JPH06323655A - 冷凍装置 - Google Patents
冷凍装置Info
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- JPH06323655A JPH06323655A JP13242793A JP13242793A JPH06323655A JP H06323655 A JPH06323655 A JP H06323655A JP 13242793 A JP13242793 A JP 13242793A JP 13242793 A JP13242793 A JP 13242793A JP H06323655 A JPH06323655 A JP H06323655A
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- expansion
- piston
- cylinder
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 駆動モータの小型化を図る。
【構成】 圧縮シリンダ12によって圧縮される圧縮空
間11と膨張シリンダ15によって膨脹される膨張空間
とが蓄冷器4を介した流路によって連通させると共に、
圧縮シリンダの圧縮ピストン13と膨張シリンダの膨張
ピストン16とが相互に所定の位相差をもって往復駆動
されるようにクランク機構部9を介して駆動モータに接
続され、圧縮空間から膨張空間に導かれる冷媒ガスの膨
張過程を含む熱サイクルによって低温を発生させる冷凍
装置において、圧縮シリンダの後方空間32と圧縮空間
11とをバイパス配管37を介して連通させると共に、
バイパス配管37に駆動モータが起動するときのみ開動
作とする電磁弁38を設けた。
間11と膨張シリンダ15によって膨脹される膨張空間
とが蓄冷器4を介した流路によって連通させると共に、
圧縮シリンダの圧縮ピストン13と膨張シリンダの膨張
ピストン16とが相互に所定の位相差をもって往復駆動
されるようにクランク機構部9を介して駆動モータに接
続され、圧縮空間から膨張空間に導かれる冷媒ガスの膨
張過程を含む熱サイクルによって低温を発生させる冷凍
装置において、圧縮シリンダの後方空間32と圧縮空間
11とをバイパス配管37を介して連通させると共に、
バイパス配管37に駆動モータが起動するときのみ開動
作とする電磁弁38を設けた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スターリング冷凍機な
どの蓄冷型冷凍機を使用して超低温を実現する冷凍装置
に関する。
どの蓄冷型冷凍機を使用して超低温を実現する冷凍装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】バイオテクノロジーの分野や電子デバイ
スの分野等の先端技術において、各種試料や各種材料の
超低温の保存技術の開発が急務になっている。特に、ス
ターリング冷凍機などの蓄冷型冷凍機は、上記超低温を
実現する手段として注目され各種赤外線センサー、超電
導デバイス等の冷却用やバイオメディカル用のフリー
ザ、冷凍庫等に広く利用されようとしている。
スの分野等の先端技術において、各種試料や各種材料の
超低温の保存技術の開発が急務になっている。特に、ス
ターリング冷凍機などの蓄冷型冷凍機は、上記超低温を
実現する手段として注目され各種赤外線センサー、超電
導デバイス等の冷却用やバイオメディカル用のフリー
ザ、冷凍庫等に広く利用されようとしている。
【0003】ここでは、2ピストン型スターリング冷凍
機について図3を参照して動作原理を説明する。
機について図3を参照して動作原理を説明する。
【0004】スターリング冷凍機1は、ガス圧縮機2と
膨張機3とを、途中に蓄冷器4とを介装したガス流路5
によって連通させ、このガス流路5のガス圧縮機2側に
放熱器6と蓄冷器4の入口側に放熱器7とを配設する一
方、膨張機3の上部に冷凍取り出し部8を形成し、さら
に、ガス圧縮機2の後方で、かつ、膨張機3の下方には
クランク機構部9を配設した構成としている。
膨張機3とを、途中に蓄冷器4とを介装したガス流路5
によって連通させ、このガス流路5のガス圧縮機2側に
放熱器6と蓄冷器4の入口側に放熱器7とを配設する一
方、膨張機3の上部に冷凍取り出し部8を形成し、さら
に、ガス圧縮機2の後方で、かつ、膨張機3の下方には
クランク機構部9を配設した構成としている。
【0005】ガス圧縮機2は、ヘリウム等極低温の沸点
の冷媒ガスを所定のサイクルに従って圧縮して圧縮され
た冷媒ガスを膨張機3へ供給するものであり、ガス圧縮
機2では、圧縮シリンダ本体10の内側に冷媒ガスを圧
縮する圧縮空間11を形成し、圧縮ピストン13が圧縮
シリンダ12に摺動自在に嵌装されて後述するクランク
機構部9の作用により圧縮ピストン13が往復運動をす
るようになっている。
の冷媒ガスを所定のサイクルに従って圧縮して圧縮され
た冷媒ガスを膨張機3へ供給するものであり、ガス圧縮
機2では、圧縮シリンダ本体10の内側に冷媒ガスを圧
縮する圧縮空間11を形成し、圧縮ピストン13が圧縮
シリンダ12に摺動自在に嵌装されて後述するクランク
機構部9の作用により圧縮ピストン13が往復運動をす
るようになっている。
【0006】膨張機3は、ガス圧縮機2から蓄冷器4を
介して供給された圧縮冷媒ガスを膨張させるものであ
り、膨張機3は、膨張機本体14の内側に膨張シリンダ
15が上下方向に配設され、この膨張シリンダ15の内
側に膨張ピストン16が上下方向に摺動自在に嵌装さ
れ、膨張機3の内側に低温が発生する膨脹空間として冷
凍発生部17が形成されている。
介して供給された圧縮冷媒ガスを膨張させるものであ
り、膨張機3は、膨張機本体14の内側に膨張シリンダ
15が上下方向に配設され、この膨張シリンダ15の内
側に膨張ピストン16が上下方向に摺動自在に嵌装さ
れ、膨張機3の内側に低温が発生する膨脹空間として冷
凍発生部17が形成されている。
【0007】蓄冷器4は、膨張機本体14の内周と膨張
シリンダ15の外周との間に円筒形状に形成され、ガス
流路5を介して膨張機3へ供給される圧縮された冷媒ガ
スを冷却する一方、冷凍発生部17で膨脹され冷却され
た冷媒ガスがガス圧縮機2に戻される際に、その冷媒が
冷却されて蓄冷するものであり、その材料としては、比
熱の大きな銅やステンレス鋼、さらに、鉛等が用いら
れ、それらが冷媒ガスを通す微細孔が多数穿設された円
筒形状に形成されたものである。
シリンダ15の外周との間に円筒形状に形成され、ガス
流路5を介して膨張機3へ供給される圧縮された冷媒ガ
スを冷却する一方、冷凍発生部17で膨脹され冷却され
た冷媒ガスがガス圧縮機2に戻される際に、その冷媒が
冷却されて蓄冷するものであり、その材料としては、比
熱の大きな銅やステンレス鋼、さらに、鉛等が用いら
れ、それらが冷媒ガスを通す微細孔が多数穿設された円
筒形状に形成されたものである。
【0008】ガス流路5は、ガス圧縮機2と膨張機3と
を連通する配管で蓄冷器4の入口側では、圧縮冷媒ガス
が均等に蓄冷器4内を通過するようになっている。放熱
器6と放熱器7は、圧縮された高温の冷媒ガスを室温付
近に下げるもので、放熱器6は圧縮シリンダ本体10の
胴部の外側に多数の円板状フィンを立設し、放熱器7
は、膨張機本体14の胴部の外側に多数の円形状フィン
を立設している。冷凍取り出し部8は、冷凍発生部17
で発生した冷熱を図示省略する低温槽等へ取り出すもの
で、膨張機本体14の上端にステンレス鋼等の板状体で
覆われている。
を連通する配管で蓄冷器4の入口側では、圧縮冷媒ガス
が均等に蓄冷器4内を通過するようになっている。放熱
器6と放熱器7は、圧縮された高温の冷媒ガスを室温付
近に下げるもので、放熱器6は圧縮シリンダ本体10の
胴部の外側に多数の円板状フィンを立設し、放熱器7
は、膨張機本体14の胴部の外側に多数の円形状フィン
を立設している。冷凍取り出し部8は、冷凍発生部17
で発生した冷熱を図示省略する低温槽等へ取り出すもの
で、膨張機本体14の上端にステンレス鋼等の板状体で
覆われている。
【0009】クランク機構部9は、圧縮ピストン13と
膨張ピストン16とを図示省略する駆動モータを駆動源
としてクランク運動の作用で往復運動をさせるものであ
り、クランク機構部9は、圧縮シリンダ12の後方に案
内部20を形成すると共に、膨張シリンダ15の下方に
案内部21とを形成したクランク室22を有し、このク
ランク室22の底部に潤滑油23を収納し、さらに、ク
ランク室22の内部にクランク機構24を配設してい
る。そして、このクランク機構24から延設されるコネ
クティングロッド25が案内部20の案内受20aにク
ロスガイド26が摺動自在に嵌装され、このクロスガイ
ド26に連絡するピストンロッド27が案内部20の貫
通穴20bに貫通して圧縮ピストン13の後部に接続す
ると共に、クランク機構24から延設されるコネクティ
ングロッド28が案内部21の案内受21aにクロスガ
イド29が摺動自在に嵌装され、このクロスガイド29
に連絡するピストンロッド30が膨張ピストン16の後
部に接続している。
膨張ピストン16とを図示省略する駆動モータを駆動源
としてクランク運動の作用で往復運動をさせるものであ
り、クランク機構部9は、圧縮シリンダ12の後方に案
内部20を形成すると共に、膨張シリンダ15の下方に
案内部21とを形成したクランク室22を有し、このク
ランク室22の底部に潤滑油23を収納し、さらに、ク
ランク室22の内部にクランク機構24を配設してい
る。そして、このクランク機構24から延設されるコネ
クティングロッド25が案内部20の案内受20aにク
ロスガイド26が摺動自在に嵌装され、このクロスガイ
ド26に連絡するピストンロッド27が案内部20の貫
通穴20bに貫通して圧縮ピストン13の後部に接続す
ると共に、クランク機構24から延設されるコネクティ
ングロッド28が案内部21の案内受21aにクロスガ
イド29が摺動自在に嵌装され、このクロスガイド29
に連絡するピストンロッド30が膨張ピストン16の後
部に接続している。
【0010】なお、31は圧縮空間11と圧縮ピストン
13の後方の空間32を断絶するピストンシールで、3
3はクランク室22の潤滑油23が空間32に侵入する
のを防止するオイルシールを示している。また、34は
冷凍発生部17と膨張ピストン16の後方の空間35を
断絶するピストンシールで、36はクランク室22の潤
滑油23が空間35に侵入するのを防止するオイルシー
ルを示す。
13の後方の空間32を断絶するピストンシールで、3
3はクランク室22の潤滑油23が空間32に侵入する
のを防止するオイルシールを示している。また、34は
冷凍発生部17と膨張ピストン16の後方の空間35を
断絶するピストンシールで、36はクランク室22の潤
滑油23が空間35に侵入するのを防止するオイルシー
ルを示す。
【0011】まず、図示省略する駆動モータの回転によ
ってクランク機構部9のクランク機構24が駆動する
と、ガス圧縮機2の圧縮シリンダ12内の圧縮ピストン
13が圧縮空間11側に移動して圧縮空間11に充満す
るヘリウムや窒素等の液化しにくい冷媒ガスが圧縮され
る。圧縮された冷媒ガスは、圧縮シリンダ本体10の外
周に設けられる放熱器6によって外部に放熱され室温付
近まで冷却され、ガス流路5を通り、さらに、放熱器7
で冷却されて蓄冷器4へ流入する。
ってクランク機構部9のクランク機構24が駆動する
と、ガス圧縮機2の圧縮シリンダ12内の圧縮ピストン
13が圧縮空間11側に移動して圧縮空間11に充満す
るヘリウムや窒素等の液化しにくい冷媒ガスが圧縮され
る。圧縮された冷媒ガスは、圧縮シリンダ本体10の外
周に設けられる放熱器6によって外部に放熱され室温付
近まで冷却され、ガス流路5を通り、さらに、放熱器7
で冷却されて蓄冷器4へ流入する。
【0012】蓄冷器4に流入した冷媒ガスは、比熱の大
きな材料、例えば、銅や鉛の金網状あるいは球からなる
蓄冷材によって冷却され、冷却された冷媒ガスが膨張機
3の冷凍発生部17へ流入され、冷凍発生部17が高圧
状態となる。
きな材料、例えば、銅や鉛の金網状あるいは球からなる
蓄冷材によって冷却され、冷却された冷媒ガスが膨張機
3の冷凍発生部17へ流入され、冷凍発生部17が高圧
状態となる。
【0013】その後、膨張機3の膨張シリンダ15内の
膨張ピストン16が圧縮ピストン13と約90°の位相
差を持って降下してくる。これによって、膨張空間とし
ての冷凍発生部17が拡張されて蓄冷器4から冷凍発生
部17へ流入した高圧の冷媒ガスが、急に膨張されて、
冷凍発生部17の冷媒ガスの圧力が急降下するため冷媒
ガスが低温となる。
膨張ピストン16が圧縮ピストン13と約90°の位相
差を持って降下してくる。これによって、膨張空間とし
ての冷凍発生部17が拡張されて蓄冷器4から冷凍発生
部17へ流入した高圧の冷媒ガスが、急に膨張されて、
冷凍発生部17の冷媒ガスの圧力が急降下するため冷媒
ガスが低温となる。
【0014】やがて、膨張ピストン16が上昇を開始
し、圧縮ピストン13が後退すると、低温の冷媒ガス
が、蓄冷器4を通り、ガス流路5を経て圧縮空間11へ
戻る。このとき、蓄冷器4では、蓄冷材が冷却され蓄冷
器4に冷熱が蓄えられる。
し、圧縮ピストン13が後退すると、低温の冷媒ガス
が、蓄冷器4を通り、ガス流路5を経て圧縮空間11へ
戻る。このとき、蓄冷器4では、蓄冷材が冷却され蓄冷
器4に冷熱が蓄えられる。
【0015】上記した工程によって、一つの熱サイクル
が終了し、この工程がクランク機構部9のクランク機構
24の往復運動によって繰り返される。これにより、徐
々に冷凍発生部17の温度と蓄冷器4の温度が降下し、
冷凍発生部17の冷媒ガスが低温とされる。この状態の
とき、冷凍取り出し部8では、冷凍発生部17の冷熱を
外部の図示省略する熱利用部としての低温槽等と熱交換
を行って外部の低温槽等の冷却負荷を冷凍温度とする。
が終了し、この工程がクランク機構部9のクランク機構
24の往復運動によって繰り返される。これにより、徐
々に冷凍発生部17の温度と蓄冷器4の温度が降下し、
冷凍発生部17の冷媒ガスが低温とされる。この状態の
とき、冷凍取り出し部8では、冷凍発生部17の冷熱を
外部の図示省略する熱利用部としての低温槽等と熱交換
を行って外部の低温槽等の冷却負荷を冷凍温度とする。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図3で
説明した従来のスターリング冷凍機1は、大きな起動ト
ルクを要するため非常に大きな容量のモータを用いなけ
ればならないという問題がある。
説明した従来のスターリング冷凍機1は、大きな起動ト
ルクを要するため非常に大きな容量のモータを用いなけ
ればならないという問題がある。
【0017】すなわち、スターリング冷凍機1の起動時
では、圧縮空間11には、室温の冷媒ガスが充満し、圧
力も比較的高く、慣性力もないため非常に大きな起動ト
ルクによって圧縮ピストン13を駆動させないと起動が
できない。しかも、圧縮ピストン13の容量は大きくな
く、また、冷媒ガスの逃げ場もなく、圧縮ピストン13
の起動開始時に大きな起動トルクがなければ起動ができ
ない。このため形状の大きなコストも高い駆動モータを
用いなければならず、クランク機構部9も大きくなると
いう問題がある。
では、圧縮空間11には、室温の冷媒ガスが充満し、圧
力も比較的高く、慣性力もないため非常に大きな起動ト
ルクによって圧縮ピストン13を駆動させないと起動が
できない。しかも、圧縮ピストン13の容量は大きくな
く、また、冷媒ガスの逃げ場もなく、圧縮ピストン13
の起動開始時に大きな起動トルクがなければ起動ができ
ない。このため形状の大きなコストも高い駆動モータを
用いなければならず、クランク機構部9も大きくなると
いう問題がある。
【0018】一方、起動トルクを低減させるため圧縮空
間11等の内部圧力を低くするようにすれば、定常運転
時のスターリング冷凍機1の冷凍能力が低下してしまう
という問題がある。
間11等の内部圧力を低くするようにすれば、定常運転
時のスターリング冷凍機1の冷凍能力が低下してしまう
という問題がある。
【0019】そこて、本発明は低トルクで起動でき、駆
動モータの小型化を図る冷凍装置を提供することを目的
とする。
動モータの小型化を図る冷凍装置を提供することを目的
とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、圧縮
シリンダによって圧縮される圧縮空間と膨張シリンダに
よって膨脹される膨張空間とが蓄冷器を介した流路によ
って連通させると共に、前記圧縮シリンダの圧縮ピスト
ンと前記膨張シリンダの膨張ピストンとが相互に所定の
位相差をもって往復駆動されるようにクランク機構部を
介して駆動モータに接続され、前記圧縮空間から前記膨
張空間に導かれる冷媒ガスの膨張過程を含む熱サイクル
によって低温を発生させる冷凍装置において、前記圧縮
シリンダの後方空間と前記圧縮空間とを配管を介して連
通させると共に、前記配管に前記駆動モータが起動する
ときのみ開動作とする開閉弁を設けるようにしたもので
ある。
シリンダによって圧縮される圧縮空間と膨張シリンダに
よって膨脹される膨張空間とが蓄冷器を介した流路によ
って連通させると共に、前記圧縮シリンダの圧縮ピスト
ンと前記膨張シリンダの膨張ピストンとが相互に所定の
位相差をもって往復駆動されるようにクランク機構部を
介して駆動モータに接続され、前記圧縮空間から前記膨
張空間に導かれる冷媒ガスの膨張過程を含む熱サイクル
によって低温を発生させる冷凍装置において、前記圧縮
シリンダの後方空間と前記圧縮空間とを配管を介して連
通させると共に、前記配管に前記駆動モータが起動する
ときのみ開動作とする開閉弁を設けるようにしたもので
ある。
【0021】請求項2の発明は、圧縮シリンダによって
圧縮される圧縮空間と膨張シリンダによって膨脹される
膨張空間とが蓄冷器を介した流路によって連通させると
共に、前記圧縮シリンダの圧縮ピストンと前記膨張シリ
ンダの膨張ピストンとが相互に所定の位相差をもって往
復駆動されるようにクランク機構部を介して駆動モータ
に接続され、前記圧縮空間から前記膨張空間に導かれる
冷媒ガスの膨張過程を含む熱サイクルによって低温を発
生させる冷凍装置において、前記圧縮シリンダの後方空
間と前記圧縮空間とを第1配管を介して連通させると共
に、前記第1配管に前記駆動モータが起動するときのみ
開動作とする第1開閉弁を設け、さらに、前記膨張シリ
ンダの後方空間と前記膨張空間とを第2配管を介して連
通させると共に、前記第2配管に前記駆動モータが起動
するときのみ開動作とする第2開閉弁を設けるようにし
たものである。
圧縮される圧縮空間と膨張シリンダによって膨脹される
膨張空間とが蓄冷器を介した流路によって連通させると
共に、前記圧縮シリンダの圧縮ピストンと前記膨張シリ
ンダの膨張ピストンとが相互に所定の位相差をもって往
復駆動されるようにクランク機構部を介して駆動モータ
に接続され、前記圧縮空間から前記膨張空間に導かれる
冷媒ガスの膨張過程を含む熱サイクルによって低温を発
生させる冷凍装置において、前記圧縮シリンダの後方空
間と前記圧縮空間とを第1配管を介して連通させると共
に、前記第1配管に前記駆動モータが起動するときのみ
開動作とする第1開閉弁を設け、さらに、前記膨張シリ
ンダの後方空間と前記膨張空間とを第2配管を介して連
通させると共に、前記第2配管に前記駆動モータが起動
するときのみ開動作とする第2開閉弁を設けるようにし
たものである。
【0022】
【作用】請求項1の発明は、駆動モータが起動すると
き、開閉弁が開動作して圧縮シリンダの後方空間と圧縮
空間とが連通して、両者の空間に冷媒ガスが出入りする
ため低トルクで起動することができる。そして、駆動モ
ータが定常状態になると、慣性力が働き起動時より低ト
ルクで回転し、開閉弁が閉動作とされる。従って、従来
より小型の駆動モータを用いることができ、クランク機
構部が縮小できる。また、圧縮空間の作動圧力を高くす
ることができるため冷凍能力を増加することができる。
き、開閉弁が開動作して圧縮シリンダの後方空間と圧縮
空間とが連通して、両者の空間に冷媒ガスが出入りする
ため低トルクで起動することができる。そして、駆動モ
ータが定常状態になると、慣性力が働き起動時より低ト
ルクで回転し、開閉弁が閉動作とされる。従って、従来
より小型の駆動モータを用いることができ、クランク機
構部が縮小できる。また、圧縮空間の作動圧力を高くす
ることができるため冷凍能力を増加することができる。
【0023】請求項2の発明は、駆動モータが起動する
とき第1および第2開閉弁が開動作とされ圧縮シリンダ
の後方空間と圧縮空間とが連通される共に、膨張シリン
ダの後方空間と膨張空間とが連通されるため膨張シリン
ダの後方空間と膨張空間との間にも冷媒ガスが出入りす
るためさらに低トルクで起動することができる。そし
て、駆動モータが定常状態になると、慣性力が働き起動
時より低トルクで回転し、第1および第2開閉弁が閉動
作とされる。従って、従来より小型の駆動モータを用い
ることができ、クランク機構部が縮小できる。また、圧
縮空間の作動圧力を高くすることができるため冷凍能力
を増加することができる。
とき第1および第2開閉弁が開動作とされ圧縮シリンダ
の後方空間と圧縮空間とが連通される共に、膨張シリン
ダの後方空間と膨張空間とが連通されるため膨張シリン
ダの後方空間と膨張空間との間にも冷媒ガスが出入りす
るためさらに低トルクで起動することができる。そし
て、駆動モータが定常状態になると、慣性力が働き起動
時より低トルクで回転し、第1および第2開閉弁が閉動
作とされる。従って、従来より小型の駆動モータを用い
ることができ、クランク機構部が縮小できる。また、圧
縮空間の作動圧力を高くすることができるため冷凍能力
を増加することができる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
する。
【0025】図1は、本発明の第1実施例を示すスター
リング冷凍機の概略図であり、従来例を示す図3と同一
符号は、同一部分または相当部分を示している。スター
リング冷凍機1は、ガス圧縮機2と膨張機3とを、途中
に蓄冷器4を介装したガス流路5によって連通させ、こ
のガス流路5のガス圧縮機2側に放熱器6と蓄冷器4の
入口側に放熱器7を配設する一方、膨張機3の上部に冷
凍取り出し部8を形成し、さらに、ガス圧縮機2の後方
で、かつ、膨張機3の下方にはクランク機構部9を配設
した構成としている。
リング冷凍機の概略図であり、従来例を示す図3と同一
符号は、同一部分または相当部分を示している。スター
リング冷凍機1は、ガス圧縮機2と膨張機3とを、途中
に蓄冷器4を介装したガス流路5によって連通させ、こ
のガス流路5のガス圧縮機2側に放熱器6と蓄冷器4の
入口側に放熱器7を配設する一方、膨張機3の上部に冷
凍取り出し部8を形成し、さらに、ガス圧縮機2の後方
で、かつ、膨張機3の下方にはクランク機構部9を配設
した構成としている。
【0026】ガス圧縮機2は、ヘリウム等極低温の沸点
の冷媒ガスを所定のサイクルに従って圧縮して圧縮され
た冷媒ガスを膨張機3へ供給するものであり、圧縮シリ
ンダ本体10の内側に冷媒ガスを圧縮する圧縮空間11
を形成し、圧縮シリンダ12に圧縮ピストン13が摺動
自在に嵌装されてクランク機構部9の作用により圧縮ピ
ストン13が往復運動するようになっている。
の冷媒ガスを所定のサイクルに従って圧縮して圧縮され
た冷媒ガスを膨張機3へ供給するものであり、圧縮シリ
ンダ本体10の内側に冷媒ガスを圧縮する圧縮空間11
を形成し、圧縮シリンダ12に圧縮ピストン13が摺動
自在に嵌装されてクランク機構部9の作用により圧縮ピ
ストン13が往復運動するようになっている。
【0027】そして、本実施例では、圧縮ピストン13
の後方の空間32に連通し、かつ、圧縮ピストン13の
前方の圧縮空間11に連通するバイパス管37を配設す
ると共に、このバイパス管37に起動時に所定時開動作
し、その後に閉動作する電磁弁38を介装せしめてい
る。
の後方の空間32に連通し、かつ、圧縮ピストン13の
前方の圧縮空間11に連通するバイパス管37を配設す
ると共に、このバイパス管37に起動時に所定時開動作
し、その後に閉動作する電磁弁38を介装せしめてい
る。
【0028】膨張機3は、ガス圧縮機2から蓄冷器4を
介して供給された圧縮ガスを膨張させるもので、膨張機
3は、膨張機本体14の内側に膨張シリンダ15が上下
方向に配設され、この膨張シリンダ15の内側に上下方
向に摺動自在に膨張ピストン16が嵌装され、膨張機3
の内側に低温が発生する膨脹空間として冷凍発生部17
が形成されている。
介して供給された圧縮ガスを膨張させるもので、膨張機
3は、膨張機本体14の内側に膨張シリンダ15が上下
方向に配設され、この膨張シリンダ15の内側に上下方
向に摺動自在に膨張ピストン16が嵌装され、膨張機3
の内側に低温が発生する膨脹空間として冷凍発生部17
が形成されている。
【0029】蓄冷器4は、膨張機本体14の内周と膨張
シリンダ15の外周との間に円筒形状に形成され、ガス
流路5を介して膨張機3へ供給される圧縮された冷媒ガ
スを冷却する一方、冷凍発生部17で膨脹され冷却され
た冷媒ガスがガス圧縮機2に戻される際に、その冷媒が
冷却されて蓄冷するものであり、その材料としては、比
熱の大きな銅やステンレス鋼、さらに、鉛等が用いら
れ、それらが冷媒ガスを通す微細孔が多数穿設された円
筒形状に形成されたものである。
シリンダ15の外周との間に円筒形状に形成され、ガス
流路5を介して膨張機3へ供給される圧縮された冷媒ガ
スを冷却する一方、冷凍発生部17で膨脹され冷却され
た冷媒ガスがガス圧縮機2に戻される際に、その冷媒が
冷却されて蓄冷するものであり、その材料としては、比
熱の大きな銅やステンレス鋼、さらに、鉛等が用いら
れ、それらが冷媒ガスを通す微細孔が多数穿設された円
筒形状に形成されたものである。
【0030】冷凍取り出し部8は、冷凍発生部17で発
生した冷熱を図示省略する低温槽へ取り出すものであ
る。クランク機構部9は、圧縮シリンダ12の後方に案
内部20を形成すると共に、膨張シリンダ15の下方に
案内部21とを形成したクランク室22を有し、このク
ランク室22の底部に潤滑油23を充たし、さらに、ク
ランク室22の内部にクランク機構24を配設してい
る。
生した冷熱を図示省略する低温槽へ取り出すものであ
る。クランク機構部9は、圧縮シリンダ12の後方に案
内部20を形成すると共に、膨張シリンダ15の下方に
案内部21とを形成したクランク室22を有し、このク
ランク室22の底部に潤滑油23を充たし、さらに、ク
ランク室22の内部にクランク機構24を配設してい
る。
【0031】まず、スターリング冷凍機1が停止状態の
とき、電磁弁38が閉動作とされ、圧縮ピストン13の
後方の空間32と圧縮空間11とは遮断されている。こ
のとき、一般には圧縮ピストン13の後方空間32と圧
縮空間11は、ほぼ、同じ濃度の冷媒ガスが充填されて
いる。この状態で、起動時に図示省略する手段によって
電磁弁38が開動作とされると、圧縮空間11と圧縮ピ
ストン13の後方の空間が連通される。
とき、電磁弁38が閉動作とされ、圧縮ピストン13の
後方の空間32と圧縮空間11とは遮断されている。こ
のとき、一般には圧縮ピストン13の後方空間32と圧
縮空間11は、ほぼ、同じ濃度の冷媒ガスが充填されて
いる。この状態で、起動時に図示省略する手段によって
電磁弁38が開動作とされると、圧縮空間11と圧縮ピ
ストン13の後方の空間が連通される。
【0032】その後に、クランク機構部9の図示省略す
る駆動モータが回転を開始すると、クランク機構24が
回転し、このクランク機構24に延設されるコネクティ
ングロッド25が案内部20に嵌装されるクロスガイド
26を圧縮空間11の方向へ摺動させる。そして、この
クロスガイド26に接続するピストンロッド27が圧縮
ピストン13の後部を押すことにより圧縮ピストン13
のピストンシール31の部分が圧縮シリンダ12の内側
に抗して圧縮ピストン13を前方向に移動させる。
る駆動モータが回転を開始すると、クランク機構24が
回転し、このクランク機構24に延設されるコネクティ
ングロッド25が案内部20に嵌装されるクロスガイド
26を圧縮空間11の方向へ摺動させる。そして、この
クロスガイド26に接続するピストンロッド27が圧縮
ピストン13の後部を押すことにより圧縮ピストン13
のピストンシール31の部分が圧縮シリンダ12の内側
に抗して圧縮ピストン13を前方向に移動させる。
【0033】このとき、圧縮空間11の冷媒ガスが圧縮
ピストン13の後方の空間32へ移動するために起動時
に駆動モータが低いトルクで移動が開始される。これに
よって、圧縮ピストン13の動作に対応して圧縮空間1
1と圧縮ピストン13の後方の空間32の間を冷媒ガス
が移動して駆動モータが低トルクで起動される。
ピストン13の後方の空間32へ移動するために起動時
に駆動モータが低いトルクで移動が開始される。これに
よって、圧縮ピストン13の動作に対応して圧縮空間1
1と圧縮ピストン13の後方の空間32の間を冷媒ガス
が移動して駆動モータが低トルクで起動される。
【0034】やがて、駆動モータの回転が定常状態とな
ると、慣性力が働き、摩擦も減少し、起動時よりも低い
トルクで運転される。この状態になると、図示省略する
手段によって電磁弁38が閉動作される。この結果、圧
縮空間11の後方の空間32と圧縮空間11とは断絶さ
れる。
ると、慣性力が働き、摩擦も減少し、起動時よりも低い
トルクで運転される。この状態になると、図示省略する
手段によって電磁弁38が閉動作される。この結果、圧
縮空間11の後方の空間32と圧縮空間11とは断絶さ
れる。
【0035】この場合に、電磁弁38を閉動作とする条
件としては、圧縮ピストン13が後方の空間32側、つ
まり、後方の空間32のスペースが最も小さくなったと
き、電磁弁38を閉動作させることが好ましい。このた
めに、例えば、圧縮ピストン13の位置センサーの信号
に基づいて上記条件となったとき、電磁弁38を閉動作
させる。また、電磁弁38を閉動作させた後に、圧縮空
間11の圧力を測定して、冷媒ガスの量が不足するとき
は、冷媒ガスの量を補充することが望ましい。
件としては、圧縮ピストン13が後方の空間32側、つ
まり、後方の空間32のスペースが最も小さくなったと
き、電磁弁38を閉動作させることが好ましい。このた
めに、例えば、圧縮ピストン13の位置センサーの信号
に基づいて上記条件となったとき、電磁弁38を閉動作
させる。また、電磁弁38を閉動作させた後に、圧縮空
間11の圧力を測定して、冷媒ガスの量が不足するとき
は、冷媒ガスの量を補充することが望ましい。
【0036】圧縮シリンダ12内の圧縮ピストン13に
よって圧縮空間11に充満するヘリウムや窒素等の液化
しにくい冷媒ガスが圧縮される。圧縮された冷媒ガス
は、圧縮シリンダ本体10の外周に設けられる放熱器6
によって外部に放熱され室温付近まで冷却され、ガス流
路5を通り、さらに、放熱器7で冷却されて蓄冷器4へ
流入する。
よって圧縮空間11に充満するヘリウムや窒素等の液化
しにくい冷媒ガスが圧縮される。圧縮された冷媒ガス
は、圧縮シリンダ本体10の外周に設けられる放熱器6
によって外部に放熱され室温付近まで冷却され、ガス流
路5を通り、さらに、放熱器7で冷却されて蓄冷器4へ
流入する。
【0037】蓄冷器4に流入した冷媒ガスは、比熱の大
きな材料、例えば、銅や鉛の金網状あるいは球からなる
蓄冷材によって冷却され、冷却された冷媒ガスが膨張機
3の冷凍発生部17へ流入され、冷凍発生部17は高圧
状態となる。その後、膨張シリンダ15内の膨張ピスト
ン16が圧縮ピストン13と約90°の位相差を持って
降下してくる。これによって、膨張空間としての冷凍発
生部17が拡張されて蓄冷器4から冷凍発生部17へ流
入した高圧の冷媒ガスが、急に膨張されて、冷凍発生部
17の冷媒ガスの圧力が急降下するため冷媒ガスが低温
となる。
きな材料、例えば、銅や鉛の金網状あるいは球からなる
蓄冷材によって冷却され、冷却された冷媒ガスが膨張機
3の冷凍発生部17へ流入され、冷凍発生部17は高圧
状態となる。その後、膨張シリンダ15内の膨張ピスト
ン16が圧縮ピストン13と約90°の位相差を持って
降下してくる。これによって、膨張空間としての冷凍発
生部17が拡張されて蓄冷器4から冷凍発生部17へ流
入した高圧の冷媒ガスが、急に膨張されて、冷凍発生部
17の冷媒ガスの圧力が急降下するため冷媒ガスが低温
となる。
【0038】やがて、膨張ピストン16が上昇を開始
し、圧縮ピストン13が後退すると、低温の冷媒ガス
が、蓄冷器4を通り、ガス流路5を経て圧縮空間11へ
戻る。このとき、蓄冷器4では、蓄冷材が冷却され蓄冷
器4に冷熱が蓄えられる。
し、圧縮ピストン13が後退すると、低温の冷媒ガス
が、蓄冷器4を通り、ガス流路5を経て圧縮空間11へ
戻る。このとき、蓄冷器4では、蓄冷材が冷却され蓄冷
器4に冷熱が蓄えられる。
【0039】上記した工程によって、一つの熱サイクル
が終了し、この工程がクランク機構部9のクランク機構
24のクランク運動によって繰り返される。これによ
り、徐々に冷凍発生部17の温度と蓄冷器4の温度とが
降下し、冷凍発生部17の冷媒ガスが低温とされる。こ
の状態のとき、冷凍取り出し部8では、冷凍発生部17
の冷熱を外部の図示省略する熱利用部としての低温槽と
熱交換を行って外部の低温槽の冷凍負荷を冷凍温度とす
る。
が終了し、この工程がクランク機構部9のクランク機構
24のクランク運動によって繰り返される。これによ
り、徐々に冷凍発生部17の温度と蓄冷器4の温度とが
降下し、冷凍発生部17の冷媒ガスが低温とされる。こ
の状態のとき、冷凍取り出し部8では、冷凍発生部17
の冷熱を外部の図示省略する熱利用部としての低温槽と
熱交換を行って外部の低温槽の冷凍負荷を冷凍温度とす
る。
【0040】このように、起動時の所定期間圧縮空間1
1と圧縮ピストン13の後方の空間32を連通させて圧
縮ピストン13を駆動するようにしたため、圧縮ピスト
ン13を駆動する駆動モータが低トルクで起動すること
ができ、駆動モータの小型化が図れる。しかも、同一容
量の駆動モータと比較して従来より圧縮空間11の圧力
を高くして定常状態の運転ができるため冷凍能力の増大
が図れる。
1と圧縮ピストン13の後方の空間32を連通させて圧
縮ピストン13を駆動するようにしたため、圧縮ピスト
ン13を駆動する駆動モータが低トルクで起動すること
ができ、駆動モータの小型化が図れる。しかも、同一容
量の駆動モータと比較して従来より圧縮空間11の圧力
を高くして定常状態の運転ができるため冷凍能力の増大
が図れる。
【0041】次に、本発明の第2実施例を図2を参照し
て説明する。
て説明する。
【0042】第2実施例は、圧縮ピストン13の後方の
空間32に連通し、かつ、圧縮空間11に連通するバイ
パス管37を配設すると共に、このバイパス管37に起
動時の所定時に開動作し、その後に閉動作とする電磁弁
38の介装せしめる第1実施例の構成に加えて、膨張ピ
ストン16の下方の空間35に連通し、かつ、冷凍発生
部17に連通するバイパス管39を配設すると共に、こ
のバイパス管39に起動時の所定時に開動作し、その後
に閉動作とする電磁弁40を介装せしめる構成としてい
る。
空間32に連通し、かつ、圧縮空間11に連通するバイ
パス管37を配設すると共に、このバイパス管37に起
動時の所定時に開動作し、その後に閉動作とする電磁弁
38の介装せしめる第1実施例の構成に加えて、膨張ピ
ストン16の下方の空間35に連通し、かつ、冷凍発生
部17に連通するバイパス管39を配設すると共に、こ
のバイパス管39に起動時の所定時に開動作し、その後
に閉動作とする電磁弁40を介装せしめる構成としてい
る。
【0043】この構成で、起動時から所定時間圧縮空間
11と圧縮ピストン13の後方の空間32とを連通さ
せ、さらに、冷凍発生部17と膨張ピストン16の下方
の空間35とが連通とされる。このため、駆動モータが
起動するとき、圧縮ピストン13の移動に対して、圧縮
空間11と圧縮ピストン13の後方の空間32との間で
冷媒ガスの移動がされるため起動トルクの低減がされ、
さらに、膨張ピストン16の移動に対して、冷凍発生部
17と膨張ピストン16の下方の空間35との間で冷媒
ガスの移動がされるため起動トルクの低減がされる。こ
れにより、低トルクによって駆動モータが起動される。
11と圧縮ピストン13の後方の空間32とを連通さ
せ、さらに、冷凍発生部17と膨張ピストン16の下方
の空間35とが連通とされる。このため、駆動モータが
起動するとき、圧縮ピストン13の移動に対して、圧縮
空間11と圧縮ピストン13の後方の空間32との間で
冷媒ガスの移動がされるため起動トルクの低減がされ、
さらに、膨張ピストン16の移動に対して、冷凍発生部
17と膨張ピストン16の下方の空間35との間で冷媒
ガスの移動がされるため起動トルクの低減がされる。こ
れにより、低トルクによって駆動モータが起動される。
【0044】駆動モータが始動後の定常状態になると、
慣性力がクランク機構部9に働きクランク機構部9の摩
擦も減少し、始動時より、さらに、低トルクの運転がさ
れる。このように、第1実施例の作用に加えて、膨張ピ
ストンの起動トルクの軽減がされるため、さらに、駆動
モータが低トルクで起動することができるため駆動モー
タの小型化が図られる。また、定常状態のとき冷凍機内
部圧力を高められるため冷凍能力を向上させることがで
きる。
慣性力がクランク機構部9に働きクランク機構部9の摩
擦も減少し、始動時より、さらに、低トルクの運転がさ
れる。このように、第1実施例の作用に加えて、膨張ピ
ストンの起動トルクの軽減がされるため、さらに、駆動
モータが低トルクで起動することができるため駆動モー
タの小型化が図られる。また、定常状態のとき冷凍機内
部圧力を高められるため冷凍能力を向上させることがで
きる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明よれ
ば、駆動モータが起動するとき、開閉弁が開動作して圧
縮シリンダの後方空間と圧縮空間との間に冷媒ガスが出
入りするため圧縮ピストンを低トルクで起動することが
できため小型の駆動モータを用いることができ、クラン
ク機構部を縮小できる。また、圧縮空間の作動圧力を高
くすることができるため冷凍能力を増加することができ
る。
ば、駆動モータが起動するとき、開閉弁が開動作して圧
縮シリンダの後方空間と圧縮空間との間に冷媒ガスが出
入りするため圧縮ピストンを低トルクで起動することが
できため小型の駆動モータを用いることができ、クラン
ク機構部を縮小できる。また、圧縮空間の作動圧力を高
くすることができるため冷凍能力を増加することができ
る。
【0046】請求項2の発明は、駆動モータが起動する
とき第1および第2開閉弁が開動作とされ圧縮シリンダ
の後方空間と圧縮空間との間に冷媒ガスが出入りするた
め圧縮ピストンを低トルクで起動することができ、しか
も、膨張シリンダの後方空間と膨張空間との間にも冷媒
ガスが出入りするため、さらに、低トルクで起動するこ
とができる。従って、従来より小型の駆動モータを用い
ることができ、クランク機構部を縮小できる。また、圧
縮空間の作動圧力を高くすることができるため冷凍能力
を増加することができる。
とき第1および第2開閉弁が開動作とされ圧縮シリンダ
の後方空間と圧縮空間との間に冷媒ガスが出入りするた
め圧縮ピストンを低トルクで起動することができ、しか
も、膨張シリンダの後方空間と膨張空間との間にも冷媒
ガスが出入りするため、さらに、低トルクで起動するこ
とができる。従って、従来より小型の駆動モータを用い
ることができ、クランク機構部を縮小できる。また、圧
縮空間の作動圧力を高くすることができるため冷凍能力
を増加することができる。
【図1】本発明の第1実施例を示すスターリング冷凍機
の概略図。
の概略図。
【図2】本発明の第2実施例を示すスターリング冷凍機
の概略図。
の概略図。
【図3】従来例を示すスターリング冷凍機の概略図。
1 スターリング冷凍機 2 ガス圧縮機 3 膨張機 4 蓄冷器 5 ガス流路 6 放熱器 7 放熱器 8 冷凍取り出し部 9 クランク機構部 10 圧縮シリンダ本体 11 圧縮空間 12 圧縮シリンダ 13 圧縮ピストン 15 膨張シリンダ 16 膨張ピストン 17 冷凍発生部 20 案内部 21 案内部 22 クランク室 24 クランク機構 26 クロスガイド 32 空間 35 空間 37 バイパス管 38 電磁弁 39 バイパス管 40 電磁弁
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年1月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、圧縮
シリンダ内の圧縮空間と膨張シリンダ内の膨張空間とを
蓄冷器を介した流路によって連通させると共に、前記圧
縮シリンダの圧縮ピストンと前記膨張シリンダの膨張ピ
ストン又は膨張ディスプレーサとが相互に所定の位相差
をもって往復駆動されるようにクランク機構部を介して
駆動モータに接続され、前記圧縮空間から前記膨張空間
に導かれる冷媒ガスの膨張過程を含む熱サイクルによっ
て低温を発生させる冷凍装置において、前記圧縮シリン
ダの後方空間と前記圧縮空間とを配管を介して連通させ
ると共に、前記配管に前記駆動モータが起動するときの
み開動作とする開閉弁を設けるようにしたものである。
シリンダ内の圧縮空間と膨張シリンダ内の膨張空間とを
蓄冷器を介した流路によって連通させると共に、前記圧
縮シリンダの圧縮ピストンと前記膨張シリンダの膨張ピ
ストン又は膨張ディスプレーサとが相互に所定の位相差
をもって往復駆動されるようにクランク機構部を介して
駆動モータに接続され、前記圧縮空間から前記膨張空間
に導かれる冷媒ガスの膨張過程を含む熱サイクルによっ
て低温を発生させる冷凍装置において、前記圧縮シリン
ダの後方空間と前記圧縮空間とを配管を介して連通させ
ると共に、前記配管に前記駆動モータが起動するときの
み開動作とする開閉弁を設けるようにしたものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】請求項2の発明は、圧縮シリンダ内の圧縮
空間と膨張シリンダ内の膨張空間とを蓄冷器を介した流
路によって連通させると共に、前記圧縮シリンダの圧縮
ピストンと前記膨張シリンダの膨張ピストン又は膨張デ
ィスプレーサとが相互に所定の位相差をもって往復駆動
されるようにクランク機構部を介して駆動モータに接続
され、前記圧縮空間から前記膨張空間に導かれる冷媒ガ
スの膨張過程を含む熱サイクルによって低温を発生させ
る冷凍装置において、前記圧縮シリンダの後方空間と前
記圧縮空間とを第1配管を介して連通させると共に、前
記第1配管に前記駆動モータが起動するときのみ開動作
とする第1開閉弁を設け、さらに、前記膨張シリンダの
後方空間と前記膨張空間とを第2配管を介して連通させ
ると共に、前記第2配管に前記駆動モータが起動すると
きのみ開動作とする第2開閉弁を設けるようにしたもの
である。
空間と膨張シリンダ内の膨張空間とを蓄冷器を介した流
路によって連通させると共に、前記圧縮シリンダの圧縮
ピストンと前記膨張シリンダの膨張ピストン又は膨張デ
ィスプレーサとが相互に所定の位相差をもって往復駆動
されるようにクランク機構部を介して駆動モータに接続
され、前記圧縮空間から前記膨張空間に導かれる冷媒ガ
スの膨張過程を含む熱サイクルによって低温を発生させ
る冷凍装置において、前記圧縮シリンダの後方空間と前
記圧縮空間とを第1配管を介して連通させると共に、前
記第1配管に前記駆動モータが起動するときのみ開動作
とする第1開閉弁を設け、さらに、前記膨張シリンダの
後方空間と前記膨張空間とを第2配管を介して連通させ
ると共に、前記第2配管に前記駆動モータが起動すると
きのみ開動作とする第2開閉弁を設けるようにしたもの
である。
Claims (2)
- 【請求項1】 圧縮シリンダによって圧縮される圧縮空
間と膨張シリンダによって膨脹される膨張空間とが蓄冷
器を介した流路によって連通させると共に、前記圧縮シ
リンダの圧縮ピストンと前記膨張シリンダの膨張ピスト
ンとが相互に所定の位相差をもって往復駆動されるよう
にクランク機構部を介して駆動モータに接続され、前記
圧縮空間から前記膨張空間に導かれる冷媒ガスの膨張過
程を含む熱サイクルによって低温を発生させる冷凍装置
において、 前記圧縮シリンダの後方空間と前記圧縮空間とを配管を
介して連通させると共に、前記配管に前記駆動モータが
起動するときのみ開動作とする開閉弁を設けたことを特
徴とする冷凍装置。 - 【請求項2】 圧縮シリンダによって圧縮される圧縮空
間と膨張シリンダによって膨脹される膨張空間とが蓄冷
器を介した流路によって連通させると共に、前記圧縮シ
リンダの圧縮ピストンと前記膨張シリンダの膨張ピスト
ンとが相互に所定の位相差をもって往復駆動されるよう
にクランク機構部を介して駆動モータに接続され、前記
圧縮空間から前記膨張空間に導かれる冷媒ガスの膨張過
程を含む熱サイクルによって低温を発生させる冷凍装置
において、 前記圧縮シリンダの後方空間と前記圧縮空間とを第1配
管を介して連通させると共に、前記第1配管に前記駆動
モータが起動するときのみ開動作とする第1開閉弁を設
け、さらに、前記膨張シリンダの後方空間と前記膨張空
間とを第2配管を介して連通させると共に、前記第2配
管に前記駆動モータが起動するときのみ開動作とする第
2開閉弁を設けたことを特徴とする冷凍装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13242793A JPH06323655A (ja) | 1993-05-12 | 1993-05-12 | 冷凍装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13242793A JPH06323655A (ja) | 1993-05-12 | 1993-05-12 | 冷凍装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06323655A true JPH06323655A (ja) | 1994-11-25 |
Family
ID=15081127
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13242793A Pending JPH06323655A (ja) | 1993-05-12 | 1993-05-12 | 冷凍装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06323655A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6397623B1 (en) | 1999-06-11 | 2002-06-04 | Longwell Japan Co., Ltd. | Cooling device |
| CN113550801A (zh) * | 2021-08-17 | 2021-10-26 | 南京久鼎制冷空调设备有限公司 | 一种带透平膨胀机构的co2制冷活塞压缩机 |
-
1993
- 1993-05-12 JP JP13242793A patent/JPH06323655A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6397623B1 (en) | 1999-06-11 | 2002-06-04 | Longwell Japan Co., Ltd. | Cooling device |
| CN113550801A (zh) * | 2021-08-17 | 2021-10-26 | 南京久鼎制冷空调设备有限公司 | 一种带透平膨胀机构的co2制冷活塞压缩机 |
| CN113550801B (zh) * | 2021-08-17 | 2023-07-25 | 南京久鼎环境科技股份有限公司 | 一种带透平膨胀机构的co2制冷活塞压缩机 |
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