JPH0839324A - スローアウェイ式切削工具 - Google Patents
スローアウェイ式切削工具Info
- Publication number
- JPH0839324A JPH0839324A JP17732694A JP17732694A JPH0839324A JP H0839324 A JPH0839324 A JP H0839324A JP 17732694 A JP17732694 A JP 17732694A JP 17732694 A JP17732694 A JP 17732694A JP H0839324 A JPH0839324 A JP H0839324A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- throw
- cutting edge
- away
- tip
- outer peripheral
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Milling Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 チップの使用可能コーナー数を2倍にして寿
命を向上できる。 【構成】 正面フライス6の先端外周に略長方形板状の
チップ13を、第1スローアウェイチップ13Aと第2
スローアウェイチップ13Bとして、交互に同数配設す
る。第1スローアウェイチップ13Aはカッタ本体7の
外周面に先端側から基端側に固定して、長辺の切刃14
を主切刃とし、板厚方向の稜辺をなす切刃15を正面切
刃とする。第2スローアウェイチップ13Bはカッタ本
体7の先端面に外周側から半径方向に固定して、板厚方
向の稜辺をなす切刃15を主切刃とし、長辺の切刃14
を正面切刃として用いる。両チップ13A,13Bは互
いにほぼ直交し、一方の切刃が欠損したら、コーナーチ
ェンジして使用する。
命を向上できる。 【構成】 正面フライス6の先端外周に略長方形板状の
チップ13を、第1スローアウェイチップ13Aと第2
スローアウェイチップ13Bとして、交互に同数配設す
る。第1スローアウェイチップ13Aはカッタ本体7の
外周面に先端側から基端側に固定して、長辺の切刃14
を主切刃とし、板厚方向の稜辺をなす切刃15を正面切
刃とする。第2スローアウェイチップ13Bはカッタ本
体7の先端面に外周側から半径方向に固定して、板厚方
向の稜辺をなす切刃15を主切刃とし、長辺の切刃14
を正面切刃として用いる。両チップ13A,13Bは互
いにほぼ直交し、一方の切刃が欠損したら、コーナーチ
ェンジして使用する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、略長方形板状など、複
数の略四角形板状等のスローアウェイチップが装着され
た正面フライスやエンドミル等の切削工具に関するもの
である。
数の略四角形板状等のスローアウェイチップが装着され
た正面フライスやエンドミル等の切削工具に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】この種の切削工具の一例として、図4に
示すような正面フライスがある。図4に示す正面フライ
スの部分縦断面図において、正面フライス1のカッタ本
体2の外周先端部にチップ座3をなす凹溝が所定間隔で
複数個形成されている。各チップ座3には、略長方形板
状のスローアウェイチップ4が縦刃としてそれぞれ装着
され、図示しないネジなどで固定されている。このスロ
ーアウェイチップ4は、平行平面をなす上面(と下面)
の各長辺と、板厚方向の稜辺とがそれぞれ切刃として形
成され、装着状態で、コーナーcの長辺がカッタ本体2
の先端外周面に位置して主切刃4aをなし、板厚方向の
各稜辺が先端正面側に位置して正面切刃4bをなしてい
る。そして、複数のスローアウェイチップ4は、カッタ
本体2の回転方向において、主切刃4aと正面切刃4b
とが重なるようにそれぞれ位置している。又、各スロー
アウェイチップ4は、装着状態で、コーナーcの主切刃
4aによるコーナー角が例えば15度とされている。そ
して、切削時には、カッタ本体2に装着されている各チ
ップ4の先端外周に位置するコーナーcにおいて、外周
側に位置する主切刃4aと正面側に位置する正面切刃4
bの切込み部とで被削材の切削が行われ、横方向及び縦
方向に送られるようになっている。
示すような正面フライスがある。図4に示す正面フライ
スの部分縦断面図において、正面フライス1のカッタ本
体2の外周先端部にチップ座3をなす凹溝が所定間隔で
複数個形成されている。各チップ座3には、略長方形板
状のスローアウェイチップ4が縦刃としてそれぞれ装着
され、図示しないネジなどで固定されている。このスロ
ーアウェイチップ4は、平行平面をなす上面(と下面)
の各長辺と、板厚方向の稜辺とがそれぞれ切刃として形
成され、装着状態で、コーナーcの長辺がカッタ本体2
の先端外周面に位置して主切刃4aをなし、板厚方向の
各稜辺が先端正面側に位置して正面切刃4bをなしてい
る。そして、複数のスローアウェイチップ4は、カッタ
本体2の回転方向において、主切刃4aと正面切刃4b
とが重なるようにそれぞれ位置している。又、各スロー
アウェイチップ4は、装着状態で、コーナーcの主切刃
4aによるコーナー角が例えば15度とされている。そ
して、切削時には、カッタ本体2に装着されている各チ
ップ4の先端外周に位置するコーナーcにおいて、外周
側に位置する主切刃4aと正面側に位置する正面切刃4
bの切込み部とで被削材の切削が行われ、横方向及び縦
方向に送られるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ようなスローアウェイチップ4を用いた正面フライス1
の場合、チップ4がその長辺を成す切刃の刃先角が鋭角
をなすポジティブチップである場合には2コーナーしか
使用できず、又、刃先角が90度をなすネガティブチッ
プである場合でも上面及び下面で4コーナーしか使用す
ることができないために、チップ寿命が比較的短いとい
う欠点がある。
ようなスローアウェイチップ4を用いた正面フライス1
の場合、チップ4がその長辺を成す切刃の刃先角が鋭角
をなすポジティブチップである場合には2コーナーしか
使用できず、又、刃先角が90度をなすネガティブチッ
プである場合でも上面及び下面で4コーナーしか使用す
ることができないために、チップ寿命が比較的短いとい
う欠点がある。
【0004】本発明は、このような実情に鑑みて、同一
刃形のスローアウェイチップを用いて、従来のものと比
較して2倍のコーナー数を切削に使用できて、チップ寿
命を大幅に向上できるようにしたスローアウェイ式切削
工具を提供することを目的とする。
刃形のスローアウェイチップを用いて、従来のものと比
較して2倍のコーナー数を切削に使用できて、チップ寿
命を大幅に向上できるようにしたスローアウェイ式切削
工具を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によるスローアウ
ェイ式切削工具は、それぞれ切刃が形成された複数の略
四角形板状のスローアウェイチップが、カッタ本体の先
端外周部に装着されて成るスローアウェイ式切削工具に
おいて、複数のスローアウェイチップは、カッタ本体の
外周面上で先端側から基端側方向に延在して装着された
第1スローアウェイチップとして、そして先端面上で外
周側から半径方向中央側に延在して装着された第2スロ
ーアウェイチップとして、それぞれ配置されていること
を特徴とする。
ェイ式切削工具は、それぞれ切刃が形成された複数の略
四角形板状のスローアウェイチップが、カッタ本体の先
端外周部に装着されて成るスローアウェイ式切削工具に
おいて、複数のスローアウェイチップは、カッタ本体の
外周面上で先端側から基端側方向に延在して装着された
第1スローアウェイチップとして、そして先端面上で外
周側から半径方向中央側に延在して装着された第2スロ
ーアウェイチップとして、それぞれ配置されていること
を特徴とする。
【0006】第1スローアウェイチップは略四角形の辺
をなす切刃を外周面側に位置させて主切刃として用い、
そして第2スローアウェイチップは板厚方向の稜辺をな
す切刃を外周面側に位置させて主切刃として用いて、そ
れぞれ配置されていることを特徴とする。第1スローア
ウェイチップと第2スローアウェイチップとは、カッタ
本体の回転方向に交互にしかも同数配置されている。第
1スローアウェイチップと第2スローアウェイチップの
各切刃は、外周側の主切刃と先端側の正面切刃とが回転
方向に互いに一致して重なるように配置されている。
又、切削工具は正面フライスであり、スローアウェイチ
ップは略長方形板状であってもよい。
をなす切刃を外周面側に位置させて主切刃として用い、
そして第2スローアウェイチップは板厚方向の稜辺をな
す切刃を外周面側に位置させて主切刃として用いて、そ
れぞれ配置されていることを特徴とする。第1スローア
ウェイチップと第2スローアウェイチップとは、カッタ
本体の回転方向に交互にしかも同数配置されている。第
1スローアウェイチップと第2スローアウェイチップの
各切刃は、外周側の主切刃と先端側の正面切刃とが回転
方向に互いに一致して重なるように配置されている。
又、切削工具は正面フライスであり、スローアウェイチ
ップは略長方形板状であってもよい。
【0007】
【作用】このようにスローアウェイチップが装着された
切削工具では、スローアウェイチップがカッタ本体の外
周面上と先端面上とにそれぞれ配置されていることで、
第1スローアウェイチップと第2スローアウェイチップ
とで使用するコーナーが異なり、互いに隣接するもので
あるから、従来の切削工具では使用しないコーナーを使
用することになり、スローアウェイチップを第1スロー
アウェイチップとして使用し、切刃が欠損したら第2ス
ローアウェイチップとして用いることで、チップの使用
可能コーナー数が2倍になり、チップ寿命が向上するこ
とになる。
切削工具では、スローアウェイチップがカッタ本体の外
周面上と先端面上とにそれぞれ配置されていることで、
第1スローアウェイチップと第2スローアウェイチップ
とで使用するコーナーが異なり、互いに隣接するもので
あるから、従来の切削工具では使用しないコーナーを使
用することになり、スローアウェイチップを第1スロー
アウェイチップとして使用し、切刃が欠損したら第2ス
ローアウェイチップとして用いることで、チップの使用
可能コーナー数が2倍になり、チップ寿命が向上するこ
とになる。
【0008】スローアウェイチップを第1スローアウェ
イチップとして切削工具に装着して使用し、切刃が欠損
したら第2スローアウェイチップとして装着し直すこと
で、チップの使用可能コーナー数が2倍になり、チップ
寿命が向上することになる。第1及び第2スローアウェ
イチップが交互にかつ同数配置されていることで、切削
特性が安定する。第1及び第2スローアウェイチップの
各切刃は、外周側の主切刃と先端側の正面切刃とが回転
方向に互いに一致して重なるから、切刃の触れを抑制し
て切削性能に悪影響を与えない。
イチップとして切削工具に装着して使用し、切刃が欠損
したら第2スローアウェイチップとして装着し直すこと
で、チップの使用可能コーナー数が2倍になり、チップ
寿命が向上することになる。第1及び第2スローアウェ
イチップが交互にかつ同数配置されていることで、切削
特性が安定する。第1及び第2スローアウェイチップの
各切刃は、外周側の主切刃と先端側の正面切刃とが回転
方向に互いに一致して重なるから、切刃の触れを抑制し
て切削性能に悪影響を与えない。
【0009】
【実施例】以下、本発明の好適な一実施例を図1乃至3
により説明する。図1は本実施例による正面フライスの
部分縦断面図、図2は図1の正面フライスの部分側面
図、図3は図1の正面フライスの部分底面図である。図
1に示す正面フライス6において、カッタ本体7の先端
外周に沿って平面視略長方形で凹溝状の第1チップ座8
と第2チップ座9とが交互にほぼ等間隔に形成されてお
り、しかも、第1及び第2チップ座8,9は互いに略直
交する方向に形成されている。即ち、第1チップ座8
は、カッタ本体7の外周面上で先端面から基端部方向に
延在して形成されている。又、第2チップ座9は、カッ
タ本体7の先端面上で外周面から回転軸線方向(略半径
方向)に延在して形成されている。これら第1及び第2
チップ座8,9には、上述した従来技術と同様の形状で
ある略長方形板状のスローアウェイチップ13がその長
手方向を各チップ座と同じくしてそれぞれ装着され、図
示しないネジやくさび部材などのクランプ部材によっ
て、カッタ本体7に固定されている。しかも、カッタ本
体7において、第1及び第2チップ座8,9それぞれの
回転方向前方には、それぞれ第1チップポケット10及
び第2チップポケット11が形成されている。
により説明する。図1は本実施例による正面フライスの
部分縦断面図、図2は図1の正面フライスの部分側面
図、図3は図1の正面フライスの部分底面図である。図
1に示す正面フライス6において、カッタ本体7の先端
外周に沿って平面視略長方形で凹溝状の第1チップ座8
と第2チップ座9とが交互にほぼ等間隔に形成されてお
り、しかも、第1及び第2チップ座8,9は互いに略直
交する方向に形成されている。即ち、第1チップ座8
は、カッタ本体7の外周面上で先端面から基端部方向に
延在して形成されている。又、第2チップ座9は、カッ
タ本体7の先端面上で外周面から回転軸線方向(略半径
方向)に延在して形成されている。これら第1及び第2
チップ座8,9には、上述した従来技術と同様の形状で
ある略長方形板状のスローアウェイチップ13がその長
手方向を各チップ座と同じくしてそれぞれ装着され、図
示しないネジやくさび部材などのクランプ部材によっ
て、カッタ本体7に固定されている。しかも、カッタ本
体7において、第1及び第2チップ座8,9それぞれの
回転方向前方には、それぞれ第1チップポケット10及
び第2チップポケット11が形成されている。
【0010】略長方形板状のスローアウェイチップ13
は、例えば刃先角が90度をなすネガティブチップ(刃
先角が鋭角をなすポジティブチップでもよい)とされ、
平行平面をなす略長方形の上下面の各長辺が切刃14と
され、上下面間の板厚方向の4本の稜辺が切刃15とさ
れている。このようなスローアウェイチップ13を正面
フライス6に装着する場合、図2に示す外周方向に見
て、1つのチップ13は長辺の切刃14を主切刃とする
よう、第1チップ座8に下(上)面を着座面として上
(下)面を外周に向けて載置され、これを第1スローア
ウェイチップ13Aとする。この第1スローアウェイチ
ップ13Aは、装着状態で、長辺の切刃14の側面13
aがすくい面とされ、上面13bが逃げ面とされる。
又、板厚方向の稜辺をなす切刃15が正面切刃をなして
いる(図1参照)。
は、例えば刃先角が90度をなすネガティブチップ(刃
先角が鋭角をなすポジティブチップでもよい)とされ、
平行平面をなす略長方形の上下面の各長辺が切刃14と
され、上下面間の板厚方向の4本の稜辺が切刃15とさ
れている。このようなスローアウェイチップ13を正面
フライス6に装着する場合、図2に示す外周方向に見
て、1つのチップ13は長辺の切刃14を主切刃とする
よう、第1チップ座8に下(上)面を着座面として上
(下)面を外周に向けて載置され、これを第1スローア
ウェイチップ13Aとする。この第1スローアウェイチ
ップ13Aは、装着状態で、長辺の切刃14の側面13
aがすくい面とされ、上面13bが逃げ面とされる。
又、板厚方向の稜辺をなす切刃15が正面切刃をなして
いる(図1参照)。
【0011】又、他のチップ13は板厚方向の稜辺の切
刃15を主切刃とするよう、第2チップ座9に下(上)
面を着座面として上(下)面を先端側に向けて載置さ
れ、これを第2スローアウェイチップ13Bとする。こ
の第2スローアウェイチップ13Bは、装着状態で第1
スローアウェイチップ13Aと略直交状態になり、長辺
の切刃14の側面13aがすくい面とされ、短辺の側面
13cが逃げ面とされる。又、長辺をなす切刃14が正
面切刃をなしている(図1,3参照)。又、この第1及
び第2スローアウェイチップ13A,13Bを図3の底
面図に示す正面方向で見ると、第1スローアウェイチッ
プ13Aは、短辺の側面13cが正面側に位置し、第2
スローアウェイチップ13Bは、上面13bが正面側に
位置することになる。尚、本実施例では、スローアウェ
イチップ13は縦刃として用いられている。
刃15を主切刃とするよう、第2チップ座9に下(上)
面を着座面として上(下)面を先端側に向けて載置さ
れ、これを第2スローアウェイチップ13Bとする。こ
の第2スローアウェイチップ13Bは、装着状態で第1
スローアウェイチップ13Aと略直交状態になり、長辺
の切刃14の側面13aがすくい面とされ、短辺の側面
13cが逃げ面とされる。又、長辺をなす切刃14が正
面切刃をなしている(図1,3参照)。又、この第1及
び第2スローアウェイチップ13A,13Bを図3の底
面図に示す正面方向で見ると、第1スローアウェイチッ
プ13Aは、短辺の側面13cが正面側に位置し、第2
スローアウェイチップ13Bは、上面13bが正面側に
位置することになる。尚、本実施例では、スローアウェ
イチップ13は縦刃として用いられている。
【0012】本実施例による正面フライス6のカッタ本
体7では、その先端外周部の第1及び第2チップ座8,
9に応じて、第1及び第2スローアウェイチップ13
A,13Bが交互にしかも同数、所定間隔で配置されて
いる。しかも、第1及び第2スローアウェイチップのア
キシャルレーキ角は互いに同一の角度αとされ(図2参
照)、ラジアルレーキ角も互いに同一の角度βに設定さ
れている(図3参照)。そして、第1及び第2スローア
ウェイチップ13A,13Bは、第1スローアウェイチ
ップ13Aの外周側の主切刃をなす長辺の切刃14と、
第2スローアウェイチップ13Bの外周側の主切刃をな
す板厚方向の稜辺の切刃15とが、その回転方向に見て
同一位置にあるように設定されている。又、第1スロー
アウェイチップ13Aの正面切刃をなす板厚方向の稜辺
の切刃15と、第2スローアウェイチップ13Bの正面
切刃をなす長辺の切刃14とが、その回転方向に見て同
一位置にあるように設定されている。
体7では、その先端外周部の第1及び第2チップ座8,
9に応じて、第1及び第2スローアウェイチップ13
A,13Bが交互にしかも同数、所定間隔で配置されて
いる。しかも、第1及び第2スローアウェイチップのア
キシャルレーキ角は互いに同一の角度αとされ(図2参
照)、ラジアルレーキ角も互いに同一の角度βに設定さ
れている(図3参照)。そして、第1及び第2スローア
ウェイチップ13A,13Bは、第1スローアウェイチ
ップ13Aの外周側の主切刃をなす長辺の切刃14と、
第2スローアウェイチップ13Bの外周側の主切刃をな
す板厚方向の稜辺の切刃15とが、その回転方向に見て
同一位置にあるように設定されている。又、第1スロー
アウェイチップ13Aの正面切刃をなす板厚方向の稜辺
の切刃15と、第2スローアウェイチップ13Bの正面
切刃をなす長辺の切刃14とが、その回転方向に見て同
一位置にあるように設定されている。
【0013】又、図2及び図3に示す第1及び第2チッ
プポケット10,11において、第1チップポケット1
0は、第1チップ座8に載置される第1スローアウェイ
チップ13Aの長辺の主切刃14及び板厚方向の稜辺の
正面切刃15に応じて、カッタ本体7の外周面側での凹
溝10aが基端部方向に長辺の主切刃14より長く、正
面側での凹溝10bはこれより短くて板厚方向の稜辺の
正面切刃15より長く形成されている。第2チップポケ
ット11は、第2チップ座9に載置される第2スローア
ウェイチップ13Bの板厚方向の稜辺の主切刃15及び
長辺の正面切刃14に応じて、カッタ本体7の外周面側
での凹溝11aが基端部方向に板厚稜辺の正面切刃15
より長く、正面側での凹溝11bが長辺の主切刃14よ
り長く形成されている。
プポケット10,11において、第1チップポケット1
0は、第1チップ座8に載置される第1スローアウェイ
チップ13Aの長辺の主切刃14及び板厚方向の稜辺の
正面切刃15に応じて、カッタ本体7の外周面側での凹
溝10aが基端部方向に長辺の主切刃14より長く、正
面側での凹溝10bはこれより短くて板厚方向の稜辺の
正面切刃15より長く形成されている。第2チップポケ
ット11は、第2チップ座9に載置される第2スローア
ウェイチップ13Bの板厚方向の稜辺の主切刃15及び
長辺の正面切刃14に応じて、カッタ本体7の外周面側
での凹溝11aが基端部方向に板厚稜辺の正面切刃15
より長く、正面側での凹溝11bが長辺の主切刃14よ
り長く形成されている。
【0014】本実施例は上述のように構成されているか
ら、第1スローアウェイチップ13Aと第2スローアウ
ェイチップ13Bとが交互に配設された正面フライス6
によって、被削材Wの切削を行うと、第1スローアウェ
イチップ13Aでは、外周側の長辺による主切刃14と
板厚方向の稜辺による先端側の正面切刃15のコーナー
部とで切削が行われる。又、第2スローアウェイチップ
13Bでは、外周側の板厚方向の稜辺による主切刃15
と先端側の長辺による正面切刃14のコーナー部とで切
削が行われる。
ら、第1スローアウェイチップ13Aと第2スローアウ
ェイチップ13Bとが交互に配設された正面フライス6
によって、被削材Wの切削を行うと、第1スローアウェ
イチップ13Aでは、外周側の長辺による主切刃14と
板厚方向の稜辺による先端側の正面切刃15のコーナー
部とで切削が行われる。又、第2スローアウェイチップ
13Bでは、外周側の板厚方向の稜辺による主切刃15
と先端側の長辺による正面切刃14のコーナー部とで切
削が行われる。
【0015】ここで、従来の正面フライスで、長方形板
状のスローアウェイチップ13を用いて切削する場合、
長辺をなす切刃14がすべて外周の主切刃として用いら
れていたために、欠損などが生じると、スローアウェイ
チップ13がネガティブチップの場合にはコーナーチェ
ンジして他の長辺の切刃14を主切刃として用いても、
上下面で4コーナー(ポジティブチップの場合には、片
面の2コーナー)しか使用できない。しかしながら、本
実施例による正面フライス6で切削する場合、スローア
ウェイチップ13を第1スローアウェイチップ13Aと
して用いて、主切刃の欠損などが生じてそのコーナーc
1が使用できなくなったとしても、第2チップ座9に装
着して第2スローアウェイチップ13Bとして用い、隣
接するコーナーc2の板厚方向の稜辺の切刃15を外周
側に位置させて主切刃として切削に用いることができ
る。そのため、スローアウェイチップ13を、ネガティ
ブチップの場合には上下面で8コーナー(ポジティブチ
ップの場合には、片面の4コーナー)使用することがで
き、従来のものと同様のスローアウェイチップを用い
て、その使用可能コーナー数が2焙になり、使用寿命を
大幅に向上させることができる。
状のスローアウェイチップ13を用いて切削する場合、
長辺をなす切刃14がすべて外周の主切刃として用いら
れていたために、欠損などが生じると、スローアウェイ
チップ13がネガティブチップの場合にはコーナーチェ
ンジして他の長辺の切刃14を主切刃として用いても、
上下面で4コーナー(ポジティブチップの場合には、片
面の2コーナー)しか使用できない。しかしながら、本
実施例による正面フライス6で切削する場合、スローア
ウェイチップ13を第1スローアウェイチップ13Aと
して用いて、主切刃の欠損などが生じてそのコーナーc
1が使用できなくなったとしても、第2チップ座9に装
着して第2スローアウェイチップ13Bとして用い、隣
接するコーナーc2の板厚方向の稜辺の切刃15を外周
側に位置させて主切刃として切削に用いることができ
る。そのため、スローアウェイチップ13を、ネガティ
ブチップの場合には上下面で8コーナー(ポジティブチ
ップの場合には、片面の4コーナー)使用することがで
き、従来のものと同様のスローアウェイチップを用い
て、その使用可能コーナー数が2焙になり、使用寿命を
大幅に向上させることができる。
【0016】以上のように、本実施例の正面フライス6
によれば、従来と同様の形状を有するスローアウェイチ
ップ13を用いて、使用可能コーナー数を2倍に増大さ
せることができ、チップ寿命を向上させることができ
る。又、両チップ13A,13Bを交互に配設すること
で、切削性能が安定する。各スローアウェイチップ13
A,13Bのカッタ本体7への配設位置に応じて、チッ
プポケット10,11の形状を各切刃の長さに応じた凹
溝形状としたので、チップの装着状態に関わらず切屑の
排出特性が良好である。
によれば、従来と同様の形状を有するスローアウェイチ
ップ13を用いて、使用可能コーナー数を2倍に増大さ
せることができ、チップ寿命を向上させることができ
る。又、両チップ13A,13Bを交互に配設すること
で、切削性能が安定する。各スローアウェイチップ13
A,13Bのカッタ本体7への配設位置に応じて、チッ
プポケット10,11の形状を各切刃の長さに応じた凹
溝形状としたので、チップの装着状態に関わらず切屑の
排出特性が良好である。
【0017】尚、上述の実施例では、第1チップ座8と
第2チップ座9とを交互に形成して、第1及び第2スロ
ーアウェイチップ13A,13Bを交互に装着するよう
にしたが、これに代えて、両チップ13A,13Bを
(両チップ座8,9と共に)異なる数にして、両者を一
定の比率の配列で並べてもよく、この場合にも、切削性
能の安定性が保たれる。又、第1及び第2スローアウェ
イチップ13A,13Bを同数または互いに異なる数に
して(第1チップ座8と第2チップ座9も同様)、カッ
タ本体7の回転方向に任意の順番に配列するようにして
もよい。又、上述の実施例では、スローアウェイチップ
13A,13Bを縦刃として装着するようにしたが、こ
れに限定されることなく、チップの上下面を回転方向に
向ける他の状態に装着してもよい。要するに、1つのス
ローアウェイチップ13を、第1及び第2スローアウェ
イチップ13A,13Bとして2種の取り付け状態に選
択的に固定して使用できればよく、これによって使用可
能コーナー数の倍増とチップ寿命の向上を達成できる。
第2チップ座9とを交互に形成して、第1及び第2スロ
ーアウェイチップ13A,13Bを交互に装着するよう
にしたが、これに代えて、両チップ13A,13Bを
(両チップ座8,9と共に)異なる数にして、両者を一
定の比率の配列で並べてもよく、この場合にも、切削性
能の安定性が保たれる。又、第1及び第2スローアウェ
イチップ13A,13Bを同数または互いに異なる数に
して(第1チップ座8と第2チップ座9も同様)、カッ
タ本体7の回転方向に任意の順番に配列するようにして
もよい。又、上述の実施例では、スローアウェイチップ
13A,13Bを縦刃として装着するようにしたが、こ
れに限定されることなく、チップの上下面を回転方向に
向ける他の状態に装着してもよい。要するに、1つのス
ローアウェイチップ13を、第1及び第2スローアウェ
イチップ13A,13Bとして2種の取り付け状態に選
択的に固定して使用できればよく、これによって使用可
能コーナー数の倍増とチップ寿命の向上を達成できる。
【0018】尚、上述の各実施例では、スローアウェイ
チップ13として略長方形板状のものを用いたが、略正
方形など他の略四角形板状のものを用いてもよい。又、
これらスローアウェイチップ13を装着する切削工具と
して正面フライス6を用いたが、その他のフライスカッ
タやエンドミル等であってもよいことはいうまでもな
い。
チップ13として略長方形板状のものを用いたが、略正
方形など他の略四角形板状のものを用いてもよい。又、
これらスローアウェイチップ13を装着する切削工具と
して正面フライス6を用いたが、その他のフライスカッ
タやエンドミル等であってもよいことはいうまでもな
い。
【0019】
【発明の効果】上述のように、本発明に係るスローアウ
ェイ式切削工具では、複数のスローアウェイチップは、
外周面上で先端側から基端側側方向に延在して装着され
た第1スローアウェイチップとして、そして先端面上で
外周側から半径方向中央側に延在して装着された第2ス
ローアウェイチップとして、それぞれ配置されているか
ら、従来と同様の形状を有するスローアウェイチップを
用いて、使用可能コーナー数を2倍に増大させることが
でき、チップ寿命を向上させることができる。又、第1
スローアウェイチップが長辺をなす切刃を外周面側に位
置させて主切刃として用い、そして第2スローアウェイ
チップが板厚方向の稜辺をなす切刃を外周面側に位置さ
せて主切刃として用いたから、スローアウェイチップを
第1スローアウェイチップとして切削工具に装着して使
用し、切刃が欠損したら第2スローアウェイチップとし
て装着し直すことで、主切刃を交換できて、チップの使
用可能コーナー数が2倍になり、チップ寿命が向上する
ことになる。又、第1スローアウェイチップと第2スロ
ーアウェイチップとが、カッタ本体の回転方向に交互に
しかも同数配置されているから、複数のチップの装着状
態が異なっていても、切削性能が安定的である。又、第
1スローアウェイチップと第2スローアウェイチップの
各切刃は、主切刃と正面切刃とが回転方向に互いに重な
るように配置されているから、装着状態の異なる2種の
チップを配設しても、切削性能に悪影響を与えることな
く、同一姿勢のスローアウェイチップを配設した切削工
具と比較して切削性能が低下することはない。
ェイ式切削工具では、複数のスローアウェイチップは、
外周面上で先端側から基端側側方向に延在して装着され
た第1スローアウェイチップとして、そして先端面上で
外周側から半径方向中央側に延在して装着された第2ス
ローアウェイチップとして、それぞれ配置されているか
ら、従来と同様の形状を有するスローアウェイチップを
用いて、使用可能コーナー数を2倍に増大させることが
でき、チップ寿命を向上させることができる。又、第1
スローアウェイチップが長辺をなす切刃を外周面側に位
置させて主切刃として用い、そして第2スローアウェイ
チップが板厚方向の稜辺をなす切刃を外周面側に位置さ
せて主切刃として用いたから、スローアウェイチップを
第1スローアウェイチップとして切削工具に装着して使
用し、切刃が欠損したら第2スローアウェイチップとし
て装着し直すことで、主切刃を交換できて、チップの使
用可能コーナー数が2倍になり、チップ寿命が向上する
ことになる。又、第1スローアウェイチップと第2スロ
ーアウェイチップとが、カッタ本体の回転方向に交互に
しかも同数配置されているから、複数のチップの装着状
態が異なっていても、切削性能が安定的である。又、第
1スローアウェイチップと第2スローアウェイチップの
各切刃は、主切刃と正面切刃とが回転方向に互いに重な
るように配置されているから、装着状態の異なる2種の
チップを配設しても、切削性能に悪影響を与えることな
く、同一姿勢のスローアウェイチップを配設した切削工
具と比較して切削性能が低下することはない。
【図1】本発明の一実施例による正面フライスの部分縦
断面図である。
断面図である。
【図2】図1に示す正面フライスの外周面の一部分を示
す側面図である。
す側面図である。
【図3】図1に示す正面フライスの先端面の一部分を示
す底面図である。
す底面図である。
【図4】従来の正面フライスのスローアウェイチップ装
着状態を示す部分断面図である。
着状態を示す部分断面図である。
6 正面フライス 8 第1チップ座 9 第2チップ座 13 スローアウェイチップ 13A 第1スローアウェイチップ 13B 第2スローアウェイチップ 14 長辺の切刃 15 板厚方向の稜辺の切刃
Claims (5)
- 【請求項1】それぞれ切刃が形成された複数の略四角形
板状のスローアウェイチップが、カッタ本体の先端外周
部に装着されて成るスローアウェイ式切削工具におい
て、複数の前記スローアウェイチップは、カッタ本体の
外周面上で先端側から基端側方向に延在して装着された
第1スローアウェイチップとして、そして先端面上で外
周側から半径方向中央側に延在して装着された第2スロ
ーアウェイチップとして、それぞれ配置されていること
を特徴とする切削工具。 - 【請求項2】前記第1スローアウェイチップは略四角形
の辺をなす切刃を外周面側に位置させて主切刃として用
い、そして前記第2スローアウェイチップは板厚方向の
稜辺をなす切刃を外周面側に位置させて主切刃として用
いて、それぞれ配置されていることを特徴とする請求項
1に記載の切削工具。 - 【請求項3】前記第1スローアウェイチップと第2スロ
ーアウェイチップとは、カッタ本体の回転方向に交互に
しかも同数配置されていることを特徴とする請求項1ま
たは2に記載の切削工具。 - 【請求項4】前記第1スローアウェイチップと第2スロ
ーアウェイチップの各切刃は、外周側の主切刃と先端側
の正面切刃とが回転方向に互いに重なるように配置され
ていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記
載の切削工具。 - 【請求項5】前記切削工具は正面フライスであり、前記
スローアウェイチップは略長方形板状であることを特徴
とする請求項1乃至4のいずれかに記載の切削工具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17732694A JPH0839324A (ja) | 1994-07-28 | 1994-07-28 | スローアウェイ式切削工具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17732694A JPH0839324A (ja) | 1994-07-28 | 1994-07-28 | スローアウェイ式切削工具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0839324A true JPH0839324A (ja) | 1996-02-13 |
Family
ID=16029024
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17732694A Withdrawn JPH0839324A (ja) | 1994-07-28 | 1994-07-28 | スローアウェイ式切削工具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0839324A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009226510A (ja) * | 2008-03-19 | 2009-10-08 | Mitsubishi Materials Corp | 切削工具 |
| JP2016101613A (ja) * | 2014-11-27 | 2016-06-02 | 京セラ株式会社 | 切削工具及び切削加工物の製造方法 |
-
1994
- 1994-07-28 JP JP17732694A patent/JPH0839324A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009226510A (ja) * | 2008-03-19 | 2009-10-08 | Mitsubishi Materials Corp | 切削工具 |
| JP2016101613A (ja) * | 2014-11-27 | 2016-06-02 | 京セラ株式会社 | 切削工具及び切削加工物の製造方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3057781B2 (ja) | スローアウェイチップ | |
| US6764254B2 (en) | Throwaway insert and pin mirror cutter using the same | |
| JP3269245B2 (ja) | スローアウェイチップ及び切削工具 | |
| JP2001038517A (ja) | スローアウェイ式サイドカッター | |
| JP2000024824A (ja) | スローアウェイエンドミルおよびエンドミル用チップ | |
| JPH0839324A (ja) | スローアウェイ式切削工具 | |
| JPH039935Y2 (ja) | ||
| JP3120437B2 (ja) | スローアウエイチツプ | |
| JPH07237026A (ja) | スローアウェイチップ及びカッタ | |
| JP3402187B2 (ja) | スローアウェイチップ及びスローアウェイ式切削工具 | |
| JP3246163B2 (ja) | 切削工具 | |
| JPH11156624A (ja) | スローアウェイ式ボールエンドミル | |
| JP3246164B2 (ja) | 切削工具 | |
| JPH0760512A (ja) | スローアウェイチップ | |
| JP2524099Y2 (ja) | スローアウェイ式サイドカッタ | |
| JP2586463B2 (ja) | スロ−アウエイ式カツタ− | |
| JP3063196B2 (ja) | スローアウエイ式カッタ | |
| JPH09290306A (ja) | 異形状チップ装着用のカッタ | |
| JPH0144264Y2 (ja) | ||
| JPH0236652Y2 (ja) | ||
| JP2562665Y2 (ja) | スローアウェイチップ及びこれを備えたボールエンドミル | |
| JPH0137858Y2 (ja) | ||
| JPH045210Y2 (ja) | ||
| JPH0847809A (ja) | スローアウェイ式転削工具 | |
| JPH0618736Y2 (ja) | スローアウェイ式切削工具 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20011002 |