JPH0843365A - 超音波測定装置 - Google Patents
超音波測定装置Info
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- JPH0843365A JPH0843365A JP6182496A JP18249694A JPH0843365A JP H0843365 A JPH0843365 A JP H0843365A JP 6182496 A JP6182496 A JP 6182496A JP 18249694 A JP18249694 A JP 18249694A JP H0843365 A JPH0843365 A JP H0843365A
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N2291/00—Indexing codes associated with group G01N29/00
- G01N2291/02—Indexing codes associated with the analysed material
- G01N2291/028—Material parameters
- G01N2291/02827—Elastic parameters, strength or force
Landscapes
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、高い信頼性を維持したまま広い周波
数帯域で試料からの反射信号の複素情報を得ることを目
的とする。 【構成】周波数可変で高周波バースト波を発生させるバ
ースト波発生手段2,3と、高周波バースト波を超音波
に変換し試料へ入射すると共に反射波を受信信号に変換
する超音波送受信手段4,5,10と、互いに周波数範
囲の異なる複数の周波数特性を有し高周波バースト波と
同一周波数の基準信号をいずれかの周波数特性において
位相変化させる移相手段14と、基準信号の位相変化に
使用すべき周波数特性を高周波バースト波の周波数に応
じて切り替える切替え手段13,15と、位相変化させ
た基準信号で受信信号を位相検波する検波手段12と、
検波手段12の位相検波出力を記憶する手段1と、Z軸
方向に超音波送受信手段4,5,10と試料6の相対距
離を変化させる駆動手段19とを備えて構成される。
数帯域で試料からの反射信号の複素情報を得ることを目
的とする。 【構成】周波数可変で高周波バースト波を発生させるバ
ースト波発生手段2,3と、高周波バースト波を超音波
に変換し試料へ入射すると共に反射波を受信信号に変換
する超音波送受信手段4,5,10と、互いに周波数範
囲の異なる複数の周波数特性を有し高周波バースト波と
同一周波数の基準信号をいずれかの周波数特性において
位相変化させる移相手段14と、基準信号の位相変化に
使用すべき周波数特性を高周波バースト波の周波数に応
じて切り替える切替え手段13,15と、位相変化させ
た基準信号で受信信号を位相検波する検波手段12と、
検波手段12の位相検波出力を記憶する手段1と、Z軸
方向に超音波送受信手段4,5,10と試料6の相対距
離を変化させる駆動手段19とを備えて構成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、試料の微小部分の弾性
的性質を超音波を利用して測定する超音波測定装置に関
する。
的性質を超音波を利用して測定する超音波測定装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】音響レンズを通して収束させた超音波を
試料に入射し、その試料反射波から必要な反射波成分を
抽出して超音波画像を作成したり、又は試料のV(Z)
曲線を測定して試料の微小部分の弾性的性質を検出する
装置として超音波顕微鏡が知られている。
試料に入射し、その試料反射波から必要な反射波成分を
抽出して超音波画像を作成したり、又は試料のV(Z)
曲線を測定して試料の微小部分の弾性的性質を検出する
装置として超音波顕微鏡が知られている。
【0003】上記した超音波顕微鏡は試料からの反射波
の強度のみを測定しているが、試料の弾性的性質につい
てより多くの情報を得るために反射波の強度と位相とを
検出する超音波測定装置が考えられている。この種の超
音波測定装置が特開平5−26854号公報に開示され
ている。
の強度のみを測定しているが、試料の弾性的性質につい
てより多くの情報を得るために反射波の強度と位相とを
検出する超音波測定装置が考えられている。この種の超
音波測定装置が特開平5−26854号公報に開示され
ている。
【0004】図5は、試料反射波の強度と位相とを検出
する超音波測定装置の構成例を示す図である。この超音
波測定装置では、基準信号発振部101が常に一定周波
数の連続波を出力しており、コンピュータ102から送
信トリガが入力した制御部103が送信トリガに同期し
て基準信号発振器101の周波数の数十周期分の時間幅
に相当するON、OFF信号をアナログスイッチ104
に出力する。
する超音波測定装置の構成例を示す図である。この超音
波測定装置では、基準信号発振部101が常に一定周波
数の連続波を出力しており、コンピュータ102から送
信トリガが入力した制御部103が送信トリガに同期し
て基準信号発振器101の周波数の数十周期分の時間幅
に相当するON、OFF信号をアナログスイッチ104
に出力する。
【0005】アナログスイッチ104は制御部103か
らの信号のON、OFFに対応して切り替わり、ONの
時には基準信号発振器101の発生した信号がサーキュ
レータ105に出力されて送信バースト信号がつくられ
る。この送信バースト信号は、サーキュレータ105を
通りトランスデューサ106に印加される。送信バース
ト波はトランスデューサ106で電気音響変換され超音
波に変換される。この超音波は、音響レンズ107を伝
播し試料台108の上に置かれた試料109に入射す
る。音響レンズ107と試料109との間は超音波を伝
播させるためのカプラ液体110で満たされている。
らの信号のON、OFFに対応して切り替わり、ONの
時には基準信号発振器101の発生した信号がサーキュ
レータ105に出力されて送信バースト信号がつくられ
る。この送信バースト信号は、サーキュレータ105を
通りトランスデューサ106に印加される。送信バース
ト波はトランスデューサ106で電気音響変換され超音
波に変換される。この超音波は、音響レンズ107を伝
播し試料台108の上に置かれた試料109に入射す
る。音響レンズ107と試料109との間は超音波を伝
播させるためのカプラ液体110で満たされている。
【0006】試料109で反射された反射超音波は、再
びカプラ液体110、音響レンズ107を伝播してトラ
ンスデューサ106で電気信号に変換される。以下、こ
の信号を受信信号と呼ぶ。受信信号はサーキュレータ1
05を通り前置増幅器111で増幅されて2つの乗算部
112a、112bに入力される。
びカプラ液体110、音響レンズ107を伝播してトラ
ンスデューサ106で電気信号に変換される。以下、こ
の信号を受信信号と呼ぶ。受信信号はサーキュレータ1
05を通り前置増幅器111で増幅されて2つの乗算部
112a、112bに入力される。
【0007】一方の乗算部112aでは基準信号発振器
101の出力する連続波と受信信号との乗算を行ないイ
ンフェーズ成分を検出する。もう一方の乗算部112b
では基準信号発振器101の出力する連続波を移相部1
13で90°位相変化させた信号と受信信号との乗算を
行いクワドラチャーフェーズ成分を検出する。
101の出力する連続波と受信信号との乗算を行ないイ
ンフェーズ成分を検出する。もう一方の乗算部112b
では基準信号発振器101の出力する連続波を移相部1
13で90°位相変化させた信号と受信信号との乗算を
行いクワドラチャーフェーズ成分を検出する。
【0008】ここで、基準信号発振器101の出力する
信号をsin(ωt)とする。なおωは周波数、tは時
間である。受信信号は試料の弾性的性質、音響レンズと
カプラ液体中を伝搬する時間等によって位相が送信に対
して遅れているのでこの位相遅れをφとすると、Bsi
n(ωt−φ)と書ける。なお、Bは受信信号の強度で
ある。
信号をsin(ωt)とする。なおωは周波数、tは時
間である。受信信号は試料の弾性的性質、音響レンズと
カプラ液体中を伝搬する時間等によって位相が送信に対
して遅れているのでこの位相遅れをφとすると、Bsi
n(ωt−φ)と書ける。なお、Bは受信信号の強度で
ある。
【0009】従って、乗算部112aのインフェーズ出
力u1 と乗算部112bのクワドラチャーフェーズ出力
u2 は次のようになる。 u1 (t)=(B/2){cosφ−cosφcos(2ωt) −sinφsin(2ωt)} (1) u2 (t)=(B/2){sinφ+sinφcos(2ωt) −cosφsin(2ωt)} (2) φは定数であるからsinφ、cosφも定数となるの
で、u1 、u2 は直流成分と2ωの周波数成分を持って
いるので、2ω成分を除けば受信信号の位相遅れφのs
in、cosを取り出すことができる。
力u1 と乗算部112bのクワドラチャーフェーズ出力
u2 は次のようになる。 u1 (t)=(B/2){cosφ−cosφcos(2ωt) −sinφsin(2ωt)} (1) u2 (t)=(B/2){sinφ+sinφcos(2ωt) −cosφsin(2ωt)} (2) φは定数であるからsinφ、cosφも定数となるの
で、u1 、u2 は直流成分と2ωの周波数成分を持って
いるので、2ω成分を除けば受信信号の位相遅れφのs
in、cosを取り出すことができる。
【0010】乗算部112aのインフェーズ出力と乗算
部112bのクワドラチャーフェーズ出力はそれぞれロ
ーパスフィルター114a、114bで2ω成分が除去
されてsinφ、cosφに相当する直流成分のみが残
る。A/D変換部115a、115bで前記インフェー
ズ、クワドラチャーフェーズそれぞれの検波出力をA/
D変換し、試料反射の位相検波出力をデジタル信号に変
換してコンピュータ102内のメモリに記憶する。コン
ピュータ102では記憶された試料反射のsinφ、c
osφ成分から位相と反射強度を演算する。
部112bのクワドラチャーフェーズ出力はそれぞれロ
ーパスフィルター114a、114bで2ω成分が除去
されてsinφ、cosφに相当する直流成分のみが残
る。A/D変換部115a、115bで前記インフェー
ズ、クワドラチャーフェーズそれぞれの検波出力をA/
D変換し、試料反射の位相検波出力をデジタル信号に変
換してコンピュータ102内のメモリに記憶する。コン
ピュータ102では記憶された試料反射のsinφ、c
osφ成分から位相と反射強度を演算する。
【0011】なお、Z走査部116は、コンピュータ1
02からの指令で音響レンズと試料の距離を変化させ合
焦等の調節を行う。また、特開平5−26855号公報
には、移相部113の代わりに一定時間基準信号を遅延
させる遅延部を使用することが提案されている。遅延部
の遅延時間をΔtとすれば、位相検波出力は、 (B/2)cosφ (3) (B/2)cos(φ−ωΔt) (4) となるので、次式から試料反射のsinφ、cosφを
計算することが出来る。
02からの指令で音響レンズと試料の距離を変化させ合
焦等の調節を行う。また、特開平5−26855号公報
には、移相部113の代わりに一定時間基準信号を遅延
させる遅延部を使用することが提案されている。遅延部
の遅延時間をΔtとすれば、位相検波出力は、 (B/2)cosφ (3) (B/2)cos(φ−ωΔt) (4) となるので、次式から試料反射のsinφ、cosφを
計算することが出来る。
【0012】 sinφ={Bcos(φ−ωΔt)−cos(ωΔt)Bcosφ} /sin(ωΔt) (5) cosφ={sin(ωΔt)Bcosφ} /sin(ωΔt) (6) 周波数ωと遅延時間Δtは既知であるから、sinφ、
cosφを計算できることになる。
cosφを計算できることになる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の超音波測定装置には次のような欠点があった。
すなわち、一般に超音波測定装置の分解能は使用周波数
の逆数に比例して増加し、超音波の吸収係数は使用周波
数の2乗に比例して増加する。このために、使用目的に
応じて周波数を選択する必要がある。例えば、高分解能
で測定するときは高い周波数を、試料の内部を測定する
ときは低い周波数を選択するといったことが行われてい
る。また、ラム波やセザワ波のように音速に周波数分散
を示す波の特性を測定するときには周波数が可変である
ことが要求される。
た従来の超音波測定装置には次のような欠点があった。
すなわち、一般に超音波測定装置の分解能は使用周波数
の逆数に比例して増加し、超音波の吸収係数は使用周波
数の2乗に比例して増加する。このために、使用目的に
応じて周波数を選択する必要がある。例えば、高分解能
で測定するときは高い周波数を、試料の内部を測定する
ときは低い周波数を選択するといったことが行われてい
る。また、ラム波やセザワ波のように音速に周波数分散
を示す波の特性を測定するときには周波数が可変である
ことが要求される。
【0014】ところが、特開平5−26854号公報に
開示された装置では、位相検波の参照波として移相部で
位相変化させた波を使用しているが、移相部を構成する
90°ハイブリッド回路は使用できる周波数範囲が限ら
れており、一般の超音波顕微鏡で使用している100M
Hz〜数GHzの広帯域には十分に対応することができ
ないという欠点がある。
開示された装置では、位相検波の参照波として移相部で
位相変化させた波を使用しているが、移相部を構成する
90°ハイブリッド回路は使用できる周波数範囲が限ら
れており、一般の超音波顕微鏡で使用している100M
Hz〜数GHzの広帯域には十分に対応することができ
ないという欠点がある。
【0015】また、特開平5−26855号公報に開示
された装置では、遅延部に一般的な50Ωケーブルを使
えば周波数帯域は広くなるが、遅延時間の設定が困難な
場合がある。例えば、100MHzで位相が90°遅れ
るような遅延時間にすると200MHzでは180°に
なってしまう。これでは(5)式(6)式の分母が0に
なってしまい計算できないことになる。同様のことは4
00、600、・・・MHzでおきる。また、500M
Hzでの位相遅れは450°となるがこれは90°の時
と同じ測定値になるので90°か450°か判定できな
い。一方、1GHzのような高周波で位相遅れが90°
になるように遅延時間を設定すれば上記のようなことは
起こらないが、100MHzの位相遅れがわずか9°に
なってしまい測定値(B/2)cosφと(B/2)c
os(φ−Δt)との差が小さくなりノイズの影響を受
け易くなる。
された装置では、遅延部に一般的な50Ωケーブルを使
えば周波数帯域は広くなるが、遅延時間の設定が困難な
場合がある。例えば、100MHzで位相が90°遅れ
るような遅延時間にすると200MHzでは180°に
なってしまう。これでは(5)式(6)式の分母が0に
なってしまい計算できないことになる。同様のことは4
00、600、・・・MHzでおきる。また、500M
Hzでの位相遅れは450°となるがこれは90°の時
と同じ測定値になるので90°か450°か判定できな
い。一方、1GHzのような高周波で位相遅れが90°
になるように遅延時間を設定すれば上記のようなことは
起こらないが、100MHzの位相遅れがわずか9°に
なってしまい測定値(B/2)cosφと(B/2)c
os(φ−Δt)との差が小さくなりノイズの影響を受
け易くなる。
【0016】本発明は、以上のような実情に鑑みてなさ
れたもので、周波数特性の異なる複数の移相部または遅
延部を高周波バースト波の周波数に応じて切り替えて使
用でき、広い周波数範囲で位相敏感検波が行える超音波
測定装置を提供することを目的とする。
れたもので、周波数特性の異なる複数の移相部または遅
延部を高周波バースト波の周波数に応じて切り替えて使
用でき、広い周波数範囲で位相敏感検波が行える超音波
測定装置を提供することを目的とする。
【0017】本発明は、周波数特性の異なる複数の移相
部または遅延部から使用すべき移相部または遅延部を半
導体スイッチにより高速に切り替えることができ、高速
な周波数切り替えが可能な超音波測定装置を提供するこ
とを目的とする。本発明は、広い周波数帯域での位相検
波を精度良く行え、しかも安価な超音波測定装置を提供
することを目的とする。
部または遅延部から使用すべき移相部または遅延部を半
導体スイッチにより高速に切り替えることができ、高速
な周波数切り替えが可能な超音波測定装置を提供するこ
とを目的とする。本発明は、広い周波数帯域での位相検
波を精度良く行え、しかも安価な超音波測定装置を提供
することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために以下のような手段を講じた。請求項1に対
応する本発明は、高周波バースト波を発生させると共に
その高周波バースト波の周波数を変更可能なバースト波
発生手段と、前記バースト波発生手段で発生させた高周
波バースト波を超音波に変換し微小スポットに収束させ
て試料へ入射し、該試料からの反射波を電気的な受信信
号に変換する超音波送受信手段と、互いに周波数範囲の
異なる複数の周波数特性を有し、前記高周波バースト波
と同一周波数の基準信号をいずれかの周波数特性におい
て位相変化させる移相手段と、前記移相手段において前
記基準信号の位相変化に使用すべき周波数特性を前記高
周波バースト波の周波数に応じて切り替える切替え手段
と、前記移相手段で位相変化させた基準信号が参照波と
して与えられ、前記超音波送受信手段から出力される受
信信号を前記参照波を用いて位相検波する検波手段と、
前記検波手段の位相検波出力を記憶する手段と、超音波
の入射方向をZ軸とし、Z軸方向に前記超音波送受信手
段と試料の相対距離を変化させる駆動手段とを具備して
構成される。
成するために以下のような手段を講じた。請求項1に対
応する本発明は、高周波バースト波を発生させると共に
その高周波バースト波の周波数を変更可能なバースト波
発生手段と、前記バースト波発生手段で発生させた高周
波バースト波を超音波に変換し微小スポットに収束させ
て試料へ入射し、該試料からの反射波を電気的な受信信
号に変換する超音波送受信手段と、互いに周波数範囲の
異なる複数の周波数特性を有し、前記高周波バースト波
と同一周波数の基準信号をいずれかの周波数特性におい
て位相変化させる移相手段と、前記移相手段において前
記基準信号の位相変化に使用すべき周波数特性を前記高
周波バースト波の周波数に応じて切り替える切替え手段
と、前記移相手段で位相変化させた基準信号が参照波と
して与えられ、前記超音波送受信手段から出力される受
信信号を前記参照波を用いて位相検波する検波手段と、
前記検波手段の位相検波出力を記憶する手段と、超音波
の入射方向をZ軸とし、Z軸方向に前記超音波送受信手
段と試料の相対距離を変化させる駆動手段とを具備して
構成される。
【0019】請求項2に対応する本発明は、上記構成の
超音波測定装置において、前記バースト波発生手段が、
高周波連続波を発生させると共にその発振周波数が可変
な少なくとも1つの発振器と、この発振器で発生させた
高周波連続波を切り出して高周波バースト波に変換する
バースト波変換手段とから構成され、前記移相部は、前
記発振器で発生させた高周波連続波が前記基準信号とし
て入力されることを特徴とする。
超音波測定装置において、前記バースト波発生手段が、
高周波連続波を発生させると共にその発振周波数が可変
な少なくとも1つの発振器と、この発振器で発生させた
高周波連続波を切り出して高周波バースト波に変換する
バースト波変換手段とから構成され、前記移相部は、前
記発振器で発生させた高周波連続波が前記基準信号とし
て入力されることを特徴とする。
【0020】請求項3に対応する本発明は、上記構成の
超音波測定装置において、前記移相手段を、前記基準信
号を90°変化させる90°ハイブリッド回路を複数併
設して構成している。
超音波測定装置において、前記移相手段を、前記基準信
号を90°変化させる90°ハイブリッド回路を複数併
設して構成している。
【0021】請求項4に対応する本発明は、上記構成の
超音波測定装置において、前記移相手段を、前記基準信
号を一定時間遅延させる遅延素子を複数併設して構成し
ている。
超音波測定装置において、前記移相手段を、前記基準信
号を一定時間遅延させる遅延素子を複数併設して構成し
ている。
【0022】請求項5に対応する本発明は、上記構成の
超音波測定装置において、遅延素子を50Ωのインピー
ダンスを持つケーブルで構成している。請求項6に対応
する本発明は、上記構成の超音波測定装置において、前
記切替え手段を、併設された複数の90°ハイブリッド
回路または遅延素子の入力段と前記バースト波発生手段
との間に設けられた入力切り替えスイッチと、併設され
た複数の90°ハイブリッド回路または遅延素子の出力
段と前記検波手段との間に設けられ前記入力切替えスイ
ッチと連動する出力切替えスイッチとを有し、前記入力
切替えスイッチおよび前記出力切替えスイッチが半導体
スイッチで構成している。
超音波測定装置において、遅延素子を50Ωのインピー
ダンスを持つケーブルで構成している。請求項6に対応
する本発明は、上記構成の超音波測定装置において、前
記切替え手段を、併設された複数の90°ハイブリッド
回路または遅延素子の入力段と前記バースト波発生手段
との間に設けられた入力切り替えスイッチと、併設され
た複数の90°ハイブリッド回路または遅延素子の出力
段と前記検波手段との間に設けられ前記入力切替えスイ
ッチと連動する出力切替えスイッチとを有し、前記入力
切替えスイッチおよび前記出力切替えスイッチが半導体
スイッチで構成している。
【0023】
【作用】本発明は、以上のような手段を講じたことによ
り次のような作用を奏する。請求項1に対応する本発明
によれば、バースト波発生手段の発生する高周波バース
ト波の周波数に応じて移相手段での周波数特性が複数の
周波数特性の中から選択される。
り次のような作用を奏する。請求項1に対応する本発明
によれば、バースト波発生手段の発生する高周波バース
ト波の周波数に応じて移相手段での周波数特性が複数の
周波数特性の中から選択される。
【0024】バースト波発生手段で発生された高周波バ
ースト波が超音波送受信手段で超音波に変換され試料へ
送波されると、その反射波が超音波送受信手段で電気的
な受信信号に変換され検波手段へ入力される。
ースト波が超音波送受信手段で超音波に変換され試料へ
送波されると、その反射波が超音波送受信手段で電気的
な受信信号に変換され検波手段へ入力される。
【0025】一方、移相手段にバースト波発生手段で発
生された高周波バースト波と同一周波数の基準信号が切
替え手段を介して入力される。この基準信号が上記選択
された周波数特性で移相変化せしめられ切替え手段を介
して検波手段へ参照波として入力される。
生された高周波バースト波と同一周波数の基準信号が切
替え手段を介して入力される。この基準信号が上記選択
された周波数特性で移相変化せしめられ切替え手段を介
して検波手段へ参照波として入力される。
【0026】検波手段では参照波を用いて受信信号の位
相検波が行われ、その位相検波出力である試料反射波の
複素情報が記憶される。駆動手段により試料と超音波送
受信手段とのZ方向の相対距離を変化させてZ方向の各
位置で位相検波を行うことにより試料のV(Z)曲線が
測定される。
相検波が行われ、その位相検波出力である試料反射波の
複素情報が記憶される。駆動手段により試料と超音波送
受信手段とのZ方向の相対距離を変化させてZ方向の各
位置で位相検波を行うことにより試料のV(Z)曲線が
測定される。
【0027】請求項2に対応する本発明によれば、発振
器で発生した高周波連続波がバースト波変換手段で切り
出され高周波バースト波が作成される。また、発振器で
発生させた高周波連続波が基準信号として移相手段に入
力される。
器で発生した高周波連続波がバースト波変換手段で切り
出され高周波バースト波が作成される。また、発振器で
発生させた高周波連続波が基準信号として移相手段に入
力される。
【0028】請求項3に対応する本発明によれば、併設
した個々の90°ハイブリッド回路の周波数特性を異な
らせることにより、一つの90°ハイブリッド回路の周
波数範囲は狭くても全体では広い周波数範囲をカバーす
ることができる。
した個々の90°ハイブリッド回路の周波数特性を異な
らせることにより、一つの90°ハイブリッド回路の周
波数範囲は狭くても全体では広い周波数範囲をカバーす
ることができる。
【0029】請求項4に対応する本発明によれば、併設
した遅延素子の周波数特性を異ならせることにより、一
つの遅延素子の周波数範囲を狭くして適当な移相変化を
得ることができると共に、全体では広い周波数範囲をカ
バーすることができる。
した遅延素子の周波数特性を異ならせることにより、一
つの遅延素子の周波数範囲を狭くして適当な移相変化を
得ることができると共に、全体では広い周波数範囲をカ
バーすることができる。
【0030】請求項5に対応する本発明によれば、移相
手段を構成している遅延素子を50Ωのインピーダンス
を持つケーブルで実現しているので移相手段を安価に構
成できる。
手段を構成している遅延素子を50Ωのインピーダンス
を持つケーブルで実現しているので移相手段を安価に構
成できる。
【0031】請求項6に対応する本発明によれば、切替
え手段を構成する入力切替えスイッチおよび出力切替え
スイッチが半導体スイッチで形成されているので、機械
的なスイッチに比べて極めて高速な周波数切替えが可能
になる。
え手段を構成する入力切替えスイッチおよび出力切替え
スイッチが半導体スイッチで形成されているので、機械
的なスイッチに比べて極めて高速な周波数切替えが可能
になる。
【0032】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
1は、本発明の第1実施例に係る超音波測定装置の構成
図である。本実施例の超音波測定装置は、コンピュータ
1から指定された周波数の連続波を発振部2が発生し、
バーストゲート信号のゲート幅に応じて半導体スイッチ
3が発振部2で発生した連続波の一部を切りとる。半導
体スイッチ3で切り出した送信バースト信号はトランス
デューサ4により超音波に変換される。このトランスデ
ューサ4は音響レンズ5の一端面に取付けられている。
音響レンズ5は、トランスデューサ4で変換した超音波
を、他端面に形成した凹面から送波し微小スポットに収
束させる。音響レンズ5の焦点付近には試料6が試料台
7の上の水槽8の中に置かれている。水槽8の中には超
音波の伝播のためにカプラ液体9で満たされている。ト
ランスデューサ4への送信バースト信号の入力は、送受
信切換用の半導体スイッチ10を介して行われる。ま
た、音響レンズ5で受波した試料反射波の受信信号の前
置増幅器11への出力は半導体スイッチ10を介して行
われる。すなわち、半導体スイッチ10が送受信切換信
号に基づいてトランスデューサ4の入出力を発振部2と
前置増幅器11に切り替える。
1は、本発明の第1実施例に係る超音波測定装置の構成
図である。本実施例の超音波測定装置は、コンピュータ
1から指定された周波数の連続波を発振部2が発生し、
バーストゲート信号のゲート幅に応じて半導体スイッチ
3が発振部2で発生した連続波の一部を切りとる。半導
体スイッチ3で切り出した送信バースト信号はトランス
デューサ4により超音波に変換される。このトランスデ
ューサ4は音響レンズ5の一端面に取付けられている。
音響レンズ5は、トランスデューサ4で変換した超音波
を、他端面に形成した凹面から送波し微小スポットに収
束させる。音響レンズ5の焦点付近には試料6が試料台
7の上の水槽8の中に置かれている。水槽8の中には超
音波の伝播のためにカプラ液体9で満たされている。ト
ランスデューサ4への送信バースト信号の入力は、送受
信切換用の半導体スイッチ10を介して行われる。ま
た、音響レンズ5で受波した試料反射波の受信信号の前
置増幅器11への出力は半導体スイッチ10を介して行
われる。すなわち、半導体スイッチ10が送受信切換信
号に基づいてトランスデューサ4の入出力を発振部2と
前置増幅器11に切り替える。
【0033】前置増幅器11には2つの乗算部12a、
12bが接続されている。一方の乗算部12aには、発
振部2の出力する連続波を2分割したうちの一方が第1
参照信号として入力される。他方の乗算部12bには、
上記のように2分割した連続波のもう一方が90°位相
が遅れて第2参照信号として入力される。
12bが接続されている。一方の乗算部12aには、発
振部2の出力する連続波を2分割したうちの一方が第1
参照信号として入力される。他方の乗算部12bには、
上記のように2分割した連続波のもう一方が90°位相
が遅れて第2参照信号として入力される。
【0034】ここで、発振部2の出力する連続波を2分
割したうちのもう一方が入力切替えスイッチ13を介し
て90°ハイブリッドで構成される90°移相部14
a、14b、14c・・・の1つに入力される。これら
90°移相部14a、14b、14c・・・はそれぞれ
周波数特性が異なる。いずれかの90°移相部14を通
過した信号は、入力切替えスイッチ13と連動した出力
切替えスイッチ15を通り第2参照信号として乗算部1
2bに入力している。
割したうちのもう一方が入力切替えスイッチ13を介し
て90°ハイブリッドで構成される90°移相部14
a、14b、14c・・・の1つに入力される。これら
90°移相部14a、14b、14c・・・はそれぞれ
周波数特性が異なる。いずれかの90°移相部14を通
過した信号は、入力切替えスイッチ13と連動した出力
切替えスイッチ15を通り第2参照信号として乗算部1
2bに入力している。
【0035】乗算部12a、12bの出力には、ローパ
スフィルター16a、16bがそれぞれ接続されてお
り、入力信号の高周波成分を除去するようになってい
る。このローパスフィルター16a、16bの特性は、
少なくとも発振部2の出力する連続波の周波数の2倍の
周波数が除去できるように選ばれている。ローパスフィ
ルター16a,16bにはA/D変換部17a、17b
が接続されており、それぞれの変換出力はコンピュータ
1に入力される。
スフィルター16a、16bがそれぞれ接続されてお
り、入力信号の高周波成分を除去するようになってい
る。このローパスフィルター16a、16bの特性は、
少なくとも発振部2の出力する連続波の周波数の2倍の
周波数が除去できるように選ばれている。ローパスフィ
ルター16a,16bにはA/D変換部17a、17b
が接続されており、それぞれの変換出力はコンピュータ
1に入力される。
【0036】コンピュータ1には全体のタイミングを制
御する制御部18と試料6と音響レンズ4の距離を変化
させるZ走査部19、その移動距離を測定するZ測距部
20が接続されている。コンピュータ1で制御された制
御部18が、上記バーストゲート信号,送受信切換信
号,A/D変換部17a、17bのサンプリング信号を
発生させている。
御する制御部18と試料6と音響レンズ4の距離を変化
させるZ走査部19、その移動距離を測定するZ測距部
20が接続されている。コンピュータ1で制御された制
御部18が、上記バーストゲート信号,送受信切換信
号,A/D変換部17a、17bのサンプリング信号を
発生させている。
【0037】次に、以上のように構成された本実施例の
動作について説明する。図2は,本実施例のタイムチャ
ートである。発振部2で発生させるべき周波数の値がコ
ンピュータ1に入力されると、コンピュータ1が発振部
2に発振周波数を指示すると共に、その発振周波数に相
当する周波数特性を持った移相部を14a、14b、1
4c・・・から選択し、その選択した移相部を連続波が
通過するようにスイッチ13、15を切り替える。
動作について説明する。図2は,本実施例のタイムチャ
ートである。発振部2で発生させるべき周波数の値がコ
ンピュータ1に入力されると、コンピュータ1が発振部
2に発振周波数を指示すると共に、その発振周波数に相
当する周波数特性を持った移相部を14a、14b、1
4c・・・から選択し、その選択した移相部を連続波が
通過するようにスイッチ13、15を切り替える。
【0038】例えば、100MHzの周波数を発振部2
に設定した場合、移相部14aの周波数特性が100〜
200MHz、移相部14bの周波数特性が200〜4
00MHz、移相部14cの周波数特性が400〜80
0MHzとすると、コンピュータ1はスイッチ13を発
振部2と移相部14aが接続するように、スイッチ15
を移相部14aと乗算部12bが接続するように切り替
える。
に設定した場合、移相部14aの周波数特性が100〜
200MHz、移相部14bの周波数特性が200〜4
00MHz、移相部14cの周波数特性が400〜80
0MHzとすると、コンピュータ1はスイッチ13を発
振部2と移相部14aが接続するように、スイッチ15
を移相部14aと乗算部12bが接続するように切り替
える。
【0039】発振部2はコンピュータ1から設定された
周波数で図2(a)のように常時一定周波数の連続波を
出力する。図2(b)のように,コンピュータ1から制
御部15に送信トリガが入力すると、制御部15が送信
トリガに同期して図2(c)に示す発振器2の周波数の
数十周期分の時間幅のON、OFF信号をアナログスイ
ッチ3に送信し、またこの信号より早くオンになり遅く
オフになる図2(d)に示す切り替え信号をアナログス
イッチ10に出力する。
周波数で図2(a)のように常時一定周波数の連続波を
出力する。図2(b)のように,コンピュータ1から制
御部15に送信トリガが入力すると、制御部15が送信
トリガに同期して図2(c)に示す発振器2の周波数の
数十周期分の時間幅のON、OFF信号をアナログスイ
ッチ3に送信し、またこの信号より早くオンになり遅く
オフになる図2(d)に示す切り替え信号をアナログス
イッチ10に出力する。
【0040】アナログスイッチ3は前記信号のON、O
FFに対応して切り替わりONの時は発振器2の発生し
た信号がアナログスイッチ10に出力される。アナログ
スイッチ10は、制御部18から送出された図2(d)
に示すバーストゲート信号がオンの時はアナログスイッ
チ3の側へ、オフの時は前記増幅器11側へ切り替わ
る。こうして図2(e)に示す送信バースト信号がつく
られる。送信バスート信号は、アナログスイッチ10を
通りトランスデューサ4に印加される。送信バースト信
号はトランスデューサ4で電気音響変換され超音波に変
換される。この超音波は、音響レンズ5を伝播し収束さ
れてカプラ液体9を通り試料6に入射する。入射した超
音波は、試料6で反射され、再びカプラ液体9、音響レ
ンズ5を伝播してトランスデューサ4で受信信号に変換
される。
FFに対応して切り替わりONの時は発振器2の発生し
た信号がアナログスイッチ10に出力される。アナログ
スイッチ10は、制御部18から送出された図2(d)
に示すバーストゲート信号がオンの時はアナログスイッ
チ3の側へ、オフの時は前記増幅器11側へ切り替わ
る。こうして図2(e)に示す送信バースト信号がつく
られる。送信バスート信号は、アナログスイッチ10を
通りトランスデューサ4に印加される。送信バースト信
号はトランスデューサ4で電気音響変換され超音波に変
換される。この超音波は、音響レンズ5を伝播し収束さ
れてカプラ液体9を通り試料6に入射する。入射した超
音波は、試料6で反射され、再びカプラ液体9、音響レ
ンズ5を伝播してトランスデューサ4で受信信号に変換
される。
【0041】受信信号はすでに前置増幅器11側に切り
替わっているアナログスイッチ10を通り前置増幅器1
1で増幅されて乗算部12a、12bに入力される。乗
算部12aでは発振器2の出力する連続波を参照信号と
して受信信号との乗算を行ないその結果を出力する、一
方、発振器2の出力する連続波がスイッチ13で選択さ
れた移相部14aで位相が90°遅れた信号となり、ス
イッチ15を通って第2参照信号となり、乗算部12b
で受信信号の乗算されその結果が出力される。
替わっているアナログスイッチ10を通り前置増幅器1
1で増幅されて乗算部12a、12bに入力される。乗
算部12aでは発振器2の出力する連続波を参照信号と
して受信信号との乗算を行ないその結果を出力する、一
方、発振器2の出力する連続波がスイッチ13で選択さ
れた移相部14aで位相が90°遅れた信号となり、ス
イッチ15を通って第2参照信号となり、乗算部12b
で受信信号の乗算されその結果が出力される。
【0042】発振部2の送信する周波数をω、反射波の
位相遅れをφとする。乗算部12aの出力と乗算部12
bの出力はそれぞれローパスフィルター16a、16b
で2ω成分が除去されて、cosφ、sinφに相当す
る直流成分のみが残る。
位相遅れをφとする。乗算部12aの出力と乗算部12
bの出力はそれぞれローパスフィルター16a、16b
で2ω成分が除去されて、cosφ、sinφに相当す
る直流成分のみが残る。
【0043】検波前の受信信号を図2(f)に、ローパ
スフィルター16aの検波出力を図2(g)に、ローパ
スフィルター16bの出力を図2(h)に示す。実際の
受信信号は、検波前では図2(f)のように試料反射の
他に送信漏れ、レンズ第1反射、レンズ第2反射等が含
まれており、連続波ではなくバースト波であるので、位
相検波出力は図2(g)、(h)のようなそれぞれの反
射に対応した矩形波となる。
スフィルター16aの検波出力を図2(g)に、ローパ
スフィルター16bの出力を図2(h)に示す。実際の
受信信号は、検波前では図2(f)のように試料反射の
他に送信漏れ、レンズ第1反射、レンズ第2反射等が含
まれており、連続波ではなくバースト波であるので、位
相検波出力は図2(g)、(h)のようなそれぞれの反
射に対応した矩形波となる。
【0044】この中から試料反射を取り出すために図2
(i)のような送信トリガに対して時間Tdだけ遅れた
タイミングでA/D変換トリガ信号を制御部18でつく
りA/D変換部17a、17bのトリガ信号としてそれ
ぞれの検波出力をサンプリングしてA/D変換し、その
試料反射波の位相検波出力をデジタル信号に変換してコ
ンピュータ1内のメモリに記憶する。
(i)のような送信トリガに対して時間Tdだけ遅れた
タイミングでA/D変換トリガ信号を制御部18でつく
りA/D変換部17a、17bのトリガ信号としてそれ
ぞれの検波出力をサンプリングしてA/D変換し、その
試料反射波の位相検波出力をデジタル信号に変換してコ
ンピュータ1内のメモリに記憶する。
【0045】前記送信とA/D変換のトリガ信号の時間
遅延量Tdはコンピュータ1から制御部18に対して設
定可能となっている。Z走査部19は、コンピュータ1
からの指令で音響レンズ5と試料6の距離を変化させ合
焦等の調節を行う。
遅延量Tdはコンピュータ1から制御部18に対して設
定可能となっている。Z走査部19は、コンピュータ1
からの指令で音響レンズ5と試料6の距離を変化させ合
焦等の調節を行う。
【0046】V(z)測定を行うときは初めにオシロス
コープ等を見ながら受信信号上の試料反射の位置にA/
D変換のタイミングTdをあわせる。Z走査部19で音
響レンズ5と試料6の距離を変化させその移動量をZ測
距部20で測定しながら上記の処理を繰り返し行い試料
反射の複素情報cosφ、sinφをZの移動量と共に
コンピュータ1に取り込む。A/D変換のタイミングは
音響レンズ5と試料6の距離によって変化する。測定開
始の位置からのZ移動量をΔz、タイミングのズレをΔ
Td、カプラの音速をvとすれば、A/D変換のタイミ
ングを以下の式からコンピュータ1で計算してタイミン
グを変化させる。
コープ等を見ながら受信信号上の試料反射の位置にA/
D変換のタイミングTdをあわせる。Z走査部19で音
響レンズ5と試料6の距離を変化させその移動量をZ測
距部20で測定しながら上記の処理を繰り返し行い試料
反射の複素情報cosφ、sinφをZの移動量と共に
コンピュータ1に取り込む。A/D変換のタイミングは
音響レンズ5と試料6の距離によって変化する。測定開
始の位置からのZ移動量をΔz、タイミングのズレをΔ
Td、カプラの音速をvとすれば、A/D変換のタイミ
ングを以下の式からコンピュータ1で計算してタイミン
グを変化させる。
【0047】 ΔTd=2Δz/v (7) このように本発明によれば、移相部を高周波バースト信
号の周波数に応じて自動的に切り替えることができ、広
い周波数にわたって超音波の試料からの反射の複素情報
を測定できる。
号の周波数に応じて自動的に切り替えることができ、広
い周波数にわたって超音波の試料からの反射の複素情報
を測定できる。
【0048】次に、本発明の第2実施例に係る超音波測
定装置について説明する。図3は、第2実施例の要部の
構成を示す図である。本実施例は、上記した第1実施例
における移相部の切替えスイッチの構成を変形した例で
あり、その他の構成はコンピュータ1の処理内容を除い
て第1実施例と同様である。ここでは、移相部の切替え
スイッチの構成及び動作についてのみ説明する。
定装置について説明する。図3は、第2実施例の要部の
構成を示す図である。本実施例は、上記した第1実施例
における移相部の切替えスイッチの構成を変形した例で
あり、その他の構成はコンピュータ1の処理内容を除い
て第1実施例と同様である。ここでは、移相部の切替え
スイッチの構成及び動作についてのみ説明する。
【0049】本実施例では、移相部14a、14b、1
4cの入力切替えスイッチ13の代わり半導体スイッチ
301a、301bを備え、出力切替えスイッチ15の
代わり半導体スイッチ302a、302bを備えてい
る。一般に、超音波顕微鏡で使用される100MHz以
上の周波数を切り替える半導体スイッチは、1入力、2
出力(接続状態によっては逆)であるので図3に示す如
く3つの移相部を切り替える場合は、2段重ねに構成に
する必要がある。
4cの入力切替えスイッチ13の代わり半導体スイッチ
301a、301bを備え、出力切替えスイッチ15の
代わり半導体スイッチ302a、302bを備えてい
る。一般に、超音波顕微鏡で使用される100MHz以
上の周波数を切り替える半導体スイッチは、1入力、2
出力(接続状態によっては逆)であるので図3に示す如
く3つの移相部を切り替える場合は、2段重ねに構成に
する必要がある。
【0050】すなわち、一方の入力側半導体スイッチ3
01aは、その入力端子が発振部2に接続され、第1の
出力端子が移相部14aに接続されている。また、他方
の入力側半導体スイッチ301bは、その入力端子が入
力側半導体スイッチ301aの第2の出力端子に接続さ
れ、第1の出力端子が移相部14bに接続され、第2の
出力端子が移相部14cに接続されている。
01aは、その入力端子が発振部2に接続され、第1の
出力端子が移相部14aに接続されている。また、他方
の入力側半導体スイッチ301bは、その入力端子が入
力側半導体スイッチ301aの第2の出力端子に接続さ
れ、第1の出力端子が移相部14bに接続され、第2の
出力端子が移相部14cに接続されている。
【0051】また、一方の出力側半導体スイッチ302
aは、その出力端子が乗算部12に接続され、第1の入
力端子が移相部14aに接続されている。他方の出力側
半導体スイッチ302bは、出力端子が出力側半導体ス
イッチ302aの第2の入力端子に接続され、第1の入
力端子が移相部14bに接続され、第2の入力端子が移
相部14cに接続されている。
aは、その出力端子が乗算部12に接続され、第1の入
力端子が移相部14aに接続されている。他方の出力側
半導体スイッチ302bは、出力端子が出力側半導体ス
イッチ302aの第2の入力端子に接続され、第1の入
力端子が移相部14bに接続され、第2の入力端子が移
相部14cに接続されている。
【0052】次に本実施例の作用について説明する。第
1実施例と同様に移相部14a、14b、14cの周波
数特性をそれぞれ100〜200MHz、200〜40
0MHz、400〜800MHzとする。
1実施例と同様に移相部14a、14b、14cの周波
数特性をそれぞれ100〜200MHz、200〜40
0MHz、400〜800MHzとする。
【0053】コンピュータ1に対して発振部2の発振周
波数として300MHzが指示されると、コンピュータ
1から発振部2に周波数300MHzが設定され、それ
と同時にコンピュータ1が移相部14bに発振器2の出
力が入力されるように半導体スイッチ301a、301
bを切り替え、移相部14bの出力が乗算部12bの参
照信号として入力するように半導体スイッチ302a、
302bを切り替える。以後、第1実施例と同様に動作
することにより、300MHzの周波数の超音波試料反
射の複素情報が得られる。
波数として300MHzが指示されると、コンピュータ
1から発振部2に周波数300MHzが設定され、それ
と同時にコンピュータ1が移相部14bに発振器2の出
力が入力されるように半導体スイッチ301a、301
bを切り替え、移相部14bの出力が乗算部12bの参
照信号として入力するように半導体スイッチ302a、
302bを切り替える。以後、第1実施例と同様に動作
することにより、300MHzの周波数の超音波試料反
射の複素情報が得られる。
【0054】次に、周波数500MHzがコンピュータ
1から発振部2に設定され、それと同時にコンピュータ
1が移相部14cに発振器の信号が入力されるように半
導体スイッチ301a、301bを切り替え、移相部1
4cの出力が乗算部12bの参照信号となるように半導
体スイッチ302a、302bを切り替える。以後、第
1実施例と同様に動作して500MHzの周波数の超音
波試料反射の複素情報が得られる。
1から発振部2に設定され、それと同時にコンピュータ
1が移相部14cに発振器の信号が入力されるように半
導体スイッチ301a、301bを切り替え、移相部1
4cの出力が乗算部12bの参照信号となるように半導
体スイッチ302a、302bを切り替える。以後、第
1実施例と同様に動作して500MHzの周波数の超音
波試料反射の複素情報が得られる。
【0055】以上の動作を音響レンズ5と試料6の距離
をZ走査部19で変化させながら交互に周波数を切り替
える。半導体スイッチの切り替え時間は数[nsec]
程度であるため、機械的なスイッチが数10[mse
c]の切換時間を要するのに比べて非常に高速である。
従って、機械的なスイッチで移相部を切換えて1つの周
波数の複素V(z)曲線を測定する時間があれば、1度
のV(z)測定で2つの周波数又はそれ以上の周波数で
複素V(z)曲線が得られる。
をZ走査部19で変化させながら交互に周波数を切り替
える。半導体スイッチの切り替え時間は数[nsec]
程度であるため、機械的なスイッチが数10[mse
c]の切換時間を要するのに比べて非常に高速である。
従って、機械的なスイッチで移相部を切換えて1つの周
波数の複素V(z)曲線を測定する時間があれば、1度
のV(z)測定で2つの周波数又はそれ以上の周波数で
複素V(z)曲線が得られる。
【0056】以上のように本実施例によれば、周波数特
性の異なった複数の移相部の切り替えを半導体スイッチ
で行うので周波数の切り替えが高速になり、短時間のう
ちに1度のV(z)測定で複数の周波数のV(z)曲線
が得られる。
性の異なった複数の移相部の切り替えを半導体スイッチ
で行うので周波数の切り替えが高速になり、短時間のう
ちに1度のV(z)測定で複数の周波数のV(z)曲線
が得られる。
【0057】なお、この実施例では移相部が3つの場合
を述べたがこれに限定されるものではない。測定する周
波数の帯域に応じ幾つでも半導体スイッチと移相部を加
えても良い。また、発振部によって周波数の切り替えが
高速でないものもあるがこの様なときは複数の発振周波
数の異なった発振部を半導体スイッチで切り替える構成
にすることも考えられる。
を述べたがこれに限定されるものではない。測定する周
波数の帯域に応じ幾つでも半導体スイッチと移相部を加
えても良い。また、発振部によって周波数の切り替えが
高速でないものもあるがこの様なときは複数の発振周波
数の異なった発振部を半導体スイッチで切り替える構成
にすることも考えられる。
【0058】次に、本発明の第3実施例に係る超音波測
定装置について説明する。図4は、第3実施例の要部の
構成を示す図である。本実施例は、上記した第1実施例
における移相部の構成を変形した例であり、その他の構
成は第1実施例と同様である。
定装置について説明する。図4は、第3実施例の要部の
構成を示す図である。本実施例は、上記した第1実施例
における移相部の構成を変形した例であり、その他の構
成は第1実施例と同様である。
【0059】本実施例では、第1実施例の移相部14
a、14b、14c・・・の代わりにそれぞれ違った遅
延時間をもつ遅延部401a、401b、401c・・
・を使用している。
a、14b、14c・・・の代わりにそれぞれ違った遅
延時間をもつ遅延部401a、401b、401c・・
・を使用している。
【0060】切替えスイッチ13にはそれぞれ異なった
時間遅延させる遅延部401a、401b、401c・
・・が接続されそれぞれの出力は切替えスイッチ15が
接続されている。それぞれの時間遅延量は、例えば、遅
延部401aを100〜200MHzで使用するとすれ
ば、遅延部401aは150MHzで位相が90°遅れ
るように設定する。このとき100MHzの位相遅れは
60°、200MHzで120°になる。同様に遅延部
401bを200〜400MHzで使用するとすれば、
遅延部401bは300MHzで位相が90°遅れるよ
うに設定し、200MHzで60°、400MHzで1
20°の位相遅れとなる。遅延部401cは400〜8
00MHzの周波数で使用するなら、遅延部401cは
600MHzで位相が90°遅れるように設定され、4
00MHzで60°、800MHzで120°位相が遅
れる。それぞれの遅延部を例えば50Ωのケーブルで構
成すればそれぞれ33.3cm、16.7cm、8.3
3cmの長さになる。この時のそれぞれの時間遅延は
1.66667[nsec]、0.833333[ns
ec]、0.4166667[nsec]である。その
他の構成は第1実施例と同じである。
時間遅延させる遅延部401a、401b、401c・
・・が接続されそれぞれの出力は切替えスイッチ15が
接続されている。それぞれの時間遅延量は、例えば、遅
延部401aを100〜200MHzで使用するとすれ
ば、遅延部401aは150MHzで位相が90°遅れ
るように設定する。このとき100MHzの位相遅れは
60°、200MHzで120°になる。同様に遅延部
401bを200〜400MHzで使用するとすれば、
遅延部401bは300MHzで位相が90°遅れるよ
うに設定し、200MHzで60°、400MHzで1
20°の位相遅れとなる。遅延部401cは400〜8
00MHzの周波数で使用するなら、遅延部401cは
600MHzで位相が90°遅れるように設定され、4
00MHzで60°、800MHzで120°位相が遅
れる。それぞれの遅延部を例えば50Ωのケーブルで構
成すればそれぞれ33.3cm、16.7cm、8.3
3cmの長さになる。この時のそれぞれの時間遅延は
1.66667[nsec]、0.833333[ns
ec]、0.4166667[nsec]である。その
他の構成は第1実施例と同じである。
【0061】次に本実施例の作用について説明する。コ
ンピュータ1から発振部2に周波数が設定されると同時
にコンピュータ1はその周波数帯域で使用する遅延部に
発振器2の連続波が入力されるようにスイッチ13を切
り替え、選択した遅延部の出力が乗算部12bの参照信
号となるようにスイッチ15を切り替える。
ンピュータ1から発振部2に周波数が設定されると同時
にコンピュータ1はその周波数帯域で使用する遅延部に
発振器2の連続波が入力されるようにスイッチ13を切
り替え、選択した遅延部の出力が乗算部12bの参照信
号となるようにスイッチ15を切り替える。
【0062】例えば、周波数120MHzの時は遅延部
401aに発振部2の連続波が入力するようにスイッチ
13を、乗算部12bの遅延部401aの出力が入力さ
れるようにスイッチ15を切り替える。
401aに発振部2の連続波が入力するようにスイッチ
13を、乗算部12bの遅延部401aの出力が入力さ
れるようにスイッチ15を切り替える。
【0063】このような設定の下に得られる位相検波の
情報は、遅延部の遅延時間をΔt、発振部2の周波数を
ωとすれば(3)(4)式のようになる。これから
(5)(6)式より反射信号の複素情報sinφ、co
sφを得ることができる。
情報は、遅延部の遅延時間をΔt、発振部2の周波数を
ωとすれば(3)(4)式のようになる。これから
(5)(6)式より反射信号の複素情報sinφ、co
sφを得ることができる。
【0064】以上のように本実施例によれば、位相を変
化させる移相部の代わりに遅延部を使うことで比較的安
価に位相遅れ機能を持たせることができるだけでなく、
周波数に応じて遅延部を切り替えることで従来のように
変化する位相が小さすぎてS/N比が悪く精度が落ちた
り、位相変化が大きすぎて360°を越えたりすること
がなくなるため高精度で信頼性の高い測定が可能にな
る。
化させる移相部の代わりに遅延部を使うことで比較的安
価に位相遅れ機能を持たせることができるだけでなく、
周波数に応じて遅延部を切り替えることで従来のように
変化する位相が小さすぎてS/N比が悪く精度が落ちた
り、位相変化が大きすぎて360°を越えたりすること
がなくなるため高精度で信頼性の高い測定が可能にな
る。
【0065】尚、本発明は、上記の各実施例に限定され
るものではない。実施例ではいずれも参照信号として発
振器の信号とこれを位相変化させた信号の2つを使って
位相検波しているが特開平5−26854の様にそれぞ
れ位相変化の異なる参照信号を3つ以上使って位相検波
する事も考えられる。
るものではない。実施例ではいずれも参照信号として発
振器の信号とこれを位相変化させた信号の2つを使って
位相検波しているが特開平5−26854の様にそれぞ
れ位相変化の異なる参照信号を3つ以上使って位相検波
する事も考えられる。
【0066】また、位相検波出力から反射波の位相と強
度を演算しているが、反射強度はピーク検波で検出し、
位相のみを位相検波出力から検出することも考えられ
る。X−Y走査部を備えて2次元走査しながら測定を繰
り返すことで2次元の反射波の強度と位相の測定も行う
ことができる。本発明は上記実施例に限定されるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々変形実
施可能である。
度を演算しているが、反射強度はピーク検波で検出し、
位相のみを位相検波出力から検出することも考えられ
る。X−Y走査部を備えて2次元走査しながら測定を繰
り返すことで2次元の反射波の強度と位相の測定も行う
ことができる。本発明は上記実施例に限定されるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々変形実
施可能である。
【0067】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、位
相検波の参照波を位相変化させる移相部を超音波の使用
周波数によって切り替えるようにしたので、非常に広い
周波数帯域で試料からの反射信号の複素情報を得ること
ができる。
相検波の参照波を位相変化させる移相部を超音波の使用
周波数によって切り替えるようにしたので、非常に広い
周波数帯域で試料からの反射信号の複素情報を得ること
ができる。
【0068】また、発明によれば、切り替え手段を高速
な半導体スイッチにする事で、短時間のうちに1回のV
(z)測定で複数の周波数での複素V(z)曲線を得る
ことができ、1回の2次元X−Y走査により複数の周波
数での複素超音波画像を得ることが可能である。
な半導体スイッチにする事で、短時間のうちに1回のV
(z)測定で複数の周波数での複素V(z)曲線を得る
ことができ、1回の2次元X−Y走査により複数の周波
数での複素超音波画像を得ることが可能である。
【0069】また、発明によれば、位相検波の参照波と
して基準波を一定時間遅延させてつくり遅延時間の異な
った遅延部を周波数に応じて切り替えるようにしたの
で、非常に安価な構成で位相変化が出来るだけでなく、
従来この構成では不可能であった広い周波数について高
精度な超音波の複素情報が得られることである。
して基準波を一定時間遅延させてつくり遅延時間の異な
った遅延部を周波数に応じて切り替えるようにしたの
で、非常に安価な構成で位相変化が出来るだけでなく、
従来この構成では不可能であった広い周波数について高
精度な超音波の複素情報が得られることである。
【図1】本発明の第1実施例に係る超音波測定装置の構
成図である。
成図である。
【図2】図1に示す超音波測定装置の動作を表すタイム
チャートである。
チャートである。
【図3】本発明の第2実施例に係る超音波測定装置の要
部の構成図である。
部の構成図である。
【図4】本発明の第3実施例に係る超音波測定装置の要
部の構成図である。
部の構成図である。
【図5】従来の超音波測定装置の構成図である。
1…コンピュータ、2…発振部、4…トランスデュー
サ、5…音響レンズ、12a,12b…乗算部、13…
入力切り替えスイッチ、14a〜14c…移相部、15
…出力切り替えスイッチ、18…制御部、31a,31
b…入力側半導体スイッチ、32a,32b…出力側半
導体スイッチ、41a〜41b…遅延部。
サ、5…音響レンズ、12a,12b…乗算部、13…
入力切り替えスイッチ、14a〜14c…移相部、15
…出力切り替えスイッチ、18…制御部、31a,31
b…入力側半導体スイッチ、32a,32b…出力側半
導体スイッチ、41a〜41b…遅延部。
Claims (6)
- 【請求項1】 高周波バースト波を発生させると共にそ
の高周波バースト波の周波数を変更可能なバースト波発
生手段と、 前記バースト波発生手段で発生させた高周波バースト波
を超音波に変換し微小スポットに収束させて試料へ入射
し、該試料からの反射波を電気的な受信信号に変換する
超音波送受信手段と、 互いに周波数範囲の異なる複数の周波数特性を有し、前
記高周波バースト波と同一周波数の基準信号をいずれか
の周波数特性において位相変化させる移相手段と、 前記移相手段において前記基準信号の位相変化に使用す
べき周波数特性を前記高周波バースト波の周波数に応じ
て切り替える切替え手段と、 前記移相手段で位相変化させた基準信号が参照波として
与えられ、前記超音波送受信手段から出力される受信信
号を前記参照波を用いて位相検波する検波手段と、 前記検波手段の位相検波出力を記憶する手段と、 超音波の入射方向をZ軸とし、Z軸方向に前記超音波送
受信手段と試料の相対距離を変化させる駆動手段とを備
えたことを特徴とする超音波測定装置。 - 【請求項2】 前記バースト波発生手段は、高周波連続
波を発生させると共にその発振周波数が可変な少なくと
も1つの発振器と、この発振器で発生させた高周波連続
波を切り出して高周波バースト波に変換するバースト波
変換手段とからなり、 前記移相手段は、前記発振器で発生させた高周波連続波
が前記基準信号として入力されることを特徴とするは請
求項1記載の超音波測定装置。 - 【請求項3】 前記移相手段は、前記基準信号を90°
変化させる90°ハイブリッド回路を複数併設してなる
ことを特徴とする請求項1記載の超音波測定装置。 - 【請求項4】 前記移相手段は、前記基準信号を一定時
間遅延させる遅延素子を複数併設してなることを特徴と
する請求項1記載の超音波測定装置。 - 【請求項5】 前記遅延素子は、50Ωのインピーダン
スを持つケーブルであることを特徴とする請求項4記載
の超音波測定装置。 - 【請求項6】 前記切替え手段は、併設された複数の9
0°ハイブリッド回路または遅延素子の入力段と前記バ
ースト波発生手段との間に設けられた入力切り替えスイ
ッチと、併設された複数の90°ハイブリッド回路また
は遅延素子の出力段と前記検波手段との間に設けられ前
記入力切替えスイッチと連動する出力切替えスイッチと
を有し、前記入力切替えスイッチおよび前記出力切替え
スイッチが半導体スイッチで構成されていることを特徴
とする請求項1記載の超音波測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6182496A JPH0843365A (ja) | 1994-08-03 | 1994-08-03 | 超音波測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6182496A JPH0843365A (ja) | 1994-08-03 | 1994-08-03 | 超音波測定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0843365A true JPH0843365A (ja) | 1996-02-16 |
Family
ID=16119314
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6182496A Withdrawn JPH0843365A (ja) | 1994-08-03 | 1994-08-03 | 超音波測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0843365A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008151520A (ja) * | 2006-12-14 | 2008-07-03 | Toppan Printing Co Ltd | 球状表面弾性波素子を用いた計測装置 |
| US7538635B2 (en) | 2005-04-11 | 2009-05-26 | Ntt Docomo, Inc. | Quadrature hybrid circuit having variable reactances at the four ports thereof |
-
1994
- 1994-08-03 JP JP6182496A patent/JPH0843365A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7538635B2 (en) | 2005-04-11 | 2009-05-26 | Ntt Docomo, Inc. | Quadrature hybrid circuit having variable reactances at the four ports thereof |
| JP2008151520A (ja) * | 2006-12-14 | 2008-07-03 | Toppan Printing Co Ltd | 球状表面弾性波素子を用いた計測装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20011106 |