JPH084852Y2 - 発芽・育苗装置 - Google Patents

発芽・育苗装置

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JPH084852Y2
JPH084852Y2 JP1993054029U JP5402993U JPH084852Y2 JP H084852 Y2 JPH084852 Y2 JP H084852Y2 JP 1993054029 U JP1993054029 U JP 1993054029U JP 5402993 U JP5402993 U JP 5402993U JP H084852 Y2 JPH084852 Y2 JP H084852Y2
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JP
Japan
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seedling raising
box
germination
stage
frame
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JP1993054029U
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JPH0722640U (ja
Inventor
義広 尼崎
上游 黄
Original Assignee
株式会社タイショー
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/25Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor

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  • Pretreatment Of Seeds And Plants (AREA)
  • Greenhouses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、発芽・育苗装置に係
り、詳しくは床土入れ、播種及び覆土等の散布が施され
た複数の育苗箱を、適宜な室温に保たれた発芽器内に収
納して発芽(出芽とも称する)させ、そして発芽した苗
を所定の長さまで育成させる、特に発芽させる際に、根
により種が押し上げられて覆土表面に浮き上がるのを防
ぐ根上り防止蓋を備えた発芽・育苗装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術背景及びその問題点】従来は、発芽と育苗
とは別々の設備にて行なわれていた。然るに、発芽期に
は複数の育苗箱を、上側の育苗箱底が下側の育苗箱の開
口部を塞ぐ様に互いに積み重ねた段積み状態で収納し、
発芽に適した温度,湿度に保つ様に構成された発芽装置
(一般には発芽器と称されている)を用いて発芽させ、
そして、発芽期が終了した後の育苗期には発芽期から出
しだ育苗箱を、育苗に適した温度,湿度に保たれたビニ
ールハウス等の温室に持ち運び、尚且つ運び込んだ各育
苗箱を該温室内に縦横一列に並べて発芽した育苗箱内の
苗を田植え機による田植え(移植)に適した育苗長さま
で育てる様にしていた。
【0003】従って、従来では発芽期が終了した後に、
育苗箱を発芽装置から出してビニールハウス等の温室に
持ち運んで各育苗箱を該温室内に縦横一列に並べる整列
作業が必要となり、多大な労力と時間を費やしなければ
ならなかった。しかも、発芽期は一般に2〜3日で終了
するとされていることから、従来の発芽装置は2〜3日
の使用後は遊ばせることになり、発芽装置が有効に使用
させていない。同時に発芽器とは別にビニールハウス等
の温室設備を購入して準備しなければならないことか
ら、設備投資とその維持管理に多大な費用が嵩む等の問
題を有していた。
【0004】又、最近では複数の育苗箱を適宜の間隔を
おいて載承支持する複数の箱載せ棚を多段状に取り付け
た左右一対の棚ユニットが開発され、上記した既存の発
芽装置内に取り付けることで、発芽した苗を適宜の長さ
まで育成することができる間隔にて育苗箱を発芽装置内
に収納し得る様になってきている。ところが、この棚ユ
ニットは発芽期においては使用しないことから、発芽期
においては発芽装置内から取り外して置き、発芽期が終
了した後、上側の育苗箱底が下側の育苗箱の開口部を塞
ぐ様に互いに積み重ねた段積み状態で収納した育苗箱を
装置内から一旦全て出さなければならないし、そして、
棚ユニットを装置内に取り付けた後に再び育苗箱を棚ユ
ニットの各箱載せ棚に載承支持させながら再び装置内に
収納すると言った出し入れ作業をしなければならないこ
とから、多大な労力と時間を費やしなければならない。
【0005】ちなみに、発芽期には根上りを防止しない
と根張りが悪くなって苗の発芽は望めない。従って、発
芽期における根上り防止は強い根の成育,根張りを良く
して健康な苗を育成する上で重要である。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】本考案はこの様な従来
事情に鑑みてなされたもので、発芽期における根上り防
止を図るとと共に発芽した苗を田植え(移植)に適した
育苗長さまで育成する育苗期まで行ない得、しかも育苗
箱の出し入れ作業時に根上り防止蓋が邪魔にならない様
に改良した発芽・育苗装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を達成するための手段】上記問題を達成するため
に本考案が講じる技術的手段は、適宜な室温に保たれる
装置機枠内に、複数の育苗箱を上下方向に適宜の間隔を
おいた多段状で且つ各段において前後方向数列に載承支
持する箱載せ棚を前記間隔にて配設すると共に、各段の
箱載せ棚間には育苗箱の開口部を塞ぐ根上り防止蓋を、
昇降機構に連繋支持させて昇降動自在に配設して、各段
の根上り防止蓋を昇降機構により下降させて各段の育苗
箱の開口部を塞いで発芽期に備え、上昇させて各段の育
苗箱の開口部から撤去せしめて育苗期に備える様に構成
し、更に上記根上り防止蓋を左右一対の蓋受けレールを
介して昇降機構に連繋支持させて、各段の箱載せ棚に前
後方向数列に載承支持されて並ぶ育苗箱相互の開口部に
亘る大きさで前後方向にスライド伸縮自在に構成したこ
とを特徴とする。
【0008】
【作 用】而して、上記した本考案の技術的手段によ
れば、適宜の間隔をおいて配設した装置機枠内各段の箱
載せ棚に、育苗箱を載承支持させて複数の育苗箱を装置
機枠内に収納する。この際、各段の箱載せ棚間に配設し
た各段の根上り防止蓋を上昇させ且つスライド縮小せし
めて置くことで、育苗箱の装置機枠内への収納に邪魔に
ならなず、収納作業をスムーズ且つ速やかに行なうこと
ができる。育苗箱の装置機枠内への収納が終了した後
に、各段の根上り防止蓋をスライド伸張させると共に、
昇降機構により下降させることにより、各段の箱載せ棚
に載せられている各育苗箱の開口部を各段の根上り防止
蓋で一同に塞いで発芽期に備える。そして、発芽期が終
了した後に根上り防止蓋を上昇させることにより、各段
の育苗箱の開口部から各段の根上り防止蓋を一同に撤去
せしめて育苗期に備える。この際、上昇させた根上り防
止蓋をスライド縮小せしめて置くか、或いは育苗期が終
了した後に育苗箱を取り出す際にスライド縮小させて置
くことで、育苗箱の取り出し作業も上記収納作業時と同
様に根上り防止蓋が邪魔にならず、スムーズ且つ速やか
に行なうことができる。
【0009】
【実 施 例】本考案の実施の一例を図面に基づいて以
下説明すると、図1乃至図8は発芽・育苗装置の第1実
施例を示し、図中1は複数の育苗箱2…を適宜の間隔を
おいて多段状に収納する装置機枠、3は装置機枠1内に
上下方向に多段状に配設されて前記各育苗箱2…を載承
する箱載せ棚、4は各段の各箱載せ棚3…に載せられて
収納された各育苗箱2…の開口部を塞ぐ根上り防止蓋、
5は根上り防止蓋4を各段の箱載せ棚3間に置いて昇降
動自在に連繋支持する昇降機構であり、この昇降機構5
により各段の根上り防止蓋4…を下降させることによ
り、各段の箱載せ棚3…に載せて多段状に収納した各育
苗箱2…の開口部を塞いで発芽期に備え、そして上昇さ
せることにより、各育苗箱2…の開口部から根上り防止
蓋4を撤去せしめて発芽した育苗箱2内の苗6を田植え
に適した育苗長さ(草丈)7〜9cm程度まで育成する育
苗期に備えることができる様に構成してある。
【0010】装置機枠1は、保温マット7上に設置され
ると共に保温カバー8により天井及び周囲全面が覆われ
ることにより、複数の育苗箱2…を適宜の間隔をおいて
上下に多段状に収納し得る開口高さ、そして各段におい
て前後方向数列に収納し得る奥行き、更には左右数列に
収納し得る開口幅を有する大きさの発芽・育苗室9を上
部側に枠組み構成し、その底部には発芽・育苗室9の温
度,湿度を、発芽期や育苗期に応じて加温,加湿する加
温,加湿用ヒーター10を設置収納して置く空間11を枠組
み構成してなるもので、底部空間11の加温,加湿用ヒー
ター10により発芽・育苗室9を、発芽期には発芽に適し
た最適な温度,湿度に保ち、そして育苗期には育苗に適
した最適な温度,湿度に保たれる様になっている。
【0011】箱載せ棚3は、平面矩形状で浅底に形成さ
れている育苗箱2の長辺開口縁同士を互いに衝合隣接さ
せて前後方向(装置機枠に対する育苗箱の出し入れ方
向)に数列に並べた載承支持状態で収納し得る前後方向
の間隔にて枠組み起立させた発芽・育苗室9を構設する
装置機枠1の前後支柱1a間に亘る長さで断面略L字型に
形成した左右一対の棚枠を、前後の支柱1aに亘り且つ育
苗箱2の長辺幅間隔にて図示の如く発芽・育苗室9の開
口幅方向に同一高さレベルで対向させて状態でねじ止め
或いは溶接等にて取り付けることで、発芽・育苗室9の
開口高さ方向に、発芽した苗6を田植えに適した育苗長
さに育成し得る上下方向の間隔にて配設せしめて装置機
枠1内に多段状に構設備える。
【0012】然るに、箱載せ棚3は左右の棚枠上に育苗
箱2の短辺側箱底を載承せしめた状態で複数の育苗箱2
…を、長辺開口縁同士を前後方向に互いに衝合隣接させ
た数列状態で且つ上下方向に育苗長さ間隔をおいた縦数
列の多段状に支える様に装置機枠1内に定着配設する。
【0013】尚、実施例では左右の前後支柱1aと、この
支柱1a間に育苗箱2の長辺幅間隔をおいて枠組み起立せ
しめた左右中間支柱1bに左右一対の棚枠の一方を図6に
示した様に取り付けることで、箱載せ棚3を発芽・育苗
室9の開口幅方向に数列(図においては2列)に構設備
えて、複数の育苗箱2…を前後、上下方向のみならず左
右中間支柱1bを境とする横方向数列にも載承収納し得る
様に定着配設してなる。
【0014】ちなみに、苗6の田植えに適した育苗長さ
とは、移植された苗6が水中に沈むことなく水面より出
る長さを言う。従って、一般には発芽した苗6を14〜16
cm程度の育苗長さまで育てて田植えを行なっている。と
ころが、最近において移植された苗6が水や天候等に左
右されることなくしばらくの間、種内に残る栄養分に頼
って育つことができる乳苗移植を行なう傾向になってき
ている。即ち、田植え後も種内の栄養分に頼って育つこ
とができる7cm(最低でも6cm)程度まで苗6が育った
ところで田植えを行なう傾向になってきている。それに
より、移植された苗6が水中に沈んだ状態であっても枯
れることなく元気良く育つとされていることから、最近
においては7〜9cm程度の育苗長さまで育成する育苗法
が採用されてきている。
【0015】従って、本実施例では育苗箱2…を載せる
各段の箱載せ棚3の上下間隔を苗6の育苗長さ7〜9cm
よりも大きめの離間間隔L、例えば上側育苗箱2の箱底
に接近する根上り防止蓋4の上昇待機スペースを考慮し
て、9〜12cm程度の離間間隔Lにて発芽・育苗室9内に
縦数列の多段状に定着配設する。そして、発芽した苗6
を7〜9cm程度まで育成することができる離間間隔Lに
て定着配設した各段の箱載せ棚3間に育苗箱2の開口部
を塞ぐ根上り防止蓋4を昇降機構5に連繋支持させて昇
降動自在に配設する。
【0016】根上り防止蓋4は、合板やプラスチック板
等の適宜厚さと重さを有する板材を用いて各段の箱載せ
棚3に、前後方向数列(図においては4列)に並ぶ各段
の育苗箱2相互の開口部を一同に塞ぐ程度の大きさに形
成する。即ち、前後方向に長く、同前後方向において互
いに衝合隣接する育苗箱2の長辺側箱幅に相当する幅の
平面略矩形形状に形成すると共に同前後方向に2乃至4
分割に裁断せしめて、後述する左右一対の蓋受けレール
12を介して昇降機構5に連繋支持させて各段の箱載せ棚
3間に配設することによって、左右の蓋受けレール12に
支持されて前後方向にスライド伸縮自在に構成する。
【0017】然るに、根上り防止蓋4は数枚に分割され
た分割蓋4aが互いに重なり合う様に左右の蓋受けレール
12上を装置機枠1の奥側に向けてスライドさせることで
縮小せしめ(図8(ロ)の状態)、そして互いに重なり
合った状態の分割蓋4aをその重合状態を解く様に左右の
蓋受けレール12上を装置機枠1の前面側に向けてスライ
ドさせて単独で左右の蓋受けレール12上に支持させるこ
とで伸張せしめた状態となる。即ち、伸張せしめた状態
になることで箱載せ棚1上に前後方向数列に並べられて
載承支持されている育苗箱2相互の開口部を塞ぐ状態の
大きさとなる(図8(イ)の状態)。
【0018】尚、分割蓋4aの内、スライド伸張された状
態で装置機枠1の前面側に位置する分割蓋(互いに重な
り合った縮小状態において最上段に位置する分割蓋)4a
の前縁上面又はその前端にスライド用の把持部を設ける
ことで、そのスライド操作、特にスライド伸張時の操作
が簡便となる。又、分割蓋4aが2枚の場合を除き、スラ
イド伸張せしめた状態で図示の如く重なり合う縁辺部の
一方又は双方に互いに掛止連繋し合う適宜の掛止手段を
設けて、分割蓋4aをスライド伸張させるその操作時に一
番目の分割蓋4aを手前にスライドさせることで二番目の
分割蓋4aが一番目の分割蓋4aに掛止されてスライドする
様に構成すると良い。即ち、一番目の分割蓋4aに引っ張
られて二番目以降の分割蓋4aがスライドする様に構成す
ると良い。
【0019】昇降機構5は、最下段の箱載せ棚3から最
上段の箱載せ棚3へと亘る高さに枠組み構成され、各段
の根上り防止蓋4を左右一対の蓋受けレール12を介して
前後方向にスライド自在に支持する昇降枠5aと、この昇
降枠5aをその下端側において支持すると共に数本の腕杆
14により略菱形状に連結構設され、架橋状に軸架された
ねじ軸15の正逆回転により各腕杆14で作る前記菱形形状
を可変せしめることで昇降枠5aを昇降させるねじ式昇降
器具5bとから構成し、この昇降器具5bの操作による昇降
枠5aの下降又は上昇によって、各段の箱載せ棚3間に配
設し各段の根上り防止蓋4より各段の育苗箱2の開口部
を塞ぐ、同開口部から撤去せしめて開口部を開く様に構
成してある。
【0020】昇降枠5aは、最下段の箱載せ棚3から最上
段の箱載せ棚3に亘る長さで適宜の板厚を有する帯板状
や横断面略コの字形に形成され、装置機枠1の両側前後
支柱1a間と、この両側支柱1a間(装置機枠の開口幅方向
中央部)に枠組み立ち上げた左右中間の前後支柱1b間と
に立ち上げ配設する前後の縦枠16と、この前後縦枠16の
下端側を連結せしめて各縦枠16を前記支柱1a,1b間に直
立姿勢に保つ平面略矩形状に枠組み形成したベース枠17
からなり、両側及び中央の前後の縦枠16に各段の根上り
防止蓋4を前後スライド自在に支持させる左右一対の蓋
受けレール12をねじ止めや溶接等によって、各段の箱載
せ棚3の離間間隔Lと略同じ間隔で且つ同じ段数にて上
下方向に多段状に取り付ける(図3参照)。
【0021】以上の如く構成した昇降枠5aは、両側及び
中央の前後縦枠16の下端側と上端側とに縦溝18を夫々設
けて、その下端側を装置機枠1の下部枠1cに取り付けた
金属又は合成樹脂材からなるスリーブ19に嵌合掛止させ
ると共に、上端側を最上段の箱載せ棚3に取り付けた前
記スリーブ19に嵌合掛止させることで、装置機枠1内に
昇降動自在に組込み構設せしめて、下部ベース枠17を装
置機枠1の下部枠1c上に構設し備えたねじ式昇降器具5b
上に連結支持させる。
【0022】ねじ式昇降器具5bは、操作ハンドル20によ
るねじ軸15の正逆回転により数本の腕杆14が作る菱形形
状を可変せしめることで昇降枠5aを下降又は上昇させる
ねじ式ジャッキであり、適宜長さに形成した4本を対と
する腕杆14の一端側をねじ軸15に螺合するスリーブ19に
夫々軸着連結せしめると共にその4本の腕杆14の内、ね
じ軸15の下側に位置する2本の腕杆14の他端側を装置機
枠1の下部枠1cに軸着連結せしめ、ねじ軸15の上側に位
置する他の2本の腕杆14の他端側を昇降枠5aの下部ベー
ス枠17に軸着連結せしめることで、装置機枠1の両側に
菱形状に夫々構設する。そして、装置機枠1の両側に亘
る長さに形成したねじ軸15を両側のスリーブ21に亘り架
橋状に螺合配設せしめることで、装置機枠1の下部枠1c
上にねじ式昇降器具5bを構設せしめて、昇降枠5aを昇降
動自在に支持させる。
【0023】尚、ねじ軸15の操作端部に対する操作ハン
ドル20の取り付けは取り外し不能とする一体構造でも、
適宜に取り外せる着脱自在な構造(形状)に形成するも
良いが、図示例の如く着脱構造を採用することで、装置
機枠1全体を包み込む保温カバー8を被せる際、そして
被せた状態において邪魔にならない。即ち、根上り防止
蓋4の上げ下げ操作後においてハンドル20をねじ軸15の
操作端部から取り外すことで、装置機枠1全体を包み込
む保温カバー8の邪魔にならない(図7参照)。
【0024】而して、以上の如く構成した本実施例の発
芽・育苗装置によれば、発芽・育苗室9の各段の箱載せ
棚3上に、床土入れ、播種及び覆土等の散布が施された
複数の育苗箱2…を載承支持させて発芽・育苗室9内に
収納する作業を行なう際には各段の根上り防止蓋4を、
昇降機構5のねじ式昇降工具5bのハンドル20操作により
上昇させると共に各段の分割蓋4aを発芽・育苗室9の奥
側へと押し込みスライドさせて根上り防止蓋4を重合縮
小せしめた状態とする(図8(ロ)の状態)。それによ
り、根上り防止蓋4は育苗箱2の発芽・育苗室9内への
収納作業に邪魔にならず、同作業をスムーズ且つ速やか
に行なうことができる。そして、発芽・育苗室9内への
育苗箱2の収納が終了した後に、各段の分割蓋4aを手前
に引き出しスライドさせて根上り防止蓋4を伸張せしめ
ると共に、ねじ式昇降工具5bのハンドル20操作により昇
降枠5aを下降させて各段の育苗箱2の開口部を各段の根
上り防止蓋4で塞ぎ、発芽期に備える。2〜3日間の発
芽期が終了した後はねじ式昇降工具5bのハンドル20操作
により昇降枠5aを上昇させて各段の育苗箱2の開口部か
ら根上り防止蓋4を撤去せしめて同開口部を開いて育苗
期に備え、根上り防止蓋4により根上りを起こすことな
く、根の成長,根張りの良い状態で健康に発芽した育苗
箱2内の苗6を、発芽・育苗室9において田植えに適し
た育苗長さまで継続して育成させる(図7参照)。育苗
期が終了し、発芽した苗6が田植えに適した育苗長さま
で育った後に各段の箱載せ棚3から育苗箱2を引き出し
て発芽・育苗室9から取り出す際には各段の分割蓋4aを
上述した収納作業時と同様に発芽・育苗室9の奥側へと
押し込みスライドさせて各段の根上り防止蓋4を重合縮
小せしめた状態とする。それにより、根上り防止蓋4は
育苗箱2を発芽・育苗室9内から取り出す作業において
も邪魔にならず、同作業即ち育苗箱2の発芽・育苗室9
に対する出し入れ作業をスムーズ且つ速やかに行なうこ
とができる(図8(イ)の状態)。
【0025】尚、根上り防止蓋4の前後方向のスライド
伸縮自在な構成形態としては、上記した形態に限らず、
帯板状に裁断した多数の分割蓋を互いに折り畳み可能に
連結せしめた構造とするも良い。即ち、蛇腹構造とする
も良く、要は各段の棚載せ棚3に前後方向に数列に並ぶ
育苗箱2相互の開口部を、伸張状態において一同に塞ぐ
ことができる大きさで前後方向にスライド伸縮し得る構
造であれば良い。
【0026】図9乃至図13は昇降機構の他の実施例を示
し、斯る第2実施例の昇降機構21は上記した第1実施例
詳述の昇降枠21a を、巻き上げ,巻き下げ操作により昇
降動させる様に構成してなるものであり、昇降枠21a の
基本的な構成形態、及び各段の根上り防止蓋4をスライ
ド自在に支持させる蓋受けレール12の昇降枠21a に対す
る取り付け構成形態は第1実施例詳述と略同じであるこ
とから同じ符号を用いることでその詳細な説明は省略
し、構成上の違い点のみを以下に説明する。
【0027】昇降枠21a は、各段の箱受けレール12を支
持する両側及び中央の縦枠16の下端側を前後及び左右方
向に亘る下側横枠22により固着連結すると共に、上端側
を前後方向に亘る上部横枠23により固着連結せしめた枠
組み形態とし、装置機枠1の両側及び中央において最上
段と最下段に位置する箱載せ棚3の棚枠に、縦枠16を前
後より挟持する間隔にて回動自在に取り付けた一対のロ
ーラー24間に図示の如く挾着支持させることで、装置機
枠1に昇降動自在に構設し備える。
【0028】そして、装置機枠1両側の上部枠1d間と下
部枠1c間とに亘り横架配設した上下の回転軸25の両端部
に、チェーン又はワイヤー等の吊索26を巻回架け渡すス
プロケット又はプーリー(図においてはワイヤー用のプ
ーリー)27を夫々取り付け、下側プーリー27に一端側を
巻き付け止着せしめた吊索26を上側プーリー27に亘り巻
回架け渡すると共に、その折り返し端部を昇降枠21a の
上側横枠23に止着せしめて、下側回転軸25の端部に設け
た操作ハンドル28による下側プーリー27の正逆回転によ
り、吊索26を巻き上げ,巻き下げることで昇降枠21a を
昇降動させる様に構成してなる。
【0029】而して、第2実施例の昇降機構21を備えた
発芽・育苗装置によれば、発芽期にはハンドル28による
吊索26の巻き下げ操作により、昇降枠21a を下降させて
各段の育苗箱2の開口部を各段の根上り防止蓋4で一同
に塞ぐことができる(図12(イ)の状態)。そして、発
芽期が終了した後の育苗期にはハンドル28による吊索26
の巻き上げ操作により、昇降枠21a を上昇させて各段の
育苗箱2の開口部から各段の根上り防止蓋4を一同に撤
去せしめて同開口部を開くことができる(図12(ロ)の
状態)。
【0030】尚、下側回転軸15の端部に対する操作ハン
ドル28の連結は、ブレーキ機構を内蔵したボックスを介
して連結せしめて、昇降枠21a を上昇させるハンドル操
作、図10において右方向(時計方向)に操作ハンドル28
を回すハンドル操作を行なっている最中にその操作を一
時的に停止した場合やその操作が終了した時点におい
て、昇降枠21a 及び各段の根上り防止蓋4相互の荷重に
よって、操作ハンドル28が勝手に逆転即ち左回転しない
様にブレーキ機構が働いてその動きを止める(ロックす
る)構成とすることが望ましい。又、操作ハンドル28の
取り付けも上記第1実施例において詳述した様に、着脱
構造を採用することで、装置機枠1全体を包み込む保温
カバー8の邪魔にならないで済む(図13参照)。
【0031】図14乃至図16は上記第2実施例と略同じ構
成形態にて構成して装置機枠1に昇降動自在に取り付け
た昇降枠29a を、下からてこの原理を利用して上昇させ
る様に構成した昇降機構29の他の実施例を示し、斯る第
3実施例の昇降機構29は前記昇降枠29a と、この昇降枠
29a を下から支える昇降部29b からなり、この昇降部29
b は装置機枠1の両側下部枠1c間に亘り前後の回転軸30
を架橋状に架設し、その前後の回転軸30の両側端部に、
各段の根上り防止蓋4の上昇移動量に合わせた長さに形
成した腕杆31の一端を固定的に固着せしめ、且つ両側に
おける前後の腕杆31の他端に、前後の回転軸30の前後間
隔に相当する長さに形成した連結杆32により連結せしめ
て、該連結杆32により前後の腕杆31の他端を軸支連結せ
しめ、更に、その前後連結端部に昇降枠29a の下側横枠
22を下から支える支持ローラー33を回転自在に取り付け
て、装置機枠1の下部枠1cに起伏動自在に構設し備え
る。
【0032】而して、第3実施例の昇降機構30を備えた
発芽・育苗装置によれば、昇降部29b の前側回転軸30の
端部に固定的に取り付けた操作ハンドル34によるてこの
運動(ハンドルを回転引き下ろす操作)により、両側に
おける前後の腕杆31を回動起立させて昇降枠29a を下か
ら突き上げて上昇させる様にしたものである。
【0033】尚、昇降枠30b を上昇させた後の操作ハン
ドル35を、その操作位置に保持する。即ち、昇降枠30b
の上昇による各段の根上り防止蓋4を育苗箱2の開口部
から撤去せしめた昇降枠30b の上昇状態を保持するため
に、操作ハンドル35を装置機枠1の下部枠1cの脇に平行
に掛止受け止めるストッパー機構を、同下部枠1cと操作
ハンドル35との両者に設けて、このストッパー機構によ
り下部枠1cと平行になる位置まで回転引き下ろした操作
ハンドル35が昇降枠30b 及び根上り防止蓋4相互の重さ
により回転しない様にすると良い。又、操作ハンドル34
は適宜の長さで途中においてネジ込み又は差し込み連結
により長さを可変自在とする固定杆部34a と着脱杆部
(延長杆部)34b から分割可能に構成することにより、
てこの原理を利用した各段の根上り防止蓋4の上げ下げ
操作を簡便に行ない得る様に、そしてその上げ下げ操作
後において固定杆部34aから着脱杆部34b を取り外すこ
とで、装置機枠1全体を包み込む保温カバー8の装着に
邪魔にならないですむ(図17参照)。
【0034】
【考案の効果】本考案の発芽・育苗装置は叙上の如く構
成してなるから、下記の効果を秦する。芽した育苗箱内
の苗を田植えに適した育苗長さまで育てることができる
間隔にて装置機枠内に多段状に配設した各段の箱載せ棚
に、育苗箱を載承支持させて複数の育苗箱を装置機枠内
に収納した後に、各段の箱載せ棚毎に昇降動自在に配設
した根上り防止蓋を昇降機構により下降せることによ
り、各段箱載せ棚に載せられている各育苗箱の開口部を
各段の根上り防止蓋により一同に塞いで、発芽期におけ
る根の成長,根張りの良い健康な状態で苗を発芽させる
根上りを防いだ状態で発芽期に備えることができ、発芽
期が終了した後は根上り防止蓋を上昇させることによ
り、各段の育苗箱の開口部から根上り防止蓋を一同に撤
去せしめて、発芽した苗を田植えに適した育苗長さまで
育てる育苗期に備えることができる。しかも、育苗箱の
装置機枠内への収納時や同機枠内からの取り出す時にお
いて、各段の根上り防止蓋を機枠ないの奥へ縮小させて
置けることから、装置機枠に対する育苗箱の出し入れ作
業に根上り防止蓋が邪魔にならない。従って、本考案の
発芽・育苗装置によれば、従来装置の様に発芽期が終了
した後に、育苗箱を一旦外部に出したり、取り出した育
苗箱を育苗期に備えるためにビニールハウス等の温室に
持ち運ぶと言った多大な労力と時間を費やする作業が一
切不要になると共に、設備投資を大幅に削減することが
できる。ひいては水稲育苗作業が大幅に改善され、省力
化と生産性の向上を図ることができる。しかも、育苗箱
の出し入れ作業をスムーズ且つ速やかに行なうことがで
き、簡便である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案発芽・育苗装置の実施の一例を示した
正面図
【図2】 同側面図
【図3】 昇降枠を示した正面図
【図4】 昇降枠の装置機枠に対する取付状態を示した
一部拡大側面図
【図5】 同縦断正面図
【図6】 同縦断正面図
【図7】 要部の拡大正面図で、(イ)は発芽期の状態
を示す、(ロ)は育苗期の状態を示す
【図8】 根上り防止蓋の蓋受けレールに対するスライ
ド自在な組み込み状態を示した側面図で、(イ)は根上
り防止蓋を育苗箱の開口部から撤去せしめた状態を示
す、(ロ)は根上り防止蓋を装置機枠内奥側へスライド
縮小せしめた状態を示す
【図9】 第2実施例を示した本考案発芽・育苗装置の
正面図
【図10】 同側面図
【図11】 昇降枠を示した正面図
【図12】 図10のXII −XII 線に沿わせた拡大断面図
で、(イ)は発芽期の状態を示す、(ロ)は育苗期の状
態を示す
【図13】 一部を拡大して示した正面図
【図14】 第3実施例を示した本考案発芽・育苗装置の
正面図
【図15】 同側面図
【図16】 一部を拡大して示した側面図
【符号の説明】
1…装置機枠 2…育苗
箱 3…箱載せ棚 4…根上
り防止蓋 4a…分割蓋 5,21,29…昇降
機構 12…蓋受けレール

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 適宜な室温に保たれる装置機枠内に、複
    数の育苗箱を上下方向に適宜の間隔をおいた多段状で且
    つ各段において前後方向数列に載承支持する箱載せ棚を
    前記間隔にて配設すると共に、各段の箱載せ棚間には育
    苗箱の開口部を塞ぐ根上り防止蓋を、昇降機構に連繋支
    持させて昇降動自在に配設して、各段の根上り防止蓋を
    昇降機構により下降させて各段の育苗箱の開口部を塞い
    で発芽期に備え、上昇させて各段の育苗箱の開口部から
    撤去せしめて育苗期に備える様に構成し、更に上記根上
    り防止蓋を左右一対の蓋受けレールを介して昇降機構に
    連繋支持させて、各段の箱載せ棚に前後方向数列に載承
    支持されて並ぶ育苗箱相互の開口部に亘る大きさで前後
    方向にスライド伸縮自在に構成したことを特徴とする発
    芽・育苗装置。
JP1993054029U 1993-10-05 1993-10-05 発芽・育苗装置 Expired - Lifetime JPH084852Y2 (ja)

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