JPH08501619A - ベルト引張システム、そのためのベルト引張器及びその製造方法 - Google Patents
ベルト引張システム、そのためのベルト引張器及びその製造方法Info
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Abstract
(57)【要約】
衝接手段(46)を有する支持手段(21)と、該支持手段によって担持され、該支持手段に対して特定の経路に沿って移動するようになされた無端伝動ベルト構造体(22)と、該支持手段(21)に枢動自在に取り付けられたアーム(24)と、該アームによって回転自在に担持され、前記ベルト構造体(22)に係合するようになされたプーリ(25)と、両端(30,31)を有し、一端を前記支持手段(21)の衝接手段(46)に作動的に連結され、他端を前記アーム(24)に作動的に連結された渦巻きばね(29)とから成り、該ばねのばね力が、前記ベルト構造体に緊張を与えるように前記プーリ(25)を該ベルト構造体に圧接させる方向に前記アーム(24)を枢動させるようになされているベルト引張システム(20)において、前記アーム(24)は、渦巻きばね(29)のばね力によって該渦巻きばね(29)の両端(30,31)のうちの前記一端によって係合されるようになされた肩部(72)を有しており、該アーム(24)の肩部(72)を該ばね(29)の前記一端に係合させて、該一端を前記支持手段(21)の衝接手段(46)との係合から離脱させる特定の位置にまで該アーム(24)を枢動させることにより該アーム(24)と渦巻きばね(29)とを自蔵ユニットとして前記支持手段(21)から取り出すことができるようになされており、該渦巻きばねは、らせん巻きワイヤばねから成り、該ばねの前記両端は、内端(31)と外端(30)であり、該ばねの前記一端は、外端(30)であることを特徴とするベルト引張システム。そのようなベルト引張システムのためのベルト引張器並びにそれらの製造方法。
Description
【発明の詳細な説明】
ベルト引張システム、そのためのベルト引張器及びその製造方法技術分野
本発明は、新規なベルト引張システム及びそのための新規なベルト引張器、並
びにそのようなベルト引張システム及びベルト引張器を製造するための新規な方
法に関する。技術背景
衝接手段を有する支持手段と、該支持手段によって担持され、該支持手段に対
して特定の経路に沿って移動するようになされた無端伝動ベルト構造体と、該支
持手段に枢動自在に取り付けられたアームと、該アームによって回転自在に担持
され、前記べルト構造体に係合するようになされたプーリと、一端を前記支持手
段の衝接手段に作動的に連結され、他端を前記アームに作動的に連結された渦巻
きばねとから成り、該ばねのばね力が、前記ベルト構造体に緊張を与えるように
前記プーリを該ベルト構造体に圧接させる方向に前記アームを枢動させるように
なされているベルト引張システムを提供することは、周知である。例えば、米国
特許第4,886,483号参照。
又、衝接手段を有する支持手段と、該支持手段によって担持され、該支持手段
に対して特定の経路に沿って移
動するようになされた無端伝動ベルト構造体と、該支持手段に枢動自在に取り付
けられたアームと、該アームによって回転自在に担持され、前記ベルト構造体に
係合するようになされたプーリと、一端を前記支持手段の衝接手段に作動的に連
結され、他端を前記アームに作動的に連結された渦巻きばねとから成り、該ばね
のばね力が、前記ベルト構造体に緊張を与えるように前記プーリを該ベルト構造
体に圧接させる方向に前記アームを枢動させるようになされているベルト引張シ
ステムにおいて、前記アームは、渦巻きばねのばね力によって該渦巻きばねの前
記一端によって係合されるようになされた肩部を有しており、該アームの肩部を
該ばねの前記一端に係合させて、該一端を前記支持手段の衝接手段との係合から
離脱させる特定の位置にまで該アームを枢動させることにより該アームと渦巻き
ばねとを自蔵ユニットとして前記支持手段から取り外すことができるようになさ
れていることを特徴とするベルト引張システムを提供することも、周知である。
この渦巻きばねは、らせん巻きワイヤばねから成り、前記一端及び他端は、該ば
ねの内端と外端である。このようなベルト引張システムは、例えば、米国特許第
5,190,502号に開示されている。発明の開示
米国特許第5,190,502号の発明の特徴の1つは、ベルト引張器が、自
蔵ユニットを構成するようになされたアームと該アームによって担持された渦巻
きばね
を有するものとし、その自蔵ユニットをベルト引張システムの支持手段に組みつ
ければ、該渦巻きばねの一端が該支持手段の衝接手段に係合して該一端が支持手
段に作動的に連結され、該渦巻きばねのばね力が、該支持手段によって無端経路
に沿って移動するように担持されたベルト構造体に緊張力を付与するように、該
渦巻きばねの一端の係合点を前記支持手段上の衝接手段へ移行させるための手段
を構成するようになされたベルト引張システムを提供することである。
特に、同特許の発明の教示によれば、ベルト引張力の前記アームに肩部を設け
、この肩部に前記渦巻きばねの前記一端が該渦巻きばねのばね力によって係合す
るようにし、該アームと渦巻きばねとを自蔵ユニットとしてベルト引張システム
に挿入したり、それから取り外すことができるようにするとともに、該自蔵ユニ
ットが前記支持手段に組みつけられると、該ばねの前記一端の係合点を該アーム
の該肩部から前記支持手段上の衝接手段へ移行させてばねの一端を支持手段に作
動的に連結させ、それによって、該ばねが、前記アームに回転自在に担持された
プーリを介してベルト構造体に緊張を付与する方向に該アームを枢動させるよう
にする。
しかしながら、同特許の発明では、ばねの前記一端をその内端としているが、
ベルト引張器は同特許の図2に示された支持手段に取り付けるようになされてい
るので、ばねの前記一端をその外端とする方が望ましい。
従って、本発明の一実施例では、衝接手段を有する支持手段と、該支持手段に
よって担持され、該支持手段に対して特定の経路に沿って移動するようになされ
た無端伝動ベルト構造体と、該支持手段に枢動自在に取り付けられたアームと、
該アームによって回転自在に担持され、前記ベルト構造体に係合するようになさ
れたプーリと、一端を前記支持手段の衝接手段に作動的に連結され、他端を前記
アームに作動的に連結された渦巻きばねとから成り、該ばねのばね力が、前記ベ
ルト構造体に緊張を与えるように前記プーリを該ベルト構造体に圧接させる方向
に前記アームを枢動させるようになされており、前記アームは、渦巻きばねのば
ね力によって該渦巻きばねの前記一端によって係合されるようになされた肩部を
有しており、該アームの肩部を該ばねの前記一端に係合させて、該一端を前記支
持手段の衝接手段との係合から離脱させる特定の位置にまで該アームを枢動させ
ることにより該アームと渦巻きばねとを自蔵ユニットとして前記支持手段から取
り外すことができるようになされており、該渦巻きばねをらせん巻きワイヤばね
によって構成し、該ばねの前記一端を該ばねの外端とすることを特徴とするベル
ト引張システムを提供する。
従って、本発明の目的は、上述した又は以下に述べる本発明の新規な特徴の1
つ又はそれ以上を有する新規なベルト引張システムを提供することである。
本発明の他の目的は、上述した又は以下に述べる本発
明の新規な特徴の1つ又はそれ以上を有する、上記ベルト引張システムを製造す
る新規な方法を提供することである。
本発明の他の目的は、上述した又は以下に述べる本発明の新規な特徴の1つ又
はそれ以上を有する、ベルト引張システムのための新規なベルト引張器を提供す
ることである。
本発明の他の目的は、上述した又は以下に述べる本発明の新規な特徴の1つ又
はそれ以上を有する、上記ベルト引張器を製造する新規な方法を提供することで
ある。図面の簡単な説明
図1は、本発明の新規なベルト引張器を用いたベルト引張システムを示す部分
透視図である。
図2は、図1と同様な図であるが、ベルト引張器及びベルト構造体を除去した
ときの図1のベルト引張システムを示す。
図3は、本発明のベルト引張器を構成する各部品の分解透視図である。
図4は、本発明のベルト引張器の拡大背面図である。
図5は、図4の矢印5−5の方向にみたベルト引張器の側面図である。
図6は、図2の支持手段の部分正面図である。
図7は、図4のベルト引張器を図6の支持手段に最初に組みつける態様を示す
縮小正面図である。
図8は、図7と同様の図であるが、図7のベルト引張器がベルト構造体に張力
を付与することができるように該ベルト引張器を枢動させる態様を示す。
図9は、図7の線9−9に沿ってみた部分断面図である。
図10は、図9の線10−10に沿ってみた部分断面図である。
図11は、図10と同様の図であるが、本発明のベルト引張器が作動位置にお
かれたところを示す。
図12は、図11と同様の図であるが、ベルト引張器がベルト構造体に張力を
付与しているところを示す。実施例
本発明のいろいろな特徴は、ここでは、特定の経路に沿って走行するベルト構
造体に動作するためのベルト引張器を提供するものとして例示され、説明されて
いるが、本発明の各特徴は、所望に応じて他のタイプのベルトのためのベルト引
張器を構成するために単独で、又は、組合せて用いることができる。
従って、添付図は本発明の広範な用途の1つを例示するためのものにすぎない
から、本発明は、添付図に示された実施例に限定されるものではない。
図1を参照して説明すると、本発明の新規なベルト引張システムは、総体的に
参照番号20で示されており、支持手段21と、支持手段21によって担持され
、支持手段21に対して特定の経路に沿って走行するようにな
された無端伝導ベルト構造体22と、ベルト構造体22を後述する態様で緊張さ
せるための本発明のベルト引張器23から成る。
ベルト引張器(以下、単に「引張器」とも称する)23は、後述する態様で支
持手段21に騒動自在に取り付けられた金属製又はプラスチック製アーム24を
備えている。アーム24は、ベルト構造体22の面27に転がり係合するベルト
係合表面26を有する回転自在プーリ25を担持している。アーム24は、常態
では、渦巻きばね29のばね力によって図12に矢印28で示される方向に付勢
されている。渦巻きばね29は、一端を後述する態様で支持手段21に作動的に
連結され、他端を該アーム24に作動的に連結されている。
渦巻きばね29は、螺旋状に巻かれた扁平金属ワイヤと、その隣接する巻きの
間に介設された減摩性ポリマー材のストリップ32から成り、斯界において周知
の態様で機能する。例えば、本明細書に編入されたものとする上述した米国特許
第4,886,483号の記載を参照されたい。
本発明のベルト引張器23は、支持手段21に着脱自在に挿入されており、ば
ね29は、引張器23に内蔵された形で担持されている。ただし、ばね29は、
その外端30を後述する態様でアーム24の部分69から機能的に脱係合させて
、支持手段21に作動的に連結させることができるようになされており、それに
よって渦巻き
ばね29のばね力によりアーム24を図12の矢印28の方向に枢動させ、プー
リ25をベルト構造体22に圧接させてベルト構造体22を緊張させる。この態
様及び理由は、上述した米国特許第4,886,483号に記載されているので
、ここでは、本発明の特徴を理解するのに必要なベルト引張システム20及びベ
ルト引張器23の構造の細部だけを説明する。
支持手段21は、自動車等の内燃エンジン(図示せず)のための支持構造体3
3と、支持構造体33に金属ボルト等によって適当な態様に固定された金属製又
はプラスチック製のカバー、又は取り付けプレート又はブラケットとから成る。
支持手段21は、図2及び6に示されるように、その一方の面37から外方に
突出した円筒形ハブ36をしている。ハブ36は、後述する態様で金属製締着部
材40の雄ねじ付き端部39(図3参照)を受容するようになされた雌ねじ付き
開口38を有している。締着部材40は、図3及び9に明示されているように、
横断方向に延長した環状の平坦な肩部42を介してねじ付き部分39に連結した
平滑な拡径円筒形軸部41を有する。肩部42は、図9に示されるように支持手
段21の円筒形ハブ又は部分36の平坦な肩部43に当接係合するようになされ
ており、それによって、締着部材40は、引張器23を後述する態様で支持手段
21に締着し、締着部材40自体も、支持手段21に対して動かないように固
定される。
支持手段21は、その一方の面37から円筒形ハブ36を同心的に囲うように
して外方に突出した環状壁44を有している。環状壁44には、図12に示され
るようにばね29の端部30を係合させるための衝接手段46を画定するスロッ
ト45が形成されており、それによって、ばね29の端部30を以下に明らかに
なるように支持手段21に作動的に連結する。
支持手段21の壁44は、後述する態様でベルト引張器23のアーム24の円
筒形壁49の外側円弧状表面48に入れ子式に嵌合するようになされた内側円弧
状表面47を有している。
更に、支持手段21は、その一方の面37から突出した複数の互いに離隔した
壁51,52を有している。壁51,52は、それぞれ、ベルト引張器23のア
ーム24のストッパー突起57の表面55,56によって係合される表面53,
54を画定する(図10参照)。
表面53と55は、初期組立時の整合手段であり、図10に示されるように最
初に接触したときはその一端で合致するように平行とされている。
作業者は、引張器23を最初に図7に示されるように支持手段21に取り付け
たならば、締着部材40を円筒形ハブ36の開口38に螺入してそれに固定する
。ベルト構造体22に張力を付与するためにベルト引張システムを最初に用いる
ときは、適当な工具58をアーム24
の長方形の開口60に挿入し、アーム24を図8に矢印61で示される方向に回
してベルト構造体22をベルト引張システム20に組み立てる。開口60から工
具58を引き抜いてアーム24を解放すれば、斯界において周知の態様でプーリ
25がベルト構造体にその張力を及ぼすことができる。
図3に明示されているように、アーム24の壁49には、該壁に入れ子式に被
されらる減摩部材66のディスク部分65の差し込み突起64を受容するための
スロット62が形成されており、減摩部材66のディスク部分65には、上記米
国特許第4,886,483号に記載された理由でばね29の内側巻き部分68
の下に挿入されるようになされた円弧状フランジ67が形成されている。
部分又は部材69は、アーム24に組み立てられたとき、アーム24の一部分
を構成する。部分69は、その表面69’が図1に示されるようにアーム24に
衝接するまでアーム24の開口70’,71’にそれぞれ挿入される1対の互い
に離隔した支柱又はロッド70,71を有している。部分69は、又、ばね29
の外端を衝接係合させる肩部72を有している。
かくして、渦巻きばね29がアーム24に組みつけられると、ばね29の内端
31は、アーム24に連結されるように壁49のスロット62に受容され、ばね
29の外端30は、部分69の肩部72に衝接されるようにな
されている。このように組みつけられた状態のばね29は、巻き込まれた状態に
保持され、周知のようにばねはそのコイル即ち巻き29’をほどこうとする力を
有するので、ばね自体のばね力によって組立状態に保持される。
ばね29の内端31は、ばねの内側巻き部分68に対してほぼ直角をなしてお
り、該端30は図10、11に示されるようにループ状になされている。
ばね29の内端31は、アーム24の壁49のスロット62内に挿入すること
ができ、ばね29の外端30は、適当な工具(図示せず)で係合し、部分69の
表面72の位置を越えた位置にまで巻きつけることができる。次いで、部分69
の支柱70,71をそれぞれ開口70,’71’内に押込む。次いで、支柱70
をボルト、ブラケット、頭造、はんだ又は溶接等の適当な手段によって固定する
ことができる。次いで、ばね29の外端30の一部分を折り返し、その表面30
’をアーム24の一部分となっている部材69の肩部72に係合させる。
プーリ25は、周知の態様でアーム24の端部73の円筒状軸73’にねじ付
き締着部材74などによって回転自在に取り付けられ、アーム24に対して回転
するようになされている。
アーム24は、以下の説明から分かるように、支持手段21の円筒形ハブ36
に回転自在に装着されるようになされている。即ち、図9に示されるように、ア
ーム2
4の円筒形壁即ち中心ハブ部分49の貫通円筒形開口75は、ポリマー材のよう
な適当な減摩材で形成された円筒形ブッシュ77で内張りされており、ブッシュ
77の拡大フランジ端78がアーム24の面79に圧接するようになされている
。
かくして、締着部材40の軸部41は、ブッシュ77の円筒部分の開口80内
に受容され、締着部材40の拡大ヘッド81が、波形ワッシャ82のような偏倚
手段をブッシュ77のフランジ78との間に圧縮し、締着部材40のねじ付き部
分39を図9に示されるように支持手段21のねじ付き開口38に完全に螺入さ
せると、フランジ78をアーム24の面79に圧接させる。かくして、締着部材
40の平坦な肩部42が突起即ちハブ36の平担な肩部43に当按し、それによ
って、締着部材40は、回転しないように保持されるとともに、アーム24は、
偏倚手段82によって締着部材40に沿って軸方向に押圧されているにも拘わら
ず、ブッシュ77を介して回転又は枢動し、支持手段21に対して回転又は枢動
することができる。アーム24が偏倚手段82によって締着部材40に沿って軸
方向に押圧されることにより、減摩部材66のディスク部分が、支持手段21の
環状壁44の対面する表面85に摺動自在に係合する。
ベルト引張器23が支持手段21から分離されているとき締着部材40をアー
ム24及びばね29に対して組立状態に保持するために、ブッシュ77及びアー
ム24
に組みつけられた状態にある締着部材40の環状スロット42’に係合する張り
出し突起76を有しており、それによって締着部材40を保持する。図9にみら
れるように、ブッシュ77の端部には、アーム24の環状壁部分49の開口75
内に完全に押し込まれたとき、環状壁部分49にスナップ嵌合するための手段7
7’が設けられている。
以上の説明から分かるように、本発明のベルト引張器23は、アーム24とプ
ーリ25と渦巻きばね29から成る自蔵ユニットを構成することにより上述した
米国特許第4,886,483号に記載されたベルト引張器にのような従来のベ
ルト引張既比べて比較的少ない部品数で形成することができ、従って、比較的安
価に製造することができる。
上述したようにボルトによって予め支持構造体33に締着された支持手段21
を有するベルト引張システム20に本発明のベルト引張器23を組み入れる場合
は、ベルト引張器23を図7及び10に示される態様に支持手段21に組みつけ
る。即ち、ばね29の外端30を壁44のスロット45に挿入し、アーム24の
表面55,56を支持手段21の表面53と54の間に挿入するとともに、アー
ム24のストッパー突起57のストッパー表面55を支持手段21の壁51のス
トッパー表面53に対して間隔をおいて滑らせて嵌める。更に、図10に示され
るように、アーム24の壁49を支持手段21の壁
36に入れ子式に被せ、ばね29の外端30を支持手段21の壁44の衝接手段
46の周りに滑り嵌合させる。
次いで、締着部材40のねじ付き部分39を支持手段21の円筒形ハブ36の
ねじ付き開口38に螺入し、締着部材40の環状肩部42を図9に示されるよう
にハブ36の表面43に衝接させ、それによって偏倚手段82を締着部材40の
拡大ヘッド81とブッシュ77のフランジ78との間に圧縮し、ブッシュ77の
フランジ78をアーム24の面79に圧縮圧接させるとともに、減摩部材66の
ディスク部分65を支持手段21の環状壁44の対面する表面85に圧縮圧接さ
せる。
このようにして、本発明のベルト引張器23は、支持手段21に完全に組みつ
けられ、以下に述べる態様で、無端伝動ベルト構造体22を緊張させるための作
動位置におくことができる。
ベルト引張器23を、無端伝動ベルト構造体22を緊張させるための作動位置
にするには、適当な工具58をアーム24の開口60に挿入し、工具を用いてア
ーム24を図8及び11に矢印61で示される時計回り方向に回してアーム24
の部分69の肩部72をばね29の外端30の面30’から離脱させるとともに
、ばね29の外端30の面30’を支持手段21の壁44の衝接手段46に衝接
させ、それによって、ばね29の外端30を支持手段21に作動的に連結する。
アーム24のこの時
計回り方向の回転は、ばね29の内端31を該ばねを更に巻き締める方向に移動
させる。
かくして、ベルト構造体22の面27が図1、8、12に示されるようにプー
リ25の表面26に圧接されると、ばね29のほどけようとする力が、図12に
矢印28で示されるようにベルト構造体22の面27に作用し、斯界において周
知の態様でベルト構造体に張力を与えることができる。ベルト引張器23がこの
ような張力付与位置におかれているときは、アーム24の表面55,56は、図
12に示されるように、支持手段21の表面53と54の間に位置している。
ベルト引張器23を支持手段21から外すときは、ベルト構造体22をプーリ
25から引離せば、アーム24がばね29のほどけようとする力によって反時計
回り方向に回され、アームの突起57のストッパー表面55が支持手段21の壁
51のストッパー表面53に衝接するとともに、アーム24の部分69の肩部7
2がばね29の外端30の面30’に係合し、ばね29の外端30の面30’が
支持手段21の壁44の衝接手段46から離脱され、それによって、ばね29の
外端30が支持手段21との作動連結から解放される。この時点で、締着部材4
0を支持手段21のねじ付き開口38から外すことができ、ベルト引張器23を
、ばね29を担持した自蔵ユニットとして支持手段21から取り外すことができ
る。
かくして、交換のために前のベルト引張器23を取り外した後、本発明の別の
ベルト引張器23を上述した態様で支持手段21に取り付けることができる。
叙上のように、本発明は、新規なベルト引張システム及びそのための新規なベ
ルト引張器、並びにそのようなベルト引張システム及びベルト引張器を製造する
ための新規な方法を提供する。
以上、本発明を実施例に関連して説明したが、本発明は、ここに例示した実施
例の構造及び形態に限定されるものではなく、本発明の精神及び範囲から逸脱す
ることなく、いろいろな実施形態が可能であり、いろいろな変更及び改変を加え
ることができることを理解されたい。
【手続補正書】特許法第184条の7第1項
【提出日】1994年1月4日
【補正内容】
1994年1月4日付けでなされたPCT19条に基づく補正請求の範囲
1.衝接手段(46)を有する支持手段(21)と、該支持手段によって担持
され、該支持手段に対して特定の経路に沿って移動するようになされた無端伝動
ベルト構造体(22)と、該支持手段(21)に枢動自在に取り付けられたアー
ム(24)と、該アームによって回転自在に担持され、前記ベルト構造体(22
)に係合するようになされたプーリ(25)と、両端(30,31)を有し、一
端を前記支持手段(21)の衝接手段(46)に作動的に連結され、他端を前記
アーム(24)に作動的に連結された渦巻きばね(29)とから成り、該ばねの
ばね力が、前記ベルト構造体に緊張を与えるように前記プーリ(25)を該ベル
ト構造体に圧接させる方向に前記アーム(24)を枢動させるようになされてい
るベルト引張システム(20)において、
前記アーム(24)は、渦巻きばね(29)のばね力によって該渦巻きばね(
29)の両端(30,31)のうちの前記一端によって係合されるようになされ
た肩部(72)を有しており、該アーム(24)の肩部(72)を該ばね(29
)の前記一端に係合させて、該一端を前記支持手段(21)の衝接手段(46)
との係合から離脱させる特定の位置にまで該アーム(24)を枢動させることに
より該アーム(24)と渦巻きばね(29)
とを自蔵ユニットとして前記支持手段(21)から取り外すことができるように
なされており、該渦巻きばねは、内端(31)と外端(30)を構成する前記両
端を有するらせん巻きワイヤばねから成り、該ばねの前記一端は、外端(30)
であり、前記肩部(72)は、最初は前記アーム(24)とは別体であり、前記
ばね(29)が所定の状態にまで該アーム(24)に巻きつけられると、該肩部
(72)が該アーム(24)に取り付けられるように構成されていることを特徴
とするベルト引張システム。
2.衝接手段(46)を有する支持手段(21)と、該支持手段によって担持
され、該支持手段に対して特定の経路に沿って移動するようになされた無端伝動
ベル卜構造体(22)を含むベルト引張システム(20)のためのベルト引張器
(23)であり、該支持手段(21)に枢動自在に取り付けられたアーム(24
)と、該アームによって回転自在に担持され、前記ベルト構造体(22)に係合
するようになされたプーリ(25)と、両端(30,31)を有し、一端を前記
支持手段(21)の衝接手段(46)に作動的に連結され、他端を前記アーム(
24)に作動的に連結された渦巻きばね(29)とから成り、該ばねのばね力が
、前記ベルト構造体に緊張を与えるように前記プーリ(25)を該ベルト構造体
に圧接させる方向に前記アーム(24)を枢動させるようになされているベルト
引張器(23)において、
前記アーム(24)は、渦巻きばね(29)のばね力によって該渦巻きばね(
29)の両端(30,31)のうちの前記一端によって係合されるようになされ
た肩部(72)を有しており、該アーム(24)の肩部(72)を該ばね(29
)の前記一端に係合させて、該一端を前記支持手段(21)の衝接手段(46)
との係合から離脱させる特定の位置にまで該アーム(24)を枢動させることに
より該アーム(24)と渦巻きばね(29)とを自蔵ユニットとして前記支持手
段(21)に挿入したり、それから取り外したりすることができるようになされ
ており、該渦巻きばねは、内端(31)と外端(30)を構成する前記両端を有
するらせん巻きワイヤばねから成り、該ばねの前記一端は、外端(30)であり
、前記肩部(72)は、最初は前記アーム(24)とは別体であり、前記ばね(
29)が所定の状態にまで該アーム(24)に巻きつけられると、該肩部(72
)が該アーム(24)に取り付けられるように構成されていることを特徴とする
べルト引張器。
3.前記渦巻きばね(29)は、実質的に平坦ならせん巻きワイヤばねから成
ることを特徴とする請求の範囲第1項又は2項に記載のベルト引張システム。
4.前記支持手段(21)は、前記アーム(24)の両方向の枢動を制限する
ために該アーム(24)によってそれぞれ係合される1対の互いに離隔したスト
ッパー手段(51,52)を有することを特徴とする請求の
範囲第1項又は2項に記載のベルト引張システム。
5.前記アーム(24)は、前記特定の位置におかれたとき、前記ストッパー
手段(51,52)の1つに近接するように配置されていることを特徴とする請
求の範囲第4項に記載のベルト引張システム。
6.前記支持手段(21)は、外方に突出した円筒形ハブ(36)を有し、前
記アーム(24)は、該ハブに対して移動するように配置された表面(42)を
有することを特徴とする請求の範囲第1項又は2項に記載のベルト引張システム
。
7.前記支持手段(21)は、開口(38)を有し、前記アーム(24)によ
って回転自在に担持された締着部材(40)が該アーム(24)を前記支持手段
(21)に締着することができるように該開口(38)に挿入されていることを
特徴とする請求の範囲第1項又は2項に記載のベルト引張システム。
8.前記アーム(24)は、前記締着部材(40)に回転自在に装着されてい
ることを特徴とする請求の範囲第7項に記載のベルト引張システム。
9.前記締着部材(40)と前記アーム(24)との間に両者の相対回転を容
易にするためにブッシュ(77)が介設されていることを特徴とする請求の範囲
第8項に記載のベルト引張システム。
10.前言己ブッシュ(77)は、前記アーム(24)に係合する環状フラン
ジ(78)を有し、前記締着部材
(40)は、該環状フランジ(78)を前記アーム(24)に圧接するための拡
大ヘッド(81)を有していることを特徴とする請求の範囲第9項に記載のベル
ト引張システム。
11.前記肩部(72)は、突出した1対の支柱(70,71)を有する部分
(69)によって構成されており、前記アーム(24)は、1対の支柱(70,
71)をそれぞれ受容する1対の開口(70’,71’)を有していることを特
徴とする請求の範囲第1項又は2項に記載のベルト引張システム。
12.衝接手段(46)を有する支持手段(21)と、該支持手段によって担
持され、該支持手段に対して特定の経路に沿って移動するようになされた無端伝
動ベルト構造体(22)と、該支持手段(21)に枢動自在に取り付けられたア
ーム(24)と、該アームによって回転自在に担持され、前記ベルト構造体(2
2)に係合するようになされたプーリ(25)と、両端(30,31)を有し、
一端を前記支持手段(21)の衝接手段(46)に作動的に連結され、他端を前
記アーム(24)に作動的に連結された渦巻きばね(29)とから成り、該ばね
のばね力が、前記ベルト構造体に緊張を与えるように前記プーリ(25)を該ベ
ルト構造体に圧接させる方向に前記アーム(24)を枢動させるようになされて
いるベルト引張システム(20)を製造する方法において
前記アーム(24)に、渦巻きばね(29)のばね力によって該渦巻きばね(
29)の両端(30,31)のうちの前記一端によって係合されるようになされ
た肩部(72)を形成し、該アーム(24)の肩部(72)を該ばね(29)の
前記一端に係合させて、該一端を前記支持手段(21)の衝接手段(46)との
係合から離脱させる特定の位置にまで該アーム(24)を枢動させることにより
該アーム(24)と渦巻きばね(29)とを自蔵ユニットとして前記支持手段(
21)から取り外すことができるように構成し、該渦巻きばねをらせん巻きワイ
ヤばねで形成し、該ばねの前記両端を内端(31)と外端(30)とし、該ばね
の前記一端を外端(30)とし、前記肩部(72)を、最初は前記アーム(24
)とは別体に形成し、前記ばね(29)の他端(31)を前記アーム(24)に
取り付け、次いで、該ばね(29)の前記一端(30)を該アーム(24)に対
して所定の位置にまで移動することによって該アーム(24)に巻きつけ、次い
で、該ばね(29)の該一端(30)が前記肩部(72)に係合することかでき
るように該肩部(72)を該アーム(24)に取り付けることを特徴とするベル
ト引張システム製造方法。
13.衝接手段(46)を有する支持手段(21)と、該支持手段によって担
持され、該支持手段に対して特定の経路に沿って移動するようになされた無端伝
動ベルト構造体(22)を含むベルト引張システム(20)の
ためのベルト引張器(23)であり、該支持手段(21)に枢動自在に取り付け
られたアーム(24)と、該アームによって回転自在に担持され、前記ベルト構
造体(22)に係合するようになされたプーリ(25)と、両端(30,31)
を有し、一端を前記支持手段(21)の衝接手段(46)に作動的に連結され、
他端を前記アーム(24)に作動的に連結された渦巻きばね(29)とから成り
、該ばねのばね力が、前記ベルト構造体に緊張を与えるように前記プーリ(25
)を該ベルト構造体に圧接させる方向に前記アーム(24)を枢動させるように
なされているベルト引張器(23)において、
前記アーム(24)に、渦巻きばね(29)のばね力によって該渦巻きばね(
29)の両端(30,31)のうちの前記一端によって係合されるようになされ
た肩部(72)を形成し、該アーム(24)の肩部(72)を該ばね(29)の
前記一端に係合させて、該一端を前記支持手段(21)の衝接手段(46)との
係合から離脱させる特定の位置にまで該アーム(24)を枢動させることにより
該アーム(24)と渦巻きばね(29)とを自蔵ユニットとして前記支持手段(
21)に挿入したり、それから取り外したりすることができるように構成し、該
渦巻きばねをらせん巻きワイヤばねで形成し、該ばねの前記両端を内端(31)
と外端(30)とし、該ばねの前記一端を外端(30)とし、前記肩部(72)
を、最初は前記アーム(24)とは別体に形成し、前記ば
ね(29)の他端(31)を前記アーム(24)に取り付け、次いで、該ばね(
29)の前記一端(30)を該アーム(24)に対して所定の位置にまで移動す
ることによって該アーム(24)に巻きつけ、次いで、該ばね(29)の該一端
(30)が前記肩部(72)に係合することができるように該肩部(72)を該
アーム(24)に取り付けることを特徴とするベルト引張器製造方法。
─────────────────────────────────────────────────────
【要約の続き】
1)の衝接手段(46)との係合から離脱させる特定の
位置にまで該アーム(24)を枢動させることにより該
アーム(24)と渦巻きばね(29)とを自蔵ユニット
として前記支持手段(21)から取り出すことができる
ようになされており、該渦巻きばねは、らせん巻きワイ
ヤばねから成り、該ばねの前記両端は、内端(31)と
外端(30)であり、該ばねの前記一端は、外端(3
0)であることを特徴とするベルト引張システム。その
ようなベルト引張システムのためのベルト引張器並びに
それらの製造方法。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.衝接手段(46)を有する支持手段(21)と、該支持手段によって担持 され、該支持手段に対して特定の経路に沿って移動するようになされた無端伝動 ベルト構造体(22)と、該支持手段(21)に枢動自在に取り付けられたアー ム(24)と、該アームによって回転自在に担持され、前記ベルト構造体(22 )に係合するようになされたプーリ(25)と、両端(30,31)を有し、一 端を前記支持手段(21)の衝接手段(46)に作動的に連結され、他端を前記 アーム(24)に作動的に連結された渦巻きばね(29)とから成り、該ばねの ばね力が、前記ベルト構造体に緊張を与えるように前記プーリ(25)を該ベル ト構造体に圧接させる方向に前記アーム(24)を枢動させるようになされてい るベルト引張システム(20)において、 前記アーム(24)は、渦巻きばね(29)のばね力によって該渦巻きばね( 29)の両端(30,31)のうちの前記一端によって係合されるようになされ た肩部(72)を有しており、該アーム(24)の肩部(72)を該ばね(29 )の前記一端に係合させて、該一端を前記支持手段(21)の衝接手段(46) との係合から離脱させる特定の位置にまで該アーム(24)を枢動させることに より該アーム(24)と渦巻きばね(29)とを自蔵ユニットとして前記支持手 段(21)から取り外すことができるようになされており、該渦巻きばねは 、らせん巻きワイヤばねから成り、該ばねの前記両端は、内端(31)と外端( 30)であり、該ばねの前記一端は、外端(30)であることを特徴とするベル ト引張システム。 2.衝接手段(46)を有する支持手段(21)と、該支持手段によって担持 され、該支持手段に対して特定の経路に沿って移動するようになされた無端伝動 ベルト構造体(22)を含むベルト引張システム(20)のためのベルト引張器 (23)であり、該支持手段(21)に枢動自在に取り付けられたアーム(24 )と、該アームによって回転自在に担持され、前記ベルト構造体(22)に係合 するようになされたプーリ(25)と、両端(30,31)を有し、一端を前記 支持手段(21)の衝接手段(46)に作動的に連結され、他端を前記アーム( 24)に作動的に連結された渦巻きばね(29)とから成り、該ばねのばね力が 、前記ベルト構造体に緊張を与えるように前記プーリ(25)を該ベルト構造体 に圧接させる方向に前記アーム(24)を枢動させるようになされているベルト 引張器(23)において、 前記アーム(24)は、渦巻きばね(29)のばね力によって該渦巻きばね( 29)の両端(30,31)のうちの前記一端によって係合されるようになされ た肩部(72)を有しており、該アーム(24)の肩部(72)を該ばね(29 )の前記一端に係合させて、該一端を前記支持手段(21)の衝接手段(46) との係合から 離脱させる特定の位置にまで該アーム(24)を枢動させることにより該アーム (24)と渦巻きばね(29)とを自蔵ユニットとして前記支持手段(21)に 挿入したり、それから取り外したりすることができるようになされており、該渦 巻きばねは、らせん巻きワイヤばねから成り、該ばねの前記両端は、内端(31 )と外端(30)であり、該ばねの前記一端は、外端(30)であることを特徴 とするベルト引張器。 3.前記渦巻きばね(29)は、実質的に平坦ならせん巻きワイヤばねから成 ることを特徴とする請求の範囲第1項又は2項に記載のベルト引張システム。 4.前記支持手段(21)は、前記アーム(24)の両方向の枢動を制限する ために該アーム(24)によってそれぞれ係合される1対の互いに離隔したスト ッパー手段(51,52)を有することを特徴とする請求の範囲第1項又は2項 に記載のベルト引張システム。 5.前記アーム(24)は、前記特定の位置におかれたとき、前記ストッパー 手段(51,52)の1つに近接するように配置されていることを特徴とする請 求の範囲第4項に記載のベルト引張システム。 6.前記支持手段(21)は、外方に突出した円筒形ハブ(36)を有し、前 記アーム(24)は、該ハブに対して移動するように配置された表面(42)を 有することを特徴とする請求の範囲第1項又は2項に記載のベルト引張システム 。 7.前記支持手段(21)は、開口(38)を有し、前記アーム(24)によ って回転自在に担持された締着部材(40)が該アーム(24)を前記支持手段 (21)に締着することができるように該開口(38)に挿入されていることを 特徴とする請求の範囲第1項又は2項に記載のベルト引張システム。 8.前記アーム(24)は、前記締着部材(40)に回転目在に装着されてい ることを特徴とする請求の範囲第7項に記載のベルト引張システム。 9.前記締着部材(40)と前記アーム(24)との間に両者の相対回転を容 易にするためにブッシュ(77)が介設されていることを特徴とする請求の範囲 第8項に記載のベルト引張システム。 10.前記ブッシュ(77)は、前記アーム(24)に係合する環状フランジ (78)を有し、前記締着部材(40)は、該環状フランジ(78)を前記アー ム(24)に圧接するための拡大ヘッド(81)を有していることを特徴とする 請求の範囲第9項に記載のベルト引張システム。 11.前記肩部(72)は、突出した1対の支柱(70,71)を有する部分 (69)によって構成されており、前記アーム(24)は、1対の支柱(70, 71)をそれぞれ受容する1対の開口(70’,71’)を有していることを特 徴とする請求の範囲第1項又は2項に記載のベルト引張システム。 12.衝接手段(46)を有する支持手段(21)と、該支持手段によって担 持され、該支持手段に対して特定の経路に沿って移動するようになされた無端伝 動ベルト構造体(22)と、該支持手段(21)に枢動自在に取り付けられたア ーム(24)と、該アームによって回転自在に担持され、前記ベルト構造体(2 2)に係合するようになされたプーリ(25)と、両端(30,31)を有し、 一端を前記支持手段(21)の衝接手段(46)に作動的に連結され、他端を前 記アーム(24)に作動的に連結された渦巻きばね(29)とから成り、該ばね のばね力が、前記ベルト構造体に緊張を与えるように前記プーリ(25)を該ベ ルト構造体に圧接させる方向に前記アーム(24)を枢動させるようになされて いるベルト引張システム(20)を製造する方法において、 前記アーム(24)に、渦巻きばね(29)のばね力によって該渦巻きばね( 29)の両端(30,31)のうちの前記一端によって係合されるようになされ た肩部(72)を形成し、該アーム(24)の肩部(72)を該ばね(29)の 前記一端に係合させて、該一端を前記支持手段(21)の衝接手段(46)との 係合から離脱させる特定の位置にまで該アーム(24)を枢動させることにより 該アーム(24)と渦巻きばね(29)とを自蔵ユニットとして前記支持手段( 21)から取り外すことができるように構成し、該渦巻きばねをらせん巻き ワイヤばねで形成し、該ばねの前記両端を内端(31)と外端(30)とし、該 ばねの前記一端を外端(30)とすることを特徴とするベルト引張システム製造 方法。 13.衝接手段(46)を有する支持手段(21)と、該支持手段によって担 持され、該支持手段に対して特定の経路に沿って移動するようになされた無端伝 動ベルト構造体(22)を含むベルト引張システム(20)のためのベルト引張 器(23)であり、該支持手段(21)に枢動自在に取り付けられたアーム(2 4)と、該アームによって回転自在に担持され、前記ベルト構造体(22)に係 合するようになされたプーリ(25)と、両端(30,31)を有し、一端を前 記支持手段(21)の衝接手段(46)に作動的に連結され、他端を前記アーム (24)に作動的に連結された渦巻きばね(29)とから成り、該ばねのばね力 が、前記ベルト構造体に緊張を与えるように前記プーリ(25)を該ベルト構造 体に圧接させる方向に前記アーム(24)を枢動させるようになされているベル ト引張器(23)において、 前記アーム(24)に、渦巻きばね(29)のばね力によって該渦巻きばね( 29)の両端(30,31)のうちの前記一端によって係合されるようになされ た肩部(72)を形成し、該アーム(24)の肩部(72)を該ばね(29)の 前記一端に係合させて、該一端を前記支持手段(21)の衝接手段(46)との 係合から離脱 させる特定の位置にまで該アーム(24)を枢動させることにより該アーム(2 4)と渦巻きばね(29)とを自蔵ユニットとして前記支持手段(21)に挿入 したり、それから取り外したりすることができるように構成し、該渦巻きばねを らせん巻きワイヤばねで形成し、該ばねの前記両端を内端(31)と外端(30 )とし、該ばねの前記一端を外端(30)とすることを特徴とするベルト引張器 製造方法。
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