JPH0845701A - 棒状抵抗器及びその製造方法 - Google Patents
棒状抵抗器及びその製造方法Info
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- JPH0845701A JPH0845701A JP6175854A JP17585494A JPH0845701A JP H0845701 A JPH0845701 A JP H0845701A JP 6175854 A JP6175854 A JP 6175854A JP 17585494 A JP17585494 A JP 17585494A JP H0845701 A JPH0845701 A JP H0845701A
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Landscapes
- Details Of Resistors (AREA)
- Apparatuses And Processes For Manufacturing Resistors (AREA)
- Non-Adjustable Resistors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 棒状の絶縁体素子の両端面にリード線を取り
付けてなる棒状抵抗器において、品質の向上と製造に際
しての不良品の発生防止、及び生産性の向上を図る。 【構成】 絶縁体にて棒状に形成した素子2の表面を抵
抗膜4で被覆し、前記素子2の両端部にリード線6を取
り付け、前記素子2の外周における抵抗膜4を螺旋状に
トリミングしてなる棒状抵抗器1で、前記素子2の両端
面の略中心に形成された穴3に、前記リード線6を圧入
して取り付けたことを特徴とする。さらに、棒状抵抗器
の製造方法であって、絶縁体にて形成され、両端面の略
中心に穴3を有する棒状の素子2の表面を抵抗膜4で被
覆する工程と、前記素子2の両端面の略中心に形成され
た穴3に、リード線6を圧入して取り付ける工程と、前
記素子2の外周における抵抗膜4を螺旋状にトリミング
する工程を有することを特徴とする。
付けてなる棒状抵抗器において、品質の向上と製造に際
しての不良品の発生防止、及び生産性の向上を図る。 【構成】 絶縁体にて棒状に形成した素子2の表面を抵
抗膜4で被覆し、前記素子2の両端部にリード線6を取
り付け、前記素子2の外周における抵抗膜4を螺旋状に
トリミングしてなる棒状抵抗器1で、前記素子2の両端
面の略中心に形成された穴3に、前記リード線6を圧入
して取り付けたことを特徴とする。さらに、棒状抵抗器
の製造方法であって、絶縁体にて形成され、両端面の略
中心に穴3を有する棒状の素子2の表面を抵抗膜4で被
覆する工程と、前記素子2の両端面の略中心に形成され
た穴3に、リード線6を圧入して取り付ける工程と、前
記素子2の外周における抵抗膜4を螺旋状にトリミング
する工程を有することを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、リードを有する棒状
抵抗器に関し、詳しくは棒状抵抗器の構造とその製造方
法に関する。
抵抗器に関し、詳しくは棒状抵抗器の構造とその製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の棒状抵抗器の製造方法は、従
来、図3に示すようになっていた。すなわち、絶縁素子
11の表面の全体にスパッタリングや真空蒸着等の手段
で抵抗膜12を形成し(図3(a))、絶縁素子11の
両端部に、表面に銅メッキ又は錫メッキ等のメッキを施
した鉄製のキャップ13を嵌着し(図3(b))、この
キャップ13の外端面に、クランプ体14にて把持した
銅製等のリード線15の一端を押圧し、その状態でリー
ド線15とキャップ13との間に電流を印加することに
より、リード線15の一端をキャップ13に溶着し(図
3(c))、次いで、絶縁素子11の外周における抵抗
膜12に、抵抗値を調整するためのトリミング溝16を
螺旋状に形成し(図3(d))、絶縁素子11の外面と
キャップ13の外周面とを覆うように保護膜17を形成
し、この保護膜17の外周面に、抵抗値や等級等を表示
する色帯18を印刷して棒状抵抗器10が製造されてい
る(図3(e))。
来、図3に示すようになっていた。すなわち、絶縁素子
11の表面の全体にスパッタリングや真空蒸着等の手段
で抵抗膜12を形成し(図3(a))、絶縁素子11の
両端部に、表面に銅メッキ又は錫メッキ等のメッキを施
した鉄製のキャップ13を嵌着し(図3(b))、この
キャップ13の外端面に、クランプ体14にて把持した
銅製等のリード線15の一端を押圧し、その状態でリー
ド線15とキャップ13との間に電流を印加することに
より、リード線15の一端をキャップ13に溶着し(図
3(c))、次いで、絶縁素子11の外周における抵抗
膜12に、抵抗値を調整するためのトリミング溝16を
螺旋状に形成し(図3(d))、絶縁素子11の外面と
キャップ13の外周面とを覆うように保護膜17を形成
し、この保護膜17の外周面に、抵抗値や等級等を表示
する色帯18を印刷して棒状抵抗器10が製造されてい
る(図3(e))。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように絶
縁素子11の両端に、キャップ13を介してリード線1
5を取り付けた構造では、次のような問題点があった。
まず、絶縁素子11にキャップ13を嵌着してから保護
膜17を形成するまでの間に、キャップ13の表面に施
したメッキが部分的に剥がれて、このキャップ13から
剥がれたメッキ片19がトリミング溝16を跨いだ状態
で抵抗膜12に付着し、その状態のまま保護膜17で覆
われるという不良品が発生し、このため棒状抵抗器10
を電子部品に組み込んだ後にショートする事故がしばし
ば発生していた。
縁素子11の両端に、キャップ13を介してリード線1
5を取り付けた構造では、次のような問題点があった。
まず、絶縁素子11にキャップ13を嵌着してから保護
膜17を形成するまでの間に、キャップ13の表面に施
したメッキが部分的に剥がれて、このキャップ13から
剥がれたメッキ片19がトリミング溝16を跨いだ状態
で抵抗膜12に付着し、その状態のまま保護膜17で覆
われるという不良品が発生し、このため棒状抵抗器10
を電子部品に組み込んだ後にショートする事故がしばし
ば発生していた。
【0004】そして、この種の棒状抵抗器10において
は、一定の抵抗値に対して抵抗膜12の長さが長いほ
ど、抵抗膜12から発生する熱の拡散を促進して耐久性
が向上すると共に、電流雑音が少なくなって電気的特性
が向上する。しかし、この場合、キャップ13を嵌着す
ると、トリミング溝16を施すことができる長さLがそ
れだけ短くなるため、小型化と品質の向上とを同時に達
成することができなかった。特に、棒状抵抗器10が小
型化するほど、棒状抵抗器10の全長に占めるキャップ
13の割合が増大するため、この品質の問題が顕著に現
れていた。
は、一定の抵抗値に対して抵抗膜12の長さが長いほ
ど、抵抗膜12から発生する熱の拡散を促進して耐久性
が向上すると共に、電流雑音が少なくなって電気的特性
が向上する。しかし、この場合、キャップ13を嵌着す
ると、トリミング溝16を施すことができる長さLがそ
れだけ短くなるため、小型化と品質の向上とを同時に達
成することができなかった。特に、棒状抵抗器10が小
型化するほど、棒状抵抗器10の全長に占めるキャップ
13の割合が増大するため、この品質の問題が顕著に現
れていた。
【0005】さらに、保護膜17を設ける手段として、
塗布面を加熱することにより付着する性質を有するエポ
キシ系等の熱付着性の粉末塗料を使用して、トリミング
後の絶縁素子を加熱した状態で塗料槽内で転動させるこ
とにより、粉末塗料を絶縁素子11の外周面に塗布する
ことが行われているが、その場合、図4に示すようにキ
ャップ13の端部の嵌着用の面取り箇所に隙間20が生
じ、この隙間20に残留した空気が熱によって気泡とな
り、これが保護膜17の表面に浮かび上がってピンホー
ル21が発生し、このため外観が劣化したり、ピンホー
ル21から水分や微小な埃が抵抗膜12に付着したりす
ることがあった。
塗布面を加熱することにより付着する性質を有するエポ
キシ系等の熱付着性の粉末塗料を使用して、トリミング
後の絶縁素子を加熱した状態で塗料槽内で転動させるこ
とにより、粉末塗料を絶縁素子11の外周面に塗布する
ことが行われているが、その場合、図4に示すようにキ
ャップ13の端部の嵌着用の面取り箇所に隙間20が生
じ、この隙間20に残留した空気が熱によって気泡とな
り、これが保護膜17の表面に浮かび上がってピンホー
ル21が発生し、このため外観が劣化したり、ピンホー
ル21から水分や微小な埃が抵抗膜12に付着したりす
ることがあった。
【0006】また、前述の図3(c)の工程でキャップ
13とリード線15をナゲット部22を形成して溶着す
る時に、キャップ13とクランプ体14に把持されたリ
ード線15に電流が印加されることにより、電流が印加
されたリード線15、すなわち、クランプ体14に把持
されていた部分が電気抵抗による熱硬化をおこし、リー
ド線15をフォーミングするときに、熱硬化した部分で
リード線15が断線してしまうことがあった。
13とリード線15をナゲット部22を形成して溶着す
る時に、キャップ13とクランプ体14に把持されたリ
ード線15に電流が印加されることにより、電流が印加
されたリード線15、すなわち、クランプ体14に把持
されていた部分が電気抵抗による熱硬化をおこし、リー
ド線15をフォーミングするときに、熱硬化した部分で
リード線15が断線してしまうことがあった。
【0007】本発明は、これらの問題点を解消した棒状
抵抗器及びその製造方法を提供することを目的とする。
抵抗器及びその製造方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】従来の課題を解決するた
めに本願の請求項1に記載の発明は、棒状抵抗器であっ
て、絶縁体にて棒状に形成した素子の表面を抵抗膜で被
覆し、前記素子の両端部にリード線を取り付け、前記素
子の外周における抵抗膜を螺旋状にトリミングしてなる
棒状抵抗器であって、前記素子の両端面の略中心に形成
された穴に、前記リード線を圧入して取り付けたことを
特徴としています。
めに本願の請求項1に記載の発明は、棒状抵抗器であっ
て、絶縁体にて棒状に形成した素子の表面を抵抗膜で被
覆し、前記素子の両端部にリード線を取り付け、前記素
子の外周における抵抗膜を螺旋状にトリミングしてなる
棒状抵抗器であって、前記素子の両端面の略中心に形成
された穴に、前記リード線を圧入して取り付けたことを
特徴としています。
【0009】そして、請求項2に記載の発明は棒状抵抗
器の製造方法であって、絶縁体にて形成され両端面の略
中心に穴を有する棒状の素子の表面を抵抗膜で被覆する
工程と、前記素子の両端面の略中心に形成された穴にリ
ード線を圧入して取り付ける工程と、前記素子の外周に
おける抵抗膜を螺旋状にトリミングする工程とを有する
ことを特徴としています。
器の製造方法であって、絶縁体にて形成され両端面の略
中心に穴を有する棒状の素子の表面を抵抗膜で被覆する
工程と、前記素子の両端面の略中心に形成された穴にリ
ード線を圧入して取り付ける工程と、前記素子の外周に
おける抵抗膜を螺旋状にトリミングする工程とを有する
ことを特徴としています。
【0010】
【発明の作用及び効果】請求項1の構成にすると、棒状
抵抗器で素子の両端面の略中心に形成された穴に、リー
ド線を圧入して取り付けることとなり、従来使用してい
たキャップが不要となるため、従来のようなキャップに
起因して不良品が発生すること、すなわち、キャップの
表面に施したメッキ層から剥がれたメッキ片が抵抗膜に
付着したり、熱付着性の粉末塗料を塗布することにて保
護膜を形成した場合に保護膜にピンホールが生じること
を防止できるという効果を有する。
抵抗器で素子の両端面の略中心に形成された穴に、リー
ド線を圧入して取り付けることとなり、従来使用してい
たキャップが不要となるため、従来のようなキャップに
起因して不良品が発生すること、すなわち、キャップの
表面に施したメッキ層から剥がれたメッキ片が抵抗膜に
付着したり、熱付着性の粉末塗料を塗布することにて保
護膜を形成した場合に保護膜にピンホールが生じること
を防止できるという効果を有する。
【0011】また、抵抗膜のうち従来キャップが嵌着さ
れていた部分までトリミングできることにより、素子の
大きさを変えることなく、抵抗膜のうちトリミングした
部位の長さを長くすることができるから、棒状抵抗器の
大きさが従来と同じであっても、熱の拡散を促進して耐
久性を向上できると共に電流雑音を少なくできるのであ
り、従って、棒状抵抗器を大型化することなく品質を向
上させることが可能になるという効果を有する。
れていた部分までトリミングできることにより、素子の
大きさを変えることなく、抵抗膜のうちトリミングした
部位の長さを長くすることができるから、棒状抵抗器の
大きさが従来と同じであっても、熱の拡散を促進して耐
久性を向上できると共に電流雑音を少なくできるのであ
り、従って、棒状抵抗器を大型化することなく品質を向
上させることが可能になるという効果を有する。
【0012】そして、請求項2のように、製造方法にお
いて、リード線に電流を印加することなく素子に取り付
けることができるため、リード線が熱硬化することなく
取り付けることができるから、棒状抵抗器のリード線の
フォーミング時の断線を防止することができるだけでな
く、棒状抵抗器のリード線のフォーミング時に、熱硬化
した部分の制約を受けなくなり、棒状抵抗器のフォーミ
ング寸法の小型化が可能になるという効果を有する。
いて、リード線に電流を印加することなく素子に取り付
けることができるため、リード線が熱硬化することなく
取り付けることができるから、棒状抵抗器のリード線の
フォーミング時の断線を防止することができるだけでな
く、棒状抵抗器のリード線のフォーミング時に、熱硬化
した部分の制約を受けなくなり、棒状抵抗器のフォーミ
ング寸法の小型化が可能になるという効果を有する。
【0013】さらに、素子の両端面の略中心に形成され
た穴に、リード線を圧入して取り付けることにより、製
造方法において、リード線に電流を印加することなく素
子に取り付けることができるため、リード線の先端にナ
ゲット部、すなわち、リード線の先端に溶着による潰れ
しろが生じなくなることで、棒状抵抗器を小型化するこ
とが可能になるという効果を有する。
た穴に、リード線を圧入して取り付けることにより、製
造方法において、リード線に電流を印加することなく素
子に取り付けることができるため、リード線の先端にナ
ゲット部、すなわち、リード線の先端に溶着による潰れ
しろが生じなくなることで、棒状抵抗器を小型化するこ
とが可能になるという効果を有する。
【0014】
【実施例】以下本発明の一実施例の棒状抵抗器の製造方
法を図1を用いてを説明する。棒状抵抗器1に用いられ
る絶縁素子2はセラミック等からなる絶縁体を略円柱状
に形成してなる。絶縁素子2の両端面には中心部に略円
形の穴3が貫通形成されている。絶縁素子2の表面の全
体に、炭素からなる抵抗材料を周知のスパッタリング手
段で抵抗膜4を形成する(図1(a))。
法を図1を用いてを説明する。棒状抵抗器1に用いられ
る絶縁素子2はセラミック等からなる絶縁体を略円柱状
に形成してなる。絶縁素子2の両端面には中心部に略円
形の穴3が貫通形成されている。絶縁素子2の表面の全
体に、炭素からなる抵抗材料を周知のスパッタリング手
段で抵抗膜4を形成する(図1(a))。
【0015】そして、クランプ体5にて把持したリード
線6の一端を押圧し、リード線6を絶縁素子2の穴3に
圧入して絶縁素子2の抵抗膜4とリード線6を接続する
(図1(b))。絶縁素子2の外周における抵抗膜4
に、抵抗値を調整するためのトリミング溝7を周知の方
法でレーザー光により螺旋状に形成して抵抗膜4を所望
の抵抗値に調整する(図1(c))。
線6の一端を押圧し、リード線6を絶縁素子2の穴3に
圧入して絶縁素子2の抵抗膜4とリード線6を接続する
(図1(b))。絶縁素子2の外周における抵抗膜4
に、抵抗値を調整するためのトリミング溝7を周知の方
法でレーザー光により螺旋状に形成して抵抗膜4を所望
の抵抗値に調整する(図1(c))。
【0016】この後エポキシ系の熱付着性の粉末塗料
を、トリミング後の絶縁素子2を加熱した状態で塗料槽
内で転動させることにより絶縁素子2の外面とリード線
6の一部とを覆うように塗布して保護膜8を形成し、こ
の保護膜8の外周面に、抵抗値や等級等を表示する色帯
9を印刷し、棒状抵抗器1は形成されている(図1
(d))。
を、トリミング後の絶縁素子2を加熱した状態で塗料槽
内で転動させることにより絶縁素子2の外面とリード線
6の一部とを覆うように塗布して保護膜8を形成し、こ
の保護膜8の外周面に、抵抗値や等級等を表示する色帯
9を印刷し、棒状抵抗器1は形成されている(図1
(d))。
【0017】ここで、絶縁素子2は直径が1.6〜1.
8mm程度、長さが2〜3mm程度、絶縁素子2に形成
された穴3の直径は圧入されるリード線6の直径の95
%程度に設定するのが望ましい。前述の絶縁素子2の寸
法の場合はリード線6の直径を0.5mm程度、穴3の
直径を0.45mm程度に設定すると良い。本実施例に
よれば、同じ寸法の絶縁素子を用いても従来ではキャッ
プを用いていたのでトリミング可能な領域は例えば1.
2〜1.4mm程度であったのが、本発明では絶縁素子
の略全長と同じ長さがトリミング可能な領域となるの
で、1.8〜2.8mm程度と大幅に増大する。
8mm程度、長さが2〜3mm程度、絶縁素子2に形成
された穴3の直径は圧入されるリード線6の直径の95
%程度に設定するのが望ましい。前述の絶縁素子2の寸
法の場合はリード線6の直径を0.5mm程度、穴3の
直径を0.45mm程度に設定すると良い。本実施例に
よれば、同じ寸法の絶縁素子を用いても従来ではキャッ
プを用いていたのでトリミング可能な領域は例えば1.
2〜1.4mm程度であったのが、本発明では絶縁素子
の略全長と同じ長さがトリミング可能な領域となるの
で、1.8〜2.8mm程度と大幅に増大する。
【0018】上述の実施例において、抵抗膜4はニッケ
ルやクローム等の抵抗材料から形成しても良く、その形
成方法も真空蒸着等の薄膜形成プロセスでも良い。そし
て、リード線6の押圧に使用されるクランプ体5は、従
来の棒状抵抗器でリード線とキャップの溶着に用いられ
ていたものと同一で、電流印加をすることなく使用され
ており、リード線6は銅の表面に半田メッキを施した断
面が略円形状のものを用いている。さらに、トリミング
溝7はディスクカッターで形成しても良い。
ルやクローム等の抵抗材料から形成しても良く、その形
成方法も真空蒸着等の薄膜形成プロセスでも良い。そし
て、リード線6の押圧に使用されるクランプ体5は、従
来の棒状抵抗器でリード線とキャップの溶着に用いられ
ていたものと同一で、電流印加をすることなく使用され
ており、リード線6は銅の表面に半田メッキを施した断
面が略円形状のものを用いている。さらに、トリミング
溝7はディスクカッターで形成しても良い。
【0019】そして、上述のように、リード線の圧入に
従来の棒状抵抗器のリード線の溶着に使用していたクラ
ンプ体を用いるので、従来の製造装置で製造が可能にな
るだけでなく、キャップの圧入工程及びリード線の溶接
工程が省略可能となり製造工程の簡略化、溶接装置の電
極のような消耗部品を有する製造装置の管理の簡略化も
可能になるという効果を有する。
従来の棒状抵抗器のリード線の溶着に使用していたクラ
ンプ体を用いるので、従来の製造装置で製造が可能にな
るだけでなく、キャップの圧入工程及びリード線の溶接
工程が省略可能となり製造工程の簡略化、溶接装置の電
極のような消耗部品を有する製造装置の管理の簡略化も
可能になるという効果を有する。
【0020】また、棒状抵抗器の抵抗値に要求される精
度が高い場合、図2(a)に絶縁素子の側面を示すよう
に、絶縁素子2の両端面の穴3を有底穴とし、リード線
6の間に絶縁部分を残存させて形成しても良い。さら
に、絶縁素子2の両端面の略中心に形成される穴3及び
圧入されるリード線6の断面は、略円形だけでなく棒状
抵抗器の保護膜8を形成する際に絶縁素子2を回転可能
であれば図2(b)、図2(c)に絶縁素子の端面を示
すように楕円形や多角形状でも良い。
度が高い場合、図2(a)に絶縁素子の側面を示すよう
に、絶縁素子2の両端面の穴3を有底穴とし、リード線
6の間に絶縁部分を残存させて形成しても良い。さら
に、絶縁素子2の両端面の略中心に形成される穴3及び
圧入されるリード線6の断面は、略円形だけでなく棒状
抵抗器の保護膜8を形成する際に絶縁素子2を回転可能
であれば図2(b)、図2(c)に絶縁素子の端面を示
すように楕円形や多角形状でも良い。
【0021】そのうえ、セラミック等からなる絶縁素子
2はトリミング溝7の形成時の回転動作に影響のない多
角柱状(図示せず)でも良い。尚、本発明は上述の実施
例に記載の形状、材料等の構成に特に限定されるもので
はない。
2はトリミング溝7の形成時の回転動作に影響のない多
角柱状(図示せず)でも良い。尚、本発明は上述の実施
例に記載の形状、材料等の構成に特に限定されるもので
はない。
【図1】本発明の一実施例の棒状抵抗器の製造方法を示
す説明図
す説明図
【図2】本発明の他の実施例の棒状抵抗器を示す説明図
【図3】従来の棒状抵抗器の製造方法を示す説明図
【図4】従来の棒状抵抗器の問題点を説明する要部断面
図
図
1・・・・棒状抵抗器 2・・・・絶縁素子 3・・・・穴 4・・・・抵抗膜 5・・・・クランプ体 6・・・・リード線 7・・・・トリミング溝 8・・・・保護膜 9・・・・色帯 10・・・棒状抵抗器 11・・・絶縁素子 12・・・抵抗膜 13・・・キャップ 14・・・クランプ体 15・・・リード線 16・・・トリミング溝 17・・・保護膜 18・・・色帯 19・・・メッキ片 20・・・隙間 21・・・ピンホール 22・・・ナゲット部
Claims (2)
- 【請求項1】 絶縁体にて棒状に形成した素子の表面を
抵抗膜で被覆し、前記素子の両端部にリード線を取り付
け、前記素子の外周における抵抗膜を螺旋状にトリミン
グしてなる棒状抵抗器であって、 前記素子の両端面の略中心に形成された穴に、前記リー
ド線を圧入して取り付けたことを特徴とする棒状抵抗
器。 - 【請求項2】 絶縁体にて形成され両端面の略中心に穴
を有する棒状の素子の表面を抵抗膜で被覆する工程と、 前記素子の両端面の略中心に形成された穴にリード線を
圧入して取り付ける工程と、 前記素子の外周における抵抗膜を螺旋状にトリミングす
る工程を有することを特徴とする棒状抵抗器の製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6175854A JPH0845701A (ja) | 1994-07-27 | 1994-07-27 | 棒状抵抗器及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6175854A JPH0845701A (ja) | 1994-07-27 | 1994-07-27 | 棒状抵抗器及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0845701A true JPH0845701A (ja) | 1996-02-16 |
Family
ID=16003366
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6175854A Pending JPH0845701A (ja) | 1994-07-27 | 1994-07-27 | 棒状抵抗器及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0845701A (ja) |
-
1994
- 1994-07-27 JP JP6175854A patent/JPH0845701A/ja active Pending
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