JPH0840829A - 粉体化粧料 - Google Patents
粉体化粧料Info
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- JPH0840829A JPH0840829A JP18101894A JP18101894A JPH0840829A JP H0840829 A JPH0840829 A JP H0840829A JP 18101894 A JP18101894 A JP 18101894A JP 18101894 A JP18101894 A JP 18101894A JP H0840829 A JPH0840829 A JP H0840829A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 すべりが良く、肌上での延展性に優れ、ムラ
ずきしないで、高いくすみ抑制効果を有する粉体化粧料
を提供すること。 【構成】 本発明の粉体化粧料は、下記(A)及び
(B)成分を含有するものである。 (A)微粒子酸化チタン含有の板状二酸化ケイ素粉体 (B)球状粉体
ずきしないで、高いくすみ抑制効果を有する粉体化粧料
を提供すること。 【構成】 本発明の粉体化粧料は、下記(A)及び
(B)成分を含有するものである。 (A)微粒子酸化チタン含有の板状二酸化ケイ素粉体 (B)球状粉体
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メーキャップ化粧料等
の粉体化粧料において、くすみを防止し化粧塗布直後の
仕上がりの色を長時間維持する効果を有し、更に滑りの
良さ及びのびの軽さ等の使用性に優れた粉体化粧料に関
する。更に詳しくは、微粒子酸化チタン含有の板状二酸
化ケイ素粉体と球状粉体とを配合することにより、くす
み防止効果を高め、化粧塗布直後の仕上がりの色を長時
間維持する効果を有し、なおかつ塗布時ののび・肌への
密着性が良好である粉体化粧料に関する。
の粉体化粧料において、くすみを防止し化粧塗布直後の
仕上がりの色を長時間維持する効果を有し、更に滑りの
良さ及びのびの軽さ等の使用性に優れた粉体化粧料に関
する。更に詳しくは、微粒子酸化チタン含有の板状二酸
化ケイ素粉体と球状粉体とを配合することにより、くす
み防止効果を高め、化粧塗布直後の仕上がりの色を長時
間維持する効果を有し、なおかつ塗布時ののび・肌への
密着性が良好である粉体化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来の
メーキャップ化粧料において、化粧塗布直後の仕上がり
の色は、含有されている粉体成分が皮脂に濡れることに
より、時間とともに暗くなっていく傾向があり、このこ
とを一般にくすみと呼び、メーキャップ化粧料において
は、好ましくない現象であった。また、粉体化粧料には
着色剤を希釈して程良い塗布色を得るとともに塗布時の
のびを良くし、肌への密着性を賦与する目的で、板状の
粉体(体質顔料)を配合することが知られている。
メーキャップ化粧料において、化粧塗布直後の仕上がり
の色は、含有されている粉体成分が皮脂に濡れることに
より、時間とともに暗くなっていく傾向があり、このこ
とを一般にくすみと呼び、メーキャップ化粧料において
は、好ましくない現象であった。また、粉体化粧料には
着色剤を希釈して程良い塗布色を得るとともに塗布時の
のびを良くし、肌への密着性を賦与する目的で、板状の
粉体(体質顔料)を配合することが知られている。
【0003】このため、化粧料においてくすみ現象を防
止する目的で、皮脂に濡れた時の色変化の少ない板状の
窒化ホウ素や合成マイカを粉体化粧料に添加することが
知られている(特開昭61−100508号公報、特開
昭63−185810号公報)。 しかしながら、これ
ら皮脂に濡れた時の色変化の少ない板状の粉体を粉体化
粧料に用いても、完全に色変化が発生しないというもの
ではなく、また同時に配合される他の体質顔料や着色剤
の色変化を防止することはできないためにくすまない粉
体化粧料としては満足のできるものではなかった。
止する目的で、皮脂に濡れた時の色変化の少ない板状の
窒化ホウ素や合成マイカを粉体化粧料に添加することが
知られている(特開昭61−100508号公報、特開
昭63−185810号公報)。 しかしながら、これ
ら皮脂に濡れた時の色変化の少ない板状の粉体を粉体化
粧料に用いても、完全に色変化が発生しないというもの
ではなく、また同時に配合される他の体質顔料や着色剤
の色変化を防止することはできないためにくすまない粉
体化粧料としては満足のできるものではなかった。
【0004】更に、近年、皮脂に濡れた時に白色度が増
すことによって粉体化粧料が暗くなるのを抑え、くすみ
現象を防止する粉体として酸化チタン内包の球状シリカ
粉体(カプセル化粉体)が提案されている(特開昭61
−47410号公報及び粧業日報1991年8月1日第
8485号)。しかしながら、このカプセル化粉体は球
状であるため延展性は良い反面肌への密着性が乏しくな
り、くすみを防止するのに十分な量を配合すると化粧塗
布膜が粉っぽく仕上がるという欠点を有していた。
すことによって粉体化粧料が暗くなるのを抑え、くすみ
現象を防止する粉体として酸化チタン内包の球状シリカ
粉体(カプセル化粉体)が提案されている(特開昭61
−47410号公報及び粧業日報1991年8月1日第
8485号)。しかしながら、このカプセル化粉体は球
状であるため延展性は良い反面肌への密着性が乏しくな
り、くすみを防止するのに十分な量を配合すると化粧塗
布膜が粉っぽく仕上がるという欠点を有していた。
【0005】一方、微粒子酸化チタン含有の板状二酸化
ケイ素粉末としては、紫外線防止効果の面から化粧品へ
の配合が提案されているが、紫外線防止効果は優れてい
るものの、くすみ防止効果及び滑り・のび等の使用性に
は優れたものではなかった。例えば、特開平1−143
821号公報では、紫外線防止効果は高いものの、キメ
細かく均一な塗布がしにくいこととともに、微粒子酸化
チタン含有の板状二酸化ケイ素粉末中の微粒子酸化チタ
ンの含有率が高過ぎるために初めから十分な白色度が出
てしまい皮脂に濡れた時に白色度が増すという効果は十
分に発揮されないため、紫外線防止効果は高いもののく
すみ防止効果は十分には発揮されにくくなり、更に滑り
・のび等の使用性に関しても十分満足のできるものでは
なかった。また、特開平6−116119号公報では、
紫外線防止効果はあるものの、キメ細かく均一に塗布さ
れにくいことと、微粒子酸化チタン含有の板状二酸化ケ
イ素の配合量が少ないことより、くすみ防止効果は十分
には発揮されていない。
ケイ素粉末としては、紫外線防止効果の面から化粧品へ
の配合が提案されているが、紫外線防止効果は優れてい
るものの、くすみ防止効果及び滑り・のび等の使用性に
は優れたものではなかった。例えば、特開平1−143
821号公報では、紫外線防止効果は高いものの、キメ
細かく均一な塗布がしにくいこととともに、微粒子酸化
チタン含有の板状二酸化ケイ素粉末中の微粒子酸化チタ
ンの含有率が高過ぎるために初めから十分な白色度が出
てしまい皮脂に濡れた時に白色度が増すという効果は十
分に発揮されないため、紫外線防止効果は高いもののく
すみ防止効果は十分には発揮されにくくなり、更に滑り
・のび等の使用性に関しても十分満足のできるものでは
なかった。また、特開平6−116119号公報では、
紫外線防止効果はあるものの、キメ細かく均一に塗布さ
れにくいことと、微粒子酸化チタン含有の板状二酸化ケ
イ素の配合量が少ないことより、くすみ防止効果は十分
には発揮されていない。
【0006】従って、本発明の目的は、すべりが良く、
肌上での延展性に優れ、ムラずきしないで、高いくすみ
抑制効果を有する粉体化粧料を提供することにある。
肌上での延展性に優れ、ムラずきしないで、高いくすみ
抑制効果を有する粉体化粧料を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意検討
した結果、(A)微粒子酸化チタン含有の板状二酸化ケ
イ素粉体と、(B)球状粉体とを含有する化粧料が、上
記目的を達成し得ることを見出し、本発明を完成するに
至った。
した結果、(A)微粒子酸化チタン含有の板状二酸化ケ
イ素粉体と、(B)球状粉体とを含有する化粧料が、上
記目的を達成し得ることを見出し、本発明を完成するに
至った。
【0008】即ち、本発明は、下記(A)及び(B)成
分を含有する粉体化粧料に関するものである。 (A)微粒子酸化チタン含有の板状二酸化ケイ素粉体 (B)球状粉体
分を含有する粉体化粧料に関するものである。 (A)微粒子酸化チタン含有の板状二酸化ケイ素粉体 (B)球状粉体
【0009】以下、本発明の粉体化粧料について詳述す
る。
る。
【0010】本発明に用いられる(A)成分である微粒
子酸化チタン含有板状二酸化ケイ素粉体の形態は、微粒
子酸化チタンが板状二酸化ケイ素粉体中に分散した複合
体の形態でも、微粒子酸化チタン及び板状二酸化ケイ素
粉体が均一に混合した多成分系の形態でも良い。上記微
粒子酸化チタンの粒径を制御することで、微粒子酸化チ
タン表面での光散乱を利用して、より高いくすみ抑制効
果が得られるので、上記の複合体の形態の微粒子酸化チ
タン含有の板状二酸化ケイ素粉体を用いるのが好まし
い。
子酸化チタン含有板状二酸化ケイ素粉体の形態は、微粒
子酸化チタンが板状二酸化ケイ素粉体中に分散した複合
体の形態でも、微粒子酸化チタン及び板状二酸化ケイ素
粉体が均一に混合した多成分系の形態でも良い。上記微
粒子酸化チタンの粒径を制御することで、微粒子酸化チ
タン表面での光散乱を利用して、より高いくすみ抑制効
果が得られるので、上記の複合体の形態の微粒子酸化チ
タン含有の板状二酸化ケイ素粉体を用いるのが好まし
い。
【0011】上記微粒子酸化チタンの平均粒径は、好ま
しくは10〜1000nm、より好ましくは10〜30
0nmである。上記平均粒径が、10nm未満である
と、微粒子酸化チタンの透明性が高くなりすぎ、皮脂に
濡れた時に白色度が増す効果が不十分であり、一方、1
000nmを超えると、板状二酸化ケイ素中に均一に分
散した複合体の形態の粉体を得られにくくなる傾向にあ
る。
しくは10〜1000nm、より好ましくは10〜30
0nmである。上記平均粒径が、10nm未満である
と、微粒子酸化チタンの透明性が高くなりすぎ、皮脂に
濡れた時に白色度が増す効果が不十分であり、一方、1
000nmを超えると、板状二酸化ケイ素中に均一に分
散した複合体の形態の粉体を得られにくくなる傾向にあ
る。
【0012】上記板状二酸化ケイ素粉体〔(A)成分〕
における微粒子酸化チタンの含有量は、好ましくは1〜
60重量%(以下、単に「%」で示す)、より好ましく
は5〜50%である。上記含有量が、1%未満である
と、くすみ抑制能力が十分ではなく、一方、60%を超
えると、皮脂に濡れる前から白色度が著しく高くなり、
くすみ抑制能力は逆に低下する傾向にある。
における微粒子酸化チタンの含有量は、好ましくは1〜
60重量%(以下、単に「%」で示す)、より好ましく
は5〜50%である。上記含有量が、1%未満である
と、くすみ抑制能力が十分ではなく、一方、60%を超
えると、皮脂に濡れる前から白色度が著しく高くなり、
くすみ抑制能力は逆に低下する傾向にある。
【0013】また、上記微粒子酸化チタン含有の板状二
酸化ケイ素粉体〔(A)成分〕中に、微粒子酸化チタン
及び板状二酸化ケイ素以外の成分を添加して、各種特性
を改善しても良いが、上記微粒子酸化チタン含有の板状
二酸化ケイ素粉体のくすみ抑制能や安定性などの点か
ら、微粒子酸化チタン及び板状二酸化ケイ素の合計量は
80%以上でなければならない。上記微粒子酸化チタン
含有の板状二酸化ケイ素粉体中に添加し得る他の成分
(20%未満)としては、酸化鉄、アルミナ、ジルコニ
ア等が挙げられる。
酸化ケイ素粉体〔(A)成分〕中に、微粒子酸化チタン
及び板状二酸化ケイ素以外の成分を添加して、各種特性
を改善しても良いが、上記微粒子酸化チタン含有の板状
二酸化ケイ素粉体のくすみ抑制能や安定性などの点か
ら、微粒子酸化チタン及び板状二酸化ケイ素の合計量は
80%以上でなければならない。上記微粒子酸化チタン
含有の板状二酸化ケイ素粉体中に添加し得る他の成分
(20%未満)としては、酸化鉄、アルミナ、ジルコニ
ア等が挙げられる。
【0014】上記板状二酸化ケイ素粉体〔(A)成分〕
の粒径は、好ましくは1〜100μm、より好ましくは
1〜30μm、最も好ましくは1〜20μmである。上
記粒径が、1μm未満であると、すべりが悪くなり肌上
での延展性が悪化してしまい本発明の目的とする粉体化
粧料を得ることができず、一方、100μmを超える
と、肌へのザラザラとした違和感を生じ、粉体化粧料と
して好ましくない。
の粒径は、好ましくは1〜100μm、より好ましくは
1〜30μm、最も好ましくは1〜20μmである。上
記粒径が、1μm未満であると、すべりが悪くなり肌上
での延展性が悪化してしまい本発明の目的とする粉体化
粧料を得ることができず、一方、100μmを超える
と、肌へのザラザラとした違和感を生じ、粉体化粧料と
して好ましくない。
【0015】上記板状二酸化ケイ素粉体〔(A)成分〕
の粒子の厚みは、好ましくは0.03〜3μm、より好
ましくは0.05〜2μm、最も好ましくは0.08〜
1μmである。上記粒子の厚みが、0.03μm未満で
あると、微粒子酸化チタンの均一な分散が困難となり、
本発明に係る上記微粒子酸化チタン含有の板状二酸化ケ
イ素粉末を得ることができず、一方、3μmを超える
と、板状という粒子形状に調製することが困難となり、
本発明に係る微粒子酸化チタン含有の板状二酸化ケイ素
粉末を得ることができない。
の粒子の厚みは、好ましくは0.03〜3μm、より好
ましくは0.05〜2μm、最も好ましくは0.08〜
1μmである。上記粒子の厚みが、0.03μm未満で
あると、微粒子酸化チタンの均一な分散が困難となり、
本発明に係る上記微粒子酸化チタン含有の板状二酸化ケ
イ素粉末を得ることができず、一方、3μmを超える
と、板状という粒子形状に調製することが困難となり、
本発明に係る微粒子酸化チタン含有の板状二酸化ケイ素
粉末を得ることができない。
【0016】上記板状二酸化ケイ素粉体〔(A)成分〕
の含有量は、本発明の粉体化粧料全体中、好ましくは
0.1〜95%、より好ましくは0.1〜70%、最も
好ましくは1〜60%である。上記含有量が、0.1%
未満であると、くすみ抑制効果が発揮されず、一方、9
5%を超えると、粉体成分が多くなりすぎ化粧塗布膜が
粉っぽくなり粉体化粧料として好ましくない。
の含有量は、本発明の粉体化粧料全体中、好ましくは
0.1〜95%、より好ましくは0.1〜70%、最も
好ましくは1〜60%である。上記含有量が、0.1%
未満であると、くすみ抑制効果が発揮されず、一方、9
5%を超えると、粉体成分が多くなりすぎ化粧塗布膜が
粉っぽくなり粉体化粧料として好ましくない。
【0017】本発明に用いられる(B)成分である球状
粉体としては、ポリエステル、ポリエチレン、ポリスチ
レン、ポリメタクリル酸メチル、セルロース、12ナイ
ロン、6ナイロン、スチレン・アクリル酸の共重合体、
ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、テフロン、ポリメチ
ルシルセスキオキサン等の球状の樹脂粉末、又は球状シ
リカ、球状酸化亜鉛、球状酸化チタン、球状アルミナ等
の球状の無機粉体が挙げられる。
粉体としては、ポリエステル、ポリエチレン、ポリスチ
レン、ポリメタクリル酸メチル、セルロース、12ナイ
ロン、6ナイロン、スチレン・アクリル酸の共重合体、
ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、テフロン、ポリメチ
ルシルセスキオキサン等の球状の樹脂粉末、又は球状シ
リカ、球状酸化亜鉛、球状酸化チタン、球状アルミナ等
の球状の無機粉体が挙げられる。
【0018】上記球状粉体〔(B)成分〕の平均粒径
は、好ましくは1〜50μm、より好ましくは2〜30
μmである。上記粒径が、1μm未満であると、のびが
悪くなってしまい、一方、50μmを超えると、密着性
が悪くなってしまうので好ましくない。
は、好ましくは1〜50μm、より好ましくは2〜30
μmである。上記粒径が、1μm未満であると、のびが
悪くなってしまい、一方、50μmを超えると、密着性
が悪くなってしまうので好ましくない。
【0019】また、本発明においては、上記球状粉体
〔(B)成分〕の一部又は全部が、微粒子金属酸化物に
よって被覆された球状複合粉体を用いることもできる。
上記微粒子金属酸化物としては、微粒子酸化チタン、微
粒子酸化亜鉛及び微粒子ジルコニアからなる群から選ば
れた1種又は2種以上が好ましく挙げられる。上記の微
粒子金属酸化物によって被覆された球状複合粉体におけ
る微粒子金属酸化物の被覆量は、上記球状粉体に対し
て、好ましくは60%未満、より好ましくは50%未満
である。上記被覆量が、60%以上であると、微粒子金
属酸化物が均一に被覆できなくなるとともに感触の低下
を起こすので好ましくない。
〔(B)成分〕の一部又は全部が、微粒子金属酸化物に
よって被覆された球状複合粉体を用いることもできる。
上記微粒子金属酸化物としては、微粒子酸化チタン、微
粒子酸化亜鉛及び微粒子ジルコニアからなる群から選ば
れた1種又は2種以上が好ましく挙げられる。上記の微
粒子金属酸化物によって被覆された球状複合粉体におけ
る微粒子金属酸化物の被覆量は、上記球状粉体に対し
て、好ましくは60%未満、より好ましくは50%未満
である。上記被覆量が、60%以上であると、微粒子金
属酸化物が均一に被覆できなくなるとともに感触の低下
を起こすので好ましくない。
【0020】上記球状粉体〔(B)成分〕の含有量は、
本発明の粉体化粧料全体中、好ましくは0.1〜70
%、より好ましくは0.1〜60%、最も好ましくは
0.3〜50%である。上記含有量が、0.1%未満で
あると、すべりが悪く肌上での延展性が低下するため、
均一な化粧をしにくくなり使用感が低下するとともに、
くすみ抑制効果も発揮しにくくなる。一方、70%を超
えると、球状粉体の成分が多くなりすぎ密着性が低下し
粉っぽい仕上がりになるとともに、くすみ抑制効果も十
分に発揮しなくなるため粉体化粧料として好ましくな
い。
本発明の粉体化粧料全体中、好ましくは0.1〜70
%、より好ましくは0.1〜60%、最も好ましくは
0.3〜50%である。上記含有量が、0.1%未満で
あると、すべりが悪く肌上での延展性が低下するため、
均一な化粧をしにくくなり使用感が低下するとともに、
くすみ抑制効果も発揮しにくくなる。一方、70%を超
えると、球状粉体の成分が多くなりすぎ密着性が低下し
粉っぽい仕上がりになるとともに、くすみ抑制効果も十
分に発揮しなくなるため粉体化粧料として好ましくな
い。
【0021】本発明における上記(A)成分と上記
(B)成分との含有量の比は、重量比で(A)/(B)
が好ましくは0.1/1〜50/1、より好ましくは
0.5/1〜30/1である。上記含有量の比が、0.
1/1未満であると、球状粉体の比率が大きくなりす
ぎ、粉っぽい仕上がりとなってしまい、一方、50/1
を超えると、球状粉体の比率が少なくなりすぎるために
延展性が劣るとともにくすみ抑制効果も十分に発揮しに
くくなる。
(B)成分との含有量の比は、重量比で(A)/(B)
が好ましくは0.1/1〜50/1、より好ましくは
0.5/1〜30/1である。上記含有量の比が、0.
1/1未満であると、球状粉体の比率が大きくなりす
ぎ、粉っぽい仕上がりとなってしまい、一方、50/1
を超えると、球状粉体の比率が少なくなりすぎるために
延展性が劣るとともにくすみ抑制効果も十分に発揮しに
くくなる。
【0022】上記(A)成分である微粒子酸化チタン含
有の板状二酸化ケイ素粉体及び上記(B)成分である球
状粉体は、配合の対照となる粉体化粧料の目的に応じて
適宜疎水化処理をしても構わない。
有の板状二酸化ケイ素粉体及び上記(B)成分である球
状粉体は、配合の対照となる粉体化粧料の目的に応じて
適宜疎水化処理をしても構わない。
【0023】上記疎水化処理の方法としては、メチルハ
イドロジェンポリシロキサン、高粘度シリコーンオイ
ル、シリコーン樹脂等のシリコーン化合物による処理、
アニオン活性剤、カチオン活性剤等の界面活性剤による
処理、ナイロン、ポリメチルメタクリレート、ポリエチ
レン、テフロン、ポリアミノ酸等の高分子化合物による
処理、パーフルオロ基含有化合物、レシチン、コラーゲ
ン、金属石鹸、親油性ワックス、多価アルコール部分エ
ステル又は完全エステル等による処理等の方法が挙げら
れる。但し、一般に粉末の疎水化処理に適用できる方法
であれば良く、これらの方法に限定されるものではな
い。
イドロジェンポリシロキサン、高粘度シリコーンオイ
ル、シリコーン樹脂等のシリコーン化合物による処理、
アニオン活性剤、カチオン活性剤等の界面活性剤による
処理、ナイロン、ポリメチルメタクリレート、ポリエチ
レン、テフロン、ポリアミノ酸等の高分子化合物による
処理、パーフルオロ基含有化合物、レシチン、コラーゲ
ン、金属石鹸、親油性ワックス、多価アルコール部分エ
ステル又は完全エステル等による処理等の方法が挙げら
れる。但し、一般に粉末の疎水化処理に適用できる方法
であれば良く、これらの方法に限定されるものではな
い。
【0024】本発明の粉体化粧料には、前記(A)成分
である微粒子酸化チタン含有の板状二酸化ケイ素粉体及
び前記(B)成分である球状粉体の他に、通常化粧料に
用いられる他の成分を必要に応じて適宜配合することが
できる。上記他の成分としては、例えば、タルク、カオ
リン、セリサイト、白雲母、金雲母、紅雲母、黒雲母、
リチア雲母、合成フッ素金雲母、バーミキュライト、炭
酸マグネシウム、炭酸カルシウム、珪ソウ土、ケイ酸マ
グネシウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム、
ケイ酸バリウム、硫酸バリウム、ケイ酸ストロンチウ
ム、タングステン酸金属塩、シリカ、ヒドロキシアバタ
イト、ゼオライト、窒化ホウ素、セラミックスパウダー
等の無機粉末、ナイロンパウダー、ポリエチレンパウダ
ー、ポリスチレンパウダー、ベンゾグアナミンパウダ
ー、ポリ四弗化エチレンパウダー、ジスチレンベンゼン
ポリマーパウダー、エポキシパウダー、アクリルパウダ
ー、微結晶性セルロース等の有機粉体、酸化チタン、酸
化亜鉛等の無機白色顔料、酸化鉄(ベンガラ)、チタン
酸鉄等の無機赤色系顔料、γ酸化鉄等の無機褐色系顔
料、黄酸鉄、黄土等の無機黄色系顔料、黒酸化鉄、カー
ボンブラック等の無機黒色系顔料、マンゴバイオレッ
ト、コバルトバイオレット等の無機紫色系顔料、酸化ク
ロム、水酸化クロム、チタン酸コバルト等の無機緑色系
顔料、群青、紺青等の無機青色系顔料、酸化チタン被覆
雲母、酸化チタン被覆オキシ塩化ビスマス、オキシ塩化
ビスマス、酸化チタン被覆タルク、魚鯖箔、着色酸化チ
タン被覆雲母等のパール顔料、アルミニウムパウダー、
カッパーパウダー等の金属粉末顔料、赤色201号、赤
色202号、赤色204号、赤色205号、赤色220
号、赤色226号、赤色228号、赤色405号、橙色
203号、橙色204号、黄色205号、黄色401号
及び青色404号等の有機顔料、赤色3号、赤色104
号、赤色106号、赤色227号、赤色230号、赤色
401号、赤色505号、橙色205号、黄色4号、黄
色5号、黄色202号、黄色203号、緑色3号及び青
色1号のジルコニウム、バリウム又はアルミニウムレー
キ等の有機顔料、クロロフィル、β−カロチン等の天然
色素、スクワラン、流動パラフィン、ワセリン、マイク
ロクリスタリンワックス、オゾケライト、セレシン、ミ
リスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン
酸、イソステアリン酸、セチルアルコール酸、ヘキサデ
シルアルコール、オレイルアルコール、2−エチルヘキ
サン酸セチル、パルミチン酸−2−エチルヘキシル、ミ
リスチン酸−2−オクチルドデシル、ジ−2−エチルヘ
キサン酸ネオペンチルグリコール、トリ−2−エチルヘ
キサン酸グリセロール、オレイン酸−2−オクチルドデ
シル、ミリスチン酸イソプロピル、トリイソステアリン
酸グリセロール、トリヤシ油脂肪酸グリセロール、トリ
−2−エチルヘキサン酸グリセロール、オレイン酸−2
−オクチルドデシル、ミリスチン酸イソプロピル、トリ
イソステアリン酸グリセロール、トリヤシ油脂肪酸グリ
セロール、オリーブ油、アボガド油、ミツロウ、ミリス
チン酸ミリスチル、ミンク油、ラノリン等の各種炭化水
素、シリコーン油、パーフルオロポリエーテル、高級脂
肪酸、油脂類、エステル類、高級アルコール、ロウ類等
の油性成分、アルキッド樹脂、尿素樹脂等の樹脂、カン
ファ、クエン酸アセトルトリブチル等の可塑剤、紫外線
吸収剤、酸化防止剤、防腐剤、界面活性剤、保湿剤、香
料、増粘剤等が挙げられる。
である微粒子酸化チタン含有の板状二酸化ケイ素粉体及
び前記(B)成分である球状粉体の他に、通常化粧料に
用いられる他の成分を必要に応じて適宜配合することが
できる。上記他の成分としては、例えば、タルク、カオ
リン、セリサイト、白雲母、金雲母、紅雲母、黒雲母、
リチア雲母、合成フッ素金雲母、バーミキュライト、炭
酸マグネシウム、炭酸カルシウム、珪ソウ土、ケイ酸マ
グネシウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム、
ケイ酸バリウム、硫酸バリウム、ケイ酸ストロンチウ
ム、タングステン酸金属塩、シリカ、ヒドロキシアバタ
イト、ゼオライト、窒化ホウ素、セラミックスパウダー
等の無機粉末、ナイロンパウダー、ポリエチレンパウダ
ー、ポリスチレンパウダー、ベンゾグアナミンパウダ
ー、ポリ四弗化エチレンパウダー、ジスチレンベンゼン
ポリマーパウダー、エポキシパウダー、アクリルパウダ
ー、微結晶性セルロース等の有機粉体、酸化チタン、酸
化亜鉛等の無機白色顔料、酸化鉄(ベンガラ)、チタン
酸鉄等の無機赤色系顔料、γ酸化鉄等の無機褐色系顔
料、黄酸鉄、黄土等の無機黄色系顔料、黒酸化鉄、カー
ボンブラック等の無機黒色系顔料、マンゴバイオレッ
ト、コバルトバイオレット等の無機紫色系顔料、酸化ク
ロム、水酸化クロム、チタン酸コバルト等の無機緑色系
顔料、群青、紺青等の無機青色系顔料、酸化チタン被覆
雲母、酸化チタン被覆オキシ塩化ビスマス、オキシ塩化
ビスマス、酸化チタン被覆タルク、魚鯖箔、着色酸化チ
タン被覆雲母等のパール顔料、アルミニウムパウダー、
カッパーパウダー等の金属粉末顔料、赤色201号、赤
色202号、赤色204号、赤色205号、赤色220
号、赤色226号、赤色228号、赤色405号、橙色
203号、橙色204号、黄色205号、黄色401号
及び青色404号等の有機顔料、赤色3号、赤色104
号、赤色106号、赤色227号、赤色230号、赤色
401号、赤色505号、橙色205号、黄色4号、黄
色5号、黄色202号、黄色203号、緑色3号及び青
色1号のジルコニウム、バリウム又はアルミニウムレー
キ等の有機顔料、クロロフィル、β−カロチン等の天然
色素、スクワラン、流動パラフィン、ワセリン、マイク
ロクリスタリンワックス、オゾケライト、セレシン、ミ
リスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン
酸、イソステアリン酸、セチルアルコール酸、ヘキサデ
シルアルコール、オレイルアルコール、2−エチルヘキ
サン酸セチル、パルミチン酸−2−エチルヘキシル、ミ
リスチン酸−2−オクチルドデシル、ジ−2−エチルヘ
キサン酸ネオペンチルグリコール、トリ−2−エチルヘ
キサン酸グリセロール、オレイン酸−2−オクチルドデ
シル、ミリスチン酸イソプロピル、トリイソステアリン
酸グリセロール、トリヤシ油脂肪酸グリセロール、トリ
−2−エチルヘキサン酸グリセロール、オレイン酸−2
−オクチルドデシル、ミリスチン酸イソプロピル、トリ
イソステアリン酸グリセロール、トリヤシ油脂肪酸グリ
セロール、オリーブ油、アボガド油、ミツロウ、ミリス
チン酸ミリスチル、ミンク油、ラノリン等の各種炭化水
素、シリコーン油、パーフルオロポリエーテル、高級脂
肪酸、油脂類、エステル類、高級アルコール、ロウ類等
の油性成分、アルキッド樹脂、尿素樹脂等の樹脂、カン
ファ、クエン酸アセトルトリブチル等の可塑剤、紫外線
吸収剤、酸化防止剤、防腐剤、界面活性剤、保湿剤、香
料、増粘剤等が挙げられる。
【0025】本発明の粉体化粧料は、常法により種々の
形態で使用され、その形態には特に制限されないが、パ
ウダーファンデーション、両用パウダーファンデーショ
ン、油性ファンデーション、パウダーアイシャドー、乳
化型ファンデーション、頬紅、白粉、フェースパウダー
等のメイキャップ化粧料、化粧下地クリーム、サンスク
リーン乳液等として使用される。
形態で使用され、その形態には特に制限されないが、パ
ウダーファンデーション、両用パウダーファンデーショ
ン、油性ファンデーション、パウダーアイシャドー、乳
化型ファンデーション、頬紅、白粉、フェースパウダー
等のメイキャップ化粧料、化粧下地クリーム、サンスク
リーン乳液等として使用される。
【0026】
【実施例】以下、実施例及び比較例により、本発明の粉
体化粧料を更に詳細に説明する。しかしながら、本発明
はこれらの実施例に限定されるものではない。
体化粧料を更に詳細に説明する。しかしながら、本発明
はこれらの実施例に限定されるものではない。
【0027】まず、本発明の粉体化粧料(実施例1〜1
8、20及び21)に用いられる微粒子酸化チタン含有
の板状二酸化ケイ素粉体〔(A)成分〕の製造例(製造
例1〜8)を示すが、上記板状二酸化ケイ素粉体の製造
方法は、これらに限定されるものではない。なお、本発
明に係る上記(A)成分である微粒子酸化チタン含有の
板状二酸化ケイ素粉体としては、日本板硝子株式会社製
のTSGフレーク30〔微粒子酸化チタン(平均粒径4
4nm)30%含有の板状二酸化ケイ素粉体、平均厚み
=0.5μm、平均粒径=10μm〕が市販されてお
り、該市販品を使用してもよく、また、熱分解法等の常
法いずれでも製造可能で、これにより製造したものを使
用してもよい。
8、20及び21)に用いられる微粒子酸化チタン含有
の板状二酸化ケイ素粉体〔(A)成分〕の製造例(製造
例1〜8)を示すが、上記板状二酸化ケイ素粉体の製造
方法は、これらに限定されるものではない。なお、本発
明に係る上記(A)成分である微粒子酸化チタン含有の
板状二酸化ケイ素粉体としては、日本板硝子株式会社製
のTSGフレーク30〔微粒子酸化チタン(平均粒径4
4nm)30%含有の板状二酸化ケイ素粉体、平均厚み
=0.5μm、平均粒径=10μm〕が市販されてお
り、該市販品を使用してもよく、また、熱分解法等の常
法いずれでも製造可能で、これにより製造したものを使
用してもよい。
【0028】製造例1〔微粒子酸化チタン5%含有の板
状二酸化ケイ素粉体〕 テトラブトキシシラン〔(C4 H9 O)4 Si〕510
重量部(以下、「部」と略す)にブタノール1200部
を混合し、これに、更に微粒子酸化チタン(平均粒径3
5nm)を5部混合し、十分に攪拌する。この溶液を、
表面を研磨して平滑にした、厚さ1mmのステンレス板の
上に塗布した後、100℃で1時間乾燥し、更に900
℃で10時間加熱処理して薄膜を得る。この薄膜を常温
まで放冷し、粉砕し、分級して目的の粉体を得た。得ら
れた粉体は、微粒子酸化チタンを5%含有しており、厚
みが0.18μmであり、平均粒径が7.2μmである
板状二酸化ケイ素粉体であった。
状二酸化ケイ素粉体〕 テトラブトキシシラン〔(C4 H9 O)4 Si〕510
重量部(以下、「部」と略す)にブタノール1200部
を混合し、これに、更に微粒子酸化チタン(平均粒径3
5nm)を5部混合し、十分に攪拌する。この溶液を、
表面を研磨して平滑にした、厚さ1mmのステンレス板の
上に塗布した後、100℃で1時間乾燥し、更に900
℃で10時間加熱処理して薄膜を得る。この薄膜を常温
まで放冷し、粉砕し、分級して目的の粉体を得た。得ら
れた粉体は、微粒子酸化チタンを5%含有しており、厚
みが0.18μmであり、平均粒径が7.2μmである
板状二酸化ケイ素粉体であった。
【0029】製造例2〔微粒子酸化チタン10%含有の
板状二酸化ケイ素粉体〕 テトラメトキシシラン〔(CH3 O)4 Si〕228部
にエタノール500部及び0.1規定硝酸220部を混
合し、これに、更に微粒子酸化チタン(平均粒径35n
m)を10部混合し、攪拌しながら40℃で20時間反
応させた。この溶液に、表面を研磨して平滑にした、厚
さ1mmのステンレス板を浸漬し、毎分40cmの一定速度
で引き上げて、製膜した。この製膜を大気中で5分間乾
燥し、更に100℃で2分間乾燥した。この乾燥行程に
より、ステンレス板に塗布された膜は、完全に剥離し、
フレーク状のゲルとなった。このフレーク状ゲルを毎分
100℃の昇温速度で1000℃まで加熱し、更に10
00℃で2時間加熱処理した。処理後、このフレーク状
ゲルを常温まで放冷し、粉砕し、分級して目的の粉体を
得た。得られた粉体は、微粒子酸化チタンを10%含有
しており、厚みが0.6μmであり、平均粒径が4.5
μmである板状二酸化ケイ素粉体であった。
板状二酸化ケイ素粉体〕 テトラメトキシシラン〔(CH3 O)4 Si〕228部
にエタノール500部及び0.1規定硝酸220部を混
合し、これに、更に微粒子酸化チタン(平均粒径35n
m)を10部混合し、攪拌しながら40℃で20時間反
応させた。この溶液に、表面を研磨して平滑にした、厚
さ1mmのステンレス板を浸漬し、毎分40cmの一定速度
で引き上げて、製膜した。この製膜を大気中で5分間乾
燥し、更に100℃で2分間乾燥した。この乾燥行程に
より、ステンレス板に塗布された膜は、完全に剥離し、
フレーク状のゲルとなった。このフレーク状ゲルを毎分
100℃の昇温速度で1000℃まで加熱し、更に10
00℃で2時間加熱処理した。処理後、このフレーク状
ゲルを常温まで放冷し、粉砕し、分級して目的の粉体を
得た。得られた粉体は、微粒子酸化チタンを10%含有
しており、厚みが0.6μmであり、平均粒径が4.5
μmである板状二酸化ケイ素粉体であった。
【0030】製造例3〔微粒子酸化チタン20%含有の
板状二酸化ケイ素粉体〕 テトラメトキシシラン〔(CH3 O)4 Si〕200部
にエタノール400部及び0.1規定硝酸200部を混
合し、これに、更に微粒子酸化チタン(平均粒径35n
m)を20部混合し、攪拌しながら40℃で20時間反
応させた。この溶液に、表面を研磨して平滑にした、厚
さ1mmのステンレス板を浸漬し、毎分40cmの一定速度
で引き上げて、製膜した。この製膜を大気中で5分間乾
燥し、更に100℃で2分間乾燥した。この乾燥行程に
より、ステンレス板に塗布された膜は、完全に剥離し、
フレーク状のゲルとなった。このフレーク状ゲルを毎分
100℃の昇温速度で1000℃まで加熱し、更に10
00℃で2時間加熱処理した。処理後、このフレーク状
ゲルを常温まで放冷し、粉砕し、分級して目的の粉体を
得た。得られた粉体は、微粒子酸化チタンを20%含有
しており、厚みが0.5μmであり、平均粒径が4.7
μmである板状二酸化ケイ素粉体であった。
板状二酸化ケイ素粉体〕 テトラメトキシシラン〔(CH3 O)4 Si〕200部
にエタノール400部及び0.1規定硝酸200部を混
合し、これに、更に微粒子酸化チタン(平均粒径35n
m)を20部混合し、攪拌しながら40℃で20時間反
応させた。この溶液に、表面を研磨して平滑にした、厚
さ1mmのステンレス板を浸漬し、毎分40cmの一定速度
で引き上げて、製膜した。この製膜を大気中で5分間乾
燥し、更に100℃で2分間乾燥した。この乾燥行程に
より、ステンレス板に塗布された膜は、完全に剥離し、
フレーク状のゲルとなった。このフレーク状ゲルを毎分
100℃の昇温速度で1000℃まで加熱し、更に10
00℃で2時間加熱処理した。処理後、このフレーク状
ゲルを常温まで放冷し、粉砕し、分級して目的の粉体を
得た。得られた粉体は、微粒子酸化チタンを20%含有
しており、厚みが0.5μmであり、平均粒径が4.7
μmである板状二酸化ケイ素粉体であった。
【0031】製造例4〔微粒子酸化チタン40%含有の
板状二酸化ケイ素粉体〕 テトラブトキシシラン〔(C4 H9 O)4 Si〕320
部にブタノール700部を混合し、これに、更に微粒子
酸化チタン(平均粒径21nm)を40部混合し、十分
に攪拌する。この溶液を、表面を研磨して平滑にした、
厚さ1mmのステンレス板の上に塗布した後、100℃で
1時間乾燥し、更に900℃で10時間加熱処理して薄
膜を得る。この薄膜を常温まで放冷し、粉砕し、分級し
て目的の粉体を得た。得られた粉体は、微粒子酸化チタ
ンを40%含有しており、厚みが0.15μmであり、
平均粒径が4.7μmである板状二酸化ケイ素粉体であ
った。
板状二酸化ケイ素粉体〕 テトラブトキシシラン〔(C4 H9 O)4 Si〕320
部にブタノール700部を混合し、これに、更に微粒子
酸化チタン(平均粒径21nm)を40部混合し、十分
に攪拌する。この溶液を、表面を研磨して平滑にした、
厚さ1mmのステンレス板の上に塗布した後、100℃で
1時間乾燥し、更に900℃で10時間加熱処理して薄
膜を得る。この薄膜を常温まで放冷し、粉砕し、分級し
て目的の粉体を得た。得られた粉体は、微粒子酸化チタ
ンを40%含有しており、厚みが0.15μmであり、
平均粒径が4.7μmである板状二酸化ケイ素粉体であ
った。
【0032】製造例5〔微粒子酸化チタン50%含有の
板状二酸化ケイ素粉体〕 テトラブトキシシラン〔(C4 H9 O)4 Si〕266
部にブタノール550部を混合し、これに、更に微粒子
酸化チタン(平均粒径35nm)を50部混合し、十分
に攪拌する。この溶液を、表面を研磨して平滑にした、
厚さ1mmのステンレス板の上に塗布した後、100℃で
1時間乾燥し、更に900℃で10時間加熱処理して薄
膜を得る。この薄膜を常温まで放冷し、粉砕し、分級し
て目的の粉体を得た。得られた粉体は、微粒子酸化チタ
ンを50%含有しており、厚みが0.2μmであり、平
均粒径が6.6μmである板状二酸化ケイ素粉体であっ
た。
板状二酸化ケイ素粉体〕 テトラブトキシシラン〔(C4 H9 O)4 Si〕266
部にブタノール550部を混合し、これに、更に微粒子
酸化チタン(平均粒径35nm)を50部混合し、十分
に攪拌する。この溶液を、表面を研磨して平滑にした、
厚さ1mmのステンレス板の上に塗布した後、100℃で
1時間乾燥し、更に900℃で10時間加熱処理して薄
膜を得る。この薄膜を常温まで放冷し、粉砕し、分級し
て目的の粉体を得た。得られた粉体は、微粒子酸化チタ
ンを50%含有しており、厚みが0.2μmであり、平
均粒径が6.6μmである板状二酸化ケイ素粉体であっ
た。
【0033】製造例6〔微粒子酸化チタン30%及びベ
ンガラ5%含有の板状二酸化ケイ素粉体〕 テトラメトキシシラン〔(CH3 O)4 Si〕165部
にエタノール330部及び0.1規定硝酸160部を混
合し、これに、更に微粒子酸化チタン(平均粒径50n
m)を30部混合し、次いでベンガラ5部を混合し、攪
拌しながら40℃で20時間反応させた。この溶液に、
表面を研磨して平滑にした、厚さ1mmのステンレス板を
浸漬し、毎分20cmの一定速度で引き上げて、製膜し
た。この製膜を大気中で5分間乾燥し、更に100℃で
2分間乾燥した。この乾燥行程により、ステンレス板に
塗布された膜は、完全に剥離し、フレーク状のゲルとな
った。このフレーク状ゲルを毎分100℃の昇温速度で
1000℃まで加熱し、更に1000℃で2時間加熱処
理した。処理後、このフレーク状ゲルを常温まで放冷
し、粉砕し、分級して目的の粉体を得た。得られた粉体
は、微粒子酸化チタンを30%含有し、ベンガラを5%
含有しており、厚みが0.9μm、平均粒径が10.5
μmである板状二酸化ケイ素粉体であった。
ンガラ5%含有の板状二酸化ケイ素粉体〕 テトラメトキシシラン〔(CH3 O)4 Si〕165部
にエタノール330部及び0.1規定硝酸160部を混
合し、これに、更に微粒子酸化チタン(平均粒径50n
m)を30部混合し、次いでベンガラ5部を混合し、攪
拌しながら40℃で20時間反応させた。この溶液に、
表面を研磨して平滑にした、厚さ1mmのステンレス板を
浸漬し、毎分20cmの一定速度で引き上げて、製膜し
た。この製膜を大気中で5分間乾燥し、更に100℃で
2分間乾燥した。この乾燥行程により、ステンレス板に
塗布された膜は、完全に剥離し、フレーク状のゲルとな
った。このフレーク状ゲルを毎分100℃の昇温速度で
1000℃まで加熱し、更に1000℃で2時間加熱処
理した。処理後、このフレーク状ゲルを常温まで放冷
し、粉砕し、分級して目的の粉体を得た。得られた粉体
は、微粒子酸化チタンを30%含有し、ベンガラを5%
含有しており、厚みが0.9μm、平均粒径が10.5
μmである板状二酸化ケイ素粉体であった。
【0034】製造例7〔微粒子酸化チタン30%及びジ
ルコニア5%含有の板状二酸化ケイ素粉体〕 テトラメトキシシラン〔(CH3 O)4 Si〕165部
にエタノール330部及び0.1規定硝酸160部を混
合し、これに、更に微粒子酸化チタン(平均粒径50n
m)を30部混合し、次いでジルコニア5部を混合し、
攪拌しながら40℃で20時間反応させた。この溶液
に、表面を研磨して平滑にした、厚さ1mmのステンレス
板を浸漬し、毎分30cmの一定速度で引き上げて、製膜
した。この製膜を大気中で5分間乾燥し、更に100℃
で2分間乾燥した。この乾燥行程により、ステンレス板
に塗布された膜は、完全に剥離し、フレーク状のゲルと
なった。このフレーク状ゲルを毎分100℃の昇温速度
で1000℃まで加熱し、更に1000℃で2時間加熱
処理した。処理後、このフレーク状ゲルを常温まで放冷
し、粉砕し、分級して目的の粉体を得た。得られた粉体
は、微粒子酸化チタンを30%含有し、ジルコニアを5
%含有しており、厚みが0.7μm、平均粒径が11.
1μmである板状二酸化ケイ素粉体であった。
ルコニア5%含有の板状二酸化ケイ素粉体〕 テトラメトキシシラン〔(CH3 O)4 Si〕165部
にエタノール330部及び0.1規定硝酸160部を混
合し、これに、更に微粒子酸化チタン(平均粒径50n
m)を30部混合し、次いでジルコニア5部を混合し、
攪拌しながら40℃で20時間反応させた。この溶液
に、表面を研磨して平滑にした、厚さ1mmのステンレス
板を浸漬し、毎分30cmの一定速度で引き上げて、製膜
した。この製膜を大気中で5分間乾燥し、更に100℃
で2分間乾燥した。この乾燥行程により、ステンレス板
に塗布された膜は、完全に剥離し、フレーク状のゲルと
なった。このフレーク状ゲルを毎分100℃の昇温速度
で1000℃まで加熱し、更に1000℃で2時間加熱
処理した。処理後、このフレーク状ゲルを常温まで放冷
し、粉砕し、分級して目的の粉体を得た。得られた粉体
は、微粒子酸化チタンを30%含有し、ジルコニアを5
%含有しており、厚みが0.7μm、平均粒径が11.
1μmである板状二酸化ケイ素粉体であった。
【0035】製造例8〔微粒子酸化チタン30%及びア
ルミナ5%含有の板状二酸化ケイ素粉体〕 テトラメトキシシラン〔(CH3 O)4 Si〕165部
にエタノール330部及び0.1規定硝酸160部を混
合し、これに、更に微粒子酸化チタン(平均粒径50n
m)を30部混合し、次いでアルミナ5部を混合し、攪
拌しながら40℃で20時間反応させた。この溶液に、
表面を研磨して平滑にした、厚さ1mmのステンレス板を
浸漬し、毎分30cmの一定速度で引き上げて、製膜し
た。この製膜を大気中で5分間乾燥し、更に100℃で
2分間乾燥した。この乾燥行程により、ステンレス板に
塗布された膜は、完全に剥離し、フレーク状のゲルとな
った。このフレーク状ゲルを毎分100℃の昇温速度で
1000℃まで加熱し、更に1000℃で2時間加熱処
理した。処理後、このフレーク状ゲルを常温まで放冷
し、粉砕し、分級して目的の粉体を得た。得られた粉体
は、微粒子酸化チタンを30%含有し、アルミナを5%
含有しており、厚みが0.8μm、平均粒径が12.8
μmである板状二酸化ケイ素粉体であった。
ルミナ5%含有の板状二酸化ケイ素粉体〕 テトラメトキシシラン〔(CH3 O)4 Si〕165部
にエタノール330部及び0.1規定硝酸160部を混
合し、これに、更に微粒子酸化チタン(平均粒径50n
m)を30部混合し、次いでアルミナ5部を混合し、攪
拌しながら40℃で20時間反応させた。この溶液に、
表面を研磨して平滑にした、厚さ1mmのステンレス板を
浸漬し、毎分30cmの一定速度で引き上げて、製膜し
た。この製膜を大気中で5分間乾燥し、更に100℃で
2分間乾燥した。この乾燥行程により、ステンレス板に
塗布された膜は、完全に剥離し、フレーク状のゲルとな
った。このフレーク状ゲルを毎分100℃の昇温速度で
1000℃まで加熱し、更に1000℃で2時間加熱処
理した。処理後、このフレーク状ゲルを常温まで放冷
し、粉砕し、分級して目的の粉体を得た。得られた粉体
は、微粒子酸化チタンを30%含有し、アルミナを5%
含有しており、厚みが0.8μm、平均粒径が12.8
μmである板状二酸化ケイ素粉体であった。
【0036】また、本発明の粉体化粧料に用いられる
(B)成分である球状粉体としては、東レ株式会社製の
SP−500(平均粒径5μmの球状ナイロン粉末)、
松本油脂株式会社製のマイクロスフェアーM(平均粒径
5μmの球状ポリメチルメタクリレート(PMMA)粉
末)、綜研化学株式会社製のSGP−15CS(平均粒
径15μmの球状ポリスチレン粉末)、東芝シリコーン
株式会社製のトスパール120(平均粒径2μmの球状
ポリメチルシルセスキオキサン粉末)、東芝シリコーン
株式会社製のトスパール145(平均粒径5μmの球状
ポリメチルシルセスキオキサン粉末)、新日鐡化学株式
会社製のエスクォーツM−15(平均粒径15μmの球
状シリカ粉末)等が市販されており、該市販品を使用し
てもよく、また、乳化重合法やゾル・ゲル法等の常法い
ずれでも製造可能で、これにより製造したものを使用し
てもよい。
(B)成分である球状粉体としては、東レ株式会社製の
SP−500(平均粒径5μmの球状ナイロン粉末)、
松本油脂株式会社製のマイクロスフェアーM(平均粒径
5μmの球状ポリメチルメタクリレート(PMMA)粉
末)、綜研化学株式会社製のSGP−15CS(平均粒
径15μmの球状ポリスチレン粉末)、東芝シリコーン
株式会社製のトスパール120(平均粒径2μmの球状
ポリメチルシルセスキオキサン粉末)、東芝シリコーン
株式会社製のトスパール145(平均粒径5μmの球状
ポリメチルシルセスキオキサン粉末)、新日鐡化学株式
会社製のエスクォーツM−15(平均粒径15μmの球
状シリカ粉末)等が市販されており、該市販品を使用し
てもよく、また、乳化重合法やゾル・ゲル法等の常法い
ずれでも製造可能で、これにより製造したものを使用し
てもよい。
【0037】更に、本発明の粉体化粧料(実施例13)
に用いられる球状粉体〔(B)成分〕の表面を微粒子金
属酸化物で被覆した球状複合粉体の製造例(製造例9)
も示すが、微粒子金属酸化物被覆球状複合粉体の製造例
は、これに限定されるものではない。なお、上記微粒子
金属酸化物被覆球状複合粉体としては、東レ株式会社製
のZP−550(微粒子酸化ジルコニウム被覆球状ナイ
ロン複合粉末:平均粒径5μm)や東レ株式会社製のZ
S−5000IT(微粒子酸化ジルコニウム被覆球状シ
リカ複合粉末:平均粒径5μm)等が市販されており、
該市販品を使用してもよく、メカノケミカル法等の常法
いずれでも製造可能で、これにより製造したものを使用
してもよい。
に用いられる球状粉体〔(B)成分〕の表面を微粒子金
属酸化物で被覆した球状複合粉体の製造例(製造例9)
も示すが、微粒子金属酸化物被覆球状複合粉体の製造例
は、これに限定されるものではない。なお、上記微粒子
金属酸化物被覆球状複合粉体としては、東レ株式会社製
のZP−550(微粒子酸化ジルコニウム被覆球状ナイ
ロン複合粉末:平均粒径5μm)や東レ株式会社製のZ
S−5000IT(微粒子酸化ジルコニウム被覆球状シ
リカ複合粉末:平均粒径5μm)等が市販されており、
該市販品を使用してもよく、メカノケミカル法等の常法
いずれでも製造可能で、これにより製造したものを使用
してもよい。
【0038】製造例9〔30%微粒子酸化チタン被覆し
た球状ナイロン粉末〕 微粒子酸化チタン(平均粒径50nm)6部と球状ナイ
ロン粉末(SP−500、東レ株式会社製)20部をあ
らかじめ粗混合しておき、この混合物を高速気流中衝撃
法にてメカノケミカル処理して、30%微粒子酸化チタ
ン被覆した球状ナイロン粉末を得た。なお、ここで用い
る上記高速気流中衝撃法の装置は、株式会社奈良機械の
ハイブリダイゼーションシステムであり、上記メカノケ
ミカル処理の処理条件は、10000rpmで3分間混
合することである。
た球状ナイロン粉末〕 微粒子酸化チタン(平均粒径50nm)6部と球状ナイ
ロン粉末(SP−500、東レ株式会社製)20部をあ
らかじめ粗混合しておき、この混合物を高速気流中衝撃
法にてメカノケミカル処理して、30%微粒子酸化チタ
ン被覆した球状ナイロン粉末を得た。なお、ここで用い
る上記高速気流中衝撃法の装置は、株式会社奈良機械の
ハイブリダイゼーションシステムであり、上記メカノケ
ミカル処理の処理条件は、10000rpmで3分間混
合することである。
【0039】次に、実施例及び比較例を挙げて本発明の
粉体化粧料を更に詳細に説明するが、本発明はこれらの
実施例に限定されるものではない。なお、粉体化粧料の
性能評価は、下記〔表1〕に挙げた項目について、専門
パネル10名による5段階評価(平均値)で行った。ま
た、くすみ抑制効果については、塗布後6時間経過後に
評価を行った。評価結果は、下記〔表2〕の基準に従っ
て、その記号により示す。
粉体化粧料を更に詳細に説明するが、本発明はこれらの
実施例に限定されるものではない。なお、粉体化粧料の
性能評価は、下記〔表1〕に挙げた項目について、専門
パネル10名による5段階評価(平均値)で行った。ま
た、くすみ抑制効果については、塗布後6時間経過後に
評価を行った。評価結果は、下記〔表2〕の基準に従っ
て、その記号により示す。
【0040】
【表1】
【0041】
【表2】
【0042】実施例1〜17及び比較例1〜24〔パウ
ダーファンデーション〕 下記〔表3〕、〔表4〕及び〔表5〕に示す成分 (1)〜
(24)のうち、各評価サンプルに応じて必要なものをヘン
シェルミキサーで混合し、次いでこれに、成分(25)〜(3
0)を80℃にて加熱混合したものを添加して混合する。
この混合物をパルベライザーで粉砕し、中皿に一定量と
り、プレス機で加圧成型してパウダーファンデーション
を調製した。得られたパウダーファンデーションの性能
評価をそれぞれ行い、それらの結果を下記〔表6〕、
〔表7〕及び〔表8〕に示す。
ダーファンデーション〕 下記〔表3〕、〔表4〕及び〔表5〕に示す成分 (1)〜
(24)のうち、各評価サンプルに応じて必要なものをヘン
シェルミキサーで混合し、次いでこれに、成分(25)〜(3
0)を80℃にて加熱混合したものを添加して混合する。
この混合物をパルベライザーで粉砕し、中皿に一定量と
り、プレス機で加圧成型してパウダーファンデーション
を調製した。得られたパウダーファンデーションの性能
評価をそれぞれ行い、それらの結果を下記〔表6〕、
〔表7〕及び〔表8〕に示す。
【0043】
【表3】
【0044】
【表4】
【0045】
【表5】
【0046】
【表6】
【0047】
【表7】
【0048】
【表8】
【0049】上記〔表6〕、〔表7〕及び〔表8〕の結
果より次のことが明らかである。微粒子酸化チタン含有
の板状二酸化ケイ素粉体及び球状粉体を含有してなる本
発明の粉体化粧料(パウダーファンデーション;実施例
1〜17)は、高いくすみ抑制効果があり、延展性が良
く、粉っぽい仕上がりにならないものであった。一方、
比較例1〜24は、くすみ抑制効果及び延展性、粉っぽ
くない仕上がりについては同時に高いレベルで満足のい
くものではなかった。
果より次のことが明らかである。微粒子酸化チタン含有
の板状二酸化ケイ素粉体及び球状粉体を含有してなる本
発明の粉体化粧料(パウダーファンデーション;実施例
1〜17)は、高いくすみ抑制効果があり、延展性が良
く、粉っぽい仕上がりにならないものであった。一方、
比較例1〜24は、くすみ抑制効果及び延展性、粉っぽ
くない仕上がりについては同時に高いレベルで満足のい
くものではなかった。
【0050】実施例18〔両用パンダーファンデーショ
ン〕 下記成分(1)〜(8)をヘンシェルミキサーで混合
し、次いでこれに、下記成分(9)〜(13)を80℃
にて加熱混合したものを添加して混合する。これをパル
ベライザーで粉砕し、中皿に一定量とり、プレス機で加
圧成型して両用パウダーファンデーションを調製した。
本発明に係る微粒子酸化チタン含有の板状酸化ケイ素粉
体及び球状粉体を含有してなる上記両用ファンデーショ
ンは、高いくすみ抑制効果があり、延展性が良く、粉っ
ぽい仕上がりにならない両用パウダーファンデーション
であった。
ン〕 下記成分(1)〜(8)をヘンシェルミキサーで混合
し、次いでこれに、下記成分(9)〜(13)を80℃
にて加熱混合したものを添加して混合する。これをパル
ベライザーで粉砕し、中皿に一定量とり、プレス機で加
圧成型して両用パウダーファンデーションを調製した。
本発明に係る微粒子酸化チタン含有の板状酸化ケイ素粉
体及び球状粉体を含有してなる上記両用ファンデーショ
ンは、高いくすみ抑制効果があり、延展性が良く、粉っ
ぽい仕上がりにならない両用パウダーファンデーション
であった。
【0051】 (1)フッ素化合物処理(*1)微粒子酸化チタン30%+アルミナ5%含有 二酸化ケイ素粉体(製造例8) 30% (2)フッ素化合物処理(*1)球状ナイロンパウダー(SP−500 東レ (株)) 10% (3)フッ素化合物処理(*1)マイカ 残量 (4)フッ素化合物処理(*1)タルク 10% (5)フッ素化合物処理(*1)酸化チタン 8% (6)フッ素化合物処理(*1)酸化鉄(赤、黄、黒) 3% (7)フッ素化合物処理(*1)微粒子酸化亜鉛 2% (8)フッ素化合物処理(*2)微粒子酸化チタン(平均粒径35nm) 1% (9)ジメチルポリシロキサン 3% (10)パーフルオロポリエーテル(FOMBLIN HC-04 アウシモント社) 8% (11)硬化油 1% (12)メトキシ桂皮酸オクチル 1% (13)防腐剤、香料 1% ──── 合計100% (*1);パーフルオロエチルリン酸エステルにて5%被覆したもの (*2);パーフルオロエチルリン酸エステルにて7%被覆したもの
【0052】実施例19〔油性ファンデーション〕 下記成分(1)〜(8)をヘンシェルミキサーで混合す
る。これとは別に、下記成分(9)〜(14)を90℃
にて加熱溶解し、これに、予め混合しておいた成分
(1)〜(8)を加え攪拌機で分散混合する。これを3
本ローラーで混練し、練ったものを再び加熱して溶解さ
せる。脱泡後、下記成分(15)を加え、穏やかに混合
し、85℃に加熱して中皿に流し込み充填し、冷却して
油性ファンデーションを調製した。本発明に係る微粒子
酸化チタン含有の板状二酸化ケイ素粉体及び球状粉体を
含有してなる上記油性ファンデーションは、高いくすみ
抑制効果があり、延展性が良く、粉っぽい仕上がりにな
らない油性ファンデーションであった。
る。これとは別に、下記成分(9)〜(14)を90℃
にて加熱溶解し、これに、予め混合しておいた成分
(1)〜(8)を加え攪拌機で分散混合する。これを3
本ローラーで混練し、練ったものを再び加熱して溶解さ
せる。脱泡後、下記成分(15)を加え、穏やかに混合
し、85℃に加熱して中皿に流し込み充填し、冷却して
油性ファンデーションを調製した。本発明に係る微粒子
酸化チタン含有の板状二酸化ケイ素粉体及び球状粉体を
含有してなる上記油性ファンデーションは、高いくすみ
抑制効果があり、延展性が良く、粉っぽい仕上がりにな
らない油性ファンデーションであった。
【0053】 (1)シリコ−ン処理(*3)微粒子酸化チタン30%含有板状二酸化ケイ素 粉体(TSG30 日本板硝子(株)) 10% (2)球状ポリメチルメタクリレート(PMMA)粉末(MP−1000 綜 研化学(株)) 8% (3)シリコ−ン処理(*3)マイカ 残量 (4)シリコ−ン処理(*3)雲母チタン 3% (5)シリコ−ン処理(*3)酸化チタン 11% (6)シリコ−ン処理(*3)酸化鉄(赤、黄、黒) 4% (7)シリコ−ン処理(*3)微粒子酸化亜鉛 1% (8)シリコ−ン処理(*3)微粒子酸化チタン(平均粒径35nm) 1% (9)ジメチルポリシロキサン 10% (10)スクワラン 25% (11)硬化油 5% (12)キャンデリラロウ 1% (13)ジステアリン酸アルミニウム 2% (14)高純度精製ラノリン 1% (15)防腐剤、香料 1% ──── 合計100% (*3);メチルハイドロジェンポリシロキサンにて2%被覆したもの
【0054】実施例20〔パウダーアイシャドー〕 下記成分(1)〜(8)をヘンシェルミキサーで混合
し、次いでこれに、下記成分(9)〜(13)を80℃
にて加熱混合したものを添加して混合する。これをパル
ベライザーで粉砕し、中皿に一定量とり、プレス機で加
圧成型してパウダーアイシャドーを調製した。本発明に
係る微粒子酸化チタン含有の板状二酸化ケイ素粉体及び
球状粉体を含有してなる上記パウダーアイシャドーは、
高いくすみ抑制効果があり、延展性が良く、粉っぽい仕
上がりにならないパウダーアイシャドーであった。
し、次いでこれに、下記成分(9)〜(13)を80℃
にて加熱混合したものを添加して混合する。これをパル
ベライザーで粉砕し、中皿に一定量とり、プレス機で加
圧成型してパウダーアイシャドーを調製した。本発明に
係る微粒子酸化チタン含有の板状二酸化ケイ素粉体及び
球状粉体を含有してなる上記パウダーアイシャドーは、
高いくすみ抑制効果があり、延展性が良く、粉っぽい仕
上がりにならないパウダーアイシャドーであった。
【0055】 (1)レシチン処理(*4)微粒子酸化チタン30%+ベンガラ5%含有二酸 化ケイ素粉体(製造例6) 35% (2)球状シリコ−ン樹脂粉体(トスパール120 東芝シリコーン(株)) 10% (3)レシチン処理(*4)マイカ 残量 (4)レシチン処理(*4)雲母チタン 6% (5)シリコ−ン処理(*5)群青 8% (6)シリコ−ン処理(*5)紺青 10% (7)シリコ−ン処理(*5)酸化鉄(赤、黄、黒) 2% (8)シリコ−ン処理(*5)微粒子酸化チタン(平均粒径35nm) 1% (9)ジメチルポリシロキサン 6% (10)スクワラン 2% (11)硬化油 0.5% (12)ワセリン 1% (13)防腐剤、香料 1% ──── 合計100% (*4);大豆レシチンにて5%被覆したもの (*5);メチルハイドロジェンポリシロキサンにて2%被覆したもの
【0056】実施例21〔乳化型ファンデーション〕 下記成分(1)〜(5)をヘンシェルミキサーで混合す
る。これとは別に、下記成分(6)〜(9)を混合し、
これに予め混合しておいた成分(1)〜(5)を加え攪
拌機で分散混合する。これに下記成分(10)〜(1
2)の混合物を30分かけてゆっくりと攪拌しながら添
加し、さらに10分間ホモミキサーで攪拌し、脱泡して
ボトルに充填し、二層乳化型ファンデーションを調製し
た。本発明に係る微粒子酸化チタン含有の板状二酸化ケ
イ素粉体及び球状粉体を含有してなる上記乳化型ファン
デーションは、高いくすみ抑制効果があり、延展性が良
く、粉っぽい仕上がりにならない乳化型ファンデーショ
ンであった。
る。これとは別に、下記成分(6)〜(9)を混合し、
これに予め混合しておいた成分(1)〜(5)を加え攪
拌機で分散混合する。これに下記成分(10)〜(1
2)の混合物を30分かけてゆっくりと攪拌しながら添
加し、さらに10分間ホモミキサーで攪拌し、脱泡して
ボトルに充填し、二層乳化型ファンデーションを調製し
た。本発明に係る微粒子酸化チタン含有の板状二酸化ケ
イ素粉体及び球状粉体を含有してなる上記乳化型ファン
デーションは、高いくすみ抑制効果があり、延展性が良
く、粉っぽい仕上がりにならない乳化型ファンデーショ
ンであった。
【0057】 (1)シリコ−ン処理(*6)微粒子酸化チタン50%含有二酸化ケイ素粉体 (製造例5) 8% (2)シリコ−ン処理(*6)球状シリカ(エスクォーツM−15 新日鐡化 学(株)) 2% (3)シリコ−ン処理(*6)酸化チタン 3% (4)シリコ−ン処理(*6)酸化鉄(赤、黄、黒) 1.5% (5)シリコ−ン処理(*6)微粒子酸化亜鉛 3% (6)ジメチルシクロポリシロキサン 20% (7)ジメチルポリシロキサン 10% (8)メトキシ桂皮酸オクチル 2% (9)ジメチルシロキサン・メチルポリオキシエチレンシロキサン共重合体 1% (10)グリセリン 2% (11)エタノール 8% (12)水 残量 ──── 合計100% (*6);メチルハイドロジェンポリシロキサンにて2%被覆してもの
【0058】
【発明の効果】本発明の粉体化粧料は、微粒子酸化チタ
ン含有の板状二酸化ケイ素粉体及び球状粉体を含有する
ことにより、すべりが良く、肌上での延展性に優れ、ム
ラずきしないで、高いくすみ抑制効果を有するものであ
る。
ン含有の板状二酸化ケイ素粉体及び球状粉体を含有する
ことにより、すべりが良く、肌上での延展性に優れ、ム
ラずきしないで、高いくすみ抑制効果を有するものであ
る。
Claims (7)
- 【請求項1】 下記(A)及び(B)成分を含有する粉
体化粧料。 (A)微粒子酸化チタン含有の板状二酸化ケイ素粉体 (B)球状粉体 - 【請求項2】 上記(A)成分が、平均粒径10〜10
00nmの微粒子酸化チタンを含有している板状二酸化
ケイ素粉体である請求項1記載の粉体化粧料。 - 【請求項3】 上記(A)成分が、微粒子酸化チタンを
1〜60重量%含有している板状二酸化ケイ素粉体であ
る請求項1又は2記載の粉体化粧料。 - 【請求項4】 上記(B)成分が、平均粒径1〜50μ
mの球状粉体である請求項1記載の粉体化粧料。 - 【請求項5】 上記(B)成分の一部又は全部が、微粒
子金属酸化物によって被覆された球状複合粉体である請
求項1、2又は4記載の粉体化粧料。 - 【請求項6】 上記微粒子金属酸化物が、微粒子酸化チ
タン、微粒子酸化亜鉛及び微粒子ジルコニアからなる群
から選ばれた1種又は2種以上である請求項5記載の粉
体化粧料。 - 【請求項7】 上記(A)成分の含有量が粉体化粧料全
体中0.1〜95重量%であり、上記(B)成分の含有
量が粉体化粧料全体中0.1〜70重量%である請求項
1〜6の何れかに記載の粉体化粧料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18101894A JPH0840829A (ja) | 1994-08-02 | 1994-08-02 | 粉体化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18101894A JPH0840829A (ja) | 1994-08-02 | 1994-08-02 | 粉体化粧料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0840829A true JPH0840829A (ja) | 1996-02-13 |
Family
ID=16093323
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18101894A Pending JPH0840829A (ja) | 1994-08-02 | 1994-08-02 | 粉体化粧料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0840829A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09249531A (ja) * | 1996-03-19 | 1997-09-22 | Shiseido Co Ltd | 粉末固型メーキャップ化粧料 |
| JPH11302126A (ja) * | 1998-04-24 | 1999-11-02 | Kose Corp | 液状アイライナー化粧料 |
| JP2003081769A (ja) * | 2001-07-03 | 2003-03-19 | Shiseido Co Ltd | 粉末化粧料及びその製造方法 |
| WO2007123115A1 (ja) | 2006-04-17 | 2007-11-01 | Mitsubishi Pencil Company, Limited | 水系液体メイクアップ化粧料 |
| JP2021080182A (ja) * | 2019-11-14 | 2021-05-27 | 花王株式会社 | 固形粉末化粧料 |
-
1994
- 1994-08-02 JP JP18101894A patent/JPH0840829A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09249531A (ja) * | 1996-03-19 | 1997-09-22 | Shiseido Co Ltd | 粉末固型メーキャップ化粧料 |
| JPH11302126A (ja) * | 1998-04-24 | 1999-11-02 | Kose Corp | 液状アイライナー化粧料 |
| JP2003081769A (ja) * | 2001-07-03 | 2003-03-19 | Shiseido Co Ltd | 粉末化粧料及びその製造方法 |
| WO2007123115A1 (ja) | 2006-04-17 | 2007-11-01 | Mitsubishi Pencil Company, Limited | 水系液体メイクアップ化粧料 |
| US8663666B2 (en) | 2006-04-17 | 2014-03-04 | Mitsubishi Pencil Company, Limited | Water based liquid makeup cosmetic |
| JP2021080182A (ja) * | 2019-11-14 | 2021-05-27 | 花王株式会社 | 固形粉末化粧料 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20040119 |
|
| A912 | Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Effective date: 20040213 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 |