JPH0841983A - ルーフバルコニー領域への胴差ボルト割付装置 - Google Patents

ルーフバルコニー領域への胴差ボルト割付装置

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JPH0841983A
JPH0841983A JP6181603A JP18160394A JPH0841983A JP H0841983 A JPH0841983 A JP H0841983A JP 6181603 A JP6181603 A JP 6181603A JP 18160394 A JP18160394 A JP 18160394A JP H0841983 A JPH0841983 A JP H0841983A
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JP
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wall
roof balcony
floor
bolts
bolt
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JP6181603A
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Inventor
Kenichi Kokubu
謙一 國分
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Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パネルから構築される建物のルーフバルコニ
ー領域において、耐力壁および手摺壁位置に沿って配置
する胴差ボルトをCADシステムで設定するに際して、
胴差ボルトを無駄なく自動的に割り付ける。 【構成】 設計すべきルーフバルコニー3を形成する床
パネル貼り領域上に配置されて、その床パネルを階下の
壁パネルに緊結する胴差ボルト5とルーフバルコニー上
に立てる壁パネルを階下の壁パネルに緊結する胴差ボル
ト5を割り付けるルーフバルコニー領域への胴差ボルト
割付装置であって、予め入力された平面図上の少なくと
もルーフバルコニー床パネル貼り領域における階下およ
び階上の壁線と耐力壁を記憶する形状記憶手段に記憶さ
れた壁線と耐力壁に沿って、胴差ボルト割付手段によっ
て、所定条件の基に胴差ボルト5を配置するとともに、
その配置対象位置から4方向に所定寸法以内での重複チ
ェックを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プレハブ住宅を施工す
る際、耐力壁線等に沿って立てる上下階の壁パネルを胴
差を介して互いに緊結等するための胴差ボルトを、ルー
フバルコニー領域に配置するための胴差ボルト割付装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】プレハブ住宅を施工する方法の一つとし
て、住宅の床、壁、天井、屋根等をパネルを用いて施工
する方法が知られている。この施工方法においては、予
め、工場等において、芯材を枠組みすることにより枠体
を形成し、この枠体の少なくとも一面に面材を貼設する
ことにより床パネル、壁パネル、天井パネル、屋根パネ
ル等を製造し、建築現場において、これらのパネルを組
み付けていくことにより建物を構築するものである。
【0003】近年、各種の設計においては、コンピュー
タシステムからなるCAD(Computer−Aid
ed Design)システムが用いられており、プレ
ハブ住宅においても、CADシステムを用いて設計が行
われる場合がある。一般的なCADシステムにおいて
は、予め、設計要素となる部材の形状データやグラフィ
ックデータやその他のデータをデータベース(D/B)
として記憶しておき、設計の際にこれらのデータを呼び
出し、ディスプレイの製図上に各部材を配置することに
より製図が作成され、設計作業を省力化できるようにな
っている。
【0004】従って、従来の住宅のCADシステムのデ
ィスプレイ上においては、間取りを決めることにより、
壁や床や天井等のデータが読み出されて配置され、屋根
の形状(寄棟、切妻等)を決めることにより、屋根のデ
ータが読み出されて配置され、窓やドア等の部材と、そ
の位置を決めることにより、窓やドア等のデータが読み
出されて配置され、住宅の形状がディスプレイに図形
(三面図や斜視図)として示されるとともに、設計図と
して出力されるようになっている。
【0005】前述のようなパネルを用いたプレハブ住宅
の設計においては、床、壁、天井、屋根に、予め、サイ
ズや形状が決められたパネルを割り付ける必要がある。
また、CADシステム上において、床、壁、天井、屋根
は、必ずしも、パネルの形状に従って設計されるもので
はなく、発注先の設計要求に従って決められる。
【0006】さらに、前述のようなパネルを用いたプレ
ハブ住宅の設計の場合、布基礎上に布基礎用アンカーボ
ルトを割り付ける必要があり、この布基礎用アンカーボ
ルトによって、布基礎上に台輪を介して半土台および床
パネルを重ね、その上に耐力壁線に沿って立てた壁パネ
ルを布基礎に緊結する。そして、2階を施工する場合
は、耐力壁線に沿って立てた1階壁パネル上に胴差およ
び2階床パネルを重ね、その上に同じく耐力壁線に沿っ
て2階壁パネルを立て、胴差に沿って割り付けた胴差ボ
ルトによって、1階壁パネル上に胴差を介して2階壁パ
ネルを緊結する。
【0007】なお、3階を施工する場合にも、同様に上
下階の耐力壁間を胴差ボルトにより緊結する。また、そ
の他、内部持ち出し床の耐力壁線や、オーバーハング床
パネル貼領域上、ルーフバルコニー床パネル貼領域上、
サンルーム床パネル貼領域上、スキップフロア領域上等
においても、壁パネル固定のために胴差ボルトが用いら
れる。このような胴差ボルトの割り付けについて従来
は、例えば、耐力壁の両端部への配置、耐力壁の交点部
への配置、耐力壁に4M(モジュール)間隔に配置の順
で、上下階の耐力壁間の胴差に沿って胴差ボルトの割り
付けを行っていた。
【0008】そして、ルーフバルコニー領域への胴差ボ
ルトの割り付けについて従来は、例えば、図23のフロ
ーチャートに示すように、ルーフバルコニー床パネル領
域の取得(ステップS101)、持ち出しタイプ、持ち
出し+下屋タイプかの判別(ステップS102)、領域
内の耐力壁線、支持壁線の取得(ステップS103)、
ルーフバルコニー床パネル貼り領域内の耐力壁線・支持
壁線上の胴差ボルト配置(ステップS104)、ルーフ
バルコニー手摺壁の取得(ステップS105)、手摺壁
位置の胴差ボルト配置(ステップS106)の順で、耐
力壁線・支持壁線上および手摺壁位置に沿って胴差ボル
トの割り付けを行っていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たような従来の胴差ボルトの割り付け方法によっては、
例えば、1/2Mの単独壁に対しては胴差ボルトが配置
されない欠点があった。また、前記耐力壁の交点部への
配置、耐力壁に4M間隔に配置の各処理においては、重
複チェックを行っているが、その各処理中に行う重複チ
ェックが同一線分上のみのため、交点部において余分な
胴差ボルトが配置されてしまう。このため、割り付け操
作を行うオペレータが、余分な胴差ボルトの配置を個々
に除いていく面倒な作業を伴うといった欠点を有してい
た。
【0010】そして、前記図23のフローチャートに示
したような従来のルーフバルコニー領域への胴差ボルト
の割り付け方法によっては、前記ステップS104の処
理において、ルーフバルコニー上の耐力壁には胴差ボル
トが配置されない欠点があった。また、前記ステップS
106の処理において、手摺壁位置に配置される胴差ボ
ルトが、各々のバルコニー領域に対しての処理により行
われており、胴差ボルトの数が必要以上に多くなるとい
った欠点も有していた。
【0011】そこで、本発明の目的は、前述のようなパ
ネルから構築される建物のルーフバルコニー領域におい
て、耐力壁および手摺壁位置に沿って配置する胴差ボル
トを無駄なく自動的に割り付けられる胴差ボルト割付装
置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決すべく
本発明は、階下の壁線に沿って立てた壁パネル上に床パ
ネルを貼ることにより形成されるルーフバルコニーを設
計するに際し、その設計すべきルーフバルコニーを形成
する床パネル貼り領域上に配置されて、その床パネルを
階下の壁パネルに緊結する胴差ボルトとルーフバルコニ
ー上に立てる壁パネルを階下の壁パネルに緊結する胴差
ボルトを割り付けるルーフバルコニー領域への胴差ボル
ト割付装置であって、予め入力された平面図上の少なく
ともルーフバルコニー床パネル貼り領域における階下お
よび階上の壁線と耐力壁を記憶する形状記憶手段と、こ
の形状記憶手段に記憶された前記平面図上の壁線と耐力
壁に沿って所定条件の基に前記胴差ボルトを配置すると
ともに、その配置対象位置から4方向に所定寸法以内で
の重複チェックを行う胴差ボルト割付手段と、を具備し
てなる構成を特徴としている。
【0013】なお、前記胴差ボルト割付手段は、例え
ば、(1)ルーフバルコニー床パネル貼り領域内の耐力
壁への配置、(2)ルーフバルコニー床パネル貼り領域
内の下階の耐力壁・支持壁への配置、(3)手摺壁位置
への配置、の順に胴差ボルトの割付処理を行うことを特
徴としている。
【0014】また、前記胴差ボルト割付手段は、例え
ば、基準寸法の半分の単独壁も認識条件に加えて胴差ボ
ルトの割付処理を行うことを特徴としている。
【0015】そして、前記胴差ボルト割付手段は、例え
ば、前記(3)手摺壁位置への配置に先立って、複数の
隣合うルーフバルコニー床パネル貼り領域で、その手摺
壁が同一直線上で連続する場合には1つの手摺壁として
認識するための連続した手摺壁の合成処理を行った後、
前記(3)手摺壁位置への配置において、ルーフバル
コニー手摺壁の両端に、端部から所定寸法の位置に配
置、ルーフバルコニー手摺壁の位置に、基準寸法の間
隔で配置、の順に胴差ボルトの割付処理を行うことを特
徴としている。
【0016】
【作用】本発明によれば、予め入力された平面図上の少
なくともルーフバルコニー床パネル貼り領域における階
下および階上の壁線と耐力壁を記憶する形状記憶手段に
記憶された壁線と耐力壁に沿って、胴差ボルト割付手段
によって、所定条件の基に胴差ボルトを配置し、しか
も、その配置対象位置から4方向に所定寸法以内での重
複チェックを行うので、ルーフバルコニー上の耐力壁に
も胴差ボルトを配置できるとともに、余分な胴差ボルト
の配置を回避して、ルーフバルコニー領域に胴差ボルト
を無駄なく自動的に割り付けられる。
【0017】なお、胴差ボルトの割付処理を、(1)ル
ーフバルコニー床パネル貼り領域内の耐力壁への配置、
(2)ルーフバルコニー床パネル貼り領域内の耐力壁線
・支持壁線以外への配置、(3)手摺壁位置への配置、
の順に行うことで、耐力壁、壁線以外、手摺壁の順に割
り付けして、効率良く胴差ボルトをルーフバルコニー領
域に割り付けられる。
【0018】また、胴差ボルトの割付処理を、基準寸法
の半分の単独壁も認識条件に加えて行うことで、ルーフ
バルコニー領域における1/2Mの単独壁にも胴差ボル
トを配置できる。
【0019】そして、前記(3)手摺壁位置への配置に
先立って、複数の隣合うルーフバルコニー床パネル貼り
領域で、その手摺壁が同一直線上で連続する場合には1
つの手摺壁として認識するための連続した手摺壁の合成
処理を行うことで、複数の隣合うルーフバルコニー領域
の各々に対しての配置処理による場合に比べて、連続す
る1つの手摺壁として配置処理することにより、胴差ボ
ルトの数が少なくなり、無駄が省ける。このようにし
て、連続した手摺壁の合成処理を行った後に、胴差ボル
トの割付処理を、ルーフバルコニー手摺壁の両端に、
端部から所定寸法の位置に配置、ルーフバルコニー手
摺壁の位置に、基準寸法の間隔で配置、の順に行うこと
で、両端に既に配置済みの胴差ボルト間において、基準
寸法間隔にさらに配置できて、効率良く胴差ボルトをル
ーフバルコニー手摺壁に割り付けられる。
【0020】
【実施例】以下に、本発明に係るルーフバルコニー領域
への胴差ボルト割付装置の実施例を図1乃至図22に基
づいて説明する。なお、この実施例の割付装置は、本発
明のルーフバルコニー領域への胴差ボルト割付装置を、
コンピュータシステムにより構成されるCADシステム
に応用したものであり、この実施例において、割付装置
は、CADシステムの一部として機能するようになって
いる。そして、CADシステムの一部である割付装置
は、前記CADシステムにより設計された布基礎上に壁
パネルを割り付けるものである。また、前記CADシス
テムは、前記のように設計された布基礎上に壁線のうち
の耐力壁に基づいて布基礎用アンカーボルトを割り付け
るものである。
【0021】さらに、CADシステムの一部である割付
装置は、前記CADシステムにより設計された2階平面
上に壁パネルを割り付けるものである。また、前記CA
Dシステムは、前記のように設計された2階平面上に壁
線のうちの耐力壁に基づいて胴差ボルトを割り付けるも
のである。そして、前記CADシステムは、前記のよう
に設計された2階平面上のルーフバルコニー領域におけ
る壁線と耐力壁および手摺壁に基づいて胴差ボルトを割
り付けるものである。
【0022】ここで、前記割付装置を説明する前に、説
明を容易にするため、図1乃至図3を参照して、建物の
1、2階プラン例に基づく壁線、胴差ボルトの配置につ
いて説明する。図1は1階プラン例における壁線を示し
たものであり、図2はその上の2階プラン例における壁
線を示したもので、図3はそのルーフバルコニー領域に
おける1階壁線に沿った胴差ボルトの配置の一例を示し
たものである。
【0023】先ず、図1は本発明を適用した一例として
の建物の1階プラン例における外周の壁線1を示してい
る。また、図2は図1の壁線1に載る2階プラン例に置
ける外周の壁線2とセットバックしたルーフバルコニー
領域3および手摺壁4を示している。そして、図3はル
ーフバルコニー領域3における1階壁線に沿った胴差ボ
ルト5の割り付け例を示している。
【0024】次に、図4に示される割付装置の基本構成
を参照して、ルーフバルコニー領域への胴差ボルト割付
装置を説明する。図4に示す前記胴差ボルト割付装置を
備えたCADシステムは、周知のように、中央演算処理
ユニットや内部記憶装置となるRAMおよびROM等の
メモリなどを備えた演算処理装置(コンピュータ)11
と、ハードディスク、光磁気ディスク等からなる補助記
憶装置12と、カラーディスプレイ等からなる表示装置
13と、キーボード等からなる入力装置14と、マウ
ス、タブレット、デジタイザー等からなるポインティン
グデバイス(座標位置入力装置)15と、プリンターお
よびプロッター等からなる出力装置16とを基本的構成
とするものである。
【0025】補助記憶装置12には、住宅を構築するた
めの各種部材の内部コードNo.、グラフィックデー
タ、形状データ、発注用製品コードNo.、各種部材の
単価等がデータベースとして記憶されるとともに、CA
Dシステム上で設計されたデータが記憶されている。ま
た、補助記憶装置12は、CADシステムにより設計さ
れたデータとして布基礎の形状、壁線、耐力壁を示すデ
ータを記憶する。
【0026】演算処理装置11は、周知の住宅用のCA
Dシステムとしての機能を有するとともに、この演算処
理装置11を用いて設計された1階平面図に壁線を作成
し、この耐力壁に基づいて、布基礎上にアンカーボルト
を配置する機能を有する。即ち、演算処理装置11は、
補助記憶装置12から前記布基礎の形状、壁線、耐力壁
を読み出し、その耐力壁に沿って布基礎上にアンカーボ
ルトを配置する機能を有するものである。
【0027】さらに、演算処理装置11は、この演算処
理装置11を用いて設計された2階平面図に壁線を作成
し、この耐力壁に基づいて胴差ボルトを配置する機能を
有する。即ち、演算処理装置11は、補助記憶装置12
から2階の壁線、耐力壁を読み出し、その耐力壁に沿っ
て胴差ボルトを配置する機能を有するものである。そし
て、演算処理装置11は、さらに、補助記憶装置12か
らルーフバルコニー領域3上における耐力壁、手摺壁お
よび階下の壁線を読み出し、その耐力壁、手摺壁および
階下の壁線に沿って胴差ボルトを以下のようにして配置
する機能を有するものである。
【0028】ここで、この実施例の割付装置によるルー
フバルコニー領域への胴差ボルトの割付方法を説明する
前に、前記CADシステム上での設計に際し、予め決め
られた規則について説明する。この規則は、予め形成さ
れた前記パネルにより構築される建物の設計を容易とす
るともに、設計された建物の強度を、予め設定された基
準以上のものとするために設けられたものである。 「平面図上において基準長さ単位を用いる。」
【0029】即ち、この実施例の前記CADシステムに
おいては、建物を設計するに際して、平面図上における
基準長さ単位(モジュール)で設計されるものとなって
いる。そして、最低の単位としては、1/2もしくは1
/4モジュールのものを用いている。1モジュールの寸
法としては、例えば、910mmが挙げられる。なお、
モジュールは、建物を設計する上で、基本的な長さを1
単位としたことにより、1モジュールが最低の単位とな
らずに、1/2もしくは1/4モジュールが最低の単位
となっている。
【0030】そして、壁、床、天井等の縦横の長さは、
基本的に、前記1/2もしくは1/4モジュールの整数
倍となるように設計される。従って、前記壁、床、天井
等を前記モジュール単位で設計するとともに、壁、床、
天井等を構成する壁パネル、床パネル、天井パネル等
を、前記モジュール単位で設計すること、即ち、各パネ
ルの形状を前記モジュール単位で規格化することによ
り、パネルから構築される建物の設計を容易なものとす
ることができるようになっている。
【0031】なお、パネル同士やパネルと他の部材との
接合部の取り合いに勝ち負けがある場合には、パネルの
サイズは、前記モジュール単位から前記勝ち負けの分だ
けずれた形状となる。また、建物の設計は、必ずしも前
記モジュール単位で行う必要はなく、敷地の条件などに
よりモジュール単位では効率のよい建物設計が行えない
場合は、特注のパネルや、建築現場においてモジュール
からずれた部分を製作することにより対応することがで
きる。
【0032】そして、ルーフバルコニー領域への実際の
胴差ボルト割り付けに際しては、耐力壁の認識条件に1
/2M(モジュール)の単独壁を加えて、図5のフロー
チャートに従って処理を行う。ただし、1/2M(例え
ば、455mm)単独壁の壁量算入は行わない。次に、
図5のフローチャートを参照して、割付装置によるルー
フバルコニー領域への胴差ボルトの割付方法を説明す
る。
【0033】先ず、ステップS1において、ルーフバル
コニー床パネル領域の取得を行ってから、次のステップ
S2において、その取得したルーフバルコニー床パネル
領域が、持ち出しタイプか、持ち出し+下屋タイプかを
判別する。即ち、このステップS2において、取得した
ルーフバルコニー床パネル領域が、持ち出しタイプで
も、持ち出し+下屋タイプでもなければ、前記ステップ
S1へ戻り、持ち出しタイプか、持ち出し+下屋タイプ
であれば、次のステップS3へ進む。このステップS3
では、ルーフバルコニー床パネル領域内の耐力壁線、支
持壁線の取得を行う。
【0034】続いて、ステップS4において、ルーフバ
ルコニー床パネル貼り領域内の耐力壁の胴差ボルトの配
置を行う。即ち、前記補助記憶装置12には、データテ
ーブルとしてルーフバルコニー床パネル貼り領域内の耐
力壁に胴差ボルトを配置する条件が記憶されており、そ
のデータテーブルからルーフバルコニー領域上の耐力壁
に対応する条件を選択して読み出す。
【0035】続いて、ステップS5において、ルーフバ
ルコニー床パネル貼り領域内の耐力壁線・支持壁線外へ
の胴差ボルトの配置を行う。即ち、前記補助記憶装置1
2には、データテーブルとしてルーフバルコニー床パネ
ル貼り領域内の耐力壁線・支持壁線外で所定位置に胴差
ボルトを配置する条件が記憶されており、そのデータテ
ーブルからルーフバルコニー領域の耐力壁線・支持壁線
外に対応する条件を選択して読み出す。
【0036】そして、次のステップS6では、ルーフバ
ルコニー手摺壁の取得を行う。さらに、次のステップS
7では、連続した手摺壁の合成を行う。即ち、前記補助
記憶装置12には、データテーブルとして、2つ以上の
隣合うルーフバルコニー貼り領域において、手摺壁が1
つの直線上で連続する場合は、これらの手摺壁を1つの
手摺壁として認識する条件が記憶されており、そのデー
タテーブルから隣合うルーフバルコニーの連続した手摺
壁に対応する条件を選択して読み出す。
【0037】続いて、ステップS8において、手摺壁位
置への胴差ボルトの配置を行う。即ち、前記補助記憶装
置12には、データテーブルとしてルーフバルコニー手
摺壁位置に胴差ボルトを配置する条件が記憶されてお
り、そのデータテーブルからルーフバルコニー手摺壁に
対応する条件を選択して読み出す。
【0038】次に、以上のルーフバルコニー領域への胴
差ボルトの割付方法におけるサブルーチンとして設定さ
れた各処理について詳細に説明する。始めに、ルーフバ
ルコニー床パネル貼り領域内の耐力壁への胴差ボルト配
置(前記ステップS4)の詳細について、図6のフロー
チャートに従って説明する。なお、図6のフローチャー
ト中、ステップS41〜ステップS42の処理中におい
て、図12に示す重複チェックを行う。
【0039】先ず、ステップS41において、ルーフバ
ルコニー床パネル貼り領域内の耐力壁の両端部への胴差
ボルトの配置を行う。即ち、前記補助記憶装置12に
は、データテーブルとして連続する耐力壁の線分両端部
から最近傍の1/4M(モジュール)を基準とした所定
寸法離れた位置に胴差ボルトを1本ずつ配置する条件が
記憶されており、そのデータテーブルからルーフバルコ
ニー領域上の耐力壁の両端部に対応する条件を選択して
読み出す。
【0040】続いて、ステップS42において、ルーフ
バルコニー床パネル貼り領域内の耐力壁の交点部への配
置を行う。即ち、前記補助記憶装置12には、データテ
ーブルとして耐力壁の交点より所定寸法離れた位置に胴
差ボルトを1本配置する条件が記憶されており、そのデ
ータテーブルからルーフバルコニー領域上の耐力壁の交
点部に対応する条件を選択して読み出す。
【0041】続いて、ステップS43において、2階床
パネルごとにパネル長辺方向端部への配置を行う。即
ち、前記補助記憶装置12には、データテーブルとして
2階床パネルごとにパネル長辺方向端部から所定寸法
(実施例では、125mm)離れた位置に胴差ボルトを
1本配置する条件が記憶されており、そのデータテーブ
ルからルーフバルコニー領域の2階床パネルに対応する
条件を選択して読み出す。その後、メインルーチンへ戻
る。
【0042】次に、以上のルーフバルコニー床パネル貼
り領域内の耐力壁への胴差ボルト配置において、さらに
サブルーチンとして設定された各処理についてさらに詳
細に説明する。先ず、ルーフバルコニー領域への耐力壁
の両端部への配置(前記ステップS41)の詳細につい
て、図7のフローチャートに従って説明する。即ち、ス
テップS411で、耐力壁が連続してあるとき、耐力壁
の連結処理を行う。図8は耐力壁の連結処理例を示すも
ので、連結処理前の線分を示した図8(a)のように、
耐力壁が連続してある場合には、図8(b)に示すよう
に、連結した線分とする。
【0043】そして、次のステップS412で、連結後
の耐力壁始終点がモジュール芯上にあるかを判別し、あ
る場合は、次のステップS413で、耐力壁の端点を胴
差ボルト配置基準芯とする。図9は耐力壁がモジュール
芯上にあるときの胴差ボルト配置基準芯を例示するもの
で、耐力壁連続処理後の線分を示した図9(a)のよう
に、耐力壁の端点が1/4M(モジュール)(例えば、
227.5mm)を基準とするモジュール芯上にある場
合には、図9(b)に示すように、その耐力壁の端点を
配置基準芯p,pとする。
【0044】また、前記ステップS412で、連結後の
耐力壁始終点がモジュール芯上にない場合は、ステップ
S4121へ進んで、耐力壁の外側で一番近いモジュー
ル芯との距離が45mm以下かを判別し、以下の場合
は、次のステップS4122で、耐力壁の外側で一番近
いモジュール芯を胴差ボルト配置基準芯とする。図10
は耐力壁がモジュール芯上にないときの胴差ボルト配置
基準芯を例示するもので、耐力壁Aと耐力壁Cのよう
に、耐力壁の外側で一番近いモジュール芯との距離が4
5mm以下の場合には、耐力壁の外側で一番近いモジュ
ール芯を胴差ボルト配置基準芯p,pとする。
【0045】また、前記ステップS4121で、耐力壁
の外側で一番近いモジュール芯との距離が45mmを越
える場合は、ステップS4123へ進んで、耐力壁の内
側で一番近いモジュール芯を胴差ボルト配置基準芯とす
る。即ち、図10に示した耐力壁Bと耐力壁Dのよう
に、耐力壁の外側で一番近いモジュール芯との距離が4
5mmを越える場合には、耐力壁の内側で一番近いモジ
ュール芯を胴差ボルト配置基準芯p,pとする。
【0046】このようにして、前記ステップS413、
ステップS4122、ステップS4123において決め
た胴差ボルト配置基準芯pに基づいて、次のステップS
414で、胴差ボルト配置基準芯より耐力壁の内側に1
25mmの位置に胴差ボルトを1本ずつ仮配置する。そ
して、次のステップS415で、耐力壁の長さが1/2
M(モジュール)未満かを判別する。これは、前述した
ように、耐力壁の認識条件として1/2M(例えば、4
55mm)の単独壁を加えたことによるものである。
【0047】このステップS415で、耐力壁の長さが
1/2M未満でない場合は、次のステップS416で、
胴差ボルトの配置基準芯間が1/4M(モジュール)か
を判別し、1/4M(例えば、227.5mm)でない
場合は、次のステップS417へ進む。このステップS
417では、配置対象位置から4方向に1/4M(モジ
ュール)以内での重複がないか判別し、重複がない場合
は、次のステップS418で、胴差ボルトを配置する。
即ち、前記ステップS414で仮配置したように、胴差
ボルト配置基準芯より耐力壁の内側に125mmの位置
に胴差ボルトを1本ずつ配置する。その後、前記図6の
ルーチンへ戻る。
【0048】図11は耐力壁の両端部への配置例を示す
もので、図11(a)に示すように、耐力壁の外側で一
番近いモジュール芯との距離が45mm以下の場合と4
5mmを越える場合の配置基準芯p,pに基づいて、図
11(b)に示すように、その配置基準芯p,pより耐
力壁の内側に125mmの位置に1本ずつの胴差ボルト
5,5をそれぞれ配置する。また、前記ステップS41
5で、耐力壁の長さが1/2M未満である場合、前記ス
テップS416で、アンカーボルトの配置基準芯間が1
/4Mである場合、さらに、前記ステップS417で、
配置対象位置から4方向に1/4M以内での重複がある
場合には、何れもステップS419へ進んで、胴差ボル
トを配置しない。その後、前記図6のルーチンへ戻る。
【0049】図12は処理中における重複チェック(前
記ステップS417)を示したもので、このように、配
置対象位置Pから4方向に1/4M(例えば、227.
5mm)以内、即ち、1/2Mの矩形での重複チェック
を行う。この重複チェックは、特に、耐力壁がT字交差
する場合等の胴差ボルトの余分な配置を防ぐために行う
ものである。つまり、既に配置されている箇所に胴差ボ
ルトを2重配置しないようにチェックを行い、既に配置
済みの箇所には胴差ボルトを配置しないようにしてい
る。
【0050】次に、ルーフバルコニー領域の耐力壁の交
点部への配置(前記ステップS42)の詳細について、
図13のフローチャートに従って説明する。即ち、ステ
ップS421で、耐力壁の交点より125mm離れた位
置に胴差ボルトを1本仮配置する。そして、次のステッ
プS422で、配置対象位置から4方向に1/4M(モ
ジュール)以内での重複がないか判別し(図12参
照)、重複がない場合は、次のステップS423で、胴
差ボルトを配置する。
【0051】即ち、前記ステップS421で仮配置した
ように、耐力壁の交点より125mm離れた位置に胴差
ボルトを1本配置した後、前記図6のルーチンへ戻る。
また、前記ステップS422で、配置対象位置から4方
向に1/4M(例えば、227.5mm)以内での重複
がある場合は、ステップS424へ進んで、胴差ボルト
を配置しない。その後、前記図6のルーチンへ戻る。
【0052】次に、2階床パネルごとにパネル長辺方向
端部から125mm離れた位置に配置(前記ステップS
43)の詳細について、図14のフローチャートに従っ
て説明する。即ち、ステップS431で、既にその2階
床パネルに胴差ボルトが配置されているか判別し、配置
されていなければ、次のステップS432で、胴差ボル
トを配置する。つまり、2階床パネルごとにパネル長辺
方向端部から125mm離れた位置に胴差ボルトを1本
配置した後、前記図6のルーチンへ戻る。また、前記ス
テップS431で、既にその2階床パネルに胴差ボルト
が配置されていれば、ステップS433へ進んで、胴差
ボルトを配置しない。その後、前記図6のルーチンへ戻
る。
【0053】次に、ルーフバルコニー床パネル貼り領域
内の下階耐力壁・支持壁への胴差ボルト配置(前記ステ
ップS5)の詳細について、図15のフローチャートに
従って説明する。先ず、ステップS51において、ルー
フバルコニー床パネル貼り領域内に、2階の耐力壁線・
支持壁線以外の場所で、1階の耐力壁線・支持壁線上の
壁があるか判別し、ある場合は、次のステップS52
で、2階床パネルごとにパネル長辺方向端部から125
mm離れた位置に胴差ボルトを1本仮配置する。
【0054】そして、ステップS53で、既にその位置
に胴差ボルトが配置されているか、つまり、上階におけ
る耐力壁でのボルト配置があるかどうか判別し、配置さ
れていなければ、次のステップS54で、胴差ボルトを
配置する。つまり、2階床パネルごとにパネル長辺方向
端部から125mm離れた位置に胴差ボルトを1本配置
した後、メインルーチンへ戻る。また、前記ステップS
51で、ルーフバルコニー床パネル貼り領域内に、2階
の耐力壁線・支持壁線以外の場所で、1階の耐力壁線・
支持壁線上の壁がない場合、さらに、前記ステップS5
3で、既にその2階床パネルに胴差ボルトが配置されて
いる場合には、何れもステップS55へ進んで、胴差ボ
ルトを配置しない。その後、メインルーチンへ戻る。
【0055】図16は2階床パネルにおける1階耐力壁
線・支持壁線に沿った胴差ボルトの配置例を示すもので
ある。先ず、図16(a)に示すように、1M(例え
ば、910mm)幅のn階(例えば、2階)床パネル2
1,22、1/2M(例えば、455mm)幅のn階床
パネル23、1/4M(例えば、227.5mm)幅の
n階床パネル24による3つの異なるモジュール間隔で
のルーフバルコニー領域において、(n−1)階(例え
ば、1階)の耐力壁線・支持壁線25上の壁26,2
7,28,29がある場合には、その壁26,27,2
8,29に沿って床パネル21,22,23,24とそ
れぞれ緊結する胴差ボルト5,5,5,5を配置する。
即ち、図17に示すように、1M幅の壁Aの場合、1/
2M幅の壁Bの場合、1/4M幅の壁Cの場合の何れに
おいても、その端部から125mm離れた位置に1本の
胴差ボルト5,5,5をそれぞれ配置する。
【0056】また、図16(b)に示すように、1M幅
のn階床パネル31,32、1/2M幅のn階床パネル
33、1/4M幅のn階床パネル34による3つの異な
るモジュール間隔でのルーフバルコニー領域において、
(n−1)階の耐力壁線・支持壁線35上の壁36,3
7がある場合(なお、壁37は1M幅に達しない半端寸
法)には、その壁36,37に沿って床パネル31,3
2とそれぞれ緊結する胴差ボルト5,5を配置する。こ
のような場合にも、図17に示す1M幅の壁Aの場合の
ように、その端部から125mm離れた位置に1本の胴
差ボルト5を配置するとともに、1M幅に達しない半端
寸法の壁37に沿って、その端部から125mm離れた
位置に1本の胴差ボルト5を配置する。
【0057】図18は2階床パネル上に外周壁線を有す
る場合の胴差ボルトの配置例を示すものである。先ず、
図18(a)に示すように、通常(例えば、厚さが18
0mm)のn階(例えば、2階)床パネル41の場合に
おいて、(n−1)階(例えば、1階)の耐力壁線・支
持壁線42およびn階外周壁線43がある場合には、そ
のパネル厚に対応した長さの胴差ボルト(A)45を使
用する。なお、46は胴差、47は手摺壁、48はマグ
サである。また、図18(b)に示すように、通常より
厚い(例えば、厚さが242mm以上等)n階床パネル
51の場合において、(n−1)階の耐力壁線・支持壁
線52およびn階外周壁線53がある場合には、そのパ
ネル厚に対応した長さの胴差ボルト(F)55を使用す
る。なお、56は胴差、57は手摺壁、58はマグサで
ある。
【0058】図19は2階床パネル上に外周壁線がない
場合の胴差ボルトの配置例を示すものである。先ず、図
19(a)に示すように、通常(例えば、厚さが180
mm)のn階(例えば、2階)床パネル41の場合にお
いて、(n−1)階(例えば、1階)の耐力壁線・支持
壁線42のみがある場合にも、そのパネル厚に対応した
長さの胴差ボルト(A)45を使用する。なお、46は
胴差、47は手摺壁、48はマグサである。また、図1
9(b)に示すように、通常より厚い(例えば、厚さが
242mm以上等)n階床パネル51の場合において、
(n−1)階の耐力壁線・支持壁線52のみがある場合
にも、そのパネル厚に対応した長さの胴差ボルト(F)
55を使用する。なお、56は胴差、57は手摺壁、5
8はマグサである。
【0059】次に、手摺壁位置の胴差ボルト配置(前記
ステップS8)の詳細について、図20のフローチャー
トに従って説明する。先ず、ステップS81において、
ルーフバルコニー手摺壁の両端に端部から125mm離
れた位置に胴差ボルトを1本ずつ仮配置する。続いて、
次のステップS82において、ルーフバルコニー手摺壁
に1M(モジュール)間隔に胴差ボルトの仮配置を行
う。即ち、前記補助記憶装置12には、データテーブル
として手摺壁には1M(例えば、910mm)間隔に胴
差ボルトを1本ずつ配置する条件が記憶されており、そ
のデータテーブルからルーフバルコニー領域上の1M間
隔以上の手摺壁に対応する条件を選択して読み出す。
【0060】そして、次のステップS83において、配
置位置にマグサがあるかを判別し、なければ、次のステ
ップS84で、胴差ボルト(A)を配置する。即ち、前
記ステップS81で仮配置したように、ルーフバルコニ
ー手摺壁の両端に端部から125mm離れた位置に胴差
ボルト(A)を1本ずつ配置するとともに、前記ステッ
プS82で仮配置したように、ルーフバルコニー手摺壁
に1M間隔に胴差ボルト(A)を配置する。その後、メ
インルーチンへ戻る。また、前記ステップS83におい
て、配置位置にマグサがある場合には、ステップS85
へ進んで、胴差ボルト(B)を配置した後、メインルー
チンへ戻る。
【0061】図21はルーフバルコニー手摺壁への配置
例を示すものである。先ず、図21(a)に示すよう
に、連続する手摺壁61の両端に、その端部から125
mm離れた位置に1本ずつの胴差ボルト(胴差ボルト
(A))5,5をそれぞれ配置する。そして、図21
(b)に示すように、両端に胴差ボルト5,5をそれぞ
れ配置した連続する手摺壁62において、その両端の胴
差ボルト5,5間に、1M(例えば、910mm)ピッ
チ間隔で胴差ボルト(胴差ボルト(A))5,5をさら
に配置する。
【0062】図22は配置位置にマグサがある場合の胴
差ボルト配置例を示すもので、71はn階(例えば、2
階)床パネル、72は(n−1)階耐力壁線・支持壁
線、73はn階外周壁線、76は胴差、77は手摺壁、
78はマグサ、81,82は屋根パネル、85は胴差ボ
ルトである。即ち、図22に示すように、手摺壁77へ
の胴差ボルト配置位置にマグサ78がある場合には、胴
差ボルト(B)85を配置する。
【0063】以上に説明したようにしてルーフバルコニ
ー領域に胴差ボルト5を割り付けることにより、例え
ば、1/2M(例えば、455mm)の単独壁に対して
も、その両端部から125mm離れた位置に1本ずつの
胴差ボルト5,5をそれぞれ配置することができる。そ
して、図12に示すように、配置対象位置Pから4方向
に1/4M(例えば、227.5mm)以内、即ち、1
/2Mの矩形での重複チェックを行うことにより、ルー
フバルコニー領域において、既に配置されている箇所に
胴差ボルトを2重配置しないようにして、特に、耐力壁
がT字交差する場合等の胴差ボルトの余分な配置を防ぐ
ことができる。
【0064】さらに、手摺壁位置への配置に先立って、
2つ以上の隣合うルーフバルコニー床パネル貼り領域
で、その手摺壁が一つの直線上で連続する場合において
は、1つの手摺壁として認識することにより、その両端
への配置、その間への1M間隔での配置を行うようにし
たので、隣合うルーフバルコニー領域の各々に対しての
配置処理による場合に比べて、使用する胴差ボルト5の
数を少なくして、無駄を省くことができる。このよう
に、CADシステム上において、ルーフバルコニー領域
に胴差ボルト5を無駄なく自動的に効率良く割り付ける
ことができる。
【0065】なお、以上の実施例においては、図2に示
した2階プラン例について説明したが、本発明はこれに
限定されるものではなく、他のタイプの2階プラン例や
3階プラン例であっても適用可能である。また、床パネ
ルおよび壁パネルを含むパネルの構成やルーフバルコニ
ーの構成、胴差ボルトの種類等も任意であり、その他、
具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であるこ
とは勿論である。
【0066】
【発明の効果】以上のように、本発明に係るルーフバル
コニー領域への胴差ボルト割付装置によれば、予め入力
されて記憶されたルーフバルコニー床パネル貼り領域に
おける階下および階上の壁線と耐力壁に沿って所定条件
の基に胴差ボルトを配置し、しかも、その配置対象位置
から4方向に所定寸法以内での重複チェックを行うよう
にしたため、ルーフバルコニー上の耐力壁にも胴差ボル
トを配置でき、余分な胴差ボルトの配置を回避して、ル
ーフバルコニー領域に胴差ボルトを無駄なく自動的に割
り付けることができる。
【0067】なお、請求項2記載のように、耐力壁、壁
線以外、手摺壁の順に割り付けすることで、効率良く胴
差ボルトをルーフバルコニー領域に割り付けることがで
きる。
【0068】また、請求項3記載のように、胴差ボルト
の割付処理を、基準寸法の半分の単独壁も認識条件に加
えて行うことによって、ルーフバルコニー領域における
1/2Mの単独壁にも胴差ボルトを配置することができ
る。
【0069】そして、請求項4記載のように、複数の隣
合うルーフバルコニー領域の各々に対しての配置処理に
よる場合に比べて、連続する1つの手摺壁として配置処
理することで、胴差ボルトの数を少なくして、無駄を省
くことができ、しかも、両端に既に配置済みの胴差ボル
ト間において、基準寸法間隔にさらに配置することで、
効率良く胴差ボルトをルーフバルコニー手摺壁に割り付
けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した一例としての建物の1階プラ
ン例における壁線を示す平面図である。
【図2】図1の壁線の上に載る2階プラン例における壁
線とルーフバルコニーおよび手摺壁を示す平面図であ
る。
【図3】図2のルーフバルコニーにおける床と1階耐力
壁とを緊結する胴差ボルトの配置例を示した平面図であ
る。
【図4】本発明に係るルーフバルコニー領域への胴差ボ
ルト割付装置の基本構成を示すブロック図である。
【図5】本発明によるルーフバルコニー領域への胴差ボ
ルトの割り付け処理を示すフローチャートである。
【図6】本発明によるルーフバルコニー床パネル貼り領
域内の耐力壁への胴差ボルト配置処理の詳細を示すフロ
ーチャートである。
【図7】本発明による耐力壁の両端部への配置処理の詳
細を示すフローチャートである。
【図8】耐力壁の連結処理例を示すもので、(a)は連
結処理前の線分を示す概略平面図、(b)は連結処理後
の線分を示す概略平面図である。
【図9】耐力壁がモジュール芯上にあるときの胴差ボル
ト配置基準芯を例示するもので、(a)は耐力壁連続処
理後の線分を示す概略平面図、(b)は配置基準点を示
す概略平面図である。
【図10】耐力壁がモジュール芯上にないときの胴差ボ
ルト配置基準芯を例示する概略平面図である。
【図11】本発明による耐力壁の両端部への配置例を示
すもので、(a)は配置基準芯を示す概略平面図、
(b)は胴差ボルトの配置位置を示す概略平面図であ
る。
【図12】本発明の処理中における重複チェックを示す
概略平面図である。
【図13】本発明による耐力壁の交点部への配置処理の
詳細を示すフローチャートである。
【図14】本発明による2階床パネルごとにパネル長辺
方向端部から125mmの位置に配置の詳細を示すフロ
ーチャートである。
【図15】本発明によるルーフバルコニー床パネル貼り
領域内の耐力壁線・支持壁線以外の胴差ボルト配置処理
の詳細を示すフローチャートである。
【図16】2階床パネルにおける1階耐力壁線・支持壁
線に沿った胴差ボルトの配置例を示すもので、(a)は
3つの異なるモジュール間隔での配置例を示す平面図、
(b)は半端寸法での配置例を示す平面図である。
【図17】図16での各壁線に対する胴差ボルトの配置
位置を示す平面図である。
【図18】2階床パネル上に外周壁線を有する場合の胴
差ボルトの配置例を示すもので、(a)は通常の床パネ
ルの場合を示す側面図、(b)は通常より厚い床パネル
の場合を示す側面図である。
【図19】2階床パネル上に外周壁線がない場合の胴差
ボルトの配置例を示すもので、(a)は通常の床パネル
の場合を示す側面図、(b)は通常より厚い床パネルの
場合を示す側面図である。
【図20】本発明による手摺壁位置の胴差ボルト配置処
理の詳細を示すフローチャートである。
【図21】ルーフバルコニー手摺壁への配置例を示すも
ので、(a)は手摺壁両端への配置を示す平面図、
(b)は手摺壁への1Mピッチ間隔での配置を示す平面
図である。
【図22】配置位置にマグサがある場合の胴差ボルト配
置例を示す側面図である。
【図23】従来のルーフバルコニー領域への胴差ボルト
の割り付け例を示したフローチャートである。
【符号の説明】
1 1階壁線 2 2階壁線 3 ルーフバルコニー領域 4,47,57,61,62,77 手摺壁 5,45,55,85 胴差ボルト 11 演算処理装置(胴差ボルト割付手段) 12 補助記憶装置(形状記憶手段) 46,56,76 胴差

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 階下の壁線に沿って立てた壁パネル上に
    床パネルを貼ることにより形成されるルーフバルコニー
    を設計するに際し、その設計すべきルーフバルコニーを
    形成する床パネル貼り領域上に配置されて、その床パネ
    ルを階下の壁パネルに緊結する胴差ボルトとルーフバル
    コニー上に立てる壁パネルを階下の壁パネルに緊結する
    胴差ボルトを割り付けるルーフバルコニー領域への胴差
    ボルト割付装置であって、 予め入力された平面図上の少なくともルーフバルコニー
    床パネル貼り領域における階下および階上の壁線と耐力
    壁を記憶する形状記憶手段と、 この形状記憶手段に記憶された前記平面図上の壁線と耐
    力壁に沿って所定条件の基に前記胴差ボルトを配置する
    とともに、その配置対象位置から4方向に所定寸法以内
    での重複チェックを行う胴差ボルト割付手段と、を具備
    してなることを特徴とするルーフバルコニー領域への胴
    差ボルト割付装置。
  2. 【請求項2】 前記胴差ボルト割付手段は、(1)ルー
    フバルコニー床パネル貼り領域内の耐力壁への配置、
    (2)ルーフバルコニー床パネル貼り領域内の下階の耐
    力壁・支持壁への配置、(3)手摺壁位置への配置、の
    順に胴差ボルトの割付処理を行うことを特徴とする請求
    項1記載のルーフバルコニー領域への胴差ボルト割付装
    置。
  3. 【請求項3】 前記胴差ボルト割付手段は、基準寸法の
    半分の単独壁も認識条件に加えて胴差ボルトの割付処理
    を行うことを特徴とする請求項1または2記載のルーフ
    バルコニー領域への胴差ボルト割付装置。
  4. 【請求項4】 前記胴差ボルト割付手段は、前記(3)
    手摺壁位置への配置に先立って、複数の隣合うルーフバ
    ルコニー床パネル貼り領域で、その手摺壁が同一直線上
    で連続する場合には1つの手摺壁として認識するための
    連続した手摺壁の合成処理を行った後、前記(3)手摺
    壁位置への配置において、 ルーフバルコニー手摺壁の両端に、端部から所定寸法
    の位置に配置、 ルーフバルコニー手摺壁の位置に、基準寸法の間隔で
    配置、 の順に胴差ボルトの割付処理を行うことを特徴とする請
    求項2記載のルーフバルコニー領域への胴差ボルト割付
    装置。
JP6181603A 1994-08-02 1994-08-02 ルーフバルコニー領域への胴差ボルト割付装置 Pending JPH0841983A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008059381A (ja) * 2006-08-31 2008-03-13 Eijiyuu Sangyo:Kk バルコニー設計装置およびバルコニー設計プログラム、並びにバルコニー製造装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008059381A (ja) * 2006-08-31 2008-03-13 Eijiyuu Sangyo:Kk バルコニー設計装置およびバルコニー設計プログラム、並びにバルコニー製造装置

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