JPH084594B2 - 糸付き縫合針 - Google Patents

糸付き縫合針

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JPH084594B2
JPH084594B2 JP3252159A JP25215991A JPH084594B2 JP H084594 B2 JPH084594 B2 JP H084594B2 JP 3252159 A JP3252159 A JP 3252159A JP 25215991 A JP25215991 A JP 25215991A JP H084594 B2 JPH084594 B2 JP H084594B2
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JP
Japan
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hole
suture
needle
caulking
thread
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JP3252159A
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JPH0584251A (ja
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與吉 中山
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Iken Kougyo KK
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Iken Kougyo KK
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に、外科手術等に用
いられる半円弧状に形成された縫合針であり、その基端
部に縫合糸をカシメ止めして連結した糸付き縫合針に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、外科手術に用いられる縫合針は、
その基端部に縫合糸がカシメ止めされたアイレス針と言
われるものが知られている。この種の縫合針Bは、図5
(a)に示すように、基端部に形成されたカシメ部50
と、該カシメ部50に隣接して形成され、図示しない持
針器等によって把持するために上下面が平坦に形成され
た把持部51とを備えている。前記カシメ部50は、縫
合針Bの基端縁52から長手方向に穿設された縫合糸の
取り付け穴部53が形成されている。該穴部53は、一
般に、レーザー光線の照射やドリルの研削によって加工
される。このような加工を容易とするために、該穴部5
3に対応するカシメ部50は比較的太径に形成されてい
る。
【0003】そして、前記穴部53に縫合糸54を挿入
したとき、図5(b)及び(c)に示すように、カシメ
部50がカシメられて均等に縮径し、それに伴って前記
穴部53も縮径される。これにより、穴部53内の縫合
糸54は縫合針Bの基端部に固定される。更に、このと
き、穴部53の底部55を押圧せず、穴部53内の縫合
糸54の先端を開放していることにより、穴部53から
縫合糸54が抜けることを防止している。
【0004】また、前記カシメ部50は、例えば、図5
(d)に示すように、半円弧状の一対の押圧型56,5
7によって押圧されることによってカシメられる。
【0005】しかし、押圧型56,57によるカシメ時
には、押圧型56,57が互いに当接する部分58,5
9からカシメ部50の一部が突出しやすく、この突出を
防止するために、縫合針B或いは押圧型56,57を回
転させながらカシメることが行わなければならないので
手間がかかる不都合があった。
【0006】また、カシメ部50をカシメた後に、図5
(b)及び(c)に示すように、太径の部分60が把持
部51の近傍に残り、特に、外科手術用の半円弧状の縫
合針の仕上げ加工で行われる高精度な円弧形状に湾曲さ
せる修正等の際に太径の部分60が曲げ難く、その修正
が困難である。更に、太径の部分60によって円滑な刺
通が妨げられる不都合があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】かかる不都合を解消し
て、本発明は、カシメ作業が簡単に行えると共に、仕上
げ加工で行われる円弧形状の修正等が容易であり、更
に、円滑に刺通することができる縫合糸付き縫合針を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明は、半円弧状に形成された胴部の先端に備
えられた鋭利な針先と、前記胴部の基端縁から胴部の長
手方向に穿設された縫合糸の取り付け穴部と、該穴部に
カシメ止めされた縫合糸と、胴部の長手方向に沿って該
胴部の半円弧状の内外面に一対の平坦面が形成され、持
針器等によって把持したとき針先の向きが固定される把
持部とを備える糸付き縫合針において、前記穴部に縫合
糸を挿入して、前記把持部の両平坦面から長手方向に連
続する前記基端部の内外面を押圧して穴部を縮径すると
共に把持部の両平坦面に連続する一対の平坦面が形成さ
れた第1カシメ部と、穴部の外側に位置する前記胴部の
基端部を前記第1カシメ部の押圧方向に直交する方向に
両側から押圧して穴部を縮径する第2カシメ部とが設け
られ、前記両カシメ部の径方向の寸法がいずれも把持部
の径方向の寸法よりも小であることを特徴とする。
【0009】また、本発明は、前記第2カシメ部を、穴
部の底部近傍部分を除く穴部の外側に位置する前記胴部
の基端部を前記第1カシメ部の押圧方向に直交する方向
に両側から押圧して形成すると共に、該押圧によって穴
部の底部に縫合糸の抜け止め部を形成することが好まし
い。
【0010】
【作用】本発明の縫合針は、前記穴部に縫合糸を挿入し
たとき、第1カシメ部と第2カシメ部とによって基端部
に縫合糸が連結される。
【0011】第1カシメ部は、前記把持部の平坦に形成
された部分から連続して前記胴部の基端部で対向する両
側を押圧して形成される。これにより、第1カシメ部を
把持部と同様の形状に形成されると共に穴部が縮径され
て該穴部内に縫合糸が支持される。
【0012】また、第2カシメ部は、前記胴部の基端部
を前記第1カシメ部の押圧方向に直交する方向に両側か
ら押圧して形成される。
【0013】これにより、第1カシメ部を前記把持部と
同様の形状に押圧形成したうえに、該第1カシメ部の押
圧方向に直交する方向の両側から第2カシメ部が押圧形
成されているので、両カシメ部の径方向の寸法がいずれ
も把持部の径方向の寸法よりも小とされ、円滑な刺通が
可能となる。
【0014】また、好ましくは、第2カシメ部を形成す
るとき、穴部の底部に対応する部分を押圧しないように
して、穴部の底部に、第1カシメ部によって縮径された
部分と第2カシメ部によって縮径された部分との段差に
よって縫合糸の抜け止め部を形成する。即ち、穴部の底
部に挿入されている縫合糸の先端は、第1カシメ部によ
る縮径を受ける反面第2カシメ部による縮径を受けない
ので、第1カシメ部と第2カシメ部とによって縮径され
た穴部内の縫合糸の外径に比して穴部の底部における縫
合糸の先端の外径が大となる。これにより、穴部からの
縫合糸の抜け落ちが防止される。
【0015】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基づいて説明す
る。
【0016】本実施例の縫合針1は、外科手術等に用い
られ、図1に示すように、半円弧状に形成された胴部2
の先端に備えられた鋭利な針先3と、胴部2の基端部4
から胴部2の長手方向に穿設された縫合糸5の取り付け
穴部6とを備えている。そして、穴部6に挿入された縫
合糸5が、後述する第1カシメ部7と第2カシメ部8と
によってカシメ止めされている。また、図示しない持針
器等によって胴部2を把持したとき、針先3の向きが固
定されるように把持部9が設けられている。該把持部9
は、胴部2の長手方向に沿って該胴部2の半円弧状の内
外面に形成された一対の平坦面9a,9bを備えてい
る。なお、縫合糸5が連結されていない状態の縫合針1
は、図2(a)に一部を、図2(b)にその基端部4の
方向から示すように、レーザー光線の照射やドリルの研
削による前記穴部6の加工を容易とするために、該穴部
6に対応する位置の外側が比較的太径に形成されてい
る。
【0017】前記第1カシメ部7は、図2(a)及び
(b)に示すように、穴部6に縫合糸5を挿入した後、
図3に示すように、前記把持部9の両平坦面9a,9b
に連続する前記基端部4の内外面を図中矢印a,bで示
す方向に押圧することにより形成される。この押圧によ
って、穴部6が縮径されて縫合糸5がカシメ止めされ
る。更に、この押圧によって、把持部9の両平坦面9
a,9bに連続する一対の平坦面7a,7bが基端部4
に形成される。これにより、第1カシメ部7の両平坦面
7a,7b間の幅寸法は、把持部9の両平坦面9a,9
b間の幅寸法と等しくなる。
【0018】また、前記第2カシメ部8は、図4(a)
及び(b)に示すように、第1カシメ部7による縫合糸
5のカシメ止めの後に、前記第1カシメ部7の押圧方向
に直交する図中矢印c,dで示す方向に押圧することに
より形成される。更にこのとき押圧する位置は、穴部6
の底部6a近傍部分を除く穴部6の外側に位置する前記
胴部2の基端部4とする。この押圧によって、穴部6が
一層縮径されて縫合糸5がカシメ止めされると共に、穴
部6に対応する外側も縮径される。そして、この押圧に
よって、穴部6の底部6aに縫合糸5の抜け止め部6b
が形成される。該抜け止め部6bは、第1カシメ部7に
よって縮径される反面、第2カシメ部8によっては縮径
されない。これにより、第1カシメ部7と第2カシメ部
8との両方にによって縮径された位置の穴部6内の縫合
糸5に比して、穴部6の底部6aに形成された抜け止め
部6bでは、縫合糸5の先端の外径が大となる。従っ
て、抜け止め部6bによって縫合糸5は穴部6から抜け
落ちることなく該穴部6に確実に固定することができ
る。
【0019】以上のように、前記第1カシメ部7と前記
第2カシメ部8とを形成するだけで、縫合針1の基端部
4に縫合糸5を確実に固定することができ、更に、前記
両カシメ部7,8の径方向の寸法がいずれも把持部9の
径方向の寸法よりも小となるので、従来の太径の部分が
形成されることがなく円滑な穿通を実現するとができ
る。更に、太径の部分が形成されないので、例えば、縫
合針1の仕上げ加工で行われる基端部4の円弧形状の修
正等が容易である。
【0020】なお、本実施例においては、図4(a)及
び(b)に示すように、穴部6の底部6aに縫合糸5の
抜け止め部6bを形成したが、前記第2カシメ部8を形
成する際に抜け止め部6bを形成することなく底部6a
近傍部分を含む穴部6の外側を均等に押圧しても、その
押圧を比較的強く行うことによって、縫合糸5の抜け落
ちが防止されることは言うまでもない。
【0021】
【発明の効果】以上のことから明らかなように、本発明
によれば、前記第1カシメ部と前記第2カシメ部とを形
成するだけで縫合針の基端部に縫合糸を確実に固定する
ことができる。これにより、基端部への縫合糸のカシメ
止めの作業時には従来のように縫合針や押圧型を回転さ
せることなく容易に縫合糸のカシメ止めの作業を行うこ
とができる。
【0022】また、前記両カシメ部の径方向の寸法がい
ずれも把持部の径方向の寸法よりも小であるので、従来
のように太径の部分が形成されることがなく、例えば、
半円弧状の縫合針の仕上げ加工で行われる円弧形状の修
正等が容易であると共に、円滑に刺通することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の縫合針を示す説明図。
【図2】縫合糸が取り付けられていない状態の縫合針の
基端部を示す説明図。
【図3】縫合糸がカシメ止めされた状態の縫合針の基端
部を示す説明図。
【図4】縫合糸がカシメ止めされた状態の縫合針の基端
部を示す説明図。
【図5】従来の縫合針を示す説明図。
【符号の説明】
1…縫合針、2…胴部、3…針先、4…基端部、5…縫
合糸、6…穴部、7…第1カシメ部、8…第2カシメ
部、9…把持部、6b…抜け止め部、7a,7b,9
a,9b…平坦面。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半円弧状に形成された胴部の先端に備えら
    れた鋭利な針先と、前記胴部の基端縁から胴部の長手方
    向に穿設された縫合糸の取り付け穴部と、該穴部にカシ
    メ止めされた縫合糸と、胴部の長手方向に沿って該胴部
    の半円弧状の内外面に一対の平坦面が形成され、持針器
    等によって把持したとき針先の向きが固定される把持部
    とを備える糸付き縫合針において、前記穴部に縫合糸を
    挿入して、前記把持部の両平坦面から長手方向に連続す
    る前記基端部の内外面を押圧して穴部を縮径すると共に
    把持部の両平坦面に連続する一対の平坦面が形成された
    第1カシメ部と、穴部の外側に位置する前記胴部の基端
    部を前記第1カシメ部の押圧方向に直交する方向に両側
    から押圧して穴部を縮径する第2カシメ部とが設けら
    れ、前記両カシメ部の径方向の寸法がいずれも把持部の
    径方向の寸法よりも小であることを特徴とする糸付き縫
    合針。
  2. 【請求項2】前記第2カシメ部を、穴部の底部近傍部分
    を除く穴部の外側に位置する前記胴部の基端部を前記第
    1カシメ部の押圧方向に直交する方向に両側から押圧し
    て形成すると共に、該押圧によって穴部の底部に縫合糸
    の抜け止め部を形成することを特徴とする請求項1記載
    の糸付き縫合針。
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JPH0584251A JPH0584251A (ja) 1993-04-06
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