JPH0846329A - プリント配線板の製造方法 - Google Patents
プリント配線板の製造方法Info
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- JPH0846329A JPH0846329A JP17504094A JP17504094A JPH0846329A JP H0846329 A JPH0846329 A JP H0846329A JP 17504094 A JP17504094 A JP 17504094A JP 17504094 A JP17504094 A JP 17504094A JP H0846329 A JPH0846329 A JP H0846329A
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- metal conductive
- ink
- conductive layer
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- Printing Elements For Providing Electric Connections Between Printed Circuits (AREA)
- Manufacturing Of Printed Circuit Boards (AREA)
- Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 スルーホールを有するプリント配線板の製造
方法を提供する。 【構成】 絶縁性基板の両面に第1の金属導電層を設け
積層板にスルーホールを開け、金属めっき処理を行って
スルーホール内部および積層板表面に第2の金属導電層
を設けた後、第2の金属導電層上に光導電層を形成し、
電子写真正現像法でトナー層を形成し、該トナー層部以
外の光導電層を溶出除去し、続いて露出した第2の金属
導電層および第1の金属導電層をエッチング除去し、さ
らに場合に応じて残存する光導電層とトナー層を除去す
るプリント配線板の製造方法において、光導電層を形成
するに先立ってスルーホール内部にアルカリ可溶型イン
クを充填するか、またはスルーホール内部を該インクで
充填するとともに第2の金属導電層表面にインク層を形
成することを特徴とするプリント配線板の製造方法。
方法を提供する。 【構成】 絶縁性基板の両面に第1の金属導電層を設け
積層板にスルーホールを開け、金属めっき処理を行って
スルーホール内部および積層板表面に第2の金属導電層
を設けた後、第2の金属導電層上に光導電層を形成し、
電子写真正現像法でトナー層を形成し、該トナー層部以
外の光導電層を溶出除去し、続いて露出した第2の金属
導電層および第1の金属導電層をエッチング除去し、さ
らに場合に応じて残存する光導電層とトナー層を除去す
るプリント配線板の製造方法において、光導電層を形成
するに先立ってスルーホール内部にアルカリ可溶型イン
クを充填するか、またはスルーホール内部を該インクで
充填するとともに第2の金属導電層表面にインク層を形
成することを特徴とするプリント配線板の製造方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真法を利用した
プリント配線板の製造方法に関し、特にスルーホールを
有するプリント配線板の製造方法に関する。
プリント配線板の製造方法に関し、特にスルーホールを
有するプリント配線板の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】サブトラクティブ法によるプリント配線
板の製造においては、絶縁性基板に銅箔等の金属導電層
を張り合わせた積層板に、回路部に相当する部分の金属
導電層を保護するレジストを設けて、不要な金属導電層
をエッチング除去する。レジスト用材料としては一般に
フォトポリマーが用いられている。現在、プリント配線
板には配線パターンの高密度化が求められているが、こ
のために解像度の高いレジスト画像が必要とされてい
る。この解像度へ影響を与える工程として露光工程が挙
げられる。一般にフォトポリマーの露光法としては、フ
ォトマスクを通しての紫外光による密着露光法が行われ
てきたが、フォトマスクの作製に時間がかかり納期短縮
化が行えない、多品種小ロット化に対応できない、フォ
トマスクとフォトポリマー間のゴミにより画像が欠落す
る等の問題があった。そこで、レーザー光を用いたフォ
トポリマーへの直接走査露光法への移行が図られてい
る。
板の製造においては、絶縁性基板に銅箔等の金属導電層
を張り合わせた積層板に、回路部に相当する部分の金属
導電層を保護するレジストを設けて、不要な金属導電層
をエッチング除去する。レジスト用材料としては一般に
フォトポリマーが用いられている。現在、プリント配線
板には配線パターンの高密度化が求められているが、こ
のために解像度の高いレジスト画像が必要とされてい
る。この解像度へ影響を与える工程として露光工程が挙
げられる。一般にフォトポリマーの露光法としては、フ
ォトマスクを通しての紫外光による密着露光法が行われ
てきたが、フォトマスクの作製に時間がかかり納期短縮
化が行えない、多品種小ロット化に対応できない、フォ
トマスクとフォトポリマー間のゴミにより画像が欠落す
る等の問題があった。そこで、レーザー光を用いたフォ
トポリマーへの直接走査露光法への移行が図られてい
る。
【0003】フォトポリマーを用いたレーザー光露光法
は、ドライフィルムフォトレジスト、電着フォトレジス
トを用いて実用化されている。しかしながら、フォトポ
リマーは光学感度が1〜数100mJ/cm2と大変低
く、 これを補うために、レーザー光の出力を高くした
り、露光時間を長くしたりする必要があり、実際には効
率良くプリント配線板を製造することは困難であった。
は、ドライフィルムフォトレジスト、電着フォトレジス
トを用いて実用化されている。しかしながら、フォトポ
リマーは光学感度が1〜数100mJ/cm2と大変低
く、 これを補うために、レーザー光の出力を高くした
り、露光時間を長くしたりする必要があり、実際には効
率良くプリント配線板を製造することは困難であった。
【0004】そこで、西独特許第1117391号、同
第2526720号、同第3210577号、特開昭5
2−2437号、同57−48736号、同59−16
8462号、同63−129689号公報等に、光学感
度が高く、レーザー光による走査露光にも対応できるレ
ジスト材料として電子写真感光体が提案されている。電
子写真感光体は、光導電性化合物およびレーザー光の波
長によって異なるものの、数〜数10μJ/cm2の光
学感度を有する。
第2526720号、同第3210577号、特開昭5
2−2437号、同57−48736号、同59−16
8462号、同63−129689号公報等に、光学感
度が高く、レーザー光による走査露光にも対応できるレ
ジスト材料として電子写真感光体が提案されている。電
子写真感光体は、光導電性化合物およびレーザー光の波
長によって異なるものの、数〜数10μJ/cm2の光
学感度を有する。
【0005】電子写真感光体を用いてスルーホールを有
するプリント配線板の製造を行う方法は特公平1−35
518号公報に提案されている。図1に示したように、
はじめにスルーホール1を開けて金属めっき処理を行っ
た積層板(図1(a))に、光導電層21をスルーホー
ル1内部および積層板表面に設け(図1(b))た後、
積層板表面を暗中で一様に帯電させ(図1(c))、図
1(d)のように露光を行い、電荷が残存する非露光部
とスルーホール1部を電子写真法で逆極性のトナーを用
いて現像し、回路部に相当するトナー層22をスルーホ
ール1内部および光導電層21表面に作製する(図1
(e))。その後、このトナー層22をレジストとして
トナー層22で被覆されていない部分の光導電層21を
溶出除去(図1(f))し、次いで残存するトナー層2
2とその下の光導電層21をエッチングレジストとして
露出した金属導電層13およびその下の金属導電層12
をエッチング除去し(図1(g))、かつこのエッチン
グレジストを剥離し(図1(h))て、絶縁性基板11
上に金属配線パターンを作製する。
するプリント配線板の製造を行う方法は特公平1−35
518号公報に提案されている。図1に示したように、
はじめにスルーホール1を開けて金属めっき処理を行っ
た積層板(図1(a))に、光導電層21をスルーホー
ル1内部および積層板表面に設け(図1(b))た後、
積層板表面を暗中で一様に帯電させ(図1(c))、図
1(d)のように露光を行い、電荷が残存する非露光部
とスルーホール1部を電子写真法で逆極性のトナーを用
いて現像し、回路部に相当するトナー層22をスルーホ
ール1内部および光導電層21表面に作製する(図1
(e))。その後、このトナー層22をレジストとして
トナー層22で被覆されていない部分の光導電層21を
溶出除去(図1(f))し、次いで残存するトナー層2
2とその下の光導電層21をエッチングレジストとして
露出した金属導電層13およびその下の金属導電層12
をエッチング除去し(図1(g))、かつこのエッチン
グレジストを剥離し(図1(h))て、絶縁性基板11
上に金属配線パターンを作製する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のプリント配線板
製造方法では、スルーホール内部をカバーリングするの
に、浸漬法、スプレー法等の塗布方法が用いられてい
る。しかし、浸漬法では膜厚を均一にするための塗布条
件の設定が面倒であり、スプレー法では塗布効率が50
%と低いという欠点があった。また、スルーホールの径
が小さくなると、どちらの方法でも穴内部に塗布液を入
れるには、塗液性状、塗布装置等の条件が限定され、ス
ルーホール内に容易に光導電層を設けることができず、
スルーホール内の金属導電層を充分に保護することがで
きなかった。
製造方法では、スルーホール内部をカバーリングするの
に、浸漬法、スプレー法等の塗布方法が用いられてい
る。しかし、浸漬法では膜厚を均一にするための塗布条
件の設定が面倒であり、スプレー法では塗布効率が50
%と低いという欠点があった。また、スルーホールの径
が小さくなると、どちらの方法でも穴内部に塗布液を入
れるには、塗液性状、塗布装置等の条件が限定され、ス
ルーホール内に容易に光導電層を設けることができず、
スルーホール内の金属導電層を充分に保護することがで
きなかった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記問題を
解決するため鋭意検討した結果、絶縁性基板の両面に第
1の金属導電層を設けた積層板にスルーホールを開け、
金属めっき処理を行ってスルーホール内部および積層板
表面に第2の金属導電層を設けた後、第2の金属導電層
上に光導電層を形成し、次いで電子写真正現像法により
回路部に相当するトナー層を形成し、該トナー層部以外
の光導電層を溶出除去してトナー層、光導電層からなる
エッチングレジストを形成した後、露出した第2の金属
導電層および第1の金属導電層をエッチング除去し、さ
らに場合に応じて残存するエッチングレジストを除去す
るプリント配線板の製造方法において、光導電層を設け
るに先立って少なくともスルーホール内部をアルカリ可
溶型のインクで充填すれば良いことを見い出した。
解決するため鋭意検討した結果、絶縁性基板の両面に第
1の金属導電層を設けた積層板にスルーホールを開け、
金属めっき処理を行ってスルーホール内部および積層板
表面に第2の金属導電層を設けた後、第2の金属導電層
上に光導電層を形成し、次いで電子写真正現像法により
回路部に相当するトナー層を形成し、該トナー層部以外
の光導電層を溶出除去してトナー層、光導電層からなる
エッチングレジストを形成した後、露出した第2の金属
導電層および第1の金属導電層をエッチング除去し、さ
らに場合に応じて残存するエッチングレジストを除去す
るプリント配線板の製造方法において、光導電層を設け
るに先立って少なくともスルーホール内部をアルカリ可
溶型のインクで充填すれば良いことを見い出した。
【0008】さらに、絶縁性基板の両面に第1の金属導
電層を設けた積層板にスルーホールを開け、金属めっき
処理を行ってスルーホール内部および積層板表面に第2
の金属導電層を設けた後、スルーホール内部をインクで
充填するとともに、第2の金属導電層上にインク層を形
成した上に光導電層を形成し、次いで電子写真正現像法
により回路部に相当するトナー層を形成し、該トナー層
部以外の光導電層を溶出除去してトナー層、光導電層か
らなるエッチングレジストを形成した後、露出した第2
の金属導電層および第1の金属導電層をエッチング除去
し、さらに場合に応じて残存するエッチングレジストを
除去しても良いことを見い出した。
電層を設けた積層板にスルーホールを開け、金属めっき
処理を行ってスルーホール内部および積層板表面に第2
の金属導電層を設けた後、スルーホール内部をインクで
充填するとともに、第2の金属導電層上にインク層を形
成した上に光導電層を形成し、次いで電子写真正現像法
により回路部に相当するトナー層を形成し、該トナー層
部以外の光導電層を溶出除去してトナー層、光導電層か
らなるエッチングレジストを形成した後、露出した第2
の金属導電層および第1の金属導電層をエッチング除去
し、さらに場合に応じて残存するエッチングレジストを
除去しても良いことを見い出した。
【0009】本発明によれば、スルーホール部にアルカ
リ可溶型のインクを充填することでスルーホールの保護
を容易に行うことができる。また、光導電層の塗布方法
として、公知の多様の塗布方法を用いることができる。
また、後者の方法ではインクをスルーホール内部に充填
するとともに第2の金属導電層表面にもインク層として
設けるが、インク層を光導電層よりも溶出液への溶解性
を高くすることで、サイドエッチングの小さいレジスト
画像を作製することができる。さらにインク層の電気伝
導度を10-9S/cm以上に設定することで、インク層
上に設けた光導電層の光導電性等の電子写真特性に悪影
響を及ぼすことなく、高い解像度を有するトナー層を作
製することができ、その結果高品位のプリント配線板を
製造することができる。
リ可溶型のインクを充填することでスルーホールの保護
を容易に行うことができる。また、光導電層の塗布方法
として、公知の多様の塗布方法を用いることができる。
また、後者の方法ではインクをスルーホール内部に充填
するとともに第2の金属導電層表面にもインク層として
設けるが、インク層を光導電層よりも溶出液への溶解性
を高くすることで、サイドエッチングの小さいレジスト
画像を作製することができる。さらにインク層の電気伝
導度を10-9S/cm以上に設定することで、インク層
上に設けた光導電層の光導電性等の電子写真特性に悪影
響を及ぼすことなく、高い解像度を有するトナー層を作
製することができ、その結果高品位のプリント配線板を
製造することができる。
【0010】以下、本発明を図2および図3に基づき詳
細に説明する。本発明では、図2に示すように絶縁性基
板11に第1の金属導電層12を設けた積層板に所望の
大きさのスルーホール1を開け、金属めっき法でスルー
ホール1内部の絶縁性基板11部および第1の金属導電
層12表面に第2の金属導電層(金属めっき層)13を
析出させた(図2(a))後、スルーホール1内部をイ
ンク23で充填する(図2(b))。次に、光導電層2
1をインク23部および第2の金属導電層13上に作製
する(図2(c))。暗中で光導電層21表面を一様に
帯電させた(図2(d))後、露光(図2(e))によ
り回路部に相当する部分の電荷を消失させ、静電潜像を
得る。さらに、静電潜像と反対の極性のトナーを用い
て、電子写真正現像法で回路部に相当するトナー層22
を光導電層21上に作製する(図2(f))。トナー層
22以外の光導電層21を溶出除去し(図2(g))、
残存するトナー層22、光導電層21およびインク23
をレジスト層として、第1の金属導電層12および第2
の金属導電層13をエッチングし(図2(h))、かつ
場合に応じてレジスト層を除去する(図2(i))。
細に説明する。本発明では、図2に示すように絶縁性基
板11に第1の金属導電層12を設けた積層板に所望の
大きさのスルーホール1を開け、金属めっき法でスルー
ホール1内部の絶縁性基板11部および第1の金属導電
層12表面に第2の金属導電層(金属めっき層)13を
析出させた(図2(a))後、スルーホール1内部をイ
ンク23で充填する(図2(b))。次に、光導電層2
1をインク23部および第2の金属導電層13上に作製
する(図2(c))。暗中で光導電層21表面を一様に
帯電させた(図2(d))後、露光(図2(e))によ
り回路部に相当する部分の電荷を消失させ、静電潜像を
得る。さらに、静電潜像と反対の極性のトナーを用い
て、電子写真正現像法で回路部に相当するトナー層22
を光導電層21上に作製する(図2(f))。トナー層
22以外の光導電層21を溶出除去し(図2(g))、
残存するトナー層22、光導電層21およびインク23
をレジスト層として、第1の金属導電層12および第2
の金属導電層13をエッチングし(図2(h))、かつ
場合に応じてレジスト層を除去する(図2(i))。
【0011】また図3に示すように、絶縁性基板11に
第1の金属導電層12を設けた積層板に所望の大きさの
スルーホール1を開け、金属めっき法でスルーホール内
部の絶縁性基板11部および第1の金属導電層12表面
に金属導電層(金属めっき層)13を析出させた(図3
(a))後、スルーホール1内部をインク23で充填す
るとともに、第2の金属導電層上にインク層24を設け
る(図3(b))。次に、光導電層21をインク23部
およびインク層24上に作製する(図3(c))。暗中
で光導電層21表面を一様に帯電させた(図3(d))
後、露光(図3(e))により回路部に相当する部分の
電荷を消失させ、静電潜像を得る。さらに、静電潜像と
反対極性のトナーを用いて、バイアス電圧印加のもと電
子写真正現像法で回路部の光導電層21をトナーで被覆
する(図3(f))。トナー層22以外の光導電層21
およびインク層24を溶出除去し(図3(g))、残存
するトナー層22、光導電層21およびインク23およ
びインク層24をレジスト層として、第1の金属導電層
12および第2の金属導電層13をエッチングし(図3
(h))、かつ場合に応じてレジスト層を除去する(図
3(i))。
第1の金属導電層12を設けた積層板に所望の大きさの
スルーホール1を開け、金属めっき法でスルーホール内
部の絶縁性基板11部および第1の金属導電層12表面
に金属導電層(金属めっき層)13を析出させた(図3
(a))後、スルーホール1内部をインク23で充填す
るとともに、第2の金属導電層上にインク層24を設け
る(図3(b))。次に、光導電層21をインク23部
およびインク層24上に作製する(図3(c))。暗中
で光導電層21表面を一様に帯電させた(図3(d))
後、露光(図3(e))により回路部に相当する部分の
電荷を消失させ、静電潜像を得る。さらに、静電潜像と
反対極性のトナーを用いて、バイアス電圧印加のもと電
子写真正現像法で回路部の光導電層21をトナーで被覆
する(図3(f))。トナー層22以外の光導電層21
およびインク層24を溶出除去し(図3(g))、残存
するトナー層22、光導電層21およびインク23およ
びインク層24をレジスト層として、第1の金属導電層
12および第2の金属導電層13をエッチングし(図3
(h))、かつ場合に応じてレジスト層を除去する(図
3(i))。
【0012】本発明のプリント配線板の製造方法では、
スルーホール1内部に形成された金属導電層13の保護
を、銅エッチング液に対して耐性を有しているインク2
3をスルーホール1内に充填することで行う。図2に示
した方法では、インク23をスルーホール1内部にのみ
に充填する。充填方法によっては第2の金属導電層上に
もインク23が付着するが、研磨等の手段によって除去
する。
スルーホール1内部に形成された金属導電層13の保護
を、銅エッチング液に対して耐性を有しているインク2
3をスルーホール1内に充填することで行う。図2に示
した方法では、インク23をスルーホール1内部にのみ
に充填する。充填方法によっては第2の金属導電層上に
もインク23が付着するが、研磨等の手段によって除去
する。
【0013】図3に示した本発明のプリント配線板の製
造方法では、このインク23は第2の金属導電層上にも
形成される。このインク層24上には光導電層21が形
成され、次いで電子写真正現像法によりトナー層22が
形成される。この電子写真正現像法によるトナー層形成
では、光導電層21を一様に暗中で帯電した後、非回路
部に相当する部分を露光し電荷を消滅させる。このとき
露光部に残存している電荷が極めて0に近く、非露光部
の表面電位との差が大きいほどトナー現像で解像度の高
い画像を得ることができる。光導電層の下に設けられて
いるインク層の電気伝導度が小さい場合には、光導電層
の電荷消失速度が遅くなり、特にインクの電気伝導度が
10-9S/cmより小さい場合、光感度が金属導電層上
に設けた光導電層の倍以上に悪化し、トナー層の解像性
が著しく低下する。
造方法では、このインク23は第2の金属導電層上にも
形成される。このインク層24上には光導電層21が形
成され、次いで電子写真正現像法によりトナー層22が
形成される。この電子写真正現像法によるトナー層形成
では、光導電層21を一様に暗中で帯電した後、非回路
部に相当する部分を露光し電荷を消滅させる。このとき
露光部に残存している電荷が極めて0に近く、非露光部
の表面電位との差が大きいほどトナー現像で解像度の高
い画像を得ることができる。光導電層の下に設けられて
いるインク層の電気伝導度が小さい場合には、光導電層
の電荷消失速度が遅くなり、特にインクの電気伝導度が
10-9S/cmより小さい場合、光感度が金属導電層上
に設けた光導電層の倍以上に悪化し、トナー層の解像性
が著しく低下する。
【0014】また、本発明の図3に示したプリント配線
板の製造方法では、金属配線パターンの線幅、サイドエ
ッチングの大きさ、形状等はトナー層22と光導電層2
1およびインク層24からなるエッチングレジストの形
状に大きく影響される。金属配線パターンの解像性を高
くするには、エッチングレジストのサイドエッチングを
小さくすることが望ましい。図3に示した本発明では、
第2の金属導電層上にインク層24を設けるが、インク
層24の後述する溶出液への溶解性が光導電層21より
も大きいことで、溶出不良が起こり難く、かつサイドエ
ッチングの進行を抑制することができる。
板の製造方法では、金属配線パターンの線幅、サイドエ
ッチングの大きさ、形状等はトナー層22と光導電層2
1およびインク層24からなるエッチングレジストの形
状に大きく影響される。金属配線パターンの解像性を高
くするには、エッチングレジストのサイドエッチングを
小さくすることが望ましい。図3に示した本発明では、
第2の金属導電層上にインク層24を設けるが、インク
層24の後述する溶出液への溶解性が光導電層21より
も大きいことで、溶出不良が起こり難く、かつサイドエ
ッチングの進行を抑制することができる。
【0015】本発明のプリント配線板の製造方法に係わ
るインクは、その硬化方法により、乾燥(風乾)型、紫
外光硬化型、熱硬化型の三つに分けられる。
るインクは、その硬化方法により、乾燥(風乾)型、紫
外光硬化型、熱硬化型の三つに分けられる。
【0016】本発明に係わる乾燥型インクとしては、ア
ルカリ可溶型樹脂を適当な溶媒を用いて混練したものを
用いる。アルカリ可溶型樹脂としては、少なくともアニ
オン性官能基を有するモノマーを含有し、強靱性、接着
性を与えるために、これに非イオン性モノマーを共重合
させても良い。アニオン性官能基としてはカルボン酸
基、スルホン酸基、アミド基、フェノール性水酸基、ス
ルホンアミド基、スルホンイミド基、ホスホン酸基等が
挙げられる。樹脂の酸価は50〜300が好ましい。
ルカリ可溶型樹脂を適当な溶媒を用いて混練したものを
用いる。アルカリ可溶型樹脂としては、少なくともアニ
オン性官能基を有するモノマーを含有し、強靱性、接着
性を与えるために、これに非イオン性モノマーを共重合
させても良い。アニオン性官能基としてはカルボン酸
基、スルホン酸基、アミド基、フェノール性水酸基、ス
ルホンアミド基、スルホンイミド基、ホスホン酸基等が
挙げられる。樹脂の酸価は50〜300が好ましい。
【0017】本発明に係わる乾燥型インクの樹脂成分の
具体例としては、ポリアクリル酸、ポリメタクリル酸、
ポリマレイン酸、ポリ−α−ヒドロキシアクリル酸、ポ
リイタコン酸、およびこれらの高分子電解質のアルカリ
金属塩および/またはアンモニウム塩、(メタ)アクリ
ル酸/(メタ)アクリル酸エステル共重合体、スチレン
/無水マレイン酸、マレイン酸/アクリル酸共重合体、
(メタ)アクリル酸/酢酸ビニル共重合体、クロトン酸
/メタクリル酸エステル共重合体、クロトン酸/酢酸ビ
ニル共重合体、安息香酸ビニル/アクリル酸/メタクリ
ル酸エステル共重合体等のアクリル酸エステル、メタク
リル酸エステル、酢酸ビニル、安息香酸ビニル等と上記
カルボン酸含有モノマーとの共重合体が挙げられる。さ
らに、前述のアニオン性官能基を含有するモノマーを含
有する共重合体、ロジン変性マレイン酸樹脂、ロジン変
性フェノール樹脂、ノボラックフェノール樹脂、キシレ
ン樹脂等を用いることができる。これらの樹脂は単独で
も、あるいは2種以上を混合して用いても良い。
具体例としては、ポリアクリル酸、ポリメタクリル酸、
ポリマレイン酸、ポリ−α−ヒドロキシアクリル酸、ポ
リイタコン酸、およびこれらの高分子電解質のアルカリ
金属塩および/またはアンモニウム塩、(メタ)アクリ
ル酸/(メタ)アクリル酸エステル共重合体、スチレン
/無水マレイン酸、マレイン酸/アクリル酸共重合体、
(メタ)アクリル酸/酢酸ビニル共重合体、クロトン酸
/メタクリル酸エステル共重合体、クロトン酸/酢酸ビ
ニル共重合体、安息香酸ビニル/アクリル酸/メタクリ
ル酸エステル共重合体等のアクリル酸エステル、メタク
リル酸エステル、酢酸ビニル、安息香酸ビニル等と上記
カルボン酸含有モノマーとの共重合体が挙げられる。さ
らに、前述のアニオン性官能基を含有するモノマーを含
有する共重合体、ロジン変性マレイン酸樹脂、ロジン変
性フェノール樹脂、ノボラックフェノール樹脂、キシレ
ン樹脂等を用いることができる。これらの樹脂は単独で
も、あるいは2種以上を混合して用いても良い。
【0018】本発明に係わる乾燥型インクは、上記樹脂
成分を適当な溶媒に分散または溶解させてスルーホール
内部に充填した後、20〜120℃の温度で乾燥し、溶
媒を除去する。
成分を適当な溶媒に分散または溶解させてスルーホール
内部に充填した後、20〜120℃の温度で乾燥し、溶
媒を除去する。
【0019】本発明で用いることができる紫外光硬化型
インクは、光重合性オリゴマー、光重合性モノマー、光
重合開始剤、光重合助剤、重合禁止剤を含有し、場合に
よって消泡剤、レベリング剤等の界面活性剤を添加す
る。本発明に用いることができる光重合性オリゴマーと
しては、エポキシアクリレート、エポキシ化油アクリレ
ート、ウレタンアクリレート、不飽和ポリエステル、ポ
リエステルアクリレート、ポリエーテルアクリレート、
酸基、酸無水物、ヒドロキシ基、グリシジル基含有アク
リレート、ポリエン/チオール、シリコンアクリレー
ト、ポリブタジエンアクリレート、ポリスチリルエチル
メタクリレート等が挙げられる。また、「UV・EB硬
化ハンドブック(原料編)」(加藤清視編、1985年
発刊、(株)高分子刊行会刊行)、「紫外線硬化システ
ム」(加藤清視編、1989年発刊、(株)総合技術セ
ンター刊行)等記載の光重合性オリゴマーも使用でき
る。これらのオリゴマーには、硬化した樹脂がアルカリ
可溶型でなければならないので、アニオン性の官能基が
含有されている必要がある。本発明に用いられる光重合
性オリゴマーの酸価は50〜300が好ましい。
インクは、光重合性オリゴマー、光重合性モノマー、光
重合開始剤、光重合助剤、重合禁止剤を含有し、場合に
よって消泡剤、レベリング剤等の界面活性剤を添加す
る。本発明に用いることができる光重合性オリゴマーと
しては、エポキシアクリレート、エポキシ化油アクリレ
ート、ウレタンアクリレート、不飽和ポリエステル、ポ
リエステルアクリレート、ポリエーテルアクリレート、
酸基、酸無水物、ヒドロキシ基、グリシジル基含有アク
リレート、ポリエン/チオール、シリコンアクリレー
ト、ポリブタジエンアクリレート、ポリスチリルエチル
メタクリレート等が挙げられる。また、「UV・EB硬
化ハンドブック(原料編)」(加藤清視編、1985年
発刊、(株)高分子刊行会刊行)、「紫外線硬化システ
ム」(加藤清視編、1989年発刊、(株)総合技術セ
ンター刊行)等記載の光重合性オリゴマーも使用でき
る。これらのオリゴマーには、硬化した樹脂がアルカリ
可溶型でなければならないので、アニオン性の官能基が
含有されている必要がある。本発明に用いられる光重合
性オリゴマーの酸価は50〜300が好ましい。
【0020】本発明に用いられる光重合性モノマーとし
ては、例えばビニル基、アクリロイル基、メタクリロイ
ル基等、重合反応に寄与する官能基を分子中に1個以上
有するものを用いることができる。本発明に用いられる
光重合性モノマーの例としては、エタノール、プロパノ
ール、ヘキサノール、オクタノール、シクロヘキサノー
ル、グリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタエリ
スリトール等のアルコール類の(メタ)アクリル酸エス
テル、メチルアミン、エチルアミン、ブチルアミン、ベ
ンジルアミン、エチレンジアミン、ヘキシレンジアミ
ン、ジエチレントリアミン、ヘキサメチレンジアミン、
キシリレンジアミン、ジメチルアミン、ジエチルアミ
ン、エタノールアミン、ジエタノールアミン、アニリン
等のアミン類と(メタ)アクリル酸グリシジル、アリル
グリシジルの反応生成物、アクリルアミド、メタクリル
アミド、N−メチロールアクリルアミド、メチレンビス
アクリルアミド等のアクリル誘導体、酢酸、プロピオン
酸、安息香酸、(メタ)アクリル酸、フタル酸、コハク
酸、マレイン酸、酒石酸、クエン酸等のカルボン酸と
(メタ)アクリル酸グリシジル、アリルグリシジルまた
はテトラグリシジルメタキシリレンジアミンとの反応生
成物、等を挙げることができる。さらに、前述の「UV
・EB硬化ハンドブック(原料編)」(加藤清視編、1
985年発刊、(株)高分子刊行会刊行)、「紫外線硬
化システム」(加藤清視編、1989年発刊、(株)総
合技術センター刊行)記載の光重合性モノマーも使用す
ることができる。
ては、例えばビニル基、アクリロイル基、メタクリロイ
ル基等、重合反応に寄与する官能基を分子中に1個以上
有するものを用いることができる。本発明に用いられる
光重合性モノマーの例としては、エタノール、プロパノ
ール、ヘキサノール、オクタノール、シクロヘキサノー
ル、グリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタエリ
スリトール等のアルコール類の(メタ)アクリル酸エス
テル、メチルアミン、エチルアミン、ブチルアミン、ベ
ンジルアミン、エチレンジアミン、ヘキシレンジアミ
ン、ジエチレントリアミン、ヘキサメチレンジアミン、
キシリレンジアミン、ジメチルアミン、ジエチルアミ
ン、エタノールアミン、ジエタノールアミン、アニリン
等のアミン類と(メタ)アクリル酸グリシジル、アリル
グリシジルの反応生成物、アクリルアミド、メタクリル
アミド、N−メチロールアクリルアミド、メチレンビス
アクリルアミド等のアクリル誘導体、酢酸、プロピオン
酸、安息香酸、(メタ)アクリル酸、フタル酸、コハク
酸、マレイン酸、酒石酸、クエン酸等のカルボン酸と
(メタ)アクリル酸グリシジル、アリルグリシジルまた
はテトラグリシジルメタキシリレンジアミンとの反応生
成物、等を挙げることができる。さらに、前述の「UV
・EB硬化ハンドブック(原料編)」(加藤清視編、1
985年発刊、(株)高分子刊行会刊行)、「紫外線硬
化システム」(加藤清視編、1989年発刊、(株)総
合技術センター刊行)記載の光重合性モノマーも使用す
ることができる。
【0021】本発明に用いることができる光重合開始剤
としては、紫外光を吸収して上記光重合性オリゴマーと
光重合性モノマーを重合せしめるものであれば、種々の
公知の重合開始剤を使用することができる。本発明で用
いられる光重合開始剤としては、ジエトキシアセトフェ
ノン、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロ
パン−1−オン、4−t−ブチル−トリクロロアセトフ
ェノン、4−フェノキシジクロロアセトフェノン、1−
ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン等のアセトフ
ェノン誘導体、ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテ
ル、ベンゾインエチルエーテル、ベンジルジメチルケタ
ール等のベンゾイン誘導体、ベンゾフェノン、ベンゾイ
ル安息香酸メチル、アクリル化ベンゾフェノン、アクリ
ドン、2−クロロアクリドン等のベンゾフェノン誘導
体、チオキサンソン、2−クロロチオキサンソン、2,
4−ジエチルチオキサンソン等のチオキサンソン誘導
体、p−ベンゾキノン、カンファーキノン、β−ナフト
キノン、2−エチルアンスラキノン等のキノン誘導体、
過酸化ベンゾイル、過酸化エステル等の過酸化物、ジベ
ンジルサルファイド、ジ−n−ブチルジサルファイド等
の硫黄化合物、2−アゾビスイソブチロニトリル、p−
ジアゾベンジルエチルアニリン等のアゾあるいはジアゾ
化合物、臭化銀、四臭化炭素等のハロゲン化合物等が挙
げられる。
としては、紫外光を吸収して上記光重合性オリゴマーと
光重合性モノマーを重合せしめるものであれば、種々の
公知の重合開始剤を使用することができる。本発明で用
いられる光重合開始剤としては、ジエトキシアセトフェ
ノン、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロ
パン−1−オン、4−t−ブチル−トリクロロアセトフ
ェノン、4−フェノキシジクロロアセトフェノン、1−
ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン等のアセトフ
ェノン誘導体、ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテ
ル、ベンゾインエチルエーテル、ベンジルジメチルケタ
ール等のベンゾイン誘導体、ベンゾフェノン、ベンゾイ
ル安息香酸メチル、アクリル化ベンゾフェノン、アクリ
ドン、2−クロロアクリドン等のベンゾフェノン誘導
体、チオキサンソン、2−クロロチオキサンソン、2,
4−ジエチルチオキサンソン等のチオキサンソン誘導
体、p−ベンゾキノン、カンファーキノン、β−ナフト
キノン、2−エチルアンスラキノン等のキノン誘導体、
過酸化ベンゾイル、過酸化エステル等の過酸化物、ジベ
ンジルサルファイド、ジ−n−ブチルジサルファイド等
の硫黄化合物、2−アゾビスイソブチロニトリル、p−
ジアゾベンジルエチルアニリン等のアゾあるいはジアゾ
化合物、臭化銀、四臭化炭素等のハロゲン化合物等が挙
げられる。
【0022】本発明に用いることができる光重合助剤と
しては、トリエタノールアミン、メチルジエタノールア
ミン、トリイソプロパノールアミン、ミヒラーケトン、
4,4´−ジエチルアミノベンゾフェノン、2−ジメチ
ルアミノ安息香酸エチル、4−ジメチルアミノ安息香酸
エチル等が挙げられる。
しては、トリエタノールアミン、メチルジエタノールア
ミン、トリイソプロパノールアミン、ミヒラーケトン、
4,4´−ジエチルアミノベンゾフェノン、2−ジメチ
ルアミノ安息香酸エチル、4−ジメチルアミノ安息香酸
エチル等が挙げられる。
【0023】本発明に係わる紫外光硬化型インクには、
貯蔵安定性を持たせるために重合禁止剤を添加すること
が好ましい。重合禁止剤としては、ハイドロキノン、p
−メトキシフェノール、ジ−t−ブチル−p−クレゾー
ル、ピロガロール、t−ブチルカテコール、ベンゾキノ
ン、4,4´−チオビス(3−メチル−6−t−ブチル
フェノール)、2,2´−メチレンビス(4−メチル−
6−t−ブチルフェノール)、2−メルカプトベンゾイ
ミダゾール等が使用できる。
貯蔵安定性を持たせるために重合禁止剤を添加すること
が好ましい。重合禁止剤としては、ハイドロキノン、p
−メトキシフェノール、ジ−t−ブチル−p−クレゾー
ル、ピロガロール、t−ブチルカテコール、ベンゾキノ
ン、4,4´−チオビス(3−メチル−6−t−ブチル
フェノール)、2,2´−メチレンビス(4−メチル−
6−t−ブチルフェノール)、2−メルカプトベンゾイ
ミダゾール等が使用できる。
【0024】本発明に係わる紫外光硬化型インクの硬化
は、充填したインクに紫外光を当てることで行われる。
硬化装置としては、「プリント回路技術便覧−第二版
−」((社)プリント回路学会編、1993年刊行、日
刊工業新聞社発刊)、「紫外線硬化システム」(加藤清
視編、1989年発行、(株)総合技術センター刊行)
等記載の光源または硬化装置を使用できる。紫外光で硬
化したあとに、硬化度を高めるために40〜120℃で
加熱処理を行っても良い。本発明に係わる紫外光硬化型
インクの硬化時間は、インク組成物、光重合開始剤含有
量、充填したインク23の量、光源の性質(出力、スペ
クトル等)、酸素の有無、気温により適時設定する。
は、充填したインクに紫外光を当てることで行われる。
硬化装置としては、「プリント回路技術便覧−第二版
−」((社)プリント回路学会編、1993年刊行、日
刊工業新聞社発刊)、「紫外線硬化システム」(加藤清
視編、1989年発行、(株)総合技術センター刊行)
等記載の光源または硬化装置を使用できる。紫外光で硬
化したあとに、硬化度を高めるために40〜120℃で
加熱処理を行っても良い。本発明に係わる紫外光硬化型
インクの硬化時間は、インク組成物、光重合開始剤含有
量、充填したインク23の量、光源の性質(出力、スペ
クトル等)、酸素の有無、気温により適時設定する。
【0025】本発明に係わる熱硬化型インクとしては、
例えば樹脂成分であるメラミン変性エポキシ樹脂、ビス
フェノール型エポキシ樹脂、ノボラック型エポキシ樹脂
と硬化剤として三級アミン類、イミダゾール誘導体、フ
ェノール樹脂等を混合したものが用いられる。樹脂成分
と硬化剤は、使用する直前に混合しても、インク23製
造時に混合しても良い。樹脂成分には、アニオン性官能
基が含有されていることが望ましく、その酸価は50〜
300が良い。
例えば樹脂成分であるメラミン変性エポキシ樹脂、ビス
フェノール型エポキシ樹脂、ノボラック型エポキシ樹脂
と硬化剤として三級アミン類、イミダゾール誘導体、フ
ェノール樹脂等を混合したものが用いられる。樹脂成分
と硬化剤は、使用する直前に混合しても、インク23製
造時に混合しても良い。樹脂成分には、アニオン性官能
基が含有されていることが望ましく、その酸価は50〜
300が良い。
【0026】本発明に係わる熱硬化型インクとしては、
前述の紫外光硬化型インクにおいて、光重合開始剤の代
わりに熱重合開始剤を使用したものも用いることができ
る。熱重合開始剤としては、例えば2,2´−アゾビス
イソブチロニトリル、1−アゾビス−1−シクロヘキサ
ンカルボニトリル、p−ジアゾベンジルエチルアニリ
ン、コンゴーレッド等のアゾ又はジアゾ化合物、過酸化
ベンゾイル、過酸化エステル、クミルヒドロパーオキサ
イド等の過酸化物を使用できる。
前述の紫外光硬化型インクにおいて、光重合開始剤の代
わりに熱重合開始剤を使用したものも用いることができ
る。熱重合開始剤としては、例えば2,2´−アゾビス
イソブチロニトリル、1−アゾビス−1−シクロヘキサ
ンカルボニトリル、p−ジアゾベンジルエチルアニリ
ン、コンゴーレッド等のアゾ又はジアゾ化合物、過酸化
ベンゾイル、過酸化エステル、クミルヒドロパーオキサ
イド等の過酸化物を使用できる。
【0027】本発明に係わる熱硬化型インクは、充填後
30〜250℃の温度で加熱して、インク成分の重合を
行う。硬化装置としては前述の「プリント回路技術便覧
−第二版−」等記載の装置を用いることができる。硬化
時間は、インク組成物、熱重合開始剤、硬化剤含有量、
酸素の有無、温度等の影響を鑑みて、適時調整する。
30〜250℃の温度で加熱して、インク成分の重合を
行う。硬化装置としては前述の「プリント回路技術便覧
−第二版−」等記載の装置を用いることができる。硬化
時間は、インク組成物、熱重合開始剤、硬化剤含有量、
酸素の有無、温度等の影響を鑑みて、適時調整する。
【0028】図3で示した本発明に係わるインク層にお
いて、乾燥型、紫外光硬化型、熱硬化型のいずれの種の
インクにおいても、乾燥後10-9S/cm以上の電気伝
導度を有していなければならないが、これは各々インク
層の成分であるポリマー、オリゴマー、モノマー中のア
ニオン性モノマーの含有量、非イオン性モノマーの置換
基およびその含有量を変化させて、所望の電気伝導度を
得る。非イオン性モノマーの置換基としては、ヒドロキ
シ基、ポリオキシエチレン基等が挙げられる。
いて、乾燥型、紫外光硬化型、熱硬化型のいずれの種の
インクにおいても、乾燥後10-9S/cm以上の電気伝
導度を有していなければならないが、これは各々インク
層の成分であるポリマー、オリゴマー、モノマー中のア
ニオン性モノマーの含有量、非イオン性モノマーの置換
基およびその含有量を変化させて、所望の電気伝導度を
得る。非イオン性モノマーの置換基としては、ヒドロキ
シ基、ポリオキシエチレン基等が挙げられる。
【0029】本発明に係わるインクには、電気伝導度や
粘度を調整するために、導電性酸化チタン、アルミナ、
ジルコニア、酸化アンチモン、酸化インジウム錫、カー
ボンブラック等を添加しても良い。また、これらの化合
物を2種以上混合しても良い。
粘度を調整するために、導電性酸化チタン、アルミナ、
ジルコニア、酸化アンチモン、酸化インジウム錫、カー
ボンブラック等を添加しても良い。また、これらの化合
物を2種以上混合しても良い。
【0030】本発明に係わるインクは、所望の粘度を得
るために適当な溶剤に溶解しても良い。溶剤としては、
例えばアセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチ
ルケトン、シクロヘキサノン、ジイソブチルケトン等の
ようなケトン類、メタノール、エタノール、2−メトキ
シエタノール、2−プロパノール等のアルコール類、酢
酸エチル、酢酸プロピル、酢酸ブチル、酢酸n−アミ
ル、蟻酸メチル、プロピオン酸エチル、フタル酸ジメチ
ル、安息香酸エチル等のエステル類、トルエン、キシレ
ン、ベンゼン、エチルベンゼン等のような芳香族炭化水
素、四塩化炭素、トリクロロエチレン、クロロホルム、
1,1,1−トリクロロエタン、モノクロロベンゼン、
クロロナフタリン等のようなハロゲン化炭化水素、テト
ラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、ジオキソラン、
ジエチルエーテル、エチレングリコールモノメチルエー
テル等のようなエーテル類、ジメチルホルムアミド、ジ
メチルスルホキシド等がある。
るために適当な溶剤に溶解しても良い。溶剤としては、
例えばアセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチ
ルケトン、シクロヘキサノン、ジイソブチルケトン等の
ようなケトン類、メタノール、エタノール、2−メトキ
シエタノール、2−プロパノール等のアルコール類、酢
酸エチル、酢酸プロピル、酢酸ブチル、酢酸n−アミ
ル、蟻酸メチル、プロピオン酸エチル、フタル酸ジメチ
ル、安息香酸エチル等のエステル類、トルエン、キシレ
ン、ベンゼン、エチルベンゼン等のような芳香族炭化水
素、四塩化炭素、トリクロロエチレン、クロロホルム、
1,1,1−トリクロロエタン、モノクロロベンゼン、
クロロナフタリン等のようなハロゲン化炭化水素、テト
ラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、ジオキソラン、
ジエチルエーテル、エチレングリコールモノメチルエー
テル等のようなエーテル類、ジメチルホルムアミド、ジ
メチルスルホキシド等がある。
【0031】本発明に係わるインクをスルーホール内部
に充填する方法および第2の金属導電層上に塗布する方
法としては、ロールコーター、スキージ、多ピン方式等
を用いることができる。
に充填する方法および第2の金属導電層上に塗布する方
法としては、ロールコーター、スキージ、多ピン方式等
を用いることができる。
【0032】本発明において、第2の金属導電層上に設
けたインク層の厚さは薄くても特に大きな問題はない
が、厚いと溶出の進行を妨げるとともに、溶出液の劣化
を促進する。本発明に係わるインク層の厚さは0.1〜
15μm、さらには0.5〜10μmが好適である。こ
の範囲内の膜厚に調整するために上記の塗布方法で塗布
した後、掻き取り法等でインクを除去しても良い。ま
た、図2で示した本発明においては、研磨等の方法で第
2の金属導電層上に形成されたインク層は除去する。
けたインク層の厚さは薄くても特に大きな問題はない
が、厚いと溶出の進行を妨げるとともに、溶出液の劣化
を促進する。本発明に係わるインク層の厚さは0.1〜
15μm、さらには0.5〜10μmが好適である。こ
の範囲内の膜厚に調整するために上記の塗布方法で塗布
した後、掻き取り法等でインクを除去しても良い。ま
た、図2で示した本発明においては、研磨等の方法で第
2の金属導電層上に形成されたインク層は除去する。
【0033】本発明に係わる絶縁性基板に第1の金属導
電層を設けた積層板としては、紙基材またはガラス基材
にエポキシ樹脂またはフェノール樹脂等を含浸させたも
の、ポリエステルフィルム、ポリイミドフィルム等の絶
縁性基板に銅、銀、アルミ等の金属導電層を張り合わせ
たものを使用できる。これら積層板としては、「プリン
ト回路技術便覧−第二版−」((社)プリント回路学会
編、1993年発行、日刊工業新聞社発刊)記載のもの
を使用することができる。
電層を設けた積層板としては、紙基材またはガラス基材
にエポキシ樹脂またはフェノール樹脂等を含浸させたも
の、ポリエステルフィルム、ポリイミドフィルム等の絶
縁性基板に銅、銀、アルミ等の金属導電層を張り合わせ
たものを使用できる。これら積層板としては、「プリン
ト回路技術便覧−第二版−」((社)プリント回路学会
編、1993年発行、日刊工業新聞社発刊)記載のもの
を使用することができる。
【0034】本発明に係わる第1の金属導電層の厚さと
しては、種々のものが使用でき、一般には5μm〜35
μmのものが使われているが、それよりも厚いものや薄
いものも使用することができる。高い解像性を有するプ
リント配線板を製造するためには、金属導電層12の厚
みは薄い方がよい。
しては、種々のものが使用でき、一般には5μm〜35
μmのものが使われているが、それよりも厚いものや薄
いものも使用することができる。高い解像性を有するプ
リント配線板を製造するためには、金属導電層12の厚
みは薄い方がよい。
【0035】本発明のプリント配線板の製造方法では、
上記積層板に所望の径を有するスルーホールを開けた
後、金属めっき処理を行い、スルーホール内部および第
1の金属導電層表面に第2の金属導電層を形成する。金
属が銅の場合、「表面実装技術」(1993年6月号、
日刊工業新聞社発刊)記載の無電解銅めっき−電気銅め
っき工程、ダイレクトプレーティング(直接電気銅めっ
き)工程等を使用することができる。
上記積層板に所望の径を有するスルーホールを開けた
後、金属めっき処理を行い、スルーホール内部および第
1の金属導電層表面に第2の金属導電層を形成する。金
属が銅の場合、「表面実装技術」(1993年6月号、
日刊工業新聞社発刊)記載の無電解銅めっき−電気銅め
っき工程、ダイレクトプレーティング(直接電気銅めっ
き)工程等を使用することができる。
【0036】本発明に係わる光導電層は、少なくとも光
導電性化合物と結着樹脂からなる。本発明で用いられる
光導電性化合物としては、有機および無機の光導電性化
合物が使用できる。無機光導電性化合物としては、セレ
ンおよびセレン合金、アモルファスシリコン、硫化カド
ミウム、酸化亜鉛、硫化亜鉛、酸化チタン等を挙げるこ
とができる。また、有機光導電性化合物としては、 a)米国特許第3112197号明細書等に記載のトリ
アゾール誘導体、 b)米国特許第3189447号明細書等に記載のオキ
サジアゾール誘導体、 c)特公昭37−16096号公報等に記載のイミダゾ
ール誘導体、 d)米国特許第3542544号、同3615402
号、同3820989号明細書、特公昭45−555
号、同51−10983号、特開昭51−93224
号、同55−108667号、同55−156953
号、同56−36656号公報等に記載のポリアリール
アルカン誘導体、 e)米国特許第3180729号、同4278746号
明細書、特開昭55−88064号、同55−8806
5号、同49−105537号、同55−51086
号、同56−80051号、同56−88141号、同
57−45545号、同54−112637号、同55
−74546号公報等に記載のピラゾリン誘導体および
ピラゾロン誘導体、 f)米国特許第3615404号明細書、特公昭51−
10105号、同46−3712号、同47−2833
6号、特開昭54−83435号、同54−11083
6号、同54−119925号公報等に記載のフェニレ
ンジアミン誘導体、 g)米国特許第3567450号、同3180703
号、同3240597号、同3658520号、同42
32103号、同4175961号、同4012376
号明細書、西独国特許(DAS)1110518号、特
公昭49−35702号、同39−27577号、特開
昭55−144250号、同56−119132号、同
56−22437号公報等に記載のアリールアミン誘導
体、 h)米国特許第3526501号明細書記載のアミノ置
換カルコン誘導体、 i)米国特許第3542546号明細書等に記載のN,
N-ビカルバジル誘導体、 j)米国特許第3257203号明細書等に記載のオキ
サゾール誘導体、 k)特開昭56−46234号公報等に記載のスチリル
アントラセン誘導体、 l)特開昭54−110837号公報等に記載のフルオ
レノン誘導体、 m)米国特許第3717462号明細書、特開昭54−
59143号(米国特許第4150987号に対応)、
同55−52063号、同55−52064号、同55
−46760号、同55−85495号、同57−11
350号、同57−148749号、同57−1041
44号公報等に記載のヒドラゾン誘導体、 n)米国特許第4047948号、同4047949
号、同4265990号、同4273846号、同42
99897号、同4306008号明細書等に記載のベ
ンジジン誘導体、 o)特開昭58−190953号、同59−95540
号、同59−97148号、同59−195658号、
同62−36674号公報等に記載のスチルベン誘導
体、 p)特公昭34−10966号公報に記載のポリビニル
カルバゾールおよびその誘導体、 q)特公昭43−18674号、同43−19192号
公報に記載のポリビニルビレン、ポリビニルアントラセ
ン、 ポリ-2-ビニル-4-(4´-ジメチルアミノフェニ
ル)-5-フェニルオキサゾール、ポリ-3-ビニル-N-エ
チルカルバゾール等のビニル重合体、 r)特公昭43−19193号公報に記載のポリアセナ
フチレン、ポリインデン、アセナフチレン/スチレン共
重合体等の重合体、 s)特公昭56−13940号公報等に記載のピレン/
ホルムアルデヒド樹脂、エチルカルバゾール/ホルムア
ルデヒド樹脂等の縮合樹脂、 t)特開昭56−90883号、同56−161550
号公報等に記載の各種トリフェニルメタン重合体、 u)米国特許第3397086号、同4666802
号、特開昭51−90827号、同52−655643
号、特開昭64−2061号、同64−4389号等に
記載の無金属或は金属(酸化物)フタロシアニンおよび
ナフタロシアニン、およびその誘導体等がある。本発明
に係わる有機光導電性化合物は、a)〜u)に挙げられ
た化合物に限定されず、他の有機光導電性化合物を用い
ることが出来る。これらの有機光導電性化合物は、所望
により2種類以上を併用することが可能である。
導電性化合物と結着樹脂からなる。本発明で用いられる
光導電性化合物としては、有機および無機の光導電性化
合物が使用できる。無機光導電性化合物としては、セレ
ンおよびセレン合金、アモルファスシリコン、硫化カド
ミウム、酸化亜鉛、硫化亜鉛、酸化チタン等を挙げるこ
とができる。また、有機光導電性化合物としては、 a)米国特許第3112197号明細書等に記載のトリ
アゾール誘導体、 b)米国特許第3189447号明細書等に記載のオキ
サジアゾール誘導体、 c)特公昭37−16096号公報等に記載のイミダゾ
ール誘導体、 d)米国特許第3542544号、同3615402
号、同3820989号明細書、特公昭45−555
号、同51−10983号、特開昭51−93224
号、同55−108667号、同55−156953
号、同56−36656号公報等に記載のポリアリール
アルカン誘導体、 e)米国特許第3180729号、同4278746号
明細書、特開昭55−88064号、同55−8806
5号、同49−105537号、同55−51086
号、同56−80051号、同56−88141号、同
57−45545号、同54−112637号、同55
−74546号公報等に記載のピラゾリン誘導体および
ピラゾロン誘導体、 f)米国特許第3615404号明細書、特公昭51−
10105号、同46−3712号、同47−2833
6号、特開昭54−83435号、同54−11083
6号、同54−119925号公報等に記載のフェニレ
ンジアミン誘導体、 g)米国特許第3567450号、同3180703
号、同3240597号、同3658520号、同42
32103号、同4175961号、同4012376
号明細書、西独国特許(DAS)1110518号、特
公昭49−35702号、同39−27577号、特開
昭55−144250号、同56−119132号、同
56−22437号公報等に記載のアリールアミン誘導
体、 h)米国特許第3526501号明細書記載のアミノ置
換カルコン誘導体、 i)米国特許第3542546号明細書等に記載のN,
N-ビカルバジル誘導体、 j)米国特許第3257203号明細書等に記載のオキ
サゾール誘導体、 k)特開昭56−46234号公報等に記載のスチリル
アントラセン誘導体、 l)特開昭54−110837号公報等に記載のフルオ
レノン誘導体、 m)米国特許第3717462号明細書、特開昭54−
59143号(米国特許第4150987号に対応)、
同55−52063号、同55−52064号、同55
−46760号、同55−85495号、同57−11
350号、同57−148749号、同57−1041
44号公報等に記載のヒドラゾン誘導体、 n)米国特許第4047948号、同4047949
号、同4265990号、同4273846号、同42
99897号、同4306008号明細書等に記載のベ
ンジジン誘導体、 o)特開昭58−190953号、同59−95540
号、同59−97148号、同59−195658号、
同62−36674号公報等に記載のスチルベン誘導
体、 p)特公昭34−10966号公報に記載のポリビニル
カルバゾールおよびその誘導体、 q)特公昭43−18674号、同43−19192号
公報に記載のポリビニルビレン、ポリビニルアントラセ
ン、 ポリ-2-ビニル-4-(4´-ジメチルアミノフェニ
ル)-5-フェニルオキサゾール、ポリ-3-ビニル-N-エ
チルカルバゾール等のビニル重合体、 r)特公昭43−19193号公報に記載のポリアセナ
フチレン、ポリインデン、アセナフチレン/スチレン共
重合体等の重合体、 s)特公昭56−13940号公報等に記載のピレン/
ホルムアルデヒド樹脂、エチルカルバゾール/ホルムア
ルデヒド樹脂等の縮合樹脂、 t)特開昭56−90883号、同56−161550
号公報等に記載の各種トリフェニルメタン重合体、 u)米国特許第3397086号、同4666802
号、特開昭51−90827号、同52−655643
号、特開昭64−2061号、同64−4389号等に
記載の無金属或は金属(酸化物)フタロシアニンおよび
ナフタロシアニン、およびその誘導体等がある。本発明
に係わる有機光導電性化合物は、a)〜u)に挙げられ
た化合物に限定されず、他の有機光導電性化合物を用い
ることが出来る。これらの有機光導電性化合物は、所望
により2種類以上を併用することが可能である。
【0037】また本発明においては、光導電層の感度の
向上や所望の波長域に感度を持たせるためなどの目的
で、各種の顔料、染料等を併用することが出来る。これ
らの例としては、 1)米国特許第4436800号、同4439506号
明細書、特開昭47−37543号、同58−1235
41号、同58−192042号、同58−21926
3号、同59−78356号、同60−179746
号、同61−148453号、同61−238063
号、特公昭60−5941号、同60−45664号公
報等に記載のモノアゾ、ビスアゾ、トリスアゾ顔料、 2)米国特許第3371884号明細書等に記載のペリ
レン系顔料、 3)英国特許第2237680号明細書等に記載のイン
ジゴ、チオインジゴ誘導体、 4)英国特許第2237679号明細書等に記載のキナ
クリドン系顔料、 5)英国特許第2237678号明細書、特開昭59−
184348号、同62−28738号公報等に記載の
多環キノン系顔料、 6)特開昭47−30331号公報等に記載のビスベン
ズイミダゾール系顔料、 7)米国特許第4396610号、同4644082号
明細書等に記載のスクアリウム塩系顔料、 8)特開昭59−53850号、同61−212542
号公報等に記載のアズレニウム塩系顔料。 また、増感染料としては、「電子写真」129 (19
73)、「有機合成化学」24 No.11 1010
(1966)等に記載の公知の化合物を使用することが
出来る。その例としては、 9)米国特許第3141770号、同4283475号
明細書、特公昭48−25658号、特開昭61−71
965号公報等に記載のピリリウム系染料、 10)Applied Optics Supplement 3 50 (196
9)、特開昭50−39548号公報等に記載のトリア
リールメタン系染料、 11)米国特許第3597196号明細書等に記載のシ
アニン系染料、 12)特開昭59−164588号、同60−1630
47号、同60−252517号公報等に記載のスチリ
ル系染料等である。 これらの増感色素は1種でも、また2種以上を併用して
も良い。
向上や所望の波長域に感度を持たせるためなどの目的
で、各種の顔料、染料等を併用することが出来る。これ
らの例としては、 1)米国特許第4436800号、同4439506号
明細書、特開昭47−37543号、同58−1235
41号、同58−192042号、同58−21926
3号、同59−78356号、同60−179746
号、同61−148453号、同61−238063
号、特公昭60−5941号、同60−45664号公
報等に記載のモノアゾ、ビスアゾ、トリスアゾ顔料、 2)米国特許第3371884号明細書等に記載のペリ
レン系顔料、 3)英国特許第2237680号明細書等に記載のイン
ジゴ、チオインジゴ誘導体、 4)英国特許第2237679号明細書等に記載のキナ
クリドン系顔料、 5)英国特許第2237678号明細書、特開昭59−
184348号、同62−28738号公報等に記載の
多環キノン系顔料、 6)特開昭47−30331号公報等に記載のビスベン
ズイミダゾール系顔料、 7)米国特許第4396610号、同4644082号
明細書等に記載のスクアリウム塩系顔料、 8)特開昭59−53850号、同61−212542
号公報等に記載のアズレニウム塩系顔料。 また、増感染料としては、「電子写真」129 (19
73)、「有機合成化学」24 No.11 1010
(1966)等に記載の公知の化合物を使用することが
出来る。その例としては、 9)米国特許第3141770号、同4283475号
明細書、特公昭48−25658号、特開昭61−71
965号公報等に記載のピリリウム系染料、 10)Applied Optics Supplement 3 50 (196
9)、特開昭50−39548号公報等に記載のトリア
リールメタン系染料、 11)米国特許第3597196号明細書等に記載のシ
アニン系染料、 12)特開昭59−164588号、同60−1630
47号、同60−252517号公報等に記載のスチリ
ル系染料等である。 これらの増感色素は1種でも、また2種以上を併用して
も良い。
【0038】本発明に係わる光導電層には感度向上等の
ため、更にトリニトロフルオレノン、クロラニル、テト
ラシアノエチレン等の化合物の他、特開昭58−654
39号、同58−102239号、同58−12943
9号、同60−71965号公報等に記載の化合物等を
併用することができる。
ため、更にトリニトロフルオレノン、クロラニル、テト
ラシアノエチレン等の化合物の他、特開昭58−654
39号、同58−102239号、同58−12943
9号、同60−71965号公報等に記載の化合物等を
併用することができる。
【0039】本発明に係わる光導電層に用いられる結着
樹脂は帯電性等を含む電子写真特性を満足し、アルカリ
溶出液による溶解性を有するものでなければならない。
また、第1の金属導電層および第2の金属導電層を除去
する際に使用するエッチング液に対して耐性を有する必
要がある。したがって結着樹脂としてはアニオン性官能
基を有する樹脂が特に使用される。形成された光導電層
中の結着樹脂におけるアニオン性モノマーの構成比が高
いと樹脂皮膜が脆弱になり、さらにイオン電導性が高く
なって暗中帯電性等の電子写真特性が悪化するので、本
発明に用いられる結着樹脂はアニオン性モノマーに非イ
オン性モノマーを共重合させて樹脂組成を適宜調整す
る。
樹脂は帯電性等を含む電子写真特性を満足し、アルカリ
溶出液による溶解性を有するものでなければならない。
また、第1の金属導電層および第2の金属導電層を除去
する際に使用するエッチング液に対して耐性を有する必
要がある。したがって結着樹脂としてはアニオン性官能
基を有する樹脂が特に使用される。形成された光導電層
中の結着樹脂におけるアニオン性モノマーの構成比が高
いと樹脂皮膜が脆弱になり、さらにイオン電導性が高く
なって暗中帯電性等の電子写真特性が悪化するので、本
発明に用いられる結着樹脂はアニオン性モノマーに非イ
オン性モノマーを共重合させて樹脂組成を適宜調整す
る。
【0040】アニオン性官能基を有する樹脂中、特にカ
ルボン酸基を有するモノマー含有共重合体およびフェノ
ール樹脂は、電荷保持性が高く有利に使用できる。カル
ボン酸基を有するモノマー含有共重合体としては、スチ
レンとマレイン酸モノエステルとの共重合体、アクリル
酸あるいはメタクリル酸とそれらのアルキルエステル、
アリールエステルまたはアラルキルエステルとの二元以
上の共重合体が好ましい。また、酢酸ビニルとクロトン
酸との共重合体も良い。フェノール樹脂中特に好ましい
ものは、フェノール、o-クレゾール、m-クレゾール、
あるいはp-クレゾールとホルムアルデヒドまたはアセ
トアルデヒドとを酸性条件下で縮合させたノボラック樹
脂を挙げることができる。
ルボン酸基を有するモノマー含有共重合体およびフェノ
ール樹脂は、電荷保持性が高く有利に使用できる。カル
ボン酸基を有するモノマー含有共重合体としては、スチ
レンとマレイン酸モノエステルとの共重合体、アクリル
酸あるいはメタクリル酸とそれらのアルキルエステル、
アリールエステルまたはアラルキルエステルとの二元以
上の共重合体が好ましい。また、酢酸ビニルとクロトン
酸との共重合体も良い。フェノール樹脂中特に好ましい
ものは、フェノール、o-クレゾール、m-クレゾール、
あるいはp-クレゾールとホルムアルデヒドまたはアセ
トアルデヒドとを酸性条件下で縮合させたノボラック樹
脂を挙げることができる。
【0041】本発明に係わる光導電層に用いられる結着
樹脂の具体例は、スチレン/マレイン酸モノアルキルエ
ステル共重合体、メタクリル酸/メタクリル酸エステル
共重合体、スチレン/メタクリル酸/メタクリル酸エス
テル共重合体、アクリル酸/メタクリル酸エステル共重
合体、メタクリル酸/メタクリル酸エステル/アクリル
酸エステル共重合体、スチレン/メタクリル酸/アクリ
ル酸エステル共重合体、スチレン/アクリル酸/メタク
リル酸エステル共重合体、酢酸ビニル/クロトン酸共重
合体、酢酸ビニル/クロトン酸/メタクリル酸エステル
共重合体、安息香酸ビニル/アクリル酸/メタクリル酸
エステル共重合体等のスチレン、アクリル酸エステル、
メタクリル酸エステル、酢酸ビニル、安息香酸ビニル等
と上記カルボン酸含有モノマーとの共重合体や、メタク
リル酸アミド、フェノール性水酸基、スルホン酸基、ス
ルホンアミド基、スルホンイミド基、ホスホン酸基を有
するモノマーを含有する共重合体、フェノール樹脂、キ
シレン樹脂等が挙げられる。これらの結着樹脂は単独で
も、あるいは2種以上を混合して用いても良い。また、
結着樹脂の重量平均分子量は5000〜200000が
好ましい。
樹脂の具体例は、スチレン/マレイン酸モノアルキルエ
ステル共重合体、メタクリル酸/メタクリル酸エステル
共重合体、スチレン/メタクリル酸/メタクリル酸エス
テル共重合体、アクリル酸/メタクリル酸エステル共重
合体、メタクリル酸/メタクリル酸エステル/アクリル
酸エステル共重合体、スチレン/メタクリル酸/アクリ
ル酸エステル共重合体、スチレン/アクリル酸/メタク
リル酸エステル共重合体、酢酸ビニル/クロトン酸共重
合体、酢酸ビニル/クロトン酸/メタクリル酸エステル
共重合体、安息香酸ビニル/アクリル酸/メタクリル酸
エステル共重合体等のスチレン、アクリル酸エステル、
メタクリル酸エステル、酢酸ビニル、安息香酸ビニル等
と上記カルボン酸含有モノマーとの共重合体や、メタク
リル酸アミド、フェノール性水酸基、スルホン酸基、ス
ルホンアミド基、スルホンイミド基、ホスホン酸基を有
するモノマーを含有する共重合体、フェノール樹脂、キ
シレン樹脂等が挙げられる。これらの結着樹脂は単独で
も、あるいは2種以上を混合して用いても良い。また、
結着樹脂の重量平均分子量は5000〜200000が
好ましい。
【0042】本発明に係わるインク層は光導電層よりも
溶出液への溶解性が高いことが望ましい。つまり、同条
件で光導電層の4/5以下の時間、さらに好ましくは1
/2以下の時間で溶出されることが好ましい。
溶出液への溶解性が高いことが望ましい。つまり、同条
件で光導電層の4/5以下の時間、さらに好ましくは1
/2以下の時間で溶出されることが好ましい。
【0043】本発明に係わる光導電層における光導電性
化合物の結着樹脂に対する混合比は、光導電性化合物が
有する光感度等の電子写真特性によって異なるが、トナ
ー現像に必要な帯電性が確保される最低膜厚に結着樹脂
を設定した後、所望の感度および残留電位が得られるよ
うに光導電性化合物との混合比を決定する。本発明に係
わる光導電層においては、光導電性化合物はおおむね結
着樹脂量の1〜100重量%程度の範囲が好ましく、さ
らには5〜40重量%が好適である。
化合物の結着樹脂に対する混合比は、光導電性化合物が
有する光感度等の電子写真特性によって異なるが、トナ
ー現像に必要な帯電性が確保される最低膜厚に結着樹脂
を設定した後、所望の感度および残留電位が得られるよ
うに光導電性化合物との混合比を決定する。本発明に係
わる光導電層においては、光導電性化合物はおおむね結
着樹脂量の1〜100重量%程度の範囲が好ましく、さ
らには5〜40重量%が好適である。
【0044】本発明に係わる光導電層の作製は、バーコ
ート法、ロールコート法、カーテンコート法、スプレー
コート法、剥離基板からの転写法、浸漬法、電着法等に
より行う。塗布液は光導電層を構成する成分を適当な溶
媒に溶解分散して作製する。溶媒としては、スルーホー
ルを充填しているインクが不溶または難溶のものを用い
ることが好ましい。しかしながら、たとえ溶媒がインク
を溶解する物であったとしても塗布方法、乾燥条件によ
り図2(c)記載の層構成を形成することができる。
ート法、ロールコート法、カーテンコート法、スプレー
コート法、剥離基板からの転写法、浸漬法、電着法等に
より行う。塗布液は光導電層を構成する成分を適当な溶
媒に溶解分散して作製する。溶媒としては、スルーホー
ルを充填しているインクが不溶または難溶のものを用い
ることが好ましい。しかしながら、たとえ溶媒がインク
を溶解する物であったとしても塗布方法、乾燥条件によ
り図2(c)記載の層構成を形成することができる。
【0045】光導電性化合物がフタロシアニン等の様に
溶媒に不溶な成分を用いる場合は、分散機により平均粒
径0.4μm以下、より好ましくは0.2μm以下に分
散して用いる。また、塗布液には必要に応じ、光導電性
化合物および結着樹脂のほかに光導電層の膜物性、塗布
液の粘度、分散性等を改良する目的で、可塑剤、界面活
性剤、その他の添加剤を加えることができる。塗布液の
固形分(光導電性化合物および結着樹脂)濃度および使
用する溶媒は塗布方法および乾燥条件等によって適当な
ものを選択する。
溶媒に不溶な成分を用いる場合は、分散機により平均粒
径0.4μm以下、より好ましくは0.2μm以下に分
散して用いる。また、塗布液には必要に応じ、光導電性
化合物および結着樹脂のほかに光導電層の膜物性、塗布
液の粘度、分散性等を改良する目的で、可塑剤、界面活
性剤、その他の添加剤を加えることができる。塗布液の
固形分(光導電性化合物および結着樹脂)濃度および使
用する溶媒は塗布方法および乾燥条件等によって適当な
ものを選択する。
【0046】光導電層は、厚いと非回路部の光導電層の
溶出除去においてアルカリ溶出液の劣化を促進するばか
りかサイドエッチングにより回路画像の線が細り、再現
性の良好な画像を得ることができない。また、逆に薄い
と電子写真トナー現像で必要な電荷が帯電できない、ピ
ンホールが生じる等の問題が起こる。本発明に係わる光
導電層は厚さ0.5〜10μmが好ましく、さらには1
〜7μmが好適である。
溶出除去においてアルカリ溶出液の劣化を促進するばか
りかサイドエッチングにより回路画像の線が細り、再現
性の良好な画像を得ることができない。また、逆に薄い
と電子写真トナー現像で必要な電荷が帯電できない、ピ
ンホールが生じる等の問題が起こる。本発明に係わる光
導電層は厚さ0.5〜10μmが好ましく、さらには1
〜7μmが好適である。
【0047】本発明のプリント配線板の製造方法におけ
る露光方法としては、キセノンランプ、タングステンラ
ンプ、蛍光灯等を光源として反射画像露光、透明陽画フ
ィルムを通した密着露光や、レーザー光、発光ダイオー
ド等による走査露光が挙げられる。走査露光を行なう場
合は、He−Neレーザー、He−Cdレーザー、アル
ゴンイオンレーザー、クリプトンイオンレーザー、ルビ
ーレーザー、YAGレーザー、窒素レーザー、色素レー
ザー、エキサイマーレーザー、GaAs/GaAlA
s、InGaAsPの様な半導体レーザーや、アレキサ
ンドライトレーザー、銅蒸気レーザー等のレーザー光源
による走査露光、あるいは発光ダイオード、液晶シャッ
タを利用した走査露光(発光ダイオードアレイ、液晶シ
ャッタアレイ等を用いたラインプリンタ型の光源も含
む)によって露光することができる。解像度の点から走
査露光が好ましい。
る露光方法としては、キセノンランプ、タングステンラ
ンプ、蛍光灯等を光源として反射画像露光、透明陽画フ
ィルムを通した密着露光や、レーザー光、発光ダイオー
ド等による走査露光が挙げられる。走査露光を行なう場
合は、He−Neレーザー、He−Cdレーザー、アル
ゴンイオンレーザー、クリプトンイオンレーザー、ルビ
ーレーザー、YAGレーザー、窒素レーザー、色素レー
ザー、エキサイマーレーザー、GaAs/GaAlA
s、InGaAsPの様な半導体レーザーや、アレキサ
ンドライトレーザー、銅蒸気レーザー等のレーザー光源
による走査露光、あるいは発光ダイオード、液晶シャッ
タを利用した走査露光(発光ダイオードアレイ、液晶シ
ャッタアレイ等を用いたラインプリンタ型の光源も含
む)によって露光することができる。解像度の点から走
査露光が好ましい。
【0048】光導電層の露光に使用する光源は用いる光
導電性化合物の種類等により異なる。例えばχ型無金属
フタロシアニンを用いると半導体レーザーを使用するこ
とができ、ε型銅フタロシアニン、および500nm前
後に分光吸収を持つアンザンスロン化合物を用いるとア
ルゴンレーザーを使用することができる。
導電性化合物の種類等により異なる。例えばχ型無金属
フタロシアニンを用いると半導体レーザーを使用するこ
とができ、ε型銅フタロシアニン、および500nm前
後に分光吸収を持つアンザンスロン化合物を用いるとア
ルゴンレーザーを使用することができる。
【0049】次に形成させた静電潜像をトナーを用いて
現像する。トナー現像方法としては、乾式現像法(カス
ケード現像、磁気ブラシ現像、パウダクラウド現像)
や、トナー粒子を適当な絶縁性液体中に分散させた湿式
トナーによる現像法を用いることができる。これらのう
ち、液体現像法は乾式現像法に比してトナー粒子を安定
的に小粒径にできるために、より微細なトナー層を形成
できるので、本発明においては液体現像法を用いること
が好ましい。
現像する。トナー現像方法としては、乾式現像法(カス
ケード現像、磁気ブラシ現像、パウダクラウド現像)
や、トナー粒子を適当な絶縁性液体中に分散させた湿式
トナーによる現像法を用いることができる。これらのう
ち、液体現像法は乾式現像法に比してトナー粒子を安定
的に小粒径にできるために、より微細なトナー層を形成
できるので、本発明においては液体現像法を用いること
が好ましい。
【0050】本発明で用いられるトナーは、電子写真印
刷版に使用する湿式トナーを使用することができるが、
後工程である非回路部の光導電層の溶出除去および金属
導電層のエッチング除去に対してレジスト性を有したも
のでなければならない。このために樹脂成分としては、
例えばメタクリル酸、メタクリル酸エステル等から成る
アクリル樹脂、酢酸ビニル樹脂、酢酸ビニルとエチレン
または塩化ビニル等との共重合体、塩化ビニル樹脂、塩
化ビニリデン樹脂、ポリビニルブチラールの様なビニル
アセタール樹脂、ポリスチレン、スチレンとブタジエ
ン、メタクリル酸エステル等との共重合物、ポリエチレ
ン、ポリプロピレンおよびその塩化物、ポリエチレンテ
レフタレートやポリエチレンイソフタレート等のポリエ
ステル樹脂、ポリカプラミドやポリヘキサメチレンアジ
ポアミド等のポリアミド樹脂、フェノール樹脂、キシレ
ン樹脂、アルキッド樹脂、ビニル変性アルキッド樹脂、
ゼラチン、カルボキシメチルセルロース等のセルロース
エステル誘導体、その他ワックス、蝋等を含有すること
が好ましい。また、トナーには現像あるいは定着等に悪
影響を及ぼさない範囲で、色素や電荷制御剤を含有させ
ることもできる。さらに、その荷電は使用する光導電性
化合物および帯電の際の帯電極性に応じて正、負を使い
分ける必要がある。
刷版に使用する湿式トナーを使用することができるが、
後工程である非回路部の光導電層の溶出除去および金属
導電層のエッチング除去に対してレジスト性を有したも
のでなければならない。このために樹脂成分としては、
例えばメタクリル酸、メタクリル酸エステル等から成る
アクリル樹脂、酢酸ビニル樹脂、酢酸ビニルとエチレン
または塩化ビニル等との共重合体、塩化ビニル樹脂、塩
化ビニリデン樹脂、ポリビニルブチラールの様なビニル
アセタール樹脂、ポリスチレン、スチレンとブタジエ
ン、メタクリル酸エステル等との共重合物、ポリエチレ
ン、ポリプロピレンおよびその塩化物、ポリエチレンテ
レフタレートやポリエチレンイソフタレート等のポリエ
ステル樹脂、ポリカプラミドやポリヘキサメチレンアジ
ポアミド等のポリアミド樹脂、フェノール樹脂、キシレ
ン樹脂、アルキッド樹脂、ビニル変性アルキッド樹脂、
ゼラチン、カルボキシメチルセルロース等のセルロース
エステル誘導体、その他ワックス、蝋等を含有すること
が好ましい。また、トナーには現像あるいは定着等に悪
影響を及ぼさない範囲で、色素や電荷制御剤を含有させ
ることもできる。さらに、その荷電は使用する光導電性
化合物および帯電の際の帯電極性に応じて正、負を使い
分ける必要がある。
【0051】トナー現像法としては、静電潜像と反対極
性を有するトナーを用いて露光部を現像する正現像法を
使用する。この場合、バイアス電圧をかけることで非回
路部へのトナーの付着が少なく、かつ解像性の高いトナ
ー層を形成することができる。形成されたトナー層は、
例えば加熱定着、圧力定着、溶剤定着等の方法により定
着できる。この様に形成したトナー層をレジストとし
て、非回路部光導電層およびインク層をアルカリ溶出液
により除去して、インク層、光導電層とトナー層とから
なる回路部レジスト画像が形成される。
性を有するトナーを用いて露光部を現像する正現像法を
使用する。この場合、バイアス電圧をかけることで非回
路部へのトナーの付着が少なく、かつ解像性の高いトナ
ー層を形成することができる。形成されたトナー層は、
例えば加熱定着、圧力定着、溶剤定着等の方法により定
着できる。この様に形成したトナー層をレジストとし
て、非回路部光導電層およびインク層をアルカリ溶出液
により除去して、インク層、光導電層とトナー層とから
なる回路部レジスト画像が形成される。
【0052】トナー層が形成されていない部分の光導電
層とインク層を溶出除去するための方法としては、基本
的には溶出液を使用した非画像部溶出型印刷版用の溶出
処理器を使用することができる。本発明で用いられる溶
出液は塩基性化合物を含有する。塩基性化合物として
は、例えばけい酸アルカリ金属塩、アルカリ金属水酸化
物、リン酸および炭酸アルカリ金属およびアンモニウム
塩等の無機塩基性化合物、エタノールアミン類、エチレ
ンジアミン、プロパンジアミン類、トリエチレンテトラ
ミン、モルホリン等の有機塩基性化合物等を用いること
ができる。上記塩基性化合物は単独または混合物として
使用できる。また、溶出液の溶媒としては水を有利に用
いることができる。
層とインク層を溶出除去するための方法としては、基本
的には溶出液を使用した非画像部溶出型印刷版用の溶出
処理器を使用することができる。本発明で用いられる溶
出液は塩基性化合物を含有する。塩基性化合物として
は、例えばけい酸アルカリ金属塩、アルカリ金属水酸化
物、リン酸および炭酸アルカリ金属およびアンモニウム
塩等の無機塩基性化合物、エタノールアミン類、エチレ
ンジアミン、プロパンジアミン類、トリエチレンテトラ
ミン、モルホリン等の有機塩基性化合物等を用いること
ができる。上記塩基性化合物は単独または混合物として
使用できる。また、溶出液の溶媒としては水を有利に用
いることができる。
【0053】光導電層、インク層が溶出されて露出した
第2の金属導電層と第1の金属導電層を取り除くには、
前述の「プリント回路技術便覧−第二版−」((社)日
本プリント回路工業会編、1993年刊行、日刊工業新
聞社発行)記載のエッチング装置等を使用することがで
きる。第1の金属導電層および第2の金属導電層が銅に
よって形成されている場合は、塩化第二鉄液、塩化第二
銅液等が使用できる。
第2の金属導電層と第1の金属導電層を取り除くには、
前述の「プリント回路技術便覧−第二版−」((社)日
本プリント回路工業会編、1993年刊行、日刊工業新
聞社発行)記載のエッチング装置等を使用することがで
きる。第1の金属導電層および第2の金属導電層が銅に
よって形成されている場合は、塩化第二鉄液、塩化第二
銅液等が使用できる。
【0054】エッチングにより回路部に相当する金属配
線パターンが形成され後、この金属配線パターンにはレ
ジスト画像である光導電層およびトナー層が存在してお
り、図3で示した方法ではインク層も残存している。ま
た、スルーホール内にはインクが充填されている。これ
らはそのまま存在していても良いが回路構成部品、チッ
プ等の接続の際に不要となる場合が多い。このときは、
一般の感光性高分子を利用したプリント配線板製造時と
同様に、アルカリ溶出液よりさらにアルカリ度の強い溶
液で処理することによりこれらを除去することができ
る。これには、メチルエチルケトン、メタノール、エタ
ノール、ブタノール、ジオキサンの様な有機溶剤をアル
カリ溶液に混合することができ、場合によっては有機溶
剤のみを使用する。
線パターンが形成され後、この金属配線パターンにはレ
ジスト画像である光導電層およびトナー層が存在してお
り、図3で示した方法ではインク層も残存している。ま
た、スルーホール内にはインクが充填されている。これ
らはそのまま存在していても良いが回路構成部品、チッ
プ等の接続の際に不要となる場合が多い。このときは、
一般の感光性高分子を利用したプリント配線板製造時と
同様に、アルカリ溶出液よりさらにアルカリ度の強い溶
液で処理することによりこれらを除去することができ
る。これには、メチルエチルケトン、メタノール、エタ
ノール、ブタノール、ジオキサンの様な有機溶剤をアル
カリ溶液に混合することができ、場合によっては有機溶
剤のみを使用する。
【0055】
【実施例】本発明の実施例を図2および図3を参照しな
がら、さらに具体的に説明する。本発明はその主旨を越
えない限り、下記の実施例に限定されるものではない。
がら、さらに具体的に説明する。本発明はその主旨を越
えない限り、下記の実施例に限定されるものではない。
【0056】実施例1スルーホール1の作製とインク23の充填 紙基材フェノール樹脂板11の両面に銅箔12を張り合
わせた銅張積層板(松下電工(株)製、200×250
×1.6mm、銅厚18μm)に、0.4mmφと0.
6mmφのスルーホールを50個ずつ開けた後、銅めっ
き処理(OPCプロセスM:奥野製薬(株))を施し、
スルーホール1内部および銅箔12表面に8μmの銅層
13を設けた。次いで表1に示した組成を有するインク
23をロールコート法により塗布し、80℃で15分間
乾燥させた後、銅層13に付着したインク層ををバフ研
磨により除去した。このとき、スルーホール1内部には
インク23が充填されていた。
わせた銅張積層板(松下電工(株)製、200×250
×1.6mm、銅厚18μm)に、0.4mmφと0.
6mmφのスルーホールを50個ずつ開けた後、銅めっ
き処理(OPCプロセスM:奥野製薬(株))を施し、
スルーホール1内部および銅箔12表面に8μmの銅層
13を設けた。次いで表1に示した組成を有するインク
23をロールコート法により塗布し、80℃で15分間
乾燥させた後、銅層13に付着したインク層ををバフ研
磨により除去した。このとき、スルーホール1内部には
インク23が充填されていた。
【0057】
【表1】
【0058】光導電層21の作製 インク23をスルーホール1に充填した後、インク23
部および銅層13上に表2に記載した組成の塗液を用い
てスプレーコート法により光導電層21を形成した。9
0℃で15分間熱風乾燥させたところ、光導電層の膜厚
は平均5.6μmであった。次に川口電機(株)製静電
場測定器SP−428で静電特性を測定した。−6.0
kVのコロナ電圧を印加したところ、 初期電位V0(帯
電時の表面電位)−280V、電荷保持率CR(暗中1
0秒間の表面電位保持率)は97.9%、感度E
1/2(2lxのタングステン光を当てた後、 表面電位が
半分になるまでの露光量)2.90lx・sec.、
残留電位Vr(露光7秒後の表面電位)−7.5Vと良
好な静電特性を示した。
部および銅層13上に表2に記載した組成の塗液を用い
てスプレーコート法により光導電層21を形成した。9
0℃で15分間熱風乾燥させたところ、光導電層の膜厚
は平均5.6μmであった。次に川口電機(株)製静電
場測定器SP−428で静電特性を測定した。−6.0
kVのコロナ電圧を印加したところ、 初期電位V0(帯
電時の表面電位)−280V、電荷保持率CR(暗中1
0秒間の表面電位保持率)は97.9%、感度E
1/2(2lxのタングステン光を当てた後、 表面電位が
半分になるまでの露光量)2.90lx・sec.、
残留電位Vr(露光7秒後の表面電位)−7.5Vと良
好な静電特性を示した。
【0059】
【表2】
【0060】トナー層22の形成 上記光導電層21表面を暗中で接触帯電方式により−2
50Vに帯電した後、半導体レーザー(波長780n
m)を用いたフラットベッドプリンターで線幅約40μ
mの非回路部分を露光し、静電潜像を得た。この後、液
体トナーとして正電荷トナー(三菱製紙(株)製、
「LOM−EDIII」を用いて、+120Vのバイアス
電圧印加のもとで正現像法を行った後、70℃で5分間
乾燥してトナー層22を形成した。得られたトナー層2
2は線幅40±3μm、厚さ約2μmで、途中画像の欠
落等は確認されなかった。また、スルーホール上のトナ
ー層22にもピンホール等の欠陥は見られなかった。
50Vに帯電した後、半導体レーザー(波長780n
m)を用いたフラットベッドプリンターで線幅約40μ
mの非回路部分を露光し、静電潜像を得た。この後、液
体トナーとして正電荷トナー(三菱製紙(株)製、
「LOM−EDIII」を用いて、+120Vのバイアス
電圧印加のもとで正現像法を行った後、70℃で5分間
乾燥してトナー層22を形成した。得られたトナー層2
2は線幅40±3μm、厚さ約2μmで、途中画像の欠
落等は確認されなかった。また、スルーホール上のトナ
ー層22にもピンホール等の欠陥は見られなかった。
【0061】アルカリ溶出および金属導電層12、13
のエッチング 上記トナー層22を形成した後に、35℃に加熱した2
%炭酸ナトリウム溶液を、 スプレー圧2.0kg/c
m2で40秒間スプレーした後、水道水で洗浄し、トナ
ー層22で被覆されていない部分の光導電層21および
インク23層を溶出除去した。次に、45℃に加熱した
塩化第二鉄液を60秒間スプレー(スプレー圧3.0k
g/cm2)し、 露出した銅層13および銅箔12を除
去した。さらに、30℃に加熱した5.0%の水酸化ナ
トリウム溶液を5分間スプレー(スプレー圧2.0kg
/cm2)し、 エッチングレジストとして使用した光導
電層21、トナー層22、インク23を除去した。得ら
れた金属配線パターン(線幅40μm)は約4μm程度
のサイドエッチングはあったものの、途中ピンホール、
断線等の欠陥は確認されなかった。また、スルーホール
1の断面を顕微鏡で観察したところ、内壁の銅は完全に
保護されていた。
のエッチング 上記トナー層22を形成した後に、35℃に加熱した2
%炭酸ナトリウム溶液を、 スプレー圧2.0kg/c
m2で40秒間スプレーした後、水道水で洗浄し、トナ
ー層22で被覆されていない部分の光導電層21および
インク23層を溶出除去した。次に、45℃に加熱した
塩化第二鉄液を60秒間スプレー(スプレー圧3.0k
g/cm2)し、 露出した銅層13および銅箔12を除
去した。さらに、30℃に加熱した5.0%の水酸化ナ
トリウム溶液を5分間スプレー(スプレー圧2.0kg
/cm2)し、 エッチングレジストとして使用した光導
電層21、トナー層22、インク23を除去した。得ら
れた金属配線パターン(線幅40μm)は約4μm程度
のサイドエッチングはあったものの、途中ピンホール、
断線等の欠陥は確認されなかった。また、スルーホール
1の断面を顕微鏡で観察したところ、内壁の銅は完全に
保護されていた。
【0062】比較例1スルーホールの作製と光導電層の作製 実施例1と同様の方法で、両面銅張積層板に0.4mm
φ、0.6mmφのスルーホールを形成し、銅めっき処
理を施して銅層を形成した後、これを表3の組成を有す
る塗液に浸漬し、90℃で20分間熱風乾燥して、光導
電層を作製した。得られた光導電層は銅層への接着性は
良好で、膜厚は5.5±3.5μmであった。。この光
導電層の静電特性は、コロナ電圧−6.0kV印加のも
とで、V0−280V、CR 97.0%、E1/2 3.
12lx・sec.、Vr −10Vと、良好であっ
た。顕微鏡で観察したところ、0.6mmφのスルーホ
ールには光導電層が付着していたが、一部の0.4mm
φのスルーホールにはホールの中央部に帯状の塗布不良
部が観られた。
φ、0.6mmφのスルーホールを形成し、銅めっき処
理を施して銅層を形成した後、これを表3の組成を有す
る塗液に浸漬し、90℃で20分間熱風乾燥して、光導
電層を作製した。得られた光導電層は銅層への接着性は
良好で、膜厚は5.5±3.5μmであった。。この光
導電層の静電特性は、コロナ電圧−6.0kV印加のも
とで、V0−280V、CR 97.0%、E1/2 3.
12lx・sec.、Vr −10Vと、良好であっ
た。顕微鏡で観察したところ、0.6mmφのスルーホ
ールには光導電層が付着していたが、一部の0.4mm
φのスルーホールにはホールの中央部に帯状の塗布不良
部が観られた。
【0063】
【表3】
【0064】トナー層の作製 上記光導電層を形成した積層板の表面を実施例1と同様
の方法で帯電、露光、トナー現像を行い、回路部に相当
するトナー層を作製した。得られたトナー層は線幅40
±3μm、厚さ約2μmであった。スルーホール内部を
顕微鏡で観察したところ、0.6mmφのスルーホール
には内壁に満遍なくトナーが付着していたが、0.4m
mφのスルーホールでは、光導電層の作製が行われてい
なかった部分へのトナーの付着が確認されなかった。
の方法で帯電、露光、トナー現像を行い、回路部に相当
するトナー層を作製した。得られたトナー層は線幅40
±3μm、厚さ約2μmであった。スルーホール内部を
顕微鏡で観察したところ、0.6mmφのスルーホール
には内壁に満遍なくトナーが付着していたが、0.4m
mφのスルーホールでは、光導電層の作製が行われてい
なかった部分へのトナーの付着が確認されなかった。
【0065】アルカリ溶出および金属導電層のエッチン
グ 上記トナー層を形成した積層板を、実施例1と同様の方
法で処理し、回路部以外の光導電層及び銅層を除去し
た。さらに、30℃に加熱した3.0%の水酸化ナトリ
ウム溶液を3分間スプレー(スプレー圧2.0kg/c
m2)し、 レジストとして使用した光導電層とトナー層
を除去した。得られた金属配線パターン(線幅40μ
m)は約3μm程度のサイドエッチングがあったほかは
欠陥は確認されなかった。また、スルーホールの断面を
顕微鏡で観察したところ、トナー層が形成されていなか
ったスルーホールの銅がエッチングされていた(0.6
mmφ;0個、0.4mmφ;21個)。
グ 上記トナー層を形成した積層板を、実施例1と同様の方
法で処理し、回路部以外の光導電層及び銅層を除去し
た。さらに、30℃に加熱した3.0%の水酸化ナトリ
ウム溶液を3分間スプレー(スプレー圧2.0kg/c
m2)し、 レジストとして使用した光導電層とトナー層
を除去した。得られた金属配線パターン(線幅40μ
m)は約3μm程度のサイドエッチングがあったほかは
欠陥は確認されなかった。また、スルーホールの断面を
顕微鏡で観察したところ、トナー層が形成されていなか
ったスルーホールの銅がエッチングされていた(0.6
mmφ;0個、0.4mmφ;21個)。
【0066】実施例2スルーホール1の作製とインク23の充填およびインク
層24の作製 実施例1と同様の方法で銅張積層板にスルーホール1を
開け、銅めっき処理を施したあと、表4に示した組成を
有するインクを用いて、ロールコート法により塗布し、
70℃で20分間熱風乾燥した。乾燥後のインク層24
の厚さは1.5μmであり、電気伝導度は、1×10-6
S/cmであった。また、スルーホール1内部にもイン
ク23が充填されていた。
層24の作製 実施例1と同様の方法で銅張積層板にスルーホール1を
開け、銅めっき処理を施したあと、表4に示した組成を
有するインクを用いて、ロールコート法により塗布し、
70℃で20分間熱風乾燥した。乾燥後のインク層24
の厚さは1.5μmであり、電気伝導度は、1×10-6
S/cmであった。また、スルーホール1内部にもイン
ク23が充填されていた。
【0067】
【表4】
【0068】光導電層21の作製 インク23を充填したスルーホール1上およびインク層
24の表面に表2に記載した組成の塗液を用いてロール
コート法により光導電層21を形成した。90℃で15
分間熱風乾燥させたところ、光導電層21の膜厚は平均
5.0μmであった。次に川口電機(株)製静電場測定
器SP−428で静電特性を測定した。−6.0kVの
コロナ電圧を印加したところ、 V0 −280V、CR
97.8%、E1/2 2.90lx・sec.、Vr
−8.0Vと良好な静電特性を示した。
24の表面に表2に記載した組成の塗液を用いてロール
コート法により光導電層21を形成した。90℃で15
分間熱風乾燥させたところ、光導電層21の膜厚は平均
5.0μmであった。次に川口電機(株)製静電場測定
器SP−428で静電特性を測定した。−6.0kVの
コロナ電圧を印加したところ、 V0 −280V、CR
97.8%、E1/2 2.90lx・sec.、Vr
−8.0Vと良好な静電特性を示した。
【0069】トナー層22の形成 上記光導電層21を暗中で接触帯電方式により−280
Vに帯電した後、半導体レーザー(波長780nm)を
用いたフラットベッドプリンターで線幅約40μmの回
路部分を露光し、静電潜像を得た。この後、実施例1と
同様の方法で正現像法を行った後、70℃で5分間乾燥
してトナー層22を形成した。得られたトナー層22は
線幅40±2.5μm、厚さ約2μmで、途中画像の欠
落等は確認されなかった。また、スルーホール1部分の
トナー層22にもピンホール等の欠陥は見られなかっ
た。
Vに帯電した後、半導体レーザー(波長780nm)を
用いたフラットベッドプリンターで線幅約40μmの回
路部分を露光し、静電潜像を得た。この後、実施例1と
同様の方法で正現像法を行った後、70℃で5分間乾燥
してトナー層22を形成した。得られたトナー層22は
線幅40±2.5μm、厚さ約2μmで、途中画像の欠
落等は確認されなかった。また、スルーホール1部分の
トナー層22にもピンホール等の欠陥は見られなかっ
た。
【0070】アルカリ溶出および金属導電層12、13
のエッチング 上記トナー層22を形成した後、実施例1と同様の方法
で処理し、トナー層22で被覆されていない部分の光導
電層21、インク層24、銅層13および銅箔12を除
去し、さらに残存するトナー層22、光導電層21、イ
ンク層24およびインク23を剥離した。得られた金属
配線パターン(線幅40μm)は約3μm程度のサイド
エッチングはあったものの、途中ピンホール、断線等の
欠陥は確認されなかった。また、スルーホール1の断面
を顕微鏡で観察したところ、内壁の銅は完全に保護され
ていた。
のエッチング 上記トナー層22を形成した後、実施例1と同様の方法
で処理し、トナー層22で被覆されていない部分の光導
電層21、インク層24、銅層13および銅箔12を除
去し、さらに残存するトナー層22、光導電層21、イ
ンク層24およびインク23を剥離した。得られた金属
配線パターン(線幅40μm)は約3μm程度のサイド
エッチングはあったものの、途中ピンホール、断線等の
欠陥は確認されなかった。また、スルーホール1の断面
を顕微鏡で観察したところ、内壁の銅は完全に保護され
ていた。
【0071】実施例3スルーホール1の作製とインク23の充填 実施例1と同様にして、両面銅張積層板にスルーホール
1を開け、銅めっき処理を施し銅層13を設けた後、表
5に示した組成を有する紫外光硬化型インクをロールコ
ート法により銅層13の表面に塗布するとともにスルー
ホール1内部に充填し、40℃で紫外光(高圧水銀ラン
プ100W/cm;セン特殊光源(株)製)を10分間
をあてて、充填インク23およびインク層24を硬化さ
せた。この後、銅層13表面に付着したインク層24を
取り除くために、バフ研磨、水洗を行った。硬化後のイ
ンク23の電気伝導度は、4×10-6S/cmであっ
た。
1を開け、銅めっき処理を施し銅層13を設けた後、表
5に示した組成を有する紫外光硬化型インクをロールコ
ート法により銅層13の表面に塗布するとともにスルー
ホール1内部に充填し、40℃で紫外光(高圧水銀ラン
プ100W/cm;セン特殊光源(株)製)を10分間
をあてて、充填インク23およびインク層24を硬化さ
せた。この後、銅層13表面に付着したインク層24を
取り除くために、バフ研磨、水洗を行った。硬化後のイ
ンク23の電気伝導度は、4×10-6S/cmであっ
た。
【0072】
【表5】
【0073】光導電層21の作製 インク23を充填したスルーホール1上およびインク層
24の表面に表2に記載した組成の塗液を用いてロール
コート法により光導電層21を形成した。90℃で15
分間熱風乾燥させたところ、光導電層21の膜厚は平均
5.0μmであった。次に川口電機(株)製静電場測定
器SP−428で静電特性を測定した。−6.0kVの
コロナ電圧を印加したところ、 V0 −280V、CR
97.8%、E1/2 2.90lx・sec.、Vr
−8.0Vと良好な静電特性を示した。
24の表面に表2に記載した組成の塗液を用いてロール
コート法により光導電層21を形成した。90℃で15
分間熱風乾燥させたところ、光導電層21の膜厚は平均
5.0μmであった。次に川口電機(株)製静電場測定
器SP−428で静電特性を測定した。−6.0kVの
コロナ電圧を印加したところ、 V0 −280V、CR
97.8%、E1/2 2.90lx・sec.、Vr
−8.0Vと良好な静電特性を示した。
【0074】トナー層22の形成 上記光導電層21を暗中で接触帯電方式により−280
Vに帯電した後、半導体レーザー(波長780nm)を
用いたフラットベッドプリンターで線幅約40μmの回
路部分を露光し、静電潜像を得た。この後、実施例1と
同様の方法で正現像法を行った後、70℃で5分間乾燥
してトナー層22を形成した。得られたトナー層22は
線幅40±2.5μm、厚さ約2μmで、途中画像の欠
落等は確認されなかった。また、スルーホール1部分の
トナー層22にもピンホール等の欠陥は見られなかっ
た。
Vに帯電した後、半導体レーザー(波長780nm)を
用いたフラットベッドプリンターで線幅約40μmの回
路部分を露光し、静電潜像を得た。この後、実施例1と
同様の方法で正現像法を行った後、70℃で5分間乾燥
してトナー層22を形成した。得られたトナー層22は
線幅40±2.5μm、厚さ約2μmで、途中画像の欠
落等は確認されなかった。また、スルーホール1部分の
トナー層22にもピンホール等の欠陥は見られなかっ
た。
【0075】アルカリ溶出および金属導電層12、13
のエッチング 上記トナー層22を形成した後、実施例1と同様の方法
で処理し、トナー層22で被覆されていない部分の光導
電層21、銅層13および銅箔12を除去し、さらに残
存するトナー層22、光導電層21およびインク23を
剥離した。得られた金属配線パターン(線幅40μm)
は約3μm程度のサイドエッチングはあったものの、途
中ピンホール、断線等の欠陥は確認されなかった。ま
た、スルーホール1の断面を顕微鏡で観察したところ、
内壁の銅は完全に保護されていた。
のエッチング 上記トナー層22を形成した後、実施例1と同様の方法
で処理し、トナー層22で被覆されていない部分の光導
電層21、銅層13および銅箔12を除去し、さらに残
存するトナー層22、光導電層21およびインク23を
剥離した。得られた金属配線パターン(線幅40μm)
は約3μm程度のサイドエッチングはあったものの、途
中ピンホール、断線等の欠陥は確認されなかった。ま
た、スルーホール1の断面を顕微鏡で観察したところ、
内壁の銅は完全に保護されていた。
【0076】実施例4スルーホール1の作製とインク23の充填 実施例1と同様にして銅張積層板にスルーホール1を開
け、金属めっき処理を行った後、表6に示した組成を有
するインクを、ロールコート法により塗布し、80℃で
20分間熱風乾燥して、インク23を硬化させた。銅層
13上に付着したインクはバフ研磨および水洗により除
去した。
け、金属めっき処理を行った後、表6に示した組成を有
するインクを、ロールコート法により塗布し、80℃で
20分間熱風乾燥して、インク23を硬化させた。銅層
13上に付着したインクはバフ研磨および水洗により除
去した。
【0077】
【表6】
【0078】光導電層21の作製 インク23を充填したスルーホール1上および銅層13
の表面に表2に記載した組成の塗液を用いてロールコー
ト法により光導電層21を形成した。90℃で15分間
熱風乾燥させたところ、光導電層21の膜厚は平均5.
0μmであった。次に川口電機(株)製静電場測定器S
P−428で静電特性を測定した。−6.0kVのコロ
ナ電圧を印加したところ、 V0 −280V、CR 9
7.8%、E1/2 2.90lx・sec.、Vr −
8.0Vと良好な静電特性を示した。
の表面に表2に記載した組成の塗液を用いてロールコー
ト法により光導電層21を形成した。90℃で15分間
熱風乾燥させたところ、光導電層21の膜厚は平均5.
0μmであった。次に川口電機(株)製静電場測定器S
P−428で静電特性を測定した。−6.0kVのコロ
ナ電圧を印加したところ、 V0 −280V、CR 9
7.8%、E1/2 2.90lx・sec.、Vr −
8.0Vと良好な静電特性を示した。
【0079】トナー層22の形成 上記光導電層21を暗中で接触帯電方式により−280
Vに帯電した後、半導体レーザー(波長780nm)を
用いたフラットベッドプリンターで線幅約40μmの回
路部分を露光し、静電潜像を得た。この後、実施例1と
同様の方法で正現像法を行った後、70℃で5分間乾燥
してトナー層22を形成した。得られたトナー層22は
線幅40±2.5μm、厚さ約2μmで、途中画像の欠
落等は確認されなかった。また、スルーホール1部分の
トナー層22にもピンホール等の欠陥は見られなかっ
た。
Vに帯電した後、半導体レーザー(波長780nm)を
用いたフラットベッドプリンターで線幅約40μmの回
路部分を露光し、静電潜像を得た。この後、実施例1と
同様の方法で正現像法を行った後、70℃で5分間乾燥
してトナー層22を形成した。得られたトナー層22は
線幅40±2.5μm、厚さ約2μmで、途中画像の欠
落等は確認されなかった。また、スルーホール1部分の
トナー層22にもピンホール等の欠陥は見られなかっ
た。
【0080】アルカリ溶出および金属導電層12、13
のエッチング 上記トナー層22を形成した後、実施例1と同様の方法
で処理し、トナー層22で被覆されていない部分の光導
電層21、銅層13および銅箔12を除去し、さらに残
存するトナー層22、光導電層21およびインク23を
剥離した。得られた金属配線パターン(線幅40μm)
は約3μm程度のサイドエッチングはあったものの、途
中ピンホール、断線等の欠陥は確認されなかった。ま
た、スルーホール1の断面を顕微鏡で観察したところ、
内壁の銅は完全に保護されていた。
のエッチング 上記トナー層22を形成した後、実施例1と同様の方法
で処理し、トナー層22で被覆されていない部分の光導
電層21、銅層13および銅箔12を除去し、さらに残
存するトナー層22、光導電層21およびインク23を
剥離した。得られた金属配線パターン(線幅40μm)
は約3μm程度のサイドエッチングはあったものの、途
中ピンホール、断線等の欠陥は確認されなかった。ま
た、スルーホール1の断面を顕微鏡で観察したところ、
内壁の銅は完全に保護されていた。
【0082】
【発明の効果】以上説明したごとく、本発明のプリント
配線板の製造方法によって、電子写真感光体をレジスト
材料とすることで解像度の高いレジスト画像を得ること
ができ、かつスルーホール1の保護をアルカリ可溶型の
インク23用いて行うことで、容易にスルーホール1部
の第2の金属導電層13の保護ができ、高密度のプリン
ト配線板を作製できる。
配線板の製造方法によって、電子写真感光体をレジスト
材料とすることで解像度の高いレジスト画像を得ること
ができ、かつスルーホール1の保護をアルカリ可溶型の
インク23用いて行うことで、容易にスルーホール1部
の第2の金属導電層13の保護ができ、高密度のプリン
ト配線板を作製できる。
【図1】従来の電子写真法を用いたプリント配線板の製
造方法を示した概略説明図
造方法を示した概略説明図
【図2】本発明のプリント配線板の製造方法を示した概
略説明図
略説明図
【図3】本発明のプリント配線板の他の製造方法を示し
た概略説明図
た概略説明図
1 スルーホール 11 絶縁性基板 12 第1の金属導電層 13 第2の金属導電層(めっき層) 21 光導電層 22 トナー層 23 インク 24 インク層
Claims (2)
- 【請求項1】 絶縁性基板の両面に第1の金属導電層を
設けた積層板にスルーホールを開け、金属めっき処理を
行ってスルーホール内部および積層板表面に第2の金属
導電層を設けた後、第2の金属導電層上に光導電層を形
成し、次いで電子写真正現像法により回路部に相当する
トナー層を形成し、該トナー層部以外の光導電層を溶出
除去してトナー層、光導電層からなるエッチングレジス
トを形成した後、露出した第2の金属導電層および第1
の金属導電層をエッチング除去し、さらに場合に応じて
残存するエッチングレジストを除去するプリント配線板
の製造方法において、光導電層を設けるに先立って少な
くともスルーホール内部をアルカリ可溶型インクで充填
することを特徴とするプリント配線板の製造方法。 - 【請求項2】 絶縁性基板の両面に第1の金属導電層を
設けた積層板にスルーホールを開け、金属めっき処理を
行ってスルーホール内部および積層板表面に第2の金属
導電層を設けた後、スルーホール内部をインクで充填す
るとともに、第2の金属導電層上にインク層を形成した
上に光導電層を形成し、次いで電子写真正現像法により
回路部に相当するトナー層を形成し、該トナー層部以外
の光導電層を溶出除去してトナー層、光導電層からなる
エッチングレジストを形成した後、露出した第2の金属
導電層および第1の金属導電層をエッチング除去し、さ
らに場合に応じて残存するエッチングレジストを除去す
るプリント配線板の製造方法であって、該インクが10
-9S/cm以上の電気伝導度を有し、かつ光導電層より
も溶出液に対する溶解性が高いことを特徴とするプリン
ト配線板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17504094A JPH0846329A (ja) | 1994-07-27 | 1994-07-27 | プリント配線板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17504094A JPH0846329A (ja) | 1994-07-27 | 1994-07-27 | プリント配線板の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0846329A true JPH0846329A (ja) | 1996-02-16 |
Family
ID=15989170
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17504094A Pending JPH0846329A (ja) | 1994-07-27 | 1994-07-27 | プリント配線板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0846329A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106304657A (zh) * | 2016-11-09 | 2017-01-04 | 恩达电路(深圳)有限公司 | 多层厚铜导热局部金属基板的生产方法 |
-
1994
- 1994-07-27 JP JP17504094A patent/JPH0846329A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106304657A (zh) * | 2016-11-09 | 2017-01-04 | 恩达电路(深圳)有限公司 | 多层厚铜导热局部金属基板的生产方法 |
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