JPH0852405A - 乾燥ユニット及び塗工装置 - Google Patents
乾燥ユニット及び塗工装置Info
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- JPH0852405A JPH0852405A JP20941394A JP20941394A JPH0852405A JP H0852405 A JPH0852405 A JP H0852405A JP 20941394 A JP20941394 A JP 20941394A JP 20941394 A JP20941394 A JP 20941394A JP H0852405 A JPH0852405 A JP H0852405A
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- guide roller
- drying unit
- drying
- roller
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】インキ・塗工液の乾燥ムラによる乾燥被膜表面
の光沢ムラやその他の物性上のムラ等の諸問題が無く、
残留溶剤を極めて少なくすることができ高品質の印刷物
・塗工物を得ることができる、乾燥ユニット及び塗工装
置を提供する。 【構成】ガイドローラサポート式の乾燥ユニット1にお
いて、前記ガイドローラー2の表面がマット状である乾
燥ユニット1、又はその乾燥ユニット1を有する塗工装
置によって達成される。
の光沢ムラやその他の物性上のムラ等の諸問題が無く、
残留溶剤を極めて少なくすることができ高品質の印刷物
・塗工物を得ることができる、乾燥ユニット及び塗工装
置を提供する。 【構成】ガイドローラサポート式の乾燥ユニット1にお
いて、前記ガイドローラー2の表面がマット状である乾
燥ユニット1、又はその乾燥ユニット1を有する塗工装
置によって達成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は乾燥ユニット、塗工装置
に関する。特に、薄い基材に対して均一な物性の被膜を
形成すべく、印刷、塗工を行う場合に極めて有用な乾燥
ユニット、塗工装置に関する。
に関する。特に、薄い基材に対して均一な物性の被膜を
形成すべく、印刷、塗工を行う場合に極めて有用な乾燥
ユニット、塗工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、グラビア印刷機等の塗工装置等に
おいて紙、プラスティックフィルム等の基材に印刷・塗
工されるインキ・塗工液には有機溶剤、水等の溶剤が含
まれており、これを乾燥させて基材上に乾燥被膜を得る
ために用いられる乾燥ユニットとしては、主として熱風
乾燥方式の乾燥ユニットが用いられている。
おいて紙、プラスティックフィルム等の基材に印刷・塗
工されるインキ・塗工液には有機溶剤、水等の溶剤が含
まれており、これを乾燥させて基材上に乾燥被膜を得る
ために用いられる乾燥ユニットとしては、主として熱風
乾燥方式の乾燥ユニットが用いられている。
【0003】この熱風乾燥方式の乾燥ユニットにおいて
は、基材上の被膜の物性が安定するように、被膜中の残
留溶剤をできるだけ低くする必要性から乾燥効率を向上
させるための処置が種々行われている。例えば、乾燥ユ
ニットを複数のゾーンに分割して、乾燥の初期において
は多量の溶剤が沸騰して被膜中の気泡ができるのを防ぐ
ため乾燥温度を低め風量を高めとし、乾燥の後期におい
ては被膜中に僅かに残された溶剤を追い出すために乾燥
温度を高め風量は低めとする。そして実用上は、印刷速
度を上げて生産性を向上させたい、機械の設置条件があ
るなどの制約があって乾燥ユニットのサイズは小さくし
たい、というような条件を加味する必要があり、効率良
く高速で被膜中の残留溶剤を減少させるために、乾燥温
度をできるだけ高温に設定することが行われる。
は、基材上の被膜の物性が安定するように、被膜中の残
留溶剤をできるだけ低くする必要性から乾燥効率を向上
させるための処置が種々行われている。例えば、乾燥ユ
ニットを複数のゾーンに分割して、乾燥の初期において
は多量の溶剤が沸騰して被膜中の気泡ができるのを防ぐ
ため乾燥温度を低め風量を高めとし、乾燥の後期におい
ては被膜中に僅かに残された溶剤を追い出すために乾燥
温度を高め風量は低めとする。そして実用上は、印刷速
度を上げて生産性を向上させたい、機械の設置条件があ
るなどの制約があって乾燥ユニットのサイズは小さくし
たい、というような条件を加味する必要があり、効率良
く高速で被膜中の残留溶剤を減少させるために、乾燥温
度をできるだけ高温に設定することが行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、高温度
の熱風による乾燥条件下においては、また特に薄い基材
に対して印刷・塗工を行った場合においては、均一な物
性を有する乾燥被膜を得ることは極めて困難なことであ
った。例えば、高温かつ短い乾燥時間という条件下にお
いて製造された印刷・塗工物と、低温かつ長い乾燥時間
という条件下において製造された印刷・塗工物とを比較
すると、インキ・塗工液の塗工量、残留溶剤量は同じで
あっても後者が印刷・塗工面全体に一様な品質で、性能
上の問題が全く無いのに対して、前者では、例えば表面
状態の違いによるスジ状の光沢ムラが現れたり、または
印刷・塗工物にスジ状に物性のムラ(接着性、離型性、
転写性など)が現れるという品質上の問題があった。
の熱風による乾燥条件下においては、また特に薄い基材
に対して印刷・塗工を行った場合においては、均一な物
性を有する乾燥被膜を得ることは極めて困難なことであ
った。例えば、高温かつ短い乾燥時間という条件下にお
いて製造された印刷・塗工物と、低温かつ長い乾燥時間
という条件下において製造された印刷・塗工物とを比較
すると、インキ・塗工液の塗工量、残留溶剤量は同じで
あっても後者が印刷・塗工面全体に一様な品質で、性能
上の問題が全く無いのに対して、前者では、例えば表面
状態の違いによるスジ状の光沢ムラが現れたり、または
印刷・塗工物にスジ状に物性のムラ(接着性、離型性、
転写性など)が現れるという品質上の問題があった。
【0005】即ち、基材の幅方向にほぼ等間隔で、イン
キと基材との接着性が弱くなっている部分ができる結
果、印刷進行中弱接着部分がガイドローラーにとられて
印刷・塗工面に基材の移送される方向と平行なスジ状の
インキ抜けが発生するという問題や、あるいは同様に、
インキ表面に離型性の異なる部分ができる結果、コーテ
ィングを施した2枚の基材をラミネートした後に、それ
を剥がして用いる場合には、離型性の低下した部分が剥
離しなくなるという問題があった。あるいは、転写箔や
転写性インキの印刷・塗工においては、転写ムラが発生
する結果、転写不良や転写したインキ濃度のムラが基材
の移送される方向と平行なほぼ等間隔のスジとして現れ
るという問題があった。
キと基材との接着性が弱くなっている部分ができる結
果、印刷進行中弱接着部分がガイドローラーにとられて
印刷・塗工面に基材の移送される方向と平行なスジ状の
インキ抜けが発生するという問題や、あるいは同様に、
インキ表面に離型性の異なる部分ができる結果、コーテ
ィングを施した2枚の基材をラミネートした後に、それ
を剥がして用いる場合には、離型性の低下した部分が剥
離しなくなるという問題があった。あるいは、転写箔や
転写性インキの印刷・塗工においては、転写ムラが発生
する結果、転写不良や転写したインキ濃度のムラが基材
の移送される方向と平行なほぼ等間隔のスジとして現れ
るという問題があった。
【0006】本発明者らは、その原因について鋭意研究
を行った。その結果、乾燥のメカニズムに問題の原因が
あることが判明した。それは、基材に印刷・塗工される
インキ・塗工液の乾燥において熱風から伝えられる伝熱
量だけでなく、熱風により加熱されたガイドローラーか
ら基材を通して伝えられる伝熱量も影響を与えるが、熱
風温度の上昇により乾燥ユニット内が高温になると、熱
風よりも熱伝導率の高いガイドローラーからの伝熱量の
方がインキ・塗工液の乾燥においてより支配的になる。
そしてこのような条件のもとでローラー上で基材が波打
ちを発生する等により基材とローラーの接触ムラが発生
した場合、基材とローラーの接触部分と非接触部分とで
は、ローラーから基材を通してインキへ伝えられる伝熱
量が異なったものとなる。この伝熱量の違いがインキの
乾燥ムラ、即ち乾燥における履歴の違いを引き起こして
印刷物・塗工物の品質を著しく低下させる、というもの
である。
を行った。その結果、乾燥のメカニズムに問題の原因が
あることが判明した。それは、基材に印刷・塗工される
インキ・塗工液の乾燥において熱風から伝えられる伝熱
量だけでなく、熱風により加熱されたガイドローラーか
ら基材を通して伝えられる伝熱量も影響を与えるが、熱
風温度の上昇により乾燥ユニット内が高温になると、熱
風よりも熱伝導率の高いガイドローラーからの伝熱量の
方がインキ・塗工液の乾燥においてより支配的になる。
そしてこのような条件のもとでローラー上で基材が波打
ちを発生する等により基材とローラーの接触ムラが発生
した場合、基材とローラーの接触部分と非接触部分とで
は、ローラーから基材を通してインキへ伝えられる伝熱
量が異なったものとなる。この伝熱量の違いがインキの
乾燥ムラ、即ち乾燥における履歴の違いを引き起こして
印刷物・塗工物の品質を著しく低下させる、というもの
である。
【0007】この基材のうねりは、波打ちの発生は次の
ように説明できる。即ち、印刷進行中は基材と一緒に基
材表面の空気の層が、つられて進行していて、この空気
層は基材とガイドローラーの接触部分においても両者間
に存在して、基材をローラーから浮かせた状態に保とう
とする。一方、基材にはテンションがかかっているた
め、基材全体にはローラーに密着させようとする力が働
く。これらの相反する力により、基材は幅方向について
注目するとローラーに対し、全体が均一に密着あるいは
浮いた状態とはなり得ず、基材がうねりを有して、ロー
ラーと接触した部分と非接触の部分が存在した状態で安
定する。図4は上述のように、従来の表面が平坦なガイ
ドローラーと基材の接触状態を示す模式図である。図4
において、2はガイドローラー、6は基材シート、13
は熱伝導率大の部分、14は熱伝導率小の部分、15は
インキ層である。
ように説明できる。即ち、印刷進行中は基材と一緒に基
材表面の空気の層が、つられて進行していて、この空気
層は基材とガイドローラーの接触部分においても両者間
に存在して、基材をローラーから浮かせた状態に保とう
とする。一方、基材にはテンションがかかっているた
め、基材全体にはローラーに密着させようとする力が働
く。これらの相反する力により、基材は幅方向について
注目するとローラーに対し、全体が均一に密着あるいは
浮いた状態とはなり得ず、基材がうねりを有して、ロー
ラーと接触した部分と非接触の部分が存在した状態で安
定する。図4は上述のように、従来の表面が平坦なガイ
ドローラーと基材の接触状態を示す模式図である。図4
において、2はガイドローラー、6は基材シート、13
は熱伝導率大の部分、14は熱伝導率小の部分、15は
インキ層である。
【0008】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、インキ・塗工液の乾燥ムラによる乾燥被膜
表面の光沢ムラやその他の物性上のムラ等の諸問題が無
く、残留溶剤を少なくすることができ高品質の印刷物・
塗工物を得ることができる、乾燥ユニット及び塗工装置
を提供することを目的としている。
ものであり、インキ・塗工液の乾燥ムラによる乾燥被膜
表面の光沢ムラやその他の物性上のムラ等の諸問題が無
く、残留溶剤を少なくすることができ高品質の印刷物・
塗工物を得ることができる、乾燥ユニット及び塗工装置
を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的は下記の本発明
によって達成することができる。即ち、本発明は、ガイ
ドローラサポート式の乾燥ユニットにおいて、前記ガイ
ドローラーの表面がマット状である乾燥ユニット、であ
る。また本発明は、前記表面がマット状のガイドローラ
ーの表面粗さは、中心線平均粗さRaが0.8μm≦R
a≦35μm、又は十点表面粗さRzが3.0μm≦R
z≦90μmである乾燥ユニット、である。ここに、中
心線平均粗さRa及び十点表面粗さRzは、JIS規格
のJIS−B0601に基づく測定値である(以下同
様)。また本発明は、ガイドローラーサポート式の乾燥
ユニットが設置された塗工装置において、前記ガイドロ
ーラーの表面がマット状である塗工装置、である。また
本発明は、前記表面がマット状のガイドローラーの表面
粗さは、中心線平均粗さRaが0.8μm≦Ra≦35
μm、又は十点表面粗さRzが3.0μm≦Rz≦90
μmである塗工装置、である。
によって達成することができる。即ち、本発明は、ガイ
ドローラサポート式の乾燥ユニットにおいて、前記ガイ
ドローラーの表面がマット状である乾燥ユニット、であ
る。また本発明は、前記表面がマット状のガイドローラ
ーの表面粗さは、中心線平均粗さRaが0.8μm≦R
a≦35μm、又は十点表面粗さRzが3.0μm≦R
z≦90μmである乾燥ユニット、である。ここに、中
心線平均粗さRa及び十点表面粗さRzは、JIS規格
のJIS−B0601に基づく測定値である(以下同
様)。また本発明は、ガイドローラーサポート式の乾燥
ユニットが設置された塗工装置において、前記ガイドロ
ーラーの表面がマット状である塗工装置、である。また
本発明は、前記表面がマット状のガイドローラーの表面
粗さは、中心線平均粗さRaが0.8μm≦Ra≦35
μm、又は十点表面粗さRzが3.0μm≦Rz≦90
μmである塗工装置、である。
【0010】
【作用】本発明の乾燥ユニット、塗工装置においては、
乾燥ユニットにおけるガイドローラーの表面がマット状
であることにより、空気の逃げ道ができて空気の抱き込
み等に起因する基材の波打ちによるガイドローラーとの
接触ムラが発生せず、基材のガイドローラーへの密着状
態は極めて安定したものとなる。またガイドローラーの
表面がマット状であることにより、基材とローラーの接
触面積は小さく、ローラーから基材への伝熱量は小さ
い。このためローラーからインキへの伝熱量も小さく、
仮に基材とガイドローラーとの接触ムラが生じても接触
部と非接触部との伝熱量の差は小さく、インキ、塗工液
の乾燥ムラが生じることはない。
乾燥ユニットにおけるガイドローラーの表面がマット状
であることにより、空気の逃げ道ができて空気の抱き込
み等に起因する基材の波打ちによるガイドローラーとの
接触ムラが発生せず、基材のガイドローラーへの密着状
態は極めて安定したものとなる。またガイドローラーの
表面がマット状であることにより、基材とローラーの接
触面積は小さく、ローラーから基材への伝熱量は小さ
い。このためローラーからインキへの伝熱量も小さく、
仮に基材とガイドローラーとの接触ムラが生じても接触
部と非接触部との伝熱量の差は小さく、インキ、塗工液
の乾燥ムラが生じることはない。
【0011】マット表面の粗さは、従来のガイドローラ
ーの表面粗さ(例えば表面粗さがRa=0.1μm、R
z=1.1μm)に近い値では完全には空気の抱き込み
を防げないため、基材の波打ちが発生する場合がある。
このためガイドローラー表面をマット状にすることが好
ましいが、特にマット面の表面粗さをRa=0.8μm
以上又はRz=3.0μm以上とすることで効果的に空
気の抱き込みを防止することが可能となる。また、ガイ
ドローラ表面をマット状に加工する方法としては種々あ
り、本発明においては方法・材質による制約は無い。例
えば従来の金属ガイドローラー表面をサンドブラスト処
理、彫刻、化学的エッチングを行う等の他に、ガイドロ
ーラ表面にセラミック溶射等により他の材質の層を設け
てマット化する等の方法が考えられる。
ーの表面粗さ(例えば表面粗さがRa=0.1μm、R
z=1.1μm)に近い値では完全には空気の抱き込み
を防げないため、基材の波打ちが発生する場合がある。
このためガイドローラー表面をマット状にすることが好
ましいが、特にマット面の表面粗さをRa=0.8μm
以上又はRz=3.0μm以上とすることで効果的に空
気の抱き込みを防止することが可能となる。また、ガイ
ドローラ表面をマット状に加工する方法としては種々あ
り、本発明においては方法・材質による制約は無い。例
えば従来の金属ガイドローラー表面をサンドブラスト処
理、彫刻、化学的エッチングを行う等の他に、ガイドロ
ーラ表面にセラミック溶射等により他の材質の層を設け
てマット化する等の方法が考えられる。
【0012】しかし、マット表面の表面粗さを更に粗く
することで空気の抱き込みを防止する効果は変わらない
がマット表面の材質によっては空気の抱き込み以外の問
題が発生する場合がある。即ち、上記のように金属ロー
ラ表面をサンドブラスト処理、セラミック溶射、彫刻等
マット加工した表面硬度の高いローラーを用いた場合に
は表面を極端に粗くした場合、表面の凹凸が基材に傷を
付けることがある。このため、本実施例では表面粗さを
Ra=35μm以下、又はRz=90μm以下としたと
ころ空気の抱き込みや基材の傷つきを防止できたが、し
かしRa=45μm、又はRz=130μmとしたロー
ラーでは空気の抱き込みは防止したが基材に傷が発生し
た。以上から空気の抱き込みを防ぎ、乾燥ムラの無い、
また傷などの他の問題もない高品質な印刷物を得るため
のマット表面の表面粗さは0.8μm≦Ra≦35μ
m、又は3.0μm≦Rz≦90μmであることが好ま
しい。
することで空気の抱き込みを防止する効果は変わらない
がマット表面の材質によっては空気の抱き込み以外の問
題が発生する場合がある。即ち、上記のように金属ロー
ラ表面をサンドブラスト処理、セラミック溶射、彫刻等
マット加工した表面硬度の高いローラーを用いた場合に
は表面を極端に粗くした場合、表面の凹凸が基材に傷を
付けることがある。このため、本実施例では表面粗さを
Ra=35μm以下、又はRz=90μm以下としたと
ころ空気の抱き込みや基材の傷つきを防止できたが、し
かしRa=45μm、又はRz=130μmとしたロー
ラーでは空気の抱き込みは防止したが基材に傷が発生し
た。以上から空気の抱き込みを防ぎ、乾燥ムラの無い、
また傷などの他の問題もない高品質な印刷物を得るため
のマット表面の表面粗さは0.8μm≦Ra≦35μ
m、又は3.0μm≦Rz≦90μmであることが好ま
しい。
【0013】
【実施例】以下好適な実施例に基づいて本発明を説明す
る。図1は本発明の乾燥ユニット、及びその乾燥ユニッ
トを有するグラビア印刷機の構成を示す側面図である。
図1において、1は乾燥ユニット、2は乾燥ユニット1
のガイドローラー、3は乾燥ユニット1の乾燥フード、
4はグラビア印刷機の印刷ユニット1のフレーム、5は
フレーム4に装着されたグラビア印刷の印刷版、6は基
材シート、7は印刷機を駆動するモーター、8は各印刷
ユニットに動力を伝える原動軸である。
る。図1は本発明の乾燥ユニット、及びその乾燥ユニッ
トを有するグラビア印刷機の構成を示す側面図である。
図1において、1は乾燥ユニット、2は乾燥ユニット1
のガイドローラー、3は乾燥ユニット1の乾燥フード、
4はグラビア印刷機の印刷ユニット1のフレーム、5は
フレーム4に装着されたグラビア印刷の印刷版、6は基
材シート、7は印刷機を駆動するモーター、8は各印刷
ユニットに動力を伝える原動軸である。
【0014】以上の構成においてこのグラビア印刷機の
動作について説明する。基材シート6は、巻取体として
グラビア印刷機のフィーダーの軸に装着されており、そ
の一端は巻取体の巻き芯に、また別の一端は、フィード
ローラー、テンション検出ローラー、印刷機のガイドロ
ーラー等を経て、印刷ユニットに至る。そして、印刷版
5と圧胴の間を通り、印刷が行われた後、乾燥ユニット
1に入り、乾燥が行われる。
動作について説明する。基材シート6は、巻取体として
グラビア印刷機のフィーダーの軸に装着されており、そ
の一端は巻取体の巻き芯に、また別の一端は、フィード
ローラー、テンション検出ローラー、印刷機のガイドロ
ーラー等を経て、印刷ユニットに至る。そして、印刷版
5と圧胴の間を通り、印刷が行われた後、乾燥ユニット
1に入り、乾燥が行われる。
【0015】乾燥フード3はフレーム4、又はフレーム
4に固定された梁に開閉自在に支持されていおり、乾燥
フード3を開いた状態では基材シート6の通しを行った
り、乾燥ユニット1のガイドローラー2の清掃等を行う
ことができ、実際に乾燥を行う際には閉じられる。ガイ
ドローラー2はフレーム4に回転自在に支持されてお
り、ガイドローラー2に接触している基材シート6の移
送に伴って連れ周りを行う。基材シート6が薄く強度が
充分で無い場合において、ガイドローラー2の回転抵抗
が問題となる場合は、ガイドローラー2の周速が基材シ
ート6の移送速度と一致するように、ガイドローラー2
を強制的に駆動することが行われる。
4に固定された梁に開閉自在に支持されていおり、乾燥
フード3を開いた状態では基材シート6の通しを行った
り、乾燥ユニット1のガイドローラー2の清掃等を行う
ことができ、実際に乾燥を行う際には閉じられる。ガイ
ドローラー2はフレーム4に回転自在に支持されてお
り、ガイドローラー2に接触している基材シート6の移
送に伴って連れ周りを行う。基材シート6が薄く強度が
充分で無い場合において、ガイドローラー2の回転抵抗
が問題となる場合は、ガイドローラー2の周速が基材シ
ート6の移送速度と一致するように、ガイドローラー2
を強制的に駆動することが行われる。
【0016】基材シート6に対する乾燥ユニット1のガ
イドローラー2の反対側には、乾燥フード3と一体に取
り付けられた熱風の吹き出しノズルがある。即ちガイド
ローラー2は基材シート6の移送ガイドとしての役割
と、乾燥の際にノズルから吹き出す熱風の圧力を受け止
めて基材シート6の位置が振れるのを防ぐ役割がある。
イドローラー2の反対側には、乾燥フード3と一体に取
り付けられた熱風の吹き出しノズルがある。即ちガイド
ローラー2は基材シート6の移送ガイドとしての役割
と、乾燥の際にノズルから吹き出す熱風の圧力を受け止
めて基材シート6の位置が振れるのを防ぐ役割がある。
【0017】熱風は、乾燥ユニット1とは別の場所であ
るが近い場所に於いて、ブロアーによって空気をヒータ
ーユニットに送り込み生成される。ヒーターユニットか
ら出てくる熱風は給気ダクトによって乾燥ユニットに導
かれ、ダクトに設けられたノズルから吹き出す。吹き出
した熱風は、基材シート6の表面に吹きつけられ、溶剤
をインキ被膜から飛ばして溶剤を含んだ熱風となって、
排気ダクトに集められる。排気ダクトの溶剤を含んだ熱
風は、一部が処理装置に導かれて、溶剤の無害化、無臭
化が行われ廃棄される。また、排気ダクトの溶剤を含ん
だ熱風の一部は溶剤を含まない新鮮な空気と混合されダ
クトによって導かれ、再びブロアーによってヒーターユ
ニットに送り込まれて、熱風が生成される。
るが近い場所に於いて、ブロアーによって空気をヒータ
ーユニットに送り込み生成される。ヒーターユニットか
ら出てくる熱風は給気ダクトによって乾燥ユニットに導
かれ、ダクトに設けられたノズルから吹き出す。吹き出
した熱風は、基材シート6の表面に吹きつけられ、溶剤
をインキ被膜から飛ばして溶剤を含んだ熱風となって、
排気ダクトに集められる。排気ダクトの溶剤を含んだ熱
風は、一部が処理装置に導かれて、溶剤の無害化、無臭
化が行われ廃棄される。また、排気ダクトの溶剤を含ん
だ熱風の一部は溶剤を含まない新鮮な空気と混合されダ
クトによって導かれ、再びブロアーによってヒーターユ
ニットに送り込まれて、熱風が生成される。
【0018】基材シート6は乾燥ユニット1を出た後、
グラビア印刷機のガイドローラーを伝わって移送され、
他の印刷ユニット等において更に加工が行われる。そし
て最終的には、基材シート6を引っ張って移送している
ドライブローラーとニップローラーの間を通って、グラ
ビア印刷機のワインダーユニットにおいて巻き取られ、
加工済みの巻取体となる。
グラビア印刷機のガイドローラーを伝わって移送され、
他の印刷ユニット等において更に加工が行われる。そし
て最終的には、基材シート6を引っ張って移送している
ドライブローラーとニップローラーの間を通って、グラ
ビア印刷機のワインダーユニットにおいて巻き取られ、
加工済みの巻取体となる。
【0019】図2は、本発明の乾燥ユニット1で使用さ
れるガイドローラー2の斜視図である。また図3は、同
じく本発明の乾燥ユニット1で使用されるガイドローラ
ー2の軸方向から見た側面図である。図3(a)は金属
性のガイドローラーにサンドブラスト処理等を施し表面
をマット化したガイドローラーであり、図3(b)は金
属性のガイドローラーに他の材質の層を設けそれをマッ
ト化してガイドローラーである。図2、図3において、
9はガイドローラー2の表面層、10はガイドローラー
2の支柱、11は支柱10の端部にあるテーパー部であ
り、12はガイドローラー2の軸である。
れるガイドローラー2の斜視図である。また図3は、同
じく本発明の乾燥ユニット1で使用されるガイドローラ
ー2の軸方向から見た側面図である。図3(a)は金属
性のガイドローラーにサンドブラスト処理等を施し表面
をマット化したガイドローラーであり、図3(b)は金
属性のガイドローラーに他の材質の層を設けそれをマッ
ト化してガイドローラーである。図2、図3において、
9はガイドローラー2の表面層、10はガイドローラー
2の支柱、11は支柱10の端部にあるテーパー部であ
り、12はガイドローラー2の軸である。
【0020】支柱10は通常は中空の円筒形状の柱、即
ちシリンダーであって、材料は回転モーメントが小さく
なるように、また十分な強度を得るためにアルミニウム
等の軽金属、軽合金が使用される。テーパー部11はテ
ーパの広い部分において支柱10に嵌め込まれておりテ
ーパの狭い部分において軸12が取付けられている。例
えば、テーパー部11と軸12は一体に円柱形状の原材
料から削り出しによって造られる。テーパー部11と軸
12の材料としては支柱10と同じ材料または、より強
度のある、鋼鉄、ステンレス等が使われる。そして、表
面層9が支柱10の表面に形成される。表面層9はマッ
ト状の表面を有する層であり、支柱10そのものの材料
表面を処理して形成した表面層であっても、支柱10と
異なる層を設けて形成した表面層であってもよい(後述
する)。
ちシリンダーであって、材料は回転モーメントが小さく
なるように、また十分な強度を得るためにアルミニウム
等の軽金属、軽合金が使用される。テーパー部11はテ
ーパの広い部分において支柱10に嵌め込まれておりテ
ーパの狭い部分において軸12が取付けられている。例
えば、テーパー部11と軸12は一体に円柱形状の原材
料から削り出しによって造られる。テーパー部11と軸
12の材料としては支柱10と同じ材料または、より強
度のある、鋼鉄、ステンレス等が使われる。そして、表
面層9が支柱10の表面に形成される。表面層9はマッ
ト状の表面を有する層であり、支柱10そのものの材料
表面を処理して形成した表面層であっても、支柱10と
異なる層を設けて形成した表面層であってもよい(後述
する)。
【0021】このようにして、造られたガイドローラー
2は軸12の周りの回転バランスが取れるよう、ガイド
ローラー2の側面において、トリミング又は鉛等のバラ
ンスウェイトの埋め込みが行われる。また、軸12には
ボールベアリングの内輪が嵌め込まれて、リングによっ
て固定される。そして、ボールベアリングの外輪の外径
より僅かに大きい径の穴が開いた保持具によってボール
ベアリングの外輪が支持され、ガイドローラー2はフレ
ーム4に固定される。
2は軸12の周りの回転バランスが取れるよう、ガイド
ローラー2の側面において、トリミング又は鉛等のバラ
ンスウェイトの埋め込みが行われる。また、軸12には
ボールベアリングの内輪が嵌め込まれて、リングによっ
て固定される。そして、ボールベアリングの外輪の外径
より僅かに大きい径の穴が開いた保持具によってボール
ベアリングの外輪が支持され、ガイドローラー2はフレ
ーム4に固定される。
【0022】ガイドローラー2における表面層9は、そ
の表面をマット状とすることを特徴とする。このような
構成とすることにより、基材のガイドローラーへの密着
状態は極めて安定したものとなり、熱伝動率も低くな
る。しかし、従来のガイドローラに近い表面粗さでは空
気の抱き込みを完全には防止できないため、中心線平均
粗さRaが0.8μm以上、又は十点平均粗さRzが
3.0μm以上であることが好ましい。また、マット表
面の材質等により、ローラーの凹凸が基材に傷をつける
可能性がある場合には、表面粗さを粗くすると傷がつき
易くなる。本実施例の場合、表面粗さと傷との関係を調
べてみるとRa=35μm以下、又はRz=90μm以
下では傷は発生しなかったが、Ra=45μm、又はR
z=130μmとすると基材に傷が発生した。以上よ
り、空気の抱き込みによる乾燥ムラを防ぎ、なおかつ傷
などの他の問題のない高品質な印刷物を得るにはマット
表面の表面粗さは0.8μm≦Ra≦35μm、又は
3.0μm≦Rz≦90μmであることが好ましい。
の表面をマット状とすることを特徴とする。このような
構成とすることにより、基材のガイドローラーへの密着
状態は極めて安定したものとなり、熱伝動率も低くな
る。しかし、従来のガイドローラに近い表面粗さでは空
気の抱き込みを完全には防止できないため、中心線平均
粗さRaが0.8μm以上、又は十点平均粗さRzが
3.0μm以上であることが好ましい。また、マット表
面の材質等により、ローラーの凹凸が基材に傷をつける
可能性がある場合には、表面粗さを粗くすると傷がつき
易くなる。本実施例の場合、表面粗さと傷との関係を調
べてみるとRa=35μm以下、又はRz=90μm以
下では傷は発生しなかったが、Ra=45μm、又はR
z=130μmとすると基材に傷が発生した。以上よ
り、空気の抱き込みによる乾燥ムラを防ぎ、なおかつ傷
などの他の問題のない高品質な印刷物を得るにはマット
表面の表面粗さは0.8μm≦Ra≦35μm、又は
3.0μm≦Rz≦90μmであることが好ましい。
【0023】このようなガイドローラー2のマット状の
表面を得る方法としては種々あり、本発明においては材
料、方法による制約は無い。例えば、従来の金属ガイド
ローラー表面をサンドブラスト処理、彫刻、化学的エッ
チングを行う等の他に、金属ガイドローラー表面に他の
材質、例えばセラミック溶射によりセラミック層を設け
る、或いは他の合成樹脂、天然樹脂、各種繊維、無機材
料等の層を周知の方法で設けそれをマット加工してもよ
い。
表面を得る方法としては種々あり、本発明においては材
料、方法による制約は無い。例えば、従来の金属ガイド
ローラー表面をサンドブラスト処理、彫刻、化学的エッ
チングを行う等の他に、金属ガイドローラー表面に他の
材質、例えばセラミック溶射によりセラミック層を設け
る、或いは他の合成樹脂、天然樹脂、各種繊維、無機材
料等の層を周知の方法で設けそれをマット加工してもよ
い。
【0024】次に、本発明の乾燥ユニット、及びグラビ
ア印刷機によって印刷を行ったインキ被膜の物性と、従
来のそれとを比較した実施例に基づいて説明する。 (実施例1) 印刷条件 乾燥温度;50℃、100℃の2水準 乾燥風量;20m/min 乾燥時間;1.5秒 基材;厚さ6μmのポリエステルフィルム インキ;染料インキ(溶剤系) 評価;インキ被膜表面の光沢ムラを目視にて判定 ;1m2 あたりの残留溶剤を計測
ア印刷機によって印刷を行ったインキ被膜の物性と、従
来のそれとを比較した実施例に基づいて説明する。 (実施例1) 印刷条件 乾燥温度;50℃、100℃の2水準 乾燥風量;20m/min 乾燥時間;1.5秒 基材;厚さ6μmのポリエステルフィルム インキ;染料インキ(溶剤系) 評価;インキ被膜表面の光沢ムラを目視にて判定 ;1m2 あたりの残留溶剤を計測
【0025】下記の表1に示す表面層のガイドローラー
を印刷ユニットに使用して印刷を行った。
を印刷ユニットに使用して印刷を行った。
【表1】 ここに、中心線平均粗さRa及び十点表面粗さRzは、
JIS規格のJIS−B0601に基づく測定値であ
る。
JIS規格のJIS−B0601に基づく測定値であ
る。
【0026】上記ガイドローラーを使用して印刷を行っ
た結果は下記の表2に示すとおりであった。
た結果は下記の表2に示すとおりであった。
【表2】 評価用プリンターにて低エネルギー(標準エネルギーの
70パーセントの電圧)にて全ベタ転写を行ったとき、 光沢ムラ ○・・・印画面全体が一様な濃度である。 ×・・・印画面中に濃度の異なるスジ状の部分が表れた。 基材の傷つき ○・・・基材に傷つきは見られない。 △・・・基材に傷が発生した。
70パーセントの電圧)にて全ベタ転写を行ったとき、 光沢ムラ ○・・・印画面全体が一様な濃度である。 ×・・・印画面中に濃度の異なるスジ状の部分が表れた。 基材の傷つき ○・・・基材に傷つきは見られない。 △・・・基材に傷が発生した。
【0027】以上本発明について実施例を挙げて説明を
行ったが、本発明はこの実施例にのみ限定されるもので
はなく、本発明の主旨、技術思想において行われる全て
の変形例も本発明に含まれることはいうまでもない。例
えば、実施例においては塗工装置としてグラビア印刷機
の例を示したが、熱風乾燥方式の乾燥ユニットを使用す
る装置であれば、狭義の印刷機、塗工装置の種類にとら
われず本発明を適用することができることは明らかであ
る。本発明においては印刷機と塗工装置との違いは、単
にインキ被膜がパターンを成す必要性の有無の違いであ
って、グラビア印刷機においても全面均一なインキ量で
印刷を行えば塗工装置との違いはない。従って、本発明
でいう印刷機は塗工装置を含むものとする。
行ったが、本発明はこの実施例にのみ限定されるもので
はなく、本発明の主旨、技術思想において行われる全て
の変形例も本発明に含まれることはいうまでもない。例
えば、実施例においては塗工装置としてグラビア印刷機
の例を示したが、熱風乾燥方式の乾燥ユニットを使用す
る装置であれば、狭義の印刷機、塗工装置の種類にとら
われず本発明を適用することができることは明らかであ
る。本発明においては印刷機と塗工装置との違いは、単
にインキ被膜がパターンを成す必要性の有無の違いであ
って、グラビア印刷機においても全面均一なインキ量で
印刷を行えば塗工装置との違いはない。従って、本発明
でいう印刷機は塗工装置を含むものとする。
【0028】
【発明の効果】本発明においては、乾燥ユニットにおけ
るガイドローラーの表面をマット状としたから、空気の
逃げ道ができて空気の抱き込み等による基材の波打ちに
よるローラーとの接触ムラが発生せず、基材のガイドロ
ーラーへの密着状態は極めて安定したものとなる。また
表面がマット状のガイドローラーの表面粗さは、中心線
平均粗さRaが0.8μm≦Ra≦35μm、又は十点
平均粗さRzが3.0μm≦Rz≦90μmとしたか
ら、ガイドローラーの表面から基材へ伝えられる熱量は
適当な大きさであり、基材とガイドローラーの接触ムラ
は生ぜず、インキ・塗工液の乾燥ムラが無い。仮に基材
とガイドローラーの接触ムラが生じたとしてもガイドロ
ーラーから基材への伝熱量は小さくインキ・塗工液の乾
燥ムラは生じない。従って本発明によれば、インキ・塗
工液の乾燥ムラによる乾燥被膜表面の光沢ムラやその他
の物性上のムラ等の諸問題が無く、熱風温度を上げて残
留溶剤を少なくすることができ高品質の印刷物・塗工物
を得ることができる、乾燥ユニット及び塗工装置を提供
する。
るガイドローラーの表面をマット状としたから、空気の
逃げ道ができて空気の抱き込み等による基材の波打ちに
よるローラーとの接触ムラが発生せず、基材のガイドロ
ーラーへの密着状態は極めて安定したものとなる。また
表面がマット状のガイドローラーの表面粗さは、中心線
平均粗さRaが0.8μm≦Ra≦35μm、又は十点
平均粗さRzが3.0μm≦Rz≦90μmとしたか
ら、ガイドローラーの表面から基材へ伝えられる熱量は
適当な大きさであり、基材とガイドローラーの接触ムラ
は生ぜず、インキ・塗工液の乾燥ムラが無い。仮に基材
とガイドローラーの接触ムラが生じたとしてもガイドロ
ーラーから基材への伝熱量は小さくインキ・塗工液の乾
燥ムラは生じない。従って本発明によれば、インキ・塗
工液の乾燥ムラによる乾燥被膜表面の光沢ムラやその他
の物性上のムラ等の諸問題が無く、熱風温度を上げて残
留溶剤を少なくすることができ高品質の印刷物・塗工物
を得ることができる、乾燥ユニット及び塗工装置を提供
する。
【図1】本発明の乾燥ユニット、及びその乾燥ユニット
を有するグラビア印刷機の構成を示す側面図である。
を有するグラビア印刷機の構成を示す側面図である。
【図2】本発明の乾燥ユニット1で使用されるガイドロ
ーラー2の斜視図である。
ーラー2の斜視図である。
【図3】本発明の乾燥ユニット1で使用されるガイドロ
ーラー2の軸方向から見た側面図である。
ーラー2の軸方向から見た側面図である。
【図4】従来の表面が平坦なガイドローラーと基材の接
触状態を示す模式図である。
触状態を示す模式図である。
1 乾燥ユニット 2 ガイドローラー 3 乾燥フード 4 フレーム 5 印刷版 6 基材シート 7 モーター 8 原動軸 9 表面層 10 支柱 11 テーパ部 12 軸 13 熱伝導率大の部分 14 熱伝導率小の部分 15 インキ層
Claims (4)
- 【請求項1】ガイドローラサポート式の乾燥ユニットに
おいて、前記ガイドローラーの表面がマット状であるこ
とを特徴とする乾燥ユニット。 - 【請求項2】請求項1において、前記表面がマット状の
ガイドローラーの表面粗さは、中心線平均粗さRaが
0.8μm≦Ra≦35μm、又は十点表面粗さRzが
3.0μm≦Rz≦90μmであることを特徴とする乾
燥ユニット。 - 【請求項3】ガイドローラーサポート式の乾燥ユニット
が設置された塗工装置において、前記ガイドローラーの
表面がマット状であることを特徴とする塗工装置。 - 【請求項4】請求項3において、前記表面がマット状の
ガイドローラーの表面粗さは、中心線平均粗さRaが
0.8μm≦Ra≦35μm、又は十点表面粗さRzが
3.0μm≦Rz≦90μmであることを特徴とする塗
工装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20941394A JPH0852405A (ja) | 1994-08-11 | 1994-08-11 | 乾燥ユニット及び塗工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20941394A JPH0852405A (ja) | 1994-08-11 | 1994-08-11 | 乾燥ユニット及び塗工装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0852405A true JPH0852405A (ja) | 1996-02-27 |
Family
ID=16572475
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20941394A Pending JPH0852405A (ja) | 1994-08-11 | 1994-08-11 | 乾燥ユニット及び塗工装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0852405A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100866597B1 (ko) * | 2007-06-13 | 2008-11-03 | 한국기계연구원 | 인쇄용 건조장치 |
| JP2010014356A (ja) * | 2008-07-04 | 2010-01-21 | Toppan Printing Co Ltd | 乾燥装置 |
| KR101041649B1 (ko) * | 2005-11-16 | 2011-06-14 | 오피신느 메카니체 지오반니 쎄루티 에스.피.에이. | 인쇄기에서의 인쇄 밴드 건조장치 |
| WO2012018147A1 (ko) * | 2010-08-05 | 2012-02-09 | 한국기계연구원 | 인쇄 장치 |
| JP2020016353A (ja) * | 2018-07-23 | 2020-01-30 | 株式会社リコー | 乾燥装置、印刷装置 |
| CN112241035A (zh) * | 2019-07-18 | 2021-01-19 | 日东电工株式会社 | 层叠偏光膜的制造方法、偏光片用的干燥装置以及偏光片的制造装置 |
-
1994
- 1994-08-11 JP JP20941394A patent/JPH0852405A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101041649B1 (ko) * | 2005-11-16 | 2011-06-14 | 오피신느 메카니체 지오반니 쎄루티 에스.피.에이. | 인쇄기에서의 인쇄 밴드 건조장치 |
| KR100866597B1 (ko) * | 2007-06-13 | 2008-11-03 | 한국기계연구원 | 인쇄용 건조장치 |
| JP2010014356A (ja) * | 2008-07-04 | 2010-01-21 | Toppan Printing Co Ltd | 乾燥装置 |
| WO2012018147A1 (ko) * | 2010-08-05 | 2012-02-09 | 한국기계연구원 | 인쇄 장치 |
| JP2020016353A (ja) * | 2018-07-23 | 2020-01-30 | 株式会社リコー | 乾燥装置、印刷装置 |
| CN112241035A (zh) * | 2019-07-18 | 2021-01-19 | 日东电工株式会社 | 层叠偏光膜的制造方法、偏光片用的干燥装置以及偏光片的制造装置 |
| JP2021018300A (ja) * | 2019-07-18 | 2021-02-15 | 日東電工株式会社 | 積層偏光フィルムの製造方法、偏光子用の乾燥装置、及び偏光子の製造装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040323 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |