JPH0842932A - 冷凍装置 - Google Patents

冷凍装置

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JPH0842932A
JPH0842932A JP17917594A JP17917594A JPH0842932A JP H0842932 A JPH0842932 A JP H0842932A JP 17917594 A JP17917594 A JP 17917594A JP 17917594 A JP17917594 A JP 17917594A JP H0842932 A JPH0842932 A JP H0842932A
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JP
Japan
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refrigerant
pressure
refrigerating
refrigerating device
compression
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JP17917594A
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English (en)
Inventor
Takayuki Masukawa
貴之 益川
Kenji Nasako
賢二 名迫
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、冷凍能力の向上させると共に、冷
凍装置の小型化及び熱伝損失低減を図ることができる冷
凍装置を提供する。 【構成】 圧縮機2内の冷媒を圧縮する圧縮空間11と
膨張機3内の冷媒を膨張する膨張空間17とが蓄冷器4
を介した流路5によって連通される共に、相互に所定の
位相差をもって前記圧縮空間11による圧縮過程と前記
膨張空間17による膨張過程とを行わせ、前記膨張機3
から低温を発生させる冷凍装置1において、運転動作中
に冷凍装置1内の冷媒が所定圧力以下となった場合に、
冷凍装置1内へ冷媒を供給する冷媒供給手段101を備
えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シリンダ内を往復動作
するピストンによりガス状冷媒を圧縮または膨張させる
ガス圧縮膨張機構を使用して極低温を実現する冷凍装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、バイオテクノロジーの分野や電子
デバイスの分野等の先端技術分野において、各種試料や
各種材料の極低温の保存技術の開発が急務になってい
る。特に、スターリング冷凍装置などのガス圧縮膨張機
は、上記極低温を実現する手段として注目され各種赤外
線センサー、超電導デバイス等の冷却用やバイオメディ
カル用のフリーザ、冷凍庫等に広く利用されようとして
いる。
【0003】ここでは、2ピストン型スターリング冷凍
装置について図2を参照して動作原理を説明する。スタ
ーリング冷凍装置1は圧縮機2と膨張機3とを、途中に
蓄冷器4を介装したガス流路によって連通させ、このガ
ス流路5の圧縮機2側に放熱器6を、蓄冷器4の入口側
に放熱器7をそれぞれ配設する一方、膨張器3の上部に
冷凍取出部8を形成し、さらに、圧縮機2の後方で、か
つ、膨張機3の下方にはクランク機構部9を配設した構
成としている。
【0004】圧縮機2は、ヘリウム等の極低温の沸点の
ガス状冷媒を所定のサイクルに従って圧縮して圧縮され
た冷媒ガスを膨張機3へ供給するものであり、圧縮機2
では、圧縮シリンダ本体10の内側に冷媒ガスを圧縮す
る圧縮空間11を形成し、圧縮ピストン13が圧縮シリ
ンダ12に摺動自在に嵌装されて後述するクランク機構
部9の作用により圧縮ピストン13が往復運動するよう
になっている。
【0005】膨張機3は、圧縮機2から蓄冷器4を介し
て供給された圧縮冷媒ガスを膨張させるものであり、膨
張機3は、膨張機本体14の内側に膨張シリンダ15が
上下方向に配設され、この膨張シリンダ15の内側に膨
張ピストン16が上下方向に摺動自在に嵌装され、膨張
機3の内側に低温が発生する膨張空間として冷凍発生部
17が形成されている。
【0006】蓄冷器4は、膨張機本体14の内周と膨張
シリンダ15の外周との間に円筒形状に形成され、ガス
流路5を介して膨張機3へ供給される圧縮された冷媒ガ
スを冷却する一方、冷凍発生部17で膨張され冷却され
た冷媒ガスを圧縮機2に戻される際に、その冷媒により
冷却されて蓄冷するものであり、その材料としては、比
熱の大きな銅やステンレス鋼、さらに、鉛などが用いら
れ、それらが冷媒ガスを通す微細孔が多数穿設された円
筒形状に形成されたものである。
【0007】ガス流路5は、圧縮機2と膨張機3とを連
通する配管で構成され、蓄冷器4の入口側では、圧縮冷
媒ガスが均等に蓄冷器4内を通過するようになってい
る。放熱器6、7は、圧縮された高温の冷媒ガスを室温
付近に下げるものであり、放熱器6は圧縮シリンダ本体
10の胴部の外側に多数の円板状フィンを立設し、放熱
器7は膨張機本体14の胴部の外側に多数の円板状フィ
ンを立設している。
【0008】クランク機構部9は、圧縮ピストン13と
膨張ピストン16とを駆動モータ(図示せず)を駆動源
としてクランク運動の作用で往復運動させるものであ
り、クランク機構部9は、圧縮シリンダ12の後方に案
内部20を形成すると共に、膨張シリンダ15の下方に
案内部21とを形成したクランク室22を有し、このク
ランク室22の底部に潤滑油23を収納し、さらに、ク
ランク室22の内部にクランク機構24を配設してい
る。そして、このクランク機構24から延設されるコネ
クティングロッド25が、案内部20の案内受に摺動自
在に嵌装されたクロスガイド26に連結され、このクロ
スガイド26に連結するピストンロッド27が案内部2
0の貫通穴に貫通して圧縮ピストン13の後部に接続さ
れている。
【0009】同様に、クランク機構24から延設される
コネクティングロッド28が、案内部21の案内受に摺
動自在に嵌装されたクロスガイド29に連結され、この
クロスガイド29に連結するピストンロッド30が膨張
ピストン16の後部に接続されている。
【0010】また、31は圧縮空間11と圧縮ピストン
13の後方の空間32を断絶するピストンシールで、3
3はクランク室22の潤滑油23が空間32に進入する
のを防止するオイルシールを示している。34は冷凍発
生部17と膨張ピストン16の後方の空間35を断絶す
るピストンシールで、36はクランク室22の潤滑油2
3が空間35に進入するのを防止するオイルシールを示
す。
【0011】次に、上記構成の2ピストン型スターリン
グ冷凍装置1の動作について説明する。まず、駆動モー
タ(図示せず)の回転によってクランク機構部9のクラ
ンク機構24が駆動すると、圧縮機2の圧縮シリンダ1
2内の圧縮ピストン13が圧縮空間11側に移動して圧
縮空間11に充満するヘリウムや窒素などの液化しにく
い冷媒ガスが圧縮される。圧縮された冷媒ガスは、圧縮
シリンダ本体10の外周に設けられる放熱器6によって
外部に放熱され、室温付近まで冷却されてガス流路5を
通り、さらに放熱器7で冷却されて蓄冷器4へ流入す
る。
【0012】蓄冷器4に流入した冷媒ガスは、比熱の大
きな材料、例えば、銅や鉛の金網状あるいは球からなる
蓄冷材によって冷却され、冷却された冷媒ガスが膨張機
3の冷凍発生部17へ流入され、冷凍発生部17が高圧
状態となる。
【0013】その後、膨張機3の膨張シリンダ15内の
膨張ピストン16が圧縮ピストン13と約90度の位相
差を持って降下してくる。これによって、膨張空間とし
ての冷凍発生部17が拡張されて蓄冷器4から冷凍発生
部17へ流入した高圧の冷媒ガスが、急に膨張されて、
冷凍発生部17の冷媒ガスの圧力が急降下するため冷媒
ガスが低温となる。
【0014】やがて、膨張ピストン16が上昇を開始
し、圧縮ピストン13が後退すると、低温の冷媒ガス
が、蓄冷器4を通り、ガス流路5を経て圧縮空間11へ
戻る。このとき、蓄冷器4では、蓄冷材が冷却され蓄冷
器4に冷熱が蓄えられる。
【0015】上記した工程によって、一つの冷凍サイク
ルが終了し、この工程がクランク機構部9のクランク機
構24の往復運動によって繰り返される。これにより、
徐々に冷凍発生部17の温度と蓄冷器4の温度が降下
し、冷凍発生部17の冷媒ガスが低温とされる。この状
態のとき、冷凍取出部8では、冷凍発生部17の冷熱を
外部の熱利用部としての低温槽(図示せず)と熱交換を
行って外部の低温槽の冷却負荷を冷凍温度としている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の冷凍装置1
では、図3に示すように膨張機3において、定常運転時
における冷媒ガスの最低圧力が起動開始時における最低
圧力より小さくなり、同時に定常運転時の冷媒ガスの平
均圧力が起動開始時の平均圧力より小さくなる。そし
て、この定常運転時における冷媒圧力は冷凍装置1本体
内への冷媒封入時の冷媒圧力(冷媒質量)により左右さ
れる。即ち、室温において冷媒が封入された場合、冷凍
装置1内に存在する冷媒質量は固定されることになるの
で、冷凍発生部(膨張空間)17の温度低下に伴い冷凍
装置1内の冷媒圧力も低下し、冷凍装置1内は初期の封
入圧力以下になる。
【0017】このため、冷凍装置1から取り出せる冷凍
能力は初期封入圧での値より小さくなっていた。また、
冷凍装置1の耐圧設計も定常運転時での条件ではなく、
定常運転時より冷媒圧力のかなり高い初期封入時の条件
に基づいて設計しなければならず、その結果、所望冷凍
能力を得るための定常運転時の冷媒圧力に対する耐圧設
計より頑強な設計が必要となり、冷凍装置の小型化及び
熱伝損失低減の障害となっていた。
【0018】本発明は斯かる点に鑑みてなされたもので
あって、冷凍能力の向上させると共に、冷凍装置の小型
化及びよび熱伝損失低減を図ることができる冷凍装置を
提供するものである。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は、圧縮機内の冷
媒を圧縮する圧縮空間と膨張機内の冷媒を膨張する膨張
空間とが蓄冷器を介した流路によって連通される共に、
相互に所定の位相差をもって前記圧縮空間による圧縮過
程と前記膨張空間による膨張過程とを行わせ、前記膨張
機から低温を発生させる冷凍装置において、運転動作中
に冷凍装置内の冷媒が所定圧力以下となった場合に、冷
凍装置内へ冷媒を供給する冷媒供給手段を備えている。
【0020】また、具体的な構成において、冷媒供給手
段は運転動作中における冷凍装置内の冷媒圧力が起動時
における冷媒の初期最低圧力以下になった場合に、冷凍
装置内へ冷媒を供給する。
【0021】さらに、具体的な構成において、冷媒供給
手段は、冷凍装置内の冷媒と同一条件で冷媒を初期封入
させた冷媒バッファと、冷凍装置の停止時に開放状態と
して冷凍装置と前記冷媒バッファを連通状態とすると共
に、冷凍装置の起動時に閉成状態とする弁機構部と、冷
凍装置内の冷媒圧力が前記冷媒バッファ内の冷媒圧力よ
り一定量以上小さくなった場合にのみ、該冷媒バッファ
から冷凍装置内への冷媒供給を許容する一方向弁機構部
とを備えている。
【0022】
【作用】本発明によれば、冷凍装置の定常運転時に冷媒
温度の低下により冷媒圧力が所定圧力以下となった場合
には、冷媒供給手段により冷凍装置内へ冷媒が供給され
るので、冷凍装置内の冷媒圧力が所定圧力以下となるこ
とがない。
【0023】また、運転動作中の冷凍装置内の冷媒圧力
が起動時における冷媒の初期最低圧力以下になった場合
に、冷媒供給手段により冷凍装置内へ冷媒供給すること
により、定常運転時における発生冷凍能力の低下を防止
することができる。
【0024】さらに、冷媒供給手段を、冷凍装置内の冷
媒と同一条件で冷媒を初期封入させた冷媒バッファと、
冷凍装置の停止時に開放状態として冷凍装置と前記冷媒
バッファを連通状態とすると共に、冷凍装置の起動時に
閉成状態とする弁機構部と、冷凍装置内の冷媒圧力が前
記冷媒バッファ内の冷媒圧力より一定量以上小さくなっ
た場合にのみ、該冷媒バッファから冷凍装置内への冷媒
供給を許容する一方向弁機構部とから構成することによ
り、定常運転時における発生冷凍能力の低下を防止する
と共に、停止時に冷凍装置と冷媒バッファを連通させ、
再起動時に冷凍装置内の冷媒圧力が初期起動時における
初期最大圧力以上となるのを防止している。
【0025】
【実施例】以下、本発明の冷凍装置の一実施例を図1に
示す2ピストン型スターリング冷凍装置に基づいて説明
する。尚、前述の従来例と同じ構成については同一符号
を付して示している。
【0026】同図において、101はガス流路5に接続
されている冷媒供給部であり、弁機構部102と、冷媒
バッファ103と、一方向弁機構部104から構成され
ている。
【0027】弁機構部102は電磁弁から構成され、冷
媒バッファ103とガス流路5の蓄冷器4側とに接続さ
れた配管105の途中に設けられ、冷凍装置1の運転停
止時に電磁弁102を開け、起動開始時に電磁弁102
を閉じている。
【0028】冷媒バッファ103は、室温において3.
0MPaの圧力で封入された冷媒ガスが充填されてい
る。一方向弁機構部104は逆止弁から構成されてお
り、冷媒バッファ103とガス流路5のガス圧縮器2側
とに接続された配管106の途中に設けられ、ガス流路
5中の作動ガスの圧力が冷媒バッファ103中の冷媒ガ
スの圧力(=3.0MPa)より0.5MPa以上小さ
な値、即ち2.5MPa以下となった場合にのみに、冷
媒バッファ103からガス流路5へ冷媒供給を許容す
る。
【0029】以上の構成を有する冷凍装置1の動作につ
いて説明する。次に、上記構成の2ピストン型スターリ
ング冷凍装置1の動作について説明する。
【0030】まず、冷凍装置1の停止状態時(初期時)
に電磁弁102を開放状態とする。これにより初期時に
は、冷凍装置1の作動空間内に充填された冷媒ガスと冷
媒供給部102の冷媒バッファ103内の冷媒ガスの圧
力が同一の圧力(3.0MPa)となる。但し、冷凍装
置1の作動空間および冷媒バッファ103への冷媒ガス
の封入作業は室温下で行い、その時の封入圧力は3.0
MPaとする。
【0031】そして、冷凍装置1の起動開始に先立ち電
磁弁102を閉じ、駆動モータ(図示せず)の回転によ
ってクランク機構部9のクランク機構24が駆動させ
て、冷凍装置1の運転を開始する。
【0032】このクランク機構24の駆動により、圧縮
機2の圧縮シリンダ12内の圧縮ピストン13が圧縮空
間11側に移動して圧縮空間11に充満する冷媒ガスで
あるヘリウムガスが圧縮され、圧縮された冷媒ガスは、
圧縮シリンダ本体10の外周に設けられる放熱器6によ
って外部に放熱され、室温付近まで冷却されてガス流路
5を通り、さらに放熱器7で冷却されて蓄冷器4へ流入
する。
【0033】蓄冷器4に流入した冷媒ガスは、銅製の金
網状蓄冷材によって冷却され、冷却された冷媒ガスが膨
張機3の冷凍発生部17へ流入され、冷凍発生部17が
高圧状態となる。
【0034】その後、膨張機3の膨張シリンダ15内の
膨張ピストン16が圧縮ピストン13と約90度の位相
差を持って降下してくる。これによって、膨張空間とし
ての冷凍発生部17が拡張されて蓄冷器4から冷凍発生
部17へ流入した高圧の冷媒ガスが、急に膨張されて、
冷凍発生部17の冷媒ガスの圧力が急降下するため冷媒
ガスが低温となる。
【0035】やがて、膨張ピストン16が上昇を開始
し、圧縮ピストン13が後退すると、低温の冷媒ガス
が、蓄冷器4を通り、ガス流路5を経て圧縮空間11へ
戻る。このとき、蓄冷器4では、蓄冷材が冷却され蓄冷
器4に冷熱が蓄えられる。
【0036】上記した工程によって、一つの冷凍サイク
ルが終了し、この工程がクランク機構部9のクランク機
構24の往復運動によって繰り返される。これにより、
徐々に冷凍発生部17の温度と蓄冷器4の温度が降下
し、冷凍発生部17の冷媒ガスが低温とされる。この状
態のとき、冷凍取出部8では、冷凍発生部17の冷熱を
外部の熱利用部としての低温槽(図示せず)と熱交換を
行って外部の低温槽の冷却負荷を冷凍温度としている。
【0037】そして、この冷凍サイクル運転中に、ガス
流路5を通過する冷媒ガスの圧力が2.5MPa以下と
なると、逆止弁104を介して冷媒バッファ103から
ガス流路5に向けて冷媒ガスが供給され、ガス流路5を
通過する冷媒ガスの圧力を常に2.5MPa以上となる
ようにしている。これにより、冷凍装置1の定常運転時
に封入冷媒温度の低下による冷媒圧力の低下を防ぎ、発
生冷凍能力の低下を防止している。
【0038】また、上記冷凍サイクルを停止させる場合
には、クランク機構24の駆動を停止すると共に、電磁
弁102を開けて冷凍装置1内の冷媒ガスと冷媒バッフ
ァ103内の冷媒ガスを同一圧力にする。これにより、
冷凍装置1及び冷媒バッファ103内の冷媒温度が室温
に近づくにつれて初期封入圧力の3.0MPaに戻って
いくことになる。これにより、冷凍装置1の再起動時に
冷凍装置1内の冷媒ガスの圧力が上記初期最大圧力以上
となることがなく、冷凍装置1の耐圧設計を定常運転時
と略同じ条件となる初期封入時の条件に基づいて設計す
ることが可能となる。従って、従来装置に比べて冷凍装
置の小型化および熱伝損失低減を図り、所望の冷凍能力
を得ることができる。
【0039】尚、上記実施例では、本発明を2ピストン
型スターリング冷凍装置に適用した場合について説明し
たが、その他のガス圧縮膨張機構を使用した冷凍装置、
例えばヴィルミエル冷凍装置、ソルベイ冷凍装置、ギホ
ード・マクマホン冷凍装置などにも適用可能である。
【0040】また、上記実施例では、ガス流路5中の作
動ガスの圧力が冷媒バッファ103中の冷媒ガスの圧力
(本実施例では3.0MPa)より0.5MPa以上小
さな値となった場合に逆止弁104を介して冷媒バッフ
ァ103からガス流路5へ冷媒供給を許容するように構
成した場合について説明したが、精度上可能であればガ
ス流路5中の作動ガスの圧力が初期最低圧力(本実施例
では2.7MPa)以下となった場合に逆止弁104を
介して冷媒バッファ103からガス流路5へ冷媒供給を
許容するように構成してもよい。
【0041】
【発明の効果】以上述べた通り本発明によれば、冷凍装
置の定常運転時に冷媒温度の低下により冷媒圧力が所定
圧力以下となった場合には、冷媒供給手段により冷凍装
置内へ冷媒が供給されるので、冷凍装置内の冷媒圧力が
所定圧力以下となることがなく、定常運転時における発
生冷凍能力の低下を防止することができる。
【0042】また、冷凍装置の耐圧設計を定常運転時と
略同様の条件に基づいて行えることになるので、従来装
置に比べて冷凍装置の小型化および熱伝損失低減を図る
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の冷凍装置の一実施例を図1に示す2ピ
ストン型スターリング冷凍装置概略構成図である。
【図2】従来の2ピストン型スターリング冷凍装置の概
略構成図である。
【図3】従来装置における起動時および定常運転時の冷
凍能力比較図である。
【符号の説明】
1 スターリング冷凍装置 2 圧縮機 3 膨張機 4 蓄冷器 5 ガス流路 6、7 放熱器 8 冷凍取出部 9 クランク機構部 10 圧縮シリンダ本体 11 圧縮空間 12 圧縮シリンダ 13 圧縮ピストン 20 案内部 21 案内部 22 クランク室 23 潤滑油 24 クランク機構 25 コネクティングロッド 26b 油抜き孔 27 ピストンロッド 28 コネクティングロッド 29 クロスガイド 30 ピストンロッド 32 空間 33、36 オイルシール 35 空間 101 冷媒供給部(冷媒供給手段) 102 電磁弁(弁機構部) 103 冷媒バッファ 104 逆止弁(一方向弁機構部)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧縮機内の冷媒を圧縮する圧縮空間と膨張
    機内の冷媒を膨張する膨張空間とが蓄冷器を介した流路
    によって連通される共に、相互に所定の位相差をもって
    前記圧縮空間による圧縮過程と前記膨張空間による膨張
    過程とを行わせ、前記膨張機から低温を発生させる冷凍
    装置において、 運転動作中に冷凍装置内の冷媒が所定圧力以下となった
    場合に、冷凍装置内へ冷媒を供給する冷媒供給手段を備
    えていることを特徴とする冷凍装置。
  2. 【請求項2】前記冷媒供給手段は、運転動作中における
    冷凍装置内の冷媒圧力が起動時における冷媒の初期最低
    圧力以下になった場合に、冷凍装置内へ冷媒を供給する
    ことを特徴とする請求項1記載の冷凍装置。
  3. 【請求項3】前記冷媒供給手段は、冷凍装置内の冷媒と
    同一条件で冷媒を初期封入させた冷媒バッファと、 冷凍装置の停止時に開放状態として冷凍装置と前記冷媒
    バッファを連通状態とすると共に、冷凍装置の起動時に
    閉成状態とする弁機構部と、 冷凍装置内の冷媒圧力が前記冷媒バッファ内の冷媒圧力
    より一定量以上小さくなった場合にのみ、該冷媒バッフ
    ァから冷凍装置内への冷媒供給を許容する一方向弁機構
    部とを備えていることを特徴とする請求項1または2記
    載の冷凍装置。
JP17917594A 1994-07-29 1994-07-29 冷凍装置 Pending JPH0842932A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103629841A (zh) * 2013-12-17 2014-03-12 常州鸿源动力科技有限公司 一种新型斯特林循环热力膨胀机构

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103629841A (zh) * 2013-12-17 2014-03-12 常州鸿源动力科技有限公司 一种新型斯特林循环热力膨胀机构
CN103629841B (zh) * 2013-12-17 2016-05-18 常州鸿源动力科技有限公司 一种新型斯特林循环热力膨胀机构

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