内の最終
圧延機出側と少なくとも張力付与装置との間で金属帯の
通板を停止することなく、安定かつ確実に前方張力を付
加することができ、しかも、形成されれば致命的なタッ
チマークなどが発生するおそれを払拭することができ
る。また、金属帯を巻取るときは、張力付与装置と巻取
装置との間でも、通常の連続冷間圧延のための前方張力
を発生させることができるので、所定範囲量の前方張力
とともに安定して巻取張力を確保することができる。タ
ンデム圧延設備の最終圧延機の出側の前方張力を、金属
帯の通板を停止せずに剪断を行いながら安定に確保する
ことができ、何ら支障なく金属帯を連続冷間圧延するこ
とができる。
る時点から切離された金属帯の先端を巻取装置に巻取開
始する時点までの間は、金属帯の先端を巻取装置に巻付
けて巻取開始する時点から次に走間剪断する時点までの
間よりも、金属帯を低速で通板しながら連続的に冷間圧
延する。走間剪断された金属帯において、切離されて先
行する金属帯をその後端まで金属帯コイルとして巻取
り、巻取装置外へ取出して後行する金属帯の巻付け準備
態勢が完了する時点までの間は、後行する金属帯の通板
を停止せずに低速で通板しながら圧延するので、この巻
取装置に、特に高速で金属帯を巻取り、コイルの切り替
えが短時間で可能なものを用いないでも、また複数台を
用いないでも、容易に金属帯をコイルとして順次巻取る
ことができる。
を、巻取開始時に、一時的に増加させることによって、
金属帯の先端を確実に巻付けて巻取開始することができ
る。
圧延機を有するタンデム冷間圧延設備に通板して連続的
に圧延し、最終圧延機出側に設けられる張力付与装置に
通板させ、張力付与装置の出側で走間剪断して巻取る。
このための制御装置として、検出手段と制御手段とを備
える。検出手段は、金属帯を切離すべき部分が、走間剪
断装置まで到達したか否かを検出する。制御手段は、金
属帯を切離すべき部分が走間剪断装置まで到達する時点
までに、金属帯の通板速度を減少させるとともに、張力
付与装置によって金属帯の冷間圧延に必要な所定範囲量
の前方張力を発生させてから金属帯を走間剪断し、切離
された金属帯の先端を巻取装置へ巻付けて巻取開始する
時点から金属帯の冷間圧延に必要な所定範囲量の前方張
力および巻取張力を張力発生装置および巻取装置によっ
て発生させてから、金属帯の通板速度を増加させるよう
に制御する。これによって、金属帯をその切離すべき部
分で走間剪断する時点でも、金属帯の冷間圧延に必要な
前方張力を確保することができ、また、切離されて後行
する金属帯の巻取り準備が完了するまでは、金属帯を停
止させずに冷間圧延を続け、たとえ1基の巻取装置でも
金属帯を容易に連続して通板しながら巻取ることができ
る。タンデム冷間圧延設備の最終圧延機の前方張力を安
定に確保することができ、金属帯コイルとして円滑に圧
延して巻取ることができる。
して2重圧延機を用いるので、簡単な構成で応答性よく
確実な前方張力の量的な切り替えを行うことができる。
図である。
である。
た正面図である。
化した正面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 金属帯を複数基の圧延機を有するタンデ
ム冷間圧延設備に通板して連続的に冷間圧延し、最終圧
延機の出側に設けられる張力付与装置に通板させ、この
張力付与装置のさらに出側で走間剪断して巻取る際の金
属帯の冷間圧延制御方法であって、 金属帯を走間剪断する時点から切離された金属帯の先端
を巻取装置に巻付けて巻取開始する時点までの間は、金
属帯の通板を停止せずに、金属帯の冷間圧延に必要な前
方張力を張力付与装置によって発生させ、 金属帯の先端を巻取装置に巻付けて巻取開始する時点か
ら次に走間剪断する時点までの間は、金属帯の通板を停
止せずに、金属帯の冷間圧延に必要な前方張力を張力付
与装置および巻取装置によって発生させることを特徴と
する金属帯のタンデム冷間圧延制御方法。 - 【請求項2】 金属帯を走間剪断する時点から切離され
た金属帯の先端を巻取装置に巻付けて巻取開始する時点
までの間は、金属帯の先端を巻取装置に巻付けて巻取開
始する時点から次に走間剪断する時点までの間よりも、
金属帯を低速で通板することを特徴とする請求項1記載
の金属帯のタンデム冷間圧延制御方法。 - 【請求項3】 前記巻取装置の張力を、巻取開始時に、
一時的に増加させることを特徴とする請求項1または2
記載の金属帯のタンデム冷間圧延制御方法。 - 【請求項4】 金属帯を複数基の圧延機を有するタンデ
ム冷間圧延設備に通板して連続的に冷間圧延し、最終圧
延機の出側に設けられる張力付与装置に通板させ、この
張力付与装置のさらに出側で走間剪断して巻取るための
金属帯の冷間圧延制御装置において、 金属帯を切離すべき部分が、張力付与装置のさらに出側
に配置される走間剪断装置まで到達したか否かを検出す
る検出手段と、 検出手段からの出力に応答して、金属帯をその切離すべ
き部分が走間剪断装置に到達する時点までに金属帯の通
板速度を減少させるとともに張力付与装置によって金属
帯の冷間圧延に必要な前方張力を発生させてから金属帯
を走間剪断し、切離された金属帯の先端を巻取装置へ巻
付けて巻取開始する時点から金属帯の冷間圧延に必要な
前方張力を張力付与装置および巻取装置によって発生さ
せ、金属帯の通板速度を増加させて連続的に冷間圧延さ
せるように制御する制御手段とを含むことを特徴とする
金属帯のタンデム冷間圧延制御装置。 - 【請求項5】 前記張力付与装置として2重圧延機を配
置することを特徴とする請求項4記載の金属帯の圧延制
御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17287594A JP3610090B2 (ja) | 1994-07-25 | 1994-07-25 | 金属帯のタンデム冷間圧延制御方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17287594A JP3610090B2 (ja) | 1994-07-25 | 1994-07-25 | 金属帯のタンデム冷間圧延制御方法および装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0839121A true JPH0839121A (ja) | 1996-02-13 |
| JP3610090B2 JP3610090B2 (ja) | 2005-01-12 |
Family
ID=15949933
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17287594A Expired - Lifetime JP3610090B2 (ja) | 1994-07-25 | 1994-07-25 | 金属帯のタンデム冷間圧延制御方法および装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3610090B2 (ja) |
-
1994
- 1994-07-25 JP JP17287594A patent/JP3610090B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3610090B2 (ja) | 2005-01-12 |
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