JPH084014Y2 - 靴型装具の足継手 - Google Patents
靴型装具の足継手Info
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- JPH084014Y2 JPH084014Y2 JP40131790U JP40131790U JPH084014Y2 JP H084014 Y2 JPH084014 Y2 JP H084014Y2 JP 40131790 U JP40131790 U JP 40131790U JP 40131790 U JP40131790 U JP 40131790U JP H084014 Y2 JPH084014 Y2 JP H084014Y2
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- JP
- Japan
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- cam
- foot plate
- shoe
- foot
- joint
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Links
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Landscapes
- Prostheses (AREA)
- Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は麻痺,尖足等の足首に
障害を持った患者に装着する靴型装具の足継手に関する
ものである。
障害を持った患者に装着する靴型装具の足継手に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一般にこの種の靴型装具の足関節
となる足継手の構成としては、古くは靴側となる足板と
下部筋金を固定軸で連結した固定構造とか単に関節軸で
連結した枢着構造を採っていたが、歩行時に安定性を欠
く。このため、現在では下方へ押すバネ圧を足板の片側
上縁に掛け、足の浮かし状態で足板が強制回動する構造
とし、歩行時に爪先が持ち上がる所謂クレンザックタイ
プとしてなり、蹴躓きを阻止するようにしている(例え
ば、実公昭40−26553号公報参照)。
となる足継手の構成としては、古くは靴側となる足板と
下部筋金を固定軸で連結した固定構造とか単に関節軸で
連結した枢着構造を採っていたが、歩行時に安定性を欠
く。このため、現在では下方へ押すバネ圧を足板の片側
上縁に掛け、足の浮かし状態で足板が強制回動する構造
とし、歩行時に爪先が持ち上がる所謂クレンザックタイ
プとしてなり、蹴躓きを阻止するようにしている(例え
ば、実公昭40−26553号公報参照)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記の様に、
足板の上端片側(後部)を単に下部筋金側に配設の斜め
挿入したスプリングで押圧のボールの当接で回動する態
様では、一方向のみ(爪先)の回動制御となるだけであ
った。このため、例えば、後部(踵部)の回動をもした
い場合とか、固定をしたい等の別途態様に対処し得ない
ものである。
足板の上端片側(後部)を単に下部筋金側に配設の斜め
挿入したスプリングで押圧のボールの当接で回動する態
様では、一方向のみ(爪先)の回動制御となるだけであ
った。このため、例えば、後部(踵部)の回動をもした
い場合とか、固定をしたい等の別途態様に対処し得ない
ものである。
【0004】本考案は上記実情に鑑み、足板の回動規制
を偏心カムと可動兼強さ調整用ボールを組合わせる改良
により、関節固定,クレンザック(前傾足関節),ダブ
ルクレンザック(前後傾足関節)の3要素の動作を可能
とし、上記課題を解決する靴型装具の足継手を提供する
ことを目的としたものである。
を偏心カムと可動兼強さ調整用ボールを組合わせる改良
により、関節固定,クレンザック(前傾足関節),ダブ
ルクレンザック(前後傾足関節)の3要素の動作を可能
とし、上記課題を解決する靴型装具の足継手を提供する
ことを目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、下部筋金の下
端に形成した二股部に、靴側に立ち上げた足板の上端を
挿入し中央を関節軸で枢着すると共に、前記足板の上端
縁の前後側にそれぞれ円弧状に切り欠きしたカム受段部
に、下部筋金の二股部の内部前後にそれぞれ取付けた偏
心カムのカム面を臨ませ、且つ足板の上端縁中央部の前
後に設けた押圧受片の内側に形成の円弧面に、前記二股
部上方より縦装着した一対のバネ圧調整自在のスプリン
グで押される可動兼強さ調整用ボールをそれぞれ当接し
てなるものである。
端に形成した二股部に、靴側に立ち上げた足板の上端を
挿入し中央を関節軸で枢着すると共に、前記足板の上端
縁の前後側にそれぞれ円弧状に切り欠きしたカム受段部
に、下部筋金の二股部の内部前後にそれぞれ取付けた偏
心カムのカム面を臨ませ、且つ足板の上端縁中央部の前
後に設けた押圧受片の内側に形成の円弧面に、前記二股
部上方より縦装着した一対のバネ圧調整自在のスプリン
グで押される可動兼強さ調整用ボールをそれぞれ当接し
てなるものである。
【0006】
【作用】上記のような構成のため、歩行時に爪先だけを
上向きとするクレンザック使用としては、二股部と足板
の枢着点を中心とした前部位置の偏心カムのセット位置
を調整し、このカム面と足板の前部のカム受段部間に所
定の間隙を生じせしめ、一方、後部位置の偏心カムのカ
ム面を後部のカム受段部に直接接触させれば、足を持ち
上げたとき、中央部の一対のスプリング端のボールの押
圧力を足板の前記間隙側(前方側)に掛けるため(後部
には他の偏心カムが接しているので、後方への回動はな
い)、足板は前方へのみ回動し爪先が持ち上がる結果と
なり、蹴躓きを招かない歩行ができる。又、接踵時に後
部側へも可動したいときは(ダブルクレンザック使
用)、後部位置の偏心カムのセットを調整し対応する後
部のカム受段部間に所定の間隙を設けることで、前記同
様この間隙分だけ後部(踵部)も回動自在となる。更
に、関節を固定した方がよい使用の場合は、前後2個の
偏心カムの変位を最大とし足板の前後のカム受段部に接
触するカムセットとすれば、足板は不動となり固定使用
となる。
上向きとするクレンザック使用としては、二股部と足板
の枢着点を中心とした前部位置の偏心カムのセット位置
を調整し、このカム面と足板の前部のカム受段部間に所
定の間隙を生じせしめ、一方、後部位置の偏心カムのカ
ム面を後部のカム受段部に直接接触させれば、足を持ち
上げたとき、中央部の一対のスプリング端のボールの押
圧力を足板の前記間隙側(前方側)に掛けるため(後部
には他の偏心カムが接しているので、後方への回動はな
い)、足板は前方へのみ回動し爪先が持ち上がる結果と
なり、蹴躓きを招かない歩行ができる。又、接踵時に後
部側へも可動したいときは(ダブルクレンザック使
用)、後部位置の偏心カムのセットを調整し対応する後
部のカム受段部間に所定の間隙を設けることで、前記同
様この間隙分だけ後部(踵部)も回動自在となる。更
に、関節を固定した方がよい使用の場合は、前後2個の
偏心カムの変位を最大とし足板の前後のカム受段部に接
触するカムセットとすれば、足板は不動となり固定使用
となる。
【0007】
【実施例】以下、本考案を実施例の図面に基づい説明す
れば、次の通りである。
れば、次の通りである。
【0008】図面は両側支柱となる下肢装具タイプを示
し、1は中央を靴2の底部に当てがうようコ字状折曲部
1aを配設した足板で、この両側起立部となる足板1の
各上端縁前後には、端縁より切り込む円弧状のカム受段
部3,4を設けると共に、上端縁中央部の両側には弯曲
状切り欠きで形成されるボール受用押圧受片5,6を設
け、この足板1の上部を、下部筋金7の下端に一体形成
した二股部8の溝8aに挿入し中央部分を直交貫通する
関節軸9で枢着し、且つ、二股部8の両側に形成の膨出
部8b,8b内に、前記足板1のカム受段部3,4に夫
々臨む平面カムとなる偏心カム10,11を、緩みを招
かない左ネジ又は右ネジをもつ止めネジ12,12で調
整自在に取付ける。又、二股部8の基部上方へ穿った縦
平行の回動調整用挿通孔13,13に、一対の回動調整
具となる可動兼強さ調整用ボール14とスプリング15
及び押しネジ16を夫々順次挿入し、この下端の可動兼
強さ調整用ボール14,14を押圧受片5,6の内側の
円弧面5a,6aに押付ける構成とし、これら全体とし
て足継手17となる。この場合、下部筋金7は二股部8
の片面に固定ネジ18で一体としている。但し、この下
部筋金7の長手方向と二股部8の長手方向は、足の踝を
逃げるように少しくの字状に曲がった状態とする。19
は足板1の上部に穿った枢着孔である。
し、1は中央を靴2の底部に当てがうようコ字状折曲部
1aを配設した足板で、この両側起立部となる足板1の
各上端縁前後には、端縁より切り込む円弧状のカム受段
部3,4を設けると共に、上端縁中央部の両側には弯曲
状切り欠きで形成されるボール受用押圧受片5,6を設
け、この足板1の上部を、下部筋金7の下端に一体形成
した二股部8の溝8aに挿入し中央部分を直交貫通する
関節軸9で枢着し、且つ、二股部8の両側に形成の膨出
部8b,8b内に、前記足板1のカム受段部3,4に夫
々臨む平面カムとなる偏心カム10,11を、緩みを招
かない左ネジ又は右ネジをもつ止めネジ12,12で調
整自在に取付ける。又、二股部8の基部上方へ穿った縦
平行の回動調整用挿通孔13,13に、一対の回動調整
具となる可動兼強さ調整用ボール14とスプリング15
及び押しネジ16を夫々順次挿入し、この下端の可動兼
強さ調整用ボール14,14を押圧受片5,6の内側の
円弧面5a,6aに押付ける構成とし、これら全体とし
て足継手17となる。この場合、下部筋金7は二股部8
の片面に固定ネジ18で一体としている。但し、この下
部筋金7の長手方向と二股部8の長手方向は、足の踝を
逃げるように少しくの字状に曲がった状態とする。19
は足板1の上部に穿った枢着孔である。
【0009】次にこの作用を説明すると、上記の様な構
成を採る靴型装具を従来同様な作業をもって足部に装着
すればよい。ここで、歩行時に爪先のみが上がる所謂ク
レンザック使用にあっては、先ず下部筋金7の二股部8
の前部側(爪先側)に有する偏心カム10を、止めネジ
12を緩めて少し回しカムを変位させ、このカム面10
aと対向の足板1のカム受段部3とに所定の間隙aを設
ける。一方、後部側(踵側)となる偏心カム11はカム
変位を最大としカム受段部4にカム面11aを直接接触
させる不動位置とし、この状態下で両偏心カム10,1
1を再度止めネジ12,12を締付け固定する。
成を採る靴型装具を従来同様な作業をもって足部に装着
すればよい。ここで、歩行時に爪先のみが上がる所謂ク
レンザック使用にあっては、先ず下部筋金7の二股部8
の前部側(爪先側)に有する偏心カム10を、止めネジ
12を緩めて少し回しカムを変位させ、このカム面10
aと対向の足板1のカム受段部3とに所定の間隙aを設
ける。一方、後部側(踵側)となる偏心カム11はカム
変位を最大としカム受段部4にカム面11aを直接接触
させる不動位置とし、この状態下で両偏心カム10,1
1を再度止めネジ12,12を締付け固定する。
【0010】即ち、尖足の患者の如く足首の筋肉が衰え
爪先が絶えず下ってしまう場合、この状態で歩行すれば
蹴躓くため、歩行時に強制的に爪先を上向きにする必要
がある。このため、前記した様に、靴2の底部より両側
に一体的に立ち上げ(2本支柱装具)た足関節部分とな
る各足板1の前側上端縁部のカム受段部3とこれに対向
の偏心カム10に所定の間隙aを、該偏心カム10のカ
ム変位で形成し、また後部側(踵側)は偏心カム11の
カム変位を最大にしカム受段部4にカム面11aを当接
して後方への回動規制をする。しかも、この足板1の上
端縁前後の押圧受片5,6の内側の円弧面5a,6aに
は下部筋金7側の前後に装着した2本のスプリング1
5,15で押されるボール14,14を当接し、且つ該
ボール14,14の押圧力は下方の関節軸9の軸線上よ
り両外側に位置するため、各ボール14,14の押圧力
は円弧面に起因し関節軸9を介し互いに内側に向き足板
1は関節軸9を支点として前後方向に回動するようにな
る(ボール14,14の押圧力は互いに交叉するような
回動力に変換される)。但し、後方(踵側)には前記カ
ム受段部4に偏心カム11が直接当接しているため、後
方への回動はない。更に、爪先上げにては、前方回動用
に後側のスプリング15を、この上部に螺合の押しネジ
16を少し押込みバネ圧を前側のスプリング15のバネ
圧に比して大とし、円弧面6aの押圧を強める。従っ
て、歩行に際し、足を前に歩んだ時の蹴り出された靴先
(爪先2a)が自動的に上向きした関節動となり、遊脚
相に至って蹴躓くことはない(図6の実線参照)。爪先
の上向き角度の調整は、偏心カム10のカム変位に応じ
て調整され、且つ、足板1の回動幅は、固定した偏心カ
ム10のカム綿10aに回動せる足板1のカム受段部3
が接衝するまでの範囲である。
爪先が絶えず下ってしまう場合、この状態で歩行すれば
蹴躓くため、歩行時に強制的に爪先を上向きにする必要
がある。このため、前記した様に、靴2の底部より両側
に一体的に立ち上げ(2本支柱装具)た足関節部分とな
る各足板1の前側上端縁部のカム受段部3とこれに対向
の偏心カム10に所定の間隙aを、該偏心カム10のカ
ム変位で形成し、また後部側(踵側)は偏心カム11の
カム変位を最大にしカム受段部4にカム面11aを当接
して後方への回動規制をする。しかも、この足板1の上
端縁前後の押圧受片5,6の内側の円弧面5a,6aに
は下部筋金7側の前後に装着した2本のスプリング1
5,15で押されるボール14,14を当接し、且つ該
ボール14,14の押圧力は下方の関節軸9の軸線上よ
り両外側に位置するため、各ボール14,14の押圧力
は円弧面に起因し関節軸9を介し互いに内側に向き足板
1は関節軸9を支点として前後方向に回動するようにな
る(ボール14,14の押圧力は互いに交叉するような
回動力に変換される)。但し、後方(踵側)には前記カ
ム受段部4に偏心カム11が直接当接しているため、後
方への回動はない。更に、爪先上げにては、前方回動用
に後側のスプリング15を、この上部に螺合の押しネジ
16を少し押込みバネ圧を前側のスプリング15のバネ
圧に比して大とし、円弧面6aの押圧を強める。従っ
て、歩行に際し、足を前に歩んだ時の蹴り出された靴先
(爪先2a)が自動的に上向きした関節動となり、遊脚
相に至って蹴躓くことはない(図6の実線参照)。爪先
の上向き角度の調整は、偏心カム10のカム変位に応じ
て調整され、且つ、足板1の回動幅は、固定した偏心カ
ム10のカム綿10aに回動せる足板1のカム受段部3
が接衝するまでの範囲である。
【0011】又、前記尖足とは逆に筋肉が強く爪先が上
がってしまい足底が平らに着地できない人の場合、接踵
時に支障をきたすため、踵部も動くようにする(ダブル
クレンザック)。前記同様に偏心カム10とカム受段部
3に間隙aを設け、更に後側の偏心カム11も止めネジ
12を緩め適宜回し、該偏心カム11とカム受段部4と
に所定の間隙bを生じせしめ、且つ前側のスプリング1
5のバネ圧を少し強くし足板1を後方へ回動するセット
とする。この様にすることにより、歩行時の靴2の踵部
2bが着地したとき、間隙bがあるカム受段部4と偏心
カム11間が、この間隙b分だけ足板1が後方へ回動す
る。即ち、前記先方への動作と逆に、接踵時では押圧受
片5の内側の円弧面5aに掛かるスプリング15端のボ
ール14の押圧力で、関節軸9を介して外側(踵側)に
回動し、且つ爪先2a側は下がる前後傾足関節となる
(図7の実線参照)。即ち、踵部2bの接踵に応じて関
節が曲がる結果となり円滑(フリー)な歩行動を得る。
なお、スプリング15,15が同じバネ圧であっても、
基本的にはカム受段部と偏心カム間に間隙が介在すれ
ば、着地時に体重の移動でその間隙分だけ回動すること
になる。
がってしまい足底が平らに着地できない人の場合、接踵
時に支障をきたすため、踵部も動くようにする(ダブル
クレンザック)。前記同様に偏心カム10とカム受段部
3に間隙aを設け、更に後側の偏心カム11も止めネジ
12を緩め適宜回し、該偏心カム11とカム受段部4と
に所定の間隙bを生じせしめ、且つ前側のスプリング1
5のバネ圧を少し強くし足板1を後方へ回動するセット
とする。この様にすることにより、歩行時の靴2の踵部
2bが着地したとき、間隙bがあるカム受段部4と偏心
カム11間が、この間隙b分だけ足板1が後方へ回動す
る。即ち、前記先方への動作と逆に、接踵時では押圧受
片5の内側の円弧面5aに掛かるスプリング15端のボ
ール14の押圧力で、関節軸9を介して外側(踵側)に
回動し、且つ爪先2a側は下がる前後傾足関節となる
(図7の実線参照)。即ち、踵部2bの接踵に応じて関
節が曲がる結果となり円滑(フリー)な歩行動を得る。
なお、スプリング15,15が同じバネ圧であっても、
基本的にはカム受段部と偏心カム間に間隙が介在すれ
ば、着地時に体重の移動でその間隙分だけ回動すること
になる。
【0012】更に、脚部の力が弱い患者等で足首の固定
をしたい場合は、二股部8の前後位置の偏心カム10,
11を適宜回動し、静止状態下にあって対向のカム受段
部3,4に接触するカムセットとする。
をしたい場合は、二股部8の前後位置の偏心カム10,
11を適宜回動し、静止状態下にあって対向のカム受段
部3,4に接触するカムセットとする。
【0013】このときは、歩行に当たって足を持ち上げ
ても関節軸9で二股部7に枢着された足板1は、この上
端前後のカム受段部3,4に予め偏心カム10,11が
接触した受止め構成を呈するため、中央部の押圧受片
5,6にボール14,14の押圧力が掛かっても不動と
なり、足板1が完全に固定される固定足関節となる(図
8参照)。
ても関節軸9で二股部7に枢着された足板1は、この上
端前後のカム受段部3,4に予め偏心カム10,11が
接触した受止め構成を呈するため、中央部の押圧受片
5,6にボール14,14の押圧力が掛かっても不動と
なり、足板1が完全に固定される固定足関節となる(図
8参照)。
【0014】
【考案の効果】上記のように、本考案の靴型装具の足継
手は下部筋金側へ枢着する足板の上端前後のカム受段部
にカム変位を調整自在としえる偏心カムを臨ませ、且つ
上端中央部の両側(前後)に押圧力が掛かる可動兼強さ
調整用ボールを配設した簡略構成のため、前記偏心カム
のカム変位の調整だけで簡単,確実に足板を前方向又は
前後方向への回動ができ、或いは不動となり、歩行に際
する靴の爪先上げとか、遊脚相から接踵にあっての踵部
回動ができる。このため、蹴躓いたり、踵ずり等を招か
ない円滑な歩きが可能となる。即ち、この足継手は従来
の固定,クレンザック,ダブルクレンザックの三つの要
素をもつ継手を一つの継手で行い、利用範囲の増した簡
略足継手となる。又、この可動兼強さ調整用ボールに掛
かる押圧力は押しネジの螺挿度で簡単に調整ができ、足
首に障害を持つ患者(小児麻痺,尖足等)の治療度合い
に対応じた調整が現場で行える。更に、偏心カムを固定
する止めネジは、夫々締まり方向のネジ切りを施したも
のを用いるため(前方の偏心カムに対しては右ネジ,後
方の偏心カムに対しては左ネジ)、使用中、偏心カムの
ネジ緩みを招かない安全型となる等の実用的効果を有す
る。
手は下部筋金側へ枢着する足板の上端前後のカム受段部
にカム変位を調整自在としえる偏心カムを臨ませ、且つ
上端中央部の両側(前後)に押圧力が掛かる可動兼強さ
調整用ボールを配設した簡略構成のため、前記偏心カム
のカム変位の調整だけで簡単,確実に足板を前方向又は
前後方向への回動ができ、或いは不動となり、歩行に際
する靴の爪先上げとか、遊脚相から接踵にあっての踵部
回動ができる。このため、蹴躓いたり、踵ずり等を招か
ない円滑な歩きが可能となる。即ち、この足継手は従来
の固定,クレンザック,ダブルクレンザックの三つの要
素をもつ継手を一つの継手で行い、利用範囲の増した簡
略足継手となる。又、この可動兼強さ調整用ボールに掛
かる押圧力は押しネジの螺挿度で簡単に調整ができ、足
首に障害を持つ患者(小児麻痺,尖足等)の治療度合い
に対応じた調整が現場で行える。更に、偏心カムを固定
する止めネジは、夫々締まり方向のネジ切りを施したも
のを用いるため(前方の偏心カムに対しては右ネジ,後
方の偏心カムに対しては左ネジ)、使用中、偏心カムの
ネジ緩みを招かない安全型となる等の実用的効果を有す
る。
【図1】この考案に実施例を示す要部の側面図。
【図2】背面図。
【図3】正面図。
【図4】分離した側面図。
【図5】靴型装具とした側面図。
【図6】前傾回動関節状態の説明図。
【図7】前後傾回動関節状態の説明図。
【図8】固定関節状態の説明図である。
1 足板 2 靴 3,4 カム受段部 5,6 ボール受用押圧受片 7 下部筋金 8 二股部 9 関節軸 10,11 偏心カム 12 止めネジ 14 可動兼強さ調整用ボール 15 スプリング
Claims (1)
- 【請求項1】 下部筋金の下端に形成した二股部に、靴
側に立ち上げた足板の上端を挿入し中央を関節軸で枢着
すると共に、前記足板の上端縁の前後側にそれぞれ円弧
状に切り欠きしたカム受段部に、下部筋金の二股部の内
部前後にそれぞれ取付けた偏心カムのカム面を臨ませ、
且つ足板の上端縁中央部の前後に設けた押圧受片の内側
に形成の円弧面に、前記二股部上方より縦装着した一対
のバネ圧調整自在のスプリングで押される可動兼強さ調
整用ボールをそれぞれ当接してなる靴型装具の足継手。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP40131790U JPH084014Y2 (ja) | 1990-12-21 | 1990-12-21 | 靴型装具の足継手 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP40131790U JPH084014Y2 (ja) | 1990-12-21 | 1990-12-21 | 靴型装具の足継手 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0490316U JPH0490316U (ja) | 1992-08-06 |
| JPH084014Y2 true JPH084014Y2 (ja) | 1996-02-07 |
Family
ID=31879431
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP40131790U Expired - Lifetime JPH084014Y2 (ja) | 1990-12-21 | 1990-12-21 | 靴型装具の足継手 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH084014Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5943470B2 (ja) * | 2012-05-15 | 2016-07-05 | 国立大学法人 名古屋工業大学 | 片脚式歩行支援機 |
-
1990
- 1990-12-21 JP JP40131790U patent/JPH084014Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0490316U (ja) | 1992-08-06 |
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Legal Events
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