JPH0843184A - マルチレンジロードセル秤 - Google Patents

マルチレンジロードセル秤

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JPH0843184A
JPH0843184A JP17870094A JP17870094A JPH0843184A JP H0843184 A JPH0843184 A JP H0843184A JP 17870094 A JP17870094 A JP 17870094A JP 17870094 A JP17870094 A JP 17870094A JP H0843184 A JPH0843184 A JP H0843184A
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JP
Japan
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load cell
weighing
stopper
pan
low
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JP17870094A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Mori
哲夫 森
Hirohisa Kurokawa
裕久 黒川
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Teraoka Seiko Co Ltd
Original Assignee
Teraoka Seiko Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マルチレンジロードセル秤に対して、重量
物落下時における衝撃力をより効果的に受け止めること
のできるストッパ機構を具備せしめることである。 【構成】 高秤量ロードセル2と低秤量ロードセル3
とを具備し、上記低秤量ロードセル3の重点側3aに、
緩衝機構4aを備えた皿受け部4により計量皿10を支
持して成るマルチレンジロードセル秤において、前記計
量皿10が所定レベルを超えて押し下げられた際に、皿
受け部4の緩衝機構4aよりも計量皿10側の部材に当
接する第1ストッパ51a〜cと、低秤量ロードセル3
重点側の部材47に当接する第2ストッパ52とを設け
ることにより、重量物による慣性を二段階に吸収し、低
秤量ロードセル3の損傷を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、高秤量ロードセルと
低秤量ロードセルとを組み合せてなるマルチレンジロー
ドセル秤の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】低荷重から高荷重までの広い荷重範囲を
高い精度にて計量するマルチレンジロードセルは、高秤
量ロードセルと低秤量ロードセルとを具備しており、上
記高秤量ロードセルの支点側を本体側部材に取付固定す
ると共に、該ロードセルの重点側に低秤量ロードセルの
支点側を固定支持している。そして、上記低秤量ロード
セルの重点側にばね板等の弾性材からなる緩衝機構を介
して皿受け部を取付支持し、この皿受け部により計量皿
を水平に支承するように構成してある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したような従来の
マルチレンジロードセルにおいては、計量皿の上に低秤
量ロードセルの秤量をはるかに超える重量物が載せられ
ることがあり、この様な重量物を計量皿の上に落下させ
るように載置すると、その時の衝撃力が低秤量ロードセ
ルに加わって破損させてしまうことがある。
【0004】従来、上記したように重量物が載せられた
際に低秤量ロードセルに加わる過負荷を受ける為に、皿
受け部に対して下から当接するストッパを設けたものが
ある(特開昭61−96422号)。しかし、上記した
ように皿受け部に当接するストッパを設けたものにおい
ては、計量皿に対して重量物を落下させるように載置し
た際の慣性力を1つの中央ストッパだけにより受け止め
ることになるので、ストッパの当接時に減衰することな
く直に大きな衝撃が起歪部に加わって破損させてしまう
危険性がある。一方、上記したように計量皿に加わる荷
重を皿受け部の緩衝機構や緩衝部材等により十分に吸収
することによりロードセルの破損を防止することも考え
られるが、緩衝機構や緩衝部材等により上記衝撃力を十
分に吸収しようとすると、高さ方向に大きなストローク
を取る必要があり、秤の高さ寸法が大きくなってしまう
問題を生じる。
【0005】本発明の目的は、上記した如きマルチレン
ジロードセル秤に対して、重量物落下時における衝撃力
をより効果的に受け止めることのできるストッパ機構を
具備せしめることにより、秤の高さ寸法を増大させるこ
となく、低秤量ロードセルの破損を効果的に防止するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために本発明は、高秤量ロードセルと低秤量ロードセル
とを具備し、上記高秤量ロードセルの支点側を本体部材
に取付固定すると共に、該高秤量ロードセルの重点側に
低秤量ロードセルの支点側を固定支持し、上記低秤量ロ
ードセルの重点側に、垂直荷重を弾性的に受ける緩衝機
構を介して皿受け部を取付支持し、この皿受け部により
計量皿を水平に支承してなるマルチレンジロードセル秤
において、前記計量皿が所定レベルを超えて押し下げら
れた際に、緩衝機構よりも計量皿側の部材に当接する第
1ストッパと、緩衝機構よりも低秤量ロードセル重点側
の部材に当接する第2ストッパとを設けたものである。
【0007】また、上記マルチレンジロードセル秤は、
計量皿と皿受け部とを分離可能に構成し、第1ストッパ
を上記計量皿に対して下から当接するように構成しても
よい。さらに、上記マルチレンジロードセル秤は、2本
の弾性板材を水平且つ平行に配置し、これら両弾性板材
の両端部同士を連結して成るロバーバル機構により、緩
衝機構を構成すると効果的である。
【0008】
【作用】以上の手段によれば、高秤量ロードセルはベー
ス側部材に対して取付固定され、その重点側に低秤量ロ
ードセルの支点側が取付支持される。また、低秤量ロー
ドセルの重点側には、計量皿から加わる垂直な荷重を弾
性的に受ける緩衝機構をを介して皿受け部が取付支持さ
れ、この皿受け部により計量皿が水平に支承される。
【0009】本願の秤には第1ストッパと第2ストッパ
とが設けられる。例えば、上記計量皿に対して重量物を
落下させると、その負荷により計量皿が所定レベルを超
えて押し下げられ、この荷重が皿受け部の緩衝機構を介
して低秤量ロードセルの重点側に加えられる。この時、
第1ストッパは緩衝機構よりも計量皿側の部材に当接し
てこの荷重を受け、慣性力を低減する。また、第1スト
ッパ当接時に生じる衝撃は緩衝機構により吸収されるた
め、低秤量ロードセルには伝わることはない。さらに、
第2ストッパは、緩衝機構よりも低秤量ロードセル重点
側に当接して同ロードセルの重点側に加わる低減された
残りの慣性力を受ける。
【0010】また、計量皿と皿受け部とを分離可能に構
成したものにおいては、重量物の落下により計量皿が所
定レベルを超えて押し下げられると、第1ストッパが計
量皿に当接し、降下しようとする計量皿を下から支え
る。計量皿が第1ストッパにより支えられると、慣性に
より降下を続ける皿受け部が計量皿から分離する。そし
て、慣性により降下する皿受け部の荷重だけが低秤量ロ
ードセルの重点側に加わる。尚、この場合においても、
第2ストッパは、緩衝機構よりも低秤量ロードセルの重
点側に対して下から当接し、同ロードセルの重点側に加
わる残りの慣性力を受ける。
【0011】また、上記皿受け部の緩衝機構をロバーバ
ル機構により構成したものにおいては、2本の弾性板が
水平且つ平行に設けられ、その一端を低秤量ロードセル
の重点側部材側に、また他端を皿受け部材に止着し、両
部材間を連結する。よって、計量皿に荷重が加わると、
上記した両弾性材が平行を維持しながら弾性的に変形
し、計量皿が略垂直に降下/上昇する。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1乃至図7は本発明を実施したマルチレンジ
ロードセル秤を示している。上記したマルチレンジロー
ドセルロードセル秤は、平箱状に形成した本体ケース1
の内部に高秤量ロードセル2と低秤量ロードセル3を上
下二段に重ねた状態で連結して配設し、上記低秤量ロー
ドセル3の支点側3aに緩衝機構4aを具備する皿受け
部4を取付支持し、該皿受け部4にて計量皿10を水平
状態で保持するように構成してある。計量皿10の上面
には円筒形状の物品が転がらないように4箇の突起が設
けてある。
【0013】本体ケース1は、図6及び図7にて示すよ
うに、上面開口部1b’を有する上ケース1bと下ケー
ス1aとを開閉自在に合わせることにより構成し、下ケ
ース1aの底面部四隅には高さ調節用の脚部材1dを螺
着してある。尚、下ケース1aの内部には回路基板1h
や電源基板1i及びケース1正面の表示部1jの回路基
板1k等が配設されている。
【0014】また、下ケース1aの底面には金属板から
なる略皿形の基板1cを敷設して下ケース1aに対して
止着すると共に、この基板1cの四隅部分に帯状金属板
を略コ形に折曲形成してなる受け板1e及び1gを配設
し、これら両受け板1e,1gの間に後述するベース9
の四隅部を挟入するように構成してある。
【0015】上記下ケース1aの基板1c一側部には止
着板1mが固設してあり、この止着板1mの上面に高秤
量ロードセル2の支点側2aを載置し、同支点側2aを
縦通する2本のボルト21により締め付け固定してあ
る。高秤量ロードセル2は、1kgから30kgまでの
範囲の荷重を計量する起歪体であり、四角柱状の金属ブ
ロックの中央部側面に略H形の肉抜き孔22を穿設し、
この起歪部の上下両面に機械的な歪量を電気的に変換す
る歪ゲージ23を貼着して構成してある。高秤量ロード
セル2は、上記したように支点側2a端部をボルト21
止めすることにより水平状態を維持し、基板1cに対し
て片持ち状態で取付固定され、その先端となる重点側2
bにベース9を介して低秤量ロードセル3の支点側3a
が2本のボルト31により取付支持してある。
【0016】低秤量ロードセル3は、3kgまで計量可
能な起歪体であるが、起歪体の安全率を高めるために1
kg以下の範囲の荷重しか計量を行なわない様に設定さ
れ、上記した高秤量ロードセル2と同様に、四角柱状の
金属ブロックの中央部側面に略H形の肉抜き孔32を穿
設し、この起歪部の上下両面に歪ゲージ33を貼着して
構成してある。ベース9は、図1及び図6にて示す様に
中央部が四角形に開口するベース板9aと、上面が開口
する箱形の箱部材9bとから成り、上記ベース板9aの
開口部を箱部材9bにより下から覆う形で両部材9a,
9bを一体化することにより構成してある。また、ベー
ス9の箱部材9b底面の一側部には帯状の延出板9cを
取付け、その先端を外側へ向けて水平に延出してある。
【0017】上記低秤量ロードセル3はベース9の内部
に収納され、その支点側3aに縦通させた2本のボルト
31を上記ベース9の箱部材9bの底面を貫通させ、高
秤量ロードセル2の重点側2bに対してねじ止めしてあ
る。これにより、ベース9はその一端部をボルト31に
介在させたリング状のスペーサ31aにより挟持された
状態で両ロードセル2,3の間に保持され、低秤量ロー
ドセル3と共に水平状態を維持し、高秤量ロードセル2
の重点側2bに対して片持ち状態で保持されている。ま
た、低秤量ロードセル3は、ベース9の箱部材9bの内
部において浮いた状態で支持され、箱部材9との間に必
要な間隙を設けてある。また、上記ベース9の上部には
平面視略T形の上部押え板9dを設けてある。上部取付
板9dは後述するストッパ56の取付部材であり、3箇
所の端部を夫々ベース板9aに対してねじ9e止めし、
ベース板9aの上面より幾分浮いた状態で取付支持す
る。
【0018】低秤量ロードセル3の重点側3bには弾性
機構4aを介して皿受け部4を取付支持してある。皿受
け部4は、図2及び図5にて示すように、計量皿10を
支承する皿受け板4bと、該皿受け板4bを水平に保持
し、低秤量ロードセル3の重点側3bに対して弾性的に
取付支持する緩衝機構4aとにより構成してある。
【0019】緩衝機構4aは一対のロバーバル機構41
から構成してある。ロバーバル機構41は、図5及び図
4にて示すように、2枚の帯状ばね板42を平行に配置
し、これらばね板42の両端部を断面コ形の連結体43
により夫々連結して2本づつのボルト44にて締め付け
固定してある。また、一方の連結体43には摩擦ばね板
45の基端を共締めし、その先端を上側のばね板42に
対して弾性的に接触させてある。さらに、一対のロバー
バル機構を低秤量ロードセル3を挟むように配置したの
で、秤全体の高さを抑えることができる。上記したよう
に構成したロバーバル機構41は、水平状態で一端部を
支持し、他端部を上方から押し下げると、両ばね板42
が平行を維持したまま変形し、これにより他端部の連結
体43が垂直に降下/上昇する。
【0020】上記の如く構成した一対のロバーバル機構
41は、鋼板を断面コ形に形成した支承部材46の両側
部に配置し、上記支承部材46の一端両端部から延出さ
せた延出部46aに対して同機構41重点側41bをね
じ46b止めて、それぞれ水平に保持してある。上記両
ロバーバル機構41の支点側41aは、図2及び図4に
て示すように断面コ形に折曲形成した連結部材47に対
して側面から止着し、両機構41の支点側41aを上記
連結部材47によって一体的に連結している。連結部材
47は、低秤量ロードセル3の重点側3bの上面に跨ぐ
形で載置され、前記したように2本のボルト44により
重点側3bに締め付け固定されている。よって、両ロバ
ーバル機構41は、それぞれ支点側41aを低秤量ロー
ドセル3の重点側3bに対して片持ち状態で水平に支持
され、その先端となる重点側41bにて支承部材46を
保持している。
【0021】また、連結部材47は、外側へ向けて延出
する取付片47aを形成し、この取付片47aを前記し
た上部押え板9dとベース9との間に形成される間隙内
に挿入する形で支持されている。尚、上記取付片47a
は後述する第2ストッパ52を取付固定するためのもの
である。上記支承部材46中心は両ロバーバル機構41
の中央に位置し、その位置から上方へ向けて突出してい
る。また、支承部材46の上面には受け板48を取付固
定し、該受け板48の上に皿受け板4bの中央部を載置
し、ねじ48aによりねじ止めしてある。皿受け板4b
は計量皿10より一回り小さな板材であり、上面の四隅
部分に円形の当接体49を設け、これら各当接体49に
より計量皿10を下から支承するように構成してある。
即ち、計量皿10は、皿受け板4bの上に載置させてい
るだけであり、皿受け板4bの上から自由に取り上げる
ことができる。
【0022】上記したマルチレンジロードセル秤は、第
1ストッパ51と第2ストッパ52、及びストッパ53
〜ストッパ58までの各ストッパを具備している。第1
ストッパ51は、計量皿10に低秤量ロードセル3の秤
量を超える重量物が載せられた際に、皿受け部4の緩衝
機構4aより計量皿10側の部材に当接するものであ
り、図3及び図6にて示すように、ベース9上面の四隅
部分に設ける4本の第1ストッパ51aと、開口部を挟
んで両側に2本ずつ設ける第1ストッパ51bと、これ
ら第1ストツパ51bの中央に設ける第1ストッパ51
cの合計10本のストッパにより構成されている。
【0023】上記した各第1ストッパ51a〜cは、夫
々ボルトにより構成され、その先端部をベース9上面の
所定位置に取付固定した雌ねじ台51dに対して垂直に
螺合させると共に、ナット51eの締め付けによりスト
ッパの高さを必要範囲で微調整できるようになってい
る。また、上記した各第1ストッパ51a〜cは、上ケ
ース1bの上面及び皿受け板4bを貫通し、皿受け板4
b上に載置される計量皿10の下まで突出している。
【0024】計量皿10に低秤量ロードセル3の秤量を
超える重量物が載せられて計量皿10がさらに押し下げ
られた時、上記した第1ストッパ51a,51bが計量
皿10の下面に対して同時に当接する。また、2本の第
1ストッパ51cは、上記したストッパ51a,51b
よりも幾分短く設定され、計量皿10下面に貼着したゴ
ム板10aに対して弾性的に当接する。
【0025】上記した第1ストッパ51cは、他の第1
ストッパ51a,51bが計量皿10下面に対して当接
するよりも幾分早くゴム板10aに対して当接するよう
に高さ調節し、計量皿10が各第1ストッパ51a〜c
に当接する際の衝撃を緩和する。尚、各第1ストッパ5
1a〜cが計量皿10の下面に当接すると、計量皿10
は各第1ストッパ51a〜cにより支承され、続けて慣
性により降下する皿受け板4bは計量皿10の下面から
分離する。両ロバーバル機構41支点側41aを連結す
る連結部材47の延出部47aは、ベース板9aと上部
押え板9dとの間に形成される間隙内に挿入され、この
挿入部分に第2ストッパ52を設けてある。
【0026】第2ストッパ52は、低秤量ロードセル3
の重点側3bが過負荷による慣性力により衝撃的に押し
下げられるのを防止するためのものであり、軸状ねじを
上記連結部材47の延出部47aに垂直に螺合貫通さ
せ、その下端をベース9上面に当接してある。また、上
記第2のストッパ52は、ナット52aの締め付けによ
り下面側への突出量を微調節するようになっている。
尚、上記第2ストッパ52は、前記した第1ストッパ5
1a〜cが計量皿10に当接した後に、ベース9の上面
に対して当接するように調節し、負荷による慣性力が所
定以上に達した際に低秤量ロードセル3の重点側3bに
加わる下向きの慣性力を低秤量ロードセル3に代って受
ける。例えば、上記第2ストッパ52は、計量皿10に
25kgの荷重が15cmの高さから落下した際にベー
ス9上面に当接するように調節する。
【0027】下ケース1aに敷設される基板1cの底面
に設けたストッパ58は、高秤量ロードセル2の重点側
2bが過負荷により許容量以上に押し下げられるのを防
止するためのものであり、軸状ねじを基板1c底面に対
して垂直上向きに螺合貫通させ、その上端を高秤量ロー
ドセル2の重点側下面の直前に位置させてある。尚、ス
トッパ58も前記した第2ストッパ52と同様にナット
の締め付けにより上面側への突出量を微調節するように
なっている。
【0028】皿受け板4bの中央部を貫通し、受け板4
8及び支承部材46上面に対して垂直に螺着するストッ
パ53は、ストッパ55及び前記した第1ストッパ51
a〜cと共動して、計量皿10の降下を一定レベルにて
抑止するものである。ストッパ53は、上記した第2ス
トッパ52と同様に軸状ねじとナットにより構成し、支
承部材46の下側に突出させた軸状ねじの下端部をベー
ス9側部材となる上部押え板9dの上面に当接するよう
に構成してある。上記ストッパ53は、計量皿10の中
央に位置するので、通常物品を載せる位置と過負荷時に
その過負荷を受け止める位置とが一致し、回転モーメン
トが発生する度合を低減することができる。尚、仮に前
記した第1ストッパ51a〜cが無い場合には、上記ス
トッパ53だけで、低秤量ロードセル3に対する回転モ
ーメントの発生を低減することが可能である。ストッパ
55は、軸上ねじとナットにより構成し、連結体43の
下部2箇所に設けて箱部材9bの上面に当接するように
構成してある。これにより、各ストッパの負担を軽減し
ている。
【0029】ベース9の四隅部に設けたストッパ54
は、ベース9の傾きを制限することにより、高秤量ロー
ドセル2の傾きを抑制するものであり、ベース板9a四
隅の下面に突出した軸状ねじの下端を、下ケース1a内
の四隅に設けた受け板1eの上面より所定高さ浮かした
位置に調節してある。そして、ベース9が傾斜した際に
上記ストッパ54が受け板1eの上面に当接し、ベース
9がそれ以上傾斜するのを防止する。
【0030】ベース9の上部押え板9dの低秤量ロード
セル3重点側3bに対応する位置に設けられるストッパ
56は、低秤量ロードセル3の重点側3bに衝撃的な過
負荷がかかった際の反動により、重点側3bが許容範囲
以上に上昇するのを制限するものである(図1)。スト
ッパ56は、上部押え板9dの一側に螺着貫通させた軸
状ねじの下端を連結部材47の上面直前の位置まで突出
させた状態に調節してあり、低秤量ロードセル3の重点
側3bが過負荷の反動により上昇した際に上記連結部材
47の上面に当接する。
【0031】下ケース1a内に敷設した基板1cの一辺
部には断面略L形に折曲形成させた受け板1fを設け、
この受け板1fの上面部分にストッパ57が垂直下向き
に螺着貫通させてある。ストッパ57は、高秤量ロード
セル2の重点側2bに衝撃的な過負荷がかかった際の反
動により、重点側2bが許容範囲以上に上昇するのを制
限するものである(図1,図6)。ストッパ57は、上
記受け板1fの上面に螺着貫通させた軸状ねじの下端を
両ロードセル2,3の間に挟持される延出板9cの先端
部上面の直前の位置まで突出させた状態に調節してあ
り、高秤量ロードセル2の重点側2bが過負荷の反動に
より上昇した際に受け板1fの上面に当接する。
【0032】次ぎに上記した如く構成したマルチレンジ
ロードセル秤の作動について説明する。計量皿10に計
量物を載せると、その荷重により計量皿10が降下し、
緩衝機構4の両ロバーバル機構41の2枚のばね板42
が平行を保ちながら弾性変形し、これにより同機構41
の重点側41bが垂直に押し下げられる。そして、ロバ
ーバル機構41の弾性変形により計量物を計量皿10に
載置した際の衝撃力が吸収され、荷重は柔軟に低秤量ロ
ードセル3の重点側3b、さらには高秤両ロードセル2
の重点側2bに伝達される。上記ロバーバル機構41は
重点側4bを垂直に保ちながら上下方向に弾性変形する
特性を有するため、支承部材46により支持される皿受
け板4b及び計量皿10を垂直軌道に沿って正確に上下
動させることが可能である。また、ロバーバル機構41
の弾性変形により、計量皿10は上下方向に連続して揺
動するが、上記ロバーバル機構41の摩擦ばね板45の
先端がばね板42に対して擦れる際に生じる摩擦抵抗に
より、その揺動は速やかに減衰される。
【0033】上記したように計量皿10に載せられた計
量物が1kg以下のものである場合、この荷重は低秤量
ロードセル3の歪量に基づいて演算され、本体ケース1
正面の表示部1jに重量として表示される。また、上記
荷重が1kg以上のものは高秤量ロードセル2の歪量に
基づいて演算され、同様に表示部1jに表示される。ま
た、計量皿10の上に低秤量ロードセル3の秤量を大き
く超える重量物が落下させるように載せられた場合、計
量皿10は衝撃的に降下する。
【0034】この時、計量皿10に加わる衝撃力は上記
緩衝機構4により一次的に吸収緩和される。さらに荷重
による慣性力が大きな場合、降下する計量皿10の下面
のゴム板10aに対してまず第1ストッパ51cが当接
し、次いで残りの第1ストッパ51a,51bが計量皿
10の下面に直接当接し、降下する計量皿10を下から
受け止める。また、支承部材46に設けたストッパ53
も上記第1ストッパ51a〜cの当接と同時に上部押え
板9dに対して当接して計量皿10の荷重を受ける。計
量皿10が第1ストッパ51〜cにより下から支えられ
ると、慣性により降下を続ける皿受け板4bが計量皿1
0の下面から分離する。そして、慣性により降下する皿
受け板4b及び緩衝機構4の慣性力だけが低秤量ロード
セル3の重点側3bに加わる。
【0035】上記過程で低秤量ロードセル3の重点側3
bに高荷重が加わった時、第2ストッパ52は、低秤量
ロードセル3の重点側3b部材となるベース9に対し当
接し、重点側3bに加わる下向きの慣性力を低秤量ロー
ドセル3に代って受け、同ロードセル3の破損を防止す
る。上記したように、計量皿10に衝撃的に載せられた
重量物による慣性を第1,第2両ストッパ51a〜c,
52により、二段階に吸収することで、低秤量ロードセ
ル3の損傷は効果的に防止することができる。しかし、
作業者の過ちにより常識外の高い慣性力が発生し、高秤
量ロードセル2の重点側2bが許容範囲以上に押し下げ
られた場合は、下ケース1cに設けたストッパ58によ
り高秤量ロードセル2の重点側2bに対して下から当接
され、同ロードセル3の破損を回避する。また、上記高
慣性力による反動にで両ロードセル2,3が持ち上げら
れた場合、ストッパ57,56が上方から当接すること
により破損を防止する。
【0036】尚、上記した実施例においては、皿受け板
4bと計量皿10とを分離可能としたが、両者4b,1
0は分離しないように一体的に結合してもよい。この場
合第1ストッパが当接しても計量物が載せられた計量皿
10と皿受け板4bとが一体となって第1ストッパによ
り受け止められるが、第1ストッパと第2ストッパとに
より慣性力を二段階に低減する効果は上記実施例と同様
に奏する。
【0037】上記実施例では2段ロードセル秤であった
が、1段のみのロードセルや3段以上のロードセルであ
っても同じ効果を奏する。また、緩衝機構4aをロバー
バル機構により実施したが、これに代えてゴム等の緩衝
材により緩衝させるようにしても、第1ストッパで慣性
力を減少させて、第2ストッパで残りの慣性力のみを受
けるようにする、作用及び効果を同様に得ることができ
る。さらに、第1ストッパをストッパ51としたが、ス
トッパ53とストッパ55も同様な効果があり、第1ス
トッパとしてもよい。また、ストッパ位置は同様の作用
をする位置にあればよく、上記実施例の位置に限定する
ものではない。各構成部材、例えば計量秤10、ベース
9、各ストッパ等の強度によりストッパの数を増減させ
ることは自由である。
【0038】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成したも
のであるから、計量皿に秤量を超える重量物が載置さ
れ、計量皿が衝撃的に降下した際にも、第1ストッパ
が、ストロークの大きい皿受け部の緩衝機構より計量皿
側の部材に当接して、その際の衝撃を低秤量ロードセル
に伝わらないようにしてその殆どの慣性力を低減せしめ
た後、さらに第2ストッパが低秤量ロードセルの重点側
に当接して残る慣性力を完全に受け止めるので、重量物
による慣性を二段階に吸収し、第2ストッパによる衝撃
を少なくし、低秤量ロードセルの損傷を効果的に防止す
ることができる。
【0039】また、計量皿と該計量皿を下から受ける皿
受け部とを分離可能に構成したものにおいては、重量物
の載置により計量皿が所定レベルを超えて押し下げられ
た際、第1ストッパが計量皿に対して下から当接して計
量皿を支承することにより、降下する皿受け部を計量皿
から分離させ、上記計量皿に載る重量物の分の慣性力を
削減することができるので、低秤量ロードセルの重点側
に加わり第2ストッパにより受けられる慣性力をより効
果的に低減することができる。
【0040】さらに、皿受け部の緩衝機構をロバーバル
機構により構成したものにおいては、偏荷重においても
傾くことなく計量皿を垂直に降下/上昇するように支持
することができるので、第1ストッパーを皿受け部緩衝
機構より計量皿側の部材に対して正確に当接させること
が可能となり、第1ストッパーによる慣性力の低減効果
を良好に維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図3におけるI-I 線断面図。
【図2】 図3におけるII-II 線断面図。
【図3】 本発明の秤を示す平面図。
【図4】 図2におけるIV-IV 線断面図。
【図5】 皿受け部及び計量皿を示す分解斜視図。
【図6】 ベース及び下ケース部分を示す分解斜視
図。
【図7】 本発明のマルチレンジロードセル秤を示す
斜視図。
【符号の説明】
2・・・高秤量ロードセル 2a・・・支点側 2b・・・重点側 3・・・低秤量ロードセル 3a・・・支点側 3b・・・重点側 4・・・皿受け部 4b・・・皿受け板 4a・・・緩衝機構 41・・・ロバーバル機構 10・・・計量皿 51a〜c・・・第1ストッパ 52・・・第2ストッパ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高秤量ロードセルと低秤量ロードセル
    とを具備し、上記高秤量ロードセルの支点側を本体部材
    に取付固定すると共に、該高秤量ロードセルの重点側に
    低秤量ロードセルの支点側を固定支持し、上記低秤量ロ
    ードセルの重点側に、垂直荷重を弾性的に受ける緩衝機
    構を介して皿受け部を取付支持し、この皿受け部により
    計量皿を水平に支承してなるマルチレンジロードセル秤
    において、前記計量皿が所定レベルを超えて押し下げら
    れた際に、緩衝機構よりも計量皿側の部材に当接する第
    1ストッパと、緩衝機構よりも低秤量ロードセル重点側
    の部材に当接する第2ストッパとを設けたことを特徴と
    するマルチレンジロードセル秤。
  2. 【請求項2】 計量皿と皿受け部とを分離可能に構成
    し、第1ストッパを上記計量皿に対して下から当接する
    ように構成した請求項1記載のマルチレンジロードセル
    秤。
  3. 【請求項3】 2本の弾性板材を水平且つ平行に配置
    し、これら両弾性板材の両端部同士を連結して成るロバ
    ーバル機構により、緩衝機構を構成したことを特徴する
    請求項1または2記載のマルチレンジロードセル秤。
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