JPH0841346A - 定着ロール用シリコーンゴム組成物 - Google Patents

定着ロール用シリコーンゴム組成物

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JPH0841346A
JPH0841346A JP19752494A JP19752494A JPH0841346A JP H0841346 A JPH0841346 A JP H0841346A JP 19752494 A JP19752494 A JP 19752494A JP 19752494 A JP19752494 A JP 19752494A JP H0841346 A JPH0841346 A JP H0841346A
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silicone rubber
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sio
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JP19752494A
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Yoshito Ushio
嘉人 潮
Akito Nakamura
明人 中村
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Dow Corning Toray Silicone Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 優れたトナー離型性を有し、かつ、優れた耐
摩耗性を有する定着ロールを形成することができる定着
ロール用シリコーンゴム組成物を提供する。 【構成】 (A)一分子中に少なくとも2個のケイ素原子
結合アルケニル基を有するオルガノポリシロキサン10
0重量部、(B)R3SiO1/2単位、R2SiO2/2単位お
よびRSiO3/2単位(式中、Rは置換もしくは非置換
の一価炭化水素基である。)からなる群から選択される
少なくとも一種のオルガノシロキサン単位およびSiO
4/2単位からなり(但し、SiO4/2単位のモル数に対す
るオルガノシロキサン単位のモル数の比は0.08〜
2.0である。)、比表面積が200m2/g以上であ
る湿式法疎水化補強性シリカ微粉末3〜100重量部お
よび(C)硬化剤(本組成物を硬化させるに十分な量)か
らなる定着ロール用シリコーンゴム組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は定着ロール用シリコーン
ゴム組成物に関し、詳しくは、優れたトナー離型性を有
し、かつ、優れた耐摩耗性を有する定着ロールを形成す
ることができる定着ロール用シリコーンゴム組成物に関
する。
【0002】
【従来の技術およびその問題点】電子写真複写機、ファ
クシミリおよびレーザービームプリンター等の装置に
は、感光体上に電子写真的に形成されたトナー像を紙に
転写した後、これを熱で定着するための定着ロールが設
けられている。一般に、この定着ロールには耐熱性およ
びトナー離型性が要求されることからシリコーンゴムが
用いられている。この定着ロールを形成するためのシリ
コーンゴム組成物としては、例えば、粘度の異なる2種
のメチルビニルポリシロキサン、オルガノハイドロジェ
ンポリシロキサン、白金系触媒および無機質充填剤から
なる組成物(特開昭56−114975号公報参照)、
ケイ素原子結合アルケニル基を有するオルガノポリシロ
キサン、オルガノハイドロジェンポリシロキサン、無機
質充填剤、非架橋性のオルガノポリシロキサンおよび白
金系触媒からなる組成物(特開昭57−149354号
公報参照)、オルガノポリシロキサン、硬化剤およびポ
リメチルシルセスキオキサンからなる組成物(特開昭6
1−158362号公報参照)、分子鎖両末端ジメチル
ビニルシロキシ基封鎖ジメチルポリシロキサン、ビニル
基を2個以上有する四官能性および/または三官能性の
レジンセグメントと二官能性のオイルセグメントからな
るレジン状オルガノポリシロキサンを配合してなる付加
反応硬化型の組成物(特開平5−214250号公報参
照)が挙げられる。
【0003】しかし、特開昭56−114975号によ
り提案された定着ロールは、この耐摩耗性を向上させる
ためにシリカ微粉末、石英微粉末等の周知の無機質充填
剤を多く配合する必要があり、このために、このトナー
離型性が徐々に低下し、やがては鮮明に定着できなくな
るという問題があった。また、特開昭57−14935
4号により提案された定着ロールは非架橋性のオルガノ
ポリシロキサンを配合するため、この初期のトナー離型
性が良好であるものの、上記同様の目的でシリカ微粉
末、石英微粉末等の無機質充填剤を多く配合する必要が
あり、このため、繰り返しの定着により、このトナー離
型性が徐々に低下するという問題があった。また、この
定着ロールにおいて、無機質充填剤の配合量を少なくす
ると、繰り返しの定着により、この外周面のシリコーン
ゴム層が摩滅するという問題があった。また、特開昭6
1−158362号により提案された定着ロールは補強
性が乏しいポリメチルシルセスキオキサンを配合するた
め、この耐摩耗性が乏しいという、問題があった。さら
に、特開平5−214250号により提案された定着ロ
ールは架橋性のレジン状オルガノポリシロキサンを配合
するため無機質充填剤の配合量を少なくしてトナー離型
性の良好な定着ロールを形成することができるが、繰り
返しの定着により、この外周面のシリコーンゴム層が摩
滅するという問題があった。このように、定着ロールの
トナー離型性を向上するためには、シリカ微粉末、石英
微粉末等の無機質充填剤の配合量を少なくすることが必
要であるが、これに対して耐摩耗性が著しく低下してし
まい、優れたトナー離型性を有し、かつ、優れた耐摩耗
性を有する定着ロールを得ることは困難であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは上記課題
を解決するために鋭意検討した結果、本発明に到達し
た。すなわち、本発明の目的は、優れたトナー離型性を
有し、かつ、優れた耐摩耗性を有する定着ロールを形成
することができる定着ロール用シリコーンゴム組成物を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段およびその作用】本発明
は、 (A)一分子中に少なくとも2個のケイ素原子結合アルケ
ニル基を有するオルガノポリシロキサン100重量部、 (B)R3SiO1/2単位、R2SiO2/2単位およびRSi
3/2単位(式中、Rは置換もしくは非置換の一価炭化
水素基である。)からなる群から選択される少なくとも
一種のオルガノシロキサン単位およびSiO4/2単位か
らなり(但し、SiO4/2単位のモル数に対するオルガ
ノシロキサン単位のモル数の比は0.08〜2.0であ
る。)、比表面積が200m2/g以上である湿式法疎
水化補強性シリカ微粉末3〜100重量部 および (C)硬化剤(本組成物を硬化させるに十分な量)からな
る定着ロール用シリコーンゴム組成物に関する。以下、
本発明の定着ロール用シリコーンゴム組成物について詳
細に説明する。
【0006】(A)成分のオルガノポリシロキサンは本組
成物の主剤であり、一分子中に少なくとも2個のケイ素
原子結合アルケニル基を有することが必要である。(A)
成分中のケイ素原子結合アルケニル基としては、例え
ば、ビニル基、アリル基、ブテニル基、ペンテニル基、
ヘキセニル基が挙げられ、特に、ビニル基、ヘキセニル
基が好ましい。(A)成分中のアルケニル基の結合位置は
特に限定されず、例えば、分子鎖末端、分子鎖側鎖、分
子鎖末端および分子鎖側鎖が挙げられる。また、(A)成
分中のアルケニル基以外のケイ素原子結合有機基として
は、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル
基、ペンチル基等のアルキル基;フェニル基、トリル
基、キシリル基等のアリール基;ベンジル基、フェネチ
ル基等のアラルキル基;クロロプロピル基、3,3,3
−トリフルオロプロピル基、3−クロロプロピル基等の
置換もしくは非置換の一価炭化水素基が挙げられ、特
に、メチル基、フェニル基が好ましい。また、本組成物
を硬化して得られる定着ロールに優れたトナー離型性を
付与できることから、(A)成分中のケイ素原子結合全有
機基の50モル%以上がメチル基であることが好まし
い。
【0007】このような(A)成分の分子構造は特に限定
されず、例えば、直鎖状、一部分岐を有する直鎖状、環
状、網目状、およびこれらの構造の組み合せが挙げら
れ、特に、直鎖状、一部分岐を有する直鎖状が好まし
い。また、(A)成分の粘度は特に限定されず、低粘度の
液状オルガノポリシロキサンから高粘度の生ゴム状オル
ガノポリシロキサンまで使用できるが、特に、25℃に
おける粘度が100センチポイズ以上であることが好ま
しい。
【0008】このような(A)成分のオルガノポリシロキ
サンとしては、例えば、分子鎖両末端トリメチルシロキ
シ基封鎖メチルビニルポリシロキサン、分子鎖両末端ト
リメチルシロキシ基封鎖ジメチルシロキサン・メチルビ
ニルシロキサン共重合体、分子鎖両末端トリメチルシロ
キシ基封鎖ジメチルシロキサン・メチルビニルシロキサ
ン・メチルフェニルシロキサン共重合体、分子鎖両末端
トリメチルシロキシ基封鎖メチルビニルシロキサン・メ
チル(3,3,3−トリフルオロプロピル)シロキサン
共重合体、分子鎖両末端ジメチルビニルシロキシ基封鎖
ジメチルポリシロキサン、分子鎖両末端ジメチルビニル
シロキシ基封鎖メチルビニルポリシロキサン、分子鎖両
末端ジメチルビニルシロキシ基封鎖メチルフェニルポリ
シロキサン、分子鎖両末端ジメチルビニルシロキシ基封
鎖ジメチルシロキサン・メチルビニルシロキサン共重合
体、分子鎖両末端ジメチルビニルシロキシ基封鎖ジメチ
ルシロキサン・メチルビニルシロキサン・メチルフェニ
ルシロキサン共重合体、分子鎖両末端ジメチルビニルシ
ロキシ基封鎖メチル(3,3,3−トリフルオロプロピ
ル)ポリシロキサン、分子鎖両末端ジメチルビニルシロ
キシ基封鎖ジメチルシロキサン・メチル(3,3,3−
トリフルオロプロピル)シロキサン共重合体、分子鎖両
末端ジメチルヒドロキシシロキシ基封鎖メチルビニルポ
リシロキサン、分子鎖両末端ジメチルヒドロキシシロキ
シ基封鎖ジメチルシロキサン・メチルビニルシロキサン
共重合体、分子鎖両末端ジメチルヒドロキシシロキシ基
封鎖ジメチルシロキサン・メチルビニルシロキサン・メ
チルフェニルシロキサン共重合体、分子鎖両末端ジメチ
ルヒドロキシシロキシ基封鎖メチルビニルシロキサン・
メチル(3,3,3−トリフルオロプロピル)シロキサ
ン共重合体、CH2=CH(CH32SiO1/2単位、
(CH33SiO1/2単位およびSiO4/2単位からなる
レジン状オルガノポリシロキサンが挙げられ、これらを
一種もしくは二種以上の混合物として配合することがで
きる。
【0009】(B)成分の湿式法疎水化補強性シリカ微粉
末は、本組成物を硬化して得られる定着ロールのトナー
離型性を低下させず、この定着ロールに優れた耐摩耗性
を付与するための成分であり、R3SiO1/2単位、R2
SiO2/2単位およびRSiO3/2単位からなる群から選
択される少なくとも一種のオルガノシロキサン単位およ
びSiO4/2単位からなることが必要である。上式中、
Rは置換もしくは非置換の一価炭化水素基であり、例え
ば、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペン
チル基等のアルキル基;ビニル基、アリル基、ブテニル
基、ペンテニル基、ヘキセニル基等のアルケニル基;フ
ェニル基、トリル基、キシリル基等のアリール基;ベン
ジル基、フェネチル基等のアラルキル基;3−クロロプ
ロピル基、3,3,3−トリフルオロプロピル基等の置
換アルキル基が挙げられ、特に、メチル基、ビニル基、
フェニル基が好ましい。(B)成分において、SiO4/2
単位のモル数に対する上記オルガノシロキサン単位のモ
ル数の比は0.08〜2.0の範囲内であることが必要
であり、特に、この比は0.2〜1.5の範囲内である
ことが好ましい。これは、SiO4/2単位のモル数に対
する上記オルガノシロキサン単位のモル数の比が0.0
8未満になると、このシリカ微粉末の(A)成分に対する
分散性が著しく低下するためであり、また、これが2.
0をこえると、このシリカ微粉末の補強性が著しく低下
し、得られる定着ロールの耐摩耗性が著しく低下するた
めである。このような(B)成分の構成単位は、(B)成分
を調製する際の原料のモル数により求めることができ、
また、(B)成分を過剰のテトラエトキシシランまたはメ
チルトリエトキシシラン等のアルコキシシランと触媒量
の水酸化カリウム等の塩基性化合物により全分解した
後、生成したシラン化合物をガスクロマトグラフにより
分析することにより求めることができる。また、(B)成
分の比表面積は200m2/g以上であることが必要で
あり、特に、得られる定着ロールの耐摩擦性が優れるこ
とから、この比表面積は300m2/g以上であること
が好ましい。このような(B)成分の比表面積はBET法
等の周知の方法により求めることができる。
【0010】(B)成分の調製方法は特に限定されず、例
えば、特公昭61−56255号により提案された方法
に従って、オルガノトリアルコキシシラン、ジオルガノ
ジアルコキシシラン、トリオルガノアルコキシシラン等
のオルガノアルコシシラン、アルコールおよび濃アンモ
ニア水を激しく攪拌しながら、これにテトラアルコキシ
シランを投入する方法、環状ジオルガノシロキサンおよ
びオルガノトリアルコキシシラン、ジオルガノジアルコ
キシシラン、トリオルガノアルコキシシラン等のオルガ
ノアルコキシシランを水酸化カリウム等の塩基性化合物
により再平衡化反応した後、これを中和して得られるオ
ルガノポリシロキサン、メタノールおよび濃アンモニア
水を激しく攪拌しながら、これにテトラアルコキシシラ
ンを投入する方法が挙げられる。このようにして調製さ
れた(B)成分はゲル状の分散液として得られ、この分散
液からメタノール、アンモニアガス等を除去することに
より(B)成分を得ることができる。本組成物を調製する
方法としては、(B)成分を得た後、これを(A)成分に混
練する方法が挙げられるが、好ましくは、(B)成分の分
散液を(A)成分に混練した後、この混合物からメタノー
ル、アンモニアガス等を除去する方法である。
【0011】本組成物において、(B)成分の配合量は
(A)成分100重量部に対して3〜100重量部の範囲
内であることが必要である。これは、(B)成分の配合量
が(A)成分100重量部に対して3重量部未満である
と、得られる定着ロールの耐摩耗性が著しく低下するた
めであり、また、これが100重量部をこえると、得ら
れる定着ロールのトナー離型性が著しく低下するためで
ある。
【0012】(C)成分の硬化剤は、本組成物を硬化させ
るための化合物もしくは触媒と架橋剤との混合物等であ
り、例えば、有機過酸化物、白金系触媒と一分子中に少
なくとも2個のケイ素原子結合水素原子を有するオルガ
ノポリシロキサンとの混合物が挙げられる。この有機過
酸化物としては、例えば、ベンゾイルパーオキサイド、
t−ブチルパーベンゾエイト、2,4−ジクロロベンゾ
イルパーオキサイド、モノクロロベンゾイルパーオキサ
イド、ジクミルパーオキサイド、2,5−ジメチル−
2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサンが挙げら
れる。また、この白金系触媒としては、例えば、白金
黒,白金坦持のシリカ微粉末、白金坦持の活性炭、塩化
白金酸、塩化白金酸とオレフィンとの錯体、塩化白金酸
とアルケニルシロキサンとの錯体、塩化白金酸のアルコ
ール溶液、およびこれらの白金系触媒を、ポリカーボネ
ート樹脂、ポリメチルメタクリレート樹脂、ポリスチレ
ン樹脂、シリコーン樹脂等の熱可塑性有機樹脂中に含有
してなる熱可塑性有機樹脂微粉末が挙げられる。また、
この一分子中に少なくとも2個のケイ素原子結合水素原
子を有するオルガノポリシロキサンとしては、例えば、
分子鎖両末端トリメチルシロキシ基封鎖メチルハイドロ
ジェンポリシロキサン、分子鎖両末端トリメチルシロキ
シ基封鎖ジメチルシロキサン・メチルハイドロジェンシ
ロキサン共重合体、分子鎖両末端ジメチルハイドロジェ
ンシロキシ基封鎖ジメチルポリシロキサン、分子鎖両末
端ジメチルハイドロジェンシロキシ基封鎖ジメチルシロ
キサン・メチルハイドロジェンシロキサン共重合体、分
子鎖両末端トリメチルシロキシ基封鎖メチルフェニルシ
ロキサン・メチルハイドロジェンシロキサン共重合体が
挙げられ、これらを一種もしくは二種以上の混合物とし
て配合することができる。
【0013】本組成物において、(C)成分の配合量は本
組成物を硬化させるに十分な量であれば特に限定され
ず、具体的には、(D)成分が有機過酸化物である場合に
は、この有機過酸化物の配合量は(A)成分100重量部
に対して0.1〜10重量部の範囲内であることが好ま
しく、また(D)成分が白金系触媒と一分子中に少なくと
も2個のケイ素原子結合水素原子を有するオルガノポリ
シロキサンとの混合物である場合には、この白金系触媒
の配合量は、この触媒中の白金金属が(A)成分100万
重量部に対して0.1〜1000重量部の範囲内となる
量であることが好ましく、また、このオルガノポリシロ
キサンの配合量は(A)成分100重量部に対して0.5
〜20重量部の範囲内であることが好ましい。
【0014】また、(C)成分が白金系触媒および一分子
中に少なくとも2個のケイ素原子結合水素原子を有する
オルガノポリシロキサンとの混合物である場合、本組成
物の貯蔵安定性および取扱作業性を向上させるために、
3−メチル−1−ブチン−3−オール、3,5−ジメチ
ル−1−ヘキシン−3−オール、フェニルブチノール等
のアルキンアルコール;3−メチル−3−ペンテン−1
−イン、3,5−ジメチル−3−ヘキセン−1−イン等
のエンイン化合物;1,3,5,7−テトラメチル−
1,3,5,7−テトラビニルシクロテトラシロキサ
ン、1,3,5,7−テトラメチル−1,3,5,7−
テトラヘキセニルシクロテトラシロキサン、ベンゾトリ
アゾール等の硬化抑制剤を配合することが好ましい。
【0015】また、本組成物には上記(A)成分〜(C)成
分以外の任意の成分として、本発明の目的を損なわない
限り、ヒュームドシリカ、沈降性シリカ、二酸化チタ
ン、アルミナ、石英粉末等の無機質充填剤、およびこれ
らの無機質充填剤をオルガノアルコキシシラン、オルガ
ノクロロシラン、オルガノシラザン等の有機ケイ素化合
物により表面処理してなる無機質充填剤;カーボンブラ
ック、ベンガラ等の顔料;酸化マグネシウム、セリウム
シラノレ−ト、セリウム脂肪酸塩等の耐熱剤;帯電防止
剤、難燃剤、内部離型剤、可塑剤を配合することができ
る。
【0016】本組成物を調製する方法は特に限定され
ず、例えば、(A)成分と(B)成分を2本ロール、ニーダ
ミキサー、加圧ニーダミキサー等の混練装置により均一
に混練した後、これと(C)成分を均一に混練する方法;
(A)成分〜(C)成分をヘンシェルミキサー、ロスミキサ
ー、ニーダミキサー、2軸連続混練押出機等の混練装置
により均一に混練する方法が挙げられる
【0017】また、本組成物により定着ロールを成形す
る方法は特に限定されず、例えば、本組成物を圧縮成形
機、射出成形機、トランスファー成形機等の周知のゴム
成形機を用いてロール芯金の外周面に被覆した後、これ
を50℃〜250℃で数秒〜数分間加熱する方法が挙げ
られる。また、このようにして成形された定着ロールを
熱風循環式オーブン中でさらに加熱することが好まし
い。また、成形後の定着ロールを研磨加工することによ
り、この平滑性や寸法精度を向上することができる。ま
た、本組成物を従来のシリコーンゴムからなる定着ロー
ルの外周面に被覆した後、加熱することにより、本発明
の目的の定着ロールを形成することができる。
【0018】本発明の定着ロール用シリコーンゴム組成
物は、定着ロールの成形性を損なうことなく、機械的強
度の優れた定着ロールを形成することができるので、比
較的小さな定着ロールから大型の定着ロールまで幅広く
適用することができる。また、本組成物を従来のシリコ
ーンゴムからなる定着ロールの外周面に被覆して硬化す
ることにより、優れたトナー離型性を有し、かつ、優れ
た耐摩耗性を有する定着ロールを形成することができ
る。このようにして得られた定着ロールは、電子写真複
写機、ファクシミリ、レーザービームプリンター等の装
置に好適である。
【0019】
【実施例】本発明の定着ロール用シリコーンゴム組成物
を実施例により詳細に説明する。なお、実施例中、粘度
は25℃において測定した値であり、定着ロールのトナ
ー離型性は、これを電子写真複写機に装着した後、A4
サイズの普通紙を10万枚連続して複写した際、複写が
鮮明であるか否かを観察することにより評価した。ま
た、この定着ロールの耐摩耗性は、連続して複写した
後、この外周面の寸法を測定して、シリコーンゴム層が
摩滅した厚さを求めることにより評価した。
【0020】[参考例1(湿式法疎水化補強性シリカ微
粉末の調製)]ガラス製反応容器にメタノール118
g、濃アンモニア水32gおよびジメチルジメトキシシ
ラン41gを投入して、電磁攪拌により均一に攪拌し
た。次いで、これを激しく攪拌しながらテトラメトキシ
シラン96gを投入した。テトラメトキシシランを投入
後、反応物が直ちにゲル化したので攪拌を止め、このゲ
ル状反応物を室温下、密閉状態で1週間放置して、湿式
法疎水化補強性シリカ微粉末の分散液を調製した。この
分散液の一部を採取して、メタノール、アンモニアガス
等を除去したところ、CH3SiO3/2単位とSiO4/2
単位からなり、SiO4 /2単位のモル数に対するCH3
iO3/2単位のモル数の比が1.8であるシリカ微粉末
を得た。また、このシリカ微粉末の比表面積をBET法
(株式会社島津製作所製;比表面積自動測定装置220
0形)により測定した結果、このシリカ微粉末の比表面
積は620m2/gであった。
【0021】[参考例2(特公昭61−56255号に
記載された方法による湿式法疎水化補強性シリカ微粉末
の調製)]オクタメチルシクロテトラシロキサン277
g、1,3,5,7−テトラメチル−1,3,5,7−
テトラビニルシクロテトラシロキサン4.6g、メチル
トリメトキシシラン517gおよび水酸化カリウム0.
43gを105℃で2時間攪拌した後、これを炭酸ガス
により中和してオルガノポリシロキサンを調製した。ガ
ラス製反応容器に、このオルガノポリシロキサン39
g、メタノール118gおよび濃アンモニア水32gを
投入して、30〜40℃に加熱下、電磁攪拌により均一
に攪拌した。次いで、これを激しく攪拌しながらテトラ
メトキシシラン96gを投入した。テトラメトキシシラ
ンを投入後、反応物が直ちにゲル化したので攪拌を止
め、このゲル状反応物を室温下、密閉状態で1週間放置
して、湿式法疎水化補強性シリカ微粉末の分散液を調製
した。この分散液の一部を採取し、メタノール、アンモ
ニアガス等を除去したところ、(CH32SiO2/2
位、CH3(CH2=CH)SiO2/2単位、CH3SiO
3/2単位およびSiO4/2単位からなり、SiO4/2単位
のモル数に対する(CH32SiO2/2単位、CH3(C
2=CH)SiO2/2単位およびCH3SiO3/2単位の
モル数の比が0.37であるシリカ微粉末を得た。ま
た、このシリカ微粉末の比表面積をBET法(株式会社
島津製作所製;比表面積自動測定装置2200形)によ
り測定した結果、このシリカ微粉末の比表面積は540
2/gであった。
【0022】[参考例3{シリコーンゴムベース(I)の
調製}]ニーダミキサーに、分子鎖両末端ジメチルビニ
ルシロキシ基封鎖ジメチルシロキサン・メチルビニルシ
ロキサン共重合体(ジメチルシロキサン単位=99.8
4モル%、メチルビニルシロキサン単位=0.16モル
%)100重量部、参考例1で調製した湿式法疎水化補
強性シリカ微粉末の分散液(シリカ微粉末の含有量=2
5重量%)200重量部を投入して、これを90℃で均
一に混練した後、さらに、180℃で2時間混練してシ
リコーンゴムベース(I)を調製した。
【0023】[参考例4{シリコーンゴムベース(II)の
調製}]ニーダミキサーに、分子鎖両末端ジメチルビニ
ルシロキシ基封鎖ジメチルシロキサン・メチルビニルシ
ロキサン共重合体(ジメチルシロキサン単位の含有量=
99.84モル%、メチルビニルシロキサン単位の含有
量=0.16モル%)100重量部、参考例2で調製し
た湿式法疎水化補強性シリカ微粉末の分散液(シリカ微
粉末の含有量=25重量%)200重量部を投入して、
これを90℃で均一に混練した後、さらに、180℃で
2時間混練してシリコーンゴムベース(II)を調製した。
【0024】[参考例5{シリコーンゴムベース(III)
の調製}]ニーダーミキサーに、分子鎖両末端ジメチル
ビニルシロキシ基封鎖ジメチルシロキサン・メチルビニ
ルシロキサン共重合体(ジメチルシロキサン単位の含有
量=99.84モル%、メチルビニルシロキサン単位の
含有量=0.16モル%、平均重合度=3,000)1
00重量部、比表面積が300m2/gのヒュームドシ
リカ17重量部、粘度30センチポイズの分子鎖両末端
ジメチルヒドロキシシロキシ基封鎖ジメチルポリシロキ
サン3重量部を投入して、これを室温で均一に混練した
後、さらに、170℃で2時間混練してシリコーンゴム
ベース(III)を調製した。
【0025】[実施例1]ニーダーミキサーに参考例3
で調製したシリコーンゴムベース(I)50重量部、分子
鎖両末端ジメチルビニルシロキシ基封鎖ジメチルシロキ
サン・メチルビニルシロキサン共重合体(ジメチルシロ
キサン単位の含有量=99.68モル%、メチルビニル
シロキサン単位の含有量=0.32モル%、平均重合度
=3,000)50重量部を投入して、これを室温で均
一に混練してシリコーンゴムベース(IV)を調製した。次
に、このシリコーンゴムベース(IV)100重量部と2,
5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘ
キサン0.4重量部を2本ロールにより均一に混練し
て、本発明の定着ロール用シリコーンゴム組成物を調製
した。
【0026】続いて、円筒状の鉄製ロール芯金の外周面
にプライマー(東レ・ダウコーニング・シリコーン株式
会社製;DY39−012プライマー)を均一に塗布し
た後、これを乾燥させた。このロール芯金をロール成形
用金型の中に置き、次いで、このロール芯金と金型との
間のキャビテー内部に上記定着ロール用シリコーンゴム
組成物を圧入した。その後、これを170℃で10分間
加熱して定着ロールを成形した。次いで、この定着ロー
ルを金型から取り出し、さらに、200℃の熱風循環式
オーブン中で4時間加熱して定着ロール(A)を作成し
た。この定着ロール(A)のトナー離型性および耐摩耗性
を評価した。これらの結果を表1に示した。
【0027】[実施例2]ロスミキサーに参考例4で調
製したシリコーンゴムベース(II)50重量部、粘度23
0センチポイズの式: [(CH3)3SiO1/2]1.38[CH2=CH(CH3)2SiO1/2]0.44[SiO4/2]
1.0 で表されるレジン状のオルガノポリシロキサン7重量
部、粘度10,000センチポイズの分子鎖両末端ジメ
チルビニルシロキシ基封鎖ジメチルポリシロキサン60
重量部、式: [(CH3)3SiO1/2]2.0[(CH3)2SiO2/2]2.0[(CH3)HSiO2/2]
4.5[CH3SiO3/2]1.0 で表されるオルガノポリシロキサン6重量部および塩化
白金酸と1,3−ジビニル−1,1,3,3−テトラメ
チルジシロキサンとの錯体(錯体中の白金金属の含有量
=0.4重量%)0.5重量部を投入して、これを室温
で均一に混練して、本発明の定着ロール用シリコーンゴ
ム組成物を調製した。
【0028】続いて、円筒状の鉄製ロール芯金の外周面
にプライマー(東レ・ダウコーニング・シリコーン株式
会社製;DY39−051プライマー)を均一に塗布し
た後、これを乾燥させた。このロール芯金をロール成形
用金型の中に置き、次いで、このロール芯金と金型との
間のキャビテー内部に上記定着ロール用シリコーンゴム
組成物を圧入した。その後、これを150℃で10分間
加熱して定着ロールを成形した。次いで、この定着ロー
ルを金型から取り出し、さらに、200℃の熱風循環式
オーブン中で4時間加熱して定着ロール(B)を作成し
た。この定着ロール(B)のトナー離型性および耐摩耗性
を評価した。これらの結果を表1に示した。
【0029】[実施例3]ロスミキサーに粘度10,0
00センチポイズの分子鎖両末端トリメチルシロキシ基
封鎖ジメチルシロキサン・メチルビニルシロキサン共重
合体(ジメチルシロキサン単位の含有量=99.0モル
%、メチルビニルシロキサン単位の含有量=0.1モル
%)100重量部、比表面積300m2/gのヒューム
ドシリカ10重量部、石英微粉末30重量部、ヘキサメ
チルジシラザン4重量部および水1重量部を投入して、
これを均一に混練した後、減圧下、120℃で2時間混
練してシリコーンゴムベース(V)を調製した。このシリ
コーンゴムベース(V)140重量部に分子鎖両末端トリ
メチルシロキシ基封鎖ジメチルシロキサン・メチルハイ
ドロジェンシロキサン共重合体(ケイ素原子結合水素原
子の含有量=0.4重量%)3重量部および塩化白金酸
と1,3−ジビニル−1,1,3,3−テトラメチルジ
シロキサンとの錯体(錯体中の白金金属の含有量=0.
4重量%)0.5重量部を均一に混練してシリコーンゴ
ム組成物を調製した。
【0030】続いて、このシリコーンゴム組成物を用い
て、実施例2と同様にして定着ロールを作成した。さら
に、この定着ロールの外周面にプライマー(東レ・ダウ
コーニング・シリコーン株式会社製;DY39−051
A/Bプライマー)を塗布した後、これを乾燥させた。
この定着ロールの外周面に実施例2で調製した定着ロー
ル用シリコーンゴム組成物を厚さ100μmに均一に塗
布した後、150℃で10分間加熱し、さらに、これを
200℃の熱風循環式オーブン中で4時間加熱して定着
ロール(C)を作成した。この定着ロール(C)のトナー離
型性および耐摩耗性を評価した。これらの結果を表1に
示した。
【0031】[比較例1]ニーダミキサーに参考例5で
調製したシリコーンゴムベース(III)50重量部、分子
鎖両末端ジメチルビニルシロキシ基封鎖ジメチルシロキ
サン・メチルビニルシロキサン共重合体(ジメチルシロ
キサン単位の含有量=99.68モル%、メチルビニル
シロキサン単位の含有量=0.32モル%、平均重合度
=3,000)50重量部を投入して、これを均一に混
練してシリコーンゴムベース(VI)を調製した。次に、こ
のシリコーンゴムベース(VI)100重量部と2,5−ジ
メチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン
0.4重量部を2本ロールにより均一に混練して、比較
の定着ロール用シリコーンゴム組成物を調製した。この
定着ロール用シリコーンゴム組成物を用いて実施例1と
同様にして定着ロール(D)を作成した。この定着ロール
(D)のトナー離型性および耐摩耗性を評価した。これら
の結果を表1に示した。
【0032】[比較例2]ロスキミサーに粘度10,0
00センチポイズの分子鎖両末端トリメチルシロキシ基
封鎖ジメチルポリシロキサン100重量部、粘度10,
000,000センチポイズの分子鎖両末端ジメチルビ
ニルシロキシ基封鎖ジメチルポリシロキサン20重量
部、粘度230センチポイズの式: [(CH3)3SiO1/2]1.38[CH2=CH(CH3)2SiO1/2]0.44[SiO4/2]
1.0 で表されるレジン状のオルガノポリシロキサン10重量
部、式: [(CH3)3SiO1/2]2.0[(CH3)2SiO2/2]2.0[(CH3)HSiO2/2]
4.5[CH3SiO3/2]1.0 で表されるオルガノポリシロキサン7重量部および塩化
白金酸と1,3−ジビニル−1,1,3,3−テトラメ
チルジシロキサンとの錯体(錯体中の白金金属の含有量
=0.4重量%)0.5重量部を投入して、これを均一
に混練して比較の定着ロール用シリコーンゴム組成物を
調製した。この定着ロール用シリコーンゴム組成物を用
いて実施例2と同様にして定着ロール(E)を作成した。
この定着ロール(E)のトナー離型性および耐摩耗性を評
価した。これらの結果を表1に示した。
【0033】[比較例3]ロスミキサーに粘度10,0
00センチポイズの分子鎖両末端トリメチルシロキシ基
封鎖ジメチルシロキサン・メチルビニルシロキサン共重
合体(ジメチルシロキサン単位の含有量=99.0モル
%、メチルビニルシロキサン単位の含有量=0.1モル
%)100重量部、比表面積300m2/gのヒューム
ドシリカ10重量部、石英微粉末30重量部、ヘキサメ
チルジシラザン4重量部および水1重量部を投入して、
これを均一に混練した後、減圧下、120℃で2時間混
練してシリコーンゴムベース(VII)を調製した。このシ
リコーンゴムベース(VII)140重量部に分子鎖両末端
トリメチルシロキシ基封鎖ジメチルシロキサン・メチル
ハイドロジェンシロキサン共重合体(ケイ素原子結合水
素原子の含有量=0.4重量%)3重量部および塩化白
金酸と1,3−ジビニル−1,1,3,3−テトラメチ
ルジシロキサンとの錯体(錯体中の白金金属の含有量=
0.4重量%)0.5重量部を均一に混練してシリコー
ンゴム組成物を調製した。さらに、このシリコーンゴム
組成物100重量部に粘度10,000センチポイズの
分子鎖両末端トリメチルシロキシ基封鎖ジメチルポリシ
ロキサン10重量部を均一に混練して、比較の定着ロー
ル用シリコーンゴム組成物を調製した。この定着ロール
用シリコーンゴム組成物を用いて、実施例2と同様にし
て定着ロール(F)を作成した。この定着ロール(F)のト
ナー離型性および耐摩耗性を評価した。これらの結果を
表1に示した。
【0034】
【表1】
【0035】
【発明の効果】本発明の定着ロール用シリコーンゴム組
成物は、優れたトナー離型性を有し、かつ、優れた耐摩
耗性を有する定着ロールを形成することができるという
特徴を有する。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)一分子中に少なくとも2個のケイ素原
    子結合アルケニル基を有するオルガノポリシロキサン1
    00重量部、 (B)R3SiO1/2単位、R2SiO2/2単位およびRSi
    3/2単位(式中、Rは置換もしくは非置換の一価炭化
    水素基である。)からなる群から選択される少なくとも
    一種のオルガノシロキサン単位およびSiO4/2単位か
    らなり(但し、SiO4/2単位のモル数に対するオルガ
    ノシロキサン単位のモル数の比は0.08〜2.0であ
    る。)、比表面積が200m2/g以上である湿式法疎
    水化補強性シリカ微粉末3〜100重量部 および (C)硬化剤(本組成物を硬化させるに十分な量)からな
    る定着ロール用シリコーンゴム組成物。
  2. 【請求項2】(C)成分が有機過酸化物であることを特徴
    とする請求項1記載の定着ロール用シリコーンゴム組成
    物。
  3. 【請求項3】(C)成分が白金系触媒および一分子中に少
    なくとも2個のケイ素原子結合水素原子を有するオルガ
    ノポリシロキサンとの混合物であることを特徴とする請
    求項1記載の定着ロール用シリコーンゴム組成物。
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