JPH08508043A - 抗寄生虫剤 - Google Patents

抗寄生虫剤

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JPH08508043A JP7506181A JP50618195A JPH08508043A JP H08508043 A JPH08508043 A JP H08508043A JP 7506181 A JP7506181 A JP 7506181A JP 50618195 A JP50618195 A JP 50618195A JP H08508043 A JPH08508043 A JP H08508043A
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Abstract

(57)【要約】 式中、破線は任意の結合を表し、R1およびR4はこの結合が存在する場合は不存在であり、R1およびR4は独立してH、OH、ハロゲン、オキシイミノまたは有機基であり、R2、R6およびR7は有機基であり、R3は場合によりC-4'またはC-4''が置換されたα-オレアンドロシルまたは4'-(α-オレアンドロシル)-α-オレアンドロシルであり、R12およびR13は独立してH、CN,CONH2、C1-C8アルキルまたは場合により少なくとも一つのハロゲン、OH、C1-C8アルコキシまたはC1-C6アルキルチオ基で置換されてもよいアリール基である式(I)で表される抗寄生虫性アベルメクチン誘導体。

Description

【発明の詳細な説明】 抗寄生虫剤 本発明は抗寄生虫剤に関し、特に5位にアルキリデン置換基を有するアベルメ クチンおよびミルベマイシンに関係する化合物に関する。 アベルメクチンは、これまでにC-076化合物として言及されている広域スペク トル抗寄生虫剤の一群である。これらは、水性栄養培地において微生物ストレプ トマイセス アベルミティリス(Streptomyces avermitilis)の特定菌株を発酵 させることにより作られる。発酵により得られるこれらの化合物の調製および構 造は、英国特許第1573955号明細書に記載されている。ミルベマイシンは、13位 に糖残基を欠いた構造的に類似のマクロライド抗生物質である。これらは、たと えば英国特許第1390336号およびヨーロッパ特許第0170006号明細書に記載されて いるように、発酵により製造される。 最初のC-076アベルメクチンに関連する化合物はまた、アベルメクチン産生微 生物の発酵によっても調製されうる。たとえば、ヨーロッパ特許第0214731号お よび第0317148号明細書には、発酵培地においてある種の酸の存在下に発酵によ り25位に異なった置換基を有するC-076アベルメクチンに関連する化合物の産生 が記載されている。 これらの発酵誘導化生成物に加えて、多数の刊行物にはこれら生成物から半合 成的に誘導化されるものであってその多くが有用な抗寄生虫特性を有する化合物 が記載されている。この化学の幾つかは、マクロライドアンチバイオティックス (Macrolide Antibiotics)、オオムラ エス.(Omura S.)編、アカデミックプ レス(Academic Press),ニューヨーク(1984)およびデービス、エッチ ジィ (Davis,H.G.)およびグリーン、アール.エッチ.(Green,R.H.)、ナチュラル プロダクツ リポート(Natural Products Reports)(1986),3,87-121およ びChem Soc Rev(1991),20,211-269および271-239に研究されている。 アベルメクチンまたはミルベマイシン骨核における様々な位置での置換基の異 なった組合せに言及している別の刊行物としては、ヨーロッパ特許第317148号、 340932号、355541号、350187号、410165号、259779号および254583号;ドイツ国 特許第2329486号および英国特許第2166436号である。 5位にアルキリデン置換基を有するアベルメクチン誘導体は知られておらず、 またこのような化合物を製造できる方法も報告されていない。サンキョウ(Sayn kyo)の日本特許出願第86-94754号(公開第87-252788号)には5位にメチリデン 置換基を有するミルベマイシンおよびアグリコン誘導体を記載しているが、しか しそれらを作る方法は、使用される酸性条件下ではモノサッカライドが加水分解 により除去されるので、同様に置換されたアベルメクチンまたはアベルメクチン モノサッカライドを作るために使用されることはできない。 ここにおいて、5位にアルキリデン置換基を有するアベルメクチン誘導体およ びそのモノサッカライドが調製されることができそしてこれらの化合物の特定の ものが予期せぬ抗寄生虫特性を有し、特に猫および犬の重要な節足動物寄生虫に 対し高性能の特性を有することが見出された。さらに、これらは公知のアベルメ クチンと比較して哺乳動物に対する向上した安定性を有する。 本発明によれば、抗寄生虫活性を有する式(I)で表される化合物は、次式: (式中、破線は任意の結合を表し、R1およびR4はこの結合が存在する場合は不存 在であり、R1およびR4は独立してH、OH、ハロゲン、オキシイミノまたは有機 基であり、R2、R6およびR7は有機基であり、R3は次式: で表される基であり、その際R5はC-4''またはC-4'に単結合で接続されそして水 素、ハロゲン、ヒドロキシ、C1-C9アルカノイルオキシまたはアルケノイルオキ シ、アロイルオキシ、C1-C8アルコキシ、アミノ、N-(C1-C8)アルキルアミノ、 N,N-ジ(C1-C9)アルキルアミノ、N-(C1-C9)アルカノイルアミノまたはN,N-ジ (C1-C9)アルカノイルアミノであり、またはR5はC-4''またはC-4'に二重結合で 接続されそしてオキソ、場合により置換されてもよいオキシイミノ、セミカルバ ジド、N-(C1-C4)アルキルセミカルバゾノ、N,N-ジ(C1-C4)アルキルセミカル バゾノ、(C1-C5)アルカノイルヒドラゾノ、ベンゾイルヒドラゾノ、または(C1 -C4)アルキルベンゾイルヒドラゾノであり、およびR12およびR13は独立してH 、CN,CONH2、C1-C6アルキルまたは場合により少なくとも一つのハロゲン、OH、 C1-C6アルコキシまたはC1-C6アルキルチオ基で置換されてもよいアリール基であ る。)で表されるものである。 本発明による化合物は22-23位の二重結合が存在するものおよび二重結合が不 存在であり(すなわち、22と23位の間が単結合である)、そしてR1およびR4が独 立してH,OR14であり、その際R14はH、C1-C8アルキル、C1-C8アルケニル、アルア ルキル、C2-C8アルカノイル、C3-C8アルケノイル、アルアルカノイル、アロイル またはカルバモイルである。 R2は、 (a)α-枝分かれC3-C8アルキル、アルケニル、アルコキシ-アルキルまたはア ルキルチオアルキル基;α-枝分かれC4-C8アルキニル基;(C5-C8)シクロアル キル-アルキル基であってその際アルキル基はα-枝分かれC2-C5アルキル基であ り;C3-C8シクロアルキルまたはC5-C8シクロアルケニル基であり、これら のいずれも場合によりメチレンまたは一つ以上のC1-C4アルキル基もしくはハロ ゲン原子により置換されてもよく;または飽和または完全もしくは部分的に不飽 和でそして場合により一つ以上のC1-C4アルキル基またはハロゲン原子で置換さ れてもよい3-6員の酸素または硫黄含有複素環式環であるか;または (b)-CH2R8(式中、R8はH、C1-C8アルキル、C2-C8アルケニル、C2-C8アルキニ ル、各アルキルまたはアルコキシ基における炭素原子数が1〜6のアルコキシア ルキルまたはアルキルチオアルキルであり、前記アルキル、アルコキシ、アルケ ニルまたはアルキニル基のいずれも一つ以上のハロゲン原子により置換されても よく;またはR8はC3-C8シクロアルキルまたはC5-C8シクロアルケニル基であって これらはいずれも場合によりメチレンまたは一つ以上のC1-C4アルキル基もしく はハロゲン原子により置換されてもよく;またはR8は飽和または完全もしくは部 分的に不飽和でそして場合により一つ以上のC1-C4アルキル基またはハロゲン原 子で置換されてもよい3-6員の酸素または硫黄含有複素環式環であり;またはR8 は式SR9であってその際R9はC1-C8アルキル、C2-C8アルケニル、C3-C8アルキニル 、C3-C8シクロアルキル、C5-C8シクロアルケニル、フェニルまたは置換フェニル であって該置換基がC1-C4アルキル、C1-C4アルコキシまたはハロゲン原子である 基:または飽和または完全もしくは部分的に不飽和でそして場合により一つ以上 のC1-C4アルキル基またはハロゲン原子で置換されてもよい3-6員の酸素または硫 黄含有複素環式環である)で表される基であり;または (c)一つのオキソもしくは一つ以上のヒドロキシ基により置換されるかまたは 二つの隣接する炭素原子上でオキシラン環を形成する一個の酸素原子により置換 されたC1-C6アルキル基、またはR2は(C1-C6)アルコキシ-カルボニル基により 置換されたC1-C5アルキル基であり、R2上の前記置換基はR2の末端炭素原子およ び末端炭素原子に隣接する炭素原子のいずれかまたは両方に接続し;または (d)=CH2または次式: (式中、R10およびR11は両方ともHであり:R10はHでR11はC1-C3アルキル であるか、またはR10およびR11一つがHであり他はフェニル、ヘテロアリール、C2 -C6アルコキシカルボニルまたは置換されたフェニルもしくはヘテロアリールで あって、前記置換基がフッ素、塩素、C1-C4アルキル、C1-C4アルコキシ、C1-C4 アルキルチオ、ヒドロキシ(C1-C4)アルキル、シアノ、アミノスルホニル、C2- C6アルカノイル、C2-C6アルコキシカルボニル、ニトロ、、トリフルオロメチル 、トリフルオロメトキシ、アミノまたはモノもしくはジ(C1-C4)アルキルアミ ノ基であり;Xは直接結合であるかまたは直鎖もしくは枝分かれ鎖でよい炭素原 子数2-6のアルキレン基である。)で表される基であり;または (e)場合によりC1-C4アルキル、C1-C4アルキルチオ基、ハロゲン原子、トリフ ルオロメチルおよびシアノから選択される少なくとも一つの置換基で置換されて もよいフェニル基;またはR2は式(II): (式中、Zは酸素、硫黄または-CH2-であり、a,b,cおよびdは各々独立して0, 1または2であり;a,b,cおよびdの合計は5を越えない)で表される基であ り; R6はHまたはC1-C6アルキルであり; そしてR7はCH3,-CH2-OR14であり、その際R14は前記定義のものであり、または-C H2Xであり、その際Xはハロゲン原子である。 前記定義の全てにおいて、文脈が特に必要としないかぎり、3個以上の炭素原 子を含むアルキル基は直鎖または枝分かれ鎖であり;ハロゲンはフッ素、塩素、 臭素またはヨウ素を意味し;そしてアリールは場合により一つ以上のC1-C4アル キルもしくはC1-C4アルコキシ基またはハロゲン原子で置換されてもよいフェニ ル基を意味する。 本発明の範囲内の化合物は以下のものを含む: 5-シアノメチリデン-25-シクロヘキシルアベルメクチンB2; 5-カルバモイルメチリデン-25-シクロヘキシルアベルメクチンB2 5-シアノメチリデン-22,23-ジヒドロアベルメクチンB1aモノサッカライド; 5-メチリデン-22,23-ジヒドロアベルメクチンB1aモノサッカライド; 5-メチリデン-25-シクロヘキシル-22,23-ジヒドロアベルメクチンB1モノサッカ ライド; 5-メチリデン-25-シクロヘキシルアベルメクチンB2; および5-エチリデン-25-シクロヘキシルアベルメクチンB2。 式(I)で表される化合物は、式(II)の化合物から調製されうる: (式中、R1、R2、R3、R4、R6およびR7は前記定義のものである。)。式(II)で 表される化合物は、一般に相当する5-ヒドロキシ化合物をたとえば二酸化マンガ ンを用いて酸化し、基R1-R7を必要ならば常法により保護することにより調製さ れる。これらの5-ヒドロキシ類似物それ自身は、当該技術分野で公知の方法によ り調製されうる。 不活性有機溶媒たとえばテトラヒドロフラン中にて低温(-100℃〜0℃)で式 (II)で表される化合物へ式R13R12C=PPh3で表されるリンイリドを添加すると、 式(I)で表される化合物が製造される。リンイリドは、塩基の存在下に式R13R12 CH+=PPh3X-(式中、X-は ハライドイオンである)で表される化合物から公知 方法を用いて調製されうる。これに代わり、式R13R12CHP(O)(OR152(式中 、R15はアルキル基である)で表される化合物は、最初に塩基で処理し、次いで 式(II)で表される化合物へ添加して式(I)で表される化合物を調製してもよ い。この反応はまた塩素化有機溶媒と式R13R12CHP(O)(OR152で表される化 合物および相転移試薬と式(II)で表される化合物を含む水性アルカリの二相混 液中で実施して、式(I)で表される化合物を形成してもよい。 R12およびR13がカルバモイルである化合物を調製することを望む場合、R12ま たはR13がシアノであるリンイリドを使用して式(I)で表されるシアノメチリ デン誘導体を得、これを穏やかな条件下、たとえば雰囲気温度で塩化メチレン中 二酸化マンガンの存在下に加水分解する。 本発明化合物は、外部寄生虫が原因の様々な症状、特に線虫として記載されて いる一群の寄生性蠕虫により最も頻繁に起こされそして豚、羊、馬および牛に深 刻な経済的損失を起こしならびに家畜および家禽類を襲う蠕虫により起こされる 様々な症状の治療に有効である。化合物はまたヒトおよび様々な種類の動物に影 響を与える他の線虫、たとえば、犬におけるジロフィラリア(Dirofilaria)な らびに動物およびヒトに感染する様々な寄生虫たとえば胃腸の寄生虫たとえばア ンシロストマ(Ancylostoma)、ネカトール(Necator)、アスカリス(Ascaris )、ストロンギロイデス(Strongyloides)、トリキネーラ(Trichinella)、ト キソカラ(Toxocara)、カピラリア(Capillaria)、トリクリス(Trichuris) 、エンテロビウス(Enterobius)および血液または他の組織および器官に見出さ れる寄生虫たとえばフィラリア蠕虫およびストロンギロイデス、トリキネーラお よびトキソカラの腸管以外段階に対しても効果的である。 化合物はまた、特定の節足動物寄生虫、たとえばノミ、マダニ(tick)、ダニ (m ite)、シラミ、ハエ、噛む昆虫および牛や馬に影響を与える移動性双翅目幼虫 を含む外部寄生虫による感染症の処置にも有効である。 化合物はまた家屋に住む害虫たとえばゴキブリ、イガ、ヒメマルカツオブシム シ、イエバエに対し有用な殺虫剤であり、ならびに貯蔵穀物および園芸植物の節 足動物害虫たとえばハダニ、アブラムシ、青虫に対しおよび移動性直翅目昆虫た とえばイナゴに対して有用である。我々は、本発明の範囲内の化合物が猫や犬の 重要な節足動物害虫に対して予想外に強力な作用を有することを見出した。 式(I)で表される化合物は意図する特別の用途に対しおよび治療される宿主 動物の特定の種類ならびに関係する寄生虫または昆虫に対し適する製剤として投 与される。駆虫剤としての使用に対して、化合物は皮下または筋肉内注射のいず れかにより投与されるか、またはこれに代わってカプセル剤、丸剤、錠剤、かみ 砕き錠剤または液状水剤の形で経口投与されてもよく、または局所製剤またはイ ンプラント剤として投与されてもよい。局所投与に対しては、浸漬液、スプレー 、粉末、ダスト、注ぎかけ剤(pour-on)、スポット剤(spot-on)、噴射剤(je tting fluid)、シャンプー、首輪、下げ札または皮帯を使用することができる 。このような製剤は標準的な獣医学的プラクティスにしたがって常法により調製 される。すなわち、カプセル剤、丸剤または錠剤は、有効成分を適当に微粉砕し た希釈剤またはキャリヤーと混合し、さらに崩壊剤および/または結合剤たとえ ばデンプン、乳糖、タルクまたはステアリン酸マグネシウムを含むことにより調 製されうる。水剤は有効成分を分散剤または湿潤剤とともに水溶液に分散させる ことにより調製され、注射用製剤は滅菌溶液またはエマルジョンの形で調製され る。流し込みまたはスポット製剤は有効成分を許容可能な液状キャリヤービヒク ルたとえばブチルジゴール、液状パラフィンまたは非揮発性エステル中にて揮発 性成分たとえばイソプロパノールを添加するかまたは添加せずに溶解することに より調製される。これに代わり、注ぎかけ剤、スポット剤、またはスプレー剤は 、動物の表面に有効成分の残りが残るようにカプセル封入により調製されてもよ い。これらの製剤は治療されるべき宿主動物の種類、感染の程度および型ならび に宿主の体重に従って活性化合物の重量に関し変化するであろう。一般的には経 口、腸管外および流し込み投与に対しては、1-5日の期間で一回投与または分割 投与と して体重1kgあたり約0.001-10mgの投与が満足するであろうが、しかしながらも ちろんこれより低いかまたは高い投与量範囲が指示される場合もあり、このよう なものも本発明の範囲内である。 これに代わり、化合物は動物飼料とともに投与されてもよく、この目的に対し ては、濃厚飼料添加剤またはプレミックスが通常の動物飼料とともに混合するた めに調製されうる。 殺虫剤として使用するためおよび農業害虫を処理するために、化合物は、標準 的農業プラクティスにしたがって、スプレー、ダスト、注ぎかけ剤、エマルジョ ン等として使用される。 ヒトに使用する場合、化合物は通常の医療プラクティスにしたがって、薬剤上 許容されうる製剤として投与される。 本発明は以下の実施例により説明されるが、実施例中“アベルメクチンB2”は 23位にOH置換基を有し、22-23位に単結合を有するアベルメクチンに関し、そし て“アベルメクチンB1”は22-23位に二重結合を有するアベルメクチンに関し、 “アベルメクチンB1a”は、アベルメクチンB1に関しそして25位にsec-ブチル置 換基を有するものに関する。アベルメクチンモノサッカライドは13位にα-オレ アンドロシル置換基を有するアベルメクチン誘導体であり、アベルメクチン自身 はこの位置に4'-(α-オレアンドロシル)-α-オレアンドロシル基を有するもの である。 NMRスペクトルは、ブルカー(Bruker)300MHzスペクトルメーターを用いて測 定された。質量スペクトルは、固体塩化ナトリウムを有するトリエチレングリコ ールのサンプルマトリックスを用いてVG マーク(Mark)I 7070E質量分光分析 器において測定された。 実施例1 5-シアノメチリデン-25-シクロヘキシルアベルメクチンB2 テトラ-n-ブチルアンモニウムブロミド(0.5g)、ジメチルシアノメチルホス ホネート(3.5ml)、1,3-ジメチル-3,4,5,6-テトラヒドロ-2-(1H)-ピリミジノ ン(1ml)、塩化メチレン(50ml)および水(50ml)中に水酸化ナトリウム(17 g)が溶解している液を、20℃にて0.5時間一緒に迅速に攪拌した。次いで、ジク ロ ロメタン相を分離し、相分離紙に通して濾過し調製例1の化合物(0.5g)を含む フラスコへ入れた。得られた溶液を20℃にて0.5時間攪拌した。混液を40℃で減 圧下に蒸発し、次いで塩化メチレン(50ml)に溶かし、次いで飽和塩化アンモニ ウム溶液(50ml)で洗浄した。有機相を分離し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、濾 過し減圧下に蒸発した。残渣をシリカゲル(50g)のクロマトグラフィーにより 精製した。溶出は、塩化メチレンとメタノールの混液を用いて行った。メタノー ルの割合は、2リットルらわたって0-7%まで増加した。50ml毎のフラクション を集め、生成物を薄相クロマトグラフィーにより同定した(Rf=0.3、塩化メチレ ン中溶液の5%メタノール溶媒システムを用いて)。最終精製は、C18ゾルバック ス(Zorbax)(商標名、デュポン社)カラム(21mm×25cm)を用いてメタノール および水(80:20)の混液を流速9ml/分にて溶出することにより逆相HPLCにより 達成された。4.5mlフラクションを集め、フラクション118から130までを合わせ て、蒸発すると式(I)(式中、R1がOHであり、R2がシクロヘキシルであり、R3 が4'-(α-L-オレアンドロシル)-L-オレアンドロシルオキシであり、R4がHであ り、22,23-二重結合が不存在であり、R6およびR7がメチルであり、R12がCNであ り、およびR13がHである)で表される化合物が得られた。化合物は特徴的な質量 およびNMRスペクトルを有する: 質量スペクトル(FAB): 976(MK+). NMRスペクトル (300MHz): δ(CDCl3)ppm: 6.1 (s,1H)} H-3およびH-5a 6.12 (s,1H)} 1.6 (s,3H,H-4a) 実施例2 5-(カルバモイルメチリデン−25−シクロヘキシル)アベルメクチンB2 実施例1からの生成物(250mg)を塩化メチレン(100ml)に溶かし、そして二 酸化マンガン(1.15g)を添加した。得られた懸濁液を20℃で1日間攪拌した。 次いでさらに二酸化マンガン1gを添加し、攪拌を2日間続けた。次いでさらに 二酸化マンガン1gを反応混合物へ添加し、攪拌を1週間続けた。次いで混合物 を セライトパッドに通して濾過し、濾液を蒸発した。残渣をC18ゾルバックス(Zor bax)(商標名、デュポン社)カラム(21mm×25cm)を用いてメタノールおよび 水(75:25)の混液を流速9ml/分にて溶出することにより逆相HPLCにより精製し た。関連フラクションを合わせると、式(I)(式中、R1がOHであり、R2がシク ロヘキシルであり、R3が4'-(α-L-オレアンドロシル)-L-オレアンドロシルオ キシであり、R4がHであり、22,23-二重結合が不存在であり、、R6およびR7がメ チルであり、R12がCONH2であり、およびR13がHである)で表される化合物が得ら れた。化合物は特徴的な質量およびNMRスペクトルを有する: 質量スペクトル(FAB): 994(MK+). NMRスペクトル (300MHz): δ(CDCl3)ppm: 6.6 (s,1H)} H-3およびH-5a 6.2 (s,1H)} 1.6 (s,3H,H-4a) 6.2 (br.s.1H)}カルバモイルの 5.5 (br.s.1H)} NH2 実施例 3 5-シアノメチリデン-22,23-ジヒドロアベルメクチン B1a モノサッカライド 実施例1の方法により表題化合物を調製例2の化合物から調製した。精製は、 シリカゲル(30g)カラムクロマトグラフィーを用い塩化メチレン中の酢酸エチ ル混液で溶出することにより達成した。酢酸エチルの割合は2リットルにわたっ て0-40%まで増加した。C-18ゾルバックス(商標名、デュポン社)カラム(21mm ×25cm)を用いてメタノールおよび水(81:19)の混液を流速9ml/分にて溶出す ることにより逆相HPLCにより精製した。9mlフラクションを集めた。フラクショ ン70-80を合わせて式(I)(式中、R1がHであり、R2が2-ブチルであり、R3がL- オレアンドロシルオキシであり、R4がHであり、二重結合が不存在であり、、R6 およびR7がメチルであり、R12がCNでありおよびR13がHである)で表される化合 物が得られた。化合物は特徴的な質量およびNMRスペクトルを有する: 質量スペクトル(FAB): 790(MK+). NMRスペクトル (300MHz): δ(CDCl3)ppm: 6.1 (s,1H)} H-3およびH-5a 6.12 (s,1H)} 1.55 (s,3H,H-4a) 実施例4 5-メチリデン-22,23-ジヒドロアベルメクチン B1a モノサッカライド 窒素下に0℃にて乾燥テトラヒドロフラン中にメチルトリフェニルホスホニウ ムブロミド(430mg)が溶解している攪拌液へブチルリチウムのヘキサン溶液(1 .6M,0.75ml)を添加した。懸濁液を0℃で15分間攪拌し、次いで乾燥テトラヒド ロフラン(10ml)中の調製例2の化合物(140mg)を添加した。冷却浴を除去し、 攪拌した混合物を20℃まで温めた。この温度で1時間攪拌後、反応混合物を飽和 塩化アンモニウム溶液(50ml)へ添加し、塩化メチレンで抽出した。有機相を分 離し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、次いで濾過し、蒸発した。残渣を逆相HPLCに より精製した。カラムはC18ゾルバックス(商標名、デュポン社)(21mm×25cm )を用いてメタノールおよび水(86:14)の混液を流速9ml/分にて溶出した。9m lフラクションを集め、フラクション58-64を合わせて蒸発すると式(I)(式中 、R1がHであり、R2が2-ブチルであり、R3がL-オレアンドロシルオキシであり、R4 がHであり、二重結合が不存在であり、、R6およびR7がメチルであり、R12およ びR13がHである)で表される化合物が得られた。化合物は特徴的な質量およびNM Rスペクトルを有する: 質量スペクトル(FAB): 749(MNa+). NMRスペクトル (300MHz): δ(CDCl3)ppm: 5.55 (br.s.,2H,H-5a) 1.9 (br.s.,3H-4a) 実施例5 5-メチリデン-25-シクロヘキシル-22,23-ジヒドロアベルメクチンB モノサ ッカライド 実施例4の方法により、表題化合物を調製例3の化合物から調製した。精製は 、シリカゲル(150g)カラムクロマトグラフィーを用い、ヘキサン次いで塩化メ チレン、次いで酢酸エチルで溶出することにより達成した。関連フラクションを 集め、蒸発すると、粗生成物760mgが得られた。さらに精製すると、逆相HPLCに より、ダイナマックス(Dynamax)C-18(商標名、ライニン(Rainin)))カラ ム(41.4mm×25cm)を用いてメタノールおよび水(88:12)の混液を流速40ml/分 にて溶出した。フラクション29-34を合わせて蒸発すると、式(I)(式中、R1 がHであり、R2がシクロヘキシルであり、R3がL-オレアンドロシルオキシであり 、R4がHであり、二重結合が不存在であり、R6およびR7がメチルであり、R12およ びR13がHである)で表される化合物が得られた。化合物は特徴的な質量およびNM Rスペクトルを有する: 質量スペクトル(FAB): 775(MNa+). NMRスペクトル (300MHz): δ(CDCl3)ppm: 5.57 (br.s.,2H,H-5a). 1.95 (br.s.,3H,H-4a). 実施例6 5-メチリデン-25-シクロヘキシルアベルメクチンB2 実施例4の方法により、表題化合物を調製例1の化合物から調製した。シリカ ゲルクロマトグラフィーに続いて粗生成物80mgを単離した。これをさらに逆相HP LCにかけダイナマックスC-18(商標名、ライニン)カラム(41.4mm×25cm)にお いてメタノールおよび水(85:15)の混液を流速40ml/分にて溶出することにより 精製した。30mlフラクションを集め、そしてフラクション35-44を合わせて蒸発 すると、式(I)(式中、R1がOHであり、R2がシクロヘキシルであり、R3が4'- (アルファ-L-オレアンドロシル)-L-オレアンドロシルオキシであり、R4がH であり、22,23二重結合が不存在であり、R6およびR7がメチルであり、R12および R13がHである)で表される化合物(130mg)が得られた。化合物は特徴的な質量 およびNMRスペクトルを有する: 質量スペクトル(FAB): 930(MNH4+). NMRスペクトル (300MHz): δ(CDCl3)ppm: 5.55 (br.s.,2H,H-5a) 1.9 (br.s.,3H,H-4a) 実施例7 5-エチリデン-25-シクロヘキシルアベルメクチンB2 表題化合物を実施例6の方法により調製するが、しかしメチルトリフェニルホ スホニウムブロミドの代わりにエチルトリフェニルホスホニウムブロミドを使用 した。生成物を逆相HPLCにかけ、C-18ゾルバックス(商標名、デュポン社)カラ ム(21mm×25cm)を用いてメタノールおよび水(84:16)の混液を流速9ml/分に て溶出することにより精製した。9mlフラクションを集め、フラクション86-90を 合わせて蒸発すると式(I)(式中、R1がOHであり、R2がシクロヘキシルであり 、R3が4'-(α-L-オレアンドロシル)-L-オレアンドロシルオキシであり、R4がH であり、22,23二重結合が不存在であり、R5およびR7がメチルであり、R12がHで ありおよびR13がメチルである)で表される化合物が得られた。化合物は特徴的 な質量およびNMRスペクトルを有する: 質量スペクトル(FAB): 949(MNa+). NMRスペクトル (300MHz): δ(CDCl3)ppm: 5.55 (br.s.,1H,H-5a) 2.15 (br.s.,3H,H-5b) 2.0 (br.s.,3H-4a) 調製例1 5-ケト-25-シクロヘキシルアベルメクチンB2 ジエチルエーテル(50ml)中に二酸化マンガン(3g)が懸濁している液へヨー ロッパ特許第214731号(EP-A-214731)に記載されているように得られた25-シク ロヘキシルアベルメクチンB2(2g)を添加した。混合物を1日間攪拌し、そして さらに二酸化マンガン(3g)を添加した。さらに次の日中20℃で攪拌した後、さ らに三番目の二酸化マンガンを添加し、混合物を三日目中攪拌した。次いで二酸 化マンガンをセライトを通して濾過することにより除去し、濾液を蒸発すると表 題化合物0.6gが得られ、これは特徴的な質量およびNMRスペクトルを有する: 質量スペクトル(FAB): 937(MNa+). NMRスペクトル (300MHz): δ(CDCl3)ppm: 6.6 (br.s.,1H-3) 1.9 (br.s.,3H,H-4a) 調製例2 5-ケト-22,23-ジヒドロアベルメクチン B1a モノサッカライド 調製例1の方法により、表題化合物が米国特許第4199569号に記載されている ように得られた25-(2-ブチル)-22,23-ジヒドロアベルメクチン B1a モノサッ カライドから調製された。 調製例35-ケト- 25-シクロヘキシル-22,23-ジヒドロアベルメクチン B1 モノサッカライ 25-シクロヘキシルアベルメクチン B1 (9.9g)をトルエン(11)に溶かし、 ウイルキンソン触媒(トリフェニルホスフィンロジウム(I)クロリド)(9.25 g)を添加した。溶液を室温にて50psiの水素圧で大きなパール(Parr)シェーカ ー中で水素添加した。3時間後、反応容器の圧力を抜き、12時間放置後、さらに 触媒(5g)を添加しそして出発物質が残らなくなってからさらに2時間水素添加 した。溶液を濾過し、減圧下に蒸発乾固し、残渣をシリカクロマトグラフィーに かけ塩化メチレン次いで塩化メチレン:メタノール9:1で溶出した。粗生成物を 次いでシリカ(200g)クロマトグラフィーにかけ塩化メチレン:メタノール19: 1で溶出すると、溶媒を減圧下に蒸発後、不純物の22,23-ジヒドロ-25-シクロヘ キシルアベルメクチン B1 が褐色の泡状物(10g)として得られた。この物質を イソプロパノ ール(200ml)と硫酸(2ml)の混合物に溶かし、褐色溶液を室温で15時間攪拌し 、次いで氷と水の混合物(500ml)へ注入し、塩化メチレン(3×200ml)で抽出 した。有機相を飽和炭酸水素カリウム溶液(100ml)、水(2×50ml)で洗浄し、 無水硫酸マグネシウム上で乾燥し、減圧下に蒸発すると粗製ガム状物が得られ、 これをシリカクロマトグラフィーにかけ塩化メチレン次いで塩化メチレン:酢酸 エチル2:1で溶出すると22,23-ジヒドロ-25-シクロヘキシルアベルメクチン B1 モノサッカライドが得られた。この化合物を無水ジエチルエーテルに溶かし溶液 を二酸化マンガンとともに攪拌すると表題生成物が得られた。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年8月4日 【補正内容】 34条補正 (英文明細書第3頁〜第6頁の差し替え) (翻訳文第2頁第15行〜第6頁第1行) (式中、破線は任意の結合を表し、R1およびR4はこの結合が存在する場合は不存 在であり、R1およびR4は独立してHまたはOR14であり、その際R14はH、C1-C8アル キル、C2-C8アルケニル、アルアルキル、C2-C8アルカノイル、C3-C8アルケノイ ル、アルアルカノイル、アロイルまたはカルバモイルであり; R2が次のもの: (a)α-枝分かれC3-C8アルキル、アルケニル、アルコキシ-アルキルまたはア ルキルチオアルキル基;α-枝分かれC4-C8アルキニル基;(C5-C8)シクロアル キル-アルキル基(その際アルキル基はα-枝分かれC2−C5アルキル基である) ;C3-C8シクロアルキルまたはC5-C8シクロアルケニル基(これらのいずれも場合 によりメチレンまたは一つ以上のC1-C4アルキル基もしくはハロゲン原子により 置換されてもよい);または飽和または完全もしくは部分的に不飽和でそして場 合により一つ以上のC1-C4アルキル基またはハロゲン原子で置換されてもよい3-6 員の酸素または硫黄含有複素環式環であるか;または (b)-CH2R8(式中、R8はH、C1-C8アルキル、C2-C8アルケニル、C2-C8アルキニ ル、各アルキルまたはアルコキシ基における炭素原子数が1〜6のアルコキシア ルキルまたはアルキルチオアルキルであり、前記アルキル、アルコキシ、アルケ ニルまたはアルキニル基のいずれも一つ以上のハロゲン原子により置換されても よく;またはR8はC3-C8シクロアルキルまたはC5-C8シクロアルケニル基であって これらはいずれも場合によりメチレンまたは一つ以上のC1-C4アルキル基もしく はハロゲン原子により置換されてもよく;またはR8は飽和または完全もしくは部 分的に不飽和でそして場合により一つ以上のC1-C4アルキル基またはハロゲン原 子で置換されてもよい3-6員の酸素または硫黄含有複素環式環であり;またはR8 は式SR9であってその際R9はC1-C8アルキル、C2-C8アルケニル、C3-C8アルキニル 、C3-C8シクロアルキル、C5-C8シクロアルケニル、フェニルまたは置換フェニル であって該置換基がC1-C4アルキル、C1-C4アルコキシまたはハロゲン原子である 基;またはR8は飽和または完全もしくは部分的に不飽和でそして場合により一つ 以上のC1-C4アルキル基またはハロゲン原子で置換されてもよい3-6員の酸素また は硫黄含有複素環式環である)で表される基であり;または (c)一つのオキソもしくは一つ以上のヒドロキシ基により置換されるかまたは 二つの隣接する炭素原子上でオキシラン環を形成する一個の酸素原子により置換 されたC1-C6アルキル基、またはR2は(C1-C6)アルコキシ-カルボニル基により 置換されたC1-C5アルキル基であり、R2上の前記置換基はR2の末端炭素原子およ び末端炭素原子に隣接する炭素原子のいずれかまたは両方に接続し;または (d)=CH2または次式: (式中、R10およびR11は両方ともHであり;R10はHR11はC1-C3アルキルであるか 、またはR10およびR11の一つがHであり他はフェニル、ヘテロアリール、C2-C6ア ルコキシカルボニルまたは置換されたフェニルもしくはヘテロアリールであって 、前記置換基がフッ素、塩素、C1-C4アルキル、C1-C4アルコキシ、 C1-C4アルキルチオ、ヒドロキシ(C1-C4)アルキル、シアノ、アミノスルホニル 、C2-C6アルカノイル、C2-C6アルコキシカルボニル、ニトロ、トリフルオロメチ ル、トリフルオロメトキシ、アミノまたはモノもしくはジ(C1-C4)アルキルア ミノ基であり;Xは直接結合であるかまたは直鎖もしくは枝分かれ鎖でよい炭素原 子数2-6のアルキレン基である。)で表される基であり;または (e)場合によりC1-C4アルキル、C1-C4アルキルチオ基、ハロゲン原子、トリフ ルオロメチルおよびシアノから選択される少なくとも一の置換基で置換されても よいフェニル基;またはR2は式(II): (式中、Zは酸素、硫黄または-CH2-であり、a,b,cおよびdは各々独立して0, 1または2であり;a,b,cおよびdの合計は5を越えない)で表される基であり ; R6はHまたはC1-C6アルキルであり; そしてR7はCH3,-CH2-OR14であり、その際R14は前記定義のものであり、または-C H2Xであり、その際Xはハロゲン原子であり:そして R3は次式: で表される基であり、その際R5はC-4''またはC-4'に単結合で接続されそして水 素、ハロゲン、ヒドロキシ、C1-C9アルカノイルオキシまたはアルケノイルオキ シ、アロイルオキシ、C1-C8アルコキシ、アミノ、N-(C1-C8)アルキルアミノ、N ,N-ジ(C1-C9)アルキルアミノ、N-(C1-C9)アルカノイルアミノまたはN,N-ジ (C1-C9)アルカノイルアミノであり; またはR5はC-4''またはC-4'に二重結合で接続されそしてオキソ、場合により置 換されてもよいオキシイミノ、セミカルバジド、N-(C1-C4)アルキルセミカル バゾノ、N,N-ジ(C1-C4)アルキルセミカルバゾノ、(C1-C4)アルキルベンゾイ ルヒドラゾノであり、およびR12およびR13は独立してH、CN,CONH2、C1-C6アル キルまたは場合により少なくとも一つのハロゲン、OH、C1-C6アルコキシまたはC1 -C6アルキルチオ基で置換されてもよいアリール基である。)で表される化合物 。 前記定義の全てにおいて、文脈が特に必要としないかぎり、3個以上の炭素原 子を含むアルキル基は直鎖または枝分かれ鎖であり;ハロゲンはフッ素、塩素、 臭素またはヨウ素を意味し;そしてアリールは場合により一つ以上のC1-C4アル コキシ基またはハロゲン原子で置換されてもよいフェニル基を意味する。 (当初請求の範囲を全て削除して下記の内容に差し替える) 請求の範囲 1.次式(I): (式中、破線は任意の結合を表し、R1およびR4はこの結合が存在する場合は不存 在であり、R1およびR4は独立してHまたはOR14であり、その際R14はH、C1-C8アル キル、C2-C8アルケニル、アルアルキル、C2-C8アルカノイル、C3-C8アルケノイ ル、アルアルカノイル、アロイルまたはカルバモイルであり; R2が次のもの: (a)α-枝分かれC3-C8アルキル、アルケニル、アルコキシ-アルキルまたはア ルキルチオアルキル基;α-枝分かれC4-C8アルキニル基;(C5-C8)シクロアル キル-アルキル基(その際アルキル基はα-枝分かれC2-C5アルキル基である) ;C3-C8シクロアルキルまたはC5-C8シクロアルケニル基(これらのいずれも場合 によりメチレンまたは一つ以上のC1-C4アルキル基もしくはハロゲン原子により 置換されてもよい);または飽和または完全もしくは部分的に不飽和でそして場 合により一つ以上のC1-C4アルキル基またはハロゲン原子で置換されてもよい 3-6員の酸素または硫黄含有複素環式環であるか;または (b)-CH2R8(式中、R8はH、C1-C8アルキル、C2-C8アルケニル、C2-C8アルキニ ル、各アルキルまたはアルコキシ基における炭素原子数が1〜6のアルコキシア ルキルまたはアルキルチオアルキルであり、前記アルキル、アルコキシ、アルケ ニルまたはアルキニル基のいずれも一つ以上のハロゲン原子により置換されても よく;またはR8はC3-C8シクロアルキルまたはC5-C8シクロアルケニル基であって これらはいずれも場合によりメチレンまたは一つ以上のC1-C4アルキル基もしく はハロゲン原子により置換されてもよく;またはR8は飽和または完全もしくは部 分的に不飽和でそして場合により一つ以上のC1-C4アルキル基またはハロゲン原 子で置換されてもよい3-6員の酸素または硫黄含有複素環式環であり;またはR8 は式SR9であってその際R9はC1-C8アルキル、C2-C8アルケニル、C3-C8アルキニル 、C3-C8シクロアルキル、C5-C8シクロアルケニル、フェニルまたは置換フェニル であって該置換基がC1-C4アルキル、C1-C4アルコキシまたはハロゲン原子である 基;またはR8は飽和または完全もしくは部分的に不飽和でそして場合により一つ 以上のC1-C4アルキル基またはハロゲン原子で置換されてもよい3-6員の酸素また は硫黄含有複素環式環である)で表される基であり;または (c)一つのオキソもしくは一つ以上のヒドロキシ基により置換されるかまたは 二つの隣接する炭素原子上でオキシラン環を形成する一個の酸素原子により置換 されたC1-C6アルキル基、またはR2は(C1-C6)アルコキシカルボニル基により置 換されたC1-C5アルキル基であり、R2上の前記置換基はR2の末端炭素原子および 末端炭素原子に隣接する炭素原子のいずれかまたは両方に接続し;または (d)=CH2または次式: (式中、R10およびR11は両方ともHであり;R10はHでR11はC1-C3アルキルである か、またはR10およびR11の一つがHであり他はフェニル、ヘテロアリール、C2-C6 アルコキシカルボニルまたは置換されたフェニルもしくはヘテロアリ ールであって、前記置換基がフッ素、塩素、C1-C4アルキル、C1-C4アルコキシ、 C1-C4アルキルチオ、ヒドロキシ(C1-C4)アルキル、シアノ、アミノスルホニル 、C2-C6アルカノイル、C2-C6アルコキシカルボニル、ニトロ、トリフルオロメチ ル、トリフルオロメトキシ、アミノまたはモノもしくはジ(C1-C4)アルキルア ミノ基であり;Xは直接結合であるかまたは直鎖もしくは枝分かれ鎖でよい炭素原 子数2-6のアルキレン基である。)で表される基であり;または (e)場合によりC1-C4アルキル、C1-C4アルキルチオ基、ハロゲン原子、トリフ ルオロメチルおよびシアノから選択される少なくとも一つの置換基で置換されて もよいフェニル基; またはR2は式(II): (式中、Zは酸素、硫黄または-CH2-であり、a,b,cおよびdは各々独立して0, 1または2であり;a,b,cおよびdの合計は5を越えない)で表される基であり ;R6はHまたはC1-C6アルキルであり; そしてR7はCH3,-CH2-OR14であり、その際R14は前記定義のものであり、または-C H2Xであり、その際Xはハロゲン原子であり:そして R3は次式: で表される基であり、その際R5はC-4''またはC-4'に単結合で接続されそして水 素、ハロゲン、ヒドロキシ、C1-C9アルカノイルオキシまたはアルケノイルオキ シ、アロイルオキシ、C1-C8アルコキシ、アミノ、N-(C1-C8)アルキルアミノ、 N,N-ジ(C1-C9)アキルアミノ、N-(C1-C9)アルカノイルアミノまたはN,N-ジ( C1-C9)アルカノイルアミノであり; またはR5はC-4''またはC-4'に二重結合で接続されそしてオキソ、場合により置 換されてもよいオキシイミノ、セミカルバジド、N-(C1-C4)アルキルセミカル バゾノ、N,N-ジ(C1-C4)アルキルセミカルバゾノ、(C1-C4)アルキルベンゾイ ルヒドラゾノであり、およびR12およびR13は独立してH、CN,CONH2、C1-C6アル キルまたは場合により少なくとも一つのハロゲン、OH、C1-C6アルコキシまたはC1 -C6アルキルチオ基で置換されてもよいアリール基である。)で表される化合物 。 2.R4がHであり、R1がOHである請求項1の化合物。 3.R2がイソプロピル、sec-ブチルまたはシクロヘキシルである請求項1の化合 物。 4.R5が-OHである請求項1〜3のいずれか1項の化合物。 5.R12およびR13の一方がHであり、他方がH、メチル、シアノまたはカルバモイ ルである請求項1〜4のいずれか1項の化合物。 6.つぎの化合物: 5-シアノメチリデン-25-シクロヘキシルアベルメクチンB2; 5-カルバモイルメチリデン-25-シクロヘキシルアベルメクチンB2 5-シアノメチリデン-22,23-ジヒドロアベルメクチンB1aモノサッカライド; 5-メチリデン-22,23-ジヒドロアベルメクチンB1aモノサッカライド; 5-メチリデン-25-シクロヘキシル-22,23-ジヒドロアベルメクチンB1モノサッ カライド; 5-メチリデン-25-シクロヘキシルアベルメクチンB2;または 5-エチリデン-25-シクロヘキシルアベルメクチンB2 である請求項1の化合物。 7.請求項1〜6のいずれか1項の化合物および薬剤上許容されうる担体または 賦形剤とからなる医薬または獣医薬用組成物。 8.動物またはヒトの医薬品に使用するための請求項1〜6のいずれか1項の化 合物。 9.抗寄生虫剤として使用するための請求項1〜6のいずれか1項の化合物。 10.寄生虫感染の治療または予防のための医薬品を作るための請求項1〜6のい ずれか1項の化合物の使用。 11.請求項1〜6のいずれか1項の化合物の有効量を動物またはヒトへ投与する ことからなる寄生虫感染の治療または予防方法。 12.式(II): (式中、R1、R2、R3、R4、R6およびR7は請求項1〜5のいずれか1項のものであ る。)で表される化合物を式R13R12C=PPh3(式中、R12およびR13は請求項1〜5 のいずれか1項に定義されたものであり、Phはフェニルである。)で表される化 合物と反応させることからなる請求項1〜6のいずれか1項の式(I)で表され る化合物の製法。 13.反応を不活性有機溶媒中にて温度-100℃〜0℃で実施する請求項12の方法。 14.R12およびR13がシアノであり、シアノ基が続いて加水分解によりカルバモイ ルへ転化される請求項12または13の製法。 【手続補正書】 【提出日】1996年2月5日 【補正内容】 請求の範囲を次の通り補正する。 『1.次式(I): (式中、破線は任意の結合を表し、R1およびR4はこの結合が存在する場合は不存 在であり、R1およびR4は独立してHまたはOR14であり、その際R14はH、C1-C8アル キル、C2-C8アルケニル、アルアルキル、C2-C8アルカノイル、C3-C8アルケノイ ル、アルアルカノイル、アロイルまたはカルバモイルであり; R2が次のもの: (a)α-枝分かれC3-C8アルキル、アルケニル、アルコキシ-アルキルまたはア ルキルチオアルキル基;α-枝分かれC4-C8アルキニル基;(C5-C8)シクロアル キル-アルキル基(その際アルキル基はα-枝分かれC2-C5アルキル基である);C3 -C8シクロアルキルまたはC5-C8シクロアルケニル基(これらのいずれも場合に よりメチレンまたは一つ以上のC1-C4アルキル基もしくはハロゲン原子により置 換されてもよい);または飽和または完全もしくは部分的に不飽和でそして場合 により一つ以上のC1-C4アルキル基またはハロゲン原子で置換されてもよい3-6員 の酸素または硫黄含有複素環式環であるか;または (b)-CH2R8(式中、R8はH、C1-C8アルキル、C2-C8アルケニル、C2-C8アルキニ ル、各アルキルまたはアルコキシ基における炭素原子数が1〜6のアルコキシア ルキルまたはアルキルチオアルキルであり、前記アルキル、アルコキシ、アルケ ニルまたはアルキニル基のいずれも一つ以上のハロゲン原子により置換されても よく;またはR8はC3-C8シクロアルキルまたはC5-C8シクロアルケニル基であって これらはいずれも場合によりメチレンまたは一つ以上のC1-C4アルキル基もしく はハロゲン原子により置換されてもよく;またはR8は飽和または完全もしくは部 分的に不飽和でそして場合により一つ以上のC1-C4アルキル基またはハロゲン原 子で置換されてもよい3-6員の酸素または硫黄含有複素環式環であり;またはR8 は式SR9であってその際R9はC1-C8アルキル、C2-C8アルケニル、C3-C8アルキニル 、C3-C8シクロアルキル、C5-C8シクロアルケニル、フェニルまたは置換フェニル であって該置換基がC1-C4アルキル、C1-C4アルコキシまたはハロゲン原子である 基;またはR8は飽和または完全もしくは部分的に不飽和でそして場合により一つ 以上のC1-C4アルキル基またはハロゲン原子で置換されてもよい3-6員の酸素また は硫黄含有複素環式環である)で表される基であり;または (c)一つのオキソもしくは一つ以上のヒドロキシ基により置換されるかまたは 二つの隣接する炭素原子上でオキシラン環を形成する一個の酸素原子により置換 されたC1-C6アルキル基、またはR2は(C1-C6)アルコキシカルボニル基により置 換されたC1-C5アルキル基であり、R2上の前記置換基はR2の末端炭素原子および 末端炭素原子に隣接する炭素原子のいずれかまたは両方に接続し;または (d)=CH2または次式: (式中、R10およびR11は両方ともHであり;R10はHでR11はC1-C3アルキルである か、またはR10およびR11の一つがHであり他はフェニル、ヘテロアリール、C2-C6 アルコキシカルボニルまたは置換されたフェニルもしくはヘテロアリールであっ て、前記置換基がフッ素、塩素、C1-C4アルキル、C1-C4アルコキシ、 C1-C4アルキルチオ、ヒドロキシ(C1-C4)アルキル、シアノ、アミノスルホニル 、C2-C6アルカノイル、C2-C6アルコキシカルボニル、ニトロ、トリフルオロメチ ル、トリフルオロメトキシ、アミノまたはモノもしくはジ(C1-C4)アルキルア ミノ基であり;Xは直接結合であるかまたは直鎖もしくは枝分かれ鎖でよい炭素原 子数2-6のアルキレン基である。)で表される基であり;または (e)場合によりC1-C4アルキル、C1-C4アルキルチオ基、ハロゲン原子、トリフ ルオロメチルおよびシアノから選択される少なくとも一つの置換基で置換されて もよいフェニル基; またはR2は式(II): (式中、Zは酸素、硫黄または-CH2-であり、a,b,cおよびdは各々独立して0, 1または2であり;a,b,cおよびdの合計は5を越えない)で表される基であり ; R6はHまたはC1-C6アルキルであり; そしてR7はCH3,-CH2-OR14であり、その際R14は前記定義のものであり、または-C H2Xであり、その際Xはハロゲン原子であり:そして R3は次式: で表される基であり、その際R5はC-4''またはC-4'に単結合で接続されそして水 素、ハロゲン、ヒドロキシ、C1-C9アルカノイルオキシまたはアルケノイルオキ シ、アロイルオキシ、C1-C8アルコキシ、アミノ、N-(C1-C8)アルキルアミノ、 N,N-ジ(C1-C9)アルキルアミノ、N-(C1-C9)アルカノイルアミノまたはN,N-ジ (C1-C9)アルカノイルアミノであり; またはR5はC-4''またはC-4'に二重結合で接続されそしてオキソ、場合により置 換されてもよいオキシイミノ、セミカルバジド、N-(C1-C4)アルキルセミカル バゾノ、N,N-ジ(C1-C4)アルキルセミカルバゾノ、(C1-C4)アルキルベンゾイ ルヒドラゾノであり、およびR12およびR13は独立してH、CN,CONH2、C1-C6アル キルまたは場合により少なくとも一つのハロゲン、OH、C1-C6アルコキシまたはC1 -C6アルキルチオ基で置換されてもよいアリール基である。)で表される化合物 。 2.R4がHであり、R1がOHである請求項1の化合物。 3.R2がイソプロピル、sec-ブチルまたはシクロヘキシルである請求項1の化合 物。 4.R5が-OHである請求項1〜3のいずれか1項の化合物。 5.R12およびR13の一方がHであり、他方がH、メチル、シアノまたはカルバモイ ルである請求項1〜4のいずれか1項の化合物。 6.つぎの化合物: 5-シアノメチリデン-25-シクロヘキシルアベルメクチンB2; 5-カルバモイルメチリデン-25-シクロヘキシルアベルメクチンB2 5-シアノメチリデン-22,23-ジヒドロアベルメクチンB1aモノサッカライド; 5-メチリデン-22,23-ジヒドロアベルメクチンB1aモノサッカライド; 5-メチリデン-25-シクロヘキシル-22,23-ジヒドロアベルメクチンB1モノサッ カライド; 5-メチリデン-25-シクロヘキシルアベルメクチンB2;または 5-エチリデン-25-シクロヘキシルアベルメクチンB2 である請求項1の化合物。 7.請求項1〜6のいずれか1項の化合物および薬剤上許容されうる担体または 賦形剤とからなる医薬または獣医薬用の抗寄生虫剤組成物。 8.式(II): (式中、R1、R2、R3、R4、R6およびR7は請求項1〜5のいずれか1項のものであ る。)で表される化合物を式R13R12C=PPh3(式中、R12およびR13は請求項1〜5 のいずれか1項に定義されたものであり、Phはフェニルである。)で表される化 合物と反応させることからなる請求項1〜6のいずれか1項の式(I)で表され る化合物の製造方法。 9.反応を不活性有機溶媒中にて温度-100℃〜0℃で実施する請求項8の製造方 法。 10.R12およびR13がシアノであり、シアノ基が続いて加水分解によりカルバモイ ルへ転化される請求項8または9の製造方法。』
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ギブソン,スティーヴン・ポール イギリス国 ケント シーティー13・9エ ヌジェイ,サンドウィッチ,ラムズゲー ト・ロード(番地なし),ファイザー・セ ントラル・リサーチ内 (72)発明者 ウィッティ,マイケル・ジョン イギリス国 ケント シーティー13・9エ ヌジェイ,サンドウィッチ,ラムズゲー ト・ロード(番地なし),ファイザー・セ ントラル・リサーチ内

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.次式(I): (式中、破線は任意の結合を表し、R1およびR4はこの結合が存在する場合は不存 在であり、R1およびR4は独立してH、OH、ハロゲン、オキシイミノまたは有機基 であり、R2、R6およびR7は有機基であり、R3は次式: で表される基であり、その際R5はC-4''またはC-4'に単結合で接続されそして水 素、ハロゲン、ヒドロキシ、C1-C9アルカノイルオキシまたはアルケノイルオキ シ、アロイルオキシ、C1-C8アルコキシ、アミノ、N-(C1-C8)アルキルアミノ、 N,N-ジ(C1-C9)アルキルアミノ、N-(C1-C9)アルカノイルアミノまたはN,N-ジ (C1-C3)アルカノイルアミノであり;またはR5はC-4''またはC-4'に二重結合で 接続されそしてオキソ、場合により置換されてもよいオキシイミノ、 セミカルバジド、N-(C1-C4)アルキルセミカルバゾノ、N,N-ジ(C1-C4)アルキ ルセミカルバゾノ、(C1-C4)アルキルベンゾイルヒドラゾノであり、およびR12 およびR13は独立してH、CN,CONH2、C1-C6アルキルまたは場合により少なくとも 一つのハロゲン、OH、C1-C6アルコキシまたはC1-C6アルキルチオ基で置換されて もよいアリール基である。)で表される化合物。 2.破線は結合を表し、または前記結合が不存在であり、そしてR1およびR4が独 立してHまたはOR14であり、その際R14はH、C1-C8アルキル、C2-C8アルケニル、 アルアルキル、C2-C8アルカノイル、C3-C8アルケノイル、アルアルカノイル、ア ロイルまたはカルバモイルである請求項1の化合物。 3.R4がHであり、R1がOHである請求項2の化合物。 4.R2が次のもの: (a)α-枝分かれC3-C8アルキル、アルケニル、アルコキシ-アルキルまたはア ルキルチオアルキル基;α-枝分かれC4-C8アルキニル基;(C5-C8)シクロアル キル-アルキル基であってその際アルキル基はα-枝分かれC2-C5アルキル基であ り;C3-C8シクロアルキルまたはC5-C8シクロアルケニル基であり、これらのいず れも場合によりメチレンまたは一つ以上のC1-C4アルキル基もしくはハロゲン原 子により置換されてもよく;または飽和または完全もしくは部分的に不飽和でそ して場合により一つ以上のC1-C4アルキル基またはハロゲン原子で置換されても よい3-6員の酸素または硫黄含有複素環式環であるか;または (b)-CH2R8(式中、R8はH、C1-C8アルキル、C2-C8アルケニル、C2-C8アルキニ ル、各アルキルまたはアルコキシ基における炭素原子数が1〜6のアルコキシア ルキルまたはアルキルチオアルキルであり、前記アルキル、アルコキシ、アルケ ニルまたはアルキニル基のいずれも一つ以上のハロゲン原子により置換されても よく;またはR8はC3-C8シクロアルキルまたはC5-C8シクロアルケニル基であって これらはいずれも場合によりメチレンまたは一つ以上のC1-C4アルキル基もしく はハロゲン原子により置換されてもよく;またはR8は飽和または部分的に不飽和 でそして場合により一つ以上のC1-C4アルキル基またはハロゲン原子で置換され てもよい3-6員の酸素または硫黄含有複素環式環であり;またはR8は式SR9であっ てその際R9はC1-C8アルキル、C2-C8アルケニル、C3-C8アルキニル 、C3-C8シクロアルキル、C5-C8シクロアルケニル、フェニルまたは置換フェニル であって該置換基がC1-C4アルキル、C1-C4アルコキシまたはハロゲン原子である 基;またはR8は飽和または完全もしくは部分的に不飽和でそして場合により一つ 以上のC1-C4アルキル基またはハロゲン原子で置換されてもよい3-6員の酸素また は硫黄含有複素環式環である)で表される基であり;または (c)一つのオキソもしくは一つ以上のヒドロキシ基により置換されるかまたは 二つの隣接する炭素原子上でオキシラン環を形成する一個の酸素原子により置換 されたC1-C6アルキル基、またはR2は(C1-C6)アルコキシ-カルボニル基により 置換されたC1-C5アルキル基であり、R2上の前記置換基はR2の末端炭素原子およ び末端炭素原子に隣接する炭素原子のいずれかまたは両方に接続し;または (d)=CH2または次式: (式中、R10およびR11は両方ともHであり;R10はHでR11はC1-C3アルキルである か、またはR10およびR11の一つがHであり他はフェニル、ヘテロアリール、C2-C6 アルコキシカルボニルまたは置換されたフェニルもしくはヘテロアリールであっ て、前記置換基がフッ素、塩素、C1-C4アルキル、C1-C4アルコキシ、C1-C4アル キルチオ、ヒドロキシ(C1-C4)アルキル、シアノ、アミノスルホニル、C2-C6ア ルカノイル、C2-C6アルコキシカルボニル、ニトロ、、トリフルオロメチル、ト リフルオロメトキシ、アミノまたはモノもしくはジ(C1-C4)アルキルアミノ基 であり;Xは直接結合であるかまたは直鎖もしくは枝分かれ鎖でよい炭素原子数2- 6のアルキレン基である。)で表される基であり;または (e)場合によりC1-C4アルキル、C1-C4アルキルチオ基、ハロゲン原子、トリフ ルオロメチルおよびシアノから選択される少なくとも一つの置換基で置換されて もよいフェニル基;またはR2は式(II): (式中、Zは酸素、硫黄または-CH2-であり、a,b,cおよびdは各々独立して0, 1または2であり;a,b,cおよびdの合計は5を越えない)で表される基であ り; R6はHまたはC1-C6アルキルであり; そしてR7はCH3,-CH2-OR14であり、その際R14は前記定義のものであり、または-C H2Xであり、その際Xはハロゲン原子である 請求項1,2または3の化合物。 5.R2がイソプロピル、sec-ブチルまたはシクロヘキシルである請求項4の化合 物。 6.R5が-OHである請求項1〜5のいずれか1の化合物。 7.R12およびR13の一つがHであり、他がH、メチル、シアノまたはカルバモイル である請求項1〜6のいずれか1の化合物。 8.次の化合物: 5-シアノメチリデン-25-シクロヘキシルアベルメクチンB2; 5-カルバモイルメチリデン-25-シクロヘキシルアベルメクチンB2 5-シアノメチリデン-22,23-ジヒドロアベルメクチンB1aモノサッカライド; 5-メチリデン-22,23-ジヒドロアベルメクチンB1aモノサッカライド; 5-メチリデン-25-シクロヘキシル- 22,23-ジヒドロアベルメクチンB1モノサッカ ライド; 5-メチリデン-25-シクロヘキシルアベルメクチンB2; および5-エチリデン-25-シクロヘキシルアベルメクチンB2 のいずれか1の化合物。 9.請求項1〜8のいずれか1の化合物および薬剤上許容されうる担体または賦 形剤とからなる医薬または獣医薬用組成物。 10.動物またはヒトの医薬品に使用するための請求項1〜7のいずれか1の化合 物。 11.抗寄生虫剤として使用するための請求項1〜7のいずれか1の化合物。 12.寄生虫感染の治療または予防のための医薬品を作るための請求項1〜7のい ずれか1の化合物の使用。 13.請求項1〜7のいずれか1の化合物の有効量を動物またはヒトへ投与するこ とからなる寄生虫感染の治療または予防方法。 14.式(II): (式中、R1、R2、R3、R4、R6およびR7は請求項1〜7のいずれか1のものである 。)で表される化合物を式R13R12C=PPh3(式中、R12およびR13は請求項1〜7の いずれか1に定義されたものであり、Phはフェニルである。)で表される化合物 と反応させることからなる請求項1〜7のいずれか1の式(I)で表される化合 物の製法。 15.反応を不活性有機溶媒中にて温度-100℃〜0℃で実施する請求項14の方法。 16.R12またはR13がシアノであり、シアノ基が続いて加水分解によりカルバモイ ル基へ転化される請求項14または15の製法。
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