JPH0847751A - 帯状金属箔の製造方法および製造装置 - Google Patents
帯状金属箔の製造方法および製造装置Info
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- JPH0847751A JPH0847751A JP18437394A JP18437394A JPH0847751A JP H0847751 A JPH0847751 A JP H0847751A JP 18437394 A JP18437394 A JP 18437394A JP 18437394 A JP18437394 A JP 18437394A JP H0847751 A JPH0847751 A JP H0847751A
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- Continuous Casting (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】ノズルを用いることなくアモルファス合金薄帯
等の金属箔を連続的に製造できるようにすることが主た
る目的である。 【構成】棒状の材料15の上端部を溶融させる溶融装置
11と、周方向に連続する凸部20を有する回転体12
と、金属製の冷却ロール13とを具備している。冷却ロ
ール13は、回転体12の凸部20に対向する外周面2
5を有している。回転体12は水平軸まわりに連続的に
回転させられ、回転体12の凸部20を材料15の上部
の溶融金属に接触させることにより、溶融金属を回転体
12の接線方向に飛ばす。飛ばされた溶融金属は冷却ロ
ール13の外周面25に付着して急冷され、凝固するこ
とによって帯状の金属箔が得られる。
等の金属箔を連続的に製造できるようにすることが主た
る目的である。 【構成】棒状の材料15の上端部を溶融させる溶融装置
11と、周方向に連続する凸部20を有する回転体12
と、金属製の冷却ロール13とを具備している。冷却ロ
ール13は、回転体12の凸部20に対向する外周面2
5を有している。回転体12は水平軸まわりに連続的に
回転させられ、回転体12の凸部20を材料15の上部
の溶融金属に接触させることにより、溶融金属を回転体
12の接線方向に飛ばす。飛ばされた溶融金属は冷却ロ
ール13の外周面25に付着して急冷され、凝固するこ
とによって帯状の金属箔が得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アモルファス金属の薄
帯などの帯状金属箔を製造するのに適した帯状金属箔の
製造方法と製造装置に関する。
帯などの帯状金属箔を製造するのに適した帯状金属箔の
製造方法と製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】帯状のアモルファス金属箔を製造するた
めの公知の技術として、例えば特開昭60−46845
号公報に記載されているような液体急冷法が知られてい
る。この公知技術では、溶融金属をルツボに収容し、ル
ツボに設けられたスリット状のノズル部から溶融金属を
冷却ロールに向って噴出させている。冷却ロールは一方
向に回転しており、上記ノズル部から噴出する溶融金属
を冷却ロールの表面で急冷し、凝固させている。また、
上記公知技術以外の液体急冷法として、周知の遠心法や
単ロール法あるいは双ロール法などが知られている。こ
れらはいずれも、ルツボのノズル部から溶融金属をロー
ルあるいは型に向って噴出させるとともにロールあるい
は型に付着した溶融金属を急冷し、凝固させるようにし
ている。
めの公知の技術として、例えば特開昭60−46845
号公報に記載されているような液体急冷法が知られてい
る。この公知技術では、溶融金属をルツボに収容し、ル
ツボに設けられたスリット状のノズル部から溶融金属を
冷却ロールに向って噴出させている。冷却ロールは一方
向に回転しており、上記ノズル部から噴出する溶融金属
を冷却ロールの表面で急冷し、凝固させている。また、
上記公知技術以外の液体急冷法として、周知の遠心法や
単ロール法あるいは双ロール法などが知られている。こ
れらはいずれも、ルツボのノズル部から溶融金属をロー
ルあるいは型に向って噴出させるとともにロールあるい
は型に付着した溶融金属を急冷し、凝固させるようにし
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のような従来の液
体急冷法では、ノズル部を有する特殊なルツボが必要で
あり、しかもノズル部が目詰まりを生じやすいといった
問題がある。また、溶融金属をノズル部から押出すため
の加圧装置が必要であるなど、設備に要するコストが高
く、かつ、メンテナンスに手間がかかるなどの問題があ
った。
体急冷法では、ノズル部を有する特殊なルツボが必要で
あり、しかもノズル部が目詰まりを生じやすいといった
問題がある。また、溶融金属をノズル部から押出すため
の加圧装置が必要であるなど、設備に要するコストが高
く、かつ、メンテナンスに手間がかかるなどの問題があ
った。
【0004】また、幅の広いアモルファス金属箔を製造
するには、箔の幅に応じた細長いスリット状のノズル部
が必要である。このようなノズル部は、スリットの寸法
や形状等を高精度に保つことに困難を伴う。また、ノズ
ル付きの特殊なルツボは材料の溶解量が制約されること
から、大量の箔を一度に連続的に製造することが困難で
あった。しかも溶融金属とノズル部が反応し、ノズル部
がいたみやすいためルツボの交換頻度が多いなどの問題
もある。
するには、箔の幅に応じた細長いスリット状のノズル部
が必要である。このようなノズル部は、スリットの寸法
や形状等を高精度に保つことに困難を伴う。また、ノズ
ル付きの特殊なルツボは材料の溶解量が制約されること
から、大量の箔を一度に連続的に製造することが困難で
あった。しかも溶融金属とノズル部が反応し、ノズル部
がいたみやすいためルツボの交換頻度が多いなどの問題
もある。
【0005】従って本発明の目的は、ノズルを用いるこ
となくアモルファス金属薄帯等の帯状金属箔を連続的に
製造できるような帯状金属箔の製造方法と製造装置を提
供することにある。
となくアモルファス金属薄帯等の帯状金属箔を連続的に
製造できるような帯状金属箔の製造方法と製造装置を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を果たすため
に開発された本発明の製造方法は、箔の材料の金属を溶
融し、外周部に周方向に連続する凸部を有する回転体を
回転させながら上記凸部を上記溶融金属に接触させ、上
記回転体の凸部に接触した溶融金属を上記回転体の回転
に伴って上記凸部の先端から回転体の接線方向に飛ばす
とともに、飛ばされた上記溶融金属を一方向に回転する
冷却ロールの外周面に付着させて広げるとともに急冷し
かつ凝固させることによって帯状に連なる金属箔を得る
ことを特徴とする帯状金属箔の製造方法である。
に開発された本発明の製造方法は、箔の材料の金属を溶
融し、外周部に周方向に連続する凸部を有する回転体を
回転させながら上記凸部を上記溶融金属に接触させ、上
記回転体の凸部に接触した溶融金属を上記回転体の回転
に伴って上記凸部の先端から回転体の接線方向に飛ばす
とともに、飛ばされた上記溶融金属を一方向に回転する
冷却ロールの外周面に付着させて広げるとともに急冷し
かつ凝固させることによって帯状に連なる金属箔を得る
ことを特徴とする帯状金属箔の製造方法である。
【0007】また本発明装置は、箔の材料の金属を溶融
させて溶融金属を得る溶融手段と、一方向に回転しかつ
外周部に周方向に連続する凸部を有するとともにこの凸
部を上記溶融金属に接触させることによって上記凸部の
先端から溶融金属を飛ばす回転体と、一方向に連続的に
回転させられかつ上記回転体の凸部に対向する位置に外
周面が配置されていて上記凸部によって飛ばされた上記
溶融金属を上記外周面に付着させかつ急冷することによ
り凝固させる金属製の冷却ロールとを具備している。
させて溶融金属を得る溶融手段と、一方向に回転しかつ
外周部に周方向に連続する凸部を有するとともにこの凸
部を上記溶融金属に接触させることによって上記凸部の
先端から溶融金属を飛ばす回転体と、一方向に連続的に
回転させられかつ上記回転体の凸部に対向する位置に外
周面が配置されていて上記凸部によって飛ばされた上記
溶融金属を上記外周面に付着させかつ急冷することによ
り凝固させる金属製の冷却ロールとを具備している。
【0008】
【作用】高周波誘導加熱コイルや電気炉等の溶融手段に
よって箔の材料を溶融させ、溶融した金属に、水平軸ま
わりに高速で回転する回転体の凸部を接触させる。この
回転体は上記溶融金属が凝固しないような温度に加熱さ
れている。この回転体の回転に伴い、凸部に接した溶融
金属が回転体の接線方向に飛ばされ、冷却ロールの外周
面に付着する。こうして冷却ロールに付着した溶融金属
は、箔状に薄く広がるとともに冷却ロールの外周面で急
冷され、凝固することによって帯状に連続する金属箔が
得られる。この場合、金属組織を短時間に凍結すれば、
金属箔をアモルファス化することが可能である。
よって箔の材料を溶融させ、溶融した金属に、水平軸ま
わりに高速で回転する回転体の凸部を接触させる。この
回転体は上記溶融金属が凝固しないような温度に加熱さ
れている。この回転体の回転に伴い、凸部に接した溶融
金属が回転体の接線方向に飛ばされ、冷却ロールの外周
面に付着する。こうして冷却ロールに付着した溶融金属
は、箔状に薄く広がるとともに冷却ロールの外周面で急
冷され、凝固することによって帯状に連続する金属箔が
得られる。この場合、金属組織を短時間に凍結すれば、
金属箔をアモルファス化することが可能である。
【0009】本発明では、回転体によって溶融金属を冷
却ロールに向って飛ばすためノズルが不要である。この
ためノズルの目詰まりの問題が回避され、ノズル付きの
特殊なルツボを使用する必要もない。そして請求項3に
記載したように回転体の軸線方向に凸部を複数列設けた
場合には、各々の凸部から回転体に向って飛ぶ溶融金属
が回転体の外周面において箔状に広がることにより、互
いに隣り合う箔同志がつながるため、凸部の数に応じて
幅の広い金属箔を製造することができる。
却ロールに向って飛ばすためノズルが不要である。この
ためノズルの目詰まりの問題が回避され、ノズル付きの
特殊なルツボを使用する必要もない。そして請求項3に
記載したように回転体の軸線方向に凸部を複数列設けた
場合には、各々の凸部から回転体に向って飛ぶ溶融金属
が回転体の外周面において箔状に広がることにより、互
いに隣り合う箔同志がつながるため、凸部の数に応じて
幅の広い金属箔を製造することができる。
【0010】また、請求項5に記載したように棒状の材
料の上端部のみを局部的に溶融させる加熱装置を用いる
場合には、材料の消費に応じて、送り装置によって材料
を回転体に向って補給すればよいから、ルツボが不要で
あり、材料の長さや太さに応じて大量の金属箔を一度に
連続的に製造できる。
料の上端部のみを局部的に溶融させる加熱装置を用いる
場合には、材料の消費に応じて、送り装置によって材料
を回転体に向って補給すればよいから、ルツボが不要で
あり、材料の長さや太さに応じて大量の金属箔を一度に
連続的に製造できる。
【0011】
【実施例】以下に本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。図1に示した金属箔製造装置10は、溶
融装置11と、回転体12と、冷却ロール13と、巻取
機14などを備えている。溶融装置11は、箔の材料の
棒状金属材料15の上端部のみを局部的に溶融させる高
周波誘導加熱コイル16を含んでいる。
して説明する。図1に示した金属箔製造装置10は、溶
融装置11と、回転体12と、冷却ロール13と、巻取
機14などを備えている。溶融装置11は、箔の材料の
棒状金属材料15の上端部のみを局部的に溶融させる高
周波誘導加熱コイル16を含んでいる。
【0012】溶融装置11のコイル16は棒状材料15
の上端部とほぼ同じ高さに設けられている。図2等に示
すように、棒状材料15は回転体12の軸線方向に互い
に離間して複数本設けられている。これらの棒状材料1
5は、ほぼ垂直な姿勢に保持され、かつ、送り装置17
によって回転体12に向って上昇させることができるよ
うになっている。
の上端部とほぼ同じ高さに設けられている。図2等に示
すように、棒状材料15は回転体12の軸線方向に互い
に離間して複数本設けられている。これらの棒状材料1
5は、ほぼ垂直な姿勢に保持され、かつ、送り装置17
によって回転体12に向って上昇させることができるよ
うになっている。
【0013】棒状材料15の成分の一例は、例えばF
e,Co,Niを主体とする強磁性金属に、アモルファ
ス化元素としてB,C,P,Si,Geなどの半金属元
素を添加したものなどであるが、それ以外にも、例えば
Al−Ni−希土類元素−遷移元素系等のアモルファス
合金材料を始めとして、必要に応じて種々の金属あるい
は半金属が使用される。
e,Co,Niを主体とする強磁性金属に、アモルファ
ス化元素としてB,C,P,Si,Geなどの半金属元
素を添加したものなどであるが、それ以外にも、例えば
Al−Ni−希土類元素−遷移元素系等のアモルファス
合金材料を始めとして、必要に応じて種々の金属あるい
は半金属が使用される。
【0014】回転体12は材料15の上方に設けられて
おり、モータ等を用いた回転駆動機構(図示せず)によ
って、図3中の矢印A方向に水平軸まわりに連続的に回
転させられるようになっている。回転体12の外周部
に、周方向に連続する凸部20が設けられている。この
実施例では、図2に示すように凸部20は回転体12の
軸線方向に複数列設けられており、各々の凸部20の下
方に、凸部20の数と同数の棒状材料15がそれぞれ凸
部20と対向して配置されている。
おり、モータ等を用いた回転駆動機構(図示せず)によ
って、図3中の矢印A方向に水平軸まわりに連続的に回
転させられるようになっている。回転体12の外周部
に、周方向に連続する凸部20が設けられている。この
実施例では、図2に示すように凸部20は回転体12の
軸線方向に複数列設けられており、各々の凸部20の下
方に、凸部20の数と同数の棒状材料15がそれぞれ凸
部20と対向して配置されている。
【0015】凸部20の先端は、回転体12の正面側か
ら見てV状に尖った形状をなしており、図3に示すよう
に材料15が送り装置17によって回転体10に向って
上昇させられた時に、凸部20の下端が棒状材料15の
上端部、すなわちコイル16によって溶融した溶融金属
15aに接することができるようになっている。
ら見てV状に尖った形状をなしており、図3に示すよう
に材料15が送り装置17によって回転体10に向って
上昇させられた時に、凸部20の下端が棒状材料15の
上端部、すなわちコイル16によって溶融した溶融金属
15aに接することができるようになっている。
【0016】溶融金属15aに凸部20が接触すると、
凸部20によって溶融金属15aが回転体12の接線方
向に飛ばされる。この回転体12は、凸部20に付着し
た溶融金属15aが凝固しないように、図示しない加熱
手段によって回転体12の溶融温度以下に加熱されてい
る。
凸部20によって溶融金属15aが回転体12の接線方
向に飛ばされる。この回転体12は、凸部20に付着し
た溶融金属15aが凝固しないように、図示しない加熱
手段によって回転体12の溶融温度以下に加熱されてい
る。
【0017】冷却ロール13は円柱状をなしており、回
転体12と平行に配置されている。冷却ロール13は、
モータ等を用いた回転駆動機構(図示せず)によって、
矢印B方向に水平軸まわりに連続的に回転させられるよ
うになっている。冷却ロール13の外周面25の軸線方
向の長さは、回転体12の軸線方向の長さよりも大であ
る。上記外周面25は回転体12の凸部20と対向して
おり、凸部20から飛んでくる溶融金属15aを外周面
25に付着させることができる高さに設けられている。
転体12と平行に配置されている。冷却ロール13は、
モータ等を用いた回転駆動機構(図示せず)によって、
矢印B方向に水平軸まわりに連続的に回転させられるよ
うになっている。冷却ロール13の外周面25の軸線方
向の長さは、回転体12の軸線方向の長さよりも大であ
る。上記外周面25は回転体12の凸部20と対向して
おり、凸部20から飛んでくる溶融金属15aを外周面
25に付着させることができる高さに設けられている。
【0018】冷却ロール13は鋼あるいは銅などのよう
に溶融金属15aを凝固させやすいように、適当な熱伝
導率と比熱を有する金属からなる。この冷却ロール13
は、例えば水などの冷却媒体によって所定の温度に冷却
され、外周面25に付着した溶融金属15aの熱を効果
的に奪うことができるようにしている。
に溶融金属15aを凝固させやすいように、適当な熱伝
導率と比熱を有する金属からなる。この冷却ロール13
は、例えば水などの冷却媒体によって所定の温度に冷却
され、外周面25に付着した溶融金属15aの熱を効果
的に奪うことができるようにしている。
【0019】以下に上記製造装置10を用いた金属箔の
製造方法について説明する。図3に示すように回転体1
2を矢印A方向に高速回転させるとともに、冷却ロール
13を矢印B方向に回転体12の回転周速度に応じた速
度で回転させる。そして溶融装置11のコイル16によ
って棒状材料15の上端部を溶融させて溶融金属15a
を得る。この状態で、材料15を送り装置17によって
上昇させることにより、溶融金属15aに回転体12の
凸部20を接触させる。
製造方法について説明する。図3に示すように回転体1
2を矢印A方向に高速回転させるとともに、冷却ロール
13を矢印B方向に回転体12の回転周速度に応じた速
度で回転させる。そして溶融装置11のコイル16によ
って棒状材料15の上端部を溶融させて溶融金属15a
を得る。この状態で、材料15を送り装置17によって
上昇させることにより、溶融金属15aに回転体12の
凸部20を接触させる。
【0020】回転体12は溶融金属15aを凝固させな
い程度の温度に加熱されており、しかも所定の周速度で
連続的に高速回転しているため、凸部20に接触した溶
融金属15aの一部は凝固することなく回転体12の回
転に伴って回転体12の接線方向に飛ばされ、冷却ロー
ル13の外周面25に当たる。
い程度の温度に加熱されており、しかも所定の周速度で
連続的に高速回転しているため、凸部20に接触した溶
融金属15aの一部は凝固することなく回転体12の回
転に伴って回転体12の接線方向に飛ばされ、冷却ロー
ル13の外周面25に当たる。
【0021】この実施例では凸部20が複数列設けられ
ているから、溶融金属15aは凸部20の数に応じて複
数の列となって飛ばされ、冷却ロール13の外周面25
において溶融金属15aが箔状に広がるとともに急冷さ
れ、凝固する。その時に、図4に示すように互いに隣り
合う箔状の溶融金属15a同志がつながることによっ
て、幅の広い帯状金属箔27が得られる。得られた金属
箔27は、巻取機14によって巻取られる。こうして、
凸部20の列数に応じて幅の広い金属箔27を製造する
ことができる。凸部20の数は箔27の幅に応じて適宜
に選定されるため図示例に限定されるものではない。例
えば、箔27の幅が狭くてよい場合には、凸部20を一
つのみ設けた回転体12を使用してもよい。
ているから、溶融金属15aは凸部20の数に応じて複
数の列となって飛ばされ、冷却ロール13の外周面25
において溶融金属15aが箔状に広がるとともに急冷さ
れ、凝固する。その時に、図4に示すように互いに隣り
合う箔状の溶融金属15a同志がつながることによっ
て、幅の広い帯状金属箔27が得られる。得られた金属
箔27は、巻取機14によって巻取られる。こうして、
凸部20の列数に応じて幅の広い金属箔27を製造する
ことができる。凸部20の数は箔27の幅に応じて適宜
に選定されるため図示例に限定されるものではない。例
えば、箔27の幅が狭くてよい場合には、凸部20を一
つのみ設けた回転体12を使用してもよい。
【0022】なお、図5に示すように、複数の円板状の
回転体要素12aを互いに軸線方向に離間して配置し、
各々の回転体要素12aに周方向に連続する凸部20を
設けるようにしてもよい。回転体要素12aは水平軸ま
わりに回転させられる。あるいは、図6に示すような形
状の円板状の複数の回転体要素12b,12cを軸線方
向に離間して配置し、各々の回転体要素12b,12c
に周方向に連続する凸部20を設けてもよい。
回転体要素12aを互いに軸線方向に離間して配置し、
各々の回転体要素12aに周方向に連続する凸部20を
設けるようにしてもよい。回転体要素12aは水平軸ま
わりに回転させられる。あるいは、図6に示すような形
状の円板状の複数の回転体要素12b,12cを軸線方
向に離間して配置し、各々の回転体要素12b,12c
に周方向に連続する凸部20を設けてもよい。
【0023】また図7に示すように、溶融金属15aを
収容する容器30の周囲に高周波誘導加熱コイル等の溶
融装置11を設けてもよい。この場合、溶融した金属1
5aを容器30に収容するとともに、溶融金属15aの
液面の上方から前述の回転体12を接触させることによ
り、溶融金属15aの一部を冷却ロール13の外周面2
5に向けて飛ばす。
収容する容器30の周囲に高周波誘導加熱コイル等の溶
融装置11を設けてもよい。この場合、溶融した金属1
5aを容器30に収容するとともに、溶融金属15aの
液面の上方から前述の回転体12を接触させることによ
り、溶融金属15aの一部を冷却ロール13の外周面2
5に向けて飛ばす。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、ノズルを用いることな
くアモルファス合金薄帯等の金属箔を製造することがで
きる。このためノズルの目詰まりの問題を生じることが
なく、ノズルの精度が問題になることもない。また、ノ
ズル付きの特殊なルツボを用いる必要もないし、加圧装
置も不要である。
くアモルファス合金薄帯等の金属箔を製造することがで
きる。このためノズルの目詰まりの問題を生じることが
なく、ノズルの精度が問題になることもない。また、ノ
ズル付きの特殊なルツボを用いる必要もないし、加圧装
置も不要である。
【0025】そして請求項3のように複数列の凸部を用
いれば、凸部の数に応じて幅の広い箔を製造することが
できる。また、請求項5のように、棒状の材料の上端部
を溶融させながら材料の溶融部分を回転体の凸部に接触
させるようにすれば、材料の消費に応じて材料を補給し
続けることができる。このため、材料を連続的に供給す
ることができ、溶解量がルツボの容量に左右されるとい
った問題がなく、大量の金属箔を連続的に製造すること
ができる。
いれば、凸部の数に応じて幅の広い箔を製造することが
できる。また、請求項5のように、棒状の材料の上端部
を溶融させながら材料の溶融部分を回転体の凸部に接触
させるようにすれば、材料の消費に応じて材料を補給し
続けることができる。このため、材料を連続的に供給す
ることができ、溶解量がルツボの容量に左右されるとい
った問題がなく、大量の金属箔を連続的に製造すること
ができる。
【図1】本発明の一実施例を示す金属箔製造装置の概略
側面図。
側面図。
【図2】図1中の矢印II方向から見た製造装置の一部の
概略正面図。
概略正面図。
【図3】図1に示された製造装置により金属箔が製造さ
れる様子を示す概略側面図。
れる様子を示す概略側面図。
【図4】図3中の矢印IV方向から見た製造装置と金属箔
の一部の概略図。
の一部の概略図。
【図5】回転体の変形例を示す回転体の一部の正面図。
【図6】回転体の他の変形例を示す回転体の一部の正面
図。
図。
【図7】金属箔製造装置の他の実施例を一部断面で示す
側面図。
側面図。
10…金属箔製造装置 11…溶融装置 12…回転体 13…冷却ロール 15…材料 15a…溶融金属 20…凸部 25…外周面
Claims (5)
- 【請求項1】箔の材料の金属を溶融し、 外周部に周方向に連続する凸部を有する回転体を回転さ
せながら上記凸部を上記溶融金属に接触させ、 上記回転体の凸部に接触した溶融金属を上記回転体の回
転に伴って上記凸部の先端から回転体の接線方向に飛ば
すとともに、 飛ばされた上記溶融金属を一方向に回転する冷却ロール
の外周面に付着させて広げるとともに急冷しかつ凝固さ
せることによって帯状に連なる金属箔を得ることを特徴
とする帯状金属箔の製造方法。 - 【請求項2】箔の材料の金属を溶融させて溶融金属を得
る溶融手段と、 一方向に回転しかつ外周部に周方向に連続する凸部を有
するとともにこの凸部を上記溶融金属に接触させること
によって上記凸部の先端から溶融金属を飛ばす回転体
と、 一方向に連続的に回転させられかつ上記回転体の凸部に
対向する位置に外周面が配置されていて上記凸部によっ
て飛ばされた上記溶融金属を上記外周面に付着させかつ
急冷することにより凝固させる金属製の冷却ロールと、 を具備したことを特徴とする金属箔の製造装置。 - 【請求項3】上記回転体の凸部が回転体の軸線方向に複
数列設けられている請求項2記載の製造装置。 - 【請求項4】上記回転体の凸部の先端が上記回転体の正
面側から見てV状に尖っていることを特徴とする請求項
2記載の製造装置。 - 【請求項5】上記溶融手段は、ほぼ垂直に保持された棒
状の材料の上端部のみを局部的に溶融させる加熱装置
と、棒状の上記材料を上記回転体に向って移動させる送
り装置を備えている請求項2記載の製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18437394A JPH0847751A (ja) | 1994-08-05 | 1994-08-05 | 帯状金属箔の製造方法および製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18437394A JPH0847751A (ja) | 1994-08-05 | 1994-08-05 | 帯状金属箔の製造方法および製造装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0847751A true JPH0847751A (ja) | 1996-02-20 |
Family
ID=16152083
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18437394A Pending JPH0847751A (ja) | 1994-08-05 | 1994-08-05 | 帯状金属箔の製造方法および製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0847751A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001034326A1 (en) * | 1999-11-09 | 2001-05-17 | Ishikawajima-Harima Jukogyo Kabushiki Kaisha | Thin metal strip producing device |
-
1994
- 1994-08-05 JP JP18437394A patent/JPH0847751A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001034326A1 (en) * | 1999-11-09 | 2001-05-17 | Ishikawajima-Harima Jukogyo Kabushiki Kaisha | Thin metal strip producing device |
| US6713017B1 (en) | 1999-11-09 | 2004-03-30 | Ishikawajima-Harima Jukogyo Kabushiki Kaisha | Metal-flake manufacturing apparatus |
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