JPH08500485A - アルカリ条件および高温度で高い活性および安定性を有する新規キシラナーゼ - Google Patents

アルカリ条件および高温度で高い活性および安定性を有する新規キシラナーゼ

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JPH08500485A JP6505799A JP50579994A JPH08500485A JP H08500485 A JPH08500485 A JP H08500485A JP 6505799 A JP6505799 A JP 6505799A JP 50579994 A JP50579994 A JP 50579994A JP H08500485 A JPH08500485 A JP H08500485A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、好アルカリ性バシラス(Basillus)sp.の菌株から得ることのできる新規なキシラン分解酵素に関する。更に詳しくは、該酵素の製造方法並びにパルプおよび製紙工業における該酵素の使用に関する。

Description

【発明の詳細な説明】 アルカリ条件および高温度で高い活性および安定性を有する新規キシラナーゼ 技術分野 本発明は、好アルカリ性バシラス(Bacillus)sp. の菌株から得ることのできる 新規なキシラン分解酵素に関する。更に詳しくは、本発明は該酵素の製造方法並 びにパルプおよび製紙工業における該酵素の使用に関する。 背景技術 アルカリ条件下で高い活性と安定性を有するキシラナーゼは、例えばパルプお よび製紙工業の適用に対し、およびリグノセルロースの改質に対し、商業的に非 常に興味がある。しかし、極めて少数のキシラナーゼについてpH値9〜12で機能 し得ることが報告されておりそして入手可能な文献によれば、これらの酵素は10 を超えるpHで、特に50℃を超える温度で急速に不活性化することが示されている 。 発明の要約 本発明は、アルカリ領域において活性と安定性に関し、これまで記載された細 菌キシラナーゼよりも秀れた、アルカリ性バシラス(Bacillus)sp. から得られる 新規なキシラナーゼ酵素を記載する。更に、本発明のキシラナーゼはまた、高温 で例えばpH7〜8で70℃で機能し得る。 従って、本発明はキシラン分解活性を有し、そして50℃でpH6〜9の範囲内に 50%を超える相対活性を有しそして(pH6〜10で) 55 〜70℃の範囲内に最適温度を有する酵素調製品を提供する。 他の面において、本発明は酵素調製品の製造方法を提供するものであり、この 方法は炭素源および窒素源並びに無機塩を含有する適当な普通培地内でバシラス (Bacillus)sp. の菌株、好ましくは菌株バシラス(Bacillus)sp., DSM 7197 、又 はそれらの突然変異株又は変異株を培養し、引き続き所望の酵素を回収すること を含んでなる。 第三の面において、本発明はリグノセルロースのパルプの処理方法における酵 素調製品の使用に関する。 更に別の面において、本発明は粒質物、好ましくは無粉塵性粒質物、液体、特 に安定化液体、スラリー又は保護された酵素の形態で与えられる酵素調製品を含 有する薬剤を提供する。 図面の簡単な説明 本発明を、添付の図面を参照して更に説明する:図中、図1〜3は、それぞれ pH7,pH9およびpH10の標準ブリットン(Britton) およびロビンソン(Robinson) 緩衝液中、例2に従って精製した分画の温度プロフィルを示す。全ての反応混合 物は、0.013EXU/mlを含有 ンク); 図4は、50mMのブリットンおよびロビンソン緩衝液中、例2に従って精製され た分画の活性に対するpHの効果を示す(0.0l3EXU/ml; ンク);および 図5, 6および7は、基質の不存在下、例2に従って精製された分画の安定 性に対する温度およびpHの効果を示す。分画を、それぞれpH7,pH9およびpH10 の50mMブリットンおよびロビンソンの緩衝液中、0.05 EXU/mlの濃度に希釈し、 次いで40℃でインキュベート した。適当な間隔で、50μlの試料を各インキュベーション混合物から取り出し 次いで950 μlの50mMのブリットンおよびロビンソン緩衝液(pH10)に移した。 残留キシラン分解活性を、キシラザイムタブレット(Xylazyme Tablets)(商標) (メガザイム,オーストラリア)を用い50℃で測定した。インキュベーション時 間は、全ての 発明の詳細な開示 本発明は、アルカリ条件下で高い安定性および秀れた活性を有するキシラナー ゼ調製品を提供する。 本発明の酵素調製品は、次の特性により更に説明されることができる。 物理化学的性質 本発明の酵素調製品は、少なくとも5つのキシラン分解酵素を含んでなり、約 3〜約9.5 の範囲内にpIを有する。 例2に従って精製された酵素調製品の分画は、50℃で、30分インキュベーショ ン後に測定し、pH6〜10の範囲内に50%超の相対活性を有する。顕著な最適pHは 検出できなかったが、pH5.5 〜9.0 の範囲内に見られる(図4参照)。 pH7.0 で、例2に従って精製された酵素調製品の分画は、30分のインキュベー ション後に測定し、60〜75℃の範囲内、より明確には約70℃に最適温度を有する (図1参照)。 pH9.0 で、例2に従って精製された酵素調製品の分画は、30分インキュベーシ ョン後に測定し、55〜75℃の範囲内、より明確には60〜75℃の範囲内に最適温度 を有する(図2参照)。 pH10.0で、例2に従って精製された酵素調製品の分画は、30分インキュベーシ ョン後に測定し、50〜70℃の範囲内、より明確には60 ℃付近に最適温度を有する(図3参照)。 例2に従って精製された、酵素調製品の分画は、pH10および40℃で6時間イン キュベーション後、少なくとも90%、より好ましくは少なくとも95%、最も好ま しくは少なくとも99%の相対的残留活性を有する。同様の相対的残留活性を、pH 10および55℃で、pH10で50℃で;pH10および40℃で;pH9および40℃で;pH9お よび50℃で;およびpH7および50℃で6時間インキュベーション後に測定した( 注例3)。免疫化学的性質 本発明の酵素調製品は、菌株バシラス(Bacillus)sp., DSM 7197から由来され るキシラナーゼの免疫化学的性質を同一又は部分的同一(すなわち、少なくとも 部分的同一)を有する。 免疫化学的性質は、交差反応同一性試験により免疫学的に測定できる。同一性 試験は、周知のオクテルロニー二重免疫拡散法又はN.H.アケルセン; Handbook of immuno-precipitation-in-Gel Techーniquess;ブラックウェルサイエンティフ ィック社(1983)、5章および14章に従い、双頭交差免疫電気泳動により行うこ とができる。語句「抗原同一性」および「部分的抗原同一性」は、同書中、5章 、19章および20章に記載されている。 単一特異性抗血清が、本発明の精製キシラナーゼを用い家兎を免疫することに より前記方法に従って発生した。免疫源をフロイドアジュバントと混合しそして 二週毎に家兎に皮下注入した。8週の総免疫化期間後、抗血清を得、次いで免疫 グロブリンを上記のN.H.アケルセンにより記載した如くそこから調製した。酵素の製造方法 酵素調製品は、炭素源および窒素源並びに無機塩を含有する適当な普通培地内 で好アルカリ性バシラス(Bacillus)sp. を培養し、 次いで所望の酵素を回収することにより得られ得る。 好ましい態様において、酵素調製品はゴードン アンド ハイド[Gordon R.E .and Hyde J.L.(1982); Journal of general Microbio-logy, 128 1109-1116, 表4]により群3として記載されている好アルカリ性種を培養することによって 得られる。 他の好ましい態様において、酵素調製品は菌株バシラス(Bacillus)sp., DSM 7 197 により代表される好アルカリ性種の菌株を培養することによって得られる。 更に好ましい態様において、酵素調製品は菌株バシラス(Bacillus)sp., DSM 7 197 、又はその突然変異株もしくは変異株を培養することによって得られる。 酵素は、また組換えDNA工学によっても得ることができる。 菌株バシラス(Bacillus)sp., DSM 7197は、特許手続上の微生物の寄託の国 際的承認に関するブダペスト条約に従い1992年8月4日に、ドイッチェ ザンムル ク フォン ミクロオルガニズメン ウント ツェルクルツレン(Deutsche Sam mlung von Mikroorganismenund Zellkulturen)(マッシュローデル ベーク 1b,3300 ブラウンシュバイク,ドイツ)に寄託された。キシラン分解活性に対する分析 キシラン分解活性を、基質としてレマゾールーキシラン(remazol-xylan)を 用いpH9.0で測定しエンドーキシラナーゼ単位(EXU)で表わす。 キシラナーゼ試料を、レマゾールーキシラン基質と共にインキュベートする。 非分解染色基質のバックグラウンドをエタノールにより沈殿させる。上澄み中の 残りの青色は、キシラナーゼ活性に比例しており、そしてキシラナーゼ単位を標 準反応条件、すなわち50.0±0.1 ℃、pH9.0および30分の反応時間で、標準酵素 との関連にお いて測定する。 分析方法を記載する折りたたみ印刷物AF293.9/1は、ノボ ノルディスクA/ S(デンマーク)に対し要求により入手可能であり、この印刷物はその番号を引 用して本明細書に含まれる。 もしも違ったふうに言及しない限り、酵素活性および安定性に対する温度およ びpHの効果に関する実験は、AZCL-xylan錠剤(XylazymeTablets(商標)メガザ イム、オーストラリアにより提供)を用いて行なわれた。分析を次の如く行った : 適当量の酵素を、温度平衡化ブリットン(Britton)アンド ロビンソン(Rob inson)緩衝液(50mM)1mlに溶解した。1個のキシラザイム錠剤(Xylazyme Ta blet)を加えて反応を開始し、ワーレイミキサー(Whirley mixer)で手短かに 混合し、次いで所望の温度で15分間又は30分間インキュベートする。酵素反応を 、9mlの冷(2〜3℃)1%トリス(Tris)緩衝液を添加させて終了させ、激し くうず巻かせ、次いで、ホワットマンNo.1フィルターサークルを通して濾過す る。 濾液の吸光度を590nMで測定する。AZCL-xylan(注、またメガザイム(Megazym e)製品情報印刷物)の化学的加水分解を矯正するため、全ての場合においてブ ランクインキュベーションを行った。リグノセルロースのパルプの処理方法 別の面において、本発明はリグノセルロースのパルプの酵素的処理方法に関し 、この方法は本発明の酵素を用いることを含んでなる。 リグノセルロースのパルプの酵素的処理は、パルプの漂白性能を改善しおよび /又は満足できる漂白を得るために必要な化学薬品の量を減少する。 その温度安定性のために、本発明の酵素は、過酸化水素又はオゾン漂白の前に 、パルププロセスのコンプレックシング(complexing) 工程において適用されることもできる。 リグノセルロースのパルプの脱リグニン化のための本発明のキシラナーゼの使 用に対し、キシラナーゼは好ましくは粒質物、好ましくは無粉塵性粒質物、液体 、特に安定化液体、スラリー、又は保護された酵素の形態で提供されるべきであ る。 更に好ましい態様において、薬剤は全酵素蛋白質の少なくとも20%、好ましく は少なくとも30%の量のキシラナーゼを含有する。 キシラン分解活性は、キシラナーゼ単位で測定できる。この明細書において、 2つの種類の単位が用いられる:FXUおよびEXU。分析方法により、キシラナーゼ 試料をレマゾール−キシラン(remazol-xylan)基質を共にインキュベートする 。非分崩着色基質のバックグラウンドを、エタノールにより沈殿させる。上澄み 中の残りの青色は、キシラナーゼ活性に比例しており、次いでキシラナーゼ単位 を標準反応条件で酵素標準との関連において測定する。 分析方法および標準反応条件は2つの折りたたみ印刷物:AF293.6/1(FXU)お よびAF293.9/1(EXU)において記載されている。FXUはpH6.0で測定されそしてEX UはpH9.0で測定される。しかし、FXUおよびEXUは同じ桁の酵素活性を表わす。折 りたたみ印刷物AF293.6/1および293.9/1は、ノボ ノルディスクA/S(デンマ ーク)に対し要求により入手可能であり、これらの印刷物はその番号を引用して 本明細書に加えられる。 好ましくは、本発明のプロセスは、40〜100℃の温度で、より好ましくは50〜9 0℃の温度でそして最も好ましくは60〜80℃の温度で行なわれる。 本発明に係る方法の他の好ましい態様において、酵素処理は5.0超のpHで、よ り好ましくは6.0超のpHで、最も好ましくは7.0超のpHで行なわれる。 本発明に係るプロセスの更に他の態様において、酵素処理は5分〜24時間の期 間内、より好ましくは15分〜6時間以内、最も好ましくは20分〜3時間以内で行 なわれる。 適当なキシラナーゼ用量は、10〜5000 FXU/kg又はEXU/kg乾燥パルプのキシ ラナーゼ活性に通常相当し、より好ましくは100〜5000FXU/kg又はEXU/kg乾燥 パルプのキシラナーゼ活性に相当する。 本発明に係るプロセスの更により好ましいにおいて、3〜35%のコンシステン シー、より好ましくは5〜25%のコンシステンシー、最も好ましくは8〜15%の コンシステンシーでおこる。コンシステンシーはパルプの乾物含量である。35% を超えるコンシステンシーを有するパルプは、酵素調素品と有効に混合すること は難しく、そして3%未満のコンシステンシーを有するパルプは、はるかに多く の水を有し、これは経済的観点から不利である。 幾つかの他の好ましい態様において、本発明のキシラナーゼは例えば国際特許 出願PCT/DK91/00239、又は国際公開公報WO91/02839において本質的に記載さ れている如くリグノセルロースのパルプの処理方法において提供され得る。他の適用 本発明に係る新規キシラナーゼ酵素はヨーロッパ特許0 507 723に記載される 如く動物の飼料に対する添加剤としておよびベーキング剤(baking agents)と して使用するのに良好に適合している。新規キシラナーゼ酵素は、ぺントサン分 画のインビボ分解において動物飼料に添加するのに特に有効であろう;何故なら 例えば飼い鳥類、子豚そして典型的には豚の小腸内のpHは5.5〜7の範囲内にあ るであろうし、その範囲において新規キシラナーゼ酵素は著るしい活性を有する 。 次の実施例により更に本発明を説明するが、これらの実施例はい かなる場合も本発明の範囲を制限するものではない。 例1培養例 菌株バシラス(Bacillus)sp., DSM 7197を、次の組成の培地100m1を含有する バッフル付エルレンマイヤーフラスコ500ml内の回転振とうテーブル(300r.p.m. )上で40℃で培養した: キシラン(ブナ材) 2.5g 酵母抽出物 5g ポリペプトン 5g NaCl 10g K2HPO4 1.0g MgSO4 ・7H2O 0.4g CaCl2 ・2H2O 0.1g 微量元素溶液* 2ml *デサルフォトマカラム(Desuefotomaculum)アセトキダンス(acetoxidans )培地に対する微量ミネラル溶液;培地124 ;菌株のDSMカタログ1983。 培地を120℃で45分間加熱することにより殺菌する。 殺菌後、各フラスコに1Mのセスキ炭酸ナトリウム約10mlを添加することによ り培地のpHを調整する。 40℃で2日間インキュベーション後、幾つかのキシラン分解化合物が生成しそ して培養ブロス内に排出された。 キシランで加層したゲルに関する標準ザイモグラム(zymogram)技術と組合せ た等電点電気泳動により、少なくとも5種のキシラン分解酵素を検出し、これら は約3〜約9.5の範囲内にplを有する。 例2精製例 酸性のplを有するキシラナーゼの分画を、限外濾過および硫酸アンモニウム沈 殿による試料濃縮を含む通常の精製法およびS−セファロースハイロードおよび Q−セファロースハイロードでのイオン交換クロマトグラフィー、スーパーデッ クス200又はG-2000SWによるサイズ排除クロマトグラフィー並びにプロテナーゼ の特別な除去のためのアフィニティークロマトグラフィーによる通常のクロマト グラフィー分離により部分的に精製した。 例3特性決定例 例2に従って得られた、部分精製酵素分画を動力学的研究に委ね、そして下記 の表1で述べる条件でインキュベートした場合、活性は少なくとも6時間直線状 である(零次の動力学)ことが判明した。 例4特性決定例 例2に従って得られた、部分精製酵素分画を、AZCL-xylan錠剤 (キシラザイム タブレット(Xylazyme Tablets)(商標)、メガザイム、オー ストラリアより提供)を用ることにより酵素活性を安定性に対する温度とpHの効 果に関する実験に委ねた。 分析を次の如く行った: 適当量の酵素を、1mlの温度−平衡化ブリットン アンド ロビンソン(Britt on and Robinson)緩衝液(50mM)に溶解する。反応は、1個のXylazyme Tablet (キシラザイム タブレット)を加えることによって開始させ、Wirley(ウイレ ー)ミキサーで手短かに混合し、そして所望の温度で15分〜30分間インキュベー トした。酵素反応を、9mlの冷(2〜3℃)1%トリス(Tris)緩衝液を添加し て終了させ、激しく渦巻かせ、そしてホワットマン(whatman)No.1フィルタ ーサークルを通して濾過する。濾液の吸光度を、590nMで測定する。AZCL-xylan の化学的加水分解に対し矯正する目的で全ての場合においてブランクインキュベ ーションを行った。(また、メガザイムプロダクト情報印刷物を参照のこと)。 結果を図1〜4に示す。 前記分画を、それぞれpH7,pH9およびpH10の50mMのブリットンアンド ロビ ンソン(Britton and Robinson)緩衝液中、0.05 EXU/mlの濃度に希釈しそして 40℃でインキュベートした。適当な間隔で、50μlの試料を各インキュベーシ ョン混合物から取り出しそして50mMのブリットン アンド ロビンソン緩衝液( pH10)950μlに移した。残留キシラン分解活性を、Xylazyme Tablets(商標) を用い50℃で測定した。インキュベーション時間は、全ての場合に30分であった 。結果を図5〜7に示す。 例5N−末端アミノ酸配列分析 キシラナーゼのN−末端アミノ酸配列を、ぺプチドを得そして配列決定するた めの標準方法を用いて測定した(フィンドレイ アン ド ブレイゾウ(編者、Protein Sequencing-a Practical approarch,1989, IR L プレス)。 例2に従って得られそしてSDS-PAGEを用い約43kDaのMWを有し更に3.5 〜9.5の 等電点電気泳動ゲルにおいて約4.5のpl値を有することを特徴とするキシラナー ゼのN末端アミノ酸配列は(添付の配列表の配列番号1): Asn-Asp-Gln-Pro-Phe-Ala-Trp-Gln-Val-Ala-Ser-Leu-であることが見出され た。 このアミノ酸配列は、好アルカリ性バシラス(Bacillus)sp.由来の45kDaキ シラナーゼにおける残基18〜29のアミノ酸配列と同一である(ハマモト等、Agri c. Biol. Chem. 51, 1987, 953 〜955頁)。 通常のクロマトグラフィー法により例1の発酵ブロスから精製されそしてSDS- PAGEを用い約22kDa のMWを有することを特徴としそして3.5 〜9.5の等電点電気 泳動ゲルにおいて約9のpl値を特徴とする別のキシラナーゼのN末端アミノ酸列 は(添付の配列表の配列番号2): Asn-Thr-Tyr Trp-Gln-Tyr-Xaa-Thr-Asp-Gly-Gly-Gly-Thr-Val- Asn-Ala-Xaa-Asn-Gly- である。 Xaaは未同定残基である。このアミノ酸配列は、これまで特徴づけられた他の 低分子量キシラナーゼの幾つかに対し相同性である(例えば、バシラス ズブチ リリス(Bacillus subtilis)由来のキシラナーゼ、文献に対し、ぺイス等Arch. Microbiol. 144, 1986,201 〜206頁参照)。 例6質量分析法 製造者の指示に従い、VGアメリチカル市販のToftspec (商標)質 量分析計を用い、マトリックス アシステッド(matrix assisted)レーザ脱着 イオン化 タイムーオブーフライト(time-of-flight)質量分析法を行った。 マトリックス アシステッド レーザ脱着イオン化 タイム−オブーフライト 質量分析法により、約22kDaのMWおよび約9のplを有する例5で記載されるキシ ラナーゼに対し20532 Da±0.1%の質量値を得た。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI //(C12N 9/24 C12R 1:07) (72)発明者 ビスゴールド−フランツェン,ヘンリク デンマーク国,デーコー―2800 リングビ ー,サンドクローゲン 27 (72)発明者 パトカー,シャムカント アナント デンマーク国,デーコー―2800 リングビ ー,クリストフェルス アレ 91 (72)発明者 ハルキール,トルベン デンマーク国,デーコー―1900 フレデリ クスベルトセー,ボドロフスバイ 4ア ー.7

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.次の特性(a)〜(c): (a)50℃でpH6〜9の範囲に50%超の相対活性; (b)(pH6〜10で)55〜75℃の範囲内に最適温度;および (c)菌株バシラス(Bacillus)sp., DSM 7197から由来するキシラナーゼの 免疫化学的性質と同一又は部分的同一の免疫化学的性質を有することを特徴とし そしてキシラン分解活性を有する酵素調製品。 2.酵素調製品が、バシラス(Bacillus)sp. の菌株から、得ることのできる ものであるか又は菌株バシラス(Bacillus)sp., DSM 7197から由来するキシラナ ーゼの免疫化学的性質と同一又は部分的同一の免疫化学的性質を有するキシラナ ーゼをコードする遺伝子を有する他の宿主生物から得ることのできるものである 、請求の範囲第1項記載の酵素調製品。 3.酵素調製品が、菌株バシラス(Bacillus)sp.DSM 7197 により代表される種 に属する菌株から得ることができるものである、請求の範囲第1又は2項記載の 酵素調製品。 4.酵素調製品が、菌株バシラス(Bacillus)sp.DSM 7197 、又はその突然変異 株もしくは変異株から得ることのできるものである、請求の範囲第1〜3項のい ずれか1項に記載の酵素調製品。 5.請求の範囲第1〜4項のいずれか1項に記載の酵素調製品の製造方法であ って、バシラス(Bacillus)sp. の菌株、好ましくは菌株バシラスsp., DSM 7197 、又はそれらの突然変異株もしくは変異株を、炭素源および窒素源並びに無機塩 を含有する適当な普通培地内で培養し、引き続き目的の酵素を回収することを含 んでなる、前 記方法。 6.リグノセルロースのパルプの処理方法における請求の範囲第1〜4項のい ずれか1項に記載の酵素調製品の使用。 7.リグノセルロースのパルプを6.5 を超えるpHで、好ましくは7.5 を超える pHで酵素調製品を用いて処理し、しかる後このように処理されたセルロースのパ ルプを、最初の塩素化工程において0.20又はそれ以下の活性塩素倍量にて塩素を 用いて処理する、リグノセルロースのケミカルパルプの処理のための請求の範囲 第6項記載の方法。 8.動物の飼料の処理のためのプロセスにおける請求の範囲第1〜4項のいず れか1項に記載の酵素調製品の使用。 9.パンの製造においてベーキング剤(baking agent)としての請求の範囲第1 〜4項のいずれか1項に記載の酵素調製品の使用。 10.粒質物、好ましくは無粉塵性粒質物、液体、特に安定化液体、スラリー、 または保護された酵素の形態で提供される、請求の範囲第1〜4項のいずれか1 項に記載の酵素調製品を含有する薬剤。 11.キシラナーゼ調製品が、全酵素蛋白質の少なくとも20%、好ましくは少な くとも30%を構成する、請求の範囲第10項記載の薬剤。
JP6505799A 1992-08-26 1993-08-25 アルカリ条件および高温度で高い活性および安定性を有する新規キシラナーゼ Pending JPH08500485A (ja)

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