JPH0849151A - 編網機の糸振り装置 - Google Patents

編網機の糸振り装置

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JPH0849151A
JPH0849151A JP18499294A JP18499294A JPH0849151A JP H0849151 A JPH0849151 A JP H0849151A JP 18499294 A JP18499294 A JP 18499294A JP 18499294 A JP18499294 A JP 18499294A JP H0849151 A JPH0849151 A JP H0849151A
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Seiji Suzuki
征二 鈴木
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Toyo Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】機構を小形化及び簡単化し、且つ、高速運転を
可能とし、カムのタイミング調整も容易となる編網機の
糸振り装置を提供する。 【構成】糸振前後レバー7の一端がカムフォロアを介し
て糸振前後カム6のカム面に押し付けるように付勢さ
れ、糸振前後レバー7の他端がロッドを介して糸振りフ
レーム1に連結される。糸振上下レバー10の一端がカ
ムフォロアを介して糸振上下カム9のカム面に押し付け
るように付勢され、糸振上下レバー10の他端がロッド
を介して糸振りフレーム1に連結される。主軸3上に減
速機構15を介してカム面を外周に有する板状の糸振左
右カム12が取付けられ、糸振左右レバー13が編網機
のフレームの一部に軸支され、糸振左右レバー13の中
間部がカムフォロアを介して糸振左右カム12のカム面
に押し付けるように付勢され、糸振左右レバー13の先
端がロッド、L形レバーを介して糸振りフレーム1に連
結される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、漁網等を編網する編網
機の糸振り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】編網機の糸振り装置は、可動的に支持さ
れた糸振りフレーム上に糸振りが固定され、糸振りには
多数のたて糸を支持して通過させる孔が所定の間隔で穿
設され、結節工程時及び結節終了直後に、この糸振りを
上下及び前後左右に動かすための駆動機構が設けられて
いる。
【0003】この糸振り装置は、基本的に、上下動機
構、左右動機構、及び前後動機構から構成される。
【0004】従来の一般的な機械構成による上下動機構
は、図3に示すように、編網機の主軸30に上下動カム
31を取付け、糸振上下軸32を主軸30と平行に配設
し、その上下軸32に小レバー33を取付けると共に、
大レバー34を主軸30と小レバー33に係合・連結し
て配設する。そして、大レバー34の中間部に軸支され
たカムフォロアを上下動カム31の側面に形成されたカ
ム溝31aに係合させ、さらに、糸振上下軸32上に取
付けられた支持レバー35上に、糸振りフレーム36を
支持させ、糸振上下軸32の回動により糸振りフレーム
36を上下動させる。
【0005】また、左右動機構は、図4に示すように、
主軸30に対しギヤを介して1/2の速度で回転するよ
うに左右動カム(ドラム式カム)38を軸支し、左右動
カム38の下方に左右動レバー39を揺動可能に軸支す
る。そして、左右動レバー39の端部に設けられたカム
フォロア39を、左右動カム38の外周面に形成された
カム溝38aに係合させ、糸振りフレーム36にはロッ
ド40を介して左右動レバー39の末端を連結させ、ギ
ヤと左右動カム38の回転により糸振りフレーム36を
左右に移動させる。
【0006】さらに、前後動機構は、図5に示すよう
に、主軸30に前後動カム41を取付けと共に、主軸3
0と平行に糸振前後軸42を配設し、糸振前後軸42に
取付けたレバー43の先端を、ロッド44を介して糸振
りフレーム36に連結させると共に、糸振前後軸42に
前後動レバー45を取付ける。そして、前後動レバーの
中間部に設けられたカムフォロアを前後動カム41のカ
ム面に係合させ、主軸30に取付けた前後動カム41、
前後動レバー45、カムフォロアを介して回動する糸振
前後軸42の回転により、糸振りフレーム36を前後に
移動させる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の糸
振り装置では、上下動機構、左右動機構、及び前後動機
構に各々、糸振上下軸32、糸振左右軸37、糸振前後
軸42を設ける必要があるため、これらの機構が大型化
すると共に、必要な駆動トルクも増大し、編網機の高速
運転化が阻害される問題があった。また、左右動機構で
は、主軸とは離れて軸支された糸振左右軸37上に左右
動カム38が取付けられ、他のカムは全て主軸上に取付
けられていることから、カムのタイミング調整がしずら
いという問題があり、また、この左右動カム38にはド
ラムカムが使用されていたため、構造が大型化し、且つ
複雑化する問題がった。
【0008】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、機構を小形化及び簡単化することができ、高速運転
を可能とし、カムのタイミング調整も容易となる編網機
の糸振り装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の編網機の糸振り装置は、可動的に支持され
た糸振りフレーム上に、多数のたて糸を支持して通過さ
せる孔を有する糸振りが固定され、その糸振りを上下、
前後、左右に動かす編網機の糸振り装置において、編網
機の主軸に、カム面を外周に有する板状の糸振前後カム
と糸振上下カムが取付けられ、目締めを行う目締ロール
を支持する目締軸上に、略L字型の糸振前後レバーと糸
振上下レバーが回動可能に支持され、糸振前後レバーの
一端がカムフォロアを介して糸振前後カムのカム面に押
し付けるように付勢され、糸振前後レバーの他端がロッ
ドを介して糸振りフレームに連結され、糸振上下レバー
の一端がカムフォロアを介して糸振上下カムのカム面に
押し付けるように付勢され、糸振上下レバーの他端がロ
ッドを介して糸振りフレームに連結され、主軸上に減速
機構を介してカム面を外周に有する板状の糸振左右カム
が取付けられ、糸振左右レバーが編網機のフレームの一
部に軸支され、糸振左右レバーの中間部がカムフォロア
を介して糸振左右カムのカム面に押し付けるように付勢
され、糸振左右レバーの先端がロッド、L形レバーを介
して前記糸振りフレームに連結されて構成される。
【0010】
【作用・効果】このような構成の糸振り装置では、結節
工程中、たて糸を保持した糸振りを上下、左右、及び前
後方向に移動させ、例えば、たて糸を下鉤に巻き付ける
ような動作を行う。この場合、上下方向については、主
軸による糸振上下カムの回転により、糸振上下レバーが
カムフォロアを介して回動し、ロッドが上昇又は下降す
ることにより、糸振りフレームとそこに固定された糸振
りが上昇又は下降する。
【0011】左右方向については、糸振左右カムの回転
により、糸振左右レバーがカムフォロアを介して揺動
し、ロッド、L形レバーを介してロッドが左右方向に移
動することにより、糸振りフレーム(糸振り)が左右に
移動する。
【0012】前後方向については、糸振前後カムの回転
により、糸振前後レバーがカムフォロアを介して回動
し、ロッドが前又は後に移動することにより、糸振りフ
レーム(糸振り)が前又は後に移動する。
【0013】また、このような糸振り装置によれば、糸
振前後レバーと糸振上下レバーが目締軸上に支持され、
糸振左右レバーがフレームに軸支されるため、従来のよ
うに専用の糸振上下軸、糸振左右軸、糸振前後軸を設け
る必要がなく、構造を小形化することができ、また、必
要な駆動トルクを低減できるため、編網機の高速運転が
可能となる。
【0014】また、従来は別の軸上に装着されていた糸
振左右カムが主軸上に配設され、糸振前後カム、糸振上
下カム、上鉤作動用カムを含む全ての作動カムを、主軸
上に装着することができるため、カムのタイミング調整
を容易に行なうことができる。また、従来、ドラムカム
で形成された糸振左右カムを板状カムとしたため、構造
が簡単化し、機構を小形化することができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0016】図1は編網機の糸振り装置の平面図を示
し、図2はその左側面図を示している。1は上下、前
後、左右に可動的に支持された糸振りフレームであり、
上鉤の下方に水平に配設され、糸振りフレーム1上に
は、たて糸を支持して通過させる多数の孔を一定間隔で
設けた糸振り2が固定される。
【0017】3は編網機の主軸であり、編網機のフレー
ム4に水平に支持され、図示しない駆動モータにより一
定の速度で回転駆動される。5は主軸3と平行に配設さ
れ、フレーム4に支持された目締軸であり、主軸3に取
付けられたアームにより所定のタイミングで所定角度回
動する。目締軸5には、図示しない目締ロールレバーを
介して目締ロールが取付けられ、結節工程中に下鉤がた
て糸を引いて舟型をくぐらせた際、目締ロールに掛けた
たて糸を後方に引いて結節の目締めを行う。
【0018】6は主軸3に取付けられ、主軸3と共に回
転する糸振前後カムである。この糸振前後カム6は円板
型の板状カムであり、外周面にカム面が形成される。7
は略L字状に形成された糸振前後レバーであり、目締軸
5上に回動可能に支持され、一端にカムフォロア7aが
取付けられ、他端は水平なロッド8を介して糸振りフレ
ーム1に連結される。
【0019】この糸振前後レバー7はその先端のカムフ
ォロア7aを糸振前後カム6のカム面に常時押し付ける
ように付勢され、主軸3つまり糸振前後カム6の回転に
応じて糸振りフレーム1(糸振り2)を前後方向に動か
す。この糸振前後カム6、糸振前後レバー7、カムフォ
ロア7a、ロッド8により、糸振りの前後機構が構成さ
れる。
【0020】9は糸振前後カム6の右側に配置された糸
振上下カムであり、その前後カム6と同様に主軸3に取
付けられ、主軸3と共に回転する。この糸振上下カム9
は円板型の板状カムであり、外周面にカム面が形成され
る。10は略L字状に形成された糸振上下レバーであ
り、目締軸5に回動可能に支持され、上端にカムフォロ
ア10aが取付けられ、下端はロッド11を介して糸振
りフレーム1に連結される。
【0021】この糸振上下レバー10はその先端のカム
フォロア10aを糸振上下カム9のカム面に常時押し付
けるように付勢され、主軸3つまり糸振上下カム9の回
転に応じて糸振りフレーム1(糸振り2)を上下方向に
動かす。この糸振上下カム9、糸振上下レバー10、カ
ムフォロア10a、ロッド11により、糸振りの上下機
構が構成される。
【0022】12は糸振上下カム9の右側に配置された
糸振左右カムであり、歯車を組み合せた減速機構15を
介して主軸3上に取付けられ、主軸3の1/2の速度で
主軸により回転駆動される。
【0023】この糸振左右カム12は円板型の板状カム
であり、外周面にカム面が形成される。13は軸14を
介してフレーム4の側面に縦向きに軸支された糸振左右
レバーであり、糸振左右レバー13の中間部にカムフォ
ロア13aが取付けられ、カムフォロア13aを糸振左
右カム12のカム面に常時押し付けるように、糸振左右
レバー13はカム12側にコイルばね等で付勢される。
【0024】一方、略L字形のL形レバー17がフレー
ム4に対しブラケット18を介して水平に軸支され、そ
のL形レバー17の一端がロッド16を介して糸振左右
レバー13の先端に連結される。また、L形レバーの他
端はロッド19を介して糸振りフレーム1に連結され
る。
【0025】したがって、糸振左右カム12によって糸
振左右レバー13が前後に揺動することにより、ロッド
16、L形レバー18、ロッド19を介して糸振りフレ
ーム1が左右方向に移動する。糸振左右カム12、糸振
左右レバー13、ロッド16、L形レバー18、ロッド
19により、糸振りの左右機構が構成される。
【0026】上記のような糸振りの前後機構、上下機
構、左右機構は、編網機の左右のフレームの付近に各々
設置され、糸振り2を前後、上下、左右方向に駆動す
る。20は結節部に設けられた櫛、21はその前部に設
けられよこ糸を巻装した舟型である。
【0027】次に、上記構成の編網機における糸振り装
置の動作を説明する。
【0028】結節工程に入ると、例えば、先ずたて糸を
保持した糸振り2が最上部まで上昇する。この場合、主
軸3による糸振上下カム9の回転により、糸振上下レバ
ー10がカムフォロア10aを介して、所定のタイミン
グで図2の半時計方向に回動し、ロッド11が上昇する
ため、糸振りフレーム1が持ち上げられ、糸振り2が所
定のタイミングで所定位置まで持ち上げられる。
【0029】次に、上鉤が回転しながら、糸振り2が下
降し、たて糸が上鉤に巻き掛けられる。この場合、糸振
上下カム9の回転により、糸振上下レバー10がカムフ
ォロア10aを介して、図2の時計方向に回動し、ロッ
ド11が下降することにより、糸振りフレーム1とそこ
に固定された糸振り2が下降する。
【0030】次に、例えば、下鉤が上鉤の下部を貫通
し、糸振り2が縦に三角形を描くように動き、たて糸を
下鉤に巻き付ける。つまり、糸振り2は、上昇しながら
右又は左に移動し、下降しながら右又は左に移動するこ
とにより、たて糸を下鉤に巻き付け、最後に後方に移動
する。
【0031】この場合、上下方向については、上記と同
様に、糸振上下カム9の回転により、糸振上下レバー1
0がカムフォロア10aを介して回動し、ロッド11が
上昇又は下降することにより、糸振りフレーム1とそこ
に固定された糸振り2が上昇又は下降する。
【0032】左右方向については、糸振左右カム12の
回転により、糸振左右レバー13がカムフォロア13a
を介して揺動し、ロッド16、L形レバー17を介して
ロッド19が左右方向に移動することにより、糸振りフ
レーム1(糸振り2)が左右に所定のタイミングで動
く。
【0033】前後方向については、糸振前後カム6の回
転により、糸振前後レバー7がカムフォロア7aを介し
て回動し、ロッド8が前又は後に移動することにより、
糸振りフレーム1(糸振り2)が前又は後に所定のタイ
ミングで動く。
【0034】そして、下鉤にたて糸が掛けられた状態
で、下鉤が前方に移動することにより、上鉤の下部から
たて糸が引き出され、その糸が舟型21の下つまりよこ
糸をくぐる。そして、上鉤から結節が外されて、目締め
が行われ、横一列の結節が形成される。
【0035】その後、糸振り2は、たて糸を櫛20の左
又は右隣りの凹部に移し換えるように動作するが、この
場合も上記と同様に、上記前後機構、上下機構、左右機
構の動作により、糸振り2が所定の距離だけ上下、左
右、前後に移動し、たて糸の櫛20の位置換えを行う。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す編網機の糸振り装置の
平面図である。
【図2】同装置の左側面図である。
【図3】従来の糸振り装置の上下動機構の斜視図であ
る。
【図4】従来の糸振り装置の左右動機構の斜視図であ
る。
【図5】従来の糸振り装置の前後動機構の斜視図であ
る。
【符号の説明】
1−糸振りフレーム、2−糸振り、3−主軸、4−フレ
ーム、5−目締軸、6−糸振前後カム、7−糸振前後レ
バー、7a−カムフォロア、8−ロッド、9−糸振上下
カム、糸振上下レバー、10a−カムフォロア、11−
ロッド、12−糸振左右カム、13−糸振左右レバー、
13a−カムフォロア、14−軸、15減速機構、16
−ロッド。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可動的に支持された糸振りフレーム上
    に、多数のたて糸を支持して通過させる孔を有する糸振
    りが固定され、該糸振りを上下、前後、左右に動かす編
    網機の糸振り装置において、 編網機の主軸に、カム面を外周に有する板状の糸振前後
    カムと糸振上下カムが取付けられ、目締めを行う目締ロ
    ールを支持する目締軸上に、略L字型の糸振前後レバー
    と糸振上下レバーが回動可能に支持され、該糸振前後レ
    バーの一端がカムフォロアを介して該糸振前後カムのカ
    ム面に押し付けるように付勢され、該糸振前後レバーの
    他端がロッドを介して糸振りフレームに連結され、該糸
    振上下レバーの一端がカムフォロアを介して該糸振上下
    カムのカム面に押し付けるように付勢され、該糸振上下
    レバーの他端がロッドを介して糸振りフレームに連結さ
    れ、該主軸上に減速機構を介してカム面を外周面に有す
    る板状の糸振左右カムが取付けられ、糸振左右レバーが
    編網機のフレームの一部に軸支され、該糸振左右レバー
    の中間部がカムフォロアを介して該糸振左右カムのカム
    面に押し付けるように付勢され、糸振左右レバーの先端
    がロッド、L形レバーを介して前記糸振りフレームに連
    結されたことを特徴とする編網機の糸振り装置。
JP18499294A 1994-08-05 1994-08-05 編網機の糸振り装置 Expired - Lifetime JP2827082B2 (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104878519A (zh) * 2015-06-23 2015-09-02 江苏理工学院 有结渔网机梳箱运动装置
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