JPH085313Y2 - 船外機 - Google Patents

船外機

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JPH085313Y2
JPH085313Y2 JP1990029238U JP2923890U JPH085313Y2 JP H085313 Y2 JPH085313 Y2 JP H085313Y2 JP 1990029238 U JP1990029238 U JP 1990029238U JP 2923890 U JP2923890 U JP 2923890U JP H085313 Y2 JPH085313 Y2 JP H085313Y2
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engine
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throttle valve
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outboard motor
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元良 宍戸
貞文 設楽
洋士 山本
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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 A.考案の目的 (1)産業上の利用分野 本考案は、船外機、特に上部には多気筒エンジンを搭
載し且つ下部には該エンジンに駆動されるプロペラを支
承したケーシングの上端部に、該エンジンを覆うカバー
を着脱可能に連結し、前記エンジンのエンジン本体側方
には、スロットル弁軸を各々有して該エンジン本体の各
気筒に個別に対応する複数のスロットル弁装置を並設
し、それらスロットル弁装置のスロットル弁軸相互を、
該スロットル弁装置の外側方をそれらの並列方向に延び
るリンク機構を介して連動、連結した形式の船外機の改
良に関する。
(2)従来の技術 従来、かかる装置は、たとえば実開平1−142563号公
報等により既に知られている。
(3)考案が解決しようとする課題 ところで、斯かる形式の船外機では、エンジンを覆う
カバーの脱着時に該カバーが、スロットル弁軸相互間の
連動連結用リンク機構に衝接して該リンク機構を変形さ
せることがあり、そのリンク機構の変形によればスロッ
トル弁装置相互の同調作動に支障を来たす虞れがある。
また、この問題を解決するために、例えばカバーをリン
ク機構より極力遠ざけることが考えられるが、その場合
には、それだけカバーが大型化するという別の問題があ
る。
本考案は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、
カバーの小型化を図るべくカバーをリンク機構に極力近
接させても、該カバーがリンク機構に接触することを効
果的に回避できるようにして、スロットル弁装置相互の
同調作動に支障が生じることを防止した船外機を提供す
ることを目的とする。
B.考案の構成 (1)課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本考案は、前記形式の船外
機において、前記カバーの脱着作業時にそれが前記リン
ク機構に接触するのを回避するために、エンジン本体に
はリンク機構の両側に於いて、そのリンク機構を横切ら
ないで同機構よりもカバー側に突出する突部が一体的に
設けられることを特徴とする。
(2)作用 上記構成によれば、カバーの小型化を図るべくそれを
リンク機構に近接配置しても、上記突部によりカバーの
リンク機構への接触が効果的に回避されるから、その接
触に因る変形が未然に防止され、スロットル弁装置相互
を該リンク機構を介して常に的確に同調作動させること
が可能となる。
また上記突部がリンク機構の両側に在って同機構を横
切らないように配置されるため、リンク機構に対する調
整や脱着作業を前記突部に邪魔されずに容易に行うこと
ができる。
(3)実施例 以下、図面により本考案の一実施例について説明す
る。先ず第1図において、船外機のケーシング1は、図
示しない船体の船尾板に支持手段2を介して取付けられ
ており、ケーシング1の上部に搭載されたエンジンEか
らの動力が、ケーシング1に内蔵される駆動力伝達手段
3を介して、ケーシング1の下部に支承されたプロペラ
4に伝達される。ケーシング1の上端部には、上部カバ
ー5および下部カバー6から成るカバー7が着脱可能に
連結され、ケーシング1上に搭載されたエンジンEが該
カバー7で覆われる。
第2図において、エンジンEは、各気筒を上下方向に
配列した3気筒のエンジン本体8を備える縦型3気筒の
4サイクルエンジンであり、エンジン本体8は、そのシ
リンダヘッド8aを第2図の左側、クランクケース8bを第
2図の右側に配置した姿勢でケーシング1の上端部に搭
載され、第1図に示すように鉛直なクランク軸9が歯車
機構10を介して駆動力伝達手段3に連結される。
エンジン本体8におけるクランクケース8bの側方には
吸気消音箱11が固定的に配設され、この吸気消音箱11に
は、エンジン本体8のシリンダブロック側方に配設した
多連気化器Cが接続される。即ち多連気化器Cは、エン
ジン本体8の各気筒に個別に対応して上下に並ぶととも
に相互に連動する3つの気化器121,122,123を備える
ものであり、それらの気化器121,122,123が吸気消音
箱11に共通に接続される。前記3つの気化器121,122
123は、本発明の複数のスロットル弁装置を構成するも
のであって、それらのスロットル弁軸13は、前記気化器
121,122,123の外側方をそれらの並列方向に延びる第
1リンク機構L1を介して連動、連結されており、この第
1リンク機構L1は、各スロットル弁軸13にそれぞれ連結
されたスロットルレバー14と、隣接するスロットルレバ
ー14間を連結する連結部材15とから成る。また各気化器
121,122,123のチョーク弁軸16は、第1リンク機構L1
と平行するように気化器121,122,123の外側方をそれ
らの並列方向に伸びる第2リンク機構L2を介して連動、
連結されるものであり、この第2リンク機構L2は、各チ
ョーク弁軸16にそれぞれ連結されたチョークレバー17
と、各チョークレバー17を共通に連結するリンク18とを
備える。而して上下に並んだ気化器121,122,123のう
ちの最下方の気化器123の前記スロットルレバー14およ
びチョークレバー17が回動駆動され、それによる両リン
ク機構L1,L2の作動により残余の気化器121,122のスロ
ットルレバー14およびチョークレバー17も連動、駆動さ
れる。
多連気化器Cにおける各気化器121,122,123には、
吸気マニホールドMが連結される。すなわち吸気マニホ
ールドMは、エンジン本体8の各気筒に個別に対応する
3つの吸気管201,202,203を備えるものであり、各吸
気管201,202,203の一端が前記各気化器121,122,123
に個別に接続される。また吸気マニホールドMにおいて
各吸気管201,202,203の他端には共通なフランジ21が
設けられており、このフランジ21をシリンダヘッド8aに
連結することにより、各気化器121,122,123が対応す
る吸気管201,202,203を介してエンジン本体8の各気
筒における燃焼室(図示せず)に個別に連通可能とな
る。
上記多連気化器Cよりも下方位置、即ち各気化器1
21,122,123のうちの最下方の気化器123よりもさらに
下方位置で、シリンダヘッド8aには、図示しないカム軸
により駆動される燃料ポンプ22が固定、支持される。
この燃料ポンプ22のクランクケース8b側に向いた外側
面には吸入管23が設けられており、該吸入管23にはホー
ス24を介して燃料フィルタ25が接続される。一方、カバ
ー7における下部カバー6には外方に突出する接続管26
が固定支持されており、この接続管26はホース27を介し
て前記燃料フィルタ25に接続される。而して燃料フィル
タ25は、下部カバー6の底部6aに下部を嵌入して固定支
持される。
前記接続管26には図示しない燃料タンクが接続されて
おり、燃料ポンプ22の作動により、該燃料タンクから吸
上げられた燃料は、接続管26からホース27を介して燃料
フィルタ25内に導入され、この燃料フィルタ25で浄化さ
れた燃料がホース24から吸入管23を経て燃料ポンプ22内
に吸入される。
また燃料ポンプ22には、クランクケース8b側に向いた
外側面で前記吸入管23の上方位置に吐出管28が設けられ
るとともに、上方に向いた外側面に吐出管29が設けられ
ており、一方の吐出管28は気化器123に、他方の吐出管2
9は気化器121,122に接続される。
すなわち吐出管28は最下方の気化器123にホース30を
介して接続される。また他方の吐出管29には上下に延び
るホース31の下端が接続され、該ホース31の上端は、上
下方向に並ぶ気化器121〜123のうち中央の気化器122
よび最下方の気化器123のほぼ中間位置に対応して配置
されている三方接続部材32に接続され、該接続部材32と
気化器122とがホース33を介して接続され、接続部材32
と最上方の気化器121とがホース34を介して接続され
る。而してこのような接続構造にすると、燃料ポンプ22
から各気化器121〜123に向けての燃料の流通方向は全て
上向きとなる。
ところで、上記多連気化器Cにおける各気化器121〜1
23の同調調整時には吸気マニホールドMにおける各吸気
管201〜203内の吸気圧を確認する必要があり、各吸気管
201〜203の中間部には吸気圧確認用のアダプタを接続す
るためのボス35がそれぞれ設けられ、それらのボス35に
はねじ栓36がそれぞれ脱着自在に螺合される。而して前
記各アダプタの接続およびねじ栓36の脱着作業を容易と
するため、ならびに吸気管121〜123内の底面を伝わる液
状燃料が該アダプタ内に侵入することを回避するため
に、前記各ボス35は、各吸気管201〜203の長手方向中間
部における上下中間位置でエンジン本体8とは反対側の
側壁に設けられる。
第3図および第4図を併せて参照して、このような縦
型3気筒エンジンEにおいて、カバー7の脱着作業時
に、多連気化器Cの各気化器121〜123を連動、作動せし
めるための第1および第2リンク機構L1,L2にカバー7
が接触してそれらのリンク機構L1,L2の作動が不調とな
ることを回避するために、多連気化器Cの周囲に在って
エンジン本体8に固定の部材、例えば多連気化器Cを連
結すべく吸気消音箱11に設けられたフランジ37には、気
化器121,122に対応する部分でカバー7側に向けて側方
に突出する突部38と、最上方の気化器121よりもさらに
上方に向けてカバー7側に突出する突部39とがリンク機
構L1,L2の一側方に於いて一体的に突設される。また他
の固定部材、例えば吸気マニホールドMにおける吸気管
201には、第1および第2リンク機構L1,L2よりも上方
および側方に向けてカバー7側に突出する突部40がリン
ク機構L1,L2の他側方に於いて一体的に突設されてい
る。このように前記突部38,39と、突部40とは、リンク
機構L1,L2の両側に在って、同機構L1,L2を横切らない
ように配置されているので、リンク機構L1,L2に対する
調整や脱着作業を前記突部38,39;40に邪魔されずに容易
に行うことができる。
而して前記突部39,40の先端間を結ぶ直線l1は、カバ
ー7における上部カバー5の上部と第1および第2リン
ク機構L1,L2との間に在り、突部38,40の先端間を結ぶ
直線l2は、上部カバー5の側部と第1および第2リンク
機構L1,L2との間に在る。
しかも前記突部40の先端部は、エンジン本体8のクラ
ンクケース8bからヘッドカバー8cににブリーザガスを導
くためのブリーザパイプ41の中間部を支持する機能をも
果たす。
次のこの実施例の作用について説明すると、多連気化
器Cの各気化器121,122,123に対して、燃料ポンプ22
は一対の吐出管28,29を有するものであり、単一の吐出
管しか有しない燃料ポンプを用いた場合に比べると、燃
料ポンプ22および各気化器121,122,123間の接続配管
自由度が増大し、各気化器121,122,123への燃料流量
バランスの改善に寄与することができる。
また燃料ポンプ22は、多連気化器Cにおける最下方の
気化器123よりも下方位置に配設されており、燃料ポン
プ22から各気化器121〜123への燃料流通方向を全て上向
きとすることができる。したがって燃料ポンプ22から各
気化器121〜123に燃料を導くホース30,31,33,34内で燃
料蒸気が生じても、その燃料蒸気を各気化器121〜123
円滑に導くことができ、各ホース30,31,33,34内でベー
パーロック現象が生じるのを確実に防止して、円滑な燃
料供給を実現することができる。
さらに燃料フィルタ25は、下部カバー6における底部
6aに支持されるものであるので、カバー7を取外してエ
ンジンEのメンテナンスを行なう際に、燃料フィルタ25
のメンテナンスも同時に行なうことができる。
しかも、多連気化器Cにおける第1および第2リンク
機構L1,L2の周囲で固定位置にあるフランジ37に設けら
れた突部38,39、ならびに吸気管201に設けられた突部40
は、突部39,40の先端間を結び直線l1が上部カバー5の
上部と第1および第2リンク機構L1,L2との間に在り、
突部38,40の先端間を結ぶ直線l2が上部カバー5の側部
と第1および第2リンク機構L1,L2との間に在るように
配設されるので、カバー7に外力が作用して該カバー7
が内方に撓んでも第1および第2リンク機構L1,L2に接
触することを極力回避することができ、またカバー7の
脱着時にも該カバー7が第1および第2リンク機構L1
L2に接触することを極力回避することができ、第1およ
び第2リンク機構L1,L2がカバー7との接触により変形
することを極力防止することができる。
以上の実施例では3気筒縦型エンジン付き船外機に適
用した例を説明したが、本考案は3気筒以外の多気筒エ
ンジン付き船外機に広く適用可能である。
C.考案の効果 以上のように本考案によれば、船外機の、カバーで覆
われたエンジン本体には、スロットル弁装置相互間の連
動連結用リンク機構の両側に於いて、そのリンク機構を
横切らないで同機構よりもカバー側に突出する突部を一
体的に設けて、カバーの脱着作業時にそれがリンク機構
に接触するのを回避し得るようにしたので、カバーをリ
ンク機構に近接配置しても前記突部によりカバーのリン
ク機構への接触を効果的に回避することができ、従って
カバーの小型化を図りながら、リンク機構のカバーとの
接触に因る変形を未然に防止して、スロットル弁装置相
互を該リンク機構を介して常に的確に同調作動させるこ
とができる。しかも前記突部がリンク機構の両側に在っ
て同機構を横切らないように配置されることで、リンク
機構に対する調整や脱着作業を前記突部に邪魔されずに
容易に行うことができるため、該突部の特設によっても
リンク機構のメンテナンス作業性が損なわれる虞れはな
い。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであり、第1図は本
考案を適用した船外機の側面図、第2図は第1図の要部
拡大縦断側面図、第3図は第2図のIII−III線断面図、
第4図は第2図のIV−IV線断面図である。 1…ケーシング、4…プロペラ、7…カバー、8…エン
ジン本体、121,122,123…スロットル弁装置としての
気化器、13…スロットル弁軸、38,39,40…突部、E……
縦型多気筒エンジン、L1,L2…リンク機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平2−141642(JP,U) 実開 昭59−194540(JP,U) 実開 平1−142563(JP,U) 実公 昭62−24012(JP,Y2)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上部には多気筒エンジン(E)を搭載し且
    つ下部には該エンジン(E)に駆動されるプロペラ
    (4)を支承したケーシング(1)の上端部に、該エン
    ジン(E)を覆うカバー(7)を着脱可能に連結し、前
    記エンジン(E)のエンジン本体(8)側方には、スロ
    ットル弁軸(13)を各々有して該エンジン本体(8)の
    各気筒に個別に対応する複数のスロットル弁装置(1
    21,122,123)を並設し、それらスロットル弁装置(12
    1,122,123)のスロットル弁軸(13)相互を、該スロ
    ットル弁装置(121,122,123)の外側方をそれらの並
    列方向に延びるリンク機構(L1,L2)を介して連動、連
    結してなる船外機において、 前記カバー(7)の脱着作業時にそれが前記リンク機構
    (L1,L2)に接触するのを回避するために、前記エンジ
    ン本体(8)には前記リンク機構(L1,L2)の両側に於
    いて、そのリンク機構(L1,L2)を横切らないで同機構
    (L1,L2)よりもカバー(7)側に突出する突部(38,3
    9;40)が一体的に設けられることを特徴とする、船外
    機。
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JPS6224012U (ja) * 1985-07-29 1987-02-13
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JPH02141642U (ja) * 1989-05-02 1990-11-29

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