JPH0843599A - スルホニルメチドおよびスルホニルイミドおよびアミド塩を含む帯電防止x線増強スクリーン - Google Patents
スルホニルメチドおよびスルホニルイミドおよびアミド塩を含む帯電防止x線増強スクリーンInfo
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 改良された帯電防止特性を有する新規ラジオ
グラフィック増強スクリーンを提供する。 【解決手段】 支持体、該支持体の上に塗布された蛍光
層であって、バインダー中に分散させた蛍光リン光体粒
子を含む蛍光層、および該蛍光層を被覆する保護トップ
コート層からなるX線増強スクリーンであって、該蛍光
およびトップコート層の1以上が、フルオロアルキルス
ルホニルメチド類、フルオロアルキルスルホニルイミド
類、およびフルオロアルキルスルホニルアミド類からな
る群から選択される1以上の塩を含むことを特徴とした
X線増強スクリーン。
グラフィック増強スクリーンを提供する。 【解決手段】 支持体、該支持体の上に塗布された蛍光
層であって、バインダー中に分散させた蛍光リン光体粒
子を含む蛍光層、および該蛍光層を被覆する保護トップ
コート層からなるX線増強スクリーンであって、該蛍光
およびトップコート層の1以上が、フルオロアルキルス
ルホニルメチド類、フルオロアルキルスルホニルイミド
類、およびフルオロアルキルスルホニルアミド類からな
る群から選択される1以上の塩を含むことを特徴とした
X線増強スクリーン。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、改良された帯電防止特
性を有する新規ラジオグラフィック増強スクリーン、よ
り好ましくは、高フッ素化アルキルスルホニルメチド、
イミドおよびアミド塩を含むラジオグラフィック増強ス
クリーンに関する。
性を有する新規ラジオグラフィック増強スクリーン、よ
り好ましくは、高フッ素化アルキルスルホニルメチド、
イミドおよびアミド塩を含むラジオグラフィック増強ス
クリーンに関する。
【0002】
【従来の技術】増強スクリーンを使用して、患者に対す
るX線量を減らすことは、医療用のラジオグラフィーの
分野において公知である。増強スクリーンは、X線を吸
収し、ハロゲン化銀エマルジョン層によってより良好に
吸収され得る電磁線を放射する。患者に対するX線量を
削減するためのその他の方法には、ハロゲン化銀エマル
ジョン層を支持体の反対の面に塗装して、2重ラジオグ
ラフィック成分を形成することがある。
るX線量を減らすことは、医療用のラジオグラフィーの
分野において公知である。増強スクリーンは、X線を吸
収し、ハロゲン化銀エマルジョン層によってより良好に
吸収され得る電磁線を放射する。患者に対するX線量を
削減するためのその他の方法には、ハロゲン化銀エマル
ジョン層を支持体の反対の面に塗装して、2重ラジオグ
ラフィック成分を形成することがある。
【0003】従って、医療用ラジオグラフィーの分野に
おいて、1組の前面および裏面スクリーンの間に置いた
2重ラジオグラフィック成分からなるラジオグラフィッ
ク集成体を用いることは一般的である。
おいて、1組の前面および裏面スクリーンの間に置いた
2重ラジオグラフィック成分からなるラジオグラフィッ
ク集成体を用いることは一般的である。
【0004】増強スクリーンの典型的な構造は、支持体
およびその上に塗布されたリン光体層を含む。リン光体
層は、X線に露光したときに光を放射し得る蛍光性の物
質およびバインダーを含む。更に、蛍光層と支持体との
結合を助けるために、しばしば下塗り層が蛍光層と支持
体との間に供給され、反射層がしばしば支持体(または
下塗り層)と蛍光層との間に供給される。物理的および
化学的にスクリーンを保護するための保護層が、通常、
蛍光層の表面上に供給される。
およびその上に塗布されたリン光体層を含む。リン光体
層は、X線に露光したときに光を放射し得る蛍光性の物
質およびバインダーを含む。更に、蛍光層と支持体との
結合を助けるために、しばしば下塗り層が蛍光層と支持
体との間に供給され、反射層がしばしば支持体(または
下塗り層)と蛍光層との間に供給される。物理的および
化学的にスクリーンを保護するための保護層が、通常、
蛍光層の表面上に供給される。
【0005】典型的には、ポリマー材料、例えばポリエ
チレンテレフタレート、または紙が、増強スクリーン用
の支持体として用いられる。このような支持体から得ら
れた増強スクリーンは、それらを用いる時に異なる材料
の他の面と物理的な接触を繰り返すことによって、その
表面に簡単に静電気を帯電し得る。この静電気帯電は、
放射線画像の記録および再生の実際の操作において、い
くつかの悪影響を促進し得る。
チレンテレフタレート、または紙が、増強スクリーン用
の支持体として用いられる。このような支持体から得ら
れた増強スクリーンは、それらを用いる時に異なる材料
の他の面と物理的な接触を繰り返すことによって、その
表面に簡単に静電気を帯電し得る。この静電気帯電は、
放射線画像の記録および再生の実際の操作において、い
くつかの悪影響を促進し得る。
【0006】例えば、増強スクリーンの表面が荷電した
場合には、患者をX線に露光する間に、その他のスクリ
ーンまたは増強スクリーンと対になったラジオグラフィ
ックフィルムに増強スクリーンが付着するかもしれな
い。該フィルムによって提供された得られた画像は、パ
ネルの放電が起こった場合に、スタティックマークを受
けるかもしれない。スタティックマークは、増強スクリ
ーンに接触したラジオグラフィックフィルム上の過露光
された部分のフォーム上に形成され、これは静電荷の放
電が起こった領域に対応する。ラジオグラフィックフィ
ルム上に現れたスタティックマークは、不都合であり、
特に診断のための医療用ラジオグラフィーでは、スタテ
ィックマークが、得られた写真画像の分析において問題
を起こす。
場合には、患者をX線に露光する間に、その他のスクリ
ーンまたは増強スクリーンと対になったラジオグラフィ
ックフィルムに増強スクリーンが付着するかもしれな
い。該フィルムによって提供された得られた画像は、パ
ネルの放電が起こった場合に、スタティックマークを受
けるかもしれない。スタティックマークは、増強スクリ
ーンに接触したラジオグラフィックフィルム上の過露光
された部分のフォーム上に形成され、これは静電荷の放
電が起こった領域に対応する。ラジオグラフィックフィ
ルム上に現れたスタティックマークは、不都合であり、
特に診断のための医療用ラジオグラフィーでは、スタテ
ィックマークが、得られた写真画像の分析において問題
を起こす。
【0007】多くの特許および特許出願で、この問題に
ついての多くの解決策が提案されている。
ついての多くの解決策が提案されている。
【0008】JP03/255,400号は、バインダー中に分散さ
せた金属酸化物の微細粒子の保護層を含む増強スクリー
ンについて開示している。
せた金属酸化物の微細粒子の保護層を含む増強スクリー
ンについて開示している。
【0009】JP03/252,599号は、酢酸セルロースに分散
させたN-複素環式化合物からなる保護層を含む増強スク
リーンについて開示している。
させたN-複素環式化合物からなる保護層を含む増強スク
リーンについて開示している。
【0010】JP03/237,399号は、支持体と蛍光層との間
に、バインダー中に分散させたカーボンブラックおよび
/または金属類からなる中間伝導性層を含む増強スクリ
ーンについて開示している。
に、バインダー中に分散させたカーボンブラックおよび
/または金属類からなる中間伝導性層を含む増強スクリ
ーンについて開示している。
【0011】EP223,062号は、金属酸化物、カーボンブ
ラック、または伝導性有機化合物を含む中間または裏層
を含む増強スクリーンについて開示している。
ラック、または伝導性有機化合物を含む中間または裏層
を含む増強スクリーンについて開示している。
【0012】米国特許第5,151,604号は、支持体と蛍光
層との間に配置された下塗り層であって、伝導性ZnO
ホイスカー(平均直径0.3〜3.0mm、および平均長さ3〜1
50mm)を含む層を有する増強スクリーンについて開示し
ている。
層との間に配置された下塗り層であって、伝導性ZnO
ホイスカー(平均直径0.3〜3.0mm、および平均長さ3〜1
50mm)を含む層を有する増強スクリーンについて開示し
ている。
【0013】米国特許第4,943,727号は、片面または両
面に、Ni、Cr、Au、Sn、Al、Cu、およびZnの中
から選択される金属化合物の蒸着によって得られた金属
フィルムを有する保護層を含む増強スクリーンについて
開示している。
面に、Ni、Cr、Au、Sn、Al、Cu、およびZnの中
から選択される金属化合物の蒸着によって得られた金属
フィルムを有する保護層を含む増強スクリーンについて
開示している。
【0014】米国特許第4,711,827号は、アクリロニト
リル/スチレンコポリマー組成物を保護トップコート層
として含む増強スクリーンについて開示している。
リル/スチレンコポリマー組成物を保護トップコート層
として含む増強スクリーンについて開示している。
【0015】米国特許第4,666,774号は、アルキルホス
フェート混合物、第4脂肪族イミダジン誘導体、および
エトキシル化アミン類から選択された帯電防止剤を含む
蛍光ポリマーの保護層を有する増強スクリーンについて
開示している。
フェート混合物、第4脂肪族イミダジン誘導体、および
エトキシル化アミン類から選択された帯電防止剤を含む
蛍光ポリマーの保護層を有する増強スクリーンについて
開示している。
【0016】米国特許第4,983,848号は、ポリアミド誘
導体(例えばナイロン6・6、ナイロン6、非晶質ナイロン
等)からなるトップコート層を有する増強スクリーンに
ついて開示している。
導体(例えばナイロン6・6、ナイロン6、非晶質ナイロン
等)からなるトップコート層を有する増強スクリーンに
ついて開示している。
【0017】米国特許第4,855,191号は、伝導性ポリマ
ー、例えばアクリル樹脂またはポリシロキサン類を含む
帯電防止層を有する増強スクリーンについて開示してい
る。
ー、例えばアクリル樹脂またはポリシロキサン類を含む
帯電防止層を有する増強スクリーンについて開示してい
る。
【0018】EP377,470号は、バインダー中に分散させ
た無機塩を有する帯電防止トップコート層を含む増強ス
クリーンについて開示している。好ましい無機塩は、例
えばLiCl、NaCl、NaBr、NaNO3、Na3PO4、
Csl、MgBr2、BaBr2、Bal2、AlBr3である。
た無機塩を有する帯電防止トップコート層を含む増強ス
クリーンについて開示している。好ましい無機塩は、例
えばLiCl、NaCl、NaBr、NaNO3、Na3PO4、
Csl、MgBr2、BaBr2、Bal2、AlBr3である。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】古くから存するスタテ
ィックマークの問題を解決するためのこれらの活動にも
かかわらず、決定的な解決策がなおも求められている。
したがって、本発明は写真フィルム、特に医療用ラジオ
グラフィーにおいて用いられることを意図したフィルム
におけるスタティックマークの減少に寄与することを目
的とする。
ィックマークの問題を解決するためのこれらの活動にも
かかわらず、決定的な解決策がなおも求められている。
したがって、本発明は写真フィルム、特に医療用ラジオ
グラフィーにおいて用いられることを意図したフィルム
におけるスタティックマークの減少に寄与することを目
的とする。
【0020】即ち、本発明は、支持体、該支持体の上に
塗布された蛍光層であって、バインダー中に分散させた
蛍光リン光体粒子を含む蛍光層、および該蛍光層を被覆
する保護トップコート層を含むX線増強スクリーンであ
って、蛍光およびトップコート層の1以上が、フルオロ
アルキルスルホニルメチド類、フルオロアルキルスルホ
ニルイミド類、およびフルオロアルキルスルホニルアミ
ド類からなる群から選択される1以上の塩を含むことを
特徴とした、X線増強スクリーンを提供する。
塗布された蛍光層であって、バインダー中に分散させた
蛍光リン光体粒子を含む蛍光層、および該蛍光層を被覆
する保護トップコート層を含むX線増強スクリーンであ
って、蛍光およびトップコート層の1以上が、フルオロ
アルキルスルホニルメチド類、フルオロアルキルスルホ
ニルイミド類、およびフルオロアルキルスルホニルアミ
ド類からなる群から選択される1以上の塩を含むことを
特徴とした、X線増強スクリーンを提供する。
【0021】
【課題を解決するための手段】従って、本発明は支持
体、該支持体の上に塗布された蛍光層であって、バイン
ダー中に分散させた蛍光リン光体粒子を含む蛍光層、お
よび該蛍光層を被覆する保護トップコート層を含むX線
増強スクリーンであって、蛍光およびトップコート層の
1以上が、フルオロアルキルスルホニルメチド類、フル
オロアルキルスルホニルイミド類、およびフルオロアル
キルスルホニルアミド類からなる群から選択される1以
上の塩を含むことを特徴とした、X線増強スクリーンに
関する。
体、該支持体の上に塗布された蛍光層であって、バイン
ダー中に分散させた蛍光リン光体粒子を含む蛍光層、お
よび該蛍光層を被覆する保護トップコート層を含むX線
増強スクリーンであって、蛍光およびトップコート層の
1以上が、フルオロアルキルスルホニルメチド類、フル
オロアルキルスルホニルイミド類、およびフルオロアル
キルスルホニルアミド類からなる群から選択される1以
上の塩を含むことを特徴とした、X線増強スクリーンに
関する。
【0022】本発明の増強スクリーンにおいて有用なフ
ルオロアルキルスルホニルメチド(1以上のフルオロア
ルキルスルホニル基を有する)、イミドおよびアミドの
塩類は、以下の構造式で表される:
ルオロアルキルスルホニルメチド(1以上のフルオロア
ルキルスルホニル基を有する)、イミドおよびアミドの
塩類は、以下の構造式で表される:
【0023】
【化3】
【0024】式中、Meは有機または無機陽イオンであ
って、Rfは1〜12の炭素原子を有する高フッ素化アル
キル基であって、Xは窒素または炭素原子であって、Y
は-C(O)-、-SO2-または単結合であって、Rはアル
キルまたはアリール基であって、vはXの原子価であっ
て、Xが窒素原子である場合にはmは0または1であっ
て、Xが炭素原子である場合にはmは0または1または
2であって、2つのRf基が共に結合して環を形成し得
る。
って、Rfは1〜12の炭素原子を有する高フッ素化アル
キル基であって、Xは窒素または炭素原子であって、Y
は-C(O)-、-SO2-または単結合であって、Rはアル
キルまたはアリール基であって、vはXの原子価であっ
て、Xが窒素原子である場合にはmは0または1であっ
て、Xが炭素原子である場合にはmは0または1または
2であって、2つのRf基が共に結合して環を形成し得
る。
【0025】R基は、好ましくは電子求引性置換基(例
えばハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基またはフルオロ
アルキル基)を含む。
えばハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基またはフルオロ
アルキル基)を含む。
【0026】「高フッ素化アルキル基」は、アルキル鎖
における各炭素原子上の2以上の水素原子がフッ素で置
換されたアルキル基を意味する。好ましくは80%の水素
原子がフッ素で置換され、より好ましくは90%以上の水
素原子がフッ素で置換され、そして最も好ましくは全て
の水素原子がフッ素で置換されている。
における各炭素原子上の2以上の水素原子がフッ素で置
換されたアルキル基を意味する。好ましくは80%の水素
原子がフッ素で置換され、より好ましくは90%以上の水
素原子がフッ素で置換され、そして最も好ましくは全て
の水素原子がフッ素で置換されている。
【0027】好ましくは、Meはアルカリ金属(例えば
Li、KおよびNa)、アルカリ土類金属(例えばCa、
MgおよびSr)、または窒素オニウムである。
Li、KおよびNa)、アルカリ土類金属(例えばCa、
MgおよびSr)、または窒素オニウムである。
【0028】本発明の範囲に従えば、「基」を用いて化
学化合物または置換基を記載する場合には、記載された
化学材料は基本的な基および従来の置換基を有する基を
含む。「部分」を用いて化学化合物または置換基を記載
する場合には、置換されていない化学材料のみが含まれ
ることが意図されている。
学化合物または置換基を記載する場合には、記載された
化学材料は基本的な基および従来の置換基を有する基を
含む。「部分」を用いて化学化合物または置換基を記載
する場合には、置換されていない化学材料のみが含まれ
ることが意図されている。
【0029】本発明の好ましい様相に従えば、塩はフル
オロアルキルスルホニルイミド類のリチウム塩またはビ
ス-またはトリス-フルオロアルキルスルホニルメチド類
のリチウム塩である。
オロアルキルスルホニルイミド類のリチウム塩またはビ
ス-またはトリス-フルオロアルキルスルホニルメチド類
のリチウム塩である。
【0030】本発明のより好ましい態様によれば、本発
明の増強スクリーンにおいて有用なフルオロアルキルス
ルホニルイミド類またはフルオロアルキルスルホニルメ
チド類は、以下の構造式で表され得る:
明の増強スクリーンにおいて有用なフルオロアルキルス
ルホニルイミド類またはフルオロアルキルスルホニルメ
チド類は、以下の構造式で表され得る:
【0031】
【化4】
【0032】式中、Rfは1〜8の炭素原子を有する高
フッ素化アルキル基、Xは窒素または炭素原子、および
vはXの原子価(炭素原子の場合には4、窒素原子の場
合には3)であって、2つのRf基は共に結合して環を
形成し得る。
フッ素化アルキル基、Xは窒素または炭素原子、および
vはXの原子価(炭素原子の場合には4、窒素原子の場
合には3)であって、2つのRf基は共に結合して環を
形成し得る。
【0033】上記の化合物およびそれらの合成に関する
記載は、米国特許第4,505,997号、同5,021,308号、同5,
072,040号、同5,162,177号、および同5,273,840号に記
載されており、これらを本明細書の一部とする。好まし
いフルオロアルキルスルホニルイミド類およびフルオロ
アルキルスルホニルメチド類のリチウム塩類の例を以下
に示す。しかしながら、本発明は以下の例に限定される
ものではない。
記載は、米国特許第4,505,997号、同5,021,308号、同5,
072,040号、同5,162,177号、および同5,273,840号に記
載されており、これらを本明細書の一部とする。好まし
いフルオロアルキルスルホニルイミド類およびフルオロ
アルキルスルホニルメチド類のリチウム塩類の例を以下
に示す。しかしながら、本発明は以下の例に限定される
ものではない。
【0034】
【化5】
【0035】本発明の塩類の長所には、水性および有機
媒体における高い溶解性、高いイオン伝導性、高い薬品
および熱安定性、およびX線増強スクリーンに含まれる
その他の化学成分との親和性が含まれる。
媒体における高い溶解性、高いイオン伝導性、高い薬品
および熱安定性、およびX線増強スクリーンに含まれる
その他の化学成分との親和性が含まれる。
【0036】フルオロアルキルスルホニルイミド類、フ
ルオロアルキルスルホニルアミド類またはフルオロアル
キルスルホニルメチド類の塩は、0.01〜20g/m2、好まし
くは0.05〜10g/m2、より好ましくは0.1〜5g/m2の塗装重
量で使用される。塩を蛍光層、保護トップコート層また
はその両方に加えてもよい。塩を蛍光および保護トップ
コート層の両方に加えた場合には、蛍光層とトップコー
ト層における塩塗装重量の比は、10:1〜1:10、好ま
しくは6:1〜1:6であることが好ましい。
ルオロアルキルスルホニルアミド類またはフルオロアル
キルスルホニルメチド類の塩は、0.01〜20g/m2、好まし
くは0.05〜10g/m2、より好ましくは0.1〜5g/m2の塗装重
量で使用される。塩を蛍光層、保護トップコート層また
はその両方に加えてもよい。塩を蛍光および保護トップ
コート層の両方に加えた場合には、蛍光層とトップコー
ト層における塩塗装重量の比は、10:1〜1:10、好ま
しくは6:1〜1:6であることが好ましい。
【0037】本発明の増強スクリーンは、バインダーお
よびそこに分散した1以上のリン光体を含む蛍光層を含
む。該蛍光層は、リン光体をバインダーの有機溶剤溶液
中に分散させて、所望のリン光体/バインダー比を有す
る塗装分散体を調製し、その後該塗装分散体を従来の塗
装方法によって塗布して均一層を形成することによって
形成される。蛍光層がそれ自体で支持している場合に
は、蛍光層自体は増強スクリーンになり得るが、蛍光層
は一般に支持体の上に提供されて、増強スクリーンを提
供する。
よびそこに分散した1以上のリン光体を含む蛍光層を含
む。該蛍光層は、リン光体をバインダーの有機溶剤溶液
中に分散させて、所望のリン光体/バインダー比を有す
る塗装分散体を調製し、その後該塗装分散体を従来の塗
装方法によって塗布して均一層を形成することによって
形成される。蛍光層がそれ自体で支持している場合に
は、蛍光層自体は増強スクリーンになり得るが、蛍光層
は一般に支持体の上に提供されて、増強スクリーンを提
供する。
【0038】蛍光層を物理的および化学的に保護する蛍
光層用の保護層は、通常、蛍光層の表面に供給される。
更に、下塗り層を支持体の上に提供して、蛍光層と支持
体との間の結合を改良してもよく、かつ反射層を支持体
(または下塗り層)と蛍光層との間に提供してもよい。
光層用の保護層は、通常、蛍光層の表面に供給される。
更に、下塗り層を支持体の上に提供して、蛍光層と支持
体との間の結合を改良してもよく、かつ反射層を支持体
(または下塗り層)と蛍光層との間に提供してもよい。
【0039】本発明の増強スクリーンにおいて用いられ
るリン光体は、電磁スペクトルの紫外、青、緑、赤また
は赤外領域において放射最大波長を有する。より好まし
くは、リン光体は、電磁スペクトルの紫外、青および緑
領域に放射線を放射する。
るリン光体は、電磁スペクトルの紫外、青、緑、赤また
は赤外領域において放射最大波長を有する。より好まし
くは、リン光体は、電磁スペクトルの紫外、青および緑
領域に放射線を放射する。
【0040】緑放射リン光体は、スペクトル放射の約80
%以上を480nmより上に有し、かつ最大放射を530〜570n
mの波長範囲に有する放射線を放射するのがよい。本発
明の増強スクリーンにおいて用いてもよい緑放射リン光
体には、イットリウム、ランタン、ガドリウムおよびル
テチウムより選択される1以上の希土類元素の希土類活
性化希土類オキシスルフィドリン光体、同様の希土類元
素の希土類活性化希土類オキシハライドリン光体、上記
の希土類元素のホウ酸塩のリン光体化合物、上記の希土
類元素のリン酸塩のリン光体化合物および上記の希土類
元素のタンタル酸塩のリン光体化合物等が挙げられる。
%以上を480nmより上に有し、かつ最大放射を530〜570n
mの波長範囲に有する放射線を放射するのがよい。本発
明の増強スクリーンにおいて用いてもよい緑放射リン光
体には、イットリウム、ランタン、ガドリウムおよびル
テチウムより選択される1以上の希土類元素の希土類活
性化希土類オキシスルフィドリン光体、同様の希土類元
素の希土類活性化希土類オキシハライドリン光体、上記
の希土類元素のホウ酸塩のリン光体化合物、上記の希土
類元素のリン酸塩のリン光体化合物および上記の希土類
元素のタンタル酸塩のリン光体化合物等が挙げられる。
【0041】これらの希土類緑放射リン光体について
は、例えば米国特許第4,225,653号、同3,418,246号、同
3,418,247号、同3,725,704号、同3,607,743号、同3,97
4,389号、同3,591,516号、同3,607,770号、同3,666,676
号、同3,795,814号、同4,405,691号、同4,311,487号、
および同4,387,141号に記載されている。これらの希土
類リン光体は、高いX線吸収力を有し、そしてX線に励
起された場合に高い効果の光を放射し、放射線技術者が
実質的に低い放射線線量を用いることを可能にする。
は、例えば米国特許第4,225,653号、同3,418,246号、同
3,418,247号、同3,725,704号、同3,607,743号、同3,97
4,389号、同3,591,516号、同3,607,770号、同3,666,676
号、同3,795,814号、同4,405,691号、同4,311,487号、
および同4,387,141号に記載されている。これらの希土
類リン光体は、高いX線吸収力を有し、そしてX線に励
起された場合に高い効果の光を放射し、放射線技術者が
実質的に低い放射線線量を用いることを可能にする。
【0042】本発明の増強スクリーンにおいて特に適し
たリン光体は、以下の一般式で表されるテルビウムまた
はテルビウム-リチウム活性化希土類オキシスルフィド
リン光体である:
たリン光体は、以下の一般式で表されるテルビウムまた
はテルビウム-リチウム活性化希土類オキシスルフィド
リン光体である:
【0043】(Ln1-a-b,Tba,Tmb)2O2S
【0044】式中、Lnはランタン、ガドリニウムおよ
びルテチウムから選択される1以上の希土類元素であっ
て、aおよびbはそれぞれ0.0005≦a≦0.09および0≦
b≦0.01に見合う数であって、テルビウムまたはテルビ
ウム-リチウム活性化希土類オキシスルフィドリン光体
は、以下の一般式で表される:
びルテチウムから選択される1以上の希土類元素であっ
て、aおよびbはそれぞれ0.0005≦a≦0.09および0≦
b≦0.01に見合う数であって、テルビウムまたはテルビ
ウム-リチウム活性化希土類オキシスルフィドリン光体
は、以下の一般式で表される:
【0045】(Y1-c-a-b,Lnc,Tba,Tmb)2O2S
【0046】式中、Lnはランタン、ガドリニウムおよ
びルテチウムから選択される1以上の希土類元素であっ
て、a、bおよびcはそれぞれ0.0005≦a≦0.09、0≦
b≦0.01および0.65≦c≦0.95に見合う数である。式
中、bの値が条件0<b≦0.01の値に見合うことが好ま
しい。
びルテチウムから選択される1以上の希土類元素であっ
て、a、bおよびcはそれぞれ0.0005≦a≦0.09、0≦
b≦0.01および0.65≦c≦0.95に見合う数である。式
中、bの値が条件0<b≦0.01の値に見合うことが好ま
しい。
【0047】UV−青放射リン光体は、スペクトル放射
の約80%以上を450nmより下に有し、かつ最大放射を300
〜400nmの波長範囲に有する放射線を放射する。本発明
の増強スクリーンに用いてもよいUV-青放射リン光体
には、当該技術分野において公知のリン光体、例えば鉛
またはランタン活性化硫酸バリウムリン光体、フルオロ
ハロゲン化バリウムリン光体、鉛活性化ケイ酸バリウム
リン光体、ガドリウム活性化酸化イットリウムリン光
体、フッ化バリウムリン光体、アルカリ金属活性化希土
類ニオブ酸塩またはタンタル酸塩リン光体等が挙げられ
る。UV-青放射リン光体は、例えばBE703,998号および
同757,815号、EP202,875号、およびブッチャナン(Bucha
nan)らによってジャーナル・オブ・アプライド・フィジッ
クス(J.Applied Physics)、第9巻、4342〜4347頁(1968
年)およびクラップら(Clapp andGinther)によってジャ
ーナル・オブ・ザ・オプティカル・ソサイエティー・オブ・ア
メリカ(J. of the Optical Soc. of America)、第37
巻、355〜362頁(1947年)に記載されている。
の約80%以上を450nmより下に有し、かつ最大放射を300
〜400nmの波長範囲に有する放射線を放射する。本発明
の増強スクリーンに用いてもよいUV-青放射リン光体
には、当該技術分野において公知のリン光体、例えば鉛
またはランタン活性化硫酸バリウムリン光体、フルオロ
ハロゲン化バリウムリン光体、鉛活性化ケイ酸バリウム
リン光体、ガドリウム活性化酸化イットリウムリン光
体、フッ化バリウムリン光体、アルカリ金属活性化希土
類ニオブ酸塩またはタンタル酸塩リン光体等が挙げられ
る。UV-青放射リン光体は、例えばBE703,998号および
同757,815号、EP202,875号、およびブッチャナン(Bucha
nan)らによってジャーナル・オブ・アプライド・フィジッ
クス(J.Applied Physics)、第9巻、4342〜4347頁(1968
年)およびクラップら(Clapp andGinther)によってジャ
ーナル・オブ・ザ・オプティカル・ソサイエティー・オブ・ア
メリカ(J. of the Optical Soc. of America)、第37
巻、355〜362頁(1947年)に記載されている。
【0048】本発明の増強スクリーンにおいて用いるた
めに特に適したUV-青放射リン光体は、以下の一般式
で表される: (Y1-2/3x-1/3y,Srx,Liy)TaO4 式中、xおよびyは10-5≦x≦1および10-4≦y≦0.1の
条件に合うような数であって、EP202,875号に記載され
ている。
めに特に適したUV-青放射リン光体は、以下の一般式
で表される: (Y1-2/3x-1/3y,Srx,Liy)TaO4 式中、xおよびyは10-5≦x≦1および10-4≦y≦0.1の
条件に合うような数であって、EP202,875号に記載され
ている。
【0049】その他の公知の光放射性リン光体に関して
は、リサーチ・ディスクロージャー、第184巻、1979年8
月、アイテム18431、セクションIXに記載されている。
は、リサーチ・ディスクロージャー、第184巻、1979年8
月、アイテム18431、セクションIXに記載されている。
【0050】本発明の増強スクリーンの蛍光層に使用さ
れるバインダーは、例えば、層の形成に一般的に用いら
れるバインダーであって、アラビアゴム、ゼラチン等の
タンパク質、デキストラン等の多糖類、有機ポリマーバ
インダー、例えばポリビニルブチラール、ポリビニルア
セテート、ニトロセルロース、エチルセルロース、ビニ
リデン-クロリド-ビニルクロリドコポリマー、アクリレ
ート類(例えばポリメチルメタクリレートおよびポリブ
チルメタクリレート)、ビニルクロリド-ビニルアセテ
ートコポリマー、ポリウレタン類、セルロースアセテー
トブチレート、ポリビニルアルコール等が挙げられる。
れるバインダーは、例えば、層の形成に一般的に用いら
れるバインダーであって、アラビアゴム、ゼラチン等の
タンパク質、デキストラン等の多糖類、有機ポリマーバ
インダー、例えばポリビニルブチラール、ポリビニルア
セテート、ニトロセルロース、エチルセルロース、ビニ
リデン-クロリド-ビニルクロリドコポリマー、アクリレ
ート類(例えばポリメチルメタクリレートおよびポリブ
チルメタクリレート)、ビニルクロリド-ビニルアセテ
ートコポリマー、ポリウレタン類、セルロースアセテー
トブチレート、ポリビニルアルコール等が挙げられる。
【0051】一般に、バインダーはリン光体1重量部あ
たり、0.01〜1重量部の量で用いられる。しかしなが
ら、スクリーンの感光度および鮮鋭度の観点からは、バ
インダーの量は少ない程好ましい。従って、スクリーン
の感光度と鮮鋭度および塗装分散体の塗布の容易性の両
方を考慮すると、バインダーは、リン光体1重量部あた
り、0.03〜0.2重量部の量で用いられることが好まし
い。蛍光層の厚みは、一般に10μm〜1mmの範囲内であ
る。
たり、0.01〜1重量部の量で用いられる。しかしなが
ら、スクリーンの感光度および鮮鋭度の観点からは、バ
インダーの量は少ない程好ましい。従って、スクリーン
の感光度と鮮鋭度および塗装分散体の塗布の容易性の両
方を考慮すると、バインダーは、リン光体1重量部あた
り、0.03〜0.2重量部の量で用いられることが好まし
い。蛍光層の厚みは、一般に10μm〜1mmの範囲内であ
る。
【0052】本発明の増強スクリーンにおいては、蛍光
層を一般に支持体の上に塗布する。支持体としては、種
々の材料、例えばポリマー材料、ガラス、ウール、綿、
紙、金属等が用いられ得る。スクリーンの取り扱い易さ
の観点から、支持体を好ましくは可撓性を有するシート
またはロールに加工したほうがよい。この関連で、支持
体はプラスティックフィルム(例えばセルローストリア
セテートフィルム、ポリエステルフィルム、ポリエチレ
ンテレフタレートフィルム、ポリアミドフィルム、ポリ
カーボネートフィルム等)、普通紙、または加工紙(例
えば感光紙、バリタ紙、樹脂塗装紙、2酸化チタン等の
顔料を含む顔料含有紙等)であることが好ましい。支持
体は、その片面(例えば蛍光層が供給された面等)に下
塗り層を有し、蛍光層をしっかりと保持している。下塗
り層の金属としては、普通接着剤または下塗り剤が用い
られ得る。蛍光層を支持体上(または下塗り層上、また
は反射層上)に供給する場合に、バインダーに分散した
リン光体を含む塗装分散体を直接支持体の上(または下
塗り層上、または反射層上)に塗布してもよい。
層を一般に支持体の上に塗布する。支持体としては、種
々の材料、例えばポリマー材料、ガラス、ウール、綿、
紙、金属等が用いられ得る。スクリーンの取り扱い易さ
の観点から、支持体を好ましくは可撓性を有するシート
またはロールに加工したほうがよい。この関連で、支持
体はプラスティックフィルム(例えばセルローストリア
セテートフィルム、ポリエステルフィルム、ポリエチレ
ンテレフタレートフィルム、ポリアミドフィルム、ポリ
カーボネートフィルム等)、普通紙、または加工紙(例
えば感光紙、バリタ紙、樹脂塗装紙、2酸化チタン等の
顔料を含む顔料含有紙等)であることが好ましい。支持
体は、その片面(例えば蛍光層が供給された面等)に下
塗り層を有し、蛍光層をしっかりと保持している。下塗
り層の金属としては、普通接着剤または下塗り剤が用い
られ得る。蛍光層を支持体上(または下塗り層上、また
は反射層上)に供給する場合に、バインダーに分散した
リン光体を含む塗装分散体を直接支持体の上(または下
塗り層上、または反射層上)に塗布してもよい。
【0053】リン光層と支持体との間には、反射層を配
置させて、スクリーンから放射される放射線の量を増加
させ得る。反射層は、適当なバインダーに分散させたど
んな反射性剤または顔料から構成されていてもよい。顔
料、例えばTiO2、ZrO2、MgO、ZnO、Al2O3、
PbCO3、MgCO3、PbSO4、チタン酸カルシウム、
チタン酸カリウムは、既に周知であって、広く用いられ
ている。反射性層は、どんなバインダー、例えばゼラチ
ン、ゼラチン誘導体、ポリウレタン、ポリビニルアセテ
ート、ポリビニルアルコール等を含んでいてもよい。支
持体の反射力を改良するために、ベース支持体は反射性
金属(例えばアルミニウム)の薄い層を塗装することに
よって金属化させてもよい。反射層の厚みは、一般に10
μmより大きく、好ましくは15〜40μmの範囲である。
置させて、スクリーンから放射される放射線の量を増加
させ得る。反射層は、適当なバインダーに分散させたど
んな反射性剤または顔料から構成されていてもよい。顔
料、例えばTiO2、ZrO2、MgO、ZnO、Al2O3、
PbCO3、MgCO3、PbSO4、チタン酸カルシウム、
チタン酸カリウムは、既に周知であって、広く用いられ
ている。反射性層は、どんなバインダー、例えばゼラチ
ン、ゼラチン誘導体、ポリウレタン、ポリビニルアセテ
ート、ポリビニルアルコール等を含んでいてもよい。支
持体の反射力を改良するために、ベース支持体は反射性
金属(例えばアルミニウム)の薄い層を塗装することに
よって金属化させてもよい。反射層の厚みは、一般に10
μmより大きく、好ましくは15〜40μmの範囲である。
【0054】本発明の増強スクリーンにおいて、蛍光層
の物理的および化学的保護のための保護層を、一般に露
光する蛍光層の表面上(支持体の反対側の面)に供給す
る。蛍光層がそれ自体支持体である場合には、保護層を
蛍光層の両面に供給してもよい。保護層を蛍光層の上に
塗装分散体を直接塗布してその上に保護層を形成させる
ことによって供給してもよく、または予め形成させた保
護層を積層または接着させることによって供給してもよ
い。保護層の材料としては、従来の保護層用のポリマー
材料、例えばニトロセルロース、エチルセルロース、酢
酸セルロース、ポリエステル、ポリエチレンテレフタレ
ート等が用いられ得る。
の物理的および化学的保護のための保護層を、一般に露
光する蛍光層の表面上(支持体の反対側の面)に供給す
る。蛍光層がそれ自体支持体である場合には、保護層を
蛍光層の両面に供給してもよい。保護層を蛍光層の上に
塗装分散体を直接塗布してその上に保護層を形成させる
ことによって供給してもよく、または予め形成させた保
護層を積層または接着させることによって供給してもよ
い。保護層の材料としては、従来の保護層用のポリマー
材料、例えばニトロセルロース、エチルセルロース、酢
酸セルロース、ポリエステル、ポリエチレンテレフタレ
ート等が用いられ得る。
【0055】本発明の増強スクリーンを、染料で着色し
てもよい。また、蛍光層は、その中に分散した白色粉を
含んでいてもよい。蛍光層中に染料または白色粉を用い
ることによって、高い鮮鋭度を提供する増強スクリーン
が得られ得る。
てもよい。また、蛍光層は、その中に分散した白色粉を
含んでいてもよい。蛍光層中に染料または白色粉を用い
ることによって、高い鮮鋭度を提供する増強スクリーン
が得られ得る。
【0056】本発明を以下の実施例を参照して説明する
が、以下の実施例は、特許請求の範囲に記載した本発明
の範囲を制限するものではない。
が、以下の実施例は、特許請求の範囲に記載した本発明
の範囲を制限するものではない。
【0057】
【実施例】実施例1 1組のラジオグラフィックスクリーンを緑放射Gd2O2
S:Tbリン光体の分散体(ニチア化学工業社製、商品名
「NP-3010-33M」、平均粒径6.5μm、疎水性ポリマーバ
インダー溶液)を厚さ250μmのポリエステル支持体に塗
装することによって調製した。分散体の組成を以下に示
す: Gd2O2S:Tb 1000gメチルアクリレート -エチルアクリレートコホ゜リマー 63gヒ゛ニルクロリト゛ -ヒ゛ニルフ゜ロヒ゜オネートコホ゜リマー 62g アセトン 69g 酢酸エチル 157g メチルイソブチルケトン 25g
S:Tbリン光体の分散体(ニチア化学工業社製、商品名
「NP-3010-33M」、平均粒径6.5μm、疎水性ポリマーバ
インダー溶液)を厚さ250μmのポリエステル支持体に塗
装することによって調製した。分散体の組成を以下に示
す: Gd2O2S:Tb 1000gメチルアクリレート -エチルアクリレートコホ゜リマー 63gヒ゛ニルクロリト゛ -ヒ゛ニルフ゜ロヒ゜オネートコホ゜リマー 62g アセトン 69g 酢酸エチル 157g メチルイソブチルケトン 25g
【0058】得られた蛍光層は、約433g/m2のリン光体
被覆度および110μmの乾燥厚みを有した。リン光体層と
支持体との間にポリウレタンバインダー中のTiO2粒子
の反射層を25μmの厚みで塗布した。スクリーンを5μm
のセルローストリアセテートおよびポリビニルアセテー
ト保護層でオーバーコートした。塗装重量は、約5〜6
g/m2とした。塗装の後、スクリーンを40℃のオーブンで
一晩乾燥させた。
被覆度および110μmの乾燥厚みを有した。リン光体層と
支持体との間にポリウレタンバインダー中のTiO2粒子
の反射層を25μmの厚みで塗布した。スクリーンを5μm
のセルローストリアセテートおよびポリビニルアセテー
ト保護層でオーバーコートした。塗装重量は、約5〜6
g/m2とした。塗装の後、スクリーンを40℃のオーブンで
一晩乾燥させた。
【0059】塗装において、異なる量のLiN(SO2C
F3)2またはLiC(SO2CF3)3を、蛍光層および/ま
たは保護層に以下の表1に従って加えた。
F3)2またはLiC(SO2CF3)3を、蛍光層および/ま
たは保護層に以下の表1に従って加えた。
【0060】
【表1】
【0061】全ての試料を以下の試験に従って評価し
た。
た。
【0062】(荷電減衰時間試験)この試験に従って、
各スクリーンの静電荷の散逸を測定した。スクリーンを
25%の相対湿度および21℃の温度の条件下に15時間おい
た。荷電減衰時間を荷電減衰試験ユニットJCI155(ロン
ドン、ジョン・チャッブ社(John Chubb Ltd.))を用いて
測定した。この装置は、高電圧コロナ放電によってスク
リーン表面に電荷を堆積させ、フィールドメーターで表
面電圧の減衰時間を観察するものである。時間が短い
程、スクリーンの帯電防止特性は良好である。試験を行
う面の荷電減衰の挙動が反対面によって影響されること
を防ぐために、反対面を金属裏面と接触させて接地させ
た。
各スクリーンの静電荷の散逸を測定した。スクリーンを
25%の相対湿度および21℃の温度の条件下に15時間おい
た。荷電減衰時間を荷電減衰試験ユニットJCI155(ロン
ドン、ジョン・チャッブ社(John Chubb Ltd.))を用いて
測定した。この装置は、高電圧コロナ放電によってスク
リーン表面に電荷を堆積させ、フィールドメーターで表
面電圧の減衰時間を観察するものである。時間が短い
程、スクリーンの帯電防止特性は良好である。試験を行
う面の荷電減衰の挙動が反対面によって影響されること
を防ぐために、反対面を金属裏面と接触させて接地させ
た。
【0063】(表面抵抗試験)ASTM・D257に従い、ヒュ
ーレット・パッカード製モデル4329A高抵抗メーターと連
結させたヒューレット・パッカード製モデル16008A抵抗
セルを用いて試料スクリーン表面の抵抗を測定した。値
が低い程、スクリーンの帯電に対する保護が良好であ
る。
ーレット・パッカード製モデル4329A高抵抗メーターと連
結させたヒューレット・パッカード製モデル16008A抵抗
セルを用いて試料スクリーン表面の抵抗を測定した。値
が低い程、スクリーンの帯電に対する保護が良好であ
る。
【0064】(滑り性試験)この試験は、ローマギー(L
homargy)装置を用いて行った。それは、スクリーンによ
って支持されたフィルム上のスライド運動からなり、約
15cm/分の速度で試験を行う。スライドに連結した力変
換器は、付与した力を増幅直流電圧に変換し、それが記
録紙に記録される。スライド運動を始めるために付与し
た力は、静的滑り性の値を表す。スライド運動は連続的
ではない。運動の不連続性は、記録紙のグラフから測定
され得る(滑り性の差として)。この値は、動的滑り性
を表す。運動がより不連続であれば(即ち、滑り性の差
がより高い値であれば)、フィルムの性能がより良好で
あった。試験は、3M製トリマックス(Trimax)XD/A・プ
ラス(Plus)ラジオグラフィックフィルムを用いて行っ
た。
homargy)装置を用いて行った。それは、スクリーンによ
って支持されたフィルム上のスライド運動からなり、約
15cm/分の速度で試験を行う。スライドに連結した力変
換器は、付与した力を増幅直流電圧に変換し、それが記
録紙に記録される。スライド運動を始めるために付与し
た力は、静的滑り性の値を表す。スライド運動は連続的
ではない。運動の不連続性は、記録紙のグラフから測定
され得る(滑り性の差として)。この値は、動的滑り性
を表す。運動がより不連続であれば(即ち、滑り性の差
がより高い値であれば)、フィルムの性能がより良好で
あった。試験は、3M製トリマックス(Trimax)XD/A・プ
ラス(Plus)ラジオグラフィックフィルムを用いて行っ
た。
【0065】上記の試験の結果を以下の表2にまとめて
示す。
示す。
【0066】
【表2】
【0067】表2のデータは、リチウム塩を本発明の増
強スクリーンに加えることで、フィルム/スクリーンシ
ステムの滑り性に悪影響を及ぼすことなく、帯電防止特
性が改良されることを示す。
強スクリーンに加えることで、フィルム/スクリーンシ
ステムの滑り性に悪影響を及ぼすことなく、帯電防止特
性が改良されることを示す。
【0068】実施例2 対照のスクリーン(実施例1のR1)および本発明のス
クリーン(実施例1のL5およびN7)に露光させたラジ
オグラフィックフィルムの感度における差を比較するこ
とによって、スクリーン効果を測定した。2つの異なる
フィルム、3M製トリマックスXD/Aプラスおよび3M製
R2を使用した。結果を以下の表3にまとめて示す。負
の値は、対照のスクリーンR1においてスクリーン効果
が劣ることを意味する。
クリーン(実施例1のL5およびN7)に露光させたラジ
オグラフィックフィルムの感度における差を比較するこ
とによって、スクリーン効果を測定した。2つの異なる
フィルム、3M製トリマックスXD/Aプラスおよび3M製
R2を使用した。結果を以下の表3にまとめて示す。負
の値は、対照のスクリーンR1においてスクリーン効果
が劣ることを意味する。
【0069】
【表3】
【0070】表3のデータは、リチウム塩が本発明のス
クリーンの光効果に悪影響を及ぼすことがないことを明
らかに示している。
クリーンの光効果に悪影響を及ぼすことがないことを明
らかに示している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョージ・ムーア アメリカ合衆国55144−1000ミネソタ州セ ント・ポール、スリーエム・センター(番 地の表示なし) (72)発明者 ダリオ・バレリーニ イタリア、イ−17016フェラーニア(サヴ ォーナ)(番地の表示なし) スリーエ ム・イタリア・リチェルシェ・ソシエタ・ ペル・アチオニ内 (72)発明者 ウィリアム・エイ・ホフマン アメリカ合衆国55144−1000ミネソタ州セ ント・ポール、スリーエム・センター(番 地の表示なし) (72)発明者 ウィリアム・エム・ラマンナ アメリカ合衆国55144−1000ミネソタ州セ ント・ポール、スリーエム・センター(番 地の表示なし)
Claims (9)
- 【請求項1】 支持体、該支持体の上に塗布された蛍光
層であって、バインダー中に分散させた蛍光リン光体粒
子を含む蛍光層、および該蛍光層を被覆する保護トップ
コート層からなるX線増強スクリーンであって、該蛍光
およびトップコート層の1以上が、フルオロアルキルス
ルホニルメチド類、フルオロアルキルスルホニルイミド
類、およびフルオロアルキルスルホニルアミド類からな
る群から選択される1以上の塩を含むことを特徴とした
X線増強スクリーン。 - 【請求項2】 該塩が以下の構造式で表される、請求項
1記載のX線増強スクリーン: 【化1】 (式中、Meは有機または無機陽イオンであって、Rfは
1〜12の炭素原子を有する高フッ素化アルキル基であっ
て、Xは窒素または炭素原子であって、Yは-C(O)-、
-SO2-または単結合であって、Rはアルキルまたはア
リール基であって、vはXの原子価であって、Xが窒素
原子である場合にはmは0または1であって、Xが炭素
原子である場合にはmは0または1または2であって、
2つのRf基が共に結合して環を形成し得る)。 - 【請求項3】 該塩が、フルオロアルキルスルホニルイ
ミド類およびフルオロアルキルスルホニルメチド類のア
ルカリおよびアルカリ土類金属塩類からなる群より選択
される、請求項1記載のX線増強スクリーン。 - 【請求項4】 該塩が、以下の構造式で表される、請求
項3記載のX線増強スクリーン: 【化2】 (式中、Rfは1〜8の炭素原子を有する高フッ素化ア
ルキル基であって、Xは窒素または炭素原子であって、
かつvはXの原子価であって、2つのRf基は共に結合
して環を形成し得る)。 - 【請求項5】 該リチウム塩が、0.01〜20g/m2の塗装重
量で加えられる、請求項4記載のX線増強スクリーン。 - 【請求項6】 該リチウム塩が、0.1〜10g/m2の塗装重
量で加えられる、請求項4記載のX線増強スクリーン。 - 【請求項7】 該リチウム塩が、1〜5g/m2の塗装重量で
加えられる、請求項4記載のX線増強スクリーン。 - 【請求項8】 該塩が、該蛍光およびトップコート層の
両方に加えられる、請求項1記載のX線増強スクリー
ン。 - 【請求項9】 該蛍光層と該トップコート層との間の塩
塗装重量比が、1:1〜1:10である、請求項8記載の
X線増強スクリーン。
Applications Claiming Priority (2)
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| EP19940110802 EP0692796B1 (en) | 1994-07-12 | 1994-07-12 | Antistatic X-ray intensifying screen comprising sulfonyl methide and sulfonyl imide lithium salts |
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Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
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Family Applications (1)
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Country Status (4)
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| EP (1) | EP0692796B1 (ja) |
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