JPH08509178A - パネルにスリングを固定する方法及びその方法を実施するための固定装置 - Google Patents
パネルにスリングを固定する方法及びその方法を実施するための固定装置Info
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- JPH08509178A JPH08509178A JP7521626A JP52162695A JPH08509178A JP H08509178 A JPH08509178 A JP H08509178A JP 7521626 A JP7521626 A JP 7521626A JP 52162695 A JP52162695 A JP 52162695A JP H08509178 A JPH08509178 A JP H08509178A
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Abstract
(57)【要約】
凝固可能なパネルをスリングにより取り扱う方法及びその方法を実施するための固定装置が開示されている。二本の弾性アームを有するインサートは、パネルを形成する凝固可能材料が流し込まれた後に、少なくとも一本のスリング(E)を受け入れるための上部溝の形を定める開口部(6)を塞ぐのに使用される。
Description
【発明の詳細な説明】
パネルにスリングを固定する方法及びその方法を実施するための固定装置
本発明は、固定装置(anchoring device)によって、(鉄筋又は鉄筋でない)
コンクリートのような凝結可能材料(settable material)製のパネルに、スリ
ング(slings)を取り付ける方法に関するものである。コンクリートパネルを扱
う分野では、このような「吊り索をとりつけること(slinging)」は、それ自体
知られているが、吊り索をとりつけることは、一般にコンクリートに組み込まれ
た固定部品(anchoring piece)とクレーンのフックのような巻上手段との間に
設けられた外部連結手段(external link means)によって行われている。
このような固定部品は、一般に、把持するための頭部と、シャンクと、シャン
クのフレアで構成される脚部、とから成っている。ある種の固定装置では、脚部
が、補強棒又は鉄筋を通せる穴または目に換えられている場合もある。
目を脚部上面に形成されたレールに換える提案は、既にFR−A−2 633
955号でなされている。脚部と鉄筋の間の接触面積が増加され、それにより
補強棒の早すぎる変形を回避し、またその他に、特にパネルに認められる亀裂を
回避するので、固定装置と鉄筋の間の機械的結合が極めて著しく向上される。
しかしながら、固定装置の頭部は、当然、パネルの表面より下に引っ込められ
ていることが望ましい。このため、コンクリートを流し込むときに頭部をプラグ
に収容することが知られているが、このプラグの外面は、プラグが挿入されるコ
ンクリートの表面と同じ高さである。コンクリートが固まった後、プラグが引き
出され、固定装置の頭部は、コンクリートの上面より下に組込まれるが、接近可
能となる。
固定装置の頭部は、クレーンのフックに結合された(ネジ固定手段を備え、又
は備えない)巻上げリングによって把持されるように意図されており、また、前
記固定装置は、約90°まで軸で回転することによって、それが頭部を専属に保
持しておく位置になるように、プラグによって空の侭残された間隙に貫入する下
部を有する。しかしながら頭部は、特に薄いパネルにとっては、それ自体かなり
かさばっている。
コンクリートを流し込むときに、コンクリートに組込まれる部分、又は、プラ
グによって内部に形成されたコンクリート溝内のコンクリートに挿入できる部分
を有するスリングによって、パネルを扱うことも周知である。このように吊り索
を取付けることは、FR−A−2 102 948号と、DE−A−2 022
595号に説明されている。しかしながら、この吊り索を取付けることは、コ
ンクリートがまだ固まらないうちは、すなわち、まだ十分に強くない中は利用で
きない。
本発明は、上記欠点を軽減し、且つ、その脚部に用いられているものに類似し
、一本または二本のスリングを係合できるようにするレールを、固定装置の頭部
内に形成しようとするものである。パネルの補強棒(reinforcing bars)に任意
に結合される固定装置は、必要な機械的強度を提供する。巻上機のフックは、複
数のスリングの複数の輪に挿入され、それによりパネルを扱うことが出来る。一
以上のスリングは、一部がコンクリートの上に突き出しており、フックで直接係
合できる。
本発明によれば、スリングを通す溝を流し込み時に形成することによって、コ
ンクリートのような凝固可能材料より成るキャストパネルに、スリングを固定す
る方法は、以下のステップから成ることを特徴とする:
固定装置の一部に貫入し、前記溝を保護する二本のアームを有するプラグと、
固定装置とを型に配置するステップと;
材料を流し込むステップと;
型を外すステップと;
プラグを外すステップと;
スリングを、溝と、プラグによって保護された固定装置の一部とに通すステッ
プ。
本発明は、特にスリングと協働するように意図された固定装置も提供する。
本発明の別の特徴によれば、補強等をされ、頭部と、脚部と、頭部と脚部の間
の中間部、とを有するコンクリート用固定装置は、固定装置の頭部が、少なくと
も一本のスリング用に少なくとも一本の案内溝またはレールが形成された底面を
包含することを特徴とする。
本発明の基礎となる考えは、最適な曲率半径を有し、一本または複数本のスリ
ングを受け入れるように意図された案内路を形成することであり、固定装置は補
強棒系とスリングとの間の機械的中継ぎ器(mechanical relay)として作用する
。固定装置を提供することが可能である。固定円錐体によって作用する脚部と組
合わせられるか、または、それ自体で知られているようにパネルの補強棒系に結
合されるレールにより、ただ一個だけの頭部が形成される固定装置を提供するこ
とも可能である。あるいは、その頭部が、その脚部と同じ構造を有する状態で、
固定装置を対称にすることもできる。上部レールの存在により、安全率ならびに
基準への合致を増すことが可能となる。それが意図された方法のため、裸の固定
装置は、引抜き円錐体(pull-out cone)をなし、補強棒に結合されるときは接
着(adhesion)によって固定する。端部間が対称であることは、固定装置が配置
されなくてはならない特別の方法が存在しないことを意味し、それにより固定安
全性が増す。本発明の他の特徴と利益は、純粋に非限定例として記載され且つ図
面に参照される、以下の特定実施例の説明から明らかとなる。
図1は本発明の固定装置の正面図であり;
図2は同じ固定装置の側面図であり;
図3は他の実施例の透視図であり;
図4は本発明の固定装置を作成するのに適したプラグの透視図であり;
図5はコンクリートパネル内部のプラグの断面図であり;
図6は更に小型の固定装置の実施例の、縦方向中央の断面を示し;
図7は更に別の実施例の、図8の線VII−VIIについての断面を示し;
図8は図7に示された固定装置の側面図であり;
図9は固定装置が環状に一実施例を示し、
図10と図11は、図6の平面に直角な垂直面の断面により、図6の固定装置
の実施例の正面図と側面図を示す。
図1と2は、垂直位置にあるときの固定装置は、上部1と、中間部2と、上部
1と全く同じ下部3とから成ることを示す。上部は、一本のスリング又は二つ折
りされたスリングを受け入れるように意図されている。下部3は鉄筋を受け入れ
るように意図されており、盛り上がった手すり状(bannister-like)の「レール
」4を具備している。本発明により、図1で部分的に断面図で示されている上部
も、同様なレール5を具備する。スリングまたは鉄筋と係合する支持面積を増や
すために、上部または下部が、中央部2の軸に直角に張り出すフランジ又は突出
部7を有することもあり、この例では、それは例えば円筒状である。
図3は、本発明の固定装置の別の実施例を透視図で見た場合を示す。この図は
、上に述べたのと同一の部分を示している。鉄筋Fはレール4の上に掛かってお
り、スリングEは、この場合は二つ折りにされた状態で、レール5の上に掛かっ
ている。固定装置の上部に形成されたレール5は、スリングの曲率規格を遵守す
るものである。図3の実施例では、中央スロット8は、中間部2の全高さにわた
って延びている。図1及び2に示される実施例と違って、この配置により、必要
な場合にパネルの鉄筋及び/又は補強棒は下部を通り、同時に、複数本のスリン
グの撚り線が上部1を通ることが出来るようになる。図3では、スリングの上端
が、ホイストのフックを通す二個の輪を形成していることが分かる。
このような固定装置は、コンクリートに固定装置が埋め込まれた後に上側穴6
にスリングを通せるようにする特殊プラグを要する。このようなプラグ10の一
つが図4に示されている。それは、流し込みコンクリート中に空洞の境界を定め
るように型枠に任意固定される部品を構成する。本発明の固定装置を作成するの
に使用される場合、プラグ部品は、エラストマー製であることが好ましい。それ
は、好ましくは、長方形の平らな上面11と、コンクリートが固まった後の型は
ずしを容易にするために都合よく傾斜した側面とを有する。プレート11下に、
二本のアーム12が突き出しているが、それらは面13で合し、且つ、スリング
を受け入れる目的のために、流し込み後に溝14が中空の侭となるように、挿入
されてレール5と係合するように意図されている。プレート11の近傍の各アー
ム12は、厚みが朝顔形に膨らみ、持ち上げ時にスリングを案内するための傾斜
付き溝をコンクリート内に形成するように、円の周りに広がっている。補強棒に
対してプラグを位置決めするために、プレート11の側面にタブ15とノッチ1
6を設けることが可能である。鉄筋17は、持ち上げ時の強度を増すのに貢献す
る。
前述の通り、プラグは回収可能である。コンクリートが流し込まれた後に、コ
ンクリートに一本または複数本のスリングを通すための通路を、スリングが把持
および固定機能を実施する状態で残すために、例えばポリスチレンフォーム製の
破壊可能で昇華可能なプラグを利用することも出来る。
プラグを利用しない場合、本発明の固定装置は、固定装置に固定され、且つ、
切れたり、無くなったりしても差し支えないストラップにより、コンクリートが
流し込まれた直後に、コンクリート中に固定することも可能である。従って、操
業コストは、前述の固定システムのものより、はるかに安い。
図5は、本発明の固定装置が取り付けられているコンクリートパネルPの断面
である。図4のプラグ10によって残された空洞は、点線で示されている。固定
装置は、スリングEを通せる溝14を除き、すっかりコンクリートに埋め込まれ
る。溝は、プラグ10のアーム12によって形成される。スロット8の下部には
、流し込み時にアーム12によって中空に保たれなかったスロットの小部分を占
有する鉄筋Fならびにパネルの鉄筋が見える。このように、コンクリートが固ま
った後に、一本または二本のスリングを溝14に通させることが可能である。場
合によっては、コンクリートを流し込む前に、所定の位置にスリングをセットし
て速やかに残す場合もあり、この場合、プラグは必要ない。
図6、10、11は、図3に示されたタイプの固定装置だが、更にずっと小型
な形状で実現されているものを示す。中央部2は、必要な場合に、一本のスリン
グと一本の鉄筋を通せるだけの長さしかない。(参照されていない)中央の穴は
、固定装置を鉄筋に取り付けるために利用できる。
図7と8は、レールが向かい合って円弧を成している、即ち、スリング用のレ
ール5aが下部にあり、一方、鉄筋用のレール4aが上部にあり、中央部2aが
コアを構成している、本発明の固定装置を示す。このように、固定装置の外側の
覆いは、例えばストラップと鉄筋がコア2aの半分ずつ囲んだ状態の、ラグビー
ボール状の卵形を有する。コアの形状は、楕円形または円筒形である。コアのい
ずれかの端部にフランジ20が配設され、そこからより大きいか又は小さい距離
だけ延びている。このような環境下で、固定装置は、圧縮を受けても、引っ張り
は受けない。このような固定装置は、まったく均質である。図8では、溝16の
下部は、重なり合えないように、スリングEと補強棒Fと並置できる、または、
いずれか補強手段といずれか吊り手段と並置できるようにし、それによってそれ
らが平行な二平面に広がることを保証する、二カ所の中空部分17を有すること
が分かる。それらの寸法が小さいため、この種の固定装置は、極く薄いパネルに
組み込むのに、従来の固定装置よりずっと適している。
図9は、例えば、コンクリートブロックBの角に埋め込まれることを目的とし
た、環状に対称な固定装置を示す。固定装置は輪形で、前述の実施例でそうであ
るように、図示の例では、垂直二方向に延びる二本のストラップE1とE2を受
け入れる二本の平行な溝17を具備する。このように、一個の固定装置により、
異なる二方向にパネルを扱えるようにし、特に、水平位置にあるパネルを起こし
たり、それが垂直位置にある場合にはそれを巻き上げられるようにするのを助け
る。当然のことながら、コンクリートが流し込まれて固まった後に、スリングを
通せる二本の中空な溝を残すように、型には適当なプラグが取り付けられる。(
点線で示された)鉄筋Fが、その付加的な溝の中で固定装置を支える。
図10と11は、固定装置が図3のスロット8と同じ機能を実施する、即ちス
リング並びに何とかして鉄筋も通す空間を作る中央穴6だけを有する状態で、図
1と2の中央コア2が省かれていることを除き、図1と2に図示されているのも
のに類似している図6の固定装置の実施例を示す、上部が断面図である正面図な
らびに側面図である。
上に説明された通り、一方はスリングに、他方は鉄筋に対応する両方のレール
はいずれも同じ曲率半径を有するが、それらが異なる曲率半径を有することも全
く可能である。同様に、上記説明は、一例としてスリングを使用してなされてい
る。しかしながら、スリングは、金属で作られていようと、他の材料で作られて
いようと、また、硬質であろうと、半硬質であろうと、軟質であろうと、いずれ
か他の把持手段と換えられる。把持手段は、使用後になくなってしまってもよい
し、それが軟質の場合には、複数回使用のために回収されてもよい。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1) 流し込み時にスリングを通す溝を形成することによって、コンクリート のような凝固可能材料より成るパネルに、スリング(E)を固定する方法であっ て、 固定装置(1,2,3)の一部に貫入し、前記溝を保護する二本のアーム(1 2)を有するプラグと、固定装置とを型内に配置するステップと; 材料を流し込むステップと; 型を外すステップと; プラグを外すステップと; スリング(E)を、溝(14)と、プラグによって保護された固定装置の一部 とに通すステップ; とから成ることを特徴とする前記方法。 (2) 請求項1の方法を実施するのに使用するためのコンクリート用固定装置 であって、その一部(1)は、少なくとも一本のスリング(E)等を保持するガ イドレール(5)を与え、流し込み時にその中に該複数のアーム(12)が貫入 することを特徴とする前記固定装置。 (3) 上部(1)は、下部(3)と対称であり、上部(1)は、該複数のアー ム(12)が貫入し、且つその縁部の一つがスリング(E)を保持するレール( 5)を構成している開口部(6)を具備することを特徴とする請求項2に記載の コンクリート用固定装置。 (4) 固定装置の上部(1)のレール(5)に係合する二本のアーム(12) が下部から突き出している少なくとも一枚のプレート(11)を具備することを 特徴とする請求項1又は2に記載の固定装置用のプラグ。 (5) その中央部(2)は、各々がレールを構成する壁(4,5)を有する二 個の穴(6,6a)を端部に有する細長いロッドによって構成されていることを 特徴とする請求項2に記載の固定装置。 (6) その中央部は、下部および上部レール(4,5)を互いに連結する開口 部(6,8)を具備することを特徴とする請求項2に記載の固定装置。 (7) その上部のレール(5)と、引抜き円錐体により、または補強棒の接着 によって、固定装置を固定できるようにする任意形状の脚部とを具備することを 特徴とする請求項2に記載の固定装置。 (8) スリング等にその下部(5a)が支えられ、鉄筋(F)にその上部(4 a)支えられている卵形のコア(2a)によって構成されていることを特徴とす る請求項2に記載の固定装置。 (9) 環状に対称をなし、そのコア(2)はスリング(E)または鉄筋(F) を案内するための二本の平行なレールを有することを特徴とする請求項2に記載 の固定装置。 (10) コンクリートが流し込まれる前に、スリング(E)が挿入されて上部 レールと係合することを特徴とする請求項2に記載の固定装置を実施する方法。
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| FR94/01740 | 1994-02-16 | ||
| FR9401740A FR2716226B1 (fr) | 1994-02-16 | 1994-02-16 | Procédé d'élinguage de panneaux et ancre de mise en Óoeuvre. |
| PCT/FR1995/000171 WO1995022674A1 (fr) | 1994-02-16 | 1995-02-14 | Procede d'ancrage d'elingues dans un panneau et ancre de mise en ×uvre |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08509178A true JPH08509178A (ja) | 1996-10-01 |
Family
ID=9460128
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7521626A Pending JPH08509178A (ja) | 1994-02-16 | 1995-02-14 | パネルにスリングを固定する方法及びその方法を実施するための固定装置 |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0694107A1 (ja) |
| JP (1) | JPH08509178A (ja) |
| KR (1) | KR960702043A (ja) |
| AU (1) | AU1814895A (ja) |
| CA (1) | CA2159894A1 (ja) |
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| US3695160A (en) * | 1970-08-14 | 1972-10-03 | Eastman Kodak Co | Film cartridge for preventing the end of a filmstrip from entering a cartridge chamber |
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| DE2118441A1 (de) * | 1971-04-16 | 1972-11-02 | Duschl, Georg, 8000 München | Versenkbare Hub- und Transportöse |
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1994
- 1994-02-16 FR FR9401740A patent/FR2716226B1/fr not_active Expired - Fee Related
-
1995
- 1995-02-14 JP JP7521626A patent/JPH08509178A/ja active Pending
- 1995-02-14 KR KR1019950704423A patent/KR960702043A/ko not_active Withdrawn
- 1995-02-14 CA CA002159894A patent/CA2159894A1/fr not_active Abandoned
- 1995-02-14 WO PCT/FR1995/000171 patent/WO1995022674A1/fr not_active Ceased
- 1995-02-14 AU AU18148/95A patent/AU1814895A/en not_active Abandoned
- 1995-02-14 EP EP95909824A patent/EP0694107A1/fr not_active Withdrawn
Also Published As
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