JPH0848614A - メイクアップ化粧料 - Google Patents

メイクアップ化粧料

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JPH0848614A
JPH0848614A JP20427194A JP20427194A JPH0848614A JP H0848614 A JPH0848614 A JP H0848614A JP 20427194 A JP20427194 A JP 20427194A JP 20427194 A JP20427194 A JP 20427194A JP H0848614 A JPH0848614 A JP H0848614A
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JP
Japan
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titanium oxide
rod
shaped powder
powder
oxide
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JP20427194A
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Akihiro Kuroda
章裕 黒田
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Kanebo Ltd
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Kanebo Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】塗布色に優れ、カバー力に富んだメイクアップ
化粧料を得る。 【構成】棒状粉体を化粧料100重量部に対して0.5
〜20重量部配合し、かつ、黄色酸化チタンを0.1〜
20重量部配合することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、棒状粉体および黄色酸
化チタンを配合したメイクアップ化粧料に関する。さら
に詳しくは、皮膚塗布時にやや青みを示す傾向のある棒
状粉体と、青の補色にあたる黄色に着色された酸化チタ
ンを同時に配合することで、青みが打ち消され、塗布色
に優れていると同時にカバー力に優れていることを特徴
とするメイクアップ化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従
来、棒状粉体は、プラスチックや塗料の添加材、強化材
として汎用されている。一方、化粧料においては、本発
明者が公技番号94−448号に開示したように、粉体
そのものの形状から得られる付着性に着目した技術が知
られている。
【0003】しかしながら、短径としてサブミクロン以
下の微粒子サイズを有する棒状粉体は、長径がサブミク
ロン以上の大きさを有していても、光学的には微粒子の
特性を有しているものが多く、皮膚塗布時の青白さの発
生が問題となっていた。
【0004】この青白さを消す方法について、本発明者
は鋭意検討した結果、青色の補色である黄色に着色され
た酸化チタンを同時に配合することで、棒状粉体の青白
さを効果的に消去することに成功した。
【0005】この補色を用いる方法は、従来、微粒子酸
化チタンの開発において種々検討されている。たとえ
ば、特公平6−21057号公報に見られるように微粒
子酸化チタンと微粒子酸化鉄を同時に配合する方法が挙
げられる。この方法でも青白さを解消することは可能で
あるが、微粒子とは言え比較的着色力が強い酸化鉄を用
いた場合、化粧料の色味との関係で酸化鉄の配合量の限
度が低くなる問題がある。さらに、配合量が少ないと皮
膚に均一に塗布できず、青白みを消しにくい問題が発生
する。
【0006】これに対して、本発明の方法では、酸化鉄
等に比べて着色力が比較的低い着色酸化チタンを用いて
いるため、配合の自由度が大きい特徴がある。さらに、
酸化チタンを主体にしているため、優れたカバー力も有
している。
【0007】したがって、本発明は、棒状粉体および黄
色酸化チタンを配合したメイクアップ化粧料を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の、本発明の請求項1は、棒状粉体を化粧料100重量
部に対して0.5〜20重量部配合し、かつ、黄色酸化
チタンを0.1〜20重量部配合することを特徴とする
メイクアップ化粧料である。
【0009】また、本発明の請求項2は、棒状粉体が、
酸化チタン、チタン酸塩、炭酸カルシウム、シリカ、ア
ルミナ、ジルコニア、ハロイサイトの1種以上から選ば
れることを特徴とする請求項1に記載のメイクアップ化
粧料である。
【0010】本発明の請求項3は、棒状粉体が、酸化チ
タン、チタン酸塩、炭酸カルシウム、シリカ、アルミ
ナ、ジルコニア、ハロイサイトの1種以上からなる複合
粉体もしくは表面処理粉体であることを特徴とする請求
項1に記載のメイクアップ化粧料である。
【0011】本発明の請求項4は、棒状粉体の大きさ
が、短径0.005〜0.2μmであり、短径と長径の
比が1:10〜1:1000であって、長径が0.5μ
m以上であることを特徴とする請求項1に記載のメイク
アップ化粧料である。
【0012】本発明の請求項5は、黄色酸化チタンが酸
化鉄・酸化チタン焼結体、酸化鉄被覆酸化チタン、鉄ド
ーピング酸化チタンから選ばれることを特徴とする請求
項1に記載のメイクアップ化粧料である。
【0013】以下に本発明の構成を詳説する。本発明で
用いる棒状粉体は、酸化チタン、チタン酸塩、炭酸カル
シウム、シリカ、アルミナ、ジルコニア、ハロイサイト
の1種以上から選ばれ、その大きさは、短径0.005
〜0.2μmであり、短径と長径の比が1:10〜1:
1000の範囲にあり、かつ長径が0.5μm以上であ
ると規定される。
【0014】粒子径の測定方法としては、透過型電子顕
微鏡(TEM)観察もしくは走査型電子顕微鏡(SE
M)観察から得られる粒子径を用いる。
【0015】また、本発明の棒状粉体は、酸化チタン、
チタン酸塩、炭酸カルシウム、シリカ、アルミナ、ジル
コニア、ハロイサイトの1種以上からなる複合粉体もし
くは表面処理粉体であっても構わない。ただし、本発明
が青白さの軽減とカバー力を目的にしている点を考慮す
れば、酸化チタンが母体もしくは表面処理に用いられて
いることが好ましい。
【0016】棒状粉体は一般に活性が高い特徴があるた
め、化粧料等の安定性に影響が出る場合があり、上記の
表面処理や、従来公知の方法による表面処理を行ってあ
ることが好ましい。表面処理の種類としては、たとえば
チタニア等の金属酸化物による無機処理や、アミノ酸、
金属石鹸、シランカップリング剤、チタンカップリング
剤、アルミニウムカップリング剤による処理、シリコー
ン、フッ素化合物による処理、脂肪酸処理、油剤処理、
多糖類、DNA等の天然物による処理、シルク、アシル
化リジン、ケラチン等による処理、PMMA等の樹脂に
よる処理、プラズマによる処理、メカノケミカルによる
処理等が挙げられる。
【0017】本発明で用いる棒状粉体は、化粧料100
重量部に対して0.5〜20重量部の範囲で配合され
る。0.5重量部未満では、棒状粉体の特性が充分に発
揮できず、20重量部を超えると、隠ぺい力や着色力が
強くなりすぎる問題がある。
【0018】本発明で用いる黄色酸化チタンは、酸化鉄
・酸化チタン焼結体、酸化鉄被覆酸化チタン、鉄ドーピ
ング酸化チタンなどから選ばれ、その配合量は化粧料1
00重量部に対して0.1〜20重量部である。0.1
重量部未満では、本発明の効果が得られず、また、20
重量部を超えると、着色力が強くなりすぎる問題があ
る。
【0019】本発明で用いる黄色酸化チタンは、0.0
1〜0.3μmの平均一次粒子径を有する。ここで、黄
色酸化チタンの形状は問題でなく、球状、棒状、紡錘
状、不定型であっても構わない。
【0020】本発明で用いる黄色酸化チタンは、前記の
棒状粉体と同様にアルミナ処理など種々の表面処理が行
ってあっても構わない。
【0021】本発明のメイクアップ化粧料では、上記の
各粉体以外に、従来化粧料に用いられてきた粉体類、油
剤、界面活性剤、紫外線吸収剤、防腐剤、殺菌剤、保存
剤、酸化防止剤、抗炎症剤、ホルモン剤、ビタミン、保
湿剤、香料等を同時に配合することができる。
【0022】粉体としては、たとえば、黄酸化鉄、赤色
酸化鉄、黒酸化鉄や、酸化クロム、カーボンブラック、
群青、紺青、コバルトブルー、低次酸化チタン、青色1
号、赤色201号等の有色顔料、酸化亜鉛、酸化チタ
ン、酸化セリウム、酸化ジルコニウム、酸化アルミニウ
ム、酸化珪素等の白色顔料、タルク、マイカ、セリサイ
ト、カオリン、雲母、モンモリロナイト等の体質顔料、
雲母チタン等のパール顔料、硫酸バリウム、炭酸カルシ
ウム、炭酸マグネシウム、珪酸アルミニウム、珪酸マグ
ネシウム等の金属塩、N−アシルアスパラギン酸被覆マ
イカ等の有機物被覆顔料及び金属石鹸処理顔料、ナイロ
ンパウダー、シルクパウダー、ウレタンパウダー、テフ
ロンパウダー、セルロースパウダー、シリコーンパウダ
ー、金染色シルクパウダー、ポリエチレンパウダー等の
高分子粉体、N−アシル化リジン等の有機粉体、さらに
は微粒子酸化チタン、微粒子酸化亜鉛、アルミナ被覆微
粒子酸化チタン、シリカ被覆微粒子酸化チタン等の微粒
子粉体、ベントナイト、スメクタイト等が挙げられる。
【0023】これらの粉体も前記と同様に、種々の表面
処理が行われていても構わないが、特にフッ素化合物に
よる表面処理、たとえばパーフルオロアルキルリン酸ト
リエタノールアミン塩やテフロン、パーフルオロアルキ
ルオルガノシリコーン、パーフルオロアルキルシラン、
パーフルオロアルキルアルコール、パーフルオロアルキ
ルカルボン酸、パーフルオロポリエーテル、フッ化ピッ
チ等による表面処理を行った場合に、本発明の効果がよ
り発揮される傾向がある。
【0024】また、油剤としては、たとえば、セチルア
ルコール、イソステアリルアルコール、ラウリルアルコ
ール、ヘキサデシルアルコール、オクチルドデカノール
等の高級アルコール、イソステアリン酸、ウンデシレン
酸、オレイン酸等の脂肪酸、グリセリン、ソルビトー
ル、エチレングリコール、プロピレングリコール、ポリ
エチレングリコール等の多価アルコール、ミリスチン酸
ミリスチル、ラウリン酸ヘキシル、オレイン酸デシル、
ミリスチン酸イソプロピル、ジメチルオクタン酸ヘキシ
ルデシル、モノステアリン酸グリセリン、フタル酸ジエ
チル、モノステアリン酸エチレングリコール等のエステ
ル類、流動パラフィン、ワセリン、スクワラン等の炭化
水素、ラノリン、還元ラノリン、カルナバロウ等のロ
ウ、ミンク油、カカオ脂、ヤシ油、パーム核油、ツバキ
油、ゴマ油、ヒマシ油、オリーブ油等の油脂等が挙げら
れる。
【0025】また、別の形態の油剤の例としては、たと
えばジメチルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポ
リシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、ポリエ
ーテル変性オルガノポリシロキサン、フルオロアルキル
・ポリオキシアルキレン共変性オルガノポリシロキサ
ン、アルキル変性オルガノポリシロキサン、末端変性オ
ルガノポリシロキサン、フッ素変性オルガノポリシロキ
サン、アモジメチコーン、アミノ変性オルガノポリシロ
キサン、シリコーンゲル、アクリルシリコーン、トリメ
チルシロキシケイ酸、シリコーンRTVゴム等のシリコ
ーン化合物、パーフルオロポリエーテル、フッ化ピッ
チ、フルオロアルコール等のフッ素化合物が挙げられ
る。
【0026】本発明のメイクアップ化粧料の例として
は、たとえばファンデーション、プレストパウダー、頬
紅、白粉、アイシャドウ、口紅、ネイルカラー等が挙げ
られるが、ファンデーションでの効果が最も高い。
【0027】
【実施例】以下、実施例および比較例によって本発明を
詳細に説明する。本発明で用いる実施例および比較例の
評価方法は以下の通りである。なお、実施例および比較
例の中の、部、%、は重量部、重量%、を示す。
【0028】官能評価(塗布色の評価) 20〜40歳の女性パネラー10名に、実施例および比
較例で作製した化粧料を使用させ、塗布色がきれいであ
る、およびカバー力がある、と答えた人数をもって官能
評価の指標とした。したがって、数が多い程、塗布色が
きれいであり、カバー力に優れていることを示す。
【0029】実施例1〜2、比較例1〜3(ファンデー
ション)
【0030】実施例1 表1の処方にて作製した。棒状粉体としては、アルミナ
2%処理酸化チタン(短径0.05μm、長径5μm)
をシリコーン3%処理した粉体を使用した。また、黄色
酸化チタンとしては、鉄ドーピング酸化チタン(平均一
次粒子径0.04μm)をシリコーン5%処理したもの
を用いた。
【0031】
【表1】
【0032】(製造法)粉体成分をヘンシェルミキサー
にて混合した後、予め混合しておいた液体成分を加え、
さらに撹拌、混合した。ついで、アトマイザーを用いて
粉砕を行った後、金型を用いて打型し、製品とした。
【0033】比較例1 実施例1の棒状粉体を微粒子酸化チタン(平均一次粒子
径0.035μm)に変更した他は全て実施例1と同一
にして試作を行った。
【0034】実施例2 表2の処方にて作製した。棒状粉体としては、パーフル
オロアルキルリン酸トリエタノールアミン塩5%処理酸
化チタン(短径0.02μm、長径1μm)を使用し
た。なお、パーフルオロアルキルリン酸トリエタノール
アミン塩5%処理を以下ではフッ素処理と略する。黄色
酸化チタンとしては、酸化鉄・酸化チタン焼結体(平均
一次粒子径0.25μm)を、フッ素処理した粉体を用
いた。
【0035】
【表2】
【0036】(製造法)粉体成分をヘンシェルミキサー
にて混合した後、予め混合しておいた液体成分を加え、
さらに撹拌、混合した。ついで、アトマイザーを用いて
粉砕を行った後、金型を用いて打型し、製品とした。
【0037】比較例2 実施例2の改質黄色酸化チタンをフッ素処理顔料級酸化
チタン(平均一次粒子径0.23μm)に変更した他は
全て実施例2と同一にして試作を行った。
【0038】比較例3 実施例2の改質黄色酸化チタンをフッ素処理微粒子黄色
酸化鉄(平均一次粒子径0.03μm)に変更した他は
全て実施例2と同一にして試作を行った。
【0039】実施例1〜2および比較例1〜3につい
て、前記官能評価の結果を、表3に示す。
【0040】
【表3】
【0041】表3の結果より、実施例はいずれも塗布色
に優れ、かつカバー力に優れていた。ここで、比較例1
は青白さが目立ち、比較例2はカバー力は優れるが、白
浮きしてしまった。また、比較例3は本実施例程度の分
散力ではフッ素処理微粒子黄色酸化鉄が展色しにくかっ
たため、効果があまり認められなかった。
【0042】
【発明の効果】以上記載の通り、本発明は、塗布色に優
れ、カバー力に富んだメイクアップ化粧料を提供するこ
とは明かである。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 棒状粉体を化粧料100重量部に対して
    0.5〜20重量部配合し、かつ、黄色酸化チタンを
    0.1〜20重量部配合することを特徴とするメイクア
    ップ化粧料。
  2. 【請求項2】 棒状粉体が、酸化チタン、チタン酸塩、
    炭酸カルシウム、シリカ、アルミナ、ジルコニア、ハロ
    イサイトの1種以上から選ばれることを特徴とする請求
    項1に記載のメイクアップ化粧料。
  3. 【請求項3】 棒状粉体が、酸化チタン、チタン酸塩、
    炭酸カルシウム、シリカ、アルミナ、ジルコニア、ハロ
    イサイトの1種以上からなる複合粉体もしくは表面処理
    粉体であることを特徴とする請求項1に記載のメイクア
    ップ化粧料。
  4. 【請求項4】 棒状粉体の大きさが、短径0.005〜
    0.2μmであり、短径と長径の比が1:10〜1:1
    000であって、長径が0.5μm以上であることを特
    徴とする請求項1に記載のメイクアップ化粧料。
  5. 【請求項5】 黄色酸化チタンが酸化鉄・酸化チタン焼
    結体、酸化鉄被覆酸化チタン、鉄ドーピング酸化チタン
    から選ばれることを特徴とする請求項1に記載のメイク
    アップ化粧料。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6641939B1 (en) 1998-07-01 2003-11-04 The Morgan Crucible Company Plc Transition metal oxide doped alumina and methods of making and using
JP2009508845A (ja) * 2005-09-16 2009-03-05 ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー 干渉顔料を含むスキンケア組成物
WO2011078903A1 (en) 2009-12-22 2011-06-30 Avon Products, Inc. Cosmetic compositions comprising fibrous pigments
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