JPH0453966A - 電子写真平版印刷版湿式現像方法 - Google Patents

電子写真平版印刷版湿式現像方法

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JPH0453966A
JPH0453966A JP16387590A JP16387590A JPH0453966A JP H0453966 A JPH0453966 A JP H0453966A JP 16387590 A JP16387590 A JP 16387590A JP 16387590 A JP16387590 A JP 16387590A JP H0453966 A JPH0453966 A JP H0453966A
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裕二 高上
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貞夫 栗生
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子写真平版印刷版の湿式現像方法に関する
〔従来の技術〕
平版印刷版の作製方法は既に数多く知られている。例え
ば、印刷用原版に銀塩フィルムによる原稿を密着し、該
原版の感光層に直接紫外線等で露光し、これによって原
稿の画像部に対応する硬化部分と、非画像部に対応する
非硬化部分を形成し、非硬化部分をアルカリ又は水で洗
浄除去し、硬化部分をインキ受理性とする製版方法であ
る。この方法による印刷版がいわゆるPS版と称される
ものであり、広く用いられている。
一方、機械的画像処理技術及び大容量データのメモリー
開発と送信技術等の確立により、新聞分野等では電子編
集システムが採用されるようになった。このシステムは
、文字、図形、写真等の画像入力、補正、編集等が全て
コンピューター制御で行え、更に出力が高速通信網、或
は衛星通信等を利用して瞬時に遠隔地の末端プロッター
にフィルム出力で行えるために、これまでよりも短い時
間で印刷版を作製することが可能となった。しかし、現
在この電子編集システムが採用されている新聞印刷等の
印刷分野では、印刷版の作製に要する時間を更に短縮す
ることが重要な課題である。
そこで、出力プロッターの光源から発せられる画像情報
変調光を、銀塩フィルムではな(PS版上に直接書き込
むダイレクト製版システムが要求されている。ところか
、現在使用されているPS版は感度が低いために、紫外
線等の波長が短く強いエネルギーを有する光源による露
光が必要であり、出力プロッターの光源(例えば、Ar
レーサーHe−Neレーザー、半導体レーザー等の長波
長レーザー光源)では実用的な時間内に印刷版を作製す
ることが出来ない。そこで、出力プロッターの光源に対
してPS版よりも高感度を有する電子写真平版印刷版の
開発が行われている。
電子写真平版印刷版は、アルミニウム等の導電性支持体
上に光導電性物質を含有する光導電体層が被着された電
子写真感光体から作製される。この電子写真感光体の光
導電体層を構成する材料としては、特公昭37−171
62号、同38−7758号、同46−39405号、
特開昭522437号、同57−161863号、同5
8−2854号、同58−28760号、同58−11
8658号、同59−12452号、同59−4955
5号、同62−217256号、同63−226668
号、特開平1−261659号公報等に記載されている
様な有機光導電性化合物・結着樹脂系材料が実用感度、
耐刷性等に優れている。
電子写真平版印刷版の製版工程に於ては、上記電子写真
感光体の光導電体層上に、まず所定の帯電工程が施され
、−様な電荷がのせられる。次に露光によって画像に対
応する静電潜像が形成される。続いて電子写真用現像剤
を用いての現像そして定着処理が行われ、上記静電潜像
に対応したトナー画像が形成される。このトナー画像以
外の非画像部は、アルカリ剤等を含有する溶液により溶
解・除去(溶出)され、続いて水洗または酸性のリンス
液による版面表面の見かけ上のpHの調節、また必要に
応じて版面保護液(保護ガム液)の塗布等の処理が施さ
れて最終的な刷版が得られる。
ところで、このような電子写真方式を利用した印刷版の
製版システムでは、解像力の良さから液体現像剤を用い
た現像が有利である。湿式現像方式を用いた場合、トナ
ーにより静電潜像を画像として形成した後の余剰な液体
現像剤を出来るだけかつ均一に除去することが高解像力
を得るために必要である。除去方法としては、版面上に
存在している余剰な液体現像剤を現像装置から持ち出さ
れないように版を上下のロールで挟みこむ絞りロール方
式、版面上に空気を吹き付けて液体現像剤を押し戻すエ
アナイフによる絞り方式、コロナ帯電による絞り方式等
あるが、簡便性、および絞り効果の良さ、絞り幅方向の
均−性等から、絞りロール方式が有効である。図1は絞
りロール方式を採用した電子写真平版印刷版湿式現像装
置の一例を示す主要部断面概略図である。電子写真平版
印刷版1は版面1aを上側にして搬入ロール対2.3に
より現像部に搬入され現像電極4とガイド8との間を通
過する。この際液体現像剤が現像剤導入管7、現像剤整
流室6を経て現像剤供給口5から印刷版1aの面に供給
され、現像された印刷版1は絞りロール対9.10のニ
ップを通過し、この通過時に余剰の液体現像剤が印刷版
から除去される。この絞りロール対9、lOとしてはゴ
ムロールが極めて有効である。
用いられるゴムロールについては、その材質が使用する
液体現像剤の成分に対して耐性を持つ事が必要であるこ
とは周知である。しかし、ロールの硬度が、ロールの押
え圧と共に絞り効果を高める上で非常に重要であり、か
つ形成される画像の品質をも左右するということに関し
ては知られておらず、余り考慮されていなかった。正現
像方式においては、実公平1−43723号公報や特公
昭52−47331号公報に見られるように、全く弾性
の無い金属ロールやポリカーボネート等の硬質の材料を
絞りロールの版面側に用いている例もある。
種々の実験の結果、特に反転現像による高線密度の網点
画像形成時にロールの硬度が画質に影響を及ぼし易い事
が判明した。
反転現像においては、トナー粒子によって現像される画
像部は露光によって表面電位が消失した部分であり、電
荷を有するトナー粒子の版面への付着力は、細線部にお
いては、おもに非画像部に存在する表面電位からのクー
ロン反発力であり、現像後分散媒が必要以上に存在し非
画像部からの反発力が低下すればトナー粒子が画像部か
ら飛散してしまう。例えば、現像終了後光導電層上に光
が当たった場合、非画像部に保持している電荷が消失し
、画像部との電気的なコントラストも消失し、その結果
トナーを画像部に保持する力がなくなってしまう。さら
に絞りが良くないために分散媒が必要以上に存在してい
れば、電荷を持つトナー粒子間には少なからず反発力が
存在するので、必然的にトナーは移動することとなり、
画像は崩れる。また、光が当たらなくとも、現像工程か
ら定着工程に至るまでの時間との関連により光導電層の
暗減衰等で非画像部電位の低下は起こりうるから、上述
のような現象が生じる可能性もある。
本発明に係わる電子写真平版印刷版を製版するシステム
において、電子写真平版印刷版の支持体は表面処理を施
されたアルミのような金属板であることが一般的である
。従って露光から溶出工程に至るまで直線水平搬送であ
る事が好ましい。また、定着には多枚数処理を行っても
各版ごとの温度変動が少なく設定でき、かつトナー現像
された版面に非接触であるため物理的な影響を及ぼさな
い輻射熱による定着が有利である。しかしながらこの場
合、輻射熱の熱源であるハロゲンランプ等の光が現像直
後の画像形成された版面上に、搬送ラインが水平である
が故に願わずとも照射される可能性がある。
このようにロール自身の硬度が適正でないとロールのニ
ップ圧を調整しても余剰な液体現像剤を絞り切る事が出
来ないため、画像が崩れ易く静電潜像に対して忠実な画
像形成とならず、最終的に解像力の悪い画像が形成され
てしまう。特にカラー印刷用などの高解像力を要求され
る印刷版を製版するためのトナー現像においては極めて
重要な問題である。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、電子写真湿式現像処理において、均一
で、高解像力の、特に反転現像時の細線及び網点再現性
に優れた、電子写真湿式現像方法を提供することである
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者らは鋭意検討を重ねた結果、金属製支持体を用
いた電子写真平版印刷版の湿式現像、特に反転現像にお
いて絞りロールの硬度が、最終的な画像形成に大きな影
響を与えていることを見いだした。
つまり硬度が高いと、絞り性が低下し画像流れを誘発す
るし、絞り性を向上させるべくロール押え圧を上げれば
、せっかく形成されたトナー画像を押しつぶし、解像力
の悪い画像となる。さらにニップ幅が狭すぎると販路端
部が完全に絞りきれず、後端部の画像を乱してしまう。
また硬度が低すぎる場合には、ロール間の接触域、いわ
ゆるニップ幅が増大しロールが変形し画像に対してスト
レスがかかり、やはり画像部れの原因となる。
以上のような事を防止するためには、出口側絞りロール
が少なくとも版進入時に浮き上がらない以上の力で押さ
えられており、特に絞りロールの硬度を、J IS (
K6301)で規定されたスプリング式硬さ試験器A型
による硬度測定で20度〜70度の範囲、より好ましく
は40度〜60度の範囲にあればいわゆる絞り不良のな
い、解像力の高い、画像品質の良い製版物が得られるこ
とを見いだした。
すなわち本発明は金属製支持体を用いた電子写真平版印
刷版を、絞りロール対を有する現像装置を通過させて湿
式現像する方法であって、該ロール対の前記現像により
形成された平版印刷用原版のトナー画像形成面と接触す
る側のロールの硬度が20度以上70度以下であること
を特徴とする電子写真平版印刷版の湿式現像方法である
本発明の実施に際し、絞りロールの平版印刷版の裏面と
接触する対ロールの硬度は通常同質のものが使用される
が、特に限定されない。
−船釣にプラスチック類の硬度測定にはパーコール硬度
、ロックウェル硬度、ビッカース硬度等が知られている
。印刷機などのゴムロールやブランケット等の測定には
、非常に簡便で携帯性の良い上述のようなスプリング式
硬さ試験器A型が−船釣に用いられており、また簡単に
入手できることから、本発明に係わるロール硬度の測定
にもこれを用いた。
本発明に係わるロール硬度の測定法としては、測定する
ロールを水平に設置し、硬度計の針をロールの接線及び
ロール長手方向に対して、垂直に押し当てて、一定の力
で押し付けたときの硬度計の示す最大値を読み取る。そ
の時の値をここではロール硬度と規定するが、好ましく
はこの測定をロール長手方向の任意の数点について数回
繰り返しその平均値をそのロールの硬度とする。
現像装置上におけるロールのニップ圧については、ロー
ルの自重、材質、形状、および印刷用原版の厚み等によ
り変化があるが、上述の硬度の範囲であれば、ロール幅
方向長さ当りIg/cm〜100g/cmの範囲にあれ
ば実用上差し支えない。この方式によれば、簡便である
ことから校正さえしておけば、誰でも若干の訓練により
容易に測定することが出来る。また絞りロールを現像装
置に組み込んだまま測定することも可能であるから、例
えば長期間使用することにより、用いられるゴム等の材
質によっては絞りロールの弾性が種々の雰囲気条件で変
化することがあるが、本発明に係わるロール硬度の測定
によるロール管理をしておけば、劣化したロールによる
画像不良の発生を未然に防ぐことも出来る。
まだ本発明に係わる絞りロールは、円柱部分すべて弾性
を有する物質、例えばゴム製であっても構わないし、強
度をもたすためや絞り圧を高めるために中心部に金属等
からなる「芯環」が存在しても差し支えない。また芯環
等を含めた全ロール径は、現像装置の大きさ、電子写真
平版印刷版のサイズ、液量、その他多数の因子によるた
め一層には言えないが、その直径で10mmから100
mm程度が一般的である。そのようなロールにおいてい
わゆるゴム製の範囲は、特に規定される物ではなく、少
なくともロール表層がゴム製であり、またそのロールと
しての硬度が上記の範囲であれば良い。
本発明に係わる絞りロールの弾性材質としては、液体現
像剤の成分に対して耐性を持ち、膨潤しにくいもの、ま
たある程度の、耐摩耗性、耐老化性、耐候性等があれば
よい。好ましくは、炭化水素や溶剤に対して溶解性の少
ない成分からできた合成ゴムであり、特に好ましいもの
は、アクリロニトリル−ブタジェン共重合ゴム(NBR
)、イソプレン−アクリロニトリル共重合ゴム、クロロ
プレンゴム(CR)、アクリルゴム(ACM−ANM)
、クロロスルホン化ポリエチレンゴム(C8M)、シリ
コーンゴム(Q)、フッソゴム(FKM)、多硫化ゴム
(T R)等が挙げられる。この中でもアクリロニトリ
ルの含有量の多いNBRが、加工性、耐久性、耐溶剤性
、コスト等の点から優れている。また、前記ゴム類には
補強用充填剤、増量用充填剤、分散性向上剤、接着性向
上剤、耐熱添加剤、酸化防止剤、着色剤、架橋剤、硬化
触媒等の添加剤を、耐溶剤性等に影響を与えない範囲で
含有させることもできる。
本発明に係わるロールは、現像装置出口側の絞りロール
として、摩擦帯電による静電気の発生を防ぐために上下
対で使用することが望ましい。また、もちろん使用され
る現像装置の版進入部のロールとして使用しても何等差
し支えない。
本発明に用いられる電子写真平版印刷版としては導電性
基板上に少なくとも一層以上の光導電層を有するもので
ある。
導電性基板としては、アルミニウム板、亜鉛板等の金属
板などが用いられ、その厚さは、0.1〜3mmが好ま
しく、特に0.1〜0.5mmが好ましい。これらの基
板の中でも祖面化され、陽極酸化皮膜を有するアルミニ
ウム板が好適である。
また、本発明に適用されるアルミニウム板は、その組成
、表面処理等が限定されるものではな〈従来公知、公用
の印刷版用素材のものを適宜利用することができる。
このような導電性基板の上に、従来公知の電子写真感光
層を設ける。電子写真感光層に用いる光導電性材料とし
ては、従来から知られている数多くの無機あるいは有機
の化合物を用いることができる。例えば、無機の光導電
性材料としては、セレンおよびセレン合金、アモルファ
スシリコン、Cd5CdSe、Cd5Se、ZnO1Z
nS等が上げられる。また、有機光導電性材料としては
、a)米国特許第3112197号明細書等に記載のト
リアゾール誘導体、 b)米国特許第3189447号明細書等に記載のオキ
サジアゾール誘導体、 C)特公昭37−16096号公報等に記載のイミダゾ
ール誘導体、 d)米国特許第3542544号、同3615402号
、同3820989号明細書、特公昭45555号、同
51−10983号、特開昭51−93224号、同5
5−108667号、同55−156953号、同56
−36656号公報等に記載のポリアリールアルカン誘
導体、e)米国特許第3180729号、同42787
46号明細書、特開昭55−88064号、同55−8
8065号、同49−105537号、同55−510
86号、同56−80051号、同56−88141号
、同57−45545号、同54−112637号、同
55−74546号公報等に記載のピラゾリン誘導体及
びピラゾロン誘導体、 f)米国特許第3615404号明細書、特公昭51−
10105号、同46−3712号、同47−2833
6号、特開昭54−83435号、同54−11083
6号、同54−119925号公報等に記載のフ二二レ
ンジアミン誘導体、g)米国特許第3567450号、
同3180703号、同3240597号、同3658
520号、同4232103号、同4175961号、
同4012376号明細書、西独国特許(DAS)11
10518号、特公昭49−35702号、同39−2
7577号、特開昭55−144250号、同56−1
19132号、同56−22437号公報等に記載のア
リールアミン誘導体、h)米国特許第3526501号
明細書記載のアミノ置換カルコン誘導体、 i)米国特許第3542546号明細書等に記載のN%
 N−ビカルバジル誘導体、 j)米国特許第3257203号明細書等に記載のオキ
サゾール誘導体、 k)特開昭56−46234号公報等に記載のスチリル
アントラセン誘導体、 ■)特開昭54−110837号公報等に記載のフルオ
レノン誘導体、 m)米国特許第3717462号明細書、特開昭54−
59143号(米国特許第4150987号に対応)、
同55−52063号、同55−52064号、同55
−46760号、同55−85495号、同57−11
350号、同57−148749号、同57−1041
44号公報等に記載のヒドラゾン誘導体、 n)米国特許第4047948号、同4047949号
、同4265990号、同4273846号、同429
9897号、同4306008号明細書等に記載のベン
ジジン誘導体、 0)特開昭58−190953号、同59−95540
号、同59−97148号、同59−195658号、
同62−36674号公報等に記載のスチルベン誘導体
、 p)特公昭34−10966号公報に記載のポリビニル
カルバゾール及びその誘導体、 q)特公昭43−18674号、同43−19192号
公報に記載のポリビニルピレン、ポリビニルアントラセ
・ン、ポリ−2−ビニル−4−(4’−ジメチルアミノ
フェニル)−5−フェニルオキサゾール、ポリ−3−ビ
ニル−N−エチルカルバゾール等のビニル重合体、 r)特公昭43−19193号公報に記載のポリアセナ
フチレン、ポリインデン、アセナフチレン/スチレン共
重合体等の重合体、 S)特公昭56−13940号公報等に記載のピレン/
ホルムアルデヒド樹脂、エチルカルバゾール/ホルムア
ルデヒド樹脂等の縮合樹脂、t)特開昭56−9088
3号、同56−161550号公報等に記載の各種トリ
フェニルメタンポリマー U)米国特許第3397086号、同4666802号
、特開昭51−90827号、同52−655643号
、特開昭64−2061号、同64−4389号等に記
載の無金属或は金属(酸化物)フタロシアニン及びナフ
タロシアニン、及びその誘導体等がある。
有機光導電性化合物は、a)〜U)に挙げられた化合物
に限定されず、これまで公知の有機光導電性化合物を用
いることが出来る。これらの有機光導電性化合物は、所
望により2種類以上を併用することが可能である。
また、光導電体の感度の向上や所望の波長域に感度を持
たせるためなどの目的で、各種の顔料、染料等を併用す
ることが出来る。
電子写真印刷版用感光体に於ては、光導電性化合物自体
が皮膜性を有する場合もあるが、光導電性化合物単独で
は皮膜性を有さない場合は、結着樹脂を併用することが
出来る。電子写真光導電層は、最終的に非画像部光導電
層を除去する必要があるが、この工程は光導電層の溶出
液に対する溶解性とトナー画像の溶出液に対するレジス
ト性との相対的関係によって決定され、−概に表現出来
ないが、少なくとも結着樹脂としては、後述の溶出液に
可溶或は分散可能な高分子化合物が好ましい。酸無水物
基或はカルボン酸基を有するモノマー含有共重合体及び
フェノール樹脂は、電子写真印刷版用感光体とした場合
の電荷保持力が高く、従って有利に使用することが出来
る。
酸無水物基を有するモノマー含有共重合体としては、ス
チレンと無水マレイン酸との共重合体が好ましい。カル
ボン酸基を有するモノマー含有共重合体としては、スチ
レンとマレイン酸モノエステルとの共重合体、アクリル
酸或はメタクリル酸とそれらのアルキルエステル、アリ
ールエステルまたはアラルキルエステルとの二元以上の
共重合体が好ましい。また、酢酸ビニルとクロトン酸の
共重合体も良い。フェノール樹脂中特に好ましいものと
しては、フェノール、O−クレゾール、m−クレゾール
、或はp−クレゾールとメタナールまたはエタナールと
を酸性条件下で縮合させたノボラック樹脂を挙げること
が出来る。結着樹脂は単独でも、或は2種以上を混合し
て用いても良い。
本発明に用いられる電子写真平版印刷版は、常法に従っ
て光導電層を導電性支持体上に塗布して得られる。光導
電層の作成に当たっては、光導電層を構成する成分を同
一層中に含有させる方法、或は二層以上の層に分離して
含有させる方法、例えば電荷担体発生物質と電荷担体輸
送物質を異なる層に分離して用いる方法等が知られてお
り、何れの方法にても作成することが出来る。塗布液は
、光導電層を構成する各成分を適当な溶媒に溶解して作
成するが、顔料等の溶媒に不溶な成分を用いる時は、ボ
ールミル、ペイントシエイカー、ダイノミル、等の分散
機により平均粒径0.01〜5μmに分散して用いる。
光導電層に使用する結着樹脂、その他の添加剤は顔料等
の分散時或は分散後に添加することが出来る。この様に
して作成した塗布液を回転塗布、ブレード塗布、デイツ
プ塗布、ロッドバー塗布、スプレー塗布の様な公知の方
法で支持体上に塗布乾燥して電子写真平版印刷版を得る
ことが出来る。
光導電層には必要に応じ、光導電性化合物及び結着樹脂
の他に光導電層の柔軟性、塗布面状等の膜物性を改良す
る目的で、可塑剤、界面活性剤、その他の添加物を添加
できる。
導電性支持体と光導電層との間には、密着性や電子写真
特性等の向上のため、必要に応じ中間層を設けても良い
この様にして作成された電子写真平版印刷版を所望のサ
イズに裁断して、下記の製版方法により印刷版として使
用されるが、印刷版よりも大きなサイズの印刷用紙を使
用した場合の印刷版の側面部に起因するインク汚れを防
止するために、裁断後の電子写真平版印刷版の側面部に
、帯電工程において電位を保持する層を設けてもよい。
また、その層の溶出を促進するために、電位保持層の下
層に、電位保持層よりも親水性の高い中間層等を設ける
こともできる。
本発明に用いられる電子写真平版印刷版は、前述の電子
写真平版印刷版を用いて公知の操作によって作成するこ
とが出来る。則ち、暗所で実質的に一様に帯電し、画像
露光により静電潜像を形成する。露光方法としては、キ
セノンランプ、タングステンランプ、蛍光灯等を光源と
して反射画像露光、透明陽画フィルムを通した密着露光
や、レザー光、発光ダイオード等による走査露光が挙げ
られる。走査露光を行なう場合は、He−Neレーザー
、He−Cdレーザー、アルゴンイオンレーザ−、クリ
プトンイオンレーザ−、ルビーレーザー、YAGレーザ
−、窒素レーザー、色素レザー、エキサイマーレーザー
、G a A s / G aAIAs、InGaAs
Pの様な半導体レーザーアレキサンドライトレーザー、
銅蒸気レーザー等のレーザー光源による走査露光、或は
発光ダイオード、液晶シャッタを利用した走査露光(発
光ダイオードアレイ、液晶シャッタアレイ等を用いたラ
インプリンタ型の光源も含む)によって露光することが
出来る。
次に、上記静電潜像を、本発明に係わるロールを使用し
た、微細な画像を形成出来、再現性良い印刷版を作成す
るのに好適である湿式反転現像方法によって現像する。
印加するバイアス電圧の範囲は、印刷用原版の非画像部
の表面電位や用いるトナーの電気的性質等により異なる
ため一層には規定できないが、通常は5■〜数100v
であり、この範囲にあれば好適である。
用いるトナーの極性は、反転現像の場合、用いる印刷用
原版が帯電する極性と同極性で、また印加するバイアス
電圧の極性もそれらと同極性であれば、+、−のいずれ
も問題なく使用できる。
トナー画像は公知の定着法、例えば加熱定着、圧力定着
等により定着出来る。この様に形成したトナー画像をレ
ジストとして、非画像部光導電層および側面部電位保持
層を溶出液により除去し、ガムびき等の処理をして印刷
版が作成出来る。
〔実施例〕
実施例1〜3、比較例1〜3 JIS1050アルミニウムシートを60℃、10%N
aOH水溶液に浸漬し、アルミニウム溶解量が6g/l
dになる様にエツチングした。水洗後、30%硝酸水溶
液に1分間浸漬して中和し、充分水洗した。その後、0
.7%硝酸水溶液中で、20秒間電電解面化を行ない、
50℃、20%硫酸水溶液中に浸漬して表面を洗浄した
後、水洗した。更に、20%硫酸水溶液中で陽極酸化処
理を施して、水洗、乾燥することにより、印刷版用支持
体を作成した。
この支持体表面処理面に、ペイントシエイカーにて1時
間分散させた下記の光導電層組成物をバーコーターで塗
布後、90℃5分間乾燥して電子写真平版印刷版を作成
した。この時、光導電層の塗布量は4.5g/mであっ
た。
光導電層塗液組成 ブチルメタクリレート/メタクリル酸共重合体(メタク
リル酸40%)        18部焦合属フタロシ
アニン          4部酢酸ブチル     
         60部2−プロパツール     
      18部このようにして作成された印刷用原
版を暗所にてコロナ放電を与えて表面電位(vo)が約
+300vとなる様に帯電させた後、半導体レーザ(7
80nm)を用いて走査画像露光し、直ちに図1に示し
た湿式現像装置を使用し、正電荷液体現像剤(三菱製紙
■製、LOM−EDm)で湿式反転現像(現像バイアス
電圧90■)を行なった。
この際絞りロール9.10として、ステンレス製芯環9
b、10bの周面を表1に示した硬度を有するゴムの被
覆層9a、10aを有する6種のロール対(ロール圧は
50g/an)を用いた。
現像後板面上に残った液体現像剤の分散媒が自然に乾燥
するまで室温にて放置し、その後熱定着を行い光導電層
上にトナー画像を得た。このトナー画像を観察した結果
を表1に示す。
実施例及び比較例に用いたいずれのロールも弾性体部は
NBR製、芯環(直径18mm)はステンレス鋼製であ
り、各々のロール硬度はJISK  6301に準拠し
たゴム硬度計(■チクロック G5−706)により測
定した。
(以下余白) 表1 無し」は露光されたイメージに忠実な画像が形成された
ことを示し、「トナー崩れ」はトナーにより形成された
画像の周囲に画像部のトナーが飛散したカブリ状態が発
生していることを示し、「像流れ」は版の進行方向に対
して、画像の後端から後ろに向けてトナー画像が崩れた
状態を示す。
このように、現像装置の絞りロールの硬度により形成さ
れるトナー画像に差異が生じており、実施例1〜3によ
りトナー画像を形成したものはいずれも、溶出等の処理
後ももちろんトナー画像崩れ等のない高解像度の印刷版
が得られたが、比較例1〜3によりトナー画像を形成し
たものはいずれも、そののち溶出等の処理を行っても、
トナー画像同様に画像の乱れた、解像力の悪い印刷版し
か得られなかった。
比較例4.5 図1の現像装置においてロール9の弾性体層9aを比較
例4ではスチレン−ブタジェンゴム(SBR)Cロール
硬度50〕、比較例5ではエチレン−プロピレンゴム(
EPDM)(ロール硬度45〕をそれぞれ用いた以外は
実施例1と同様な電子写真印刷用原版を用いて、同様な
製版を5時間連続して行った。初期の段階では画像に乱
れのないものが得られたが、徐々にトナー崩れ等の画像
不良の発生が増加し、5時間後に製版された印刷用原版
は像部れがひどく実用に耐えるものではなかった。この
時点ではロールが膨潤・変形しており、ロール硬度を測
定したところ約15であった。
比較例6 図1の現像装置において、ロール9の弾性体層9aをポ
リカーボネート〔ロール硬度97〕とした以外はすべて
実施例1に従い、トナー現像、定着処理を行った。得ら
れた平版印刷版上のトナー画像はトナー崩れ等の画像不
良が発生し、また特に版後端部から約30mmの範囲は
液体現像剤の絞り不良により非常に画像がみだれ、製版
された印刷版は実用に耐えるものではなかった。
〔発明の効果〕 本発明によれば、金属製支持体の電子写真平版印刷版を
電子写真湿式現像、特に電子写真湿式反転現像処理にお
いて、高線密度の網点画像を直射5・・・現像剤供給口
、 6・・・現像剤整流室、 7・・・現像剤導入管、 8・・・ガイド、 9・・・出口側絞りロール(a:弾性体層、b:芯環)
、 10・・・出口側絞りロール(a:弾性体層、b:芯環
)、 図1は本発明が適応される現像装置例の断面概略図であ
る。
1・・・電子写真平版印刷版、 1a・・・電子写真平版印刷版の版面、2・・・搬入ロ
ール(a:弾性体層、b:芯環)、3・・・搬入ロール
(a:弾性体層、b:芯環)、4・・・現像電極、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、金属製支持体を用いた電子写真平版印刷版を、絞り
    ロール対を有する現像装置を通過させて湿式現像する方
    法であって、該ロール対の前記現像により形成された平
    版印刷版のトナー画像形成面と接触する側のロール硬度
    が20度以上70度以下であることを特徴とする電子写
    真平版印刷版湿式現像方法。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49106834A (ja) * 1973-02-12 1974-10-09
JPS55153971A (en) * 1979-05-15 1980-12-01 Savin Corp Method and device for removing excessive developing solution
JPS5791212A (en) * 1980-11-29 1982-06-07 Matsushita Electric Works Ltd Manufacture of decorative veneer

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