JPH0840955A - 環状ケトン化合物を原料とするアルデヒド類および/またはアルコール類の製造方法 - Google Patents
環状ケトン化合物を原料とするアルデヒド類および/またはアルコール類の製造方法Info
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- JPH0840955A JPH0840955A JP18454194A JP18454194A JPH0840955A JP H0840955 A JPH0840955 A JP H0840955A JP 18454194 A JP18454194 A JP 18454194A JP 18454194 A JP18454194 A JP 18454194A JP H0840955 A JPH0840955 A JP H0840955A
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- cyclic ketone
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C45/00—Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds
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- Organic Chemistry (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 環状ケトン化合物を原料とし、その炭素−炭
素結合を位置選択的に切断、水素化することにより、各
種の有用化合物を合成する際の中間体として利用可能な
アルデヒド類および/またはアルコール類の製造方法を
提供する。 【構成】 本発明で規定する特定の式で表される環状ケ
トン化合物を、ロジウム(I)化合物の存在下水素化反
応させて、特定の式で表されるアルデヒド類および/ま
たはアルコール類を得ることを特徴とする製造方法。 【効果】 温和な条件下の反応によって、有用なアルデ
ヒド類および/またはアルコール類を高収率で得ること
のできる新規な製造方法が提供される。
素結合を位置選択的に切断、水素化することにより、各
種の有用化合物を合成する際の中間体として利用可能な
アルデヒド類および/またはアルコール類の製造方法を
提供する。 【構成】 本発明で規定する特定の式で表される環状ケ
トン化合物を、ロジウム(I)化合物の存在下水素化反
応させて、特定の式で表されるアルデヒド類および/ま
たはアルコール類を得ることを特徴とする製造方法。 【効果】 温和な条件下の反応によって、有用なアルデ
ヒド類および/またはアルコール類を高収率で得ること
のできる新規な製造方法が提供される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、環状ケトン化合物を原
料とするアルデヒド類および/またはアルコール類の製
造方法に関する。さらに詳しくは、環状ケトン化合物を
原料とし、その炭素−炭素結合を選択的に切断し、水素
化することにより、医薬や農薬等の薬品類、昆虫フェロ
モン等の種々の天然化合物を合成する際の中間体として
好適に利用できるアルデヒド類および/またはアルコー
ル類を製造する方法に関するものである。
料とするアルデヒド類および/またはアルコール類の製
造方法に関する。さらに詳しくは、環状ケトン化合物を
原料とし、その炭素−炭素結合を選択的に切断し、水素
化することにより、医薬や農薬等の薬品類、昆虫フェロ
モン等の種々の天然化合物を合成する際の中間体として
好適に利用できるアルデヒド類および/またはアルコー
ル類を製造する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的に、原料化合物の化学的に安定な
炭素−炭素結合を選択的に切断し、目的とする有用化合
物を得るには、ナフサ等の天然の炭化水素資源の熱分解
反応させてオレフィン類を製造する例にも見られるよう
に、過酷な反応条件と膨大なエネルギーを必要とする。
また、通常は高温高圧下での反応であるため、位置選択
的な炭素−炭素結合の切断は極めて困難であり、高度に
官能基化された有用化合物の製造には適応できない。近
年に至り、遷移金属を反応触媒として用い、比較的温和
な条件下で炭素−炭素結合を選択的に切断し、より高機
能で化学的反応性の高い有用化合物へ変換する技術に関
する研究が活発化している。しかしながら、これまで報
告された例を見る限り、反応基質(原料化合物)に対し
当量以上の金属を使用する必要があったり、反応基質自
体がシクロプロパンやキュバンの様な高度に立体的に歪
のある特定の化合物に限定されており、工業的に利用可
能な複雑な構造の有用化合物の合成中間体を得るレベル
に達しているとはいえない。
炭素−炭素結合を選択的に切断し、目的とする有用化合
物を得るには、ナフサ等の天然の炭化水素資源の熱分解
反応させてオレフィン類を製造する例にも見られるよう
に、過酷な反応条件と膨大なエネルギーを必要とする。
また、通常は高温高圧下での反応であるため、位置選択
的な炭素−炭素結合の切断は極めて困難であり、高度に
官能基化された有用化合物の製造には適応できない。近
年に至り、遷移金属を反応触媒として用い、比較的温和
な条件下で炭素−炭素結合を選択的に切断し、より高機
能で化学的反応性の高い有用化合物へ変換する技術に関
する研究が活発化している。しかしながら、これまで報
告された例を見る限り、反応基質(原料化合物)に対し
当量以上の金属を使用する必要があったり、反応基質自
体がシクロプロパンやキュバンの様な高度に立体的に歪
のある特定の化合物に限定されており、工業的に利用可
能な複雑な構造の有用化合物の合成中間体を得るレベル
に達しているとはいえない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来か
らの技術課題を解決しようとするものであり、環状ケト
ン化合物を原料とし、その炭素−炭素結合を位置選択的
に切断し、水素化することにより、医薬や農薬等の薬品
類、昆虫フェロモン等の種々の天然化合物等の各種有用
化合物を合成する際の中間体として好適に利用できるア
ルデヒド類および/またはアルコール類の製造方法を提
供することを目的とする。
らの技術課題を解決しようとするものであり、環状ケト
ン化合物を原料とし、その炭素−炭素結合を位置選択的
に切断し、水素化することにより、医薬や農薬等の薬品
類、昆虫フェロモン等の種々の天然化合物等の各種有用
化合物を合成する際の中間体として好適に利用できるア
ルデヒド類および/またはアルコール類の製造方法を提
供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記課題
を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、本発明で規定する
後記特定の環状ケトン化合物を反応基質(原料化合物)
とし、この反応基質を1価のロジウム化合物の存在下水
素化反応させることにより、そのカルボニル基のα位の
炭素−炭素結合が選択的に切断され、次いで水素化され
て、後記特定のアルデヒド類および/またはアルコール
類が高収率で得られるという画期的反応を見い出し、ま
た、得られる化合物は各種有用化合物の合成中間体とし
て有効に利用できるとの知見を得、本発明を完成したも
のである。しかして、本発明の製造方法は、前記従来か
らの課題を解決するため、下記一般式(I)で表される
環状ケトン化合物を、1価のロジウム化合物の存在下水
素化反応させて、下記一般式(II)で表されるアルデ
ヒド類および/または下記一般式(III)で表される
アルコール類を得るという手段を講じている。
を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、本発明で規定する
後記特定の環状ケトン化合物を反応基質(原料化合物)
とし、この反応基質を1価のロジウム化合物の存在下水
素化反応させることにより、そのカルボニル基のα位の
炭素−炭素結合が選択的に切断され、次いで水素化され
て、後記特定のアルデヒド類および/またはアルコール
類が高収率で得られるという画期的反応を見い出し、ま
た、得られる化合物は各種有用化合物の合成中間体とし
て有効に利用できるとの知見を得、本発明を完成したも
のである。しかして、本発明の製造方法は、前記従来か
らの課題を解決するため、下記一般式(I)で表される
環状ケトン化合物を、1価のロジウム化合物の存在下水
素化反応させて、下記一般式(II)で表されるアルデ
ヒド類および/または下記一般式(III)で表される
アルコール類を得るという手段を講じている。
【0005】
【化4】 [一般式(I)において、Yはヘテロ元素あるいは置換
基を有していてもよいメチレン基を表し、CaおよびC
bは置換基を有していてもよいメチレン基を表し、その
置換基の炭素原子は前記Yまたはその置換基の炭素原子
と結合して環構造を形成してもよい。CaとCbとは互
いに同じでも異なっていてもよく、CaとCbとが異な
るときには、Cbが置換基の数の多い方または置換基の
立体的嵩高さの大きい方を意味する。また、nは1以上
の整数を表す。]
基を有していてもよいメチレン基を表し、CaおよびC
bは置換基を有していてもよいメチレン基を表し、その
置換基の炭素原子は前記Yまたはその置換基の炭素原子
と結合して環構造を形成してもよい。CaとCbとは互
いに同じでも異なっていてもよく、CaとCbとが異な
るときには、Cbが置換基の数の多い方または置換基の
立体的嵩高さの大きい方を意味する。また、nは1以上
の整数を表す。]
【0006】
【化5】 [一般式(II)において、Y、Ca、Cb、およびn
は一般式(I)におけると同じ意味を表す。]
は一般式(I)におけると同じ意味を表す。]
【0007】
【化6】 [一般式(II)において、Y、Ca、Cb、およびn
は一般式(I)におけると同じ意味を表す。]
は一般式(I)におけると同じ意味を表す。]
【0008】以下に、本発明を詳細に説明する。本発明
の製造方法では、反応基質として環状ケトン化合物を使
用する。使用する環状ケトン化合物は、前記一般式
(I)で表されるものであれば特に制限はない。一般式
(I)におけるY、Ca、Cb、およびnの組み合わせ
が種々異なる各種の環状ケトン化合物を用いることがで
き、得ようとするアルデヒド化合物およびアルコール化
合物に対応させて選ぶことができる。上記Y、Caおよ
びCbが有する置換基としては、アルキル基、アラルキ
ル基、アリール基等の炭化水素基が好ましく、また、Y
はヘテロ元素として、酸素、窒素、硫黄原子を含有する
ことがてできるが、これらに限定されるものではない。
の製造方法では、反応基質として環状ケトン化合物を使
用する。使用する環状ケトン化合物は、前記一般式
(I)で表されるものであれば特に制限はない。一般式
(I)におけるY、Ca、Cb、およびnの組み合わせ
が種々異なる各種の環状ケトン化合物を用いることがで
き、得ようとするアルデヒド化合物およびアルコール化
合物に対応させて選ぶことができる。上記Y、Caおよ
びCbが有する置換基としては、アルキル基、アラルキ
ル基、アリール基等の炭化水素基が好ましく、また、Y
はヘテロ元素として、酸素、窒素、硫黄原子を含有する
ことがてできるが、これらに限定されるものではない。
【0009】使用できる環状ケトン化合物としては、
(1)Y、CaおよびCbが全て置換基を有せず、nが
1〜10の範囲のもの、(2)CaおよびCbが置換基
を有せず、nが1であり、Yが置換基を有するもの、
(3)Ca、Cbの少なくとも一方が置換基を有し、n
が1〜10の範囲であり、Yが置換基を有しないもの、
(4)Ca、Cbの少なくとも一方が置換基を有し、n
が1〜10の範囲であり、Yが置換基を有するもの、
(5)Cbが置換基を有し、nが1〜10の範囲であ
り、Cbの置換基の炭素原子がYの炭素原子と結合して
環構造を形成し、かつY単独で置換基を有しないもの、
(6)Cbが置換基を有し、nが1〜10の範囲であ
り、Cbの置換基の炭素原子がYの炭素原子と結合して
環構造を形成し、かつY単独で置換基を有するもの、等
が挙げられる。
(1)Y、CaおよびCbが全て置換基を有せず、nが
1〜10の範囲のもの、(2)CaおよびCbが置換基
を有せず、nが1であり、Yが置換基を有するもの、
(3)Ca、Cbの少なくとも一方が置換基を有し、n
が1〜10の範囲であり、Yが置換基を有しないもの、
(4)Ca、Cbの少なくとも一方が置換基を有し、n
が1〜10の範囲であり、Yが置換基を有するもの、
(5)Cbが置換基を有し、nが1〜10の範囲であ
り、Cbの置換基の炭素原子がYの炭素原子と結合して
環構造を形成し、かつY単独で置換基を有しないもの、
(6)Cbが置換基を有し、nが1〜10の範囲であ
り、Cbの置換基の炭素原子がYの炭素原子と結合して
環構造を形成し、かつY単独で置換基を有するもの、等
が挙げられる。
【0010】本発明の製造方法で使用可能な環状ケトン
化合物の代表例としては、Y、CaおよびCbが全て置
換基を有しないシクロブタノン、シクロペンタノン、シ
クロヘキサノン、下記の式(IV)、式(V)、式(V
I)、式(VII)、および式(VIII)で表される
化合物等を挙げることができるが、勿論、ここに例示さ
れた化合物に限定されるものではない。なお、これらの
式中、PhおよびMeは、各々フェニル基およびメチル
基を表す(以下においても同じ。)。
化合物の代表例としては、Y、CaおよびCbが全て置
換基を有しないシクロブタノン、シクロペンタノン、シ
クロヘキサノン、下記の式(IV)、式(V)、式(V
I)、式(VII)、および式(VIII)で表される
化合物等を挙げることができるが、勿論、ここに例示さ
れた化合物に限定されるものではない。なお、これらの
式中、PhおよびMeは、各々フェニル基およびメチル
基を表す(以下においても同じ。)。
【0011】
【化7】
【0012】
【化8】
【0013】
【化9】
【0014】
【化10】
【0015】
【化11】
【0016】このような環状ケトン化合物は、市販品、
または従来から知られている任意の方法で合成したもの
を使用できる。例えば、6員環の環状ケトン化合物であ
るシクロヘキサノンは、シクロヘキサンの酸化反応によ
り工業的に製造されており、また、4員環の環状ケトン
化合物であるシクロブタノン誘導体類は、L.R.Kr
epskiらによるJ.Org.Chem.,第43巻
第2879頁(1978)等に記載されているように、
オレフィン化合物とケテン類との[2+2]環化付加反
応により容易に合成することができる。
または従来から知られている任意の方法で合成したもの
を使用できる。例えば、6員環の環状ケトン化合物であ
るシクロヘキサノンは、シクロヘキサンの酸化反応によ
り工業的に製造されており、また、4員環の環状ケトン
化合物であるシクロブタノン誘導体類は、L.R.Kr
epskiらによるJ.Org.Chem.,第43巻
第2879頁(1978)等に記載されているように、
オレフィン化合物とケテン類との[2+2]環化付加反
応により容易に合成することができる。
【0017】本発明の製造方法では、上記環状ケトン化
合物を1価のロジウム化合物(以下、「ロジウム(I)
化合物」ともいう。)の存在下で反応させることが必要
である。用いるロジウム(I)化合物は、1価のロジウ
ムを含む化合物である限り特に限定はなく、本発明の製
造方法では各種のロジウム化合物が使用可能である。反
応系にロジウム(I)化合物を存在させるにはロジウム
(I)化合物を添加すればよいが、少なくともその一部
が反応系に溶解するものを用いると、反応速度を向上さ
せることができ好適である。このような観点から、ロジ
ウム(I)化合物としては配位子を含む1価のロジウム
錯体が特に好ましい。このようなロジウム錯体の代表例
としては、RhXLn (ここで、Xは塩素、臭素、ヨウ
素から選ばれるハロゲン原子;Lはホスフィン、ホスフ
ィナイト、ホスフォナイト、ホスファイトから選ばれた
配位子、または溶媒和した溶媒を表し、n は1以上の整
数を表す。)で表される各種の錯体を挙げることがで
き、中ても好ましいロジウム錯体は[RhXL]2 (こ
こで、XおよびLは前記と同じ意味を表す。)で表され
る錯体であるが、ここに例示された構造のものに限定さ
れるものではない。
合物を1価のロジウム化合物(以下、「ロジウム(I)
化合物」ともいう。)の存在下で反応させることが必要
である。用いるロジウム(I)化合物は、1価のロジウ
ムを含む化合物である限り特に限定はなく、本発明の製
造方法では各種のロジウム化合物が使用可能である。反
応系にロジウム(I)化合物を存在させるにはロジウム
(I)化合物を添加すればよいが、少なくともその一部
が反応系に溶解するものを用いると、反応速度を向上さ
せることができ好適である。このような観点から、ロジ
ウム(I)化合物としては配位子を含む1価のロジウム
錯体が特に好ましい。このようなロジウム錯体の代表例
としては、RhXLn (ここで、Xは塩素、臭素、ヨウ
素から選ばれるハロゲン原子;Lはホスフィン、ホスフ
ィナイト、ホスフォナイト、ホスファイトから選ばれた
配位子、または溶媒和した溶媒を表し、n は1以上の整
数を表す。)で表される各種の錯体を挙げることがで
き、中ても好ましいロジウム錯体は[RhXL]2 (こ
こで、XおよびLは前記と同じ意味を表す。)で表され
る錯体であるが、ここに例示された構造のものに限定さ
れるものではない。
【0018】本発明の製造方法では、反応系にこのよう
なロジウム錯体そのものを添加してもよいが、これらの
錯体の前駆体となるロジウム化合物と配位子Lとを別々
に添加し、反応系中で1価のロジウム錯体を形成させて
もよい。この場合、錯体の前駆体とするロジウム化合物
の例としては、例えば[RhCl(COD)]2 (但
し、CODは1,5−シクロオクタジエンを表す。以下
同じ。)が挙げられる。この種のロジウム化合物は、後
に例示する各種配位子Lと反応して、容易にRhClL
2 を形成することができる。
なロジウム錯体そのものを添加してもよいが、これらの
錯体の前駆体となるロジウム化合物と配位子Lとを別々
に添加し、反応系中で1価のロジウム錯体を形成させて
もよい。この場合、錯体の前駆体とするロジウム化合物
の例としては、例えば[RhCl(COD)]2 (但
し、CODは1,5−シクロオクタジエンを表す。以下
同じ。)が挙げられる。この種のロジウム化合物は、後
に例示する各種配位子Lと反応して、容易にRhClL
2 を形成することができる。
【0019】1価のロジウム錯体を形成させるために用
いる配位子Lとしては、トリフェニルホスフィン、トリ
メチルホスフィン、トリブチルホスフィン等の単座ホス
フィン;ビス(ジフェニルホスフィノ)メタン、ビス
(ジメチルホスフィノ)メタン、1,2−ビス(ジフェ
ニルホスフィノ)エタン(以下、「dppe」と略記す
る。);1,2−ビス(ジメチルホスフィノ)エタン、
1,3−ビス(ジフェニルホスフィノ)プロパン、1,
4−ビス(ジフェニルホスフィノ)ブタン等の2座ホス
フィン;メチルジメチルホスフィナイト等のホスフィナ
イト;ジメチルメチルホスフォナイト等のホスフォナイ
ト;トリメチルホスファイト等のホスファイト等が挙げ
られるが、ここに例示されたものに限定されるものでは
ない。これらの配位子ではトリフェニルホスフィン、
1,2−ビス(ジフェニルホスフィノ)エタン等のホス
フィンが好ましく、中でも、dppe等の2座ホスフィ
ンが、反応収率が高いという点で特に好ましい。
いる配位子Lとしては、トリフェニルホスフィン、トリ
メチルホスフィン、トリブチルホスフィン等の単座ホス
フィン;ビス(ジフェニルホスフィノ)メタン、ビス
(ジメチルホスフィノ)メタン、1,2−ビス(ジフェ
ニルホスフィノ)エタン(以下、「dppe」と略記す
る。);1,2−ビス(ジメチルホスフィノ)エタン、
1,3−ビス(ジフェニルホスフィノ)プロパン、1,
4−ビス(ジフェニルホスフィノ)ブタン等の2座ホス
フィン;メチルジメチルホスフィナイト等のホスフィナ
イト;ジメチルメチルホスフォナイト等のホスフォナイ
ト;トリメチルホスファイト等のホスファイト等が挙げ
られるが、ここに例示されたものに限定されるものでは
ない。これらの配位子ではトリフェニルホスフィン、
1,2−ビス(ジフェニルホスフィノ)エタン等のホス
フィンが好ましく、中でも、dppe等の2座ホスフィ
ンが、反応収率が高いという点で特に好ましい。
【0020】本発明の製造方法において、環状ケトン化
合物の水素化反応を行わせる際の温度条件は、特に制限
はなく、通常20〜300℃の範囲から選ぶことができ
る。好ましいのは50〜200℃の範囲であるが、高い
反応速度を所望するときには100〜150℃の範囲か
ら選ぶのが特に好ましい。
合物の水素化反応を行わせる際の温度条件は、特に制限
はなく、通常20〜300℃の範囲から選ぶことができ
る。好ましいのは50〜200℃の範囲であるが、高い
反応速度を所望するときには100〜150℃の範囲か
ら選ぶのが特に好ましい。
【0021】本発明の製造方法における水素化反応に
は、通常水素ガスが用いられるが、反応に影響を及ぼさ
ない限りにおいて、水素ガスと窒素等の不活性ガスとの
混合ガスも同様に用いることができる。また、水素化反
応を行わせる際の水素ガスの圧力は、特に限定されるも
のではないが、上記範囲の反応温度条件においては、水
素ガスの系内圧力を通常0.1〜300kg/cm2G
の範囲、好ましくは0.5〜100kg/cm2Gの範
囲で選ぶことができる。
は、通常水素ガスが用いられるが、反応に影響を及ぼさ
ない限りにおいて、水素ガスと窒素等の不活性ガスとの
混合ガスも同様に用いることができる。また、水素化反
応を行わせる際の水素ガスの圧力は、特に限定されるも
のではないが、上記範囲の反応温度条件においては、水
素ガスの系内圧力を通常0.1〜300kg/cm2G
の範囲、好ましくは0.5〜100kg/cm2Gの範
囲で選ぶことができる。
【0022】反応系に存在させるロジウム(I)化合物
の量は、反応温度、圧力、時間等の反応条件、用いるロ
ジウム(I)化合物の種類等によって異なるが、通常反
応基質である環状ケトン化合物1molに対し、0.0
01〜0.9molの範囲から選ばれるが、反応速度お
よび経済性の面からは、0.01〜0.2molの範囲
とするのが好ましくは、0.01〜0.1mol%の範
囲とするのが更に好ましい。
の量は、反応温度、圧力、時間等の反応条件、用いるロ
ジウム(I)化合物の種類等によって異なるが、通常反
応基質である環状ケトン化合物1molに対し、0.0
01〜0.9molの範囲から選ばれるが、反応速度お
よび経済性の面からは、0.01〜0.2molの範囲
とするのが好ましくは、0.01〜0.1mol%の範
囲とするのが更に好ましい。
【0023】本発明の製造方法における反応は、溶媒の
不存在下、即ち反応原料もしくは反応生成物に溶媒の作
用をさせて、この中にロジウム(I)化合物を存在させ
て進行させることもできるが、反応基質を良好に溶解さ
せておくという目的で、炭化水素系、エーテル系、エス
テル系等の一般に用いられる反応不活性な溶媒を適宜選
んで使用するのがよい。また、溶媒を選ぶに当たって
は、反応温度、圧力等の反応条件との関係も考慮し、反
応条件下における反応系が液相を維持し得るようにする
のが好ましい。
不存在下、即ち反応原料もしくは反応生成物に溶媒の作
用をさせて、この中にロジウム(I)化合物を存在させ
て進行させることもできるが、反応基質を良好に溶解さ
せておくという目的で、炭化水素系、エーテル系、エス
テル系等の一般に用いられる反応不活性な溶媒を適宜選
んで使用するのがよい。また、溶媒を選ぶに当たって
は、反応温度、圧力等の反応条件との関係も考慮し、反
応条件下における反応系が液相を維持し得るようにする
のが好ましい。
【0024】本発明の製造方法における反応機構は、必
ずしも明確に解明された訳ではないが、前記一般式(I
V)で表されるシクロブタノン誘導体を反応基質として
用いたときの例によって説明すると、発明者らは、下記
式(IX)の反応式に示す各過程を経て進行するものと
推定している。即ち、(1)反応基質であるシクロブタ
ノン誘導体[A]にロジウム化合物が作用して、先ずロ
ジウム化合物がシクロブタノン誘導体[A]のカルボニ
ル炭素とそのα位の炭素との間に挿入して、5員環状の
アシルロジウム錯体[B]が形成され(ロジウム化合物
の挿入がこの位置になるのは、カルボニル基の立体的に
障害の少ない側が選択されることによるものと考えられ
る。)、次いで、(2)水素の作用によりロジウム化合
物が離脱するとともに、水素が付加してアルデヒド化合
物[C]が生成し、更に、(3)このアルデヒド化合物
[C]に水素が付加してアルコール化合物[D]が生成
するものと考えられる。
ずしも明確に解明された訳ではないが、前記一般式(I
V)で表されるシクロブタノン誘導体を反応基質として
用いたときの例によって説明すると、発明者らは、下記
式(IX)の反応式に示す各過程を経て進行するものと
推定している。即ち、(1)反応基質であるシクロブタ
ノン誘導体[A]にロジウム化合物が作用して、先ずロ
ジウム化合物がシクロブタノン誘導体[A]のカルボニ
ル炭素とそのα位の炭素との間に挿入して、5員環状の
アシルロジウム錯体[B]が形成され(ロジウム化合物
の挿入がこの位置になるのは、カルボニル基の立体的に
障害の少ない側が選択されることによるものと考えられ
る。)、次いで、(2)水素の作用によりロジウム化合
物が離脱するとともに、水素が付加してアルデヒド化合
物[C]が生成し、更に、(3)このアルデヒド化合物
[C]に水素が付加してアルコール化合物[D]が生成
するものと考えられる。
【0025】
【化12】
【0026】本発明の製造方法においては、反応温度、
圧力、時間等の反応条件、用いるロジウム(I)化合物
の種類、量等を適宜に選択することにより、反応生成物
としてアルデヒド化合物のみ、アルコール化合物のみ、
または両者の混合物を任意に得ることができるが、アル
コール化合物のみを得たい場合には、アルデヒド化合物
を含有する反応液を、テトラヒドロホウ酸ナトリウム
[NaBH4]、テトラヒドロホウ酸リチウム[LiBH4]、テ
トラヒドロホウ酸カリウム[KBH4]、テトラヒドリドア
ルミン酸リチウム[LiAlH4]、水素化ナトリウム[Na
H]、水素化カルシウム[CaH2]等の水素添加剤で水素
化処理して、アルコール化合物のみを含む反応液にする
こともできる。
圧力、時間等の反応条件、用いるロジウム(I)化合物
の種類、量等を適宜に選択することにより、反応生成物
としてアルデヒド化合物のみ、アルコール化合物のみ、
または両者の混合物を任意に得ることができるが、アル
コール化合物のみを得たい場合には、アルデヒド化合物
を含有する反応液を、テトラヒドロホウ酸ナトリウム
[NaBH4]、テトラヒドロホウ酸リチウム[LiBH4]、テ
トラヒドロホウ酸カリウム[KBH4]、テトラヒドリドア
ルミン酸リチウム[LiAlH4]、水素化ナトリウム[Na
H]、水素化カルシウム[CaH2]等の水素添加剤で水素
化処理して、アルコール化合物のみを含む反応液にする
こともできる。
【0027】本発明の製造方法においては、水素化反応
させて得られた反応液から生成したアルデヒド化合物お
よび/またはアルコール化合物を分離、精製することに
より、目的とするアルデヒド化合物、アルコール化合
物、またはアルデヒド化合物とアルコール化合物との混
合物を得られる。上記の分離、精製は、特に限定されず
従来公知の任意の方法が利用でき、例えば濃縮精製、濾
過、抽出、蒸留、再結晶、またはクロマトグラフィー等
を適宜に組合せて実施することにより、目的とする単
離、精製品を容易に得ることができる。本発明の製造方
法により得られるアルデヒド化合物、アルコール化合物
は、各種の医薬や農薬、および昆虫フェロモン等の各種
天然化合物の合成中間体として広く利用できる。
させて得られた反応液から生成したアルデヒド化合物お
よび/またはアルコール化合物を分離、精製することに
より、目的とするアルデヒド化合物、アルコール化合
物、またはアルデヒド化合物とアルコール化合物との混
合物を得られる。上記の分離、精製は、特に限定されず
従来公知の任意の方法が利用でき、例えば濃縮精製、濾
過、抽出、蒸留、再結晶、またはクロマトグラフィー等
を適宜に組合せて実施することにより、目的とする単
離、精製品を容易に得ることができる。本発明の製造方
法により得られるアルデヒド化合物、アルコール化合物
は、各種の医薬や農薬、および昆虫フェロモン等の各種
天然化合物の合成中間体として広く利用できる。
【0028】
【実施例】次に、本発明を、実施例により更に具体的に
説明するが、本発明は、その要旨を超えない限りこれら
の実施例の記載に限定されるものではない。なお、以下
の記載において、特に記載のない限り「%」は重量基準
を意味する。
説明するが、本発明は、その要旨を超えない限りこれら
の実施例の記載に限定されるものではない。なお、以下
の記載において、特に記載のない限り「%」は重量基準
を意味する。
【0029】また、以下の各実施例で用いたシクロブタ
ノン誘導体は、各種オレフィン化合物を出発原料とし、
これら各々とジクロロケテンとの[2+2]環化付加反
応によりジクロロシクロブタノン誘導体を得、これらの
ジクロロシクロブタノン誘導体を還元してシクロブタノ
ン誘導体を得る方法によって合成したものである。その
詳細を合成例1〜合成例5として以下に述べるが、各々
の合成例で用いた原料オレフィン化合物、および中間体
として得られたジクロロシクロブタノン誘導体の構造式
等、合成反応の概略は図1に示すとおりである。
ノン誘導体は、各種オレフィン化合物を出発原料とし、
これら各々とジクロロケテンとの[2+2]環化付加反
応によりジクロロシクロブタノン誘導体を得、これらの
ジクロロシクロブタノン誘導体を還元してシクロブタノ
ン誘導体を得る方法によって合成したものである。その
詳細を合成例1〜合成例5として以下に述べるが、各々
の合成例で用いた原料オレフィン化合物、および中間体
として得られたジクロロシクロブタノン誘導体の構造式
等、合成反応の概略は図1に示すとおりである。
【0030】合成例1:式(V)で表されるシクロブタ
ノン誘導体の合成 (1)[2+2]環化付加反応によるジクロロシクロブ
タノン誘導体の合成 滴下口、冷却管およびマグネティックスターラーを備え
た容積300mlの反応容器に、窒素雰囲気下、L.
R.KrepskiらによるJ.Org.Chem.,
第43巻第3173頁(1978)に記載の方法で調製
した亜鉛−銅合金3.6gと1−デセン(オレフィン化
合物)7.0gの乾燥エーテル懸濁液100mlを仕込
み、これに塩化トリクロロアセチル9.5gとオキシ塩
化リン8.1gの乾燥エーテル溶液50mlを室温にて
2時間かけて滴下し、滴下終了後さらにエーテルの還流
下で16時間加熱した。次いで、反応混合物を炭酸ナト
リウム水溶液で中和し、不溶の固体をセライトパットを
通して濾別、除去した後、エーテル抽出(100ml/
回×3回)を行った。これらの抽出有機層を合わせ、塩
化ナトリウム飽和水溶液と振混ぜた後、無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥して、ジクロロシクロブタノン誘導体を含有
するエーテル溶液を得た。さらに、得られたエーテル溶
液より減圧下でエーテルを留去した後、得られた残液を
減圧蒸留(0.5mmHg/120℃)することによ
り、無色液状のジクロロシクロブタノン誘導体10.0
gを得た。
ノン誘導体の合成 (1)[2+2]環化付加反応によるジクロロシクロブ
タノン誘導体の合成 滴下口、冷却管およびマグネティックスターラーを備え
た容積300mlの反応容器に、窒素雰囲気下、L.
R.KrepskiらによるJ.Org.Chem.,
第43巻第3173頁(1978)に記載の方法で調製
した亜鉛−銅合金3.6gと1−デセン(オレフィン化
合物)7.0gの乾燥エーテル懸濁液100mlを仕込
み、これに塩化トリクロロアセチル9.5gとオキシ塩
化リン8.1gの乾燥エーテル溶液50mlを室温にて
2時間かけて滴下し、滴下終了後さらにエーテルの還流
下で16時間加熱した。次いで、反応混合物を炭酸ナト
リウム水溶液で中和し、不溶の固体をセライトパットを
通して濾別、除去した後、エーテル抽出(100ml/
回×3回)を行った。これらの抽出有機層を合わせ、塩
化ナトリウム飽和水溶液と振混ぜた後、無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥して、ジクロロシクロブタノン誘導体を含有
するエーテル溶液を得た。さらに、得られたエーテル溶
液より減圧下でエーテルを留去した後、得られた残液を
減圧蒸留(0.5mmHg/120℃)することによ
り、無色液状のジクロロシクロブタノン誘導体10.0
gを得た。
【0031】(2)還元反応によるシクロブタノン誘導
体の合成 滴下口、冷却管およびマグネティックスターラーを備え
た容積300mlの反応容器に、窒素雰囲気下、上記
(1)で得られたジクロロシクロブタノン誘導体10.
0g、水10ml、および酢酸200mlを仕込み、こ
の混合物に、D.D.Perrinらによる「Purifica
tion of Laboratory Chemicals」(PERGAMON PRESS 198
8)第360頁に記載の方法により活性化した亜鉛末2
6.1mgを加えた。この際の発熱は反応容器を水浴に
浸して冷却することにより抑制した。次いで、室温で
1.5時間攪拌した後、反応系を50℃に昇温して8時
間反応させた。次に、反応混合物を炭酸ナトリウム水溶
液で中和し、不溶の固体をセライトパットを通して濾
別、除去した後、エーテル抽出(100ml/回×3
回)を行った。これらの抽出有機層を合わせ、塩化ナト
リウム飽和水溶液と振混ぜた後、無水硫酸ナトリウムで
乾燥して、シクロブタノン誘導体を含有するエーテル溶
液を得た。さらに、得られたエーテル溶液より減圧下で
エーテルを留去した後、得られた残液を減圧蒸留(1m
mHg/110℃)することにより、無色液状の式
(V)で表されるシクロブタノン誘導体6.3gを得
た。
体の合成 滴下口、冷却管およびマグネティックスターラーを備え
た容積300mlの反応容器に、窒素雰囲気下、上記
(1)で得られたジクロロシクロブタノン誘導体10.
0g、水10ml、および酢酸200mlを仕込み、こ
の混合物に、D.D.Perrinらによる「Purifica
tion of Laboratory Chemicals」(PERGAMON PRESS 198
8)第360頁に記載の方法により活性化した亜鉛末2
6.1mgを加えた。この際の発熱は反応容器を水浴に
浸して冷却することにより抑制した。次いで、室温で
1.5時間攪拌した後、反応系を50℃に昇温して8時
間反応させた。次に、反応混合物を炭酸ナトリウム水溶
液で中和し、不溶の固体をセライトパットを通して濾
別、除去した後、エーテル抽出(100ml/回×3
回)を行った。これらの抽出有機層を合わせ、塩化ナト
リウム飽和水溶液と振混ぜた後、無水硫酸ナトリウムで
乾燥して、シクロブタノン誘導体を含有するエーテル溶
液を得た。さらに、得られたエーテル溶液より減圧下で
エーテルを留去した後、得られた残液を減圧蒸留(1m
mHg/110℃)することにより、無色液状の式
(V)で表されるシクロブタノン誘導体6.3gを得
た。
【0032】合成例2:式(IV)で表されるシクロブ
タノン誘導体の合成 合成例1に記載の例において、同例の1−デセンに代え
6−フェニル−1−シクロヘキセン(オレフィン化合
物)を用いたほかは同例におけると同様にして、このオ
レフィン化合物に対応するジクロロシクロブタノン誘導
体を得た。さらに、得られたジクロロシクロブタノン誘
導体から、同例におけると同様にして、このジクロロシ
クロブタノン誘導体に対応し、式(IV)で表されるシ
クロブタノン誘導体を得た。なお、この例における環化
付加反応によるジクロロシクロブタノン誘導体は、2種
の位置異性体からなり、前記図1の例番号(2)、ジク
ロロシクロブタノン誘導体の欄に示す(a)体:(b)
体の混合比が約5:1のの混合物であったので、この混
合物から再結晶法により(a)体を単離し、これのみを
還元反応に使用した。
タノン誘導体の合成 合成例1に記載の例において、同例の1−デセンに代え
6−フェニル−1−シクロヘキセン(オレフィン化合
物)を用いたほかは同例におけると同様にして、このオ
レフィン化合物に対応するジクロロシクロブタノン誘導
体を得た。さらに、得られたジクロロシクロブタノン誘
導体から、同例におけると同様にして、このジクロロシ
クロブタノン誘導体に対応し、式(IV)で表されるシ
クロブタノン誘導体を得た。なお、この例における環化
付加反応によるジクロロシクロブタノン誘導体は、2種
の位置異性体からなり、前記図1の例番号(2)、ジク
ロロシクロブタノン誘導体の欄に示す(a)体:(b)
体の混合比が約5:1のの混合物であったので、この混
合物から再結晶法により(a)体を単離し、これのみを
還元反応に使用した。
【0033】合成例3:式(VI)で表されるシクロブ
タノン誘導体の合成 合成例1に記載の例において、同例の1−デセンに代え
3−フェノキシプロピレン(オレフィン化合物)を用い
たほかは同例におけると同様にして、このオレフィン化
合物に対応するジクロロシクロブタノン誘導体を得、さ
らに、得られたジクロロシクロブタノン誘導体から、同
例におけると同様にして、このジクロロシクロブタノン
誘導体に対応し、式(VI)で表されるシクロブタノン
誘導体を得た。
タノン誘導体の合成 合成例1に記載の例において、同例の1−デセンに代え
3−フェノキシプロピレン(オレフィン化合物)を用い
たほかは同例におけると同様にして、このオレフィン化
合物に対応するジクロロシクロブタノン誘導体を得、さ
らに、得られたジクロロシクロブタノン誘導体から、同
例におけると同様にして、このジクロロシクロブタノン
誘導体に対応し、式(VI)で表されるシクロブタノン
誘導体を得た。
【0034】合成例4:式(VII)で表されるシクロ
ブタノン誘導体の合成 合成例1に記載の例において、同例の1−デセンに代え
1−メチル−1−シクロヘキセン(オレフィン化合物)
を用いたほかは同例におけると同様にして、このオレフ
ィン化合物に対応するジクロロシクロブタノン誘導体を
得、さらに、得られたジクロロシクロブタノン誘導体か
ら、同例におけると同様にして、このジクロロシクロブ
タノン誘導体に対応し、式(VII)で表されるシクロ
ブタノン誘導体を得た。
ブタノン誘導体の合成 合成例1に記載の例において、同例の1−デセンに代え
1−メチル−1−シクロヘキセン(オレフィン化合物)
を用いたほかは同例におけると同様にして、このオレフ
ィン化合物に対応するジクロロシクロブタノン誘導体を
得、さらに、得られたジクロロシクロブタノン誘導体か
ら、同例におけると同様にして、このジクロロシクロブ
タノン誘導体に対応し、式(VII)で表されるシクロ
ブタノン誘導体を得た。
【0035】合成例5:式(VIII)で表されるシク
ロブタノン誘導体の合成 合成例1に記載の例において、同例の1−デセンに代え
ジベンジルケトンの Wittig 反応から得られた1,1−
ジベンジルエチレン(オレフィン化合物)を用いたほか
は同例におけると同様にして、このオレフィン化合物に
対応するジクロロシクロブタノン誘導体を得、さらに、
得られたジクロロシクロブタノン誘導体から、同例にお
けると同様にして、このジクロロシクロブタノン誘導体
に対応し、式(VIII)で表されるシクロブタノン誘
導体を得た。なお、この例においては、[2+2]環化
付加反応による反応混合物からのジクロロシクロブタノ
ン誘導体の単離は行わず、反応混合物をそのまま還元反
応に使用した。
ロブタノン誘導体の合成 合成例1に記載の例において、同例の1−デセンに代え
ジベンジルケトンの Wittig 反応から得られた1,1−
ジベンジルエチレン(オレフィン化合物)を用いたほか
は同例におけると同様にして、このオレフィン化合物に
対応するジクロロシクロブタノン誘導体を得、さらに、
得られたジクロロシクロブタノン誘導体から、同例にお
けると同様にして、このジクロロシクロブタノン誘導体
に対応し、式(VIII)で表されるシクロブタノン誘
導体を得た。なお、この例においては、[2+2]環化
付加反応による反応混合物からのジクロロシクロブタノ
ン誘導体の単離は行わず、反応混合物をそのまま還元反
応に使用した。
【0036】実施例1 水素供給管およびマグネティックスターラーを備えた容
積50mlのオートクレーブに、合成例2で得られた式
(IV)で表されるシクロブタノン誘導体30mg(1
50μmol)を仕込み、[Rh(COD)Cl]2 を
3.7mg(7.5μmol)含有するトルエン溶液4
ml、およびdppe(関東化学(株)製、試薬特級)
6.0mg(15μmol)を添加し、ボンベからの水
素により反応系を50Kg/cm2Gに保ち、140℃
の温度条件で42時間反応させた。得られた反応液を濾
過し、その濾液を濃縮した後、濃縮液のカラムクロマト
精製により、式(X)で表されるアルコール26.5m
g(収率87%)が得られた。なお、上記[Rh(CO
D)Cl]2 は、「第4版 実験化学講座 18 “有
機金属錯体”」(丸善,1991年)第337頁記載の
方法により合成したものを使用した。
積50mlのオートクレーブに、合成例2で得られた式
(IV)で表されるシクロブタノン誘導体30mg(1
50μmol)を仕込み、[Rh(COD)Cl]2 を
3.7mg(7.5μmol)含有するトルエン溶液4
ml、およびdppe(関東化学(株)製、試薬特級)
6.0mg(15μmol)を添加し、ボンベからの水
素により反応系を50Kg/cm2Gに保ち、140℃
の温度条件で42時間反応させた。得られた反応液を濾
過し、その濾液を濃縮した後、濃縮液のカラムクロマト
精製により、式(X)で表されるアルコール26.5m
g(収率87%)が得られた。なお、上記[Rh(CO
D)Cl]2 は、「第4版 実験化学講座 18 “有
機金属錯体”」(丸善,1991年)第337頁記載の
方法により合成したものを使用した。
【0037】
【化13】
【0038】実施例2 実施例1に記載の例において、[Rh(COD)Cl]
2を含有するトルエン溶液およびdppeの添加量を同
例での添加量の半分に減らしたほかは、同例におけると
同様にして反応させ、得られた反応液を同例におけると
同様に処理することにより、式(XI)で表されるアル
デヒドと式(X)で表されるアルコールとの混合物(両
者の割合は約1:1)20mg(両者合計の収率81
%)が得られた。
2を含有するトルエン溶液およびdppeの添加量を同
例での添加量の半分に減らしたほかは、同例におけると
同様にして反応させ、得られた反応液を同例におけると
同様に処理することにより、式(XI)で表されるアル
デヒドと式(X)で表されるアルコールとの混合物(両
者の割合は約1:1)20mg(両者合計の収率81
%)が得られた。
【0039】
【化14】
【0040】実施例3 実施例1で用いたのと同様のオートクレーブに、合成例
1で得られた式(V)で表されるシクロブタノン誘導体
36mg(200μmol)を仕込み、同例と同様に、
[Rh(COD)Cl]2 を4.9mg(10μmo
l)含有するトルエン溶液4ml、およびdppe9.
6mg(24μmol)を添加し、ボンベからの水素に
より反応系を50Kg/cm2Gに保ち、140℃の温
度条件で96時間反応させた。得られた反応液を濾過
し、その濾液を濃縮した後、濃縮液を1mlのメタノー
ルに溶解しテトラヒドロホウ酸ナトリウム3.7mg
(100μmol)で処理した。次いでこの処理液を1
規定の塩酸水溶液で希釈した後、エチルエーテルで抽出
した。抽出液を濃縮した後、濃縮液のカラムクロマト精
製により、式(XII)で表されるアルコール29.5
mg(収率80%)が得られた。
1で得られた式(V)で表されるシクロブタノン誘導体
36mg(200μmol)を仕込み、同例と同様に、
[Rh(COD)Cl]2 を4.9mg(10μmo
l)含有するトルエン溶液4ml、およびdppe9.
6mg(24μmol)を添加し、ボンベからの水素に
より反応系を50Kg/cm2Gに保ち、140℃の温
度条件で96時間反応させた。得られた反応液を濾過
し、その濾液を濃縮した後、濃縮液を1mlのメタノー
ルに溶解しテトラヒドロホウ酸ナトリウム3.7mg
(100μmol)で処理した。次いでこの処理液を1
規定の塩酸水溶液で希釈した後、エチルエーテルで抽出
した。抽出液を濃縮した後、濃縮液のカラムクロマト精
製により、式(XII)で表されるアルコール29.5
mg(収率80%)が得られた。
【0041】
【化15】
【0042】実施例4 実施例1で用いたのと同様のオートクレーブに、合成例
3で得られた式(VI)で表されるシクロブタノン誘導
体106mg(600μmol)を仕込み、同例と同様
に、[Rh(COD)Cl]2 を14.8mg(30μ
mol)含有するトルエン溶液5ml、およびdppe
28.6mg(72μmol)を添加し、ボンベからの
水素により反応系を50Kg/cm2Gに保ち、140
℃の温度条件で42時間反応させた。得られた反応液を
濾過し、その濾液を濃縮した後、濃縮液を1mlのメタ
ノールに溶解しテトラヒドロホウ酸ナトリウム22.2
mg(600μmol)で処理した。次いでこの処理液
を1規定の塩酸水溶液で希釈した後、エチルエーテルで
抽出した。抽出液を濃縮した後、濃縮液のカラムクロマ
ト精製により、式(XIII)で表されるアルコール7
6.9mg(収率71%)が得られた。
3で得られた式(VI)で表されるシクロブタノン誘導
体106mg(600μmol)を仕込み、同例と同様
に、[Rh(COD)Cl]2 を14.8mg(30μ
mol)含有するトルエン溶液5ml、およびdppe
28.6mg(72μmol)を添加し、ボンベからの
水素により反応系を50Kg/cm2Gに保ち、140
℃の温度条件で42時間反応させた。得られた反応液を
濾過し、その濾液を濃縮した後、濃縮液を1mlのメタ
ノールに溶解しテトラヒドロホウ酸ナトリウム22.2
mg(600μmol)で処理した。次いでこの処理液
を1規定の塩酸水溶液で希釈した後、エチルエーテルで
抽出した。抽出液を濃縮した後、濃縮液のカラムクロマ
ト精製により、式(XIII)で表されるアルコール7
6.9mg(収率71%)が得られた。
【0043】
【化16】
【0044】実施例5 実施例1で用いたのと同様のオートクレーブに、合成例
4で得られた式(VII)で表されるシクロブタノン誘
導体138mg(1.0mmol)を仕込み、同例と同
様に、[Rh(COD)Cl]2 を12.3mg(0.
025mmol)含有するトルエン溶液5ml、および
dppe23.9mg(0.06mmol)を添加し、
ボンベからの水素により反応系を50Kg/cm2Gに
保ち、140℃の温度条件で84時間反応させた。得ら
れた反応液を濾過し、その濾液を濃縮した。この濃縮液
は、式(XIV)で表されるアルデヒドと式(XV)で
表されるアルコール化合物とを約1:2の割合で含有す
るものであった。この濃縮液を2mlのメタノールに溶
解しテトラヒドロホウ酸ナトリウム37mg(1.0m
mol)で処理した。次いでこの処理液を1規定の塩酸
水溶液で希釈した後、エチルエーテルで抽出した。抽出
液を濃縮した後、濃縮液のカラムクロマト精製により、
式(XV)で表されるアルコール105mg(収率74
%)が得られた。
4で得られた式(VII)で表されるシクロブタノン誘
導体138mg(1.0mmol)を仕込み、同例と同
様に、[Rh(COD)Cl]2 を12.3mg(0.
025mmol)含有するトルエン溶液5ml、および
dppe23.9mg(0.06mmol)を添加し、
ボンベからの水素により反応系を50Kg/cm2Gに
保ち、140℃の温度条件で84時間反応させた。得ら
れた反応液を濾過し、その濾液を濃縮した。この濃縮液
は、式(XIV)で表されるアルデヒドと式(XV)で
表されるアルコール化合物とを約1:2の割合で含有す
るものであった。この濃縮液を2mlのメタノールに溶
解しテトラヒドロホウ酸ナトリウム37mg(1.0m
mol)で処理した。次いでこの処理液を1規定の塩酸
水溶液で希釈した後、エチルエーテルで抽出した。抽出
液を濃縮した後、濃縮液のカラムクロマト精製により、
式(XV)で表されるアルコール105mg(収率74
%)が得られた。
【0045】
【化17】
【0046】
【化18】
【0047】実施例6 実施例1で用いたのと同様のオートクレーブに、合成例
5で得られた式(VIII)で表されるシクロブタノン
誘導体100mg(0.4mmol)を仕込み、同例と
同様に、[Rh(COD)Cl]2 を4.9mg(0.
01mmol)含有するトルエン溶液5ml、およびd
ppe9.6mg(0.024mmol)を添加し、ボ
ンベからの水素により反応系を50Kg/cm2Gに保
ち、140℃の温度条件で84時間反応させた。得られ
た反応液を濾過し、その濾液を濃縮した後、濃縮液のカ
ラムクロマト精製により、式(XVI)で表されるアル
コール85.2mg(収率84%)が得られた。
5で得られた式(VIII)で表されるシクロブタノン
誘導体100mg(0.4mmol)を仕込み、同例と
同様に、[Rh(COD)Cl]2 を4.9mg(0.
01mmol)含有するトルエン溶液5ml、およびd
ppe9.6mg(0.024mmol)を添加し、ボ
ンベからの水素により反応系を50Kg/cm2Gに保
ち、140℃の温度条件で84時間反応させた。得られ
た反応液を濾過し、その濾液を濃縮した後、濃縮液のカ
ラムクロマト精製により、式(XVI)で表されるアル
コール85.2mg(収率84%)が得られた。
【0048】
【化19】
【0049】上記各実施例から明らかなように、本発明
の製造方法によると、環状ケトン化合物の炭素−炭素結
合の選択的切断、水素化反応を利用して、環状ケトン化
合物に対応するアルデヒド類および/またはアルコール
類を高い収率で得ることができる。
の製造方法によると、環状ケトン化合物の炭素−炭素結
合の選択的切断、水素化反応を利用して、環状ケトン化
合物に対応するアルデヒド類および/またはアルコール
類を高い収率で得ることができる。
【0050】
【発明の効果】本発明は、環状ケトン化合物を原料と
し、温和な条件下の反応によって、有用なアルデヒド類
および/またはアルコール類を高収率で得ることのでき
る新規な製造方法を提供するという顕著な効果を奏す
る。
し、温和な条件下の反応によって、有用なアルデヒド類
および/またはアルコール類を高収率で得ることのでき
る新規な製造方法を提供するという顕著な効果を奏す
る。
【図1】合成例1〜合成例5におけるシクロブタノン誘
導体の合成反応式を示し、各合成例で用いたオレフィン
化合物、ジクロロケテン、中間体としてのジクロロシク
ロブタノン誘導体、および得られたシクロブタノン誘導
体の化学式を示す図である。
導体の合成反応式を示し、各合成例で用いたオレフィン
化合物、ジクロロケテン、中間体としてのジクロロシク
ロブタノン誘導体、および得られたシクロブタノン誘導
体の化学式を示す図である。
(1):合成例1におけるシクロブタノン誘導体の合成
反応式 (2):合成例2におけるシクロブタノン誘導体の合成
反応式 (3):合成例3におけるシクロブタノン誘導体の合成
反応式 (4):合成例4におけるシクロブタノン誘導体の合成
反応式 (5):合成例5におけるシクロブタノン誘導体の合成
反応式
反応式 (2):合成例2におけるシクロブタノン誘導体の合成
反応式 (3):合成例3におけるシクロブタノン誘導体の合成
反応式 (4):合成例4におけるシクロブタノン誘導体の合成
反応式 (5):合成例5におけるシクロブタノン誘導体の合成
反応式
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07C 31/135 9155−4H 33/20 33/34 A 9155−4H 41/26 43/253 7419−4H 45/54 45/67 47/32 47/453 // C07B 61/00 300
Claims (5)
- 【請求項1】 下記一般式(I)で表される環状ケトン
化合物を、1価のロジウム化合物の存在下水素化反応さ
せて、下記一般式(II)で表されるアルデヒド類およ
び/または下記一般式(III)で表されるアルコール
類を得ることを特徴とする、環状ケトン化合物を原料と
するアルデヒド類および/またはアルコール類の製造方
法。 【化1】 [一般式(I)において、Yはヘテロ元素あるいは置換
基を有していてもよいメチレン基を表し、CaおよびC
bは置換基を有していてもよいメチレン基を表し、その
置換基の炭素原子は前記Yまたはその置換基の炭素原子
と結合して環構造を形成してもよい。CaとCbとは互
いに同じでも異なっていてもよく、CaとCbとが異な
るときには、Cbが置換基の数の多い方または置換基の
立体的嵩高さの大きい方を意味する。また、nは1以上
の整数を表す。] 【化2】 [一般式(II)において、Y、Ca、Cb、およびn
は一般式(I)におけると同じ意味を表す。] 【化3】 [一般式(III)において、Y、Ca、Cb、および
nは一般式(I)におけると同じ意味を表す。] - 【請求項2】 環状ケトン化合物が、シクロブタノン誘
導体であることを特徴とする請求項1記載の環状ケトン
化合物を原料とするアルデヒド類および/またはアルコ
ール類の製造方法。 - 【請求項3】 水素化反応を、50〜200℃の範囲で
行わせることを特徴とする請求項1または請求項2記載
の環状ケトン化合物を原料とするアルデヒド類および/
またはアルコール類の製造方法。 - 【請求項4】 水素化反応を、100〜150℃の範囲
で行わせることを特徴とする請求項1または請求項2記
載の環状ケトン化合物を原料とするアルデヒド類および
/またはアルコール類の製造方法。 - 【請求項5】 水素化反応させて得られた反応液を、さ
らに、水素添加剤により水素化処理して反応液中のアル
デヒド化合物をアルコール化合物に転換することを特徴
とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の環状
ケトン化合物を原料とするアルデヒド類および/または
アルコール類の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18454194A JPH0840955A (ja) | 1994-08-05 | 1994-08-05 | 環状ケトン化合物を原料とするアルデヒド類および/またはアルコール類の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18454194A JPH0840955A (ja) | 1994-08-05 | 1994-08-05 | 環状ケトン化合物を原料とするアルデヒド類および/またはアルコール類の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0840955A true JPH0840955A (ja) | 1996-02-13 |
Family
ID=16155016
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18454194A Pending JPH0840955A (ja) | 1994-08-05 | 1994-08-05 | 環状ケトン化合物を原料とするアルデヒド類および/またはアルコール類の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0840955A (ja) |
-
1994
- 1994-08-05 JP JP18454194A patent/JPH0840955A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
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|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
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|
| A02 | Decision of refusal |
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