JPH0851928A - 酸化安定性に優れ、透明感を有する油脂乳化物およびこれを添加した食品 - Google Patents
酸化安定性に優れ、透明感を有する油脂乳化物およびこれを添加した食品Info
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- JPH0851928A JPH0851928A JP6222356A JP22235694A JPH0851928A JP H0851928 A JPH0851928 A JP H0851928A JP 6222356 A JP6222356 A JP 6222356A JP 22235694 A JP22235694 A JP 22235694A JP H0851928 A JPH0851928 A JP H0851928A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 酸化安定性に優れ、透明感を有する油脂乳化
物、特に高度不飽和脂肪酸を含む油脂の戻り臭を抑える
油脂乳化物の提供。 【構成】 油脂、キラヤサポニンおよび糖アルコールか
らなる必須の組合せを特徴とする酸化安定性に優れ、透
明感を有する油脂乳化物。糖アルコールの濃度が50%
以上である。キラヤサポニンの量は油脂に対して1%以
上である。油脂は好ましくは高度不飽和脂肪酸を多く含
む油脂、さらに好ましくは精製魚油である。油脂の濃度
は50%以下である。上記酸化安定性に優れ、透明感を
有する油脂乳化物を添加したことを特徴とする食品。 【効果】 不安定な高度不飽和酸を多く含む油脂、たと
えば精製魚油、の酸化安定性に優れた乳化物、およびそ
れを添加した食品を提供することができる。
物、特に高度不飽和脂肪酸を含む油脂の戻り臭を抑える
油脂乳化物の提供。 【構成】 油脂、キラヤサポニンおよび糖アルコールか
らなる必須の組合せを特徴とする酸化安定性に優れ、透
明感を有する油脂乳化物。糖アルコールの濃度が50%
以上である。キラヤサポニンの量は油脂に対して1%以
上である。油脂は好ましくは高度不飽和脂肪酸を多く含
む油脂、さらに好ましくは精製魚油である。油脂の濃度
は50%以下である。上記酸化安定性に優れ、透明感を
有する油脂乳化物を添加したことを特徴とする食品。 【効果】 不安定な高度不飽和酸を多く含む油脂、たと
えば精製魚油、の酸化安定性に優れた乳化物、およびそ
れを添加した食品を提供することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は酸化安定性に優れた油脂
乳化物、およびそれらを使用した食品に関する。本発明
は不安定な高度不飽和酸を多く含む油脂、たとえば精製
魚油、の酸化安定性に優れ、透明感を有する乳化物、お
よびそれらを使用した食品に関する。
乳化物、およびそれらを使用した食品に関する。本発明
は不安定な高度不飽和酸を多く含む油脂、たとえば精製
魚油、の酸化安定性に優れ、透明感を有する乳化物、お
よびそれらを使用した食品に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、不飽和脂肪酸を含有する油脂類の
生理活性が注目を集めており、そのためにこれらの油脂
類は健康食品あるいは栄養補助食品、飼料、医薬品など
広範囲で利用されている。油脂類は食品に水と共に含有
されることが多いが、油脂と水の分離の問題があるほ
か、特に高度不飽和脂肪酸を含む油脂類は酸化に対し不
安定であり、酸化を受けないようにように取り扱う必要
があるなどの取り扱いが煩雑であるという問題がある。
また、加熱、レトルトといった食品加工や殺菌の過程に
より容易に劣化してしまいその後の商品の流通時間が極
端に短いものとなってしまっている。
生理活性が注目を集めており、そのためにこれらの油脂
類は健康食品あるいは栄養補助食品、飼料、医薬品など
広範囲で利用されている。油脂類は食品に水と共に含有
されることが多いが、油脂と水の分離の問題があるほ
か、特に高度不飽和脂肪酸を含む油脂類は酸化に対し不
安定であり、酸化を受けないようにように取り扱う必要
があるなどの取り扱いが煩雑であるという問題がある。
また、加熱、レトルトといった食品加工や殺菌の過程に
より容易に劣化してしまいその後の商品の流通時間が極
端に短いものとなってしまっている。
【0003】この酸化安定性を向上させるために蛋白質
を添加し、粉末化することが知られている(特開昭60
−106128号、特開平2−218796号、特開平
2−305898号など)が、通常の蛋白質だけではそ
の効果は不十分であり、蛋白質に加水分解などの処理を
施したものが使用されている。また、乳化物の状態での
保存よりも、粉末化することにより保存中の過酸化物の
上昇を抑えられるが、高度不飽和脂肪酸を有する油脂の
戻り臭は抑制できない。
を添加し、粉末化することが知られている(特開昭60
−106128号、特開平2−218796号、特開平
2−305898号など)が、通常の蛋白質だけではそ
の効果は不十分であり、蛋白質に加水分解などの処理を
施したものが使用されている。また、乳化物の状態での
保存よりも、粉末化することにより保存中の過酸化物の
上昇を抑えられるが、高度不飽和脂肪酸を有する油脂の
戻り臭は抑制できない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、酸化安定性
に優れ、透明感を有する油脂乳化物、特に高度不飽和脂
肪酸を含む油脂の戻り臭を抑える油脂乳化物の提供を目
的とする。
に優れ、透明感を有する油脂乳化物、特に高度不飽和脂
肪酸を含む油脂の戻り臭を抑える油脂乳化物の提供を目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、酸化安定
性に優れた乳化物を得るために種々検討を重ねた結果、
油脂とキラヤサポニン、糖アルコールにより構成された
透明感を有する乳化物が高い酸化安定性を有し、特に高
度不飽和酸を含む油脂の戻り臭を抑制することを見いだ
した。
性に優れた乳化物を得るために種々検討を重ねた結果、
油脂とキラヤサポニン、糖アルコールにより構成された
透明感を有する乳化物が高い酸化安定性を有し、特に高
度不飽和酸を含む油脂の戻り臭を抑制することを見いだ
した。
【0006】本発明で対象にする油脂は食品に使用する
ことのできる油脂であれば何でもよいが、特に有効に使
用できるものはEPA、DHAといった高度不飽和酸を
豊富に含むイワシ、サバ、サンマ、マグロ、カッオ等の
魚油、オキアミ、海老等の油である。油脂の精製方法、
程度は問わないが通常行われる精製処理(脱酸、脱色、
白土処理、水蒸気脱臭)を施したものが望ましい。
ことのできる油脂であれば何でもよいが、特に有効に使
用できるものはEPA、DHAといった高度不飽和酸を
豊富に含むイワシ、サバ、サンマ、マグロ、カッオ等の
魚油、オキアミ、海老等の油である。油脂の精製方法、
程度は問わないが通常行われる精製処理(脱酸、脱色、
白土処理、水蒸気脱臭)を施したものが望ましい。
【0007】本発明で使用される糖アルコールは食品添
加物として認められているソルビトール、マルチトー
ル、ブドウ糖果糖液糖の還元糖が望ましい。糖アルコー
ルの他に糖でも使用可能であるが、抗酸化性および溶解
度の点から糖アルコールの方が効果がある。糖アルコー
ルの濃度は乳化物全体の50%以上であることが望まし
い。50%未満では均一な乳化が困難である。
加物として認められているソルビトール、マルチトー
ル、ブドウ糖果糖液糖の還元糖が望ましい。糖アルコー
ルの他に糖でも使用可能であるが、抗酸化性および溶解
度の点から糖アルコールの方が効果がある。糖アルコー
ルの濃度は乳化物全体の50%以上であることが望まし
い。50%未満では均一な乳化が困難である。
【0008】本発明で使用される乳化剤としてのキラヤ
サポニンは、南米大陸に産するキラヤ(Quillaj
a saponaria Mollina)の樹皮から
抽出される数種のサポニンを主成分とする天然の界面活
性物質である。界面活性能の点では、キラヤサポニンの
他に他の高HLB乳化剤でもある程度の効果があるが、
キラヤサポニンは酸化安定能の点で効果をもっており、
高度不飽和油脂の戻り臭防止の点で優れている。本発明
で使用されるキラヤサポニンの使用量は均一な乳化性の
面から油脂に対して1%以上が好ましい、特に好ましく
は2%以上である。1%未満だと均一な乳化が困難であ
る。糖エステル、グリセリンエステル、レシチンなどの
他の通常の乳化剤を1種または2種以上併用しても乳化
状態さえ安定であれば構わない。
サポニンは、南米大陸に産するキラヤ(Quillaj
a saponaria Mollina)の樹皮から
抽出される数種のサポニンを主成分とする天然の界面活
性物質である。界面活性能の点では、キラヤサポニンの
他に他の高HLB乳化剤でもある程度の効果があるが、
キラヤサポニンは酸化安定能の点で効果をもっており、
高度不飽和油脂の戻り臭防止の点で優れている。本発明
で使用されるキラヤサポニンの使用量は均一な乳化性の
面から油脂に対して1%以上が好ましい、特に好ましく
は2%以上である。1%未満だと均一な乳化が困難であ
る。糖エステル、グリセリンエステル、レシチンなどの
他の通常の乳化剤を1種または2種以上併用しても乳化
状態さえ安定であれば構わない。
【0009】乳化方法は特に問わないが、ホモミキサー
等による混合、攪拌を施すだけで簡単に乳化する。
等による混合、攪拌を施すだけで簡単に乳化する。
【0010】食品に添加する場合は上記乳化物を対象食
品に攪拌混合するだけで酸化安定性に富む油脂含有食品
が得られる。従って本発明は上記乳化物を攪拌混合等に
より添加した食品を提供する。混合の時期、方法は問わ
ない。具体的食品としては飲料、たれ類、麺類、スー
プ、飴、ゼリー、クリーム等が例示される。
品に攪拌混合するだけで酸化安定性に富む油脂含有食品
が得られる。従って本発明は上記乳化物を攪拌混合等に
より添加した食品を提供する。混合の時期、方法は問わ
ない。具体的食品としては飲料、たれ類、麺類、スー
プ、飴、ゼリー、クリーム等が例示される。
【0011】勿論、上記乳化物にカテキン、アスコルビ
ン酸といった水溶性の抗酸化剤を添加することによって
更に酸化安定性を向上させることも可能である。その際
に使用する抗酸化剤としてはアスコルビン酸がもっとも
好ましい。
ン酸といった水溶性の抗酸化剤を添加することによって
更に酸化安定性を向上させることも可能である。その際
に使用する抗酸化剤としてはアスコルビン酸がもっとも
好ましい。
【0012】
【実施例】本願発明の詳細を実施例で説明する。本願発
明はこれら実施例によって何ら限定されるものではな
い。
明はこれら実施例によって何ら限定されるものではな
い。
【0013】実施例1 50℃に加温した75%ソルビトール溶液300gに
(株)丸善製薬製キラヤニンC−100(キラヤ抽出物
25%、エタノール10%、マルチトール溶液65%)
20gを溶解し、減圧下(真空度64cmHg)10分
間脱気した後精製マグロ油(EPA7.5%、DHA2
4.2%)80gを加えホモミキサーにて減圧下(真空
度64cmHg)15分間乳化を行った。この乳化物は
透明性を有しており、冷凍−解凍処理、95℃30分間
の処理を施しても乳化は安定であった。この乳化物を空
気透過性を有するレトルトパックに入れ95℃、30分
間処理を施した後の過酸化物価を調べたところ未処理品
と同じであり、官能的にも処理による油脂の劣化は見受
けられなかった。
(株)丸善製薬製キラヤニンC−100(キラヤ抽出物
25%、エタノール10%、マルチトール溶液65%)
20gを溶解し、減圧下(真空度64cmHg)10分
間脱気した後精製マグロ油(EPA7.5%、DHA2
4.2%)80gを加えホモミキサーにて減圧下(真空
度64cmHg)15分間乳化を行った。この乳化物は
透明性を有しており、冷凍−解凍処理、95℃30分間
の処理を施しても乳化は安定であった。この乳化物を空
気透過性を有するレトルトパックに入れ95℃、30分
間処理を施した後の過酸化物価を調べたところ未処理品
と同じであり、官能的にも処理による油脂の劣化は見受
けられなかった。
【0014】実施例2 実施例1で得られた乳化物を3倍量の蒸留水に分散した
ところ均一なO/W型のエマルションを得た(平均乳化
径1.5μm)。このエマルションに冷凍−解凍処理、
120℃20分間のレトルト処理を施してもエマルショ
ンは安定であった。空気透過性を有するレトルトパック
に入れレトルト処理を施しても酸化物価の上昇、官能的
な油脂の劣化は見受けられなかった。
ところ均一なO/W型のエマルションを得た(平均乳化
径1.5μm)。このエマルションに冷凍−解凍処理、
120℃20分間のレトルト処理を施してもエマルショ
ンは安定であった。空気透過性を有するレトルトパック
に入れレトルト処理を施しても酸化物価の上昇、官能的
な油脂の劣化は見受けられなかった。
【0015】実施例3 精製マグロ油を64gにし、更に抗酸化剤としてアスコ
ルビン酸を8g添加した他は実施例1と同様に調製した
透明な乳化物を得た。この乳化物を3倍量の蒸留水に分
散し、pH3.0の均一なO/W型エマルションを得
た。このエマルションは冷凍−解凍処理、120℃20
分間のレトルト処理を施しても安定であった。空気透過
性を有するレトルトパックに入れてレトルト処理を施し
ても過酸化物価の上昇、官能的な油脂の劣化は見受けら
れなかった。このレトルト処理エマルションを37℃に
て保存したところ2週間経過しても魚油の戻り臭は発生
せず過酸化物価も1.0と低い値を示した。
ルビン酸を8g添加した他は実施例1と同様に調製した
透明な乳化物を得た。この乳化物を3倍量の蒸留水に分
散し、pH3.0の均一なO/W型エマルションを得
た。このエマルションは冷凍−解凍処理、120℃20
分間のレトルト処理を施しても安定であった。空気透過
性を有するレトルトパックに入れてレトルト処理を施し
ても過酸化物価の上昇、官能的な油脂の劣化は見受けら
れなかった。このレトルト処理エマルションを37℃に
て保存したところ2週間経過しても魚油の戻り臭は発生
せず過酸化物価も1.0と低い値を示した。
【0016】比較例1 60℃に加温した蒸留水475gにジアセチル酒石酸モ
ノグリセライド12gを溶解し、苛性ソーダ水溶液にて
pHを7.5に調整した。この溶液にガゼインナトリウ
ム29gを溶解し、減圧下(真空度64cmHg)10
分間脱気した後、精製マグロ油54gを加えホモミキサ
ーにて減圧下(真空度64cmHg)10分間プレ乳化
を行った。このプレ乳化物をホモジナイザーで処理(5
00kgf/cm2)し、均一な乳化物(平均乳化径
0.2μm)を得た。
ノグリセライド12gを溶解し、苛性ソーダ水溶液にて
pHを7.5に調整した。この溶液にガゼインナトリウ
ム29gを溶解し、減圧下(真空度64cmHg)10
分間脱気した後、精製マグロ油54gを加えホモミキサ
ーにて減圧下(真空度64cmHg)10分間プレ乳化
を行った。このプレ乳化物をホモジナイザーで処理(5
00kgf/cm2)し、均一な乳化物(平均乳化径
0.2μm)を得た。
【0017】比較例2 ペクチン1.5g、分岐デキストリン20g、砂糖5g
を蒸留水73.5gに加温溶解した。さらにこの溶液に
10%脱脂粉乳溶液200g、10%ジアセチル酒石酸
モノグリセライド溶液100gを添加した後pHを4に
調整した。減圧下10分間脱気した後、精製マグロ油4
5gを加え比較例1と同様に処理し、均一な乳化物を得
た。
を蒸留水73.5gに加温溶解した。さらにこの溶液に
10%脱脂粉乳溶液200g、10%ジアセチル酒石酸
モノグリセライド溶液100gを添加した後pHを4に
調整した。減圧下10分間脱気した後、精製マグロ油4
5gを加え比較例1と同様に処理し、均一な乳化物を得
た。
【0018】図1に実施例1と比較例1で調製された乳
化物(共に120℃20分間のレトルト処理済み)の3
7℃における過酸化物価の上昇を示した。レトルト処理
は空気透過性を有するレトルトパックを用いた。実施例
1で得られた乳化物は比較例1の乳化物に比べ過酸化物
価の上昇が少なく酸化安定性に優れているといえる。表
1(保存による臭いの官能評価)に実施例2で得られた
エマルションと比較例2で得られた乳化物を95℃3分
間の加熱処理を施した後、37℃で保存し、臭いの変化
を見た。加熱処理は空気透過性のあるレトルト用パック
を用いた。実施例2で調製されたエマルションは明らか
に魚油の戻り臭が抑制されていることが判る。
化物(共に120℃20分間のレトルト処理済み)の3
7℃における過酸化物価の上昇を示した。レトルト処理
は空気透過性を有するレトルトパックを用いた。実施例
1で得られた乳化物は比較例1の乳化物に比べ過酸化物
価の上昇が少なく酸化安定性に優れているといえる。表
1(保存による臭いの官能評価)に実施例2で得られた
エマルションと比較例2で得られた乳化物を95℃3分
間の加熱処理を施した後、37℃で保存し、臭いの変化
を見た。加熱処理は空気透過性のあるレトルト用パック
を用いた。実施例2で調製されたエマルションは明らか
に魚油の戻り臭が抑制されていることが判る。
【0019】
【表1】
【0020】実施例1で得られた乳化物と比較例2で得
られた乳化物を市販ヨーグルト飲料に精製マグロ油とし
て0.1%になるように添加したものを95℃1分間処
理し、37℃で保存した場合の臭いの変化を表2(市販
ヨーグルト飲料に添加した場合の臭いの変化)に示し
た。加熱処理は空気透過性のあるレトルト用パックを用
いた。実施例1で得られた乳化物は明らかに魚油の戻り
臭が抑制されていることが判る。
られた乳化物を市販ヨーグルト飲料に精製マグロ油とし
て0.1%になるように添加したものを95℃1分間処
理し、37℃で保存した場合の臭いの変化を表2(市販
ヨーグルト飲料に添加した場合の臭いの変化)に示し
た。加熱処理は空気透過性のあるレトルト用パックを用
いた。実施例1で得られた乳化物は明らかに魚油の戻り
臭が抑制されていることが判る。
【0021】
【表2】
【0022】
【発明の効果】酸化安定性に優れた乳化物、およびそれ
を添加した食品を提供することができる。不安定な高度
不飽和酸を多く含む油脂、たとえば精製魚油、の酸化安
定性に優れた乳化物、およびそれを添加した食品を提供
することができる。
を添加した食品を提供することができる。不安定な高度
不飽和酸を多く含む油脂、たとえば精製魚油、の酸化安
定性に優れた乳化物、およびそれを添加した食品を提供
することができる。
【図1】実施例1と比較例1で調製された乳化物(共に
120℃20分間のレトルト処理済み)の37℃におけ
る過酸化物価の上昇を示したグラフである。
120℃20分間のレトルト処理済み)の37℃におけ
る過酸化物価の上昇を示したグラフである。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年10月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】実施例2 実施例1で得られた乳化物を3倍量の蒸留水に分散した
ところ均一なO/W型のエマルションを得た(平均乳化
径1.5μm)。このエマルションに冷凍−解凍処理、
120℃20分間のレトルト処理を施してもエマルショ
ンは安定であった。空気透過性を有するレトルトパック
に入れレトルト処理を施しても過酸化物価の上昇、官能
的な油脂の劣化は見受けられなかった。
ところ均一なO/W型のエマルションを得た(平均乳化
径1.5μm)。このエマルションに冷凍−解凍処理、
120℃20分間のレトルト処理を施してもエマルショ
ンは安定であった。空気透過性を有するレトルトパック
に入れレトルト処理を施しても過酸化物価の上昇、官能
的な油脂の劣化は見受けられなかった。
Claims (7)
- 【請求項1】 油脂、キラヤサポニンおよび糖アルコー
ルからなる必須の組合せを特徴とする酸化安定性に優
れ、透明感を有する油脂乳化物。 - 【請求項2】 糖アルコールの濃度が50%以上である
請求項1の酸化安定性に優れ、透明感を有する油脂乳化
物。 - 【請求項3】 キラヤサポニンの量が油脂に対して1%
以上である請求項1または2の酸化安定性に優れ、透明
感を有する油脂乳化物。 - 【請求項4】 油脂が高度不飽和脂肪酸を多く含む油脂
である請求項1、2または3の酸化安定性に優れ、透明
感を有する油脂乳化物。 - 【請求項5】 油脂の濃度が50%以下である請求項
1、2、3または4の酸化安定性に優れ、透明感を有す
る油脂乳化物。 - 【請求項6】 高度不飽和脂肪酸を多く含む油脂が精製
魚油である請求項4または5の酸化安定性に優れ、透明
感を有する油脂乳化物。 - 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれかの酸化安定
性に優れ、透明感を有する油脂乳化物を添加したことを
特徴とする食品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6222356A JPH0851928A (ja) | 1994-08-12 | 1994-08-12 | 酸化安定性に優れ、透明感を有する油脂乳化物およびこれを添加した食品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6222356A JPH0851928A (ja) | 1994-08-12 | 1994-08-12 | 酸化安定性に優れ、透明感を有する油脂乳化物およびこれを添加した食品 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0851928A true JPH0851928A (ja) | 1996-02-27 |
Family
ID=16781062
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6222356A Withdrawn JPH0851928A (ja) | 1994-08-12 | 1994-08-12 | 酸化安定性に優れ、透明感を有する油脂乳化物およびこれを添加した食品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0851928A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| CN108208195A (zh) * | 2016-12-14 | 2018-06-29 | 丰益(上海)生物技术研发中心有限公司 | 油脂添加剂及含有该油脂添加剂的油脂组合物 |
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1994
- 1994-08-12 JP JP6222356A patent/JPH0851928A/ja not_active Withdrawn
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