JPH084350B2 - Pal方式カラ−映像信号の再生装置 - Google Patents
Pal方式カラ−映像信号の再生装置Info
- Publication number
- JPH084350B2 JPH084350B2 JP62008750A JP875087A JPH084350B2 JP H084350 B2 JPH084350 B2 JP H084350B2 JP 62008750 A JP62008750 A JP 62008750A JP 875087 A JP875087 A JP 875087A JP H084350 B2 JPH084350 B2 JP H084350B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- phase
- carrier
- color signal
- frequency
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【発明の詳細な説明】 以下の順序に従って本発明を説明する。
A.産業上の利用分野 B.発明の概要 C.背景技術[第3図乃至第8図] D.発明が解決しようとする問題点 E.問題点を解決するための手段 F.作用 G.実施例[第1図、第2図] a.回路構成[第1図] b.回路動作[第2図] H.発明の効果 (A.産業上の利用分野) 本発明はPAL方式カラー映像信号の再生装置、特に変
速再生時にトラックジャンプによって狂うカラーアライ
メントを補正するようにしたPAL方式カラー映像信号の
再生装置に関する。
速再生時にトラックジャンプによって狂うカラーアライ
メントを補正するようにしたPAL方式カラー映像信号の
再生装置に関する。
(B.発明の概要) 本発明は、低域変換されて記録され再生後に元の信号
に周波数変換された搬送色信号と、該搬送路信号をその
周波数の2倍の周波数の周波数変換用搬送波を用いて周
波数変換することによりV軸上で位相反転した位相反転
搬送色信号とをトラックジャンプ時に切換えて出力する
ようにしてなるPAL方式カラー映像信号の再生装置にお
いて、 トラックジャンプ時に、切換えて出力されるところの
搬送色信号(上記位相反転が為されていない搬送色信
号。以後これを「スルー搬送色信号」という。)と、V
軸反転(以下「V反転」と称す)搬送色信号との間の位
相のずれによってフリッカが生じるのを防止するため、 上記スルー搬送色信号と上記V反転搬送色信号とを位
相比較し、この位相比較結果に基づいて上記周波数変換
用搬送波の位相を調整することにより搬送色信号と、V
反転搬送色信号との間の位相関係の狂いをなくすように
したものである。
に周波数変換された搬送色信号と、該搬送路信号をその
周波数の2倍の周波数の周波数変換用搬送波を用いて周
波数変換することによりV軸上で位相反転した位相反転
搬送色信号とをトラックジャンプ時に切換えて出力する
ようにしてなるPAL方式カラー映像信号の再生装置にお
いて、 トラックジャンプ時に、切換えて出力されるところの
搬送色信号(上記位相反転が為されていない搬送色信
号。以後これを「スルー搬送色信号」という。)と、V
軸反転(以下「V反転」と称す)搬送色信号との間の位
相のずれによってフリッカが生じるのを防止するため、 上記スルー搬送色信号と上記V反転搬送色信号とを位
相比較し、この位相比較結果に基づいて上記周波数変換
用搬送波の位相を調整することにより搬送色信号と、V
反転搬送色信号との間の位相関係の狂いをなくすように
したものである。
(C.背景技術)[第3図乃至第8図] 普及型の家庭用VTRやいわゆる8ミリビデオと呼ばれ
るカメラと一体型のVTRの場合、カラー映像信号の記録
にあたって輝度信号はFM変調して比較的高い帯域にもっ
てゆき、搬送色信号はその低域側に周波数変換して記録
するようにしている。
るカメラと一体型のVTRの場合、カラー映像信号の記録
にあたって輝度信号はFM変調して比較的高い帯域にもっ
てゆき、搬送色信号はその低域側に周波数変換して記録
するようにしている。
ところで、このVTRによってPAL方式の映像信号を記録
再生する場合に、PAL方式の搬送色信号は一方の変調色
信号が1水平区間毎に反転していることに注意しなけれ
ばならない。即ちPAL方式のカラー映像信号の搬送色信
号は第3図に示すように、ある1つのおきの水平区間で
は、 F+=(EB−EY)+j(ER−EY) で表され、残りの1つおきの水平区間では、 F-=(EB−EY)−j(ER−EY) で表わされるようになり、赤の色差信号の変調信号の位
相が1水平区間毎に反転しており、これに対応して信号
F+に対してはB−Y軸に対して135゜進んだ位相のバー
スト信号B+が挿入され、信号F-に対してはB−Y軸に対
して135゜遅れた位相のバースト信号B-が挿入されてい
る。B−Y軸をU軸と称し、R−Y軸をV軸と称し、あ
る1つおきの水平区間の搬送色信号に対して残りの1つ
おきの水平区間の搬送色信号についての上述した位相反
転をV反転と称する。
再生する場合に、PAL方式の搬送色信号は一方の変調色
信号が1水平区間毎に反転していることに注意しなけれ
ばならない。即ちPAL方式のカラー映像信号の搬送色信
号は第3図に示すように、ある1つのおきの水平区間で
は、 F+=(EB−EY)+j(ER−EY) で表され、残りの1つおきの水平区間では、 F-=(EB−EY)−j(ER−EY) で表わされるようになり、赤の色差信号の変調信号の位
相が1水平区間毎に反転しており、これに対応して信号
F+に対してはB−Y軸に対して135゜進んだ位相のバー
スト信号B+が挿入され、信号F-に対してはB−Y軸に対
して135゜遅れた位相のバースト信号B-が挿入されてい
る。B−Y軸をU軸と称し、R−Y軸をV軸と称し、あ
る1つおきの水平区間の搬送色信号に対して残りの1つ
おきの水平区間の搬送色信号についての上述した位相反
転をV反転と称する。
このPAL方式のカラー映像信号の色復調を行うに当た
っては、VTRから再生されたカラー映像信号がテレビジ
ョン受像機に供給されるに当たって、上述のように1水
平区間毎に正しく一方の変調色信号即ち赤の色差信号の
変調の位相が1水平区間毎に反転している必要がある。
VTRの通常の再生時には、この変調色信号の反転の連続
性については問題なく考慮されているが、高速再生やス
ローモーション再生等のように複数のトラックにまたが
って回転ヘッドが走査するような場合には、この1水平
区間毎の反転の連続性が損なわれることがある。この点
について具体的に説明する。
っては、VTRから再生されたカラー映像信号がテレビジ
ョン受像機に供給されるに当たって、上述のように1水
平区間毎に正しく一方の変調色信号即ち赤の色差信号の
変調の位相が1水平区間毎に反転している必要がある。
VTRの通常の再生時には、この変調色信号の反転の連続
性については問題なく考慮されているが、高速再生やス
ローモーション再生等のように複数のトラックにまたが
って回転ヘッドが走査するような場合には、この1水平
区間毎の反転の連続性が損なわれることがある。この点
について具体的に説明する。
第4図はPAL方式のカラー映像信号対応のβフォーマ
ットのVTRのトラックパターンの一例を示すもので、1
本おきのトラックTA1、TA2・・・は2個の回転ヘッドの
内の一方の回転ヘッドHAによって記録されるトラック
を、TB1、TB2・・・は他方のアジマス角がヘッドHAとは
異なる回転ヘッドHBによって記録されるトラックをそれ
ぞれ示しており、また図中矢印で示すのは記録された搬
送色信号中のバースト信号1水平区間(1H)毎の位相を
示している。なお、実際に記録される信号は隣接トラッ
ク間における搬送色信号のクロストーク除去のため、搬
送色信号は例えばトラックTA1、TA2、・・・においては
1水平区間ごとに副搬送波の位相が反転されて記録さ
れ、残りの1本おきのトラックTB1、TB2・・・において
は副搬送波がそのままの位相で記録されているので実際
の記録パターン上のバースト信号の位相を示すものでは
なく、再生時、トラックTA1、、TA2・・・に対して位相
復元されたものとした場合として示してある。
ットのVTRのトラックパターンの一例を示すもので、1
本おきのトラックTA1、TA2・・・は2個の回転ヘッドの
内の一方の回転ヘッドHAによって記録されるトラック
を、TB1、TB2・・・は他方のアジマス角がヘッドHAとは
異なる回転ヘッドHBによって記録されるトラックをそれ
ぞれ示しており、また図中矢印で示すのは記録された搬
送色信号中のバースト信号1水平区間(1H)毎の位相を
示している。なお、実際に記録される信号は隣接トラッ
ク間における搬送色信号のクロストーク除去のため、搬
送色信号は例えばトラックTA1、TA2、・・・においては
1水平区間ごとに副搬送波の位相が反転されて記録さ
れ、残りの1本おきのトラックTB1、TB2・・・において
は副搬送波がそのままの位相で記録されているので実際
の記録パターン上のバースト信号の位相を示すものでは
なく、再生時、トラックTA1、、TA2・・・に対して位相
復元されたものとした場合として示してある。
ところで、このテープパターンにおいては、水平のア
ライメントが1HであるためPALカラー映像信号のカラー
アライメントはとられていない。このため、高速再生モ
ードにおいて第4図で破線で示すような軌跡を回転ヘッ
ドHAが描いて走査した場合、その再生信号の取り出しは
例えば同図のa点においてトラックTA1からトラックTA2
ヘジャンプする。この高速再生によって得られた再生信
号中のバースト信号の位相をみてみると、第5図Aに示
すようにこのトラックジャンプの時点aにおいてバース
ト信号の1水平区間毎の反転の連続性(以下、バースト
信号のシーケンスという)は逆になってしまう。したが
って、このようになったPALカラー映像信号をモニタ受
信機に供給して映像を再生しようとする、画面上で正し
い色再生が行われなくなってしまう。
ライメントが1HであるためPALカラー映像信号のカラー
アライメントはとられていない。このため、高速再生モ
ードにおいて第4図で破線で示すような軌跡を回転ヘッ
ドHAが描いて走査した場合、その再生信号の取り出しは
例えば同図のa点においてトラックTA1からトラックTA2
ヘジャンプする。この高速再生によって得られた再生信
号中のバースト信号の位相をみてみると、第5図Aに示
すようにこのトラックジャンプの時点aにおいてバース
ト信号の1水平区間毎の反転の連続性(以下、バースト
信号のシーケンスという)は逆になってしまう。したが
って、このようになったPALカラー映像信号をモニタ受
信機に供給して映像を再生しようとする、画面上で正し
い色再生が行われなくなってしまう。
以上はベータ方式のVTRによってPAL映像信号を記録再
生する場合について説明したが、いわゆる8ミリビデオ
の規格においても同様に水平のアライメントが1Hあるい
は2Hであるため、カラーアライメントはとられておらず
同様の問題が生じる。
生する場合について説明したが、いわゆる8ミリビデオ
の規格においても同様に水平のアライメントが1Hあるい
は2Hであるため、カラーアライメントはとられておらず
同様の問題が生じる。
そこで、低域変換されていた搬送色信号を元の周波数
(4.43MHz)に位相復元を伴うように周波数変換し、く
し型フィルタ等によって隣接トラック間のクロストーク
を除去した後、搬送色信号を1H−λ/4(λ;サブキャリ
アの波長)遅延させる遅延手段を設け、シーケンスが正
しいときは、その遅延手段を通らない搬送色信号を出力
し、シーケンスが逆になったときはその遅延手段を通っ
て遅延された搬送色信号を出力するようにする試みが為
された。この場合シーケンスが正しいか逆転しているか
を検出するシーケンス検出回路を必要とするが、このシ
ーケンス検出回路は、上述の低域変換されていたのを周
波数変換によって元の周波数に戻された搬送色信号から
バースト信号をバーストゲート回路により抽出すると共
に、副搬送波を発生する基準発振器の出力を位相反転し
た搬送波をつくり、水平同期信号が到来する毎にV反転
しない方の搬送波を出力したりV反転した方の搬送波を
出力したりする切換をしてシーケンス検出にあたっての
基準となる第5図Bに示す信号をつくり、この信号と、
バーストゲート回路により抽出された信号(第5図Aに
示す)とを位相比較してシーケンスの正逆を判定するよ
うにしたものであり、第5図Cに示すようにシーケンス
が正しいときは正極性の、シーケンスが逆のときは負極
性の判定信号が得られる。これをローパスフィルタに通
してスイッチング制御信号とし、このスイッチング制御
信号により前記遅延手段によって遅延された搬送色信号
と、遅延されないスルー搬送色信号との間の切換の制御
を行うのである。
(4.43MHz)に位相復元を伴うように周波数変換し、く
し型フィルタ等によって隣接トラック間のクロストーク
を除去した後、搬送色信号を1H−λ/4(λ;サブキャリ
アの波長)遅延させる遅延手段を設け、シーケンスが正
しいときは、その遅延手段を通らない搬送色信号を出力
し、シーケンスが逆になったときはその遅延手段を通っ
て遅延された搬送色信号を出力するようにする試みが為
された。この場合シーケンスが正しいか逆転しているか
を検出するシーケンス検出回路を必要とするが、このシ
ーケンス検出回路は、上述の低域変換されていたのを周
波数変換によって元の周波数に戻された搬送色信号から
バースト信号をバーストゲート回路により抽出すると共
に、副搬送波を発生する基準発振器の出力を位相反転し
た搬送波をつくり、水平同期信号が到来する毎にV反転
しない方の搬送波を出力したりV反転した方の搬送波を
出力したりする切換をしてシーケンス検出にあたっての
基準となる第5図Bに示す信号をつくり、この信号と、
バーストゲート回路により抽出された信号(第5図Aに
示す)とを位相比較してシーケンスの正逆を判定するよ
うにしたものであり、第5図Cに示すようにシーケンス
が正しいときは正極性の、シーケンスが逆のときは負極
性の判定信号が得られる。これをローパスフィルタに通
してスイッチング制御信号とし、このスイッチング制御
信号により前記遅延手段によって遅延された搬送色信号
と、遅延されないスルー搬送色信号との間の切換の制御
を行うのである。
ところで、このような技術的試みは搬送色信号を1Hの
遅延させる遅延手段を必要とし、このような遅延手段は
通常、非常に高価でしかも大きなガラス遅延線で構成し
なければならずVTRの低価格化、小型化を防げるという
欠点を有している。そこで、その欠点を解消するための
技術的提案が本願出願人会社によって為され、それが特
開昭60−132494号公報によって公表されている。
遅延させる遅延手段を必要とし、このような遅延手段は
通常、非常に高価でしかも大きなガラス遅延線で構成し
なければならずVTRの低価格化、小型化を防げるという
欠点を有している。そこで、その欠点を解消するための
技術的提案が本願出願人会社によって為され、それが特
開昭60−132494号公報によって公表されている。
第6図はその公表に係るところの遅延線を用いないシ
ーケンス補正回路の概略を示すものであり、同図におい
て51は再生信号から分離された変換色信号の入力端子を
示す。変換色信号は、周波数コンバータ52に供給され、
周波数コンバータ52の出力端子54に取り出される。バン
ドパスフィルタ53は、PAL方式の搬送周波数fsc(≒4.43
MHz)を中心とする通過帯域を有する。バンドパスフィ
ルタ53の出力信号からバーストゲート回路55により分離
されたバースト信号が位相比較回路56に供給される。位
相比較回路56には、例えば、水晶発振器構成の基準発振
器57から周波数fscの基準信号が供給される。
ーケンス補正回路の概略を示すものであり、同図におい
て51は再生信号から分離された変換色信号の入力端子を
示す。変換色信号は、周波数コンバータ52に供給され、
周波数コンバータ52の出力端子54に取り出される。バン
ドパスフィルタ53は、PAL方式の搬送周波数fsc(≒4.43
MHz)を中心とする通過帯域を有する。バンドパスフィ
ルタ53の出力信号からバーストゲート回路55により分離
されたバースト信号が位相比較回路56に供給される。位
相比較回路56には、例えば、水晶発振器構成の基準発振
器57から周波数fscの基準信号が供給される。
位相比較回路56の比較出力がローパスフィルタ(図示
せず)を介してVCO(電圧制御形発振回路)58に制御電
圧として供給される。VCO58の出力信号が図示せずも位
相シフトの制御を受けて周波数コンバータ59に供給さ
れ、また、基準発振器57の出力が周波数コンバータ59に
供給される。この周波数コンバータ59により周波数変換
用の搬送波が形成される。VCO58の中心周波数は、変換
色信号の搬送波周波数fL(例えば732KHz)と等しくされ
ており、従って、周波数コンバータ59からは、(fsc+f
L)(5.17MHz)及び(fsc−fL)(3.7MHz)の夫々の周
波数の成分が発生する。一方の周波数(fsc+fL)の成
分がバントパスフィルタ60により選択されてスイッチ回
路62の一方の入力端子に供給され、他方の周波数(fsc
−fL)の成分がバンドパスフィルタ61により選択されて
スイッチ回路62の他方の入力端子に供給される。
せず)を介してVCO(電圧制御形発振回路)58に制御電
圧として供給される。VCO58の出力信号が図示せずも位
相シフトの制御を受けて周波数コンバータ59に供給さ
れ、また、基準発振器57の出力が周波数コンバータ59に
供給される。この周波数コンバータ59により周波数変換
用の搬送波が形成される。VCO58の中心周波数は、変換
色信号の搬送波周波数fL(例えば732KHz)と等しくされ
ており、従って、周波数コンバータ59からは、(fsc+f
L)(5.17MHz)及び(fsc−fL)(3.7MHz)の夫々の周
波数の成分が発生する。一方の周波数(fsc+fL)の成
分がバントパスフィルタ60により選択されてスイッチ回
路62の一方の入力端子に供給され、他方の周波数(fsc
−fL)の成分がバンドパスフィルタ61により選択されて
スイッチ回路62の他方の入力端子に供給される。
スイッチ回路66の出力信号は、周波数コンバータ52に
供給される。スイッチ回路62はトラックジャンプが検出
される時に出力端子が一方の入力端子と接続されている
状態から他方の入力端子と接続される状態に切り替えら
れる。
供給される。スイッチ回路62はトラックジャンプが検出
される時に出力端子が一方の入力端子と接続されている
状態から他方の入力端子と接続される状態に切り替えら
れる。
変換色信号の搬送波の角周波数をω1とし、PAL方式
の搬送波の角周波数をω2とし、変換色信号の位相をθ
とすると、バントパスフィルタ60からの(ω2+ω1)
の角周波数の変換用搬送波により周波数変換を行うと、
変換後の出力信号は、下式で示されるものとなる。
の搬送波の角周波数をω2とし、変換色信号の位相をθ
とすると、バントパスフィルタ60からの(ω2+ω1)
の角周波数の変換用搬送波により周波数変換を行うと、
変換後の出力信号は、下式で示されるものとなる。
ω2+ω1−(ω1+θ)ω2−θ 一方、(ω2−ω1)の角周波数の変換用搬送波によ
り周波数変換を行った場合は、 ω2−ω1+(ω1+θ)=ω2+θ となる。(θ=0゜)をB−Y軸と考えると、変換用搬
送波の切り替えによって、R−Y軸がB−Y軸に対して
+90゜及び−90゜となり、R−Y軸が反転される。従っ
て、トラックジャンプが検出された時に、スイッチ回路
62を切り替えることで、R−Y軸を反転させることがで
き、R−Y信号のシーケンスを正しいものに補正でき
る。
り周波数変換を行った場合は、 ω2−ω1+(ω1+θ)=ω2+θ となる。(θ=0゜)をB−Y軸と考えると、変換用搬
送波の切り替えによって、R−Y軸がB−Y軸に対して
+90゜及び−90゜となり、R−Y軸が反転される。従っ
て、トラックジャンプが検出された時に、スイッチ回路
62を切り替えることで、R−Y軸を反転させることがで
き、R−Y信号のシーケンスを正しいものに補正でき
る。
ところがこのシーケンス補正回路には切り替え時に位
相ジャンプが発生する欠点があった。
相ジャンプが発生する欠点があった。
というのは、バンドパスフィルタ53が−θBの位相シ
フトを持つ時に、バンドパスフィルタ60からの(ω2+
ω1)の出力がスイッイ回路62により選択されていたと
すると、APC機能により、バンドパスフィルタ53の出力
がω2になるように働く。つまり、周波数コンバータ52
の出力が、 ω2+θB=(ω2+ω1+θB)−ω1 となり、バントパスフィルタ60の出力が ω2+ω1+θB=ω2+(ω1−θB) となるように制御される。従って、VCO858の出力が(ω
1+θB)の状態でAPCが安定している。
フトを持つ時に、バンドパスフィルタ60からの(ω2+
ω1)の出力がスイッイ回路62により選択されていたと
すると、APC機能により、バンドパスフィルタ53の出力
がω2になるように働く。つまり、周波数コンバータ52
の出力が、 ω2+θB=(ω2+ω1+θB)−ω1 となり、バントパスフィルタ60の出力が ω2+ω1+θB=ω2+(ω1−θB) となるように制御される。従って、VCO858の出力が(ω
1+θB)の状態でAPCが安定している。
この状態において、トラックジャンプが発生すると、
バントパスフィルタ60の出力からバントパスフィルタ61
の出力が選択されるように切り換わり、このバントパス
フィルタ61及び周波数コンバータ52の出力が切り換え直
後で夫々下記のものとなる。
バントパスフィルタ60の出力からバントパスフィルタ61
の出力が選択されるように切り換わり、このバントパス
フィルタ61及び周波数コンバータ52の出力が切り換え直
後で夫々下記のものとなる。
ω2−(ω1+θB)=ω2−ω1−θB (ω2−ω1−θB)+ω1=ω2−θB 従ってバントパスフィルタ53の出力は、(ω2−2θ
B)となり、切り替えにより(−2θB)位相がジャン
プする。また、バントパスフィルタ60又はバントパスフ
ィルタ61の位相によっても、同様な理由で位相ジャンプ
が発生する。この位相ジャンプは、再生画像において、
色相の乱れを生じさせる。
B)となり、切り替えにより(−2θB)位相がジャン
プする。また、バントパスフィルタ60又はバントパスフ
ィルタ61の位相によっても、同様な理由で位相ジャンプ
が発生する。この位相ジャンプは、再生画像において、
色相の乱れを生じさせる。
上述の位相ジャンプを補正するために、位相回路を設
けることは、バントパスフィルタの移相量がバラツキを
有するために、良好な補正が困難であり、また、回路構
成の複雑化をひき起こす。
けることは、バントパスフィルタの移相量がバラツキを
有するために、良好な補正が困難であり、また、回路構
成の複雑化をひき起こす。
そこで、1H−λ/4遅延回路あるいは1H遅延回路を必要
とせず、しかもAPC回路のループと独立にR−Y信号の
位相反転のシーケンスの補正回路を設け、トラックジャ
ンプが生じる時の切り換えによって再生画像が乱れるこ
とを防止するようにすることが本願出願人会社により特
願昭60−180274にて提案された。
とせず、しかもAPC回路のループと独立にR−Y信号の
位相反転のシーケンスの補正回路を設け、トラックジャ
ンプが生じる時の切り換えによって再生画像が乱れるこ
とを防止するようにすることが本願出願人会社により特
願昭60−180274にて提案された。
第7図及び第8図はその提案に係るPAL方式カラー映
像信号の再生装置を示すものであり、第7図はカラー映
像信号の再生装置の略全体を示す。同図において、1は
入力端子で、この入力端子1に、一対の回転ヘッドによ
り交互に再生された再生信号が供給される。この再生信
号が再生アンプ2を介してハイパスフィルタ3及びロー
パスフィルタ4に供給される。ハイパスフィルタ3によ
りFM変調された輝度信号が図示せずもFM復調回路等を含
む輝度信号再生回路に供給される。
像信号の再生装置を示すものであり、第7図はカラー映
像信号の再生装置の略全体を示す。同図において、1は
入力端子で、この入力端子1に、一対の回転ヘッドによ
り交互に再生された再生信号が供給される。この再生信
号が再生アンプ2を介してハイパスフィルタ3及びロー
パスフィルタ4に供給される。ハイパスフィルタ3によ
りFM変調された輝度信号が図示せずもFM復調回路等を含
む輝度信号再生回路に供給される。
変換色信号は、搬送波周波数fL(例えば732KHz)の信
号であり、掛算器構成の周波数コンバータ5により元の
搬送波周波数fsc(4.43MHz)の信号に周波数変換され
る。周波数コンバータ5の出力信号中の不要信号はバン
トパスフィルタ6により除去される。そして、バントパ
スフィルタ6の出力信号が2H遅延回路7と減算回路8と
により構成されるくし型フィルタ9に供給される。
号であり、掛算器構成の周波数コンバータ5により元の
搬送波周波数fsc(4.43MHz)の信号に周波数変換され
る。周波数コンバータ5の出力信号中の不要信号はバン
トパスフィルタ6により除去される。そして、バントパ
スフィルタ6の出力信号が2H遅延回路7と減算回路8と
により構成されるくし型フィルタ9に供給される。
変換色信号は、隣り合うトラックの一方のトラックに
は、そのまま記録され、その他方のトラックには、1H毎
に90゜づつ搬送波信号の位相がシフトされて記録され
る。その位相シフト方式により、くし型フィルタ9によ
って隣接トラック間の色信号に関してクロストークが除
去される。このくし型フィルタ9の出力信号は、搬送波
周波数がfscのものである。
は、そのまま記録され、その他方のトラックには、1H毎
に90゜づつ搬送波信号の位相がシフトされて記録され
る。その位相シフト方式により、くし型フィルタ9によ
って隣接トラック間の色信号に関してクロストークが除
去される。このくし型フィルタ9の出力信号は、搬送波
周波数がfscのものである。
くし型フィルタ9の出力信号がバストゲート回路10に
供給され、バーストゲート回路10により分離されたバー
スト信号が位相比較回路11に供給される。位相比較回路
11には、基準発振器12から周波数fscの信号が供給さ
れ。基準発振器12のこの出力信号の位相を基準とする再
生搬送色信号の位相変動が検出され、この位相変動の除
去が周波数変換によりなされる。位相比較回路11の比較
出力がローパスフィルタ13を介してVCO14に制御電圧と
して供給される。
供給され、バーストゲート回路10により分離されたバー
スト信号が位相比較回路11に供給される。位相比較回路
11には、基準発振器12から周波数fscの信号が供給さ
れ。基準発振器12のこの出力信号の位相を基準とする再
生搬送色信号の位相変動が検出され、この位相変動の除
去が周波数変換によりなされる。位相比較回路11の比較
出力がローパスフィルタ13を介してVCO14に制御電圧と
して供給される。
VCO14は、中心周波数がf1のもので、VCO14の出力信号
が位相制御回路15を介して周波数コンバータ17に供給さ
れる。この周波数コンバータ17には、基準発振器12から
の周波数fscの基準信号が供給される。周波数コンバー
タ17の出力信号がバンドパスフィルタ18に供給される。
このバンドフィルタ18の出力に周波数変換用の搬送波
(周波数がfsc−f1)が得られる。そして、この周波数
変換用の搬送波が周波数コンバータ5に供給される。
が位相制御回路15を介して周波数コンバータ17に供給さ
れる。この周波数コンバータ17には、基準発振器12から
の周波数fscの基準信号が供給される。周波数コンバー
タ17の出力信号がバンドパスフィルタ18に供給される。
このバンドフィルタ18の出力に周波数変換用の搬送波
(周波数がfsc−f1)が得られる。そして、この周波数
変換用の搬送波が周波数コンバータ5に供給される。
位相制御回路15は、端子16からの制御信号によって、
周波数変換用の搬送信号を1H毎に90゜移相するためのも
のである。この場合、端子16からの制御信号により、記
録時と再生時との同一位相制御がなされる。
周波数変換用の搬送信号を1H毎に90゜移相するためのも
のである。この場合、端子16からの制御信号により、記
録時と再生時との同一位相制御がなされる。
上記くし型フィルタ9の出力信号はシーケンス補正回
路20に供給される。第8図は、シーケンス補正回路20の
一例を示すものであり、この図において、21はくし型フ
ィルタ9からの搬送色信号が供給される入力端子を示
す。
路20に供給される。第8図は、シーケンス補正回路20の
一例を示すものであり、この図において、21はくし型フ
ィルタ9からの搬送色信号が供給される入力端子を示
す。
くし型フィルタ9からの搬送色信号はスイッチ回路24
の一方の入力端子25及び周波数コンバータ28に供給され
る。この周波数コンバータ28の出力信号がスイッチ回路
24の他方の入力端子26に供給される。スイッチ回路24の
出力端子27からの周波数変換出力がバイドパスフィルタ
31を介して出力端子22に取り出される。このバンドパス
フィルタ31はfscを中心周波数とする通過帯域を有す
る。
の一方の入力端子25及び周波数コンバータ28に供給され
る。この周波数コンバータ28の出力信号がスイッチ回路
24の他方の入力端子26に供給される。スイッチ回路24の
出力端子27からの周波数変換出力がバイドパスフィルタ
31を介して出力端子22に取り出される。このバンドパス
フィルタ31はfscを中心周波数とする通過帯域を有す
る。
スイッチ回路24は、端子23Aからのトラックジャンプ
検出回路23(第7図参照)の検出信号により制御され
る。つまり、トラックジャンプが検出されると、スイッ
チ回路24の出力端子27は、入力端子25及び26のうちの一
方と接続されていた状態からその他方と接続される状態
に変化する。トラックジャンプ検出回路23は、基準発生
器12からの基準信号の位相を基準として、シーケンス補
正回路20から出力される再生搬送色信号中のバースト信
号の位相変化からトラックジャンプを検出するものであ
る。
検出回路23(第7図参照)の検出信号により制御され
る。つまり、トラックジャンプが検出されると、スイッ
チ回路24の出力端子27は、入力端子25及び26のうちの一
方と接続されていた状態からその他方と接続される状態
に変化する。トラックジャンプ検出回路23は、基準発生
器12からの基準信号の位相を基準として、シーケンス補
正回路20から出力される再生搬送色信号中のバースト信
号の位相変化からトラックジャンプを検出するものであ
る。
自動的にトラッキング補正を行うために、4本のビデ
オトラックを単位として、相異なる周波数のパイロット
信号が記録されている場合(8ミリビデオ)には、パイ
ロト信号のシーケンスの変化からトラックジャンプを検
出することが可能である。更に、高速再生時には、隣接
トラックから再生信号が取り出せず、隣々接トラックか
らの再生信号が用いられる。この高速再生時には、再生
RF信号のエンベロープ変化からトラックジャンプを検出
することができる。
オトラックを単位として、相異なる周波数のパイロット
信号が記録されている場合(8ミリビデオ)には、パイ
ロト信号のシーケンスの変化からトラックジャンプを検
出することが可能である。更に、高速再生時には、隣接
トラックから再生信号が取り出せず、隣々接トラックか
らの再生信号が用いられる。この高速再生時には、再生
RF信号のエンベロープ変化からトラックジャンプを検出
することができる。
周波数コンバータ28に周波数逓倍回路29から搬送波信
号が供給される。この周波数逓倍回路29は、端子30から
の基準発振器12の出力信号の周波数を2倍にした2fscの
搬送波を発生する。周波数逓倍回路29としては、例え
ば、基準発振器12の出力信号同士を乗算する掛算器構成
のものを使用することができる。
号が供給される。この周波数逓倍回路29は、端子30から
の基準発振器12の出力信号の周波数を2倍にした2fscの
搬送波を発生する。周波数逓倍回路29としては、例え
ば、基準発振器12の出力信号同士を乗算する掛算器構成
のものを使用することができる。
入力端子21からの再生搬送色信号の角周波数をω1と
表し、その位相をθとすると、周波数コンバータ28の出
力信号は、 2ω1−(ω1+θ)=ω1−θ 2ω1+(ω1+θ)=3ω1+θ となる。(ω1−θ)の信号のみが、バンドパスフィル
タ31により選択される。(θ=0゜)をB−Y軸と考え
れば、(ω1−θ)の信号は、B−Y軸に対して反転さ
れたものとなる。
表し、その位相をθとすると、周波数コンバータ28の出
力信号は、 2ω1−(ω1+θ)=ω1−θ 2ω1+(ω1+θ)=3ω1+θ となる。(ω1−θ)の信号のみが、バンドパスフィル
タ31により選択される。(θ=0゜)をB−Y軸と考え
れば、(ω1−θ)の信号は、B−Y軸に対して反転さ
れたものとなる。
従って、トラックジャプ検出回路23によって、再生し
ているトラックが他のトラックに移ったことが検出され
ると、スイッチ回路24が切り替わり、出力端子22に取り
出される搬送色信号はR−Y信号に関してのシーケンス
が正しいものに補正される。
ているトラックが他のトラックに移ったことが検出され
ると、スイッチ回路24が切り替わり、出力端子22に取り
出される搬送色信号はR−Y信号に関してのシーケンス
が正しいものに補正される。
(D.発明が解決しようとする問題点) 第8図に示したシーケンス補正回路は、基本的には低
域変換された記録され再生後に元の信号に周波数変換さ
れた搬送色信号と、該搬送色信号をその周波数の2倍の
周波数の周波数変換用搬送波を用いて周波数変換するこ
とによりV反転したV反転搬送色信号と、をトラックジ
ャンプ時に切換えて出力するようにしてなるものであ
り、上述したようにR−Y信号に関してのシーケンスを
正しいものに補正することができるのでその点で優れて
いるといえる。しかしながら、このシーケンス補正回路
にはスイッチ回路24によって切換えられるところのV反
転されないスルー搬送色信号と、V反転搬送色信号との
間には、周波数逓倍回路29の位相精度の限界性、周波数
コンバータ28の位相誤差に起因して位相関係に狂いが生
じ、その結果、トラックジャンプに応じてスイッチ回路
24によって出力する搬送色信号をスルー搬送色信号とV
反転搬送色信号との間で切換えることによって色につい
てフリッカが生じてしまうという問題があった。
域変換された記録され再生後に元の信号に周波数変換さ
れた搬送色信号と、該搬送色信号をその周波数の2倍の
周波数の周波数変換用搬送波を用いて周波数変換するこ
とによりV反転したV反転搬送色信号と、をトラックジ
ャンプ時に切換えて出力するようにしてなるものであ
り、上述したようにR−Y信号に関してのシーケンスを
正しいものに補正することができるのでその点で優れて
いるといえる。しかしながら、このシーケンス補正回路
にはスイッチ回路24によって切換えられるところのV反
転されないスルー搬送色信号と、V反転搬送色信号との
間には、周波数逓倍回路29の位相精度の限界性、周波数
コンバータ28の位相誤差に起因して位相関係に狂いが生
じ、その結果、トラックジャンプに応じてスイッチ回路
24によって出力する搬送色信号をスルー搬送色信号とV
反転搬送色信号との間で切換えることによって色につい
てフリッカが生じてしまうという問題があった。
本発明はこのような問題点を解決すべく為されたもの
であり、低域変換されて記録され再生後に元の信号に周
波数変換されたスルー搬送色信号と、該搬送色信号をそ
の周波数の2倍の周波数の周波数変換用搬送波を用いて
周波数変換することによりV反転したV反転搬送色信号
とをトラックジャンプ時に切換えて出力するようにして
なるPAL方式カラー映像信号の再生装置において、スル
ー搬送色信号とV反転搬送色信号との間で位相ずれが生
じその結果フリッカが生じてしまうことを防止すること
を目的とするものである。
であり、低域変換されて記録され再生後に元の信号に周
波数変換されたスルー搬送色信号と、該搬送色信号をそ
の周波数の2倍の周波数の周波数変換用搬送波を用いて
周波数変換することによりV反転したV反転搬送色信号
とをトラックジャンプ時に切換えて出力するようにして
なるPAL方式カラー映像信号の再生装置において、スル
ー搬送色信号とV反転搬送色信号との間で位相ずれが生
じその結果フリッカが生じてしまうことを防止すること
を目的とするものである。
(E.問題点を解決するための手段) 本発明PAL方式カラー映像信号の再生装置は上記問題
点を解決するため、低域変換されて記録され再生後の元
の信号に周波数変換された搬送色信号をその周波数の2
倍の周波数の周波数変換用搬送波を用いて周波数変換す
ることにより位相反転した位相反転搬送色信号を出力す
る周波数変換回路と、上記搬送色信号と上記位相反転色
信号とをトラックジャンプのときに切り換えて出力する
切換回路と、上記搬送色信号と上記位相反転搬送色信号
との位相を比較する位相比較回路と、該位相比較回路の
出力信号に基づいて上記周波数変換用搬送波の位相を制
御し、上記搬送色信号と位相反転搬送色信号との位相関
係を調整する移相回路と、を備え、上記トラックジャン
プのときのカラーアライメントを補正するようにしてな
ることを特徴とする。
点を解決するため、低域変換されて記録され再生後の元
の信号に周波数変換された搬送色信号をその周波数の2
倍の周波数の周波数変換用搬送波を用いて周波数変換す
ることにより位相反転した位相反転搬送色信号を出力す
る周波数変換回路と、上記搬送色信号と上記位相反転色
信号とをトラックジャンプのときに切り換えて出力する
切換回路と、上記搬送色信号と上記位相反転搬送色信号
との位相を比較する位相比較回路と、該位相比較回路の
出力信号に基づいて上記周波数変換用搬送波の位相を制
御し、上記搬送色信号と位相反転搬送色信号との位相関
係を調整する移相回路と、を備え、上記トラックジャン
プのときのカラーアライメントを補正するようにしてな
ることを特徴とする。
(F.作用) 本発明PAL方式カラー映像信号の再生装置によれば、
V反転搬送色信号の位相を、それとスルー搬送色信号の
位相との関係が所定どおりになるように周波数変換用搬
送波の位相制御を通じて制御するループが構成されるの
で、単にカラーアライメントが補正されるだけでなくス
ルー搬送色信号とV反転搬送色信号との間における位相
関係についての狂いがなくなる。従って、トラックジャ
ンプによって出力がスルー搬送色信号とV反転搬送色信
号との間で切換った際に位相ずれが生じる虞れはない。
依って、位相ずれによるフリッカを防止することができ
るのである。
V反転搬送色信号の位相を、それとスルー搬送色信号の
位相との関係が所定どおりになるように周波数変換用搬
送波の位相制御を通じて制御するループが構成されるの
で、単にカラーアライメントが補正されるだけでなくス
ルー搬送色信号とV反転搬送色信号との間における位相
関係についての狂いがなくなる。従って、トラックジャ
ンプによって出力がスルー搬送色信号とV反転搬送色信
号との間で切換った際に位相ずれが生じる虞れはない。
依って、位相ずれによるフリッカを防止することができ
るのである。
(G.実施例)[第1図、第2図] 以下、本発明PAL方式カラー映像信号の再生装置を図
示実施例に従って詳細に説明する。
示実施例に従って詳細に説明する。
第1図及び第2図は本発明のPAL方式カラー映像信号
の再生装置の一つの実施例を説明するためのものであ
り、第1図は要部を示す回路図である。
の再生装置の一つの実施例を説明するためのものであ
り、第1図は要部を示す回路図である。
(a.回路構成)[第1図] この実施例は、第7図及び第8図に示した第2の背景
技術とはシーケンス補正回路20について大きく相違する
が、それ以外の点では相違がなく、従って、本実施例の
再生装置の概要を示すと第7図に示すものと全く同じに
なるので、再生装置の概要は改めて図示はせず、特徴の
あるシーケンス補正回路のみ第1図によって本実施例の
要部として示し、本実施例の説明にあたっても必要に応
じて第7図を用いる。
技術とはシーケンス補正回路20について大きく相違する
が、それ以外の点では相違がなく、従って、本実施例の
再生装置の概要を示すと第7図に示すものと全く同じに
なるので、再生装置の概要は改めて図示はせず、特徴の
あるシーケンス補正回路のみ第1図によって本実施例の
要部として示し、本実施例の説明にあたっても必要に応
じて第7図を用いる。
第1図において、21は第7図に示すくし型フィルタ9
からの搬送色信号受ける入力端子を示し、該入力端子21
に入力された搬送色信号はスイッチ回路24の一方の入力
端子25及び周波数コンバータ28に供給されるようになっ
ている。そして、該周波数コンバータ28の出力信号が上
記スイッチ回路24の他方の入力端子26に供給されるよう
になっている。そして、該スイッチ回路24の出力端子27
から出力された信号がバンドパスフィルタ31を介して出
力端子22に出力される。そして、スイッチ回路24は第7
図のトラックジャンプ検出回路23の出力端子23Aから出
力されたトラックジャンプ検出信号によりスイッチング
制御される。
からの搬送色信号受ける入力端子を示し、該入力端子21
に入力された搬送色信号はスイッチ回路24の一方の入力
端子25及び周波数コンバータ28に供給されるようになっ
ている。そして、該周波数コンバータ28の出力信号が上
記スイッチ回路24の他方の入力端子26に供給されるよう
になっている。そして、該スイッチ回路24の出力端子27
から出力された信号がバンドパスフィルタ31を介して出
力端子22に出力される。そして、スイッチ回路24は第7
図のトラックジャンプ検出回路23の出力端子23Aから出
力されたトラックジャンプ検出信号によりスイッチング
制御される。
29は第7図の基準発振器12からの搬送波を入力端子30
を通して受けて2倍の周波数の周波数変換用搬送波をつ
くる周波数逓倍回路で、上記周波数コンバータ28が該周
端数逓倍回路29からの信号を周波数変換用搬送波として
受ける。
を通して受けて2倍の周波数の周波数変換用搬送波をつ
くる周波数逓倍回路で、上記周波数コンバータ28が該周
端数逓倍回路29からの信号を周波数変換用搬送波として
受ける。
以上の点では第1図に示したシーケンス補正回路は第
8図に示したシーケンス補正回路と共通している。しか
し、上記周波数コンバータ28が周波数変換用搬送波を周
波数逓倍回路29から直接受けるのではなく、移相回路32
を介して受ける点で、第8図に示したシーケンス補正回
路とは全く異なっている。該移相回路32は上記周波数コ
ンバータ28によってV反転された搬送色信号と、スルー
搬送色信号との間の位相関係を検出したうえでそれがき
れいに所定の通りになるように周波数変換用搬送波を位
相シフト制御するものであり、33はV反転搬送色信号と
スルー搬送色信号との間の位相関係を検出するための位
相比較回路である。該位相比較回路33は掛算器(バラン
スドモジュレータ)構成のものであり、位相比較する2
つの信号の位相差が0のときではなく90゜のときに位相
エラー信号が0となる。該位相比較回路33の位相検出出
力はロウパスフィルタ44を介して位相回路32に位相シフ
ト制御信号として入力される。
8図に示したシーケンス補正回路と共通している。しか
し、上記周波数コンバータ28が周波数変換用搬送波を周
波数逓倍回路29から直接受けるのではなく、移相回路32
を介して受ける点で、第8図に示したシーケンス補正回
路とは全く異なっている。該移相回路32は上記周波数コ
ンバータ28によってV反転された搬送色信号と、スルー
搬送色信号との間の位相関係を検出したうえでそれがき
れいに所定の通りになるように周波数変換用搬送波を位
相シフト制御するものであり、33はV反転搬送色信号と
スルー搬送色信号との間の位相関係を検出するための位
相比較回路である。該位相比較回路33は掛算器(バラン
スドモジュレータ)構成のものであり、位相比較する2
つの信号の位相差が0のときではなく90゜のときに位相
エラー信号が0となる。該位相比較回路33の位相検出出
力はロウパスフィルタ44を介して位相回路32に位相シフ
ト制御信号として入力される。
34はスイッチ回路で、スルー搬送色信号を1水平区間
Hおきに反転して位相比較回路33に与えるためのもので
ある。即ち、該スイッチ回路34の出力端子35を通じて出
力された搬送色信号が位相比較回路33に供給され、スイ
ッチ回路34の一方の入力端子36にはスルー搬送色信号を
直接受け、他方の入力端子37にはスルー搬送色信号を反
転回路38によって反転した信号を受け、そして、スイッ
チ回路39からの2水平周期2Hを1周忌としデューティレ
シオが50%のスイッチング信号(fH/2)によって制御
されるようになっている。このように1水平周期Hおき
に反転したスルー搬送色信号を位相比較回路33に与えて
これとV反転搬送色信号とを位相比較させないと掛算器
構成の位相比較回路33を用いて形成したループによる位
相制御は行うことができない。この点については後で説
明する。
Hおきに反転して位相比較回路33に与えるためのもので
ある。即ち、該スイッチ回路34の出力端子35を通じて出
力された搬送色信号が位相比較回路33に供給され、スイ
ッチ回路34の一方の入力端子36にはスルー搬送色信号を
直接受け、他方の入力端子37にはスルー搬送色信号を反
転回路38によって反転した信号を受け、そして、スイッ
チ回路39からの2水平周期2Hを1周忌としデューティレ
シオが50%のスイッチング信号(fH/2)によって制御
されるようになっている。このように1水平周期Hおき
に反転したスルー搬送色信号を位相比較回路33に与えて
これとV反転搬送色信号とを位相比較させないと掛算器
構成の位相比較回路33を用いて形成したループによる位
相制御は行うことができない。この点については後で説
明する。
上記スイッチ回路39は一方の入力端子40に上述した2H
を1周期とするデューティレシオ50%の信号(fH/2)を
受け、他方の入力端子41にその信号(fH/2)を反転回路
42によって反転した信号を受け、出力端子43から出力し
た信号をスイッチ回路34にスイッチング信号として供給
するようになっており、そして、該スイッチ回路39は第
7図に示したトラックジャンプ検出回路23の出力端子23
Aからの信号を受けてトラックジャンプする毎にスイッ
チ回路34に与える信号(fH/2)の位相を反転したり、反
転しないようにしたりする切換えをする。
を1周期とするデューティレシオ50%の信号(fH/2)を
受け、他方の入力端子41にその信号(fH/2)を反転回路
42によって反転した信号を受け、出力端子43から出力し
た信号をスイッチ回路34にスイッチング信号として供給
するようになっており、そして、該スイッチ回路39は第
7図に示したトラックジャンプ検出回路23の出力端子23
Aからの信号を受けてトラックジャンプする毎にスイッ
チ回路34に与える信号(fH/2)の位相を反転したり、反
転しないようにしたりする切換えをする。
このスイッチ回路39の出力によりfH/2の位相とバース
ト信号の位相の関係が係り、n番目、n+2番目、n+
4番目、・・・の水平区間Hと、n+1番目、n+3番
目、n+5番目、・・・の水平区間Hと、のうちどちら
のときにスルー搬送色信号を反転して位相比較回路33に
与えるかが設定されるのである。
ト信号の位相の関係が係り、n番目、n+2番目、n+
4番目、・・・の水平区間Hと、n+1番目、n+3番
目、n+5番目、・・・の水平区間Hと、のうちどちら
のときにスルー搬送色信号を反転して位相比較回路33に
与えるかが設定されるのである。
(b.回路動作)[第2図] 第2図は各信号のバースト信号の位相の一つの変化例
を示すタイムチャートであり、この図に従って第1図に
示したシーケンス補正回路の動作を説明する。
を示すタイムチャートであり、この図に従って第1図に
示したシーケンス補正回路の動作を説明する。
Aはシーケンス補正回路の入力端子21に入力されたま
まのV反転されない搬送色信号、要するにスルー搬送色
信号であり、この第2図に示す例においては、n番目、
n+2番目、n+4番目、n+6番目の水平区間Hでは
B−Y軸(U軸)に対して135゜位相が進んでおり、n
+1番目、n+3番目、n+5番目、n+7番目の水平
区間ではB−Y軸に対して135゜位相が遅れている。即
ち、1水平区間毎にバースト信号がV反転されたシーケ
ンスになっている。
まのV反転されない搬送色信号、要するにスルー搬送色
信号であり、この第2図に示す例においては、n番目、
n+2番目、n+4番目、n+6番目の水平区間Hでは
B−Y軸(U軸)に対して135゜位相が進んでおり、n
+1番目、n+3番目、n+5番目、n+7番目の水平
区間ではB−Y軸に対して135゜位相が遅れている。即
ち、1水平区間毎にバースト信号がV反転されたシーケ
ンスになっている。
しかし、n+8番目の水平区間Hからは例えばトラッ
クジャンプによってそのシーケンスが狂い、n+8番
目、n+10番目、n+12番目の水平区間HではB−Y軸
に対して135゜遅れ、n+9、n+11番目の水平区間H
ではB−Y軸に対して135゜進んでいる。
クジャンプによってそのシーケンスが狂い、n+8番
目、n+10番目、n+12番目の水平区間HではB−Y軸
に対して135゜遅れ、n+9、n+11番目の水平区間H
ではB−Y軸に対して135゜進んでいる。
Bはトラックジャンプ検出信号であり、n〜n+7番
目の水平区間Hまでロウレベルであったのがシーケンス
の狂いに伴ってn+8番目の水平区間Hからはハイレベ
ルに変化する。
目の水平区間Hまでロウレベルであったのがシーケンス
の狂いに伴ってn+8番目の水平区間Hからはハイレベ
ルに変化する。
Cはスイッチ回路39からスイッチ回路34へ入力される
スンッチング信号であり、トラックジャンプまでは2Hを
1周期とするデューティレシオ50%の前記信号(fH/2)
そのものであり、n、n+2、n+4、n+6番目の水
平区間Hはスイッチ回路34にスルー搬送色信号Aをその
まま出力させ、そして、n+1、n+3、n+5、n+
7番目の水平区間Hはスイッチ回路34にスルー搬送色信
号Aを位相反転する反転回路38の出力信号を出力させ
る。このスイッチング信号Cは、トラックジャンプが生
じると前記信号(fH/2)を反転回路42によって反転した
信号となり、n+8、n+10、n+12番目の水平区間H
にはスルー搬送色信号Aを反転回路38により位相反転し
た信号をスイッチ回路34に出力させ、n+9、n+11番
目の水平区間Hにはスルー搬送色信号Aをそのままスイ
ッチ回路34に出力させる。
スンッチング信号であり、トラックジャンプまでは2Hを
1周期とするデューティレシオ50%の前記信号(fH/2)
そのものであり、n、n+2、n+4、n+6番目の水
平区間Hはスイッチ回路34にスルー搬送色信号Aをその
まま出力させ、そして、n+1、n+3、n+5、n+
7番目の水平区間Hはスイッチ回路34にスルー搬送色信
号Aを位相反転する反転回路38の出力信号を出力させ
る。このスイッチング信号Cは、トラックジャンプが生
じると前記信号(fH/2)を反転回路42によって反転した
信号となり、n+8、n+10、n+12番目の水平区間H
にはスルー搬送色信号Aを反転回路38により位相反転し
た信号をスイッチ回路34に出力させ、n+9、n+11番
目の水平区間Hにはスルー搬送色信号Aをそのままスイ
ッチ回路34に出力させる。
Dはスイッチ回路34から出力された信号であり、この
信号のバースト信号の位相は、n、n+2、n+4、n
+6、n+9(もうトラックジャンプしてしまってい
る)、n+11番目の水平区間Hのときはスルー搬送色信
号Aのバースト信号の位相と同じである。しかし、n+
1、n+3、n+5、n+7、n+8、(トラックジャ
ンプが生じた)、n+10、n+12番目の水平区間Hには
この信号Dのバースト信号はB−Y軸から45゜進んだ位
相となる。
信号のバースト信号の位相は、n、n+2、n+4、n
+6、n+9(もうトラックジャンプしてしまってい
る)、n+11番目の水平区間Hのときはスルー搬送色信
号Aのバースト信号の位相と同じである。しかし、n+
1、n+3、n+5、n+7、n+8、(トラックジャ
ンプが生じた)、n+10、n+12番目の水平区間Hには
この信号Dのバースト信号はB−Y軸から45゜進んだ位
相となる。
Eはスルー搬送色信号Aを周波数コンバータ28によっ
てV反転することによって得たV反転搬送色信号であ
り、このV反転搬送色信号はそれをE、それの角周波数
をωとすると次式で表わされる(但し、式中tは時間を
示す)。
てV反転することによって得たV反転搬送色信号であ
り、このV反転搬送色信号はそれをE、それの角周波数
をωとすると次式で表わされる(但し、式中tは時間を
示す)。
E=sinωt+sin3ωt 尚、このV反転搬送色信号E中には搬送波の周波数の
3倍の周波数成分が含まれているが、位相比較回路33を
リニア動作させることによりその影響をなくすことがで
きる。
3倍の周波数成分が含まれているが、位相比較回路33を
リニア動作させることによりその影響をなくすことがで
きる。
このV反転搬送色信号Eと、上記信号Dとが位相比較
回路33によって位相比較されるのである。このV反転搬
送色信号Eと、信号Dとのバースト信号の位相関係を見
ると、どの水平区間Hであっても信号Dのバースト信号
はV反転搬送色信号Eのバースト信号よりも90゜右回り
になっている。従って、90゜の位相差があるとき位相エ
ラー信号が0となる位相比較回路33を用いた位相制御ル
ープによって位相制御することが可能となり、このルー
プはV反転搬送色信号Eのバースト信号がスイッチ回路
34の出力信号Dのバースト信号よりも90゜進んだ状態で
ロックがかかることになる。
回路33によって位相比較されるのである。このV反転搬
送色信号Eと、信号Dとのバースト信号の位相関係を見
ると、どの水平区間Hであっても信号Dのバースト信号
はV反転搬送色信号Eのバースト信号よりも90゜右回り
になっている。従って、90゜の位相差があるとき位相エ
ラー信号が0となる位相比較回路33を用いた位相制御ル
ープによって位相制御することが可能となり、このルー
プはV反転搬送色信号Eのバースト信号がスイッチ回路
34の出力信号Dのバースト信号よりも90゜進んだ状態で
ロックがかかることになる。
若し、スルー搬送色信号Aを直接位相比較回路33に入
力してこのスルー搬送色信号AとV反転搬送色信号Eと
の位相比較をさせたとしたら、n、n+2、n+4、n
+6、n+9、n+11番目の水平区間Hこそスルー搬送
色信号AがV反転搬送色信号Eよりも90゜右回りにずれ
ているが、他の水平区間Hは逆に90゜左回りにずれてお
り、位相制御が不可能である。スイッチ回路34、反転回
路38等を設けてスルー搬送色信号Aを1水平区間Hおき
に位相反転するのは位相比較回路33によって比較される
2つの信号のうちの一方が他方よりも90゜位相が進んだ
状態になるようにするためである。
力してこのスルー搬送色信号AとV反転搬送色信号Eと
の位相比較をさせたとしたら、n、n+2、n+4、n
+6、n+9、n+11番目の水平区間Hこそスルー搬送
色信号AがV反転搬送色信号Eよりも90゜右回りにずれ
ているが、他の水平区間Hは逆に90゜左回りにずれてお
り、位相制御が不可能である。スイッチ回路34、反転回
路38等を設けてスルー搬送色信号Aを1水平区間Hおき
に位相反転するのは位相比較回路33によって比較される
2つの信号のうちの一方が他方よりも90゜位相が進んだ
状態になるようにするためである。
ちなみに、位相比較回路33の位相検出出力は次式で表
わされる(式中θは位相差である)。
わされる(式中θは位相差である)。
位相検出出力=(sinωt+Sin3ωt) ×sinωt−θ) =−(1/2){cos(2ωt+θ) −cos(−θ)}−(1/2){cos(4ωt+θ) −cos(2ωt−θ)} そして、上記式中のcos(−θ)がDC成分として残
り、これが位相エラー信号として移相回路32に入力さ
れ、周波数逓倍回路29からの周波数変換用搬送波がその
位相エラー信号に応じて移位相されることになる。この
位相差に対応したDC成分はsinωtに関するものだけと
なる。尚、若し、信号Dが3ωt成分を含む場合にはsi
n3ωtに関してもDC成分が出る。
り、これが位相エラー信号として移相回路32に入力さ
れ、周波数逓倍回路29からの周波数変換用搬送波がその
位相エラー信号に応じて移位相されることになる。この
位相差に対応したDC成分はsinωtに関するものだけと
なる。尚、若し、信号Dが3ωt成分を含む場合にはsi
n3ωtに関してもDC成分が出る。
しかして、V反転搬送色信号Eは、そのバースト信号
とスルー搬送色信号Aのバースト信号との位相関係が所
定の関係、即ち、きれいにV反転された関係になるよう
に位相制御される。
とスルー搬送色信号Aのバースト信号との位相関係が所
定の関係、即ち、きれいにV反転された関係になるよう
に位相制御される。
Fはスイッチ回路24の出力である。スイッチ回路24は
第2図におけるトラックジャンプがあるまではスルー搬
送色信号Aをそのまま出力し、トラックジャンプがある
とV反転搬送色信号Eの方を出力するので、スイッチ回
路24の出力Fはトラックジャンプによって狂ったシーケ
ンスを補正した信号、即ちPAL方式用カラーテレビジョ
ン受像機によってきちんと受像されるシーケンス信号と
なる。そして、スイッチ回路24によって切換えられるス
ルー搬送色信号AとV反転搬送色信号Eとはそのバース
ト信号の位相関係がきちんと所定の関係に合わされてい
るのでスイッチ回路24によるスイッチングによってフリ
ッカが生じる虞れもない。
第2図におけるトラックジャンプがあるまではスルー搬
送色信号Aをそのまま出力し、トラックジャンプがある
とV反転搬送色信号Eの方を出力するので、スイッチ回
路24の出力Fはトラックジャンプによって狂ったシーケ
ンスを補正した信号、即ちPAL方式用カラーテレビジョ
ン受像機によってきちんと受像されるシーケンス信号と
なる。そして、スイッチ回路24によって切換えられるス
ルー搬送色信号AとV反転搬送色信号Eとはそのバース
ト信号の位相関係がきちんと所定の関係に合わされてい
るのでスイッチ回路24によるスイッチングによってフリ
ッカが生じる虞れもない。
また、V反転搬送色信号Eをその中に3fsc成分に含ま
せたままスルー搬送色信号Aと位相比較することができ
るので、その3fsc成分を位相比較のために除去するフィ
ルタを特別に設けることは必要でない。
せたままスルー搬送色信号Aと位相比較することができ
るので、その3fsc成分を位相比較のために除去するフィ
ルタを特別に設けることは必要でない。
(H.発明の効果) 以上に述べたように、本発明PAL方式カラー映像信号
の再生装置は、低域変換されて記録され再生後に元の信
号に周波数変換された搬送色信号をその周波数の2倍の
周波数の周波数変換用搬送波を用いて周波数変換するこ
とにより位相反転した位相反転搬送色信号を出力する周
波数変換回路と、上記搬送色信号と上記位相反転色信号
とをトラックジャンプのときに切り換えて出力する切換
回路と、上記搬送色信号と上記位相反転搬送色信号との
位相を比較する位相比較回路と、該位相比較回路の出力
信号に基づいて上記周波数変換用搬送波の位相を制御
し、上記搬送色信号と位相反転搬送色信号との位相関係
を調整する移相回路と、を備え、上記トラックジャンプ
のときのカラーアライメントを補正するようにしてなる
ことを特徴とする。
の再生装置は、低域変換されて記録され再生後に元の信
号に周波数変換された搬送色信号をその周波数の2倍の
周波数の周波数変換用搬送波を用いて周波数変換するこ
とにより位相反転した位相反転搬送色信号を出力する周
波数変換回路と、上記搬送色信号と上記位相反転色信号
とをトラックジャンプのときに切り換えて出力する切換
回路と、上記搬送色信号と上記位相反転搬送色信号との
位相を比較する位相比較回路と、該位相比較回路の出力
信号に基づいて上記周波数変換用搬送波の位相を制御
し、上記搬送色信号と位相反転搬送色信号との位相関係
を調整する移相回路と、を備え、上記トラックジャンプ
のときのカラーアライメントを補正するようにしてなる
ことを特徴とする。
従って、本発明PAL方式カラー映像信号の再生装置に
よれば、V反転搬送色信号の位相をそれがスルー搬送色
信号の位相と所定の関係にきちんとなるようにするフィ
ードバックループが構成されるので、単にカラーアライ
メントが補正されるだけでなくスルー搬送色信号とV反
転搬送色信号との間に位相関係の狂いがなくなる。従っ
て、トラックジャンプによって出力がスルー搬送色信号
とV反転搬送色信号との間で切換った際に位相ずれによ
るフリッカ生じることを防止することができるのであ
る。
よれば、V反転搬送色信号の位相をそれがスルー搬送色
信号の位相と所定の関係にきちんとなるようにするフィ
ードバックループが構成されるので、単にカラーアライ
メントが補正されるだけでなくスルー搬送色信号とV反
転搬送色信号との間に位相関係の狂いがなくなる。従っ
て、トラックジャンプによって出力がスルー搬送色信号
とV反転搬送色信号との間で切換った際に位相ずれによ
るフリッカ生じることを防止することができるのであ
る。
第1図及び第2図は本発明PAL方式カラー映像信号の再
生装置の一つの実施例を説明するためのもので、第1図
は要部(シーケンス補正回路)を示す回路図、第2図は
各信号のバースト位相の変化を示すタイムチャート、第
3図はPAL方式の色に関する信号の位相についての説明
図、第4図は各トラックの各水平区間間のバースト信号
の位相関係を示す図、第5図はシーケンスの逆転を説明
するタイムチャート、第6図は第1の背景技術のシーケ
ンス補正回路図、第7図及び第8図は第2の背景技術を
示すもので第7図はPAL方式カラー映像信号の再生装置
の略全体を示す回路図、第8図はシーケンス補正回路図
である。 符号の説明 24……スイッチ回路、 28……位相反転(V反転)回路、 29……周波数逓倍回路、 32……移相回路、 33……位相比較回路。
生装置の一つの実施例を説明するためのもので、第1図
は要部(シーケンス補正回路)を示す回路図、第2図は
各信号のバースト位相の変化を示すタイムチャート、第
3図はPAL方式の色に関する信号の位相についての説明
図、第4図は各トラックの各水平区間間のバースト信号
の位相関係を示す図、第5図はシーケンスの逆転を説明
するタイムチャート、第6図は第1の背景技術のシーケ
ンス補正回路図、第7図及び第8図は第2の背景技術を
示すもので第7図はPAL方式カラー映像信号の再生装置
の略全体を示す回路図、第8図はシーケンス補正回路図
である。 符号の説明 24……スイッチ回路、 28……位相反転(V反転)回路、 29……周波数逓倍回路、 32……移相回路、 33……位相比較回路。
Claims (1)
- 【請求項1】低域変換されて記録され再生後に元の信号
に周波数変換された搬送色信号をその周波数の2倍の周
波数の周波数変換用搬送波を用いて周波数変換すること
により位相反転した位相反転搬送色信号を出力する周波
数変換回路と、 上記搬送色信号と上記位相反転色信号とをトラックジャ
ンプのときに切り換えて出力する切換回路と、 上記搬送色信号と上記位相反転搬送色信号との位相を比
較する位相比較回路と、 上記位相比較回路の出力信号に基づいて上記周波数変換
用搬送波の位相を制御し、上記搬送色信号と位相反転搬
送色信号との位相関係を調整する移相回路と、 を備え、 上記トラックジャンプのときのカラーアライメントを補
正するようにしてなることを特徴とするPAL方式カラー
映像信号の再生装置
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62008750A JPH084350B2 (ja) | 1987-01-17 | 1987-01-17 | Pal方式カラ−映像信号の再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62008750A JPH084350B2 (ja) | 1987-01-17 | 1987-01-17 | Pal方式カラ−映像信号の再生装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63177687A JPS63177687A (ja) | 1988-07-21 |
| JPH084350B2 true JPH084350B2 (ja) | 1996-01-17 |
Family
ID=11701605
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62008750A Expired - Lifetime JPH084350B2 (ja) | 1987-01-17 | 1987-01-17 | Pal方式カラ−映像信号の再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH084350B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6153890A (ja) * | 1984-08-24 | 1986-03-17 | Sony Corp | 時間軸誤差補正装置 |
-
1987
- 1987-01-17 JP JP62008750A patent/JPH084350B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63177687A (ja) | 1988-07-21 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS6226235B2 (ja) | ||
| US4695899A (en) | Recording and reproducing system employing balanced modulation for color video signal | |
| JPH084350B2 (ja) | Pal方式カラ−映像信号の再生装置 | |
| JPS605675Y2 (ja) | Pal方式カラ−映像信号再生装置 | |
| JPS62230190A (ja) | 映像信号記録再生装置 | |
| JPH0453156B2 (ja) | ||
| JP2602533B2 (ja) | 映像信号処理装置 | |
| JP2555189B2 (ja) | Pal方式色信号処理回路 | |
| JPS5832835B2 (ja) | ラインオフセツトを有する搬送波信号形成回路 | |
| JPH0527315B2 (ja) | ||
| JPS646617Y2 (ja) | ||
| EP0802689B1 (en) | Magnetic recording device | |
| JPH0519877B2 (ja) | ||
| JPH10341457A (ja) | 色信号処理用回路装置 | |
| JPH03219792A (ja) | 映像信号記録及び再生装置 | |
| JPH0548677B2 (ja) | ||
| JPS62264794A (ja) | カラ−ビデオ信号再生装置 | |
| JPH01165292A (ja) | 色信号処理装置 | |
| JPS61135289A (ja) | Pal方式ビデオテ−プレコ−ダ | |
| JPH0455034B2 (ja) | ||
| JPS5846117B2 (ja) | 録画再生装置のジッタ除去装置 | |
| JPH0630441A (ja) | 色信号処理装置 | |
| JPS587114B2 (ja) | カラ−テレビジヨンシンゴウノキロクサイセイホウシキ | |
| JPS5823034B2 (ja) | イロシンゴウキロクサイセイホウシキ | |
| JPH01191591A (ja) | 映像信号処理装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |