JPH0840223A - 作業車のペダル支持構造 - Google Patents

作業車のペダル支持構造

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JPH0840223A
JPH0840223A JP17989894A JP17989894A JPH0840223A JP H0840223 A JPH0840223 A JP H0840223A JP 17989894 A JP17989894 A JP 17989894A JP 17989894 A JP17989894 A JP 17989894A JP H0840223 A JPH0840223 A JP H0840223A
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Kazushige Mori
和茂 森
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 操縦部フロア10から立設した操縦塔12に
左右向き支軸17を貫通配備し、この支軸17の左右突
出端に左右のブレーキペダル18,19を吊下げ支持さ
せるとともに、操縦塔12内にブレーキ用のマスターシ
リンダ24を縦向き配置し、マスターシリンダ24をそ
の上方から押込み及び開放操作するブレーキアーム21
にピン20aで接当連動する操作アーム21を、左右の
ブレーキペダル18,19に連動して揺動する状態で支
軸17における操縦塔12内部分にスプライン外嵌させ
る。 【効果】 操縦塔利用による各ペダルの吊設支持によ
り、それらペダル関係機構をコンパクトに操縦塔内に配
置して配設スペースの合理化を図りながら、ペダル貫通
用孔の無いフロアを清潔に保ち易く、かつ、フロア内機
械装置類の故障おそれも減る等利点の多いペダル支持構
造が得られた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホイールローダ、芝刈
機、田植機といった作業車の操作ペダル支持構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、特開平4‐11939号公報で
示されるホイールローダでは、ブレーキペダルをフロア
を貫通してその下方から立ち上げて配置するとともに、
フロア下方に配置されたマスターシリンダを押し操作す
る構造を採っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】つまり、フロア下方に
配置される機械装置部からブレーキペダルを立ち上げ配
備することで、マスターシリンダ等のブレーキ関係メカ
を他の装置類と共に集約配置して効率的にレイアウトで
きるものではあるが、ブレーキペダルがフロアを貫通し
ているため、その貫通口とペダルとの間隙からフロア上
の泥土や水が下方のメカ部に落ちることがあり、床面を
完全にシールできないものであった。又、フロア掃除の
時にも、前記間隙から土やゴミが落ちたりペダル部分に
溜まったりして美観上の点でも好ましくないことがあっ
た。本発明の目的は、操縦部フロア上に配置されるペダ
ルの支持構造工夫により、フロア下方に泥やゴミが落ち
ることがなく、しかも掃除もし易いものにできるように
する点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的の達成のために
本発明は、操縦部フロアから立設した操縦塔に左右向き
の支軸を配置し、この支軸回りで揺動可能な操作ペダル
を支軸に吊下げ支持させるとともに、操縦塔内にマスタ
ーシリンダを縦向きで配備し、そのマスターシリンダを
その上方から押込み及び開放操作する操作部材を、操作
ペダルに連動して揺動する状態で支軸における操縦塔内
部分に支承してあることを特徴とするものである。
【0005】
【作用】上記構成は、操作ペダルを床置き構造から吊設
構造に変更することにより、フロアのペダル貫通口を無
くしてしまうものである。すなわち、フロアには操向ハ
ンドルを支持するためのステアリングポストや計器パネ
ル等のために操縦塔が立設されているから、支軸を操縦
塔に支持させることで容易に操作ペダルを吊設させるこ
とができる。そして、操作ペダルで操作されるマスター
シリンダを縦向きとすることで操縦塔内に収めることが
可能になるとともに、ペダル吊設構造によって支軸が比
較的上方配置されているから、上方からマスターシリン
ダ操作を行う操作部材を支軸に装備することができる。
【0006】つまり、操縦塔を利用してペダルを吊設構
造にできることにより、フロア面を孔のない平坦な状態
にできて泥土や水がフロア下方に落ちることが解消され
るとともに、フロアからペダルの立ち上がりがなく、掃
除も楽に行えるものになった。又、それだけでなく、フ
ロア面の上方において、かつ、外部に露出することなく
マスターシリンダ及びその操作部を配設可能になり、コ
ンパクトに操作ペダル関係部品を配置できるとともに、
その分フロア下方空間が実質的に拡がり、他の機械装置
類のレイアウト自由度が増えるといった利点に繋がるよ
うになる。
【0007】
【発明の効果】その結果、操縦塔利用による操作ペダル
の吊設支持により、その操作ペダル関係機構をコンパク
トに操縦塔内に配置して配設スペースの合理化を図りな
がら、フロアを清潔に保ち易く、かつ、フロア内機械装
置類の故障おそれも減る等利点の多いペダル支持構造が
得られた。
【0008】
【実施例】以下に、本発明の実施例を、作業車の一例で
あるホイールローダの場合について図面に基づいて説明
する。図1にホイールローダが示され、1は前部機体、
2は後部機体、3はローダ装置、、5はエンジン、6は
操縦部、8は前輪、9は後輪である。図2に操縦部6に
おける操縦塔12が示され、11は操向ハンドル、13
はフロア10から起立された鋼板製の支持フレーム、1
4はステアリングポスト、15は前カバー、16は後カ
バーである。次に、各ペダル類の取付け構造を説明す
る。
【0009】図3〜図5に示すように、後向き開放コ字
状の支持フレーム13の左右側壁に支軸17を貫通さ
せ、その左突出端に吊設型の左ブレーキペダル18を溶
着一体化するとともに、右突出端に吊設型の右ブレーキ
ペダル19をスプライン外嵌してある。支軸17の支持
フレーム13内部分の右端には操作アーム20がスプラ
イン外嵌され、その左横にはブレーキアーム21が相対
回動自在にブッシュ外嵌されるとともに、操作アーム2
0の長手方向中ほど部分にはブレーキアーム21を接当
連動可能な接当ピン20aが固着されている。
【0010】操作アーム20の先端には、後述するイン
チングクラッチ35入切り用の操作ワイヤ23と、この
操作アーム20を上方に戻し操作するリターンバネ25
が連結されるとともに、操作ワイヤ23は支持フレーム
13内側面に固着されたワイヤブラケット26に螺装さ
れている。ブレーキアーム21の先端にはブレーキ操作
用マスターシリンダ24の操作ロッド24aが長孔&ピ
ン構造によって枢支連結されるとともに、支持フレーム
13内側面に固着されたシリンダブラケット27にマス
ターシリンダ24がボルト止めされている。
【0011】又、支持フレーム13には、右ブレーキペ
ダル19のさらに右側に配置されるアクセルペダル28
の軸部28aが左右に貫通支承され、その軸部28aに
固定されたアーム28bを介してアクセルワイヤー29
が連結されるとともに、戻しバネ30がアーム28bに
作用させてある。尚、22はアーム28bに作用するス
トッパーである。つまり、左右ブレーキペダル18,1
9、及びアクセルペダル28はいずれも操縦塔12に吊
設支持されており、フロア10面がフラットでペダル用
孔のない形状に構成されている。
【0012】図7には、油圧操作回路の概略図が示さ
れ、31は容量可変型の油圧ポンプ31aと油圧モータ
31bとから成る走行用のHST、32は油圧ポンプ3
1aの操作アクチュエータ、33は前後進切換用の切換
弁、34はネガティヴブレーキ、35はインチングクラ
ッチ、36はパワーステアリング用のコントローラ、3
7は胴折れ用ステアリングシリンダ、38はチルトシリ
ンダ、39はブームシリンダである。
【0013】切換弁33は図示しないシャトルレバーで
切換操作されるのであり、中立操作された状態では、切
換弁33内のオリフィスを介して極微量の操作油が操作
アクチュエータ32に供給され、極低速で前進するよう
に設定されている。インチングクラッチ35は、操作ア
クチュエータ32の一対の給排油路32a,32aを連
通可能な可変オリフィスで構成されており、操作されな
い切り位置では前述した極低速前進状態が現出され、操
作された入り位置では一対の給排油路32a,32aの
圧が等しくなって油圧モータ31aが完全に停止する状
態に操作アクチュエータ32がバランスするように各オ
リフィス値が設定されている。
【0014】ブレーキペダル18,19の作用を説明す
ると、図4に示すように、切換弁33が中立操作されて
いる状態において、ブレーキペダル18,19を踏まな
い自由状態である開放位置Fでは機体が極低速で前進
し、操作アーム20のピン20aがブレーキアーム21
上面に接当する第1操作位置S1 寸前までの間の少量だ
けいずれかのブレーキペダル18又は19を踏込むとイ
ンチングクラッチ35が操作されて走行が停止するとと
もに、第1操作位置S1 から踏切位置S2 に向けてさら
に踏込むとネガティヴブレーキ34が効くように設定さ
れている。
【0015】図1に示すように、ローダ装置3のバケッ
ト41を対地水平に姿勢制御するための検出スイッチ
(近接スイッチ)40がチルトシリンダ38の本体38
aに、又、検出対象部材42が伸縮ロッド38bに夫々
装着されている。但し、検出対象部材42の伸縮ロッド
38bに対するボルト止め孔43,43対が前後2箇所
に形成してある。つまり、図1に示すバケット41装着
時には後側のボルト止め孔43,43を使用し、図6に
示すように、フォーク44装着時には前側のボルト止め
孔43,43を使用することで、チルトリンクの取付け
角度位置が互いに異なるバケット41とフォーク44の
いずれの場合でも、近接スイッチ40と検出対象部材4
2との相対位置が変わらない状態で姿勢制御が行えるよ
うにしてある。尚、上述したローダ装置3の姿勢制御
は、実開平4‐105147号公報において開示された
公知技術につき、本明細書におけるこれ以上の詳細構造
及び作用説明は割愛する。
【0016】〔別実施例〕操作ペダルとしては、ブレー
キペダルの他、油圧クラッチ操作用のクラッチペダル等
が考えられる。
【0017】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】ホイールローダの側面図
【図2】操縦塔の側面図
【図3】操縦塔内部の構造を示す一部切欠き背面図
【図4】操縦塔内部の構造を示す一部切欠き側面図
【図5】アクセルペダルの取付け構造を示す一部切欠き
側面図
【図6】フォーク装着時の姿勢検出部の取付け状態を示
す側面図
【図7】概略の油圧回路図
【符号の説明】
10 フロア 12 操縦塔 17 支軸 18 操作ペダル 21 操作部材 24 マスターシリンダ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操縦部フロア(10)から立設した操縦
    塔(12)に左右向きの支軸(17)を配置し、この支
    軸(17)回りで揺動可能な操作ペダル(18)を該支
    軸(17)に吊下げ支持させるとともに、前記操縦塔
    (12)内にマスターシリンダ(24)を縦向きで配備
    し、前記マスターシリンダ(24)をその上方から押込
    み及び開放操作する操作部材(21)を、前記操作ペダ
    ル(18)に連動して揺動する状態で前記支軸(17)
    における前記操縦塔(12)内部分に支承してある作業
    車のペダル支持構造。
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WO2020003948A1 (ja) 2018-06-29 2020-01-02 株式会社クボタ 作業機

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