JPH0849197A - 難燃紙 - Google Patents
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- JPH0849197A JPH0849197A JP20011394A JP20011394A JPH0849197A JP H0849197 A JPH0849197 A JP H0849197A JP 20011394 A JP20011394 A JP 20011394A JP 20011394 A JP20011394 A JP 20011394A JP H0849197 A JPH0849197 A JP H0849197A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】有害物質を含有せず、難燃紙の抄造時に抄造排
水への難燃剤の溶出が少なく、かつ高い防炎性と優れた
耐水性を有する難燃紙を提供する。 【構成】(1)メラミン被覆ポリリン酸アンモニウム粒
子表面が架橋剤で架橋された難燃紙。 (2)ポリリン酸アンモニウムは平均粒子径15μm以
下である前記第1項記載の難燃紙。 (3)上記ポリリン酸アンモニウムがメラミン被覆ポリ
リン酸アンモニウムの粒子表面に、メラミン分子中のア
ミノ基の活性水素と反応し得る官能基を有する架橋剤を
付着又させ、該被覆メラミンと該架橋剤とを反応させ架
橋させたものである難燃紙。 (4)架橋剤がメラミン分子中のアミノ基の活性水素と
反応し得る官能基としてイソシアネート基、オキシメチ
ル基、ホルミル基もしくはエポキシ基を有する架橋剤で
ある難燃紙。
水への難燃剤の溶出が少なく、かつ高い防炎性と優れた
耐水性を有する難燃紙を提供する。 【構成】(1)メラミン被覆ポリリン酸アンモニウム粒
子表面が架橋剤で架橋された難燃紙。 (2)ポリリン酸アンモニウムは平均粒子径15μm以
下である前記第1項記載の難燃紙。 (3)上記ポリリン酸アンモニウムがメラミン被覆ポリ
リン酸アンモニウムの粒子表面に、メラミン分子中のア
ミノ基の活性水素と反応し得る官能基を有する架橋剤を
付着又させ、該被覆メラミンと該架橋剤とを反応させ架
橋させたものである難燃紙。 (4)架橋剤がメラミン分子中のアミノ基の活性水素と
反応し得る官能基としてイソシアネート基、オキシメチ
ル基、ホルミル基もしくはエポキシ基を有する架橋剤で
ある難燃紙。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高い防炎性および優れた
耐水性を有する難燃紙に関する。更に詳しくは、メラミ
ン被覆ポリリン酸アンモニウムの被覆メラミンと、メラ
ミン分子中のアミノ基の活性水素と反応し得る官能基を
有する架橋剤とで、メラミン被覆ポリリン酸アンモニウ
ムの粒子表面が架橋されたポリリン酸アンモニウムを含
有させた、高い防炎性と優れた耐水性を有する難燃紙に
関する。
耐水性を有する難燃紙に関する。更に詳しくは、メラミ
ン被覆ポリリン酸アンモニウムの被覆メラミンと、メラ
ミン分子中のアミノ基の活性水素と反応し得る官能基を
有する架橋剤とで、メラミン被覆ポリリン酸アンモニウ
ムの粒子表面が架橋されたポリリン酸アンモニウムを含
有させた、高い防炎性と優れた耐水性を有する難燃紙に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より難燃紙の製造は、抄造前に難燃
剤を添加して難燃紙を抄造しているが、用いる難燃剤と
して、三酸化アンチモン、有機塩素化合物、燐酸塩等が
単独で、もしくはこれらを混合して使用されている。燐
酸塩を難燃剤として用いた難燃紙は該難燃紙を水に浸す
と、含有されている燐酸塩が水に溶出して難燃紙の防炎
性能が低下する欠点があり、また、三酸化アンチモンと
有機塩素化合物とを組み合わせた難燃剤を用いると得ら
れる難燃紙は耐水性および防炎性は良好であるが、三酸
化アンチモンには不純物として、ヒ素、鉛などの重金属
が含まれているのでこれらの重金属が紙の中に含まれる
ことになり好ましくなく、また、抄造の際これら重金属
の一部が水中に流出し、排水処理の問題が生ずる恐れが
ある。
剤を添加して難燃紙を抄造しているが、用いる難燃剤と
して、三酸化アンチモン、有機塩素化合物、燐酸塩等が
単独で、もしくはこれらを混合して使用されている。燐
酸塩を難燃剤として用いた難燃紙は該難燃紙を水に浸す
と、含有されている燐酸塩が水に溶出して難燃紙の防炎
性能が低下する欠点があり、また、三酸化アンチモンと
有機塩素化合物とを組み合わせた難燃剤を用いると得ら
れる難燃紙は耐水性および防炎性は良好であるが、三酸
化アンチモンには不純物として、ヒ素、鉛などの重金属
が含まれているのでこれらの重金属が紙の中に含まれる
ことになり好ましくなく、また、抄造の際これら重金属
の一部が水中に流出し、排水処理の問題が生ずる恐れが
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、有害物
質を含有せず、抄造時排水への難燃剤の流出が極めて少
なく、かつ高い防炎性と優れた耐水性を有する難燃紙を
得るべく鋭意研究した。その結果、従来のポリリン酸ア
ンモニウムの替わりに粉末状ポリリン酸アンモニウムの
粒子表面にメラミンを昇華によって、付加及び/または
付着させたメラミン被覆ポリリン酸アンモニウム粒子表
面のメラミンを、メラミン分子中のアミノ基の活性水素
と反応し得る官能基を有する架橋剤で架橋させた架橋ポ
リリン酸アンモニウムを使用することにより、上述の課
題を解決できることを見いだし、この知見に基づいて本
発明を完成した。
質を含有せず、抄造時排水への難燃剤の流出が極めて少
なく、かつ高い防炎性と優れた耐水性を有する難燃紙を
得るべく鋭意研究した。その結果、従来のポリリン酸ア
ンモニウムの替わりに粉末状ポリリン酸アンモニウムの
粒子表面にメラミンを昇華によって、付加及び/または
付着させたメラミン被覆ポリリン酸アンモニウム粒子表
面のメラミンを、メラミン分子中のアミノ基の活性水素
と反応し得る官能基を有する架橋剤で架橋させた架橋ポ
リリン酸アンモニウムを使用することにより、上述の課
題を解決できることを見いだし、この知見に基づいて本
発明を完成した。
【0004】以上の記述から明らかなように、本発明は
有害物質を含有せず、難燃紙の抄造時に抄造排水への難
燃剤の溶出が少なく、かつ高い防炎性と優れた耐水性を
有する難燃紙を提供することである。本発明にいう難燃
紙とは、セルロース含有材料、通常の紙類、厚紙、ボー
ル紙、そしてこれらを加工した例えば、ダンボ−ル、厚
紙積層ボードやセルロース含有集成材類を難燃化したも
のの総称である。
有害物質を含有せず、難燃紙の抄造時に抄造排水への難
燃剤の溶出が少なく、かつ高い防炎性と優れた耐水性を
有する難燃紙を提供することである。本発明にいう難燃
紙とは、セルロース含有材料、通常の紙類、厚紙、ボー
ル紙、そしてこれらを加工した例えば、ダンボ−ル、厚
紙積層ボードやセルロース含有集成材類を難燃化したも
のの総称である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は下記の構成を有
する。 (1)乾燥セルロース繊維に対して、メラミン被覆ポリ
リン酸アンモニウム粒子表面が架橋剤で架橋されたポリ
リン酸アンモニウムが5〜50重量%含有された難燃
紙。 (2)メラミン被覆ポリリン酸アンモニウム粒子表面が
架橋剤で架橋されたポリリン酸アンモニウムが平均粒子
径15μm以下のものである前記第1項記載の難燃紙。 (3)メラミン被覆ポリリン酸アンモニウム粒子表面が
架橋剤で架橋されたポリリン酸アンモニウムがメラミン
被覆ポリリン酸アンモニウムの粒子表面に、メラミン分
子中のアミノ基の活性水素と反応し得る官能基を有する
架橋剤を付着あるいは含浸させたのち、該被覆メラミン
と該架橋剤とを反応させて架橋させたものである前記第
1項もしくは第2項記載の難燃紙。 (4)架橋剤がメラミン分子中のアミノ基の活性水素と
反応し得る官能基としてイソシアネート基、オキシメチ
ル基、ホルミル基もしくはエポキシ基を有する架橋剤で
ある前記第1項〜第3項のいずれか1項記載の難燃紙。
する。 (1)乾燥セルロース繊維に対して、メラミン被覆ポリ
リン酸アンモニウム粒子表面が架橋剤で架橋されたポリ
リン酸アンモニウムが5〜50重量%含有された難燃
紙。 (2)メラミン被覆ポリリン酸アンモニウム粒子表面が
架橋剤で架橋されたポリリン酸アンモニウムが平均粒子
径15μm以下のものである前記第1項記載の難燃紙。 (3)メラミン被覆ポリリン酸アンモニウム粒子表面が
架橋剤で架橋されたポリリン酸アンモニウムがメラミン
被覆ポリリン酸アンモニウムの粒子表面に、メラミン分
子中のアミノ基の活性水素と反応し得る官能基を有する
架橋剤を付着あるいは含浸させたのち、該被覆メラミン
と該架橋剤とを反応させて架橋させたものである前記第
1項もしくは第2項記載の難燃紙。 (4)架橋剤がメラミン分子中のアミノ基の活性水素と
反応し得る官能基としてイソシアネート基、オキシメチ
ル基、ホルミル基もしくはエポキシ基を有する架橋剤で
ある前記第1項〜第3項のいずれか1項記載の難燃紙。
【0006】本発明で用いる表面が架橋されたポリリン
酸アンモニウム(以下、表面架橋ポリリン酸アンモニウ
ムという)は、架橋剤でメラミン被覆ポリリン酸アンモ
ニウムの粒子表面が架橋されたものであり、かかる架橋
剤としては、メラミン分子中のアミノ基の活性水素と反
応し得る官能基を有するものである。かかる表面架橋ポ
リリン酸アンモニウムは、例えば以下の方法によって得
ることができる。すなわち、まず第一段階として7μm
以下に粉砕、調製されたポリリン酸アンモニウム粒子
を、予備加熱されたニーダー等の加熱混練装置内に投入
し、該ポリリン酸アンモニウム粒子が溶融することな
く、かつ該ポリリン酸アンモニウムに付加したアンモニ
アの脱離が容易に起こる温度である300℃以下、好ま
しくは200〜300℃において0.5〜5時間加熱を
行い、本来ポリリン酸アンモニウムに化学量論量付加し
ているアンモニアの一部(化学量論量付加しているアン
モニアに対して5〜10重量%)を脱離させ、該ポリリ
ン酸アンモニウムの1重量%懸濁液のPHが4.0〜
6.0であるアンモニアが不足した状態のポリリン酸ア
ンモニウム又はポリリン酸アンモニウムの公知の製造工
程に於いてアンモニアの付加量が、化学量論量以下であ
る状態のポリリン酸アンモニウムを生成させる。
酸アンモニウム(以下、表面架橋ポリリン酸アンモニウ
ムという)は、架橋剤でメラミン被覆ポリリン酸アンモ
ニウムの粒子表面が架橋されたものであり、かかる架橋
剤としては、メラミン分子中のアミノ基の活性水素と反
応し得る官能基を有するものである。かかる表面架橋ポ
リリン酸アンモニウムは、例えば以下の方法によって得
ることができる。すなわち、まず第一段階として7μm
以下に粉砕、調製されたポリリン酸アンモニウム粒子
を、予備加熱されたニーダー等の加熱混練装置内に投入
し、該ポリリン酸アンモニウム粒子が溶融することな
く、かつ該ポリリン酸アンモニウムに付加したアンモニ
アの脱離が容易に起こる温度である300℃以下、好ま
しくは200〜300℃において0.5〜5時間加熱を
行い、本来ポリリン酸アンモニウムに化学量論量付加し
ているアンモニアの一部(化学量論量付加しているアン
モニアに対して5〜10重量%)を脱離させ、該ポリリ
ン酸アンモニウムの1重量%懸濁液のPHが4.0〜
6.0であるアンモニアが不足した状態のポリリン酸ア
ンモニウム又はポリリン酸アンモニウムの公知の製造工
程に於いてアンモニアの付加量が、化学量論量以下であ
る状態のポリリン酸アンモニウムを生成させる。
【0007】ついで、第二段階として同一の装置に於い
て該ポリリン酸アンモニウム粒子が溶融しない温度でか
つメラミンが昇華し得る温度である250〜300℃の
温度に該ポリリン酸アンモニウム粒子を加熱し、メラミ
ンを添加して、ポリリン酸アンモニウム粒子表面でアン
モニアが脱離して生成した酸素−プロトン結合のプロト
ンに該メラミンを付加及び/または付着させる。ここで
付加とは、メラミンがポリリン酸アンモニウムに由来す
る酸素−プロトン結合のプロトンとイオン的に結合した
状態を意味し、付加したメラミンは加熱されても安定で
あり、再度脱離することはない。又、付着とは、メラミ
ンがポリリン酸アンモニウム粒子表面に吸着された状態
をいい、加熱の継続によってポリリン酸アンモニウム粒
子表面に吸着しているメラミンは昇華と吸着を繰り返し
酸素−プロトン結合のプロトンとイオン的に結合する。
て該ポリリン酸アンモニウム粒子が溶融しない温度でか
つメラミンが昇華し得る温度である250〜300℃の
温度に該ポリリン酸アンモニウム粒子を加熱し、メラミ
ンを添加して、ポリリン酸アンモニウム粒子表面でアン
モニアが脱離して生成した酸素−プロトン結合のプロト
ンに該メラミンを付加及び/または付着させる。ここで
付加とは、メラミンがポリリン酸アンモニウムに由来す
る酸素−プロトン結合のプロトンとイオン的に結合した
状態を意味し、付加したメラミンは加熱されても安定で
あり、再度脱離することはない。又、付着とは、メラミ
ンがポリリン酸アンモニウム粒子表面に吸着された状態
をいい、加熱の継続によってポリリン酸アンモニウム粒
子表面に吸着しているメラミンは昇華と吸着を繰り返し
酸素−プロトン結合のプロトンとイオン的に結合する。
【0008】このとき添加するメラミンの割合は、該ポ
リリン酸アンモニウムに対して、0.5〜20重量%、
好ましくは2〜10重量%である。添加したメラミンは
全量該ポリリン酸アンモニウムに付加及び/または付着
し、メラミン被覆ポリリン酸アンモニウムになる。
リリン酸アンモニウムに対して、0.5〜20重量%、
好ましくは2〜10重量%である。添加したメラミンは
全量該ポリリン酸アンモニウムに付加及び/または付着
し、メラミン被覆ポリリン酸アンモニウムになる。
【0009】原料ポリリン酸アンモニウムは、市販品を
使用すればよく、該市販品としては、スミセーフ−P
(商標、住友化学工業株式会社製)、エクソリット(E
XOLIT)−422(商標、ヘキスト社製)、エクソ
リット(EXOLIT)−700(商標、ヘキスト社
製)、フォス−チエック(PHOS−CHEK)P/4
0(商標、モンサント社製)等を挙げる事ができる。ま
た特開平4−300204号に記載された、II型ポリリ
ン酸アンモニウムも用いることができる。該II型ポリリ
ン酸アンモニウムは例えば次の方法で得ることができ
る。すなわち、等モルのリン酸二アンモニウムと五酸化
リンを混合し、温度290〜300℃に加熱撹拌し、つ
いで尿素水溶液を噴霧によって添加し、引き続きアンモ
ニア雰囲気下で数時間、温度250〜270℃で加熱す
ることによって得られる。用いるメラミンはメラミンモ
ノマーとして市販されているものを使用すればよい。
使用すればよく、該市販品としては、スミセーフ−P
(商標、住友化学工業株式会社製)、エクソリット(E
XOLIT)−422(商標、ヘキスト社製)、エクソ
リット(EXOLIT)−700(商標、ヘキスト社
製)、フォス−チエック(PHOS−CHEK)P/4
0(商標、モンサント社製)等を挙げる事ができる。ま
た特開平4−300204号に記載された、II型ポリリ
ン酸アンモニウムも用いることができる。該II型ポリリ
ン酸アンモニウムは例えば次の方法で得ることができ
る。すなわち、等モルのリン酸二アンモニウムと五酸化
リンを混合し、温度290〜300℃に加熱撹拌し、つ
いで尿素水溶液を噴霧によって添加し、引き続きアンモ
ニア雰囲気下で数時間、温度250〜270℃で加熱す
ることによって得られる。用いるメラミンはメラミンモ
ノマーとして市販されているものを使用すればよい。
【0010】ついで、第三段階として、加熱撹拌あるい
は加熱混練機能を備えた反応容器内に、得られた平均粒
径7μm以下のメラミン被覆ポリリン酸アンモニウム及
びメラミン分子中のアミノ基の活性水素と反応し得る官
能基を有する架橋剤、例えばホルムアルデヒド水溶液を
投入し混合する。メラミン分子中のアミノ基の活性水素
間に架橋構造が容易に形成される温度80〜200℃好
ましくは100〜150℃に加熱昇温し、0.5〜2時
間反応させることによりメラミン被覆ポリリン酸アンモ
ニウムのメラミン被覆層に架橋構造が形成されたポリリ
ン酸アンモニウムが得られる。この架橋反応は、架橋剤
として単分子を使用するためメラミン被覆ポリリン酸ア
ンモニウムの同一粒子上での反応が優先し、該架橋剤を
介した粒子同士の凝集が起こることがない。従って、反
応は溶媒系または非溶媒系のいずれであってもよく、溶
媒系にあっては水及び/または有機溶剤からなる単一溶
媒または混合溶媒を用いることができる。
は加熱混練機能を備えた反応容器内に、得られた平均粒
径7μm以下のメラミン被覆ポリリン酸アンモニウム及
びメラミン分子中のアミノ基の活性水素と反応し得る官
能基を有する架橋剤、例えばホルムアルデヒド水溶液を
投入し混合する。メラミン分子中のアミノ基の活性水素
間に架橋構造が容易に形成される温度80〜200℃好
ましくは100〜150℃に加熱昇温し、0.5〜2時
間反応させることによりメラミン被覆ポリリン酸アンモ
ニウムのメラミン被覆層に架橋構造が形成されたポリリ
ン酸アンモニウムが得られる。この架橋反応は、架橋剤
として単分子を使用するためメラミン被覆ポリリン酸ア
ンモニウムの同一粒子上での反応が優先し、該架橋剤を
介した粒子同士の凝集が起こることがない。従って、反
応は溶媒系または非溶媒系のいずれであってもよく、溶
媒系にあっては水及び/または有機溶剤からなる単一溶
媒または混合溶媒を用いることができる。
【0011】また、使用する該架橋剤はメラミン分子中
のアミノ基の活性水素と反応し得る官能基を1個もしく
は2個以上有する化合物であり、その使用量は該メラミ
ン被覆ポリリン酸アンモニウムに含有されるメラミン分
子に対して0.5〜6倍モル当量好ましくは1〜2倍モ
ル当量の官能基含有量相当である。0.5倍モル当量よ
り少ないとメラミン被覆層に充分な架橋構造を形成する
ことができず、えられる表面架橋ポリリン酸アンモンモ
ニウムの加水分解安定性が悪化する。また、6倍モル当
量より多いと架橋剤の未反応物が生成物中に残留し好ま
しくない。
のアミノ基の活性水素と反応し得る官能基を1個もしく
は2個以上有する化合物であり、その使用量は該メラミ
ン被覆ポリリン酸アンモニウムに含有されるメラミン分
子に対して0.5〜6倍モル当量好ましくは1〜2倍モ
ル当量の官能基含有量相当である。0.5倍モル当量よ
り少ないとメラミン被覆層に充分な架橋構造を形成する
ことができず、えられる表面架橋ポリリン酸アンモンモ
ニウムの加水分解安定性が悪化する。また、6倍モル当
量より多いと架橋剤の未反応物が生成物中に残留し好ま
しくない。
【0012】メラミン分子中のアミノ基の活性水素と反
応し得る官能基としてはイソシアネート基、オキシメチ
ル基、ホルミル基もしくはエポキシ基であり、該官能基
を1個あるいは2個以上含有する化合物としては、例え
ばイソシアネート基を有する化合物として、1,6−ジ
イソシアネートヘキサン、1,1,−メチレンビス(4
−イソシアネートベンゼン)、3,3´−ジメチルジフ
ェニル−4,4´−ジイソシアネート及び1,5−5ジ
イソシアノナフタレート、メチロール基を有する化合物
としてメチロール尿素、メチロールメラミン、トリメチ
ロールメラミン、トリメチロールプロパン、アルデヒド
基を有する化合物として、ホルムアルデヒド、マロン酸
アルデヒド、グリオキサール、エポキシ基を有する化合
物として、エチレングリコールジグリシジルエーテル、
グリセロールポリグリシジルエーテル及びビスフェノー
ルAやフェノールノボラック等に代表される各種エポキ
シ樹脂等を挙げることができ、これらは全て市販品を使
用することができる。
応し得る官能基としてはイソシアネート基、オキシメチ
ル基、ホルミル基もしくはエポキシ基であり、該官能基
を1個あるいは2個以上含有する化合物としては、例え
ばイソシアネート基を有する化合物として、1,6−ジ
イソシアネートヘキサン、1,1,−メチレンビス(4
−イソシアネートベンゼン)、3,3´−ジメチルジフ
ェニル−4,4´−ジイソシアネート及び1,5−5ジ
イソシアノナフタレート、メチロール基を有する化合物
としてメチロール尿素、メチロールメラミン、トリメチ
ロールメラミン、トリメチロールプロパン、アルデヒド
基を有する化合物として、ホルムアルデヒド、マロン酸
アルデヒド、グリオキサール、エポキシ基を有する化合
物として、エチレングリコールジグリシジルエーテル、
グリセロールポリグリシジルエーテル及びビスフェノー
ルAやフェノールノボラック等に代表される各種エポキ
シ樹脂等を挙げることができ、これらは全て市販品を使
用することができる。
【0013】該表面架橋ポリリン酸アンモニウムの乾燥
セルロース繊維に対する含有量は、5〜50重量%、好
ましくは10〜30重量%である。該含有量が5%未満
では得られる難燃紙に十分な難燃性が得られず、また5
0重量%を超えると紙の性質を大きく変化させるととも
に、経済的に不利になる。
セルロース繊維に対する含有量は、5〜50重量%、好
ましくは10〜30重量%である。該含有量が5%未満
では得られる難燃紙に十分な難燃性が得られず、また5
0重量%を超えると紙の性質を大きく変化させるととも
に、経済的に不利になる。
【0014】表面架橋ポリリン酸アンモニウム含有の本
発明の難燃紙の製造には、必要に応じて、通常使用され
る紙添加薬剤等が使用できる。例えば該表面架橋ポリリ
ン酸アンモニウムの乾燥セルロース繊維に対する保持率
を向上させる薬剤やでき上り難燃紙の紙質向上のために
使用される通常の添加薬剤等を使用することができる。
また他の難燃剤、難燃化助剤、熱安定化剤等も併用する
ことができる。
発明の難燃紙の製造には、必要に応じて、通常使用され
る紙添加薬剤等が使用できる。例えば該表面架橋ポリリ
ン酸アンモニウムの乾燥セルロース繊維に対する保持率
を向上させる薬剤やでき上り難燃紙の紙質向上のために
使用される通常の添加薬剤等を使用することができる。
また他の難燃剤、難燃化助剤、熱安定化剤等も併用する
ことができる。
【0015】
【実施例】本発明を具体的に説明するために、以下に実
施例及び比較例を示すが本発明はこれによって限定され
るものではなく、難燃紙に要求される物性を得るために
行われる種々の改良が可能である。実施例及び比較例で
行った評価は、つぎの方法によった。
施例及び比較例を示すが本発明はこれによって限定され
るものではなく、難燃紙に要求される物性を得るために
行われる種々の改良が可能である。実施例及び比較例で
行った評価は、つぎの方法によった。
【0016】(1)防炎性試験は、JIS−Z−212
5に準拠。 (2)難燃剤の付着量の測定 実施各例及び比較各例で使用した各ポリリン酸アンモニ
ウムの難燃紙への付着量は、ポリリン酸アンモニウムを
使用しない以外は実施例1と同じ配合で抄造した紙の乾
燥重量と実施各例及び比較各例で抄造した難燃紙の乾燥
重量との差を難燃剤付着量(重量%)とした。 (3)抄造難燃紙の耐水性試験は、26×26×3(c
m)のバットに1000mlの水を入れ、これを所定の
温度に維持し、つぎに難燃紙を所定時間浸漬する。つい
で、浸漬後の難燃紙を線圧50kg/cmのゴムロール
にて絞り、これをドラム乾燥機で120℃で5分間乾燥
したのち、その重量を測定する。浸漬前の難燃紙と浸漬
後の難燃紙の重量の差から、溶け出した難燃剤の量を求
めた。また、ポリリン酸アンモニウムを使用しない以外
は実施例1と同じ配合で抄造した紙を実施各例及び比較
各例で抄造した難燃紙と同様に浸漬、乾燥し、この紙の
重量と実施各例及び比較各例で抄造した難燃紙の浸漬、
乾燥後の重量との差を溶出難燃剤重量%とした。浸漬温
度と時間は、20℃で20分間と50℃で10分間の2
点で評価した。 (4)ポリリン酸アンモニウムの10重量%懸濁液の水
溶性は、ポリリン酸アンモニウム10gを25℃の純水
90gに懸濁させ同温度で1時間撹拌し、最初のポリリ
ン酸アンモニウム10gに対する溶解したポリリン酸ア
ンモニウムの割合で示した。
5に準拠。 (2)難燃剤の付着量の測定 実施各例及び比較各例で使用した各ポリリン酸アンモニ
ウムの難燃紙への付着量は、ポリリン酸アンモニウムを
使用しない以外は実施例1と同じ配合で抄造した紙の乾
燥重量と実施各例及び比較各例で抄造した難燃紙の乾燥
重量との差を難燃剤付着量(重量%)とした。 (3)抄造難燃紙の耐水性試験は、26×26×3(c
m)のバットに1000mlの水を入れ、これを所定の
温度に維持し、つぎに難燃紙を所定時間浸漬する。つい
で、浸漬後の難燃紙を線圧50kg/cmのゴムロール
にて絞り、これをドラム乾燥機で120℃で5分間乾燥
したのち、その重量を測定する。浸漬前の難燃紙と浸漬
後の難燃紙の重量の差から、溶け出した難燃剤の量を求
めた。また、ポリリン酸アンモニウムを使用しない以外
は実施例1と同じ配合で抄造した紙を実施各例及び比較
各例で抄造した難燃紙と同様に浸漬、乾燥し、この紙の
重量と実施各例及び比較各例で抄造した難燃紙の浸漬、
乾燥後の重量との差を溶出難燃剤重量%とした。浸漬温
度と時間は、20℃で20分間と50℃で10分間の2
点で評価した。 (4)ポリリン酸アンモニウムの10重量%懸濁液の水
溶性は、ポリリン酸アンモニウム10gを25℃の純水
90gに懸濁させ同温度で1時間撹拌し、最初のポリリ
ン酸アンモニウム10gに対する溶解したポリリン酸ア
ンモニウムの割合で示した。
【0017】実施例1 乾燥した漂白針葉樹パルプ7gを離解機(熊谷理機工業
製)を使用し、水2000ml中で3000回転/20
分の離解を行い、回転数を落としたのち、最初に内添加
工バインダー(アコスターC−122 三井サイアナミ
ッド株式会社)をパルプに対して5重量%添加し、つい
で表面が架橋されたポリリン酸アンモニウム5g、歩留
まり向上剤(アキュラック−135 三井サイアナミッ
ド株式会社)を用いたパルプに対して0.25重量%添
加し、JIS−P8209に準拠して、角型抄紙機(熊
谷理機工業製 25×25cm)を用いて抄造した。難
燃紙の乾燥はドラム乾燥機(熊谷理機工業製)を用い、
120℃で5分間行い、乾燥重量9.6gの難燃紙を得
た。得られた難燃紙の難燃剤付着量は22.9重量%、
防炎性は難燃2級であった。また、同様にして耐水性試
験用難燃紙として、乾燥重量9.6gと9.55gの難
燃紙を同時に抄造した。そして表面が架橋されたポリリ
ン酸アンモニウムを使用しない以外は実施例1に準拠し
て紙を抄造し、乾燥重量7.4gの抄紙を得た。難燃紙
の耐水性試験の結果を表1に示す。
製)を使用し、水2000ml中で3000回転/20
分の離解を行い、回転数を落としたのち、最初に内添加
工バインダー(アコスターC−122 三井サイアナミ
ッド株式会社)をパルプに対して5重量%添加し、つい
で表面が架橋されたポリリン酸アンモニウム5g、歩留
まり向上剤(アキュラック−135 三井サイアナミッ
ド株式会社)を用いたパルプに対して0.25重量%添
加し、JIS−P8209に準拠して、角型抄紙機(熊
谷理機工業製 25×25cm)を用いて抄造した。難
燃紙の乾燥はドラム乾燥機(熊谷理機工業製)を用い、
120℃で5分間行い、乾燥重量9.6gの難燃紙を得
た。得られた難燃紙の難燃剤付着量は22.9重量%、
防炎性は難燃2級であった。また、同様にして耐水性試
験用難燃紙として、乾燥重量9.6gと9.55gの難
燃紙を同時に抄造した。そして表面が架橋されたポリリ
ン酸アンモニウムを使用しない以外は実施例1に準拠し
て紙を抄造し、乾燥重量7.4gの抄紙を得た。難燃紙
の耐水性試験の結果を表1に示す。
【0018】ここで使用した表面架橋ポリリン酸アンモ
ニウムは次のようにして調製した。すなわち、第一段階
として、あらかじめ290〜300℃に加熱された内容
積5リットルの卓上ニーダーに窒素ガス雰囲気を維持し
ながら、リン酸二アンモニウム600g(5モル)と五
酸化リン710g(5モル)の混合物を入れ加熱撹拌
し、20分経過後、温度80℃に加熱された濃度76.
9重量%の尿素水溶液195gを噴霧添加し、引き続き
アンモニア雰囲気下で2.5時間、250〜270℃に
加熱し、ポリリン酸アンモニウム1460gを得た。得
られたポリリン酸アンモニウムを粉砕処理し、平均粒径
6.4μmの微粒ポリリン酸アンモニウムを得た。得ら
れたポリリン酸アンモニウムの平均粒径は6.4μm、
水溶性は25℃で18重量%、50℃で51重量%、7
5℃で100重量%であった。また得られたポリリン酸
アンモニウムをX線解析の結果、II型ポリリン酸アンモ
ニウムであることが確認された。
ニウムは次のようにして調製した。すなわち、第一段階
として、あらかじめ290〜300℃に加熱された内容
積5リットルの卓上ニーダーに窒素ガス雰囲気を維持し
ながら、リン酸二アンモニウム600g(5モル)と五
酸化リン710g(5モル)の混合物を入れ加熱撹拌
し、20分経過後、温度80℃に加熱された濃度76.
9重量%の尿素水溶液195gを噴霧添加し、引き続き
アンモニア雰囲気下で2.5時間、250〜270℃に
加熱し、ポリリン酸アンモニウム1460gを得た。得
られたポリリン酸アンモニウムを粉砕処理し、平均粒径
6.4μmの微粒ポリリン酸アンモニウムを得た。得ら
れたポリリン酸アンモニウムの平均粒径は6.4μm、
水溶性は25℃で18重量%、50℃で51重量%、7
5℃で100重量%であった。また得られたポリリン酸
アンモニウムをX線解析の結果、II型ポリリン酸アンモ
ニウムであることが確認された。
【0019】次に第二段階として、あらかじめ280℃
に加熱された5リットルのニーダーに上述の、平均粒径
6.4μmの微粒II型ポリリン酸アンモニウムを200
0g投入し、窒素ガス雰囲気または不活性ガス雰囲気下
で3時間加熱混合しアンモニアを脱離させる。このと
き、アンモニアが化学量論量よりも不足した状態のポリ
リン酸アンモニウムの1重量%の水懸濁液のPHは4.
0であった。このアンモニアが不足した状態の粉末状ポ
リリン酸アンモニウムに対し、メラミン200g(対ポ
リリン酸アンモニウム10重量%)を添加する。この時
点でニーダーの上蓋を閉じ、この状態で280℃で4時
間加熱混合を行う。加熱混合はポリリン酸アンモニウム
の形態を変化させることなく行われ、メラミンで被覆さ
れた微粒ポリリン酸アンモニウム2100gを得た。得
られたメラミン被覆ポリリン酸アンモニウムの平均粒径
は、6.8μm、水溶性は25℃で1.7重量%、50
℃で7.3重量%、75℃で20重量%であった。
に加熱された5リットルのニーダーに上述の、平均粒径
6.4μmの微粒II型ポリリン酸アンモニウムを200
0g投入し、窒素ガス雰囲気または不活性ガス雰囲気下
で3時間加熱混合しアンモニアを脱離させる。このと
き、アンモニアが化学量論量よりも不足した状態のポリ
リン酸アンモニウムの1重量%の水懸濁液のPHは4.
0であった。このアンモニアが不足した状態の粉末状ポ
リリン酸アンモニウムに対し、メラミン200g(対ポ
リリン酸アンモニウム10重量%)を添加する。この時
点でニーダーの上蓋を閉じ、この状態で280℃で4時
間加熱混合を行う。加熱混合はポリリン酸アンモニウム
の形態を変化させることなく行われ、メラミンで被覆さ
れた微粒ポリリン酸アンモニウム2100gを得た。得
られたメラミン被覆ポリリン酸アンモニウムの平均粒径
は、6.8μm、水溶性は25℃で1.7重量%、50
℃で7.3重量%、75℃で20重量%であった。
【0020】次いで第三段階として、加熱撹拌機能及び
還流機能を備えた内容積5リットルのフラスコに、上で
得られたメラミン被覆ポリリン酸アンモニウム1000
g、濃度37重量%のホルマリン水溶液64.3g、水
909g及びメチルアルコール90.9gを投入し、常
温において混合する。次に加熱昇温し温度80℃で還流
状態に1時間保持したのち、濾過し、乾燥機中で温度1
00℃で1時間乾燥し、表面架橋ポリリン酸アンモニウ
ム微粒子1010gを得た。 得られた表面架橋ポリリ
ン酸アンモニウムの平均粒径は、6.8μm、水溶性は
25℃で0.1重量%、50℃で0.5重量%、75℃
で1.5重量%であった。
還流機能を備えた内容積5リットルのフラスコに、上で
得られたメラミン被覆ポリリン酸アンモニウム1000
g、濃度37重量%のホルマリン水溶液64.3g、水
909g及びメチルアルコール90.9gを投入し、常
温において混合する。次に加熱昇温し温度80℃で還流
状態に1時間保持したのち、濾過し、乾燥機中で温度1
00℃で1時間乾燥し、表面架橋ポリリン酸アンモニウ
ム微粒子1010gを得た。 得られた表面架橋ポリリ
ン酸アンモニウムの平均粒径は、6.8μm、水溶性は
25℃で0.1重量%、50℃で0.5重量%、75℃
で1.5重量%であった。
【0021】実施例2〜実施例5 実施例2では表面架橋ポリリン酸アンモニウムを4.8
g、実施例3では4.4g、実施例4では4.0g、実
施例5では3.8g添加する以外は実施例1に準拠して
難燃紙を製造した。実施例2で得られた難燃紙の難燃剤
付着量は、19.5重量%、防炎性は難燃2級、実施例
3で得られた難燃紙の難燃剤付着量は、16.3重量
%、防炎性は難燃2級、実施例4で得られた難燃紙の難
燃剤付着量は、13.4重量%、防炎性は難燃2級、実
施例5で得られた難燃紙の難燃剤付着量は9.2重量
%、防炎性は難燃3級であった。また、実施各例で得ら
れた難燃紙の耐水性試験の結果を表1に示す。
g、実施例3では4.4g、実施例4では4.0g、実
施例5では3.8g添加する以外は実施例1に準拠して
難燃紙を製造した。実施例2で得られた難燃紙の難燃剤
付着量は、19.5重量%、防炎性は難燃2級、実施例
3で得られた難燃紙の難燃剤付着量は、16.3重量
%、防炎性は難燃2級、実施例4で得られた難燃紙の難
燃剤付着量は、13.4重量%、防炎性は難燃2級、実
施例5で得られた難燃紙の難燃剤付着量は9.2重量
%、防炎性は難燃3級であった。また、実施各例で得ら
れた難燃紙の耐水性試験の結果を表1に示す。
【0022】実施例6 加熱混練機能及び脱気機能を備えた内容積5リットルの
卓上ニーダーに、実施例1に準拠して調製したメラミン
被覆ポリリン酸アンモニウム1000g及び濃度37重
量%のホルマリン水溶液64.3gを投入し常温におい
て混合する。次に温度を100℃に昇温し、脱気しなが
ら同温度を1時間保持し、表面架橋ポリリン酸アンモニ
ウム1010gを得た。得られた表面架橋ポリリン酸ア
ンモニウムの平均粒径は6.8μm、水溶性は25℃で
1.0重量%、50℃で3.0重量%、75℃で7.0
重量%であった。ついで、該表面架橋ポリリン酸アンモ
ニウム6gを使用する以外は、実施例1に準拠して、乾
燥重量9.62gの難燃紙を得た。得られた難燃紙の難
燃剤付着量は、23.0重量%、防炎性は難燃2級であ
った。また、同様にして、耐水性試験用難燃紙として、
乾燥重量9.60gと9.58gの難燃紙を同時に抄造
した。難燃紙の耐水性試験の結果を表1に示す。
卓上ニーダーに、実施例1に準拠して調製したメラミン
被覆ポリリン酸アンモニウム1000g及び濃度37重
量%のホルマリン水溶液64.3gを投入し常温におい
て混合する。次に温度を100℃に昇温し、脱気しなが
ら同温度を1時間保持し、表面架橋ポリリン酸アンモニ
ウム1010gを得た。得られた表面架橋ポリリン酸ア
ンモニウムの平均粒径は6.8μm、水溶性は25℃で
1.0重量%、50℃で3.0重量%、75℃で7.0
重量%であった。ついで、該表面架橋ポリリン酸アンモ
ニウム6gを使用する以外は、実施例1に準拠して、乾
燥重量9.62gの難燃紙を得た。得られた難燃紙の難
燃剤付着量は、23.0重量%、防炎性は難燃2級であ
った。また、同様にして、耐水性試験用難燃紙として、
乾燥重量9.60gと9.58gの難燃紙を同時に抄造
した。難燃紙の耐水性試験の結果を表1に示す。
【0023】実施例7 加熱撹拌機能及び還流機能を備えた内容積5リットルの
フラスコに、実施例1に準拠して調製したメラミン被覆
ポリリン酸アンモニウム1000g、濃度49重量%の
グリオキサール溶液92.0g、水909g及びメチル
アルコール90.9gを投入し常温において混合する。
次に加熱昇温し、温度80℃で還流状態に2時間保持し
たのち、濾過し、乾燥機中で温度100℃にて1時間乾
燥し、表面架橋ポリリン酸アンモニウム微粒子1010
gを得た。得られた表面架橋ポリリン酸アンモニウムの
平均粒径は、6.8μm、水溶性は25℃で1.0重量
%、50℃で2.0重量%、75℃で5.0重量%であ
った。ついで、該表面架橋ポリリン酸アンモニウム6g
を使用する以外は、実施例1に準拠して、乾燥重量9.
65gの難燃紙を得た。得られた難燃紙の難燃剤付着量
は、23.3重量%、防炎性は難燃2級であった。ま
た、同様にして、耐水性試験用難燃紙として、乾燥重量
9.60gと9.60gの難燃紙を同時に抄造した。得
られた難燃紙の耐水性試験の結果を表1に示す。
フラスコに、実施例1に準拠して調製したメラミン被覆
ポリリン酸アンモニウム1000g、濃度49重量%の
グリオキサール溶液92.0g、水909g及びメチル
アルコール90.9gを投入し常温において混合する。
次に加熱昇温し、温度80℃で還流状態に2時間保持し
たのち、濾過し、乾燥機中で温度100℃にて1時間乾
燥し、表面架橋ポリリン酸アンモニウム微粒子1010
gを得た。得られた表面架橋ポリリン酸アンモニウムの
平均粒径は、6.8μm、水溶性は25℃で1.0重量
%、50℃で2.0重量%、75℃で5.0重量%であ
った。ついで、該表面架橋ポリリン酸アンモニウム6g
を使用する以外は、実施例1に準拠して、乾燥重量9.
65gの難燃紙を得た。得られた難燃紙の難燃剤付着量
は、23.3重量%、防炎性は難燃2級であった。ま
た、同様にして、耐水性試験用難燃紙として、乾燥重量
9.60gと9.60gの難燃紙を同時に抄造した。得
られた難燃紙の耐水性試験の結果を表1に示す。
【0024】実施例8 加熱撹拌機能及び還流機能を備えた内容積5リットルの
フラスコに、実施例1に準拠して調製したメラミン被覆
ポリリン酸アンモニウム1000g、1,6−ジイソシ
アネートヘキサン92.0g、ニッカオクチック錫2.
6g及びトルエン900gを投入し常温において混合す
る。次に加熱昇温し、温度120℃で還流状態に2時間
保持したのち、濾過し、乾燥機中で温度120℃にて1
時間乾燥し、表面架橋ポリリン酸アンモニウム微粒子1
080gを得た。得られた表面架橋ポリリン酸アンモニ
ウムの平均粒径は、6.8μm、水溶性は25℃で1.
0重量%、50℃で2.0重量%、75℃で5.0重量
%であった。該表面架橋ポリリン酸アンモニウム6gを
使用する以外は、実施例1に準拠して乾燥重量9.60
gの難燃紙を得た。得られた難燃紙の難燃剤付着量は、
22.9重量%、防炎性は難燃2級であった。また、同
様にして、耐水性試験用難燃紙として乾燥重量9.62
gと9.65gの難燃紙を同時に抄造した。得られた難
燃紙の耐水性試験の結果を表1に示す。
フラスコに、実施例1に準拠して調製したメラミン被覆
ポリリン酸アンモニウム1000g、1,6−ジイソシ
アネートヘキサン92.0g、ニッカオクチック錫2.
6g及びトルエン900gを投入し常温において混合す
る。次に加熱昇温し、温度120℃で還流状態に2時間
保持したのち、濾過し、乾燥機中で温度120℃にて1
時間乾燥し、表面架橋ポリリン酸アンモニウム微粒子1
080gを得た。得られた表面架橋ポリリン酸アンモニ
ウムの平均粒径は、6.8μm、水溶性は25℃で1.
0重量%、50℃で2.0重量%、75℃で5.0重量
%であった。該表面架橋ポリリン酸アンモニウム6gを
使用する以外は、実施例1に準拠して乾燥重量9.60
gの難燃紙を得た。得られた難燃紙の難燃剤付着量は、
22.9重量%、防炎性は難燃2級であった。また、同
様にして、耐水性試験用難燃紙として乾燥重量9.62
gと9.65gの難燃紙を同時に抄造した。得られた難
燃紙の耐水性試験の結果を表1に示す。
【0025】実施例9 加熱撹拌機能及び還流機能を備えた内容積5リットルの
フラスコに、実施例1に準拠して調製したメラミン被覆
ポリリン酸アンモニウム900gと、水600g/及び
メチルアルコール400gの混合溶媒を投入し常温にお
いて混合する。次いで別途調製したメチロールメラミン
液(メラミン100gに濃度37重量%のホルマリン水
溶液160gを加え、温度70℃で1時間撹拌溶解した
もの)を加え、PHを4.5に調整し、温度75℃で2
時間反応させてメチロールメラミンを樹脂化する。その
後冷却、濾過し、温度100℃で1時間乾燥し、表面架
橋ポリリン酸アンモニウム微粒子1025gを得た。得
られた該表面架橋ポリリン酸アンモニウムの平均粒径
は、6.8μm、水溶性は25℃で0.1重量%以下、
50℃で0.7重量%、75℃で3.5重量%であっ
た。ついで、該表面架橋ポリリン酸アンモニウム6gを
使用する以外は、実施例1に準拠して、乾燥重量9.6
0gの難燃紙を得た。得られた難燃紙の難燃剤付着量
は、22.9重量%、防炎性は難燃2級であった。ま
た、同様にして、耐水性試験用難燃紙として、乾燥重量
9.60gと9.62gの難燃紙を同時に抄造した。得
られた難燃紙の耐水性試験の結果を、表1に示す。
フラスコに、実施例1に準拠して調製したメラミン被覆
ポリリン酸アンモニウム900gと、水600g/及び
メチルアルコール400gの混合溶媒を投入し常温にお
いて混合する。次いで別途調製したメチロールメラミン
液(メラミン100gに濃度37重量%のホルマリン水
溶液160gを加え、温度70℃で1時間撹拌溶解した
もの)を加え、PHを4.5に調整し、温度75℃で2
時間反応させてメチロールメラミンを樹脂化する。その
後冷却、濾過し、温度100℃で1時間乾燥し、表面架
橋ポリリン酸アンモニウム微粒子1025gを得た。得
られた該表面架橋ポリリン酸アンモニウムの平均粒径
は、6.8μm、水溶性は25℃で0.1重量%以下、
50℃で0.7重量%、75℃で3.5重量%であっ
た。ついで、該表面架橋ポリリン酸アンモニウム6gを
使用する以外は、実施例1に準拠して、乾燥重量9.6
0gの難燃紙を得た。得られた難燃紙の難燃剤付着量
は、22.9重量%、防炎性は難燃2級であった。ま
た、同様にして、耐水性試験用難燃紙として、乾燥重量
9.60gと9.62gの難燃紙を同時に抄造した。得
られた難燃紙の耐水性試験の結果を、表1に示す。
【0026】比較例1 実施例1に準拠して調製したメラミン被覆ポリリン酸ア
ンモニウム6gを使用する以外は、実施例1に準拠し
て、乾燥重量8.90gの難燃紙を得た。得られた難燃
紙の難燃剤付着量は、16.9重量%、防炎性は難燃2
級であった。また、同様にして、試験用難燃紙として乾
燥重量8.90gと8.85gの難燃紙を同時に抄造し
た。得られた難燃紙の耐水性試験の結果を表1に示す。
ンモニウム6gを使用する以外は、実施例1に準拠し
て、乾燥重量8.90gの難燃紙を得た。得られた難燃
紙の難燃剤付着量は、16.9重量%、防炎性は難燃2
級であった。また、同様にして、試験用難燃紙として乾
燥重量8.90gと8.85gの難燃紙を同時に抄造し
た。得られた難燃紙の耐水性試験の結果を表1に示す。
【0027】比較例2 加熱撹拌機能及び還流機能を備えた内容積5リットルの
フラスコに、水1200g/及びメチルアルコール30
0gの混合溶媒を予め投入し、ポリリン酸アンモニウム
(EXOLIT−422、商標 ヘキスト社製)100
0g,メラミン/ホルアルデヒド初期縮合物(ニカレジ
ンS−305、商標 日本カーバイド工業製)100g
及び硬化触媒(キャタニットA、商標 日東化学製)5
gを添加し懸濁液とする。該懸濁液を加熱昇温し、温度
83℃で1時間反応後、冷却濾過し、濾過残をメチルア
ルコールで洗浄したのち、温度100℃で窒素雰囲気下
乾燥し、メラミン/ホルムアルデヒド樹脂により処理さ
れたポリリン酸アンモニウム微粒子1050gを得た。
得られたメラミン/ホルムアルデヒド樹脂により処理さ
れたポリリン酸アンモニウムの平均粒径は、30.0μ
m、水溶性は25℃で2.1重量%、50℃で6.8重
量%、75℃で30.0重量%であった。該メラミン/
ホルムアルデヒド樹脂により処理されたポリリン酸アン
モニウム5gを使用する以外は、実施例1に準拠して、
乾燥重量8.90gの難燃紙を得た。得られた難燃紙の
難燃剤付着量は、16.9重量%、防炎性は難燃2級で
あった。また、耐水性試験用難燃紙として、乾燥重量
8.90gと8.90gの難燃紙を同時に抄造した。得
られた難燃紙の耐水性試験の結果を表1に示す。
フラスコに、水1200g/及びメチルアルコール30
0gの混合溶媒を予め投入し、ポリリン酸アンモニウム
(EXOLIT−422、商標 ヘキスト社製)100
0g,メラミン/ホルアルデヒド初期縮合物(ニカレジ
ンS−305、商標 日本カーバイド工業製)100g
及び硬化触媒(キャタニットA、商標 日東化学製)5
gを添加し懸濁液とする。該懸濁液を加熱昇温し、温度
83℃で1時間反応後、冷却濾過し、濾過残をメチルア
ルコールで洗浄したのち、温度100℃で窒素雰囲気下
乾燥し、メラミン/ホルムアルデヒド樹脂により処理さ
れたポリリン酸アンモニウム微粒子1050gを得た。
得られたメラミン/ホルムアルデヒド樹脂により処理さ
れたポリリン酸アンモニウムの平均粒径は、30.0μ
m、水溶性は25℃で2.1重量%、50℃で6.8重
量%、75℃で30.0重量%であった。該メラミン/
ホルムアルデヒド樹脂により処理されたポリリン酸アン
モニウム5gを使用する以外は、実施例1に準拠して、
乾燥重量8.90gの難燃紙を得た。得られた難燃紙の
難燃剤付着量は、16.9重量%、防炎性は難燃2級で
あった。また、耐水性試験用難燃紙として、乾燥重量
8.90gと8.90gの難燃紙を同時に抄造した。得
られた難燃紙の耐水性試験の結果を表1に示す。
【0028】比較例3 リン酸アンモニウム、尿素及びメラミンをそれぞれ11
50g,601g及び631gを混合し、温度270℃
に保持された5リッターのニーダーに投入し、同温度で
アンモニアガス雰囲気下1.5時間加熱して改質ポリリ
ン酸アンモニウム1500gを得た。 得られた改質ポ
リリン酸アンモニウムの平均粒径は、30.0μm、水
溶性は25℃で8.0重量%、50℃で40.0重量
%、75℃で100.0重量%であった。該改質ポリリ
ン酸アンモニウム14gを使用する以外は、実施例1に
準拠して、乾燥重量9.50gの難燃紙を得た。得られ
た難燃紙の難燃剤付着量は、22.5重量%、防炎性は
難燃2級であった。また、同様に耐水性試験用難燃紙と
して、乾燥重量9.55gと9.50gの難燃紙を同時
に抄造した。得られた難燃紙の耐水性試験の結果を表1
に示す。
50g,601g及び631gを混合し、温度270℃
に保持された5リッターのニーダーに投入し、同温度で
アンモニアガス雰囲気下1.5時間加熱して改質ポリリ
ン酸アンモニウム1500gを得た。 得られた改質ポ
リリン酸アンモニウムの平均粒径は、30.0μm、水
溶性は25℃で8.0重量%、50℃で40.0重量
%、75℃で100.0重量%であった。該改質ポリリ
ン酸アンモニウム14gを使用する以外は、実施例1に
準拠して、乾燥重量9.50gの難燃紙を得た。得られ
た難燃紙の難燃剤付着量は、22.5重量%、防炎性は
難燃2級であった。また、同様に耐水性試験用難燃紙と
して、乾燥重量9.55gと9.50gの難燃紙を同時
に抄造した。得られた難燃紙の耐水性試験の結果を表1
に示す。
【0029】表1から明らかなように、メラミン被覆ポ
リリン酸アンモニウムの表面を架橋剤で架橋させたポリ
リン酸アンモニウムは付着量8.5重量%以上で、防炎
性2〜3級の防炎性を示し、耐水性試験後の難燃紙の防
炎性も低下が見られない。即ち本発明の実施各例に示す
種々の架橋剤を用いて、メラミン被覆ポリリン酸アンモ
ニウムを架橋した表面架橋ポリリン酸アンモニウムは、
架橋剤の種類、調製法の如何に拘らず高い防炎性能を示
すことが判る。
リリン酸アンモニウムの表面を架橋剤で架橋させたポリ
リン酸アンモニウムは付着量8.5重量%以上で、防炎
性2〜3級の防炎性を示し、耐水性試験後の難燃紙の防
炎性も低下が見られない。即ち本発明の実施各例に示す
種々の架橋剤を用いて、メラミン被覆ポリリン酸アンモ
ニウムを架橋した表面架橋ポリリン酸アンモニウムは、
架橋剤の種類、調製法の如何に拘らず高い防炎性能を示
すことが判る。
【0030】また、メラミン被覆ポリリン酸アンモニウ
ムを種々の架橋剤で架橋させた表面架橋ポリリン酸アン
モニウムを使用することにより、得られる難燃紙の耐水
性が非常に高く、耐水性試験後でも該難燃紙は優れた防
炎性能を有することが判る。特に高温(50℃)の耐水
性試験の実施例4と比較各例を比較すればその差が顕著
であることが判る。
ムを種々の架橋剤で架橋させた表面架橋ポリリン酸アン
モニウムを使用することにより、得られる難燃紙の耐水
性が非常に高く、耐水性試験後でも該難燃紙は優れた防
炎性能を有することが判る。特に高温(50℃)の耐水
性試験の実施例4と比較各例を比較すればその差が顕著
であることが判る。
【0031】
【発明の効果】メラミン被覆ポリリン酸アンモニウムの
被覆メラミンと架橋反応可能な架橋剤でメラミン被覆ポ
リリン酸アンモニウムの表面を架橋させた表面架橋ポリ
リン酸アンモニウムを難燃剤として用いた本発明の難燃
紙は高い防炎性を有するとともに耐水性にも優れている
ので雨等の水に晒されても用いた難燃剤の溶出が極めて
少なく、高い防炎性を維持することができる難燃紙であ
る。また、本発明の難燃紙は、該難燃紙抄造の際に用い
た難燃剤であるポリリン酸アンモニウムが排水へ流出す
る量が極めて少ないので排水処理の問題もない。
被覆メラミンと架橋反応可能な架橋剤でメラミン被覆ポ
リリン酸アンモニウムの表面を架橋させた表面架橋ポリ
リン酸アンモニウムを難燃剤として用いた本発明の難燃
紙は高い防炎性を有するとともに耐水性にも優れている
ので雨等の水に晒されても用いた難燃剤の溶出が極めて
少なく、高い防炎性を維持することができる難燃紙であ
る。また、本発明の難燃紙は、該難燃紙抄造の際に用い
た難燃剤であるポリリン酸アンモニウムが排水へ流出す
る量が極めて少ないので排水処理の問題もない。
【0032】
【表1】
【表2】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D21H 3/66
Claims (4)
- 【請求項1】乾燥セルロース繊維に対して、メラミン被
覆ポリリン酸アンモニウム粒子表面が架橋剤で架橋され
たポリリン酸アンモニウムが5〜50重量%含有された
難燃紙。 - 【請求項2】メラミン被覆ポリリン酸アンモニウム粒子
表面が架橋剤で架橋されたポリリン酸アンモニウムが平
均粒子径15μm以下のものである請求項1記載の難燃
紙。 - 【請求項3】メラミン被覆ポリリン酸アンモニウム粒子
表面が架橋剤で架橋されたポリリン酸アンモニウムがメ
ラミン被覆ポリリン酸アンモニウムの粒子表面に、メラ
ミン分子中のアミノ基の活性水素と反応し得る官能基を
有する架橋剤を付着あるいは含浸させたのち、該被覆メ
ラミンと該架橋剤とを反応させて架橋させたものである
請求項1もしくは請求項2記載の難燃紙。 - 【請求項4】架橋剤がメラミン分子中のアミノ基の活性
水素と反応し得る官能基としてイソシアネート基、オキ
シメチル基、ホルミル基もしくはエポキシ基を有する架
橋剤である請求項1〜3のいずれか1項記載の難燃紙。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20011394A JPH0849197A (ja) | 1994-08-01 | 1994-08-01 | 難燃紙 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20011394A JPH0849197A (ja) | 1994-08-01 | 1994-08-01 | 難燃紙 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0849197A true JPH0849197A (ja) | 1996-02-20 |
Family
ID=16419051
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20011394A Pending JPH0849197A (ja) | 1994-08-01 | 1994-08-01 | 難燃紙 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0849197A (ja) |
-
1994
- 1994-08-01 JP JP20011394A patent/JPH0849197A/ja active Pending
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