JPH0842745A - 弁装置 - Google Patents

弁装置

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JPH0842745A
JPH0842745A JP8278995A JP8278995A JPH0842745A JP H0842745 A JPH0842745 A JP H0842745A JP 8278995 A JP8278995 A JP 8278995A JP 8278995 A JP8278995 A JP 8278995A JP H0842745 A JPH0842745 A JP H0842745A
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ケルツゲ ランドルフ
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ラウト ハンス・ユルゲン
Doan Guuien Fuan
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Abstract

(57)【要約】 【目的】システム圧が高い場合にも搬送流特性曲線のレ
ベルを十分に低下させることができるような搬送流調整
を簡単に実施可能な弁装置を提供する 【構成】搬送流絞りは、互いに独立に作用する部分搬送
流絞り(130,132)から形成されている。部分搬
送流絞り(130,132)は、それぞれ可変な測定絞
り(126,128)を有すると共に、協働して液圧搬
送装置に供給される搬送流を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、流動調整弁を備え、該
流動調整弁が、ばねの力に抗して軸線方向の内部空間内
で移動可能に案内されている弁ピストンと、液圧搬送装
置に供給される搬送流を制御する搬送流絞りとを有して
いる弁装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】流動調整弁を有する弁装置を、例えば自
動車のステアリング補助ポンプに使用することは知られ
ている。弁装置は、ステアリング補助ポンプに接続され
ている消費装置を均一なオイル流で付勢させるために設
けられる。このオイル流は、ステアリング補助ポンプの
回転数とは独立に、よってステアリング補助ポンプの搬
送効率とは独立に供給されねばならない。オイル流を制
御するため、一定の測定絞りまたは搬送流絞りを備えた
いわゆる三路流動調整弁を使用することは知られてい
る。この測定絞りまたは搬送流絞りは、消費装置に通じ
ている作動管内のオイル流量を一定にする用を成す。ま
た、位置調整可能な搬送流絞りを備えた三路流動調整弁
も知られている。公知の流動調整弁の場合、位置調整可
能な搬送流絞りは、定置の測定絞りの測定絞り穴を蔽う
弁ピストンの軸線方向延長部により形成される。この場
合軸線方向の延長部は、円錐状に延びている部分を有し
ている。この円錐状に延びている部分は、定置の測定絞
りにたいして軸線方向へ変位することによりオイル貫流
量を調整する。公知の流動調整弁の欠点は、システム圧
が低ければ、距離に依存する調整により搬送流特性曲線
のレベル低下を、即ちポンプ回転数から貫流量の低下を
十分行うことができるが、システム圧が高いと搬送流特
性曲線のレベルを十分に低下させることができないこと
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、シス
テム圧が高い場合にも搬送流特性曲線のレベルを十分に
低下させることができるような搬送流調整が簡単に実施
可能であるようにこの種の弁装置を構成することであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段及び効果】本発明は、上記
課題を解決するため、搬送流絞りが、互いに独立に作用
する部分搬送流絞りから形成され、該部分搬送流絞り
は、それぞれ可変な測定絞りを有すると共に、協働して
前記液圧搬送装置に供給される搬送流を制御することを
特徴とするものである。
【0005】搬送流絞りが、互いに独立に且つ並行的に
作用する部分搬送流絞りから形成され、該部分搬送流絞
りが、それぞれ可変な測定絞りを有すると共に、その際
第1の搬送流絞りが距離に依存して作動し、第2の搬送
流絞りが動圧に依存して作動するので、互いに独立に且
つ並行的に作用する部分搬送流絞りの組合せにより、シ
ステム圧の高さが異なっても搬送流特性曲線を狭い公差
範囲内に保持することが可能である。二つの搬送流絞り
が完全に分離して作用するので、両搬送流絞りは互いに
干渉せず、これらの搬送流絞りから形成される全搬送流
絞りはポンプ体積流が多く且つシステム圧が異なってい
る場合でも安定なシステムを形成し、両搬送流絞りの部
分搬送流特性曲線の相互干渉は生じない。特に、搬送流
の距離依存調整と流動力依存調整とを互いに独立に作用
させ組み合わせることが可能である。これにより、ポン
プ体積流が多い場合、高いシステム圧にたいする搬送流
特性曲線と低いシステム圧にたいする搬送流特性曲線と
を互いに独立に設定することができ、その結果システム
圧が低い場合の従来の調整特性が維持される一方、シス
テム圧が高い場合でも、搬送流特性曲線のレベルを十分
低下させることができるように調整特性を設定すること
ができる。
【0006】可変な測定絞りが互いに並列に配置され、
それぞれが主搬送流絞りの部分搬送流絞りを形成してい
るので、少なくとも一つの測定絞りまたは二つの測定絞
りを位置調整することによって搬送流を任意のバリエー
ションで減調整( abgeregelt)できるように測定絞りの
互いに独立な位置調整能が活用される。測定絞りの選定
及び(または)位置調整により、期待されるシステム圧
がどの高さでも搬送流のレベルを即座に且つ十分に低下
させることを保証するような搬送流特性曲線を生じさせ
ることができる。
【0007】本発明の好ましい構成では、動圧に依存し
て作動する第2の部分搬送流絞りが、液圧搬送装置の作
動圧と弁ピストンにたいして設定される圧力との差圧で
あって搬送流の増大に依存する差圧により付勢可能であ
る。これにより、両部分搬送流絞りの制御信号の切り離
しが行われ、その結果液圧搬送装置がどのような作動状
態にあっても両部分搬送流絞りの独立な作用が保証され
ている。このように、動圧に依存する部分搬送流絞り
は、液圧搬送装置の作動圧と弁ピストンに作用する圧力
から得られる差圧で制御される。一方、距離に依存する
部分搬送流絞りは、液圧消費装置に生じる圧力と弁ピス
トンに作用する圧力から生じる差圧によって制御され
る。分離された二つの部分搬送流絞りは、貫流する部分
搬送流を、互いに直接依存し合っていない別々の圧力信
号により調整する。
【0008】この場合非常に有利なのは、液圧搬送装置
の圧力節部( Druckniere )と弁装置の主ピストン前方の
圧力との差圧が、液圧消費装置に供給される搬送流の制
御に利用されることである。
【0009】さらに、好ましい構成によれば、液圧搬送
装置が、並列に配置される二つのダクトを介して弁装置
と連結され、その際第1のダクトが、弁ピストンと第2
の搬送流絞りを形成するリングピストンとを圧力で付勢
する圧力室に連通し、第2のダクトが、リングピストン
を液圧搬送装置の作動圧で付勢する圧力室に連通してい
る。互いに切り離されたこれら二つのダクトを介して、
両部分搬送流絞りを付勢する圧力信号を簡単に切り離す
ことができる。
【0010】本発明の好ましい構成では、第1の部分搬
送流絞りが、弁ピストンの軸線方向の延長部と定置の測
定絞り(端壁)によって形成され、該延長部は、測定絞
りを蔽い、好ましくは、円錐状の拡大部及び(または)
円錐状の狭部を有している。これにより、動圧に依存し
た制御のほかに、距離に依存した制御を別の構成にする
ことにより全搬送流絞りの微調整を簡単に行うことがで
きる。
【0011】本発明の他の好ましい構成では、第1の測
定絞り(端壁)が、弁ピストンの軸線方向の延長部の運
動とは独立に運動可能であり、特にばねの力に抗して軸
線方向に移動可能に案内される絞りピストンによって形
成される。これにより、第1の測定絞りが二重行程的に
位置調整可能であるので、距離に依存した調整と流動力
に依存した調整とを組み合わせることができる。絞りピ
ストンの位置調整のためには、圧力上昇を被搬送媒体の
流動力から活用するのが有利である。
【0012】さらに本発明の好ましい構成では、ばねの
力に抗して軸線方向に移動可能に案内される絞りピスト
ンは同時に第2の測定絞りをも位置調整する。第2の測
定絞りは、第1の測定絞りに並列に配置される、ガイド
スリーブ内の絞りピストン用バイパス穴によって形成さ
れるのが有利である。これらのバイパス穴は種々に成形
される横断面を有するのが好ましい。これにより、シス
テム圧の増大と共にピストンが同様に増大する流動力に
さらされるので、距離に依存した調整と流動力に依存し
た調整とを組み合わせることができる。この流動力は、
絞りピストンにも作用する付加的な差圧を弁ピストンに
生じさせ、第1の測定絞りを形成する絞りピストンをば
ねの力に抗して移動させ、その結果システム圧が高くポ
ンプ体積流が大きい場合、搬送流の効果的な減調整を行
うことができる。
【0013】さらに本発明の好ましい構成では、絞りピ
ストンが緩衝室を形成しており、該緩衝室は、少なくと
も一つの貫通穴を介して、液圧搬送装置の圧力側に連通
している弁装置の圧力室に連通している。これにより、
少なくとも一つの測定絞りが交互に開閉している間に緩
衝室を介して絞りピストンの運動を制御することができ
る。絞りピストンが運動している間緩衝室はその容積が
変化するので、弁装置の圧力室を介して流体が緩衝室へ
流入するか、或いは緩衝室の容積が小さくなれば、緩衝
室内にある流体は圧力室に戻される。これにより貫通穴
に圧力の発生または圧力の消滅が起こり、これは動力の
発生または動力の消滅として絞りピストンに作用、即ち
緩衝室内の流体で付勢される絞りピストンの面に作用し
て絞りピストンのがたつき運動に反作用し、よって絞り
ピストンの運動が制動され、緩衝される。このようにし
て、絞りピストンによって減調整された搬送流の搬送流
特性曲線における跳躍的な変化の発生は十分回避され
る。
【0014】本発明の好ましい構成では、緩衝室を弁装
置の圧力室と連通させている貫通穴が、弁装置の中心線
にたいして任意に選定可能な角度で配置されている。こ
れにより、液圧搬送装置によって供給された減調整され
るべき体積流の付加的な圧力成分を、絞りピストンを位
置調整し緩衝するために、流動力から、または動圧か
ら、または両者から利用するかどうかを、前記角度の選
定により決定することができる。貫通穴を配置する角度
は、0°ないし90°であるのが好ましい。角度が0°
である場合、付加的な圧力成分は流動力だけが利用さ
れ、角度が90°の場合には動圧だけが利用される。0
°ないし90°の中間値の場合には、流動力成分と動圧
成分とが適宜配分されて考慮される。従って、動圧成分
または流動力成分のいずれかを絞りピストンの位置調整
及び緩衝に関して増大させる必要のある種々の使用ケー
スにたいして絞りピストンの調整特性を正確に適合させ
ることができる。
【0015】本発明の他の好ましい構成は他の従属項に
記載されている。
【0016】
【実施例】次に、本発明の実施例を添付の図面を用いて
説明する。図1において全体を10で示した弁装置は、
弁ケース12内を軸線方向に延びている内部空間14を
有している。弁ケース12は一部だけを図示した。弁ケ
ース12の端面において内部空間14は栓部材16によ
って閉塞されている。栓部材16は適当な方法で、例え
ばねじ18によって内部空間14内に挿入されている。
栓部材16は貫通穴20を有し、貫通穴20には図示し
ていない液圧消費装置、例えば自動車のステアリングが
接続されている。栓部材16は、内部空間14内へ突出
しエンドストッパー24を形成している軸線方向の延長
部22を有している。延長部22は少なくとも1つの貫
通穴26を有している。貫通穴26は、内部空間14内
の環状室28に開口している。延長部22は環状段部3
0を形成しており、該環状段部30内には嵌合リング3
2が配置されている。嵌合リング32はスリーブの形状
を有し、その外径は環状段部30の内径に相当してい
る。嵌合リング32は環状段部30に、例えば圧入され
ている。嵌合リング32内にはスリーブ34が配置され
ている。スリーブ34は、フランジ36によって延長部
22の環状段部30で支持されている。嵌合リング32
は、フランジ36をロックしているアンダーカット38
を有している。スリーブ34は、軸線方向に延長部22
の貫通穴20を越えて延びており、端壁40に貫通穴4
2を有している。
【0017】スリーブ34と嵌合リング32の間には、
リングピストン44が弾性要素、例えばばね46の力に
抗して移動可能に支持されている。ばね46は一端をリ
ングピストン44の鍔48で支持され、他端を、スリー
ブ34上に配置されている他のスリーブ52の鍔50で
支持されている。この場合スリーブ52はスリーブ34
上に、例えばプレスによって固定配置されている。リン
グピストン44は段付き穴54を有し、段付き穴54は
鍔48を形成させている。この段付き穴54により、リ
ングピストン44は、スリーブ34で案内されている部
分56と、スリーブ34にたいして間隔をもって配置さ
れスリーブ52を蔽っている部分58とを有している。
スリーブ34はリングピストン44の領域に、特にその
部分58の領域に、スリーブ34の周方向に設けられ軸
線方向に互いにずらして配置された複数個の貫通穴60
を有している。貫通穴60は、栓部材16の貫通穴20
を、延長部22の内部に形成された内部空間62と連通
させている。内部空間62は、貫通穴26を介して環状
室28と連通している。
【0018】環状室28にはダクト64が通じている。
ダクト64は、図示していない液圧搬送装置(例えばス
テアリング補助ポンプ)の圧力側66と連通している。
図面では、圧力側66は液圧搬送装置の腎臓形の圧力部
として図示されている。第2のダクト68は環状室70
に通じている。環状室70は例えば栓部材16の環状溝
72によって形成されている。環状室70は、半径方向
に延びている少なくとも1つの貫通穴74を介して他の
環状室76に連通している。環状室76は、嵌合リング
32の環状溝78によって形成される。環状室76は貫
通穴80を介して圧力室82に通じている。圧力室82
は、スリーブ34のフランジ36と、リングピストン4
4の端面84によって画成される。端面84は半径方向
にたいしてずれた角度で延びている。従って圧力室82
は貫通穴80と、環状室76と、貫通穴74と、環状室
70を介してダクト68と連通し、よって液圧搬送装置
の圧力側66と連通している。
【0019】図示していない実施例によれば、栓部材1
6と嵌合リング32とスリーブ34とスリーブ52とは
一体的に形成されていてよい。この一体部品は、回転対
称に有利に構成されるので、比較的簡単に製造可能であ
る。リングピストン44を案内するため、適当なスリッ
トが設けられている。この場合、圧力室82とダクト6
8との連通はただ1つの連通部、例えば穴によって行わ
れる。
【0020】内部空間14の内部には、弁ピストン86
が弾性要素、例えばばね88の力に抗して軸線方向に移
動可能に支持されている。ばね88は弁ピストン86の
底部90と、挿入体92で支持されている。挿入体92
は、弁ケース12の段付き穴94に嵌合している。弁ピ
ストン86はパッキン面96により内部空間14の壁9
8で密封状態で案内されている。弁ピストン86は環状
の閉鎖部100を形成しており、弁ピストン86はこの
閉鎖部100によりばね88の力によって栓部材16の
エンドストッパー24にたいして押しつけられる。
【0021】さらに弁ピストン86は、軸線方向の延長
部102を有している。延長部102は、スリーブ34
の端壁40の貫通穴42を貫通している。この場合延長
部102の直径は貫通穴42の直径よりも小さいように
選定されており、その結果環状間隙104が形成され
る。さらに延長部102は円錐状の拡大部106を有し
ている。延長部102を貫通するように軸線方向の穴1
08が案内されており、該穴108は直径がより地位さ
ん絞り110を介して貫通穴20に開口している。他
方、穴108は弁ピストン86の内部において内部空間
14に通じている。
【0022】挿入体92は圧力制限弁112を形成して
いる。圧力制限弁112は、弾性要素、例えばばね11
4の力に抗して軸線方向に移動可能に案内される閉鎖体
116を有している。閉鎖体116は、円錐状に延びて
いる側面118を有している。側面118は、挿入体9
2の貫通穴122のエッジ120にたいして押しつけら
れる。貫通穴122は弁ピストン86の内部の内部空間
14に連通している。さらに挿入体92は、少なくとも
1つの半径方向の貫通穴124を有している。貫通穴1
24は低圧の領域、例えばタンクまたは液圧搬送装置の
吸い込み側に通じている。
【0023】図1に図示した弁装置は、次のように作動
する。弁装置10の通常の作用は知られており、貫通穴
20に接続されている液圧消費装置に所定量の搬送流を
供給し、液圧搬送装置によって提供される搬送流(体積
流)及びシステム圧が変化したときに、液圧消費装置の
搬送流の流量を所定の値に制限する。
【0024】液圧搬送装置の圧力側66を介して搬送流
が供給される。この搬送流はダクト64と68を介して
弁装置10に作用する。従って圧力側66には液圧搬送
装置の作動圧P1が生じる。供給された搬送流は、環状
室28と貫通穴26を介して内部空間62に達し、ここ
から一方では環状間隙104を介して、他方では貫通穴
60を介して、液圧消費装置に通じる貫通穴20へ達す
る。従って環状間隙104は第1の測定絞り126を形
成し、貫通穴60は第2の測定絞り128を形成する。
内部空間62内には一定の圧力P2が生じる。この圧力
2は弁ピストン86に作用する。環状間隙104によ
って形成される測定絞り102は、弁ピストン86の軸
線方向の延長部102の円錐状の拡大部106と協働し
て第1の部分搬送流絞り130を形成する。第2の測定
絞り128を生じさせている貫通穴60は、リングピス
トン44の部分56と協働して第2の部分搬送流絞り1
32を形成する。部分搬送流絞り130と132はそれ
ぞれ、液圧搬送装置によって供給される搬送流全体の一
部を通過させ、協働して弁装置10の全搬送流絞りを形
成する。貫通穴20には一定の作動圧P3が発生し、こ
の作動圧は、接続されている液圧消費装置に印加され
る。
【0025】圧力側66の圧力P1は、上記の連通部を
介して圧力室82に作用する。液圧搬送装置の作動中、
作動圧P1と圧力P2と作動圧P3の間に一定の圧力比が
発生する。この圧力比により弁装置10が制御される。
内部空間62内に作用する圧力P2はばね88に抗して
弁ピストン86を押し、一方作動圧P3は穴108を介
して弁ピストン86の背面に作用し、よって圧力P2
は逆方向に作用する。
【0026】圧力P2と作動圧P3の間のさあ津に応じて
弁ピストン86はばね88の力に抗して移動し、より低
圧の空間へのブースター連通部(ここでは詳細に立ち入
らない)を開口させる。これにより、内部空間62内に
ある搬送媒体はブースター連通部を介して例えば液圧搬
送装置のタンクに戻る。弁ピストン86の移動により軸
線方向の延長部102は環状間隙104内へ引っ張ら
れ、その際円錐状の拡大部106は環状間隙104を小
さくさせる。これにより、部分搬送流絞り130を貫流
する部分搬送流の、距離に依存した調節が行われる。
【0027】圧力側66に作用する作動圧P1は、圧力
室82を介してリングピストン44の端面84を付勢
し、一方リングピストン44の他の側は、内部空間62
内の圧力P2によって付勢される。発生した、圧力P1
2の圧力比に応じて、リングピストン44はばね46
の力に抗して軸線方向へ移動し、その結果リングピスト
ン44の部分56は貫通穴を少なくとも部分的に蔽う。
リングピストン44の部分56の変位に応じて、部分搬
送流絞り132を貫流し液圧消費装置に流れる部分搬送
流が制御される。この制御はもっぱら動圧に依存して行
われ、作動圧P1と圧力P2に依存している。
【0028】総括すると、部分搬送流絞り130と13
2から構成される搬送流絞りが提供される。この場合、
差圧P1−P2が大きくなると、部分搬送流絞り132を
介して流動する部分搬送流の流量は動圧に依存して減少
する。一方差圧P2−P3が大きくなると、部分搬送流絞
り130を介して流動する部分搬送流の流量は距離に依
存して減少する。距離に依存する部分搬送流絞り130
を介して全搬送流の微調整が可能である。従って部分搬
送流絞り130と132は、別個の圧力制御信号または
減結合された( entkoppelt )圧力制御信号によって制御
される。
【0029】図2は、図1に図示した弁装置10の回路
図である。この回路図は、部分搬送流絞り130と13
2の制御機能を説明するためのものである。図1に図示
した構成要素と同一の構成要素には、全体の関連を明確
にするため同一の符号を付した。液圧搬送装置134
は、作動時に、その回転数に依存している搬送流を搬送
する。液圧搬送装置が、例えば自動車に設けられるステ
アリング補助ポンプであるとすると、該ステアリング補
助ポンプは例えば回転数が変化する自動車の内燃機関に
より駆動される。液圧搬送装置134の圧力側66から
はダクト64と68が弁装置10に通じている。ダクト
68は第2の部分搬送流絞り132へ通じており、制御
ダクトとして構成されているにすぎない。一方ダクト6
4は第1の部分搬送流絞り130と第2の部分搬送流絞
り132へ通じている。図2に図示した十字交点は、圧
力P2の内部空間62を形成しており、一方圧力側66
の圧力は、液圧搬送装置134の作動圧P1である。差
圧P1−P2により部分搬送流絞り132が制御され、そ
の結果部分搬送流QAが得られる。
【0030】距離に依存する部分搬送流絞り130によ
り部分搬送流QBが得られる。部分搬送流QBは、液圧消
費装置の圧力P2と作動圧P3との差圧に基づいて制御さ
れる。部分搬送流QAとQBは、液圧消費装置に通じる管
または貫通穴20で一緒になり、全搬送流Qになる。
【0031】さらに弁ピストン86が図示されている。
弁ピストン86は圧力P2で付勢されるとともに、穴1
08を介して作動圧P3で付勢される。既に述べたよう
に、弁ピストン86の位置に応じて、第1の部分搬送流
絞り130の距離依存の調整と、液圧搬送装置134の
吸い込み領域またはタンク138へのブースター連通部
136の開口とが行われる。作動圧P3はさらに圧力制
限弁112へ作用する。圧力制限弁112は、調整可能
な最小圧力を越えると開弁し、貫通穴124を介してタ
ンク138への連通を達成する。
【0032】図3は、弁装置10の搬送流特性曲線を示
している。縦軸は液圧搬送装置134によって提供され
る1分間あたりの体積流V(リットル)で、横軸は液圧
搬送装置134の1分間あたりの回転数nである。図3
にはいくつかの搬送流特性曲線が図示されているが、こ
れらは圧力が75バール、50バール、25バール、1
0バール、5バールで記録されたものである。ここに示
した圧力値は、接続される液圧消費装置の作動圧P3
対応している。図3からわかるように、5バールから7
5バールの非常に異なる圧力にもかかわらず、特性曲線
は非常に狭い公差帯域で変化しており、その結果、部分
搬送流絞り130と132が組み合わされて作用し、ま
た互いに独立に作用することにより、回転数nが上昇し
圧力の高さが異なっても体積流Vをほぼ一定に保持する
ことができる。従って特性帯域は狭くなる。
【0033】図4は、弁装置10の距離に依存する部分
搬送流絞り130の変形例を示すものである。図1と同
一の部材には同一の符号を付し、その説明は省略する。
この実施例では、軸線方向の延長部102は円錐状の狭
部140を有している。従って、弁ピストン86が軸線
方向に移動している間に環状間隙104は移動し続ける
のではなく、衝突する。これにより、図5に図示した特
性曲線が得られる。この場合特性帯域は、まず体積流が
絞られた後再び幅広になる。狭部140のテーパーの構
成により特性曲線の任意の微調整を達成することができ
る。
【0034】図6に図示した延長部102の変形例によ
れば、延長部102はまず円錐状の拡大部106を有
し、次に円錐状の狭部140を有している。この構成に
よれば図7に図示したような特性曲線が得られる。この
特性曲線はまず狭い特性帯域を形成し、この特性帯域
は、部分搬送流絞り130が円錐状の狭部140へ移行
するときに幅広になる。
【0035】軸線方向の延長部102に、円錐状の拡大
部と円錐状の狭部と一定の領域とを交互に配置して弁装
置10の任意の特性曲線を設定するためには、弁ピスト
ン86の往復動距離(ストローク)を自由にすること以
外に制限はない。
【0036】図8において全体を210で示した弁装置
は、弁ケース212内を軸線方向に延びている内部空間
214を有している。弁ケース212の端面216にお
いて内部空間214は栓部材218によって閉塞されて
いる。栓部材16は弁座を形成している。栓部材218
は、適当な方法で、例えばねじ220によって内部空間
214内に挿入されている。栓部材218は貫通穴22
2を有し、貫通穴222には図示していない消費装置、
例えば自動車のステアリングが接続されている。栓部材
218は、内部空間214内へ突出しエンドストッパー
226を形成している軸線方向の延長部224を有して
いる。延長部224は少なくとも1つの貫通穴228を
有している。貫通穴228は、環状室230に開口して
いる。環状室230は穴232と連通している。穴23
2は、図示していない液圧搬送装置(例えばベーンポン
プとして構成されたステアリング補助ポンプ)に通じて
いる。延長部224はその内周に環状段部234を形成
している。環状段部234内にはスリーブ236が嵌合
している。スリーブ236は、延長部224に平行に延
びている軸線方向の延長部238を有している。延長部
238またはスリーブ236は、少なくとも1つの貫通
穴240を有している。貫通穴240は、栓部材220
の延長部224の内部に形成された中空空間242に開
口している。スリーブ236の周方向における貫通穴2
40の数量は任意に選定可能である。図示していない実
施例によれば、貫通穴240を円弧状に延びている穴、
即ちスリット状に延びている穴によって形成してもよ
い。中空空間242は、貫通穴228を介して環状室2
30に連通している。スリーブ236の内部にはピスト
ン244がばね246の力に抗して軸線方向に移動可能
に支持されている。ばね246は一端をピストン244
の端面248で支持され、他端を環状段部234の端面
250で支持されている。ピストン244は、少なくと
も1つの貫通穴252を有している。貫通穴252はそ
れぞれスリーブ236の貫通穴240と整列している。
貫通穴240と252は、第2の測定絞り310を形成
している。貫通穴252は、狭部254を介して貫通穴
222に開口している。
【0037】図9の拡大図が示すように、スリーブ23
6内にはさらに端壁256が配置されている。端壁25
6は、ピストン244のためのエンドストッパー259
を形成している。このためピストン244は環状段部2
61を有している。環状段部261は、ばね246の力
によりエンドストッパー259のほうへ押される。スリ
ーブ236は、環状段部261の領域に少なくとも1つ
の貫通穴263を有している。貫通穴263は中空空間
242に連通しており、よって弁装置210の圧力室に
連通している。端壁256のエンドストッパー259
は、傾斜部265を有している。傾斜部265は絞りピ
ストン244の環状段部261の面を開放させており、
従ってポンプ圧で付勢される空間を形成させている。さ
らに端壁256は、貫通穴258を有している。貫通穴
258は、中空空間242と貫通穴222とを連通さ
せ、よって第1のリング状の測定絞り308を形成して
いる。
【0038】図8は栓部材218の領域において分割さ
れており、即ち中心線の上は従来の技術を示し、中心線
よりも下は本発明を示している。内部空間214の内部
には、弁ピストン260がばね262の力に抗して軸線
方向に移動可能に支持されている。ばね262は、弁ピ
ストン260の底部264と挿入体266で支持されて
いる。弁ピストン260はパッキン面268を有してお
り、このパッキン面268により弁ピストン260は内
部空間241の壁270に密接している。弁ピストン2
60はリング状の末端部272を有し、この末端部27
2により弁ピストン260はばね262の力によって栓
部材218のエンドストッパー226にたいして押圧さ
れる。さらに弁ピストン260は軸線方向の延長部27
4を有している。延長部274は端壁256の貫通穴2
58を貫通しており、貫通穴222で終わっている。延
長部274の直径は貫通穴258の直径よりも小さく、
その結果環状間隙276が生じる。延長部274はその
端部に円錐状の拡大部278を有している。貫通穴25
8は延長部274とともに第1の測定絞り308を形成
している。さらに延長部274は軸線方向の穴280を
有している。この穴280は、直径がより小さな絞り2
82を介して貫通穴222に通じている。穴280は内
部空間214で終わっている。
【0039】挿入体266は、内部空間214を栓部材
218とは逆の側で閉鎖しており、例えば圧入またはね
じ込まれている。挿入体266はスリーブ284を有
し、スリーブ284は内部空間286を形成している。
内部空間286内には圧力制限弁288が配置されてい
る。圧力制限弁288は閉鎖体290を有している。閉
鎖体290は、ばね292の力に抗して軸線方向に移動
可能に支持されている。ばね292は挿入体266の底
部294と、閉鎖体290の鍔296で支持されてい
る。ばね292により、閉鎖体290の、円錐状に延び
ている側面298は、閉鎖栓部材302のエッジ300
にたいして押しつけられる。閉鎖栓部材302は軸線方
向の穴304を有しており、この穴304は内部空間2
14に開口している。内部空間286からは穴306が
出ており、この穴306は、タンクまたは液圧搬送装置
の吸い込み側に通じている穴(図示せず)に連通してい
る。
【0040】図8に図示した弁装置は以下のように作動
する。弁装置210の通常の作用は知られており、液圧
消費装置に所定量の搬送流を供給し、液圧消費装置の搬
送流の流量を所定の値に制限する。図示していない液圧
搬送装置から出る体積流は、穴232と環状空間230
と貫通穴228と中空空間242とを介して弁ピストン
260に作用する。同時に環状間隙276を介して一定
量の搬送流が貫通穴222に生じ、よってこれに接続さ
れている消費装置に生じる。この搬送流の量は、貫通穴
258の自由貫通面(部分搬送流絞り130)によって
決定される。さらに、一定量の搬送流が中空空間242
と貫通穴240と貫通穴252(部分搬送流絞り13
2)を介して貫通穴222内に生じ、よってこれに接続
されている消費装置に生じる。従って環状間隙276は
弁装置210(三路流動調整弁)の第1の測定絞りであ
り、貫通穴252は第2の測定絞り310である。これ
らの測定絞りはそれぞれ、貫通穴222で一緒になって
全搬送流として消費装置に案内される部分搬送流を通過
させる。
【0041】体積流と、これによって生じる差圧が測定
絞り308と310を介してどの程度増大するかに応じ
て、弁ピストン260はばね262の力に抗して内部空
間内へ押し込まれる。同時に、弁ピストン260の軸線
方向への移動により、延長部274が貫通穴258内へ
引っ張られる。その際円錐状の拡大部278は、貫通穴
258の自由貫流面を縮小させる。その結果、環状間隙
276はこれに比例して縮小する。これにより、体積流
が増大したにもかかわらず、減少した搬送流は貫通穴2
22を介して消費装置に達する。全搬送流が前記の部分
搬送流から成っているので、環状間隙276を介して、
即ち測定絞り308を介して、対応する部分搬送流が減
少する。測定絞り308の調整は、特にシステム圧が低
いときに効果的である。ステアリング補助ポンプにおい
て、例えば該ポンプを駆動する内燃機関の回転数が上昇
することにより、液圧搬送装置から出る体積流がさらに
増大し、しかも、例えばハンドルの装置により消費圧力
がすると、流動成分に依拠する付加的な圧力成分が穴2
32内で高い値に上昇する。この圧力成分は、既に述べ
たように、中空空間242内でも支配する。中空空間2
42内でこの圧力成分は弁ピストン260を押すととも
に、ピストン244の環状段部261を押す。この圧力
成分が、ばね246のばね値からによって選定可能な一
定の値を越えると、ピストン244はばね246の力に
抗して軸線方向へ移動する。これによってピストン24
4の貫通穴252はスリーブ236の貫通穴240にた
いして軸線方向へ移動する。従ってここでも貫通穴24
0または貫通穴252の自由貫流面が減少する。自由貫
流面のこの減少により、付加的な圧力成分が増大したに
もかかわらず、減少した搬送流が貫通穴222の第2の
測定絞り310に供給され、よってこれに接続されてい
る消費装置に供給される。
【0042】互いに独立に作用する二つの測定絞り30
8と310の組合せにより、システム圧の大きさが異な
り、且つ体積流の量が異なる場合、流動力成分に依拠す
る圧力成分により、貫通穴222内で搬送流を適宜に減
調整することができる。圧力または圧力成分が高い場合
でも搬送流を所望の値に低下させることを保証する搬送
流特性曲線を設定可能である。弁ピストン260とピス
トン244の構成、特に圧力または圧力成分で付勢され
る領域の構成、及びばね262または246によるばね
力により、搬送流特性曲線を低いシステム圧と高いシス
テム圧にたいして互いに独立設定することができる。第
1の測定絞り308を介して、距離に依存する測定絞り
308により、距離に依存した調整が行われる。第2の
測定絞り310により、搬送流特性曲線の、流動力に依
存した調整が、特に体積流が大きい場合の高いシステム
圧にたいして行うことができる。この流動力成分はピス
トン244に作用し、ピストン244において中空空間
242と貫通穴222との間に圧力差が生じる。この付
加的な圧力成分はピストン244に作用し、ピストン2
44をばね246に抗して押圧する。その結果、既に述
べた第2の測定絞り310の調整が行われる。
【0043】貫通穴222内の圧力は、延長部274の
穴280を介して同時に内部空間214に、よって圧力
制限弁288に印加される。絞り282の構成により、
圧力制限弁288と内部空間214に作用する圧力は、
絞り282を貫流する場合の中空空間242内の圧力に
比べて低下する。一定の最大圧を越えると、穴304を
介して閉鎖体290にたいするオイル圧が大きくなり、
閉鎖体290はばね292の力に抗して軸線方向に移動
する。これにより、加圧状態にある流体は穴304と内
部空間286と穴306を通って、例えば、図示してい
ない液圧搬送装置の吸い込み側またはタンクに戻ること
ができる。圧力制限弁288のパイロットステップ機能
により、メインステップを形成している弁ピストン26
0が移動し、該弁ピストン260は過剰の体積流を、例
えば図示していない液圧搬送装置の吸い込み側へ戻す。
従って圧力は最大値に制限され、搬送装置は流体を消費
装置へ搬送させない。
【0044】図10は、弁装置210の他の実施例の断
面図である。図8と同一の部材には同一の符号を付し、
その説明は省略する。図9では、図面を簡単にするため
に弁ケース212の図示はしなかった。
【0045】ここに図示した実施例では、スリーブ23
6は同時に端壁256をも形成している。即ちスリーブ
236と端壁256とは互いに一体に連結されている。
スリーブ236の内部には、ピストン244がばね24
6の力に抗して軸線方向に移動可能に案内されている。
ピストン244は、直径がより小さな領域312を有し
ている。この領域312は、環状段部314を介して直
径がより大きな領域316へ移行している。環状段部3
14は、スリーブ236のエンドストッパー320のほ
うへ案内可能なストッパーを形成している。環状段部3
14は円錐状に延びており、その結果中空空間322が
生じる。中空空間322は、貫通穴263を介して中空
空間242に連通している。貫通穴263は、弁装置2
10の中心軸線328にたいして任意に選定可能な角度
αを成して配置されており、緩衝ノズルを形成してい
る。直径がより大きな領域316は環状延長部324を
形成している。環状延長部324は、ピストン244の
端面248を取り囲んでいる。環状延長部324は任意
に選定可能な長さを有することができ、この長さは、環
状延長部324の末端部326がピストン244に最も
近い位置にある貫通穴240にたいして間隔をもつよう
に選定されている。スリーブ236は、その周方向に配
分された複数個の貫通穴240を有し、これらの貫通穴
240は互いに軸線方向に間隔をもっている。
【0046】図10に図示した弁装置は、図8に図示し
た弁装置と同じ作用を成すので、ここでは違いだけを説
明することにする。中空空間42にオイル圧が発生する
と、弁ピストン60はばね262の力に抗して軸線方向
へ移動する。その結果貫通穴258または環状間隙27
6(部分搬送流絞り130)の貫流面積が変化し、よっ
て貫通穴222における搬送流の調整が達成される。貫
通穴222に発生する搬送流は、同時に、貫通穴240
(部分搬送流絞り132)を貫流する部分搬送流によっ
て影響を受ける。流体がより高圧になり、体積流が増大
すると、流動力成分が大きくなり、その結果中空空間2
42内に付加的な圧力成分が発生するので、貫通穴22
2にたいしては、ピストン244をばね246の力に抗
して軸線方向へ移動させるような差圧が与えられる。
【0047】貫通穴222内での搬送流の前記調整、よ
って貫通穴222に接続されている消費装置の調整によ
り、弁ピストン244ががたつくことがある。これは、
搬送流特性曲線を飛躍的に変化させる原因になる。この
時点で中空空間322は弁ピストン244のための緩衝
空間を形成し、その結果絞り308のがたつき、即ち迅
速な往復動が阻止される。中空空間322は貫通穴26
3を介して環状空間230と連通し、その結果環状室2
30も同様に流体で充填される。このとき、液圧搬送装
置のより大きな回転数のために体積流が増大すると、絞
りピストン244に作用する、流動力に依存した圧力成
分が増大する。この付加的な圧力成分は、既に述べたよ
うに、貫通穴222と中空空間242または環状空間2
30の間の差圧によって生じる。絞りピストン244が
軸線方向へ移動することによりこの圧力成分が測定絞り
308の調整に影響するとともに、この圧力成分は中空
空間322でも作用する。中空空間322の緩衝特性
は、貫通穴(緩衝ノズル)263の直径に依存してい
る。貫通穴263が中心線328にたいして傾斜してい
る角度αを選定することにより、中空空間322に作用
する動圧成分または流動力成分を制御することができ
る。角度αが小さければ小さいほど、絞りピストン24
4を調整するための流動力成分は大きくなる。これにた
いして角度αを大きく選定すると、例えば90°に選定
すると、絞りピストン244を位置調整するための動圧
の作用は大きくなる。中空空間322の構成と、特に貫
通穴263の配置の選択とにより、中空空間322は、
絞りピストン244の絞り作用のための付加的な制御空
間として利用することができる。弁装置210を使用す
ることにより、絞りピストン244の位置調整に関する
動圧成分または流動力成分を大きくすることができる。
【0048】ピストン244が軸線方向へ移動するの
で、調整可能な死行程(閉鎖体326と最も近くにある
貫通穴240との軸線方向の間隔によって調整すること
ができる)を克服後、印加されている圧力または圧力成
分に依存して、貫通穴240の少なくとも一つまたはす
べてはピストン244の領域316によって蔽われる。
これにより、貫通穴240によって形成される第2の測
定絞り310を貫流する搬送流は所望の流量に調整され
る。
【0049】総括すると、この実施例でも、測定絞り3
08による距離に依存した調整と、測定絞り310によ
る流動力に依存した調整との組合せが実現される。ま
た、液圧消費装置によって生じる低いシステム圧にたい
しても大きなシステム圧にたいしても、ポンプ流動量が
多い場合に任意の搬送流特性曲線の調整が可能である。
【0050】図11は、全体を410で示した弁装置を
示す。弁装置410は、弁ケース412の軸線方向に延
びる内部空間414内に配置されている。図面を簡単に
するため、弁ケース412の全体は図示しなかった。弁
ケースの端面において、内部空間414は栓部材418
によって閉鎖されている。栓部材418は、適当な態様
で、例えばねじ420により内部空間414に挿入され
ている。栓部材418は貫通穴422を有し、貫通穴4
22には図示していない消費装置、例えば自動車のステ
アリングが接続されている。栓部材418は、内部空間
414内へ突出しエンドストッパー426を形成してい
る軸線方向の延長部424を有している。延長部424
は少なくとも1つの貫通穴428を有している。貫通穴
428は、環状室430に開口している。貫通穴428
は、環状室430を、延長部424に形成された中空空
間442と連通させている。環状室430は図示してい
ない穴と連通している。穴は、図示していない液圧搬送
装置(例えばステアリング補助ポンプ)に通じている。
延長部424はその内周に環状段部434を形成してい
る。環状段部434内にはスリーブ436が嵌合してい
る。スリーブ436は、延長部424に平行に延びてい
る。スリーブ436の内部には絞りピストン444がば
ね446の力に抗して軸線方向に移動可能に支持されて
いる。ばね446は一端を絞りピストン444の端面4
48で支持され、他端をばねガイド450で支持されて
いる。絞りピストン244は、端面456を形成してい
る。端面456は、貫通穴458を有している。貫通穴
458は、中空空間442と貫通穴422との連通部を
形成している。
【0051】絞りピストン444は、直径がより小さな
領域512を有している。この領域512は、環状段部
514を介して、直径がより大きな領域516へ移行し
ている。環状段部514は、スリーブ436のエンドス
トッパー520のほうへ案内可能なストッパーを形成し
ている。環状段部514は円錐状に延びており、その結
果環状段部514とエンドストッパー520との間に中
空空間522が生じる。中空空間522は、少なくとも
1つの貫通穴463を介して中空空間442または環状
室430に連通している。貫通穴463は、弁装置41
0の中心線528にたいして任意に選定可能な角度αで
配置されており、緩衝ノズルを形成している。貫通穴4
63は可能なかぎり小さな直径、例えばほぼ0.3mm
ないしほぼ0.8mmの範囲の直径を有している。
【0052】弁ケース412の内部空間414の内部に
は、弁ピストン460がばね462の力に抗して軸線方
向に移動可能に支持されている。ばね462は、弁ピス
トン460の底部464と挿入体466で支持されてい
る。弁ピストン460はパッキン面468を有してお
り、このパッキン面468により弁ピストン460は内
部空間414の壁469に密接している。弁ピストン4
60はリング状の末端部472を有し、この末端部47
2により弁ピストン460はばね462の力によって栓
部材418のエンドストッパー426にたいして押圧さ
れる。さらに弁ピストン460は軸線方向の延長部47
4を有している。延長部474は絞りピストン444の
貫通穴458を貫通しており、貫通穴422で終わって
いる。延長部474の直径は貫通穴458の直径よりも
小さく、その結果環状間隙476が生じる。延長部47
4は円錐状の拡大部478を有している。さらに延長部
474は軸線方向の穴480を有している。この穴48
0は、直径がより小さな絞り482を介して貫通穴42
2に開口している。他方絞り480は内部空間414で
終わっている。
【0053】挿入体466は、内部空間414を栓部材
418とは逆の側で閉鎖しており、例えば圧入またはね
じ込まれている。挿入体466はスリーブ484を形成
し、スリーブ484は内部空間486を有している。内
部空間486内には圧力制限弁488が配置されてい
る。圧力制限弁488は閉鎖体490を有している。閉
鎖体490は、ばね492の力に抗して軸線方向に移動
可能に支持されている。ばね492は栓部材494と、
閉鎖体490の鍔496で支持されている。ばね492
により、閉鎖体490の、円錐状に延びている側面49
8は、弁座502のエッジ500にたいして押しつけら
れる。弁座502は、スリーブ484と例えば一体的に
形成されており、内部空間486を内部空間414にた
いして密封しており、圧力制限弁488のための座を形
成している。弁座502は軸線方向の穴506を有して
おり、この穴506は環状室507に開口している。環
状室507は、図示していない穴に連通しており、この
穴は、液圧搬送装置のタンクまたは吸い込み側に通じて
いる。
【0054】図11に図示した弁装置410は次のよう
に作動する。弁装置410の一般的な機能態様は知られ
ており、消費装置に所定量の搬送流を供給し、搬送流を
所定の流量に制限するために用いられる。この制限は、
液圧搬送装置を駆動する内燃機関の高い回転数により体
積流が多くなることに加えて、ステアリングシステムの
ハンドル力により、発生したシステム圧が増大する場合
にも保証されるべきである。これは、例えば高速道路で
の高速走行の場合であり、この場合液圧搬送装置は高い
回転数を有し、よって高い搬送体積が提供される。
【0055】図示していない液圧搬送装置から出るオイ
ル圧は、環状室430と、貫通穴428と、中空空間4
42とを介して弁ピストン460に作用する。同時に環
状間隙476を介して一定量の搬送流が貫通穴422に
生じ、よってこれに接続されている消費装置に生じる。
この搬送流の量は、大体において、貫通穴458の自由
貫通面積または環状間隙476の面積によって決定され
る。従って、環状面として構成された間隙476は、測
定絞り508である。
【0056】体積流と、これによって生じる差圧が測定
絞り508を介してどの程度増大するかに応じて、弁ピ
ストン460はばね462の力に抗して内部空間414
内へ押し込まれる。同時に、弁ピストン460の軸線方
向への移動により、延長部474が貫通穴458内へ引
っ張られる。その際円錐状の拡大部478は、貫通穴4
58の自由貫流面を縮小させる。その結果、環状間隙4
76はこれに比例して縮小する。これにより、体積流が
増大したにもかかわらず、減少した搬送流は貫通穴42
2を介して消費装置に達する。
【0057】体積流が多い場合、即ち回転数が高い場
合、システム圧が高い値に上昇すると、流動力成分によ
り付加的な圧力上昇が生じる。この付加的な圧力上昇
は、既に述べたように、中空空間442内でも支配す
る。中空空間442内でこの付加的な圧力上昇は弁ピス
トン460を押すとともに、中空空間552内の貫通穴
463を介して絞りピストン444の環状段部514の
面を押す。この圧力成分が、選定可能な一定の値を越え
ると、絞りピストン444はばね446の力に抗して軸
線方向へ移動する。これによってピストン244の貫通
穴252はスリーブ236の貫通穴240にたいして軸
線方向へ移動する。これにより、延長部474の円錐状
の拡大部478にたいする端面456の相対運動が生
じ、この相対運動は、逆方向における弁ピストン460
の軸線方向の移動により支援され、その結果貫通穴45
8の、よって環状間隙476のより小さな自由貫流面が
迅速に調整される。従って、流動力が増大すると、弁ピ
ストン460のピストン行程の加算及び絞りピストン4
44のピストン行程の加算が行われる。環状間隙476
の自由横断面はより強くまたはより早く閉まる。従っ
て、測定絞り508は二重行程で調整される。互いに独
立に作用する二つのピストン460または444の組合
せにより、システム圧の高さが違う場合に、貫通穴42
2内で搬送流を対応的に減調整を行うことができる。シ
ステム圧が高く且つ体積流が多い場合にも搬送流を所望
の値、例えば1分間につき8リットル以下に低下させる
ような搬送流特性曲線を設定可能である。
【0058】図12は、図11に図示した弁装置410
の搬送流特性曲線を例示したものである。搬送流Qは、
図示していない液圧搬送装置(例えばベーンポンプ)の
回転数nとシステム圧に依存している。これから明らか
なように、回転数nが非常に高く上昇し、同時にシステ
ム圧が上昇するにもかかわらず、例えば100バールに
上昇するにもかかわらず、図示した上の特性曲線によれ
ば、1分間あたり8リットル以下の搬送流Qの低下、ま
たはほぼ一定保持が可能である。異なるシステム圧に体
する搬送流特性曲線の低下はほぼ一様に行われ、即ち搬
送流特性曲線は、高い回転数の領域で互いにほぼ平行
に、1分間あたり約5ないし8リットルの値範囲で延び
ている。
【0059】弁ピストン460及びピストン444の構
成により、特にオイル圧と付加的な圧力成分により付勢
される端面により、及びばね462または446による
ばね力の調整により、搬送流特性曲線は低いシステム圧
にたいしても高いシステム圧にたいしても互いに独立に
調整することができる。距離に依存した調整は、弁ピス
トン460を介して、測定絞り508を距離に依存して
位置調整することにより行われる。絞りピストン444
により、流動力に依存した搬送流特性曲線の調整が、と
くに高いシステム圧にたいして行われる。この流動力は
端面456と絞りピストン444の環状段部514に作
用する。絞りピストン444内では、圧力が高い場合、
中空空間442と貫通穴422の間に差圧が発生する。
この差圧は、流体の流動力と、弁ピストン460のばね
462のばね力に対応している。この流動力は絞りピス
トン444に作用し、これをばね446に抗して押す。
【0060】貫通穴422内での搬送流の前記調整、よ
って貫通穴422に接続されている消費装置の調整によ
り、弁ピストン444ががたつくことがある。これは、
搬送流特性曲線を飛躍的に変化させる原因になる。この
時点で中空空間522は弁ピストン444のための緩衝
空間を形成し、その結果絞り508のがたつき、即ち迅
速な往復動が阻止される。中空空間522は貫通穴46
3を介して環状空間430と連通し、その結果環状室4
30も同様に流体で充填される。このとき、液圧搬送装
置のより大きな回転数のために体積流が増大すると、絞
りピストン444に作用する、流動力に依存した圧力成
分が増大する。この付加的な圧力成分は、既に述べたよ
うに、貫通穴422と中空空間442または環状空間4
30の間の差圧によって生じる。絞りピストン444が
軸線方向へ移動することによりこの圧力成分が測定絞り
508の調整に影響するとともに、この圧力成分は中空
空間522でも作用する。中空空間522の緩衝特性
は、貫通穴(緩衝ノズル)463の直径に依存してい
る。貫通穴463が中心線528にたいして傾斜してい
る角度αを選定することにより、中空空間522に作用
する動圧成分または流動力成分を制御することができ
る。角度αが小さければ小さいほど、絞りピストン44
4を調整するための流動力成分は大きくなる。これにた
いして角度αを大きく選定すると、例えば90°に選定
すると、絞りピストン444を位置調整するための動圧
の作用は大きくなる。中空空間522の構成と、特に貫
通穴463の配置の選択とにより、中空空間522は、
絞りピストン444の絞り作用のための付加的な制御空
間として利用することができる。弁装置410を使用す
ることにより、絞りピストン444の位置調整に関する
動圧成分または流動力成分を大きくすることができる。
弁ピストン644が軸線方向に移動することにより、絞
りピストン644の環状間隙714はスリーブ636の
エンドストッパー720から離れる。その結果中空空間
722はその体積を増大する。この時貫通穴633によ
り、流体は拡大された中空空間722内へ順次流動し、
絞りピストン744に作用する。システム圧が再び低下
すると、環状室630または内部空間642と貫通穴6
22との間の差圧が小さくなり、その結果絞りピストン
はばね646の力により弁ピストン660の方向へ軸線
方向に移動する。中空空間722内にある流体は、貫通
穴633を通って再び環状室630または内部空間64
2に押し戻される。その際貫通穴663は一定の狭部を
形成し、その結果中空空間722への流出入は環状段部
714に差圧を生じさせ、よって絞りピストン644の
がたつき/振動に反作用するような制動力(緩衝)が生
じ、従って絞りピストン644にたいして弾性的な緩衝
特性が作用する。このように絞りピストン644によ
り、測定絞り708の迅速な交互の開閉が阻止される。
【0061】同時に、貫通穴422の圧力は、延長部4
74の穴480を介して内部空間414に印加され、よ
って圧力制限弁488に印加される。絞り482の構成
により、圧力制限弁488と内部空間414に作用する
圧力は、絞り482を通って流動する際の中空空間44
2内の圧力に比べて低下せしめられる。一定の最大圧力
を越えると、穴504を介して、閉鎖体490にたいす
るオイル圧は、閉鎖体490がばね492の力に抗して
軸線方向へ移動するほどに大きくなる。これにより、加
圧されている流体は穴504と、内部空間486と、穴
506を通って例えば図示していない液圧搬送装置の吸
い込み側またはタンクに戻ることができる。従って圧力
は最大値に制限され、それ以上に上昇しない。
【0062】図13は、弁装置410の他の実施例を示
している。図11と同一の部材には同一の符号を付し、
その説明は省略する。図13に図示した実施例では、ス
リーブ436は少なくとも一つの貫通穴437を有して
いる。貫通穴437は、貫通穴422を中空空間442
と連通させている。その際貫通穴437は、絞りピスト
ン444の環状突出部449にたいして軸線方向に間隔
を持っている。これにより、測定絞り508によって生
じる搬送流に加えて、貫通穴437を通る他の搬送流が
生じ、その結果貫通穴422内には、部分搬送流から構
成される全搬送流が生じる。よって貫通穴437は、測
定絞り508に並列に配置される第2の測定絞り510
(部分搬送流絞り132)である。この付加的に貫通穴
437により、測定絞り508の絞り機能とは独立に作
用する絞り機能(部分搬送流絞り130)を実現するこ
とができる。このため、中空空間442内の付加的な圧
力成分と、中空空間442と貫通穴422との間に生じ
る差圧とにより、絞りピストン444はばね446の力
に抗して軸線方向へ移動し、任意に選定可能な一定の距
離を進んだ後貫通穴437を少なくとも部分的に閉鎖さ
せる。絞りピストン444の環状突出部449と貫通穴
437との軸線方向の間隔により、固有の死行程、即ち
第2の測定絞り510が作用するまでの一定の圧力上昇
が生じる。
【0063】貫通穴437の横断面を変化させることに
より、またはスリーブ436内に複数個の貫通穴437
を軸線方向に互いに間隔を持って配置することにより、
前記付加的な圧力成分に依存して閉鎖されるべき貫通穴
437の横断面積を選定して任意のどのような搬送流特
選曲線をも設定することができる。従って、測定絞り5
08を介して距離依存の調整と流動力依存の調整を組み
合わせることができると共に、測定絞り510を介して
搬送流特性曲線を流動力に依存して付加的に調整するこ
とができる。この場合重要なことは、測定絞り508が
軸線方向の延長部474にたいして付加的に運動を実施
することができ、よってこの延長部474と協働して、
二重行程的に位置調整可能な測定絞り508を形成する
ことである。
【0064】測定絞り508と510による搬送流の組
合せ調整により、選定可能な特定の搬送流曲線を設定す
るための複数個のパラメータを考慮することが可能であ
る。パラメータとは特に、開弁力としてのばね462ま
たは446のばね力の調整、弁ピストン460または絞
りピストン444の開弁行程、及び貫通穴463の大き
さである。これらのパラメータは個々に調整可能であ
る。さらに、貫通穴458または437の選定、及び拡
大部478のテーパーの選定により、測定絞り508と
510の横断面を同様に個々に設定することができる。
これは、特に体積流が多いときにシステム圧の違いによ
り生じる、絞りピストン444にたいする流動力を付加
的に利用することにより可能である。
【0065】上に述べた搬送流の組合せ調整は、同様に
構成された中空空間522を介した緩衝特性を用いても
組み合わせることができる。中空空間522の緩衝作用
は、すでに図11に図示した中空空間522の特性から
得られる。
【0066】図14は、図13に図示した弁装置410
の搬送流特性曲線を例示したものである。このグラフか
らわかるように、液圧搬送装置の回転数nが高く且つシ
ステム圧が3バールないし100バールの間で異なって
いるときの搬送流特性曲線の制御範囲は、極端に狭い帯
域にある。例えば、回転数が等しくシステム圧の大きさ
が異なる場合、体積流Qに関して1分間あたり約1リッ
トル以上違わないような搬送流特性曲線を得ることがで
きる。特に高圧にたいする搬送流特性曲線の場合には、
回転数nの上昇とともに、従って動圧の上昇とともに、
搬送流体積を著しく低下させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による弁装置の縦断面図である。
【図2】本発明による弁装置の回路図である。
【図3】本発明による弁装置の搬送流特性曲線を示すグ
ラフである。
【図4】距離に依存する部分搬送流絞りの構成を示す詳
細図である。
【図5】図4の弁装置の搬送流特性曲線を示すグラフで
ある。
【図6】距離に依存する部分搬送流絞りの変形例の構成
を示す詳細図である。
【図7】図6の弁装置の搬送流特性曲線を示すグラフで
ある。
【図8】本発明による弁装置の変形例の縦断面図であ
る。
【図9】図8の一部拡大図である。
【図10】本発明による弁装置の他の変形例の縦断面図
である。
【図11】本発明による弁装置の変形例の縦断面図であ
る。
【図12】図11の弁装置の搬送流特性曲線を示すグラ
フである。
【図13】本発明による弁装置の変形例の縦断面図であ
る。
【図14】図13の弁装置の搬送流特性曲線を示すグラ
フである。
【符号の説明】
10,210,410 弁装置 126,128,308,310,508,510
測定絞り 130,132 部分搬送流絞り
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 P44 26 652:9 (32)優先日 1994年7月15日 (33)優先権主張国 ドイツ(DE) (72)発明者 イェーイェン ゴング ドイツ連邦共和国 デー・61350 バート ホンブルク アム ラーベンシュタイン 21 (72)発明者 ランドルフ ケルツゲ ドイツ連邦共和国 デー・61250 ウージ ンゲン バルトロメウス・アルノルディ・ シュトラーセ 76アー (72)発明者 ハンス・ユルゲン ラウト ドイツ連邦共和国 デー・61250 ウージ ンゲン フランツ・シューベルト・シュト ラーセ 2 (72)発明者 ファン ドアン グーイェン ドイツ連邦共和国 デー・60437 フラン クフルト コンラート・ドゥーデン・ヴェ ーク 3

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流動調整弁を備え、該流動調整弁が、ば
    ねの力に抗して軸線方向の内部空間内で移動可能に案内
    されている弁ピストンと、液圧搬送装置に供給される搬
    送流を制御する搬送流絞りとを有している弁装置におい
    て、 搬送流絞りが、互いに独立に作用する部分搬送流絞り
    (130,132)から形成され、該部分搬送流絞り
    (130,132)は、それぞれ可変な測定絞り(30
    8,508,126,310,128,510)を有す
    ると共に、協働して前記液圧搬送装置に供給される搬送
    流を制御することを特徴とする弁装置。
  2. 【請求項2】 第1の部分搬送流絞り(130)の測定
    絞り(126,308,508)が距離に依存して調整
    可能であり、第2の部分搬送流絞り(132)の測定絞
    り(128,310,510)が動圧に依存して調整可
    能であることを特徴とする、請求項1に記載の弁装置。
  3. 【請求項3】 第2の部分搬送流絞り(132)が、液
    圧搬送装置の作動圧(P1)と弁ピストン(86)にた
    いして設定される圧力(P2)との差圧であって搬送流
    (体積流)の増大に依存する差圧により付勢可能である
    ことを特徴とする、請求項1または2に記載の弁装置。
  4. 【請求項4】 第1の部分搬送流絞り(130)が、弁
    ピストン(60,260,460)の軸線方向の延長部
    (74,274,474)によって形成され、該延長部
    (74,274,474)は、位置固定のスリーブ(3
    6,端壁56,256,456)の貫通穴(58,25
    8,458)を蔽うことを特徴とする、請求項1から3
    までのいずれか1つに記載の弁装置。
  5. 【請求項5】 前記端壁(456)が、測定絞り穴(4
    58)と延長部(474)によって形成され二重行程的
    に調整可能な搬送流絞りを形成するため、延長部(47
    4)の移動とは独立に付加的に移動可能であることを特
    徴とする、請求項1から4までのいずれか1つに記載の
    弁装置。
  6. 【請求項6】 測定絞り(308,508)が、ばね
    (246,446)の力に抗して軸線方向に移動可能に
    案内される絞りピストン(244,444)と、延長部
    (274,474)の円錐状の拡大部(278,47
    8)から形成されていることを特徴とする、請求項1か
    ら5までのいずれか1つに記載の弁装置。
  7. 【請求項7】 第2の測定絞り(310,510)が、
    ばね(246,446)の力に抗して軸線方向に移動可
    能に案内されるピストン(244,444)によって位
    置調整可能であることを特徴とする、請求項1から6ま
    でのいずれか1つに記載の弁装置。
  8. 【請求項8】 第2の測定絞り(310,510)が、
    栓部材(218,418)またはスリーブ(236,4
    36)の少なくとも一つの貫通穴(240,437)か
    ら形成され、ピストン(244,444)の周面により
    栓部材(218,418)またはスリーブ(236,4
    36)を蔽い可能にしたことを特徴とする、請求項1か
    ら7までのいずれか1つに記載の弁装置。
  9. 【請求項9】 絞りピストン(244,444)が緩衝
    室(322,522)を形成しており、該緩衝室(32
    2,522)は、少なくとも一つの貫通穴(263,4
    63)を介して、液圧搬送装置の圧力側に連通している
    弁装置(210,410)の圧力室(230,242,
    430,442)に連通していることを特徴とする、請
    求項1から8までのいずれか1つに記載の弁装置。
  10. 【請求項10】 貫通穴(263,463)が、弁装置
    (210,410)の中心線(328,528)にたい
    して任意に選定可能な角度(α)で配置されていること
    を特徴とする、請求項1から9までのいずれか1つに記
    載の弁装置。
  11. 【請求項11】 角度(α)を選定することにより、液
    圧搬送装置の体積流の動圧成分及び(または)流動力成
    分の作用を絞りピストン(244,444)の位置調整
    に適合可能であることを特徴とする、請求項1から10
    までのいずれか1つに記載の弁装置。
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