JPH085142Y2 - 鋳片の搬送装置 - Google Patents
鋳片の搬送装置Info
- Publication number
- JPH085142Y2 JPH085142Y2 JP1991078519U JP7851991U JPH085142Y2 JP H085142 Y2 JPH085142 Y2 JP H085142Y2 JP 1991078519 U JP1991078519 U JP 1991078519U JP 7851991 U JP7851991 U JP 7851991U JP H085142 Y2 JPH085142 Y2 JP H085142Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- skid
- roller table
- slab
- roller
- feed roller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Relays Between Conveyors (AREA)
- Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、特に連続鋳造鋳片
(スラブ、ブルーム)等の鋼片を横送りに搬送するに適
した搬送装置に関するものである。
(スラブ、ブルーム)等の鋼片を横送りに搬送するに適
した搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の搬送装置は、製鐵所で鋳片の搬
送等に用いられており、図2のようにローラーテーブル
1の上を移動してきた鋳片7は、プッシャー5の前で停
止した後、移動の方向と直角方向にローラー及びスキッ
ド上を押され、隣りのスキッドテーブル2のスキッド2
a上を横すべりに搬送される。
送等に用いられており、図2のようにローラーテーブル
1の上を移動してきた鋳片7は、プッシャー5の前で停
止した後、移動の方向と直角方向にローラー及びスキッ
ド上を押され、隣りのスキッドテーブル2のスキッド2
a上を横すべりに搬送される。
【0003】従来の搬送装置は、特開昭49−1198
09号公報で開示された図3のように、スラブ等の加熱
炉11の抽出口がミルラインテーブル12のローラー面
より高い位置にある加熱炉−ミルライナ−の配置に於い
て、上記加熱炉の抽出口とミルライナーローラー端間に
並列に複数配列したローラー列を設置し、上記ミルライ
ナーテーブルローラー面を出没するローラー列からなる
スラブ等の抽出装置である。
09号公報で開示された図3のように、スラブ等の加熱
炉11の抽出口がミルラインテーブル12のローラー面
より高い位置にある加熱炉−ミルライナ−の配置に於い
て、上記加熱炉の抽出口とミルライナーローラー端間に
並列に複数配列したローラー列を設置し、上記ミルライ
ナーテーブルローラー面を出没するローラー列からなる
スラブ等の抽出装置である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかし、図2のローラ
ーテーブル1上の鋳片7をプッシャー5によって搬送す
る装置においては、鋳片がローラー1a及びスキッド2
a上を鋳片の自重の摩擦抵抗力を受けながら搬送され
る。従って、抵抗力に逆らって押し出される為に、鋳片
の幅方向に対して幅20〜50mm、深さ0.5〜1.5
mmの掻き疵が3〜5ケ所発生する。更に、部分的には、
スケールが固着した状態で鋳片に残存する。この掻き疵
は、搬送ローラー及びスキッドに焼き付き、ビルドアッ
プしたスケールによる欠陥であり、従来の搬送設備構造
では防止できない。この疵の発生は、特にステンレス鋼
においては、熱延加熱炉でのスケールオフが期待できな
い為、後工程の鋼片精整ラインでの疵除去の手入れ作業
を必須とすることになる。よって、コスト・工程に過大
な負担をかけるという問題があった。又、摩擦抵抗の過
大な負荷により、プッシャーの押し金具5aの折損や過
電流によるトリップ等スキッドテーブルフレーム2bの
倒れ等の設備のトラブルも頻発していた。更に鋳片搬送
時には、鋳片とローラー・スキッドとのコスレによる騒
音により、作業者に身体的影響を及ぼすという問題もあ
った。
ーテーブル1上の鋳片7をプッシャー5によって搬送す
る装置においては、鋳片がローラー1a及びスキッド2
a上を鋳片の自重の摩擦抵抗力を受けながら搬送され
る。従って、抵抗力に逆らって押し出される為に、鋳片
の幅方向に対して幅20〜50mm、深さ0.5〜1.5
mmの掻き疵が3〜5ケ所発生する。更に、部分的には、
スケールが固着した状態で鋳片に残存する。この掻き疵
は、搬送ローラー及びスキッドに焼き付き、ビルドアッ
プしたスケールによる欠陥であり、従来の搬送設備構造
では防止できない。この疵の発生は、特にステンレス鋼
においては、熱延加熱炉でのスケールオフが期待できな
い為、後工程の鋼片精整ラインでの疵除去の手入れ作業
を必須とすることになる。よって、コスト・工程に過大
な負担をかけるという問題があった。又、摩擦抵抗の過
大な負荷により、プッシャーの押し金具5aの折損や過
電流によるトリップ等スキッドテーブルフレーム2bの
倒れ等の設備のトラブルも頻発していた。更に鋳片搬送
時には、鋳片とローラー・スキッドとのコスレによる騒
音により、作業者に身体的影響を及ぼすという問題もあ
った。
【0005】他方、図3のようなシリンダー16によっ
て昇降する小径ローラー10を複数有するミルラインテ
ーブル12では、テーブル全体の自重とスラブ19の重
量の全てをシリンダーが受けて昇降させるため、シリン
ダーの容量が大きく、かつ、その数量も少なくとも4つ
以上が必要な構成となる。又、鋳片が熱片の場合軸受部
を水冷構造にしなければならない。従って、掻き疵の防
止にはなるが、設備・コストが大掛かりになるという問
題があった。
て昇降する小径ローラー10を複数有するミルラインテ
ーブル12では、テーブル全体の自重とスラブ19の重
量の全てをシリンダーが受けて昇降させるため、シリン
ダーの容量が大きく、かつ、その数量も少なくとも4つ
以上が必要な構成となる。又、鋳片が熱片の場合軸受部
を水冷構造にしなければならない。従って、掻き疵の防
止にはなるが、設備・コストが大掛かりになるという問
題があった。
【0006】本考案は、以上の事情や問題点に鑑みてな
されたもので、鋳片裏面の掻き疵、スリ疵を防止、プッ
シャー及びローラーテーブル・スキッドテーブルフレー
ムへの負荷を軽減し、低コストでシンプルな構造の搬送
装置を提供することを目的とする。
されたもので、鋳片裏面の掻き疵、スリ疵を防止、プッ
シャー及びローラーテーブル・スキッドテーブルフレー
ムへの負荷を軽減し、低コストでシンプルな構造の搬送
装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本考案の搬送装置は、ローラーテーブルのローラーお
よびスキッドテーブルのスキッドの間に複数の横送りロ
ーラーテーブルを前記のローラーテーブルおよびスキッ
ドテーブルと直交して設け、該横送りローラーテーブル
のスキッドテーブル側基端を回転自在に軸装するととも
に、ローラーテーブル側に昇降油圧シリンダーを設け横
送りローラーテーブルのスキッドテーブル側基端を支点
に傾斜自在に設け、昇降油圧シリンダー下降時横送りロ
ーラーテーブルをスキッドより下面としたことを特徴と
する。
の本考案の搬送装置は、ローラーテーブルのローラーお
よびスキッドテーブルのスキッドの間に複数の横送りロ
ーラーテーブルを前記のローラーテーブルおよびスキッ
ドテーブルと直交して設け、該横送りローラーテーブル
のスキッドテーブル側基端を回転自在に軸装するととも
に、ローラーテーブル側に昇降油圧シリンダーを設け横
送りローラーテーブルのスキッドテーブル側基端を支点
に傾斜自在に設け、昇降油圧シリンダー下降時横送りロ
ーラーテーブルをスキッドより下面としたことを特徴と
する。
【0008】
【作用】この構成であれば、鋳片をローラーテーブルか
らスキッドテーブルへ横送りに搬送する際、摩擦抵抗が
従来のスベリ抵抗からころがり抵抗となり、鋳片とテー
ブルの間の負荷がすべり摩擦係数0.3〜0.35に対
してころがり摩擦係数0.01〜0.02であり、著し
く低減され、大きな品質欠陥である掻き疵は大幅に低減
できる。更に、設備的にもコンパクトでシンプルな構成
が可能となり、設備コストの削減もできる。又、次の鋳
片がローラーテーブル上を運搬されてくる際には、昇降
シリンダーがテーブルより下の位置まで下降しているた
め、ひっかけによる設備トラブルを防止できる。
らスキッドテーブルへ横送りに搬送する際、摩擦抵抗が
従来のスベリ抵抗からころがり抵抗となり、鋳片とテー
ブルの間の負荷がすべり摩擦係数0.3〜0.35に対
してころがり摩擦係数0.01〜0.02であり、著し
く低減され、大きな品質欠陥である掻き疵は大幅に低減
できる。更に、設備的にもコンパクトでシンプルな構成
が可能となり、設備コストの削減もできる。又、次の鋳
片がローラーテーブル上を運搬されてくる際には、昇降
シリンダーがテーブルより下の位置まで下降しているた
め、ひっかけによる設備トラブルを防止できる。
【0009】
【実施例】図1は本考案の実施例を示すもので、図示す
るように隣接するローラーテーブル1とスキッドテーブ
ル2の間に、即ちこれら両テーブルの搬送ラインをまた
がるように、複数の横送りローラーテーブル3を設置す
る。該横送りローラーテーブル3の搬送ラインは前記の
ローラーテーブル1の搬送ラインと直交する。また、横
送りローラーテーブル3は多数の小径ローラー3aを並
置しているが、該テーブル3のスキッドテーブル2側の
基端は、スキッドテーブルフレーム6に支点3bを介し
て回転自在に軸装され、他方のローラーテーブル側のテ
ーブル3端部の下部には昇降用油圧シリンダー4が設置
されている。
るように隣接するローラーテーブル1とスキッドテーブ
ル2の間に、即ちこれら両テーブルの搬送ラインをまた
がるように、複数の横送りローラーテーブル3を設置す
る。該横送りローラーテーブル3の搬送ラインは前記の
ローラーテーブル1の搬送ラインと直交する。また、横
送りローラーテーブル3は多数の小径ローラー3aを並
置しているが、該テーブル3のスキッドテーブル2側の
基端は、スキッドテーブルフレーム6に支点3bを介し
て回転自在に軸装され、他方のローラーテーブル側のテ
ーブル3端部の下部には昇降用油圧シリンダー4が設置
されている。
【0010】前記の横送りローラーテーブル3のローラ
ー面は、油圧シリンダー4の下降時には、ローラーテー
ブル1の上面以下とすると共にスキッドテーブル2上面
よりも下面になるようにしておく。そしてローラーテー
ブル1から鋳片をスキッドテーブル2上に移す際には、
シリンダー6を動作させて横送りローラーテーブル3を
支点3bを中心に適宜の角度に傾斜させ、鋳片を小径ロ
ーラー3aにて転がし円滑に移動させる。
ー面は、油圧シリンダー4の下降時には、ローラーテー
ブル1の上面以下とすると共にスキッドテーブル2上面
よりも下面になるようにしておく。そしてローラーテー
ブル1から鋳片をスキッドテーブル2上に移す際には、
シリンダー6を動作させて横送りローラーテーブル3を
支点3bを中心に適宜の角度に傾斜させ、鋳片を小径ロ
ーラー3aにて転がし円滑に移動させる。
【0011】以下、本考案の実際の操業例を挙げる。熱
間鋳片搬送用25tonに図1で説明した構造を適用し
た。 ・横送りローラーテーブル本体 重量8ton ・昇降用油圧シリンダー 30ton×2ケ 表1に従来の搬送装置との比較した結果を示す。同表よ
り、図1と図2において、すべり抵抗の軽減によるプッ
シャーおよびローラーテーブルフレーム・スキッドテー
ブルフレームへの負荷の低減効果が明らかにわかる。
間鋳片搬送用25tonに図1で説明した構造を適用し
た。 ・横送りローラーテーブル本体 重量8ton ・昇降用油圧シリンダー 30ton×2ケ 表1に従来の搬送装置との比較した結果を示す。同表よ
り、図1と図2において、すべり抵抗の軽減によるプッ
シャーおよびローラーテーブルフレーム・スキッドテー
ブルフレームへの負荷の低減効果が明らかにわかる。
【0012】
【表1】
【0013】
【考案の効果】以上のように、本考案の搬送装置は、鋳
片を搬送する際、掻き疵を発生させず、長期に渡って高
品質の鋳片を搬送するという効果がある。更に、シンプ
ルでコンパクトな設備が可能であり、製作コストの安価
な搬送装置を提供することができる。
片を搬送する際、掻き疵を発生させず、長期に渡って高
品質の鋳片を搬送するという効果がある。更に、シンプ
ルでコンパクトな設備が可能であり、製作コストの安価
な搬送装置を提供することができる。
【図1】(a),(b)は本考案の鋳片の搬送装置の一
実施例の平面図と正面図。
実施例の平面図と正面図。
【図2】(a),(b)は従来例を示す平面図と正面
図。
図。
【図3】(a),(b)は従来例の他の例を示す平面図
と正面図。
と正面図。
1 ローラーテーブル 2 スキッドテーブル 3 横送りローラーテーブル 4 シリンダー 5 プッシャー 6 スキッドテーブルフレーム 7 鋳片
フロントページの続き (72)考案者 坂上 仁志 福岡県北九州市戸畑区飛幡町1番1号 新 日本製鐵株式会社 八幡製鐵所内 (56)参考文献 実開 昭60−75325(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】 ローラーテーブルのローラーおよびスキ
ッドテーブルのスキッドの間に複数の横送りローラーテ
ーブルを前記のローラーテーブルおよびスキッドテーブ
ルと直交して設け、該横送りローラーテーブルのスキッ
ドテーブル側基端を回転自在に軸装するとともに、ロー
ラーテーブル側に昇降油圧シリンダーを設け横送りロー
ラーテーブルのスキッドテーブル側基端を支点に傾斜自
在に設け、昇降油圧シリンダー下降時横送りローラーテ
ーブルをスキッドより下面としたことを特徴とする鋳片
の搬送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991078519U JPH085142Y2 (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | 鋳片の搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991078519U JPH085142Y2 (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | 鋳片の搬送装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0530023U JPH0530023U (ja) | 1993-04-20 |
| JPH085142Y2 true JPH085142Y2 (ja) | 1996-02-14 |
Family
ID=13664184
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991078519U Expired - Lifetime JPH085142Y2 (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | 鋳片の搬送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH085142Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6299616B2 (ja) * | 2015-01-21 | 2018-03-28 | Jfeスチール株式会社 | 鋼材の搬出異常検出装置および搬出異常検出方法 |
| CN110386449B (zh) * | 2019-08-06 | 2024-07-16 | 北京首钢国际工程技术有限公司 | 一种钢坯输送系统 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58168541A (ja) * | 1982-03-31 | 1983-10-04 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 加硫機の金型加熱制御装置 |
-
1991
- 1991-09-27 JP JP1991078519U patent/JPH085142Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0530023U (ja) | 1993-04-20 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2009522111A (ja) | ロールの交換/搬送をするための方法及び装置 | |
| GB2099345A (en) | An appliance for the overturning of blooms or like semi-finished products | |
| JPH085142Y2 (ja) | 鋳片の搬送装置 | |
| JP3589599B2 (ja) | 角形鋼材の移載装置 | |
| KR100978714B1 (ko) | 강재 이송 가이드 장치 | |
| JP3311738B2 (ja) | 金型搬送装置 | |
| JPH1085821A (ja) | 鋼片搬送装置 | |
| JPS5919017A (ja) | 鋼片移載装置 | |
| KR100804986B1 (ko) | 파일링 롤러 테이블상의 슬라브 고정장치 | |
| JP7408242B2 (ja) | 鋼片切断装置 | |
| CN1046220C (zh) | 金属板坯轧制设备 | |
| JP2530409B2 (ja) | 鋼管の縦送り搬送装置における搬送レベル調整方法 | |
| JPH0564133U (ja) | 鋳片の搬送装置 | |
| JP3443535B2 (ja) | ビレット編成方法及び装置 | |
| JPH06183546A (ja) | 移載装置 | |
| US3196658A (en) | Roll changing rig | |
| CA2182646A1 (en) | Method and apparatus for manipulating the orientation of workpieces | |
| JPS6324967Y2 (ja) | ||
| CA2245950C (en) | Pusher furnace drop-out conveyor | |
| JPS6325057Y2 (ja) | ||
| JP2002160001A (ja) | 直送圧延方法および装置 | |
| KR100765072B1 (ko) | 가열로 설비의 결번 슬라브 홀딩 장치 | |
| JPS6348625Y2 (ja) | ||
| KR20060072371A (ko) | 빌렛 표면의 손상 방지장치 | |
| JP3798611B2 (ja) | 角パイプの水抜き搬送装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960806 |