JPH0844821A - 光学的文字読取装置 - Google Patents

光学的文字読取装置

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JPH0844821A
JPH0844821A JP6197382A JP19738294A JPH0844821A JP H0844821 A JPH0844821 A JP H0844821A JP 6197382 A JP6197382 A JP 6197382A JP 19738294 A JP19738294 A JP 19738294A JP H0844821 A JPH0844821 A JP H0844821A
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JP
Japan
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color
image
character
unit
same
Prior art date
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JP6197382A
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English (en)
Inventor
Isao Sugano
功 菅野
Koji Ito
晃治 伊東
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 オペレータから指示を行わなくても不要部分
の除去を行うことができ、さらに読み取り対象文字の色
に関する情報を有効に活用できる光学的文字読取装置を
提供する。 【構成】 帳票からカラー画像イメージを取り込む走査
手段と、前記帳票に予め一箇所に設けられたマーク記入
領域の文字・図形を、前記走査手段により読み取り対象
文字の読み取り以前に取り込むことによって得られる色
成分と同色の色成分を、前記走査手段で取り込まれる前
記帳票のカラー画像イメージの色成分から、前記カラー
画像イメージの取り込みと同時に順次抽出する同色抽出
手段と、前記同色抽出手段により抽出されたイメージに
基づいて前記帳票の文字を認識する文字認識手段とを備
え、前記文字認識手段により認識された文字に対応する
色成分を前記帳票毎に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば文字記入枠が各
種の色を用いて記録された帳票から文字記入枠を消去
し、文字のみを読み取る光学的文字読取装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の光学的文字読取装置で
は、所定の光学的フィルタを用いて、例えば文字記入枠
の色等、文字以外の不必要な部分の色(以下、これを
「ドロップアウトカラー」と呼ぶ)を取り除いたイメー
ジを取り込んだ後、文字認識を行っていた。しかしなが
ら、上述した方法では、光学的特性を利用してドロップ
アウトカラーを消去するため、ドロップアウトカラーは
予め決められた単色しか用いることができず、帳票作成
上の自由度が少ないと言う欠点があった。そこで、この
欠点を解決するため、例えば特開平2−287892号
公報に示される光学的文字認識装置が提案されている。
【0003】この特開平2−287892号公報に示さ
れる光学的文字認識装置では、まずカラースキャナで帳
票のイメージを取り込み、この取り込まれたイメージを
R(赤),G(緑),B(青)毎にイメージメモリに格
納する。次に、読み取った帳票のイメージを表示し、ま
たこの表示結果に対してオペレータから不要部分と背景
部を指示して、R,G,B各部の論理積により不要部分
除去のフィルタを得る。このとき帳票番号、帳票内の読
み取り領域もオペレータより得、その不要部分除去のフ
ィルタと関連づけて格納される。最後に認識動作時に帳
票イメージに対し上記フィルタをかけて2値化すること
により文字部分のみのイメージを取り出し認識を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の光学的文字認識装置では、フィルタを決定する
のにオペレータが事前に不要部分の指示を行わなければ
ならないため、オペレータの作業効率が悪いと言う問題
点があった。また、最終的には、読み取り対象文字の認
識結果のみが得られる形になっているため、読み取り対
象文字の色に関する情報を有効に用いることができなか
った。
【0005】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的はドロップアウトカラーが複数種類
あっても、オペレータから指示を行わなくても不要部分
の除去を行うことができ、さらに読み取り対象文字の色
に関する情報を有効に活用できる光学的文字読取装置を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的は、本発明にあ
っては、請求項1に記載されるように、帳票からカラー
画像イメージを取り込む走査手段と、前記帳票に予め一
箇所に設けられたマーク記入領域の文字・図形を、前記
走査手段により読み取り対象文字の読み取り以前に取り
込むことによって得られる色成分と同色の色成分を、前
記走査手段で取り込まれる前記帳票のカラー画像イメー
ジの色成分から、前記カラー画像イメージの取り込みと
同時に順次抽出する同色抽出手段と、前記同色抽出手段
により抽出されたイメージに基づいて前記帳票の文字を
認識する文字認識手段とを備え、前記文字認識手段によ
り認識された文字に対応する色成分を前記帳票毎に出力
する構成とすることによって達成される。
【0007】また、この目的は、本発明にあっては、請
求項2に記載されるように、帳票からカラー画像イメー
ジを取り込む走査手段と、前記帳票に予め一箇所に設け
られたマーク記入領域の文字・図形を、前記走査手段に
より読み取り対象文字の読み取り以前に取り込むことに
よって得られる色成分と同色の色成分を、前記走査手段
で取り込まれる前記帳票のカラー画像イメージの色成分
から、前記カラー画像イメージの取り込みと同時に順次
抽出する同色抽出手段と、前記同色抽出手段により抽出
されたイメージに基づいて前記帳票の文字を認識する文
字認識手段とを備え、前記文字認識手段により認識され
た文字に対応する色成分を文字単位で出力する構成とす
ることによって達成される。
【0008】また、この目的は、本発明にあっては、請
求項3に記載されるように、帳票からカラー画像イメー
ジを取り込む走査手段と、前記カラー画像イメージの色
成分を記憶する記憶手段と、前記帳票に予め一箇所に設
けられたマーク記入領域の色成分と同色の色成分を、前
記記憶手段で取り込まれる前記帳票のカラー画像イメー
ジの色成分から抽出する同色抽出手段と、前記同色抽出
手段により抽出されたイメージに基づいて前記帳票の文
字を認識する文字認識手段とを備え、前記文字認識手段
により認識された文字に対応する色成分を前記帳票毎に
出力する構成とすることによって達成される。
【0009】また、この目的は、本発明にあっては、請
求項4に記載されるように、帳票からカラー画像イメー
ジを取り込む走査手段と、前記カラー画像イメージの色
成分を記憶する記憶手段と、前記帳票に予め一箇所に設
けられたマーク記入領域の色成分と同色の色成分を、前
記記憶手段で取り込まれる前記帳票のカラー画像イメー
ジの色成分から抽出する同色抽出手段と、前記同色抽出
手段により抽出されたイメージに基づいて前記帳票の文
字を認識する文字認識手段とを備え、前記文字認識手段
により認識された文字に対応する色成分を前記文字単位
で出力する構成とすることによって達成される。
【0010】また、この目的は、本発明にあっては、請
求項5に記載されるように、帳票からカラー画像イメー
ジを取り込む走査手段と、前記帳票に予め複数箇所に設
けられたマーク記入領域の複数の文字・図形を、前記走
査手段により読み取り対象文字の取り込み以前に取り込
むことによって得られる複数の色成分を記憶し、この記
憶された複数の色成分と、前記走査手段で取り込まれる
前記帳票のカラー画像イメージの色成分とを比較し、同
色の色成分を前記カラー画像イメージの取り込みと同時
に順次抽出する同色抽出手段と、前記同色抽出手段によ
り抽出されたイメージに基づいて前記帳票の文字を認識
する文字認識手段とを備え、前記文字認識手段により認
識された文字に対応する色成分を前記文字単位で出力す
る構成とすることによって達成される。
【0011】また、この目的は、本発明にあっては、請
求項6に記載されるように、帳票からカラー画像イメー
ジを取り込む走査手段と、前記カラー画像イメージの色
成分を記憶する記憶手段と、前記帳票に予め複数箇所に
設けられたマーク記入領域の複数の色成分を記憶し、こ
の記憶された複数の色成分と、前記記憶手段で取り込ま
れる前記帳票のカラー画像イメージの色成分とを比較
し、同色の色成分を順次抽出する同色抽出手段と、前記
同色抽出手段により抽出されたイメージに基づいて前記
帳票の文字を認識する文字認識手段とを備え、前記文字
認識手段により認識された文字に対応する色成分を前記
文字単位で出力する構成とすることによって達成され
る。
【0012】
【作用】この各構成によれば、予め帳票上の決められた
位置に、帳票記入者が帳票記入時に使用した筆記具を用
いて記入したマークあるいは印刷する文字の色で印刷し
たマークの色成分を用いて文字イメージを抽出するた
め、高精度に文字イメージの抽出ができると同時に、文
字記入枠の色以外の色であればあらゆる色の文字の認識
も可能となる。また、文字以外の不要部分をオペレータ
が指示するといった作業も全く行う必要がないため、作
業効率の面でも有利となる。さらに、読み取り対象文字
の色に関するデータを文字毎あるいは帳票毎に文字認識
結果と同時に出力するため、各帳票内の文字単位に文字
色に対応した分類・集計を行ったり、帳票毎に帳票の種
類により文字色を設定しておくことにより、各帳票の文
字色別に分類・集計を行うといった、文字の色情報を有
効に用いたシステム等を構築することも可能になる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
詳細に説明する。図1は、本発明の第1の実施例として
示す光学的文字読取装置の構成を示すブロック図であ
る。図1において、この光学的文字読取装置は、走査部
11と、同色判定部12と、イメージ記憶部13と、文
字認識部14で構成されている。
【0014】さらに詳述すると、走査部11は、帳票上
を走査し、この帳票から各画素のR(赤),G(緑),
B(青)3色のカラー画像イメージを取り込み、同一色
系に対し共通の値(以下、これを「テーブル値」と呼
ぶ)を付与する。同色判定部12は、帳票に予め設けら
れた後述するマーク記入部2(図2及び図3参照)に、
帳票記入時に記入された使用筆記具によるマークの部分
を取り込むことにより得られるテーブル値と、走査部1
1で取り込まれるカラー画像イメージのテーブル値とを
比較し、同一の場合は“1”を、また相違している場合
は“0”を出力し、同時にマーク記入部2のテーブル値
を出力する。イメージ記憶部13は、上記同色判定部1
2からのマーク記入部2のテーブル値以外の出力を格納
する。文字認識部14は、イメージ記憶部13に格納さ
れている文字の2値化イメージから1文字単位に文字の
イメージを切り出し、この切り出された1文字単位の文
字のイメージを認識し、この文字認識結果と同色判定部
12から得られるマーク記入部2のテーブル値を出力す
る。
【0015】図2及び図3は本発明に係る第1の実施例
で使用する帳票の一例を示すものであり、図2は何も記
入していない状態である未記入帳票1を示す図で、図3
は未記入帳票1に対し、帳票記入者が必要項目を記入し
た記入済み帳票4を示す図である。そして、未記入帳票
1には、帳票記入筆記具にて塗りつぶす、あるいは印刷
する文字の色にて塗りつぶすマーク記入部2及び任意の
ドロップアウトカラーによる文字の記入領域を示す文字
記入枠3が予め印刷されている。一方、記入済み帳票4
は、マーク記入部2が筆記者により使用筆記具にて塗り
つぶされており、また文字記入枠3内には読み取り対象
文字5が記入されている。そして、本実施例では、文字
記入枠3は黒色、帳票用紙の地色は白色、読み取り対象
文字5は青色の筆記具でそれぞれ記入されており、マー
ク記入部2は読み取り対象文字5と同一の筆記具にて青
色に塗りつぶされている。
【0016】図4は、記入済み帳票4のカラー画像イメ
ージを取り込む際の主走査方向X及び副走査方向Yを示
す図である。
【0017】そこで、図1乃至図4を用いて本発明の第
1の実施例の動作を次に説明すると、まず走査部11
は、記入済み帳票4上を図4に示す主走査方向X及び副
走査方向Yに光学的に走査して、R,G,B3色のイメ
ージを順次取り込み、同一色系に対し共通の値を付与
し、同色判定部12に出力する。具体的には、黒系の色
の画素には“0”、赤系の色の画素には“1”、緑系の
色の画素には“2”、青系の色の画素には“3”、白系
の色の画素には“4”といった数値が付与される。ま
た、この際、マーク記入部2は文字記入枠3より上方に
位置しているため、先にイメージが取り込まれ、テーブ
ル値が付与される。
【0018】走査部11により記入済み帳票4のマーク
記入部2の部分のイメージに該当する部分のテーブル値
が出力されると、それ以降、同色判定部12ではマーク
記入部2のイメージに該当する部分のテーブル値を、文
字認識部14に出力するとともに、マーク記入部2のテ
ーブル値と、マーク記入部2の取り込み以降に取り込ま
れるカラー画像イメージのテーブル値とを比較し、同一
のテーブル値である場合は“1”を同一ではない場合は
“0”をイメージ記憶部13に格納する。すなわち、本
実施例では、マーク記入部2に該当する部分のテーブル
値は青色に対応する“3”であるので、文字認識部14
にテーブル値として“3”を出力するとともに、イメー
ジ記憶部13には、マーク記入部2の取り込み以降に取
り込まれるカラー画像イメージのテーブル値のうち、マ
ーク記入部2のテーブル値と同じ“3”である部分に
“1”を格納し、それ以外の部分には“0”を格納す
る。
【0019】図5は、同色判定部12による処理が、全
てのマーク記入部2の取り込み以降に取り込まれるカラ
ー画像イメージのテーブル値について終了した時の、最
終的にイメージ記憶部13に格納される結果をイメージ
的に示したものである。図5に示すように、イメージ記
憶部13には、読み取り対象文字5の2値化イメージが
格納されることになる。
【0020】文字認識部14では、同色判定部12から
得られた記入済み帳票4の文字色に対応するテーブル値
“3”を出力するとともに、周知の方法によりイメージ
記憶部13に格納されている読み取り対象文字5の2値
化イメージから1文字毎のイメージを切り出し、この切
り出された1文字毎のイメージに対し周知の方法により
文字認識処理を行い、結果を出力する。
【0021】したがって、この第1の実施例の光学的文
字読取装置によれば、予め帳票上の決められた位置に、
帳票記入者が帳票記入時に使用した筆記具を用いて記入
したマークのテーブル値を用いて文字イメージを抽出す
るため、高精度に文字イメージの抽出ができると同時
に、文字記入枠3の色以外の色であればあらゆる色の文
字の認識も可能となる。また、文字以外の不要部分をオ
ペレータが指示するといった作業も全く行う必要がない
ため、作業効率の面でも有利となる。さらに、マーク記
入部2のテーブル値を、読み取り対象文字5のテーブル
値の取り込みに先行して取り込むことにより、2値化の
条件を事前に決定することができるため、帳票のイメー
ジを取り込むと同時に2値化することが可能となり、高
速な文字認識が可能となる。また、さらに読み取り対象
文字5の色に関するデータを帳票単位に文字認識結果と
同時に出力するため、帳票毎に帳票の種類により文字色
を設定しておくことにより、各帳票の文字色別に分類・
集計を行うといった、文字の色情報を有効に用いたシス
テム等を構築することも可能である。
【0022】なお、この第1の実施例では、この構造に
限定されることなく、次の(1)〜(3)に記述するよ
うな変形が可能となる。 (1)走査部11において、記入済み帳票4のカラー画
像イメージを各色毎に所定のテーブル値に変換する場合
について説明したが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、例えば記入済み帳票4のマーク記入部2に該当
する部分のR,G,B値をそのまま出力するとともに、
この値を用いて読み取り対象文字5を抽出するといった
方法を用いても良い。(2)また、本実施例では、文字
記入枠3として1種類の色を用いた場合を示したが、複
数種類の色の文字記入枠を同一帳票上で用いても良い。 (3)さらに、本実施例では、帳票毎に文字色に対応す
るテーブル値を出力する場合について説明したが、文字
毎に文字色に対応するテーブル値を出力しても良いもの
である。
【0023】図6は、本発明の第2の実施例として示す
光学的文字読取装置の構成を示すブロック図である。図
6において、この光学的文字読取装置は、走査部21
と、テーブル値記憶部22と、同色判定部23と、イメ
ージ記憶部24と、文字認識部25で構成されている。
【0024】さらに詳述すると、走査部21は、帳票上
を走査し、この帳票から各画素のR(赤),G(緑),
B(青)3色のカラー画像イメージを取り込み、同一色
系に対し共通の値(以下、これを「テーブル値」と呼
ぶ)を付与する。テーブル値記憶部22は、走査部21
により付与された各画素のテーブル値を記憶する。同色
判定部23は、テーブル値記憶部22から、帳票に予め
設けられたマーク記入部2(図2及び図3参照)に、帳
票記入時に記入された使用筆記具によるマークの部分を
取り込むことにより得られるテーブル値と、テーブル値
記憶部22に取り込まれているカラー画像イメージの全
画素のテーブル値とを比較し、同一の場合は“1”を、
また相違している場合は“0”を出力し、同時にマーク
記入部2のテーブル値を出力する。イメージ記憶部24
は、上記同色判定部23からのマーク記入部2のテーブ
ル値以外の出力を格納する。文字認識部25は、イメー
ジ記憶部24に格納されている文字の2値化イメージか
ら1文字単位に文字のイメージを切り出し、この切り出
された1文字単位の文字のイメージを認識し、この文字
認識結果と同色判定部23から得られるマーク記入部2
のテーブル値を出力する。
【0025】次に、本発明の第2の実施例の動作を、第
1の実施例の場合と同じ図2乃至図4に示した帳票を使
用した場合として説明する。まず、走査部21は、記入
済み帳票4を図4に示す主走査方向X及び副走査方向Y
に光学的に走査して、R,G,B3色のイメージを順次
取り込み、同一色系に対し共通の値を付与し、テーブル
値記憶部22に格納する。具体的には、黒系の色の画素
には“0”、赤系の色の画素には“1”、緑系の色の画
素には“2”、青系の色の画素には“3”、白系の色の
画素には“4”といった数値が付与され、これがテーブ
ル値記憶部22に格納される。
【0026】図7は、記入済み帳票4のカラー画像イメ
ージに対するテーブル値が、テーブル記憶部22に格納
されたときの状態を示したものである。なお、図7で
は、簡略化して、テーブル値記憶部22の内容はイメー
ジ的に表現して、記入済み帳票4のままの状態で表現し
ているが、実際には各画素の色に対応したテーブル値が
格納されている。したがって、実際には、青色で記入さ
れているマーク記入部2及び読み取り対象文字5に該当
する部分には“3”が格納され、黒色である文字記入枠
3に該当する部分には“0”が、白色である帳票の地に
該当する部分には“4”が、それぞれ格納されている。
【0027】走査部21により記入済み帳票4のカラー
画像イメージに対するテーブル値がテーブル値記憶部2
2に格納されると、同色判定部23ではマーク記入部2
のイメージに該当する部分のテーブル値を取り出し、文
字認識部25に出力するとともに、マーク記入部2のテ
ーブル値と、テーブル値記憶部22に格納されている各
画素毎の全テーブル値とを比較し、同一のテーブル値で
ある場合は“1”を、同一ではない場合は“0”を、そ
れぞれイメージ記憶部24に格納する。すなわち、本実
施例では、マーク記入部2に該当する部分のテーブル値
は青色に対応する“3”であるので、文字認識部25に
テーブル値として“3”を出力するとともに、イメージ
記憶部24には、テーブル値記憶部22に格納されてい
る記入済み帳票4の全てのテーブル値のうち、マーク記
入部2のテーブル値と同じ“3”である部分に“1”を
格納し、それ以外の部分には“0”を格納する。
【0028】図8は、同色判定部23による処理が、テ
ーブル値記憶部22に格納されている全てのテーブル値
について終了した時の、最終的にイメージ記憶部24に
格納されるイメージを示したものである。図8に示すよ
うに、イメージ記憶部24には、マーク記入部2の部分
と読み取り対象文字5の2値化イメージが格納されるこ
とになる。
【0029】文字認識部25では、同色判定部23から
得られた記入済み帳票4の文字色に対応するテーブル値
“3”を出力するとともに、周知の方法によりイメージ
記憶部24に格納されている読み取り対象文字5の2値
化イメージから1文字毎のイメージを切り出し、この切
り出された1文字毎のイメージに対して周知の方法によ
り文字認識処理を行い、結果を出力する。
【0030】したがって、この第2の実施例の光学的文
字読取装置によれば、予め帳票上の決められた位置に、
帳票記入者が帳票記入時に使用した筆記具を用いて記入
したマークのテーブル値を用いて文字イメージを抽出す
るため、高精度に文字イメージの抽出ができると同時
に、文字記入枠3の色以外の色であればあらゆる色の文
字の認識も可能となる。また、文字以外の不要部分をオ
ペレータが指示するといった作業も全く行う必要がない
ため、作業効率の面でも有利となる。さらに、読み取り
対象文字5の色に関するデータを帳票単位に文字認識結
果と同時に出力するため、帳票毎に帳票の種類により文
字色を設定しておくことにより、各帳票の文字色別に分
類・集計を行うといった、文字の情報を有効に用いたシ
ステム等を構築することも可能である。
【0031】なお、この第2の実施例では、この構造に
限定されることなく、次の(1)〜(3)に記述するよ
うな変形が可能となる。 (1)走査部21において、記入済み帳票4のカラー画
像イメージを各色毎に所定のテーブル値に変換する場合
について説明したが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、例えば記入済み帳票4のマーク記入部2に該当
する部分のR,G,B値をそのまま記憶し、この記憶さ
れたカラー画像イメージからマーク記入部2に該当する
部分のR,G,B値を取り出し出力するとともに、この
値を用いて読み取り対象文字5を抽出するといった方法
を用いても良い。 (2)また、本実施例では、マーク記入部2が読み取り
対象文字5の上方に配置した例で図示したが、テーブル
値記憶部22を具備していることにより、帳票のどの部
分にマーク記入部2を配置しても良い。 (3)さらに、本実施例では、帳票毎に文字色に対応す
るテーブル値を出力する場合について説明したが、文字
毎に文字色に対応するテーブル値を出力しても良いもの
である。
【0032】図9は、本発明の第3の実施例として示す
光学的文字読取装置の構成を示すブロック図である。図
9において、この光学的文字読取装置は、走査部31
と、同色判定部32と、イメージ記憶部33と、文字認
識部34で構成されている。
【0033】さらに詳述すると、走査部31は、帳票上
を走査し、この帳票から各画素のR(赤),G(緑),
B(青)3色のカラー画像イメージを取り込み、同一色
系に対し共通の値(以下、これを「テーブル値」と呼
ぶ)を付与する。同色判定部32は、帳票に予め設けら
れた後述するマーク記入部102A〜102C(図10
及び図11参照)に、帳票記入時に記入された使用筆記
具によるマークの部分を取り込むことにより得られるテ
ーブル値と、走査部31で取り込まれるカラー画像イメ
ージのテーブル値とを比較し、同一の場合は同一のテー
ブル値を、また相違している場合は“0”を出力する。
イメージ記憶部33は、上記同色判定部32の出力を格
納する。文字認識部34は、イメージ記憶部33に格納
されている文字のテーブル値から1文字単位に文字のテ
ーブル値を切り出し、この切り出された1文字単位の文
字のテーブル値を文字のイメージとして文字認識を行
い、この文字認識結果と文字認識した文字に対応するテ
ーブル値とを出力する。
【0034】図10及び図11は本発明に係る第3の実
施例で使用する帳票の一例を示すもので、図10は何も
記入していない状態である未記入帳票101を示す図、
図11は未記入帳票101に対し、帳票記入者が必要項
目を記入した記入済み帳票104を示す図である。そし
て、未記入帳票101には、帳票記入筆記具にて塗りつ
ぶす、あるいは印刷する文字の色にて塗りつぶすマーク
記入部102A,102B,102C及び任意のドロッ
プアウトカラーによる文字の記入領域を示す文字記入枠
103が予め印刷されている。一方、記入済み帳票10
4は、マーク記入部102A,102B,102Cが筆
記者により使用筆記具にて塗りつぶされており、また文
字記入枠103内には読み取り対象文字105A,10
5B,105Cが記入されている。そして、本実施例で
は、読み取り対象文字105Aは赤色の筆記具で、読み
取り対象文字105Bは緑色の筆記具で、読み取り対象
文字105Cは青色の筆記具で、それぞれ記入されてい
るものとする。したがって、マーク記入部102A〜1
02Cも、読み取り対象文字105A〜105Cと同一
の筆記具にて塗りつぶすため、それぞれ赤色、緑色、青
色に塗りつぶされている。また、文字記入枠103は黒
色であり、帳票用紙101,104の地色は白色である
とする。
【0035】図12は、記入済み帳票104のカラー画
像イメージを取り込む際の主走査方向X及び副走査方向
Yを示す図である。
【0036】そこで、図9乃至図12を用いて本発明の
第3の実施例の動作を次に説明すると、まず走査部31
は、記入済み帳票104上を図12に示す主走査方向X
及び副走査方向Yに光学的に走査して、R,G,B3色
のイメージを順次取り込み、同一色系に対し共通の値を
付与し、同色判定部32に出力する。具体的には、黒系
の色の画素には“0”、赤系の色の画素には“1”、緑
系の色の画素には“2”、青系の色の画素には“3”、
白系の色の画素には“4”といった数値が付与される。
また、この際、マーク記入部102A〜102Cは、文
字記入枠103より上方に位置しているため、先にイメ
ージが取り込まれ、テーブル値が付与される。
【0037】走査部31により記入済み帳票104のマ
ーク記入部102A〜102Cの部分のイメージに該当
する部分のテーブル値が出力されると、それ以降、同色
判定部32ではマーク記入部102A〜102Cのイメ
ージに該当する部分の3種類のテーブル値と、マーク記
入部102A〜102Cの取り込み以降に取り込まれる
カラー画像イメージのテーブル値とを比較し、上記3種
類のテーブル値の何れかと同一のテーブル値である場合
はこのテーブル値を、同一ではない場合は“0”をイメ
ージ記憶部33に格納する。すなわち、本実施例では、
マーク記入部102A〜102Cに該当する部分のテー
ブル値はそれぞれ“1”、“2”、“3”であるので、
イメージ記憶部33にはマーク記入部102A〜102
Cの取り込み以降に取り込まれるカラー画像イメージの
テーブル値のうち、マーク記入部102A〜102Cの
テーブル値と同じ“1”、“2”、“3”である部分に
それぞれ“1”、“2”、“3”を格納し、それ以外の
部分には“0”を格納する。
【0038】図13は、同色判定部32による処理が、
全てのマーク記入部102A〜102Cの取り込み以降
に取り込まれるカラー画像イメージのテーブル値につい
て終了した時の、最終的にイメージ記憶部33に格納さ
れる結果をイメージ的に示したものである。図13に示
すように、イメージ記憶部33には、読み取り対象文字
105A〜105Cのテーブル値のみが格納されること
になる。
【0039】文字認識部34では、周知の方法によりイ
メージ記憶部33に格納されている読み取り対象文字1
05A〜105Cに該当する部分のテーブル値から1文
字毎のイメージを切り出し、この切り出された1文字毎
のテーブル値を文字のイメージとして周知の方法により
文字認識処理を行い、認識結果を出力するとともに、認
識した文字のテーブル値も同時に出力する。
【0040】したがって、この第3の実施例の光学的文
字読取装置によれば、予め帳票上の決められた位置に、
帳票記入者が帳票記入時に使用した筆記具を用いて記入
したマークのテーブル値を用いて文字イメージを抽出す
るため、高精度に文字イメージの抽出ができると同時
に、文字記入枠の色以外の色であればあらゆる色の文字
の認識も可能となる。また、文字以外の不要部分をオペ
レータが指示するといった作業も全く行う必要がないた
め、作業効率の面でも有利となる。さらに、マーク記入
部102A〜102Cのテーブル値を、読み取り対象文
字のテーブル値の取り込みに先行して取り込むことによ
り、読み取り対象文字抽出のための判定値を事前に決定
することができるため、帳票のイメージを取り込むと同
時に読み取り対象文字を抽出することが可能となり、高
速な文字認識が可能となる。また、さらに読み取り対象
文字105A〜105Cの色に関するデータを文字毎に
文字認識結果と同時に出力するため、各帳票内の文字単
位に文字色に対応した分類・集計を行うといった、文字
の色情報を有効に用いたシステム等を構築することも可
能である。すなわち、例えば図14及び図15に示すよ
うに、読み取り対象文字105A〜105Cがそれぞれ
青色、緑色、赤色で記入されている記入済み帳票104
(A)と、読み取り対象文字105a〜105cがそれ
ぞれ青色、緑色、赤色で記入されている記入済み帳票1
04(B)を読み取る場合、文字認識を行った後に各記
入済み帳票104(A),104(B)の赤色で記入さ
れている文字(数字)の全てを合計する処理を行うこと
とすれば、“12345”と“67890”を加算する
といったことができる。
【0041】なお、この第3の実施例では、この構造に
限定されることなく、次の(1)及び(2)に記述する
ような変形が可能となる。 (1)走査部11において、記入済み帳票104のカラ
ー画像イメージを各色毎に所定のテーブル値に変換する
場合について説明したが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、例えば記入済み帳票104のマーク記入部
102A〜102Cに該当する部分のR,G,B値をそ
のまま出力するとともに、この値を用いて読み取り対象
文字105A〜105Cを抽出するといった方法を用い
ても良い。 (2)また、本実施例では、文字記入枠103として1
種類の色を用いた場合を示したが、複数種類の色の文字
記入枠を同一帳票上で用いても良い。
【0042】図16は、本発明の第4の実施例として示
す光学的文字読取装置の構成を示すブロック図である。
図16において、この光学的文字読取装置は、走査部4
1と、テーブル値記憶部42と、同色判定部43と、イ
メージ記憶部44と、文字認識部45で構成されてい
る。
【0043】さらに詳述すると、走査部41は、帳票上
を走査し、この帳票から各画素のR(赤),G(緑),
B(青)3色のカラー画像イメージを取り込み、同一色
系に対し共通の値(以下、これを「テーブル値」と呼
ぶ)を付与する。テーブル値記憶部42は、走査部41
により付与された各画素のテーブル値を記憶する。同色
判定部43は、テーブル値記憶部42から帳票に予め設
けられたマーク記入部102A〜102C(図10及び
図11参照)に、帳票記入時に記入された使用筆記具に
よるマークの部分を取り出すことにより得られるテーブ
ル値と、テーブル値記憶部42に取り込まれているカラ
ー画像イメージの全画素のテーブル値とを比較し、同一
の場合は同一のテーブル値を、また相違している場合は
“0”を出力する。イメージ記憶部44は、同色判定部
43の出力を格納する。文字認識部45は、イメージ記
憶部44に格納されている文字のテーブル値から1文字
単位に文字のテーブル値を切り出し、この切り出された
1文字単位の文字のテーブル値を文字のイメージとして
文字認識を行い、この文字認識結果と文字認識した文字
に対応するテーブル値とを出力する。
【0044】次に、本発明の第4の実施例の動作を、第
3の実施例の場合と同じ図10乃至図12に示した帳票
を使用した場合として説明する。まず、走査部41は、
記入済み帳票104上を図12に示す主走査方向X及び
副走査方向Yに光学的に走査して、R,G,B3色のイ
メージを順次取り込み、同一色系に対し共通の値を付与
し、テーブル値記憶部42に格納する。具体的には、黒
系の色の画素には“0”、赤系の色の画素には“1”、
緑系の色の画素には“2”、青系の色の画素には
“3”、白系の色の画素には“4”といった数値が付与
され、テーブル値記憶部42に格納される。図17は、
走査部41により記入済み帳票104のカラー画像イメ
ージに対するテーブル値がテーブル値記憶部42に格納
されたときの状態を示している。なお、図17におい
て、テーブル値記憶部42の内容は、記入済み帳票10
4のそのままのイメージで表現しているが、実際には各
画素の色に対応したテーブル値が格納されている。した
がって、実際には、赤色で記入されているマーク記入部
102A及び読み取り対象文字105Aに該当する部分
には“1”が格納されており、緑色で記入されているマ
ーク記入部102B及び読み取り対象文字105Bに該
当する部分には“2”が格納されており、青色で記入さ
れているマーク記入部102C及び読み取り対象文字1
05Cに該当する部分には“3”が格納されている。ま
た、黒色である文字記入枠103に該当する部分には
“0”が、白色である帳票の地色に該当する部分には
“4”が、それぞれ格納されている。
【0045】走査部41により記入済み帳票104のカ
ラー画像イメージに対するテーブル値がテーブル値記憶
部42に格納されると、同色判定部43ではマーク記入
部102A〜102Cの部分のイメージに該当する部分
の3種類のテーブル値と、テーブル値記憶部42に格納
されている各画素毎の全テーブル値とを比較し、上記3
種類のテーブル値の何れかと同一のテーブル値である場
合はこのテーブル値を、同一ではない場合は“0”をイ
メージ記憶部44に格納する。すなわち、本実施例で
は、マーク記入部102A〜102Cに該当する部分の
テーブル値はそれぞれ“1”、“2”、“3”であるの
で、イメージ記憶部44にはテーブル値記憶部42に格
納されている記入済み帳票104の全テーブル値のう
ち、マーク記入部102A〜102Cのテーブル値と同
じ“1”、“2”、“3”である部分にそれぞれ
“1”、“2”、“3”を格納し、それ以外の部分には
“0”を格納する。
【0046】図18は、同色判定部43による処理が、
テーブル値記憶部42に格納されている全てのテーブル
値について終了した時の、最終的にイメージ記憶部44
に格納される結果をイメージ的に示したものである。図
18に示すように、イメージ記憶部44には、マーク記
入部102A〜102Cの部分と、読み取り対象文字1
05A〜105Cのテーブル値のみが格納されることに
なる。
【0047】文字認識部45では、周知の方法によりイ
メージ記憶部44に格納されている読み取り対象文字1
05A〜105Cに該当する部分のテーブル値から1文
字毎のイメージを切り出し、この切り出された1文字毎
のテーブル値を文字のイメージとして周知の方法により
文字認識処理を行い、認識結果を出力するとともに、認
識した文字のテーブル値も同時に出力する。
【0048】したがって、この第4の実施例の光学的文
字読取装置によれば、予め帳票上の決められた位置に、
帳票記入者が帳票記入時に使用した筆記具を用いて記入
したマークのテーブル値を用いて文字イメージを抽出す
るため、高精度に文字イメージの抽出ができると同時
に、文字記入枠103の色以外の色であればあらゆる色
の文字の認識も可能となる。また、文字以外の不要部分
をオペレータが指示するといった作業も全く行う必要が
ないため、作業効率の面でも有利となる。さらに、マー
ク記入部102A〜102Cを複数設けることにより、
文字記入枠103と違った色であれば、複数色の文字に
ついて文字認識が可能となる。また、さらに読み取り対
象文字105A〜105Cの色に関するデータを文字毎
に文字認識結果と同時に出力するため、各帳票内の文字
単位に文字色に対応した分類・集計を行うといった、文
字の色情報を有効に用いたシステム等を構築することも
可能である。すなわち、例えば第3の実施例で図14及
び図15を用いて説明したのと同様に、読み取り対象文
字105A〜105Cがそれぞれ青色、緑色、赤色で記
入されている記入済み帳票104(A)と、読み取り対
象文字105a〜105cがそれぞれ青色、緑色、赤色
で記入されている記入済み帳票104(B)を読み取る
場合、文字認識を行った後に各記入済み帳票104
(A),104(B)の赤色で記入されている文字(数
字)の全てを合計する処理を行うこととすれば、“12
345”と“67890”を加算するといったことがで
きる。
【0049】なお、この第4の実施例では、この構造に
限定されることなく、次の(1)及び(2)に記述する
ような変形が可能となる。 (1)走査部41において、記入済み帳票104のカラ
ー画像イメージを各色毎に所定のテーブル値に変換する
場合について説明したが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、例えば記入済み帳票104のマーク記入部
102A〜102Cに該当する部分のR,G,B3色の
カラー画像イメージをそのまま記憶し、この記憶された
カラー画像イメージからマーク記入部102A〜102
Cに該当する部分のR,G,B値を取り出して出力する
とともに、この値を用いて読み取り対象文字105A〜
105Cを抽出するといった方法を用いても良い。 (2)また、本実施例では、マーク記入部102A〜1
02Cが読み取り対象文字105A〜105Cの上方に
配置した例を示したが、テーブル値記憶部42を設けて
いるので、帳票のどの部分にマーク記入部102A〜1
02Cを配置しても良いものである。
【0050】図19は、本発明の第5の実施例として示
す光学的文字読取装置の構成を示すブロック図である。
図19において、この光学的文字読取装置は、走査部5
1と、テーブル値記憶部52と、同色判定部53と、イ
メージ記憶部54と、文字認識部55で構成されてい
る。そして、本発明の第5の実施例では、第3及び第4
の実施例の場合と同じ図10乃至図12に示した帳票を
使用する場合として、さらに説明すると、まず走査部5
1は、記入済み帳票104上を図12に示す主走査方向
X及び副走査方向Yに光学的に走査して、R,G,B3
色のイメージを順次取り込み、同一色系に対し共通の値
を付与し、テーブル値記憶部52に格納する。具体的に
は、黒系の色の画素には“0”、赤系の色の画素には
“1”、緑系の色の画素には“2”、青系の色の画素に
は“3”、白系の色の画素には“4”といった数値が付
与され、テーブル値記憶部52に格納される。なお、こ
こで走査部51により、記入済み帳票104のカラー画
像イメージに対するテーブル値がテーブル値記憶部52
に格納されたときの状態は、第4の実施例と同様に図1
7に示すものとなる。
【0051】走査部51により記入済み帳票104のカ
ラー画像イメージに対するテーブル値がテーブル値記憶
部52に格納されると、同色判定部53ではマーク記入
部102A〜102Cの部分のイメージに該当する部分
の3種類のテーブル値と、テーブル値記憶部52に格納
されている各画素毎の全テーブル値とを比較し、上記3
種類のテーブル値の何れかと同一のテーブル値である場
合は“1”を、何れとも同一ではない場合は“0”をイ
メージ記憶部54に格納する。すなわち、本実施例で
は、マーク記入部102A〜102Cに該当する部分の
テーブル値はそれぞれ“1”、“2”、“3”であるの
で、イメージ記憶部54にはテーブル値記憶部52に格
納されている記入済み帳票104の全テーブル値のう
ち、マーク記入部102A〜102Cのテーブル値と同
じ“1”、“2”、“3”である部分に“1”を格納
し、それ以外の部分には“0”を格納する。
【0052】図20は、同色判定部53による処理が、
テーブル値記憶部52に格納されている全てのテーブル
値について終了した時の、最終的にイメージ記憶部54
に格納されるイメージを示したものである。図20に示
すように、イメージ記憶部54には、マーク記入部10
2A〜102Cの部分と、読み取り対象文字105A〜
105Cのイメージのみが2値化されて格納されること
になる。
【0053】文字認識部55では、周知の方法によりイ
メージ記憶部54に格納されている読み取り対象文字1
05A〜105Cに該当する部分の2値化イメージから
1文字毎のイメージを切り出し、この切り出された1文
字毎のテーブル値を文字のイメージとして周知の方法に
より文字認識処理を行い、認識結果を出力するととも
に、認識した文字のテーブル値もテーブル値記憶部52
から取り出し、同時に出力する。
【0054】したがって、この第5の実施例の光学的文
字読取装置によれば、予め帳票上の決められた複数の位
置に、帳票記入者が帳票記入時に使用した筆記具を用い
て記入したマークのテーブル値を用いて文字イメージを
抽出するため、高精度に文字イメージの抽出ができると
同時に、文字記入枠103の色以外の色であればあらゆ
る色の文字の認識も可能となる。 また、文字以外の不
要部分をオペレータが指示するといった作業も全く行う
必要がないため、作業効率の面でも有利となる。さら
に、マーク記入部102A〜102Cを複数設けること
により、文字記入枠103と違った色であれば、複数色
の文字について文字認識が可能となる。また、さらに第
4の実施例の場合と同様に、読み取り対象文字105A
〜105Cの色に関するデータを文字毎に文字認識結果
と同時に出力するため、各帳票内の文字単位に文字色に
対応した分類・集計を行うといった、文字の色情報を有
効に用いたシステム等を構築することも可能である。さ
らに、イメージ記憶部54に記憶されるイメージは、2
値イメージであるため、多値イメージの場合に比べ、イ
メージ記憶部54の容量は少なくて済む。
【0055】なお、この第5の実施例では、この構造に
限定されることなく、次の(1)及び(2)に記述する
ような変形が可能となる。 (1)走査部51において、記入済み帳票104のカラ
ー画像イメージを各色毎に所定のテーブル値に変換する
場合について説明したが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、例えば記入済み帳票104のマーク記入部
102A〜102Cに該当する部分のR,G,B3色の
カラー画像イメージをそのまま記憶し、この記憶された
カラー画像イメージからマーク記入部102A〜102
Cに該当する部分のR,G,B値を取り出して出力する
とともに、この値を用いて読み取り対象文字105A〜
105Cを抽出するといった方法を用いても良い。 (2)また、本実施例では、マーク記入部102A〜1
02Cが読み取り対象文字105A〜105Cの上方に
配置した例を示したが、テーブル値記憶部52を設けて
いるので、帳票のどの部分にマーク記入部102A〜1
02Cを配置しても良いものである。
【0056】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明に係る光学
的文字読取装置によれば、予め帳票上の決められた位置
に、帳票記入者が帳票記入時に使用した筆記具を用いて
記入したマークあるいは印刷する文字の色で印刷したマ
ークの色成分を用いて文字イメージを抽出するため、高
精度に文字イメージの抽出ができると同時に、文字記入
枠の色以外の色であればあらゆる色の文字の認識も可能
となる。また、文字以外の不要部分をオペレータが指示
するといった作業も全く行う必要がないため、作業効率
の面でも有利となる。さらに、読み取り対象文字の色に
関するデータを文字毎あるいは帳票毎に文字認識結果と
同時に出力するため、各帳票内の文字単位に文字色に対
応した分類・集計を行ったり、帳票毎に帳票の種類によ
り文字色を設定しておくことにより、各帳票の文字色別
に分類・集計を行うといった、文字の色情報を有効に用
いたシステム等を構築することも可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例として示す装置の構成ブ
ロック図である。
【図2】第1及び第2の各実施例装置で使用する帳票の
一例を未記入の状態で示す図である。
【図3】第1及び第2の各実施例装置で使用する帳票の
一例を記入済みの状態で示す図である。
【図4】走査部での帳票走査方向を示す図である。
【図5】第1の実施例装置のイメージ記憶部に蓄えられ
るイメージを示す図である。
【図6】本発明の第2の実施例として示す装置の構成ブ
ロック図である。
【図7】第2の実施例装置のテーブル値記憶部に蓄えら
れる結果をイメージ的に示す図である。
【図8】第2の実施例装置のイメージ記憶部に蓄えられ
る結果をイメージ的に示す図である。
【図9】本発明の第3の実施例として示す装置の構成ブ
ロック図である。
【図10】第3,第4,第5の各実施例装置で使用する
帳票の一例を未記入の状態で示す図である。
【図11】第3,第4,第5の各実施例装置で使用する
帳票の一例を記入済みの状態で示す図である。
【図12】走査部での帳票走査方向を示す図である。
【図13】第3の実施例装置のイメージ記憶部に蓄えら
れる結果をイメージ的に示す図である。
【図14】第3,第4,第5の各実施例装置で効果を説
明するための図である。
【図15】第3,第4,第5の各実施例装置で効果を説
明するための図である。
【図16】本発明の第4の実施例として示す装置の構成
ブロック図である。
【図17】第4,第5の実施例装置のテーブル値記憶部
に蓄えられる結果をイメージ的に示す図である。
【図18】第4の実施例装置のイメージ記憶部に蓄えら
れる結果をイメージ的に示す図である。
【図19】本発明の第5の実施例として示す装置の構成
ブロック図である。
【図20】第5の実施例装置のイメージ記憶部に蓄えら
れる結果をイメージ的に示す図である。
【符号の説明】
1 未記入帳票 2 マーク記入部(マーク記入領域) 3 文字記入枠 4 記入済み帳票 5 読取対象文字 11 走査部 12 同色判定部 13 イメージ記憶部 14 文字認識部 21 走査部 22 テーブル値記憶部 23 同色判定部 24 イメージ記憶部 25 文字認識部 31 走査部 32 同色判定部 33 イメージ記憶部 34 文字認識部 41 走査部 42 テーブル値記憶部 43 同色判定部 44 イメージ記憶部 45 文字認識部 51 走査部 52 テーブル値記憶部 53 同色判定部 54 イメージ記憶部 55 文字認識部 101 未記入帳票 102A〜102C マーク記入部(マーク記入領域) 103 文字記入枠 104 記入済み帳票 105A〜105C 読取対象文字
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/46

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帳票からカラー画像イメージを取り込む
    走査手段と、 前記帳票に予め一箇所に設けられたマーク記入領域の文
    字・図形を、前記走査手段により読み取り対象文字の読
    み取り以前に取り込むことによって得られる色成分と同
    色の色成分を、前記走査手段で取り込まれる前記帳票の
    カラー画像イメージの色成分から、前記カラー画像イメ
    ージの取り込みと同時に順次抽出する同色抽出手段と、 前記同色抽出手段により抽出されたイメージに基づいて
    前記帳票の文字を認識する文字認識手段とを備え、 前記文字認識手段により認識された文字に対応する色成
    分を前記帳票毎に出力することを特徴とする光学的文字
    読取装置。
  2. 【請求項2】 帳票からカラー画像イメージを取り込む
    走査手段と、 前記帳票に予め一箇所に設けられたマーク記入領域の文
    字・図形を、前記走査手段により読み取り対象文字の読
    み取り以前に取り込むことによって得られる色成分と同
    色の色成分を、前記走査手段で取り込まれる前記帳票の
    カラー画像イメージの色成分から、前記カラー画像イメ
    ージの取り込みと同時に順次抽出する同色抽出手段と、 前記同色抽出手段により抽出されたイメージに基づいて
    前記帳票の文字を認識する文字認識手段とを備え、 前記文字認識手段により認識された文字に対応する色成
    分を文字単位で出力することを特徴とする光学的文字読
    取装置。
  3. 【請求項3】 帳票からカラー画像イメージを取り込む
    走査手段と、 前記カラー画像イメージの色成分を記憶する記憶手段
    と、 前記帳票に予め一箇所に設けられたマーク記入領域の色
    成分と同色の色成分を、前記記憶手段で取り込まれる前
    記帳票のカラー画像イメージの色成分から抽出する同色
    抽出手段と、 前記同色抽出手段により抽出されたイメージに基づいて
    前記帳票の文字を認識する文字認識手段とを備え、 前記文字認識手段により認識された文字に対応する色成
    分を前記帳票毎に出力することを特徴とする光学的文字
    読取装置。
  4. 【請求項4】 帳票からカラー画像イメージを取り込む
    走査手段と、 前記カラー画像イメージの色成分を記憶する記憶手段
    と、 前記帳票に予め一箇所に設けられたマーク記入領域の色
    成分と同色の色成分を、前記記憶手段で取り込まれる前
    記帳票のカラー画像イメージの色成分から抽出する同色
    抽出手段と、 前記同色抽出手段により抽出されたイメージに基づいて
    前記帳票の文字を認識する文字認識手段とを備え、 前記文字認識手段により認識された文字に対応する色成
    分を前記文字単位で出力することを特徴とする光学的文
    字読取装置。
  5. 【請求項5】 帳票からカラー画像イメージを取り込む
    走査手段と、 前記帳票に予め複数箇所に設けられたマーク記入領域の
    複数の文字・図形を、前記走査手段により読み取り対象
    文字の取り込み以前に取り込むことによって得られる複
    数の色成分を記憶し、この記憶された複数の色成分と、
    前記走査手段で取り込まれる前記帳票のカラー画像イメ
    ージの色成分とを比較し、同色の色成分を前記カラー画
    像イメージの取り込みと同時に順次抽出する同色抽出手
    段と、 前記同色抽出手段により抽出されたイメージに基づいて
    前記帳票の文字を認識する文字認識手段とを備え、 前記文字認識手段により認識された文字に対応する色成
    分を前記文字単位で出力することを特徴とする光学的文
    字読取装置。
  6. 【請求項6】 帳票からカラー画像イメージを取り込む
    走査手段と、 前記カラー画像イメージの色成分を記憶する記憶手段
    と、 前記帳票に予め複数箇所に設けられたマーク記入領域の
    複数の色成分を記憶し、この記憶された複数の色成分
    と、前記記憶手段で取り込まれる前記帳票のカラー画像
    イメージの色成分とを比較し、同色の色成分を順次抽出
    する同色抽出手段と、 前記同色抽出手段により抽出されたイメージに基づいて
    前記帳票の文字を認識する文字認識手段とを備え、 前記文字認識手段により認識された文字に対応する色成
    分を前記文字単位で出力することを特徴とする光学的文
    字読取装置。
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