JPH084703B2 - 混合ガスからの窒素選択吸着方法 - Google Patents

混合ガスからの窒素選択吸着方法

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JPH084703B2
JPH084703B2 JP5257818A JP25781893A JPH084703B2 JP H084703 B2 JPH084703 B2 JP H084703B2 JP 5257818 A JP5257818 A JP 5257818A JP 25781893 A JP25781893 A JP 25781893A JP H084703 B2 JPH084703 B2 JP H084703B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば空気のような窒
素を含む混合ガス流から選択的に窒素を吸着分離する方
法に関し、圧力/真空スイング吸着法(P/VSA法)
を使用して窒素の吸着分離を行なうに際し、改善された
吸着剤の使用によって、該分離法を効率的に、且つ低水
準の消費電力で行ない得るような混合ガスからの窒素選
択吸着方法を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】窒素と酸素を含む混合ガスの分離法は工
業的に重量であり、空気からの酸素および/または窒素
の分離回収が大規模に行なわれている。従来このために
は低温蒸留法が主として用いられてきた。近年になっ
て、小規模なガス需要に応用するために圧力/真空変換
吸着法(P/VSA法)が用いられるようになった。こ
のP/VSA法は、圧縮された混合ガスを、その中のガ
ス成分の1つを優先的に吸着することのできる吸着物質
によって構成された吸着床を通過させて、該ガス成分を
選択的に吸着させて、排出流に富化された他のガス成分
を得、また吸着ガス成分で富化されたガス流を脱着によ
って得るものである。
【0003】空気のような混合ガスから窒素を選択的に
吸着するためのP/VSA法は、混合ガスを窒素の吸着
が優先的に行なわれるような吸着剤を装入した帯域と接
触させるものである。典型的には、該帯域は次の一連の
工程により操作される。即ち、吸着工程;吸着工程にお
いては混合ガスは吸着剤と接触し、窒素は選択的に吸着
され、酸素は該帯域を通過して製品として回収される。
減圧工程;減圧工程においては、混合ガスの接触は停止
され、帯域の圧力は減圧されて窒素は脱着され、製品と
して回収される。再加圧工程;再加圧工程では空気また
は一部の酸素製品を使用して吸着床は吸着可能圧力にな
るまで再度加圧される。
【0004】この方法は、吸着床サイズファクター(B
SF)、O回収率、および実排気容量・m(AC
M)/排気ガス量・kgモル(Evac)に依存して行
なわれる。BSF(吸着剤量・kg/製品中のO量・
kgモル)は、吸着床の大きさと吸着剤量とを示し、装
置コストに密接な影響がある。回収率は製品として得ら
れた供給ガス中のOを測定して得られる。BSFは、
吸着能に反比例し、O回収率にも反比例する。O
回収率は、順次BSFおよびACMに影響し、供給空
気ブロワーの利用コストのような操業コストに大きな影
響を与える。またACM/Evac、即ち排気ガスキロ
グラムモル当たりの実排気容量は、投資コスト(真空装
置の大きさ)とユーティリティコスト(真空ポンプ運転
用電力)に影響を与える。
【0005】空気の分離回収のために行なわれるPSA
法においては、結晶状のゼオライト分子篩が用いられる
ことはよく知られている。米国特許第3,140,93
1号は、低温で酸素−窒素混合ガスを分離するために、
見掛けの孔径が少なくとも4.6オングストロームの結
晶状ゼオライト分子篩を用いることについて開示してい
る。この群のゼオライトのうち、Na型のX−ゼオライ
ト(NaX)は、空気分離工程において有利に使用され
ている。高いN吸着能もしくはOよりも高い選択性
を有する優れた吸着物質を開発する努力が従来からなさ
れている。Ca型のA−ゼオライト(CaA)は、例え
ば米国特許第3,636,679号におけるPSA法を
使用した空気からの90%以上の酸素を生産する根拠に
なっている。また、米国特許第4,013,429号
は、Na−モルデナイト(NaMOR)を使用したPS
A法による空気分離について記載している。
【0006】空気分離用のゼオライト吸着剤を特許請求
の範囲に含んでいる幾つかの特許はこの不活性物質の存
在を肯定している。例えば、米国特許第4,481,0
18号ならびに第4,544,378号は、例えばCa
Xのような、2価の陽イオンをもつフォージャサイト組
成物は、脱水化または脱ハイドロキシレート化した状態
のもとで活性化すれば、吸着効率を改善することができ
ることを立証している。
【0007】平衡空気分離のために使用されるアエオラ
イトを含む成形吸着剤粒子は、約20重量%の無機質材
料を含んでいる。この無機質材料はゼオライト結晶を集
合体として結合させ、これを吸着剤として使用する際の
機械的強度を高める目的で使用されるものである。
【0008】しかしながら、当業者らの間では、概して
結合剤を添加するとゼオライト系物質の吸着性は低下し
てしまうと信じられており、結合剤の量比を20重量%
以下で適切な破砕強度を保ち得る範囲で可能な限り低量
比に、時には5重量%以下にまで引き下げる努力がなさ
れてきた。
【0009】例えば、米国特許第3,356,450号
は、高い吸着性能を持たせるには、結合剤の成分比を最
小限にしたゼオライト粒子を形成させることが好ましい
ことを説いている。該特許が開示している技術は、分子
篩の顆粒を珪酸と結合させ、次いでこれをアルミナおよ
びアルカリ金属を含む水溶液で処理して、良好な磨耗抵
抗性を有し、しかも実質的に結合剤を有しない吸着剤を
得ることである。このように結合剤を少なくすることの
行き着くところは、実質的に結合剤を有しない物質を調
製するための方法を開発することになるのである。
【0010】米国特許第4,818,508号は、カオ
リン系の粘土中で所定の大きさを持つものを焼成して原
料とし、これから各種の型のゼオライト、特にX、Y、
Zのそれぞれの型のゼオライトを得ることについて開示
している。米国特許第4,603,040号は、カオリ
ン原石の焼成物をNaOHとKOHの水溶液の中で反応
させ、基本的に結合剤を含まない塊状の低珪酸ゼオライ
ト(LSZ)を調製することについて開示している。
【0011】また、英国特許第1,567,856号に
は、メタカオリンと水酸化ナトリウムの射出成形物をA
−ゼオライトに転換する技術を開示している。該特許に
おいては、通常は分子篩の性能を15乃至は20%減少
させる粘土のような結合剤を利用せずに済むことを該特
許の効果として挙げている。
【0012】近年においては、結合剤を使用しないで作
られた吸着剤は、一般的には空気分離用に使用して優れ
た吸着性を有しているとされており、例えば上記したコ
ーその他がクズニッキーその他の方法を用いて調製した
含シリカX−ゼオライト(CaLSX)などが挙げられ
る(コーその他著「分子エンジニアリングによる高効率
吸着剤:自己結合低シリカX−ゼオライトについて」分
子篩科学概念、W.H.フランク、T.E.ホワイトJ
r編集、“ACSシンポジウムシリーズ”、アメリカン
ケミカルソサエティ、ワシントンDC、第368号、第
478〜第491頁参照)。上記論文中において彼ら
は、「このような自己結合低シリカX−ゼオライト(L
SX)は、吸着活性成分を「希釈」して処理ガス量を減
少させるような結合剤を含有しない」と述べている。ま
たさらに、米国特許第4,925,460号は、ゼオラ
イトのY射出成形物から斜方沸石(チャバザイト)を得
ている。そして前記の著者はその論文中で「この方法に
よれば、優れた吸着剤を得ることができる。何となれば
吸着性能は結合剤量が多くなるにつれて低下するからで
ある。」と述べている。
【0013】上記した物質は、また別の方法によりリチ
ウム型に転換され、空気の分離に使用されている。ま
た、米国特許第4,589,217号は、Si/Alの
モル比が1.5を超えることがない基礎構造をもつ一方
で、AlO4水和物の少なくとも88%がLi陽イオ
ンと結合するX−ゼオライトを用いて、Nを選択的に
吸着させる方法について示している。この方法は、ゼオ
ライトの原料塊中の結合剤の大半をX−ゼオライトに変
換し、その後イオン交換法によってLi型に転換する前
に基本的に結合剤を有しないゼオライトを得ようとする
ものである。
【0014】さらに、ごく最近の発展によれば、従来の
吸着剤の持つ基本的な吸着能(例えば非結合ゼオライト
の吸着能)に比べて格段に優れた吸着能が示されてい
る。そしてこれら最近の開発による高度な吸着能を有す
る物質は、非結合剤の形で得られるものであることは注
目に値することである。このように吸着能の改善は際限
なく続けられているが、殊に窒素吸着能の高い物質を得
ようとする要望は、ゼオライトや吸着用の装置に対する
投資コストを下げるために有意義なことである。またさ
らに窒素吸着能が高ければ、吸着床の空腔におけるO
の損失を低下させてその回収量を増加させ、これによっ
て電力消費の低減が期待できるのである。
【0015】しかしながら、P/VSA法によるO
低コスト生産を行なうために重要な吸着剤の特性は窒素
吸着能ばかりではない。Oに対してよりもNに対し
ての選択的または優先的な吸着性を有することもまた重
要なことである。その理由は吸着工程において、N
ともに吸着床に吸着されたOは、次の脱着工程におい
て損失され、その結果としてOの回収率が低下してし
まうからである。選択性(α)は、習慣的に特定の温度
および圧力に以下のように定義される。
【0016】α(N/O)=(NN2/YN2)/
(NO2/YO2) ここにおいて、 NN2=供給ガス中のN分圧でOと共に吸着された
量 NO2=供給ガス中のO分圧でNと共に吸着された
量 YN2=供給ガス中のNのモル分率 YO2=供給ガス中のOのモル分率 近年開発された非常に高い窒素吸着能を有する吸着剤
は、一般的に高い選択性を有している。そして、先行技
術においては、この高い選択性の利得は十分認識されて
いた。先の米国特許第4,589,217号は、LiX
物質の持つ高い選択性による利点を指摘しており、また
先のコーその他も同様にCaLSXの持つ高い選択性に
よる利点を指摘している。
【0017】選択性と回収率とは、吸着工程において回
収される製品の単位量当りの圧縮供給ガス量の多寡を決
めるものであるから、これらは電力消費コストに重要な
影響を与える。そして、この電力消費コストは、投資コ
スト上、PSA法またはVSA法の商業的な利用性の優
劣を判断するのに重要になる。それが故に電力消費量は
可及的に少ないことが望ましい。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】上記した近年の開発に
よる高窒素吸着能物質を使用した先行技術によるVSA
法の文献には、回収量を最大化ししかも圧縮に要する電
力消費を最少化することに、これらの物質の高い選択吸
着性の利点を十分に活用することができることについて
は何等記載されていない。
【0019】このような先行技術に対し、本発明は、酸
素の分離回収を行なうに当って高い回収量を得るため
に、これら高窒素吸着能物質よりも低い窒素吸着能を有
する物質に与えられた選択吸収性に着目してなされたも
のである。そしてさらに、上記したような高吸着能を有
する物質を使用した場合には、排気工程においても高い
電力消費を必要とするが、低い吸着能の物質を使用を可
能にすることによって排気に使用する電力も引き下げる
ことに成功したものである。
【0020】即ち本発明は、先に先行技術として引用し
たPSA法における吸着剤の発展があるにも拘らず、分
離工程における一層の効率化の要求、特に電力消費量の
削減に対する要求を満足することを目的としてなされた
ものである。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明は、窒素と、窒素よりも吸着性の低い他のガ
ス成分とからなる混合ガスから窒素を選択的に吸着させ
るに際して、該混合ガスを吸着帯域において窒素の選択
吸着剤と接触させること、該吸着剤に窒素を選択的に吸
着させて他の吸着性の低い混合ガス成分を該帯域外に通
過させることよりなり、該吸着帯域は、少なくとも約
0.3ミリモル/gの等温窒素吸着能と少なくとも17
ミリモル/Oミリモルの等温二元吸着選択性を有
するが、与えられた任意の吸着選択性(S)における窒
素吸着能が、0.0667×(S)−0.667(供給
混合ガスの温度が23℃で圧力が1.45気圧であり、
排気圧力が0.2気圧であるとき)の値を超えないよう
な吸着剤からなることを特徴とする混合ガスからの窒素
選択吸着方法である。
【0022】上記した本発明の方法の好ましき実施態様
を列挙すると、以下の如くである。即ち、等温窒素吸着
能は少なくとも0.4ミリモル/gであることが好まし
く、また1.0ミリモル/gを超えることがないことが
好ましい。特に等温窒素吸着能は0.4乃至1.0ミリ
モル/gの範囲であることが最も好ましい。
【0023】また、吸着剤は活性吸着剤相と選択的に使
用される不活性希釈剤とから構成されていることが好ま
しく、またさらに活性吸着剤相はゼオライト、シリカ−
アルミナ、アルミナ、シリカ、珪酸チタニウム、燐酸塩
およびこれらの混合物からなる群から選ばれたものが好
ましく、特にゼオライトは、A−ゼオライト、X−ゼオ
ライト、Y−ゼオライト、チャバザイト、モルデナイト
およびこれらの混合物からなる群から選ばれたゼオライ
トであることが好ましいし、ゼオライトのシリコン/ア
ルミニウム比が、1.5以下であることが好ましい。
【0024】また、ゼオライトは、少なくとも約50%
までリチウムでイオン交換されたものであることが好ま
しく、より好ましくは、第2のイオンと約5%から50
%イオン交換されたものであること、最も好ましくは、
約15%の第2のイオンと約85のリチウムでイオン交
換されたものであることである。
【0025】そして、このうち第2のイオンは、カルシ
ウム、ストロンチウムおよびこれらの混合物からなる群
から選ばれたものであることが好ましい。
【0026】また他の選択として、ゼオライトは、約1
5%のカルシウム約85%のリチウムでイオン交換され
たものであることが好ましい。
【0027】また、本発明において供給ガスとして使用
される混合ガスは、窒素と酸素を含むガス、特に空気で
あることが望ましい。
【0028】また、本発明においては、酸素および窒素
を含む混合ガスを該吸着帯域に接触させることにより窒
素を選択的に吸着させ、酸素を該吸着帯域を通過させて
酸素富化製品として回収すること、該酸素富化製品は少
なくとも酸素約90%であるようにすることが好まし
い。
【0029】さらに、該吸着帯域は、混合ガスを該活性
吸着剤相に接触させて窒素を選択的に吸着させ、酸素を
該帯域を通過させて除去する吸着工程、混合ガスの接触
を中断して該帯域を減圧して窒素を脱着する減圧工程、
および酸素または該混合ガスによって吸着圧まで再加圧
化する工程からなる一連の工程により操作することが好
ましく、また他の好ましい実施態様としては、該吸着帯
域は、混合ガスを該活性吸着剤相に接触させて窒素を選
択的に吸着させ、酸素を該帯域を通過させて除去する吸
着工程、混合ガスの接触を中断して該帯域を減圧して窒
素を脱着する減圧工程、さらに窒素を脱着するために常
圧以下に排気する工程、および酸素により吸着圧まで再
加圧化する工程からなる一連の工程により操作すること
である。
【0030】
【作用】次に本発明の詳細およびその作用について説明
する。
【0031】本発明は、混合ガスを普通程度の窒素吸着
能を有し、窒素選択吸着性がガス中の窒素以外の他の成
分よりも高い吸着剤と接触させて混合ガス中の窒素を選
択的に吸着させる方法の改善に係わるものである。空気
分離に関して云えば、本発明の吸着剤は、CaAのよう
な現用の吸着剤とほぼ同程度の窒素吸着能を有し、酸素
吸着能の低い吸着剤である。
【0032】本発明の吸着剤は特別の吸着法を強いるも
のではないが、本発明の吸着剤に要望される吸着特性
は、供給空気が23℃、1.45気圧で排気圧力が0.
2気圧のときに示される等温窒素吸着能および等温二元
選択吸着性(窒素吸着能/酸素吸着能)の値により定ま
る。
【0033】該吸着剤は、等温窒素吸着能が少なくとも
0.3ミリモル/g、等温二元選択吸着性が少なくとも
17であり、任意の与えられた二元選択吸着性における
窒素吸着能が、二元選択吸着性が19で窒素吸着能が
0.6ミリモル/gの点と、二元選択吸着性が25で窒
素吸着能が0.25ミリモル/gの点を結ぶ線で規定さ
れる値を超えないものとして記される(図5参照)。典
型的には、吸着剤は結晶性ゼオライトである。そして好
ましくは、等温窒素吸着能は少なくとも0.4ミリモル
/gであり、0.6ミリモル/gを超えないことが望ま
しい。
【0034】OVSA法のコンピューターシミュレー
ションは、同じ等温二元選択吸着性を持った物質におい
て、低い等温窒素吸着能を持った物質の方がOVSA
法において高いO回収率を示しまた電力消費量も低い
ことを図らずも示した。そしてその等温窒素吸着能は
0.3ミリモル/gである。そして、高い等温二元選択
吸着性は、下記の吸着剤の特有の性質に基づく概念であ
るが、高いO回収率を得ることができる。操作上にお
いて観察される低い等温窒素吸着能の優れた利点が等温
二元選択吸着性の概念と結びつくときは、吸着剤の特有
の性質の範囲は公知の吸着剤よりも改善されたOVS
A法の操作を与えることを示すことができる。かくして
上述の分で示した範囲の吸着特性を有する吸着剤は、同
じ選択吸着性を持ち、全て高い窒素吸着能を有する公知
の吸着剤に比べ、操作性が優れている。
【0035】空気分離における平衡基準P/VSA法に
おいては、供給される空気圧力と温度とにおいて通常の
方法で定められた高い吸着能と高い選択性(α)を基準
として吸着剤が選ぶのが一般的な手法である。しかしな
がら、吸着剤のこれらの特性に基づく吸着剤の選択では
不十分である。その理由は、P/VSA法の総括的な操
作は、吸着工程はもちろんのことであるが、脱着工程に
も同様に依存するからである。
【0036】かくして、BSFは供給ガス中のNの分
圧における吸着剤の絶対的な吸着能に対するよりも吸着
圧力と脱着圧力間の吸着剤の吸着能により緊密に関係す
ることが判った。現在にいたるまで、Oの回収率の向
上のためには、吸着剤に固有な吸着特性以外に満足して
使用されるものはなかった。従来、回収率の向上に選択
性を関与させる試みはあったが、部分的な満足は得られ
ても完全なものではなかった。本発明においては、以下
に示すように回収率に対する独特の吸着性能に関してよ
り優れた方法を発見したものである。
【0037】回収においてOが何処において損失する
かを検討することは有益なことである。脱着工程におい
ては、Oの損失原因として以下の2つがある。1)供
給工程の終りに吸着床における空腔中にOが存在する
こと、2)供給工程の終りにOがNと共に吸着剤に
吸着(共吸着)されることである。この関係は次の如く
表される。
【0038】R=1−n−y ここで、 R=O回収(率) n=空腔中へのO損失(率) y=同時吸着によるOの損失(率) Oの共吸着による損失yは,nよりも大きくゼオライ
ト吸着剤によって変わり、また等温酸素吸着能(D
)に対する等温窒素吸着能(DN)の比率に反比
例する。ことの比率(DN)/(DO)は、吸着能
物質が二元混合であるときの等温二元選択吸着性を表す
ものであり、この比率は実験によって測定するか、また
は理想的吸着溶液理論(IAST)を用いて推定するこ
とにより定めることができる。この方法により定めた場
合に、高い等温二元選択吸着性のものは高い回収率を与
える。
【0039】図1は、実際の工程展開単位(PDU)に
よるOの回収率を、2組の操作条件(AおよびB)に
おける極めて異なる吸着特性を持った3種のゼオライト
吸着剤に対する1/(等温二元選択吸着性)の関数とし
て示したものである。これによれば、回収率と(D
)/(DO)との間には、極めて高い反比例の関
係が示されている。
【0040】本発明においては、操作上において観察さ
れた低い等温窒素吸着能の効果が等温二元選択吸着性に
結び付く場合には、吸着剤の有する吸着特性の範囲は、
従来公知の吸着剤よりも改善された工程操作を与えるも
のとして描くことができることを見出したものである。
【0041】該吸着剤としては、ゼオライト、シリカ−
アルミナ、アルミナ、シリカ、珪酸チタニウム、燐酸塩
およびこれらの混合物のような活性吸着剤相の何れかか
ら構成される、これらの物質は上記の吸着特性を有する
ものである。本発明の目的を達成するための吸着剤相
は、吸着剤または吸着帯域における、例えばゼオライト
のように実際に望まれる被吸着物に対する吸着に寄与ま
たは貢献し、高い等温窒素吸着能を有する吸着物質を指
す。
【0042】吸着剤は、PSA法を実施するためのゼオ
ライトのペレット、タブレット、ビーズ等に成形するた
めに、モウルディングマシン、ペレタイザー、粉砕機お
よび押出機等による公知の成形技術使用してゼオライト
のペレット、小塊、小粒等の成形物を作成するために従
来から用いられているアイリカ、アルミナ、珪酸アルミ
ニウム、ベントナイト、カオリンおよびアタパルジャイ
ト等の結合剤を含有することがあり得る。上述の最適吸
着能は、結合剤が使用される場合には、活性吸着剤相/
結合剤の混合物の吸着能ということになる。
【0043】本発明は、圧力スイング吸着法(PSA
法)または真空スイング吸着法(VSA法)の手法を用
いて、空気から酸素と窒素を分離するのに応用すること
ができる。これらの吸着法を実施するに際しては、上記
した様々な形態のうちの1つを採用して、活性吸着剤相
と希釈剤からなる吸着帯域、換言すれば吸着床を、先ず
酸素または空気により0.5気圧乃至3気圧程度に加圧
する。そして、例えば空気のような酸素と窒素を含むガ
ス流を0℃乃至50℃の範囲の温度および0.5気圧乃
至5気圧の圧力の下で該吸着床を通過させる。するとガ
ス流中の窒素の一部は、該吸着剤により吸着され、その
結果酸素で富化されたガス流が生成する。
【0044】その後窒素を吸着した吸着床は、脱着によ
り窒素富化されたガス流を得るために減圧を行なうが、
この際に先に得られた酸素富化流を使用して排気する方
法を採用することも可能である。上記の減圧は、希釈に
よる効果を最大にするために真空レベルで行なうことが
望ましい。その後、吸着床を富化酸素もしくは、空気を
使用して再加圧して吸着操作を再開する。減圧された吸
着床は、コンプレッサーの電力を節減するために、再加
圧された吸着床と等圧にする。
【0045】酸素が吸着されることなく窒素のみが吸着
されることによって酸素の回収を行なう酸素真空スイン
グ吸着法(OVSA法)の工程操作について、O.
J.スミスおよびA.W.ウエスタバーグが、「圧力ス
イング吸着システムの最適デザイン」、Chemica
l Eng.Sic.46(12)、1991年、第
2,967〜2,976頁に記載されたものに類似する
総エネルギーおよび質量均衡モデル(GEM)を使用し
てシミュレーションを行なった。因みに上記の方法は、
吸着剤の選別を行なうに際して、相対効率を表す指標と
して通常的に行なわれる。
【0046】なお、このモデルは、蒸留に際しての「フ
ラッシュ」の計算に用いるものに類似している。(例え
ば、W.L.マッケーブおよびJ.C.スミス、「ケミ
カルエンジニアリングにおける単位操作」第3版、マッ
クグロウヒル社、ニューヨーク市(1976年)第53
4頁参照)。
【0047】該GEMコンピューター工程モデルを用い
て、選定された圧力および供給終了時の温度における吸
着、排気および脱着を含む標準OVSA法の工程サイ
クルをシミュレーションした。該モデルは平衡ベース、
即ち特別の濃度勾配がなく吸着床が完全に利用されてい
るものと想定したものである。
【0048】該モデルは、吸着サイクル中における吸着
床内の温度変化は含まれているが、温度勾配については
考慮に入れていない。(即ち、吸着床の温度は如何なる
場合でも一定であるとした。)概略的に、上記の仮定
は、平衡状態を前提とした分離工程の場合には合理的な
仮定である。多成分平衡を理想吸着溶液理論(以下、I
ASTと称する)により算出した(A.L.メイヤーお
よびJ.M.ブラウスニッツ著、アメリカン インステ
ィテュート オブ ケミカル エニジニアーズジャーナ
ル、11、第121頁(1965年)参照)。この理論
は、室温におけるゼオライトによる窒素−酸素混合物の
物理的吸着理論として受入れられている(G.M.ミラ
ー、K.S.クナーベルおよびK.G.アイケルス著、
「分子篩5Aにおける窒素、酸素、アルゴンおよび空気
の平衡について」、アメリカンインスティテュート オ
ブ ケミカル エニジニアーズ ジャーナル、33、第
194頁(1987年)参照)。
【0049】計算プログラムの入力は、NおよびO
の等温線の適合および吸着剤の物性(質量密度、空腔容
積および熱容量)のパラメーターを含んでいる。このシ
ミュレーションにおいては、現実の吸着剤を代表する広
い範囲の吸着能および選択性を持った吸着剤をNおよ
びO等温モデルとして適切なパラメーターを選択して
シミュレーションを行なった。
【0050】計算モデルを普遍化する方法を採ることに
よって推計値を算出し、これを長さ8フィート(約24
3.8cm)、直径4インチ(約10cm)の吸着床を
複数個有する真空スイング吸着法用の実験装置から得ら
れたデータと比較した。データは操作条件を変化させた
3種の異なる吸着剤で比較した。BSF、回収率および
ACM/Evac.に対する工程展開ユニットデータと
推定モデルとは十分よく一致した。これは、酸素VSA
法工場の生産コストを定めるための主要パラメーターと
なるものである。
【0051】異なる選択性と異なる吸着能を持った吸着
剤は、上記のVSA法の工程サイクルにおいてそれぞれ
異なる挙動を示すものであるから、それぞれが独特の操
業条件(ここでは、ガス供給端の温度、供給圧力および
排気圧力を指す)を組み合わせることによって、最高の
操作性を達成することができる。最少のO生産コスト
に基づいて最高の操業条件を見出すために静的方法を採
用した。プログラム中に入力したものは、吸着剤の価
格、電力消費コストおよび工場規模(生産規模)であ
る。但し、ここに提出した全てのシミュレーションにつ
いて電力消費コストおよび工場規模は一定として取り扱
った。
【0052】
【実施例】以下に本発明の実施例について説明する。 実施例1 高選択性吸着剤Oの真空スイング吸着法における等温
吸着能の効果 高吸着能(0.2気圧から1.2気圧、23℃において
1.2DN=1.0ミリモル/g)、高等温二元選択
吸着性(空気供給23℃、1.45気圧で排気0.2気
圧においてIASTを使用して算出を行なったときのD
/DO=22.1)吸着剤のO真空スイング吸
着操作をシミュレーションし前記した手順によって最適
化した。
【0053】このシミュレーション/最適化をさらに等
温吸着能が1.0ミリモル/gから0.2ミリモル/g
の範囲の異なる吸着能を有する同様の選択性のものにつ
いても繰り返して行なった。シミュレーション中におい
て、吸着能は吸着剤におけるNおよびOの単一層吸
着能を変えることによって変化させた。
【0054】操作条件の最適化の組み合わせは、全ての
吸着能に対して同一ではなないので、吸着条件の個々の
条件を選んで、これにおける吸着操作での吸着能の比較
をする必要がある。それ故に、各吸着剤は最適等温N
吸着能のために確認された最適操作条件においてシミュ
レートされた。この吸着剤に用いられた条件は、供給終
了時温度が75°F(約24℃)、供給圧力1,000
torr、排気圧力300torrである。その結果を
表1に示す。
【0055】
【表1】 意外なことに、最高回収率の64.3%は、調査された
うちの最高吸着能である1.0ミリモル/gではなく、
中間の吸着能である0.67ミリモル/gにおいて観察
された。これに加え吸着能の低下に伴ってACM/Ev
ac.も低下した。この2つの結果は、排気のための圧
縮および電力消費伴う供給ガスの減少させることによっ
てかなりの省力化に寄与するものである。
【0056】予期されたように等温吸着能の低下は吸着
床の寸法係数を増加させる。しかしながら図2に示すよ
うに吸着床の寸法係数は、吸着能の低下により思った程
は増加しない。例えば、吸着床の寸法係数が11,97
1を有する吸着剤の吸着能が50%に低下したとき(即
ち、表1における等温N吸着能が1.00ミリモル/
gから0.50ミリモル/gに低下したとき)には、も
し100%の増加率であれば吸着床の寸法係数は、
(1.00/0.50)×11,971=23,942
となる筈であるが、シミュレーション結果では僅か46
%の増加率の17,496(表1参照)に過ぎない。吸
着能の低下は吸着床における急激な温度スイグンの低下
をもたらすがこれは操作性が改善されたことによるもの
と思われる。
【0057】吸着能の低下による温度スイングの抑制は
表1において見ることができる。温度スイングは供給終
了時の温度(この場合においては75°F(約24
℃))と排気終了時の温度との差で表される。なお、あ
る低吸着能においては、温度スイングの付加的な低下に
よる利得を得るにしても、空腔中のOの損失および一
層の吸着能の低下に基づく回収量の低下に伴う損失を克
服し得るものではない。 実施例2 異なる選択性をもった種々の吸着剤のO真空スイング
吸着における等温N吸着能に及ぼす影響 実施例1に定めた手順により、空気の分離に有効である
と思われる等温二元吸着選択性の範囲で、O真空スイ
ング吸着操作における吸着剤の等温N吸着能の効果を
測定した。最適吸着能に一致する条件の組み合わせは、
全ての材料において同一ではない。しかしながら、実施
例1で示した如く、与えられた選択性に対する全ての吸
着能に対して、ただの1つのみの操作条件の組み合わせ
が用いられた。このやり方により、各選択性に対する最
適操作を比較することができた。
【0058】実施例1においては、与えられた吸着剤の
吸着床の寸法係数は、吸着能の減少に従って予測される
量によって増加するものではないことが示された。調査
された全ての材料について示された同様のプロットが同
様の結果を示している。
【0059】これらの材料に関するACM/Evac.
に対する吸着能の影響を図3に示した。全ての場合にお
いて、ACM/Evac.は吸着能の低下とともに低下
している。また、O回収量に対する吸着能の影響を図
4に示した。調査された材料のうち2種類を除いて、回
収量は、最大量に対して吸着能が低下するに従って少し
ずつ減少し、さらに等温N吸着能が約0.3ミリモル
/gで示される値以下の吸着能になると回収量は急激に
減少する。
【0060】それ故に高吸着能吸着剤における吸着能の
低下は、操作上主に、1)Oの回収量を最大化するこ
と、2)ACM/Evac.が低下し、その結果として
省力化されること、3)吸着床の寸法係数は、単に吸着
能の低下により期待される量ほど増加しないなどの3つ
の影響を与える。全ての商業的な生産法においては、操
業改善に対する最終的な関心は生産コストを下げること
にある。
【0061】低いACM/Evac.による省力化効果
により、相当なコストメリットが得られる。そして回収
量の増加を示す吸着能の範囲においては、電力消費量の
低下はコスト減に効果のあることは明らかである。表2
には、O回収量を最大化する等温N吸着能(0.2
から1.2気圧、23℃)が含まれている。一般に、試
験された圧力下でのO真空スイング吸着法に対する改
善された操作では、約0.4ミリモル/gから0.6ミ
リモル/gの等温N吸着能値において、最高O回収
量の範囲が最も大きくなる。
【0062】一般に、試験された圧力下でのO真空ス
イング吸着法に対する改善された操作では、約0.4ミ
リモル/gから0.6ミリモル/gの等温N吸着能値
において、最高O回収量の範囲が最も大きくなる。
【0063】この実施例においては、同一の二元吸着選
択性をもった材料について、少なくとも約0.3ミリモ
ル/gの等温N吸着能を有するような材料において
は、より低い等温N吸着能をもつ材料は、O真空ス
イング吸着法においてより高い回収量とそれによってよ
り低い電力消費を与えるという予期しない結果が得られ
た。最適等温N吸着能(0.4ミリモル/gから0.
6ミリモル/g)の範囲では、CaAのような市販空気
分離用吸着剤においてはほぼ同様のレベルであった。以
上のことから、改善された空気分離用吸着剤で重要な点
は、現用の吸着剤とほぼ同等のレベルのN吸着能でよ
り低いO吸着能を有することである。
【0064】
【表2】 最適回収率の等温N吸着能 吸着剤の二元 試験されたN 最適なN吸着能; DN/DO 吸着能の範囲; 23℃ 23℃ (0.2-1.2atm) (0.2-1.2atm) (mmol/g) (mmol/g) 25.0 1.14-0.23 0.9-0.5 23.6 1.10-0.22 0.9-0.5 22.1 1.00-0.20 0.9-0.5 19.6 0.87-0.19 0.9-0.4 23.0 1.10-0.22 0.8-0.5 15.9 0.65-0.13 0.6-0.5 19.4 0.79-0.16 0.8-0.4 20.0 0.82-0.16 0.8-0.4 10.7 0.46-0.16 ---- 14.5 0.95-0.19 0.7-0.4 実施例3 吸着能を2倍にした高々度選択性吸着剤の影響 この実施例は、好ましいN吸着能の範囲を逸脱した非
常に高い選択性を有する理論的吸着剤の等温N吸着能
の変化に対する影響を示したものである。等温N吸着
能および等温二元吸着選択性は、23℃、1.45気圧
の空気供給および0.2気圧の排気に対して算出され
た。吸着剤は0.52ミリモル/gの等温N吸着能と
62.0の等温二元吸着選択性を有する。等温N吸着
能は、2つの因子による吸着能の増減によって好ましい
範囲とされる0.4ミリモル/gから0.6ミリモル/
gの範囲外において変化させた。
【0065】プロセスモデルは、供給圧力1,095t
orr、排気圧力218torr、供給終了時温度75
°F(約24℃)におけるO真空スイング吸着法のシ
ミュレーションを用い、次の結果を得た。
【0066】
【表3】 この結果は、最適な操作は好ましい吸着能の範囲である
0.4ミリモル/gから0.6ミリモル/gの範囲にお
いて行なわれることを示す。従来技術に基づいた期待に
反して、吸着能を2倍にしても低い操作結果しか得られ
ず、これは結果としてO回収コストの増加につながる
ものである。
【0067】実施例4 改善された吸着剤の領域を描くために使用された等温二
元吸着選択性によるものと先行技術による公知の代表的
な吸着剤との比較 O真空スイング吸着法のコンピューター工程シミュレ
ーションは、同じ吸着選択性をもった材料、少なくとも
約0.3ミリモル/gのN吸着能をもった低い等温N
吸着能の材料は優れたO真空スイング吸着用の吸着
剤であるという予期しない結果を示した。そして最適な
吸着能は約0.4ミリモル/gから0.6ミリモル/g
であることを示した。またさらに本発明のおいては、等
温二元吸着選択性の概念は、0回収度に対し吸着剤の
本質的な特性に関連して使用され得ることを示した。こ
の実施例においては、これらの2つの概念を使用して、
吸着剤の本質的な特性が従来技術における公知の吸着剤
に対して改善された作用を示す領域を解明する。
【0068】等温窒素吸着能(ミリモル/g)および等
温二元吸着選択性(ミリモルN/ミリモルO)を、
23℃、1.5torrの供給空気および0.2tor
rの排気における公知の代表的な吸着剤であるNaX−
ゼオライト、(Ca、Na)A−ゼオライト、Naモル
デナイト、(Ca、Na)X−ゼオライト、(Ca、N
a)LSX−ゼオライト、Lix−ゼオライト、(L
i,Na)LSX−ゼオライト、Li−チャバザイト、
(Li、Ca)LSX−ゼオライト等について、IAS
Tを使用して算出した。
【0069】図5は、等温二元吸着選択性対等温窒素吸
着能選択性のプロット図である。公知の吸着剤は、全て
窒素吸着能(DN)が0.6ミリモル/gで、二元吸
着選択性が19の点と窒素吸着能が1.0ミリモル/g
で、二元吸着選択性が25の点とにより決定された線以
下になる。
【0070】この線は方程式DN=0.0667×
(S)−0.677で示される。ここでSは等温二元吸
着選択性である。上記の線以上となる基本的な特性をも
った新しい吸着剤は、同じ吸着選択性を有する公知の他
の吸着剤に比べて優れたO真空スイング吸着の操作性
を示し、全ての新吸着剤が、等温窒素吸着能が少なくと
も約0.3ミリモル/gという高い窒素吸着能を有して
いる。
【0071】実施例5 ゼオライトに希釈剤を混合した吸着剤 実施例4で記述したような改善された操作性を有する優
れた吸着特性を持った新しい吸着剤を得るための1つの
方法は、高い選択性を有する高い窒素吸着能の吸着剤を
希釈する方法である。従ってLiLSX−ゼオライト、
(Li、Ca)LSX−ゼオライト、(Li、Ca、N
a)LSX−ゼオライト、CaLSX−ゼオライト、L
iX−ゼオライト等のような二元吸着選択性が17以上
のゼオライトを希釈することにより、図5における線よ
り上の等温二元吸着選択性と等温窒素吸着能を合せ持っ
た本発明の優れた加圧・真空スイング吸着操作性に適合
し得るゼオライト/希釈剤混合吸着剤を提供することが
できる。
【0072】例えば、このような希釈効果を示す上記ゼ
オライト吸着剤は次の方法で得ることができる。即ち、
(Na、K)LSX−ゼオライトを英国特許第1,58
0,928号における方法(クール G.H.「ゼオラ
イト」1987年、、第451頁をも参照のこと)に
よって得、次に、該(Na、K)LSX−ゼオライトの
粉末を適量の0.05モルCaClを加え4時間室温
で攪拌することによりイオン交換させることによりLi
LSX−ゼオライトを得ることができる。該試料は、L
i陽イオンの加水分解を避けるために水洗いせずに濾過
される。
【0073】LiLSX−ゼオライト粉末に化学量論的
量のCaClおよびNaClを含む0.1ノルマル溶
液の適量を加える類似の方法により、種々の(Li、C
a、Na)LSX−ゼオライト試料を得ることができ
る。この場合も試料は水洗いせずに濾過する。また、C
aLSX−ゼオライトは、(Na、K)−ゼオライトを
平衡の3.8倍の過剰の1.0モルCaClで100
℃において、3回の静的イオン交換を行なうことにより
得られる。LiX−ゼオライトは、平衡の5.6倍の過
剰の1.1モルLiClで100℃において、5回の静
的交換を用いたリンデ13X(Si/Al比が1.23
のNaX−ゼオライト)から得られる。
【0074】吸着性の測定は、自動化高圧容量吸着ユニ
ットを用いて行なった。約2〜2.5gの試料を、試料
ロスを防ぐために10μmフィルターで保護したステン
レススチール製の試料筒に挿入し、該試料を真空中で1
℃/分以下で400℃に圧力が1×10−5torrに
降下するまで加熱した。活性化後、等温NおよびO
を1,200torrで、23℃および45℃で得た。
等温窒素吸着能は、23℃で2.5気圧から1.2気圧
で測定した。多成分系平衡はIASTにより測定した。
等温二元吸着選択性は、供給空気23℃、1.45気
圧、排気0.2気圧で算出した。
【0075】表4に上記した方法で得られた等温二元吸
着選択性が17以上の6種類のゼオライトについての測
定結果を示した。
【0076】これらの活性吸着剤相は希釈剤と結合させ
て、改善された操作性をもった実施例4記載の範囲に相
当する吸着性能を有する吸着剤を提供することができ
る。表4には等温窒素吸着能が、0.0667×(S)
−0.667以下で、0.3ミリモル/g以上の吸着剤
を提供するための活性吸着剤相への適切な希釈剤の重量
%の範囲を表示してある。
【0077】これらの吸着剤は、同様の選択性を有する
が、0.0067×(S)−0.667以上の等温窒素
吸着能を有する吸着剤に比して優れた総合操作性を示
す。このような改善された操作性については表中の試料
1および2に示されている。例えば、試料1のLiLS
Xは等温二元吸着選択性は25である。試料2は、等温
二元吸着選択性が25で、等温窒素吸着能が0.5およ
び0.9ミリモル/gの範囲(即ち、0.0667×
(S)−0.667以下)の吸着剤は、等温窒素吸着能
が1.14(即ち、0.0667×(S)−0.667
以上)の吸着剤に比べて高い回収量、低いACFおよび
BSFを示す。
【0078】
【表4】 ゼオライト/希釈剤混合物の使用による改善された吸着剤 等温二元 等温二元 等温二元 希釈剤 N吸着能 吸 着 N吸着能 含有量 範 囲 吸着剤種別 選択性 (mmol/g) (%) (mmol/g) LiLSX 25.0 1.14 20-52 0.9-0.5 85/15(Li,Ca)LSX 23.6 1.10 20-55 0.9-0.5 85/10/5(Li,Ca,Na)LSX 22.1 1.00 20-52 0.8-0.5 70/30(Li,Ca)LSX 23.0 1.10 25-57 0.8-0.5 LiX 19.4 0.79 22-45 0.6-0.4 CaLSX 20.0 0.82 20-45 0.7-0.4 本発明者は、本発明において特別の理論を展開するつも
りはないが、低い等温窒素吸着能の利点は等温線におけ
る温度効果に関係があるものと思われる。吸着および脱
着工程の間に起こる熱効果は加圧スイング吸着法の総合
的な作業性において重要である。該方法は実質的に断熱
的であるから、吸着熱からの熱の放出は、吸着工程の間
において吸着床の温度を上昇する。温度が高くなるため
に、吸着床における吸着物の量は、温度が上昇しなかっ
た場合に比べて少なくなる。
【0079】同様に、脱着および排気工程の間におい
て、被吸着物質の脱着のために熱を必要とするために吸
着床の温度は低下する。温度が低くなると、吸着床にお
ける被吸着物の量は、温度が低下しなかった場合に比べ
て多くなる。このような熱変動は吸着床における総合的
な断熱吸着能を低下させてしまう。
【0080】それ故、PSA法における吸着工程におい
ては、温度上昇を減少させてやれば被吸着物の吸着量は
高くなり、また同様に脱着工程においては、温度低下を
減少させてやれば、被吸着物の吸着量を少なくすること
ができるので、断熱吸着能のネットでの効果は増加し、
結果としてBSFを小さくできることが期待される。N
は、Oよりも吸着熱が大きいから、この効果はN
に対して大きい。
【0081】かくして、断熱二元吸着選択性(断熱酸素
吸着能に対する断熱窒素吸着能の比率)は温度変動が低
下するにしたがって増加し、吸着床に吸着されたO
回収時における損失は少なくなるのである。これに加
え、温度スイングの減少は脱着/排気に際しての吸着床
温度を高め、これは効果的に等温線を「平坦化」して、
低圧領域において排除されるべきガス量を減少させるの
で、ACM/evac.を減少させる効果があるのであ
る。
【0082】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によるとき
は、P/VSA法を使用した、Nの分離効率を改善
し、電力消費コストを大幅に削減することができる一
方、該方法を使用した空気からの酸素分離に実施して、
の回収時における損失を大幅に削減することができ
るなどその効果は高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】3種類の吸着特性の異なるゼオライト系吸着剤
および2組の異なる操業条件(AおよびB)において、
実際の真空スイング吸着法の実施によるO回収率を、
1/(等温二元吸着選択性)の関数としてプロットした
図である。
【図2】BSFを、その期待値が、等温二元吸着選択性
(DN/DO)の値が22.1である吸着剤に対す
る実際のモデルの結果よりも高い値を示すことを等温窒
素吸着能(0.2−1.2気圧、23℃)の関数として
プロットした図である。
【図3】説明文中に見られるように吸着能が低下するに
従ってACM/Evac.が低下することを示すため、
異なる等温二元吸着選択性を有する吸着剤に対して一定
の選択性における等温窒素吸着能(0.2−1.2気
圧、23℃)の関数としてACM/Evac.をプロッ
トしたものである。
【図4】説明文中に見られるように等温窒素吸着能が
0.4−0.5ミリモル/gの範囲において最適回収率
が得られることを示すため、異なる等温二元吸着選択性
を有する吸着剤に対して一定の選択性における等温窒素
吸着能(0.2−1.2気圧、23℃)の関数としてO
の回収率をプロットした図である。
【図5】種々の吸着剤に対して23℃における供給空気
圧力が1.45気圧で、排出圧力が0.2気圧において
定められた等温窒素吸着能(ミリモル/g)の関数とし
て等温二元吸着選択性(DN/DO)(Nミリモ
ル/Oミリモル)をプロットした図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョン.フランシス.カーナー アメリカ合衆国.18069.ペンシルバニア 州.オレフィールド.ウィロー.ウェイ. 5416 (72)発明者 ラヴィ.クマー アメリカ合衆国.18103.ペンシルバニア 州.アレンタウン.エヌ.ツリーライン. ドライヴ.991 (72)発明者 ロビン.ジョイス.マリゼウスキー アメリカ合衆国.19440.ペンシルバニア 州.ハットフィールド.トワメンシン.ア ヴェニュー.30 (72)発明者 ウィリアム.ポール.シュミッド アメリカ合衆国.18104.ペンシルバニア 州.アレンタウン.トウェンティ.サー ド.アンド.リヴィングストン.ストリー ツ.リンデン.2.シー

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 窒素と、窒素よりも吸着性の低い他のガ
    ス成分とからなる混合ガスから窒素を選択的に吸着させ
    るに際して、該混合ガスを吸着帯域において窒素の選択
    吸着剤と接触させること、および該吸着剤に窒素を選択
    的に吸着させて他の吸着性の低い混合ガス成分を該帯域
    外に通過させることよりなり、該吸着帯域は、少なくと
    も0.3ミリモル/gの等温窒素吸着能と少なくとも1
    7Nミリモル/Oミリモルの等温二元選択吸着性を
    有するが、与えられた任意の吸着選択性(S)における
    窒素吸着能が、0.0667×(S)−0.667の値
    を超えないような吸着剤からなることを特徴とする混合
    ガスからの窒素選択吸着方法。
  2. 【請求項2】 等温窒素吸着能は、少なくとも0.4ミ
    リモル/gである請求項1記載の混合ガスからの窒素選
    択吸着方法。
  3. 【請求項3】 等温窒素吸着能は、1.0ミリモル/g
    を超えることがない請求項1記載の混合ガスからの窒素
    選択吸着方法。
  4. 【請求項4】 等温窒素吸着能は、0.4乃至1.0ミ
    リモル/gの範囲である請求項1記載の混合ガスからの
    窒素選択吸着方法。
  5. 【請求項5】 吸着剤は、活性吸着剤相と選択的に使用
    される不活性希釈剤からなるものである請求項1記載の
    混合ガスからの窒素選択吸着方法。
  6. 【請求項6】 活性吸着剤相は、ゼオライト、シリカ−
    アルミナ、アルミナ、シリカ、珪酸チタニウム、燐酸塩
    およびこれらの混合物からなる群から選ばれたものであ
    る請求項5記載の混合ガスからの窒素選択吸着方法。
  7. 【請求項7】 活性吸着剤相は、A−ゼオライト、X−
    ゼオライト、Y−ゼオライト、チャバザイト、モルデナ
    イトおよびこれらの混合物からなる群から選ばれたゼオ
    ライトである請求項5記載の混合ガスからの窒素選択吸
    着方法。
  8. 【請求項8】 活性吸着剤相は、ゼオライトのシリコン
    /アルミニウム比が、1.5以下である請求項5記載の
    混合ガスからの窒素選択吸着方法。
  9. 【請求項9】 ゼオライトは、少なくとも50%までリ
    チウムでイオン交換される請求項7記載の混合ガスから
    の窒素選択吸着方法。
  10. 【請求項10】 ゼオライトは、第2のイオンと5%か
    ら50%の範囲でイオン交換される請求項9記載の混合
    ガスからの窒素選択吸着方法。
  11. 【請求項11】 ゼオライトは、15%の第2のイオン
    と85%のリチウムでイオン交換される請求項10記載
    の混合ガスからの窒素選択吸着方法。
  12. 【請求項12】 第2のイオンは、カルシウム、ストロ
    ンチウムおよびこれらの混合物からなる群から選ばれる
    請求項10記載の混合ガスからの窒素選択吸着方法。
  13. 【請求項13】 ゼオライトは、15%のカルシウムと
    85%のリチウムでイオン交換される請求項10記載の
    混合ガスからの窒素選択吸着方法。
  14. 【請求項14】 混合ガスは、窒素と酸素を含む請求項
    1記載の混合ガスからの窒素選択吸着方法。
  15. 【請求項15】 混合ガスは、空気である請求項1記載
    の混合ガスからの窒素選択吸着方法。
  16. 【請求項16】 酸素および窒素を含む混合ガスを該吸
    着帯域に接触させることにより窒素を選択的に吸着さ
    せ、酸素を該吸着帯域を通過させて酸素富化製品として
    回収する請求項1記載の混合ガスからの窒素選択吸着方
    法。
  17. 【請求項17】 酸素富化製品は少なくとも酸素90%
    である請求項16記載の混合ガスからの窒素選択吸着方
    法。
  18. 【請求項18】 該帯域は、混合ガスを該活性吸着剤相
    に接触させて窒素を選択的に吸着させ、酸素を該帯域を
    通過させて除去する吸着工程、混合ガスの接触を中断し
    て該帯域を減圧して窒素を脱着する減圧工程、および酸
    素または該混合ガスによって吸着圧まで再加圧化する工
    程とからなる一連の工程により操業される請求項16記
    載の混合ガスからの窒素選択吸着方法。
  19. 【請求項19】 該帯域は、混合ガスを該活性吸着剤相
    に接触させて窒素を選択的に吸着させ、酸素を該帯域を
    通過させて除去する吸着工程、混合ガスの接触を中断し
    て該帯域を減圧して窒素を脱着する減圧工程、さらに窒
    素を脱着するために常圧以下に排気する工程、および酸
    素により吸着圧まで再加圧化する工程とからなる一連の
    工程により操業される請求項16記載の混合ガスからの
    窒素選択吸着方法。
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