JPH084519A - 共鳴型消音器 - Google Patents

共鳴型消音器

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JPH084519A
JPH084519A JP13581594A JP13581594A JPH084519A JP H084519 A JPH084519 A JP H084519A JP 13581594 A JP13581594 A JP 13581594A JP 13581594 A JP13581594 A JP 13581594A JP H084519 A JPH084519 A JP H084519A
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JP
Japan
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resonance
linear motion
motion mechanism
tubes
actuator
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JP13581594A
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English (en)
Inventor
Takashi Kojima
小島  隆
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Marelli Corp
Original Assignee
Calsonic Corp
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Publication date
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Publication of JPH084519A publication Critical patent/JPH084519A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、車両の排気系に装着された共鳴型
消音器に関し、複数の共鳴管の開閉を1つの駆動装置で
簡単に作動させることを目的とする。 【構成】 複数の共鳴管9,10,11にそれぞれ形成
された窓孔12,13,14と、この窓孔12,13,
14を通過して各共鳴管9,10,11内をそれぞれ往
復運動するピストン15,16,17とで構成され、各
共鳴管9,10,11にそれぞれ設けられた複数のバル
ブ18,19,20と、各ピストン15,16,17に
それぞれ一端21A,22A,23Aが連結された複数
のロッド21,22,23と、回転動作により各ロッド
21,22,23をそれぞれ違った位相で往復移動させ
る回転直線運動機構26と、回転直線運動機構26を駆
動させる回転手段24と、複数のロッド21,22,2
3のうちの少なくとも1つを窓孔12,13,14の手
前位置にする制御手段27とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の排気系に装着さ
れた共鳴型消音器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、共鳴型消音器では、排気
騒音の特定の周波数成分のみがチューニングされるが、
1つの消音器に複数の共鳴管を設け、いずれかの共鳴管
を選択できるようにすれば、消音される範囲が拡がる。
【0003】そこで、複数の共鳴管のうちのいずれかを
選択する場合、開閉バルブを各共鳴管にそれぞれ設ける
機構が考えられるが、かかる場合、各共鳴管に設けたそ
れぞれの開閉バルブを適当なアクチュエータで独立に開
閉する制御機構が必要になり、各共鳴管のバルブは、そ
れぞれ別々のアクチュエータの操作で作動される。
【0004】かかる共鳴型消音器として、例えば、実開
平3−25808号公報に示すものが知られている(図
19に図示)。図において、符号101は、端板10
2,103により密閉された消音器本体を示している。
この消音器本体101内は、仕切板104,105によ
り3分割され、第1拡張室106,第2拡張室107,
共鳴室108が形成されている。端板102を貫通して
排気ガスを導入する排気導入管109が、該端板10
2,仕切板104に固着されている。端板103,仕切
板104,105を貫通して排気導出管110が、端板
103,仕切板104,105に固着されている。
【0005】また、仕切板105には、第1共鳴管11
1,第2共鳴管112が取り付けられている。第1共鳴
管111の一端は共鳴室108に開口し、その他端は第
1拡張室106に開口している。第2共鳴管112の一
端は共鳴室108に開口し、その他端は第1拡張室10
6に開口している。
【0006】第1共鳴管111,第2共鳴管112に
は、それぞれ第1開閉バルブ113,第2開閉バルブ1
14が装着され、第1開閉バルブ113,第2開閉バル
ブ114は第1駆動装置115,第2駆動装置116に
より別々に開閉するようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
共鳴型消音器にあっては、複数の操作対象である第1共
鳴管111,第2共鳴管112を別々に作動させるため
には、該第1共鳴管111,第2共鳴管112に対応し
て駆動機構である第1駆動装置115,第2駆動装置1
16が必要になり、それだけコストアップを招くという
問題がある。
【0008】本発明は、上述の問題点を解決するために
なされたもので、その目的は、複数の共鳴管の開閉を1
つの駆動装置で簡単に作動させることができる共鳴型消
音器を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
消音器本体内に、仕切板を介して区画された拡張室及び
共鳴室と、一端が共鳴室に開口するとともに他端が拡張
室に開口して仕切板に設けられた複数の共鳴管と、複数
の共鳴管にそれぞれ形成された窓孔と、この窓孔を通過
して各共鳴管内をそれぞれ往復移動するピストンとで構
成され、各共鳴管にそれぞれ設けられた複数のバルブ
と、各ピストンにそれぞれ一端が連結された複数のロッ
ドと、筒体と、筒体の内周面に設けられ、該筒体を斜め
に切った面上に形成される楕円状環状ガイドと、ロッド
の他端が自在連結されるとともに、周縁部が楕円環状ガ
イドに案内自在になっている円形状プレートとを有する
回転直線運動機構と、回転直線運動機構の筒体を回転さ
せるアクチュエータと、アクチュエータに接続されると
ともに、回転直線運動機構の筒体を所定の回転位置に位
置させることにより複数のピストンのうちの少なくとも
1つを窓孔の手前位置にする指令を該アクチュエータに
出力する制御手段とを備えていることを特徴とする。
【0010】請求項2記載の発明は、消音器本体内に、
仕切板を介して区画された拡張室及び共鳴室と、一端が
共鳴室に開口するとともに他端が拡張室に開口して仕切
板に設けられた複数の共鳴管と、複数の共鳴管にそれぞ
れ形成され断面積が違っている窓孔と、この窓孔を通過
して各共鳴管内をそれぞれ往復移動するピストンとで構
成され、各共鳴管にそれぞれ設けられた複数のバルブ
と、各ピストンにそれぞれ一端が連結された複数のロッ
ドと、筒体と、筒体の内周面に設けられ、該筒体を斜め
に切った面上に形成される楕円状環状ガイドと、ロッド
の他端が自在連結されるとともに、周縁部が楕円環状ガ
イドに案内自在になっている円形状プレートとを有する
回転直線運動機構と、回転直線運動機構の筒体を回転さ
せるアクチュエータと、アクチュエータに接続されると
ともに、回転直線運動機構の筒体を所定の回転位置に位
置させることにより複数のピストンのうちの少なくとも
1つを窓孔の手前位置にする指令を該アクチュエータに
出力する制御手段とを備えていることを特徴とする。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明においては、制御手段の命
令により、回転直線運動機構が以下のように駆動され
る。即ち、先ず、アクチュエータにより筒体が回転す
る。筒体の回転に伴って楕円状環状ガイドが回転する。
楕円状環状ガイドの回転により、円形状プレートの周縁
部が楕円状環状ガイドに相対的に案内され、円形状プレ
ートは楕円状環状ガイドの回転方向と直交する方向に回
転する。
【0012】円形状プレートの回転に伴って、円形状プ
レートに自在連結されたロッドの他端が共鳴管の軸線方
向に平行に移動し、各ロッドが同時に違った位相で往復
移動し、従って、ピストンが往復移動する。
【0013】そして、ピストンが窓孔を越えた位置の時
には、そのピストンで共鳴管は閉塞され、バルブは閉状
態となっている。ピストンが窓孔の手前の位置の時に
は、共鳴管と共鳴室は窓孔を介して連通しており、バル
ブは開いた状態となっている。
【0014】このように、ピストンの位置を変えること
により各共鳴管のバルブの開閉が同時操作される。制御
手段により、複数の共鳴管のうちの少なくとも1つは開
状態になっており、開状態の共鳴管の総合した断面積が
変化し、その選択した共鳴管の総合した断面積に対応す
る特定の共鳴周波数が選択され、共鳴作用により消音さ
れる。そして、回転直線運動機構の駆動に伴って共鳴管
の選択が順次行なわれ、排気騒音が広範囲の周波数領域
に亘って共鳴作用により消音される。
【0015】請求項2記載の発明においては、請求項1
記載の発明と同様の作用が生じる。そして、複数の共鳴
管のうちのいずれか1つが開口するように選択される
と、各共鳴管の窓孔の断面積が相違しているので、その
選択した共鳴管の窓孔の断面積に対応する特定の共鳴周
波数が選択され、共鳴作用により消音される。そして、
回転直線運動機構の駆動に伴って共鳴管の選択が順次行
なわれ、排気騒音が広範囲の周波数領域に亘って共鳴作
用により消音される。
【0016】
【実施例】以下、図面により本発明の実施例について説
明する。図1ないし図17は請求項1記載の発明の実施
例に係わる共鳴型消音器を示す。
【0017】図1ないし図5において、符号1は、端板
2,3により密閉された消音器本体を示している。この
消音器本体1内は、仕切板4を介して2つに区画され、
拡張室5,共鳴室6が形成されている。
【0018】端板2を貫通して排気ガスを導入する排気
導入管7が、該端板2に固着されている。端板3,仕切
板4を貫通して排気導出管8が、端板3,仕切板4に固
着されている。
【0019】仕切板4には、該仕切板4を貫通して第1
共鳴管9,第2共鳴管10,第3共鳴管11が設けられ
ている。第1共鳴管9の一端9Aは共鳴室6に開口し、
その他端9Bは拡張室5に開口している。
【0020】第2共鳴管10の一端10Aは共鳴室6に
開口し、その他端10Bは拡張室5に開口している。第
3共鳴管11の一端11Aは共鳴室6に開口し、その他
端11Bは拡張室5に開口している。
【0021】各共鳴管9,10,11に第1窓孔12,
第2窓孔13,第3窓孔14がそれぞれ設けられてい
る。第1窓孔12,第2窓孔13,第3窓孔14は同じ
形状となっており、それぞれ4つの四角孔を共鳴管9,
10,11の周壁面に沿って配列させてなる。従って、
第1窓孔12,第2窓孔13,第3窓孔14の断面積は
同じになっている。また、第1共鳴管9の他端9Bから
第1窓孔12までの距離、第2共鳴管10の他端10B
から第2窓孔13までの距離、第3共鳴管11の他端1
1Bから第3窓孔14までの距離は同じになっている。
【0022】そして、共鳴管9,10,11内には、第
1窓孔12,第2窓孔13,第3窓孔14を往復自在に
通過可能な第1ピストン15,第2ピストン16,第3
ピストン17が設けられている。第1ピストン15,第
2ピストン16,第3ピストン17は第1窓孔12,第
2窓孔13,第3窓孔14の手前位置(仕切板4から遠
ざかった位置)にあると、共鳴室6と第1共鳴管9,第
2共鳴管10,第3共鳴管11の内部が第1窓孔12,
第2窓孔13,第3窓孔14を介して連通する。第1ピ
ストン15,第2ピストン16,第3ピストン17が第
1窓孔12,第2窓孔13,第3窓孔14を越えた位置
にあると、第1ピストン15,第2ピストン16,第3
ピストン17により、各共鳴管9,10,11がそれぞ
れ閉塞した状態にある。従って、第1共鳴管9の第1窓
孔12と第1ピストン15で第1窓孔12を開閉する第
1バルブ18が構成される。同様にして、第2共鳴管1
0の第2窓孔13と第2ピストン16で第2窓孔13を
開閉する第2バルブ19が構成され、第3共鳴管11の
第3窓孔14と第3ピストン17で第3窓孔14を開閉
する第3バルブ20が構成される。
【0023】第1ピストン15,第2ピストン16,第
3ピストン17には、それぞれ第1ロッド21,第2ロ
ッド22,第3ロッド23の各一端21A,22A,2
3Aが連結されている。
【0024】一方、端板3には、電動モータからなるア
クチュエータ24が該端板3に設けられた軸受24Aに
取り付けられ、アクチュエータ24のシャフト25の先
端には、回転直線運動機構26が固着されている。
【0025】回転直線運動機構26には、第1ロッド2
1,第2ロッド22,第3ロッド23の各他端21B,
22B,23Bが連結され、後述するように各ロッド2
1,22,23をそれぞれ違った位相で往復移動させる
ようになっている。
【0026】アクチュエータ24には制御手段27が接
続されている。制御手段27は 回転直線運動機構26
を所定の回転位置に位置させて、エンジン回転数に応じ
て3つのロッド21,22,23のうちの少なくとも1
つを窓孔12,13,14の手前位置にして3つのバル
ブ18,19,20の同時操作を行ない、第1共鳴管
9,第2共鳴管10,第3共鳴管11のいずれか1つを
開状態にさせる。
【0027】次に、上述の回転直線運動機構26につい
て説明する。図3に示すように、回転直線運動機構26
は、シャフト25の先端に一体に固定された有底筒体2
8と、有底筒体28の内周面28Aに設けられ、該有底
筒体28を斜めに切った面上に形成される楕円状環状ガ
イド29と、周縁部30Aが楕円状環状ガイド29に案
内自在になっている円形状プレート30とで構成されて
いる。周縁部30Aの形状は円形状もしくはそれに近い
形状になっている。
【0028】円形状プレート30には、第1ロッド2
1,第2ロッド22,第3ロッド23の各他端21B,
22B,23Bが自在連結されている。なお、自在連結
とは3次元的な連結であり、円形状プレート30の3次
元的を運動に対して、第1ロッド21,第2ロッド2
2,第3ロッド23の直線移動を可能にしている。
【0029】しかして、本実施例においては、排気ガス
は、排気導入管7→拡張室5→排気導出管8の順序で流
れ、排気騒音は拡張室5における拡張作用により消音さ
れ、また、共鳴管9,10,11が開いている場合に
は、共鳴管9,10,11及び共鳴室6により、共鳴作
用が作用し、特定の周波数の減衰量が大きくなる。
【0030】次に、本実施例の作用を説明する。先ず、
回転直線運動機構26の動作について説明する。図1,
図3において、アクチュエータ24により有底筒体28
がシャフト25の周りに回転する。なお、シャフト25
の軸線は共鳴管9,10,11の軸線に平行になってい
る。有底筒体28の回転に伴って楕円状環状ガイド29
が回転する。
【0031】楕円状環状ガイド29の回転に伴って、円
形状プレート30の周縁部30Aが楕円状環状ガイド2
9に相対的に案内され、円形状プレート30はシャフト
25に直交する軸線Zを中心として図面上で水平方向
(楕円状環状ガイド29の回転方向と直交する方向)に
回転する。ここで、円形状プレート30の周縁部30A
の形状は円形状もしくはそれに近い形状になっているの
で、周縁部30Aと楕円状環状ガイド29間には適当な
逃げCがあり、楕円状環状ガイド29が回転しても、円
形状プレート30の動作に支障を来すことはない。
【0032】円形状プレート30は、楕円状環状ガイド
29の回転方向と直交する方向に回転し、楕円状環状ガ
イド29の回転角θに対応した状態となる。図5に示す
(イ)方向の回転で、図6(θ=0°)→図7(θ=3
0°)→図8(θ=60°)→図9(θ=90°)→図
10(θ=120°)→図11(θ=150°)→図1
2(θ=180°)→図13(θ=210°)→図14
(θ=240°)→図15(θ=270°)→図16
(θ=300°)→図17(θ=330°)の順序で軸
線Zを中心として水平方向に回転する。
【0033】円形状プレート30の回転に伴って、円形
状プレート30の面30Bが図3の図面上の前後方向に
傾斜角度を変え、従って、円形状プレート30の面30
Bに自在連結されている第1ロッド21,第2ロッド2
2,第3ロッド23の各他端21B,22B,23Bの
部分が、シャフト25に平行に移動(図面上の前後方
向)する。従って、第1ロッド21,第2ロッド22,
第3ロッド23が往復移動をする。
【0034】例えば、図6(θ=0°)の時、円形状プ
レート30は、その図面上の真横から見た状態で、周縁
部30Aのみが見え、面30Bは見えない。図9(θ=
90°)の時、円形状プレート30は、面30Bが最大
限見えた状態となっている。図12(θ=180°)の
時、円形状プレート30は、図6の円形状プレート30
が反転した状態で、その図面上の真横から見た状態で、
周縁部30Aのみが見える。
【0035】そして、例えば所定のエンジン回転数にな
った時、制御手段27の命令により、回転直線運動機構
26が駆動される。回転直線運動機構26の円形状プレ
ート30は軸線Zを軸として回転し、楕円状環状ガイド
29の回転角θに対応して各ロッド21,22,23が
それぞれ違った位相で往復移動する。従って、各ロッド
21,22,23に連結されたピストン15,16,1
7が違った位相で往復移動する。ピストン15,16,
17が窓孔12,13,14を越えた位置の時には、そ
のピストン15,16,17で共鳴管9,10,11は
閉塞され、バルブ18,19,20は閉状態となってい
る。
【0036】ピストン15,16,17が窓孔12,1
3,14の手前の位置の時には、共鳴管9,10,11
と共鳴室6は窓孔12,13,14を介して連通してお
り、バルブ18,19,20は開いた状態となってい
る。
【0037】回転直線運動機構26の駆動によるバルブ
18,19,20の開閉状態は、図6ないし図17に示
される。例えば、楕円状環状ガイド29の回転角θ=0
°(図6)の時には、第1バルブ18は閉じており、第
3バルブ20は開いている。楕円状環状ガイド29の回
転角θ=90°(図9)の時には、第1バルブ18,第
3バルブ20は開いており、第2バルブ19は閉じてい
る。楕円状環状ガイド29の回転角θ=180°(図1
2)の時には、第1バルブ18は開いており、第3バル
ブ20は閉じている。
【0038】このようにして、所定のエンジン回転数に
なった時、制御手段27の命令により、ピストン15,
16,17の位置を変え、バルブ18,19,20の開
閉が操作され、3つの共鳴管9,10,11のうちの少
なくとも1つは開状態になっている。例えば、楕円状環
状ガイド29の回転角θ=0°の時、第3共鳴管11は
開になっており、回転角θ=90°の時、第1共鳴管
9,第3共鳴管11は開になっている。
【0039】共鳴管9,10,11の開閉状態に応じ
て、開状態の共鳴管9,10,11の総合した断面積が
変化し、その選択した共鳴管9,10,11の総合した
断面積に対応する特定の共鳴周波数が選択され、共鳴作
用により消音される。そして、共鳴管9,10,11の
選択を順次行なうことにより、排気騒音は広範囲の周波
数領域に亘って共鳴作用により消音される。
【0040】以上の如き構成によれば、回転直線運動機
構26によるロッド21,22,23の往復移動を利用
し、各共鳴管9,10,11内の各ピストン15,1
6,17の位置を同じタイミングで変え、バルブ18,
19,20の開閉を同時操作できる。従って、1つの回
転直線運動機構26及びアクチュエータ24で、任意の
共鳴管の9,10,11のバルブ18,19,20の開
閉を同時制御し、任意の共鳴管9,10,11の開閉の
組み合わせを選択できる。
【0041】即ち、複数の共鳴管9,10,11の開閉
を、1つの回転直線運動機構26及びアクチュエータ2
4の操作だけで行なうことができ、回転直線運動機構2
6及びアクチュエータ24を1系統にすることができ、
それだけ、コストを下げることができる効果を奏する。
【0042】そして、エンジン回転数に応じて制御手段
により、複数の共鳴管9,10,11のうちのいずれか
1つを選択できるので、その選択した共鳴管9,10,
11のいずれかに対応する特定の共鳴周波数のいずれか
を選択でき、共鳴作用により消音される。共鳴管9,1
0,11の選択を順次行なうことにより、排気騒音が広
範囲の周波数領域に亘って共鳴作用による消音効果を得
ることができる。
【0043】また、回転直線運動機構26で、その筒体
28を回転させることにより、各ロッド21,22,2
3を同時に違った位相で往復移動させ、3つのバルブ1
8,19,20の同時操作を可能にできる。
【0044】なお、本実施例においては、共鳴管の数は
3個になっているが、共鳴管の数を2個,或は4個以上
に選定することもできる。また、本実施例においては、
第1共鳴管9の他端9Bから第1窓孔12までの第1共
鳴管9の首部の距離、第2共鳴管10の他端10Bから
第2窓孔13までの第2共鳴管10の首部の距離、第3
共鳴管11の他端11Bから第3窓孔14までの第3共
鳴管11の首部の距離が同じで、且つ、各窓孔12,1
3,14の開口面積が同じ場合について説明したが、各
共鳴管9,10,11の各首部の長さが異っていても適
用できる。
【0045】さらに、本実施例においては、第1窓孔1
2,第2窓孔13,第3窓孔14はそれぞれ4つの四角
孔からなるが、かかる形状に限定されることなく、例え
ば、四角孔よりも径が小さい円形状小孔を多数設けて構
成することもできる。
【0046】図18は請求項2記載の発明の実施例に係
わる共鳴型消音器を示す。本実施例においては、請求項
1記載の発明の実施例に係わる共鳴型消音器と相違する
構成部分についてのみ説明し、同一構成部分については
同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0047】図において、第1共鳴管9,第2共鳴管1
0,第3共鳴管11にそれぞれ第4バルブ51,第5バ
ルブ52,第6バルブ53が設けられ、第4バルブ5
1,第5バルブ52,第6バルブ53は各共鳴管9,1
0,11にそれぞれ形成され断面積が違っている第1窓
孔54,第2窓孔55,第3窓孔56と、この第1窓孔
54,第2窓孔55,第3窓孔56を通過して各共鳴管
9,10,11内をそれぞれ往復移動するピストン1
5,16,17とで構成されている。第1共鳴管9の他
端9Bから第1窓孔54までの第1共鳴管9の首部の距
離、第2共鳴管10の他端10Bから第2窓孔55まで
の第2共鳴管10の首部の距離、第3共鳴管11の他端
11Bから第3窓孔56までの第3共鳴管11の首部の
距離が同じになっている。
【0048】そして、本実施例においては、請求項1記
載の発明の実施例に係わる共鳴型消音器と同様の作用が
生じる。しかして、複数の共鳴管9,10,11のうち
のいずれか1つが開口するように選択されると、各共鳴
管9,10,11の窓孔54,54,56の断面積が相
違しているので、その選択した共鳴管9,10,11の
窓孔54,54,56の断面積に対応する特定の共鳴周
波数が選択され、共鳴作用により消音される。そして、
共鳴管9,10,11の選択を順次行なうことにより、
排気騒音が広範囲の周波数領域に亘って共鳴作用により
消音がなされる。
【0049】本実施例によれば、回転直線運動機構26
の駆動により、各ロッド21,22,23を同時に往復
移動させることができ、複数のバルブ51,52,53
の同時操作を可能にでき、請求項1記載の発明の実施例
に係わる共鳴型消音器と同様の効果を奏する。
【0050】なお、本実施例においては、第1共鳴管9
の他端9Bから第1窓孔12までの第1共鳴管9の首部
の距離、第2共鳴管10の他端10Bから第2窓孔13
までの第2共鳴管10の首部の距離、第3共鳴管11の
他端11Bから第3窓孔14までの第3共鳴管11の首
部の距離が同じ場合について説明したが、各共鳴管9,
10,11の各首部の長さが異っていても適用できる。
【0051】また、本実施例においては、窓孔54,5
5,56は1以上の四角孔からなるが、かかる形状に限
定されることなく、例えば、四角孔よりも径が小さい円
形状小孔を多数設けて構成することもできる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、回転直線運動機構によるロッドの往復移動
を利用し、各共鳴管内の各ピストンの位置を同じタイミ
ングで変え、バルブの開閉を同時操作できる。従って、
1つの回転直線運動機構及びアクチュエータで、任意の
共鳴管のバルブの開閉を同時制御し、任意の共鳴管の開
閉の組み合わせを選択できる。
【0053】即ち、複数の共鳴管の開閉を、1つの回転
直線運動機構及びアクチュエータの操作だけで行なうこ
とができ、回転直線運動機構及びアクチュエータを1系
統にすることができ、それだけ、コストを下げることが
できる効果を奏する。
【0054】また、回転直線運動機構で、その筒体を回
転させることにより、各ロッドを同時に違った位相で往
復移動させ、複数のバルブの同時操作を可能にできる。
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明と同
様の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の発明の実施例に係わる共鳴型消
音器の縦断面図である。
【図2】同共鳴型消音器の要部を示す斜視図である。
【図3】同共鳴型消音器の要部を示す縦断面図である。
【図4】図3のX方向矢視図である。
【図5】図3のY−Y断面図である。
【図6】本実施例の共鳴型消音器の回転直線運動機構の
回転角0°の状態を示す作用状態説明図である。
【図7】本実施例の共鳴型消音器の回転直線運動機構の
回転角30°の状態を示す作用状態説明図である。
【図8】本実施例の共鳴型消音器の回転直線運動機構の
回転角60°の状態を示す作用状態説明図である。
【図9】本実施例の共鳴型消音器の回転直線運動機構の
回転角90°の状態を示す作用状態説明図である。
【図10】本実施例の共鳴型消音器の回転直線運動機構
の回転角120°の状態を示す作用状態説明図である。
【図11】本実施例の共鳴型消音器の回転直線運動機構
の回転角150°の状態を示す作用状態説明図である。
【図12】本実施例の共鳴型消音器の回転直線運動機構
の回転角180°の状態を示す作用状態説明図である。
【図13】本実施例の共鳴型消音器の回転直線運動機構
の回転角210°の状態を示す作用状態説明図である。
【図14】本実施例の共鳴型消音器の回転直線運動機構
の回転角240°の状態を示す作用状態説明図である。
【図15】本実施例の共鳴型消音器の回転直線運動機構
の回転角270°の状態を示す作用状態説明図である。
【図16】本実施例の共鳴型消音器の回転直線運動機構
の回転角300°の状態を示す作用状態説明図である。
【図17】本実施例の共鳴型消音器の回転直線運動機構
の回転角330°の状態を示す作用状態説明図である。
【図18】請求項2記載の発明の実施例に係わる共鳴型
消音器の要部を示す斜視図である。
【図19】従来の共鳴型消音器の構成図である。
【符号の説明】
1 消音器本体 4 仕切板 5 拡張室 6 共鳴室 9 第1共鳴管 9A 一端 9B 他端 10 第2共鳴管 10A 一端 10B 他端 11 第3共鳴管 11A 一端 11B 他端 12 第1窓孔 13 第2窓孔 14 第3窓孔 15 第1ピストン 16 第2ピストン 17 第3ピストン 18 第1バルブ 19 第2バルブ 20 第3バルブ 21 第1ロッド 21A 一端 21B 他端 22 第2ロッド 22A 一端 22B 他端 23 第3ロッド 23A 一端 23B 他端 24 アクチュエータ 26 回転直線運動機構 27 制御手段 28 有底筒体(筒体) 30 円形状プレート 30A 周縁部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 消音器本体(1)内に、仕切板(4)を
    介して区画された拡張室(5)及び共鳴室(6)と、 一端(9A,10A,11A)が共鳴室(6)に開口す
    るとともに他端(9B,10B,11B)が拡張室
    (5)に開口して仕切板(4)に設けられた複数の共鳴
    管(9,10,11)と、 複数の共鳴管(9,10,11)にそれぞれ形成された
    窓孔(12,13,14)と、この窓孔(12,13,
    14)を通過して各共鳴管(9,10,11)内をそれ
    ぞれ往復移動するピストン(15,16,17)とで構
    成され、各共鳴管(9,10,11)にそれぞれ設けら
    れた複数のバルブ(18,19,20)と、 各ピストン(15,16,17)にそれぞれ一端(21
    A,22A,23A)が連結された複数のロッド(2
    1,22,23)と、 筒体(28)と、筒体(28)の内周面(28A)に設
    けられ、該筒体(28)を斜めに切った面上に形成され
    る楕円状環状ガイド(29)と、ロッド(21,22,
    23)の他端(21B,22B,23B)が自在連結さ
    れるとともに、周縁部(30A)が楕円環状ガイド(2
    9)に案内自在になっている円形状プレート(30)と
    を有する回転直線運動機構(26)と、 回転直線運動機構(26)の筒体(28)を回転させる
    アクチュエータ(24)と、 アクチュエータ(24)に接続されるとともに、回転直
    線運動機構(26)の筒体(28)を所定の回転位置に
    位置させることにより複数のピストン(15,16,1
    7)のうちの少なくとも1つを窓孔(12,13,1
    4)の手前位置にする指令を該アクチュエータ(24)
    に出力する制御手段(27)とを備えていることを特徴
    とする共鳴型消音器。
  2. 【請求項2】 消音器本体(1)内に、仕切板(4)を
    介して区画された拡張室(5)及び共鳴室(6)と、 一端(9A,10A,11A)が共鳴室(6)に開口す
    るとともに他端(9B,10B,11B)が拡張室
    (5)に開口して仕切板(4)に設けられた複数の共鳴
    管(9,10,11)と、 複数の共鳴管(9,10,11)にそれぞれ形成され断
    面積が違っている窓孔(54,55,56)と、この窓
    孔(54,55,56)を通過して各共鳴管(9,1
    0,11)内をそれぞれ往復移動するピストン(15,
    16,17)とで構成され、各共鳴管(9,10,1
    1)にそれぞれ設けられた複数のバルブ(51,52,
    53)と、 各ピストン(15,16,17)にそれぞれ一端(21
    A,22A,23A)が連結された複数のロッド(2
    1,22,23)と、 筒体(28)と、筒体(28)の内周面(28A)に設
    けられ、該筒体(28)を斜めに切った面上に形成され
    る楕円状環状ガイド(29)と、ロッド(21,22,
    23)の他端(21B,22B,23B)が自在連結さ
    れるとともに、周縁部(30A)が楕円環状ガイド(2
    9)に案内自在になっている円形状プレート(30)と
    を有する回転直線運動機構(26)と、 回転直線運動機構(26)の筒体(28)を回転させる
    アクチュエータ(24)と、 アクチュエータ(24)に接続されるとともに、回転直
    線運動機構(26)の筒体(28)を所定の回転位置に
    位置させることにより複数のピストン(15,16,1
    7)のうちの少なくとも1つを窓孔(12,13,1
    4)の手前位置にする指令を該アクチュエータ(24)
    に出力する制御手段(27)とを備えていることを特徴
    とする共鳴型消音器。
JP13581594A 1994-06-17 1994-06-17 共鳴型消音器 Pending JPH084519A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009052501A (ja) * 2007-08-28 2009-03-12 Toyota Motor Corp スピーカ付きマフラ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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