JPH0850422A - 励磁コイル、加熱装置、及び画像形成装置 - Google Patents
励磁コイル、加熱装置、及び画像形成装置Info
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- JPH0850422A JPH0850422A JP20596094A JP20596094A JPH0850422A JP H0850422 A JPH0850422 A JP H0850422A JP 20596094 A JP20596094 A JP 20596094A JP 20596094 A JP20596094 A JP 20596094A JP H0850422 A JPH0850422 A JP H0850422A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 磁場発生手段としての励磁コイル、該励磁コ
イルを用いた電磁誘導加熱方式の加熱装置、該加熱装置
を像加熱装置として用いた画像形成装置に関して、励磁
コイルの線輪(コイル)作成の行程を簡素化し、組み立
て性の向上によるコストダウンを図ること、巻き線によ
る断線の発生をなくして装置の信頼性・耐久性の向上を
図ること、加熱装置にあっては被加熱体のサイズに合せ
て最適な加熱分布状態、加圧分布状態を構成することを
可能にし、適用できる被加熱体の範囲の増加、加熱性能
の向上をはかること。 【構成】 電気絶縁性のシート状物の面に導電材により
コイル輪パターン3aを形成したシート状回路基板32
〜35 を複数枚積層し、その積層回路基板の各コイル輪
パターン相互をコイル輪パターン端部3dにおいて一連
に導通させて全コイル輪パターン3aを通じて複数巻き
の線輪3を形成させた励磁コイル。
イルを用いた電磁誘導加熱方式の加熱装置、該加熱装置
を像加熱装置として用いた画像形成装置に関して、励磁
コイルの線輪(コイル)作成の行程を簡素化し、組み立
て性の向上によるコストダウンを図ること、巻き線によ
る断線の発生をなくして装置の信頼性・耐久性の向上を
図ること、加熱装置にあっては被加熱体のサイズに合せ
て最適な加熱分布状態、加圧分布状態を構成することを
可能にし、適用できる被加熱体の範囲の増加、加熱性能
の向上をはかること。 【構成】 電気絶縁性のシート状物の面に導電材により
コイル輪パターン3aを形成したシート状回路基板32
〜35 を複数枚積層し、その積層回路基板の各コイル輪
パターン相互をコイル輪パターン端部3dにおいて一連
に導通させて全コイル輪パターン3aを通じて複数巻き
の線輪3を形成させた励磁コイル。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば電磁(磁気)誘
導加熱方式の加熱装置等において磁場発生手段として用
いて有効な励磁コイルに関する。
導加熱方式の加熱装置等において磁場発生手段として用
いて有効な励磁コイルに関する。
【0002】また該励磁コイルを用いた電磁誘導加熱方
式の加熱装置、及び該加熱装置を像加熱装置として用い
た画像形成装置に関する。
式の加熱装置、及び該加熱装置を像加熱装置として用い
た画像形成装置に関する。
【0003】
【従来の技術】便宜上、画像形成装置の像加熱装置を例
にして説明する。
にして説明する。
【0004】従来、複写機・レーザービームプリンタ・
ファクシミリ・マイクロフィルムリーダプリンタ・画像
表示(ディスプレイ)装置・記録機等の画像形成装置に
おいて、電子写真・静電記録・磁気記録等の適宜の画像
形成プロセス手段により加熱溶融性の樹脂等よりなるト
ナーを用いて画像支持体としての被記録材(エレクトロ
ファクスシート・静電記録シート・転写材シート・印刷
紙など)の面に直接方式もしくは間接(転写)方式で形
成した目的の画像情報に対応した未定着のトナー像を該
トナー像を担持している被記録材の面に永久固着画像と
して加熱定着処理する像加熱装置としては一般に熱ロー
ラ方式の装置が用いられていた。
ファクシミリ・マイクロフィルムリーダプリンタ・画像
表示(ディスプレイ)装置・記録機等の画像形成装置に
おいて、電子写真・静電記録・磁気記録等の適宜の画像
形成プロセス手段により加熱溶融性の樹脂等よりなるト
ナーを用いて画像支持体としての被記録材(エレクトロ
ファクスシート・静電記録シート・転写材シート・印刷
紙など)の面に直接方式もしくは間接(転写)方式で形
成した目的の画像情報に対応した未定着のトナー像を該
トナー像を担持している被記録材の面に永久固着画像と
して加熱定着処理する像加熱装置としては一般に熱ロー
ラ方式の装置が用いられていた。
【0005】この装置は、内部にハロゲンヒータ等の発
熱体を備えた金属製の熱ローラと、それに圧接する弾性
を持つ加圧ローラから構成され、この一対のローラの圧
接部である定着ニップ部に被加熱材としての被記録材を
通過させることにより、トナー像を加熱・加圧定着させ
るものである。
熱体を備えた金属製の熱ローラと、それに圧接する弾性
を持つ加圧ローラから構成され、この一対のローラの圧
接部である定着ニップ部に被加熱材としての被記録材を
通過させることにより、トナー像を加熱・加圧定着させ
るものである。
【0006】また、フィルム加熱方式の装置も提案され
ている(特開昭63−313182号公報・特開平2−
157878号公報・特開平4−44075号公報・特
開平4−204980号公報等)。
ている(特開昭63−313182号公報・特開平2−
157878号公報・特開平4−44075号公報・特
開平4−204980号公報等)。
【0007】これは、加熱体(一般にセラミックヒー
タ、以下ヒータと記す)と、該ヒータに密着して移動す
る耐熱性フィルムを有し、このフィルムを介して被加熱
材をヒータに密着させてフィルムと一緒にヒータ位置を
移動させヒータの熱エネルギーをフィルムを介して被加
熱材に付与する加熱装置であり、低熱容量のヒータやフ
ィルムを用いることができるので、熱ローラ方式に比
べ、ウォームアップタイムの短縮化(クイックスター
ト)が可能となる。また、クイックスタートが可能とな
ったことにより、予めヒータを昇温させておく必要がな
いので、消費電力を小さくすることができ、また機内昇
温も防止できる。
タ、以下ヒータと記す)と、該ヒータに密着して移動す
る耐熱性フィルムを有し、このフィルムを介して被加熱
材をヒータに密着させてフィルムと一緒にヒータ位置を
移動させヒータの熱エネルギーをフィルムを介して被加
熱材に付与する加熱装置であり、低熱容量のヒータやフ
ィルムを用いることができるので、熱ローラ方式に比
べ、ウォームアップタイムの短縮化(クイックスター
ト)が可能となる。また、クイックスタートが可能とな
ったことにより、予めヒータを昇温させておく必要がな
いので、消費電力を小さくすることができ、また機内昇
温も防止できる。
【0008】また本出願人は上記フィルム加熱方式より
もさらにエネルギー効率がよい等の長所を有する電磁誘
導加熱方式の装置を提案している。これは磁場発生手段
により導電発熱部材(導電部材・誘導磁性材・磁性金属
材・磁界吸収導電材)に磁場を作用させて該導電発熱部
材に発生する渦電流による発熱(発生渦電流が導電発熱
部材の電気抵抗によってジュール熱に変換)で該導電発
熱部材に密着させた被加熱材を加熱するものである。
もさらにエネルギー効率がよい等の長所を有する電磁誘
導加熱方式の装置を提案している。これは磁場発生手段
により導電発熱部材(導電部材・誘導磁性材・磁性金属
材・磁界吸収導電材)に磁場を作用させて該導電発熱部
材に発生する渦電流による発熱(発生渦電流が導電発熱
部材の電気抵抗によってジュール熱に変換)で該導電発
熱部材に密着させた被加熱材を加熱するものである。
【0009】図11の(a)にその一例(画像加熱定着
装置)の模型図を示した。101は磁場発生手段として
の励磁コイルであり、磁性材コア(鉄芯)2と、これに
導電線材を螺旋に巻いて形成した線輪(コイル、巻線)
103から構成されている。図11の(c)はこの励磁
コイル101の斜視図であり、横長部材2aに長手に沿
ってくし歯状に複数個配列した各磁性材コア2にそれぞ
れ導電線材を螺旋に巻いて線輪103を構成させてあ
る。
装置)の模型図を示した。101は磁場発生手段として
の励磁コイルであり、磁性材コア(鉄芯)2と、これに
導電線材を螺旋に巻いて形成した線輪(コイル、巻線)
103から構成されている。図11の(c)はこの励磁
コイル101の斜視図であり、横長部材2aに長手に沿
ってくし歯状に複数個配列した各磁性材コア2にそれぞ
れ導電線材を螺旋に巻いて線輪103を構成させてあ
る。
【0010】4はこの励磁コイル101を支持し、後述
する導電発熱部材としての円筒状発熱ベルト(発熱フィ
ルム)6の内面ガイド部材を兼ねるステーである。励磁
コイル101はその磁束発生側を下向きにしてステー4
に支持させてある。
する導電発熱部材としての円筒状発熱ベルト(発熱フィ
ルム)6の内面ガイド部材を兼ねるステーである。励磁
コイル101はその磁束発生側を下向きにしてステー4
に支持させてある。
【0011】5は励磁コイル101の下面側に設けたベ
ルト滑動ガイド(滑り板)であり、発熱ベルト6の内面
との摩擦抵抗の比較的少ないガラス等である。
ルト滑動ガイド(滑り板)であり、発熱ベルト6の内面
との摩擦抵抗の比較的少ないガラス等である。
【0012】以上の部材101(2・103)・4・5
を以下磁場発生アセンブリと記す。この磁場発生アセン
ブリ101・4・5の外側に導電発熱部材としての円筒
状発熱ベルト6をルーズに外嵌させてある。磁場発生ア
センブリ101・4・5はこのベルト6の回転方向(ベ
ルト幅方向)を長手とする横長部材である。
を以下磁場発生アセンブリと記す。この磁場発生アセン
ブリ101・4・5の外側に導電発熱部材としての円筒
状発熱ベルト6をルーズに外嵌させてある。磁場発生ア
センブリ101・4・5はこのベルト6の回転方向(ベ
ルト幅方向)を長手とする横長部材である。
【0013】7は磁場発生アセンブリ101・4・5の
下面(ベルト滑動ガイド5の下面)に対して発熱ベルト
6を挟ませて圧接させた加圧ローラである。Nはその圧
接ニップ部(加熱ニップ部、定着ニップ部)である。加
圧ローラ7は芯金の周囲にシリコーンゴム・フッ素ゴム
等の弾性層を被覆したものである。
下面(ベルト滑動ガイド5の下面)に対して発熱ベルト
6を挟ませて圧接させた加圧ローラである。Nはその圧
接ニップ部(加熱ニップ部、定着ニップ部)である。加
圧ローラ7は芯金の周囲にシリコーンゴム・フッ素ゴム
等の弾性層を被覆したものである。
【0014】導電発熱部材としての発熱ベルト6は図1
1の(b)にその層構成模型図を示したように、内側の
基層ベルト6aと、その外面に形成した導電発熱層6b
と、更にその外面に形成した表層(離形層)6cの3層
構成のものである。
1の(b)にその層構成模型図を示したように、内側の
基層ベルト6aと、その外面に形成した導電発熱層6b
と、更にその外面に形成した表層(離形層)6cの3層
構成のものである。
【0015】基層ベルト6aは、発熱ベルト6の駆動・
搬送の安定性を確保するために柔軟性はあるが伸縮しな
い耐熱性材料層であり、例えば、厚さ10μm〜100
μmのポリイミド・ポリアミドイミド・PEEK・PE
S・PPS・PFA・PTFE・FEP等のフィルム材
料である。
搬送の安定性を確保するために柔軟性はあるが伸縮しな
い耐熱性材料層であり、例えば、厚さ10μm〜100
μmのポリイミド・ポリアミドイミド・PEEK・PE
S・PPS・PFA・PTFE・FEP等のフィルム材
料である。
【0016】導電発熱層6bは、例えばNi,Cu,C
r,Fe,Co等の金属を1μm〜100μmの厚みで
メッキ等の処理によって形成した層である。
r,Fe,Co等の金属を1μm〜100μmの厚みで
メッキ等の処理によって形成した層である。
【0017】表層6cは、PFA・PTFE・FEP・
シリコーン樹脂等の離形性の良好な耐熱性樹脂の混合物
層ないし単独層である。
シリコーン樹脂等の離形性の良好な耐熱性樹脂の混合物
層ないし単独層である。
【0018】加圧ローラ7が駆動手段Mにより矢示の反
時計方向に回転駆動されることで、該加圧ローラ7の回
転駆動に伴い該ローラ7とベルト6の外面との摩擦力で
ベルト6に回転力が作用して、ベルト6がベルト滑動ガ
イド5に密着摺動しながら磁場発生アセンブリ101・
4・5の外回りを回転する。ベルト滑動ガイド5の下面
にグリス・オイルなどの潤滑剤を塗布してベルト6の内
面との摩擦抵抗を減らす処置をしてもよい。
時計方向に回転駆動されることで、該加圧ローラ7の回
転駆動に伴い該ローラ7とベルト6の外面との摩擦力で
ベルト6に回転力が作用して、ベルト6がベルト滑動ガ
イド5に密着摺動しながら磁場発生アセンブリ101・
4・5の外回りを回転する。ベルト滑動ガイド5の下面
にグリス・オイルなどの潤滑剤を塗布してベルト6の内
面との摩擦抵抗を減らす処置をしてもよい。
【0019】また励磁コイル101の線輪103には励
磁回路8から所定の周波数で交流電流(高周波)が印加
され、これによって磁束が生成・消滅を繰り返す。その
磁束(交番磁界)が圧接ニップ部Nにおいて発熱ベルト
6の導電発熱層6bを横切るように励磁コイル101は
構成されている。磁性材コア2は線輪103で生じる主
磁束に結合する。
磁回路8から所定の周波数で交流電流(高周波)が印加
され、これによって磁束が生成・消滅を繰り返す。その
磁束(交番磁界)が圧接ニップ部Nにおいて発熱ベルト
6の導電発熱層6bを横切るように励磁コイル101は
構成されている。磁性材コア2は線輪103で生じる主
磁束に結合する。
【0020】変動する磁界が導体中を横切るとき、その
磁界の変化を妨げる磁界を発生させるように発熱ベルト
6の導電発熱層6bには渦電流が発生する。この渦電流
が発熱ベルト6の導電発熱層6bの表皮効果のためにほ
とんど導電発熱層6bのコイル側の面に集中して流れ、
導電発熱層6bの表皮抵抗に比例した電力で導電発熱層
6bが発熱する。
磁界の変化を妨げる磁界を発生させるように発熱ベルト
6の導電発熱層6bには渦電流が発生する。この渦電流
が発熱ベルト6の導電発熱層6bの表皮効果のためにほ
とんど導電発熱層6bのコイル側の面に集中して流れ、
導電発熱層6bの表皮抵抗に比例した電力で導電発熱層
6bが発熱する。
【0021】この状態において圧接ニップ部Nの回転発
熱ベルト6と加圧ローラ7との間に被加熱体としての被
記録材Pが導入され発熱ベルト6の外面に密着して回転
発熱ベルト6と一緒に圧接ニップ部Nを挟持搬送される
ことにより、発熱ベルト6の導電発熱層6bの熱が被記
録材Pに付与され被記録材P上の未定着トナー像Tが被
記録材P面に加熱定着されるものである。圧接ニップ部
Nを通った被記録材Pは発熱ベルト6の外面から曲率分
離されて搬送される。
熱ベルト6と加圧ローラ7との間に被加熱体としての被
記録材Pが導入され発熱ベルト6の外面に密着して回転
発熱ベルト6と一緒に圧接ニップ部Nを挟持搬送される
ことにより、発熱ベルト6の導電発熱層6bの熱が被記
録材Pに付与され被記録材P上の未定着トナー像Tが被
記録材P面に加熱定着されるものである。圧接ニップ部
Nを通った被記録材Pは発熱ベルト6の外面から曲率分
離されて搬送される。
【0022】このように発熱ベルト6の表層近くを直接
発熱させるので、基層ベルト6aの熱伝導率・熱容量・
厚さによらず、急速に加熱でき、また熱効率もよい等の
利点がある。
発熱させるので、基層ベルト6aの熱伝導率・熱容量・
厚さによらず、急速に加熱でき、また熱効率もよい等の
利点がある。
【0023】上記において、磁場発生手段としての励磁
コイル101は、図11の(c)のように、横長部材2
aに長手に沿ってくし歯状に配列具備させた複数個の磁
性材コア2に対して各個別に独立に導電線材を巻き付け
て線輪103を形成し、それ等個々の線輪103を互い
に直列につなぎ合せることで、各線輪103を一連に導
通化させて構成されている。もしくは一本の長尺導電線
材を用いてそれを横長基部の長手一端側の最初の磁性材
コア2に巻き付けてその磁性材コア2に対する線輪10
3を形成し、次に隣の磁性材コア2に対して導電線材を
切らずに巻き付けてその磁性材コア2に対する線輪10
3を形成していく作業を各磁性材コア2に対して順次に
横長基部長手他端側の最後の磁性材コア2まで行なうこ
とで構成されている。
コイル101は、図11の(c)のように、横長部材2
aに長手に沿ってくし歯状に配列具備させた複数個の磁
性材コア2に対して各個別に独立に導電線材を巻き付け
て線輪103を形成し、それ等個々の線輪103を互い
に直列につなぎ合せることで、各線輪103を一連に導
通化させて構成されている。もしくは一本の長尺導電線
材を用いてそれを横長基部の長手一端側の最初の磁性材
コア2に巻き付けてその磁性材コア2に対する線輪10
3を形成し、次に隣の磁性材コア2に対して導電線材を
切らずに巻き付けてその磁性材コア2に対する線輪10
3を形成していく作業を各磁性材コア2に対して順次に
横長基部長手他端側の最後の磁性材コア2まで行なうこ
とで構成されている。
【0024】
【発明が解決しようとしている課題】しかし、上記のよ
うな磁場発生手段としての励磁コイル101は 1)上記のように線輪としてのコイル巻線の組み立て工
程が繁雑であり、それ自体コスト高となる。
うな磁場発生手段としての励磁コイル101は 1)上記のように線輪としてのコイル巻線の組み立て工
程が繁雑であり、それ自体コスト高となる。
【0025】2)コイル巻線は常に断線発生の可能性が
あり、信頼性が劣っていた。
あり、信頼性が劣っていた。
【0026】3)コイル巻線の重量により、該励磁コイ
ルを使用した装置の軽量化の妨げとなる場合があった。
ルを使用した装置の軽量化の妨げとなる場合があった。
【0027】また、該励磁コイルを磁場発生手段として
使用した前記のような加熱装置にあっては、 4)加熱部と加圧ローラ部の加圧は、各々両端部に設け
た弾性部材によって加圧するため、加熱部と加圧ローラ
部の圧接ニップ部長手中央部の加圧状態(ニップ状態)
が不安定になり、加熱性能が低下する問題があった。
使用した前記のような加熱装置にあっては、 4)加熱部と加圧ローラ部の加圧は、各々両端部に設け
た弾性部材によって加圧するため、加熱部と加圧ローラ
部の圧接ニップ部長手中央部の加圧状態(ニップ状態)
が不安定になり、加熱性能が低下する問題があった。
【0028】5)また、上記4)の問題を解決するため
に、加圧ローラに高精度なクラウン形状を形成する必要
が生じ、生産性向上の妨げとなっていた。
に、加圧ローラに高精度なクラウン形状を形成する必要
が生じ、生産性向上の妨げとなっていた。
【0029】そこで本発明はこの種の励磁コイルについ
て、線輪を容易に低コストに合理的に形成具備させるこ
とができるようにして、上記1)〜5)のような問題を
解消したものである。
て、線輪を容易に低コストに合理的に形成具備させるこ
とができるようにして、上記1)〜5)のような問題を
解消したものである。
【0030】
【課題を解決するための手段】本発明は下記の構成を特
徴とする励磁コイル、加熱装置、及び画像形成装置であ
る。
徴とする励磁コイル、加熱装置、及び画像形成装置であ
る。
【0031】(1)電気絶縁性のシート状物の面に導電
材によりコイル輪パターンを形成したシート状回路基板
を複数枚積層し、その積層回路基板の各コイル輪パター
ン相互をコイル輪パターン端部において一連に導通させ
て全コイル輪パターンを通じて複数巻きの線輪を形成さ
せたことを特徴とする励磁コイル。
材によりコイル輪パターンを形成したシート状回路基板
を複数枚積層し、その積層回路基板の各コイル輪パター
ン相互をコイル輪パターン端部において一連に導通させ
て全コイル輪パターンを通じて複数巻きの線輪を形成さ
せたことを特徴とする励磁コイル。
【0032】(2)シート状回路基板のコイル輪パター
ンが電気絶縁性のシート状物の面に印刷した導電材パタ
ーンであることを特徴とする(1)に記載の励磁コイ
ル。
ンが電気絶縁性のシート状物の面に印刷した導電材パタ
ーンであることを特徴とする(1)に記載の励磁コイ
ル。
【0033】(3)コイル輪パターンを形成したシート
状回路基板の積層で形成された線輪の内側に磁性材コア
が存在することを特徴とする(1)に記載の励磁コイ
ル。
状回路基板の積層で形成された線輪の内側に磁性材コア
が存在することを特徴とする(1)に記載の励磁コイ
ル。
【0034】(4)コイル輪パターンを形成したシート
状回路基板の積層で形成された線輪を複数有することを
特徴とする(1)乃至(3)の何れかに記載の励磁コイ
ル。
状回路基板の積層で形成された線輪を複数有することを
特徴とする(1)乃至(3)の何れかに記載の励磁コイ
ル。
【0035】(5)コイル輪パターンを形成したシート
状回路基板の積層で形成された線輪の線輪径が各線輪毎
に異なることを特徴とする(4)に記載の励磁コイル。
状回路基板の積層で形成された線輪の線輪径が各線輪毎
に異なることを特徴とする(4)に記載の励磁コイル。
【0036】(6)コイル輪パターンを形成したシート
状回路基板の積層で形成された線輪の線幅が各線輪毎に
異なることを特徴とする(4)に記載の励磁コイル。
状回路基板の積層で形成された線輪の線幅が各線輪毎に
異なることを特徴とする(4)に記載の励磁コイル。
【0037】(7)線輪毎に独立した加圧弾性部材を有
することを特徴とする(4)に記載の加熱装置。
することを特徴とする(4)に記載の加熱装置。
【0038】(8)磁場発生手段により導電発熱部材に
磁場を作用させて該導電発熱部材に発生する渦電流によ
る発熱で該導電発熱部材に密着させた被加熱材を加熱す
る電磁誘導加熱方式の加熱装置であり、前記磁場発生手
段は、電気絶縁性のシート状物の面に導電材によりコイ
ル輪パターンを形成したシート状回路基板を複数枚積層
し、その積層回路基板の各コイル輪パターン相互をコイ
ル輪パターン端部において一連に導通させて全コイル輪
パターンを通じて複数巻きの線輪を形成させた励磁コイ
ルであることを特徴とする加熱装置。
磁場を作用させて該導電発熱部材に発生する渦電流によ
る発熱で該導電発熱部材に密着させた被加熱材を加熱す
る電磁誘導加熱方式の加熱装置であり、前記磁場発生手
段は、電気絶縁性のシート状物の面に導電材によりコイ
ル輪パターンを形成したシート状回路基板を複数枚積層
し、その積層回路基板の各コイル輪パターン相互をコイ
ル輪パターン端部において一連に導通させて全コイル輪
パターンを通じて複数巻きの線輪を形成させた励磁コイ
ルであることを特徴とする加熱装置。
【0039】(9)シート状回路基板のコイル輪パター
ンが電気絶縁性のシート状物の面に印刷した導電材パタ
ーンであることを特徴とする(8)に記載の加熱装置。
ンが電気絶縁性のシート状物の面に印刷した導電材パタ
ーンであることを特徴とする(8)に記載の加熱装置。
【0040】(10)コイル輪パターンを形成したシー
ト状回路基板の積層で形成された線輪の内側に磁性材コ
アが存在することを特徴とする(8)に記載の加熱装
置。
ト状回路基板の積層で形成された線輪の内側に磁性材コ
アが存在することを特徴とする(8)に記載の加熱装
置。
【0041】(11)コイル輪パターンを形成したシー
ト状回路基板の積層で形成された線輪を複数有すること
を特徴とする(8)乃至(10)の何れかに記載の加熱
装置。
ト状回路基板の積層で形成された線輪を複数有すること
を特徴とする(8)乃至(10)の何れかに記載の加熱
装置。
【0042】(12)コイル輪パターンを形成したシー
ト状回路基板の積層で形成された線輪の線輪径が各線輪
毎に異なることを特徴とする(11)に記載の加熱装
置。
ト状回路基板の積層で形成された線輪の線輪径が各線輪
毎に異なることを特徴とする(11)に記載の加熱装
置。
【0043】(13)コイル輪パターンを形成したシー
ト状回路基板の積層で形成された線輪の線幅が各線輪毎
に異なることを特徴とする(11)に記載の加熱装置。
ト状回路基板の積層で形成された線輪の線幅が各線輪毎
に異なることを特徴とする(11)に記載の加熱装置。
【0044】(14)線輪毎に独立した加圧弾性部材を
有することを特徴とする(11)に記載の加熱装置。
有することを特徴とする(11)に記載の加熱装置。
【0045】(15)導電発熱部材が回転体もしくは走
行移動する有端部材であることを特徴とする(8)乃至
(14)の何れかに記載の加熱装置。
行移動する有端部材であることを特徴とする(8)乃至
(14)の何れかに記載の加熱装置。
【0046】(16)導電発熱部材との間にニップ部を
形成し、このニップ部で被加熱材を導電発熱部材に直接
にまたは間接に加圧密着させる加圧部材を有することを
特徴とする(8)乃至(15)の何れかに記載の加熱装
置。
形成し、このニップ部で被加熱材を導電発熱部材に直接
にまたは間接に加圧密着させる加圧部材を有することを
特徴とする(8)乃至(15)の何れかに記載の加熱装
置。
【0047】(17)加圧部材が回転駆動されるまたは
従動回転する回転体であることを特徴とする(16)に
記載の加熱装置。
従動回転する回転体であることを特徴とする(16)に
記載の加熱装置。
【0048】(18)被加熱材が加熱処理すべき画像を
担持させた被記録材であり、該被記録材に画像を加熱処
理する像加熱装置であることを特徴とする(8)乃至
(17)の何れかに記載の加熱装置。
担持させた被記録材であり、該被記録材に画像を加熱処
理する像加熱装置であることを特徴とする(8)乃至
(17)の何れかに記載の加熱装置。
【0049】(19)前記(8)乃至(17)の何れか
に記載の加熱装置を像加熱装置として備えることを特徴
とする画像形成装置。
に記載の加熱装置を像加熱装置として備えることを特徴
とする画像形成装置。
【0050】
a)即ち本発明の励磁コイルは、線輪(コイル)を導電
線材の巻き込みで形成するのではなく、電気絶縁性のシ
ート状物の面に導電材によりコイル輪パターンを形成し
たシート状回路基板を複数枚積層し、その積層回路基板
の各コイル輪パターン相互をコイル輪パターン端部にお
いて一連に導通させて全コイル輪パターンを通じて複数
巻きの線輪を合成形成させたことで、コイル作成の工程
が簡素化されて低コスト化が可能となった。
線材の巻き込みで形成するのではなく、電気絶縁性のシ
ート状物の面に導電材によりコイル輪パターンを形成し
たシート状回路基板を複数枚積層し、その積層回路基板
の各コイル輪パターン相互をコイル輪パターン端部にお
いて一連に導通させて全コイル輪パターンを通じて複数
巻きの線輪を合成形成させたことで、コイル作成の工程
が簡素化されて低コスト化が可能となった。
【0051】b)導電線材をコイル状に巻き上げて線輪
を形成する場合よりも断線発生の可能性がすくなく、信
頼性が向上する。
を形成する場合よりも断線発生の可能性がすくなく、信
頼性が向上する。
【0052】c)線輪を導電線材の巻き込みで形成する
場合よりも線輪の重量が軽量化され、該励磁コイルを使
用した装置の軽量化が可能となる。
場合よりも線輪の重量が軽量化され、該励磁コイルを使
用した装置の軽量化が可能となる。
【0053】d)また、コイル輪パターンを形成したシ
ート状回路基板の積層で合成形成される線輪を複数配列
した構成の励磁コイルの場合において、線輪径(コイル
の有効径)を各線輪毎(あるいは幾つかにグループ分け
した線輪群毎、以下同じ)に異ならせる、あるいは線輪
線幅(回路基板のコイル輪パターンの線幅)を各線輪毎
に異ならせることで、該励磁コイルを磁場発生手段とす
る加熱装置にあっては加熱部長手方向に関して最適な加
熱分布状態を構成することができる。即ち被加熱体のサ
イズに合わせて、最適な加熱分布状態を構成することが
可能となった。
ート状回路基板の積層で合成形成される線輪を複数配列
した構成の励磁コイルの場合において、線輪径(コイル
の有効径)を各線輪毎(あるいは幾つかにグループ分け
した線輪群毎、以下同じ)に異ならせる、あるいは線輪
線幅(回路基板のコイル輪パターンの線幅)を各線輪毎
に異ならせることで、該励磁コイルを磁場発生手段とす
る加熱装置にあっては加熱部長手方向に関して最適な加
熱分布状態を構成することができる。即ち被加熱体のサ
イズに合わせて、最適な加熱分布状態を構成することが
可能となった。
【0054】e)同じく、コイル輪パターンを形成した
シート状回路基板の積層で形成された線輪を複数有する
励磁コイルの場合において、線輪毎に、独立した加圧弾
性部材を具備させることにより、該励磁コイルを磁場発
生手段とする加熱装置にあっては加熱部と加圧ローラ部
の圧接ニップ部の長手方向に沿う加圧状態を各部均一化
させることができ、加圧ローラに高精度なクラウン形状
を形成することなしに、加熱部と加圧ローラ部の圧接ニ
ップ部長手中央部の加圧状態(ニップ状態)を安定化さ
せて、加熱性能を向上させることができる。即ち各線輪
部分に、各々最適な加圧力に設定された弾性部材を設け
ることにより最適な加熱分布状態を構成することができ
る。
シート状回路基板の積層で形成された線輪を複数有する
励磁コイルの場合において、線輪毎に、独立した加圧弾
性部材を具備させることにより、該励磁コイルを磁場発
生手段とする加熱装置にあっては加熱部と加圧ローラ部
の圧接ニップ部の長手方向に沿う加圧状態を各部均一化
させることができ、加圧ローラに高精度なクラウン形状
を形成することなしに、加熱部と加圧ローラ部の圧接ニ
ップ部長手中央部の加圧状態(ニップ状態)を安定化さ
せて、加熱性能を向上させることができる。即ち各線輪
部分に、各々最適な加圧力に設定された弾性部材を設け
ることにより最適な加熱分布状態を構成することができ
る。
【0055】
〈実施例1〉(図1〜図5) (1)装置の全体的構成 図1は本発明に従う励磁コイルを用いた電磁誘導加熱方
式の加熱装置(画像加熱定着装置)の横断面模型図、図
2は縦断面模型図、図3は励磁コイルの分解斜視図、図
4は積層されるシート状回路基板間のコイル輪パターン
相互の接続要領図である。前述図11の加熱装置と共通
する構成部材・部分には同一の符号を付して再度の説明
を省略する。
式の加熱装置(画像加熱定着装置)の横断面模型図、図
2は縦断面模型図、図3は励磁コイルの分解斜視図、図
4は積層されるシート状回路基板間のコイル輪パターン
相互の接続要領図である。前述図11の加熱装置と共通
する構成部材・部分には同一の符号を付して再度の説明
を省略する。
【0056】1は磁場発生手段としての励磁コイルであ
り、磁性材コア(鉄芯)2と、後述(図3・図4)する
ように、コイル輪パターン3aまたは必要な配線パター
ン3b・3cを形成したシート状回路基板31 〜36 の
積層で構成させた線輪3からなる。以下このシート状回
路基板の積層体31 〜36 をシートコイルと記す。
り、磁性材コア(鉄芯)2と、後述(図3・図4)する
ように、コイル輪パターン3aまたは必要な配線パター
ン3b・3cを形成したシート状回路基板31 〜36 の
積層で構成させた線輪3からなる。以下このシート状回
路基板の積層体31 〜36 をシートコイルと記す。
【0057】本実施例では液晶ポリマー・フェノール樹
脂等で構成された横長板状のステー4の下面に長手に沿
って所定の略等間隔毎に都合4個の磁性材コア2を配設
してあり、この磁性材コア2付のステー4にシートコイ
ル31 〜36 を取り付けて各磁性材コア2の周りにコイ
ル輪パターン3aによる線輪3を具備させてある。この
シートコイル31 〜36 に関しては次の(2)項で具体
的に説明する。
脂等で構成された横長板状のステー4の下面に長手に沿
って所定の略等間隔毎に都合4個の磁性材コア2を配設
してあり、この磁性材コア2付のステー4にシートコイ
ル31 〜36 を取り付けて各磁性材コア2の周りにコイ
ル輪パターン3aによる線輪3を具備させてある。この
シートコイル31 〜36 に関しては次の(2)項で具体
的に説明する。
【0058】ベルト滑動ガイド5は励磁コイル1の下面
から該励磁コイルの長手両側面部分へそれぞれ屈曲延長
させて発熱ベルト6の内面ガイド部材も兼ねさせてあ
る。
から該励磁コイルの長手両側面部分へそれぞれ屈曲延長
させて発熱ベルト6の内面ガイド部材も兼ねさせてあ
る。
【0059】本実施例の装置の場合も、前述図11の装
置の場合と同様に、加圧ローラ7が回転駆動されること
により発熱ベルト6がベルト滑動ガイド5の下面に密着
摺動しながら磁場発生アセンブリ1(2・3)・4・5
の外回りを回転する。
置の場合と同様に、加圧ローラ7が回転駆動されること
により発熱ベルト6がベルト滑動ガイド5の下面に密着
摺動しながら磁場発生アセンブリ1(2・3)・4・5
の外回りを回転する。
【0060】また励磁コイル1のシートコイル31 〜3
6 の線輪3に交流電流が印加されることにより、圧接ニ
ップ部(定着ニップ部)Nにおいて発熱ベルト6の導電
発熱層6b(図11の(b))が電磁誘導発熱する。即
ち励磁回路8から線輪3に10kHzから500kHz
の周波数で電流を印加することによって線輪3の周囲に
磁束が生成消滅を繰り返す。この変動する磁界が発熱ベ
ルト1の導電発熱層6bを横切るとき、その磁界の変化
を妨げる磁界を発生させる方向に、導電発熱層6b中に
は渦電流が発生する。この渦電流と導電発熱層6bの電
気抵抗により該導電発熱層が発熱する。
6 の線輪3に交流電流が印加されることにより、圧接ニ
ップ部(定着ニップ部)Nにおいて発熱ベルト6の導電
発熱層6b(図11の(b))が電磁誘導発熱する。即
ち励磁回路8から線輪3に10kHzから500kHz
の周波数で電流を印加することによって線輪3の周囲に
磁束が生成消滅を繰り返す。この変動する磁界が発熱ベ
ルト1の導電発熱層6bを横切るとき、その磁界の変化
を妨げる磁界を発生させる方向に、導電発熱層6b中に
は渦電流が発生する。この渦電流と導電発熱層6bの電
気抵抗により該導電発熱層が発熱する。
【0061】そして、この状態において圧接ニップ部N
の回転発熱ベルト6と加圧ローラ7との間に被加熱体と
しての被記録材Pが導入され発熱ベルト6の外面に密着
して回転発熱ベルト6と一緒に圧接ニップ部(定着ニッ
プ部)Nを挟持搬送されることにより、発熱ベルト6の
導電発熱層6bの熱が被記録材Pに付与され、被記録材
P上の未定着トナー像Tが被記録材P面に加熱定着され
るものである。圧接ニップ部Nを通った被記録材Pは発
熱ベルト6の外面から曲率分離して搬送される。
の回転発熱ベルト6と加圧ローラ7との間に被加熱体と
しての被記録材Pが導入され発熱ベルト6の外面に密着
して回転発熱ベルト6と一緒に圧接ニップ部(定着ニッ
プ部)Nを挟持搬送されることにより、発熱ベルト6の
導電発熱層6bの熱が被記録材Pに付与され、被記録材
P上の未定着トナー像Tが被記録材P面に加熱定着され
るものである。圧接ニップ部Nを通った被記録材Pは発
熱ベルト6の外面から曲率分離して搬送される。
【0062】(2)シートコイルの構成 次に図3・図4によりシートコイル31 〜36 の構成に
ついて説明する。
ついて説明する。
【0063】シートコイル31 〜36 は本例では第1〜
第6の都合6枚のシート状回路基板31 〜36 の順次重
ね合せ積層からなる。
第6の都合6枚のシート状回路基板31 〜36 の順次重
ね合せ積層からなる。
【0064】個々のシート状回路基板31 〜36 はステ
ー4の幅と略同じ幅寸法で、ステー4の長さよりもいく
らか長い長さ寸法の、横長の電気絶縁性シート状材料の
ストリップ片を基板とし、その各基板の幅方向の中央部
には基板長手に沿って前記ステー4に設けた4個の磁性
材コア2の配列位置に対応させて都合4つの磁性材コア
差し込み透孔3dを形成してあり、上記第1〜第6の都
合6枚のシート状回路基板31 〜36 を重ね合せたとき
上記4つの透孔はそれぞれ上下重ね合せの基板間で対応
一致する。
ー4の幅と略同じ幅寸法で、ステー4の長さよりもいく
らか長い長さ寸法の、横長の電気絶縁性シート状材料の
ストリップ片を基板とし、その各基板の幅方向の中央部
には基板長手に沿って前記ステー4に設けた4個の磁性
材コア2の配列位置に対応させて都合4つの磁性材コア
差し込み透孔3dを形成してあり、上記第1〜第6の都
合6枚のシート状回路基板31 〜36 を重ね合せたとき
上記4つの透孔はそれぞれ上下重ね合せの基板間で対応
一致する。
【0065】また第1〜第6の都合6枚の各シート状回
路基板31 〜36 の長手方向一端側の幅方向両側には基
板相互の重ね合わせ位置決め用の透孔3e・3eを形成
してあり、ステー4側にはこの透孔3e・3eを係合さ
せる位置決めピン41 ・41を具備させてある。
路基板31 〜36 の長手方向一端側の幅方向両側には基
板相互の重ね合わせ位置決め用の透孔3e・3eを形成
してあり、ステー4側にはこの透孔3e・3eを係合さ
せる位置決めピン41 ・41を具備させてある。
【0066】最初と最後の第1と第6の基板31 ・36
以外の第2〜第5の4枚の基板32〜35 がコイル輪パ
ターン3aを形成した回路基板であり、それぞれ各透孔
3dを囲むように導電材によりコイル輪パターン3aを
形成させてある。このコイル輪パターン3aは例えば導
電塗料による印刷パターンである。印刷面は絶縁材料で
ラミネート処理してもよいし、しなくてもよい。各コイ
ル輪パターン3aの一端部と他端部にはそれぞれ端部電
極3fを設けてあり、その一方は基板の表面側に、他方
は裏面側に露呈させてある。
以外の第2〜第5の4枚の基板32〜35 がコイル輪パ
ターン3aを形成した回路基板であり、それぞれ各透孔
3dを囲むように導電材によりコイル輪パターン3aを
形成させてある。このコイル輪パターン3aは例えば導
電塗料による印刷パターンである。印刷面は絶縁材料で
ラミネート処理してもよいし、しなくてもよい。各コイ
ル輪パターン3aの一端部と他端部にはそれぞれ端部電
極3fを設けてあり、その一方は基板の表面側に、他方
は裏面側に露呈させてある。
【0067】第1と第6の基板31 ・36 は配線パター
ンを形成した回路基板である。第1の基板31 の面には
その長手両端部側に励磁回路8との接続用のリード線パ
ターン3c・3cと、基板32 〜35 の積層で形成され
る線輪3相互の直列接続用の配線パターン3bを形成さ
せてある。このリード線パターン3c・3c、配線パタ
ーン3bも例えば導電塗料による印刷パターンである。
印刷面は絶縁材料でラミネート処理してもよいし、しな
くてもよい。またこのリード線パターン3c・3c、配
線パターン3bの端部にも端部電極3fを基板の表面側
に露呈させて設けてある。
ンを形成した回路基板である。第1の基板31 の面には
その長手両端部側に励磁回路8との接続用のリード線パ
ターン3c・3cと、基板32 〜35 の積層で形成され
る線輪3相互の直列接続用の配線パターン3bを形成さ
せてある。このリード線パターン3c・3c、配線パタ
ーン3bも例えば導電塗料による印刷パターンである。
印刷面は絶縁材料でラミネート処理してもよいし、しな
くてもよい。またこのリード線パターン3c・3c、配
線パターン3bの端部にも端部電極3fを基板の表面側
に露呈させて設けてある。
【0068】第6の基板36 の面には基板32 〜35 の
積層で形成される線輪3相互の直列接続用の配線パター
ン3b・3bを形成させてある。この配線パターン3b
も例えば導電塗料による印刷パターンである。印刷面は
絶縁材料でラミネート処理してもよいし、しなくてもよ
い。またこの配線パターン3bの端部にも端部電極3f
を基板の裏面側に露呈させて設けてある。
積層で形成される線輪3相互の直列接続用の配線パター
ン3b・3bを形成させてある。この配線パターン3b
も例えば導電塗料による印刷パターンである。印刷面は
絶縁材料でラミネート処理してもよいし、しなくてもよ
い。またこの配線パターン3bの端部にも端部電極3f
を基板の裏面側に露呈させて設けてある。
【0069】而して、第1の回路基板31 をステー4に
対して、位置決め用透孔3e・3eを位置決めピン41
・41 に嵌合係合させて、また4つの磁性材コア差し込
み透孔3dをそれぞれ対応する4つの磁性材コア2に嵌
合させて取り付ける。これと同要領にて以下第2〜第6
の回路基板32 〜36 を順次にステー4に対して取り付
けて第1〜第6の回路基板31 〜36 を積層圧着状態に
させる。
対して、位置決め用透孔3e・3eを位置決めピン41
・41 に嵌合係合させて、また4つの磁性材コア差し込
み透孔3dをそれぞれ対応する4つの磁性材コア2に嵌
合させて取り付ける。これと同要領にて以下第2〜第6
の回路基板32 〜36 を順次にステー4に対して取り付
けて第1〜第6の回路基板31 〜36 を積層圧着状態に
させる。
【0070】第1〜第6の回路基板31 〜36 を予め重
ね合せて積層圧着状態にしてその積層体をステー4に対
して、位置決め用透孔3e・3eを位置決めピン41 ・
41に嵌合係合させて、また4つの磁性材コア差し込み
透孔3dをそれぞれ対応する4つの磁性材コア2に嵌合
させて取り付ける手順にすることもできる。
ね合せて積層圧着状態にしてその積層体をステー4に対
して、位置決め用透孔3e・3eを位置決めピン41 ・
41に嵌合係合させて、また4つの磁性材コア差し込み
透孔3dをそれぞれ対応する4つの磁性材コア2に嵌合
させて取り付ける手順にすることもできる。
【0071】この第1〜第6の回路基板31 〜36 を積
層圧着状態において、各回路基板間で上下部の対応端部
電極3f・3f相互が圧着して電気的に接続状態にな
り、第2〜第5の回路基板32 〜35 の積層によりステ
ー4の4つの各磁性材コア2の周りにそれぞれ各回路基
板32 〜35 側のコイル輪パターン3aの一連の導通化
による都合4つの線輪3が形成される。そして第1と第
6の回路基板31 ・36の配線パターン3bとリード線
パターン3cにより上記4つの線輪3が一連に直列に励
磁回路8に接続化された状態となる。
層圧着状態において、各回路基板間で上下部の対応端部
電極3f・3f相互が圧着して電気的に接続状態にな
り、第2〜第5の回路基板32 〜35 の積層によりステ
ー4の4つの各磁性材コア2の周りにそれぞれ各回路基
板32 〜35 側のコイル輪パターン3aの一連の導通化
による都合4つの線輪3が形成される。そして第1と第
6の回路基板31 ・36の配線パターン3bとリード線
パターン3cにより上記4つの線輪3が一連に直列に励
磁回路8に接続化された状態となる。
【0072】積層させた各回路基板間において対応させ
て電気的に相互に接続させる端部電極3fは上記の圧着
接続でなく、半田処理で相互に固定接続することもでき
る。
て電気的に相互に接続させる端部電極3fは上記の圧着
接続でなく、半田処理で相互に固定接続することもでき
る。
【0073】コイル輪パターン3aを形成した回路基板
は本実施例の4枚32 〜35 に限られるものではなく、
これよりも多い枚数でも、少ない枚数でもよい。
は本実施例の4枚32 〜35 に限られるものではなく、
これよりも多い枚数でも、少ない枚数でもよい。
【0074】コイル輪パターン3aは本実施例のように
一重でなくとも、図5のように多重のうず巻きパターン
とすることもできる。
一重でなくとも、図5のように多重のうず巻きパターン
とすることもできる。
【0075】コイル輪パターン3a、配線パターン3
b、リード線パターン3cは導電線材を所定のパターン
形状に曲げ加工して回路基板に定着配設して構成するこ
ともできる。
b、リード線パターン3cは導電線材を所定のパターン
形状に曲げ加工して回路基板に定着配設して構成するこ
ともできる。
【0076】〈実施例2〉(図6) 本実施例は、上記実施例1の励磁コイル1において、第
2〜第5の回路基板32 〜35 の積層によりステー4の
4つの各磁性材コア2の周りにそれぞれ各回路基板32
〜35 側のコイル輪パターン3aの一連の導通化により
形成される都合4つの線輪3について図6上左端の線輪
から右端の線輪を順に第1〜第4線輪3A・3B・3C
・3Dとしたとき、第1と第4の線輪3A・3Dと、第
2と第3の線輪3B・3Cは互いにコイル線幅(コイル
輪パターン3aの幅)を異なる幅にすることによって、
第1と第4の線輪3A・3Dと、第2と第3の線輪3B
・3Cとで通電される電流量を変えて励磁される磁力を
変化させるようにしたものである。この場合、第1と第
4の線輪3A・3Dと、第2と第3の線輪3B・3Cは
並列に接続される。
2〜第5の回路基板32 〜35 の積層によりステー4の
4つの各磁性材コア2の周りにそれぞれ各回路基板32
〜35 側のコイル輪パターン3aの一連の導通化により
形成される都合4つの線輪3について図6上左端の線輪
から右端の線輪を順に第1〜第4線輪3A・3B・3C
・3Dとしたとき、第1と第4の線輪3A・3Dと、第
2と第3の線輪3B・3Cは互いにコイル線幅(コイル
輪パターン3aの幅)を異なる幅にすることによって、
第1と第4の線輪3A・3Dと、第2と第3の線輪3B
・3Cとで通電される電流量を変えて励磁される磁力を
変化させるようにしたものである。この場合、第1と第
4の線輪3A・3Dと、第2と第3の線輪3B・3Cは
並列に接続される。
【0077】このようにすることで、加熱装置の加熱部
(定着ニップ部N)の長手方向の中央部と端部で加熱分
布をもたせることが可能であり、被加熱体のサイズによ
って最適な加熱状態を設定することが可能となった。
(定着ニップ部N)の長手方向の中央部と端部で加熱分
布をもたせることが可能であり、被加熱体のサイズによ
って最適な加熱状態を設定することが可能となった。
【0078】また個々の線輪・磁性材コアについて線輪
の径の寸法、磁性材コアの径や材質等を個々に設定する
ことによっても同様の効果が達成できる。
の径の寸法、磁性材コアの径や材質等を個々に設定する
ことによっても同様の効果が達成できる。
【0079】〈実施例3〉(図7) 図7の(a)は本実施例装置の横断面模型図、(b)は
励磁コイルの左半部側の縦断面模型図である。
励磁コイルの左半部側の縦断面模型図である。
【0080】本実施例は、各磁性コア2の個々に各独立
にシートコイル31 〜36 を嵌着して線輪3A・3B・
・・を設けてその各シートコイル(線輪)とステー4と
の間にそれぞれ弾性の異なる弾性部材9A・9B・・・
を配置したものである。10はシートコイルと弾性部材
とを絶縁し加圧する部材である。
にシートコイル31 〜36 を嵌着して線輪3A・3B・
・・を設けてその各シートコイル(線輪)とステー4と
の間にそれぞれ弾性の異なる弾性部材9A・9B・・・
を配置したものである。10はシートコイルと弾性部材
とを絶縁し加圧する部材である。
【0081】この構成によって、圧接ニップ部Nの長手
方向に関して中央部と端部で加圧力の分布をもたせるこ
とが可能であり、加圧ローラ7に高精度なクラウン形状
を形成することなしに、加熱部と加圧ローラ部の圧接ニ
ップ部長手中央部の加圧状態(ニップ状態)を安定化さ
せて、加熱性能を向上させることができる。即ち各線輪
部分に、各々最適な加圧力に設定された弾性部材を設け
ることにより最適な加熱分布状態を構成することができ
る。即ち、被加熱体のサイズによって最適な加圧状態を
設定することが可能となった。
方向に関して中央部と端部で加圧力の分布をもたせるこ
とが可能であり、加圧ローラ7に高精度なクラウン形状
を形成することなしに、加熱部と加圧ローラ部の圧接ニ
ップ部長手中央部の加圧状態(ニップ状態)を安定化さ
せて、加熱性能を向上させることができる。即ち各線輪
部分に、各々最適な加圧力に設定された弾性部材を設け
ることにより最適な加熱分布状態を構成することができ
る。即ち、被加熱体のサイズによって最適な加圧状態を
設定することが可能となった。
【0082】また、弾性部材9A・9B・・・はシート
コイル間に挟持させて積層させても同様の効果を有す
る。この場合は、弾性部材9A・9B・・・は絶縁材料
であることが好ましい。
コイル間に挟持させて積層させても同様の効果を有す
る。この場合は、弾性部材9A・9B・・・は絶縁材料
であることが好ましい。
【0083】〈実施例4〉(図8) 図8の(a)・(b)・(c)はそれぞれ電磁誘導加熱
方式の加熱装置の他の構成形態例を示したものである。
方式の加熱装置の他の構成形態例を示したものである。
【0084】(a)のものは磁場発生アセンブリ1〜5
の下面(ベルト滑動ガイド5の下面)と、駆動ローラ3
1と、従動ローラ(テンションローラ)32との、3部
材間にエンドレスベルト状の導電発熱部材としての発熱
ベルト6を懸回張設して駆動ローラ31により発熱ベル
ト6を回転駆動する構成のものである。33は発熱ベル
ト6を挟んでベルト滑動ガイド5の下面に圧接させた加
圧ローラであり、発熱ベルト6の回転移動に伴ない従動
回転する。
の下面(ベルト滑動ガイド5の下面)と、駆動ローラ3
1と、従動ローラ(テンションローラ)32との、3部
材間にエンドレスベルト状の導電発熱部材としての発熱
ベルト6を懸回張設して駆動ローラ31により発熱ベル
ト6を回転駆動する構成のものである。33は発熱ベル
ト6を挟んでベルト滑動ガイド5の下面に圧接させた加
圧ローラであり、発熱ベルト6の回転移動に伴ない従動
回転する。
【0085】(b)のものは、磁場発生アセンブリ1〜
5の下面と駆動ローラ31の2部材間にエンドレスベル
ト状の導電発熱部材としての発熱ベルト6を懸回張設し
て駆動ローラ31により回転駆動する構成のものであ
る。
5の下面と駆動ローラ31の2部材間にエンドレスベル
ト状の導電発熱部材としての発熱ベルト6を懸回張設し
て駆動ローラ31により回転駆動する構成のものであ
る。
【0086】(c)のものは、導電発熱部材としての発
熱ベルト6として、エンドレスベルト状のものではな
く、ロール巻きにした長尺の有端フィルムを用い、これ
を繰り出し軸34側から磁場発生アセンブリ1〜5の下
面を経由させて巻き取り軸35側へ所定の速度で走行さ
せるように構成したものである。
熱ベルト6として、エンドレスベルト状のものではな
く、ロール巻きにした長尺の有端フィルムを用い、これ
を繰り出し軸34側から磁場発生アセンブリ1〜5の下
面を経由させて巻き取り軸35側へ所定の速度で走行さ
せるように構成したものである。
【0087】〈実施例5〉(図9) 本実施例は前述加熱装置の磁場発生アセンブリ1〜5の
ベルト滑動ガイド5を導電発熱部材5Aにし、ベルト6
を導電発熱層を具備させていない耐熱性フィルム6Aに
してある。
ベルト滑動ガイド5を導電発熱部材5Aにし、ベルト6
を導電発熱層を具備させていない耐熱性フィルム6Aに
してある。
【0088】本実施例の場合は、励磁コイル1の発生磁
束により導電発熱部材としてのベルト滑動ガイド5が磁
気誘導で発熱し、その熱が耐熱性フィルム6Aを介して
圧接ニップ部Nにおいて該耐熱性フィルム6Aの外面に
加圧密着されている被加熱体としての被記録材に付与さ
れてトナー像の加熱定着がなされる。
束により導電発熱部材としてのベルト滑動ガイド5が磁
気誘導で発熱し、その熱が耐熱性フィルム6Aを介して
圧接ニップ部Nにおいて該耐熱性フィルム6Aの外面に
加圧密着されている被加熱体としての被記録材に付与さ
れてトナー像の加熱定着がなされる。
【0089】なお、以上の各実施例では、磁場の方向が
導電発熱部材としての発熱ベルト6の導電発熱層6bま
たは導電発熱部材としてのベルト滑動ガイド5に垂直に
入るように構成していたが、面に平行に磁場をかけても
よい。
導電発熱部材としての発熱ベルト6の導電発熱層6bま
たは導電発熱部材としてのベルト滑動ガイド5に垂直に
入るように構成していたが、面に平行に磁場をかけても
よい。
【0090】また導電発熱層6bまたはベルト滑動ガイ
ド5を構成する材料として、キュリー温度が定着に必要
な温度のものを使用すると、加熱されてキュリー温度に
近づくと比熱が増大し、内部エネルギーに変わるので自
己温度制御が可能となる。キュリー温度を越えると自発
磁化がなくなり、これによって導電発熱層6bまたはベ
ルト滑動ガイド5中に生成される磁界はキュリー温度以
下より減少し、そのため渦電流が減少して発熱を抑制す
る方向で働くので自己温度制御が可能となる。このキュ
リー点としてはトナーの軟化点に合わせて100℃〜2
00℃が好ましい。
ド5を構成する材料として、キュリー温度が定着に必要
な温度のものを使用すると、加熱されてキュリー温度に
近づくと比熱が増大し、内部エネルギーに変わるので自
己温度制御が可能となる。キュリー温度を越えると自発
磁化がなくなり、これによって導電発熱層6bまたはベ
ルト滑動ガイド5中に生成される磁界はキュリー温度以
下より減少し、そのため渦電流が減少して発熱を抑制す
る方向で働くので自己温度制御が可能となる。このキュ
リー点としてはトナーの軟化点に合わせて100℃〜2
00℃が好ましい。
【0091】あるいは、キュリー温度付近では励磁コイ
ル1と発熱ベルト6またはベルト滑動ガイド5との間で
の合成インダクタンスが大きく変化するので、励磁コイ
ル1に高周波を加える励磁回路8側で温度を検出し、温
度制御を行なうことも可能である。
ル1と発熱ベルト6またはベルト滑動ガイド5との間で
の合成インダクタンスが大きく変化するので、励磁コイ
ル1に高周波を加える励磁回路8側で温度を検出し、温
度制御を行なうことも可能である。
【0092】また励磁コイル1の磁性材コア2の材質と
してはキュリー点の低いものを用いることが好ましい。
装置の搬送動作が停止して加熱制御が不可能な所謂暴走
状態になった場合に磁性材コア2が昇温し始める。この
結果、高周波を発生させる回路から見ると励磁コイル1
のインダクタンスが大きくなったように見えるので、励
磁回路8が周波数を合わせようとするとどんどん高周波
側へ変化して励磁回路8の電力ロスとしてエネルギーが
消費され、励磁コイル1に供給されるエネルギーは減
り、暴走は防止される。具体的にキュリー点は100℃
〜250℃で選ぶと良い。100℃以下ではトナーの融
点より低くベルト6または滑り板5A内部が断熱されて
いても昇温が存在するので暴走防止が誤作動し易く、2
50℃以上では暴走防止にならない。
してはキュリー点の低いものを用いることが好ましい。
装置の搬送動作が停止して加熱制御が不可能な所謂暴走
状態になった場合に磁性材コア2が昇温し始める。この
結果、高周波を発生させる回路から見ると励磁コイル1
のインダクタンスが大きくなったように見えるので、励
磁回路8が周波数を合わせようとするとどんどん高周波
側へ変化して励磁回路8の電力ロスとしてエネルギーが
消費され、励磁コイル1に供給されるエネルギーは減
り、暴走は防止される。具体的にキュリー点は100℃
〜250℃で選ぶと良い。100℃以下ではトナーの融
点より低くベルト6または滑り板5A内部が断熱されて
いても昇温が存在するので暴走防止が誤作動し易く、2
50℃以上では暴走防止にならない。
【0093】発熱ベルト6や耐熱性フィルム6Aはロー
ラ体とすることもできる。
ラ体とすることもできる。
【0094】装置は実施例の定着装置に限らず、例えば
画像を担持した被記録材を加熱して艶等の表面性を改質
する装置、仮定着する装置等、広く被加熱体を加熱処理
する手段・装置として使用できる。シート状物を搬送し
つつ加熱や乾燥させる装置にも利用できる。
画像を担持した被記録材を加熱して艶等の表面性を改質
する装置、仮定着する装置等、広く被加熱体を加熱処理
する手段・装置として使用できる。シート状物を搬送し
つつ加熱や乾燥させる装置にも利用できる。
【0095】〈実施例6〉(図10) 本実施例は例えば前述実施例1の磁気誘導加熱方式の加
熱装置を画像加熱定着装置(像加熱装置)55として用
いた画像形成装置の一例の概略構成図である。本例の画
像形成装置は、電子写真プロセス利用のレーザービーム
プリンタである。
熱装置を画像加熱定着装置(像加熱装置)55として用
いた画像形成装置の一例の概略構成図である。本例の画
像形成装置は、電子写真プロセス利用のレーザービーム
プリンタである。
【0096】41は像担持体(第1の像担持体)として
の回転ドラム型の電子写真感光体(以下、感光ドラムと
記す)である。該感光ドラム41は矢印の時計方向に所
定の周速度(プロセススピード)をもって回転駆動さ
れ、その回転過程で一次帯電器42によりマイナスの所
定の暗電位VD に一様に帯電処理される。
の回転ドラム型の電子写真感光体(以下、感光ドラムと
記す)である。該感光ドラム41は矢印の時計方向に所
定の周速度(プロセススピード)をもって回転駆動さ
れ、その回転過程で一次帯電器42によりマイナスの所
定の暗電位VD に一様に帯電処理される。
【0097】43はレーザービームスキャナであり、不
図示の画像読取装置・ワードプロセッサ・コンピュータ
等のホスト装置から入力される目的画像情報の時系列電
気デジタル画素信号に対応して変調されたレーザービー
ムLを出力し、前記のように一次帯電器42でマイナス
に一様帯電された感光ドラム41面が該レーザービーム
で走査露光されることで露光部分は電位絶対値が小さく
なって明電位VL となり回転露光ドラム41面に目的の
画像情報に対応した静電潜像が形成されていく。
図示の画像読取装置・ワードプロセッサ・コンピュータ
等のホスト装置から入力される目的画像情報の時系列電
気デジタル画素信号に対応して変調されたレーザービー
ムLを出力し、前記のように一次帯電器42でマイナス
に一様帯電された感光ドラム41面が該レーザービーム
で走査露光されることで露光部分は電位絶対値が小さく
なって明電位VL となり回転露光ドラム41面に目的の
画像情報に対応した静電潜像が形成されていく。
【0098】次いでその潜像は現像器44によりマイナ
スに帯電した粉体トナーで反転現像(レーザー露光部V
L にトナーが付着)されて顕像化される。
スに帯電した粉体トナーで反転現像(レーザー露光部V
L にトナーが付着)されて顕像化される。
【0099】現像器44は回転駆動される現像スリーブ
44aを有し、そのスリーブ外周面にマイナスの電荷を
もったトナーの薄層がコートされて感光ドラム41面と
対向し、スリーブ44aにはその絶対値が感光ドラム4
1の暗電位VDよりも小さく、明電位VL よりも大きな
現像バイアス電圧VDCが印加されていることで、スリー
ブ44a上のトナーが感光ドラム41の明電位VL の部
分のみ転移して潜像が顕像化(反転現像)される。
44aを有し、そのスリーブ外周面にマイナスの電荷を
もったトナーの薄層がコートされて感光ドラム41面と
対向し、スリーブ44aにはその絶対値が感光ドラム4
1の暗電位VDよりも小さく、明電位VL よりも大きな
現像バイアス電圧VDCが印加されていることで、スリー
ブ44a上のトナーが感光ドラム41の明電位VL の部
分のみ転移して潜像が顕像化(反転現像)される。
【0100】一方、給紙トレー45上に積載セットされ
ている被記録材(第2の像担持体、転写紙)Pが給紙ロ
ーラ46により1枚宛繰り出し給送され、搬送ガイド4
7、レジストローラ対48、転写前ガイド49を経由し
て、感光ドラム41とこれに当接させて電源51で転写
バイアスを印加した転写部材としての転写ローラ50と
のニップ部(転写部)52へ、感光ドラム41の回転と
同期どりされた適切タイミングをもって給送されて該給
送被記録材Pの面に感光ドラム41面側のトナー像が順
次に転写されていく。転写部材としての転写ローラ50
の抵抗値は108 〜109 Ωm程度のものが適当であ
る。
ている被記録材(第2の像担持体、転写紙)Pが給紙ロ
ーラ46により1枚宛繰り出し給送され、搬送ガイド4
7、レジストローラ対48、転写前ガイド49を経由し
て、感光ドラム41とこれに当接させて電源51で転写
バイアスを印加した転写部材としての転写ローラ50と
のニップ部(転写部)52へ、感光ドラム41の回転と
同期どりされた適切タイミングをもって給送されて該給
送被記録材Pの面に感光ドラム41面側のトナー像が順
次に転写されていく。転写部材としての転写ローラ50
の抵抗値は108 〜109 Ωm程度のものが適当であ
る。
【0101】転写部52を通った被記録材Pは感光ドラ
ム41面から分離され、搬送ガイド54で定着装置55
へ導入されて転写トナー像の定着を受け、画像形成物
(プリント)として排紙トレイ56へ出力される。被記
録材分離後の感光ドラム41面はクリーニング装置53
で転写残りトナー等の感光ドラム面残留物の除去を受け
て清浄面化されて繰り返して作像に供される。
ム41面から分離され、搬送ガイド54で定着装置55
へ導入されて転写トナー像の定着を受け、画像形成物
(プリント)として排紙トレイ56へ出力される。被記
録材分離後の感光ドラム41面はクリーニング装置53
で転写残りトナー等の感光ドラム面残留物の除去を受け
て清浄面化されて繰り返して作像に供される。
【0102】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、励磁コイ
ルについては従来の導電線材の巻き線によってコイルを
形成する方式ではないので、線輪(コイル)作成の行程
が簡素化され、組み立て性の向上によるコストダウンが
でき、巻き線による断線が発生しないので装置の信頼
性、および耐久性が向上するものである。加熱装置にあ
っては被加熱体のサイズに合せて最適な加熱分布状態、
加圧分布状態を構成することが可能となり、適用できる
被加熱体の範囲が増加し加熱性能の向上が実現できる。
ルについては従来の導電線材の巻き線によってコイルを
形成する方式ではないので、線輪(コイル)作成の行程
が簡素化され、組み立て性の向上によるコストダウンが
でき、巻き線による断線が発生しないので装置の信頼
性、および耐久性が向上するものである。加熱装置にあ
っては被加熱体のサイズに合せて最適な加熱分布状態、
加圧分布状態を構成することが可能となり、適用できる
被加熱体の範囲が増加し加熱性能の向上が実現できる。
【図1】実施例1の加熱装置(画像加熱定着装置)の横
断面模型図
断面模型図
【図2】縦断面模型図
【図3】励磁コイルの分解斜視図
【図4】積層されるシート状回路基板間のコイル輪パタ
ーン相互の接続要領図
ーン相互の接続要領図
【図5】コイル輪パターンの他のパターン例の平面図
【図6】実施例2の加熱装置の励磁コイルの分解斜視図
【図7】(a)は実施例3の装置の横断面模型図、
(b)は励磁コイルの左半部側の縦断面模型図
(b)は励磁コイルの左半部側の縦断面模型図
【図8】(a)・(b)・(c)はそれぞれ電磁誘導加
熱方式の加熱装置の他の構成形態例の概略図(実施例
4)
熱方式の加熱装置の他の構成形態例の概略図(実施例
4)
【図9】さらに他の電磁誘導加熱方式の加熱装置の構成
形態の概略図(実施例5)
形態の概略図(実施例5)
【図10】画像形成装置の一例の概略構成図(実施例
6)
6)
【図11】(a)は従来の電磁誘導加熱方式の加熱装置
の構成形態の概略図、(b)は加熱ベルトの層構成模型
図、(c)は励磁コイルの斜視図
の構成形態の概略図、(b)は加熱ベルトの層構成模型
図、(c)は励磁コイルの斜視図
1・101 励磁コイル(磁場発生手段) 2 磁性材コア(鉄芯) 3・103 線輪(コイル) 31 〜36 シート状回路基板 3a コイル輪パターン 3b 配線パターン 3c リード線パターン 3d 磁性材コア差し込み透孔 3e 位置決め透孔 4 ステー 41 位置決めピン 5 ベルト滑動ガイド 6 発熱ベルト 6a 基層ベルト 6b 導電発熱層 6c 表層(離型層) 7 加圧ローラ 8 励磁回路 M 加圧ローラ駆動手段 N 圧接ニップ部(加熱ニップ部、定着ニップ部) P 被加熱体(被記録材) T トナー像
Claims (19)
- 【請求項1】 電気絶縁性のシート状物の面に導電材に
よりコイル輪パターンを形成したシート状回路基板を複
数枚積層し、その積層回路基板の各コイル輪パターン相
互をコイル輪パターン端部において一連に導通させて全
コイル輪パターンを通じて複数巻きの線輪を形成させた
ことを特徴とする励磁コイル。 - 【請求項2】 シート状回路基板のコイル輪パターンが
電気絶縁性のシート状物の面に印刷した導電材パターン
であることを特徴とする請求項1に記載の励磁コイル。 - 【請求項3】 コイル輪パターンを形成したシート状回
路基板の積層で形成された線輪の内側に磁性材コアが存
在することを特徴とする請求項1に記載の励磁コイル。 - 【請求項4】 コイル輪パターンを形成したシート状回
路基板の積層で形成された線輪を複数有することを特徴
とする請求項1乃至同3の何れかに記載の励磁コイル。 - 【請求項5】 コイル輪パターンを形成したシート状回
路基板の積層で形成された線輪の線輪径が各線輪毎に異
なることを特徴とする請求項4に記載の励磁コイル。 - 【請求項6】 コイル輪パターンを形成したシート状回
路基板の積層で形成された線輪の線幅が各線輪毎に異な
ることを特徴とする請求項4に記載の励磁コイル。 - 【請求項7】 線輪毎に独立した加圧弾性部材を有する
ことを特徴とする請求項4に記載の加熱装置。 - 【請求項8】 磁場発生手段により導電発熱部材に磁場
を作用させて該導電発熱部材に発生する渦電流による発
熱で該導電発熱部材に密着させた被加熱材を加熱する電
磁誘導加熱方式の加熱装置であり、 前記磁場発生手段は、電気絶縁性のシート状物の面に導
電材によりコイル輪パターンを形成したシート状回路基
板を複数枚積層し、その積層回路基板の各コイル輪パタ
ーン相互をコイル輪パターン端部において一連に導通さ
せて全コイル輪パターンを通じて複数巻きの線輪を形成
させた励磁コイルであることを特徴とする加熱装置。 - 【請求項9】 シート状回路基板のコイル輪パターンが
電気絶縁性のシート状物の面に印刷した導電材パターン
であることを特徴とする請求項8に記載の加熱装置。 - 【請求項10】 コイル輪パターンを形成したシート状
回路基板の積層で形成された線輪の内側に磁性材コアが
存在することを特徴とする請求項8に記載の加熱装置。 - 【請求項11】 コイル輪パターンを形成したシート状
回路基板の積層で形成された線輪を複数有することを特
徴とする請求項8乃至同10の何れかに記載の加熱装
置。 - 【請求項12】 コイル輪パターンを形成したシート状
回路基板の積層で形成された線輪の線輪径が各線輪毎に
異なることを特徴とする請求項11に記載の加熱装置。 - 【請求項13】 コイル輪パターンを形成したシート状
回路基板の積層で形成された線輪の線幅が各線輪毎に異
なることを特徴とする請求項11に記載の加熱装置。 - 【請求項14】 線輪毎に独立した加圧弾性部材を有す
ることを特徴とする請求項11に記載の加熱装置。 - 【請求項15】 導電発熱部材が回転体もしくは走行移
動する有端部材であることを特徴とする請求項8乃至同
14の何れかに記載の加熱装置。 - 【請求項16】 導電発熱部材との間にニップ部を形成
し、このニップ部で被加熱材を導電発熱部材に直接にま
たは間接に加圧密着させる加圧部材を有することを特徴
とする請求項8乃至同15の何れかに記載の加熱装置。 - 【請求項17】 加圧部材が回転駆動されるまたは従動
回転する回転体であることを特徴とする請求項16に記
載の加熱装置。 - 【請求項18】 被加熱材が加熱処理すべき画像を担持
させた被記録材であり、該被記録材に画像を加熱処理す
る像加熱装置であることを特徴とする請求項8乃至同1
7の何れかに記載の加熱装置。 - 【請求項19】 前記請求項8乃至同17の何れかに記
載の加熱装置を像加熱装置として備えることを特徴とす
る画像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20596094A JPH0850422A (ja) | 1994-08-08 | 1994-08-08 | 励磁コイル、加熱装置、及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20596094A JPH0850422A (ja) | 1994-08-08 | 1994-08-08 | 励磁コイル、加熱装置、及び画像形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0850422A true JPH0850422A (ja) | 1996-02-20 |
Family
ID=16515562
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20596094A Pending JPH0850422A (ja) | 1994-08-08 | 1994-08-08 | 励磁コイル、加熱装置、及び画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0850422A (ja) |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015118253A (ja) * | 2013-12-18 | 2015-06-25 | キヤノン株式会社 | 定着装置 |
| US9935571B2 (en) | 2014-11-26 | 2018-04-03 | Kohler, Co. | Alternator controller |
| KR20180063222A (ko) * | 2015-10-30 | 2018-06-11 | 브리티시 아메리칸 토바코 (인베스트먼츠) 리미티드 | 흡연 가능 재료를 가열하기 위한 장치와 함께 사용하기 위한 물품 |
| US10256758B2 (en) | 2014-11-26 | 2019-04-09 | Kohler Co. | Printed circuit board based exciter |
| US11457664B2 (en) | 2016-06-29 | 2022-10-04 | Nicoventures Trading Limited | Apparatus for heating smokable material |
| US11589614B2 (en) | 2015-08-31 | 2023-02-28 | Nicoventures Trading Limited | Cartridge for use with apparatus for heating smokable material |
| US11956879B2 (en) | 2017-09-15 | 2024-04-09 | Nicoventures Trading Limited | Apparatus for heating smokable material |
| US12082327B2 (en) | 2015-10-30 | 2024-09-03 | Nicoventures Trading Limited | Article for use with apparatus for heating smokable material |
| US12082606B2 (en) | 2015-10-30 | 2024-09-10 | Nicoventures Trading Limited | Article for use with apparatus for heating smokable material |
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| US12478096B2 (en) | 2016-06-29 | 2025-11-25 | Nicoventures Trading Limited | Apparatus for heating smokable material |
| US12532386B2 (en) | 2015-10-30 | 2026-01-20 | British American Tobacco (Investments) Limited | Article for use with apparatus for heating smokable material |
-
1994
- 1994-08-08 JP JP20596094A patent/JPH0850422A/ja active Pending
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| JP2015118253A (ja) * | 2013-12-18 | 2015-06-25 | キヤノン株式会社 | 定着装置 |
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| KR20210087115A (ko) * | 2015-10-30 | 2021-07-09 | 니코벤처스 트레이딩 리미티드 | 흡연 가능 재료를 가열하기 위한 장치와 함께 사용하기 위한 물품 |
| JP2022091974A (ja) * | 2015-10-30 | 2022-06-21 | ニコベンチャーズ トレーディング リミテッド | 喫煙材を加熱するための装置とともに使用するための物品 |
| US12532386B2 (en) | 2015-10-30 | 2026-01-20 | British American Tobacco (Investments) Limited | Article for use with apparatus for heating smokable material |
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| US11805818B2 (en) | 2015-10-30 | 2023-11-07 | Nicoventures Trading Limited | Article for use with apparatus for heating smokable material |
| JP2024012352A (ja) * | 2015-10-30 | 2024-01-30 | ニコベンチャーズ トレーディング リミテッド | 喫煙材を加熱するための装置とともに使用するための物品 |
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