JPH084287A - 柱体のコンクリート床面立設方法及びこれに用いる治具 - Google Patents

柱体のコンクリート床面立設方法及びこれに用いる治具

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JPH084287A
JPH084287A JP13425294A JP13425294A JPH084287A JP H084287 A JPH084287 A JP H084287A JP 13425294 A JP13425294 A JP 13425294A JP 13425294 A JP13425294 A JP 13425294A JP H084287 A JPH084287 A JP H084287A
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JP
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tube
concrete
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jig
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JP13425294A
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English (en)
Inventor
Isao Motohira
勲 元平
Susumu Konishi
進 小西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tateyama Aluminum Industry Co Ltd
Original Assignee
Tateyama Aluminum Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 チューブのコストを軽減し、埋設穴内からの
チューブの取り出しを容易としたコンクリート床面に柱
体を立設する方法と、これに用いられるシース用の治具
を提供すること。 【構成】 所定の体積を具備し且つテーパ状又は柱状の
保形部材と、取付け用部材と、前記保形部材に着脱可能
に取付けられる、多数の突部が設けられたチューブとか
らなるシース用の治具を用意し、前記チューブの上部を
コンクリート打設予定表面上に残して前記治具を前記型
枠間に挿入して固定し、前記型枠間にコンクリートを打
設して固化した後、前記止着具を前記取付け用部材から
取外し、前記治具のうち前記チューブを残して前記取付
け用部材及び前記保形部材をコンクリートから取外し、
前記チューブをコンクリートから引き抜き、このチュー
ブを引き抜いた後の穴に柱体を挿入し、前記穴の中にコ
ンクリートを打設して、前記柱体を前記穴に設置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、手習り等の柱体をコン
クリート床面に立設する際に、該床面に柱体を埋設する
ための穴(以下において、埋設用の穴や、埋設穴ともい
う。)を形成して、該柱体をコンクリート床面に立設す
る方法と、これに用いられるシース用の治具に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、手習りや屋根等の柱体を立設す
るには、コンクリート製の構造物に所定寸法の埋設用の
穴を形成し、この穴に柱体の基部を挿入し、埋設穴内に
再度コンクリートを流し込んで固化させることにより、
埋設穴に柱体を強固に固設している。
【0003】また、前記埋設穴を形成するには、繰返し
使用できる専用のシース用の治具が用いられている。こ
のようなものとして、従来例えば実公平5−4499号
や実開平6−10510号公報に開示されたものが知ら
れている。
【0004】前記公報開示のシース用の治具は、閉塞さ
れた先端部に向け僅かに先細りのテーパ面に形成された
筒状の保形部材と、この保形部材の基端部に設けられ保
形部材を所定位置に固定する位置決め板と、保形部材の
外周を着脱自在に覆う袋状の成形部材と、この成形部材
に突設され水平方向に延在する所定長或いは帯状の突条
部と、を備えていた。
【0005】そして、コンクリート構造物に柱体を立設
する埋設用の穴を設ける際には、保形部材に成形部材を
被せ、この保形部材を所定の位置に設置して取付け板に
より固定し、保形部材の回りにコンクリートを打設す
る。更に、コンクリートが固化すると、保形部材を取り
出し、その後、成形部材を取り出すことにより、コンク
リート構造物内に埋設穴が形成され、この埋設穴内の周
面には成形部材の突条部に応じて水平方向に沿う凹状部
が形成される。その後、埋設穴内に柱体の基部を差込ん
でこの柱体基部の回りにコンクリートを打設して固化す
ることにより、柱体がコンクリート構造物の埋設穴に固
定され、埋設穴内の周面に設けられた水平方向に沿う凹
状部により、柱体の回りに再度打設されるコンクリート
が確実に係止され、柱体が強固に立設され、前記保形部
材や成形部材を繰返し使用できる構造となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の方法及びシース用の治具においては、柱体埋設
穴形成時に、保形部材やこの保形部材の外周に被覆され
る成形部材を繰返し使用できるとしているが、特に、成
形部材の場合には、成形部材がゴムや剛性部材により所
定形状に成形して形成されているため、1個あたりのコ
ストがかかり、材質の変化や形状の変形により、繰返し
使用するとしても限度があり、全体としてコストが嵩む
という問題があった。
【0007】また、前記成形部材に設けられる突条部
が、保形部材の挿入方向と直交する水平方向に沿って、
所定長或いは水平方向に亘って設けられていたので、固
化したコンクリート構造物から成形部材を取り出す際
に、突条部の長さが比較的長いために、この突条部とこ
れに対応して形成された凹状部との係合度合いが大きく
なり過ぎて、埋設穴内からの成形部材の取り出しに手間
がかかるという不都合があった。
【0008】更に、従来の方法及びシース用の治具にお
いて、治具の設置及び固定が、保形部材に蓋体を設け
て、該蓋体に位置決め板を形成した逆L字状の把持部を
固着して行うもの(前記実開平6−10510号)の場
合は、位置決めは確実になされるも装置が複雑で大型化
するし、また、逆L字状の把持部といった部材を用いな
いで、保形部材に蓋体を設けるだけのもの(前記実公平
5−4499号)の場合は、治具が簡素化される利点を
有する一方で、型枠間に保形部材を単に配設するだけの
ものであるため、位置決め及び固定が確実に行えない不
都合があった。
【0009】そこで、本発明は、成形部材に使い捨て可
能なチューブを用いるとともに、保形部材の固定手段を
改良することにより、成形部材のコストを軽減し、埋設
穴内からの成形部材の取り出しを容易とし、しかも簡易
且つ確実に位置決め及び固定の可能なコンクリート床面
に柱体を立設する方法と、これに用いられるシース用の
治具を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、コンクリート
打設時に柱体を該コンクリートに立設する方法におい
て、型枠間にコンクリートを打設するにあたり、所定の
体積を具備し且つテーパ状又は柱状の保形部材と、前記
保形部材の上部に固定した取付け用部材と、前記保形部
材の外周を覆い該保形部材に着脱可能に取付けられる、
多数の突部が設けられたチューブと、必要により用いら
れる、前記チューブの外側に装着される弾性バンドとか
らなるシース用の治具を用意し、前記チューブの上部を
コンクリート打設予定表面上に残して前記治具を前記型
枠間に挿入して、前記取付け用部材を前記型枠に、又は
型枠に近接して設けられた部材に、止着具を介して固定
し、前記型枠間にコンクリートを打設して固化した後、
前記止着具を前記取付け用部材から取外し、前記治具の
うち前記チューブを残して前記取付け用部材及び前記保
形部材を、更に前記弾性バンドを用いた場合はこの前記
弾性バンドを、コンクリートから取外し、また、必要に
より、残しておいた前記チューブはその上部をくリップ
等の止着具で括っておき、しかる後、前記チューブをコ
ンクリートから引き抜き、このチューブを引き抜いた後
の穴に柱体を挿入し、前記穴の中にコンクリートを打設
して、前記柱体を前記穴に設置する、柱体のコンクリー
ト床面立設方法である。
【0011】また、本発明は、型枠間にコンクリートを
打設するにあたり用いられるシース用の治具であって、
所定の体積を具備し且つテーパ状又は柱状の保形部材
と、前記保形部材の上部に固定した取付け用部材と、前
記保形部材の外周を覆い該保形部材に着脱可能に取付け
られ且つ外側部分に多数の突部が設けられたチューブと
を備えてなる治具である。この治具において、好ましく
は、前記チューブの多数の突部が、細かな半球状に形成
され、また、前記チューブは、前記突部内に空気が密封
された可撓性あるシート部材により形成されたり、プラ
スチック成形品のものが用いられ得る。
【0012】
【作用】本発明によれば、保形部材は、コンクリート打
設時に穴を形成できればよいので、少なくとも所定の体
積を具備し、且つ形成した穴から抜くことができるよう
なテーパ状又は柱状のものであればよい。前記保形部材
の外周を覆い該保形部材に着脱可能に取付けられるチュ
ーブは、多数の突部が設けられているので、その突部は
必然的に小形のものとなる。従って、コンクリート打設
時において、コンクリートと前記突部との係合は比較的
小さな凹凸によりなされるので、爾後チューブを取外す
ときに、その取外しが容易化される。尚、前記チューブ
の外側に弾性バンドを装着した場合は、チューブの設置
が確実になされる。
【0013】前記チューブは、その上部がコンクリート
打設予定表面上に残され、そして前記治具は前記型枠間
に挿入され、前記取付け用部材が前記型枠に、又は型枠
に近接して設けられた部材に、釘等の止着具を介して固
定される。型枠は一般に木製であり、通常は治具は型枠
に釘着されるが、型枠に止着スペースがない場合や、型
枠が金属製である場合は、型枠に近接して設けられた部
材、例えば型枠の固定具等に止着される。このように、
取付け用部材を直接に型枠等に止着具を介して固定する
ので、前記従来の、逆L字状の取付け具を別途用いるこ
となく、治具を所定深さに位置決めして型枠間に固定す
ることができる。
【0014】前記型枠間にコンクリートを打設して固化
した後、前記止着具を前記取付け用部材から取外し、前
記治具のうち前記チューブを残して前記取付け用部材及
び前記保形部材を、更に前記弾性バンドを用いた場合は
この前記弾性バンドを、コンクリートから取外す。この
とき、前記チューブはその上部がコンクリート打設表面
より上に出ているので、後にチューブをコンクリートか
ら引き抜く際に便宜である。また、必要により、前記チ
ューブはその上部をくリップ等の止着具で括っておく。
これによりチューブ内に塵や雨水が入るのを阻止でき
る。
【0015】その後、前記チューブをコンクリートから
引き抜き、このチューブを引き抜いた後の穴に柱体を挿
入し、前記穴の中にコンクリートを打設して、柱体をコ
ンクリート床面に立設する。
【0016】本発明によれば、穴の内周面には多数の凹
部が設けられることとなり、そしてこれらの凹部によ
り、柱体の回りに打設されるコンクリートが確実に係止
されるので、柱体がコンクリート構造物に強固に立設さ
れる。
【0017】また、突部を有するチューブを用いている
ので、従来の所謂成形部材の突部等の成形が不要とな
り、しかも、チューブは極めて安価に製作できるので、
所謂成形部材を使い捨てにしても、用いられる治具のコ
ストの低減化を図ることが可能となる。
【0018】更に、チューブを所謂従来の成形部材とし
ているので、保形部材へのチューブの装着と、穴からの
チューブの取外しが極めて容易化され、その結果、作業
性が向上する。
【0019】
【実施例】以下に、本発明を図面に示す一実施例に基い
て説明する。
【0020】図1において、本実施例のシース用の治具
1は、所定の体積を具備し、且つテーパ状を呈する保形
部材2と、この保形部材2の基端部(上部)に一体に取
付けられた取付け用部材3と、前記保形部材2の外周を
着脱自在に覆う袋状のチューブ(従来の成形部材に相
当)5とから構成され、このチューブ5には、多数の突
部6が形成されている。
【0021】前記保形部材2は、図2に示すように、木
製で中実状のものや、剛性を有する一枚の金属板を折曲
げて先端(下端)が閉塞された角筒状に形成されたもの
等であり、横断面形状が略四角形状に形成されている。
また、保形部材2は、先端部に向けて先細りとなるよう
に、その周面がテーパ面に形成されており、この保形部
材2の基端部には取付け用部材3が釘着(保形部材2が
木製の場合)や、溶接(保形部材2が金属製の場合)等
により一体に取付けられている。
【0022】前記取付け用部材3の所要箇所には挿通孔
4が設けられており、この取付け用部材3の挿通孔4
を、後述する所定の固定部(型枠や、型枠に近接して設
けられた部材)8にボルト9や釘によって固定すること
により、保形部材2の位置決めが行われる。
【0023】前記チューブ5は、図2に示すように、保
形部材2の先端部(下部)から挿入して先端部及び周面
を覆うことができるように、保形部材2の形成に対応し
た袋状に形成され、保形部材2に着脱可能に装着され
る。また、このチューブ5には、半球状の多数の突部6
が突設されている。
【0024】本実施例では、チューブ5は、内部に空気
が密封された多数の突部6を有する所謂クッションシー
トにより形成されている。すなわち、チューブ5は、発
泡材から形成された透明で極めて薄いシートを2枚重
ね、一方のシートに、内部に空間を有し半球状の小さな
突部6を多数設け、この突部6内に空気を入れて、他方
のシートにより前記突部6を密閉したシート部材により
形成されており、シート部材を前記保形部材2に対応し
た形状に形成したものである。従って、突部を有するシ
ート部材を用いてチューブを構成したことにより、用い
られるチューブは、その突部等の成形が不要となり、且
つ、シート部材が極めて安価であるため、チューブを使
い捨てにしても、全体のコストの低減を図ることが可能
となる。
【0025】次に、本実施例の治具1により柱体埋設穴
をコンクリート構造物10に設ける点について説明す
る。
【0026】コンクリート構造物10に柱体を立設する
ための埋設穴11を設けるには、図2に示すように、治
具1の保形部材2にチューブ5を被せ、図3に示すよう
に、コンクリート構造物を形成する型枠7内の所定の位
置に治具1を設置し、治具1の取付け用部材3を型枠7
に設けられた固定部8に位置させて、挿通孔4を通じて
ボルト9により取付け用部材3を固定部8に固定するこ
とにより、治具1が所定深さに位置決めされる。
【0027】そして、型枠7内にコンクリートを打設
し、コンクリートが固化するとチューブ5の回りに埋設
穴11が形成され、図4に示すように、型枠7を取外し
て、ボルト9を外して取付け用部材3とともに保形部材
2を固化したコンクリート構造物10から取り出す。次
に、図5に示すように、コンクリート構造物10内の埋
設穴11からチューブ5を取り出すことにより、コンク
リート構造物10内に埋設穴11が形成される。チュー
ブ5を取り出した埋設穴11内の内周面には、チューブ
5の多数の突部6に対応した半球状の凹部12が多数形
成される。
【0028】その後、図6に示すように、埋設穴11内
に柱体13の基部を差込んで、この柱体13の基部と埋
設穴11間にコンクリート14を打設して固化すること
により、柱体13がコンクリート構造物10の埋設穴1
1に固定され、埋設穴11の内周面に設けられた多数の
凹部12により、柱体13の回りに打設されるコンクリ
ート14が確実に係止され、柱体13がコンクリート構
造物10に強固に立設される。
【0029】従って、突部を多数有するシート部材を用
いてチューブを構成したことにより、従来用いられてい
た成形部材に突部等の成形が不要となり、且つ、シート
部材が極めて安価であるため、チューブを使い捨てにし
ても、治具のコストの低減を図ることが可能となる。
【0030】また、チューブに設けられる突部が小さな
突起形状に形成されることにより、埋設穴内からのチュ
ーブを取り出す際に、埋設穴の凹部とチューブの突部と
の係合が適度に弱まるため、埋設穴からチューブを取り
出すことが容易となり、作業性が向上する。
【0031】尚、本実施例では、チューブの材質として
は、市販されたクッションシートを用いた場合について
説明したが、これに限らず、可撓性を有するプラスチッ
クやその他の部材により構成するようにしてもよい。ま
た、各突部としては、半球状に限らず、楕円形状等、任
意のものでよい。
【0032】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。尚、前記実施例と共通の構成要素には同一の符号を
付して説明を簡略化する。
【0033】図7において、本実施例のシース用の治具
1は、所定の体積を具備した柱状の保形部材2と、この
保形部材2の基端部に一体に取付けられた取付け用部材
3と、前記保形部材2の外周を着脱自在に覆う筒状のチ
ューブ5とから構成され、このチューブ5には、前例同
様、多数の突部6が形成されている。
【0034】前記チューブ5は、この例では、図8及び
図9に示すように、ある程度の剛性を備えたプラスチッ
ク成形品であり、真空成形により一体に形成される。こ
のチューブ5に突設される半球状の多数の突部6は、外
側に向って膨出する突形状を呈している。尚、チューブ
5は、筒状のもののほか、突部6を多数形成したシート
状のものを、保形部材2を囲むようにして用いてもよ
い。
【0035】また、チューブ5を保形部材2に装着する
に際し、図10及び図11に示すように、弾性バンド1
5を用いて、これをチューブ5の外側に装着してもよ
い。弾性バンド15を用いた場合は、チューブ5の装着
が一層確実になされる。
【0036】以下において、弾性バンド15を用いた治
具1により、コンクリート打設時に柱体を該コンクリー
トに立設する方法を説明する。
【0037】図12に示すように、型枠7,7間にコン
クリートを打設するにあたり、保形部材2と、保形部材
2の上部に固定した取付け用部材3と、保形部材2の外
周を覆い該保形部材に着脱可能に取付けられる、多数の
突部6,6が設けられたチューブ5と、この例の場合、
チューブ5の外側に装着される弾性バンド15とからな
るシース用の治具1を用意し、この治具1を型枠7,7
間に挿入する。
【0038】図13に示すように、チューブ5の上部を
コンクリート打設予定表面上に残して治具1を型枠7,
7間に挿入した後、取付け用部材3を型枠7の固定部8
に、止着具たる釘16を介して固定する。
【0039】図14に示すように、前記型枠7,7間に
コンクリートを打設し、固化させる。尚、型枠7の固定
部8が、左右で段差を有している場合は、図15に示す
ように、一方の型枠7と取付け用部材3との間にスペー
サ17を介在させるようにする。
【0040】コンクリートの養生後、図16に示すよう
に、釘16を取付け用部材3から取外す。そして、図1
7に示すように、治具1のうちチューブ5と弾性バンド
15を残して、取付け用部材3及び保形部材2をコンク
リート構造物10から取外し、図18に示すように、型
枠とともに弾性バンド15もチューブ5から取外す。
【0041】また、必要により、塵や雨水が入らないよ
うに、チューブ5はその上部をくリップ等の止着具18
で括っておく(図19)。
【0042】そして、図20に示すように、チューブ5
をコンクリート構造物10から引き抜き、このチューブ
5を引き抜いた後の穴に柱体13を挿入し、前記穴の中
にコンクリートを打設して、柱体13を前記穴に設置す
る。この場合、前例と同様に、穴の内周面に設けられた
多数の凹部12により、柱体13の回りに打設されるコ
ンクリートが確実に係止され、柱体13がコンクリート
構造物10に強固に立設されることとなる。この第2実
施例の場合も、前例と同様の効果を奏するものである。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
穴の内周面には多数の凹部が設けられることとなり、そ
してこれらの凹部により、柱体の回りに打設されるコン
クリートが確実に係止されるので、柱体がコンクリート
構造物に強固に立設される。
【0044】また、突部を有するチューブを用いている
ので、従来の所謂成形部材の突部等の成形が不要とな
り、しかも、チューブは極めて安価に製作できるので、
所謂成形部材を使い捨てにしても、用いられる治具のコ
ストの低減化を図ることが可能となる。
【0045】更に、チューブを所謂従来の成形部材とし
ているので、保形部材へのチューブの装着と、穴からの
チューブの取外しが極めて容易化され、その結果、作業
性が向上するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係り、柱体埋設穴の治具を
示す正面図である。
【図2】治具を示す分解斜視図である。
【図3】打設されたコンクリート構造物内の治具を示す
正面図である。
【図4】固化したコンクリート構造物から取り出された
治具の保形部材を示す正面図である。
【図5】固化したコンクリート構造物の埋設穴から取り
出されたチューブを示す正面図である。
【図6】コンクリート構造物の埋設穴内に立設される柱
体を示す斜視図である。
【図7】治具を示す分解斜視図である。
【図8】チューブを示す斜視図である。
【図9】図8のX―X矢視図である。
【図10】弾性バンドを用いた治具を示す斜視図であ
る。
【図11】弾性バンドを用いた治具を示す斜視図であ
る。
【図12】治具を型枠間に挿入する際の斜視図である。
【図13】治具を型枠間に挿入して止着する際の斜視図
である。
【図14】治具を型枠間に止着してコンクリートを打設
する際の斜視図である。
【図15】打設されたコンクリート構造物内の治具を示
す正面図である。
【図16】打設されたコンクリート構造物内の治具から
釘を外す際の斜視図である。
【図17】打設されたコンクリート構造物から保持部材
を外す際の斜視図である。
【図18】打設されたコンクリート構造物内にチューブ
を残し、弾性バンドを外す際の斜視図である。
【図19】打設されたコンクリート構造物内にチューブ
を残し、該チューブの上部を括った状態を示す斜視図で
ある。
【図20】打設されたコンクリート構造物からチューブ
を外し、穴に柱体を挿入せんとする状態を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 治具 2 保形部材 3 取付け用部材 5 チューブ 6 突部 10 コンクリート構造物 11 埋設穴 12 凹部 15 弾性バンド

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリート打設時に柱体を該コンクリ
    ートに立設する方法において、 型枠間にコンクリートを打設するにあたり、所定の体積
    を具備し且つテーパ状又は柱状の保形部材と、前記保形
    部材の上部に固定した取付け用部材と、前記保形部材の
    外周を覆い該保形部材に着脱可能に取付けられる、多数
    の突部が設けられたチューブとからなるシース用の治具
    を用意し、 前記チューブの上部をコンクリート打設予定表面上に残
    して前記治具を前記型枠間に挿入して、前記取付け用部
    材を前記型枠に、又は型枠に近接して設けられた部材
    に、止着具を介して固定し、 前記型枠間にコンクリートを打設して固化した後、前記
    止着具を前記取付け用部材から取外し、前記治具のうち
    前記チューブを残して前記取付け用部材及び前記保形部
    材をコンクリートから取外し、 しかる後、前記チューブをコンクリートから引き抜き、
    このチューブを引き抜いた後の穴に柱体を挿入し、前記
    穴の中にコンクリートを打設して、前記柱体を前記穴に
    設置することを特徴とする柱体のコンクリート床面立設
    方法。
  2. 【請求項2】 コンクリート打設時に柱体を該コンクリ
    ートに立設する方法において、 型枠間にコンクリートを打設するにあたり、所定の体積
    を具備し且つテーパ状又は柱状の保形部材と、前記保形
    部材の上部に固定した取付け用部材と、前記保形部材の
    外周を覆い該保形部材に着脱可能に取付けられる、多数
    の突部が設けられたチューブと、前記チューブの外側に
    装着される弾性バンドとからなるシース用の治具を用意
    し、 前記チューブの上部をコンクリート打設予定表面上に残
    して前記治具を前記型枠間に挿入して、前記取付け用部
    材を前記型枠に、又は型枠に近接して設けられた部材
    に、止着具を介して固定し、 前記型枠間にコンクリートを打設して固化した後、前記
    止着具を前記取付け用部材から取外し、前記治具のうち
    前記チューブを残して前記取付け用部材、前記保形部材
    及び前記弾性バンドをコンクリートから取外し、 しかる後、前記チューブをコンクリートから引き抜き、
    このチューブを引き抜いた後の穴に柱体を挿入し、前記
    穴の中にコンクリートを打設して、前記柱体を前記穴に
    設置することを特徴とする柱体のコンクリート床面立設
    方法。
  3. 【請求項3】 コンクリート打設時に柱体を該コンクリ
    ートに立設する方法において、 型枠間にコンクリートを打設するにあたり、所定の体積
    を具備し且つテーパ状又は柱状の保形部材と、前記保形
    部材の上部に固定した取付け用部材と、前記保形部材の
    外周を覆い該保形部材に着脱可能に取付けられる、多数
    の突部が設けられたチューブと、前記チューブの外側に
    装着される弾性バンドとからなるシース用の治具を用意
    し、 前記チューブの上部をコンクリート打設予定表面上に残
    して前記治具を前記型枠間に挿入して、前記取付け用部
    材を前記型枠に、又は型枠に近接して設けられた部材
    に、止着具を介して固定し、 前記型枠間にコンクリートを打設して固化した後、前記
    止着具を前記取付け用部材から取外し、前記治具のうち
    前記チューブを残して前記取付け用部材、前記保形部材
    及び前記弾性バンドをコンクリートから取外し、 残しておいた前記チューブはその上部をくリップ等の止
    着具で括っておき、 しかる後、前記チューブをコンクリートから引き抜き、
    このチューブを引き抜いた後の穴に柱体を挿入し、前記
    穴の中にコンクリートを打設して、前記柱体を前記穴に
    設置することを特徴とする柱体のコンクリート床面立設
    方法。
  4. 【請求項4】 型枠間にコンクリートを打設するにあた
    り用いられるシース用の治具であって、所定の体積を具
    備し且つテーパ状又は柱状の保形部材と、前記保形部材
    の上部に固定した取付け用部材と、前記保形部材の外周
    を覆い該保形部材に着脱可能に取付けられ且つ外側部分
    に多数の突部が設けられたチューブとを備えてなること
    を特徴とする治具。
  5. 【請求項5】 前記チューブの多数の突部が、細かな半
    球状に形成されていることを特徴とする前記請求項4記
    載の治具。
  6. 【請求項6】 前記チューブは、前記突部内に空気が密
    封された可撓性あるシート部材により形成されているこ
    とを特徴とする前記請求項4又は5記載の治具。
  7. 【請求項7】 前記チューブは、プラスチック成形品で
    あることを特徴とする前記請求項4又は5記載の治具。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100758740B1 (ko) * 1998-07-10 2007-09-14 라보라토리오스 델 닥터 에스테베 에스. 에이. 통증 치료용 약물의 제조에 사용되는 테트라하이드로피리딘(또는4-하이드록시피페리딘)-부틸아졸 유도체
CN114753624A (zh) * 2022-04-25 2022-07-15 晟通科技集团有限公司 压槽结构及模板系统

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