JPH0841797A - 製紙用添加剤及び製紙方法 - Google Patents

製紙用添加剤及び製紙方法

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JPH0841797A
JPH0841797A JP14839895A JP14839895A JPH0841797A JP H0841797 A JPH0841797 A JP H0841797A JP 14839895 A JP14839895 A JP 14839895A JP 14839895 A JP14839895 A JP 14839895A JP H0841797 A JPH0841797 A JP H0841797A
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meth
paper
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JP14839895A
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English (en)
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Kenji Nasu
健司 那須
Mayumi Narushima
真弓 成嶋
Kiyoshi Iwai
瀏 岩井
Satoshi Takizawa
智 滝沢
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NIPPON P M C KK
Japan PMC Corp
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NIPPON P M C KK
Japan PMC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 アクリルアミド類(a)、(a)成分と共重
合可能なカチオン基を有するビニルモノマー(b)、
(a)、(b)成分と共重合可能な3価もしくは4価の
不飽和カルボン酸又はそれらの塩類(c)の少なくとも
1種、及び架橋性化合物(d)を反応して得られる水溶
性共重合体及び(a)、(b)、(c)、(d)とノニ
オン性ビニルモノマー(e)又は/及びアニオン性ビニ
ルモノマー(f)を反応させて得た水溶性共重合体を含
有した製紙用添加剤並びにそれを用いた製紙方法。 【効果】 本発明の製紙用添加剤は抄紙工程に於いて優
れた濾水性及び歩留りが得られ、製紙後の紙力に優れ
る。又、特に、中性ないしアルカリ性pH領域で抄紙す
る製紙方法に使用すると、優れた濾水性、歩留り、及び
紙力増強効果を発揮する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポリアクリルアミド系
製紙用添加剤及びこれを使用する製紙方法に関する。さ
らに詳細には、酸性から中性ないしアルカリpH領域で
の抄紙系で優れた濾水性、歩留り及び紙力増強効果を発
現しうる製紙用添加剤及び該製紙用添加剤を使用する製
紙方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より製紙工程において、抄紙機の高
速化に伴う生産性の向上、あるいは紙の品質向上のため
に、種々の製紙用添加剤が用いられている。とりわけ、
紙力増強剤、濾水性向上剤及び歩留り向上剤等は紙質向
上並びに生産性向上をはかる上で重要な薬品であり、そ
の使用範囲はさらに広まり、これら薬品の改良も進んで
いる。この背景としては、原木供給事情の悪化に伴いバ
ージンパルプの使用に制約があり、さらに省エネルギー
や資源の有効利用の目的で、古紙利用の必要性が一層強
まったこと、及び排水規制等により白水のクローズド化
率が上がり夾雑物の量が増えたことなどが挙げられる。
【0003】製紙用添加剤としては澱粉類、ポリアミド
ポリアミン−エピクロルヒドリン樹脂、メラミンホルム
アルデヒド樹脂、尿素ホルムアルデヒド樹脂及びアクリ
ルアミドを主成分とするアクリルアミド系共重合体など
が目的に応じて使用されているが、なかでもアクリルア
ミド系共重合体はその合成上の利点、性能、使用上の取
扱い易さ等から最も広く一般的に使用されている。
【0004】アクリルアミド系共重合体からなる製紙用
添加剤としては、そのイオン性によりアニオンタイプ、
カチオンタイプ、及び両性タイプが知られている。アニ
オンタイプとしては、アクリルアミド類とアニオン基を
有するビニルモノマーとの共重合体やアクリルアミド系
共重合体の部分加水分解物などがある。カチオンタイプ
としては、アクリルアミド類とカチオン基を有するビニ
ルモノマーとの共重合体やアクリルアミド系共重合体の
ホフマン変性物あるいはマンニッヒ変性物などがある。
両性タイプとしては、アクリルアミド類とカチオン基を
有するビニルモノマーとアニオン基を有するビニルモノ
マー、必要に応じてこれらモノマー類と共重合しうるノ
ニオン性ビニルモノマーとの共重合体、アクリルアミド
類とアニオン基を有するビニルモノマーとの共重合体の
ホフマン変性物、あるいはマンニッヒ変性物などがあ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、近年の製紙業
界においては上記のような紙の原料事情の悪化、抄紙機
の高速化、製紙工程中に生ずる白水中の夾雑物量の増大
や抄紙pHの変動といった紙質に関わる諸問題を抱えて
いる。特に、抄紙機の高速化に伴い、乾燥性がさらに要
求されている。従来の製紙用添加剤では、このような諸
問題を十分に解決することができなかった。即ち、濾水
性、歩留り及び紙力向上効果においてバランスよく優れ
ている製紙用添加剤の出現が待たれていた。
【0006】本発明は従来から知られているアクリルア
ミド系共重合体の製紙用添加剤に比べ酸性から中性ない
しアルカリ性pH領域において優れた濾水性、歩留り及
び紙力増強効果を付与できる3価もしくは4価の不飽和
カルボン酸又はそれらの塩類を含んだ新規なアクリルア
ミド系共重合体を含有する製紙用添加剤を提供するとと
もに、抄紙系において、濾水性、歩留り及び紙力増強効
果に優れる本願発明の製紙用添加剤を用いた製紙方法を
提供することを課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記課題
を解決するため鋭意検討を重ねた結果、従来の製紙用添
加剤には用いられていない3価もしくは4価の不飽和カ
ルボン酸又はそれらの塩類をアクリルアミド系共重合体
に導入することに成功し、本発明を完成するに至った。
【0008】即ち、本発明は、アクリルアミド類
(a)、(a)成分と共重合可能なカチオン基を有する
ビニルモノマー(b)、(a)、(b)成分と共重合可
能な3価もしくは4価の不飽和カルボン酸又はそれらの
塩類(c)の少なくとも1種と架橋性化合物(d)を反
応して得られる水溶性共重合体を含有する製紙用添加
剤、及び上記(a)、(b)、(c)成分とこれら各成
分と共重合可能なノニオン性ビニルモノマー(e)と架
橋性化合物(d)を反応して得られる水溶性共重合体を
含有する製紙用添加剤、及び上記(a)、(b)、
(c)成分とこれら各成分と共重合可能な(c)成分以
外のアニオン性ビニルモノマー(f)と架橋性化合物
(d)を反応して得られる水溶性共重合体を含有する製
紙用添加剤、及び上記(a)、(b)、(c)、
(e)、(f)成分と架橋性化合物(d)を反応して得
られる水溶性共重合体を含有する製紙用添加剤、及び該
製紙用添加剤をパルプスラリーに加えて、抄紙する製紙
方法を提供するものである。
【0009】次に本発明を詳細に説明する。本発明にお
いて、上記アクリルアミド類(a)とは、アクリルアミ
ド、メタクリルアミドの他にN−メチル(メタ)アクリ
ルアミド、N−エチル(メタ)アクリルアミド、N,N
−ジメチル(メタ)アクリルアミド、N−イソプロピル
(メタ)アクリルアミド、N−t−オクチル(メタ)ア
クリルアミド等のN置換アクリルアミド等が挙げられ、
これらの一種を単独でまたは二種以上併用することがで
きる。
【0010】上記カチオン基を有するビニルモノマー
(b)としては、例えばジメチルアミノエチル(メタ)
アクリレート、ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレ
ート、ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリレート、
ジエチルアミノプロピル(メタ)アクリレート、ジメチ
ルアミノプロピル(メタ)アクリルアミドもしくはジエ
チルアミノプロピル(メタ)アクリルアミド、アリルア
ミン、ジアリルアミン等の第3級アミノ基を有するビニ
ルモノマーまたは、それらの塩酸、硫酸、ギ酸、酢酸な
どの無機酸ないしは有機酸の塩類、または該3級アミノ
基含有ビニルモノマーとメチルクロライド、メチルブロ
マイド等のアルキルハライド、ベンジルクロライド、ベ
ンジルブロマイド等のアリールアルキルハライド、ジメ
チル硫酸、ジエチル硫酸、エピクロロヒドリン、3−ク
ロロ−2−ヒドロキシプロピルトリメチルアンモニウム
クロライド、グリシジルトリアルキルアンモニウムクロ
ライド等の4級化剤との反応によって得られる第4級ア
ンモニウム塩を含有するビニルモノマー、例えば2−ヒ
ドロキシ−N,N,N,N’,N’−ペンタメチル−
N’−[3−{(1−オキソ−2−プロペニル)アミ
ノ}プロピル]−1、3−プロパンジアミニウムジクロ
ライド等が例示され、これら一種を単独でまたは二種以
上併用することができる。
【0011】上記3価もしくは4価の不飽和カルボン酸
又はそれらの塩類(c)のうち代表的なものを例示する
と、1−プロペン−1,2,3−トリカルボン酸、1−
ブテン−1,2,3−トリカルボン酸、1−ブテン−
1,2,4−トリカルボン酸、2−ブテン−1,2,3
−トリカルボン酸、2−ブテン−1,2,4−トリカル
ボン酸、3−ブテン−1,2,3−トリカルボン酸、4
−ペンテン−1,2,4−トリカルボン酸等3価の不飽
和カルボン酸、1−ペンテン−1,1,4,4−テトラ
カルボン酸、4−ペンテン−1,2,3,4−テトラカ
ルボン酸、3−ヘキセン−1,1,6,6−テトラカル
ボン酸等の4価の不飽和カルボン酸又はこれら各種のナ
トリウム、カリウム塩等のアルカリ金属塩類又はアンモ
ニウム塩等が例示できる。これら3価もしくは4価の不
飽和カルボン酸又はそれらの塩類は、一種を単独で又は
二種以上併用することができる。
【0012】上記架橋性化合物(d)としては、エチレ
ングリコールジ(メタ)アクリレート、ジエチレングリ
コールジ(メタ)アクリレート、トリエチレングリコー
ルジ(メタ)アクリレート、プロピレングリコールジ
(メタ)アクリレート等のジ(メタ)アクリレート類、
メチレンビス(メタ)アクリルアミド、エチレンビス
(メタ)アクリルアミド、ヘキサメチレンビス(メタ)
アクリルアミド、N,N’−ビスアクリルアミド酢酸、
N,N’−ビスアクリルアミド酢酸メチル、N,N−ベ
ンジリデンビスアクリルアミド等のビス(メタ)アクリ
ルアミド類、アジピン酸ジビニル、セバシン酸ジビニル
等のジビニルエステル類、エポキシアクリレート類、ウ
レタンアクリレート類、アリル(メタ)アクリレート、
ジアリルフタレート、ジアリルマレート、ジアリルサク
シネート、ジアリルアクリルアミド、ジビニルベンゼ
ン、ジイソプロピルベンゼン、ジアリルアミン、N,N
−ジアリルメタクリルアミド、N−メチロールアクリル
アミド、ジアリルジメチルアンモニウム、ジアリルクロ
レンデート、グリシジル(メタ)アクリレート等の2官
能性ビニルモノマー、1,3,5−トリアクリロイルヘ
キサヒドロ−S−トリアジン、トリアリルイソシアヌレ
ート、N,N−ジアリルアクリルアミド、トリアリルア
ミン、トリアリルトリメリテート等の3官能性ビニルモ
ノマー、テトラメチロールメタンテトラアクリレート、
テトラアリルピロメリテート、N,N,N’,N’−テ
トラアリル−1,4−ジアミノブタン、テトラアリルア
ミン塩、テトラアリルオキシエタン等の4官能性ビニル
モノマー、
【0013】テトラメチロールメタン−トリ−β−アジ
リジニルプロピオネート、トリメチロールプロパン−ト
リ−β−アジリジニルプロピオネート、4,4’−ビス
(エチレンイミンカルボニルアミノ)ジフェニルメタン
等の水溶性アジリジニル化合物、(ポリ)エチレングリ
コールジグリシジルエーテル、(ポリ)プロピレングリ
コールジグリシジルエーテル、(ポリ)グリセリンジグ
リシジルエーテル、(ポリ)グリセリントリグリシジル
エーテル等の水溶性の多官能エポキシ化合物、
【0014】及び3−(メタ)アクリロキシメチルトリ
メトキシシラン、3−(メタ)アクリロキシプロピルジ
メトキシメチルシラン、3−(メタ)アクリロキシプロ
ピルトリメトキシシラン、3−(メタ)アクリロキシプ
ロピルメチルジクロロシラン、3−(メタ)アクリロキ
シオクタデシルトリアセトキシシラン,3−(メタ)ア
クリロキシ−2,5−ジメチルヘキシルジアセトキシメ
チルシラン、3−(メタ)アクリルアミドプロピルトリ
メトキシシラン、2−(メタ)アクリルアミドエチルト
リメトキシシラン、1−(メタ)アクリルアミドメチル
トリメトキシシラン、2−(メタ)アクリルアミド−2
−メチルプロピルトリメトキシシラン、2−(メタ)ア
クリルアミド−2−メチルエチルトリメトキシシラン、
【0015】2−(メタ)アクリルアミドイソプロピル
トリメトキシシラン、3−(メタ)アクリルアミドプロ
ピルトリエトキシシラン、N−(2−(メタ)アクリル
アミドエチル)アミノプロピルトリメトキシシラン、
(3−(メタ)アクリルアミドプロピル)オキシプロピ
ルトリメトキシシラン、3−(N−メチル(メタ)アク
リルアミド)プロピルトリメトキシシラン、3−((メ
タ)アクリルアミド−メトキシ)−3−ヒドロキシプロ
ピルトリメトキシシラン、3−((メタ)アクリルアミ
ド−メトキシ)プロピルトリメトキシシラン、3−(ビ
ニルベンジルアミノプロピル)トリメトキシシラン、ジ
メチル−3−(メタ)アクリルアミド−プロピル−3−
(トリメトキシシリル)−プロピルアンモニウムクロラ
イド、ジメチル−2−(メタ)アクリルアミド−2−メ
チルプロピル−3−(トリメトキシシリル)−プロピル
アンモニウムクロライド、3−(メタ)アクリルアミド
プロピルメチルジメトキシシラン、3−(メタ)アクリ
ルアミドプロピルジメチルメトキシシラン、3−(メ
タ)アクリルアミドプロピルイソブチルジメトキシシラ
ン、2−(メタ)アクリルアミドプロピルイソブチルジ
メトキシシラン、
【0016】2−(メタ)アクリルアミド−2−メチル
プロピルモノクロロジメトキシシラン、2−(メタ)ア
クリルアミド−2−メチルプロピルハイドロジエンジメ
トキシシラン、3−(メタ)アクリルアミドプロピルベ
ンジルジエトキシシラン、3−(メタ)アクリルアミド
プロピルトリアセトキシシラン、2−(メタ)アクリル
アミドエチルトリアセトキシシラン、4−(メタ)アク
リルアミドブチルトリアセトキシシラン、2−(メタ)
アクリルアミド−2−メチルプロピルトリアセトキシシ
ラン、N−(2−(メタ)アクリルアミドエチル)アミ
ノプロピルトリアセトキシシラン、2−(N−エチル
(メタ)アクリルアミド)エチルトリアセトキシシラ
ン、3−(メタ)アクリルアミドプロピルオクチルジア
セトキシシラン、1−(メタ)アクリルアミドメチルフ
ェニルジアセトキシシラン、3−(メタ)アクリルアミ
ドプロピルトリプロピオニロキシシラン、3−(メタ)
アクリルアミドプロピルトリ(N−メチルアミノエトキ
シ)シラン、ビニルトリクロロシラン、ビニルメチルジ
クロロシラン、ジビニルジクロロシラン、
【0017】ビニルフェニルジクロロシラン、ビニルジ
メチルクロロシラン、ビニルメチルフェニルクロロシラ
ン、ビニルジフェニルクロロシラン、ビニルトリメトキ
シシラン、ビニルメチルジメトキシシラン、ビニルイソ
ブチルジメトキシシラン、ビニルジメチルメトキシシラ
ン、ビニルトリエトキシシラン、3−ビニルベンジルア
ミノプロピルトリエトキシシラン、ビニルメチルジエト
キシシラン、ジビニルジエトキシシラン、ビニルジメチ
ルエトキシシラン、ビニルジフェニルエトキシシラン、
ビニルトリイソプロポキシシラン、ビニルトリブトキシ
シラン、ビニルジメチルイソブトキシシラン、ビニルト
リフェノキシシラン、ビニルジメチル(3−アミノフェ
ノキシ)シラン、ビニルジメチル(4−アミノフェノキ
シ)シラン、ビニルジメチル(3−メチル−4−クロロ
フェノキシ)シラン、ビニルジメチル(2−メチル−4
−クロロフェノキシ)シラン、ビニルトリアセトキシシ
ラン、ビニルメチルジアセトキシシラン、ビニルジメチ
ルアセトキシシラン等のシリコン系化合物が例示でき
る。
【0018】上記ノニオン性ビニルモノマー(e)とし
ては、例えばアルコールと(メタ)アクリル酸とのエス
テル、(メタ)アクリロニトリル、スチレン、スチレン
誘導体、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、メチルビニ
ルエーテル等が例示できる。
【0019】上記3価もしくは4価の不飽和カルボン酸
又はそれらの塩類(c)以外のアニオン性モノマー
(f)としては、(メタ)アクリル酸、クロトン酸等の
1価の不飽和カルボン酸、マレイン酸、フマル酸、イタ
コン酸、ムコン酸、シトラコン酸等の2価の不飽和カル
ボン酸、ビニルスルホン酸、スチレンスルホン酸、アリ
ルスルホン酸、2−アクリルアミド−2−メチルプロパ
ンスルホン酸等の有機スルホン酸またはこれら各種有機
酸のナトリウム、カリウム塩等のアルカリ金属塩類また
はアンモニウム塩等が例示される。
【0020】本発明において、(a)〜(f)の各成分
の使用量は、得られる共重合体水溶液の製紙用添加剤と
しての性能を十分考慮して決定されなければならず、そ
のためそれぞれ以下の範囲が好ましい。
【0021】(I)上記(a)、(b)、(c)及び
(d)成分からなる製紙用添加剤において、(a)成分
の使用量は、用いられるモノマー(a)、(b)及び
(c)成分の合計モル量を基準にして通常98.9〜7
0モル%、好ましくは97.9〜80モル%であり、同
様に(b)成分は、通常1〜20モル%、好ましくは2
〜15モル%であり、同様に(c)成分の使用量は、通
常0.1〜10モル%、好ましくは0.1〜5モル%で
ある。また、(d)成分の使用量は、用いられるモノマ
ー(a)、(b)及び(c)成分の合計モル量に対して
通常0.05〜5モル%である。
【0022】(II)上記(a)、(b)、(c)、
(d)及び(e)成分からなる製紙用添加剤において、
(a)成分の使用量は、用いられるモノマー(a)、
(b)、(c)及び(e)成分の合計モル量を基準にし
て通常98.8〜50モル%、好ましくは97.8〜6
5モル%であり、同様に(b)成分は、通常1〜20モ
ル%、好ましくは2〜15モル%であり、同様に(c)
成分の使用量は、通常0.1〜10モル%、好ましくは
0.1〜5モル%であり、同様に(e)成分は、通常
0.1〜20モル%、好ましくは0.1〜15モル%で
ある。また、(d)成分の使用量は、用いられるモノマ
ー(a)、(b)、(c)及び(e)成分の合計モル量
に対して通常0.05〜5モル%である。
【0023】(III )上記(a)、(b)、(c)、
(d)及び(f)成分からなる製紙用添加剤において、
(a)成分の使用量は、用いられるモノマー(a)、
(b)、(c)及び(f)成分の合計モル量を基準にし
て通常98.8〜60モル%、好ましくは97.8〜7
5モル%であり、同様に(b)成分は、通常1〜20モ
ル%、好ましくは2〜15モル%であり、同様に(c)
成分の使用量は、通常0.1〜10モル%、好ましくは
0.1〜5モル%であり、同様に(f)成分は、通常
0.1〜10モル%、好ましくは0.1〜5モル%であ
る。また、(d)成分の使用量は、用いられるモノマー
(a)、(b)、(c)及び(f)成分の合計モル量に
対して通常0.05〜5モル%である。
【0024】(IV)上記(a)、(b)、(c)、
(d)、(e)及び(f)成分からなる製紙用添加剤に
おいて、(a)成分の使用量は、用いられるモノマー
(a)、(b)、(c)、(e)及び(f)成分の合計
モル量を基準にして通常98.7〜40モル%、好まし
くは97.7〜60モル%であり、同様に(b)成分
は、通常1〜20モル%、好ましくは2〜15モル%で
あり、同様に(c)成分の使用量は、通常0.1〜10
モル%、好ましくは0.1〜5モル%であり、同様に
(e)成分は、通常0.1〜20モル%、好ましくは
0.1〜15モル%であり、同様に(f)成分は、通常
0.1〜10モル%、好ましくは0.1〜5モル%であ
る。また、(d)成分の使用量は、用いられるモノマー
(a)、(b)、(c)、(e)及び(f)成分の合計
モル量に対して通常0.05〜5モル%である。
【0025】(c)成分の使用量が、用いるモノマー
(a)、(b)、(c)もしくは(a)、(b)、
(c)、(e)もしくは(a)、(b)、(c)、
(f)もしくは(a)、(b)、(c)、(e)、
(f)成分の合計モル量を基準にして0.1モル%未満
の場合には、濾水性、歩留り及び紙力増強効果が低い場
合があり好ましくない。また、同様に10モル%をこえ
ても、濾水性、歩留りや紙力がある程度以上には向上し
ないか、あるいはコスト高になるので好ましくない。
本発明に用いられるアクリルアミド系共重合体の合成
は、従来公知の各種方法により行うことができる。例え
ば、所定の反応容器にモノマー濃度が2〜30重量%、
好ましくは5〜30重量%になるように(a)、
(b)、(c)、(d)、(e)及び(f)成分と水を
仕込み、ラジカル重合開始剤を加え、必要に応じ、アル
キルメルカプタン類、チオグリコール酸あるいはそのエ
ステル類、イソプロピルアルコール、アリルアルコール
等の公知の連鎖移動剤を適宜使用し、撹拌下、加温する
ことにより目的とするアクリルアミド系共重合体を得る
ことができる。
【0026】ラジカル重合開始剤としては過硫酸ナトリ
ウム、過硫酸カリウム、過硫酸アンモニウム等の過硫酸
塩、過酸化水素、過酸化ベンゾイル、tert−ブチルパー
オキサイド等の過酸化物、臭素酸ナトリウム、臭素酸カ
リウム等の臭素酸塩、過ホウ素酸ナトリウム、過ホウ素
酸カリウム、過ホウ素酸アンモニウム等の過ホウ素酸
塩、過炭酸ナトリウム、過炭酸カリウム、過炭酸アンモ
ニウム等の過炭酸塩、過リン酸ナトリウム、過リン酸カ
リウム、過リン酸アンモニウム等の過リン酸塩等が例示
できる。この場合、単独でも使用できるが、還元剤と組
み合わせてレドックス系重合開始剤としても使用でき
る。
【0027】還元剤としては、亜硫酸塩、亜硫酸水素塩
あるいはN,N,N’,N’−テトラメチルエチレンジ
アミン等の有機アミン、2,2’−アゾビス−2−アミ
ジノプロパン塩酸塩等のアゾ化合物、アルドース等の還
元糖等が例示できる。また、アゾビスイソブチロニトリ
ル、2,2’−アゾビス−2−アミジノプロパン塩酸
塩、2,2’−アゾビス−2,4−ジメチルバレロニト
リル、4,4’−アゾビス−4−シアノバレイン酸及び
その塩等のアゾ化合物も使用可能である。これらの開始
剤は2種類以上併用することも可能である。得られるア
クリルアミド系共重合体の粘度は、作業性の点から、通
常はブルックフィールド回転粘度計にて15000cp
s以下とするのが好ましい。
【0028】本発明の製紙用添加剤は、紙または板紙の
製造工程において、例えばウェット・エンド部に添加す
ることにより実施される。具体的には、本発明の製紙用
添加剤をパルプの水性分散液にその乾燥重量に対して
0.01〜7固形分重量%の使用が可能であり、一般的
には0.05〜2固形分重量%添加する。また、紙力増
強を目的として乾燥工程前の湿紙にスプレーすることも
できる。硫酸バンドは、紙の種類により、使用したりあ
るいは全く使用されないこともある。また、アルカリ性
物質・酸性物質を添加して抄紙pHを適宜調節してもよ
い。本発明の製紙用添加剤は、酸性から中性ないしアル
カリ性pH領域の幅広いpH領域で使用することがで
き、特に中性ないしアルカリ性pH領域で優れた効果を
示す。
【0029】本発明は製紙用添加剤を、炭酸カルシウム
を填料として用いる抄紙系で使用する場合、炭酸カルシ
ウムは一般的にパルプ乾燥重量に対して5〜30%使用
し、pH7〜9で抄紙する。上記製紙用添加剤は上記と
同様に0.01〜7%、一般的には0.05〜2%添加
する。硫酸バンドは炭酸カルシウムを使用する抄紙系に
おいても添加することができる。
【0030】本発明の製紙方法によれば、硫酸バンドの
添加量の多い酸性抄紙系での紙質の優れた紙・板紙の製
造のみならず、古紙原料から炭酸カルシウムが混入する
抄紙系、例えば石膏ボード原紙、コート原紙、中質紙、
一般ライナー及び中芯、硫酸バンドを使用できないか、
その使用量が少量に限定される抄紙系、例えば中性純白
ロール紙、中性ライナー、防錆ライナー及び金属合紙、
定着剤の使用量が限定される抄紙系、例えばクラフト紙
などにおいても使用することができる。
【0031】填料として炭酸カルシウムを使用する抄紙
系、例えば中性印刷筆記用紙、中性コート原紙、中性P
PC用紙、中性感熱原紙、中性感圧原紙、中性インクジ
ェット用紙及び中性情報用紙においても優れた上記紙質
の紙を得ることができる。
【0032】上記種々の紙または板紙を酸性から中性な
いしアルカリ性pH領域で製造するにあたって、パルプ
原料として、クラフトパルプあるいはサルファイトパル
プなどの晒あるいは未晒化学パルプ、砕木パルプ、機械
パルプあるいはサーモメカニカルパルプなどの晒あるい
は未晒高収率パルプ、新聞古紙、雑誌古紙、段ボール古
紙あるいは脱墨古紙などの古紙パルプのいずれも使用す
ることができる。また、上記パルプ原料と石綿、ロック
ウール、ポリアミド、ポリエステル、ポリオレフィン等
との混合物も使用することができる。
【0033】填料、染料、酸性抄紙用ロジン系サイズ
剤、アルキルケテンダイマー系あるいはアルケニルコハ
ク酸無水物系中性抄紙用サイズ剤、中性抄紙用ロジン系
サイズ剤等のサイズ剤、乾燥紙力向上剤、湿潤紙力向上
剤、歩留り向上剤、濾水性向上剤、消泡剤などの添加物
も、各々の紙種に要求される物性を発現するために、必
要に応じて使用してもよい。填料としては、クレー、タ
ルク、酸化チタン、重質または軽質炭酸カルシウム等が
挙げられ、これら単独あるいは併用してもよい。
【0034】
【実施例】次に、実施例及び比較例を挙げて本発明をよ
り詳細に説明する。なお、%はいずれも重量基準によ
る。
【0035】実施例1 撹拌機、温度計、還流冷却管および窒素ガス導入管を付
した1リットルの四つ口フラスコに50%アクリルアミ
ド水溶液199.86g(93.7モル%)、ジメチル
アミノエチルメタクリレート11.79g(5モル
%)、3−ブテン−1,2,3トリカルボン酸3.67
g(1.3モル%)、1%メチレンビスアクリルアミド
水溶液5.78g(0.025モル%)、イソプロピル
アルコール22.53g、水342.05g、20%硫
酸水溶液19.48gを仕込みpH3.0とし、窒素ガ
ス導入下55℃に昇温し、次いで5%過硫酸アンモニウ
ム水溶液3.42gと2%メタ重亜硫酸ナトリウム水溶
液3.56gを加え、80℃で2時間反応させ、固形分
20.4%、粘度(25℃)7800cps、pH3.
7の共重合体の水溶液を得た。これを製紙用添加剤Aと
する。
【0036】得られた共重合体水溶液の性状を表1に示
す。なお、表1で用いた記号の意味は次の通りである。 AAm:アクリルアミド MAAm:メタクリルアミド DM:ジメチルアミノエチルメタクリレート DPA:ジメチルアミノプロピルアクリルアミド DMBz:メタクリロイロキシエチルジメチルベンジル
アンモニウムクロライド DMC:メタクリロイロキシエチルトリメチルアンモニ
ウムクロライド BTCA:3−ブテン−1,2,3−トリカルボン酸 PTCA:4−ペンテン−1,2,4−トリカルボン酸 IA:イタコン酸 AAc:アクリル酸 MBAAm:メチレンビスアクリルアミド AN:アクリロニトリル VTES:ビニルトリエトキシシラン
【0037】
【表1】
【0038】実施例2〜7及び比較例1〜2 実施例1において、表1のように(a)〜(f)の成分
の種類、量を変え、また重合開始剤の種類、量並びにイ
ソプロピルアルコールの量を変えた以外は、実施例1と
同様な操作を行い、それぞれの共重合体水溶液を得た。
実施例2〜7及び比較例1〜2で得られた各共重合体水
溶液の性状を表1に示す。なお、比較例1は(c)、
(e)成分を含まず(f)成分にアクリル酸を使用した
例であり、比較例2は(f)成分として比較例1のアク
リル酸のかわりにイタコン酸を使用した例として示し
た。
【0039】実施例8〜14、比較例3、4(硫酸バン
ドを使用した抄紙pH6.5の段ボール古紙系での対
比)及び実施例15〜21、比較例5、6(硫酸バンド
を使用した抄紙pH5.0の段ボール古紙系での対比) 段ボール古紙から得られた叩解度(カナディアンスタン
ダード・フリーネス、以下C.S.F.と略す)400
mlに調整した濃度2.4%のパルプスラリーに、硫酸
バンドをパルプに対し1.0%添加してpHを6.5と
したパルプスラリーを調製した(実施例8〜14及び比
較例3、4用)。また段ボール古紙から得られたC.
S.F.400mlに調整した濃度2.4%のパルプス
ラリーに、硫酸バンドをパルプに対して1.5%添加し
てpH5.0としたパルプスラリーを調製した(実施例
15〜21及び比較例5、6用)。
【0040】ついで、それぞれのパルプスラリーに上記
実施例1〜7及び比較例1〜2で得られた各々のアクリ
ルアミド系共重合体水溶液すなわち製紙用添加剤(A〜
I)をパルプに対して0.6%添加して、撹拌した後、
パルプスラリー濃度を0.25%になるように希釈し、
ノーブル・アンド・ウッド製シートマシンにて抄紙し、
ドラムドライヤーにて110℃、90秒間乾燥させ、坪
量80g/m2 (破裂強度測定用)及び170g/m2
(圧縮強度測定用)の二種類の手抄き紙を得た。得られ
た紙料は、20℃、65%R.H.の条件下で24時間
調湿した後、各物性の測定に供した。なお上記薬品の添
加率は、パルプ絶乾重量に対する固形分重量比である。
【0041】測定結果を表2、表3に示す。表2、表3
に示す物性の測定は、以下の方法に準じて行った。 (1) DDT・・・Tappi journal第5
6巻,第10号(1973年)の第46頁に記載されて
いる「Dynamic Drainage Jar」と
同様な装置を用いて、パルプスラリー500mlを直径
7.5cmのジャーに注ぎ、800rpmの撹拌をさせ
ながら下部コックを開き、100メッシュの金網にて濾
過させ、濾液量が一定になるまでの時間を測定するもの
であり、濾水性の評価に用いることができる。ここで
は、濾液量が250gになるまでの時間を測定した。
【0042】(2) RDDT・・・Tappi Pa
permakers Conference(1985
年)の第171頁に記載されているmodified
Hercules Dynamic Drainage
Testerと同様の装置(直径7.5cmのジャー
にパルプスラリーを注ぎ、800rpmの撹拌下、マッ
トを形成しないように下部から空気を送り、撹拌及び送
気を停止すると同時に濾過される構造)を用いて、パル
プスラリー500mlをジャーに注ぎ、この濾液50m
lを採取し、620nmにおける透過率(T.M.;
%)を測定する。ファースト・パス・リテンションのパ
ラメーターとして、このT.M.(%)を用いた。すな
わち、T.M.(%)が高い程、濾液が透明であること
を示し、フィラー及び微細繊維の歩留りが高いことを示
す。 (3) 比圧縮強度・・・JIS P 8126 (4) 比破裂強度・・・JIS P 8112
【0043】実施例22〜28、比較例7、8(抄紙p
H8.0の炭酸カルシウムを使用する抄紙系での対比)
及び実施例29〜35、比較例9、10(抄紙pH7.
0の炭酸カルシウムを使用する抄紙系での対比) BKP L/N=8/2であるC.S.F.400ml
に調整した濃度2.4%のパルプスラリーに、炭酸カル
シウム(タマパールー121S:奥多摩工業(株)製)
及び硫酸バンドをパルプに対し、それぞれ12%及び
0.5%添加してpH8.0としたパルプスラリーを調
製した(実施例22〜28及び比較例7、8用)。ま
た、BKP L/N=8/2であるC.S.F.400
mlに調整した濃度2.4%濃度のパルプスラリーに、
炭酸カルシウム(タマパールー121S:奥多摩工業
(株)製)及び硫酸バンドをパルプに対し、それぞれ1
2%及び1.5%添加してpH7.0としたパルプスラ
リーを調製した(実施例29〜35及び比較例9、10
用)。
【0044】ついで、それぞれのパルプスラリーに上記
実施例1〜7及び比較例1〜2で得られた製紙用添加剤
(A〜I)をパルプに対して0.6%添加して、撹拌し
た後、パルプスラリー濃度を0.25%になるように希
釈し、ノーブル・アンド・ウッド製シートマシンにて抄
紙し、ドラムドライヤーにて110℃、90秒間乾燥さ
せ、坪量80g/m2 の手抄き紙を得た。得られた試料
は、20℃、65%R.H.の条件下で24時間調湿し
た後、各物性の測定に供した。なお、上記薬品の添加率
は、パルプ絶乾重量に対する固形分重量比である。測定
結果を表4、表5に示す。表4、表5に示す物性の測定
は、以下の方法に準じて行った。DDT、RDDTは上
記と同様の方法で測定した。
【0045】(5)スコット・ボンド・・・インターナ
ルボンドテスター(熊谷理機工業社製)を使用し、接着
強度100kg/cm2 、30秒の条件で測定した。 (6)裂断長・・・JIS P8113
【0046】
【表2】
【0047】
【表3】
【0048】
【表4】
【0049】
【表5】
【0050】
【発明の効果】表2、3、4、5に示す結果から明らか
な通り、本発明の製紙用添加剤は、比較例で使用した薬
剤に比較して、抄紙工程に於いて優れた濾水性及び歩留
りが得られ、製紙後の紙力に優れることが明らかであ
る。特に、本発明の製紙用添加剤を、中性ないしアルカ
リ性pH領域で抄紙する製紙方法に使用することで、優
れた濾水性、歩留り、及び紙力増強効果を発現している
ことが明らかである。
フロントページの続き (72)発明者 滝沢 智 千葉県市原市八幡海岸通17番地2 日本ピ ー・エム・シー株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アクリルアミド類(a)、(a)成分と
    共重合可能なカチオン基を有するビニルモノマー
    (b)、(a)、(b)成分と共重合可能な3価もしく
    は4価の不飽和カルボン酸又はそれらの塩類(c)の少
    なくとも1種、及び架橋性化合物(d)を反応して得ら
    れる水溶性共重合体を含有することを特徴とする製紙用
    添加剤。
  2. 【請求項2】 アクリルアミド類(a)、(a)成分と
    共重合可能なカチオン基を有するビニルモノマー
    (b)、(a)、(b)成分と共重合可能な3価もしく
    は4価の不飽和カルボン酸又はそれらの塩類(c)の少
    なくとも1種、架橋性化合物(d)、及び上記の
    (a)、(b)、(c)成分と共重合可能なノニオン性
    ビニルモノマー(e)を反応して得られる水溶性共重合
    体を含有することを特徴とする製紙用添加剤。
  3. 【請求項3】 アクリルアミド類(a)、(a)成分と
    共重合可能なカチオン基を有するビニルモノマー
    (b)、(a)、(b)成分と共重合可能な3価もしく
    は4価の不飽和カルボン酸又はそれらの塩類(c)の少
    なくとも1種、架橋性化合物(d)、及び(a)、
    (b)、(c)成分と共重合可能な(c)成分以外のア
    ニオン性ビニルモノマー(f)を反応して得られる水溶
    性共重合体を含有することを特徴とする製紙用添加剤。
  4. 【請求項4】 アクリルアミド類(a)、(a)成分と
    共重合可能なカチオン基を有するビニルモノマー
    (b)、(a)、(b)成分と共重合可能な3価もしく
    は4価の不飽和カルボン酸又はそれらの塩類(c)の少
    なくとも1種、架橋性化合物(d)、上記の(a)、
    (b)、(c)成分と共重合可能なノニオン性ビニルモ
    ノマー(e)、及び(a)、(b)、(c)、(e)成
    分と共重合可能な(c)成分以外のアニオン性ビニルモ
    ノマー(f)を反応して得られる水溶性共重合体を含有
    することを特徴とする製紙用添加剤。
  5. 【請求項5】 3価もしくは4価の不飽和カルボン酸又
    はそれらの塩類(c)の少なくとも1種の使用量が、
    (d)を除く使用各成分の合計モル量を基準にして、
    0.1〜10モル%の範囲で存在させて重合せしめるこ
    とを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の製紙用
    添加剤。
  6. 【請求項6】 3価もしくは4価の不飽和カルボン酸又
    はそれらの塩類(c)の少なくとも1種が、3−ブテン
    −1,2,3−トリカルボン酸、4−ペンテン−1,
    2,4−トリカルボン酸又はその塩類である請求項1〜
    5のいずれかに記載の製紙用添加剤。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載の製紙用
    添加剤を使用することを特徴とする製紙方法。
  8. 【請求項8】 製紙用添加剤を、中性ないしアルカリ性
    pH領域で抄紙することを特徴とする請求項7記載の製
    紙方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005037920A1 (ja) * 2003-10-20 2005-04-28 Seiko Pmc Corporation 水性分散液、及び紙
JP2010256509A (ja) * 2009-04-23 2010-11-11 Jsr Corp 着色組成物、カラーフィルタおよびカラー液晶表示素子
CN111848859A (zh) * 2020-08-14 2020-10-30 山东大学 一种微交联阳离子型聚丙烯酰胺絮凝剂及其制备方法与应用

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