JPH0845713A - 抵抗基板の製造方法 - Google Patents

抵抗基板の製造方法

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JPH0845713A
JPH0845713A JP6197714A JP19771494A JPH0845713A JP H0845713 A JPH0845713 A JP H0845713A JP 6197714 A JP6197714 A JP 6197714A JP 19771494 A JP19771494 A JP 19771494A JP H0845713 A JPH0845713 A JP H0845713A
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paste
green sheet
resistor
conductor
substrate
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JP6197714A
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Akira Tateishi
皓 立石
Keiichi Mitsuya
圭一 三津屋
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Nitto Shinko Corp
Shinko Chemical Co Ltd
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Shinko Chemical Co Ltd
Shinko Chemical Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、原料の歩留りが良く、しかも、製
造コストを安価にできる抵抗基板の製造方法を提供する
ことを目的とするのである。 【構成】 本発明は、700〜900℃で焼結可能な所
定形状のグリーンシートに、導体ペースト、抵抗体ペー
ストを順にスクリーン印刷し、乾燥させた後、不要部分
及び端子差し込み用スルーホールの打ち抜きと分断用V
字溝の溝切りとを行った後、グリーンシート、導体ペー
スト及び抵抗ペーストを同時に700〜900℃で焼成
することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、歩留りが著しく良く、
しかも、製造コストを至極廉価にできる抵抗基板の製造
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半固定抵抗やポテンショメータに使用さ
れる抵抗基板としては、例えば図6に示すように、ほぼ
正方形の4隅を面取りした八角形のセラミック基板1に
中央部につまみ摺動子挿入用孔2が打ち抜かれ、この孔
2を中心にして円弧状に展開する抵抗体パターンと抵抗
体パターンの両端部に連続する一対の導体パターン4と
が形成され、導体パターン4が形成される領域に打ち抜
かれた端子用スルーホール5を備えるものがある。又、
この抵抗基板には、方向性を確認するための切欠6が打
ち抜かれている。
【0003】従来、この種の抵抗基板の製造方法として
は、図7に示すように、基板形成工程、導体パターン形
成工程及び抵抗体パターン形成工程で縦横に連続する多
数の抵抗基板が形成され、分断工程で多数の抵抗基板が
個々の抵抗基板に分断されるという手順が採用されてい
る。
【0004】まず、基板形成工程では、図8に示すよう
に、市販されているアルミナを主成分とするグリーンシ
ートGが所定の寸法に裁断された後、不要部分、即ち、
同図に塗潰して示す孔2、4隅の面取り部分7、切欠6
及び端子用スルーホール5が打ち抜かれ、抵抗基板を個
片状に分断するためのV字溝8を溝切りし、更にこの後
に1500〜1600℃と比較的高温で焼成される。
【0005】この場合、不要部分の打ち抜きとV字溝の
溝切りとはどちらを先に行ってもよいのである。
【0006】導体パターン形成工程では図9に示すよう
に、Ag又はAg−Pdの微粉末をビヒクルで練り合わ
せた導体ペーストPを上記セラミック基板1にスクリー
ン印刷した後、乾燥させる。
【0007】この導体ペーストPの印刷に際しては、端
子用スルホール5に導体ペーストPが入らないようにす
るために、スクリーンがセラミック基板1の端子用スル
ーホール5に対応する部分をマスクするようにしてい
る。
【0008】抵抗体パターン形成工程では、図10に示
すように、導体パターン形成工程で形成された導体パタ
ーンPに互いに部分的に重なり合うように酸化ルテニウ
ム系又はルテニウム系化合物の微粉末をビヒクルで練り
合わせた抵抗体ペーストPをスクリーン印刷し、乾燥し
た後、800〜850℃で導体ペーストPと共に抵抗体
ペーストRが焼成され、抵抗体及び導体を有する多数の
抵抗基板が縦横に連続する基板が得られる。
【0009】なお、分断工程については本発明に直接関
係がないのでその詳細な説明は省略する。
【0010】ところで、近年になって1000℃以下の
低温で焼成できるグリーンシートを用いた多層セラミッ
ク基板が開発され、例えば、特開昭61−275161
号公報には、厚膜導体回路を印刷形成したセラミックグ
リーンシートをグリーン状態で積層した後、800〜1
000℃の低温で焼成した多層セラミック基板が提案さ
れている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】特開昭61−2751
61号公報に記載のアルミナ基板を用いる抵抗基板の製
造方法によれば、グリーンシートGの焼成によって端子
用スルホール5の位置に誤差が生じ、導体パターン形成
工程で導体ペーストPが誤って端子用スルーホール5に
塗込められ、この後に抵抗体形成工程で焼結されること
がある。
【0012】この焼結された導体が端子用スルーホール
5に残されると、後にこのスルーホール5に端子ピンを
差し込むことができなくなるので、セラミック基板1、
導体ペーストP及び抵抗体ペーストRの歩留りが悪くな
る。
【0013】又、抵抗体ペーストRの印刷時にスキージ
を強くスクリーンに押し付けながら移動させる必要があ
り、スクリーンの下側に接触するセラミック基板1がV
字溝にそって割れ、印刷ができなくなることがあり、こ
のセラミック基板1の割れによってセラミック基板1の
歩留りが悪くなる。
【0014】更に、グリーンシートGの焼成温度が高い
ので、製造コストの削減を図る上で不利であり、グリー
ンシートGの焼成と導体パターン4及び抵抗体3の焼成
とが別工程になっていることは製造コストの削減を図る
ことを一層困難するのである。
【0015】そこで、従来法において、低温焼成可能な
グリーンシートを用い、グリーンシートと印刷された導
体ペーストP及び抵抗体ペーストRとを同時に焼成する
ことにより、コストダウンを図ることを試みたのであ
る。
【0016】即ち、低温焼成可能なグリーンシートGを
所定の寸法に裁断した後、不要部分を打ち抜き、抵抗基
板を個片状に分断するためのV字溝8を溝切りし、更に
この後に、導体ペーストPと抵抗体ペーストRとをそれ
ぞれ印刷、乾燥してから、グリーンシートGと導体ペー
ストPと抵抗体ペーストRを同時に焼成することを試み
たのである。
【0017】しかし、この場合には、導体ペーストPや
抵抗体ペーストRの印刷時、特にスキージを強くスクリ
ーンに押し付ける抵抗体ペーストRの印刷時に、不要部
分の打ち抜きによって強度が低下したグリーンシートが
変形し、個片状に分割された抵抗基板の形状及び寸法の
精度が低下し、後にこの抵抗基板をパッケージ内に収納
できなくなることがあり、セラミック基板1、導体ペー
ストP及び抵抗体ペーストRの歩留りが悪くなる。
【0018】本発明は、上記の技術的事情を鑑みてなさ
れたものであり、原料の歩留りが良く、しかも、製造コ
ストを安価にできる抵抗基板の製造方法を提供すること
を目的とするのである。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、700〜900℃で焼結可能なグリーンシ
ートに、導体ペースト、抵抗体ペーストを順にスクリー
ン印刷し、乾燥させた後、不要部分及び端子差し込み用
スルーホールの打ち抜きと分断用V字溝の溝切りとを行
った後、グリーンシート、導体ペースト及び抵抗体ペー
ストを同時に700〜900℃で焼成することを特徴と
するものである。
【0020】本発明で用いられるグリーンシートの原料
としては、700〜900℃で焼成可能なものであれば
特に限定されるものではないが、具体的には、例えば、
SiO2、Al23、B23、BaOよりなるガラス粉
末と、アルミナ粉末と、フォルステライト粉末とを配合
したもの(焼成温度1000℃以下、特開昭61−24
2950号公報参照)、SiO2、Al23、B23、C
aOよりなるガラス組成物と、Cr23、Al23、Z
rO2、Al6Si213からなる無機フィラー組成物と
を配合したもの(焼成温度800〜1000℃、特開昭
61−116085号参照)、PbO、B23、Si
2、CaO、Al23、R2O(RはK、Na、Li等)
からなるガラス組成物と、Al23、フォルステライト
からなる無機フィラー組成物とを配合したもの(焼成温
度800〜1000℃、特開昭61−275161号公
報参照)、ガラス粉末にMgSiO3(フォルステライ
ト)、Al23及びMg2SiO4(エンスタタイト)を混
合したもの(特開昭62−240491号公報参照)、C
aO−Al23−SiO2−B23、或いはMgO−A
23−SiO2−B23などの低融点ガラスにアルミ
ナを添加したもの(特開昭62−117393号公報参
照)、低融点ガラスにアルミナを添加したもの(特開昭6
2−117394号公報)、SiO2、Al23、Ca
O、B23、MgOよりなるガラス組成物と、CaZr
3、SrZrO3及びBaZrO3のうちの少なくとも
1種類、Al23からなる無機フィラー組成物とを配合
したもの(焼成温度800〜1000℃、特開昭63−
25271号公報参照)、SiO2、ZnO、B23、P
bO、アルカリ土類金属酸化物とアルカリ金属酸化物と
を配合し、焼成した再結晶ガラス粉末と、アルミナ粉末
とを配合したもの(特開平2−30657号公報参照)、
SiO2、Al23、CaO、B23、MgOよりなる
ガラス組成物と、アルミナ、ムライト、フォルステライ
ト、スピネル、アノーサイト、セルジン及びシリカから
選ばれる無機フィラー粉末とを配合したもの(特開平2
−141458号公報参照)、CaO−(MgO)−Al2
3−SiO2−(B23)系のガラス成分と、Al23
混合粉からなるもの(焼成温度800〜1000℃、特
開平2−155294号公報参照)、硼珪酸ガラス粉末
にアルミナ、石英及びコージエライトを配合したもの
(焼成温度900〜1050℃、特開平3−60443
号公報参照)、コージエライト、石英ガラス及び硼珪酸
ガラスの配合物(特開平3−83850号公報参照)、水
晶(α−石英)、石英ガラス及び硼珪酸ガラスの配合物
(特開平3−141153号公報参照)、B23、Ca
O、SiO2からなるガラス組成物と、B23、アルカ
リ金属酸化物、SiO2を含むガラス組成物とから選ば
れた少なくとも1つのガラス組成物を結晶化剤としての
CaBaO4を分散させた溶液とを用いるもの(焼成温度
800〜950℃、特開平5−238813号公報参
照)などが知られている。
【0021】本発明の方法においては、不要部分及び端
子差し込み用スルーホールの打ち抜きと分断用V字溝の
溝切りとが行なわれるが、これらの前後は任意に選択す
ることができ、先に不要部分などの打ち抜きを行い、後
に溝切りを行っても、逆に溝切りを先に行ってから不要
部分などの打ち抜きを行うようにしてもよいのである。
【0022】本発明の方法において重要なことは、この
不要部分などの打ち抜きと溝切りとの前に、グリーンシ
ートに導体ペースト、抵抗体ペーストを順にスクリーン
印刷し、この不要部分などの打ち抜きと溝切りの後にグ
リーンシート、導体ペースト及び抵抗体ペーストを同時
に700〜900℃で焼成することなのである。
【0023】
【作用】本発明の方法においては、導体ペーストの印刷
を行う前に端子用スルーホールの打ち抜きを行わず、ま
た、グリーンシートを焼成しないので、導体ペーストが
端子用スルーホールに入り込むおそれはなくなる。
【0024】また、抵抗体ペーストの印刷前に溝切りを
しないので、抵抗体ペーストの印刷時にスキージの圧力
によってグリーンシートが割れる恐れがなくなる。
【0025】しかも、グリーンシート、導体ペースト及
び抵抗体ペーストを同時に700〜900℃の低温で焼
成するので、焼成のエネルギーを削減できるとともに、
工程数が削減される。
【0026】
【実施例】以下、本発明の方法を実施例図面に基づいて
具体的に説明すが、本発明はこれに限定されるものでは
ない。
【0027】本発明の一実施例に係る抵抗基板の製造方
法では、図1のフロー図に示すように、低温焼成グリー
ンシートを製造するグリーンシート形成工程、グリーン
シートを所定の寸法に裁断する裁断工程、裁断されたグ
リーンシートの所定の位置に導体ペーストを印刷し、乾
燥させる導体パターン形成工程、グリーンシートの所定
の位置に抵抗体ペーストを印刷し、乾燥させる抵抗体パ
ターン形成工程、グリーンシートの所定の位置に格子状
にV字溝を溝切りする溝切り工程、不要部分、端子用ス
ルーホール及び位置表示用切欠を打ち抜く打抜工程、グ
リーンシート、導体ペースト及び抵抗体ペーストを同時
に焼成する焼成工程、及び焼成後に抵抗基板を個片状に
分割する分断工程が順に行なわれる。
【0028】グリーンシート形成工程は、700〜90
0℃程度の低温焼成可能なグリーンシートを製造する工
程であり、原料の配合を除けば常法どおりである。
【0029】本発明で用いられるグリーンシートの原料
としては、700〜900℃で焼成可能なものであれば
特に限定されるものではないが、具体的には、例えば上
述のものが挙げられるが、特に、SiO2、Al23
23系又はAl23、PbO、SiO2系のアルミナ
・ガラス系のものが望ましい。
【0030】これらの粉末状の原料を水又は有機溶剤に
溶解してスラリーを形成し、例えばドクターブレードを
用いてキャリアフィルム上に一定の厚さに塗布し、乾燥
させた後、キャリアフィルムを剥離することにより所定
の厚さのグリーンシートが得られる。
【0031】なお、グリーンシートの厚さは、抵抗基板
の場合には通常0.4mm以上とされ、一般には0.6mm
又は0.8mmのものが用いられる。
【0032】グリーンシートはグリーンシートのメーカ
ーによって所定の長さに裁断されるが、裁断工程におい
て、その後の工程管理に適した大きさに裁断される。
【0033】裁断されたグリーンシートは、次の導体パ
ターン形成工程に送られ、公知のスクリーン印刷法によ
って、図2に示すように、グリーンシートG上に多数の
抵抗基板の導体ペーストPが印刷され、乾燥される。
【0034】このように、打ち抜き及び焼成を行う前に
グリーンシートGに導体ペーストPを印刷することによ
り、導体ペーストPが後に打ち抜かれる端子用スルーホ
ール5の位置にずれて入り込むという問題は全く生じな
くなる。
【0035】導体ペーストPは、金属粉末とビヒクルと
を含むペーストであり、金属粉末としては、はんだが付
着し易いAgを用いることが多いが、マイグレーション
が発生し難いAg−Pd粉末を用いることもある。
【0036】導体パターンPが形成されたグリーンシー
トGは、この後、抵抗体パターン形成工程に送られ、こ
の抵抗体パターン形成工程において、公知のスクリーン
印刷法によりグリーンシートG上に多数の抵抗基板の抵
抗体ペーストRが印刷、乾燥される。この場合、図3に
示すように、この抵抗体ペーストRは円弧状に印刷さ
れ、その両端部は導体パターンPと電気的に接続するた
めに導体パターンPに重ねて印刷される。
【0037】抵抗体ペーストPは、抵抗体原料の粉末と
ビヒクルとを含むペーストであり、ここでは、抵抗体原
料として酸化ルテニウム系又はルテニウム系化合物が用
いられる。
【0038】抵抗体ペーストRを印刷した後、グリーン
シートGは溝切り工程に送られ、公知の方法により、図
4に示すように各格子の目の中に1個の抵抗基板の抵抗
体ペーストRとこれの両端に連続する一対の導体パター
ンPが配置されるように、格子状にV字溝8を溝切りさ
れる。
【0039】この溝切りはグリーンシートの焼成後に行
うことも可能であるが、焼成により硬化した基板を加工
するよりも、グリーン状態のままで加工する方が容易
で、短時間に、しかも、少ない消費エネルギーで溝切り
が行える。
【0040】なお、この溝切りにより形成されたV字溝
8は次の打抜工程で打抜位置の位置合わせに利用するこ
とができる。
【0041】打抜工程では、図5に塗潰して示す孔2、
4隅の面取り部分7、切欠6及び端子用スルーホール5
が打ち抜かれる。この時に、スルーホール5を打ち抜く
範囲の一部又は全部に導体ペーストPが重なっていて
も、スルーホール5に重なった導体ペーストPの部分は
グリーンシートGと共に打ち抜かれるので、スルーホー
ル5内に導体ペーストPが残留するおそれはなくなる。
なお、この打抜工程は、溝切工程の前に行ってもよい。
【0042】この後、焼成工程では、700〜900
℃、好ましくは800〜850℃でグリーンシートG、
導体ペーストP及び抵抗体ペーストRが同時に焼成さ
れ、抵抗体3と一対の導体パターン4とを有する多数の
抵抗基板が縦横に並んだ基板が形成される。
【0043】焼成温度が700℃を下回る場合には、グ
リーンシートG、導体パターンP及び抵抗体パターンR
が十分に焼成されず、所期の電気的性能、機械的強度、
寸法精度などが得られなくなるので好ましくなく、90
0℃を上回る時には導体パターンP及び抵抗体パターン
Rが変質し、所期の電気的性能が得られなくなるおそれ
があるので好ましくない。焼成温度を800〜850℃
とすれば、十分にグリーンシートG、導体パターンP及
び抵抗体パターンRが焼成され、所期の電気的性能、機
械的強度、寸法精度などが得られ、好ましい結果が得ら
れる。
【0044】焼成後、室温まで冷却された基板は、分断
工程でV字溝8に沿って分割され、個片状の抵抗基板1
となる。そして、個片状の抵抗基板1のスルーホール5
に端子が差し込まれ、はんだで導体パターンPと端子と
が固定される。
【0045】なお、上記の説明においては、半固定可変
抵抗器あるいはポテンショメータ用の抵抗基板を例にと
っているが、本発明はこれに限定されず、チップ抵抗器
や抵抗ネットワークにも適用できる。
【0046】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明において
は、端子用スルーホールの打ち抜き及びグリーンシート
の焼成前に端子と抵抗体とを接続する導体パターンが印
刷により形成されるので、導体パターンがスルーホール
に入り込むおそれがなく、又、印刷された導体パターン
がスルーホールの領域に重なっても、スルーホールの打
ち抜き時にスルーホールの領域にはみ出している導体パ
ターンはグリーンシートと共に打ち抜かれるので、導体
パターンがスルーホールに残留するそれは全くなくな
り、端子挿入不能によるグリーンシート、導体ペースト
及び抵抗体ペーストの廃却がなくなるから、グリーンシ
ート、導体ペースト及び抵抗体ペーストの歩留りが著し
く高められる。
【0047】また、抵抗体ペーストの印刷前に溝切りを
しないので、抵抗体ペーストの印刷時にスキージの圧力
によってグリーンシートが割れる恐れがなくなり、グリ
ーンシートの割れによるグリーンシート、導体ペースト
及び抵抗体ペーストの廃却がなくなるから、グリーンシ
ート、導体ペースト及び抵抗体ペーストの歩留りが著し
く高められる。
【0048】しかも、グリーンシート、導体ペースト及
び抵抗体ペーストを同時に700〜900℃の低温で焼
成するので、焼成に必要な消費エネルギーを削減できる
とともに、工程数が削減され、消費エネルギーの削減及
び工程数の削減による大幅なコストダウンを図ることが
できるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のフロー図である。
【図2】実施例の導体パターン形成工程の説明図であ
る。
【図3】実施例の抵抗体パターンの形成工程の説明図で
ある。
【図4】実施例の溝切工程の説明図である。
【図5】実施例の打抜工程の説明図である。
【図6】抵抗基板の平面図である。
【図7】従来の抵抗基板製造方法のフロー図である。
【図8】従来の基板形成工程の説明図である。
【図9】従来の導体パターン形成工程の説明図である。
【図10】従来の抵抗体パターン形成工程の説明図であ
る。
【符号の説明】
G グリーンシート P 導体ペースト R 抵抗体ペースト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 700〜900℃で焼結可能な所定形状
    のグリーンシートに、導体ペースト、抵抗体ペーストを
    順にスクリーン印刷し、乾燥させた後、不要部分及び端
    子差し込み用スルーホールの打ち抜きと分断用V字溝の
    溝切りとを行った後、グリーンシート、導体ペースト及
    び抵抗体ペーストを同時に700〜900℃で焼成する
    ことを特徴とする抵抗基板の製造方法。
JP6197714A 1994-07-29 1994-07-29 抵抗基板の製造方法 Pending JPH0845713A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001166141A (ja) * 1999-12-09 2001-06-22 Sumitomo Chem Co Ltd 光学フィルム
CN103400676A (zh) * 2013-07-30 2013-11-20 扬州发运电气有限公司 低压高能氧化锌电阻片制造方法
JP2016136575A (ja) * 2015-01-23 2016-07-28 アルプス電気株式会社 抵抗基板一体型支持体及び該抵抗基板一体型支持体を用いた回転型可変抵抗器、該抵抗基板一体型支持体の製造方法

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