JPH0852847A - 複合板の製造方法 - Google Patents
複合板の製造方法Info
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- JPH0852847A JPH0852847A JP18864394A JP18864394A JPH0852847A JP H0852847 A JPH0852847 A JP H0852847A JP 18864394 A JP18864394 A JP 18864394A JP 18864394 A JP18864394 A JP 18864394A JP H0852847 A JPH0852847 A JP H0852847A
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- Japan
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- substrate
- synthetic resin
- composite plate
- surface material
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Abstract
(57)【要約】
【目的】表面材の継ぎ目部の破損が防止された、基板と
合成樹脂板からなる表面材が積層された複合板の製造方
法を提供することを目的とする。 【構成】基板上に厚さが0.5〜5.0mmの基板とは
異なった材質の表面材を積層してなる複合板の製造方法
において、表面材が短尺の合成樹脂板を複数枚継ぎ合わ
せたものであり、継ぎ合わせ部付近の表面材と基板との
接着及び合成樹脂板同士の継ぎ合わせに剛性の高い接着
剤を使用することを特徴とする複合板の製造方法。
合成樹脂板からなる表面材が積層された複合板の製造方
法を提供することを目的とする。 【構成】基板上に厚さが0.5〜5.0mmの基板とは
異なった材質の表面材を積層してなる複合板の製造方法
において、表面材が短尺の合成樹脂板を複数枚継ぎ合わ
せたものであり、継ぎ合わせ部付近の表面材と基板との
接着及び合成樹脂板同士の継ぎ合わせに剛性の高い接着
剤を使用することを特徴とする複合板の製造方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カウンタ−、テ−ブ
ル、壁面等の長尺を必要とする住設部材として好適な基
板上に短尺の合成樹脂板、特に人工大理石を積層してな
る複合板の製造方法に関するものである。
ル、壁面等の長尺を必要とする住設部材として好適な基
板上に短尺の合成樹脂板、特に人工大理石を積層してな
る複合板の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、各種基板上にプリント化粧
紙、塩ビ化粧シート、メラミン樹脂含浸紙等を積層した
化粧板は安価であること、加工性、作業性に優れている
ことから建築材料、住設部材等の用途に大量に使用され
ている。ところが、これらの化粧材では表面の化粧層が
薄いため高級感に欠け、また、表面硬度が低かったり耐
熱性に欠けたりしてカウンター、テーブル、壁面等の用
途に使用するには限界があった。
紙、塩ビ化粧シート、メラミン樹脂含浸紙等を積層した
化粧板は安価であること、加工性、作業性に優れている
ことから建築材料、住設部材等の用途に大量に使用され
ている。ところが、これらの化粧材では表面の化粧層が
薄いため高級感に欠け、また、表面硬度が低かったり耐
熱性に欠けたりしてカウンター、テーブル、壁面等の用
途に使用するには限界があった。
【0003】一方、アクリル樹脂や不飽和ポリエステル
等に無機系充填材を配合した人工大理石は天然の大理石
や御影石のような高級感のある意匠性があり、耐熱性等
の物性も優れていることからシステムキッチン、浴槽、
洗面流し台等の用途等に多用されるようになってきてい
る。しかしながら、人工大理石のような熱硬化性樹脂板
は長尺のものを製造することはきわめて困難であって、
カウンター、テーブル、壁面等の長尺が要求される用途
に用いる場合には、一般に、厚物の短尺の人工大理石
(厚さが10mm前後である。)を、手作業でクランプ
締めする等の方法で接着剤で継ぎ合わせて使用してい
た。
等に無機系充填材を配合した人工大理石は天然の大理石
や御影石のような高級感のある意匠性があり、耐熱性等
の物性も優れていることからシステムキッチン、浴槽、
洗面流し台等の用途等に多用されるようになってきてい
る。しかしながら、人工大理石のような熱硬化性樹脂板
は長尺のものを製造することはきわめて困難であって、
カウンター、テーブル、壁面等の長尺が要求される用途
に用いる場合には、一般に、厚物の短尺の人工大理石
(厚さが10mm前後である。)を、手作業でクランプ
締めする等の方法で接着剤で継ぎ合わせて使用してい
た。
【0004】この方法によれば手間はかかるものの物
性、意匠性の面からみて必要十分な性能を有する長尺の
人工大理石を製造することが可能である。しかしながら
薄物の人工大理石(1〜4mm)に適用した場合は、接
着時の圧力で人工大理石が撓んだり、接着面積が少ない
ことから接着不良が発生しやすいという問題があった。
また、継ぎ目部分の接着強度を高め、欠点を隠すために
カット面同士の突きつける方法や、化粧目地材等によっ
て継ぎ目部の欠点を隠す方法もあるが、このような方法
ではカウンタ−、テ−ブル等に必要な表面の平滑性を確
保できず、継ぎ目の見えない接合方法に比べて意匠性が
落ちるという問題があった。
性、意匠性の面からみて必要十分な性能を有する長尺の
人工大理石を製造することが可能である。しかしながら
薄物の人工大理石(1〜4mm)に適用した場合は、接
着時の圧力で人工大理石が撓んだり、接着面積が少ない
ことから接着不良が発生しやすいという問題があった。
また、継ぎ目部分の接着強度を高め、欠点を隠すために
カット面同士の突きつける方法や、化粧目地材等によっ
て継ぎ目部の欠点を隠す方法もあるが、このような方法
ではカウンタ−、テ−ブル等に必要な表面の平滑性を確
保できず、継ぎ目の見えない接合方法に比べて意匠性が
落ちるという問題があった。
【0005】一方、合板やパーティクルボードのような
木質系の基板上に人工大理石のような合成樹脂板を積層
して継ぎ合わせる方法を採用すれば、継ぎ目部付近の表
面の平滑性は確保できるが、接着面積が少ないことから
継ぎ目部の接着強度が不足する上に、基板と合成樹脂板
との熱膨張係数の差によって発生する引っ張り応力によ
って、継ぎ目部から破損しやすいといった問題があっ
た。
木質系の基板上に人工大理石のような合成樹脂板を積層
して継ぎ合わせる方法を採用すれば、継ぎ目部付近の表
面の平滑性は確保できるが、接着面積が少ないことから
継ぎ目部の接着強度が不足する上に、基板と合成樹脂板
との熱膨張係数の差によって発生する引っ張り応力によ
って、継ぎ目部から破損しやすいといった問題があっ
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、表面材の継
ぎ目部の破損が防止された、基板と複数の合成樹脂板を
継ぎ合わせてなる表面材が積層された複合板の製造方法
を提供することを目的とする。
ぎ目部の破損が防止された、基板と複数の合成樹脂板を
継ぎ合わせてなる表面材が積層された複合板の製造方法
を提供することを目的とする。
【0007】
【発明が解決するための手段】本発明によれば、基板上
に厚さが0.5〜5.0mmの基板とは異なった材質の
表面材を積層してなる複合板の製造方法において、表面
材が短尺の合成樹脂板を複数枚継ぎ合わせたものであ
り、継ぎ合わせ部付近の表面材と基板との接着及び合成
樹脂板同士の継ぎ合わせに剛性の高い接着剤を使用する
ことを特徴とする複合板の製造方法が提供され、更に、
基板上に厚さが0.5〜5.0mmの基板とは異なった
材質の表面材を積層してなる複合板の製造方法におい
て、表面材が短尺の合成樹脂板を複数枚継ぎ合わせたも
のであって、該表面材の継ぎ合わせ部付近の裏面にはシ
ート状物が貼り合わされており、表面材とシート状物の
貼り合わせと合成樹脂板同士の継ぎ合わせに剛性の高い
接着剤を使用することを特徴とする複合板の製造方法が
提供され、更に、合成樹脂板の厚さが1.0〜4.0m
mであることを特徴とする前記複合板の製造方法が提供
され、更に、合成樹脂板がアクリル系もしくは不飽和ポ
リエステル樹脂系の人工大理石であることを特徴とする
前記複合板の製造方法が提供され、更に、前記シ−ト状
物がプラスチックフィルムであることを特徴とする複合
板の製造方法が提供され、更に、前記シ−ト状物が金属
箔であることを特徴とする複合板の製造方法が提供さ
れ、更にまた、前記シ−ト状物が不織布であることを特
徴とする複合板の製造方法が提供される。
に厚さが0.5〜5.0mmの基板とは異なった材質の
表面材を積層してなる複合板の製造方法において、表面
材が短尺の合成樹脂板を複数枚継ぎ合わせたものであ
り、継ぎ合わせ部付近の表面材と基板との接着及び合成
樹脂板同士の継ぎ合わせに剛性の高い接着剤を使用する
ことを特徴とする複合板の製造方法が提供され、更に、
基板上に厚さが0.5〜5.0mmの基板とは異なった
材質の表面材を積層してなる複合板の製造方法におい
て、表面材が短尺の合成樹脂板を複数枚継ぎ合わせたも
のであって、該表面材の継ぎ合わせ部付近の裏面にはシ
ート状物が貼り合わされており、表面材とシート状物の
貼り合わせと合成樹脂板同士の継ぎ合わせに剛性の高い
接着剤を使用することを特徴とする複合板の製造方法が
提供され、更に、合成樹脂板の厚さが1.0〜4.0m
mであることを特徴とする前記複合板の製造方法が提供
され、更に、合成樹脂板がアクリル系もしくは不飽和ポ
リエステル樹脂系の人工大理石であることを特徴とする
前記複合板の製造方法が提供され、更に、前記シ−ト状
物がプラスチックフィルムであることを特徴とする複合
板の製造方法が提供され、更に、前記シ−ト状物が金属
箔であることを特徴とする複合板の製造方法が提供さ
れ、更にまた、前記シ−ト状物が不織布であることを特
徴とする複合板の製造方法が提供される。
【0008】すなわち、温度変化によって合成樹脂板と
基板との熱膨張係数の差が引張応力となって継ぎ合わせ
部に集中しても、継ぎ合わせ部と継ぎ合わせ部付近がそ
の他の部分に比べて剛性の高い接着剤で強力に接着さ
れ、更に、継ぎ合わせ部の裏面にシート状物を剛性の高
い接着剤で貼り合わせた場合は補強効果も加わって継ぎ
合わせ部の破断が防止できることを見いだし本発明に到
達した。
基板との熱膨張係数の差が引張応力となって継ぎ合わせ
部に集中しても、継ぎ合わせ部と継ぎ合わせ部付近がそ
の他の部分に比べて剛性の高い接着剤で強力に接着さ
れ、更に、継ぎ合わせ部の裏面にシート状物を剛性の高
い接着剤で貼り合わせた場合は補強効果も加わって継ぎ
合わせ部の破断が防止できることを見いだし本発明に到
達した。
【0009】以下に本発明を図面に基づき詳細に説明す
る。本発明の表面材2に用いる合成樹脂板21として
は、アクリル板、塩ビ板、人工大理石等がいずれも制限
なく使用できるが、本発明の方法は長尺のものが入手し
にくい熱硬化性合成樹脂板に適用するのが好ましく、特
に、意匠性、耐侯性、耐熱性、耐摩耗性、耐汚染性に優
れたアクリル系人工大理石が好ましい。また、合成樹脂
板の厚さは0.5〜5.0mm、好ましくは1.0〜
4.0mmの範囲のものを使用する必要がある。厚さが
0.5mm未満もしくは5.0mmを超える場合におい
ても本発明の方法を適用することは何等差し支えない
が、厚さが薄いと膨張・収縮に伴う引張応力も小さくな
り、厚さが厚いと接着面積が大きくなり充分な接着強度
が得られるので、特に本発明の方法を適用しなくても破
損の恐れはない。また、本発明は熱膨張係数の差により
生じた引張応力に起因する破損を防止するのを目的とし
ている関係上、表面材2と基板1とは異なった材質のも
のを使用することは勿論である。
る。本発明の表面材2に用いる合成樹脂板21として
は、アクリル板、塩ビ板、人工大理石等がいずれも制限
なく使用できるが、本発明の方法は長尺のものが入手し
にくい熱硬化性合成樹脂板に適用するのが好ましく、特
に、意匠性、耐侯性、耐熱性、耐摩耗性、耐汚染性に優
れたアクリル系人工大理石が好ましい。また、合成樹脂
板の厚さは0.5〜5.0mm、好ましくは1.0〜
4.0mmの範囲のものを使用する必要がある。厚さが
0.5mm未満もしくは5.0mmを超える場合におい
ても本発明の方法を適用することは何等差し支えない
が、厚さが薄いと膨張・収縮に伴う引張応力も小さくな
り、厚さが厚いと接着面積が大きくなり充分な接着強度
が得られるので、特に本発明の方法を適用しなくても破
損の恐れはない。また、本発明は熱膨張係数の差により
生じた引張応力に起因する破損を防止するのを目的とし
ている関係上、表面材2と基板1とは異なった材質のも
のを使用することは勿論である。
【0010】本発明に用いる基板1としては、上記条件
を満たす範囲で合板、パ−ティクルボ−ド、MDF等の
木質板、スレ−ト板、硅酸カルシウム板、金属板等特に
制限なく使用できる。特に、合成樹脂板21との接着が
容易である木質板を使用するのが好ましい。
を満たす範囲で合板、パ−ティクルボ−ド、MDF等の
木質板、スレ−ト板、硅酸カルシウム板、金属板等特に
制限なく使用できる。特に、合成樹脂板21との接着が
容易である木質板を使用するのが好ましい。
【0011】更に、本発明で用いる剛性の高い接着剤3
とは、凝集力の強い、すなわち高強度の接着剤を意味し
ていて、例えば、エポキシ系、アクリル系、シアノアク
リレート系の接着剤が挙げられる。特に、合成樹脂板2
1として人工大理石を用いる場合には継目の分かりにく
い人工大理石用に開発されたシアノアクリレート系接着
剤を使用するのが好ましい。また、本発明で述べる部位
以外の表面材2と基板1の接着には上記剛性の高い接着
剤3に比べて柔軟性がある、通常の貼り合わせに使用す
る接着剤31、例えば、シリコーン系接着剤、ゴム系接
着剤、エチレン−酢酸ビニル樹脂(EVA)系接着剤等
が用いられる。
とは、凝集力の強い、すなわち高強度の接着剤を意味し
ていて、例えば、エポキシ系、アクリル系、シアノアク
リレート系の接着剤が挙げられる。特に、合成樹脂板2
1として人工大理石を用いる場合には継目の分かりにく
い人工大理石用に開発されたシアノアクリレート系接着
剤を使用するのが好ましい。また、本発明で述べる部位
以外の表面材2と基板1の接着には上記剛性の高い接着
剤3に比べて柔軟性がある、通常の貼り合わせに使用す
る接着剤31、例えば、シリコーン系接着剤、ゴム系接
着剤、エチレン−酢酸ビニル樹脂(EVA)系接着剤等
が用いられる。
【0012】以下、本発明の複合板の製造方法について
説明する。まず基板1の上に貼り合わせに用いる接着剤
31を塗布する。このとき合成樹脂板21の継ぎ合わせ
部22付近に接着剤31が塗布されないように、幅15
〜60mm程度の保護テープでマスキングを施しておく
とよい。接着剤31を基板1上に塗布した後、保護テー
プを取り去って、その部分に剛性の高い接着剤3を塗布
する。また、合成樹脂板21の継ぎ合わせ部22となる
端面にも剛性の高い接着剤3を塗布する。次いで合成樹
脂板21をそれぞれ所定の基板1上に載置して、継ぎ合
わせ部22に圧力がかかるような方向で圧締した後、継
ぎ合わせ部22の上部から表面材2と基板1が接着する
方向に圧力をかける。これらの作業が終わった後、表面
材2の全面に圧力をかけて、本発明の目的である、継ぎ
目が分からず、温度変化によっても破断しない、図1に
示すような複合板5を得ることができる。
説明する。まず基板1の上に貼り合わせに用いる接着剤
31を塗布する。このとき合成樹脂板21の継ぎ合わせ
部22付近に接着剤31が塗布されないように、幅15
〜60mm程度の保護テープでマスキングを施しておく
とよい。接着剤31を基板1上に塗布した後、保護テー
プを取り去って、その部分に剛性の高い接着剤3を塗布
する。また、合成樹脂板21の継ぎ合わせ部22となる
端面にも剛性の高い接着剤3を塗布する。次いで合成樹
脂板21をそれぞれ所定の基板1上に載置して、継ぎ合
わせ部22に圧力がかかるような方向で圧締した後、継
ぎ合わせ部22の上部から表面材2と基板1が接着する
方向に圧力をかける。これらの作業が終わった後、表面
材2の全面に圧力をかけて、本発明の目的である、継ぎ
目が分からず、温度変化によっても破断しない、図1に
示すような複合板5を得ることができる。
【0013】また、図2に示すように合成樹脂板21の
裏面の継ぎ合わせ部22付近に接着剤3を用いてシート
状物4を貼り合わせると、シート状物4の補強効果によ
って継ぎ合わせ部22の接着強度が高くなるので熱膨張
係数の大きな合成樹脂板21を使用した場合や、温度変
化の激しい用途に使用するのに効果的である。なお、シ
ート状物4としてはプラスチックシート、金属箔、不織
布等が挙げられる。
裏面の継ぎ合わせ部22付近に接着剤3を用いてシート
状物4を貼り合わせると、シート状物4の補強効果によ
って継ぎ合わせ部22の接着強度が高くなるので熱膨張
係数の大きな合成樹脂板21を使用した場合や、温度変
化の激しい用途に使用するのに効果的である。なお、シ
ート状物4としてはプラスチックシート、金属箔、不織
布等が挙げられる。
【0014】
【実施例】以下、実施例によって本発明を具体的に説明
する。なお、破損の防止効果は50℃、60%RHと−
10℃の間で10サイクルの寒熱繰り返し試験を行った
後の継ぎ合わせ部22の破損の有無で評価した。
する。なお、破損の防止効果は50℃、60%RHと−
10℃の間で10サイクルの寒熱繰り返し試験を行った
後の継ぎ合わせ部22の破損の有無で評価した。
【0015】実施例1 基板として縦横が800×300mm、厚さ18mmの
パーティクルボードを用い、表面材用の合成樹脂板とし
て縦横が400×300mm、厚さ2mmのアクリル系
人工大理石(大倉工業製,商品名;エルドール)を2枚
用いて以下に述べる手順で複合板の製造を行った。ま
ず、基板の表面中央部分に幅50mmの保護テープを貼
着してから、貼り合わせ用の接着剤である変性EVA系
接着剤(商品名;ヨドゾール767)を基材表面全体に
15g/尺2 塗布した後、保護テープを取り去る。次い
で、保護テープを取り去った部分に剛性の高いシアノア
クリレート系接着剤(商品名;人工大理石用アロンアル
ファクリア)を塗布すると共に人工大理石の継ぎ合わせ
部にあたる一方の端部にも剛性の高いシアノアクリレー
ト系接着剤(商品名;人工大理石用アロンアルファホワ
イト)を塗布する。その後、人工大理石同士がつき合わ
せるように水平方向に圧力をかけて継ぎ合わせ部接着を
行う。約1分間圧締した後、その圧力をかけ続けなが
ら、継ぎ合わせ部の上部から圧力を約1分間かける。し
かる後、複合板の表面全体にフラッシュプレス機にて約
3時間圧締して本発明の複合板を得た。得られた複合板
は、接合部の継ぎ目が見えないばかりか、接合部での破
断は認められなかった。
パーティクルボードを用い、表面材用の合成樹脂板とし
て縦横が400×300mm、厚さ2mmのアクリル系
人工大理石(大倉工業製,商品名;エルドール)を2枚
用いて以下に述べる手順で複合板の製造を行った。ま
ず、基板の表面中央部分に幅50mmの保護テープを貼
着してから、貼り合わせ用の接着剤である変性EVA系
接着剤(商品名;ヨドゾール767)を基材表面全体に
15g/尺2 塗布した後、保護テープを取り去る。次い
で、保護テープを取り去った部分に剛性の高いシアノア
クリレート系接着剤(商品名;人工大理石用アロンアル
ファクリア)を塗布すると共に人工大理石の継ぎ合わせ
部にあたる一方の端部にも剛性の高いシアノアクリレー
ト系接着剤(商品名;人工大理石用アロンアルファホワ
イト)を塗布する。その後、人工大理石同士がつき合わ
せるように水平方向に圧力をかけて継ぎ合わせ部接着を
行う。約1分間圧締した後、その圧力をかけ続けなが
ら、継ぎ合わせ部の上部から圧力を約1分間かける。し
かる後、複合板の表面全体にフラッシュプレス機にて約
3時間圧締して本発明の複合板を得た。得られた複合板
は、接合部の継ぎ目が見えないばかりか、接合部での破
断は認められなかった。
【0016】実施例2 実施例1と同じ基板表面に変性EVA系接着剤を15g
/尺2 塗布する。その上にシート状物として縦横が30
0×50mm、厚さ0.03mmのポリカーボネートフ
ィルムを継ぎ合わせ部付近の基板表面に載置し、その上
からプラスチック板継ぎ合わせ部と基板が接する部分に
静置し、その上からシアノアクリレート系接着剤(商品
名;人工大理石用アロンアルファクリア)を塗布した。
次いで、実施例1と同じように継ぎ合わせ部にあたる端
部にシアノアクリレート系接着剤(商品名;人工大理石
用アロンアルファホワイト)を塗布した人工大理石を基
板表面に載置して実施例1と同様に圧力をかけ、本発明
の複合板を得た。得られた複合板は接合部の継ぎ目が見
えないばかりか、接合部の破断は認められなかった
/尺2 塗布する。その上にシート状物として縦横が30
0×50mm、厚さ0.03mmのポリカーボネートフ
ィルムを継ぎ合わせ部付近の基板表面に載置し、その上
からプラスチック板継ぎ合わせ部と基板が接する部分に
静置し、その上からシアノアクリレート系接着剤(商品
名;人工大理石用アロンアルファクリア)を塗布した。
次いで、実施例1と同じように継ぎ合わせ部にあたる端
部にシアノアクリレート系接着剤(商品名;人工大理石
用アロンアルファホワイト)を塗布した人工大理石を基
板表面に載置して実施例1と同様に圧力をかけ、本発明
の複合板を得た。得られた複合板は接合部の継ぎ目が見
えないばかりか、接合部の破断は認められなかった
【0017】。
【発明の効果】本発明によれば、表面材の継ぎ合わせ部
付近が強力に接着しているので、合成樹脂板のたわみや
接着面積が小さいことから生じる接着不良が防止できる
のみならず、表面の平滑性、継ぎ合わせ部における破損
も防止することができるようになった。したがって、カ
ウンター、テーブル、壁面等の長尺を必要とする住設部
材に適した意匠性に優れた長尺の複合板を容易に製造す
ることができるようになった。
付近が強力に接着しているので、合成樹脂板のたわみや
接着面積が小さいことから生じる接着不良が防止できる
のみならず、表面の平滑性、継ぎ合わせ部における破損
も防止することができるようになった。したがって、カ
ウンター、テーブル、壁面等の長尺を必要とする住設部
材に適した意匠性に優れた長尺の複合板を容易に製造す
ることができるようになった。
【図1】本発明の複合板の一例を示す断面模式図であ
る。なお、本図においては説明のため接着剤及び継ぎ合
わせ部を実際以上の大きさで記載している。
る。なお、本図においては説明のため接着剤及び継ぎ合
わせ部を実際以上の大きさで記載している。
【図2】本発明の複合板の他の一例を示す断面模式図で
ある。なお、本図においては説明のため接着剤及び継ぎ
合わせ部を実際以上の大きさで記載している。
ある。なお、本図においては説明のため接着剤及び継ぎ
合わせ部を実際以上の大きさで記載している。
1 基板 2 表面材 21 合成樹脂板 22 継ぎ合わせ部 3 剛性の高い接着剤 31 貼り合わせ用の接着剤 4 シート状物 5 複合板
Claims (7)
- 【請求項1】基板上に厚さが0.5〜5.0mmの基板
とは異なった材質の表面材を積層してなる複合板の製造
方法において、表面材が短尺の合成樹脂板を複数枚継ぎ
合わせたものであり、継ぎ合わせ部付近の表面材と基板
との接着及び合成樹脂板同士の継ぎ合わせに剛性の高い
接着剤を使用することを特徴とする複合板の製造方法。 - 【請求項2】基板上に厚さが0.5〜5.0mmの基板
とは異なった材質の表面材を積層してなる複合板の製造
方法において、表面材が短尺の合成樹脂板を複数枚継ぎ
合わせたものであって、該表面材の継ぎ合わせ部付近の
裏面にはシート状物が貼り合わされており、表面材とシ
ート状物の貼り合わせと合成樹脂板同士の継ぎ合わせに
剛性の高い接着剤を使用することを特徴とする複合板の
製造方法。 - 【請求項3】合成樹脂板の厚さが1.0〜4.0mmで
あることを特徴とする請求項1または2記載の複合板の
製造方法。 - 【請求項4】合成樹脂板がアクリル系もしくは不飽和ポ
リエステル樹脂系の人工大理石であることを特徴とする
請求項1または2記載の複合板の製造方法。 - 【請求項5】シ−ト状物がプラスチックフィルムである
ことを特徴とする請求項2記載の複合板の製造方法。 - 【請求項6】シ−ト状物が金属箔であることを特徴とす
る請求項2記載の複合板の製造方法。 - 【請求項7】シ−ト状物が不織布であることを特徴とす
る請求項2記載の複合板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18864394A JPH0852847A (ja) | 1994-08-10 | 1994-08-10 | 複合板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18864394A JPH0852847A (ja) | 1994-08-10 | 1994-08-10 | 複合板の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0852847A true JPH0852847A (ja) | 1996-02-27 |
Family
ID=16227309
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18864394A Pending JPH0852847A (ja) | 1994-08-10 | 1994-08-10 | 複合板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0852847A (ja) |
-
1994
- 1994-08-10 JP JP18864394A patent/JPH0852847A/ja active Pending
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