JPH08508293A - 4−(ホルミルチオ)−アゼチジン−2−オン誘導体およびペネム誘導体の製造方法 - Google Patents

4−(ホルミルチオ)−アゼチジン−2−オン誘導体およびペネム誘導体の製造方法

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JPH08508293A JP6521820A JP52182094A JPH08508293A JP H08508293 A JPH08508293 A JP H08508293A JP 6521820 A JP6521820 A JP 6521820A JP 52182094 A JP52182094 A JP 52182094A JP H08508293 A JPH08508293 A JP H08508293A
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Abstract

(57)【要約】 式(V): [式中、Rは、エステル形成性基またはカルボキシ保護基であり、XおよびYは、水素またはハロゲンであり、ただし、XまたはYの少なくとも1つは、ハロゲンである]で示される化合物を還元ホルミル化に付すことからなる、式(IVA):

Description

【発明の詳細な説明】 4−(ホルミルチオ)−アゼチジン−2−オン誘導体およびペネム誘導体の製 造方法 本発明は、種々のペネム誘導体の製造において有用な新規プロセスに関する。 一般式(I): [式中、Ra、Rb、RcおよびRdは、種々の置換基である] で示される6−(置換メチレン)ペネムは、WO87/00525、EP 0 0 41 768 A、EP 0 120 613 A、EP 0 150 781 A、EP 0 154 132 AおよびEP 0 210 814 Aに開示されている(全て ビーチャム(Beecham))。 EP 0 232 966 A(出典明示により本明細書の一部とする)には、式 (II): [式中、Xは、ハロゲン原子、好ましくは、臭素原子を表し、Yは、中間体の1 つのグループにおいて、ハロゲン原子(すなわち、ジハロペネム)、または、好 ましくは、水素原子を表し、中間体の第2のグループにおいては、式(III): で示される基を表し、Zは、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、置換ヒドロキシ基、 −S(O)n5基または−Se(O)m5基を表し、ここで、R5は、水素原子、炭化 水素基、ヘテロサイクリル基を表し、nは、0、1または2を表し、好ましくは 、0または1であり、mは、0または1を表し、R3は、水素原子または有機の 基を表し、R4は、水素原子、カルボキシ塩形成性イオン、またはカルボキシエ ステル形成性基を表し、R12は、水素原子、非置換または置換炭化水素基、非置 換または置換ヘテロサイクリル基を表す(最終6−(置換メチレン)−2−ペネ ムにおける所望の置換基と対応する)] で示される6−ハロペネム中間体を介して行われる6−(置換メチレン)−ペネ ムの製造方法が開示されている。 かかる一般式(II)で示される6−ハロペネムは、対応するペニシラネート− 1−オキシドを介し、次いで、一般式(IV): (cf.EP 0 232 966 Aにおける式(IVA)および(VIA))[式中 、X、R3およびR4は、前記定義と同じであり、Y1は、水素原子またはハロゲ ン原子であり、R11Aは、ホスホラニリデン基または酸素原子を表し、別に、R4 は、カルボキシ保護基Rxを表してもよい] で示されるアゼチジノンに対する種々の中間体を含む多くの別経路を介して、6 −ハロ−または6,6−ジハロ−ペニシラン酸から製造される。 次いで、一般式(IV)で示されるアゼチジノン中間体を環化して、Yが前記定 義と同じY1を表す一般式(II)で示される6−ハロペネムを得る。次いで、式 (II)で示される6−ハロペネムを、例えば、Yが式(III)で示される基を示 す一般式(II)で示される6−ハロペネムを介して、式(I)で示される所望の 6−(置換メチレン)−ペネムに転換する。 ファーミタリア(Farmitalia)によるジャーナル・オブ・アメリカン・ケミカ ル・ソサイエティ(J.Am.Chem.Soc.)(1985)、107、6398−639 9における刊行物には、対応するペニシラネート−1−オキシドの中間なしでペ ニシラン酸エステルからの一般式(IV)で示されるアゼチジノンの製造が開示さ れている。そこに開示されているプロセスは、ぺニシラネートの銀補助開裂に基 づいており、ペニシラネートの3位の電子吸引性カルボキシレート基は、許容さ れる収率値を生ずるために該反応に必須である。 その結果、この文献に開示されている条件をエステル基が電子吸引性基ではな い式(IV)で示される化合物の製造に適用すると、式(IV)で示される化合物の 非常に乏しいかまたはごくわずかな量しか得られない。 本発明は、式(V): [式中、Rは、エステル形成性基またはカルボキシ保護基であり、XおよびYは 、水素またはハロゲンであり、ただし、XまたはYの少なくとも1つは、ハロゲ ンである] で示される化合物を還元ホルミル化に付すことからなる、式(IVA): で示される化合物の製造方法を提供するものである。 適切なエステル形成性基Rとしては、医薬的に許容されるエステル形成性また はin vivo加水分解可能なエステル形成性基が挙げられる。好適には、Rは、容 易に除去可能なカルボキシ保護エステル基である。 「ハロゲン」なる語としては、塩素、臭素およびヨウ素が挙げられる。好まし くは、XまたはYの少なくとも1つは、臭素である。好適には、Xは、水素であ り、Yは、臭素である。 式(IVA)で示される化合物は、β−ラクタム化合物、例えば、特に、前記式 (I)で示される6−(置換メチレン)化合物の製造における中間体として主に 有用である。 Rが選択される適切なエステル形成性カルボキシル保護基としては、慣用条件 下で除去されるものが挙げられる。かかる基としては、ベンジル、p−メトキシ ベンジル、ベンゾイルメチル、p−ニトロベンジル、4−ピリジルメチル、2, 2,2−トリクロロエチル、2,2,2−トリブロモエチル、t−ブチル、t−ア ミル、アリル、ジフェニルメチル、トリフェニルメチル、アダマンチル、2−ベ ンジルオキシフェニル、4−メチルチオフェニル、テトラヒドロフラ−2−イル 、テトラヒドロピラン−2−イル、ペンタクロロフェニル、アセトニル、p−ト ルエンスルホニルエチル、メトキシメチル、シリル含有、スズ含有もしくはリン 含有基、式−N=CHR9で示されるオキシム基(ここで、R9は、アリールまた はヘテロサイクリルである)が挙げられる。 Rが水素であるCO2R基は、特定のR基に適切な常法によって、例えば、分 子の残存部が実質的に影響を受けない条件下での、酸性、塩基性、もしくは酵素 的触媒加水分解、または、水素化加水分解によって、前記エステルから再生され る。適切な方法は、当業者によく知られている。 本発明の方法において、式(IVA)で示される化合物は、典型的には、塩基の 存在下で、式(V)で示される化合物を銀化合物で処理し、次いで、ホルミル化 剤で処理することによって式(V)で示される化合物から製造される。 銀化合物は、例えば、酸化銀、または、例えば、酢酸銀などの、無機酸もしく は(C1-10)アルカン酸の銀塩である。塩基は、有機塩基、好ましくは、1,8 −ジアザビシクロ[5,4,0]ウンデカ−7−エン(DBU)または1,5−ジ アザビシクロ[4,3,0]ノナ−5−エン(DBN)などの非求核性の強い有機 塩基が好適である。典型的には、この反応は、塩基を可溶化する際に補佐するこ とができるアルキルピリジンなどのピリジン、例えば、α−ピコリンなどのピコ リンの存在下で行われる。 該反応は、有機溶媒、例えば、アセトン、アセトニトリル、ジメチルスルホキ シド、ジメチルホルムアミドまたはジクロロメタン中で行われる。該反応は、低 温、好適には、+3℃〜−30℃、より好適には、0℃〜−15℃で行われるの が好ましく、低温は、不純物の量を減少させるが、反応を遅くする。銀塩を使用 する場合、光を反応媒体から排除して、銀塩の光分解を低下させるのが好ましい 。 好適には、銀塩およびピコリンを、まず、溶媒と一緒に反応させ、次いで、塩 基を添加し、次いで、この混合物に式(V)で示される化合物を、次いで、ホル ミル化剤およびヨウ化ナトリウムを添加する。式(V)で示される化合物の銀化 合物との、典型的には塩基の存在下での反応の初期段階で、単離を必要とせず、 かつ、in situで扱われる式(VA): [式中、XおよびYは、式(V)における定義と同じである] で示される中間銀塩が得られると思われる。 該方法のこの初期段階について最適な条件は、 酢酸銀: 約1.2当量(例えば、±10%) α−ピコリン: 約7.1当量(例えば、±10%) DBU: 約1.0当量(例えば、±10%) 式(V)化合物: 約1.0当量(例えば、±10%) アセトン溶媒: 約33当量(例えば、±10%) であり、該反応は、0〜3℃で14〜16時間行われる。 好ましくは、ホルミル化剤は、式(V)で示される化合物に対して過剰量であ る。該方法のための好適なホルミル化剤は、式(VI): R21−CO−O−CO−H (VI) [式中、R21は、アルキル、例えば、(C1-6)アルキルまたはアリール基を表 す]で示される化合物である。式(VI)で示される適切なホルミル化剤は、例え ば、酢酸ギ酸無水物(AFA)である。酢酸ギ酸無水物は、別々に製造され、反 応混合物中に蒸留されるか、別法としては、例えば、塩化アセチルおよびギ酸ナ トリウム間またはギ酸および無水酢酸間の公知の反応によって、in situで製造 される。 銀は、好ましくは、式(V)で示される化合物に対して過剰量で、ヨウ化ナト リウムの存在下で反応を行うことにより、ホルミル化反応から回収することがで き、ヨウ化銀としての沈殿により銀残留物の回収を可能にする。 次いで、式(IVA)で示されるアゼチジノンを、例えばEP 0 232 96 6 Aにより詳しく開示されているような公知の方法で、例えば、オゾン分解、 ホスホラニル化および環化を含む方法によって、YがY1を表す一般式(II)で 示される6−ハロ−または6,6−ジハロ−ペネムに転換する。次いで、式(II )で示される6−ハロ−または6,6−ジハロ−ペネムを使用して、例えばEP 0 232 966 Aにより詳しく開示されているような公知の方法で、前記タ イプの式(I)で示される6−(置換メチレン)ペネムを製造する。この方法で 製造される式(I)で示される6−(置換メチレン)ペネムの例は、(5R)− 6−[(Z)−(2,3−ジヒドロイミダゾ[2,1−b]チアゾール−6−イル )メチレン]ペネム−3−カルボン酸ナトリウムである。 本明細書で使用する場合、「アリール」なる語は、非置換であるか、または、 5個まで、例えば、1、2または3個の任意の置換基によって置換されているフ ェニルまたはナフチルを表す。 本明細書で使用する場合、「ヘテロサイクリル」および「複素環」なる語は、 適切には各環中に酸素、窒素および硫黄から選択された4個までのヘテロ原子を 含有する芳香族および非芳香族の、単環および縮合環を表し、該環は、非置換で あるか、または、例えば、ハロゲン、(C1-6)アルキル、(C1-6)アルコキシ 、ハロ(C1-6)アルキル、ヒドロキシ、カルボキシ、カルボキシ塩、(C1-6) アルコキシカルボニルなどのカルボキシエステル、(C1-6)アルコキシカルボ ニル(C1-6)アルキル、アリールおよびオキソ基から選択される3個までの基 によって置換されている。各複素環は、適切には、4〜7個、好ましくは、5ま たは6個の環原子を有する。「ヘテロアリール」なる語は、好適には、各環中に 5または6個の環原子を有する、芳香族複素環または該環系を意味する。縮合複 素環系としては、炭素環が挙げられ、唯一の複素環を含むことを必要とする。ヘ テロサイクリル基を含有する化合物は、ヘテロサイクリル基の性質に依存して2 つ以上の互変異性体形で生じる;かかる互変異性体形の全ては、本発明の範囲内 に含まれる。 前記アリール、複素環およびヘテロアリール基についての好適な任意の置換基 の例としては、(C1-6)アルカノイル、(C1-6)アルカノイルオキシ、ヘテロ サイクリル、アミノ、(C1-6)アルカノイルアミノ、(モノまたはジ)−(C1 -6 )アルキルアミノ、ヒドロキシ、(C1-6)アルキルスルフィニル、(C1-6) アルキルスルホニル、ヘテロサイクリルチオ、アリールチオ、スルファモイル、 カルバモイル、アミジノ、グアニジノ、ニトロ、ハロゲン、カルボキシ、カルボ キシ塩、カルボキシエステル、アリールカルボニルおよびヘテロサイクリルカル ボニル基が挙げられる。 以下の実施例は、本発明の方法による式(IVA)で示される化合物の製造を説 明する。 実施例1 (3S,4R)3−ブロモ−4−(ホルミルチオ)−1−(1−p−メトキシ ベンジ ルオキシカルボニル−2−メチルプロパ−1−エニル)アゼチジン−2−オン (a)光から保護された、酢酸銀(10.0g、0.05mol)のアセトニトリル (100ml)中攪拌懸濁液をα−コピコリン(35ml)で処理し、得られた溶液 を0℃に冷却した。1,8−ジアザビシクロ[5,4,0]ウンデカ−7−エン( 9.0ml、0.06mol)を添加し、該混合物を0〜3℃で30分間攪拌した。6 −α−ブロモペニシラン酸p−メトキシベンジル(すなわち、式(V))(20 .0g、0.05mol)のアセトニトリル中懸濁液を0〜3℃で添加し、該反応を3 ℃で14時間攪拌した。生成物は、式(VA)で示される中間銀塩であると思わ れる。 (b)該反応混合物を−15℃に冷却し、次いで、温度を−15℃〜−12℃ に維持しつつ、連続的にAFA(すなわち、式(VI))(66.0g、0.75mol )およびヨウ化ナトリウム(37.5g、0.25mol)で処理した。該混合物を− 15℃で10分間攪拌し、次いで、30分間かけて0℃に上昇させ、その間に濃 ベージュ色の懸濁液が形成された。該懸濁液をトルエン(500ml)で希釈し、 10%クエン酸水溶液(1000ml)といっしょに振盪し、濾過し、有機相を分 離し、さらに、食塩水(2×250ml)、飽和炭酸水素ナトリウム(250ml) 、次いで、食塩水(2×250ml)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、蒸 発させた。残留黄色シロップ(22.0g)を冷エタノール(100ml)に溶解さ せ、シードし、−18℃で1時間貯蔵して、薄黄色結晶として標記化合物(すな わち、式(IVA)で示される化合物を得た(12.8g、60%)。 実施例2 (a)光から保護された、酢酸銀(100g、6.0mol)のアセトン(0.5L )中攪拌懸濁液をα−ピコリン(350ml)で処理し、得られた溶液を2℃に冷 却 した。DBU(1,8−ジアザビシクロ[5,4,0]ウンデカ−7−エン)(8 2ml、0.55mol)を添加し、該混合物を2〜3℃で35分間攪拌した。6−α −ブロモペニシラン酸p−メトキシベンジル(V)(200g、0.5mol)のア セトン(0.5L)中の予備冷却した(3℃)溶液を、温度を2〜4℃に維持し つつ、5.0時間かけて添加し、該反応を0〜2℃で20.5時間攪拌した。 (b)前記反応混合物を−28℃に冷却し、温度を−24±4℃に維持しつつ 、酢酸ギ酸無水物(AFA)(660g、7.5mol)で10分間かけて処理し、 次いで、温度を−20±2℃に維持しつつ、ヨウ化ナトリウム(375g、2.5 mol)のアセトン(2L)中溶液で20分間かけて処理した。該混合物を25℃ で10分間攪拌し、次いで、1時間かけて5℃に上昇させ、その間、濃ベージュ 色の懸濁液が形成した。該混合物をトルエン(7.5L)および20%クエン酸 水溶液(5L)と一緒に攪拌し、濾過し、濾過の相を分離した。有機相を食塩水 (2×2.5L)、飽和炭酸水素ナトリウム(2×5L)および食塩水(2×4 L)で洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、蒸発させてシロップにし、結晶化 させて黄色固体(223g)を得た。冷たいプロパン−2−オールでの滴定によ り、実施例1の生成物と同一の物理的データを有する薄黄色固体(144.7g、 68%)を得た。 実施例3 − in situで製造したAFAを介する製造方法 機械的におよび音波処理によって攪拌した、メタノール洗浄およびオーブン乾 燥したギ酸ナトリウム(7.9g、0.116M)のアセトン(25ml)中懸濁液 を塩化アセチル(7.11ml、0.1M)で、8〜10℃で約3分間かけて処理し 、その後、上清リカーの試料中(AgNO3/HNO3)で、塩素イオンは、もは や検出されなかった。音波処理を止め、該混合物を冷却し、次いで、連続して、 DBU 0.005M(0.76ml)を使用して100分の1スケールで実施例2 (a)の記載に従って製造した銀塩の溶液を5分間かけて滴下し、次いで、アセ トン(12ml+3ml洗液)中のヨウ化ナトリウム(1.9g、0.013M)を5 分間かけて滴下する間、20±2℃に維持した。バフ色懸濁液を−21°±で1 0分間攪拌し、次いで、30分間で0℃にした。トルエン(50ml)を添加し、 該混 合物を50%水性食塩水(100ml)と一緒に振盪し、濾過し、有機相を分離し 、さらに食塩水(2×50ml)、飽和炭酸水素ナトリウム(1×50ml、1×2 5ml)および食塩水(1×50ml)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、蒸 発させてシロップにし、次いで、高真空下で薄黄色固体にした。NMRは、約6 3%の活性収率を示した。 実施例4 − in situで製造されたAFAを介する製造方法 0.005M(0.76ml)DBUを使用して100分の1のスケールで実施例 2(a)の記載に従って製造した銀塩のアセトン溶液を冷却し、次いで、連続し て、ギ酸(98/100%、1.34ml、0.036M)を2分間かけて滴下し、 無水酢酸(3.35ml、0.036M)を滴下する間、−25〜30℃に維持した 。黒ずんだ混合物を攪拌し、30分間かけて5℃にし、次いで、−20℃に冷却 し、ヨウ化ナトリウム(1.9g、0.013M)のアセトン(15ml)中溶液で 5分間かけて処理した。茶色の懸濁液を攪拌し、30分間かけて5℃にした。ト ルエン(50ml)を添加し、10分間攪拌し、薄黄色懸濁液を50%水性食塩水 (100ml)と一緒に振盪し、濾過し、薄黄色有機相を、さらに、50%水性食 塩水(2×500ml)、飽和炭酸水素ナトリウム(1×50ml、1×25ml)お よび食塩水(1×50ml)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、蒸発させて シロップにし、次いで、高真空下で薄黄色固体(2.0g)にした。プロパン− 2−オール(10ml)での滴定により、非常にきれいなnmrスペクトルを有す る白色固体(1.4g)を得た(活性収率65%)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.式(V): [式中、Rは、エステル形成性基またはカルボキシ保護基であり、XおよびYは 、水素またはハロゲンであり、ただし、XまたはYの少なくとも1つは、ハロゲ ンである] で示される化合物を還元ホルミル化に付すことからなる、式(IVA): で示される化合物の製造方法。 2.Xが水素であり、Yが臭素である請求項1記載の方法。 3.式(IVA)で示される化合物が、式(V)で示される化合物を銀化合物で 処理し、次いで、ホルミル化剤で処理することによって、式(V)で示される化 合物から製造される請求項1または2記載の方法。 4.銀化合物が酸化銀、または、無機酸もしくは(C1-10)アルカン酸の銀塩 である請求項3記載の方法。 5.銀塩が酢酸銀である請求項4記載の方法。 6.反応がピリジンの存在下で行われる請求項3、4または5記載の方法。 7.ピリジンがα−ピコリンである請求項6記載の方法。 8.方法が塩基の存在下で行われる請求項6または7記載の方法。 9.塩基が1,8−ジアザビシクロ[5,4,0]ウンデカ−7−エンである請 求項8記載の方法。 10.銀塩およびピリジンが、まず、溶媒中で一緒に反応し、次いで、塩基が 添加され、次いで、この混合物に式(V)で示される化合物、次いで、ホルミル 化剤およびヨウ化ナトリウムが添加される請求項6〜9のいずれか1項記載の方 法。 11.ホルミル化剤が式(VI): R21−CO−O−CO−H (VI) [式中、R21は、アルキルまたはアリール基を表す] で示される化合物である請求項3〜10のいずれか1項記載の方法。 12.式(VI)で示されるホルミル化剤が酢酸ギ酸無水物である請求項11記 載の方法。 13.反応が、単独またはピリジンと混合した溶媒としてのアセトンまたはア セトニトリル中で行われる請求項1〜12のいずれか1項記載の方法。 14.反応条件が、酢酸銀:約1.2当量、α−ピコリン:約7.1当量、DB U:約1.0当量、式(V)で示される化合物:約1.0当量、アセトン溶媒:約 33当量である請求項3〜13のいずれか1項記載の方法。 15.式(IVA)で示されるアゼチジノンが、一般式(II): [式中、Xは、ハロゲンを表し、Yは、水素またはハロゲンを表す] で示される6−ハロ−または6,6−ジハロ−ペネムに転換され、次いで、一般 式(II)で示される6−ハロ−または6,6−ジハロ−ペネムが、式(I): [式中、Ra、Rb、RcおよびRdは、種々の置換基である] で示される6−(置換メチレン)ペネムを製造するために使用される請求項1〜 14のいずれか1項記載の方法。
JP52182094A 1993-04-06 1994-03-29 4−(ホルミルチオ)−アゼチジン−2−オン誘導体およびペネム誘導体の製造方法 Expired - Fee Related JP3522758B2 (ja)

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