JPH09221765A - ユニット式建物用cadシステム - Google Patents

ユニット式建物用cadシステム

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JPH09221765A
JPH09221765A JP8031952A JP3195296A JPH09221765A JP H09221765 A JPH09221765 A JP H09221765A JP 8031952 A JP8031952 A JP 8031952A JP 3195296 A JP3195296 A JP 3195296A JP H09221765 A JPH09221765 A JP H09221765A
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JP
Japan
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floor
unit
building
plan
foundation
Prior art date
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JP8031952A
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English (en)
Inventor
Kazuki Kurita
一樹 栗田
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Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】建物本体についての顧客の細かい要求や、度重
なる設計変更があっても、基礎への対応が容易となるユ
ニット式建物用CADシステムの提供。 【解決手段】ユニット式建物の部品データが蓄積された
部品情報蓄積手段21と、この部品情報蓄積手段21からの
部品データで平面図を設計する平面図設計手段31と、基
礎の部位データが蓄積された基礎情報蓄積手段22と、こ
の基礎情報蓄積手段22からの部位データで基礎伏図を設
計する基礎伏図設計手段32と、部品情報蓄積手段21およ
び基礎情報蓄積手段22のデータの入出力管理を行う情報
管理手段35とを設け、基礎の構造および形状に関連する
部品データを平面図設計手段31へ入力させる際に、当該
部品と関連する基礎の部位に関する部位データを基礎伏
図設計手段32へ入力させ、平面図の設計変更に基礎伏図
を自動的に対応させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータを用
いてユニット式建物の設計を行うユニット式建物用CA
Dシステムに関する。
【0002】
【背景技術】従来より、工場で製造した複数の建物ユニ
ットを、建築現場で組合わせて建築されるユニット式建
物が知られている。このようなユニット式建物によれ
ば、建物ユニットを工場で製造するので、建築現場での
作業が軽減され、高品質の建物を従来建築に比べて著し
く短期間で顧客に提供できるという利点がある。このユ
ニット式建物の利点を確保するためには、工場で製造さ
れる建物ユニットの構成部品を規格化し、かつ、顧客に
提供する商品(ユニット式建物)を、既製品の色合いの
濃いものとする必要があったが、これでは、顧客の多様
な要求に答えるのが困難となっている。このため、一般
的な注文建築と同様に、顧客の要求に応じてユニット式
建物を一つずつ設計するにあたり、設計の効率が充分確
保されるように、ユニット式建物の設計を支援するCA
Dシステムを導入している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】建物の基礎は、設計さ
れた建物本体に応じたものを設計する必要があるので、
従来のCADシステムでは、基礎を設計するにあたり、
基礎の細部についは、建物本体の細部に対応するよう
に、個々に設定を行いながら、設計作業を行わなければ
ならないので、基礎の設計作業が煩雑となるという問題
がある。また、建物本体の設計が完了してから、基礎の
設計を行うようになっているので、顧客の要求による建
物本体側の設計変更が度重なると、基礎の変更を追従さ
せるのに、手間と時間とがかかって、設計作業の効率を
確保できないうえ、入力忘れなどの操作ミスを起こしや
すいという問題がある。さらに、従来のCADシステム
では、建物本体の平面図を各階毎に設計するようになっ
ているので、一の階の設計を行う際に、別の階の構造や
形状と関連する部品の入力、削除、あるいは、他の部品
への変更操作がある場合、これらの操作が別の階の設計
にも影響し、特に、顧客の要求による設計変更が度重な
ると、設計作業が煩雑となり、手間と時間とがかかっ
て、設計作業の効率が著しく損なわれるうえ、入力忘れ
などの操作ミスを起こしやすいという問題がある。
【0004】本発明の目的は、建物本体についての顧客
の細かい要求や、度重なる設計変更があっても、基礎へ
の対応が容易となるユニット式建物用CADシステムを
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の建物ユ
ニットを組合わせて建築されるユニット式建物およびそ
の基礎を設計するためのユニット式建物用CADシステ
ムであって、前記ユニット式建物を構築するための部品
に関する部品データが蓄積された部品情報蓄積手段と、
この部品情報蓄積手段から入力された部品データを用い
て前記ユニット式建物の平面図を設計する平面図設計手
段と、前記ユニット式建物の基礎を形成する部位の要素
に関する部位データが蓄積された基礎情報蓄積手段と、
この基礎情報蓄積手段から入力された部位データを用い
て前記ユニット式建物の基礎伏図を設計する基礎伏図設
計手段と、前記部品情報蓄積手段および前記基礎情報蓄
積手段に蓄積されたデータの入出力を管理するととも
に、前記基礎の構造および形状に関連する前記部品の部
品データを前記平面図設計手段へ入力させる際に、当該
部品と関連する基礎の部位に関する部位データを前記基
礎伏図設計手段へ入力させる情報管理手段とを備えてい
ることを特徴とする。
【0006】以上において、前記情報管理手段は、前記
部品情報蓄積手段から前記平面図設計手段へ入力された
部品データを前記平面図設計手段が削除処理したことを
検出し、かつ、当該部品データと関連する基礎部位に関
する部位データを削除する処理を前記基礎伏図設計手段
に実行させるものであることが好ましい。また、前記情
報管理手段は、前記部品情報蓄積手段から前記平面図設
計手段へ入力された部品データが他の部品データに置換
されたことを検出し、前記基礎伏図設計手段に対し前記
他の部品データと関連する部位データに置換する置換処
理を実行させるものであることが望ましい。さらに、前
記情報管理手段は、前記平面図設計手段が設計を行って
いる階とは別の階の部品と関連する部品の部品データを
当該平面図設計手段に入力させる際に、当該階の部品と
関連する前記別の階の部品の部品データをも当該平面図
設計手段へ入力させるものであり、かつ、前記平面図設
計手段は、前記ユニット式建物の各階毎に部品データを
記憶するデータ記憶部を備えたものであることが好まし
い。この際、前記平面図設計手段は、一の階に設けられ
る部品の部品データを削除処理するのに伴い、当該部品
と関連する別の階の部品の部品データをも削除する処理
を実行させるものであることが望ましい。また、前記情
報管理手段は、前記平面図設計手段が一の階に設けられ
る部品の部品データを他の部品データに置換したことを
検出し、当該他の部品と関連する別の階の部品の部品デ
ータも置換させる処理を実行させるものであることが好
ましい。
【0007】このような本発明では、建物の基礎の概略
形状および構造は、建物本体の概略で決定してしまうの
で、従来のCADシステムと同様に、煩雑な設定操作を
することなく、ほぼ自動的に設計される。一方、基礎の
細部についは、情報管理手段が、基礎の構造および形状
に関連する部品の部品データを平面図設計手段へ入力さ
せる際に、当該部品と関連する基礎の部位に関する部位
データを基礎伏図設計手段へ入力するので、基礎伏図設
計手段は、基礎の細部についての情報を自動的に得るよ
うになり、当該細部について個々に入力する操作が不要
となり、建物本体の細部にまで対応した基礎が自動的に
設計可能となり、これにより前記目的が達成される。ま
た、部品情報蓄積手段から入力された部品データを平面
図設計手段が削除、あるいは、他の部品データへ置換し
たことを検出し、当該部品データと関連する基礎部位に
関する部位データを削除、あるいは、他の部位データと
置換する処理を基礎伏図設計手段に実行させる機能を情
報管理手段に設ければ、設計変更が度重なっても、基礎
の設計作業の効率が損なわれないうえ、入力忘れなどの
操作ミスが未然に防止される。さらに、平面図設計手段
が設計を行っている階とは別の階の部品と関連する部品
についての部品データの入力および置換に伴い、当該部
品と関連する別の階の部品の部品データについても入力
および置換を実行させる機能を情報管理手段に設け、か
つ、ユニット式建物の各階毎に部品データを記憶するデ
ータ記憶部と、一の階に設けられる部品の部品データを
削除処理するのに伴い、当該部品と関連する別の階の部
品の部品データをも削除する機能とを平面図設計手段に
設ければ、一の階についての設計操作および設計変更操
作が、別の階の設計および設計変更に反映され、各階に
ついて個々に入力する操作が不要となり、設計作業の効
率が向上されるうえ、入力忘れなどの操作ミスが未然に
防止され、以上により、基礎を含む建物全体の設計作業
の効率が向上される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を図
面に基づいて説明する。図1には、本実施形態に係るC
ADシステム1の概略構成が示されている。このCAD
システム1は、顧客の要求に応じてユニット式建物を設
計するにあたり、設計の支援を行うものである。CAD
システム1には、本システム1の核となるコンピュータ
本体10と、設計している階の平面図等を表示するCRT
表示装置2と、CPU10等の操作を行う入力装置3と、
設計した平面図等を作図するX−Yプロッタ装置4と、
設計した建物についてのデータ等を印字するプリンタ5
とが設けられている。
【0009】コンピュータ本体10は、記憶装置であるハ
ードディスク装置20と、各種の処理を行う演算装置であ
るCPU30とを含んで構成されたものである。このう
ち、ハードディスク装置20には、記憶される情報の属性
毎に複数の領域が定められ、これらの領域の一つとし
て、ユニット式建物を構築するための部品に関する部品
データが蓄積された部品情報蓄積手段21と、ユニット式
建物の基礎を形成する部位の要素に関する部位データが
蓄積された基礎情報蓄積手段22と、設計されたユニット
式建物の積算を行うために、ユニット式建物や基礎の部
品、部材および工賃の価格等に関する価格データが蓄積
された積算情報蓄積手段23とが設けられている。CPU
30は、各種のソフトウェアがインストールされ、これら
のソフトウェアを並列処理するマルチタスク機能を有す
るものである。CPU30には、ソフトウェアにより、ハ
ードディスク装置20の部品情報蓄積手段21から入力され
た部品データを用いてユニット式建物の平面図を設計す
る平面図設計手段31と、ハードディスク装置20の基礎情
報蓄積手段22から入力された部位データを用いてユニッ
ト式建物の基礎伏図を設計する基礎伏図設計手段32と、
ハードディスク装置20の部品情報蓄積手段21から入力さ
れた部品データを用いてユニット式建物の屋根伏図を設
計する屋根伏図設計手段33と、ハードディスク装置20の
積算情報蓄積手段23から入力された価格データを用い
て、設計したユニット式建物を積算する積算手段34とが
設けられている。また、CPU30には、以上の手段31〜
34の他に、部品情報蓄積手段21、基礎情報蓄積手段22、
および、積算情報蓄積手段23に蓄積されたデータの入出
力を管理するとともに、ユニット式建物の部品のうち、
基礎の構造および形状に関連する部品の部品データを平
面図設計手段31へ入力させる際に、当該部品と関連する
基礎の部位に関する部位データを基礎伏図設計手段32へ
入力させる情報管理手段35が設けられている。
【0010】情報管理手段35には、部品情報蓄積手段21
から平面図設計手段31へ入力された部品データを平面図
設計手段31が削除処理したことを検出し、かつ、当該部
品データと関連する基礎部位に関する部位データを削除
する処理を基礎伏図設計手段32に実行させる機能と、部
品情報蓄積手段21から平面図設計手段31へ入力された部
品データが他の部品データに置換されたことを検出し、
かつ、基礎伏図設計手段32に入力された部位データを、
置換された他の部品データと関連する部位データに置換
する置換処理を実行させる機能とが備えられている。平
面図設計手段31は、ユニット式建物の各階毎に部品デー
タを記憶するデータ記憶部を備えたものである。平面図
設計手段31には、一の階に設けられる部品の部品データ
を削除処理するのに伴い、当該部品と関連する別の階の
部品の部品データをも削除する処理を行う機能が備えら
れている。また、情報管理手段35には、平面図設計手段
31が設計を行っている階とは別の階の部品と関連を有す
る部品の部品データを当該平面図設計手段31に入力させ
る際に、現在、設計を行ってない別の階であっても、設
計している階の部品と関連する部品であれば、その部品
データをも当該平面図設計手段31へ入力させる機能と、
平面図設計手段31が一の階に設けられる部品の部品デー
タを他の部品の部品データに置換したことを検出し、当
該他の部品と関連する別の階の部品の部品データをも置
換する処理を平面図設計手段31に実行させる機能とが備
えられている。
【0011】次に、ユニット式建物の設計についての具
体的な例を用いて、本実施形態の動作を説明する。ま
ず、図2に示されるように、一つのフロア40の長辺の中
間部分に玄関41が設けられるユニット式建物を設計する
場合について説明する。図2において、ユニット式建物
を構成する建物ユニット41A 〜41F の各々は、四隅に柱
42を有する箱状のものとなっている。これらの建物ユニ
ット41A 〜41F のうち、図中左下の建物ユニット41A に
は、長辺の中間部分に玄関41が設けられている。この玄
関41の土間43は、建物ユニット41A の図中上方の建物ユ
ニット41B にまで延びている。このような玄関41を形成
する建物ユニット41A, 41Bの各々は、通常の建物ユニッ
ト41C 〜41F とは異なり、間柱44が設けられている。間
柱44は、各建物ユニット41A, 41Bの長辺方向に配列され
た二つの柱42の間であって、玄関41の土間43の両側壁に
隣接する位置に立設されている。このようなフロア40が
一階部分となるように、CADシステム1でユニット式
建物を設計させると、ユニット式建物の部品として、間
柱44や玄関空間を有する建物ユニット41A, 41Bが平面図
設計手段31に入力される。すると、基礎伏図設計手段32
には、基礎情報蓄積手段22から、フロア40の全体形状に
応じた基礎に関する全体的なデータのみならず、建物ユ
ニット41A, 41Bと関連する基礎の細かい部位に関する部
位データも入力される。
【0012】これにより、基礎伏図設計手段32は、図3
に示されるように、フロア40の外周形状に応じた基礎46
を設計し、さらに、フロア40の細部、すなわち、建物ユ
ニット41A, 41Bに関連する部位である玄関基礎部46A を
設計する。なお、基礎46の玄関基礎部46A の以外の部分
には、外周部分に配置された長辺基礎部46B および短辺
基礎部46C と、長辺基礎部46B の中間部分を相互に連結
する中基礎部46D とが設けられている。ここで、基礎46
の上端面には、建物ユニット41A 〜41F に設けられた柱
42に応じてシース管47が設定され、かつ、玄関41の土間
43の周囲に配置された間柱45に応じてシース管47が設定
される。一方、フロア40が二階部分となるように、CA
Dシステム1でユニット式建物を設計させると、二階部
分を設計する前に設計された一階部分を二階部分の細部
に対応させる操作を行わなくとも、情報管理手段35およ
び平面図作成手段31により、二階部分に対応するよう
に、先に設計された一階部分が自動的に設計変更され
る。すなわち、図4に示されるように、一階部分の設計
時に四隅の柱42以外に柱を持たない通常の建物ユニット
41G のみを採用したとしても、二階部分を設計すること
により、一階部分の平面図であるフロア40A には、二階
部分を構成する建物ユニット41A, 41Bの間柱44に応じて
間柱45が自動的に追加される。
【0013】次に、図5に示されるように、一つのフロ
ア50の長辺の角隅部に玄関51が設けられるユニット式建
物を設計する場合について説明する。図5において、フ
ロア50には、ユニット式建物を構成する建物ユニット51
A 〜51F が配置され、各建物ユニット51A 〜51F は、四
隅に柱42を有する箱状のものとなっている。これらの建
物ユニット51A 〜51F のうち、図中右下の建物ユニット
51F の図中右側の半分には、玄関51が設定されている。
この玄関51の土間53は、建物ユニット51F の図中上方の
建物ユニット51E にまで延びている。ここで、建物ユニ
ット51F は、通常の建物ユニット51A 〜51D とは異な
り、間柱44およびポーチ柱54を有している。このうち、
間柱44は、建物ユニット51F の長辺に沿って配列された
二つの柱42の間であって、玄関51の土間53の側壁に隣接
する位置と、建物ユニット51F の屋外に面する短辺に沿
って配列された二つの柱42の中間位置とに、それぞれ立
設されている。ポーチ柱54は、建物ユニット51F の図中
右下隅の柱42の表面に、軽量気泡コンクリート製の化粧
版を被覆したものであり、屋外となる玄関ポーチ54A に
立設されている。また、建物ユニット51E は、建物ユニ
ット51F と同様に、間柱44を有し、この間柱44は、建物
ユニット51E の長辺方向に配列された二つの柱42の間で
あって、玄関51の土間53の側壁に隣接する位置に立設さ
れている。このようなフロア50が一階部分となるよう
に、CADシステム1でユニット式建物を設計させる
と、ユニット式建物の部品として、間柱44や玄関空間等
を有する建物ユニット51E, 51Fが平面図設計手段31に入
力される。すると、基礎伏図設計手段32には、基礎情報
蓄積手段22から建物ユニット51E,51Fと関連する基礎の
細かい部位に関する部位データも入力される。
【0014】これにより、基礎伏図設計手段32は、図6
に示されるように、フロア50の外周形状に応じた基礎56
を設計し、さらに、フロア50の細部、すなわち、建物ユ
ニット51E, 51Fに関連する部位である玄関基礎部56A を
設計する。なお、基礎56の玄関基礎部56A の以外の部分
には、外周部分に配置された長辺基礎部56B および短辺
基礎部56C と、長辺基礎部56B の中間部分を相互に連結
する中基礎部56D とが設けられている。ここで、基礎56
の上端面には、建物ユニット51E, 51Fの長辺に沿って配
列された二つの柱42の間に設けられた各間柱44に応じて
シース管47が設定されるとともに、建物ユニット51F の
屋外に面する短辺に沿って配列された二つの柱42の間に
設けられた間柱44に応じてレベルボルト57が設定され
る。基礎56の図中右下の角隅部には、建物ユニット51F
のポーチ柱54に応じてポーチ柱54を受ける柱受部58が設
定され、この柱受部58の上端面には、シース管47が設定
される。一方、フロア50が二階部分となるように、CA
Dシステム1でユニット式建物を設計させると、二階部
分よりも先に設計された一階部分を二階部分の細部に対
応させる操作を行わなくとも、情報管理手段35および平
面図作成手段31により、二階部分に対応するように、先
に設計された一階部分が自動的に設計変更される。すな
わち、図7に示されるように、一階部分の設計時に四隅
の柱42以外に柱を持たない通常の建物ユニット51G のみ
を採用したとしても、二階部分を設計することにより、
一階部分の平面図であるフロア50A には、二階部分を構
成する建物ユニット51E, 51Fの間柱44に応じて間柱45が
自動的に追加される。
【0015】続いて、図8に示されるように、一つのフ
ロア60の短辺の中間部分に玄関61が設けられるユニット
式建物を設計する場合について説明する。図8におい
て、ユニット式建物を構成する建物ユニット61A 〜61F
の各々は、四隅に柱42を有する箱状のものとなってい
る。これらの建物ユニット61A 〜61F のうち、図中下方
の列の中央に配置された建物ユニット61B には、屋外に
面する短辺部分に玄関61が設けられている。この玄関61
の土間63は、建物ユニット61B の図中上方の建物ユニッ
ト61E にまで延びている。このような玄関61を形成する
建物ユニット61B, 61Eのうち、建物ユニット61Bには、
通常の建物ユニット61A, 61C等とは異なり、間柱44が設
けられている。間柱44は、各建物ユニット61B の長辺方
向に配列された二つの柱42の間であって、玄関61の土間
63の両側壁に隣接する位置に立設されている。また、建
物ユニット61B の下側半分は、玄関ポーチ54となってお
り、建物ユニット61B の四隅の柱42のうち、玄関ポーチ
54に配置されたものは、ポーチ柱54Aとなっている。こ
のようなフロア60が二階部分となるように、CADシス
テム1でユニット式建物を設計させると、ユニット式建
物の部品として、間柱44や玄関空間を有する建物ユニッ
ト61B, 61Eが平面図設計手段31に入力される。
【0016】すると、先に設計された一階部分を二階部
分の細部に対応させる操作を行わなくとも、情報管理手
段35および平面図作成手段31により、二階部分に対応す
るように、先に設計された一階部分が自動的に設計変更
される。すなわち、図9に示されるように、一階部分の
設計時に四隅の柱42以外に柱を持たない通常の建物ユニ
ット61G のみを採用したとしても、二階部分を設計する
ことにより、一階部分の平面図であるフロア60A には、
二階部分を構成する建物ユニット61B の間柱44に応じて
間柱45が自動的に追加される。また、基礎伏図設計手段
32には、基礎情報蓄積手段22から、一階部分のフロア60
A の全体形状に応じた基礎に関する全体的なデータのみ
ならず、一階部分のフロア60A の間柱45、ひいては、二
階部分のフロア60の建物ユニット61B と関連する、基礎
の細かい部位に関する部位データも入力される。これに
より、基礎伏図設計手段32は、図10に示されるよう
に、フロア60A の外周形状に応じた基礎66を設計し、さ
らに、フロア60の細部、すなわち、建物ユニット61B に
関連する部位である二階玄関用の独立基礎部66A を設計
する。なお、基礎66としては、外周部分に配置された長
辺基礎部66B および短辺基礎部66C と、長辺基礎部66B
の中間部分を相互に連結する中基礎部66D とを有するも
のが設計される。ここで、基礎66の上端面には、建物ユ
ニット61A 〜61F に設けられた柱42に応じてシース管47
が設定される。また、独立基礎部66A の上端面には、フ
ロア60A の間柱45、ひいては、フロア60の間柱44に応じ
てレベルボルト57が設定される。
【0017】さらに、図11に示されるように、一つの
フロア70の短辺の端部分に玄関71が設けられるユニット
式建物を設計する場合について説明する。図11におい
て、ユニット式建物を構成する建物ユニット71A 〜71F
の各々は、四隅に柱42を有する箱状のものとなってい
る。これらの建物ユニット71A 〜71F のうち、図中左下
に配置された建物ユニット71C には、屋外に面する短辺
部分に玄関71が設けられている。この玄関71の土間73
は、建物ユニット71C の図中上方の建物ユニット71D に
まで延びている。このような玄関71を形成する建物ユニ
ット71C, 71Dには、通常の建物ユニット71A, 71B等とは
異なり、間柱44が設けられている。間柱44は、各建物ユ
ニット71C, 71Dの長辺方向に配列された二つの柱42の間
であって、玄関71の土間73の側壁に隣接する位置に立設
されている。このようなフロア70が二階部分となるよう
に、CADシステム1でユニット式建物を設計させる
と、ユニット式建物の部品として、間柱44や玄関空間を
有する建物ユニット71C, 71Dが平面図設計手段31に入力
される。
【0018】すると、先に設計された一階部分を二階部
分の細部に対応させる操作を行わなくとも、情報管理手
段35および平面図作成手段31により、二階部分に対応す
るように、先に設計された一階部分が自動的に設計変更
される。すなわち、図12に示されるように、一階部分
の設計時に四隅の柱42以外に柱を持たない通常の建物ユ
ニット71G のみを採用したとしても、二階部分を設計す
ることにより、一階部分の平面図であるフロア70A に
は、二階部分を構成する建物ユニット71C, 71Dの間柱44
に応じて間柱45が自動的に追加される。また、基礎伏図
設計手段32には、基礎情報蓄積手段22から、一階部分の
フロア70A の全体形状に応じた基礎に関する全体的なデ
ータのみならず、一階部分のフロア70A の間柱45、ひい
ては、二階部分のフロア70の建物ユニット71C, 71Dと関
連する、基礎の細かい部位に関する部位データも入力さ
れる。これにより、基礎伏図設計手段32は、図13に示
されるように、フロア70A の外周形状に応じた基礎76を
設計し、さらに、この基礎76には、建物ユニット71C,71
Dの間柱44に応じて間柱受基礎部76A が設定される。な
お、基礎76は、長辺基礎部66B 、短辺基礎部66C 、およ
び、中基礎部46D とが設けられたものが設計される。こ
こで、基礎76の上端面には、建物ユニット71A 〜71F に
設けられた柱42、間柱44に応じてシース管47が設定され
る。
【0019】続いて、図2で示したフロア40に設定した
二階部分の玄関41を設計変更する場合について説明す
る。図2で示した玄関41を、図14に示されるように、
その幅が拡張されるとともに、玄関ドア6が屋内へ退い
た位置に設けられた玄関41H に設計変更する。この設計
変更は、図2で示した建物ユニット41A ,41Bを、図14
の如く、建物ユニット41I, 41Jに置き換える操作により
行われる。ここで、建物ユニット41I は、図中下側の長
辺の両端に配置された柱42がポーチ柱54とされるととも
に、その長辺方向の寸法にわたる玄関ポーチ54A を有す
るものである。建物ユニット41I の図中上側半分は、土
間43A となっている。建物ユニット41I の短辺の中間位
置には、間柱44が備えられている。この間柱44は、土間
43A の図中下側の玄関ドア6が取付けられた側壁に隣接
して設けられている。一方、建物ユニット41J は、図中
上側半分が土間43A とされるとともに、間柱44を全く持
たないものとなっている。
【0020】このような設計変更を行うと、CADシス
テムの情報管理手段35および平面図作成手段31により、
二階部分に対応するように、一階部分についても自動的
に設計変更が行われる。すなわち、図4に示した一階部
分のフロア40A は、図15に示されるように、フロア40
B に応じたフロア40C に変更される。このフロア40C の
図中左下の建物ユニット41K は、フロア40B の建物ユニ
ット41I に応じて、間柱45の数が4本から2本に減らさ
れ、かつ、間柱45の位置が長辺間から短辺間へと変更さ
れている。建物ユニット41K の図中上方の建物ユニット
41L は、フロア40B の建物ユニット41J に応じて、間柱
45が削除されている。
【0021】また、情報管理手段35は、フロア40B, 40C
の設計変更に関する部品データに基づき、基礎伏図設計
手段32へ基礎の変更箇所を指示するデータを送るととも
に、基礎情報蓄積手段22に対し、設計変更に必要な部位
データを基礎伏図設計手段32に送るように指令する。こ
れにより、基礎伏図設計手段32は、図16に示されるよ
うに、変更された一階部分のフロア40C 、ひいては、玄
関41H について変更されたフロア40B に応じて設計変更
した基礎46A を作成する。すなわち、建物ユニット41A,
41Bの間柱44, 45に応じて設定されたシース管47が削除
され、フロア40B の建物ユニット41K の間柱45に応じた
位置にレベルボルト57が設定される。
【0022】さらに、図11で示したフロア70に設定し
た二階部分の玄関71を設計変更する場合、具体的には、
玄関71を、図17に示されるように、玄関ドア6が屋内
側へ退いた位置に移動した玄関71H に設計変更する場合
について説明する。この設計変更は、図2で示した建物
ユニット71C を、図17の如く、建物ユニット71I に置
き換える操作により行われる。ここで、建物ユニット71
I は、屋内側へ退いた玄関ドア6を有するものとなって
いる。この玄関ドア6の図中上方部分が土間73A とさ
れ、玄関ドア6の図中下方部分が玄関ポーチ54A となっ
ている。そして、建物ユニット71I の図中左下に配置さ
れた柱42がポーチ柱54とされるとともに、図中左側の長
辺の中間位置には、間柱44が追加されている。この間柱
44は、玄関ドア6が取付けられた側壁に隣接して設けら
れている。
【0023】このような設計変更を行うと、CADシス
テムの情報管理手段35および平面図作成手段31により、
二階部分に対応するように、一階部分についても自動的
に設計変更が行われる。すなわち、図12に示した一階
部分のフロア70A は、図18に示されるように、フロア
70B に応じたフロア70C に変更される。このフロア70C
の図中左下の建物ユニット71K は、フロア70B の建物ユ
ニット71I に応じて、間柱45が図中左側の長辺の中間位
置に一本追加されている。
【0024】また、情報管理手段35は、フロア70B, 70C
の設計変更に関する部品データに基づき、基礎伏図設計
手段32へ基礎の変更箇所を指示するデータを送るととも
に、基礎情報蓄積手段22に対し、設計変更に必要な部位
データを基礎伏図設計手段32に送るように指令する。こ
れにより、基礎伏図設計手段32は、図19に示されるよ
うに、変更された一階部分のフロア70C 、ひいては、玄
関71H について変更されたフロア70B に応じて設計変更
した基礎76A を作成する。すなわち、フロア70B, 70Cの
設計変更で一本追加した建物ユニット71I, 71Kの間柱4
4, 45に応じて間柱受基礎部76A が追加される。この間
柱受基礎部76A の上面には、シース管47が設定される。
【0025】次に、図20に示されるように、一階部分
のフロア80の長辺の中間部分にカーポート81が設けられ
るユニット式建物を設計する場合について説明する。図
20において、ユニット式建物を構成する建物ユニット
81A 〜81F の各々は、四隅に柱42を有する箱状のものと
なっている。これらの建物ユニット81A 〜81F のうち、
図中左下の建物ユニット81A には、長辺側の側面の中間
部分にカーポート81が設けられている。このカーポート
81の床83は、建物ユニット81A の図中上方の建物ユニッ
ト81B にまで延びている。このようなカーポート81を形
成する建物ユニット81A, 81Bの各々は、通常の建物ユニ
ット81C 〜81F とは異なり、間柱44が設けられている。
間柱44は、各建物ユニット41A, 41Bの長辺方向に配列さ
れた二つの柱42の間であって、カーポート81の図中左側
の側壁に隣接する位置に立設されている。このようなフ
ロア80が一階部分となるように、CADシステム1でユ
ニット式建物を設計させると、ユニット式建物の部品と
して、間柱44やカーポート空間を有する建物ユニット81
A, 81Bが平面図設計手段31に入力される。すると、基礎
伏図設計手段32には、基礎情報蓄積手段22から、フロア
80の全体形状に応じた基礎に関する全体的なデータのみ
ならず、建物ユニット81A, 81Bと関連する基礎の細かい
部位に関する部位データも入力される。
【0026】これにより、基礎伏図設計手段32は、図2
1に示されるように、フロア80の外周形状に応じた基礎
86を設計し、さらに、フロア80の細部、すなわち、建物
ユニット81A, 81Bに関連する部位であるカーポート基礎
部86A を設計する。なお、基礎86の玄関基礎部86A の以
外の部分には、外周部分に配置された長辺基礎部86B お
よび短辺基礎部86C と、長辺基礎部86B の中間部分を相
互に連結する中基礎部86D とが設けられている。ここ
で、カーポート基礎部86A は、カーポート81の床面を形
成する水平部86Eを有するものとなっている。この水平
部86E は、図中右方の一辺側が中基礎部86D に接するも
のとなっている。水平部86E の図中上方および左方の辺
には、立ち上がり部86F, 86Gが設定されている。このよ
うな基礎86の上面には、柱42および間柱44に応じてシー
ス管47が設定される。
【0027】次に、図22に示されるように、フロア90
の図中下方の一辺に沿ってインナーバルコニ91が設けら
れたユニット式建物を設計する場合について説明する。
図22において、ユニット式建物を構成する建物ユニッ
ト91A 〜91F の各々は、四隅に柱42を有する箱状のもの
となっている。これらの建物ユニット91A 〜91F のう
ち、図中下方に配列された建物ユニット91A 〜91C は、
外壁部92が屋内側に退いた位置に設けられ、バルコニ床
部93が屋外に露出されている。これらの建物ユニット91
A 〜91C によりインナーバルコニ91が形成されている。
建物ユニット91A 〜91C には、通常の建物ユニット91D
〜91F とは異なり、長辺方向に配列された二つの柱42の
間であって、外壁部92の室内側に隣接する位置に間柱44
が立設されている。また、インナーバルコニ91に立設さ
れた建物ユニット91A 〜91C の柱42の表面には、当該柱
42を覆う仕上げ面材94が設定される。これらのうち、隣
接する柱42同士は、まとめて仕上げ面材94で覆われるよ
うになっている。このようなフロア90が二階部分となる
ように、CADシステム1でユニット式建物を設計させ
ると、ユニット式建物の部品として、間柱44やバルコニ
空間を有する建物ユニット91A 〜91C が平面図設計手段
31に入力される。
【0028】すると、先に設計された一階部分を二階部
分の細部に対応させる操作を行わなくとも、情報管理手
段35および平面図作成手段31により、二階部分に対応す
るように、先に設計された一階部分が自動的に設計変更
される。すなわち、図23に示されるように、一階部分
の設計時に四隅の柱42以外に柱を持たない通常の建物ユ
ニット91G のみを採用したとしても、二階部分を設計す
ることにより、一階部分の平面図であるフロア90A に
は、二階部分を構成する建物ユニット91A 〜91C の間柱
44に応じて間柱45が自動的に追加される。また、基礎伏
図設計手段32には、基礎情報蓄積手段22から、一階部分
のフロア90A の全体形状に応じた基礎に関する全体的な
データのみならず、一階部分のフロア90A の間柱45、ひ
いては、二階部分のフロア90の建物ユニット91A 〜91C
と関連する、基礎の細かい部位に関する部位データも入
力される。これにより、基礎伏図設計手段32は、図24
に示されるように、フロア90A の外周形状に応じた基礎
96を設計し、さらに、フロア90の細部、すなわち、建物
ユニット91A 〜91C に関連する部位である独立基礎部96
A および間柱受基礎部97A設計する。なお、基礎96とし
ては、外周部分に配置された長辺基礎部96B および短辺
基礎部96C と、長辺基礎部96B の中間部分を相互に連結
する中基礎部96D とが設けられたものが設計される。こ
のような基礎96の上端面には、建物ユニット91A 〜91F
に設けられた柱42に応じてシース管47が設定される。
【0029】続いて、図25に示されるように、フロア
100 の一長辺の図中右側部分に脚付バルコニ101 が設け
られるユニット式建物を設計する場合について説明す
る。図25において、ユニット式建物を構成する建物ユ
ニット101A〜101Fの各々は、四隅に柱42を有する箱状の
ものとなっている。これらの建物ユニット101A〜101Fの
うち、図中下方の右隅に配置された建物ユニット101Fに
は、屋外に面する長辺部分に脚付バルコニユニット102
が取付けられている。脚付バルコニユニット102 の屋外
側の角隅には、下階に設けられる支柱で支持される被支
持部103 が設定される。このようなフロア100 が二階部
分となるように、CADシステム1でユニット式建物を
設計させると、ユニット式建物の部品として、脚付バル
コニユニット102 が平面図設計手段31に入力される。
【0030】すると、先に設計された一階部分を二階部
分の細部に対応させる操作を行わなくとも、情報管理手
段35および平面図作成手段31により、二階部分に対応す
るように、先に設計された一階部分が自動的に設計変更
される。すなわち、一階部分の設計時に、上階に設けら
れる脚付バルコニユニット102の入力を想定しておら
ず、通常の建物ユニット101Gのみが入力されていたとし
ても、二階部分を設計することにより、図26に示され
るように、一階部分の平面図であるフロア100Aには、脚
付バルコニユニット102 の被支持部103 に応じて支柱10
4 が自動的に追加される。また、基礎伏図設計手段32に
は、基礎情報蓄積手段22から、一階部分のフロア100Aの
全体形状に応じた基礎に関する全体的なデータのみなら
ず、一階部分のフロア100Aの支柱104 、ひいては、二階
部分の脚付バルコニユニット102 と関連する、基礎の細
かい部位に関する部位データも入力される。これによ
り、基礎伏図設計手段32は、図27に示されるように、
フロア100Aの外周形状に応じた基礎106 を設計し、さら
に、フロア100 の細部、すなわち、脚付バルコニユニッ
ト102 に関連する部位である支柱104 を受ける独立基礎
部106Aを設計する。なお、基礎106 としては、外周部分
に配置された長辺基礎部106Bおよび短辺基礎部106Cと、
長辺基礎部106Bの中間部分を相互に連結する中基礎部10
6Dとが設けられたものが設計される。ここで、基礎106
の上端面には、建物ユニット61A 〜61F に設けられた柱
42に応じてシース管47が設定される。
【0031】以上のように伏図が設計された基礎46,56,
66,76,86,96,106 等は、伏図だけでなくその断面図も作
成される。すなわち、基礎情報蓄積手段22には、各種の
基礎の各々の部位についての断面図が蓄積されており、
基礎の伏図が決定すると、決定した基礎の所定部位につ
いての断面図に関するデータが基礎伏図設計手段32に入
力される。例えば、図6に示した基礎56については、長
辺基礎部56B 、短辺基礎部56C 、中基礎部56D 、およ
び、玄関基礎部56A の断面図、具体的にいえば、図6の
A−A線、B−B線、C−C線、および、D−D線にお
ける断面図が必要である場合には、基礎情報蓄積手段22
に、前述の部位のデータが必要であるとの要求信号が入
力される。これにより、前述の部位の断面に関するデー
タが基礎伏図設計手段32に入力され、基礎情報蓄積手段
22に蓄積された断面のうち、図28の(A)〜(D)に
示されるように、長辺基礎部56B 、短辺基礎部56C 、中
基礎部56D 、および、玄関基礎部56A の各々に応じた各
断面が選択され、そのデータが基礎伏図設計手段32に入
力されて作画される。
【0032】そして、設計が完了した基礎46,56,66,76,
86,96,106 等は、積算手段34により積算される。積算を
行うにあたり、積算手段34は、積算対象となる基礎を予
め単価が定められた複数種類の基礎部位に仮想的に分解
し、各基礎部位の個数と単価から積算を行う。図29を
参照しながら具体的に説明すると、図において、基礎11
0 は、玄関基礎部111 と、外周部分に配置された長辺基
礎部112 および短辺基礎部113 と、長辺基礎部112 の中
間部分を相互に連結する中基礎部114 とを有するもので
あり、積算手段34の内部処理により、図の如く、複数種
類の基礎部位110A〜110Iおよび玄関基礎部111 に仮想的
に分解される。この際、長辺基礎部111 は、長辺基礎部
位110Aおよび長辺ジョイント110Bにまで分解される。短
辺基礎部112 は、短辺基礎部位110C, 110Dおよび短辺ジ
ョイント110Eにまで分解される。中基礎部113 は、中基
礎部位110F, 110Gおよび中基礎ジョイント110Hにまで分
解される。そして、長辺基礎部111 および短辺基礎部11
2 を連結するコーナージョイント110Iも、長辺基礎部11
1 および短辺基礎部112 の両方から分離される。玄関基
礎部111 は、それ自体が概念的に分解不可能であり、玄
関の種類に応じた所定種類のものが用意されている。こ
れらの基礎部位110A〜110Hおよび玄関基礎部111 等の各
玄関基礎部は、それぞれの単価が基礎情報蓄積手段22に
蓄積されている。積算手段34は、各基礎部位110A〜110H
および玄関基礎部111 毎にその個数を数える。ここで
は、長辺基礎部位110Aが4個、長辺ジョイント110Bが2
個、短辺基礎部位110Cが四個、短辺基礎部位110Dが二
個、短辺ジョイント110Eが四個、中基礎部位110Fが二
個、中基礎部位110Gが一個、中基礎ジョイント110Hが二
個、コーナージョイント110Iが四個、および、玄関基礎
部111 が一個となっている。これらの部位のそれぞれの
個数にその単価を乗じて合計を算出することにより、基
礎110 の積算が行われる。なお、単価には、材料費の他
に、現場作業員の人件費や現場経費等も割り振られてい
る。
【0033】前述のような本実施形態によれば、次のよ
うな効果がある。すなわち、CADシステム1の平面図
設計手段31で設計したユニット式建物本体の概略平面形
状に応じて、基礎の概略形状および構造を設計する基礎
伏図設計手段32を設けたので、煩雑な入力操作を行うこ
となく、基礎の概略形状および構造が自動的に設計され
るようになる。そして、基礎の構造および形状に関連す
る玄関用の建物ユニット41A 等の部品の部品データが部
品情報蓄積手段21から平面図設計手段32へ入力される際
に、当該部品と関連する基礎の部位に関する部位データ
を基礎伏図設計手段32へ入力させる情報管理手段35を設
けたので、基礎伏図設計手段32には、基礎の細部につい
の情報も自動的に入力されるようになり、基礎の細部に
ついても煩雑な入力操作が不要となる。従って、煩雑な
入力操作を一切行うことなく、CADシステム1でユニ
ット式建物本体の細部にまで対応した基礎を自動的に設
計することができる。
【0034】また、情報管理手段35として、部品情報蓄
積手段21から入力された部品データを平面図設計手段31
が削除、あるいは、他の部品データへ置換されたことを
検出し、当該部品データと関連する基礎部位に関する部
位データを削除、あるいは、他の部位データと置換する
処理を基礎伏図設計手段32に実行させる機能を有するも
のを採用したので、ユニット式建物本体についての設計
変更に対応して、基礎の設計変更が自動的に行われるよ
うになり、ユニット式建物本体の設計変更が度重なって
も、基礎の設計作業の効率を保持でき、入力忘れなどの
操作ミスを未然に防止できる。
【0035】さらに、平面図設計手段31が設計を行って
いる階とは別の階の部品と関連する部品の部品データの
入力および置換に伴い、当該部品と関連する部品の部品
データについても入力および置換させる機能を、情報管
理手段35に設け、かつ、ユニット式建物の各階毎に部品
データを記憶するデータ記憶部と、一の階に設けられる
部品の部品データを削除処理するのに伴い、当該部品と
関連する別の階の部品の部品データも削除する機能とを
平面図設計手段31に設け、一の階についての設計操作お
よび設計変更操作が、別の階の設計および設計変更に反
映されるようにしたので、各階について個々に入力する
操作が不要となり、設計作業の効率を向上できるうえ、
入力忘れなどの操作ミスを未然に防止できる。
【0036】また、基礎情報蓄積手段22に、各種の基礎
の各々の部位についての断面図データを蓄積し、決定し
た基礎の所定部位について、必要となる断面図データを
基礎伏図設計手段32に入力し、基礎伏図設計手段32が断
面図を自動的に作画するようにしたので、この点から
も、基礎設計の作業効率を向上できる。
【0037】さらに、積算対象となる基礎を予め単価が
定められた複数種類の基礎部位に仮想的に分解し、各基
礎部位の個数と単価から積算を行う積算手段34を設けた
ので、さまざまな形状の基礎が設計されても、積算手段
34で自動的にその積算が行えるようになり、積算作業の
効率を向上できる。
【0038】以上、本発明について好適な実施形態を挙
げて説明したが、本発明は、この実施形態に限られるも
のでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々
の改良並びに設計の変更が可能である。例えば、部品情
報蓄積手段、基礎情報蓄積手段および積算情報蓄積手段
を比較的大型の第1のコンピュータ内に構成し、平面図
設計手段、基礎伏図設計手段、屋根伏図設計手段および
積算手段を別の比較的小型の第2のコンピュータ内に構
成するとともに、第2のコンピュータを複数設け、か
つ、第1のコンピュータと、複数の第2のコンピュータ
とを通信手段で相互に接続してもよい。このようにすれ
ば、部品情報、基礎情報および積算情報が収納されたフ
ァイルを著しく大きくできるうえ、当該ファイルの管理
およびメンテナンスを一括して行うことができる。
【0039】また、積算手段は、平面図設計手段、基礎
伏図設計手段および屋根伏図設計手段と別体のコンピュ
ータにに設けてもよく、オンラインまたはオフラインで
データの受渡しを行うことにより、前記実施形態と同様
に動作できる。
【0040】
【発明の効果】前述のように本発明によれば、建物本体
についての顧客の細かい要求や、度重なる設計変更があ
っても、基礎への対応を容易とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すブロック図である。
【図2】前記実施形態で設計するユニット式建物の一フ
ロアを示す平面図である。
【図3】図2で示したフロアに対応した基礎を示す基礎
伏図である。
【図4】図2で示したフロアの下階のフロアを示す平面
図である。
【図5】前記実施形態で設計するユニット式建物の一フ
ロアを示す平面図である。
【図6】図5で示したフロアに対応した基礎を示す基礎
伏図である。
【図7】図5で示したフロアの下階のフロアを示す平面
図である。
【図8】前記実施形態で設計するユニット式建物の一フ
ロアを示す平面図である。
【図9】図8で示したフロアの下階のフロアを示す平面
図である。
【図10】図8で示したフロアに対応した基礎を示す基
礎伏図である。
【図11】前記実施形態で設計するユニット式建物の一
フロアを示す平面図である。
【図12】図11で示したフロアの下階のフロアを示す
平面図である。
【図13】図11で示したフロアに対応した基礎を示す
基礎伏図である。
【図14】図2で示したフロアの設計変更後を示す平面
図である。
【図15】図14で示したフロアの下階のフロアを示す
平面図である。
【図16】図14で示したフロアに対応した基礎を示す
基礎伏図である。
【図17】図11で示したフロアの設計変更後を示す平
面図である。
【図18】図17で示したフロアの下階のフロアを示す
平面図である。
【図19】図17で示したフロアに対応した基礎を示す
基礎伏図である。
【図20】前記実施形態で設計するユニット式建物の一
フロアを示す平面図である。
【図21】図20で示したフロアに対応した基礎を示す
基礎伏図である。
【図22】前記実施形態で設計するユニット式建物の一
フロアを示す平面図である。
【図23】図22で示したフロアの下階のフロアを示す
平面図である。
【図24】図22で示したフロアに対応した基礎を示す
基礎伏図である。
【図25】前記実施形態で設計するユニット式建物の一
フロアを示す平面図である。
【図26】図25で示したフロアの下階のフロアを示す
平面図である。
【図27】図25で示したフロアに対応した基礎を示す
基礎伏図である。
【図28】図6に示した基礎の断面図である。
【図29】積算手段の動作を説明するための図である。
【符号の説明】
1 CADシステム 21 部品情報蓄積手段 22 基礎情報蓄積手段 31 平面図設計手段 32 基礎伏図設計手段 35 情報管理手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の建物ユニットを組合わせて建築され
    るユニット式建物およびその基礎を設計するためのユニ
    ット式建物用CADシステムであって、 前記ユニット式建物を構築するための部品に関する部品
    データが蓄積された部品情報蓄積手段と、 この部品情報蓄積手段から入力された部品データを用い
    て前記ユニット式建物の平面図を設計する平面図設計手
    段と、 前記ユニット式建物の基礎を形成する部位の要素に関す
    る部位データが蓄積された基礎情報蓄積手段と、 この基礎情報蓄積手段から入力された部位データを用い
    て前記ユニット式建物の基礎伏図を設計する基礎伏図設
    計手段と、 前記部品情報蓄積手段および前記基礎情報蓄積手段に蓄
    積されたデータの入出力を管理するとともに、前記基礎
    の構造および形状に関連する前記部品の部品データを前
    記平面図設計手段へ入力させる際に、当該部品と関連す
    る基礎の部位に関する部位データを前記基礎伏図設計手
    段へ入力させる情報管理手段と、を備えていることを特
    徴とするユニット式建物用CADシステム。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のユニット式建物用CAD
    システムにおいて、前記情報管理手段は、前記部品情報
    蓄積手段から前記平面図設計手段へ入力された部品デー
    タを前記平面図設計手段が削除処理したことを検出し、
    かつ、当該部品データと関連する基礎部位に関する部位
    データを削除する処理を前記基礎伏図設計手段に実行さ
    せるものであることを特徴とするユニット式建物用CA
    Dシステム。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2に記載のユニット
    式建物用CADシステムにおいて、前記情報管理手段
    は、前記部品情報蓄積手段から前記平面図設計手段へ入
    力された部品データが他の部品データに置換されたこと
    を検出し、前記基礎伏図設計手段に対し前記他の部品デ
    ータと関連する部位データに置換する置換処理を実行さ
    せるものであることを特徴とするユニット式建物用CA
    Dシステム。
  4. 【請求項4】請求項1から請求項3までのいずれかに記
    載のユニット式建物用CADシステムにおいて、前記情
    報管理手段は、前記平面図設計手段が設計を行っている
    階とは別の階の部品と関連する部品の部品データを当該
    平面図設計手段に入力させる際に、当該階の部品と関連
    する前記別の階の部品の部品データをも当該平面図設計
    手段へ入力させるものであり、かつ、前記平面図設計手
    段は、前記ユニット式建物の各階毎に部品データを記憶
    するデータ記憶部を備えたものであることを特徴とする
    ユニット式建物用CADシステム。
  5. 【請求項5】請求項4に記載のユニット式建物用CAD
    システムにおいて、前記平面図設計手段は、一の階に設
    けられる部品の部品データを削除処理するのに伴い、当
    該部品と関連する別の階の部品の部品データをも削除す
    る処理を実行させるものであることを特徴とするユニッ
    ト式建物用CADシステム。
  6. 【請求項6】請求項4または請求項5に記載のユニット
    式建物用CADシステムにおいて、前記情報管理手段
    は、前記平面図設計手段が一の階に設けられる部品の部
    品データを他の部品データに置換したことを検出し、当
    該他の部品と関連する別の階の部品の部品データも置換
    させる処理を実行させるものであることを特徴とするユ
    ニット式建物用CADシステム。
JP8031952A 1996-02-20 1996-02-20 ユニット式建物用cadシステム Withdrawn JPH09221765A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001288754A (ja) * 2000-04-06 2001-10-19 Misawa Homes Co Ltd ユニット式建物の基礎設計システム
JP2002207784A (ja) * 2001-01-10 2002-07-26 Misawa Homes Co Ltd ユニット式建物用cadシステム
JP2002339376A (ja) * 2001-05-11 2002-11-27 Asahi Kasei Corp プレハブ住宅の基礎構造の設計方法及び図面セット

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